JP6102774B2 - パラメータ設定システム、パラメータ設定装置およびプログラム - Google Patents

パラメータ設定システム、パラメータ設定装置およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、パラメータ設定システム、パラメータ設定装置およびプログラムに関する。
紙などの記録材に画像を形成する機能を備えた画像形成装置として、複写機、プリンタ装置、ファクシミリ装置、これらの機能を併せもった複合機などが知られている。
プロダクション市場向けの画像形成装置では各種用紙が使用されるため、用紙毎の機械動作パラメータの最適値を保持したストックライブラリーに基づいて機械動作パラメータを自動設定するように構成されている。しかしながら、個々のマシンの特性(機差)や使用状態(使用履歴や使用環境)の違いがあるため、自動設定された機械動作パラメータが必ずしも最適とは限らない。従って、用紙切換時には、オペレータやサービスマンがテストパターンを印刷出力し、印刷状態を確認しながら機械動作パラメータをマニュアルで設定する必要があった。
更に、プロダクション市場向けの画像形成装置では大量印刷が行われるため、関連部材の状態の変化(劣化)により同一の機械動作パラメータを継続的に使用することはできず、機械動作パラメータを適宜調整する必要があった。
これまで、画像形成装置の機械動作パラメータの設定に関し、種々の発明が提案されている。
例えば、特許文献1には、画像を形成するための設定値に基づいてテストチャートを用紙に形成して出力する画像形成部と、入力部から入力された調整値の範囲及び出力枚数に基づいて出力枚数分の調整値を算出し、各調整値それぞれに基づく前記テストチャートを前記用紙に形成して出力させる制御部を備えた画像形成装置の発明が開示されている。
例えば、特許文献2には、サーバが転写紙の種類毎に設定データ群を集中管理し、転写紙識別情報に対応付ける画像形成工程の制御値を、画像形成工程に適用して画像を形成する構成において、転写紙識別情報に対応付けて記憶手段に記憶する補正値を受け付け、補正値を画像形成工程に適用する発明が開示されている。
例えば、特許文献3には、他の画像形成装置からパラメータ関連情報を受信して、パラメータ関連情報に含まれるパラメータ情報に基づいて、信頼性の高いパラメータを選択して自機器に設定する画像形成装置の発明が開示されている。
特開2010−173130号公報 特開2012−083707号公報 特開2012−147109号公報
本発明は、画像形成装置で使用する用紙の種別の切り換えにおいて、切換後の用紙の種別について画像形成に関するパラメータの値を算出する際の参考となる自装置の過去履歴が不足する場合でも、画像形成に関するパラメータの値を適切に算出することが可能となる技術を提案することを目的とする。
本発明(1)は、画像形成の動作を制御するパラメータの値を用紙の種別に応じて設定する画像形成装置について、当該画像形成装置におけるパラメータの値の履歴を用紙の種別と対応付けて記憶する記憶手段と、前記画像形成装置で使用する用紙の種別を切り換える際の切換後の用紙の種別に対応する前記履歴の数が閾値未満の場合に、前記切換後の用紙の種別と、前記切り替え後の用紙の種別との間でパラメータの値の分布傾向に相関があり且つ前記履歴の数が前記閾値以上となる他の複数の用紙の種別のそれぞれについて、前記画像形成装置と同じ機種の複数の画像形成装置におけるパラメータの値の分布傾向を取得する取得手段と、前記切換後の用紙の種別および前記他の複数の用紙の種別についてそれぞれ取得したパラメータの値の分布傾向と、前記他の複数の用紙の種別にそれぞれ対応する前記履歴とに基づいて、前記切換後の用紙の種別について設定するパラメータの値を算出する算出手段と、を備えたことを特徴とするパラメータ設定システムである。
本発明(2)は、本発明(1)において、前記他の複数の用紙の種別は、それぞれ、前記切換後の用紙の種別が有する特性に近い値の特性を有する、ことを特徴とするパラメータ設定システムである。
本発明(3)は、本発明(1)、(2)において、複数の画像形成装置からパラメータの値の履歴を収集して、画像形成装置の機種毎にパラメータの値の分布傾向を算出する管理サーバを備え、前記取得手段は、前記管理サーバから、使用する用紙を切り換える画像形成装置と同じ機種の複数の画像形成装置におけるパラメータの値の分布傾向を取得する、ことを特徴とするパラメータ設定システムである。
本発明(4)は、本発明(1)〜(3)において、前記画像形成装置の使用状態の変化に伴ってパラメータの値の補正量を算出する補正手段を更に備え、前記補正手段は、前記画像形成装置と同じ機種の複数の画像形成装置におけるパラメータの値の時系列的な補正結果をモデル化した予測モデルに基づいて、前記画像形成装置の使用状態に対応するパラメータの値の補正量を算出する、ことを特徴とするパラメータ設定システムである。
本発明(5)は、画像形成の動作を制御するパラメータの値を用紙の種別に応じて設定する画像形成装置について、当該画像形成装置におけるパラメータの値の履歴を用紙の種別と対応付けて記憶する記憶手段と、前記画像形成装置で使用する用紙の種別を切り換える際の切換後の用紙の種別に対応する前記履歴の数が閾値未満の場合に、前記切換後の用紙の種別と、前記切り替え後の用紙の種別との間でパラメータの値の分布傾向に相関があり且つ前記履歴の数が前記閾値以上となる他の複数の用紙の種別のそれぞれについて、前記画像形成装置と同じ機種の複数の画像形成装置におけるパラメータの値の分布傾向を取得する取得手段と、前記切換後の用紙の種別および前記他の複数の用紙の種別についてそれぞれ取得したパラメータの値の分布傾向と、前記他の複数の用紙の種別にそれぞれ対応する前記履歴とに基づいて、前記切換後の用紙の種別について設定するパラメータの値を算出する算出手段と、を備えたことを特徴とするパラメータ設定装置である。
