JP4784506B2 - 画像履歴管理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像履歴管理装置及びプログラムに関する。
デジタル複合機等の画像処理装置での不正な文書複製や不正なファクシミリ送信などのような不正操作を抑止するために、画像処理装置で複製、送信、印刷、又は読み取られた画像を含む画像履歴情報を生成し、保管することが提案されている。
画像履歴を記録するシステムでは、画像処理装置が行った処理のすべてについて画像処理履歴を記録したのでは、データの量が膨大となるため、記憶装置のコストの上昇や、検索性の低下といった問題が懸念される。特に検索性の点では、画像履歴の場合、画像を管理者が目視で見て判断するなどの必要が出てくる場合があるため、対象となる画像履歴が多いことは検索性の著しい低下を招くおそれがある。このため、記録する画像履歴を絞り込むことが求められる。
特許文献1には、画像処理に用いられた画像を記録する装置において、画像内に「極秘」などの特定の文字列が含まれるか否かに応じ、その画像を保存するか否かを決定する技術が示される。
また、画像履歴を記録する画像処理装置の中には、印刷機能、コピー機能、スキャン機能、ファックス送信機能といった、画像処理装置が提供する機能ごとに、その機能を用いた処理について画像履歴を記録するか否かを設定できるものが存在する。また、近年の画像処理装置の中には、画像処理装置内の各種機能や、ネットワーク上にある外部サーバの提供する機能を利用した一連の処理手順が記述されたプログラムを解釈し自装置で処理するよう記述された機能を実行可能である画像処理装置も存在する。例えば、このようなプログラムとしては、画像処理装置で紙原稿をスキャンし、そのスキャン結果に対して外部サーバで文字認識(OCR)を実行するような処理手順を記述したプログラムが考えられる。このプログラムの実行が指示された場合、画像処理装置は、まず自装置内のスキャン部に紙原稿をスキャンさせ、その結果得られたスキャン画像を外部サーバに送信して文字認識処理を実行させる。
特開2004−280169号公報
ところで、プログラムに記述された自装置で処理する機能の実行の際の画像履歴記録の制御に関しては、この画像処理装置に設定された機能毎の設定に基づき画像履歴の記録を行う場合、プログラムに記述された処理内容に関わらず画像処理装置に設定された機能毎の要否に基づき画像履歴が記録されることとなり、プログラムに記述された処理内容を反映していなかった。
請求項1に係る発明は、1以上の画像処理部を利用する処理手順を記述したプログラムに基づく各画像処理部の処理に際して履歴画像を記録するか否かを判定するための複数の規則を記憶した規則記憶部であって、前記複数の規則の各々は、当該規則に該当する画像処理部の種別と、当該画像処理部が行う処理の処理パラメータと、当該画像処理部が当該処理パラメータに従って処理を行うに際して履歴画像を記録するか否かを示す履歴保存有無フラグと、当該規則の優先度と、を含むことを特徴とする規則記憶部と、1以上の画像処理部を利用する処理手順を記述したプログラムを受け付ける受付部と、前記受付部で受け付けたプログラムを実行するプログラム実行部と、前記受け付けたプログラムの中から、当該プログラムが記述する処理手順を構成する各画像処理部の処理を表す機能要素記述を抽出し、抽出した機能要素記述ごとに、当該機能要素記述から、当該機能要素記述が表す処理を実行する画像処理部の種別及び処理パラメータを特定し、特定した種別及び処理パラメータの組合せに該当する規則を前記規則記憶部から探索し、探索の結果見つかった規則に含まれる履歴保存有無フラグが履歴画像の記録の有無のいずれを示しているかを判定し、前記抽出した各機能要素記述についての履歴画像の記録の有無の判定結果に基づき、前記プログラムの実行に関する履歴画像を記録するか否かを判定する判定部と、を備え、前記プログラムの実行に関する前記履歴画像とは、前記受け付けたプログラムに記述される前記処理手順において利用される前記1以上の画像処理部のうちのあらかじめ定められた画像処理部の入力画像又は出力画像のうちのあらかじめ定められた方の画像であり、前記判定部は、前記探索の結果、前記受け付けたプログラムから抽出した同一の機能要素記述について、該当する規則が複数見つかった場合は、それら見つかった規則のうち前記優先度が最高である規則に含まれる履歴保存有無フラグに基づき、当該機能要素記述について履歴画像の記録の有無を判定する、ことを特徴とする画像履歴管理装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記判定部は、前記機能要素記述に含まれる処理パラメータに値が設定されていない場合、前記プログラム実行部による前記プログラムの前にユーザから当該処理パラメータの値の入力を受け、入力された処理パラメータの値を用いて、前記判定を行う、ことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項に係る発明において、前記判定部は、前記機能要素記述に含まれる処理パラメータの値として、前記プログラム実行部による前記プログラムの実行中に前記1以上の画像処理部のうち当該機能要素記述に係る処理を実行する画像処理部以外の処理により生成された当該処理パラメータの値を用いて前記判定を行う、ことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記判定部は、前記プログラムが実行される前に前記判定を実行し、この判定の結果、前記プログラムの実行に関する前記履歴画像を記録すると判定した場合に、前記履歴画像の記録を前記プログラム実行部に実行させるための履歴記録命令を前記プログラムに組み込む手段、を更に備え、前記プログラム実行部は、前記プログラムを実行する際に、当該プログラムに前記履歴記録命令が含まれていれば、当該プログラムの実行に関する前記履歴画像のための処理を実行する、ことを特徴とする。
参考例は、1以上の画像処理部を利用する処理手順を記述したプログラムを実行するプログラム実行部と、前記プログラムの実行に用いられた画像を含む履歴画像を記録する履歴記録制御部であって、当該プログラム中に記述された履歴画像の要否情報に基づき、当該プログラム実行に関する履歴画像を記録するか否かの制御を行う履歴記録制御部と、を備える画像履歴管理装置である。
