JP3089081B2 - 有料道路料金収受システム - Google Patents

有料道路料金収受システム

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JP3089081B2
JP3089081B2 JP2101592A JP2101592A JP3089081B2 JP 3089081 B2 JP3089081 B2 JP 3089081B2 JP 2101592 A JP2101592 A JP 2101592A JP 2101592 A JP2101592 A JP 2101592A JP 3089081 B2 JP3089081 B2 JP 3089081B2
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公之 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両が走行した区間
(距離)に応じて通行料金が定まる、いわゆる多区間式
有料道路における料金収受システムに関し、特に、収受
員の負担軽減、料金所での一旦停止の省略化(サービス
タイムの短縮、渋滞緩和)、現金授受の省略化(キャッ
シュレス化)、通行券発行量の低減(通行券レス化)、
利用者の快適性の向上等のための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多区間式有料道路の料金収受シス
テムにおいては、収受員の有無によって入口料金所、出
口料金所の構成が下記(1)〜(4)のようになってい
る。 (1)有人の入口料金所:料金所車線脇のブース内に通
行券発行機を設置してある。車両が進入してきたら収受
員が目視で車種を判別し、通行券発行機の車種ボタンを
操作して入口料金所番号、車種情報、料金所への進入時
刻等を記録した通行券を発行させ、発券口から抜取る。
一方、車両の乗員(利用者)はブース脇に車両を一旦停
止させ、収受員から通行券を手渡しで受取った後、発進
する。 (2)無人の入口料金所:料金所の車線に沿って車種判
別装置と、通行券自動発行機とを設置してある。車両が
進入してきたら車種判別装置が自動的に車種を判別し、
通行券自動発行機が入口料金所番号、車種情報、料金所
への進入時刻等を記録した通行券を発行する。一方、利
用者は通行券自動発行機の脇に一旦停止させ、発券口か
ら通行券を抜取った後、発進する。 (3)有人の出口料金所:料金所車線脇のブース内に通
行券確認機及び領収書発行機を設置すると共にブース外
に料金表示器を設置してある。利用者は料金所に進入し
たらブース脇に車両を一旦停止させ、入口料金所で発行
された通行券を収受員に手渡し、収受員は利用者から受
取った通行券を通行券確認機の挿入口に挿入する。通行
券確認機は通行券に記録された情報を読取り、出口料金
所番号及び読取時刻と、入口料金所番号、車種情報及び
入口料金所への進入時刻とから通行距離及び車種に応じ
た料金計算を行い、料金表示器に表示する。この料金を
収受員が現金等で利用者から徴収し、領収書発行機を操
作して領収書を発行し、利用者に手渡す。利用者は領収
書を受取った後、発進する。 (4)無人の出口料金所:料金所の車線に沿って料金自
動収受機、料金表示器、発進案内灯、遮断機、発進検知
装置を設置してある。通常、発進案内灯は赤に点灯し、
遮断機は閉じている。利用者は料金所に進入したら料金
自動収受機の脇に車両を一旦停止させ、挿入口に入口料
金所で発行された通行券を挿入する。料金自動収受機は
通行券に記録された情報を読取り、出口料金所番号及び
読取時刻と、入口料金所番号、車種情報及び入口料金所
への進入時刻とから通行距離及び車種に応じた料金計算
を行い、音声案内と料金表示器による視覚表示とで料金
を利用者に知らせ、投入口への現金投入を待つ。現金が
投入されると、料金自動収受機は遮断機を開かせると共
に発進案内灯を青に変えて発進可能とし、車両が発進し
てこれを発進検知器が検知したら遮断機を閉じると共に
発進案内灯を赤に戻し、次車両の進入に備える。なお、
領収書は利用者が料金自動収受機の押ボタンを押すこと
により、発行される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の有料道
路料金収受システムには、下記(i)〜(v)のような
問題点がある。 (i)収受員の負担が大きい。即ち、有人の料金所で
は、有料道路の全通行車両に対し、収受員が通行券発行
作業(入口料金所)、料金徴収作業(出口料金所)を行
う必要があり、負担が大きい。 (ii)料金所でのサービス時間が長い。即ち、収受員の
有無にかかわらず、入口料金所では通行券発行のため
に、出口料金所では料金徴収のために、全通行車両を一
旦停止させる必要があり、その分時間がかかって不便で
ある。また一旦停止が渋滞発生を招くこともある。 (iii)現金が必要である。即ち、プリペイドカードが導
入されてきたとは言え、多くの場合は現金で通行料金の
支払いを行うため、現金の用意や、釣銭の受取りに手間
がかかり、面倒である。 (iv)利用者の快適性が損われる。即ち、通行券や現金
の授受のために、降雨時、夏期冷房時、冬期暖房時でも
