JP2003266863A - 印刷システム及び印刷装置 - Google Patents

印刷システム及び印刷装置

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JP2003266863A
JP2003266863A JP2002076449A JP2002076449A JP2003266863A JP 2003266863 A JP2003266863 A JP 2003266863A JP 2002076449 A JP2002076449 A JP 2002076449A JP 2002076449 A JP2002076449 A JP 2002076449A JP 2003266863 A JP2003266863 A JP 2003266863A
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JP2002076449A
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Hisataka Ozaki
久高 尾崎
Kyoichi Ono
恭一 大野
Hiroshi Saito
浩 斉藤
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はコピー機能付き印刷システム及び印
刷装置に関し、特に文書に書き込みや捺印が行われた場
合でも、正規コピーの作成が可能であり、更に特殊用紙
を必要としない印刷システム及び印刷装置を提供するも
のである。 【解決手段】 本発明はプリンタ装置1のハードディス
ク(HDD)5に印刷データに関するマスター文書管理
テーブルを構築し、該マスター文書管理テーブルに「文
書ファイル名」、「タイムスタンプ」、「ファイルサイ
ズ」等の情報を記録し、印刷データが供給されると、そ
の印刷データに含まれる「文書ファイル名」や「タイム
スタンプ」等の情報を確認し、両データの一致を判断
し、印刷処理の際の正規コピー又は不正コピーの印刷を
行い、正規コピー又は不正コピーを明示して不正コピー
の防止を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコピー機能付き印刷
システム及び印刷装置に関し、正規コピーや不正コピー
を容易に判断できる印刷システム及び印刷装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日印刷装置が高性能化し、不正コピー
等の手段に利用されるケースが増えている。そこで、従
来特許公開公報2001−71604に開示されるよう
に、印影の登録を電子的に行うと共に、ユーザの個別情
報を同時に記録し、印影の情報と共に個別情報も同時に
判断し、不正コピーの防止を図る発明が開示されてい
る。
【0003】また、特許公開公報平08−67046に
開示されるように、フォームオーバレイ印刷を使用し、
予め設定した発行部数まで通し番号を合成印刷し、正規
コピーと不正コピーの別を判断する印字装置も開示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では完全に電子化された環境でのみ正規コピー又は
不正コピーの判断が可能であり、例えば文書が記録され
た用紙に手書きした場合や、文書が記録された用紙に物
理的に印鑑を捺印する場合には正規コピー、又は不正コ
ピーの判断ができず、このような記載や捺印を排除した
形式の書類についてのみ正規コピー、又は不正コピーの
識別ができるのみである。
【0005】また、予め特殊な用紙を使用し、コピー防
止策を講じた場合、後に正規な複写物が必要になっても
対応できない。そこで、本発明は文書に書き込みや捺印
が行われた場合でも、正規コピーの作成が可能であり、
更に特殊用紙を必要としない印刷システム及び印刷装置
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は請求項1記載
の発明によれば、マスター文書の印刷データを記憶する
第1の記憶手段と、前記マスター文書の付加情報を記憶
する第2の記憶手段と、前記マスター文書の印刷データ
に追加する印刷データを読み取るスキャナー手段と、該
スキャナー手段によって読み取った印刷データが前記マ
スター文書に関する印刷データであることを前記第2の
記憶手段に記憶された付加情報から判断する判断手段
と、該判断により、前記スキャナー手段によって読み取
った印刷データが前記マスター文書に関する印刷データ
であると判断する時、前記スキャナー手段によって読み
取った印刷データを前記マスター文書の印刷データに合
成印刷する印刷手段とを有する印刷システムを提供する
ことによって達成できる。
【0007】ここで、マスター文書は、例えば原本文書
であり、当該マスター文書の付加情報とは、例えば「文
書ファイル名」、「文書のタイムスタンプ」、「ファイ
ルサイズ」、更には「暗証番号」等であり、これらの情
報は印刷データに付加して印刷装置に送信される。
【0008】また、スキャナー手段によって読み取った
情報とは、例えばマスター文書に対する捺印や手書き文
字等の情報であり、スキャナー手段によって読み取られ
る。このように構成することにより、スキャナー手段に
よって読み取った情報をマスター文書に付加し、合成印
刷して新たな原本とし、マスター文書を更新しつつ確実
にマスター文書の印刷処理を行うことができる。
【0009】請求項2の記載は、上記請求項1記載の発
明において、前記付加情報は、文書ファイル名の情報で
ある。上記課題は請求項3記載の発明によれば、マスタ
ー文書の付加情報を記憶する第1の印刷装置と、印刷デ
ータが入力し、該印刷データに従って印刷処理を行う第
2の印刷装置とがネットワークを介して接続され、前記
第2の印刷装置は、前記印刷データが入力すると、該印
刷データに含まれる情報を解析し、前記第1の印刷装置
から付加情報を読み出し、両情報を比較する比較手段
と、該比較結果から正規コピー、又は不正コピーの印刷
処理を行う印刷手段とを有する印刷システムを提供する
ことによって達成できる。
【0010】本発明は印刷装置がネットワークに接続さ
れ、印刷データの処理に関する付加情報(マスター情
報)は特定のプリンタ装置に登録されている場合におい
て、印刷データを受信した印刷装置では、印刷データの
解析処理を行い、印刷データに含まれる情報を取得する
と共に、ネットワークを介して付加情報(マスター情
報)が記録されたプリンタ装置にアクセスし、付加情報
(マスター情報)を取得する。
【0011】そして、両情報の一致、不一致を判断して
正規コピー印刷、又は不正コピー印刷を行う。例えば、
「文書のタイムスタンプ」や「ファイルサイズ」、「暗