本発明(6)は、コンピュータに、画像形成の動作を制御するパラメータの値を用紙の種別に応じて設定する画像形成装置について、当該画像形成装置におけるパラメータの値の履歴を用紙の種別と対応付けて記憶する記憶機能と、前記画像形成装置で使用する用紙の種別を切り換える際の切換後の用紙の種別に対応する前記履歴の数が閾値未満の場合に、前記切換後の用紙の種別と、前記切り替え後の用紙の種別との間でパラメータの値の分布傾向に相関があり且つ前記履歴の数が前記閾値以上となる他の複数の用紙の種別のそれぞれについて、前記画像形成装置と同じ機種の複数の画像形成装置におけるパラメータの値の分布傾向を取得する取得機能と、前記切換後の用紙の種別および前記他の複数の用紙の種別についてそれぞれ取得したパラメータの値の分布傾向と、前記他の複数の用紙の種別にそれぞれ対応する前記履歴とに基づいて、前記切換後の用紙の種別について設定するパラメータの値を算出する算出機能と、を実現させるためのプログラムである。
本発明(1)、(5)、(6)によれば、画像形成装置で使用する用紙の種別の切り換えにおいて、切換後の用紙の種別について画像形成に関するパラメータの値を算出する際の参考となる自装置の過去履歴が不足する場合でも、画像形成に関するパラメータの値を適切に算出することが可能となる。
本発明(2)によれば、画像形成装置で使用する用紙の種別の切り換えにおいて、画像形成に関するパラメータの値として、より理想的な値を算出することが可能となる。
本発明(3)によれば、画像形成に関するパラメータの値を算出する際に使用する情報(同じ機種の複数の画像形成装置におけるパラメータの値の傾向)を、その内容に影響を及ぼす状況変化(例えば、季節変動)に追従させつつ、適切な状態に維持することができる。
本発明(4)によれば、画像形成装置の使用状態の変化に伴う画像形成に関するパラメータの値の調整(補正)を、簡易かつ適切に行うことができ、画像形成に関するパラメータの設定値の調整に係る負担を軽減することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るパラメータ調整システムの構成例を示す図である。 図1において動作設定履歴情報のサンプル数が不十分な場合における用紙種切換後の機械動作パラメータの設定値の算出について説明する図である。 図1における管理サーバによる動作設定履歴情報の収集及び解析に係る処理フローの例を示す図である。 図1における個々の画像形成装置による動作設定履歴情報の収集に係る処理フローの例を示す図である。 図1における個々の画像形成装置による用紙種切換時の各機械動作パラメータの設定に係る処理フローの例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るパラメータ調整システムの他の構成例を示す図である。 図6における画像形成装置の使用状態の変化に伴う各機械動作パラメータの設定値の補正量の算出について説明する図である。 図6における管理サーバによる動作設定履歴情報の収集及び解析に係る処理フローの例を示す図である。 図6における個々の画像形成装置による動作設定履歴情報の収集に係る処理フローの例を示す図である 図6における個々の画像形成装置による用紙種切換時の各機械動作パラメータの設定に係る処理フローの例を示す図である。
本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係るパラメータ調整システムの構成例を示してある。
本例のパラメータ調整システムは、複数の画像形成装置における各機械動作パラメータの設定値の過去履歴に基づいて、用紙の種別(以下、「用紙種」という)毎に各機械動作パラメータの設定値の分布を求め、画像形成装置で使用する用紙種を切り換える際に、切換後の用紙種に係る当該装置における過去履歴と前記求めた分布との関係から、切換後の用紙種についての各機械動作パラメータの設定値を算出するものである。
図1に示すように、本例のパラメータ調整システムは、動作設定情報収集部11、動作設定情報解析部12、動作設定履歴情報保存部13、動作設定補正量算出部14、動作制御部15を備えている。
パラメータ調整システムは、例えば、複数の画像形成装置と通信可能にネットワーク接続された管理サーバを有する所謂リモート管理システムと連携して動作する。本例では、管理サーバが、動作設定情報収集部11、動作設定情報解析部12を備え、各々の画像形成装置が、動作設定履歴情報保存部13、動作設定補正量算出部14、動作制御部15を備えた構成となっているが、このような構成に限定されるものではない。
動作設定情報収集部11は、管理サーバにネットワーク接続された複数の画像形成装置から、用紙種毎に調整が必要な機械動作パラメータの設定値が用紙種の切り換えに伴って変更されたタイミングで、変更後の各機械動作パラメータの設定値を記録した動作設定履歴情報を収集し、切換後の用紙種を識別する用紙種情報と共に、画像形成装置の機種毎及び用紙種分類毎に蓄積する。
すなわち、各々の画像形成装置において切換後の用紙種について手動又は自動で変更された各機械動作パラメータの設定値を過去履歴として蓄積していく。
ここで、機械動作パラメータは、画像形成の動作を制御するパラメータであり、一般的に、転写プロセス以降の画像形成に関わるパラメータ(2次転写電圧補正量、定着温度補正量、デカーラ強度など)が対象となり、使用する用紙種に対応する用紙特性情報を考慮した値が設定される。また、使用する用紙の光沢度に応じて、転写プロセス前の画像形成に関わるパラメータ(感光体電位、半導体レーザ光量など)が設定される場合もある。
用紙種に対応する用紙特性情報は、その用紙種の特性を示す種々の特性値の情報であり、例えば、用紙サイズ、用紙タイプ、表面性(コート有無など)、坪量(g/m)、用紙色などの特性値の情報が挙げられる。
