JP4585140B2 - 自動車保険料算出システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車保険の保険料を算出する自動車保険料算出システムに係り、特に、自動車保険料を各契約車両の利用実績に応じて動的に算出する自動車保険料算出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車保険料は、補償内容が同一であっても、車両の車種、契約者の年齢、無事故等級などによって異なっていた。また、最近ではリスク管理が進み、上記した既知の条件に加えて、年間走行距離や通勤に使用しているか否かといった車両の過去の利用実績を保険契約者に予め告知してもらい、告知内容を考慮して保険料を算出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
車両の事故率は、一般的に走行距離が長くなるほど高くなる。したがって、上記したように、自動車保険料を走行距離に基づいて算出する方法は極めて合理的であり、かつ公平な料金設定が可能になる。
【0004】
しかしながら、従来の年間走行距離に基づく保険料算出方法では、次年度の走行距離を前年度までの利用実績に基づいて予測するために正確な保険料算出が難しいという課題があった。
【0005】
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、保険料を車両の正確な利用実績に基づいて動的に算出できる自動車保険料算出システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明は、自動車保険料を契約車両の利用状況に応じて動的に算出する自動車保険料算出システムにおいて、各契約車両に装着され、当該車両の今回の走行距離を代表する走行距離代表データを、当該車両に固有の識別コードと関連付けて送信する走行距離通知システムと、前記走行距離代表データおよび識別コードを受信して、各車両の保険料を走行距離に応じて算出するデータ処理システムとを含むことを特徴とする。
【0007】
上記した特徴によれば、自動車保険料を車両の走行距離に基づいて算出する際に、この走行距離として、告知された過去の走行距離に基づく予測値では無く実走行距離を用いることができるので、公平かつ正確な保険料設定が可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の自動車保険料算出システムの第1実施形態の構成を示した概念図である。
【0009】
保険の契約車両1は、後に詳述するように、当該車両の走行距離を計測して所定の宛先へ無線により送信する「走行距離通知システム」を装着し、今回の走行距離ΔLを自車両に固有の識別コードIDと共に送信(▲1▼)する。
【0010】
車両1から送信された各データは、中継局2を介して保険会社のデータ処理センタ3へ転送(▲2▼)される。データ処理センタ3は、受信した走行距離ΔLおよび識別コードIDに基づいて、この走行距離ΔLに応答した保険料金Mを算出し、これを前記識別コードIDで特定される保険契約者に対して請求する(▲3▼)。
保険契約者は、保険会社からの要求に応じて保険料金Mを支払う(▲4▼)。
【0011】
このように、本実施形態では予測される走行距離に応じた保険料金を前払いする従来方式とは異なり、契約車両の実際の走行距離ΔLに応じた保険料金を、その走行後に後払いするようにした点に特徴がある。
【0012】
図2は、前記車両1に装着される走行距離通知システム10の第1実施形態の構成を示したブロック図である。
【0013】
走行距離演算部101は、車両の車速センサにより検知された車速Vおよび計時部102により計時される時刻情報に基づいて走行距離を演算し、所定の単位走行距離ごとに走行距離カウンタ104をインクリメントする。本実施形態では、例えば走行距離1kmごとに走行距離カウンタ104がインクリメントされるので、走行距離カウンタ104のカウント値が今回の走行距離ΔLを代表する。
【0014】
基準走行距離設定部103には、走行距離を保険会社へ通知する目安としての基準走行距離Lrefが予め登録されている。この基準走行距離Lrefは、走行距離が多い車両であれば長く、走行距離が少ない車両であれば短く設定することが望ましい。本実施形態では、基準走行距離Lrefとして、例えば1000キロが設定されている。