証番号」等の情報が一致していれば正規コピーの印刷を
行い、これらの情報が一致しない時、不正コピーの印刷
を行う。
【0012】上記課題は請求項4記載の発明によれば、
印刷データが入力すると、該印刷データに含まれる情報
を解析し、必要な情報を取得する解析手段と、ネットワ
ークを介して接続された印刷装置にアクセスし、付加情
報を読み出す読出手段と、該付加情報と、前記解析結果
から得られる情報を比較する比較手段と、該比較結果に
従って正規コピー、又は不正コピーの印刷処理を行う印
刷手段とを有する印刷装置を提供することによって達成
できる。
【0013】本発明は印刷装置の発明であり、ホスト機
器から供給された印刷データの情報を解析し、該比較結
果に従って正規コピー、又は不正コピーの印刷処理を行
う構成であり、正規コピーの印刷、又は不正コピーの印
刷の別は上記と同様である。る。
【0014】上記課題は請求項5記載の発明によれば、
付加情報を記憶する記憶手段と、ネットワークを介して
接続された印刷装置から供給される検索指示に従って前
記記憶手段を検索し、前記付加情報を読み出す読出手段
と、前記付加情報を前記印刷装置に送信する送信手段と
を有する印刷装置を提供することによって達成できる。
【0015】本発明も印刷装置の発明であるが、上記請
求項4の構成と異なり、付加情報(マスター情報)を記
憶する側のプリンタ装置の構成であり、このように構成
することによっても、マスター情報を送信し、当該マス
ター情報を受信した側において比較結果に従って正規コ
ピー、又は不正コピーの印刷処理を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。 <第1の実施形態>図1は本実施形態の印刷システムの
システム構成図である。
【0017】同図において、プリンタ装置1は、LAN
等のネットワークを介してパーソナルコンピュータ等の
ホスト機器(ホストPC)2に接続されている。プリン
タ装置1はプリンタコントローラ3、プリンタエンジン
4、ハードディスク(HDD)5によって構成され、プ
リンタコントローラ3とプリンタエンジン4はビデオイ
ンターフェース(Video I/F)によって接続されてい
る。また、プリンタコントローラ3とハードディスク
(HDD)5は、ATA(attachment、ハードディスク
を接続する実質標準であるIDEインタフェースをANSI
(米国規格協会)で標準化した規格)、又はSCSI
(small computer system interface)によって接続さ
れている。
【0018】ホスト機器(ホストPC)2はワープロ、
表計算等のアプリケーションを使用して印刷データを作
成し、プリンタドライバによってプリンタ装置1に対応
する中間コードに変換し、プリンタ装置1に送信する。
プリンタコントローラ3はホスト機器(ホストPC)2
から送信された印刷データを例えば受信バッファに格納
し、コマンド解析を行う。そして、文字コードに対応す
るフォントデータを読み出し、制御コマンドに対応する
処理を実行し、ビットマップデータをフレームメモリに
展開する。また、上記解析処理によってマスター文書管
理テーブルを作成する。このマスター文書管理テーブル
はハードディスク(HDD)5に生成され、不正コピー
や原本印刷の際の判断基準となる。
【0019】一方、プリンタコントローラ3によって作
成されたビットマップデータはプリンタエンジン4に送
信され、プリンタエンジン4の制御によって記録紙に印
刷される。図2は上記マスター文書管理テーブルの構成
を説明する図である。マスター文書管理テーブルは前述
のように不正コピーや原本印刷の際に使用されるテーブ
ルであり、コマンド解析や不図示のオペレーションパネ
ルを使用したデータ入力によって生成される。
【0020】マスター文書管理テーブルに登録されるデ
ータは文書ファイル毎に生成され、同図の例ではマスタ
ー文書管理データ1、マスター文書管理データ2、・・
・として示す。各マスター文書管理データはA〜E、及
び印刷データ記憶アドレスの項目に対応したメモリエリ
アを有し、例えば項目Aは「文書ファイル名」、項目B
は「文書のタイムスタンプ」及び「ファイルサイズ」、
項目Cは「ホスト機器(ホストPC)2のホスト名」及
び「ユーザ名」、項目Dは「印刷データ固有のジョブ番
号」、項目Eは「暗証番号」のデータが記録される。
【0021】ここで、「文書ファイル名」は〇〇.* の
ような印刷を希望するファイル名であり、「文書のタイ
ムスタンプ」は原本文書の作成完了日の時刻データであ
り、不図示の計時機器から時刻データを読み出して記録
する。また、「ファイルサイズ」は印刷データのサイズ
であり、例えば文書や署名、更には表や枠等のデータを
加えたデータサイズである。
【0022】また、「ホスト名」はホスト機器(ホスト
PC)2の固有情報であり、機器名、ユーザ名等が対応
する。尚、「ユーザ名」と「ホスト名」は同じであって
もよい。また、「印刷データ固有のジョブ番号」とは印
刷データに付加されたジョブ番号であり、例えばホスト
機器(ホストPC)2のスプール処理において付加され
る。
【0023】さらに、「暗証番号」はユーザが個々に保
有する番号であり、印刷処理を行う際入力する。また、
印刷データ記憶アドレスは、対応する印刷データが記憶
されたメモリ上のアドレスであり、印刷データの読み出
し処理の際使用される。先ず、新規マスター文書の登録
は以下の処理となる。前述のようにユーザはホスト機器
(ホストPC)2のアプリケーションに従って新規の印
刷データを作成し、文書のファイル名等の情報を入力す
る。この時、ユーザはキーボードやマウス等を使用して
暗証番号の入力も行う。尚、図3(a)はマスター文書
設定の際のダイアログを示し、同図(b)は暗証番号を
入力する際のダイアログを示す。
【0024】このようにして作成された印刷データには
時刻データ(「文書のタイムスタンプ」)も書き込ま
れ、プリンタ装置に送信される。この時、印刷データに
は上記「文書ファイル名」、「文書のタイムスタン
プ」、「ファイルサイズ」、「ホスト名」(「ユーザ
名」)、「印刷データ固有のジョブ番号」、「暗証番
号」がコード化して付加される。
【0025】次に、ホスト機器(ホストPC)2から送
信された印刷データを受信したプリンタ装置1は、受信
した印刷データを一旦受信バッファに格納し、その後解
析処理を行い、上記「文書ファイル名」や「文書のタイ
ムスタンプ」、「ファイルサイズ」、「ホスト名」等の
情報を取得する。そして、これらの情報から前述の図2
に示すマスター文書管理データを作成する。また、上記
マスター文書はメモリに記録され、マスター文書を記録
したメモリ上のアドレスデータは印刷データ記憶アドレ
