JP2006276473A - 画像形成装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 容易な操作で柔軟に画像形成装置の画像形成条件を設定することのできる技術を提供する。
【解決手段】 記録媒体上に画像を形成する画像形成装置であって、前記記録媒体の少なくとも種類及び坪量を含む特性と、画像形成の条件とを関連づけて記憶する記憶手段と、前記記録媒体の少なくとも前記種類及び前記坪量を含む特性に関する特性情報を入力する特性情報入力手段と、前記特性情報入力手段において入力された前記特性情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された前記条件を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記条件に基づいて、前記記録媒体上への画像形成を制御する制御手段とを備える。
【選択図】 図10

Description

本発明は記録用紙上に画像を形成する画像形成装置に関し、特に、記録用紙の特性に応じて画像形成の条件を変化させる技術に関する。
従来より、紙の厚さ、表面性、電気抵抗等の特性を記録用紙の種類ごとに記憶しておき、使用する記録用紙の種類に応じて、画像形成条件を変化させることで、画質を向上させることを特徴とした画像形成装置が知られている(特許文献1)。
このような画像形成装置においては、図9a、図9bに例示するようなテーブルを記憶している。図9aは、記録用紙の種類毎に予め設定された画像形成条件を格納するテーブル900の一例を模式的に示した図である。
図9aにおいて、901は記録用紙の種類であり、普通紙、厚紙、光沢紙、OHP紙等の種類を識別する情報である。902〜904は画像形成を条件付けるパラメータ(以下、画像形成パラメータと呼ぶ)の一例であり、902は感光体上の現像液の膜厚、903は感光体の電位、904は転写電流をそれぞれ示している。テーブル900の値は、画像形成装置の製造者によって予め設定される。
図9bは、画像形成装置のカセットの各段に設定された記録用紙の特性を記憶する、テーブル910の一例を模式的に示した図である。図9bにおいて、911は、カセットを識別する段数である。912、913は、段数911で識別されるカセットに設定された記録用紙の特性を示す情報の一例であり、912は記録用紙のサイズ、913は記録用紙の種類をそれぞれ示している。尚、913は、記録用紙の種類に対応した画像形成条件を定義しているアドレス(例えば、テーブル900内におけるアドレス)を格納するようにしてもよい。
カセットに記録用紙を設定した場合に、ユーザがこの記録用紙に対応した画像形成条件を設定できるようにするために、画像形成装置は、例えば、以下のような処理を行う。まず、図5aに例示するような、記録用紙の種類を登録するための項目「用紙種類の登録」3001を含む、画像処理装置の設定画面を所定の表示装置に表示制御する。そして、ユーザの指示入力に基づいて「用紙種類の登録」3001が選択された場合、画像形成装置は、図5bに例示するような、ユーザがカセットの段数を選択可能な画面を表示装置に表示制御する。ユーザの指示入力に基づいてあるカセットが選択された場合、画像形成装置は、図5cに例示するような記録用紙の種類をユーザが選択可能な画面を表示装置に表示制御する。図5cの画面においてユーザにより記録用紙の種類が選択され、OKボタンが押下(選択)された場合、画像形成装置はテーブル910の値を更新する。
記録用紙毎の画像形成条件の設定後、記録用紙に画像を形成する場合、画像形成装置は次のような処理を行う。まず、画像を形成する対象の記録用紙が格納されたカセットの段数を判定し、テーブル910を参照してそのカセットに格納された記録用紙の種類を取得する。次に、テーブル900を参照して取得された記録用紙の種類に対応する画像形成条件を取得する。そして、取得した画像形成条件に基づいて所定の画像を記録用紙に形成する。
以上のような処理を行うことにより、画像形成装置は、記録用紙の特性に応じて、記録用紙毎に適した画像形成を行うことができる。
特開平9−304979
しかしながら、上記従来技術においては、ユーザが選択可能な画像形成条件は、テーブル900に例示したような、予め設定された条件に限られている。また、画像形成装置の記憶容量の制約から、想定されうる全ての画像形成条件を設定しておくことはできず、予め設定可能な画像形成条件の組み合わせは一定数に限られる。このため、従来技術においては、画像形成装置の製造者が想定していない記録用紙に対しては、最適な条件で画像形成を行うことができなかった。また、目的や用途に応じて柔軟に画像形成条件を調整することができなかった。
本発明は上記問題に鑑みなされたものであり、容易な操作で柔軟に画像形成装置の画像形成条件を設定することのできる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による画像形成装置は以下の構成を備える。即ち、
記録媒体上に画像を形成する画像形成装置であって、
前記記録媒体の少なくとも種類及び坪量を含む特性と、画像形成の条件とを関連づけて記憶する記憶手段と、
前記記録媒体の少なくとも前記種類及び前記坪量を含む特性に関する特性情報を入力する特性情報入力手段と、
前記特性情報入力手段において入力された前記特性情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された前記条件を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記条件に基づいて、前記記録媒体上への画像形成を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、容易な操作で柔軟に画像形成装置の画像形成条件を設定することのできる技術を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<<第1実施形態>>
(複写機の構成)
まず、本実施形態に対応する画像形成装置としての複写機の構成について、図1を参照して説明する。図1は、複写機1001の主要部の構成を示すブロック図である。
図1のように、複写機1001はコントローラユニット2000を含み、コントローラユニット2000には、画像入力デバイスであるスキャナ2070や画像出力デバイスであるプリンタ2095が接続されるとともに、操作部2012が接続される。コントローラユニット2000は、スキャナ2070で読み取られた画像データに基づいてプリンタ2095により印刷出力するコピー機能を実現するための制御を行うとともに、LAN1006や公衆回線1008(WAN)に接続することによって、画像情報やデバイス情報の入出力を行うための制御を行う。
コントローラユニット2000は、具体的には、CPU2001を有し、CPU2001は、ROM2003に格納されているブートプログラムによりオペレーティングシステム(OS)を立ち上げ、このOS上で、HDD(ハードディスクドライブ)2004に格納されているアプリケーションプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。このCPU2001の作業領域として、例えば、RAM2002が用いられる。RAM2002は、作業領域を提供するとともに、画像データを一時記憶するための画像メモリ領域を提供する。HDD2004は、上記アプリケーションプログラムや画像データを格納する。
CPU2001には、システムバス2007を介して、ROM2003およびRAM2002とともに、操作部I/F(操作部インタフェース)2006、ネットワークI/F(ネットワークインタフェース)2010、モデム2050およびイメージバスI/F(イメージバスインタフェース)2005が接続される。
操作部I/F2006は、タッチパネルを有する操作部2012とのインタフェースであり、操作部2012に表示すべき画像データを操作部2012に対して出力する。また、操作部I/F2006は、操作部2012においてユーザにより入力された情報をCPU2001に送出する。
