JPH11272654A - 文書編集装置及び方法 - Google Patents

文書編集装置及び方法

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JPH11272654A
JPH11272654A JP10071983A JP7198398A JPH11272654A JP H11272654 A JPH11272654 A JP H11272654A JP 10071983 A JP10071983 A JP 10071983A JP 7198398 A JP7198398 A JP 7198398A JP H11272654 A JPH11272654 A JP H11272654A
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Application number
JP10071983A
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English (en)
Inventor
Naoki Natori
直毅 名取
Akinori Kawamura
聡典 河村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子ファイル文書の内容が印刷された紙面に加
えられた加筆修正内容を、元の電子ファイル文書に簡単
に反映できるようにする。 【解決手段】元文書F1の所在を表すアドレス情報を含
むマーカーMをマーカー発生部11にて発生し、そのマ
ーカーMと元文書F1の印刷イメージをプリンタドライ
バ12にて生成してプリンタ13により紙面に印刷させ
る。その紙面に加筆修正がなされた加筆修正後文書F3
をスキャナ14で読み取らせ、そのイメージ情報からマ
ーカー抽出部15によりマーカーMを抽出してアドレス
情報を取得する。差分抽出部16は、このアドレス情報
を用いて元文書F1を読み込み、元文書F1のイメージ
情報と加筆修正後文書F3のイメージ情報との差分をと
って、加筆修正部分を抽出する。認識部17は加筆修正
部分をパターン認識し、その認識結果を更新部18が元
文書F1に反映させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子的なファイル
から紙へ印刷出力された文書に対して手書き等で加筆修
正したときに,その修正内容を元の電子フアイル文書に
電子的に反映させるのに好適な文書編集装置及び方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子的なファイル(電子ファイル文書)
から紙へ印刷出力された文書(プリンタ出力文書)をス
キャナで読み取って、文字認識を行うことで、再生され
た電子ファイル文書を効率的に取得するためのものとし
て、特開平7−108912号公報に記載されているよ
うなシステムが知られている。
【0003】このシステムは、マーカーを自動的に発生
するマーカー発生部と、印刷のためのプリンタドライバ
並びにプリンタ、読み取りのためのスキャナ、文字認識
のためのOCRソフトウェア(光学的文字読み取りソフ
トウェア)、マーカー発生部に対応するマーカー照合部
からなる。
【0004】マーカー発生部は、電子ファイル文書のレ
イアウトと内容により機械読み取り可能なシンボル記法
でマーカーを発生させる。このマーカーには、紙に印刷
された文書から、元の電子ファイル文書を再生(復元)
するための誤り訂正符号が含まれている。プリンタドラ
イバは、そのマーカーと本文を受け取り、プリンタで紙
にマーカーと本文を印刷する。
【0005】このマーカーと本文が印刷された文書(マ
ーカー付きプリンタ出力文書)を受け取った利用者が、
その文書を電子化したい場合、即ちその文書から電子フ
ァイル文書を再生したい場合、通常は、別のコンピュー
タシステムに用意されたスキャナにより、そのプリンタ
出力文書(紙)のマーカーと本文を読み取らせる。この
コンピュータシステムでは、OCRソフトウェアを用い
て、本文の文字が認識される。そして、マーカーに含ま
れている誤り訂正のための数値が取り出される。また、
OCRソフトウェアで再生された文書のレイアウトと内
容から別の数値が生成される。マーカー照合部は、この
両者の数値の比較により、光学的文字読み取りの際の行
並びに文字についての読み取り誤りを検出し、誤りの幾
つかを訂正することで、正しい電子ファイル文書を再生
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように上記した従
来技術の特徴は、電子ファイル文書の内容が印刷出力さ
れた紙面(プリンタ出力文書)から、電子化ファイルが
正しく再生できるようにしたことにあり、そのために電
子ファイル文書の内容を紙に印刷出力する際に、その文
書のレイアウトと内容に基づいて、その文書の内容の同
定のための誤り訂正符号を含むマーカーを発生して同じ
紙面に印刷しておき、その紙面上の文字をスキャナで読
み取って認識して電子ファイル文書を再生する場合に、