スのデータとしてマスター文書管理テーブルに登録され
る。
【0026】このようにしてマスター文書管理テーブル
にマスター文書管理データが登録される。そして、上記
各項目A〜E、及び印刷データ記憶アドレスの情報は、
前述のようにマスター文書管理データ毎に作成される。
また、この時登録されるマスター文書管理データを、例
えばマスター文書管理データ1とすると、以下マスター
文書管理テーブルには上記と同じ構成のマスター文書管
理データ2、3、・・・が順次登録される。
【0027】図4は上記マスター文書管理テーブルが作
成された後の処理を説明するフローチャートである。先
ず、新たにアプリケーションを使用して作成された印刷
データはプリンタ装置1に送信される。プリンタコント
ローラ3のCPUは、先ず「文書ファイル名」が一致す
るか判断し(ステップ(以下、Sで示す)1、例えば新
規のマスター文書の場合、「文書ファイル名」は一致せ
ず(S1が不一致)、次に「暗証番号」の有無を判断す
る(S2)。この場合、上記のように印刷データには
「暗証番号」の情報が含まれており(S2が有り)、新
規マスター文書の印刷処理であると判断し、新規マスタ
ー文書の印刷処理を実行する(S3)。この処理は、前
述の新規マスター文書を読み出し、ビットマップデータ
としてフレームメモリに展開し、プリンタエンジン4に
よって記録紙に印刷出力する。
【0028】上記マスター文書管理テーブルへの文書フ
ァイルの登録は、新規マスター文書が供給される毎に行
われ、マスター文書管理テーブルには前述のように新た
なマスター文書管理データが4、5、・・・と順次登録
される。尚、前述の判断(S2)において、「暗証番
号」が含まれていなければ通常の印刷処理を行う(S2
が無、S12)。
【0029】次に、マスター文書の正規コピーを行う場
合、以下の処理となる。この場合、ホスト機器(ホスト
PC)2から送信された印刷データに含まれる「文書フ
ァイル名」はマスター文書管理テーブルに登録された
「文書ファイル名」の1つと同じである(S1が一
致)。
【0030】したがって、次に「文書のタイムスタン
プ」及び「ファイルサイズ」の情報を読み出し、受信し
た印刷データの「文書のタイムスタンプ」及び「ファイ
ルサイズ」と比較する(S4)。マスター文書の正規コ
ピーの場合、「文書のタイムスタンプ」と「ファイルサ
イズ」は一致することが必要であり(S4が一致)、更
に「ホスト機器(ホストPC)2のホスト名」(「ユー
ザ名」)の一致を判断する(S5)。
【0031】この場合も正規コピーであれば一致するこ
とが必要であり(S5が一致)、更に「暗証番号」の一
致を判断する(S6)。この「暗証番号」についても正
規コピーを行うユーザは当然正確な「暗証番号」を知っ
ており、「暗証番号」も一致する(S6が一致、S
7)。このようにして、全ての判断が一致した時初めて
正規のユーザによる印刷指示であると判断し、正規コピ
ーの印刷を行う。
【0032】図5はマスター文書の正規コピーの印刷出
力の例を示す図である。同図に示すように、正規コピー
の印刷出力には、正規コピーであることを示す印刷7が
行われ、この印刷7にはマスター文書の日付印刷も行わ
れる。したがって、印刷出力を確認することによって、
当該印刷出力が正規コピーであることが容易に判断でき
る。
【0033】一方、不正コピー印刷の場合には以下の処
理となる。先ず、前述と同様、ホスト機器(ホストP
C)2から送信された印刷データに含まれる「文書ファ
イル名」の一致を判断し(S1が一致)、更に「文書の
タイムスタンプ」及び「ファイルサイズ」の一致を判断
する(S2)。そして、この「文書のタイムスタンプ」
及び「ファイルサイズ」も一致すると(S4が一致)、
「ホスト機器(ホストPC)2のホスト名」及び「ユー
ザ名」の判断を行う(S5)。
【0034】不正コピーの場合、印刷データを送信した
ユーザが異なり、この判断(S5)はNOとなる。すな
わち、異なるユーザから送られた印刷データの場合、同
じ「文書ファイル名」であっても不正であると判断する
(S5が不一致)。したがって、この場合も前述と同様
印刷処理を行い、印刷物を出力するが、その印刷には図
6に示すように不正コピーの印刷が同時にオーバレイ印
刷される(S8)。
【0035】さらに、ユーザ名が一致している場合で
も、「暗証番号」の判断が行われる。すなわち、「ユー
ザ名」が一致しても、「暗証番号」が異なれば不正コピ
ーであると判断でき(S6が不一致)、この場合にも不
正コピーの印刷が同時にオーバレイ印刷される(S
8)。
【0036】さらに、「文書のタイムスタンプ」が不一
致であった場合(S4が不一致)、「暗証番号」の有無
を判断するが(S9)、「暗証番号」が有り(S9が
有)、その「暗証番号」が不一致の場合(S10が不一
致)、不正コピーと判断する(S8)。この場合も、
「暗証番号」が不一致であり、不正コピーと判断して不
正コピーのオーバレイ印刷を行う(S8)。
【0037】尚、マスター文書の更新印刷の場合、マス
ター文書に書き込みが行われ「ファイルサイズ」は不一
致となるが(S4が不一致、S9が有)、「暗証番号」
が一致する場合がある(S10がYES)。かかる場
合、正規ユーザのマスター文書の更新印刷と考えられる
(ST11)。従ってこの場合、例えばマスター文書を
作成したユーザが、更にマスター文書にデータを書き込
んでマスター文書を修正する場合と考えられる。
【0038】この場合、新たに登録した文書データはマ
スター文書として、新たな「文書のタイムスタンプ」が
付加され、マスター文書管理テーブルに登録される。し
たがって、上記更新印刷が行われる場合、マスター文書
管理テーブルの対応するマスター文書管理データも書き
換えられ、例えば「文書のタイムスタンプ」や「ファイ
ルサイズ」のデータは新たなデータとなる。
【0039】尚、「文書のタイムスタンプ」や「ファイ
ルサイズ」が一致しない場合でも、「暗証番号」の入力
がない場合、通常印刷を行う。したがって、この場合不
正コピーではないが、正規コピーともしない。以上のよ
うに構成することによって、正規コピー、不正コピー等
を自動的に判別し、印刷処理を選択実行することによ
り、マスター文書の管理を容易に行うことができる。す
なわち、マスター文書を不正にコピーしようとする場
合、本例の処理によって識別され、不正コピーを確実に
排除できる。また、印刷物には不正コピー又は、正規コ
ピーの別が印刷され、当該印刷物の配布を受けた者も容
易に印刷物の性質が分かるのでより効果的な手段とな
る。
【0040】尚、上記処理においては、正規コピー又は
不正コピーの別を印刷データにオーバレイ印刷したが、
オーバレイ印刷に限るものではない。また、正規コピ