次に、ネットワークI/F2010は、LAN1006等のネットワークに接続され、LAN1006を介してLAN1006上の各装置との間で情報の入出力を行う。モデム2050は、公衆回線1008に接続され、公衆回線1008を介して情報の入出力を行う。LAN1006、公衆回線1008は、有線/無線を問わず、データ送受信可能な回線であれば、どのような構成でもよい。
イメージバスI/F2005は、システムバス2007と、画像データを高速で転送する画像バス2008とを接続し、データ形式を変換するためのバスブリッジである。画像バス2008は、PCIバスまたはIEEE1394等から構成される。画像バス2008上には、ラスタイメージプロセッサ(以下、「RIP」という)2060、デバイスI/F2020、スキャナ画像処理部2080、プリンタ画像処理部2090、画像回転部2030、および画像圧縮部2040が設けられる。
RIP2060は、PDLコードをビットマップイメージに展開するプロセッサである。デバイスI/F2020には、スキャナ2070およびプリンタ2095が接続され、デバイスI/F2020は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部2080は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部2090は、プリント出力画像データに対してプリンタ2095に応じた補正、解像度変換などを行う。画像回転部2030は、画像データの回転を行う。画像圧縮部2040は、多値画像データをJPEGデータに、2値画像データをJBIG、MMR、MHなどのデータに圧縮するとともに、その伸張処理を行う。
(スキャナ及びプリンタのハードウェア構成)
次に、スキャナ2070およびプリンタ2095のハードウェア構成について図2を参照して説明する。図2は、図1に示すスキャナ2070およびプリンタ2095のハードウェア構成を示す側断面図である。
スキャナ2070とプリンタ2095とは、図2に示すように、一体的に構成されている。スキャナ2070は、原稿給紙ユニット250を搭載し、原稿給紙ユニット250は、原稿を先頭から順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、各原稿の読取動作が終了する毎に、その原稿をプラテンガラス211から排出トレイ(不図示)に排出する。スキャナ2070は、原稿がプラテンガラス211上に給送されると、ランプ212を点灯し、移動ユニット213の移動を開始する。この移動ユニット213の移動によりプラテンガラス211上の原稿に対する読取走査が行われる。この読取走査中、原稿からの反射光は、各ミラー214,215,216およびレンズ217を経てCCDイメージセンサ(以下、「CCD」という)218に導かれ、原稿上の画像がCCD218の撮像面上に結像される。CCD218は、撮像面に結像された画像を電気信号に変換し、この電気信号が所定の処理施された後に制御装置(不図示)に入力される。
プリンタ2095は、レーザドライバ321を有し、レーザドライバ321は、制御装置から入力された画像データに基づきレーザ発光部322を駆動する。これにより、レーザ発光部322からは画像データに応じたレーザ光が発光され、このレーザ光は走査されながら感光ドラム323上に照射される。感光ドラム323上には、照射されたレーザ光により静電潜像が形成され、この静電潜像は現像器324から供給されたトナーによりトナー像として可視像化される。レーザ光の照射タイミングに同期して、各カセット311,312から記録媒体としての記録用紙が搬送路を介して感光ドラム323と転写部325との間に給紙され、感光ドラム323上のトナー像は転写部325により給紙された記録用紙上に転写される。
トナー像が転写された記録用紙は、搬送ベルトを介して定着ローラ対(加熱ローラと加圧ローラ)326に送られ、定着ローラ対326は、記録用紙を熱圧し、記録用紙上のトナー像を記録用紙上に定着させる。この定着ローラ対326を通過した記録用紙は、排紙ローラ対327により排紙ユニット330に排紙される。排紙ユニット330は、ソート、ステイプルなどの後処理を施すことが可能なシート処理装置からなる。
また、両面記録モードが設定されている場合には、記録用紙を排紙ローラ対327まで搬送した後に、排紙ローラ対327の回転方向を逆転させ、フラッパ328によって再給紙搬送路339へ導く。再給紙搬送路339に導かれた記録用紙は、上述したタイミングで感光ドラム323と転写部325との間に再給紙され、この記録用紙の裏面にトナー像が転写される。
尚、上記においてはプリンタ2095をレーザ・ビーム・プリンタによって実現した場合について説明したが、インクジェットプリンタ等他のプリント方式を採用してもよい。
(操作部の構成)
次に、操作部2012の構成について図3を参照して説明する。図3は、図1に示す操作部2012の構成を示す平面図である。
LCD表示部2013は、LCD上にタッチパネルシートが貼られた構造となっており、複写機1001の操作画面を表示するとともに、該操作画面に表示した仮想的なキーが押下(選択)されるとその位置情報をコントローラユニット2000のCPU2001に伝える。CPU2001は伝えられた位置情報に基づいてキーが押下されたことを認識する。スタートキー2014は、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いられる。スタートキー2014の中央部には、緑と赤の2色LED2018が設けられ、その色によってスタートキー2014が使える状態にあるか否かを示す。ストップキー2015は、稼働中の動作を止めるときに操作される。IDキー2016は、使用者のユーザIDを入力する時に用いられる。リセットキー2017は、操作部2012からの設定を初期化する時に用いられる。
次に、操作部2012上に表示制御する操作画面の一例について図4を参照して説明する。図4は、操作部2012上に表示される操作画面の一例を示す図である。
図4の例では、操作部2012の操作画面の上部に、タッチキーを配置し、各種の機能を選択するためのコピータブ901、送信/FAXタブ902、ボックスタブ903、ブラウザタブ904、右矢印タブ905が表示している。
図4は、コピータブ901のタッチキーが押下されたときのコピー機能の初期画面を表している。コピー機能に関する表示は領域906で行い、領域906の上から、「コピーできます」を表示している領域には、コピー機能で表示すべきステータスを表示し、その下の領域には、倍率、選択給紙段、置数を表示する。また、コピー機能の動作モードを設定するためのタッチキーとして、等倍、倍率、用紙選択、ソータ、両面、割込み、文字、濃度調整用としての薄くするに対応する左矢印キー、濃くするに対応する右矢印キー、濃度を自動調整する自動キー等を表示し、また、初期画面に表示しきれない動作モードの指定画面は、応用モードキーが押下されたことを契機として、階層的に領域906内に表示制御する。
また、表示領域907は、複写機1001のステータスを表示する領域であり、例えば、ジャムなどのアラームメッセージや、PDLプリントが行われているときにPDLプリント中であることを示すステータスメッセージを表示する領域である。表示領域907にはシステム状況/中止タッチキー908を表示し、該システム状況/中止タッチキー908が押下されると、複写機1001のデバイス情報を表示する画面や、プリントジョブ状況を表示する画面(不図示)を表示し、この画面においてユーザがジョブの中止を行えるように制御する。
送信/FAXタブ902が押下されると、複写機1001で読み取った画像をLAN1006上の機器にE−メール送信またはFTP送信したり、また公衆回線1008を使ってファクシミリ送信したりするための設定画面(不図示)を表示する。
ボックスタブ903が押下されると、複写機1001上で読み取った画像をHDD2004内のボックス領域に保存したり、ボックス領域に保存されている画像データを指定して印刷したり、LAN1006上の機器に送信したりするための設定画面(不図示)を表示する。
また、5つ以上の機能がコントローラユニット2000に装備されている場合は、コピー、送信/FAX、ボックス、ブラウザの4つ機能タブ901〜904の右横に右矢印キー905を表示し、右矢印キー905が押下されると、別の機能のための画面(不図示)を表示制御する。
(データ構造)