請求項に係る発明は、コンピュータを、1以上の画像処理部を利用する処理手順を記述したプログラムに基づく各画像処理部の処理に際して履歴画像を記録するか否かを判定するための複数の規則を記憶した規則記憶部であって、前記複数の規則の各々は、当該規則に該当する画像処理部の種別と、当該画像処理部が行う処理の処理パラメータと、当該画像処理部が当該処理パラメータに従って処理を行うに際して履歴画像を記録するか否かを示す履歴保存有無フラグと、当該規則の優先度と、を含むことを特徴とする規則記憶部、1以上の画像処理部を利用する処理手順を記述したプログラムを受け付ける受付部と、前記受付部で受け付けたプログラムを実行するプログラム実行部、前記受け付けたプログラムの中から、当該プログラムが記述する処理手順を構成する各画像処理部の処理を表す機能要素記述を抽出し、抽出した機能要素記述ごとに、当該機能要素記述から、当該機能要素記述が表す処理を実行する画像処理部の種別及び処理パラメータを特定し、特定した種別及び処理パラメータの組合せに該当する規則を前記規則記憶部から探索し、探索の結果見つかった規則に含まれる履歴保存有無フラグが履歴画像の記録の有無のいずれを示しているかを判定し、前記抽出した各機能要素記述についての履歴画像の記録の有無の判定結果に基づき、前記プログラムの実行に関する履歴画像を記録するか否かを判定する判定部、として機能させるためのプログラムであって、前記プログラムの実行に関する前記履歴画像とは、前記受け付けたプログラムに記述される前記処理手順において利用される前記1以上の画像処理部のうちのあらかじめ定められた画像処理部の入力画像又は出力画像のうちのあらかじめ定められた方の画像であり、前記判定部は、前記探索の結果、前記受け付けたプログラムから抽出した同一の機能要素記述について、該当する規則が複数見つかった場合は、それら見つかった規則のうち前記優先度が最高である規則に含まれる履歴保存有無フラグに基づき、当該機能要素記述について履歴画像の記録の有無を判定する、
ことを特徴とするプログラムである。
請求項1又は5に係る発明によれば、プログラムの実行においてプログラムの処理内容を反映した履歴画像の記録を行うことができる。
請求項2に係る発明によれば、プログラムの機能要素記述の中に処理パラメータの値が設定されていない場合にも、ユーザからその値の入力を受けて履歴画像を記録すべきか否かを判定できるので、より多様な状況に応じてプログラムの内容を反映した履歴画像の記録を行うことができる。
請求項3に係る発明によれば、処理のパラメータの値が動的に決定される場合にも、履歴画像を記録すべきか否かを判定できるので、より多様な状況に応じてプログラムの内容を反映した履歴画像の記録を行うことができる。
請求項4に係る発明によれば、プログラムの実行時には、プログラム中の履歴記録命令を読み取るだけで、履歴画像を記録すべきことを判定できる。
まず、図1を参照して、本実施形態の画像処理装置の構成の例を説明する。この例では、画像処理装置100が、印刷、スキャン(原稿読み取り)、ファクシミリ送受信等の機能を兼ね備えたデジタル複合機である場合を例にとって説明する。しかしながら、以下の説明から明らかなように、画像処理装置100は、そのようなデジタル複合機に限らず、印刷、スキャン(原稿読み取り)、ファクシミリ送受信、各種ソフトウエア画像処理、等といった画像処理機能のうちの少なくとも1つを備えるものであればよい。
本実施形態の画像処理装置100は、印刷、スキャン、ファクシミリ送信等といった当該装置100内の画像処理機能だけでなく、インターネットやローカルエリアネットワーク等のネットワーク200上に存在する外部サーバ300が提供する機能を、ユーザに提供することができる。外部サーバ300には、例えば入力された画像に対して文字認識(OCR)処理を施すサービスを提供するサーバ、入力されたファイルを指定された宛先に配信するサーバ、など様々なものがある。更に画像処理装置100は、それら画像処理装置100内外の複数の機能の組み合わせにより実現される連携サービスを提供することができる。例えば、文書をスキャンして文字認識(OCR)処理を施すサービスがその一例である。この連携サービスは、画像処理装置100内のスキャン部134と、OCRを実行する外部サーバ300とを利用したものである。
画像処理装置100は、制御部110,印刷部132,スキャン部134,ファックス送信部136,プログラム記憶部140,画像履歴DB150,履歴規則記憶部152,UI(ユーザインタフェース)部160を備える。
印刷部132は、用紙へ画像を印刷する装置である。スキャン部134は紙原稿上の画像を読み取る装置である。ファックス送信部136は、画像をファクシミリ送信する装置である。UI部160は、ユーザがこの画像処理装置100を操作するために用いる装置ある。例えば表示装置や機械的な操作ボタンやキーボードなどの入力装置、又は液晶タッチパネル等の表示・入力兼用装置等のハードウエアがその一例である。
プログラム記憶部140は、上述の連携サービスを記述したプログラムを記憶する。連携サービスのプログラムは、そのサービスの中で利用する各機能、それら各機能で用いるパラメータ、それら各機能の実行順序などを記述したものである。ここで利用される機能には、画像処理装置100内の機能モジュールが提供するものもあれば、外部サーバ300が提供するものもある。
画像履歴DB(データベース)150は、画像処理装置100が実行した画像処理についての画像履歴情報を蓄積するデータベースである。画像処理についての画像履歴情報には、当該画像処理で用いられた画像(履歴画像)と、その処理についての各種履歴項目とが含まれる。画像履歴情報に含まれる画像は、その処理の対象として入力された画像、又はその処理の結果として生成された画像である。例えば、クライアント装置からの印刷を依頼された画像(印刷対象のデータ)や、スキャン部134により読み取られた画像がその例である。
入力された画像又は生成され画像のいずれを履歴画像として画像履歴情報に組み込むかは、例えば画像処理装置100に設定しておけばよい。また、一つの例では、この設定は、画像処理機能ごとに行ってもよい。例えば、印刷機能の場合は、印刷対象として入力された印刷データを履歴画像として残し、ファクシミリ送信機能の場合は、送信される画像を履歴画像として残すなどの設定が例示できる。もちろん、入力された画像と処理結果の画像を両方残すようにしてもよい。