ー、不正コピーの印刷も図5及び図6に示すように文字
で直接表示するのみではなく、例えば図案化して概念的
に正規コピー又は不正コピーであることが分かる印刷方
法であってもよい。 <第2の実施形態>次に、本発明の第2の実施形態につ
いて説明する。
【0041】図7は第2の実施形態を説明する印刷シス
テムのシステム構成図である。尚、本例の印刷システム
は前述の図1の印刷システムに対してスキャナーを追加
した構成であり、図1に示すシステム構成と同じ装置に
は同じ番号を付して説明する。
【0042】前述と同様、プリンタ装置1は、ネットワ
ークを介してパーソナルコンピュータ等のホスト機器
(ホストPC)2に接続され、プリンタ装置1はプリン
タコントローラ3、プリンタエンジン4、ハードディス
ク(HDD)5で構成されている。また、ホスト機器
(ホストPC)2はワープロ、表計算等のアプリケーシ
ョンを使用して印刷データを作成し、プリンタ装置1に
送信し、送信された印刷データは例えば受信バッファに
格納され、コマンド解析が行われ、プリンタエンジン4
によって記録紙に印刷される。
【0043】スキャナー6は原稿台に載置された原稿の
情報を読み取り、プリンタコントローラ3に送信する。
プリンタコントローラ3ではスキャナー6から供給され
る原稿データを解析し、不正コピーや正規コピーの判断
を行い、印刷出力を行う。この場合、上記データの解析
処理は前述のマスター文書管理テーブルを参照して行
う。また、本例においてもマスター文書管理テーブルは
前述の図2に示すテーブル構成を使用する。
【0044】以下、図8に示すフローチャートに従って
本例の処理を説明する。先ず、コピー処理を行おうとす
るユーザは、スキャナー6の原稿台にコピー原稿をセッ
トし、スキャナー6を操作する。尚、この制御は、スキ
ャナー6のドライバプログラムがインストールされたホ
スト機器(ホストPC)2によって実行される。
【0045】次に、スキャナー6で読み取られた原稿デ
ータはプリンタコントローラ3に送信され、解析処理が
行われる。本例においては、先ず規定の位置にバーコー
ドが存在するか判断する(ステップ(以下、STで示
す)1)。この判断は、例えば原稿台上の基準位置から
バーコードが印刷されている位置の座標データに基づい
て判断する。
【0046】図9及び図10は上記原稿台に載置される
原稿の例であり、図9はマスター文書の原稿であり、図
10は正規コピー文書の原稿である。CPUは所定位置
10にバーコードが印刷されているか判断し、バーコー
ドが存在しない場合(ST1がNO)、通常のコピーを
行う(ST2)。すなわち、図9及び図10に示すよう
に、マスター文書及び正規コピーには所定位置10にバ
ーコードが印刷されており、この位置にバーコードが印
刷されていない場合にはマスター文書でもなく、正規コ
ピーでもないと判断できるためである。
【0047】一方、所定位置10にバーコードが印刷さ
れている場合(ST1がYES)、バーコードのコード
情報が前述のマスター文書管理テーブルに登録されてい
るか判断する(ST3)。このコード情報として、例え
ば「文書ファイル名」や「印刷データ固有のジョブ番
号」であり、バーコードを解読して得られる「文書ファ
イル名」や「印刷データ固有のジョブ番号」とマスター
文書管理テーブル内のデータが一致していなければ(S
T2がNO)、通常のコピーを行う(ST2)。
【0048】一方、バーコードを解読して得られる「文
書ファイル名」や「印刷データ固有のジョブ番号」とマ
スター文書管理テーブル内のデータが一致している場合
(ST2がYES)、更にコピーであることを示すバー
コードが近くに存在するか判断する(ST4)。例え
ば、上記図9及び図10に示す例で説明すると、図9に
示す原稿はマスター文書であり、更に近くにバーコード
は存在しない。しかし、図10に示す原稿は正規のコピ
ー文書であり、更に近くにバーコード10a存在する。
【0049】したがって、近くにバーコード10aが存
在するにも関わらずコピー処理を行う場合、即ち図10
に示す正規コピー文書の更なるコピーを行う場合(ST
4がYES)、不正コピーの印刷処理を実行する(ST
5)。尚、この不正コピー処理では前述の図6に示すよ
うに不正コピーのオーバレイ印刷を行う。
【0050】一方、近くにバーコード10aが存在しな
い場合でも(ST4がNO)、次に行う「暗証番号」の
一致判断が不一致であれば(ST6が不一致)、不正コ
ピーの印刷処理を実行する(ST7)。このように処理
することによって、スキャナー6を使用してマスター文
書のコピーを行う場合にも不正コピーの検出を行うこと
ができる。
【0051】尚、近くにバーコード10aが存在しない
場合であっても(ST4がNO)、「暗証番号」の情報
が一致すれば(ST6が一致)、正規コピーの印刷処理
を実行する(ST8)。この場合には、図9に示すマス
ター文書のコピーであり、「暗証番号」も一致するので
正規コピーとして印刷しても問題ないためである。
【0052】以上のように、スキャナー6を用いてコピ
ーを行う場合にも、正規コピーや不正コピーを判別して
行うことができ、不正コピーを確実に防止することがで
きる。尚、本例においては、バーコードとしたが、他の
コードでもよく、更にはOCR(optical character re
ader)等の文字列であってもよい。 <第3の実施形態>次に、本発明の第3の実施形態につ
いて説明する。
【0053】本例は、先ずマスター文書の設定ダイアロ
グにおいて、不正コピーの処理方法を指定する。例え
ば、 前述のように「不正コピー」の文字を強制的にオーバ
レイ印刷する。 全く印刷処理を行わない。
【0054】文字部分を黒く塗りつぶして印刷する。 プリンタ装置1にブザーを設置し、ブザーを鳴らす。 プリンタ装置1のオペレーションパネルに「不正コピ
ー中」と表示する。 マスター文書の作成者にメールを配信する。 等の処理方法を指定する。
【0055】尚、上記の印刷処理を行わない時には、
更に全ページの印刷処理を行わないか、又は指定ページ
以降の印刷処理を行わないかの指示を行う。また、の
メール配信の場合、メールアドレスも入力する。図11
は上記各場合のマスター文書設定ダイアログの例であ
り、ユーザはディスプレイに上記ダイアログを表示して
希望する設定を行う。この設定は、例えばコード情報と
して印刷データに付加され、プリンタ装置1に送られ
る。プリンタ装置1のプリンタコントローラ3は上記コ
ード情報を解析し、マスター文書管理テーブルに登録す
る。
【0056】図12は本例で使用するマスター文書管理
テーブルであり、前述の項目A〜Eに加えて、項目Fの
情報が加えられている。すなわち、この項目Fは上記マ
スター文書の設定ダイアログに対応し、ユーザが指定し
