JPH10222708A - 料金自動収受装置および料金自動収受システム - Google Patents

料金自動収受装置および料金自動収受システム

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JPH10222708A
JPH10222708A JP1900597A JP1900597A JPH10222708A JP H10222708 A JPH10222708 A JP H10222708A JP 1900597 A JP1900597 A JP 1900597A JP 1900597 A JP1900597 A JP 1900597A JP H10222708 A JPH10222708 A JP H10222708A
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toll
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JP1900597A
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Daisuke Yasukawa
大輔 安川
Koji Abe
孝治 阿部
Yasunari Tanaka
泰成 田中
Takeo Yoshimura
武夫 吉村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 料金収受の情報を簡単に知ることができる料
金自動収受装置を提供する。 【解決手段】 有料道路の使用料金を走行しながら車載
の通信機器を介して無線で収受決済する料金自動収受装
置において、有料道路に設置された料金収受のための路
側機に車種および通行来歴を含む自車情報を送信し、路
側機から料金情報を含む道路情報を受信する送受信部1
01と、自車の金銭情報を記憶するEEPROM109
と、情報を表示するLCD表示部102、LED表示部
103と、料金情報とEEPROM109に記憶された
金銭情報に基づいて所定の演算処理を行うとともに、こ
れら各部の制御を司るCPU106とを備え、CPU1
06は、前記送受信部101に対して路側機との間で自
車の車種情報の通信を行わせ、車種情報が確認されたと
きには、路側機から受信した受信情報および自身で演算
した演算結果を示す情報をLCD表示部102およびL
ED表示部103に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料道路の道路料
金を無線通信によって自動的に決済する料金自動収受装
置およびこの料金自動収受装置を使用した料金自動収受
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】有料道路の通行料金の徴収としては、一
般には有料道路の入口で通行券を受け取り、出口の料金
所でこの通行券に表示された入口からの区間料金を自動
で、もしくは手渡しで係員に支払うようになっている。
また、均一料金の有料道路では、通過する道路の入口か
ら出口の間のどこかに設けられた料金所で規定の料金を
支払うようになっている。
【0003】このように従来から実施されている料金徴
収の方法では、いずれにしても料金を支払うために料金
所で一旦停止しなければならず、これが原因で渋滞にな
ったり追突事故を起こすことがあった。また、この渋滞
が排気ガスや騒音のなどの環境汚染の原因にもなってい
た。そこで、車を一旦停止させないで料金を徴収する方
法もしくはシステムの開発が望まれていた。
【0004】このような要求に応じて車を一旦停止させ
ないで料金を徴収するシステムとして、例えば特開平7
−234950号公報に記載された発明が知られてい
る。この発明では、自動車側に搭載され、自動車を特定
するIDコードを電波で発信し、有料道路の入口で入口
コードを受信・記憶したときはその入口コードを含めて
電波で発信するIDコード発信装置と、有料道路の出口
に設けられ、その出口を通行する自動車の前記IDコー
ド発信装置から発信されるIDコードおよび入口コード
を受信し、この受信コードを解読して通行料の徴収デー
タを得るIDコード読取装置とを備え、ホストコンピュ
ータにIDコード、通行料、日付などの情報を伝送し、
ホストコンピュータはこの情報に基づいて自動車の所有
者の銀行口座などから料金を自動的に引き落とすように
なっている。これによれば、料金所で一旦停止しなくと
も、料金は自動的に徴収される。
【0005】また、特開平6−70804公報には、キ
ャッシュレスカードとして機能するICカードが着脱自
在に挿着されるICカード挿着部と、このICカード挿
着部に装着された前記ICカードに記録されている情報
を読取るカード情報読取り手段と、前記通行料金の計算
に必要な情報を記憶する情報記憶手段と、この情報記憶
手段により記憶された情報と前記かード情報読取り手段
により読取られたICカード情報とを前記有料道路上の
所定位置に設置された路上機に無線送信し、かつ、その
路上機から無線伝送される料金収受情報を受信する無線
通信手段と、この無線通信手段により受信した料金料金
収受情報を前記ICカード挿着部に挿着されているIC
カードに送出するカード書込み手段とを備えた有料道路
の料金収受用端末機が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように無線通信に