複写機1001のHDD204にはデータベース・ソフトウェアがインストールされており、このデータベースは記録用紙の種類毎の画像形成条件やユーザによって設定された画像形成条件等を格納した複数のテーブルを記憶している。尚、テーブルを記憶する装置は、複写機1001に搭載されたHDD204に限られず、例えば、複写機1001とネットワークを介して接続された記憶装置や情報処理装置としてもよい。
図9aは、記録用紙の種類毎に予め設定された画像形成条件を格納する、デフォルトテーブル900の一例を模式的に示した図である。
図9aにおいて、901は記録用紙の種類であり、普通紙、厚紙、光沢紙、OHP紙等の種類を識別する情報である。902〜904は画像形成を条件付けるパラメータ(以下、画像形成パラメータと呼ぶ)の一例であり、902は感光体上の現像液の膜厚、903は感光体の電位、904は転写電流をそれぞれ示している。画像形成パラメータは、902〜904に限られず、定着温調、γカーブ、プロセスモード、現像バイアス、SRバイアス等、他のパラメータを定義してもよい。
本実施形態においては、デフォルトテーブル900の値は、複写機1001の製造者によって予め設定されるものとする。
図9bは、複写機1001のカセット311、312に設定された記録用紙の特性を格納する、カセットテーブル910の一例を模式的に示した図である。
図9bにおいて、911は、カセット311、312を識別する段数である。図912、913は、段数911で識別されるカセットに設定された記録用紙の特性を示す情報の一例であり、912は記録用紙のサイズ、913は記録用紙の種類をそれぞれ示している。記録用紙の特性は、912、913に限られず、例えば、坪量(単位面積当たりの重量)等の情報を定義してもよい。
本実施形態においては、ユーザによりカセット311、312に記録用紙が設定されると、複写機1001は自動的に記録用紙の特性を検出し、カセットテーブル910に値を格納するものとするが、例えば、操作部2012を介したユーザの指示入力に基づいてカセットテーブル910に値を設定するようにしてもよい。
図9cは、記録用紙のサイズ毎に坪量の参考値を格納する、参考テーブル920の一例を模式的に示した図である。
図9cにおいて、921は記録用紙のサイズ、922はサイズ921に対応した坪量922の参考値である。後述するように、参考テーブル920は記録用紙毎に画像形成条件を設定するに当たって、記録用紙のある特性(図9cにおいて、例えば、坪量)が不明な場合に記録用紙の他の特性(図9cにおいて、例えば、記録用紙のサイズ)に基づいて、不明な特性を推定するために用いられる。従って、参考テーブル920に格納される内容は図9cに例示したものに限られず、例えば、坪量と記録用紙の種類との対応関係に関する参考値を格納するようにしてもよい。或いは、例えば、サイズと記録用紙の種類とから坪量を推定するといった用途において用いることができるように、参考テーブル920は、3以上の特性の対応関係に関する参考値を格納するようにしてもよい。
本実施形態においては、参考テーブル920の値は、複写機1001の製造者によって予め設定されるものとするが、例えば、操作部2012を介したユーザの指示入力に基づいて参考テーブル920に値を設定・修正できるようにしてもよい。
図9dは、坪量及び記録用紙の種類と、画像形成条件の識別子(以下、条件IDと呼ぶ)との関係を格納する、条件IDテーブル930の一例を模式的に示した図である。図9dにおいて、931は坪量、932〜935は記録用紙の種類の一例であり、932は普通紙、933は光沢紙、934はOHP、935は厚紙をそれぞれ示している。また、*name1、*name2等は後述する画像形成条件の条件IDを示している。条件IDテーブル930は、坪量と記録用紙の種類とから画像形成条件の条件IDを取得する用途において用いられる。
図9eは、画像形成条件の条件IDと、画像形成パラメータとの対応関係を管理する画像形成条件テーブル940の一例を模式的に示した図である。
図9eにおいて、941は画像形成条件の識別子としての条件IDであり、画像形成条件の追加に応じて複写機1001が自動的に値を割り振るものとする。942〜944は画像形成パラメータの一例であり、942は感光体上の現像液の膜厚、943は感光体の電位、944は転写電流をそれぞれ示している。画像形成パラメータは、942〜944に限られず、定着温調、γカーブ、プロセスモード、現像バイアス、SRバイアス等、他のパラメータを定義してもよい。
条件IDテーブル930、画像形成条件テーブル940の値は、複写機1001の製造時に設定されるが、操作部2012を介したユーザの指示入力や、ネットワークを経由した外部装置からのダウンロードによって設定されるようにしてもよい。
図9fは、通し番号と設定名との対応関係を管理する設定名テーブル950の一例を模式的に示した図である。
図9fにおいて、951は、設定名を識別する識別子としての通し番号であり、後述するように、画像形成条件を設定名と関連づけて登録する際に、複写機1001が自動的に値を割り振るものとする。952は、ユーザの指示入力に基づいて設定される設定名である。
図9gは、設定名に関連づけられて登録された画像形成条件を格納する、ユーザ定義条件テーブル960の一例を模式的に示した図である。図9gに示すように、設定名と表面性、坪量、条件IDが関連づけられて登録されている。
(基本処理)
次に、複写機1001が実行する、記録用紙の種類の登録処理から印刷処理までの一連の基本処理について図10を参照して説明する。図10は、複写機1001が実行する基本処理の流れを示したフローチャートである。尚、以下の処理は特に断らない限りCPU2001の制御に基づいて実行されるものとする。
まず、ステップS9201において、複写機1001は、ユーザが複写機1001の動作設定を行うための初期画面である「共通仕様設定」画面を、操作部2012のLCD表示部2013に表示制御する。図5aは「共通仕様設定」画面を例示的に示した図である。図5aに示すように、複写機1001は、記録用紙の種類を登録するための項目「用紙種類の登録」3001を含む、画像処理装置の設定項目を一覧表示する。画像処理装置の設定項目の全てが一画面に収まらない場合は、スクロールボタン3002等を表示して、ユーザが所望の設定項目にアクセスできるように表示制御する。操作部2012を介して「用紙種類の登録」3001が選択された場合、ステップS9202へ進む。尚、「閉じる」ボタンが選択されると処理を終了する。
ステップS9202において、複写機1001は、画像形成条件の変更を行う記録用紙が設定されている用紙段(カセット)を選択可能な画面をLCD表示部2013に表示制御する。図5bは、ユーザがカセットの段数を選択可能な画面を例示的に示した図である。複写機1001は、図5bに例示した画面を表示する際、図9bに例示したカセットテーブル910を参照し、各段数911に格納された記録用紙の特性912、913を取得する。そして、取得した特性に基づいて、各段数にどのような記録用紙が設定するか一見して分かるように、所定の絵文字等を用いて表示制御する。図5bの例では、例えば、カセット1にはA4の普通紙、カセット2にはA3の厚紙が設定されている。操作部2012を介してユーザが所望とするカセットが選択された場合、ステップS9203へ進む。 尚、「閉じる」ボタンが選択されるとステップS9201へ戻る。以下、特に示さない限り同様である。
ステップS9203においては、新たに記録用紙の種類を設定する「用紙種類設定」と、既に設定された記録用紙の種類を呼び出す「用紙種類呼出」とを選択可能な画面をLCD表示部2013に表示制御する。図6aは、「用紙種類設定」及び「用紙種類呼出」を選択可能な画面を例示的に示した図である。図6aにおいて、4101は「用紙種類設定」ボタン、4102は「用紙種類呼出」ボタンを示している。操作部2012を介して「用紙種類設定」ボタン4101が選択された場合(ステップS9203でYES)はステップS9204へ進み、そうではない場合(ステップS9203でNO)はステップS9209へ進む。
ステップS9209においては、「用紙種類呼出」ボタン4102が選択された場合(ステップS9209でYES)はステップS9210へ進み、そうではない場合(ステップS9209でNO)は処理を終了する。尚、ステップS9210でNOとなるのは、例えば、「閉じる」ボタンが押下された場合や処理エラーが発生した場合である。