マーカーに含まれている誤り訂正符号を用いて認識誤り
の検出・訂正が行えるようにしたことにある。
【0007】この従来技術では、プリンタ出力文書に加
筆修正を加えることは想定していないか、たとえ想定し
ていたとしても、その修正内容を元の電子ファイル文書
に反映する手段は存在しなかった。
【0008】したがって、このような従来技術では、例
えば、出張先、自宅、通勤途上などで、プリンタ出力文
書の内容に関連して思いついたアイデア等を紙面上に加
筆修正したとしても、その状態では元の電子ファイル文
書には反映できないことから、後日加筆修正内容を参照
しながら利用者が改めてワープロソフトウェア等を用い
て入力(例えばタイピングにより入力)しなければなら
ないという問題があった。
【0009】なお、プリンタ出力文書(紙面)に加筆修
正を加えずに、その場で元の電子ファイル文書を更新可
能とする方法として、紙の使用を諦めて、予め携帯情報
機器のような可搬型の小型の電子機器内にその文書をコ
ピーし、その小型電子機器を常時携帯することが考えら
れる。しかし、小型の電子機器とはいっても、1用件当
たりの一般的な文書の量である数ページ〜十数ページの
紙に比べればはるかに重く、また電子機器である以上、
比較的短時間しか持たないバッテリー電源、或いは設置
場所が制限されるΑC電源を使わざるを得ないといった
不便さが伴う。
【0010】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、電子ファイ
ル文書の内容が印刷された紙面に加えられた加筆修正内
容を、元の電子ファイル文書に電子的に簡単に反映させ
ることのできる文書編集装置及び方法を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子ファイル
文書の内容を紙面に印刷出力する際に、その文書(元文
書)の所在を表す情報(アドレス情報)を含むマーカー
を発生し、当該マーカーを併せて印刷することで、その
紙面に加筆修正が施された場合に、その紙面(加筆修正
後文書)上のマーカーの示すアドレス情報に基づいて元
文書を検索し、当該元文書と加筆修正後文書の両イメー
ジ情報の差分をとることで、加筆修正部分のイメージ情
報を抽出し、その加筆修正部分のイメージ情報をもとに
元文書(元の電子ファイル文書)を更新するようにした
ことを特徴とする。
【0012】このような構成においては、文書印刷紙面
に、元文書(元の電子ファイル文書)の所在を表すアド
レス情報を含むマーカーが併せて印刷されることから、
その文書印刷紙面(マーカー付きプリンタ出力文書)に
利用者が加筆修正した場合には、その加筆修正後の文書
印刷紙面(加筆修正後文書)のイメージ情報を読み取
り、そこからマーカーを抽出して、そのマーカーの示す
アドレス情報を検出することにより、元文書を特定して
当該元文書を取得することができる。
【0013】また、取得した元文書のイメージと加筆修
正後文書のイメージ差分をとることで、加筆修正部分の
イメージを抽出することができるため、この加筆修正部
分のイメージをもとに元文書を更新する文書編集、つま
り加筆修正内容を元の電子ファイル文書に電子的に反映
する文書編集が効率的に行える。
【0014】ここで、上記抽出された加筆修正部分のイ
メージに対するパターン認識を行い、そのパターン認識
結果をもとに元文書を更新するならば、利用者に負担を
かけることなく加筆修正内容を極めて効率的に元文書に
反映させることが可能となる。
【0015】また、抽出された加筆修正部分のイメージ
に対するパターン認識を行う代わりに、加筆修正部分の
イメージを元文書と併せて表示し、グラフィカルユーザ
インタフェース(GUI)を通して利用者と対話をする
ことで元文書の更新を行うようにしてもよい。この場
合、利用者は加筆修正された内容を明確に把握できるか
ら、利用者の文書の更新作業を支援することが可能とな
る。
【0016】また、元文書のイメージを全て印刷するの
ではなく、その一部のみを印刷する、或いは何も印刷し
ないようにしてもよい。つまり、マーカーと元文書の一
部のイメージ、或いはマーカーのイメージのみを印刷す
るようにしてもよい。このように、文書の一部、或いは
全部が非可視化された印刷紙面に加筆修正がなされた場
合でも、その紙面に印刷されたマーカーを抽出して、当
該マーカーの示すアドレス情報を取得することで、その
アドレス情報をもとに元文書が特定できるので、その元
文書のイメージと、加筆修正がなされた印刷紙面のイメ
ージとを比較することにより、加筆修正部分のイメージ
を抽出できる。
【0017】また、文書の一部、あるいは全部を非可視
化することにより、機密上の理由から印刷できない文章
を保護できたり、当座はマーカー付きのメモ用紙として
使い、後で当該用紙上のマーカーをその文書を検索する
ための「キー」として使うといったことが可能となり、
紙の機密性や機能性を高めることができる。
【0018】また、以上の処理をコンピュータに実行さ
せるためのプログラム(文書編集プログラム)が記録さ
れた記録媒体を用いるならば、その記録媒体をコンピュ