【0015】
比較部105は、前記走行距離カウンタ104のカウント値すなわち走行距離ΔLと前記基準走行距離設定部103に設定された基準走行距離Lrefとを比較し、実走行距離ΔLが基準走行距離Lrefに達するごとに、送信部107に対して走行距離ΔL(または、基準走行距離Lref)の送信を指示する。
【0016】
送信部107は当該指示に応答し、走行距離ΔL(または、基準走行距離Lref)を、識別コード記憶部106に記憶されている当該車両に固有の識別コードIDと共に、予め登録されている送信先(本実施形態では、保険会社のデータ処理センタ3)へ送信する。送信が正常に終了すると、前記走行距離カウンタ104はリセットされる。
【0017】
すなわち、本実施形態では車両1が1000キロメートル走行する毎に、その旨の情報が当該車両の識別コードIDと共に保険会社のデータ処理センタ3へ自動的に通知される。
【0018】
図3は、前記データ処理センタ3における保険料算出機能の第1実施形態の構成を示したブロック図であり、契約車両1の走行距離ΔLを収集するデータ収集部31と、収集した走行距離ΔLに基づいて今回の保険料を算出する保険料算出部32とを主要な構成としている。
【0019】
前記データ収集部31において、データ受信部312は、各車両の走行距離通知システム10から送出される走行距離ΔLおよび識別コードIDを受信する。なお、本実施形態ではデータ入力部313を別途に設け、各車両の走行距離ΔLおよびその識別コードIDを、オペレータがデータ入力部313から手作業により入力することもできる。データ転送部311は、前記受信された、あるいは入力された各車両の走行距離ΔLおよびその識別コードIDを、保険料算出部32へ転送する。
【0020】
保険料算出部32において、契約者データベース(DB)321には、契約車両の識別コードID毎に、補償金額などの保険内容K1、契約者の年齢K2、無事故等級K3などの各種のパラメータが登録されている。
【0021】
変動料算出部322は、前記データ収集部31から通知される識別コードIDに基づいて前記契約者DB321を検索し、当該識別コードIDに応答した各パラメータK1、K2、K3…および前記走行距離ΔLの関数f(ΔL、K1、K2、K3…)として、保険料の変動料部分S1を算出する。
【0022】
基本料DB323には、保険会社の経費や固定費に関するパラメータJ1、および走行距離とは無関係なリスク部分に関するパラメータJ2が登録されている。基本料算出部324は、前記各パラメータJ1、J2の関数f(J1、J2)として、保険料の基本料部分S2を算出する。
【0023】
総額算出部325は、前記変動料部分S1および基本料部分S2の関数f(S1、S2)として保険料金Mを算出する。本実施形態では、変動料部分S1と基本料部分S2との加算値が保険料金Mとなる。保険料金請求部326は、前記算出された保険料金Mの請求書や計算書を各契約者宅へ送付したり、必要に応じて保険料金Mを所定の金融口座から自動的に引き落とす。
【0024】
このように、本実施形態によれば、保険料金が走行距離の予測値ではなく、走行距離の実績すなわち実走行距離に基づいて算出されるので、公平かつ正確な料金設定が可能になる。また、本実施形態によれば、実走行距離に対する事故率を正確に把握できるので、そのデータを統計的に処理することにより、さらに公平かつ正確な料金設定が可能になる。
【0025】
なお、上記した第1実施形態では、各車両1から保険会社のデータ処理センタ3に対して走行距離ΔLおよびその識別コードIDが送信されるものとして説明したが、次に説明する第2実施形態では、図4に示したように、各車両1から保険会社のデータ処理センタ3に対しては識別コードIDのみを送出し、データ処理センタ3が識別コードIDに基づいて走行距離を判別する。
【0026】
図5は、この第2実施形態における走行距離通知システム10の構成を示したブロック図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0027】
本実施形態では、比較部105が走行距離カウンタ104のカウント値すなわち走行距離ΔLと前記基準走行距離設定部103に設定された基準走行距離Lrefとを比較し、今回の走行距離ΔLが基準走行距離Lrefに達するごとに、送信部107に対して識別コードIDの送出を指示する。送信部107は当該指示に応答して、識別コード記憶部106に記憶されている当該車両の識別コードIDのみをデータ処理センタ3へ送信する。送信が正常に終了すると、前記走行距離カウンタ104はリセットされる。