よって料金の有料道路の道路料金を自動的に決済するシ
ステムでは、一旦停止をする必要なく、料金所をノンス
トップで通過するので、交通がスムーズに流れ、交通渋
滞を引き起こすこともなく、環境問題の発生も抑制する
ことができる。しかし、このようにノンストップで通過
させるためには、各車の料金収受に関する情報を路側機
もしくは路上機側とやり取りするのは通常であれば走行
中であり、その際は簡単な操作で、できれば前方を向い
たまま、しかも単純な情報として知ることが安全上必要
となる。
【0007】また、全車がスムーズにノンストップで流
れていれば問題はないが、一車でも停止、あるいは減速
するとその後ろを走行している車両が追突するなどの事
故が発生するおそれがある。しかも、その事故の発生地
点が料金所ゲート近傍となるので、事故が大きくなった
り他の車両を巻き込むおそれも大きくなる。
【0008】一方、このような料金の自動収受装置は便
利であり、一般にはその装置が装備された車両でしか使
用されない。しかし、第三者によって車両が盗難にあっ
たり、付け替えられたりして不正に使用されると、料金
は当該装置の本来の持主に請求され、もしくは自動的に
引き落とされたりすることになる。したがって、悪意の
第三者の不正使用ができないようにする必要がある。
【0009】本発明はこのような従来技術の実情に鑑み
てなされたもので、その第1の目的は、料金収受の情報
を簡単に知ることができる料金自動収受装置を提供する
ことにある。
【0010】また、第2の目的は、料金自動収受装置の
セキュリティの確保を図ることができる料金自動収受装
置を提供することにある。
【0011】さらに、第3の目的は、料金所ゲート付近
において、前車の料金収受の情報から前車が停止もしく
は減速するような状況になったときに、後車にその旨の
情報を送信して警告し、追突事故が発生することのない
ような料金自動収受システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、第1の手段は、有料道路の使用料金を走行しな
がら車載の通信機器を介して無線で収受決済する料金自
動収受装置において、有料道路に設置された料金収受の
ための路側機に車種および通行来歴を含む自車情報を送
信する送信手段と、前記路側機から料金情報を含む道路
情報を受信する受信手段と、自車の金銭情報を記憶する
記憶手段と、前記料金情報と前記記憶手段に記憶された
金銭情報に基づいて所定の演算処理を行う演算手段と、
情報を表示する表示手段と、前記送信手段、前記受信手
段、前記記憶手段、前記演算手段および前記表示手段の
制御を司る制御手段とを備え、前記制御手段は、前記送
信手段および受信手段に対して前記路側機との間で自車
の車種情報の通信を行わせ、車種情報が確認されたとき
には、前記路側機から受信した受信情報および前記演算
手段によって演算された演算結果を示す情報を前記表示
手段に表示させることを特徴としている。
【0013】第2の手段は、有料道路の使用料金を走行
しながら車載の通信機器を介して無線で収受決済する料
金自動収受装置において、有料道路に設置された料金収
受のための路側機に車種および通行来歴を含む自車情報
を送信する送信手段と、前記路側機から料金情報を含む
道路情報を受信する受信手段と、自車の金銭情報を記憶
する記憶手段と、前記料金情報と前記記憶手段に記憶さ
れた金銭情報に基づいて所定の演算処理を行う演算手段
と、前記路側機に送信する情報を暗号化する暗号化手段
と、これらの各手段を制御する制御手段とを備え、前記
制御手段は前記暗号化手段によって暗号化された情報を
前記送信手段から前記路側機側に送信させることを特徴
としている。
【0014】第3の手段は、有料道路の使用料金を走行
しながら車載の通信機器を介して無線で収受決済する料
金自動収受装置において、有料道路に設置された料金収
受のための路側機に車種および通行来歴を含む自車情報
を送信する送信手段と、前記路側機から料金情報を含む
道路情報を受信する受信手段と、自車の金銭情報を記憶
する記憶手段と、前記料金情報と前記記憶手段に記憶さ
れた金銭情報に基づいて所定の演算処理を行う演算手段
と、情報の入力手段と、外部から挿脱される情報記録カ
ードに対して情報の書込および読出を行う記録再生手段
と、前記送信手段、前記受信手段、前記記憶手段、前記
演算手段、前記入力手段および前記記録再生手段の制御
を司る制御手段とを備え、前記制御手段は、情報記録カ
ードに記憶されているID情報と、前記入力手段から入
力された本人確認情報とを照合し、正規ユーザか否かを
判断することを特徴としている。
【0015】この場合、前記情報記録カードとしては、
ICカードを使用し、前記記録再生手段としては、IC
カード・リーダ・ライタを使用することができる。ま
た、前記本人確認情報としては、4桁以上の暗証番号が
使用できる。
【0016】また、情報を表示する表示手段をさらに設
け、前記入力手段を当該表示手段から入力可能な画面操
作パネルから構成するとよく、前記画面操作パネルから
暗証番号を入力する際、暗証番号の入力は初期表示を乱
数として行うように構成することが好ましい。また、前
記暗証番号の入力手段としては、回転部材を回転させて
数字をセットするダイヤル方式の入力手段を採用するこ
ともでき、この場合は、ダイヤルの回転速度に応じて入
力する桁数を変更することができりようにするとよい。
【0017】なお、前記本人確認情報としては、暗証番