用紙種分類は、用紙種をその用紙特性情報に基づいて分類した単位であり、例えば、坪量を値の大小で4段階に区分し、表面性を値の大小で3段階で区分した、4×3のマトリクスの用紙種分類が用いられる。
動作設定情報解析部12は、動作設定情報収集部11によって収集、蓄積された動作履歴設定情報(各機械動作パラメータの設定値)を解析し、画像形成装置の機種毎及び用紙種分類毎に、各々の機械動作パラメータについて設定値の傾向を示す分布情報を算出し、その結果を保存する。
機械動作パラメータの設定値の分布情報としては、例えば、設定値の中心値や標準偏差といった統計量が算出される。
機械動作パラメータの設定値の解析は、予め定められたタイミングで実施され、例えば、1日毎の定時のタイミングで実施される。
本例のパラメータ調整システムでは、以上の処理(動作設定情報収集部11、動作設定情報解析部12による処理)が管理サーバ側で実施され、以下の処理(動作設定履歴情報保存部13、動作設定補正量算出部14、動作制御部15による処理)は個々の画像形成装置で実施される。
動作設定履歴情報保存部13は、用紙種毎に調整が必要な機械動作パラメータの設定値が用紙種の切り換えに伴って変更されたタイミングで、自装置の各機械動作パラメータの設定値を記録した動作設定履歴情報を収集し、管理サーバ側と同様の用紙種分類毎に蓄積する。
すなわち、自装置において切換後の用紙種について手動又は自動で変更された各機械動作パラメータの設定値を過去履歴として蓄積していく。
動作設定補正量算出部14は、使用する用紙種を切り換えるタイミングで、用紙種情報と用紙特性情報とを対応付けた用紙データベースより、切換後の用紙種に対応する用紙特性情報を取得する。また、切換後の用紙種に対応する用紙特性情報が用紙データベースに存在しない場合は、オペレータが画像形成装置の操作パネルを操作して用紙特性情報を入力する。
次に、用紙データベースから取得した(又はオペレータに入力された)用紙特性情報が属する用紙種分類を特定し、当該用紙種分類に対応する動作設定履歴情報を動作設定履歴情報保存部13からサンプルとして取得する。
そして、動作設定履歴情報保存部13から取得した動作設定履歴情報のサンプル数が予め定めた閾値以上である場合、すなわち、動作設定履歴情報のサンプル数が十分な場合には、これらの動作設定履歴情報における機械動作パラメータの設定値の平均を算出し、当該算出した平均値を用紙種切換後の機械動作パラメータの設定値とする。
一方、動作設定履歴情報保存部13から取得した動作設定履歴情報のサンプル数が閾値未満である場合、すなわち、動作設定履歴情報のサンプル数が不十分な場合には、閾値以上の動作設定履歴情報が存在する他の複数の用紙種分類について、その動作設定履歴情報を動作設定履歴情報保存部13から取得する。また、前記特定した用紙種分類および前記他の複数の用紙種分類の各々について、自装置と同じ機種の複数の画像形成装置における各機械動作パラメータの設定値の分布情報を管理サーバの動作設定情報解析部12に要求し、該当する分布情報を受信する。
ここで、本例では、閾値以上の動作設定履歴情報が存在する他の複数の用紙種分類として、前記特定した用紙種分類の近傍、具体的には、前記特定した用紙種分類の前後各1つの用紙種分類を優先的に選択して、各機械動作パラメータの設定値の分布情報を取得する。すなわち、前記特定した用紙種分類の用紙特性に近い値の用紙特性を有する用紙種分類を優先的に選択して、該当する用紙種分類における各機械動作パラメータの設定値の分布情報を取得する。
そして、前記特定した用紙種分類および前記他の複数の用紙種分類について動作設定情報解析部12から受信した各機械動作パラメータの設定値の分布情報、および、前記他の複数の用紙種分類について動作設定履歴情報保存部13から取得した動作設定履歴情報に基づいて、用紙種切換後の機械動作パラメータの設定値を算出する。
動作設定履歴情報のサンプル数が不十分な場合における用紙種切換後の機械動作パラメータの設定値の算出について、図2を参照して具体的に説明する。
ここでは、説明の簡略化のために、用紙特性の一種である坪量を値の大小で3段階に区分した用紙種分類を用い、坪量の値が小さいものから順に、坪量分類1、坪量分類2、坪量分類3とする。また、切換後の用紙種が坪量分類2に属し、坪量分類2に対応する動作設定履歴情報のサンプル数が不十分であり、その近傍の坪量分類1,3に対応する動作設定履歴情報のサンプル数が十分であるとする。
動作設定補正量算出部14は、まず、切換後の用紙種が属する坪量分類2及びその近傍の坪量分類1,3について、自装置と同じ機種の複数の画像形成装置における各機械動作パラメータの設定値の分布情報(中心値や標準偏差)を管理サーバの動作設定情報解析部12に要求し、該当する分布情報を受信する。
図2の(a)〜(c)には、坪量分類1〜3のそれぞれについて、その用紙種分類に属する用紙種を用いた場合の或る機械動作パラメータAの設定値の分布をグラフで示してある。これらのグラフにおいて、横軸は設定値を表し、縦軸は各設定値の出現頻度を表しており、□印は、設定値の中心値を表している。
(a)〜(c)の各グラフを比較すれば、坪量分類1、坪量分類2、坪量分類3と坪量の値が大きくなるに連れて、□印で示す中心値が増大方向に推移していることが分かる。このことは、(d)のグラフからも把握できる。なお、(d)は、坪量分類1〜3を坪量の値が小さい順に横軸に並べ、坪量分類1〜3の各中心値を縦軸で表したものである。
次に、動作設定補正量算出部14は、管理サーバの動作設定情報解析部12から受信した分布情報に基づいて、坪量分類1〜3における機械動作パラメータAの設定値の中心値について補間曲線を算出する。
(d)には、坪量分類1〜3における機械動作パラメータAの設定値の中心値について算出した補間曲線を実線で示してある。この補間曲線は、坪量の変化に伴う機械動作パラメータAの設定値の推移を示すものであり、システム内の複数の画像形成装置の全体的な傾向を表している。