【0028】
図6は、第2実施形態におけるデータ処理センタ3の構成を示したブロック図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0029】
データ収集部31において、基準走行距離DB314には、各車両1に装着される前記走行距離通知システム10の基準走行距離設定部103に設定されている基準走行距離Lrefが識別コードIDごとに予め記憶されている。
【0030】
基準走行距離判定部315は、受信した識別コードIDに基づいて前記基準走行距離DB314を検索し、当該識別コードIDに対応した基準走行距離Lrefを判定して保険料算出部32へ転送する。
【0031】
保険料算出部32において、変動料算出部322は、前記データ収集部31から通知される識別コードIDに基づいて前記契約者DB321を検索し、当該識別コードIDに応答した各パラメータK1、K2、K3…および前記基準走行距離Lrefの関数f(Lref、K1、K2、K3…)として、保険料の変動料部分S1を算出する。
【0032】
基本料算出部324は、基本料DBに登録されている前記各パラメータJ1、J2の関数f(J1、J2)として、保険料の基本料部分S2を算出する。総額算出部325は、前記変動料部分S1および基本料部分S2の関数f(S1、S2)として保険料金Mを算出する。
【0033】
このように、本実施形態ではデータ処理センタ3において各車両の識別コードIDと基準走行距離Lrefとの関係を管理しているので、車両1からは自身の識別コードIDを送出するだけで良い。
【0034】
なお、上記した各実施形態では、契約車両が所定の距離だけ走行するごとに、その旨の情報がデータ処理センタ3へ通知されるものとして説明したが、次に説明する第3実施形態のように、所定の期間ごとに走行距離ΔLが車両1からデータ処理センタ3へ通知されるようにしても良い。
【0035】
図7は、本発明の第3実施形態における走行距離通知システム10のブロック図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0036】
本実施形態では、通知周期設定部112に走行距離の通知周期Trefが設定されている。経過時間カウンタ111は、今回の通知周期における経過時間をカウントする。比較部113は、前記通知周期Trefと経過時間とを比較し、経過時間が通知周期Trefに達するごとに、送信部107に対して通知指令を出力する。
【0037】
送信部107は前記通知指令に応答して、走行距離カウンタ104のカウント値すなわち今回の周期Trefにおける走行距離ΔLを識別コードIDと共にデータ処理センタ3へ送信する。送信が正常に終了すると、前記走行距離カウンタ104はリセットされる。
【0038】
データ処理センタ3では、前記図3に関して説明した第1実施形態の場合と同様に、契約車両1から定期的に送信される走行距離ΔLおよび識別コードIDに基づいて、当該走行距離ΔLに対する保険料金Mを算出・請求する。
【0039】
本実施形態によれば、所定の周期で各契約車両の走行距離を認識できるので、保険料金の定期的な請求が可能になる。
【0040】
なお、上記した第3実施形態では、所定の周期Trefごとに、当該周期Tref内における走行距離ΔLがデータ処理センタ3へ通知されるものとして説明したが、次に説明する第4実施形態では、図8に示したように、車両1からは、所定の周期Trefごとに現在までの総走行距離Lnすなわちオドメータの指針値が送出されるものとし、データ処理センタ3において、今回の周期Trefにおける走行距離ΔLを判別するようにしている。
【0041】
図9は、本発明の第4実施形態における走行距離通知システム10のブロック図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0042】
本実施形態では、比較部113が通知周期Trefと経過時間とを比較し、経過時間が通知周期Trefに達するごとに、送信部107に対して通知指令を出力する。送信部107は前記通知指令に応答して、現在までの総走行距離Lnを識別コードIDと共にデータ処理センタ3へ送信する。
【0043】