号の他に指紋情報や署名情報なども使用できる。
【0018】さらに、第1ないし第3の手段における金
銭情報に回数券情報を含ませることができ、回数券情報
が金銭情報に含まれるときには、前記演算手段は、前記
受信手段によって料金情報を受信したとき、前記記憶手
段に記憶された金銭情報から回数券枚数の減算処理を行
うようにするとよい。また、前記金銭情報に前納金額情
報が含まれるときには、前記演算手段は、前納回数券枚
数の減算を優先して行うようにする。
【0019】第2の目的を達成するため、第4の手段
は、第1ないし第3の手段における料金自動収受装置
に、車体から取り外されたことを検知する検知手段と、
この検知手段によって車体から取り外されたことを検知
したときには、装置の作動を不能にする自己保全手段と
をさらに設けたことを特徴としている。
【0020】第3の目的を達成するため、第5の手段
は、有料道路の使用料金を走行しながら車載の通信機器
を介して無線で収受決済する料金自動収受装置を各車両
に搭載してなる料金自動収受システムにおいて、有料道
路側には、料金収受のための路側機を設置し、前記料金
自動収受装置は、前記路側機に車種および通行来歴を含
む自車情報を送信する送信手段、前記路側機から料金情
報を含む道路情報を受信する受信手段、自車の金銭情報
を記憶する記憶手段、前記料金情報と前記記憶手段に記
憶された金銭情報に基づいて所定の演算処理を行う演算
手段、情報を表示する表示手段、および前記送信手段、
前記受信手段、前記記憶手段、前記演算手段および前記
表示手段の制御を司る制御手段を備え、前記路側機は、
前記料金自動収受装置を搭載した車両に対し、当該車両
が前記路側機の所定距離手前を通過するまでに当該車両
が進むべきレーンと当該レーンにおける前車が停止する
か否かを示す情報を送信することを特徴としている。
【0021】この場合、前記前車が停止するか否かを示
す情報としては、前車の料金収受に齟齬がある旨の情報
であり、これにより前車の運行状況を予測することがで
きる。そして、前記前車が停止するか否かを示す情報は
前記表示手段に表示され、警報音を出力する警報音手段
をさらに備えている場合には、表示手段とともに、もし
くは表示手段とは別に前車が停止するか否かを示す情報
が前記警報音出力手段によって出力される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0023】1.料金自動収受装置のシステム構成 図1は本発明に係る料金自動収受装置の一実施形態を示
すブロック図である。この実施形態に係る料金自動収受
装置100は車両に搭載され、アンテナ111を介して
高周波信号の送受信を行う送受信部101と、液晶で表
示を行うLCD表示部102と、発光ダイオードによっ
て点灯表示を行うLED表示部103と、警告音を出力
するブザー部104と、ユーザ側から所望の入力を行う
操作キー部105と、これらの各部を制御するCPU1
06とから基本的に構成されている。このCPU106
には、プログラムなどのスタティックな情報が格納され
たROM107と、データを格納し、CPU106のワ
ークエリアとしても機能するRAM108および後述の
道路情報が書き込まれるEEPROM109がバス11
0を介して接続され、また、受信した情報および発信す
る情報を暗号化する暗号処理部112が送受信部101
とCPU106に接続されている。なお、符号113は
暗号処理部112に接続され、暗号処理に必要な情報を
格納するRAMである。
【0024】このように概略構成された料金自動収受装
置では、まず起動時において、自機が故障もしくは異常
な情報等を持っていないか自己診断を行い、CPU10
6はEEPROM109に格納された自機のIDと操作
キー105から入力された暗証番号とを照合し、暗証番
号を入力したユーザが正規ユーザーかどうか判定する。
その後、車種情報が記録されている場合はLCD102
にその車種情報を表示し、ユーザは操作キー105から
確認の信号を入力する。車種情報が確認されていない場
合は、ユーザは操作キー105から自車の車種情報を入
力し、通信待ちの状態となる。なお、ここで車種情報と
は、車種に応じて変化する料金のランクに関する情報で
ある。
【0025】車両が料金所に近接すると、路側機201
(図3)からアンテナ108を通して受信した情報が暗
号処理部109で復調され、その情報はEEPROM1
09に書きこまれ、LCD102およびLED103に
よって表示され、さらに、ブザー104から報知され
る。また、受信結果と自車の状態および操作キー105
から入力された情報に応じてCPU106で処理した結
果もEEPROM109に書き込まれ、この書き込まれ
る結果に対応して、LCD102およびLED103に
表示され、ブザー104から報知される。さらに、CP
U106によって処理された結果は暗号処理部112に
て変調され、送受信部101からアンテナ111を介し
て路側機201側へ送信される。
【0026】なお、暗号処理部112での暗号化は他の
車両との区別を明確にして、自車のセキュリティを確保
するためのものである。また、暗証番号の入力は、この
実施形態では操作キー105を使用して行われるが、そ
の他に、例えば、ダイヤル式の入力装置を用い4桁の暗
証番号を2桁ずつ入力するようにすることもできる。図
2はこのようなダイヤル式の入力装置を用いた場合の処
理手順を示すフローチャートである。