履歴画像は、ビットマップ等の各種画像フォーマットで表現されたデータだけでなく、ページ記述言語などの言語で表現されたデータなどのように、画像を表現可能なものならどのようなデータ形式のものでもよい。画像履歴情報に含まれる履歴項目には、例えば画像処理の実行日時、処理を指示したユーザ、実行された画像処理の種別などがある。
履歴規則記憶部152には、画像履歴情報を記録するか否かを規定する1以上の規則を記憶している。規則は、画像処理機能の種別に基づき、また場合によっては更にその画像処理機能の実行に用いられるパラメータに基づき、画像履歴情報の記録の有無を規定する。図2に、履歴規則記憶部152に記憶される規則群を例示する。
図2の例では、個々の規則について、規則ID(識別子)、優先度、履歴保存(すなわち画像履歴情報を記録すること)の有無を示すフラグ、及び機能記述が含まれる。機能記述は、プログラム中で当該規則に該当する記述部分を表す情報である。この例では、XML(eXtensible Markup Language)で記述されたプログラムに対応する機能記述を例示している。例えば規則ID“3”の規則(以下、単に「規則3」と書く)の機能記述"<FAX送信 />"は、ファックス送信機能の利用を指示する記述である。これに対応するフラグが「履歴保存あり」を示している。したがって、この規則によれば、プログラム中にファックス送信を示すタグ"<FAX送信 />"(又は"<FAX送信>と</ FAX送信>"のペア)が存在すれば、その規則は満足され、履歴保存「あり」と判定される。また、規則1の機能記述は、画像処理機能の種類だけでなく、パラメータについての条件も含んだ機能記述の例である。この例は、「ファックス送信」機能のパラメータ「送り先」が"0-"(ゼロとその後に続くハイフン)から始まる数字列である、という条件を示している。"*"は任意の文字列を表す。外線発信番号である、いわゆる0発信のファックス番号がこの条件を満たす。すなわち、規則1は、送り先ファックス番号が外線番号である場合には、履歴保存「あり」とする、という規則である。この画像処理装置100のファックス送信部136はオフィスの構内交換機に接続されており、社外へのファックス送信された画像を記録したい場合などには、このような規則を用いればよい。また、規則4の機能記述は、"server\\fax-outbox"というアドレスで特定されるファイルサーバへファイルを登録する処理を示すものである。この機能記述に該当する記述がプログラム中にあれば、そのプログラムについての画像履歴を保存することとなる。
「優先度」は、同じ画像処理機能についての規則が複数ある場合の優劣の程度を示す値である。この例では、数値が大きいほど優先される。すなわち、プログラムが同じ画像処理機能についての複数の規則を満足した場合は、優先度が最高の規則が適用される。例えば、規則1〜3は同じファックス送信機能についての規則なので、あるプログラムの中に外線発信番号を含むファックス番号を送り先とするファックス送信の指示があれば、それら規則1〜3の機能記述がすべて満足される。したがってこの場合、優先度が最も高い規則1が適用されることになる。すなわち外線発信のファックス送信指示がプログラムに含まれる場合は、画像履歴情報を記録されることになる。また、ファックス送信の記述の中に外線発信番号を含まない送り先が記述されている場合は、そのファックス送信の記述は規則2及び3の2つに該当し、規則2が優先される。したがって、内線の番号への発信を指示するファックス送信指示の場合は、画像履歴情報は記録されない。これは、内線宛の場合、情報漏洩リスクが低いとの考え方に基づく。また、ファックス送信指示の中に送り先の値が含まれていない場合は、ユーザがUI部160から送り先のファックス番号を入力することとなる。この場合、規則3のみがその送信指示に該当する。この場合は、画像履歴情報が記録されることになる。ユーザが自由にファックスの送り先を入力するケースでは、情報漏洩リスクを考慮して、画像履歴情報を残すのである。
再び図1の説明に戻り、制御部110は、画像処理装置100の全体的な制御を実行する機能モジュールである。制御部110は、例えばマイクロプロセッサと、当該マイクロプロセッサにより実行されるプログラムとから構成される。制御部110は、ジョブ管理部112,プログラム実行部114,プログラム登録部116,印刷制御部118,スキャン制御部120,ファックス制御部122,ファイル登録部124などの機能モジュールを備える。印刷制御部118,スキャン制御部120,ファックス制御部122は、それぞれ印刷部132,スキャン部134,ファックス送信部136のハードウエアを制御して、印刷、読み取り、ファックス送信の機能をそれぞれ実現する。ファイル登録部124は、外部サーバ300の1つであるファイルサーバに対して、ネットワーク200を介してファイルを登録するための処理を実行する。ここでは外部サーバ300に処理を依頼する処理部の代表例としてファイル登録部124を例示したが、この他にも様々のものがあってもよい。ジョブ管理部112は、ネットワーク200上のクライアント装置から入力された印刷ジョブや、UI部160から指示されたスキャンジョブやファクシミリジョブ、プログラム実行ジョブなどといった各種ジョブの実行順序を管理する。
プログラム実行部114は、プログラム記憶部140に記憶されている連携サービスのプログラムのうち、ユーザからの指示を受け付け、ユーザが指定したプログラムを実行する。連携サービスのプログラムの一例(プログラム例(1)と呼ぶ)を以下に示す。
[数1]
<スキャン入力>
<読み取りモード>白黒</読み取りモード>
<読み取りサイズ>A4</読み取りサイズ>
</スキャン入力>
<配信>
<ファックス配信>
<送り先>0-03-1234-5678</送り先>
</ファックス配信>
<ファイルサーバ>
<登録先>server\\ファックス-outbox</登録先>
<ユーザ名>server\user</ユーザ名>
<パスワード>password</パスワード>
<ファイル形式>PDF</ファイル形式>
</ファイルサーバ>
</配信>
上記プログラム例において、1行目から4行目は文書原稿をスキャナで読み取るための指示、5行目から15行目はスキャナ読み取りにより電子化された文書画像を配信するための指示である。
まず、1行目から4行目までのスキャン入力について説明する。