補間曲線の算出は、例えば、最小二乗法による多項式近似曲線を用いて行うことができる。本例では、坪量分類1〜3の3点で補間するため、2次曲線となる。なお、用紙タイプ等の他の用紙特性を含めた用紙種分類を用いる構成の場合には、例えば、最小二乗法による多項式近似曲面を用いて補間すればよい。
次に、動作設定補正量算出部14は、坪量分類1,3(切換後の用紙種が属する坪量分類2の近傍)の各々について、自装置の動作設定履歴情報における機械動作パラメータAの設定値の平均を算出し、当該算出した平均値と上記の補間曲線との差分の関係から、自装置における坪量分類2の機械動作パラメータAの設定値を算出(推定)する。これは、坪量の変化に伴う機械動作パラメータAの設定値の推移は、同じ機種の複数の画像形成装置では同様な傾向となること(同様な補間曲線となること)を利用したものである。
すなわち、(e)に示すように、自装置と同じ機種の複数の画像形成装置について算出した上記の補間曲線(実線で図示)を、自装置における坪量分類1,3の機械動作パラメータAの設定値の平均値(○印で図示)に基づいて、自装置に適応させた補間曲線(一点鎖線で図示)に変換し、当該変換後の補間曲線における坪量分類2の機械動作パラメータAの設定値を特定することで、自装置における坪量分類2の機械動作パラメータAの設定値(△印で図示)を算出(推定)する。
このように、自装置と同じ機種の複数の画像形成装置について算出した上記の補間曲線を、自装置における用紙種切換後の用紙種分類近傍の用紙種分類についての設定値に従って変換し、これにより得られる自装置に適応させた補間曲線に基づく補間を行うことで、自装置における用紙種切換後の用紙種分類についての設定値を算出することができる。
なお、各機械動作パラメータの設定値は、画像形成装置に固有の特性(機差)や劣化レベルに応じて異なる。
ここで、自装置における坪量分類1,3の機械動作パラメータAの設定値の標準偏差が、管理サーバの動作設定情報解析部12から受信した坪量分類1,3の各機械動作パラメータの設定値の標準偏差に対して、予め定めた閾値を超える相違を有する場合には、上記の手法により算出した坪量分類2の機械動作パラメータAの設定値をそのまま適用して画像形成処理を行うと、トラブルが発生する可能性が高くなるため、画像形成装置のオペレータに対してアラートを報知出力するように構成してもよい。
動作制御部15は、動作設定補正量算出部14で算出された各機械動作パラメータの設定値を適用して、以降(用紙種切換後)の画像形成処理を制御する。
なお、動作制御部15に代えて、動作設定補正量算出部14で算出された各機械動作パラメータの設定値を推奨値として表示出力する機能部を設け、画像形成装置のオペレータが、表示出力された設定値に従って手動で各機械動作パラメータの設定を行うようにしてもよい。
本例のパラメータ調整システムによる処理の流れについて、図3〜図5に示す処理フローの例を参照して説明する。
図3には、管理サーバによる動作設定情報(各機械動作パラメータの設定値)の収集及び解析に係る処理フローの例を示してある。
管理サーバは、動作設定情報収集部11にて、ネットワーク接続された複数の画像形成装置から動作設定履歴情報を収集し(ステップS11)、画像形成装置の機種毎及び用紙種分類毎に、予め定めたデータ数の先入れ先出しにより動作設定履歴情報を保存する(ステップS12)。
また、管理サーバは、動作設定履歴情報の解析タイミングか否かを判定し(ステップS13)、解析タイミングでないと判定された場合には、ステップS11に戻り、解析タイミングであると判定されるまで、各画像形成装置からの動作設定情報の収集、保存を繰り返す。
ステップS13において、解析タイミングであると判定された場合には、動作設定情報解析部12にて、動作設定情報収集部11によって収集された動作設定情報を統計解析し、その結果の統計量(各機械動作パラメータの設定値の中心値や標準偏差)を分布情報として保存する(ステップS14)。
図4には、個々の画像形成装置による動作設定履歴情報(各機械動作パラメータの設定値)の収集に係る処理フローの例を示してある。
個々の画像形成装置は、動作設定履歴情報保存部13にて、動作設定履歴情報を収集し(ステップS21)、用紙種分類毎に、予め定めたデータ数の先入れ先出しにより動作設定履歴情報を保存する(ステップS22)。
動作設定履歴情報保存部13による動作設定履歴情報の収集や保存は、用紙種の切換毎に繰り返される。
図5には、個々の画像形成装置による用紙種切換時の各機械動作パラメータの設定に係る処理フローの例を示してある。
個々の画像形成装置は、動作設定補正量算出部14にて、切換後の用紙種に対応する用紙特性情報が用紙データベースに存在するか否かを判定する(ステップS31)。該当する用紙特性情報が用紙データベースに存在する場合には、その用紙特性情報を用紙データベースから取得し(ステップS32)、存在しない場合には、オペレータによる操作パネルからの用紙特性情報の入力を受け付ける(ステップS33)。
次に、ステップS31又はS32で得られた用紙特性情報が属する用紙種分類を特定して、当該用紙種分類に対応する動作設定履歴情報をサンプルとして動作設定履歴情報保存部13から取得し(ステップS34)、当該取得した動作設定履歴情報のサンプル数が予め定めた閾値以上であるか否かを判定する(ステップS35)。
そして、ステップS35において、前記特定した動作設定履歴情報のサンプル数が閾値以上であると判定された場合には、これらの動作設定履歴情報における機械動作パラメータの設定値の平均を算出し、当該算出した平均値を用紙種切換後の機械動作パラメータの設定値とする(ステップS36)。
一方、ステップS35において、前記特定した動作設定履歴情報のサンプル数が閾値未満であると判定された場合には、閾値以上の動作設定履歴情報が存在する他の複数の用紙種分類(例えば、近傍の用紙種分類)について、その動作設定履歴情報を動作設定履歴情報保存部13から取得して各機械動作パラメータの設定値の平均を算出し、また、前記特定した用紙種分類および前記他の複数の用紙種分類の各々について、各機械動作パラメータの設定値の分布情報を管理サーバから取得する(ステップS37)。