図10は、この第4実施形態におけるデータ処理センタ3の構成を示したブロック図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0044】
データ処理部31において、走行履歴DB316には、各車両1から通知された前回の総走行距離Ln-1が識別コードIDごとに予め記憶されている。検索部319は、受信した識別コードIDに基づいて前記走行履歴DB316から前回の総走行距離Ln-1を抽出する。実走行距離判定部317は、抽出された前回の総走行距離Ln-1と受信した現在の総走行距離Lnとの差分(LnーLn-1)を、今回の周期Tref内における走行距離ΔLとして求める。
【0045】
データ転送部311は、前記走行距離ΔLを保険料算出部32へ転送する。データ更新部318は、前記走行履歴DB316に登録されている前回の総走行距離Ln-1を現在の総走行距離Lnに更新する。
【0046】
保険料算出部32では、変動料算出部32が前記データ収集部31から通知される識別コードIDに基づいて前記契約者DB321を検索し、当該識別コードIDに応答した各パラメータK1、K2、K3…および前記走行距離ΔLの関数f(ΔL、K1、K2、K3…)として、保険料の変動料部分S1を算出する。
【0047】
基本料算出部324は、基本料DBに登録されている前記各パラメータJ1、J2の関数f(J1、J2)として、保険料の基本料部分S2を算出する。総額算出部325は、前記変動料部分S1および基本料部分S2の関数f(S1、S2)として保険料金Mを算出する。
【0048】
このように、車両1が走行距離を機械的な計器ではなくデジタルデータで管理している場合には、このデジタルデータを送信するようにすれば、走行距離を車速の関数として演算する場合に較べて、契約車両に装着する走行距離通知システムの構造を簡素化できる。
【0049】
図11は、本発明の第5実施形態における走行距離通知システム10のブロック図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0050】
上記した第4実施形態では、車両のオドメータ等に表示される総走行距離Lnをデータ処理センタ3へ通知するものとして説明したが、本実施形態では、走行距離通知システム10が契約車両に装着された以降の装着後総走行距離Lsを走行距離カウンタ104でカウントし、これをデータ処理センタ3へ通知するようにしている。
【0051】
図12は、本実施形態におけるデータ処理センタ3の構成を示したブロック図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0052】
データ処理部31において、走行履歴DB316には、各車両1から通知された前回の装着後総走行距離Ls-1が識別コードIDごとに予め記憶されている。検索部319は、受信した識別コードIDに基づいて前記走行履歴DB316から前回の総走行距離Ls-1を抽出する。実走行距離判定部317は、抽出された前回の装着後総走行距離Ls-1と受信した現在の装着後総走行距離Lsとの差分(LsーLs-1)を、今回の周期Tref内における走行距離ΔLとして求める。
【0053】
データ転送部311は、前記走行距離ΔLを保険料算出部32へ転送する。データ更新部318は、前記走行履歴DB316に登録されている前回の装着後総走行距離Ls-1を現在の装着後総走行距離Lsに更新する。
【0054】
保険料算出部32では、変動料算出部32が前記データ収集部31から通知される識別コードIDに基づいて前記契約者DB321を検索し、当該識別コードIDに応答した各パラメータK1、K2、K3…および前記走行距離ΔLの関数f(ΔL、K1、K2、K3…)として、保険料の変動料部分S1を算出する。
【0055】
基本料算出部324は、基本料DBに登録されている前記各パラメータJ1、J2の関数f(J1、J2)として、保険料の基本料部分S2を算出する。総額算出部325は、前記変動料部分S1および基本料部分S2の関数f(S1、S2)として保険料金Mを算出する。
【0056】
図13は、本発明の第6実施形態における走行距離通知システム10のブロック図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0057】