記録用紙の種類の設定を行う場合は、まず、記録用紙の表面性、及び、坪量から代表的な画像形成条件を設定し、次に、適宜微調整等を行う。
ステップS9204においては、新たに設定する記録用紙の種類(表面性)をユーザが選択可能な画面をLCD表示部2013に表示制御する。図6bは、ユーザが表面性を選択するための画面を例示的に示した図である。
図6bにおいて、4201は、記録用紙の種類(表面性)を列挙した表面性ボタンであり、操作部2012を介してユーザにより選択されると、複写機1001は選択された表面性ボタンを強調表示するように制御する。ある表面性ボタン4201を強調表示している状態で別の表面性ボタン4201が選択された場合は、強調表示していたボタンを通常の表示に戻し、新たに選択された表面性ボタン4201を強調表示するように制御する。4202はキャンセルボタンであり、操作部2012を介してユーザにより選択されるとステップS9203へ戻るように制御する。4203はOKボタンであり、操作部2012を介してユーザにより選択されると、強調表示していた表面性ボタン4201が示している表面性を識別する識別情報をRAM2002等の記憶装置に一時的に記憶制御し、ステップS9205へ進む。OKボタン4203が選択されたときに、表面性ボタン4201のいずれもを強調表示していない場合は、何もしないものとする。
ステップS9205においては、新たに設定する記録用紙のサイズ、或いは、坪量をユーザが入力可能な画面をLCD表示部2013に表示制御する。図6cは、記録用紙のサイズ、坪量等を入力可能な画面を例示的に示した図である。
本実施形態においては、ユーザが設定を行う記録用紙の坪量を知っている場合は、坪量入力エリア4302より坪量を入力し、坪量を知らない場合はサイズ選択ボタン4301によりサイズを選択するものとする。
複写機1001は、操作部2012を介してサイズ選択ボタン4301のいずれかが選択された場合、選択されたサイズ選択ボタン4301を強調表示する。あるサイズ選択ボタン4301を強調表示している状態で別のサイズ選択ボタン4301が選択された場合は、強調表示していたボタンを通常の表示に戻し、新たに選択されたサイズ選択ボタン4301を強調表示するように制御する。既に強調表示を行っていたサイズ選択ボタン4301が再度選択された場合、複写機1001は、そのボタンを通常の表示に戻すように制御する。
坪量入力エリア4302に含まれるアップ・ダウンキーが操作部2012を介して選択された場合、或いは、不図示のテンキーによって値が入力された場合、複写機1001は、入力に応じて坪量入力エリア4302に表示する値を変化させる。このようなインタフェースを提供することにより、ユーザは坪量を容易に入力することができる。
サイズ選択ボタン4301、又は、坪量入力エリア4302を介した設定後、操作部2012を介してOKボタン4303が選択された場合、複写機1001はサイズ選択ボタン4301のいずれかを強調表示している状態であるか否かを判定する。強調表示している場合(ステップS9205でYES)はステップS9206へ進み、強調表示していない場合(ステップS9205でNO)はステップS9208へ進む。尚、キャンセルボタン4303が選択された場合は、ステップS9204へ戻る。
ステップS9206では、参考テーブル920を参照し、ステップS9205において選択された用紙サイズに対応する坪量の値を取得する。例えば、参考テーブル920に図9cのような値が格納されている場合、サイズがA4の記録用紙には坪量20が対応する。そして、ステップS9207へ進む。尚、図6cの例では坪量の推定値を記録用紙のサイズから求める場合を示しているが、図9cにおいて説明したようにこれに限られるわけではない。例えば、記録用紙の種類等の他のパラメータから坪量の推定値を求めたり、2以上のパラメータからある1つのパラメータを推定するようにしてもよい。
ステップS9208では、ステップS9205において入力された坪量の値を取得し、ステップS9207へ進む。
一方、ステップS9210では、ユーザ定義条件テーブル960に格納された設定済みの画像形成条件を呼び出し、その条件を一覧表示する。図6eは、設定済みの画像形成条件を一覧表示する登録用紙種類一覧画面を例示的に示した図である。
図6eにおいて、4501は、ユーザ定義条件テーブル960に格納された、画像形成条件を一覧表示する表示エリアである。図6eに示したように、複写機1001は、表示エリア4501において、例えば、設定名や、表面性、坪量、登録日等で識別できるように表示する。そして、操作部2012を介して画像形成条件の設定が選択された場合は、選択された画像形成条件を強調表示する。ある画像形成条件を強調表示している状態で別の画像形成条件が選択された場合は、強調表示していた画像形成条件を通常の表示に戻し、新たに選択された画像形成条件を強調表示するように制御する。尚、表示エリア4501には、図9aに例示したデフォルトテーブル900の内容をも表示するようにしてもよい。デフォルトテーブル900の内容を選択した場合、ユーザは複写機1001の製造者の設定した代表的な画像形成条件で所定の画像形成処理を行うことができる。
4502はキャンセルボタンであり、操作部2012を介して選択されるとステップS9203へ戻る。4503はOKボタンであり、操作部2012を介して選択されると、表示エリア4501においていずれかの画像形成条件が選択されている場合は、その画像形成条件を識別する識別情報をRAM2002等の記憶装置に一時的に記憶制御してステップS9207へ進む。いずれかの画像形成条件が選択されていない場合は何も行わない。
ステップS9207においては、まず、条件IDテーブル930を参照し、ステップS9204においてRAM2002等に記憶制御した識別情報で識別される表面性と、ステップS9206又はS9208において取得した坪量の値とに対応する、条件IDを求める。例えば、坪量が30(g/m2)の光沢紙の条件IDは*name4となる。
次に、画像形成条件テーブル940を参照し、条件IDテーブル930を参照して求めた条件IDに対応する、画像形成パラメータの各値を取得する。例えば、*name4に対応する画像形成パラメータは、適正膜厚40μm、感光体電位750V、転写電流650μm等である。
そして、取得した画像形成パラメータの各値を、図6dに例示するように、LCD表示部2013に表示制御する。図6dは、選択された表面性、坪量に対応する画像形成パラメータの各値を表示する画面を例示的に示した図である。
図6dでは、画像形成パラメータとして、適正膜厚、感光体電位、転写電流を表示した例を示しているが、画像形成条件テーブル940に、定着温調、γカーブ、プロセスモード、現像バイアス、SRバイアス等、他のパラメータが格納されている場合は、それらも合わせて表示する。
図6dにおいて、4401はOKボタンであり、ユーザが指定した用紙段(カセット)に設定された、記録用紙の画像形成条件の設定を完了する場合、押下(選択)される。
4402は、ユーザが設定した画像形成条件を登録する場合に押下する、ユーザ登録ボタンである。ユーザ登録ボタン4402が押下された場合の処理については後述する。4403は、ユーザが画像形成条件を修正する場合に押下する微調整ボタンである。微調整ボタン4403が押下された場合の処理については後述する。4404はキャンセルボタンであり、選択されるとステップS9205へ戻る。4405は、試し印刷ボタンであり、選択されると、現在設定されている画像形成条件で1部のみ印刷処理を実行する試し印刷を開始する。ユーザは試し印刷の結果を参照して後述する微調整を行うべきか否かを判断することができる。
尚、ステップS9210を介してステップS9207の処理を行う場合、即ち、登録済みの画像形成条件についてその内容を表示する場合は、図6fに例示するように設定名も表示するように制御する。
OKボタン4401が押下されると、ステップS9211へ進む。この時点で、ユーザが指定した用紙段(カセット)に設定された、記録用紙の画像形成条件の設定は完了する。即ち、複写機1001は、ステップS9202において選択されたカセットの記録用紙を用いた画像形成の条件を、カセットの段数の識別情報とともにRAM2002等の記憶装置に記憶制御する。