車両の窓を開ける必要があり、快適性が損われる。な
お、窓の開閉操作に気を取られてハンドル操作がおろそ
かにならないとも限らない。 (v)通行券の発行量が膨大である。即ち、全通行車両
に対して通行券を発行する必要上、発行枚数が多く、運
用コストを押上げる一因となっている。
【0004】本発明は上記従来技術の問題点を解決した
多区間式有料道路の料金収受システムを提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明の有料道路料
金収受システムの構成は、 (a)車両に設置され、ID情報が記録されたメモリを
有し、外部からの非接触な記録内容の読取り及び書込み
が可能な車両側装置と、 (b)有料道路の入口料金所にそれぞれ設置された、車
両側装置に対して記録内容の非接触な読取り及び書込み
を行う入口側路上機と、車種を判別する車種判別装置
と、車種判別装置の判別結果に連動して点灯する複数の
車種ボタン及びこの判別結果に連動した点灯を解除する
解除ボタンを有する収受員操作用の通行券発行機と、 (c)有料道路の出口料金所にそれぞれ設置された、車
両側装置に対して記録内容の非接触な読取りを行う出口
側路上機と、挿入された通行券の記録内容を読取り料金
の算出を行う通行券確認機と、 (d)入口側路上機がID情報を読取った場合は車両側
装置に入口情報を書込ませると共に通行券発行機の動作
を停止させ、読取れない場合は通行券発行機の動作を可
能にする第1の制御装置と、出口側路上機がID情報を
読取った場合は通行券確認機の動作を停止させ、読取れ
ない場合は通行券確認機の動作を可能にする第2の制御
装置と、出口側路上機が読取ったID情報及び入口情報
から料金を算出し、課金処理を行う課金処理装置とを備
えることを特徴とするものである。
【0006】
【0007】
【0008】また、第2の発明の有料道路料金収受シス
テムの構成は、ID情報が記録されたメモリを有し外部
からの非接触な記録内容の読取り及び書込みが可能な車
両側装置に対して非接触に通信する有料道路料金収受シ
ステムにおいて、 (a)有料道路の入口料金所にそれぞれ設置された、車
両側装置に対して記録内容の非接触な読取り及び書込み
を行う入口側路上機と、車種を判別する車種判別装置
と、車種判別装置の判別結果に連動して点灯する複数の
車種ボタン及びこの判別結果に連動した点灯を解除する
解除ボタンを有する収受員操作用の通行券発行機と、 (b)有料道路の出口料金所にそれぞれ設置された、車
両側装置に対して記録内容の非接触な読取りを行う出口
側路上機と、挿入された通行券の記録内容を読取り料金
の算出を行う通行券確認機と、 (c)入口側路上機がID情報を読取った場合は車両側
装置に入口情報を書込ませると共に通行券発行機の動作
を停止させ、読取れない場合は通行券発行機の動作を可
能にする第1の制御装置と、出口側路上機がID情報を
読取った場合は通行券確認機の動作を停止させ、読取れ
ない場合は通行券確認機の動作を可能にする第2の制御
装置と、出口側路上機が読取ったID情報及び入口情報
から料金を算出し課金処理を行う課金処理装置とを備え
ることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】有料道路の利用者に、プリペイド方式またはデ
ポジット方式またはクレジット方式で料金を清算するこ
とを条件に、有料道路の管理者が特定のID情報をメモ
リに記録した読み書き可能な車載側装置を提供して持た
せる。この車載側装置を有する車両が入口または出口料
金所に進入した場合は、路上機がID情報を読取ること
により、プリペイド方式等で料金清算する車両であるこ
とが判るので、入口情報を書込むことにより通行券の発
行、確認、及び現金等による料金徴収を不要とし、停車
させずに料金所を通行可能とする。即ち、通行券発行
機、通行券確認機の動作を停止する。料金はID情報及
び入口情報の読取りによりどの料金所から有料道路に入
ってどの料金所から出るかが判るので、これから料金を
計算して課金処理を行う。入口または出口料金所に進入
した車両からID情報を読取れない場合は、車両側装置
を持たないので、入口料金所では一旦停止させて通行券
発行機により収受員が通行券を発行し、また出口料金所
でも一旦停止させて通行券確認機により収受員が通行券
を回収して料金を徴収する。入口料金所で収受員が通行
券を発行する場合、点灯した車種ボタンと収受員の目視
判別が一致する場合にはその車種ボタンを確認のため押
せば良く、一致しない場合は解除ボタンを押して目視通
りに車種ボタンを押せば良い。
【0010】
【実施例】図1〜図7により本発明の第1の実施例を説
明する。但し、本実施例では、入口料金所、出口料金所
ともに収受員が存在する有人の場合としてある。図1に
は入口料金所の或る有人車線に対する装置構成例を示
し、図2にはその制御状況を示し、図3には出口料金所
の或る有人車線に対する装置構成例を示し、図4にはそ
の制御状況を示し、図5には路上機の回路構成例を示
し、図6には車両側装置の回路構成例を示し、図7には
カード形状に構成した車両側装置(以下、非接触カード
と称する)の外観例を示す。
【0011】〔有人入口料金所〕図1において、入口料