ータに装着して、その記録媒体に記録されたプログラム
を当該コンピュータに読み取り実行させることにより、
汎用のコンピュータ上でも上記の文書編集機能を実現す
ることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に
係る文書編集装置の全体構成を示すブロック図である。
【0020】図1の文書編集装置は、主として、マーカ
ー発生部11、プリンタドライバ12、プリンタ13、
スキャナ14、マーカー抽出部15、差分抽出部16、
認識部17、及び更新部18から構成されている。
【0021】マーカー発生部11は、特開平7−108
912号公報に記載されたマーカー発生部と同様に、機
械読み取り可能なシンボル記法でマーカーを発生させ
る。但し、上記公報に記載されたマーカー発生部で発生
されるマーカーと、本実施形態におけるマーカー発生部
11で発生されるマーカーとは、そこに含まれる情報が
異なる。
【0022】本実施形態におけるマーカー発生部11
は、紙への印刷出力の対象となる、コンピュータシステ
ム上で電子的なファイルとして存在する電子ファイル文
書(元文書)F1に関し、当該文書F1の所在を特定す
る情報(以下、アドレス情報と称する)から一意に定ま
るマーカーMを発生する。つまり本実施形態では、マー
カーMに含まれる情報が、電子ファイル文書(元文書)
F1のアドレス情報であり、上記公報に記載されたマー
カーのように、電子ファイル文書(元文書)を再生する
ための誤り訂正符号とは異なる。
【0023】さて、マーカーMの内容(アドレス情報)
は、環境となるコンピュータシステムが単一のものだけ
を前提とするか(前者と呼ぶ)、ネットワーク接続され
た複数のものを前提とするか(後者と呼ぶ)によって異
なる。
【0024】後者の場合には、元文書F1のファイル
名、元文書F1が置かれるコンピュータシステム上での
ローカルな格納場所を示す情報であるフォルダ名(ディ
レクトリ)、及びネットワーク上での格納場所(ドメイ
ン名)並びにファイル名を示す情報であるURL(Unif
orm Resource Locator)を含む。これに対し、前者の場
合には、上記URLを含まない。
【0025】いずれの場合でも、マーカーMには少なく
ともその文書の所在が明らかとなる情報(アドレス情
報)、言い換えればその文書を検索できるだけの情報が
含まれなければならない。また、いずれの場合にも対応
できるようにするには、どちらに対応するものであるか
を示す、つまりURLを持つか否かを示すフラグ情報
(或いはヘッダ情報)を用いればよい。ここでは、マー
カーMの内容は、ファイル名、フォルダ名及びURLを
含むものとする。
【0026】更にマーカーMの内容は、該当するコンピ
ュータシステムを識別する情報、例えば当該コンピュー
タシステムのホスト名、或いはシリアル番号(製品番
号)の情報も含む。
【0027】マーカーMは、コンピュータシステムによ
って誤りなく読み取られるのであれば、どんな形態でも
よい。ここでは、バーコードが用いられるものとする。
プリンタドライバ12は、元文書F1とマーカー発生部
11により発生されたマーカーMとから、印刷の際に用
いられるイメージ情報を生成する。つまり、コンピュー
タシステム上では、例えば、文字なら文字コード、図形
なら座標といったバイナリ数値列でしかない文書を、利
用者が紙面上で容易に判読できるよう印刷フォントなど
を用いてイメージ展開するのがプリンタドライバ12の
役割である。一般のプリンタドライバは単に文書を扱う
だけであるが、本実施形態のプリンタドライバ12は、
それに加えてマーカーも扱えるようになっている点が異
なる。
【0028】プリンタ13は、プリンタドライバ12に
より生成されたイメージ情報をもとに、実際に紙面に印
刷を行い、元文書F1及びマーカーMが可視化されたプ
リンタ出力文書F2を出力する。ここで、プリンタ出力
文書F2は、後述するように加筆修正の対象となること
から、以下の説明では加筆修正前文書F2と称する。
【0029】スキャナ14は、プリンタ13とは反対
に、紙面の内容を光学的に読み取って、コンピュータシ
ステム上で扱えるイメージ情報に変換する。ここでは特
に、加筆修正前文書F2に利用者が加筆修正を施した文
書(以下、加筆修正後文書と称する)F3の内容を光学
的に読み取るのに用いられる。なお、スキャナ14は、
プリンタ13とは構造的に類似点が多いので、両者を一
体化した製品もよく見られる。
【0030】マーカー抽出部15は、スキャナ14によ
り変換出力されるイメージ情報からマーカーMの部分を
抽出し、コンピュータシステムが理解できる記号列に変
換する。ここでマーカー抽出部15とマーカー発生部1
1とは、マーカーMの形態や内容についての共通の定義
がなされている。したがってマーカー抽出部15は、マ
ーカーMから当該マーカーMに含まれているアドレス情
報、つまり元となる文書(ここでは元文書F1)の所在
を示すファイル名、フォルダ名、URLを誤りなく抽出
することができる。
【0031】差分抽出部16は、マーカー抽出部15に