以下、ステップS9201〜S9210の処理によって画像形成条件が設定された、記録用紙を用いた印刷処理(ステップS9211〜S9212)について説明する。
ステップS9211では、図4に例示したような基本画面をLCD表示部2013に表示制御する。図4において、909は画像を形成する記録用紙が設定されたカセットを選択する用紙選択ボタンである。操作部2012を介して用紙選択ボタン909が押下されると、複写機1001は、図7aに例示する用紙選択画面をLCD表示部2013に表示制御する。
図7aに示すように、複写機1001は、画像を形成する記録用紙が設定されたカセットをユーザが選択できるように、カセットを示すボタンを一覧表示する。図7aに示すように、手差しボタンや、自動用紙選択ボタン等を表示してもよい。これらのボタンのいずれかが操作部2013を介して選択されると、複写機1001は、選択されたカセットの識別情報を、RAM2002等の記憶装置に一時的に記憶制御する。そして、図4に例示する基本画面をLCD表示部2013に再び表示制御する。そして、操作部2013のスタートキー2014が押下されると、ステップS9212へ進む。
ステップS9212においては、選択されたカセットに設定されている記録用紙に対して、その記録用紙に対して設定されている画像形成条件(ステップS9211においてRAM2002等の記憶装置に記憶制御されている)によって、所定の画像を形成する。そして、処理を終了する。
以上のように、条件IDテーブル930、画像形成条件テーブル940のように、記録用紙の特性から画像形成条件を求めることのできるテーブルを記憶し、入力された記録用紙の特性に基づいて最適な画像形成条件を求めることで、容易な操作で最適な画像形成条件を設定することができる。
(画像形成条件の微調整処理)
次に、ステップS9207において、図6dに例示した微調整ボタン4403が押下(選択)された場合の処理について、図11を参照して説明する。図11は、画像形成条件をユーザが微調整する際に、複写機1001が実行する処理のフローチャートである。尚、図6fに例示した画面において、微調整ボタンが押下された場合の処理も同様である。
まず、ステップS9401において、図6dに例示した微調整ボタン4403が押下されたか否かを判定する。押下された場合(ステップS9401でYES)はステップS9402へ進む。
ステップS9402においては、図7bに例示した微調整画面をLCD表示部2013に表示制御する。図7において、5201は、適正膜厚、感光体電位、転写電流等の各画像形成パラメータを入力する入力エリアであり、入力エリア5201に含まれるアップ・ダウンキーが操作部2012を介して選択された場合、或いは、不図示のテンキーによって値が入力された場合、複写機1001は、入力に応じて入力エリア5201に表示する値を変化させる。このようなインタフェースを提供することにより、ユーザは所望とする画像形成条件を容易に設定することができる。5202は、OKボタンであり、操作部2012を介して選択された場合、ステップS9403へ進む。尚、画像形成条件テーブル940に、定着温調、γカーブ、プロセスモード、現像バイアス、SRバイアス等、他のパラメータが格納されている場合は、それらのパラメータも入力エリア5201内に表示制御し、ユーザが所望とする値を設定可能なようにしてもよい。
ステップS9403においては、ステップS9402において、画像形成パラメータに修正(微調整)がなされたか否かを判定する。修正がなされた場合(ステップS9403でYES)はステップS9404へ進み、修正がなされなかった場合(ステップS9403でNO)はステップS9407へ戻る。
ステップS9404においては、ステップS9402で設定された画像形成パラメータの値を、RAM2002等の記憶装置に一時的に記憶制御する。そして、図9eに例示した画像形成条件テーブル940を参照し、ユーザにより設定された画像形成パラメータの値と同一の条件のものが存在するか否かを判定する。存在する場合はその画像形成条件を識別する条件IDを取得し、ステップS9405へ進む。存在しない場合は、ユーザにより設定された画像形成パラメータの値を、新たな画像形成条件として画像形成条件テーブル940に追加する。この時、追加した画像形成条件について新たに条件IDを生成し、画像形成パラメータとともに格納する。そして、ステップS9207へ戻る。
ステップS9207において、ユーザは、試し印刷ボタン4405を選択することにより、微調整した画像形成条件による画像形成の結果を確認することができ、さらに画像形成条件を調整する必要がある場合は、微調整ボタン4403を選択する。このように、画像形成パラメータをユーザが設定可能なインタフェースを設けることで、ユーザは所望とする画像形成条件を容易に指定することができる。また、図6d、6fに例示した画面において試し印刷ボタンを表示制御し、試し印刷ボタンが選択された場合試し印刷を実行するため、ユーザは、微調整を行った後、直ちに試し印刷を行って印刷結果を確認することができる。
尚、ステップS9210の処理によってユーザ定義テーブル960に格納された画像形成条件を呼び出し、その画像形成条件について微調整した後、OKボタン4401が押下された場合は、ユーザ定義テーブル960の、呼び出された画像形成パラメータの値を、微調整後の画像形成条件で上書きするように制御する。この場合、OKボタン4401が押下されたときに、上書きするか否かを選択可能なインタフェースをLCD表示部2013に提示して、ユーザ定義テーブル960の値は変更しないような選択を可能にしてもよい。
(ユーザ登録処理)
次に、ステップS9207において、図6dに例示したユーザ登録ボタン4402が押下(選択)された場合の処理について、図12を参照して説明する。図12は、画像形成条件を設定名とともに登録する際に、複写機1001が実行する処理のフローチャートである。尚、図6fに例示した画面において、ユーザ登録ボタンが押下された場合の処理も同様である。
まず、ステップS9501において、図6dに例示したユーザ登録ボタン4402が押下されたか否かを判定する。押下された場合(ステップS9501でYES)はステップS9502へ進む。
ステップS9502においては、図7cに例示した設定名入力画面をLCD表示部2013に表示制御する。図7cにおいて、5301は文字入力域であり、キーボードと同様のボタンを表示制御する。ボタンが押下された場合、複写機1001は押下されたボタンに対応する文字が入力されたと判断する。これにより、ユーザは所望の文字を容易に選択・入力することができる。尚、不図示のテンキー等を用いて入力可能に制御してもよい。
5302はキャンセルボタンであり、押下されるとステップS9207へ戻る。5303はOKボタンであり、選択されると文字入力域5301に入力された文字をRAM2002等の記憶装置に一時的に記憶制御してステップS9503へ進む。
ステップS9503においては、図6fに例示するように、ステップS9502において入力された設定名と画像形成条件等をLCD表示部2013に表示制御する。この画面において、ユーザ登録ボタン4402が選択された場合は、ステップS9502へ戻り、ユーザが設定名を変更できるように制御する。微調整ボタン4403が押下された場合は、ステップS9401以下の処理を実行し、ユーザが画像形成条件を調整できるように制御する。試し印刷ボタン4405が押下された場合は、試し印刷を行い、ユーザが画像形成条件の設定を確認することができるようにする。キャンセルボタン4404が押下された場合(ステップS9504でNO)はステップS9506へ進み、何も処理を行わずに処理を終了する。OKボタン4401が押下された場合は、ステップS9505へ進む。
ステップS9505においては、ステップS9502で設定された設定名と同一のものが、既にユーザ定義テーブル960に格納されているか否かを判定する。格納されていない場合は、設定された設定名と、画像形成条件とをユーザ定義テーブル960に格納し、処理を終了する。格納されている場合は、データを上書きするか否かをユーザが選択可能なインタフェースを表示制御し、上書きする旨の指示入力がなされた場合、設定された設定名と、画像形成条件とをユーザ定義テーブル960に格納し、処理を終了する。上書きしない旨の指示入力がなされた場合は、ステップS9504に戻る。
