JP2000182109A - 料金収受システム及び料金収受方法 - Google Patents

料金収受システム及び料金収受方法

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JP2000182109A
JP2000182109A JP35679598A JP35679598A JP2000182109A JP 2000182109 A JP2000182109 A JP 2000182109A JP 35679598 A JP35679598 A JP 35679598A JP 35679598 A JP35679598 A JP 35679598A JP 2000182109 A JP2000182109 A JP 2000182109A
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vehicle type
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Atsushi Kusano
敦 草野
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有料道路の通行料金の支払に関する不正を抑
制する。 【解決手段】 車両22が搭載する車載器6に記録され
た車種情報及び車両の登録番号情報を取得するための無
線通信を行う第1のアンテナ18と、車両22の実態的
な情報から該車両22の車種を判別し車種情報を取得す
るとともに車両22に取付られたナンバープレートを撮
像して画像処理し該車両の登録番号情報を取得する車種
判別装置24と、各々取得した車種情報が異なるもので
あった場合に、車載器6に記録されていた登録番号情報
と車種判別装置24により判別された登録番号情報とを
比較し、比較の結果、これらの登録番号情報が異なるも
のであった場合に、車載器6に記録されていた車種情報
を、車種判別装置24により判別した車種情報に更新す
る出口ゲート制御装置60とを具備する料金収受システ
ムを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料道路等の料金
所ゲートにおいて、車両側から通行料金を収受する際に
利用される料金収受システム、車載装置、及び料金収受
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、有料道路である高速道路等にお
いては、高速道路を走行した車両側から通行料金を徴収
するため、磁気カード式の料金収受システムが用いられ
ている。この磁気カード式の料金収受システムは、車両
が高速道路へ入る際に通過する入口料金所ゲートでは、
車両の運転者に対し、通行券自動発行機が、車種判別装
置にて判別された普通車、大型車等といった車両の車種
と、高速道路等での走行開始地点となった入口料金所ゲ
ートを特定するための入口ゲート番号とを記録した磁気
カードを通行券として発行する。一方、高速道路を走行
した車両が一般道へ出る際に通過する出口料金所ゲート
では、車両の運転者が所持していた通行券を磁気カード
リーダに通し、通行券に磁気記録されている車種及び入
口ゲート番号を読み出して、この読み出した情報から走
行距離、車種に応じた通行料金を算出し、その金額を運
転者に提示して、現金或はプリペイドカード等による通
行料金の徴収を行っている。
【0003】ところで、このような磁気カード式の料金
収受システムにおいては、入口料金所ゲートでは、通行
券自動発行機から通行券を受け取るだけの手続きである
ため、それほど入口料金所ゲート付近は混雑しないもの
の、出口料金所ゲートでは、通行券及び領収書等の受渡
しや通行料金の収受といった人為的な作業が極めて多い
ことから、高速道路を利用する車両台数が多くなると出
口料金所ゲート付近が混雑してしまうという課題を抱え
ていた。そこで、近年では、この混雑緩和に向けた新た
な技術の導入が開始されつつある。この新たな技術の一
つとして、無線通信機能を有するとともに、種々な情報
の記憶可能なICカードが着脱自在に設けられた車載器
を車両に搭載し、この車載器と出入口の各料金所ゲート
にそれぞれ設けられた交信機との間で無線通信を行い通
行料金の徴収を行うといった無線通信式の料金収受シス
テムを、前述した磁気カード式の料金収受システムと共
に混在させる形で導入して行くことが考えられている。
【0004】この無線通信式の料金収受システムを磁気
カード式の料金収受システムに導入する場合、車載器を
搭載した車両(以下、<ETC[Electric Toll Collec
tion]車>という)と車載器を搭載していない車両(以
下、<非ETC車>という)とが混在して、入口料金所
ゲート及び出口料金所ゲートを通過することになるた
め、それぞれの車両に応じた料金収受を行う必要があ
る。すなわち、入口料金所ゲートでは、非ETC車に対
しては磁気カード等の通行券を発行し、ETC車に対し
ては交信機による無線通信にてETC車の車内の車載器
及び車載器にセットされたICカードに入口ゲート番号
及び車種を記憶させるように制御する。一方、出口料金
所ゲートでは、非ETC車の運転者からは通行券を受取