より抽出されたマーカーMの示すアドレス情報に基づい
て元の文書(元文書F1)を検索し、当該元の文書のイ
メージ情報を再生した後、スキャナ14より入力された
イメージ情報(但し、マーカーMの部分は除く)との比
較を行って両者の差分(のイメージ情報)をとり、差分
情報F4として抽出する。差分として抽出されるのは、
利用者が手書きで紙面上に加筆修正した内容である。
【0032】認識部17は、差分抽出部16によりイメ
ージの形で得られた差分情報F4を、文字認識や図形認
識の技術を用いて、コンピュータシステムが理解できる
記号列に変換する。なお、認識部7は、文字に限らず、
編集記号や線図形など、手書きで書かれたものを総合的
に認識する機能を有する。
【0033】更新部18は、認識部17により変換され
た記号列の内容とその紙面上での位置をもとに、元文書
F1を更新し、更新文書F5を得る。図1に示した文書
編集装置の主要な構成要素である、マーカー発生部1
1、プリンタドライバ12、マーカー抽出部15、差分
抽出部16、認識部17及び更新部18の各機能は、例
えば図2に示すようにプログラム読み取り可能なコンピ
ュータ20を用いて実現される。即ち、コンピュータ2
0を、マーカー発生部11、プリンタドライバ12、マ
ーカー抽出部15、差分抽出部16、認識部17及び更
新部18として機能させるための(マーカー発生ルーチ
ン、プリンタドライバルーチン、マーカー抽出ルーチ
ン、差分抽出ルーチン、認識ルーチン、及び更新ルーチ
ンを含む)文書編集プログラム21が記録された記録媒
体、例えばCD−ROM22を用意し、当該CD−RO
M22をコンピュータ20のCD−ROMドライブ23
に装着して、当該CD−ROM22に記録されている文
書編集プログラム21をコンピュータ20で読み取り実
行させることによって実現される。ここで、プリンタド
ライバルーチンのうち、マーカーMを取り扱う処理部分
を除くルーチンは、OS(オペレーティングシステム)
に含めるようにしても構わない。
【0034】なお、文書編集プログラム21を記録した
記録媒体としては、CD−ROM22の他に、フロッピ
ーディスク、メモリカード等が利用可能である。また、
文書編集プログラム21を記録した記録媒体の内容が、
通信回線等を介してコンピュータ20にダウンロードさ
れるものであっても構わない。
【0035】次に、本実施形態の動作を説明する。ま
ず、マーカー発生部11は、印刷の対象となる、コンピ
ュータシステム上で電子的なファイルとして存在する元
文書F1に対し当該元文書F1の所在を表すマーカーM
を発生する。プリンタドライバ12は、元文書F1と
(マーカー発生部11により発生された)マーカーΜ1
とから、印刷用のイメージ情報を生成し、これを受けて
プリンタ13は紙面への印刷を行い、マーカーMを含む
加筆修正前文書F2の印刷を行う。ここまでが、コンピ
ュータシステム上で電子的なファイルとして存在する文
書を紙面上に印刷するまでの処理動作である。
【0036】その後、利用者は、その紙面(加筆修正前
文書F2)に対して手書きで加筆修正してよい。例え
ば、文書がプログラムならばデバッグ内容、アンケート
用紙ならばその回答、会議資料ならば自分の意見やメモ
書きなどである。こうして、加筆修正後文書F3が得ら
れたものとする。
【0037】さて本実施形態においては、加筆修正後文
書F3上の手書きで加筆修正された内容を、以下に述べ
るように、元文書F1に自動的に反映させることができ
る。まず、図1の編集装置が適用されるコンピュータシ
ステムの環境の種類について、図3を参照して説明す
る。なお、図1と同一部分には同一符号を付してある。
【0038】図3には、コンピュータシステム30A及
び30Bが社内LAN(ローカルエリアネットワーク)
のような局所的なネットワークとしての例えばイントラ
ネット31に接統され、また当該コンピュータシステム
30A,30Bが例えば社外の別のコンピュータシステ
ム30Cと共に、大域的なネットワークとしての例えば
インターネット32に接続されたネットワークシステム
の例が示されている。ここでコンピュータシステム30
Aは、図1中の加筆修正前文書F2を印刷したコンピュ
ータシステムであるものとする。
【0039】さて、手書きで加筆修正された内容を元文
書F1に電子的に反映させる最も単純なコンピュータシ
ステム環境は、加筆修正前文書F2を印刷したシステム
と同じシステムを使う場合である。図3の例では、コン
ピュータシステム30Aを使う場合である。ここでは、
コンピュータシステム30A内のコンピュータ20(に
より実現される差分抽出部16)は、加筆修正後文書F
3から抽出されたマーカーMの示すアドレス情報中の、
(当該コンピュータシステム30A上のローカルな)フ
ァイル名並びにフォルダ名(ファイル/フォルダ名)を
用いて、元文書F1を検索(参照)すればよい。なお、
コンピュータシステム30Aが加筆修正前文書F2を印
刷したシステムと同じシステムであるか否かの判定方法
については後述する。
【0040】次のコンピュータシステム環境は、加筆修