【0027】図2において、この処理手順では、はじめ
の2桁の設定から開始する。まず、ステップS101で
表示をクリアし、ステップS102でダイヤルの向きか
ら数字の増減を判断する。そして、ダイヤルが右回りで
あれば、表示は+方向に変動し(ステップS103)、
左回りであれば、表示は−方向に変動する(ステップS
104)。さらに、ステップS105では、ダイヤルを
回す速さによって1桁目を変えるか2桁目を変えるか判
断する。ダイヤルを回す速さが所定の速さよりも速けれ
ば、表示の2桁目を変え(ステップS106)、遅けれ
ば、表示の1桁目を変える(ステップS107)。この
操作を確認の操作がない限り繰り返す(ステップS10
8)。
【0028】ステップS108で確認操作があったなら
残りの2桁についても同様に繰り返す(ステップS10
9〜114)。もう一度確認の操作があったら(ステッ
プS115)このフローチャートは終了し、4桁の暗証
番号が入力される。
【0029】なお、他の入力手段として、ダイヤル以外
にプッシュボタンとそのプッシュボタンの押圧時間との
関係を利用することが考えられる。操作キーの代わりに
こののようなダイヤルやプッシュボタンを利用するよう
にすれば、数字の数だけキーを用意する必要もなく、料
金自動収受装置の小型化を図ることができる。
【0030】この実施形態では、本人確認情報として暗
証番号を使用した例について説明しているが、本人確認
情報としては、この他に、例えば指紋や署名の認識を利
用することもできる。なお、これらの認識については、
料金自動収受装置100にこれらの認識手段を装備する
必要があることはいうまでもないが、この種の装置は公
知なので、ここでは特に説明しない。
【0031】2.料金の自動収受動作 2.1 自車の料金自動収受動作 図3は料金自動収受装置100を搭載した車両の料金所
における自動料金収受例を示す説明図である。同図に基
づいて有料道路の使用料金を走行しながら収受決済する
自動料金収受システムの動作の概略について説明する。
【0032】走行レーンはここでは符号201ないし2
04で示すように4レーン分図示している。また、各走
行レーン201ないし204を横切るように料金所ブー
ス205が設けられ、この料金所ブース205の各レー
ンの隣接部には路側機206が設置されている。
【0033】このような料金ブース205に向かって料
金自動収受装置100を搭載した符号210で示す進入
位置の車両には、この位置210に進入する前に路側機
206側から料金所名と進むべきレーン情報が送信され
る。この情報は料金自動収受装置100の送受信部10
1で受信され、受信された信号を当該送受信部101で
復調した後、CPU106に送られて所定の処理を行
い、LCD表示部102に路側機206側から送信され
てきた料金所名と進むべきレーン102aを表示させ、
同時にLED表示部103を点灯させるとともに、表示
している旨を示す報知音をブザー104から出力させ
る。
【0034】その後、進入側に位置していた車両が料金
所ブース205を通過し、符号220で示す位置に来る
と、路側機206と料金自動収受装置100との間で送
受信が行われ、送受信の結果が料金自動収受装置100
のLCD表示部102およびLED表示部103に表示
される。この表示は、送受信が齟齬なく行われた場合に
は、例えばOK!(102b)という表示とLED表示
部103の点滅表示となる。この表示を行ってさらに料
金ブース205から離れた位置230に至ると(時間が
経過すると)、前記送受信の結果が具体的に表示され
る。この例では、符号102cで示すように「リョウキ
ン 2400」、「ザンダカ 24300」というよう
に、通行料金が2400円であり、プリペイドの場合に
は、残高が24300円であることが表示される。ここ
では、料金の場合は後述のICカード120に書き込ま
れた残高から前記料金を減算し、減算する料金を表示
し、残高の場合には、前記料金を減算した結果を表示し
ている。この表示はユーザが消すように設定する方が料
金を確認するという意味で好ましく、また、確実に確認
させるという意味でいつでも取り出して見られるように
するとよい。したがって、このための入力操作部も必要
となる。
【0035】このように構成し、動作させると、料金所
ブース305を通過する際、係員と直接現金やカードの
受け渡しをすることなく、無線の送受信によって料金の
決済を行うことができる。
【0036】2.2 他車との関係における料金の自動
収受動作 図3に示すように自車を含む全ての車両が料金所ゲート
205を通過しながら、料金の収受を行うことができれ
ば、上述のように車両が停止したり減速したりする必要
なく走行が可能である。しかし、無線による料金の自動
収受がうまくいかなかったり、何らかの理由で停車しな
ければならない場合も生じ得る。そこで、もし、自車が
そのような状態になると、同一レーンを走行している後
続の車両に自車の情報を送信し、注意を促す必要があ
る。さもないと追突事故がかなりの確率で生じ得る。も
し、自車が後続の車両であれば、前車から前記情報を貰
わなければ、自車が追突することが大いにあり得る。
【0037】そこで、図4に示すような送受信が行われ
る。すなわち、図4は前方車の収受情報を路側機206
より受信し、自車の収受情報を路側機206側に送信す
る状態を示す説明図である。図4において、収受情報と
は、プライバシーと情報の簡素化を考慮し、料金の収受
