JPH0612548B2

JPH0612548B2 - 文書処理装置

Info

Publication number: JPH0612548B2
Application number: JP58164862A
Authority: JP
Inventors: 久雄相原
Original assignee: Casio Computer Co Ltd
Current assignee: Casio Computer Co Ltd
Priority date: 1983-09-07
Filing date: 1983-09-07
Publication date: 1994-02-16
Anticipated expiration: 2009-02-16
Also published as: JPS6057422A

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は文書内に含まれる索引語とその対応ページとが
対応づけられた索引文書を作成する文書処理装置に関す
る。

〔従来の技術〕

従来、文書データを記憶する文書メモリを有した文書処
理装置において、本分の文書と共に索引文書を作成して
上記文書メモリに記憶させるためには、全て手操作によ
る入力が必要であった。すなわち、本文の文書に対する
索引文書を作成する際は、操作者が本文の文書から索引
とすべき語彙とその語彙を含むページを探し出し、その
語彙とページとを対応づけた文書を入力していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、本文文書に対する索引文書作成に際して
全て手入力による文書作成が必要だとすると、文書作成
に多くの労力と時間を要するという問題があった。

この発明の課題は、本文の文書に対する索引文書を簡単
に作成でき、これを文書データの一部として記憶できる
ようにすることである。

〔課題を解決するための手段〕

この発明の手段は次の通りである。

入力装置と、処理制御装置と、文書メモリと、索引メモ
リとを有した文書処理装置において、上記処理制御装置
は、上記入力装置を介して入力された文章を上記文書メ
モリに書込む文章書込手段と、上記入力装置を介して、
上記文章書込手段で書込まれた文章のうち任意の語彙に
対する索引登録が指定操作される毎に、その指定された
語彙とその指定位置に対応するその時のページとを、指
定された索引語別に上記索引メモリに書込む索引メモリ
書込手段と、上記入力装置を介して索引作成が指定操作
された際に、上記索引メモリに書込まれた全ての語彙と
その各語彙に対応するページとを読み出す読出手段と、
この読出手段により読み出された全ての語彙と全てのペ
ージとを文書形式の文書データに変換し、この文書デー
タを上記文書メモリに書込む文書メモリ書込手段と、を
有する。

［作用］本発明の手段の作用は次の通りである。

索引メモリ書込手段は、文章書込手段で書込まれた文章
のうちの任意の語彙に対して索引登録が指定操作される
毎に、その指定された語彙とその指定位置に対応するそ
の時のページとを、指定された索引語別に上記索引メモ
リに書込む。この後、読出手段は、文書として作成され
るべき索引の出力に際して、上記索引メモリに書込まれ
た全ての語彙とその語彙に対応するページとを読み出
す。文書メモリ書込手段は、この読出手段により読み出
された語彙とページとを文書形式の文書データに変換
し、この文書データを文書メモリに書込む。

従って、登録索引語の対象となる語彙とその対応ページ
は、その語彙の指定毎に文書メモリとは別の専用の索引
メモリにて記憶保持されるので、文書としての索引出力
に際しては、原文の文書の文書データを保ったまま索引
文書を作成できる。

また、上記のように文書形式にされた索引文書は、他の
文書と同様に文書メモリに書込まれて管理されるので、
この索引文書に対して更にオペレータが任意の文字を追
加したりすることもできる。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