正前文書F2を印刷したシステムと同じ局所的なネット
ワーク(イントラネット31)に接続された別のシステ
ムを使う場合である。図3の例では、コンピュータシス
テム30Bを使う場合である。ここでは、コンピュータ
システム30B内のコンピュータ20(により実現され
る差分抽出部16)は、OSやファイルシステムにもよ
るが、元文書F1が格納されたファイルがネットワーク
マウント(別のコンピュータシステム上のファイルをあ
たかもロ一カルにあるかのように利用できる技術)でア
クセスできるならば、加筆修正後文書F3から抽出され
たマーカーMの示すアドレス情報中のファイル名並びに
フォルダ名により、そうでなければ当該アドレス情報中
の局所的なネットワーク(インターネット32)でも有
効なURLにより、元文書F1を検索してダウンロード
すればよい。なお、コンピュータシステム30Bが加筆
修正前文書F2を印刷したシステムと同じ局所的なネッ
トワークに接続されているか否かの判定方法については
後述する。
【0041】最後のコンピュータシステム環境は、加筆
修正前文書F2を印刷したシステムと同じ局所的なネッ
トワークには接続されていないものの、当該システムと
共に大域的なネットワーク(インターネット32)に接
続されている別のシステムを使う場合である。図3の例
では、コンピュータシステム30Cを使う場合である。
ここでは、コンピュータシステム30C内のコンピュー
タ20(により実現される差分抽出部16)は、加筆修
正後文書F3から抽出されたマーカーMの示すアドレス
情報中のURLにより元文書F1を検索してダウンロー
ドすればよい。
【0042】次に、コンピュータシステム30i(i=
A〜C)による加筆修正後文書F3の読み取りから元文
書F1の更新までの一連の処理動作について、図4のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0043】まずコンピュータシステム30i内のスキ
ャナ14は、加筆修正後文書F3の内容を光学的に読み
取って、当該コンピュータシステム30i上でのイメー
ジ情報に変換する(ステップS1)。
【0044】するとコンピュータシステム30iのコン
ピュータ20により実現されるマーカー抽出部5は、ス
キャナ14により変換されたイメージ情報からマーカー
Mの部分を抽出し、コンピュータシステムが理解できる
記号列に変換する(ステップS2)。こうして、マーカ
ーMから、加筆修正後文書F3の元になった文書、即ち
元文書F1の所在を表す、ファイル名、フォルダ名及び
URLを含むアドレス情報が得られる(ステップS
3)。このアドレス情報には、加筆修正後文書F3の元
の加筆修正前文書F2を印刷出力したコンピュータシス
テムの識別情報(ホスト名、或いはシリアル番号)が付
加されている。
【0045】コンピュータシステム30iのコンピュー
タ20により実現される差分抽出部16は、マーカー抽
出部15によるマーカー抽出・変換結果をもとに、利用
しているコンピュータシステム30iが加筆修正前文書
F2を印刷出力したコンピュータシステム(ここではシ
ステム30A)と同一であるか否かを判断する(ステッ
プS4)。ここでの判断は、利用しているコンピュータ
システム30iの識別情報(ホスト名またはシリアル番
号)と、マーカー抽出部15により抽出・変換されたコ
ンピュータシステムの識別情報(ホスト名またはシリア
ル番号)とを比較して一致の有無を調べることで行われ
る。
【0046】マーカー抽出部15は、上記の判断の結
果、同一であった場合、つまりコンピュータシステム3
0iがコンピュータシステム30Aである場合には、マ
ーカー抽出部15により得られたアドレス情報中のファ
イル名並びにフォルダ名をもとに、同じコンピュータシ
ステム30i(30A)上(の例えばハードディスク
等)に存在する元文書F1をそのまま(当該コンピュー
タシステム30iの主記憶等の内部メモリ上に)読み込
む(ステップS5)。ここでの読み込みを、他のコンピ
ュータシステムからの読み込み(ダウンロード)と区別
するために内部読み込みと呼ぶ。
【0047】これに対し、上記の判断の結果、同一でな
かった場合、つまりコンピュータシステム30iがコン
ピュータシステム30Aでない場合には、差分抽出部1
6はマーカー抽出部15により得られたアドレス情報中
のURLに含まれているドメイン名により、コンピュー
タシステム30iが加筆修正前文書F2を印刷出力した
コンピュータシステム(30A)と同一の局所的なネッ
トワーク(イントラネット31)に接続されているか否
かを判断する。
【0048】もし、同一の局所的なネットワーク(イン
トラネット31)に接続されている場合には、差分抽出
部16は、マーカー抽出部15により得られたアドレス
情報中のファイル名並びにフォルダ名、またはURLを
もとに、元文書F1が存在するコンピュータシステム3
0Aからコンピュータシステム30iに当該元文書F1
をダウンロード(ネットワーク経由でのファイルの複
写)し、それを読み込む(ステップS6)。これに対
し、同一の局所的なネットワーク(イントラネット3