の終了状態、すなわち収受完了で通過できるか、その他
の理由で停止しなければならないのか等の基本的な情報
のことである。例えば前車301に対して路側機206
が質問と収受情報303を前車301の料金自動収受装
置100aに送った場合、前車301の料金自動収受装
置100aから応答と確認情報304が路側機206に
送られてくる。しかし、万が一この間のやり取りに異常
があった場合、言い換えれば情報の収受に齟齬が生じた
場合にはは、路側機206は「前車301は収受に異常
がある」という情報を追従車(後車)302の料金自動
収受装置100bに対する質問および収受情報305の
中に入れて送る。その場合、その情報305を受信した
追従車302の料金自動収受装置100bは、CPU1
06によって前記異常を判断して自車のLED表示部1
03を点灯させ、あるいは点滅させ、もしくはLCD表
示部102をフラシュする等ごく単純な情報提示を行
い、運転者に注意を促す。これにより、運転手は料金所
ゲート205付近で他の車両に何らかの異常が生じたこ
とを知ることができ、自車の速度を落として事故の発生
を防止することができる。また、前車の減速や停止によ
って料金所ゲート205付近に渋滞が生じている場合に
も、その渋滞原因を知ることができ、イライラの解消の
助けになる。
【0038】3.ICカードインターフェイスを備えた
料金自動収受装置の構成 図5は、ICカードインターフェイスを備えた料金自動
収受装置100の構成を示すブロック図である。この料
金自動収受装置100は図1の料金自動収受装置100
のCPU106にICカードインターフェイス115を
接続したもので、この構成のみが図1の料金自動収受装
置100と異なるだけなので重複する説明は省略する。
なお、このICカードインターフェイス115は図3お
よび図6に示すようにICカード挿入口116を備え、
このICカード挿入口116から挿入されたICカード
120に対して情報の読出および書込を行うIDカード
・リーダ・ライタとして機能している。
【0039】このように構成された料金自動収受装置1
00は、図6に示すように例えば車両のセンタコンソー
ル310の灰皿311にセットするように構成すること
ができる。このように灰皿311部分にセットすれば、
ユーザが非喫煙者であれば不要な灰皿311のスペース
を利用することで、車室という限られた空間を有効に利
用することになる。
【0040】このように構成された料金自動収受装置1
00では、起動時に自機が故障もしくは異常な情報など
を持っていないか自己診断を行い、正常に機能していれ
ば、EEPROM109が持っているIDと、ICカー
ド120から読み出したIDと、操作キー105から入
力された暗証番号とをCPU107で照合し、この料金
自動収受装置100を使用するユーザが正規ユーザーか
どうかを判定する。その後の各動作は前述の1.の項で
説明した料金自動収受装置100と同等である。また、
動作においては、ICカードインターフェイス115を
備えていない料金自動収受装置100の動作と、受信し
た情報やCPU106で処理した情報をEEPROM1
09に加えてICカード120にも書き込む点を除いて
同一である。
【0041】なお、ここでICカード120を使用する
のは、ICカード120に搭載されたCPUによりあら
かじめ設定された処理をカード側で行うことができ、単
なる情報記録媒体に比べて利便性を向上させることがで
きるからであり、単に情報の書き込み/読み出しができ
る情報記憶カードでもよいことはいうまでもなく、その
場合には、ICカードインターフェイス115に代え
て、前記情報記録カードに対して情報の書込と読出がで
きる記録再生装置を使用することはいうまでもない。
【0042】4.料金自動収受装置の拡張機能 図7に図1および図5に示した基本機能を備えた料金自
動収受装置に対し、さらに標準機能および高級機能の2
段階の機能を備えた料金自動収受装置の機能の内容を示
す。
【0043】ここでは、表示手段で表示すべき項目とし
て、暗証番号401の表示には、基本、標準、高級の各
レベル機能を備えた料金自動収受装置においても同様に
4桁の数字が使用される。利用形態を示すカード支払区
分402および加入者区分403については、基本機能
のものでは、1桁の数字で表示され、標準機能のもので
は、カタカナ表示で、また、高級機能のものでは、カタ
カナあるいは漢字表示となる。
【0044】LCD表示部(または画像表示部−不図
示)102の表示410については、回数券の枚数残高
表示411、プリペイドの残高金額表示412、入口料
金所の名称表示413、乗り継ぎバリアの名称表示41
4、出口料金所の名称表示415、出口料金所支払金額
表示416および正常/異常動作表示417などがある
が、回数券の枚数残高表示411、プリペイドの残高金
額表示412および出口料金所支払金額416について
は、3つのレベルの料金自動収受装置100,300と
も6桁の数字であり、入口料金所の名称表示413、乗
り継ぎバリアの名称表示414、出口料金所の名称表示
415では、基本機能のものでは単なる数字で表示さ
れ、標準機能のものではカタカナ表示で、また、高級機
能のものではカタカナあるいは漢字表示となる。さら
に、正常/異常動作表示417では基本機能のものでは
特に表示されず、標準および高級機能のものでは文字表
示となる。
【0045】LED表示部103の表示については、基
本および標準機能のものでは、正常動作では緑色のLE