り通行券読取機で処理して人為的に通行料金の精算を行
い、ETC車に対しては、出口料金所ゲートに設置した
交信機により無線通信でETC車の車載器又はICカー
ドから入口ゲート番号及び車種を読み出し、この読み出
した情報に基づいて通行料金の自動精算を行うようにす
る。通行料金を自動精算する方法としては、運転者の預
託金の口座等をICカードのID番号に予め関連付けて
おくことにより、ICカードをクレジットカードに類似
したかたちで用いる方法等が採られる。また、プリペイ
ドカード方式による精算方法も考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな無線通信式の料金収受システムは、車両側から通行
料金を収受する際に次のような課題がある。
【0006】すなわち、通行料金は、出口料金所ゲート
において、車載器に記録されている車両の車種情報及び
走行距離を求める上で必要な入口ゲート番号等に基づい
て算出されることになるが、正規の通行料金を低減する
ために、例えば他の車両の車載器との交換又は車載器に
記録された車種情報の書換え等といった不正行為が容易
に行われる可能性があった。
【0007】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものであり、有料道路の通行料金の支払いに関
する不正を抑制できる料金収受システム、車載装置、及
び料金収受方法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の料金収受システムは、請求項1に記載され
ているように、車両に搭載された車載装置との間で料金
収受に関する無線通信を行うための料金収受システムで
あって、前記車両の前記車載装置から記録されている車
種情報を取得する第1の車種情報取得手段と、前記車両
の実態的な情報から該車両の車種を判別し車種情報を取
得する第2の車種情報取得手段と、前記第1の車種情報
取得手段にて取得された車種情報と前記第2の車種情報
取得手段にて取得された車種情報とが異なる場合に、前
記車載装置に記録された車種情報を、前記第2の車種情
報取得手段にて取得された車種情報に更新するために前
記車載装置に送信する送信手段とを具備することを特徴
とする。
【0009】また、本発明の料金収受システムは、請求
項2に記載されているように、請求項1記載の料金収受
システムにおいて、前記第1の車種情報取得手段にて取
得された車種情報と前記第2の車種情報取得手段にて取
得された車種情報とが異なる場合に、前記車両の前記ゲ
ート通過を阻止する手段をさらに具備することを特徴と
する。
【0010】さらに、本発明の料金収受システムは、請
求項3に記載されているように、請求項1記載の料金収
受システムにおいて、前記第1の車種情報取得手段にて
取得された車種情報と前記第2の車種情報取得手段にて
取得された車種情報とが異なる場合に、前記車載装置を
特定する識別番号を前記ゲート装置の上位装置へ伝送
し、不正を管理するためのリストへ登録する手段をさら
に具備することを特徴とする。
【0011】また、本発明の料金収受システムは、請求
項4に記載されているように、請求項1記載の料金収受
システムにおいて、前記第1の車種情報取得手段にて取
得された車種情報と前記第2の車種情報取得手段にて取
得された車種情報とが異なる場合に、警告を発生する警
告発生手段をさらに具備することを特徴とする。
【0012】さらに、本発明の車載装置は、請求項5に
記載されているように、車両に搭載され、道路に沿って
設けられたゲート装置との間で料金収受に関する無線通
信を行う車載装置であって、情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記録された第1の車種情報を前記ゲート装
置に送信する送信手段と、前記送信手段から送信されて
きた前記第1の車種情報と前記車両の実態的な情報から
判別され得られた第2の車種情報とが異なる場合に、前
記記憶部に記録された第1の車種情報を前記ゲート装置
から送信されてくる該第2の車種情報に書換える手段と
を具備することを特徴とする。
【0013】また、本発明の料金収受システムは、請求
項6に記載されているように、車両に搭載された車載装
置との間で料金収受に関する無線通信を行うための料金
収受システムであって、前記車両の前記車載装置から記
録されている車種情報及び車両の登録番号情報を取得す
る第1の情報取得手段と、前記車両の実態的な情報から
該車両の車種を判別し車種情報を取得するとともに前記
車両に取付られたナンバープレートを撮像して検出した
車両の登録番号情報を取得する第2の情報取得手段と、
前記第1、第2の情報取得手段により各々取得された車
種情報が異なるものであった場合に、前記第1の情報取
得手段により取得された登録番号情報と前記第2の情報
取得手段により取得された登録番号情報とを比較する比
較手段と、前記比較手段による比較の結果、前記第1、
第2の情報取得手段により各々取得された登録番号情報
が異なるものであった場合に、前記車載装置に記録され
た車種情報を、前記第2の情報取得手段により取得され
た車種情報に更新するために前記車載装置に送信する送