1行目は、スキャン入力に対する指示の始まりを指定するタグである。2行目は、スキャン時の読み取りモードを白黒と指定している。3行目は、スキャン時の原稿サイズをA4と指定している。4行目は、スキャン入力に対する指示の終わりを指定するタグである。なお、スキャン処理には読み取りモードや原稿サイズ以外にもいくつかの処理パラメータがあるが、プログラム中で明示的に指定されないパラメータについては、画像処理装置100に設定された省略時値が使用される。
5行目から15行目は文書配信の指示である。ここでは、ファックスによる文書送信と、ファイルサーバへの登録の二つの配信指示が登録されている。5行目は、文書配信指示の始まりを指定するタグである。
6行目から8行目までは、ファックスによる文書送信を指定する部分であり、6行目はファックス配信指示の始まりを指定するタグである。7行目は、ファックス送信先電話番号を指定している。なお、送信先電話番号の先頭にある"0−"は外線発信を意味している。8行目は、ファックスによる文書送信指示の終わりを指定するタグである。7行目に記述されている送信先以外のファックス送信パラメータについては、省略時値が用いられる。
9行目から14行目は、ファイルサーバへの文書画像の登録を指定する部分であり、9行目はファイルサーバへの登録指示の始まりを指定するタグである。10行目は、文書を登録するファイルサーバのコンピュータ名および保存先フォルダを指定している。11行目および12行目は、文書を登録するファイルサーバにログインするためのユーザ名およびパスワードを指定している。13行目は、登録する文書の形式を指定している。14行目はファイルサーバへの文書登録指示の終わりを指定するタグである。ファイルサーバ登録の処理パラメータのうち、9行目から13行目までで指定されなかったものについて省略時値が使用される。
15行目は、文書配信指示の終わりを指定するタグである。
このプログラムの実行が指示されると、プログラム実行部114は以下のように動作する。
まず、1行目のスキャン指示開始タグから4行目のスキャン指示終了タグまでを読み込み、文書原稿のスキャン制御部120にスキャンの実行を指示する。ここで、このプログラムはXMLで記述されているため、スキャン指示開始タグおよびスキャン指示終了タグを認識し、その値を取得することができる。これにより、スキャン部134が文書原稿を読み取る。
続いて、プログラム実行部114は、5行目の文書配信指示開始タグから15行目の文書配信指示終了タグまでを読み込み、文書配信の準備を行う。プログラム実行部114は、6行目のファックス配信指示開始タグから8行目のファックス配信指示終了タグまで読み込んで送信先電話番号を取得する。そして、取得した送信先電話番号と、その他のスキャンパラメータについては画像処理装置100に設定された省略時値とを、スキャン部134が読み取った文書画像と共に、ファックス制御部122に引き渡す。ファックス制御部122は、これを受けてファックス送信部134を制御して文書画像のファックス送信を実行する。また、プログラム実行部114は、9行目のファイルサーバへの文書登録指示開始タグから14行目のファイルサーバへの文書登録指示終了タグまでを読み込むことで、登録先を特定する情報、ユーザ名、パスワード、文書形式の情報を取得するとともに、プログラムに記載がないパラメータの省略時値を取得し、それら取得したパラメータをスキャン入力された画像とともにファイル登録部124に引き渡す。これを受けてファイル登録部124が文書画像を、ネットワーク200上のファイルサーバに登録する。
以上、プログラム実行部114の処理内容を、具体例も交えて説明した。この例では、ユーザが指示したプログラムをプログラム記憶部140から読み出してプログラムを実行したが、ネットワーク200を介して接続される外部装置から送信され受け付けたプログラムを実行するように構成しても良い。更に、制御部110内の他の機能モジュールについて説明する。プログラム登録部116は、ネットワーク200上のコンピュータから入力されたプログラムや、ユーザが画像処理装置100を操作して作成したプログラムを、プログラム記憶部140に登録するための処理を実行する。
履歴管理部126は、プログラム実行部114,印刷制御部118,スキャン制御部120,ファックス制御部122,またはファイル登録部124等の各機能モジュールの処理実行に応じて、その処理で用いられた履歴画像と、各種履歴項目の情報とを含む画像履歴情報を生成し、画像履歴DB150に登録する。ここで、日時やユーザ名等の履歴項目の情報は、画像処理装置100のオペレーティングシステムから得ることができる。履歴管理部126は、画像処理装置100内の画像処理機能(印刷部132,スキャン部134,ファックス送信部136)ごとに、画像履歴情報を記録するか否かの設定を受け付ける構成であってもよい。この場合、印刷ジョブやスキャンジョブ、ファックス送信ジョブなどの個別機能を用いたジョブについては、履歴管理部126は、その設定に基づき画像履歴情報を画像履歴DB150に登録するか否かを判定する。
次に、プログラム実行部114が実行した連携サービスのプログラムについての画像履歴情報を記録するか否か制御の例を説明する。
第1の例は、連携サービスのプログラム自体に、当該プログラムについての画像履歴情報の要否を記述しておくという方法である。例えば、上述のプログラム例(1)に対し、画像履歴情報の要否を示す情報を付加したものを、プログラム例(2)として以下に示す。
[数2]
<履歴保存>あり</履歴保存>
<スキャン入力>
<読み取りモード>白黒</読み取りモード>
<読み取りサイズ>A4</読み取りサイズ>
</スキャン入力>
<配信>
<ファックス配信>
<送り先>0-03-1234-5678</送り先>
</ファックス配信>
<ファイルサーバ>
<登録先>server\\ファックス-outbox</登録先>
<ユーザ名>server\user</ユーザ名>
<パスワード>password</パスワード>
<ファイル形式>PDF</ファイル形式>
</ファイルサーバ>
</配信>
以上の例では1行目の記述が画像履歴情報の要否を表すものであり、この例の記述は画像履歴情報を記録することが必要であることを示している。プログラム作成者が、このように画像履歴情報の要否の記述を含んだプログラムを作成し、プログラム記憶部140に登録しておく。プログラム実行部114は、実行するよう指示されたプログラムから画像履歴情報の要否の記述を検出し、その記述が「あり」であればそのプログラムの実行に用いられた画像を含んだ画像履歴情報を作成し、画像履歴DB150に登録する。画像履歴情報の要否の記述が「なし」であれば、画像履歴情報を生成しない。上述のプログラムは、先頭の要素から順に解釈され、実行されていくので、プログラム全体について履歴を残す場合には、画像履歴情報の要否を示す記述をプログラムの先頭に組み込めばよい。