金所には、アンテナ付きの路上機1Aと、ブース内の通
行券発行機2とを設置し、通行券発行機2に第1の制御
装置3Aを併設し、また、課金処理用にセンターコンピ
ュータ4に接続した入口側データ処理装置5Aを設置し
てある。6は車両側装置としての非接触カードであり、
車両7のフロントガラス上部に設置される。更に本実施
例では、路上機1Aよりも車両進行方向上流側に車種判
別装置8Aを設置し、ブースよりも下流側に発進案内信
号灯9A、発進警告灯10A、発進検知装置11A、I
TVカメラ12Aを設置してある。これら各機器間の信
号の流れは図2に示す通りである。
【0012】路上機1Aは非接触カード6との間の例え
ばマイクロ波を用いた無線通信により非接触カード6の
メモリに記録されたID情報等を非接触に読取れ、また
必要な情報を書込めるようになっている。例えば図5に
示すように、路上機は路上機全体のシステム制御を行う
コントローラ13と、マイクロ波の発振器14と、発振
器14の出力信号をコントローラ13からの非接触カー
ドに対する送信要求、入口情報等の信号で変調する変調
回路15と、変調された信号を増幅する増幅回路16
と、増幅された信号を送信する送信用アンテナ17と、
非接触カードからの信号を受信する受信用アンテナ18
と、受信した信号を増幅する増幅回路19と、発振器2
0の出力を用いて増幅された受信信号を周波数変換(低
減)するミキサー部21と、周波数変換された信号を検
波する検波回路22と、検波された信号を復調してID
情報を得る復調回路23とを備えている。第1制御装置
3Aはコントローラ13を介してID情報を得る。な
お、路上機1Aは送信要求信号を常時送信するようにし
ても良いが、本実施例では車種判別装置8Aの車両検知
機能を利用し、料金所に車両が進入したことを検知する
都度、送信要求信号を送信するものとしている。車種判
別装置8Aについては後で述べる。
【0013】次に、非接触カード6の構成例を、図6、
図7に基づいて説明する。図において、24は平面状本
体であり、CPU回路25は非接触カード6全体の制御
を行うものである。26は平面状のアンテナである。2
7は電池であり、非接触カード6の電源である。28は
メモリであり、ここに車種別も表わすカード固有のID
情報が記録されている。また、外部から与えられる入口
情報等も記録される。29は送受信回路であり、路上機
からの電波例えばマイクロ波を受信したり、非接触カー
ドのID情報、入口情報等をマイクロ波に乗せて送信す
る回路である。送受信回路中、30は切換回路であり、
路上機からのマイクロ波受信時にはアンテナ26からの
信号を検波回路31に与え、路上機に信号を送信する場
合は変調回路34の出力をアンテナ26に与える回路で
ある。検波回路31は路上機からのマイクロ波を検波す
るものである。32は復調回路であり、検波回路20か
らの信号を復調して送信要求信号、入口情報信号等をC
PU回路25に与えるものである。33はμ波検出回路
であり、路上機からのマイクロ波を検出したときに非接
触カード6を動作状態にする。変調回路34はCPU回
路25がメモリ28から読出したID情報や入口情報で
信号を変調し、切換回路30に与えるものである。即
ち、非接触カード6では、路上機からのマイクロ波を検
出すると動作状態になり、送信要求信号を受信したらメ
モリ28からID情報や入口情報等を読出し、マイクロ
波を変調して路上機に対して送信する。また、入口情報
等を受信したらメモリ28に書込む。51は入力部、5
2は表示部である。
【0014】図1、図2において、路上機1Aが進入し
てきた車両に対しID情報を読取ることができた場合
は、第1制御装置3Aは通行券発行機2にブロックをか
けてその動作を停止させ、またその旨の表示をさせて収
受員の通行券発行操作を不要とし、車両にはフリーパス
で通過させ、車両の通過を後述する発進検知装置11A
が検知した時ブロックを解除する。この時、第1制御装
置3Aは路上機1Aにより入口情報として入口料金所番
号及び日時等を非接触カード6に記録させておく。
【0015】なお本実施例では、盗難されたり、残額不
足の非接触カードの使用への対策として、これらの非接
触カードのID情報をリストにしてセンターコンピュー
タ4からデータ処理装置5Aへ与えておき、路上機1A
からのID情報が正常なものか否かチェックするように
している。データ処理装置5AはID情報のチェック結
果を第1制御装置3Aに与え、第1制御装置3Aは正常
な場合は路上機1Aにより入口情報を非接触カード6に
書込ませ、発進案内信号灯9Aを赤から青に変えさせ、
車両の通過を発進検知装置11Aが検知した時に発進案
内信号灯9Aを赤に戻して次車両に備えさせ、正常でな
い場合は発進案内信号灯9Aを赤にしたまま発進警告灯
10Aを作動開始させると共にITVカメラ12Aによ
り車両の前面を撮影して記録に残すようにしている。な
お、発進検知装置11Aが車両の通過を検知した時に、
発進警告灯10Aの作動を止め、ITVカメラ12Aを
作動させている。
【0016】路上機1AがID情報を読取れない場合
は、即ち、車両7が非接触カード6を有していない場合
は、第1制御装置3Aは通行券発行機2を動作状態に維