信手段とを具備することを特徴とする。
【0014】さらに、本発明の料金収受システムは、請
求項7に記載されているように、請求項6記載の料金収
受システムにおいて、前記比較手段による比較の結果、
前記第1、第2の情報取得手段により各々取得された登
録番号情報が異なるものであった場合に、不正が行われ
たことを示す情報を前記車載装置に記録する手段をさら
に具備することを特徴とする。
【0015】さらに、本発明の車載装置は、請求項8に
記載されているように、車両に搭載され、道路に沿って
設けられたゲート装置との間で料金収受に関する無線通
信を行う車載装置であって、情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記録された第1の車種情報及び車両の登録
番号を示す第1の登録番号情報を前記ゲート装置に送信
する送信手段と、前記第1の車種情報と前記車両の実態
的な情報から判別され得られた第2の車種情報とが異な
り、且つ前記第1の登録番号情報と前記車両に取付られ
たナンバープレートを撮像して検出した第2の登録番号
情報とが異なるときに、前記記憶部に記録されている前
記第1の車種情報を前記第2の車種情報に書換える手段
とを具備することを特徴とする。
【0016】また、本発明の料金収受方法は、請求項9
に記載されているように、車両に搭載された車載装置と
ゲートに設けられたゲート装置との間で料金収受に関す
る無線通信を行うための料金収受方法であって、前記車
両の前記車載装置に記録された車種情報を取得する工程
と、前記車両の実態的な情報から該車両の車種を判別し
車種情報を取得する工程と、前記車載装置に記録されて
いた車種情報と前記車両の実態的な情報から得られた車
種情報とが異なる場合に、前記車載装置に記録された車
種情報を前記車両の実態的な情報から取得した車種情報
に更新する工程とを有することを特徴とする。
【0017】さらに、本発明の料金収受方法は、請求項
10に記載されているように、車両に搭載された車載装
置とゲートに設けられたゲート装置との間で料金収受に
関する無線通信を行うための料金収受方法であって、前
記車両の前記車載装置に記録された車種情報及び車両の
登録番号情報を取得する工程と、前記車両の実態的な情
報から該車両の車種を判別し車種情報を取得するととも
に前記車両に取付られたナンバープレートを撮像して画
像処理し該車両の登録番号情報を取得する工程と、前記
車載装置に記録されていた車種情報と前記車両の実態的
な情報から得られた車種情報とが異なるものであった場
合に、前記車載装置に記録されていた登録番号情報と前
記ナンバープレートを撮像し画像処理して得られた登録
番号情報とを比較する工程と、前記比較の結果、登録番
号情報が異なるものであった場合に、前記車載装置に記
録された車種情報を前記車両の実態的な情報から取得し
た車種情報に更新する工程とを有することを特徴とす
る。
【0018】本発明によれば、車載装置の搭載車両が、
有料道路の料金所ゲートを通過する際等において、車載
装置に記録されている車種情報と、例えば車両の車高、
車幅、車長、又は車輪の軸数等といった車両の実態的な
情報から求めた車種情報とが一致しなかった場合には、
正規の通行料金を低減させるために不正が行われた可能
性があると判断し、車載装置に記録されていた車種情報
を、車両の実態的な情報から求めた車種情報に強制的に
書換えることができる。
【0019】また、本発明によれば、前述したように車
種情報が一致しなかった場合に、車両のゲート通過の阻
止や、警告を発生させることができ、さらには車載装置
を特定する識別番号をゲート装置の上位装置へ伝送し、
不正を管理するためのブラックリスト等へ登録すること
ができる。
【0020】さらに、本発明によれば、前記車種情報が
一致しなかった場合には、車載装置に記録された車両の
登録番号情報と車両に取付られたナンバープレートを撮
像して画像処理し該車両の登録番号情報とを比較するこ
とができるとともに、比較の結果、これら登録番号情報
が一致しなかったときに、前述したように車載装置に記
録されていた車種情報を、車両の実態的な情報から求め
た車種情報に強制的に書換えることができ、しかも不正
が行われたことを示す情報をこの車載装置に書き加える
ことも可能である。
【0021】したがって、本発明によれば、正規の通行
料金を低減するための例えば他の車両の車載装置との交
換又は車載装置に記録された車種情報の書換え等が行わ
れる可能性が減り、有料道路の通行料金の支払いに関す
る不正を抑制することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0023】図1は本発明の実施形態にかかる料金収受
システムを概略的に示す図、図2は図1の料金収受シス
テムを構成する入口ゲート装置を示すブロック図、図3
は図2の入口ゲート装置を概略的に示す平面図、図4は
図1の料金収受システムを構成する出口ゲート装置を示
すブロック図、図5は図4の出口ゲート装置を概略的に
示す平面図、図6は図1の料金収受システムを構成する
車両に搭載された車載器を示すブロック図、図7は図6
の車載器に装着されるICカードを示すブロック図であ
る。