なお、連携サービスについての履歴画像としては、例えばその連携サービスの中でスキャン部134が読み取った画像を用いることができる。また、連携サービスの対象としてクライアント装置から入力された画像データを、履歴画像として記録してもよい。また、連携サービスによって画像処理装置100から出力される画像を履歴画像として記録してもよい。
プログラムが実行される過程で履歴管理部126が画像履歴情報を構築していく様子を、図3及び図4を参照して説明する。この例では、上述のプログラム例(2)が実行される場合を示す。
プログラム実行部114は、まずプログラム例(2)の1行目を読み込み、画像履歴情報を記録する必要があることを認識し、履歴管理部126に当該プログラムについての画像履歴情報の作成を依頼する。依頼に応じ、履歴管理部126は、そのプログラムについての画像履歴情報を作成するメモリ領域を確保する。またプログラム実行部114は、プログラム実行機能についての履歴項目の情報を履歴管理部126に提供する。プログラム実行機能の履歴項目群には、機能の種別として「プログラム実行」が含まれ、更に実行されるプログラムの名称、プログラム実行の日時、実行を指示したユーザの識別情報が含まれる。プログラムの名称は当該プログラムのファイル名などから求めることができる。また、実行日時やユーザの識別情報は、画像処理装置100のオペレーティングシステムから取得することができる。ユーザの識別情報は、画像処理装置100がユーザ認証を行うことで取得できる。履歴管理部126は、取得した各履歴項目の値を、メモリ上の当該プログラムの画像履歴情報の領域に追加する。この時点での、メモリ上の当該画像履歴情報の内容は、図3に示すデータ内容(a)となる。
次に、プログラム実行部114は、プログラム例(2)の2〜5行目の部分を読み取り、スキャン制御部120に対し、3〜4行目に示されるパラメータを渡してスキャンの実行を指示する。これに応じスキャン制御部120はスキャンを実行し、そのスキャン実行についての履歴項目群の値と、読み取られた画像とを履歴管理部126に提供する。履歴管理部126は、受け取った情報をメモリ上の当該プログラムの画像履歴情報の領域に追加する。この時点での、メモリ上の当該画像履歴情報の内容は、図3に示すデータ内容(b)となる。このうち、読み取りモード及び読み取りサイズの値は、プログラム中に明示的に指定されていたものであり、両面読取の有無及び読み取り面数の値は、スキャン制御部120に対して省略時値として指定されているものである。なお、スキャン部134の処理パラメータのうちどれを画像履歴情報に組み込むかは、予め画像処理装置100に設定されている(他の機能についても同様)。また、最後の行の「画像情報」の項目には、スキャン制御部120から受け取った画像が、履歴画像として組み込まれる。また、この例では、プログラム実行の中でスキャン部134がスキャンした画像を履歴画像として記録することが、画像処理装置100に設定されているとする。
更にプログラム実行部114は、プログラム例(2)の6〜16行目の部分を読み取り、スキャンで読み取られた画像のファックス送信をファックス制御部122に、ファイルサーバへの登録をファイル登録部124に、それぞれ指示する。ファックス制御部122及びファイル登録部124は、指示された処理を実行すると共に、実行した処理についての履歴項目の値を履歴管理部126に提供する。履歴管理部126は、受け取った情報をメモリ上の当該プログラムの画像履歴情報の領域に追加する。この時点での、メモリ上の当該画像履歴情報の内容は、図4に示すようなものとなる。図4の例において、10〜15行目がファックス送信についての履歴項目群であり、16〜21行目までがファイルサーバ登録についての履歴項目群である。これら各項目のうち、プログラム中に記述されていない項目の値は、予め設定されている省略時値又はファックス制御部122又はファイル登録124が処理を実行した際に求められた値である。なお、最後の行の「画像情報」は、スキャン部134が読み取った画像である。
なお、プログラムの先頭にある画像履歴情報を記録するか否かの指定が、「履歴保存なし」である場合は、プログラム実行部114は、履歴管理部126に対して当該プログラムの画像履歴情報を記録しない旨を指示する。
この例の方式を採用する場合、画像処理装置100は、履歴規則記憶部152を持っていなくてもよい。
以上では、プログラム作成者が画像履歴情報の要否をプログラム中に記述する例を示した。別の例として、プログラム記憶部140に対してプログラムを登録する際に、画像履歴情報の要否を表す記述をそのプログラムに追加する方式がある。この場合、記述の追加はプログラム登録部116が実行する。この方式では、プログラム登録部116は、履歴規則記憶部152に登録された規則群を参照することで、プログラム内で利用される各画像処理機能について画像履歴情報を記録すべきか否かを判定する。そして、それら各機能についての判定の結果を総合して、そのプログラムについての画像履歴情報の記録の要否を判定する。
この例におけるプログラム登録部116の機能的な構成を図5に示す。この構成において、プログラム受信部1162は、入力されたプログラムを受信する。機能要素抽出部1164は、そのプログラムの中から個々の機能要素を抽出する。機能要素は、プログラムのうち、ファックス送信やファイルサーバへの登録などといった個々の画像処理機能を記述する部分のことであり、画像処理機能の種別を表す記述を含み、更にその画像処理機能についての処理パラメータとを含む場合がある。1つのプログラムからは1以上の機能要素が抽出される。機能抽出部1164は、機能要素を1つずつ抽出し、判定部1166及びプログラム更新部1170に渡す。
