JP3009528B2 - 有料道路の料金収受装置 - Google Patents
有料道路の料金収受装置Info
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
置に関する。
料金収受装置で、例えば均一区間の有料道路において
は、料金所にブース収受機と領収書発行機を設置し、車
両の進入と共に収受員が目視にて車種を判別し、ブース
収受機の車種別の押釦を押圧して領収書発行機より領収
書を発券する。収受員は車種別の料金徴収を行なうと同
時に、有料道路の利用者に当該車両の領収書を発行す
る。
から見れば、料金所ゲートに料金徴収用係員を配置せね
ばならず、また、有料道路の全通行車両に対して係員が
料金徴収を行なう必要上、係員の負担が大きいという問
題がある。一方、利用者側から見れば、料金所ゲートで
必ず一旦停止する必要があるため時間が長くかかり、渋
滞が起り易いこと、現金が必要であり面倒なこと、降雨
時や冬期暖房時、または夏期冷房時等いやでも必ず車両
の窓を開けて現金を授受する必要があるため、わずらわ
しく、窓の開放操作に気を取られれ事故が起きないとも
限らない問題がある。
Identification:自動車両識別)により、係員も、一旦
停止も、現金の授受も不要な料金収受装置が計画されて
いる。AVIによる料金収受装置では、固有の識別情報
即ちID情報を記録した車載機を車両に設置したり、又
はID情報を記録したカードを運転者が車両に持参す
る。これら車載機やカードといった車両側装置は外部か
ら無線通信等により非接触に記録内容を読出すことがで
きるものである。一方、有料道路料金所のゲート近傍に
は路上機を設置し、車両が料金所通過の際に、非接触カ
ード等からID情報を非接触で読取り、ID情報を地上
側コンピュータが得て通行料金の課金処理を行なう。従
って、車両は現金の授受も一旦停止も行なわず、料金所
を通過できることになる。通行料金の実際の支払いは、
非接触カード等の利用者と道路管理者との契約により、
プリペイド方式、ポストペイ方式、デポジット方式が考
えられ、ID情報に相当する者が支払う。
が残額更新(残額の上乗せ)を行なう場合、利用者は料
金所の事務所に非接触カードを持参して更新する金額を
支払う。事務所員は非接触カードを受け取り、カード処
理機を用いて非接触カードの残額を更新する。事務所員
は領収書及び更新明細書と共に非接触カードを利用者に
返却する。
少なくなって残額更新を行なう場合、利用者は料金所の
事務所に行く必要があり、手間がかかっていた。
の本発明の構成は、通行料金の課金を行なう料金収受機
(2) と、 車両側装置(4) のメモリに記録された記録情報
を非接触で受信する一方、新規情報を前記車両側装置
(4) に非接触で送信する路上機(11)と、 前記路上機(11)
からの前記記録情報を入力して前記車両側装置(4) の搭
載の有無を判定して、前記料金収受機(2) の課金操作と
課金操作停止とのいずれか一方を判定して出力する一
方、前記記録情報を処理して前記新規情報を作成して前
記路上機(11)に出力する制御機(22)とを備えた有料道路
の料金収受装置において、 前記車両側装置(4) からの信
号を受けて金額の増額操作を選択する選択手段(67)と前
記増額操作を実行する実行手段(63)とを前記制御機に設
けたことを特徴とする。また、車両(3) に搭載されてメ
モリに情報が記録され外部から非接触で記録情報を読み
出すと共に非接触で新規情報を書き込むことができる車
両側装置(4) と、 通行料金の課金を行なう料金収受機
(2) と、 車両側装置(4) のメモリに記録された記録情報
を非接触で受信する一方、新規情報を前記車両側装置
(4) に非接触で送信する路上機(11)と、 前記路上機(11)
からの前記記録情報を入力して前記車両側装置(4) の搭
載の有無を判定して、前記料金収受機(2) の課金操作と
課金操作停止とのいずれか一方を判定して出力する一
方、前記記録情報を処理して前記新規情報を作成して前
記路上機(11)に出力する制御機(22)とを備えた有料道路
の料金収受装置において、 前記車両側装置(4) からの信
号を受けて金額の増額操作を選択する選択手段(67)と前
記増額操作を実行する実行手段(63)とを前記制御機に設
けたことを特徴とする。
側装置を有する車両が有料道路に進入すると、路上機に
より車両側装置に記録された情報が読取られ、読取られ
た情報によりゲートを停止させずに通行可能とする。車
両側装置を有しない車両が有料道路に進入すると、収受
員により車種を判別し、料金収受機により通行料金の課
金を行なう。車両側装置を持参している利用者の要望に
より、料金収受機を用いて収受員によって車両側装置の
残額の更新を行なう。
料金収受装置を説明する。図1には本発明の一実施例に
係る有料道路の料金収受装置の全体構成、図2には制御