1)に接続されていない場合には、差分抽出部16は、
マーカー抽出部15により得られたアドレス情報中のU
RLをもとに、元文書F1が存在するコンピュータシス
テム30Aから大域的なネットワークであるインターネ
ット32を介して当該元文書F1をコンピュータシステ
ム30iにダウンロードし、それを(当該コンピュータ
システム30iの主記憶等の内部メモリ上に)読み込む
(ステップS6)。
【0049】差分抽出部16は、上記のようにして元文
書F1が得られると、当該元文書F1のイメージ情報を
再生する(ステップS7)。この差分抽出部16でのイ
メージ情報の再生方法については、プリンタドライバ1
2と同様のものが利用できる。
【0050】差分抽出部16は、元文書F1のイメージ
情報を再生すると、スキャナ14により読み取り・変換
された加筆修正後文書F3のイメージ情報との比較を行
って、両イメージ情報の差分を抽出し、加筆修正部分の
イメージ情報である差分情報F4を得る(ステップS
8)。すると認識部17が起動される。
【0051】認識部17は、差分抽出部16によりイメ
ージの形で得られた差分情報F4を、文字認識や図形認
識の技術を用いて認識し、コンピュータシステムが理解
できる記号列に変換する(ステップS9)。すると更新
部18が起動される。
【0052】更新部18は、認識部17により認識・変
換された記号列の内容、即ち加筆修正前文書F2に対し
てなされた加筆修正の内容と、その紙面上での位置をも
とに、(同じコンピュータシステム上の、或いは他のコ
ンピュータシステムからダウンロードされた)元文書F
1を更新し、更新文書F5を得る(ステップS10)。
この更新文書F5は、例えば同じコンピュータシステム
30i上の、利用者指定のフォルダ名の示す記憶領域
に、利用者指定のファイル名で格納される。
【0053】以上に述べた実施形態によれば、単に印刷
文書を読み取るだけではなく、その紙面上に加筆修正し
たものをコンピュータシステム上で電子的なファイルと
して存在する元の文書に電子的に反映させることができ
るため、文書編集の効率が向上する。
【0054】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々
変形して実施することができる。例えば、認識部7に代
えて、差分抽出部16により取得された差分情報F4を
イメージのまま元文書F1(のイメージ)にオーバラッ
プしてコンピュータ20の表示画面に表示し、利用者の
編集作業を支援するようなグラフィカルユーザインタフ
ェース(GUI)を用い、当該GUIを通して利用者と
対話を行うことで元文書F1に対する編集(更新)を行
うようにしても同様の効果が得られる。この場合、差分
情報(イメージ差分)F4と元文書F1(のイメージ)
とを色を変えて表示するとよい。また、利用者のマウス
操作等により、差分情報F4のみの表示、元文書F1
(のイメージ)のみの表示、及びオーバラップ表示を切
り換えられるようにするとよい。
【0055】また、プリンタ13は、必ずしも元文書F
1の全てを紙面上に印刷しなくてもよく、マーカーMの
み或いはマーカーMと元文書F1の一部を印刷する、つ
まり元文書F1の一部または全部を非可視化すればよ
い。なぜなら、元文書F1の所在は、マーカーMによっ
て明らかにされるため、その(マーカーMによって示さ
れる)元文書F1と、マーカーMのみ或いはマーカーM
と元文書F1の一部を印刷した紙面とから、元文書F1
には存在しない部分、つまり加筆修正部分を抽出するこ
とができるからである。なお、マーカーMのみ印刷した
場合には、その印刷紙面のみから加筆修正部分を抽出す
ることができることは勿論である。
【0056】これを用いて、例えば、機密性の高い文章
について非印刷とするような仕組みや、文面を全く印刷
せずにマーカーMが付いただけの会議メモ用紙として使
い、その用紙(上のマーカーM)を会議後に資料を検索
するための「キー」として用い、省スペース化や省資源
化を図るなど、様々な分野や場面での応用が考えられ
る。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、電
子ファイル文書(元文書)の所在を表すアドレス情報を
含むマーカーを発生し、少なくとも当該マーカーを紙面
に印刷することで、その紙面上で手書き等で加筆修正が
なされた場合に、その紙面(加筆修正後文書)上のマー
カーの示すアドレス情報に基づいて元文書を特定できる
ため、当該元文書のイメージ情報と加筆修正後文書のイ
メージ情報とを比較することで、加筆修正部分のイメー
ジ情報を抽出し、その加筆修正部分のイメージ情報をも
とに元文書(元の電子ファイル文書)を更新するように
したので、利用者が印刷紙面上で手書き等により加筆修
正した内容を効率的に元文書に電子的に反映することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る文書編集装置の全体
構成を示すブロック図。
【図2】図1の文書編集装置の主要な機能を実現するコ
ンピュータの外観を示す図。