た項目にフラグが設定される。
【0057】例えば、ユーザが設定ダイアログにおい
て、を指定した場合には、「不正コピー・オーバレイ
あり」にフラグが設定され、の場合には「印刷禁止指
定あり」にフラグが設定され、の場合には「印刷禁止
開始ページ」にフラグが設定される。以下、同図に示す
通りである。
【0058】例えば、の設定が行われていた場合、前
述の第1及び第2の実施形態で説明した不正コピーのオ
ーバレイ印刷を行う。また、の場合には印刷処理を禁
止し、又は指定ページ以降の印刷処理を禁止する。さら
に、の場合には、例えば文字情報が黒ベタ印刷され
る。
【0059】また、例えばに示すブザー音の設定が行
われている場合、不正コピーが行われた際、プリンタ装
置1に設置されたブザーが鳴る。したがって、この場合
ブザー音によって不正コピーが行われていることが周り
に知れることにもなる。尚、上記、の各設定の場合
にも同様であり、対応する処理が実行される。
【0060】以上のように、本実施形態によればユーザ
は不正コピーが行われた時の処理を予め設定することが
でき、ユーザの希望に合わせた設定を行うことができ
る。例えば、ユーザが比較的プリンタ装置1の近くにい
ることが多い場合、のブザー音の設定を行い、プリン
タ装置1の近くにいることが少ない場合、のメールの
設定を行う。このように構成することにより、ユーザに
とってより利便性のある設定とすることができる。
【0061】尚、上記各設定は複数の設定を行うことを
妨げるものではない。例えば、の不正コピーの文字を
強制的にオーバレイ印字する設定と共に、のブザーの
設置を行う。また、の不正コピーの文字を強制的にオ
ーバレイ印字する設定と共に、のメールを配信を行う
設定などである。 <第4の実施形態>次に、本発明の第4の実施形態につ
いて説明する。
【0062】図13は、本例で使用するマスター文書管
理テーブルの構成を説明する図である。本例は、印刷デ
ータにスキャナー6で読み取った画像データを加えて印
刷する構成であり、この為のスキャン部分をマスター文
書管理テーブルに登録する。この登録指定は図13に示
す項目Gであり、この項目Gに部分スキャン情報を登録
する。
【0063】この登録処理は、スキャナー6を駆動して
原稿画像を読み取る際、スキャンした部分のページと開
始位置の座標データを記録する。尚、図14はこの場合
のダイアログを示す図である。本例では図13に示すよ
うに、マスター文書管理データ1は3箇所の部分スキャ
ン1〜3を記憶する。尚、マスター文書管理テーブルの
他の項目は前述の例と同じである。
【0064】上記のように設定したマスター文書管理テ
ーブルにおいて、印刷処理を行う場合、前述と同様にし
てホスト機器(ホストPC)2から印刷データの供給を
受け、受信バッファに格納する。そして、印刷データの
解析処理を行い、「文書ファイル名」がマスター文書管
理テーブルに存在するか判断し、存在する場合には前述
と同様正規コピー、不正コピー等の判断を行う。
【0065】また、本例においてはマスター文書管理テ
ーブルの項目Gを参照し、部分スキャンの有無を調べ
る。ここで、部分スキャンが存在する場合、当該部分ス
キャンのデータを読み出す。例えば、図13に示すマス
ター文書管理データ1には部分スキャン1〜3が存在
し、この場合それぞれのページと開始位置のデータを読
み出して「文書ファイル名」の印刷データに加える。
【0066】このようにしてスキャナー6で読み出した
データが文書ファイルに加算され、プリンタエンジン4
に送られる。プリンタエンジン4ではこの印刷データに
従って印刷処理を行い、元の印刷データにスキャン部分
を合成して印刷出力を行う。このように構成することに
より、例えば表紙の印刷データに対して印鑑部分をスキ
ャナー6で部分スキャンし、表紙に印鑑が捺印された状
態の印刷を行うことができる。この場合には、予め印鑑
を捺印し、この部分を指定することによって印刷処理を
行うことができる。
【0067】また、印刷データにユーザ自身が手書きを
行った場合、当該手書き部分をスキャナー6で部分スキ
ャンし、印刷データに手書き部分を加えて印刷出力する
ことができる。この場合には、予め手書き部分を指定す
ることによって印刷処理を行うことができる。 <第5の実施形態>次に、本発明の第5の実施形態につ
いて説明する。
【0068】図15は本実施形態を説明するシステム図
である。同図において、ホストコンピュータ2a、2
b、プリンタ装置1a、1b、1cはLANに接続され
ている。また、プリンタ装置1cにはスキャナー6cが
接続され、前述と同様、ホスト機器2a、2bはプリン
タ装置1a、1b、1cに対して印刷データを出力し、
プリンタ装置1a、1b、1cに印刷処理を実行させ
る。
【0069】尚、本例においては、例えばプリンタ装置
1aにマスター情報が登録されているものとし、プリン
タ装置1aにマスター情報が登録されていることは他の
プリンタ装置1b、1cも認知しており、例えばプリン
タ装置1aのメールアドレスを有する。
【0070】上記構成において、図16は本例の処理を
説明するフローチャートである。尚、このフローチャー
トは前述の図4に示す処理と基本的に同じであるが、他
のプリンタ装置のマスター情報を確認し、必要に応じて
取得する構成が異なる。先ず、ホスト機器2a又は2b
から印刷データが送信されると、例えばプリンタ装置1
bでは受信した印刷データを解析し、先ず「文書ファイ
ル名」の判断を行い(S1)、マスター文書管理テーブ
ルに登録された「文書ファイル名」の1つと同じである
か判断する(S1)。そして、「文書ファイル名」が一
致していれば(S1が一致)、次に「文書のタイムスタ
ンプ」及び「ファイルサイズ」の一致を判断する(S
4)。
【0071】ここで、「文書のタイムスタンプ」及び
「ファイルサイズ」が不一致の場合(S4が不一致)、
ネットワークを利用してマスター情報が登録されたプリ
ンタ装置1aに対しても検索を行う。すなわち、プリン
タ装置1aのIPアドレスを読み出し、プリンタ装置1
aにアクセスして、当該プリンタ装置1aに登録された
マスター情報を全て読み出す(S4’)。そして、「暗
証番号」のチェックを行い、「暗証番号」が存在しない
場合は通常印刷を行い(S9が無、S12)、「暗証番
号」が存在する場合は更に「暗証番号」が一致している
か判断を行う(S9が有、S10)。そして、「暗証番
号」も一致していればマスター文書の更新処理を行い
(S10が一致、S11)、「暗証番号」が一致してい
なければ不正コピーの印刷を行う(S10が不一致、S
8)。
【0072】このように構成することにより、マスター
情報が登録されていないプリンタ装置1b、1cを利用
して印刷処理を行う場合でも、ネットワークを利用して