状況、図3にはブース収受機の外観、図4には押釦部の
配置説明、図5には非接触カードの外観を示してある。
受機)、3は車両、4は車両側装置としての非接触カー
ド、5は発進検知装置、6はデータ処理装置、51は車
種判別装置、54はセンタコンピュータ、61はカード
処理装置である。
車両3の車種判別を自動的に行なうもので、車両分離器
8,9、車判用踏板10、車高検知器55、車長検知器
56、オーバハング検知器57及び撮像機58によって
構成される。
検出するもので、車判用踏板10は車両3の軸数及び輪
距を検出する。
えばバスの大小判別や乗用車の判別を行なう。車長検知
器56は軽自動車の判別に用いられ、オーバハング検知
器57は車両の1軸目通過時に計測してオーバハング長
を得、バスやトラックの車両形状判別を行なう。撮像機
58はナンバープレートを写し画像処理機60によって
プレートの大きさ、文字等によって車種の判別を行な
う。
特大車、中型車及び軽自動車の5種類の車種判別を行な
う。
られ、カードアンテナ12により非接触カード4からの
電波を受信する。路上機11では非接触カード4に記録
されたID情報を読取り、データ処理装置6を介してセ
ンタコンピュータ54に非接触カード4のデータを送信
する。データ処理装置6は非接触カード4の処理データ
を集計記録するものである。
収書発行機14及び小型アンテナ70とで構成されてい
る。
示部62と押釦部63とからなり、図4に示すように、
押釦部63には処理釦64、車種釦65及びテンキー6
6が設けられている。処理釦64にはカード更新釦67
が設けられ、収受員がカード更新釦67を押すことによ
りテンキー66の操作で非接触カード4の残額を更新す
ることができる。また、車種釦65を押すことにより領
収書発行機14より領収書を発行する。
カード処理機71、領収書発行機72及び小型アンテナ
73で構成され、カード処理機71によって非接触カー
ド4の発行及び残額の更新を行なう。また、ブース収受
機13のカード更新釦67が押された場合、小型アンテ
ナ70,73によってブース収受機13からの情報がカ
ード処理機に送られる。
通行する車両3の料金額の表示を行なったり、非接触カ
ード4をプリペイドカード方式で利用した場合等には、
利用後の残金額、残回数の表示を行なうものである。1
9は発進案内信号灯であり、進行する車両3に対して通
行の可否を知らせるものである。20は発進警告灯であ
り、特に非接触カード4を持参している車両3に対して
カード読取り不良の時点で警告を発するものである。2
1は録画装置としての監視テレビカメラであり、カード
読取り不良や残額不足等不正通行の車両3の監視を行な
うためのものである。
なう車両分離器15,16と車両3の軸数検知を行なう
軸数検知器17とから構成され、発進検知装置5では通
行する車両3の発進完了を検出してシステムを元の状態
に戻すものである。
説明する。
進検知装置5から信号が送られ、制御装置22からはデ
ータ処理装置6、料金表示器18、発進案内信号灯19
及び発進警告灯20に信号を送る。また、制御装置20
では路上機11と監視テレビカメラ21との間で信号の
やりとりを行ない、データ処理装置6はセンタコンピュ
ータ54との間で信号のやりとりを行なう。また、料金
収受装置2は制御装置22との間で信号のやりとりを行
ない、カード処理機71はデータ処理装置6との間で信
号のやりとりを行なう。料金収受装置2とカード処理機
71は小型アンテナ70,73によって通信が行なわれ
る。
4には入力部82及び表示部83が設けられると共にア
ンテナ40が取付けられ、情報の読出し及び書込みが可
能となっている。
る。
場合を説明する。
位置を通過して料金収受装置2の設置位置まで進行す
る。収受員がブース収受機13の押釦を押圧し、車両3
の料金を徴収する。領収書発行機14で当該車両3の領
収金額が印刷された領収書が発券され、領収書が利用者
に手渡される。この時、料金表示器18には車両3の通
行料金が表示される。
なり、車両3が発進可能となり、車両3が発進して発進
検知装置5を通過する。即ち、車両分離器15,16の
位置を車両3が通過し、同時に軸数検知器17によって
通過車両3の軸数が検出される。双方の作用により車両
3の通過完了が検出され、通過完了信号がブース収受機
13、領収書発行機14に送出されてシステムを初期の
状態に戻す。
3の場合を説明する。
ドアンテナ12及び路上機11の設置位置に差し掛かる
と、路上機11と非接触カード4との間で通信が行なわ
れ、非接触カード4のID番号が読取られて路上機11
からデータ処理装置6に送られる。ここで、ID番号、
残金額あるいは残回数がチェックされ、正常であれば通
行料金を引去り、履歴データを記録する。制御装置22
からの信号により、発進案内信号灯19を赤から青に変
える。料金表示器18は、利用者へ残額または残数を表
示して知らせる。
場合を説明する。