【図3】コンピュータシステム環境を説明するための
図。
【図4】同実施形態における加筆修正後文書の読み取り
から元文書の更新までの一連の処理動作を説明するため
のフローチャート。
【符号の説明】
11…マーカー発生部 12…プリンタドライバ 13…プリンタ 14…スキャナ 15…マーカー抽出部 16…差分抽出部 17…認識部 18…更新部 20…コンピュータ 21…文書編集プログラム 22…CD−ROM(記録媒体) 30A〜30C…コンピュータシステム 31…イントラネット 32…インターネット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステム上で電子的なファ
    イルとして存在する文書をプリンタにより紙面に印刷す
    る際に、その元の文書の所在を表すアドレス情報を含む
    マーカーを発生するマーカー発生手段と、 前記マーカー発生手段により発生されたマーカー及び対
    応する前記元の文書の印刷用のイメージ情報を生成し
    て、前記プリンタによる印刷に供するプリンタドライバ
    手段と、 前記プリンタにより印刷された前記マーカー付きのプリ
    ンタ出力文書に加筆修正が施された加筆修正後文書から
    スキャナにより読み取られたイメージ情報を受け取っ
    て、前記マーカーを抽出して当該マーカーの表すアドレ
    ス情報を取得するマーカー抽出手段と、 前記マーカー抽出手段により取得されたアドレス情報を
    もとに前記元の文書を取得し、その元の文書のイメージ
    情報と前記スキャナにより読み取られた前記加筆修正後
    文書のイメージ情報との差分をとることで加筆修正部分
    のイメージ情報を抽出する差分抽出手段と、 前記差分抽出手段により抽出された加筆修正部分のイメ
    ージ情報をもとに前記元の文書の更新を行う更新手段と
    を具備することを特徴とする文書編集装置。
  2. 【請求項2】 コンピュータシステム上で電子的なファ
    イルとして存在する文書をプリンタにより紙面に印刷す
    る際に、その元の文書の所在を表すアドレス情報を含む
    マーカーを発生するマーカー発生手段と、 前記マーカー発生手段により発生されたマーカーの印刷
    用イメージ情報を生成して、当該マーカーの印刷用イメ
    ージ情報のみ、または当該マーカーの印刷用イメージ情
    報及び対応する前記元の文書の一部の印刷用イメージ情
    報を前記プリンタによる印刷に供するプリンタドライバ
    手段と、 前記プリンタにより印刷された前記マーカー付きのプリ
    ンタ出力文書に加筆修正が施された加筆修正後文書から
    スキャナにより読み取られたイメージ情報を受け取っ
    て、前記マーカーを抽出して当該マーカーの表すアドレ
    ス情報を取得するマーカー抽出手段と、 前記マーカー抽出手段により取得されたアドレス情報を
    もとに前記元の文書を取得し、その元書のイメージ情報
    と前記スキャナにより読み取られた前記加筆修正後文書
    のイメージ情報とから加筆修正部分のイメージ情報を抽
    出する差分抽出手段と、 前記差分抽出手段により抽出された加筆修正部分のイメ
    ージ情報をもとに前記元の文書の更新を行う更新手段と
    を具備することを特徴とする文書編集装置。
  3. 【請求項3】 前記差分抽出手段により抽出された加筆
    修正部分のイメージ情報をパターン認識する認識手段を
    更に具備し、 前記更新手段は、前記認識手段による認識結果を前記元
    の文書に反映することを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の文書編集装置。
  4. 【請求項4】 前記差分抽出手段により抽出された加筆
    修正部分のイメージ情報を前記元の文書と共に表示する
    ことで利用者の編集作業を支援するグラフィカルユーザ
    インタフェース手段を更に具備し、 前記更新手段は、前記グラフィカルユーザインタフェー
    ス手段を通して利用者と対話を行うことで前記元の文書
    の更新を行うことを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の文書編集装置。
  5. 【請求項5】 コンピュータシステム上で電子的なファ
    イルとして存在する文書をプリンタにより紙面に印刷す
    る際に、その元の文書の所在を表すアドレス情報を含む
    マーカーを発生するステップと、 前記発生したマーカー及び対応する前記元の文書の印刷
    用イメージ情報を生成して、前記プリンタにより紙面に
    印刷させるステップと、 前記マーカー及び前記元の文書が印刷されたマーカー付
    きのプリンタ出力文書に加筆修正が施された加筆修正後
    文書のイメージ情報をスキャナにより読み取るステップ
    と、 前記読み取った加筆修正後文書のイメージ情報から前記
    マーカーを抽出するステップと、 前記抽出したマーカーから当該マーカーの表すアドレス