その後、ステップS37で取得した各情報に基づいて、用紙種切換後の機械動作パラメータの設定値を算出する(ステップS38)。
以上のように、本例のパラメータ調整システムでは、各々の画像形成装置が、自装置における各機械動作パラメータの設定値を記録した動作設定履歴情報を動作設定履歴情報保存部13に蓄積しておき、用紙種切換後の用紙種分類に対応する動作設定履歴情報のサンプル数が閾値未満である場合には、動作設定補正量算出部14により、用紙種切換後の用紙種分類、および、これに近い特性を有する他の複数の用紙種分類のそれぞれについて、自装置と同じ機種の複数の画像形成装置における各機械動作パラメータの設定値の分布情報を取得し、用紙種切換後の用紙種分類に近い特性を有する他の複数の用紙種分類の動作設定履歴情報との関係から、用紙種切換後の機械動作パラメータの設定値を算出するように構成した。
これにより、画像形成装置で使用する用紙種の切り換えにおいて、切換後の用紙種について各機械動作パラメータの設定値を算出する際の参考となる自装置の過去履歴が不足する場合でも、機械動作パラメータの設定値を適切に算出することが可能となる。
また、本例のパラメータ調整システムでは、各々の画像形成装置から各機械動作パラメータの設定値を記録した動作設定履歴情報を収集し、画像形成装置の機種毎及び用紙種分類毎に各機械動作パラメータの設定値の分布情報を算出する管理サーバを備えており、動作設定補正量算出部14が、管理サーバから、自装置と同じ機種の複数の画像形成装置における各機械動作パラメータの設定値の分布情報を取得するようにしている。
このため、各機械動作パラメータの設定値を算出する際に使用する分布情報を、その内容に影響を及ぼす状況変化(例えば、季節変動)に追従させつつ、適切な状態に維持することができる。
ここで、本例では、用紙種切換後の用紙種分類の近傍の用紙種分類(具体的には、用紙種切換後の用紙種分類の前後各1つの用紙種分類)を優先的に選択して、各機械動作パラメータの設定値の分布情報を取得しており、当該取得した分布情報に基づいて補間曲線を求めることで、用紙種切換後の用紙種分類を中心とした比較的狭い範囲での補間曲線の精度を高めている。
これにより、用紙種切換後の機械動作パラメータの設定値をより理想的な値に近づけることができる。
なお、本例のように、用紙種切換後の用紙種分類の前後各1つの用紙種分類の情報に基づいて補間曲線を求めるのではなく、用紙種切換後の用紙種分類の前2つまたは後2つの用紙種分類の情報に基づいて補間曲線を求めるようにしてもよい。
また、本例のように、用紙種切換後の用紙種分類の近傍の2つの用紙種分類の情報に基づいて補間曲線を求めるのではなく、用紙種切換後の用紙種分類の近傍の3以上の用紙種分類の情報に基づいて補間曲線を求めるようにしてもよい。
次に、パラメータ調整システムの他の構成例について、図6を参照して説明する。
本例のパラメータ調整システムは、複数の画像形成装置における各機械動作パラメータの設定値の過去履歴に基づいて、用紙種毎に、画像形成装置の使用状態(使用履歴や使用環境)の変化に伴う各機械動作パラメータの設定値の補正モデル(例えば、重回帰モデル)を求め、この補正モデルを利用して、画像形成装置の使用状態の変化に応じて各機械動作パラメータの設定値を補正するものである。
図6に示すように、本例のパラメータ調整システムは、動作設定情報収集部21、状態変化補正モデル解析部22、動作設定履歴情報保存部23、状態変化補正モデルベース補正量算出部24、動作制御部25を備えている。
パラメータ調整システムは、例えば、複数の画像形成装置と通信可能にネットワーク接続された管理サーバを有する所謂リモート管理システムと連携して動作する。本例では、管理サーバが、動作設定情報収集部21、状態変化補正モデル解析部22を備え、各々の画像形成装置が、動作設定履歴情報保存部23、状態変化補正モデルベース補正量算出部24、動作制御部25を備えた構成となっているが、このような構成に限定されるものではない。
動作設定情報収集部21は、図1の動作設定情報収集部11と同様に、管理サーバにネットワーク接続された複数の画像形成装置から、用紙種毎に調整が必要な機械動作パラメータの設定値が用紙種の切り換えに伴って変更されたタイミングで、変更後の各機械動作パラメータの設定値を記録した動作設定履歴情報を収集し、切換後の用紙種を識別する用紙種情報と共に、画像形成装置の機種毎及び用紙種分類毎に蓄積する。
すなわち、複数の画像形成装置において切換後の用紙種について手動又は自動で変更された各機械動作パラメータの設定値を過去履歴として蓄積していく。
また、動作設定情報収集部21は、管理サーバにネットワーク接続された複数の画像形成装置から、予め定めたタイミング毎に、その時点の各機械動作パラメータの設定値を記録した動作設定調整情報及び画像形成装置の使用状態を表す使用状態履歴情報を収集し、その時点で使用している用紙種を識別する用紙種情報と共に、画像形成装置の機種毎及び用紙種分類毎に蓄積する。
すなわち、各々の画像形成装置における使用状態の変化に伴う各機械動作パラメータの設定値の調整結果を過去履歴として蓄積していく。
本例では、使用状態履歴情報として、用紙種分類毎の出力枚数(使用履歴の一種)を収集するが、装置の稼働時間や通電時間など、画像形成装置の使用状態を把握可能な他の種別の値を収集してもよい。
動作設定調整情報及び使用状態履歴情報を収集するタイミングとしては、例えば、画像形成装置の使用状態が或る程度変化する毎(例えば、100枚の印刷出力毎)のタイミングが用いられる。
状態変化補正モデル解析部22は、図1の動作設定情報解析部12と同様に、動作設定情報収集部21によって収集、蓄積された動作履歴設定情報(各機械動作パラメータの設定値)を解析し、画像形成装置の機種毎及び用紙種分類毎に、各々の機械動作パラメータについて設定値の傾向を示す分布情報を算出し、その結果を保存する。