内信号灯19が青になった後、利用者は収受員に残額更
新を通知する。収受員はブース収受機13の更新釦67
を押すことで、小型アンテナ70から非接触カード4よ
りID番号を読取る。読取られたID番号はデータ処理
装置6に送られてチェックされる。利用者は更新する金
額を現金で収受員に渡し、収受員はその金額をブース収
受機13のテンキー66で入力して確認釦を押す。これ
により入力された金額が非接触カード4に書込まれる。
領収書発行機14から領収書と更新明細書が発行されて
利用者に渡され、料金表示器18に更新後の残額が表示
される。
機13で非接触カード4の残額の更新を行なうことがで
きる。
ード4の残額が不足している場合であっても可能で、こ
の場合、更新処理後に小型アンテナ70により通行料金
の引去りが行なわれる。
線上の料金収受装置で非接触カードの残額更新を行なう
ことができるので、利用者は残額更新のために非接触カ
ードを料金所の事務所に持参する必要がない。このた
め、残額更新の手間を大幅に省くことができる。
置の全体構成図。
Claims (2)
- 【請求項1】 通行料金の課金を行なう料金収受機と、 車両側装置のメモリに記録された記録情報を非接触で受
信する一方、新規情報を前記車両側装置に非接触で送信
する路上機と、 前記路上機からの前記記録情報を入力して前記車両側装
置の搭載の有無を判定して、前記料金収受機の課金操作
と課金操作停止とのいずれか一方を判定して出力する一
方、前記記録情報を処理して前記新規情報を作成して前
記路上機に出力する制御機とを備えた有料道路の料金収
受装置において、 前記車両側装置からの信号を受けて金額の増額操作を選
択する選択手段と前記増額操作を実行する実行手段とを
前記制御機に設けた ことを特徴とする有料道路の料金収
受装置。 - 【請求項2】 車両に搭載されてメモリに情報が記録さ
れ外部から非接触で記録情報を読み出すと共に非接触で
新規情報を書き込むことができる車両側装置と、 通行料金の課金を行なう料金収受機と、 車両側装置のメモリに記録された記録情報を非接触で受
信する一方、新規情報を前記車両側装置に非接触で送信
する路上機と、 前記路上機からの前記記録情報を入力して前記車両側装
置の搭載の有無を判定して、前記料金収受機の課金操作
と課金操作停止とのいずれか一方を判定して出力する一
方、前記記録情報を処理して前記新規情報を作成して前
記路上機に出力する制御機とを備えた有料道路の料金収
受装置において、 前記車両側装置からの信号を受けて金額の増額操作を選
択する選択手段と前記増額操作を実行する実行手段とを
前記制御機に設けたことを特徴とする有料道路の料金収
受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020192A JP3009528B2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 有料道路の料金収受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020192A JP3009528B2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 有料道路の料金収受装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05217042A JPH05217042A (ja) | 1993-08-27 |
JP3009528B2 true JP3009528B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=12020556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020192A Expired - Lifetime JP3009528B2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 有料道路の料金収受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3009528B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3243941B2 (ja) * | 1994-08-05 | 2002-01-07 | トヨタ自動車株式会社 | 自動料金支払装置用車載機 |
-
1992
- 1992-02-05 JP JP2020192A patent/JP3009528B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05217042A (ja) | 1993-08-27 |
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