以上のように、画像形成条件を設定名とともに複写機1001に記憶制御することで、ユーザは、以前設定した画像形成条件を、再び入力することなく設定名を指定して呼び出すことができる。また、以前登録した画像形成条件や、デフォルトテーブル900に格納された画像形成条件に対して、適宜微調整を行った後、調整後の画像形成条件に適当な名前を付けて複写機1001に記憶させ、後にその画像形成条件を呼び出して利用することができる。
<<第2実施形態>>
第1実施形態においては、操作部2012を介して入力された画像形成条件を記憶し、指示入力に基づいて記憶した画像形成条件を呼び出し可能とする複写機1001の構成について述べたが、ネットワークを経由して外部装置から画像形成条件を取得して利用するようにしてもよい。そのような構成の一例として、本実施形態では、ネットワーク上のホームページに公開された用紙種類のダウンロードにより画像形成条件を複写機1001に設定可能な構成について述べる。なお、装置構成や基本的な処理の流れは第1実施形態と同様である。
本実施形態では、複写機1001は、画像形成条件、設定名等の情報を含むファイルをホームページ等の手段により公開している外部装置と接続されているものとする。
図13は、複写機1001において実行される、ネットワーク上のホームページから画像形成条件、設定名等を記述したファイルをダウンロードして記憶制御する処理の流れを示したフローチャートである。
まず、ステップS9601において、複写機1001は、図8aに例示したような、用紙種類ダウンロード/アップロード画面をLCD表示部2013に表示制御する。図8aにおいて、8101はダウンロードボタンであり、操作部2012を介して押下(選択)された場合、画像形成条件を記述したファイルをダウンロードする、ステップS9602以降の処理を実行する。8102はアップロードボタンであり、操作部2012を介して押下された場合、第3実施形態で述べる、画像形成条件を記述したファイルをアップロードする処理を実行する。S8103の中止ボタンが押下された場合は処理を中止する。
次に、ステップS9602において、ダウンロードボタン8101が選択されたか否かを判定する。選択された場合(ステップS9602でYES)はステップS9603へ進み、選択されなかった場合(ステップS9603でNO)は処理を終了する。
ステップS9603ではURLを入力するエリア(不図示)を表示制御し、ユーザがホームページのURLを入力できるようにする。これは、例えば、図7cに例示したような画面を表示することによって行ってもよいし、あらかじめ登録されたURLの選択しを提示してユーザに選択させるようにしてもよい。URLが入力されると、複写機1001は、そのURLで識別される外部装置にアクセスし、HTMLを取得して、図8bに例示するようなダウンロード画面をLCD表示部2013又は所定の表示装置に表示制御する。ダウンロード画面は、図8bのように所望とする画像形成条件をユーザが選択可能なように構成される。
次に、ステップS9604において、操作部2012を介して、いずれかの画像形成条件が選択された場合(ステップS9604でYES)、ステップS9605へ進む。選択されず他の処理が指示された場合(ステップS9604でNO)は処理を終了する。
ステップS9605において、複写機1001は外部装置に選択された画像形成条件、設定名等を記述したファイルを外部装置からダウンロードする。そして、ステップS9606において、ダウンロードしたファイルに基づいて画像形成条件テーブル940、ユーザ定義条件テーブル960に値を格納する。そして、図6fに例示したように、画像形成パラメータ等を表示制御する。以降の処理は第1実施形態と同様であり、図10のステップS9207以降の処理を実行することで、ユーザは試し印刷や画像形成条件の調整等を実行することができる。
このように、画像形成条件等が記述されたファイルを外部装置から取得可能にすることで、ユーザは自分で画像形成条件の調整や試し印刷等を行わなくても容易に画像形成条件の設定を行うことができる。
<<第3実施形態>>
本実施形態では、ユーザが自分の設定した画像形成条件を外部装置にアップロードして、画像形成条件の共有を可能とする構成について述べる。装置構成や基本的な処理の流れは第1実施形態と同様である。
本実施形態においても第2実施形態と同様に、複写機1001は、画像形成条件、設定名等の情報を含むファイルをホームページ等の手段により公開している外部装置と接続されているものとする。
図14は、複写機1001において実行される、画像形成条件、設定名等を記述したファイルを外部装置にアップロードして公開する処理の流れを示したフローチャートである。
まず、ステップS9701において、第2実施形態と同様に、複写機1001は、図8aに例示したような、用紙種類ダウンロード/アップロード画面をLCD表示部2013に表示制御する。アップロードボタン8102が押下(選択)された場合、ステップS9702へ進む。他のボタンが押下された場合の処理は第2実施形態で述べたものと同様である。
ステップS9702においては、図6eのような、例えば、設定名や、表面性、坪量、登録日等を一覧表示した画面をLCD表示部2013に表示制御し、外部装置にアップロードする画像形成条件をユーザが自由に選択できるようにする。操作部2012を介していずれかの画像形成条件が押下された場合、ステップS9703へ進む。
ステップS9703においては、ステップS9702において選択された画像形成条件の詳細情報を、例えば、図6fのような画面を用いて表示制御する。OKボタン4401が押下された場合(ステップS9704でYES)はステップS9705へ進み、キャンセルボタン4404が押下された場合(ステップS9704でNO)は処理を終了する。ユーザ登録ボタン4402、微調整ボタン4403、試し印刷ボタン4405が押下された場合は、第1実施形態において述べた処理を実行するが、ステップS9703においてはこれらのボタンを表示しないように構成してもよい。
ステップS9705においては、予め複写機1001に設定されたURLで識別される外部装置にアクセスし、ステップS9702で選択された画像形成条件の各画像形成パラメータ、設定名等を含むファイル情報を外部装置に送出する。なお、外部装置のURLは、送出時にユーザが入力可能な入力画面を表示し、その画面に入力されたものとしてもよい。
ステップS9706において、外部装置は複写機1001から受け取ったファイル情報に基づいて、ネットワークに接続された装置がそのファイル情報にアクセスできるように、HTMLを生成する。尚、HTMLの生成は、ネットワークに接続された装置からのアクセスを契機として動的に生成するようにしてもよい。
以上のように、複写機1001に格納された画像形成条件を選択可能なように一覧表示し、選択された条件等が格納されたファイル情報を外部装置に送出することで、ユーザは容易に画像形成条件を他のユーザと共有することができる。
<<第4実施形態>>
第2実施形態においては、図8bに例示したような、画像形成条件の一覧表示から所望とする条件を選択する構成について述べたが、外部装置に登録された画像形成条件が大量にある場合、ユーザが所望とする条件を探すのに手間取る状況が想定される。本実施形態においては、入力されたキーワードに基づいて検索処理を行い、検索されたものを表示する処理を行うことで、ユーザが容易に所望とする画像形成条件を探し当てることのできる構成について述べる。装置構成や基本的な処理の流れは第1、2実施形態と同様である。
本実施形態においては、第2実施形態の説明において参照した図13のステップS9603において、図8bに例示したような一覧表示画面の代わりに、図16に例示したような検索画面を表示制御する。図16において、1601は、検索キー入力域であり、設定名、表面性、機種等の記録用紙の特性を入力可能に制御する。1602は一覧表示ボタンであり、一覧表示ボタン1602が押下されると、図8bに例示したような一覧表示画面を表示制御する。1603は、検索ボタンであり、このボタンが押下されると、複写機1001は、検索キー入力域1602に入力された検索キーを外部装置に送出する。外部装置は受信した検索キーをキーとして、記憶している画像形成条件を検索する。そして、検索条件に適合する画像形成条件を一覧表示した、図8bのような画面を複写機1001へ送出する。複写機1001は、受け取った一覧表示画面をLCD表示部2013に表示制御し、ユーザが所望とする条件を選択できるように制御する。これ以降の処理は、第2実施形態におけるステップS9604以降の処理と同様である。