本実施形態では、当該走行距離通知システム10が車両1から取り外されたことを検知する取り外し検知部141と、取り外しが検知されたときにセットされるフラグFoutを記憶する記憶部142とをさらに設けた点に特徴がある。なお、ここでは本実施形態を前記第1実施形態への適用例として説明したが、他の実施形態にも同様に適用できる。
【0058】
図14は、前記取り外し検知部141の一例を示した断面図であり、ストロークスイッチ151と、ストロークスイッチ151の出力端子をプルダウンする抵抗素子152とにより構成される。
【0059】
走行距離通知システム10の車体取り付け面には凹状の窪み154が形成され、前記ストロークスイッチ151は、そのストロークピン153が前記窪み154から車体取り付け面よりも外側に突出しないように固定されている。
【0060】
車両1側には、前記凹状窪み154と対向する位置に凸状突起171が形成されており、両者は図14(b)に示したように、走行距離通知システム10の凹状窪み154内に車両1の凸状突起171が収まるように、両面テープあるいはマジックテープ(登録商標)等の適宜の保持手段により固定される。
【0061】
前記車両1の凸状突起171は、車体のフレーム等に直接設けても良いし、あるいは走行距離通知システム10の投影面積よりも小さい面積の板状体に凸状突起を形成し、これを車体フレーム等に接着固定するようにしても良い。
【0062】
このような構成において、走行距離通知システム10が車両1から取り外されると、図14(a)に示したように、ストロークスイッチ151のピン153が伸びて接点が閉じる。この結果、スイッチ151の出力が“H”レベルに遷移し、記憶部142のフラグFoutがセットされる。送信部107は、このフラグFoutを前記走行距離ΔLおよび識別コードIDと共に前記と同様のタイミングでデータ処理センタ3へ送信する。
【0063】
図15は、第6実施形態におけるデータ処理センタ3の構成を示したブロック図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0064】
データ収集部31では、データ受信部312が走行距離ΔLおよび識別コードIDと共にフラグFoutを受信する。取り外し監視部320は、データ転送部311から転送されるフラグFoutを参照し、これがリセット状態であれば、走行距離ΔLおよび識別コードIDを前記と同様に保険料算出部32へ転送する。これに対して、フラグFoutがセット状態であれば、走行距離ΔLおよび識別コードIDを保険料算出部32へ転送することなく、取り外し確認信号Soutを発生してオペレータに通知する。
【0065】
本実施形態によれば、走行距離通知システム10が契約車両1から取り外されたことをデータ処理センタ3において認識できるので、走行距離通知システム10を取り外したままでの走行、あるいは不正に入手した他の走行距離通知システム10との置換等の不正行為を検知することができる。
【0066】
さらに、本実施形態では走行距離通知システム10の車体取り付け面の一部を窪ませ、ストロークスイッチ151のピン153が車体取り付け面よりも外側に突出しないようにしたので、ストロークスイッチ151の接点を開閉させずに走行距離通知システム10を車両から取り外すなどの偽装工作も防止できる。
【0067】
なお、上記した実施形態では、所定時間ごとあるいは所定走行距離ごとに、車両からデータ処理センタ3へ、走行距離に関するデータが送信されるものとして説明したが、図16,17に示した第7,8実施形態のようにイグニッションスイッチの状態を監視し、エンジンが始動されるごと、あるいはエンジンが停止されるごとに、今回の走行距離に関するデータΔL、Ln(Ls)が送信されるようにしてもよい。
【0068】
さらに、上記した各実施形態では、車両1に装着した走行距離通知システム10が送信部107を具備し、この送信部107がデータ処理センタ3を所定のタイミングで自動発呼して走行距離に関するデータを送信するものとして説明したが、次に説明する第9実施形態では、走行距離通知システム10には走行距離を計測する機能と外部インターフェースのみを設け、この外部インターフェースに汎用の携帯端末を接続してデータを送信するようにしている。
【0069】
図18は、本発明の第9実施形態における走行距離通知システム10のブロック図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0070】
外部インターフェース131には、携帯電話あるいはPHS等の携帯通信端末4を着脱自在に接続し、当該携帯通信端末4の通信機能を利用して、走行距離ΔLを送信する。