D点灯であり、異常動作では赤色のLEDの点滅であ
る。
【0046】警報音については、基本、標準および高級
の各機能のものすべて、正常動作431の場合ピンポン
音であり、異常動作432の場合ブーブー音である。
【0047】一方、基本機能のものも標準機能のもの
も、合成音声機能を備えていないので、高級機能のもの
のみ、入口料金所情報441、乗り継ぎバリア情報44
2、出口料金所443の各音声出力され、暗証番号44
4がOKか否かも音声出力される。支払区分445で
は、利用形態が音声出力され、さらに、回数券情報44
6では回数券の残高情報が、プリペイド情報447では
プリペイドの残高金額が、支払金額情報448では、料
金所支払金額がそれぞれ音声出力される。
【0048】このように料金自動収受装置によって機能
にバリエーションを持たせると、基本機能のみを持つ車
載機であれば小型化が可能であり、上位の機種になるほ
ど情報提示を詳細に行い、かつ、視認性も考慮するなど
使い勝手を向上させたものとすることができる。例えば
ナビゲーションシステムと一体化したような図7では、
高級機能として示した上位の機種であれば、合成音声に
よる収受関係の情報の報知も可能である。
【0049】5.回数券を併用して支払うときの処理 図8は回数券を併用し、自動的に料金の安い支払形態を
選択する機能を付けた料金自動収受装置の処理手順を示
すフローチャートである。
【0050】この処理では、まず、ステップS201で
認証など初期設定を行い、ステップS202で料金の支
払形態を自動選択とするか手動選択とするかチェックす
る。選択が手動選択の場合、ステップS203に進み、
手動で選択し、その選択に沿った処理を実行する。
【0051】ステップS202で自動選択であれば、ス
テップS204でまず有効な回数券の有無を調べる。有
効な回数券がある場合、ステップS205で回数券の枚
数を一枚減らす処理を行い、その回数券に相当する料金
が自動的に支払われてこの処理を終了する(ステップS
206)。有効な回数券がない場合はステップS207
でプリペイドの残金の有無をチェックする。ここでプリ
ペイドの残金がある場合は、ステップS208でその残
金から料金分を減額する。次いで、ステップS209で
料金が全額支払われたかどうかをチェックする。全額支
払われていたらこの処理は終了する(ステップS21
0)。全額支払われていない場合、また、ステップS2
07でプリペイドの残金がない場合には、ステップS2
11でポストペイ支払の処理を行い、この処理を終了す
る(ステップS212)。
【0052】以上のように自動的に料金の支払い形態を
選択することで、ユーザは有料道路ごとに残金や回数券
の残数を心配しなくてよい。上記のようなプリペイドの
残金や回数券の残数といった情報は、前記操作キー10
5からその旨入力することによっていつでもユーザが確
認できるようになっている。
【0053】なお、前記ステップS202における自動
選択スイッチ321は、図6に示すように例えばステア
リング322に取り付けられる。これによって走行中で
あっても容易にスイッチ操作を行うことができる。な
お、このスイッチ321による切り換えによって選択す
る項目は、自動選択とするか手動選択とするか、また支
払い形態はどうするかといった選択であり、選択の確定
の報知は安全性の観点から表示ではなく、例えばブザー
104を使用した音によることが望ましい。
【0054】6.料金自動収受装置の不正使用防止 料金自動収受装置の不正使用には、装置を取り外して別
の車両に付け換えて使用する場合と、装置の所有者でな
いものが当該所有者の了承を得ずに勝手に使用する場合
の2つのケースがある。当該所有者の了承を得ずに勝手
に使用する場合については、本人が確認できたときのみ
使用できるようにすることで、この種の不正使用を防止
することができる。そのため、前述のように暗証番号
や、指紋あるいは署名の認証によって本人の確認を行う
ようになっている。一方、装置を取り外して別の車両に
付け換えても本人でなければ、利用できないようになっ
ていれば、取り外しても意味はない。しかし、暗証番号
が解読されたりすると、本人でないものでも利用でき、
使用した料金は本来の所有者に請求されることになる。
そこで、この実施形態では、料金自動収受装置100を
車両から取り外すと、その後、利用できないようにし
て、盗難などの危険性を最少限に抑えるように構成し
た。この実施形態を図10および図11に示す。
【0055】図10および図11は料金収受車載機を取
り外して使用する場合に対抗する機構を示す説明図であ
る。
【0056】図10において、自動車のダッシュボード
331上にピン332を固定し、このピン332の先端
を料金自動収受装置100の筐体151内に進出させ、
前記ピン332によって筐体151内のスイッチ152
接触させて、回路を閉じるように構成しておく。そし
て、スイッチ152が開き、回路が開放され、電流が途
切れたとき、2度と料金自動収受装置100が使用でき
ないように構成しておく。すると、料金自動収受装置1
00をダッシュボード331から取り外すと、ピン33
2の先端のスイッチ152の押圧状態が解除され、回路
が開いて2度と使用することができなくなり、盗難など
による不正使用を確実に防止することができる。しか
し、この場合も残額などお金に関する情報はクリアされ
ないようにしておく。
【0057】また、図11はホール素子を使用した例で