持し、収受員に通行券発行操作を行わせ、一旦停止した
車両の乗員に通行券を渡す。通行券発行機2は、一般的
に用いられているもの即ち、収受員が進入車両の車種を
目視で判別して車種ボタンを押すだけで通行券を発行す
るものでも良いが、本実施例では車種判別装置8Aがあ
るので、車種判別装置8Aが自動的に判別した車種に対
応して車種ボタンが点灯し、収受員は目視で判別した車
種と一致する場合に点灯した車種ボタンを確認の意味で
押した時に通行券を発行する装置構成としてある。な
お、目視判別による車種と一致しない場合は、解除ボタ
ンを押して自動判別を止め、目視通りに車種ボタンを押
せば良い。通行券には車種情報とともに、入口料金所番
号等が記録される。なお、収受員が通行券発行機2を操
作して通行券を発行した時から発進案内信号灯9Aが赤
から青に変わり、発進検知装置11Aが車両の発進完了
(通過)を検知した時に発進案内信号灯9Aが赤に戻
る。
【0017】従って、有人の入口料金所では、非接触カ
ード6を有する車両に対しては通行券発行機2が停止し
て通行券の発行が不要となるから、収受員にとっては通
行券の発行操作及び手渡しが不要であり、利用者にとっ
ては車両の一旦停止及び通行券の受取りが不要であり、
極めて便利である。また、非接触カードを有しない車両
に対しては従来通り収受員は通行券発行機2を操作し、
利用者は車両を一旦停止し、通行券を授受することにな
るが、非接触カード6の有無に関係なく入口料金所を共
用できるので極めて便利である。
【0018】次に、図1を参照して、車種判別装置8A
について説明する。車種判別装置8Aは車両分離器3
5,36と、軸数・輪距検知器37と、車高検知器38
と、車長検知器39と、オーバハング検知器40と、撮
像機41と、画像処理装置42とを備えている。車両分
離器35,36は車両7の通過を1台ずつ分離して検出
するものであり、車両検知器としても動作する。軸数・
輪距検知器37は車両分離器35,36を通過中の車両
毎に軸数及び輪距を検出するものである。車高検知器3
8は例えばバスの大小判別や乗用車か否かの判別のため
に車高を計測するものである。車長検知器39は軽自動
車の判別のために車長を計測するものである。オーバハ
ング検知器40はバスやトラックの車両形状判別のため
に、車両の1軸目が通過した時にオーバハング長を計測
するものである。撮影機41は車両のナンバープレート
を撮影し、画像処理装置42は撮影機41からの画像信
号を処理して、ナンバープレートの大きさ及び車両番号
を検出するものである。車種判別装置8Aは車両分離器
35,36で検出した車両1台毎に、軸数、輪距、車
高、車長、オーバハング長、ナンバプレートの大きさ及
び車両番号(特に車種分類番号)を用いてコンピュータ
等の処理により、普通車、大型車、特大車、中型車及び
軽自動車という5種類の車種判別を行なうこととしてい
る。
【0019】また、図1を参照して発進検知装置11A
について説明する。発進検知装置11Aは車両の通過を
1台ずつ分離して検出する車両分離器43と、通過中の
車両の軸数を検出する踏板形式の軸数検知器44とを備
えており、車両の通過完了(発進完了)を検出し、シス
テムのリセットに供する。
【0020】〔有人出口料金所〕図3において、出口料
金所には、アンテナ付きの路上機1Bと、ブース内の通
行券確認機45とを設置し、通行券確認機45に第2の
制御装置3Bを併設し、また、課金処理用にセンターコ
ンピュータ4に接続した出口側データ処理装置5Bを設
置してある。6は車両側装置としての非接触カードであ
り、車両7のフロントガラス上部に設置される。更に本
実施例では、路上機1Bよりも車両進行方向上流側に車
種判別装置8Bを設置し、ブース内に領収書発行機46
を設置し、ブースよりも下流側に料金表示器47、発進
案内信号灯9B、発進警告灯10B、発進検知装置11
B、ITVカメラ12Bを設置してある。これら各機器
間の信号の流れは図4に示す通りである。
【0021】路上機1Bは非接触カード6との間の例え
ばマイクロ波を用いた無線通信により非接触カード6の
メモリに記録されたID情報や入口情報等を非接触に読
取れ、また必要情報を書込めるようになっている。路上
機1Bは図1の入口側路上機1Aと同じく、例えば図5
に示した回路構成である。非接触カード6は図6、図7
に示したものである。更に、車種判別装置8B、発進案
内信号当9B、発進警告灯10B、発進検知装置11B
及びITVカメラ12Bは図1に示した入口料金所のも
の8A,9A,10A,11A及び12Aと同様なもの
である。
【0022】図3、図4において、路上機1Bが進入し
てきた車両に対しID情報及び入口情報を読取ることが
できた場合は、第2制御装置3Bは通行券確認機45に
ブロックをかけてその動作を停止させ、またその旨の表
示をさせて収受員の通行券確認操作を不要とし、車両に
はフリーパスで通過させ、車両の通過を発進検知装置1
1Bが検知した時ブロックを解除する。この時、第2制
御装置3BはID情報及び入口情報をデータ処理装置5
Bに与える。データ処理装置5Bは入口情報から入口料
金所と出口料金所間の料金を計算してセンターコンピュ
ータ4に計算結果を送り料金精算のデータとすると共に