【0071】
本実施形態によれば、各契約車両に装着する走行距離通知システム10には送信機能が不要となるので、その構成を極めて簡略化できる。また、本実施形態では携帯電話あるいはPHSが送信データに対して自動的に付する発信者登録番号とは別に、走行距離通知システム10に固有のIDが送出されるので、データ処理センタ3では、携帯電話やPHSの契約者とは無関係に、各車両を正確に識別できるようになる。
【0072】
図19は、本発明の自動車保険料算出システムの第10実施形態の構成を示した概念図である。なお、ここでは本実施形態を前記第1実施形態への適用例として説明するが、他の実施形態にも同様に適用できる。
【0073】
上記した各実施形態では、車両側が所定のタイミングで走行距離や識別コードIDをデータ処理センタ3へ送信していたが、本実施形態では、データ処理センタ3が周期的に各車両を発呼(▲1▼、▲2▼)してデータを要求し、これに応答して各車両がデータを返信(▲3▼、▲4▼)し、データ処理センタ3は、各車両から収集した走行距離ΔLおよび識別コードIDに基づいて、この走行距離ΔLに応答した保険料金Mを算出し、これを前記識別コードIDで特定される保険契約者に対して請求する(▲5▼)。保険契約者は、保険会社からの要求に応じて保険料金Mを支払う(▲6▼)。
【0074】
本実施形態によれば、データ処理センタ3が所望のタイミングでデータを収集できるので、データの集中が防止されて処理の分散化が可能になる。
【0075】
なお、上記した実施形態では各車両の走行実績を実走行距離で代表させるものとして説明したが、本発明はこれのみに限定されるものでは無く、走行時間やエンジンの始動時間で代表させるようにしても良い。
【0076】
【発明の効果】
本発明によれば、以下のような効果が達成される。
(1)自動車保険料を車両の走行距離に基づいて算出する際に、この走行距離として、過去の走行距離に基づく予測値では無く実走行距離を用いることができるので、公平かつ正確な保険料設定が可能になる。
(2)各契約車両から保険会社に対して、実走行距離が自動的に無線通信により送信されるようにしたので、契約者の負担を増すことなく従来よりも公平かつ正確な料金設定が可能になる。
(3)各契約車両において計測された当該車両の実走行距離を、汎用の携帯電話やPHSを利用して送信するようにしたので、各契約車両に装着する走行距離通知システムの構造を簡素化できる。
(4)各契約車両は、実走行距離が所定の基準走行距離に達するごとに、自身に固有の識別コードを送信し、保険会社には、各契約者の識別コードと基準走行距離との関係を記憶させるようにしたので、保険会社では、識別コードを受信するだけで契約車両の実走行距離を把握することができる。
(5)契約車両が走行距離を機械的な計器ではなくデジタルデータで管理している場合には、このデジタルデータを送信するようにすれば、走行距離を車速の関数として演算する場合に較べて、各契約車両に装着する走行距離通知システムの構造を簡素化できる。
(6)各車両に装着される走行距離通知システムは、自身が車両から取り外されたことを検知して取り外し検知信号を送出し、データ処理システムは、取り外し検知信号を受信して前記取り外しを認識するので、走行距離通知システムを取り外したままでの走行、あるいは不正に入手した他の走行距離通知システムとの置換等の不正行為を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車保険料の算出および請求手順の第1実施形態を示した図である。
【図2】本発明の第1実施形態における走行距離通知システムの構成を示したブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態におけるデータ処理センタの構成を示したブロック図である。
【図4】本発明による自動車保険料の算出および請求手順の第2実施形態を示した図である。
【図5】本発明の第2実施形態における走行距離通知システムの構成を示したブロック図である。
【図6】本発明の第2実施形態におけるデータ処理センタの構成を示したブロック図である。
【図7】本発明の第3実施形態における走行距離通知システムの構成を示したブロック図である。
【図8】本発明による自動車保険料の算出および請求手順の第4実施形態を示した図である。