判定部1166は、抽出された機能要素ごとに、その機能要素に該当する規則を履歴規則記憶部152から探す。機能要素の記述が、ある規則の機能記述に合致する場合、その規則はその機能要素に該当する。機能要素に該当する規則が見つかれば、その規則の履歴保存有無フラグと優先度とを調べる。そのフラグが「あり」であれば、判定結果記憶部1168に、「履歴保存あり」の旨を書き込む。ここで、一つの機能要素に対して複数の規則が該当した場合、その中でもっとも優先度が高い規則を採用する。例えば図2に例示した規則群が用いられる場合において、プログラム例(1)が入力されたとする。この場合、プログラム例(1)内のファックス送信を表す6〜8行目の機能要素は、規則1,2,及び3に該当する。プログラム登録部116は、その中でもっとも優先度の高い規則1を適用し、判定結果記憶部1168に「履歴保存あり」と書き込む。なお、判定結果記憶部1168に記憶されている値は、プログラムが入力された時点では「履歴保存なし」となっている。プログラム中に複数の機能要素がある場合、いずれか1つの機能要素についてでも上述の処理から「履歴保存あり」となれば、当該プログラム全体について「履歴保存あり」となる。
プログラム更新部1170は、機能抽出部1164からプログラムの先頭から末尾までの全体を受け取った段階で、判定結果記憶部1168に記憶されている値を取得する。取得した値が「履歴保存あり」なら、プログラム更新部1170は、受け取ったプログラムに対し、例えば上述のプログラム例(2)で例示したような形で、画像履歴情報の記録を行うべき旨を示す記述を追加する。また、取得した値が「履歴保存なし」なら、画像履歴情報の記録を行わない旨の記述を追加する。
なお、プログラム受信部1162が受信したプログラムの中に、「履歴保存あり」との指定が既に記述されている場合は、上述のような処理は行わず、そのプログラムをそのままプログラム記憶部140に登録するようにしてもよい。
以上の例では、プログラムをプログラム記憶部140に登録する場合について説明した。しかし、これに限らず、プログラムを作成するコンピュータが、上述の機能抽出部1164,判定部1166,判定結果記憶部1168,プログラム更新部1170及び履歴規則記憶部152を用いることで、画像履歴情報の記録を行うべきか否かの記述を含んだプログラムを作成してもよい。
次に、更に別の例として、画像履歴情報を記録することが必要か否かをプログラムの実行直前に判断する方式を、図6を参照して説明する。
この方式では、プログラム記憶部140内のプログラムの実行を指示された場合、プログラム実行部114中の機能要素抽出部1142が、プログラム中の機能要素を先頭から順に1つずつ抽出し、判定部1148及び機能要素変換部1144に渡す。
ここで、個々の画像処理機能には、それぞれ0以上の処理パラメータがあり、その処理パラメータの中には省略時値が設定されているものとされていないものとがある。省略時値が設定されていない処理パラメータについて、プログラム中で値が指定されていない場合には、ユーザに値を指定させる必要がある。したがって、機能要素抽出部1142は、抽出した機能要素の中に、省略時値がない処理パラメータに対する値が記述されていない場合には、UI部160にその処理パラメータの入力画面を表示させ、ユーザに値を入力させる。例えば、プログラム中に送り先番号の記述のないファックス送信指示が含まれていた場合、ユーザに送り先番号を入力させる。機能要素抽出部1142は、入力されたパラメータ値をUI部160から受け取り、そのパラメータ値をその機能要素に組み込んだ後、その機能要素を判定部1148及び機能要素変換部1144に渡す。
判定部1148は、受け取った機能要素に該当する規則を履歴規則記憶部152から探し、そのような規則が1以上見つかった場合には、その中で最も優先度が高い規則に従って、画像履歴情報を記録するべきか否かを判定する。そして、その判定の結果を判定結果記憶部1150に登録する。判定部1148及び判定結果記憶部1150の実行する処理又は果たす役割は、図5の例における判定部1166及び判定結果記憶部1168と同様でよい。なお、図6の例では、省略時値の設定がないパラメータについては、ユーザから値が入力されるので、図2の規則群のうち、規則3は不要である。
機能要素変換部1144は、受け取った機能要素を、実行可能な形式のプログラム素片に変換する。すなわち、プログラムの各機能要素が上述の例のようにXML等の高級言語で記述されている場合、機能要素変換部1144は、機能要素をCPU等の実行部1152が実行可能な形式に変換するわけである。以下、この例の説明では、高級言語で記述されたプログラムを原プログラムと呼び、実行可能形式のプログラムと区別する。
実行可能プログラム構築部1146は、原プログラム中のすべての機能要素の変換結果を組み立てて、実行可能形式のプログラムを生成する。ここで、実行可能プログラム構築部1146は、判定結果記憶部1150に記憶された判定結果を調べ、その判定結果が「履歴保存あり」の場合は、画像履歴情報を記録する処理を表すプログラム素片を、構築中の実行可能形式のプログラムに追加する。なお、実行可能プログラム構築部1146が判定結果記憶部1150を調べるのは、原プログラム中のすべての機能要素の変換結果を機能要素抽出部1142から受け取ったあとでよい。このとき、判定結果記憶部1150内にあるのが「履歴保存なし」であれば、画像履歴情報を記録する処理を表すプログラム素片は、実行可能形式のプログラムには追加されない。この場合に、画像履歴情報を記録しないことを表すプログラム素片を実行可能形式のプログラムに追加してもよい。
原プログラムに対応する実行可能形式のプログラムが構築されると、それが実行部1152に渡され、実行される。実行部1152は、その実行可能形式のプログラム中に、画像履歴情報を記録する処理を表すプログラム素片があれば、これに従い画像履歴情報を生成するための処理を実行する。
なお、図6の例の方式では、プログラム登録部116は、単に入力されたプログラムをプログラム記憶部140に登録するだけでよく、図5の例のような機能は持たなくてよい。
以上説明したように、この例では、プログラムの実行が指示された際に、ユーザの入力したパラメータ値を反映した判定が判定部1148により行われる。履歴規則記憶部152に登録された規則がその後改訂されることが考えられるが、この例では、判定部1148は、その判定の時点に履歴規則記憶部152に登録されている規則群を用いて判定を実行する。
なお、原プログラムに画像履歴情報の記録を指示する記述がある場合は、判定部1148の判定結果によらず、実行可能プログラム構築部1146が画像履歴情報を記録する処理を表すプログラム素片を実行可能形式のプログラムに追加するようにしてもよい。