また、状態変化補正モデル解析部22は、動作設定情報収集部21によって収集、蓄積された動作設定調整情報及び使用状態履歴情報を解析し、画像形成装置の機種毎及び用紙種分類毎に、各々の機械動作パラメータについて画像形成装置の使用状態の変化(本例では、出力枚数の増加)に伴う設定値の推移をモデル化した状態変化補正モデルを算出し、その結果を保存する。
本例では、重回帰分析により状態変化補正モデルの算出を行っているが、これに限定されるものではなく、他の方法によりモデル化を行ってもよい。
動作設定調整情報及び使用状態履歴情報の解析は、予め定められたタイミングで実施され、例えば、1日毎の定時のタイミングで実施される。
本例のパラメータ調整システムでは、以上の処理(動作設定情報収集部21、状態変化補正モデル解析部22による処理)が管理サーバ側で実施され、以下の処理(動作設定履歴情報保存部23、状態変化補正モデルベース補正量算出部24、動作制御部25による処理)は個々の画像形成装置で実施される。
動作設定履歴情報保存部23は、図1の動作設定履歴情報保存部13と同様に、用紙種毎に調整が必要な機械動作パラメータの設定値が用紙種の切り換えに伴って変更されたタイミングで、自装置の各機械動作パラメータの設定値を記録した動作設定履歴情報を収集し、管理サーバ側と同様の用紙種分類毎に蓄積する。
すなわち、自装置において切換後の用紙種について手動又は自動で変更された各機械動作パラメータの設定値を過去履歴として蓄積していく。
また、動作設定履歴情報保存部23は、自装置の使用状態が或る程度変化したタイミング毎に、その時点の各機械動作パラメータの設定値を記録した動作設定調整情報及び画像形成装置の使用状態を表す使用状態履歴情報を収集し、管理サーバ側と同様の用紙種分類毎に蓄積する。
すなわち、自装置における使用状態の変化に伴う各機械動作パラメータの設定値の調整結果を過去履歴として蓄積していく。
状態変化補正モデルベース補正量算出部24は、図1の動作設定補正量算出部14と同様に、使用する用紙種を切り換えるタイミングで、用紙種切換後の各機械動作パラメータの設定値を算出する。
また、状態変化補正モデルベース補正量算出部24は、用紙種切換後の用紙種分類について、自装置と同じ機種の複数の画像形成装置に基づく各機械動作パラメータの状態変化補正モデルを管理サーバの状態変化補正モデル解析部22に要求し、該当する状態変化補正モデルを受信する。
そして、状態変化補正モデル解析部22から受信した各機械動作パラメータの状態変化補正モデルと、用紙種切換後の各機械動作パラメータの設定値の算出結果とに基づいて、その後の使用状態の変化に伴う各機械動作パラメータの設定値の補正量を順次算出する。
機械動作パラメータAの設定値の補正量の算出は、予め定められたタイミングで実施され、例えば、画像形成装置の使用状態が或る程度変化する毎(例えば、100枚の印刷出力毎)や、1日毎の定時のタイミングで実施される。
画像形成装置の使用状態の変化に伴う各機械動作パラメータの設定値の補正量の算出について、図7を参照して具体的に説明する。
ここでは、説明の簡略化のために、用紙特性の一種である坪量を値の大小で3段階に区分した用紙種分類を用い、坪量の値が小さいものから順に、坪量分類1、坪量分類2、坪量分類3とする。また、切換後の用紙種が坪量分類2に属するものとする。
図7の(a)〜(c)には、坪量分類1〜3のそれぞれについて、その用紙種分類に属する用紙種を用いた場合の或る機械動作パラメータAの設定値が画像形成装置の使用状態に応じて変化する様子を示してある。これらのグラフにおいて、横軸は使用状態の一種である使用履歴(例えば、出力枚数)を表し、縦軸はその使用履歴に対応する時点の設定値を表している。
(a)〜(c)の各グラフに示されるように、坪量分類1〜3のいずれにおいても、画像形成装置の使用状態が変化(例えば、出力枚数が増加)するにつれて、機械動作パラメータAの設定値が緩やかに増加していく傾向が表れている。
状態変化補正モデルベース補正量算出部24は、切換後の用紙種が坪量分類2に属する場合、まず、(d)に示すように、図2を参照して説明したものと同様の手法により用紙種切換後の機械動作パラメータAの設定値を算出する。
その後、(e)に示すように、(b)に示した坪量分類2についての状態変化補正モデルを現時点の画像形成装置の使用状態について参照することで得られる機械動作パラメータAの設定値(×印で図示)と、前記算出した機械動作パラメータAの設定値(△印で図示)との差分に基づいて、状態変化補正モデルを自装置に適応させる。(e)には、自装置に適応させた状態変化補正モデルを一点鎖線で示してある。
そして、状態変化補正モデルベース補正量算出部24は、自装置に適応させた状態変化補正モデルに従って、その後の使用状態の変化(本例では、出力枚数の増加)に合わせて機械動作パラメータAの設定値の補正量を順次算出していく。これは、使用状態の変化に伴う機械動作パラメータAの設定値の推移は、同じ機種の複数の画像形成装置では同様な傾向となること(同様な状態変化補正モデルとなること)を利用したものである。
このように、自装置と同じ機種の複数の画像形成装置について算出した上記の状態変化補正モデルを、自装置における用紙種切換後の各機械動作パラメータの設定値の算出結果に従って変換し、これにより得られる自装置に適応させた状態変化補正モデルを用いることで、自装置の使用状態の変化に合わせて各機械動作パラメータの設定値の補正量を順次算出していくことができる。
なお、上記の説明では、動作設定履歴情報のサンプル数が不十分な坪量分類2に属する用紙種に切り換える場合を例にしたものであるが、状態変化補正モデルに基づく各機械動作パラメータの設定値の補正量の算出は、動作設定履歴情報のサンプル数が十分な坪量分類1,3に属する用紙種に切り換える場合に適用しても構わない。