(1)構成第１図において、１１はキーボードで、カナキー、数値
入力キー、フアンクションキーと共に、索引登録キー、
索引作成キー、目次登録キー、目次作成キーを備えてお
り、そのキー入力はＣＰＵ１２へ送られる。このＣＰＵ
１２には、表示装置（図示せず）が接続されると共に、
カナ漢字変換回路１３、文書制御回路１４、目次制御回
路１５、索引制御回路１６が接続される。そして、上記
カナ漢字変換回路１３には、カナ／漢字変換用の辞書メ
モリ１７が接続される。さらに、上記カナ漢字変換回路
１３は、文書メモリ１８、目次メモリ１９、索引メモリ
２０に接続される。また、上記文書制御回路１４は文書
メモリ１８及びページ数管理レジスタ２１に、目次制御
回路１５は目次メモリ１９及びページ数管理レジスタ２
１に、索引制御回路１６は索引メモリ２０及びページ数
管理レジスタ２１に接続される。このページ数管理レジ
スタ２１は、作成文書のページ数を管理するもので、そ
の出力データは文書メモリ１８、目次メモリ１９、索引
メモリ２０へ送られる。また、上記メモリ１８には、外
部記憶装置２２が接続され、相互間でデータ目次メモリ
１９及び索引メモリ２０に書込まれた内容は、文書メモ
リ１８へ送られて記憶される。さらに、この文書メモリ
１８には、外部記憶装置２２が接続され、相互間でデー
タの読出し、書込みが行われる。

(2)動作次に上記実施例の動作を第２図のフローチャートを参照
した説明する。キーボード１１上のキーを操作すると、
第２図のステップＡ_１に示すように操作キーの内容が判
断され、その判断結果に応じた処理が行なわれる。すな
わち、カナキーが操作された場合は、ステップＡ_２に進
み、そのカナ入力をＣＰＵ１２内のバッファ（図示せ
ず）にストアし、表示部に表示してステップＡ_１に戻
る。以下同様にカナキーが操作される毎に、そのカナ入
力が上記バッファにストアされて表示部に表示される。
その後、単語あるいは語句の区切り点においてその区切
りを示すキーを操作すると、カナ／漢字変換を必要とし
ない場合はステップＡ_１からステップＡ_３へ進み、バッ
ファ内のカナを文書制御回路１４を介して文書メモリ１
８に書込む。また、キーボード１１においてカナ漢字変
換キーが操作された場合はステップＡ_１からステップＡ
₄へ進み、カナ漢字変換回路１３により辞書メモリ１７
をアクセスしてバッファ内のカナを漢字に変換し、表示
部に表示すると共に、ステップＡ_５に示すように文書メ
モリ１８に書込む。上記の入力処理を繰返すことによっ
て例えば第３図(a)に示すように文書が作成される。

しかして、上記の文書作成時において、章の見出し等、
目次に登録すべき文章を入力した場合は、キーボード１
１における目次登録キーを操作する。例えば第３図(a)
において、記号Ａで示す文章「２．２．３コンピュータ
・ネットワーク」を目次登録する場合、上記の目次文章
入力後に目次登録キーを操作する。この目次登録キーが
操作されると、第２図のステップＡ_１からステップＡ_６
に進んで目次制御回路１５を作動させ、対象となる項目
と、ページ数管理レジスタ２１に保持されているその時
のページ数を目次メモリ１９に書込む。そして、その
後、本文、文書作成を終了し、目次作成キーを操作する
か、あるいは外部記憶措置２２への文書登録操作を行な
った時に、ステップＡ_１からステップＡ_７へ進み、目次
メモリ１９に記憶されている目次データを目次制御回路
１５により文書形式に変換して文書メモリ１８に追加記
憶する。さらに、ステップＡ_８において、上記の目次内
容、つまり、目次項目及びページを表示部に表示する。

また、文書作成時において、入力した語を索引登録した
い場合は、データを入力後、索引登録キーを操作する。
この索引登録キーが操作されると、バッファ内のカナま
たはカナ漢字変換回路１３により変換された漢字データ
等の語彙が文書メモリ１８に書込まれると共に、ステッ
プＡ_９において上記漢字データまたはカナが索引制御回
路１６の制御に従って索引メモリ２０に書込まれる。ま
た、この時、索引メモリ２０には、ページ数レジスタ２
１に保持されているその時のページ数が一緒に書込まれ
る。この場合、索引メモリ２０の中に該当語彙が存在す
れば、その該当語彙に対応してページ数管理レジスタ２
１からのページ数のみが書込まれる。以後、文書作成中
に索引メモリ２０に記憶されている語彙と同じ語彙が入
力された場合は、ページ数管理レジスタ２１からのペー
ジ数が順次追加記憶されていく。