マスター情報が登録されたプリンタ装置1aに確認を行
うので、不正コピーであることが分かり、不正コピー印
刷を行うことができる。一方、上記判断(S4)におい
て、「文書のタイムスタンプ」と「ファイルサイズ」が
一致する場合(S4が一致)、更に「ホスト機器(ホス
トPC)2のホスト名」(「ユーザ名」)の判断を行い
(S5)、「ホスト機器(ホストPC)2のホスト名」
(「ユーザ名」)も一致する場合(S5が一致)、ネッ
トワークを利用して他のプリンタ装置に対しても検索を
行う。
【0073】この場合も前述と同様であり、IPアドレ
スからマスター情報が登録されたプリンタ装置1aを特
定し、当該プリンタ装置1aに登録された情報を全て読
み出す(S5’)。そして、読み出した情報と印刷デー
タに含まれる「暗証番号」の一致を判断し(S6)、
「暗証番号」が一致すれば正規コピーの印刷を行い(S
6が一致、S7)、「暗証番号」が不一致であれば不正
コピーの印刷を行う(S6が不一致、S8)。
【0074】以上のように処理することによって、ユー
ザが異なるプリンタ装置を使用して印刷を行う場合で
も、印刷データを受信したプリンタ装置(例えば、プリ
ンタ装置1b)ではマスター情報が登録されたプリンタ
装置1aにアクセスしてマスター文書管理テーブルの情
報を取得することができ、正規コピーの印刷を身近に設
置したプリンタ装置を使用して行うことができる。
【0075】また、他のプリンタ装置を使用して不正コ
ピーを行う場合には、不正コピーであることが直ちに分
かり、他のプリンタ装置を使用した不正コピーを防止す
ることができる。尚、上記実施形態の説明ではマスター
情報を記憶するプリンタ装置は、通常のプリンタ装置で
あったが、ネットワークに接続されたプリントサーバで
あってもよい。
【0076】また、図17はバーコードの情報に基づく
処理であり、前述の第2の実施形態に対応したネットワ
ーク処理である。すなわち、所定位置10にバーコード
が印刷されているか判断し(ST1)、所定位置にバー
コードが存在しなければ通常のコピーを行う(ST1が
NO、ST2)。一方、所定位置10にバーコードが印
刷されている場合(ST1がYES)、バーコードのコ
ード情報が前述のマスター文書管理テーブルに登録され
ているか判断し(ST3)、マスター文書管理テーブル
内のデータが一致していなければ(ST3がNO)、通
常のコピーを行う(ST2)。
【0077】一方、バーコードを解読して得られる「文
書ファイル名」や「印刷データ固有のジョブ番号」とマ
スター文書管理テーブル内のデータが一致している場合
(ST3がYES)、更にコピーであることを示すバー
コードが近くに存在するか判断する(ST4)。そし
て、近くにバーコード10aが存在するにも関わらずコ
ピー処理を行う場合、即ち前述の図10に示す正規コピ
ー文書の更なるコピーを行う場合(ST4がYES)、
不正コピーの印刷処理を実行する(ST5)。
【0078】一方、近くにバーコード10aが存在しな
い場合(ST4がNO)、プリンタ装置1aのIPアド
レスを読み出し、プリンタ装置1aにアクセスして、当
該プリンタ装置1aに登録されたマスター情報を全て読
み出す(ST4’)。そして、「暗証番号」のチェック
を行い、「暗証番号」が一致する時正規コピーの印刷処
理を実行する(ST8)。一方、「暗証番号」が不一致
である時不正コピーの印刷処理を実行する(ST7)。
【0079】このように処理することによっても、ユー
ザが異なるプリンタ装置を使用して印刷を行う場合、印
刷データを受信したプリンタ装置(例えば、プリンタ装
置1b)ではマスター情報が登録されたプリンタ装置1
aにアクセスしてマスター文書管理テーブルの情報を利
用することができる。 <第6の実施形態>次に、本発明の第6の実施形態につ
いて説明する。
【0080】図18は本実施形態を説明するシステム図
である。同図において、ホストコンピュータ2は、前述
の実施形態と同様LAN等によってプリンタ装置1に接
続されている。ホストコンピュータ2には、所定のアプ
リケーション2aがインストールされており、更に印刷
ドライバ2b、印刷スプーラ2cも設定されている。ま
た、キーボードやマウスで構成される入力装置2dも配
設されている。
【0081】また、印刷装置1は受信部1a、制御部1
b、描画メモリ1c、印字機構部1d、入力操作部1
e、表示部1fで構成され、ホストコンピュータ2から
供給される印刷データを受信部1aに格納し、制御部1
bの制御によって印刷データの解析処理を行い、描画メ
モリ1cに展開する。また、描画メモリ1cに展開され
た印刷データは印字機構部1dによって記録紙に印字さ
れる。
【0082】本例においては、上記アプリケーション2
aは専用の印刷アプリケーションであり、以下具体的に
説明する。先ず、一般アプリケーションを使用する場合
について説明する。図19はこの場合の処理を説明する
フローチャートである。先ず、ユーザは一般アプリケー
ションによって文書ファイルを作成し、又は作成された
文書ファイルを読み出す。そして、当該ファイルを一般
アプリケーションの用意する印刷手段によって印刷を行
おうとする(ステップ(以下、Wで示す)1)。この
為、一般アプリケーションの生成した画像情報、用紙情
報などが印刷ドライバ2bに渡され(W2)、印刷ドラ
イバ2bに用意された印刷禁止に関するフラグをチェッ
クする(W3)。
【0083】しかし、一般アプリケーションでは上記フ
ラグを解除することができない。この為、印刷禁止に関
するフラグはYESであり、この結果を受けた印刷ドラ
イバ2bは、文書の印刷処理を中止する。また、この時
中止する処理や、その理由などをメッセージとして表示
し、印刷処理の中止をユーザに報知し(W4)、印刷処
理を中止する(W5)。
【0084】一方、図20に示すフローチャートは、本
例の専用アプリケーションを使用する処理であり、先ず
文書ファイルを専用アプリケーションによって読み出す
(W6)。ここで、本例の専用アプリケーションは、フ
ァイル情報の収集と印刷のみが目的である為、文書の表
示などは必要としない。この為、対応アプリケーション
が何であるかに関わりなく読み出すことができる。
【0085】次に、指定された文書ファイルに関するフ
ァイル情報を収集し、一定のフォーマットに加工して保
存する(W7)。ここで、保存される文書ファイル情報
には、OS(オペレーションシステム)がファイルの情
報として持つ、例えば「ファイル名」、「タイムスタン
プ」、「ファイル属性」、「ファイルサイズ」の情報
や、ファイルの拡張子やヘッダ情報から取得できる「フ
ァイルに対応するアプリケーション名」、「ファイル作
成者名」、「文書に付加されたコメント」等の情報があ