ある。この例では、ダッシュボード331に磁石333
を取り付け、当該磁石333によって筐体151の内側
に取り付けられたホール素子153が回路に電流を流す
ようにし、電流がとぎれた場合2度と動作しないように
構成する。この場合も、残額などお金に関する情報はク
リアされないようにする。
【0058】このように構成すると、装置を取り外して
も全く使用することができないので、本来の所有者から
使用していない道路料金が減額されることも、当該道路
料金を請求されることもない。しかも、取り外しても、
何の益もないことがわかれば、盗難のおそれも最少限に
抑えることができる。
【0059】7.他の料金自動収受装置の具体例 第12図は液晶面を蓋として内部に操作キーを収納し、
小型化を図った料金自動収受装置の実施の形態の一例で
ある。
【0060】この実施形態では、料金自動収受装置10
0は、LCD表示部102が料金自動収受装置100本
体の前側の開閉自在な蓋160の前面に設けられ、蓋1
60を開いた料金自動収受装置100の本体の前部に操
作キー105およびLED表示部103が設けられてい
る。なお、このLED表示部103は、蓋106を閉め
たときにも蓋160の前面から見ることができるように
なっている。なお、この実施形態では、ブザー104は
料金自動収受装置100本体の側面に、ICカード挿入
口116は本体上部側面にに設けられている。
【0061】このように料金自動収受装置100を小型
化する場合でも、操作キー105とLCD表示部102
とを実質的に同一の面積内に収めるように配置すること
によいって、キーの数を減らすことなく液晶画1102
の大きさを確保でき、視認性を向上させることができ
る。また、このように小型化すると自動車のダッシュボ
ードの上においても、運転者の死角の発生を最少限に抑
えることもできる。
【0062】
【発明の効果】これまでの説明で明らかなように、本発
明によれば、路側機から受信した受信情報および演算手
段によって演算された演算結果を示す情報を表示手段に
表示させるので、表示を見ることによって料金の収受の
状態を簡単に知ることができる。
【0063】また、暗号化手段によって暗号化された情
報を路側機側に送信するので、他車との間で混同が生じ
ることがなく、これによって、自車の料金収受情報のセ
キュリティを確実に保持することができる。
【0064】また、情報記録カードに記憶されているI
D情報と、入力された本人確認情報とを照合し、正規ユ
ーザか否かを判断するので、本人が確実に確認でき、自
車の料金収受情報のセキュリティを確実に保持すること
ができる。
【0065】また、料金自動収受装置を搭載した車両に
対し、当該車両が前記路側機の所定距離手前を通過する
までに当該車両が進むべきレーンと当該レーンにおける
前車が停止するか否かを示す情報を送信するので、も
し、停止する旨の情報が送信されてきた場合、前もって
前車の停止に対応することが可能となり、追突事故の発
生を未然に防止することができる。
【0066】その際、停止する旨の情報が、前車の料金
収受に齟齬がある旨の情報なので、料金所の近傍での混
乱の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る料金自動収受装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る料金自動収受装置の暗
証番号の認証の手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図3】道路料金所の近傍における料金収受車載機の収
受動作を示す説明図である。
【図4】前方車の収受情報を路側機より受信し、自車の
収受情報を路側機に送信する機能を説明するための説明
図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係るICカード挿入部
を備えた料金自動収受装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】料金の支払形態の選択装置をステアリングに取
り付けた例を示す図である。
【図7】料金収受車載機の基本機能、付加機能の例を示
した図である。
【図8】料金の選択機能を付けた場合の料金自動収受装
置機の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】料金自動収受装置を自動車の灰皿の部分に取り
付けた車載例を示す図である。
【図10】ピンを使用し、料金収受車載機を取り外した
場合に、使用不可能となるような例を示す説明図であ
る。
【図11】ホール素子を使用し、料金収受車載機を取り
外した場合に、使用不可能となるような例を示す説明図
である。
【図12】LDE表示部を蓋に設け、内部にテンキーを
収納した料金自動収受装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
101 送受信部 102 LCD表示部 103 LED表示部 104 ブザー 105 操作キー 106 CPU 109 EEPROM 111 アンテナ 112 暗号処理部 115 ICカードインターフェイス 116 ICカード挿入口 120 ICカード 205 料金所ブース 206 路側機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 武夫 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料道路の使用料金を走行しながら車載