路上機1Bにより非接触カード6に使用日時、料金、場
所等の履歴データを記録する。そして第2制御装置3B
は発進案内信号灯9Bを赤から青に変えさせ、車両の通
過を発進検知装置11Bが検知した時に発進案内信号灯
9Bを青に戻して次車両に備える。
【0023】なお、本実施例では、プリペイド方式の場
合は非接触カード6に残額データを書込むようにしてお
り、路上機1Bが読取ったデータから、計算した料金以
上の残額があるか否かの残額チェックをデータ処理装置
5Bが行う。正常であれば料金を引去り、非接触カード
6に新たな残額データと共に非接触カード使用の履歴デ
ータを記録させ、また第2制御装置3Bに残額チェック
が正常であることを通知する。第2制御装置3Bは料金
表示器47に新残額データを表示させると共に発進案内
信号灯9Bを赤から青に変えさせ、車両の通過を検知し
た時に残額表示を止めさせると共に発進案内信号灯9B
を青に戻させる。更に、本実施例では、盗難されたり、
予め残額不足と判っている非接触カードの使用への対策
として、これらの非接触カードのID情報をリストにし
てセンターコンピュータ4からデータ処理装置5Bへ与
えておき、路上機1BからのID情報が正常なものか否
かチェックするようにしている。そしてデータ処理装置
5Bは残額チェック結果及びID情報のチェック結果を
第2制御装置3Bに与える。第2制御装置3Bはいずれ
かが正常でない場合は発進案内信号灯9Bを赤にしたま
ま発進警告灯10Bを作動開始させると共にITVカメ
ラ12Bにより車両の前面を撮影して記録に残すように
している。なお、発進検知装置11Bが車両の通過を検
知した時に、発進警告灯10Bの作動を止め、ITVカ
メラ12Bを作動させている。
【0024】路上機1BがID情報を読取れない場合
は、即ち、車両7が非接触カード6を有していない場合
は、第2制御装置3Bは通行券確認機45を動作状態に
維持し、収受員に通行券確認操作を行わせ、一旦停止し
た車両の乗員から通行券を回収する。通行券確認機45
は、一般的に用いられているのである。即ち、利用者は
料金所に進入したらブース脇に車両を一旦停止させ、入
口料金所で発行された通行券を収受員に手渡し、収受員
は利用者から受取った通行券を通行券確認機45の挿入
口に挿入する。通行券確認機45は通行券に記録された
情報を読取り、出口料金所番号及び読取時刻と、入口料
金所番号、車種情報及び入口料金所への進入時刻とから
通行距離及び車種に応じた料金計算を行い、料金表示器
47に表示する。この料金を収受員が現金等で利用者か
ら徴収し、領収書発行機46を操作して領収書を発行
し、利用者に手渡す。利用者は領収書を受取った後、発
進する。なお、料金表示器47の表示は領収書を発行し
た時に消える。また、領収書を発行した時に発進案内信
号灯9Bが赤から青に変わり、車両の発進を発進検知装
置11Bが検出した時に赤に戻る。
【0025】従って、有人の出口料金所では、非接触カ
ード6を有する車両に対しては通行券確認機45が停止
して収受員にとっては通行券の回収、確認操作及び料金
の受取りが不要であり、利用者にとっては車両の一旦停
止及び通行券及び料金の手渡しが不要であり、極めて便
利である。また、非接触カードを有しない車両に対して
は従来通り収受員は通行券確認機45を操作し、利用者
は車両を一旦停止し、通行券及び料金を手渡しすること
になるが、非接触カード6の有無に関係なく出口料金所
を共用できるので極めて便利である。
【0026】図3〜図9により本発明の第2の実施例を
説明する。但し、本実施例では、入口料金所は収受員が
存在しない無人の場合、出口料金所は収受員が存在する
有人の場合としてある。図8には入口料金所の或る無人
車線に対する装置構成例を示し、図9にはその制御状況
を示す。なお、図3には出口料金所の或る有人車線に対
する装置構成例を示し、図4にはその制御状況を示し、
図5には路上機の回路構成例を示し、図6には非接触カ
ードの回路構成例を示し、図7には非接触カードの外観
例を示す。
【0027】〔無人入口料金所〕図8において、入口料
金所には、車種判別装置8Aと、アンテナ付きの路上機
1Aと、通行券自動発行機48とを設置し、通行券自動
発行機48に第1の制御装置3Aを併設し、また、課金
処理用にセンターコンピュータ4に接続した入口側デー
タ処理装置5Aを設置してある。6は車両側装置として
の非接触カードであり、車両7のフロントガラス上部に
設置される。更に本実施例では、通行券自動発行機48
よりも下流側に発進案内信号灯9A、発進警告灯10
A、発進検知装置11A、ITVカメラ12Aを設置し
てある。これら各機器間の信号の流れは図9に示す通り
である。
【0028】路上機1Aは非接触カード6との間の例え
ばマイクロ波を用いた無線通信により非接触カード6の
メモリに記録されたID情報等を非接触に読取れ、また
必要な情報を書込めるようになっている。路上機1Aは
図1の入口側路上機1Aと同じく、例えば図5に示した
回路構成である。非接触カード6は図6、図7に示した
ものである。更に、車種判別装置8A、発進案内信号灯
9A、発進警告灯10A、発進検知装置11A及びIT
Vカメラ12Aは図1に示した有人入口料金所のもの8