    情報を取得するステップと、 前記マーカーの表すアドレス情報をもとに前記元の文書
    を取得するステップと、 前記取得した元の文書のイメージ情報と前記読み取った
    前記加筆修正後文書のイメージ情報との差分をとること
    で加筆修正部分のイメージ情報を抽出するステップと、 前記抽出した加筆修正部分のイメージ情報をもとに前記
    元の文書の更新を行うステップとを具備することを特徴
    とする文書編集方法。
  6. 【請求項6】 コンピュータシステム上で電子的なファ
    イルとして存在する文書をプリンタにより紙面に印刷す
    る際に、その元の文書の所在を表すアドレス情報を含む
    マーカーを発生するステップと、 前記発生したマーカーの印刷用イメージ情報、或いは前
    記発生したマーカー及び対応する前記元の文書の一部の
    印刷用イメージ情報を生成し、前記元の文書の印刷に代
    えて前記プリンタにより紙面に印刷させるステップと、 前記マーカーのみ、或いは前記マーカー及び前記元の文
    書の一部が印刷されたマーカー付きのプリンタ出力文書
    に対して加筆修正が施された加筆修正後文書のイメージ
    情報をスキャナにより読み取るステップと、 前記読み取った加筆修正後文書のイメージ情報から前記
    マーカーを抽出するステップと、 前記抽出したマーカーから当該マーカーの表すアドレス
    情報を取得するステップと、 前記マーカーの表すアドレス情報をもとに前記元の文書
    を取得するステップと、 前記取得した元の文書のイメージ情報と前記読み取った
    前記加筆修正後文書のイメージ情報とから加筆修正部分
    のイメージ情報を抽出するステップと、 前記抽出した加筆修正部分のイメージ情報をもとに前記
    元の文書の更新を行うステップとを具備することを特徴
    とする文書編集方法。
  7. 【請求項7】 コンピュータシステム上で電子的なファ
    イルとして存在する文書をプリンタにより紙面に印刷す
    る際に、その元の文書の所在を表すアドレス情報を含む
    マーカーを発生するステップと、 前記発生したマーカー及び対応する前記元の文書の印刷
    用イメージ情報を生成して、前記プリンタにより紙面に
    印刷させるステップと、 前記マーカー及び前記元の文書が印刷されたマーカー付
    きのプリンタ出力文書に加筆修正が施された加筆修正後
    文書のイメージ情報をスキャナにより読み取るステップ
    と、 前記読み取った加筆修正後文書のイメージ情報から前記
    マーカーを抽出するステップと、 前記抽出したマーカーから当該マーカーの表すアドレス
    情報を取得するステップと、 前記マーカーの表すアドレス情報をもとに前記元の文書
    を取得するステップと、 前記取得した元の文書のイメージ情報と前記読み取った
    前記加筆修正後文書のイメージ情報との差分をとること
    で加筆修正部分のイメージ情報を抽出するステップと、 前記抽出した加筆修正部分のイメージ情報をもとに前記
    元の文書の更新を行うステップとをコンピュータに実行
    させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り
    可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 コンピュータシステム上で電子的なファ
    イルとして存在する文書をプリンタにより紙面に印刷す
    る際に、その元の文書の所在を表すアドレス情報を含む
    マーカーを発生するステップと、 前記発生したマーカーの印刷用イメージ情報、或いは前
    記発生したマーカー及び対応する前記元の文書の一部の
    印刷用イメージ情報を生成し、前記元の文書の印刷に代
    えて前記プリンタにより紙面に印刷させるステップと、 前記マーカーのみ、或いは前記マーカー及び前記元の文
    書の一部が印刷されたマーカー付きのプリンタ出力文書
    に対して加筆修正が施された加筆修正後文書のイメージ
    情報をスキャナにより読み取るステップと、 前記読み取った加筆修正後文書のイメージ情報から前記
    マーカーを抽出するステップと、 前記抽出したマーカーから当該マーカーの表すアドレス
    情報を取得するステップと、 前記マーカーの表すアドレス情報をもとに前記元の文書
    を取得するステップと、 前記取得した元の文書のイメージ情報と前記読み取った
    前記加筆修正後文書のイメージ情報とから加筆修正部分
    のイメージ情報を抽出するステップと、 前記抽出した加筆修正部分のイメージ情報をもとに前記
    元の文書の更新を行うステップとをコンピュータに実行
    させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り
    可能な記録媒体。
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