    の通信機器を介して無線で収受決済する料金自動収受装
    置において、 有料道路に設置された料金収受のための路側機に車種お
    よび通行来歴を含む自車情報を送信する送信手段と、 前記路側機から料金情報を含む道路情報を受信する受信
    手段と、 自車の金銭情報を記憶する記憶手段と、 前記料金情報と前記記憶手段に記憶された金銭情報に基
    づいて所定の演算処理を行う演算手段と、 情報を表示する表示手段と、 前記送信手段、前記受信手段、前記記憶手段、前記演算
    手段および前記表示手段の制御を司る制御手段と、を備
    え、前記制御手段は、前記送信手段および受信手段に対
    して前記路側機との間で自車の車種情報の通信を行わ
    せ、車種情報が確認されたときには、前記路側機から受
    信した受信情報および前記演算手段によって演算された
    演算結果を示す情報を前記表示手段に表示させることを
    特徴とする料金自動収受装置。
  2. 【請求項2】 有料道路の使用料金を走行しながら車載
    の通信機器を介して無線で収受決済する料金自動収受装
    置において、 有料道路に設置された料金収受のための路側機に車種お
    よび通行来歴を含む自車情報を送信する送信手段と、 前記路側機から料金情報を含む道路情報を受信する受信
    手段と、 自車の金銭情報を記憶する記憶手段と、 前記料金情報と前記記憶手段に記憶された金銭情報に基
    づいて所定の演算処理を行う演算手段と、 前記路側機に送信する情報を暗号化する暗号化手段と、 これらの各手段を制御する制御手段と、を備え、前記制
    御手段は前記暗号化手段によって暗号化された情報を前
    記送信手段から前記路側機側に送信させることを特徴と
    する料金自動収受装置。
  3. 【請求項3】 有料道路の使用料金を走行しながら車載
    の通信機器を介して無線で収受決済する料金自動収受装
    置において、 有料道路に設置された料金収受のための路側機に車種お
    よび通行来歴を含む自車情報を送信する送信手段と、 前記路側機から料金情報を含む道路情報を受信する受信
    手段と、 自車の金銭情報を記憶する記憶手段と、 前記料金情報と前記記憶手段に記憶された金銭情報に基
    づいて所定の演算処理を行う演算手段と、 情報の入力手段と、 外部から挿脱される情報記録カードに対して情報の書込
    および読出を行う記録再生手段と、 前記送信手段、前記受信手段、前記記憶手段、前記演算
    手段、前記入力手段および前記記録再生手段の制御を司
    る制御手段と、を備え、前記制御手段は、情報記録カー
    ドに記憶されているID情報と、前記入力手段から入力
    された本人確認情報とを照合し、正規ユーザか否かを判
    断することを特徴とする料金自動収受装置。
  4. 【請求項4】 前記情報記録カードがICカードであ
    り、前記記録再生手段が、ICカード・リーダ・ライタ
    であることを特徴とする請求項3記載の料金自動収受装
    置。
  5. 【請求項5】 情報を表示する表示手段をさらに備え、
    前記入力手段が当該表示手段から入力可能な画面操作パ
    ネルからなることを特徴とする請求項3記載の料金自動
    収受装置。
  6. 【請求項6】 有料道路の使用料金を走行しながら車載
    の通信機器を介して無線で収受決済する料金自動収受装
    置を各車両に搭載してなる料金自動収受システムにおい
    て、 有料道路側には、料金収受のための路側機を設置し、 前記料金自動収受装置は、前記路側機に車種および通行
    来歴を含む自車情報を送信する送信手段、前記路側機か
    ら料金情報を含む道路情報を受信する受信手段、自車の
    金銭情報を記憶する記憶手段、前記料金情報と前記記憶
    手段に記憶された金銭情報に基づいて所定の演算処理を
    行う演算手段、情報を表示する表示手段、および前記送
    信手段、前記受信手段、前記記憶手段、前記演算手段お
    よび前記表示手段の制御を司る制御手段を備え、 前記路側機は、前記料金自動収受装置を搭載した車両に
    対し、当該車両が前記路側機の所定距離手前を通過する
    までに当該車両が進むべきレーンと当該レーンにおける
    前車が停止するか否かを示す情報を送信することを特徴
    とする料金自動収受システム。
  7. 【請求項7】 前記前車が停止するか否かを示す情報
    が、前車の料金収受に齟齬がある旨の情報であることを
    特徴とする請求項6記載の料金自動収受システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2002329070A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Kddi Corp 自動車保険料算出システムならびにその走行距離通知システムおよびデータ処理システム
JP2005173973A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Denso Corp 路側システム及び車載機
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