A,9A,10A,11A及び12Aと同様なものであ
る。
【0029】図8、図9において、路上機1Aが進入し
てきた車両に対しID情報を読取ることができた場合
は、第1制御装置3Aは通行券自動発行機48にブロッ
クをかけてその動作を停止させ、利用者への通行券発行
操作を不要とし、車両にはフリーパスで通過させ、車両
の通過を発進検知装置11Aが検知した時ブロックを解
除する。この時、第1制御装置3Aは路上機1Aにより
入口情報として入口料金所番号及び日時等を非接触カー
ド6に記録させておく。
【0030】なお本実施例でも、盗難されたり、残額不
足の非接触カードの使用への対策として、これらの非接
触カードのID情報をリストにしてセンターコンピュー
タ4からデータ処理装置5Aへ与えておき、路上機1A
からのID情報が正常なものか否かをチェックするよう
にしている。データ処理装置5AはID情報のチェック
結果を第1制御装置3Aに与え、第1制御装置3Aは正
常な場合は入口情報を路上機1Aにより非接触カード6
に書込ませ、発進案内信号灯9Aを赤から青に変えさ
せ、車両の通過を発進検知装置11Aが検知した時に発
進案内信号灯9Aを赤に戻して次車両に備えさせ、正常
でない場合は発進案内信号灯9Aを赤にしたまま発進警
告灯10Aを作動開始させると共にITVカメラ12A
により車両の前面を撮影して記録に残すようにしてい
る。なお、発進検知装置11Aが車両の通過を検知した
時に、発進警告灯10Aの作動を止め、ITVカメラ1
2Aを作動させている。
【0031】路上機1AがID情報を読取れない場合
は、即ち、車両7が非接触カード6を有していない場合
は、第1制御装置3Aは通行券自動発行機48を動作状
態に維持し、一旦停止した車両の乗員即ち利用者に通行
券を抜取らせる。通行券自動発行機48は、一般的に用
いられているものであり、車種判別装置8Aが自動的に
判別した車種に対応して通行券を発行する装置構成とし
てある。通行券には車種情報とともに、入口料金所番号
等が記録される。なお、通行券自動発行機48が発行し
た通行券を利用者が抜取った時から発進案内信号灯9A
が赤から青に変わり、発進検知装置11Aが車両の発進
完了(通過)を検知した時に発進案内信号灯9Aが赤に
戻る。
【0032】従って、無人の入口料金所では、非接触カ
ード6を有する車両に対しては通行券自動発行機48が
停止して通行券の発行が不要となるから、利用者にとっ
ては車両の一旦停止及び通行券の受取りが不要であり、
極めて便利である。また、非接触カードを有しない車両
に対しては従来通り通行券自動発行機48が動作し、利
用者は車両を一旦停止し、通行券を授受することになる
が、非接触カード6の有無に関係なく入口料金所を共用
できるので極めて便利である。
【0033】〔有人出口料金所〕有人出口料金所の構
成、作用は、第1の実施例として図3、図4に基づいて
先に説明したものと全く同一である。
【0034】図1、図2、図5〜図7及び図10、図1
1により本発明の第3の実施例を説明する。但し、本実
施例では、入口料金所は収受員が存在する有人の場合、
出口料金所は収受員が存在しない無人の場合としてあ
る。図1には入口料金所の或る有人車線に対する装置構
成例を示し、図2にはその制御状況を示し、図10には
出口料金所の或る無人車線に対する装置構成例を示し、
図11にはその制御状況を示し、図5には路上機の回路
構成例を示し、図6には非接触カードの回路構成例を示
し、図7には非接触カードの外観例を示す。
【0035】〔有人入口料金所〕有人入口料金所の構
成、作用は、第1の実施例として図1、図2に基づいて
説明したものと全く同一である。
【0036】〔無人出口料金所〕図10において、出口
料金所には、車種判別装置8Bと、アンテナ付き路上機
1Bと、料金自動収受機49と、遮断機50とを設置
し、料金自動収受機49に第2の制御装置3Bを併設
し、また、課金処理用にセンターコンピュータ4に接続
した出口側データ処理装置5Bを設置してある。6は車
両側装置としての非接触カードであり、車両7のフロン
トガラス上部に設置される。更に本実施例では、料金自
動収受機49と遮断機50の間に料金表示器47、発進
案内信号灯9B、発進警告灯10Bを設置し、遮断機5
0よりも下流側に発進検知装置11B、ITVカメラ1
2Bを設置してある。これら各機器間の信号の流れは図
11に示す通りである。
【0037】路上機1Bは非接触カード6との間の例え
ばマイクロ波を用いた無線通信により非接触カード6の
メモリに記録されたID情報等を非接触に読取れ、また
必要情報を書込めるようになっている。路上機1Bは図
1の入口側路上機1Aと同じく、例えば図5に示した回
路構成である。非接触カード6は図6、図7に示したも
のである。更に、車種判別装置8B、発進案内信号灯9
B、発進警告灯10B、発進検知装置11B及びITV
カメラ12Bは図1に示した入口料金所のもの8A,9
A,10A,11A及び12Aと同様なものである。
【0038】図10,図11において、路上機1Bが進
入してきた車両に対してID情報を読取ることができた
場合は、第2制御装置3Bは料金自動収受機49にブロ
ックをかけてその動作を停止させ、利用者の通行券挿入