以上のような処理を行うことで、外部装置が大量の画像形成条件を記憶している場合においても、ユーザは容易に所望とする画像形成条件を探し当てることができる。
尚、図8bの一覧表示画面において、8201乃至8205の項目が押下(選択)された場合、選択された項目に基づいてソートして表示するようにしてもよい。
<<利用例>>
次に、第1〜第4実施形態の構成を組み合わせた構成の利用例を図15を参照して説明する。図15は、複写機1001の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS9801において、図6eに例示したような、複写機1001に設定名とともに登録された画像形成条件の一覧を表示制御する。ユーザは、一覧の中に所望とする画像形成条件があるか否かを判断する。ある場合はOKボタン4503が押下され(ステップS9802でYES)、ステップS9806へ進む。ない場合は、ユーザにより外部装置から画像形成条件をダウンロードするか否かが判断される。ダウンロードする場合(ステップS9803でYES)、複写機1001は図13のステップS9601〜S9606の処理を実行し、画像形成条件を取得し、ステップS9806へ進む。ダウンロードしない場合(ステップS9803でNO)は、図11に例示した画像形成条件の微調整処理を実行し、ステップS9806へ進む。
ステップS9806においては、図6d、6fで例示するような、画像形成パラメータの各値が含まれる画面を表示制御する。この画面において、試し印刷ボタン4405が選択された場合(ステップS9806でYES)は、ステップS9807において試し印刷を実行し、ステップS9808へ進む。そうでない場合(ステップS9806でNO)は、何もせず、ステップS9808へ進む。
ユーザは試し印刷の結果を確認し、印刷結果に満足した場合はOKボタン4401を押下し、満足しない場合は微調整ボタン4403を押下して、満足のいく結果が得られるまで調整を行う。ステップS9809において、複写機1001は、OKボタンが押下された場合(ステップS9808でYES)はステップS9810へ進む。ステップS9809においては、図11に例示した画像形成条件の微調整処理を実行し、ステップS9810へ進む。押下されなかった場合(ステップS9808でNO)は何もせずにステップS9810へ進む。
ユーザは、ステップS9809までの処理において選択された画像形成条件を登録するか判断し、登録する場合はユーザ登録ボタン4402を押下する。ステップS9810において、複写機1001は、ユーザ登録ボタン4402が押下された場合(ステップS9810でYES)は、ステップS9811において、図12に例示したユーザ登録処理を実行し、ステップS9812へ進む。押下されなかった場合(ステップS9810でNO)は、ステップS9812へ進む。
ユーザは利用している複写機1001に登録された画像形成条件をネットワークに接続された他の複写機と共有したい場合は、ホームページに登録する処理を実行する。ステップS9812において、ホームページに登録する処理を行う場合(ステップS9812でYES)、ステップS9813へ進み、複写機1001は図14に例示した処理を実行して、処理を終了する。登録しない場合(ステップS9812でNO)は処理を終了する。 <<その他の実施形態>>
以上、本発明の実施形態例について詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様を取ることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含む。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。 また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
第1乃至4実施形態における、複写機の主要部の構成を示すブロック図である。 第1乃至4実施形態における、スキャナ及びプリンタのハードウェア構成を示す側断面図である。 第1乃至4実施形態における、操作部の構成を示す平面図である。 第1乃至4実施形態における、操作部上に表示される操作画面の一例を示す図である。 第1乃至4実施形態における、共通仕様設定画面を例示的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、ユーザがカセットの段数を選択可能な画面を例示的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、記録用紙の種類をユーザが選択可能な画面を例示的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、用紙種類設定及び用紙種類呼出を選択可能な画面を例示的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、ユーザが表面性を選択するための画面を例示的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、記録用紙のサイズ、坪量等を入力可能な画面を例示的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、取得した画像形成パラメータの各値を表示した画面を例示的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、設定名や、表面性、坪量、登録日等を一覧表示した画面を例示的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、選択された画像形成条件の詳細情報を表示した画面を例示的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、用紙選択画面を例示的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、微調整画面を例示的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、設定名入力画面を例示的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、用紙種類ダウンロード/アップロード画面を例示的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、ダウンロード画面を例示的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、記録用紙の種類毎に予め設定された画像形成条件を格納する、デフォルトテーブルの一例を模式的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、複写機のカセットに設定された記録用紙の特性を格納する、カセットテーブルの一例を模式的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、記録用紙のサイズ毎に坪量の参考値を格納する、参考テーブルの一例を模式的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、坪量及び記録用紙の種類と、条件IDとの関係を格納する、条件IDテーブル930の一例を模式的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、画像形成条件の条件IDと、画像形成パラメータとの対応関係を管理する画像形成条件テーブルの一例を模式的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、通し番号と設定名との対応関係を管理する設定名テーブルの一例を模式的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、設定名に関連づけられて登録された画像形成条件を格納する、ユーザ定義条件テーブルの一例を模式的に示した図である。 第1乃至4実施形態における、複写機が実行する基本処理の流れを示したフローチャートである。 第1乃至4実施形態における、画像形成条件をユーザが微調整する際に、複写機が実行する処理のフローチャートである。 第1乃至4実施形態における、画像形成条件を設定名とともに登録する際に、複写機が実行する処理のフローチャートである。 第1乃至4実施形態における、複写機において実行される、ネットワーク上のホームページから画像形成条件、設定名等を記述したファイルをダウンロードして記憶制御する処理の流れを示したフローチャートである。 第1乃至4実施形態における、複写機において実行される、画像形成条件、設定名等を記述したファイルを外部装置にアップロードして公開する処理の流れを示したフローチャートである。 第1乃至4実施形態の構成の利用例における、複写機の処理の流れを示すフローチャートである。 第1乃至4実施形態における、検索画面を例示的に示した図である。