動作制御部25は、状態変化補正モデルベース補正量算出部24で算出された各機械動作パラメータの設定値を適用し、また、各機械動作パラメータの設定値の補正量を適用して、以降(用紙種切換後)の画像形成処理を制御する。
なお、動作制御部25に代えて、状態変化補正モデルベース補正量算出部24で算出された各機械動作パラメータの設定値や補正量を推奨値として表示出力する機能部を設け、画像形成装置のオペレータが、表示出力された設定値や補正量に従って手動で各機械動作パラメータの設定や調整を行うようにしてもよい。
本例のパラメータ調整システムによる処理の流れについて、図8〜図10に示す処理フローの例を参照して説明する。
図8には、管理サーバによる動作設定情報(各機械動作パラメータの設定値)の収集及び解析に係る処理フローの例を示してある。
管理サーバは、動作設定情報収集部21にて、ネットワーク接続された複数の画像形成装置から動作設定履歴情報を収集し(ステップS41)、画像形成装置の機種毎及び用紙種分類毎に、予め定めたデータ数の先入れ先出しにより動作設定履歴情報を保存する(ステップS42)。
また、管理サーバは、動作設定履歴情報の解析タイミングか否かを判定し(ステップS43)、解析タイミングでないと判定された場合には、ステップS41に戻り、解析タイミングであると判定されるまで、各画像形成装置からの動作設定情報の収集、保存を繰り返す。
ステップS13において、解析タイミングであると判定された場合には、状態変化補正モデル解析部22にて、動作設定情報収集部21によって収集された動作設定情報及び使用状態履歴情報を統計解析し、その結果に基づいて状態変化補正モデルを算出して保存する(ステップS44)。
図9には、個々の画像形成装置による動作設定履歴情報(各機械動作パラメータの設定値)の収集に係る処理フローの例を示してある。
個々の画像形成装置は、動作設定履歴情報保存部23にて、動作設定履歴情報及び使用状態履歴情報を収集し(ステップS51)、用紙種分類毎に、予め定めたデータ数の先入れ先出しにより動作設定履歴情報及び使用状態履歴情報を保存する(ステップS52)。
動作設定履歴情報保存部23による動作設定履歴情報及び使用状態履歴情報の収集や保存は、画像形成装置の使用状態が或る程度変化したタイミング毎に繰り返される。
図10には、個々の画像形成装置による用紙種切換時の各機械動作パラメータの設定に係る処理フローの例を示してある。
個々の画像形成装置は、状態変化補正モデルベース補正量算出部24にて、切換後の用紙種に対応する用紙特性情報が用紙データベースに存在するか否かを判定する(ステップS61)。該当する用紙特性情報が用紙データベースに存在する場合には、その用紙特性情報を用紙データベースから取得し(ステップS62)、存在しない場合には、オペレータによる操作パネルからの用紙特性情報の入力を受け付ける(ステップS63)。
次に、ステップS31又はS32で得られた用紙特性情報が属する用紙種分類を特定して、当該用紙種分類について用紙種切換後の機械動作パラメータの設定値を算出し、また、当該用紙種分類についての状態変化補正モデルを管理サーバから取得する(ステップS64)。
その後、現時点の画像形成装置の使用状態を状態変化補正モデルに照らして得られる機械動作パラメータの設定値と、前記算出した機械動作パラメータの設定値とに基づいて、状態変化補正モデルを自装置に適応するように補正し(ステップS65)、当該補正後の状態変化補正モデルに従って、その後の使用状態の変化に伴う機械動作パラメータの設定値の補正量を算出する(ステップS66)。
以上のように、本例のパラメータ調整システムでは、各々の画像形成装置が、状態変化補正モデルベース補正量算出部24により、用紙種切換後の機械動作パラメータの設定値を算出し、また、自装置と同じ機種の複数の画像形成装置における機械動作パラメータの時系列的な補正結果をモデル化した状態変化補正モデルを管理サーバの動作設定情報解析部12から取得し、当該取得した状態変化補正モデルに基づいて、その後の使用状態の変化に伴う機械動作パラメータの設定値の補正量を算出するように構成した。
これにより、画像形成装置の使用状態の変化に伴う機械動作パラメータの設定値の調整(補正)を、簡易かつ適切に行うことができ、機械動作パラメータの設定値の調整に係る負担を軽減することが可能となる。
ここで、本例の画像形成装置は、各種演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)、CPUの作業領域となるRAM(Random Access Memory)や基本的な制御プログラムなどを記録したROM(Read Only Memory)等の主記憶装置、各種のプログラムやデータを記憶するHDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置、各種の情報を表示出力するための表示装置及び操作者により入力操作に用いられる操作ボタンやタッチパネル等の入力機器とのインタフェースである入出力I/F、他の装置との間で有線又は無線により通信を行うインタフェースである通信I/F、といったハードウェア資源を備えたコンピュータにより実現されている。
そして、本発明に係るプログラムを補助記憶装置等から読み出してRAMに展開し、これをCPUにより実行させることで、本発明に係るパラメータ調整装置の各機能を画像形成装置のコンピュータにより実現している。
なお、図1の例では、本発明に係る記憶手段の機能を動作設定履歴情報13により実現し、本発明に係る取得手段及び算出手段の機能を動作設定補正量算出部14により実現している。
また、図6の例では、本発明に係る収集手段の機能を動作設定履歴情報23により実現し、本発明に係る取得手段及び算出手段及び補正手段の機能を状態変化補正モデルベース補正量算出部24により実現している。