【図9】本発明の第4実施形態における走行距離通知システムの構成を示したブロック図である。
【図10】本発明の第4実施形態におけるデータ処理センタの構成を示したブロック図である。
【図11】本発明の第5実施形態における走行距離通知システムの構成を示したブロック図である。
【図12】第5実施形態におけるデータ処理センタの構成を示したブロック図である。
【図13】本発明の第6実施形態における走行距離通知システムの構成を示したブロック図である。
【図14】図13の取り外し検知部141の断面図である。
【図15】第6実施形態におけるデータ処理センタの構成を示したブロック図である。
【図16】本発明の第7実施形態における走行距離通知システムの構成を示したブロック図である。
【図17】本発明の第8実施形態における走行距離通知システムの構成を示したブロック図である。
【図18】本発明の第9実施形態における走行距離通知システムの構成を示したブロック図である。
【図19】本発明による自動車保険料の算出および請求手順の第10実施形態を示した図である。
【符号の説明】
1…契約車両,2…中継局,3…データ処理センタ、10…走行距離通知システム,31…データ収集部,32…保険料算出部,101…走行距離演算部,102…計時部,103…基準走行距離設定部,104…走行距離カウンタ,105…比較部,106…識別コード記憶部,107…送信部,311…データ転送部,312…データ受信部,313…データ入力部,321…契約者データベース,322…変動料算出部,323…基本料データベース,325…総額算出部,326…保険料金徴収部

Claims (5)

  1. 自動車保険料を契約車両の利用状況に応じて動的に算出する自動車保険料算出システムにおいて、
    各契約車両に装着されて走行距離を演算し、各車両が所定の基準走行距離だけ走行するごとに、前記走行距離に代わるデータとしては、各車両に固有の識別コードのみを送信する走行距離通知システムと、
    前記識別コードを受信して、各車両の保険料を走行距離に応じて算出するデータ処理システムとを具備し、
    前記データ処理システムは、
    各車両の基準走行距離を前記識別コードごとに記憶する基準走行距離データベースと、
    前記受信した識別コードに基づいて前記基準走行距離データベースを検索し、当該識別コードに対応した基準走行距離を判定する基準走行距離判定手段と、
    前記基準走行距離の判定結果に基づいて、今回の基準走行距離に対する保険料を算出する保険料算出手段とを含むことを特徴とする自動車保険料算出システム。
  2. 前記データ処理システムの保険料算出手段が、
    走行距離とは無関係に求まる基本保険料を算出する基本料算出手段と、
    走行距離に応じて異なる変動保険料を前記基準走行距離の関数として算出する変動料算出手段と、
    自動車保険料を前記基本保険料および変動保険料の関数として算出する総額算出手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載の自動車保険料算出システム。
  3. 前記走行距離通知システムは、自身が車両から取り外されたことを検知して取り外し検知信号を送出する取り外し検知手段を具備し、
    前記データ処理システムは、前記取り外し検知信号を受信すると所定の処理を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の自動車保険料算出システム。
  4. 前記取り外し検知手段は、走行距離通知システムが車両に対して正規に取り付けられた状態で車両側の取り付け面によりストロークピンが押圧されて変位するストロークスイッチを具備し、
    前記ストロークピンは、走行距離通知システムが車両に非装着の状態でも、走行距離通知システムの取り付け面から外方へ突出しないことを特徴とする請求項3に記載の自動車保険料算出システム。
  5. 前記走行距離通知システムの車体取付面には凹状の窪みが形成され、
    前記ストロークスイッチは、そのストロークピンが前記凹状の窪みから前記車体取付面よりも外側へ突出しないように固定され、
    前記走行距離通知システムは、車両の凸状突起が前記凹状窪みに収まるように固定されることを特徴とする請求項4に記載の自動車保険料算出システム。
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