Claims (16)

  1. 記録媒体上に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記記録媒体の少なくとも種類及び坪量を含む特性と、画像形成の条件とを関連づけて記憶する記憶手段と、
    前記記録媒体の少なくとも前記種類及び前記坪量を含む特性に関する特性情報を入力する特性情報入力手段と、
    前記特性情報入力手段において入力された前記特性情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された前記条件を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記条件に基づいて、前記記録媒体上への画像形成を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記条件を調整するための調整情報を入力する調整情報入力手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記調整情報入力手段において入力された前記調整情報に基づいて、前記取得手段において取得された前記条件を修正し、当該修正された条件に基づいて、前記記録媒体上への画像形成を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記修正された条件と所望の識別子とを関連づけて登録する登録手段と、
    前記登録された前記識別子の選択を受け付ける選択手段とを更に備え、
    前記制御手段は、選択された前記識別子に関連づけて登録された前記条件に基づいて、前記記録媒体上への画像形成を制御することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 登録された前記識別子と関連づけて登録された前記条件を調整するための調整情報を入力する第2調整情報入力手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記第2調整情報入力手段において入力された前記調整情報に基づいて、前記識別子と関連づけて登録された前記条件を修正し、当該修正された条件に基づいて、前記記録媒体上への画像形成を制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記登録手段に登録された、前記条件と当該条件に関連づけられた前記識別子とを含む情報を、所定の外部装置へ送出する送出手段を更に備えたことを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記条件と当該条件に関連づけられた前記識別子とを含む情報を、外部装置から受信する受信手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記受信手段によって受信した前記情報に基づいて、前記条件と前記識別子とを関連づけて前記登録手段に登録することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 試し印刷の指示を入力する、試し印刷指示入力手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記試し印刷指示入力手段に前記試し印刷の指示が入力された場合、前記条件に基づいて、前記記録媒体上への試し印刷の実行を制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 記録媒体上に画像を形成する画像形成装置の制御方法であって、
    前記記録媒体の少なくとも種類及び坪量を含む特性と、画像形成の条件とを関連づけて記憶手段に記憶する記憶工程と、
    前記記録媒体の少なくとも前記種類及び前記坪量を含む特性に関する特性情報を入力する特性情報入力工程と、
    前記特性情報入力工程において入力された前記特性情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された前記条件を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された前記条件に基づいて、前記記録媒体上への画像形成を制御する制御工程とを備えたことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  9. 前記条件を調整するための調整情報を入力する調整情報入力工程を更に備え、
    前記制御工程は、前記調整情報入力工程において入力された前記調整情報に基づいて、前記取得工程において取得された前記条件を修正し、当該修正された条件に基づいて、前記記録媒体上への画像形成を制御することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置の制御方法。
  10. 前記修正された条件と所望の識別子とを関連づけて登録手段に登録する登録工程と、
    前記登録された前記識別子の選択を受け付ける選択工程とを更に備え、
    前記制御工程は、選択された前記識別子に関連づけて登録された前記条件に基づいて、前記記録媒体上への画像形成を制御することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置の制御方法。
  11. 登録された前記識別子と関連づけて登録された前記条件を調整するための調整情報を入力する第2調整情報入力工程を更に備え、
    前記制御工程は、前記第2調整情報入力工程において入力された前記調整情報に基づいて、前記識別子と関連づけて登録された前記条件を修正し、当該修正された条件に基づいて、前記記録媒体上への画像形成を制御することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置の制御方法。
  12. 前記登録手段に登録された、前記条件と当該条件に関連づけられた前記識別子とを含む情報を、所定の外部装置へ送出する送出工程を更に備えたことを特徴とする請求項10又は11に記載の画像形成装置の制御方法。
  13. 前記条件と当該条件に関連づけられた前記識別子とを含む情報を、外部装置から受信する受信工程を更に備え、
    前記制御工程は、前記受信工程によって受信した前記情報に基づいて、前記条件と前記識別子とを関連づけて前記登録手段に登録することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置の制御方法。
  14. 試し印刷の指示を入力する、試し印刷指示入力工程を更に備え、
    前記制御工程は、前記試し印刷指示入力工程に前記試し印刷の指示が入力された場合、前記条件に基づいて、前記記録媒体上への試し印刷の実行を制御することを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置の制御方法。
  15. 請求項8乃至14のいずれか1項に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  16. 請求項15に記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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