及び料金投入操作を不要とし、車両にはフリーパスで通
過させ、車両の通過を発進検知装置11Bが検知した時
ブロックを解除する。この時、第2制御装置3Bは入口
情報からID情報及び入口情報をデータ処理装置5Bに
与える。データ処理装置5Bは入口料金所と出口料金所
間の料金を計算してセンターコンピュータ4に計算結果
を送り料金精算のデータとすると共に路上機1Bにより
非接触カード6に使用の履歴データを記録する。そして
第2制御装置3Bは遮断機50を開かせると共に発進案
内信号灯9Bを赤から青に変えさせ、車両の通過を発進
検知装置11Bが検知した時に発進案内信号灯9Bを青
に戻すと共に遮断機50を閉じさせて次車両に備える。
【0039】なお、本実施例でも、プリペイド方式の場
合は非接触カード6に残額データを書込むようにしてお
り、路上機1Bが読取った残額データから、計算した料
金以上の残額があるか否かの残額チェックをデータ処理
装置5Bが行う。正常であれば料金を引去り、非接触カ
ード6に新たな残額データと共に非接触カード使用の履
歴データを記録させ、また第2制御装置3Bに残額チェ
ックが正常であることを通知する。第2制御装置3Bは
料金表示器47に新残額データを表示させると共に遮断
機50を開かせ、また発進案内信号灯9Bを赤から青に
変えさせ、車両の通過を検知した時に残額表示を止めさ
せると共に発進案内信号灯9Bを青に戻させ、また遮断
機50を閉じさせる。更に、本実施例では、盗難された
り、予め残額不足と判っている非接触カードの使用への
対策として、これらの非接触カードのID情報をリスト
にしてセンターコンピュータ4からデータ処理装置5B
へ与えておき、路上機1BからのID情報が正常なもの
か否かチェックするようにしている。そしてデータ処理
装置5Bは残額チェック結果及びID情報のチェック結
果を第2制御装置3Bに与える。第2制御装置3Bはい
ずれかが正常でない場合は遮断機50は開かせるが、発
進案内信号灯9Bを赤にしたまま発進警告灯10Bを作
動開始させると共にITVカメラ12Bにより車両の前
面を撮影して記録に残すようにしている。なお、発進検
知装置11Bが車両の通過を検知した時に、遮断機50
を閉じさせ、発進警告灯10Bの作動を止め、ITVカ
メラ12Bを作動させている。
【0040】路上機1BがID情報を読取れない場合
は、即ち、車両7が非接触カード6を有していない場合
は、第2制御装置3Bは料金自動収受機49を動作状態
に維持し、利用者に通行券の挿入、料金の投入を行わせ
る。料金自動収受機49は一般的なものであり、利用者
は料金所に進入したら料金自動収受機49の脇に車両を
一旦停止させ、挿入口に入口料金所で発行された通行券
を挿入する。料金自動収受機49は通行券に記録された
情報を読取り、出口料金所番号及び読取時刻と、入口料
金所番号、車種情報及び入口料金所への進入時刻とから
通行距離及び車種に応じた料金計算を行い、料金表示器
47による音声案内と視覚表示とで料金を利用者に知ら
せ、投入口への現金投入を待つ。現金が投入されると、
料金自動収受機49は遮断機50を開かせると共に発進
案内信号灯9Bを青に変えて発進可能とし、車両が発進
してこれを発進検知装置11Bが検知したら遮断機50
を閉じると共に発進案内信号灯9Bを赤に戻し、次車両
の進入に備える。なお、領収書は利用者が料金自動収受
機49の押ボタンを押すことにより、発行される。
【0041】従って、無人の出口料金所では、非接触カ
ード6を有する車両に対しては料金自動収受機49が停
止して利用者にとっては車両の一旦停止及び通行券の挿
入及び料金の投入が不要であり、極めて便利である。ま
た、非接触カードを有しない車両に対しては従来通り利
用者は車両を一旦停止し、通行券の挿入及び料金の投入
をすることになるが、非接触カード6の有無に関係なく
出口料金所を共用できるので極めて便利である。
【0042】図5〜図11により本発明の第4の実施例
を説明する。但し、本実施例では、入口料金所、出口料
金所ともに収受員が存在しない無人の場合としてある。
図8には入口料金所の或る無人車線に対する装置構成例
を示し、図9にはその制御状況を示し、図10には出口
料金所の或る無人車線に対する装置構成例を示し、図1
1にはその制御状況を示し、図5には路上機の回路構成
例を示し、図6には非接触カードの回路構成例を示し、
図7には非接触カードの外観例を示す。
【0043】〔無人入口料金所〕無人入口料金所の構
成、作用は第2の実施例として図8、図9に基づいて説
明したものと全く同一である。
【0044】〔無人出口料金所〕無人出口料金所の構
成、作用は第3の実施例として図10、図11に基づい
て説明したものと全く同一である。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、非接触カード等の車両
側装置を有する車両が通過する時は、有人入口料金所で
は通行券発行機が、有人出口料金所では通行券確認機
動作を停止し、車両は一旦停止することなく通過するこ
とができる。このため、収受員の負担軽減、料金所での
一旦停止の省略(サービスタイムの短縮、渋滞緩和)、
現金授受の省略化(キャッシュレス化)、通行券発行量