次に、更に別の例を説明する。図6の例では、プログラムの実行が指示された際、プログラムを最後まで解析して画像履歴情報を記録すべきか否かを判定した。逆に言えば、プログラムの実行開始は、その解析が終了したあとであった。これに対し、この例では、プログラムの実行と並行して、画像履歴情報を記録すべきか否かの判定を実行する。この例のための主要構成を図7に示す。
この例では、プログラム実行部114は、プログラムの実行を指示された場合、そのプログラムを実行し、印刷制御部118,スキャン制御部120,ファックス制御部122,ファイル登録部124などの各画像処理機能部に、そのプログラムに示される処理を実行させる。各画像処理機能部は、自らの実行した処理についての各履歴項目の情報を生成し、画像履歴一時記憶部170に格納する。画像履歴一時記憶部170は、例えばメインメモリ上に確保された記憶領域である。また、各画像処理機能部は、自らが実行した処理に該当する規則が履歴規則記憶部152にあれば、その中で最も優先度の高い規則にしたがって、画像履歴情報を記録すべきか否かを判定し、その結果を判定結果記憶部172に書き込む。判定結果記憶部172に格納される判定結果の値は、プログラム開始時点に初期値「履歴保存なし」にセットされる。プログラムの実行に伴っていずれかの画像処理機能部がその値を「履歴保存あり」へといったん書き換えると、その後他の画像処理機能部の判定結果が「履歴保存なし」であっても、「履歴保存あり」のまま維持される。
プログラムの実行が終了した時点では、画像履歴一時記憶部170には、実行されたプログラムに対応する画像履歴情報が構築されている。この時点で、判定結果記憶部172内の値が「履歴保存あり」であれば、プログラム実行部114は、画像履歴一時記憶部170内にある画像履歴情報を画像履歴DB150に登録する。そうでなければ、画像履歴一時記憶部170内にある画像履歴情報を画像履歴DB150に登録せずに破棄する。
この例では、各画像処理機能部が上述の例での履歴管理部126の役割を部分的に果たしているので、履歴管理部126はなくてもよい。
図7の例では、各画像処理機能部は、当該画像処理機能部が処理を実行する時点で揃っているパラメータ値を用いて、画像履歴情報を記録するか否かを判定する。
画像処理機能部が他の処理部の処理により生成された情報を処理パラメータとして用い、画像履歴情報を記録するか否かの判定規則がその処理パラメータの値を判定材料に用いる場合があり得る。そのような処理パラメータの値も、当該画像処理機能部が処理を開始する時点では確定済みなので、当該画像処理機能部は、その値に基づき判定を実行すればよい。
図7の例の方式は、プログラム記憶部140に登録されているプログラムが、実行可能形式のものである場合にも適用できる。
更に別の例として、次のような方式もある。この方式では、プログラム登録部116が、入力されたプログラムの記述を解析し、そのプログラムの中で使用している画像処理機能のリストを作成し、そのリストを追加したプログラムをプログラム記憶部140に登録する。プログラム実行部114は、プログラムの実行が指示された場合、そのリストにある画像処理機能の中に画像履歴情報の記録が必要と判定されるものが1つでもあれば、画像履歴情報を記録する。なお、この場合の履歴規則記憶部152内の規則は、例えば、画像処理機能毎に、画像履歴情報を記録すべきか否かを表した情報である。
すなわち、この例では、図8に示されるようにプログラム受信部1162で受信した原プログラムは、機能要素抽出部1164にて機能要素に分割され、機能要素変換部1174、実行可能プログラム構築部1176により実行可能なプログラムに変換される。機能要素変換部1174、実行可能プログラム構築部1176は、図6の例の機能要素変換部1144、実行可能プログラム構築部1146とそれぞれ同様の機能を果たすものでよい。
この変換の中で、機能要素抽出部1164にて抽出された各機能要素の情報が機能リスト記憶部1172に記憶される。
実行可能プログラム構築部1176は、機能要素変換部1174で生成された実行可能プログラム素片群に対し、機能リスト記憶部1172から取得した機能要素の情報のリストと、該機能要素の情報のリストを参照して画像履歴情報の記録の有無を判定するためのプログラム素片と、を追加して実行可能プログラムを構築し、プログラム記憶部140に記憶する。
ユーザからプログラム記憶部140に記憶されたプログラムの実行が指示されると、プログラム実行部114がそのプログラムを実行する。このときプログラム実行部114は、該プログラムに含まれている機能要素の情報リストと履歴規則記憶部152に記憶されている規則とを参照して画像履歴保存の有無を決定し、以降はプログラムに記述された機能を実行する。
以上の例では、画像履歴情報を単位としてそれを記録するか否かを制御したが、これに限らず、例えば履歴画像についてのみ規則に従って記録の有無を制御し、処理日時等の各履歴項目の情報はすべて記録するようにしてもよい。
以上に例示した画像処理装置100における制御部110は、典型的には、汎用のコンピュータにて上述の各部の機能又は処理内容を記述したプログラムを実行することにより実現される。コンピュータは、図9に示すように、例えば、ハードウエアとして、マイクロプロセッサなどのCPU(中央演算装置)10、ランダムアクセスメモリ等のメモリ(一次記憶)12、各種I/O(入出力)インタフェース14等がバス16を介して接続された回路構成を有する。また、そのバス16に対し、例えばI/Oインタフェース14経由で、ハードディスクドライブ18やCDやDVDに対する読み取り及び/又は書き込みのためのディスクドライブ20、フラッシュメモリなどの各種規格の可搬型の不揮発性記録媒体に対する読み取り及び/又は書き込みのための装置、などが接続される。実施形態の処理内容が記述されたプログラムがCDやDVD等の記録媒体を経由して、又はネットワーク経由で、ハードディスクドライブ18等の固定記憶装置に保存され、コンピュータにインストールされる。固定記憶装置に記憶されたプログラムがメモリ12に読み出されCPU10により実行されることにより、実施形態の処理が実現される。
実施形態の画像処理装置の構成の一例を示す図である。 履歴規則記憶部のデータ内容の一例を示す図である。 処理の進行に従って画像履歴情報が組み立てられていく様子を説明するための図である。 画像履歴情報の例を示す図である。 変形例におけるプログラム登録部の構成の一例を示す図である。 別の変形例におけるプログラム実行部の構成の一例を示す図である。 更に別の変形例における画像履歴情報記録制御のための構成の一例を示す図である。 更に別の変形例におけるプログラム登録部の構成の一例を示す図である。 コンピュータのハードウエア構成の一例を示す図である。