ここで、本発明に係るプログラムは、例えば、当該プログラムを記憶したCD−ROM等の外部記憶媒体から読み込む形式や、通信網等を介して受信する形式などにより、画像形成装置のコンピュータに設定される。
なお、本例のようなソフトウェア構成により各機能部を実現する態様に限られず、各機能部を専用のハードウェアモジュールで実現するようにしてもよい。
また、これまでの説明で示した各パラメータ調整システムでは、個々の画像形成装置が、自装置における機械動作パラメータの設定値やその補正量を算出しているが、管理サーバが、個々の画像形成装置における機械動作パラメータの設定値やその補正量の算出に関わる機能部を備え、当該機能部による算出結果を該当する画像形成装置に提供(送信)する構成としてもよい。
本発明は、画像形成装置における画像形成の動作を制御するパラメータの値を用紙の種別に応じて設定する種々のシステムや装置、これらのプログラム、方法等に利用することができる。
11:動作設定情報収集部、 12:動作設定情報解析部、 13:動作設定履歴情報保存部、 14:動作設定補正量算出部、 15:動作制御部、
21:動作設定情報収集部、 22:状態変化補正モデル解析部、 23:動作設定履歴情報保存部、 24:状態変化補正モデルベース補正量算出部、 25:動作制御部

Claims (6)

  1. 画像形成の動作を制御するパラメータの値を用紙の種別に応じて設定する画像形成装置について、当該画像形成装置におけるパラメータの値の履歴を用紙の種別と対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記画像形成装置で使用する用紙の種別を切り換える際の切換後の用紙の種別に対応する前記履歴の数が閾値未満の場合に、前記切換後の用紙の種別と、前記切り替え後の用紙の種別との間でパラメータの値の分布傾向に相関があり且つ前記履歴の数が前記閾値以上となる他の複数の用紙の種別のそれぞれについて、前記画像形成装置と同じ機種の複数の画像形成装置におけるパラメータの値の分布傾向を取得する取得手段と、
    前記切換後の用紙の種別および前記他の複数の用紙の種別についてそれぞれ取得したパラメータの値の分布傾向と、前記他の複数の用紙の種別にそれぞれ対応する前記履歴とに基づいて、前記切換後の用紙の種別について設定するパラメータの値を算出する算出手段と、
    を備えたことを特徴とするパラメータ設定システム。
  2. 前記他の複数の用紙の種別は、それぞれ、前記切換後の用紙の種別が有する特性に近い値の特性を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のパラメータ設定システム。
  3. 複数の画像形成装置からパラメータの値の履歴を収集して、画像形成装置の機種毎にパラメータの値の分布傾向を算出する管理サーバを備え、
    前記取得手段は、前記管理サーバから、使用する用紙を切り換える画像形成装置と同じ機種の複数の画像形成装置におけるパラメータの値の分布傾向を取得する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパラメータ設定システム。
  4. 前記画像形成装置の使用状態の変化に伴ってパラメータの値の補正量を算出する補正手段を更に備え、
    前記補正手段は、前記画像形成装置と同じ機種の複数の画像形成装置におけるパラメータの値の時系列的な補正結果をモデル化した予測モデルに基づいて、前記画像形成装置の使用状態に対応するパラメータの値の補正量を算出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のパラメータ設定システム。
  5. 画像形成の動作を制御するパラメータの値を用紙の種別に応じて設定する画像形成装置について、当該画像形成装置におけるパラメータの値の履歴を用紙の種別と対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記画像形成装置で使用する用紙の種別を切り換える際の切換後の用紙の種別に対応する前記履歴の数が閾値未満の場合に、前記切換後の用紙の種別と、前記切り替え後の用紙の種別との間でパラメータの値の分布傾向に相関があり且つ前記履歴の数が前記閾値以上となる他の複数の用紙の種別のそれぞれについて、前記画像形成装置と同じ機種の複数の画像形成装置におけるパラメータの値の分布傾向を取得する取得手段と、
    前記切換後の用紙の種別および前記他の複数の用紙の種別についてそれぞれ取得したパラメータの値の分布傾向と、前記他の複数の用紙の種別にそれぞれ対応する前記履歴とに基づいて、前記切換後の用紙の種別について設定するパラメータの値を算出する算出手段と、
    を備えたことを特徴とするパラメータ設定装置。
  6. コンピュータに、
    画像形成の動作を制御するパラメータの値を用紙の種別に応じて設定する画像形成装置について、当該画像形成装置におけるパラメータの値の履歴を用紙の種別と対応付けて記憶する記憶機能と、
    前記画像形成装置で使用する用紙の種別を切り換える際の切換後の用紙の種別に対応する前記履歴の数が閾値未満の場合に、前記切換後の用紙の種別と、前記切り替え後の用紙の種別との間でパラメータの値の分布傾向に相関があり且つ前記履歴の数が前記閾値以上となる他の複数の用紙の種別のそれぞれについて、前記画像形成装置と同じ機種の複数の画像形成装置におけるパラメータの値の分布傾向を取得する取得機能と、
    前記切換後の用紙の種別および前記他の複数の用紙の種別についてそれぞれ取得したパラメータの値の分布傾向と、前記他の複数の用紙の種別にそれぞれ対応する前記履歴とに基づいて、前記切換後の用紙の種別について設定するパラメータの値を算出する算出機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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