る。 また、一般に取得できる印刷情報を読み出して、
保存することもできる。例えば、「印刷が実行された時
刻」、「用紙情報(用紙サイズ、用紙方向)」、「印刷
者名(ログイン名)」、「印刷装置名」等の情報であ
る。
【0086】次に、印刷ドライバ2bに設定されている
印刷禁止に関するフラグを解除する処理を行う(W
8)。尚、この印刷禁止に関するフラグの解除処理は、
専用アプリケーションにおいて可能である。したがっ
て、上記処理によって一般アプリケーションによる印刷
処理が可能となり、次に文書ファイルに対応するアプリ
ケーションを呼び出し、印刷処理を実行させる(W
9)。すなわち、印刷ドライバ2bに文書データが渡さ
れた場合、印刷ドライバ2bの印刷禁止に関するフラグ
を判断するが(W10)、印刷禁止に関するフラグは解
除されており、正常に印刷処理を行うことができる(W
11)。
【0087】尚、その後一般アプリケーションからの印
刷は受け付けないようにする為、印刷ドライバ2bの印
刷禁止に関するフラグを有効化しておく(W12)。以
上の処理によって、本例によれば文書ファイルからは得
られる情報を収集し印刷情報の管理に生かすことができ
る。例えば、作成した文書ファイルを本システムの専用
アプリケーションで開くと、専用アプリケーションは文
書ファイルの持つ「ファイル名」、「更新日付」、「印
刷実行時間」等の情報を保存することができ、その後専
用アプリケーションが作成したファイルを参照すること
で、印刷された文書ファイルの情報を詳細に確認するこ
とができる。
【0088】尚、上記実施形態の説明では、印刷できな
い印刷ドライバとしているが、印刷を実施すると一旦専
用のフォーマットの文書に変換し、この専用文書を印刷
するという形式にすることもできる。この専用文書に対
応するアプリケーションにログ機能を持たせることで、
本実施形態と同様の効果が得られる。 <第7の実施形態>次に、本発明の第7の実施形態につ
いて説明する。
【0089】図21は本実施形態を説明するフローチャ
ートである。本例は上記実施形態によって収集が可能と
なった印刷情報を活用するものである。以下、具体的に
説明する。先ず、前述と同様文書ファイルを開き(ステ
ップ(以下、Vで示す)1)、文書ファイルの情報を収
集し、ファイルに保存する(V2)。
【0090】次に、上記処理で取得した情報を印刷ドラ
イバ2bに設定する(V3)。この設定には以下のよう
な手法を用いる。例えば、上記情報に対応するアプリケ
ーションが1つ1つ設定されてから対応するアプリケー
ションに印刷実行制御を行う。
【0091】次に、前述と同様、印刷ドライバ2bに設
定されている印刷禁止に関するフラグを解除し(V
4)、印刷処理を実行させる(V5)。この場合も、印
刷ドライバ2bに文書データが渡された場合、印刷ドラ
イバ2bの印刷禁止に関するフラグを判断し(V6)、
印刷禁止に関するフラグの解除を確認して、印刷処理を
行う(V7)。尚、その後一般アプリケーションからの
印刷は受け付けないようにする為、印刷ドライバ2bの
印刷禁止に関するフラグを有効化することは前述と同様
である(V8)。
【0092】以上の処理によって、例えば印刷ドライバ
には印刷時付加情報として、例えば「印刷時刻」、「ユ
ーザ名」などの印刷実行時に取得可能な情報の他に、文
書作成時刻を印刷するかどうか、その印刷位置をどこに
するか、といった設定項目を用意できる。 <第8の実施形態>次に、本発明の第8の実施形態につ
いて説明する。
【0093】図22は本実施形態を説明するフローチャ
ートである。本例も上記実施形態によって収集が可能と
なった印刷情報を活用するものである。以下、具体的に
説明する。先ず、前述と同様文書ファイルを開き(ステ
ップ(以下、Uで示す)1)、文書ファイルの情報を収
集し、ファイルに保存する(U2)。このようにして保
存されるファイルには、「ファイル名」、「文書更新日
付」、「プリンタドライバの設定情報」等があり、本例
においては、取得した情報と保存されている情報を基
に、このファイルの過去の印刷実績を判断する(U
3)。この判断は、文書ファイル名だけを判断対象と
し、過去にこの文書ファイル名の印刷が行われたかどう
かを基準判断する。
【0094】ここで、印刷実績が無いと判断する場合
(U3がNO)、初回の印刷処理として、該に収集した
情報を保存する(U4)。そして、この情報は以後の印
刷実績の判定処理の判断要素の1つに加えられる。一
方、印刷実績があると判断する場合(U3がYES)、
過去の印刷時の印刷ドライバの設定情報を読み出し、印
刷ドライバに設定する(U5)。このように処理するこ
とによって、文書ごとに書式が保存されている場合、毎
回印刷ドライバの設定を変更し直す手間が省ける。尚、
(U6)以降の処理は前述の実施形態と同様であり、説
明を省略する。
【0095】したがって、本例によれば、ある文書ファ
イルを印刷する時、例えば常に一定の色合いで印刷する
という処理も可能である。また、特定の印刷設定を強制
することもでき、異なる設定で印刷して用紙を無駄にす
るようなことがなくなる。 <第9の実施形態>次に、本発明の第9の実施形態につ
いて説明する。
【0096】図23は本実施形態を説明するフローチャ
ートである。本例も上記実施形態によって収集が可能と
なった印刷情報を活用するものである。以下、具体的に
説明する。先ず、前述と同様文書ファイルを開き(ステ
ップ(以下、STPで示す)1)、文書ファイルの情報
を収集し、ファイルに保存する(STP2)。上記処理
によって収集される情報には以下の情報がある。例え
ば、「文書ファイルに対応するアプリケーション名」、
「プリンタドライバの設定情報」等であり、保存されて
いる情報を基に、この文書ファイルに対応するアプリケ
ーションで過去に印刷した実績があるかどうかを判定す
る(STP2がYES)。
【0097】ここで、印刷実績がないと判断されれば、
初回印刷処理として、前記処理によって収集した情報を
保存する(STP4)。また、印刷実績があると判断さ
れれば、保存されている過去の印刷ドライバ設定を読み
出す(STP5)。そして、この内容を分析し、現在の
印刷ドライバの設定に反映する(STP6)。この分析
・反映処理には、例えば以下のような処理を行う。すな
わち、前回のプリンタドライバ設定情報を読み出し、今
回の設定内容と比較する。この比較により、一致する項
目をこのアプリケーションにおける必須項目として、次
回印刷実行時に自動的に設定されているようにする。ま
た、3度目以降の印刷においても、常に共通の設定にな
っている部分について読み出し、次回の印刷直前に反映
しておくことで、同一アプリケーションにおいて基本と
なる印刷ドライバ設定を自動的に設定することができ