符号の説明
100 画像処理装置、110 制御部、112 ジョブ管理部、114 プログラム実行部、116 プログラム登録部、118 印刷制御部、120 スキャン制御部、122 ファックス制御部、124 ファイル登録部、126 履歴管理部、132 印刷部、134 スキャン部、136 ファックス送信部、140 プログラム記憶部、150 画像履歴DB、152 履歴規則記憶部、160 UI部、200 ネットワーク、300 外部サーバ。

Claims (5)

  1. 1以上の画像処理部を利用する処理手順を記述したプログラムに基づく各画像処理部の処理に際して履歴画像を記録するか否かを判定するための複数の規則を記憶した規則記憶部であって、前記複数の規則の各々は、当該規則に該当する画像処理部の種別と、当該画像処理部が行う処理の処理パラメータと、当該画像処理部が当該処理パラメータに従って処理を行うに際して履歴画像を記録するか否かを示す履歴保存有無フラグと、当該規則の優先度と、を含むことを特徴とする規則記憶部と、
    1以上の画像処理部を利用する処理手順を記述したプログラムを受け付ける受付部と、
    前記受付部で受け付けたプログラムを実行するプログラム実行部と、
    前記受け付けたプログラムの中から、当該プログラムが記述する処理手順を構成する各画像処理部の処理を表す機能要素記述を抽出し、抽出した機能要素記述ごとに、当該機能要素記述から、当該機能要素記述が表す処理を実行する画像処理部の種別及び処理パラメータを特定し、特定した種別及び処理パラメータの組合せに該当する規則を前記規則記憶部から探索し、探索の結果見つかった規則に含まれる履歴保存有無フラグが履歴画像の記録の有無のいずれを示しているかを判定し、前記抽出した各機能要素記述についての履歴画像の記録の有無の判定結果に基づき、前記プログラムの実行に関する履歴画像を記録するか否かを判定する判定部と、
    を備え
    前記プログラムの実行に関する前記履歴画像とは、前記受け付けたプログラムに記述される前記処理手順において利用される前記1以上の画像処理部のうちのあらかじめ定められた画像処理部の入力画像又は出力画像のうちのあらかじめ定められた方の画像であり、
    前記判定部は、前記探索の結果、前記受け付けたプログラムから抽出した同一の機能要素記述について、該当する規則が複数見つかった場合は、それら見つかった規則のうち前記優先度が最高である規則に含まれる履歴保存有無フラグに基づき、当該機能要素記述について履歴画像の記録の有無を判定する、
    ことを特徴とする画像履歴管理装置。
  2. 前記判定部は、前記機能要素記述に含まれる処理パラメータに値が設定されていない場合、前記プログラム実行部による前記プログラムの前にユーザから当該処理パラメータの値の入力を受け、入力された処理パラメータの値を用いて、前記判定を行う、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像履歴管理装置。
  3. 前記判定部は、前記機能要素記述に含まれる処理パラメータの値として、前記プログラム実行部による前記プログラムの実行中に前記1以上の画像処理部のうち当該機能要素記述に係る処理を実行する画像処理部以外の処理により生成された当該処理パラメータの値を用いて前記判定を行う、
    ことを特徴とする請求項2記載の画像履歴管理装置。
  4. 前記判定部は、前記プログラムが実行される前に前記判定を実行し、この判定の結果、前記プログラムの実行に関する前記履歴画像を記録すると判定した場合に、前記履歴画像の記録を前記プログラム実行部に実行させるための履歴記録命令を前記プログラムに組み込む手段、を更に備え、
    前記プログラム実行部は、前記プログラムを実行する際に、当該プログラムに前記履歴記録命令が含まれていれば、当該プログラムの実行に関する前記履歴画像のための処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像履歴管理装置。
  5. コンピュータを、
    1以上の画像処理部を利用する処理手順を記述したプログラムに基づく各画像処理部の処理に際して履歴画像を記録するか否かを判定するための複数の規則を記憶した規則記憶部であって、前記複数の規則の各々は、当該規則に該当する画像処理部の種別と、当該画像処理部が行う処理の処理パラメータと、当該画像処理部が当該処理パラメータに従って処理を行うに際して履歴画像を記録するか否かを示す履歴保存有無フラグと、当該規則の優先度と、を含むことを特徴とする規則記憶部、
    1以上の画像処理部を利用する処理手順を記述したプログラムを受け付ける受付部と、
    前記受付部で受け付けたプログラムを実行するプログラム実行部、
    前記受け付けたプログラムの中から、当該プログラムが記述する処理手順を構成する各画像処理部の処理を表す機能要素記述を抽出し、抽出した機能要素記述ごとに、当該機能要素記述から、当該機能要素記述が表す処理を実行する画像処理部の種別及び処理パラメータを特定し、特定した種別及び処理パラメータの組合せに該当する規則を前記規則記憶部から探索し、探索の結果見つかった規則に含まれる履歴保存有無フラグが履歴画像の記録の有無のいずれを示しているかを判定し、前記抽出した各機能要素記述についての履歴画像の記録の有無の判定結果に基づき、前記プログラムの実行に関する履歴画像を記録するか否かを判定する判定部、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記プログラムの実行に関する前記履歴画像とは、前記受け付けたプログラムに記述される前記処理手順において利用される前記1以上の画像処理部のうちのあらかじめ定められた画像処理部の入力画像又は出力画像のうちのあらかじめ定められた方の画像であり、
    前記判定部は、前記探索の結果、前記受け付けたプログラムから抽出した同一の機能要素記述について、該当する規則が複数見つかった場合は、それら見つかった規則のうち前記優先度が最高である規則に含まれる履歴保存有無フラグに基づき、当該機能要素記述について履歴画像の記録の有無を判定する、
    ことを特徴とするプログラム。
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