そして、本文、文書作成が終了し、索引作成キーが操作
されるか、外部記憶装置２２への文書登録操作が行なわ
れると、ステップＡ_１からＡ_１０へ進み、索引メモリ２
０内の語彙をアルファベット順に配置し、次いでステッ
プＡ_１１において語彙が同一のものはページ数を整理す
る。次にステップＡ_１２に進み、索引内容を表示部に表
示すると共に、ステップＡ_１３において文書メモリ１８
に書込み、ステップＡ_１に戻る。また、上記以外のキー
操作が行なわれた場合は、ステップＡ_１４において操作
キーに対応したプログラムを実行する。

次に本発明の他の実施例を第４図を参照して説明する。
但し、回路構成は第１図のブロック図と同一であるが、
動作が前記第１の実施例の動作を示す第２図のフローチ
ャートと比較して索引登録及び索引作成に関してのみ異
なっているので、索引の処理について説明する。なお、
第４図のフローチャートにおいて、索引登録及び索引作
成以外は第２図のフローチャートのステップ記号を使用
している。

しかして、上記の文書作成時において、入力した語彙を
索引登録したい場合は、データ入力後、索引登録キーを
操作する。この索引登録キーが操作されると、バッファ
内のカナまたはカナ漢字変換回路１３により変換された
漢字データ等の語彙がステップＢ_１で同一語彙が索引メ
モリ２０にあるかどうかチェックされる。索引制御回路
１６がステップＢ_２で有無を判断して同一語彙が無けれ
ばステップＢ_３に進み、索引メモリ２０に語彙とページ
数が書き込まれる。一方、同一語彙が索引メモリ２０に
あれば、ステップＢ_４に進み同一語彙にページ数を追加
して書き込む。以後、索引登録キーが操作される毎にこ
の動作が繰り返えされる。

そして、文書作成が終了し、索引作成キーが操作される
と、ステップＢ_５に進み索引メモリ２０内の語彙をペー
ジ数と共にＡＢＣ順に配置し、ステップＢ_６における索
引の画面表示を行なう。また、索引を画面に表示すると
共に、ステップＢ_７で文書メモリ１８に書き込み、一連
の索引が作成される。

〔発明の効果〕

本発明によれば、登録索引語の対象となる語彙とその対
応ページは、その語彙の指定毎に文書メモリとは別の専
用の索引メモリにて記憶保持されるので、文書としての
索引出力に際しては、原文の文書の文書データを保った
まま索引文書を作成できる。また、上記のように文書形
式にされた索引文書は、他の文書と同様に文書メモリに
書き込まれて管理されるので、この索引文書に対して更
にオペレータが任意の文字を追加したりすることもでき
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は回路構
成を示すブロック図、第２図は動作内容を示すフローチ
ャート、第３図(a)は文章作成例を示す図、第３図(b)は
目次例を示す図、第４図は他の実施例の動作内容を示す
フローチャートである。１１……キーボード、１２……ＣＰＵ、１３……カナ漢
字変換回路、１５……目次制御回路、１６……索引制御
回路、１８……文書メモリ、１９……目次メモリ、２０
……索引メモリ、２１……ページ数管理レジスタ。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】入力装置と、処理制御装置と、文書メモリ
と、索引メモリとを有した文書処理装置において、上記処理制御装置は、上記入力装置を介して入力された文章を上記文書メモリ
に書込む文章書込手段と、上記入力装置を介して、上記文章書込手段で書込まれた
文章のうち任意の語彙に対する索引登録が指定操作され
る毎に、その指定された語彙とその指定位置に対応する
その時のページとを、指定された索引語別に上記索引メ
モリに書込む索引メモリ書込手段と、上記入力装置を介して索引作成が指定操作された際に、
上記索引メモリに書込まれた全ての語彙とその各語彙に
対応するページとを読み出す読出手段と、この読出手段により読み出された全ての語彙と全てのペ
ージとを文書形式の文書データに変換し、この文書デー
タを上記文書メモリに書込む文書メモリ書込手段と、を具備したことを特徴とする文書処理装置。