る。
【0098】尚、本例においても、(STP7)以降の
処理は前述の実施形態と同様であり、説明を省略する。
以上のように、アプリケーションには、そのアプリケー
ションごとに印刷スピードの重視傾向や画像の精度を重
視する傾向が分かれることがあるため、アプリケーショ
ン毎に異なった印刷設定を持つことには効果がある。ま
た、アプリケーション毎に印刷設定の傾向が分化され、
あたかもアプリケーション毎に設定が自動で選択されて
いるように動作させることもできる。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればス
キャナー手段によって読み取った情報をマスター文書に
付加し、合成印刷して新たな原本とし、マスター文書を
更新しつつ確実にマスター文書の印刷処理を行うことが
できる。
【0100】また、ネットワークを利用して、複数の印
刷装置間でマスター文書管理テーブルの検索を行い、よ
り利便性のよい利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本システムを説明する図である。
【図2】第1のマスター文書管理テーブルの構成図であ
る。
【図3】(a)はマスター文書印刷のダイアログ例であ
り、(b)はマスター文書設定のダイアログ例である。
【図4】第1の実施形態を説明するフローチャートであ
る。
【図5】正規コピーの表示を示す図である。
【図6】不正コピーの表示を示す図である。
【図7】第2の実施形態のシステム構成図である。
【図8】第2の実施形態の処理を説明するフローチャー
トである。
【図9】マスター文書の例である。
【図10】正規コピー文書の例である。
【図11】マスター文書設定ダイアグラムの例である。
【図12】マスター文書管理テーブルの例である。
【図13】マスター文書管理テーブルの例である。
【図14】マスター文書設定のダイアログ例である。
【図15】第5の実施形態のシステム構成図である。
【図16】第5の実施形態の処理を説明するフローチャ
ートである。
【図17】第5の実施形態の処理を説明するフローチャ
ートである。
【図18】第6の実施形態以降のシステム構成図であ
る。
【図19】第6の実施形態を説明するフローチャートで
ある。
【図20】第7の実施形態を説明するフローチャートで
ある。
【図21】第8の実施形態を説明するフローチャートで
ある。
【図22】第8の実施形態を説明するフローチャートで
ある。
【図23】第9の実施形態を説明するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 プリンタ装置 2 ホスト機器(ホストPC)2 3 プリンタコントローラ 4 プリンタエンジン 5 ハードディスク(HDD) 10 所定位置 10a バーコード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/12 H04N 1/387 H04N 1/387 B41J 29/00 Z 1/40 H04N 1/40 Z (72)発明者 大野 恭一 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 斉藤 浩 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ計算機株式会社東京事業所内 Fターム(参考) 2C061 AP01 CL08 HH01 HH03 HJ06 HK03 HK04 HK11 HN02 HN15 JJ02 JJ13 2C087 AA13 BB10 BD07 BD53 CB02 CB03 CB04 CB06 CB07 DA14 5B021 AA19 BB01 LE04 LL01 NN00 QQ04 5C076 AA14 AA16 BA04 BA05 5C077 LL14 MP05 PP23 PP66 PQ08 PQ20 TT02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスター文書の印刷データを記憶する第
    1の記憶手段と、 前記マスター文書の付加情報を記憶する第2の記憶手段
    と、 前記マスター文書の印刷データに追加する印刷データを
    読み取るスキャナー手段と、 該スキャナー手段によって読み取った印刷データが前記
    マスター文書に関する印刷データであることを前記第2
    の記憶手段に記憶された付加情報から判断する判断手段
    と、 該判断により、前記スキャナー手段によって読み取った
    印刷データが前記マスター文書に関する印刷データであ
    ると判断する時、前記スキャナー手段によって読み取っ
    た印刷データを前記マスター文書の印刷データに合成印
    刷する印刷手段と、 を有することを特徴とする印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記付加情報は、文書ファイル名の情報
    であることを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  3. 【請求項3】 マスター文書の付加情報を記憶する第1
    の印刷装置と、印刷データが入力し、該印刷データに従
    って印刷処理を行う第2の印刷装置とがネットワークを
    介して接続され、 前記第2の印刷装置は、前記印刷データが入力すると、
    該印刷データに含まれる情報を解析し、前記第1の印刷
    装置から付加情報を読み出し、両情報を比較する比較手
    段と、該比較結果から正規コピー、又は不正コピーの印
    刷処理を行う印刷手段とを有することを特徴とする印刷
    システム。
  4. 【請求項4】 印刷データが入力すると、該印刷データ
    に含まれる情報を解析し、必要な情報を取得する解析手
    段と、 ネットワークを介して接続された印刷装置にアクセス
    し、付加情報を読み出す読出手段と、 該付加情報と、前記解析結果から得られる情報を比較す
    る比較手段と、 該比較結果に従って正規コピー、又は不正コピーの印刷
    処理を行う印刷手段と、 を有することを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 付加情報を記憶する記憶手段と、 ネットワークを介して接続された印刷装置から供給され
    る検索指示に従って前記記憶手段を検索し、前記付加情
    報を読み出す読出手段と、前記付加情報を前記印刷装置
    に送信する送信手段と、 を有することを特徴とする印刷装置。
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