の低減(通行券レス化)、利用者の快適性の向上等が達
成できる。収受員が通行券を発行する場合、点灯した車
種ボタンと目視判別が一致する場合にはその車種ボタン
を確認のため押せば良く、一致しない場合は解除ボタン
を押して目視通りに車種ボタンを押せば良く、収受員の
操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】有人入口料金所の構成図。
【図2】図1における制御ブロック図。
【図3】有人出口料金所の構成図。
【図4】図3における制御ブロック図。
【図5】路上機の回路ブロック図。
【図6】非接触カード(車両側装置)の回路ブロック
図。
【図7】非接触カードの外観図。
【図8】無人入口料金所の構成図。
【図9】図8における制御ブロック図。
【図10】無人出口料金所の構成図。
【図11】図10における制御ブロック図。
【符号の説明】
1A 入口側路上機 1B 出口側路上機 2 通行券発行機 3A 第1制御装置 3B 第2制御装置 4 センターコンピュータ 5A 入口側データ処理装置 5B 出口側データ処理装置 6 非接触カード(車両側装置) 7 車両 8A,8B 車種判別装置 9A,9B 発進案内信号灯 10A,10B 発進警告灯 11A 11B 発進検知装置 12A,12B ITVカメラ 45 通行券確認機 46 領収書発行機 47 料金表示器 48 通行券自動発行機 49 料金自動収受機 50 遮断機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜名 通夫 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目1番1号 三菱重工業株式会社 高砂研究所内 (72)発明者 長谷川 利恵 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番 1号 三菱重工業株式会社 神戸造船所 内 (56)参考文献 特開 昭62−182991(JP,A) 特開 昭63−80384(JP,A) 特開 平3−189792(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)車両に設置され、ID情報が記録
    されたメモリを有し、外部からの非接触な記録内容の読
    取り及び書込みが可能な車両側装置と、 (b)有料道路の入口料金所にそれぞれ設置された、車
    両側装置に対して記録内容の非接触な読取り及び書込み
    を行う入口側路上機と、車種を判別する車種判別装置
    と、車種判別装置の判別結果に連動して点灯する複数の
    車種ボタン及びこの判別結果に連動した点灯を解除する
    解除ボタンを有する収受員操作用の通行券発行機と、 (c)有料道路の出口料金所にそれぞれ設置された、車
    両側装置に対して記録内容の非接触な読取りを行う出口
    側路上機と、挿入された通行券の記録内容を読取り料金
    の算出を行う通行券確認機と、 (d)入口側路上機がID情報を読取った場合は車両側
    装置に入口情報を書込ませると共に通行券発行機の動作
    を停止させ、読取れない場合は通行券発行機の動作を可
    能にする第1の制御装置と、出口側路上機がID情報を
    読取った場合は通行券確認機の動作を停止させ、読取れ
    ない場合は通行券確認機の動作を可能にする第2の制御
    装置と、出口側路上機が読取ったID情報及び入口情報
    から料金を算出し、課金処理を行う課金処理装置とを備
    えることを特徴とする有料道路料金収受システム。
  2. 【請求項2】 ID情報が記録されたメモリを有し外部
    からの非接触な記録内容の読取り及び書込みが可能な車
    両側装置に対して非接触に通信する有料道路料金収受シ
    ステムにおいて、 (a)有料道路の入口料金所にそれぞれ設置された、車
    両側装置に対して記録内容の非接触な読取り及び書込み
    を行う入口側路上機と、車種を判別する車種判別装置
    と、車種判別装置の判別結果に連動して点灯する複数の
    車種ボタン及びこの判別結果に連動した点灯を解除する
    解除ボタンを有する収受員操作用の通行券発行機と、 (b)有料道路の出口料金所にそれぞれ設置された、車
    両側装置に対して記録内容の非接触な読取りを行う出口
    側路上機と、挿入された通行券の記録内容を読取り料金
    の算出を行う通行券確認機と、 (c)入口側路上機がID情報を読取った場合は車両側
    装置に入口情報を書込ませると共に通行券発行機の動作
    を停止させ、読取れない場合は通行券発行機の動作を可
    能にする第1の制御装置と、出口側路上機がID情報を
    読取った場合は通行券確認機の動作を停止させ、読取れ
    ない場合は通行券確認機の動作を可能にする第2の制御
    装置と、出口側路上機が読取ったID情報及び入口情報
    から料金を算出し課金処理を行う課金処理装置とを備え
    ることを特徴とする有料道路料金収受システム。
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