【0024】この料金収受システムは、図1に示すよう
に、有料道路である高速道路等の出入口の各料金所ゲー
トに設けられたゲート装置2、4と、車両に搭載される
車載器6とで構成されている。ゲート装置には、アンテ
ナ8、10、12が設けられており、このアンテナ8、
10、12と車載器6が備えるアンテナ14との間で、
通行料金の収受に関する無線通信が行われる。
【0025】車載器6には、ICカード16が装着され
ており、このICカード16を自動的に収容又は排出す
るためのオートローディング機構を備えたカード収容部
が設けられている。このカード収容部への挿入口にユー
ザがICカード16を挿入すると、オートローディング
機構によりカード収容部内へICカード16が自動的に
収容される。一方、車載器6からICカード16を取出
すときはユーザが車載器6に設けられているイジェクト
ボタンを押下すると、カード収容部内からICカード1
6がオートイジェクトするように構成されている。
【0026】車載器6とICカード16との間での情報
の受渡しは、ICカード16の内部に実装されているE
EPROMやフラッシュメモリ等のメモリ素子を通じて
車載器6本体との間で情報をやりとりする。これに対
し、ゲート装置2、4と車載器6との間での情報の受渡
しは、それぞれ内部のダイナミックRAM等のバッファ
メモリに記憶されている情報を無線で通信する。
【0027】ここで、入口料金所ゲートに設けられた入
口ゲート装置2及び出口料金所ゲートに設けられた出口
ゲート装置4についてそれぞれ説明する。
【0028】入口ゲート装置2は、高速道路のインター
チェンジにおいて入口料金所ゲートの各車線単位に設け
られている。この入口ゲート装置4は、図2及び図3に
示すように、入口料金所ゲートの第1のアンテナ8の通
信エリア20内へ進入してきた車両22を順次検知し大
型車、普通車、小型車等といった車両の車種の判別等を
行う車種判別装置24と、車種判別装置24により判別
された車種が伝送されてきたときに、第1のアンテナ8
を通じて無線通信を開始し車載器6を搭載した無線通信
の可能な車両22に対して入口ゲート番号や入口料金所
ゲートに進入した時刻等の情報を送信する入口ゲート制
御装置26と、車載器6を搭載した車両22が第1のア
ンテナ8の通信エリア20に対して通信不能となる手前
の位置に設けられ、検知された車両22を通信エリア2
0からの発進する車両として入口ゲート制御装置24へ
通知する第1の車両検知装置28と、例えば赤信号、青
信号を点灯させること等で車両22へ停止又は発進の指
示を与える路側表示器30と、非ETC車(車載器6の
非搭載車)や、ETC車(車載器6の搭載車)であって
も例えば混信等の影響で正常に交信が行えない車両に対
し、車種判別装置16により判別された車両の車種番
号、車両の登録番号、当該入口料金所ゲートの入口ゲー
ト番号、入口料金所通過日時等を自動的に磁気記録及び
印字して車両側に発行する通行券発行機32と、第1の
アンテナ8との間で正常に交信が終了した車両22が第
2の車両検知器34に検知されたとき、入口ゲート制御
装置26の指示に基づいて車両22の車載器6と通信エ
リア36内でデータのやり取りを行い、例えば、車種判
別装置24により判別された車両22の車種と、車載器
6より受信した車載器6に予め記録されていた車種とを
比較し、比較結果を車載器6に送信するための第2のア
ンテナ10と、第2のアンテナ10の通信エリア36を
通過し入口料金所ゲートからの発進する車両22を検知
する第3の車両検知器40とから構成されている。
【0029】車種判別装置24は、通過する車両の車
幅、車高、及び車長等を検出する車高、車長検知器42
と、車両22が通過する路面に埋設され、車両のタイヤ
によって押圧された押圧検知スイッチにより車両22の
左右のタイヤを連結する軸数等を検出する踏板44と、
入口料金所ゲートの進入位置近傍に設けられ、少なくと
も車両22の前部に取付られたナンバープレートを含み
車両22全体を前方から撮像する撮像機46と、撮像機
46によって撮像されたナンバープレートの画像を処理
し車両22の登録番号を検出する画像処理装置48とか
ら主に構成されている。
【0030】さらに、車種判別装置24には、入口料金
所ゲートに進入してくる車両を1台ずつ確実に検知する
ために、発光器と受光器とをゲート車線に対向する位置
にそれぞれ設置し、順次進入してくる車両間の切れ目を
検出する図示しない車両分離器等も設けられている。
【0031】このように構成された車種判別装置24
は、ナンバープレートから得られた車両の登録番号(車
種を示す番号を含む)、左右のタイヤを連結する軸数、
車幅、タイヤ幅、車高、車長等から得られる車両22の
この実態的な情報に基づいて、車両22の車種を総合的
に判別し入口ゲート制御装置26に通知する。
【0032】ここで、入口ゲート制御装置26が有す
る、通行料金の支払いに関する不正を抑制するための主
な機能について説明する。
【0033】入口ゲート制御装置26は、車載器6のメ
モリに予め記憶されていた車種情報が、車種判別装置2
4によって車両22の実態的な情報から判別された車種
情報と一致しない場合に、車種の不一致を示す車種エラ
ービットを車載器6のメモリに無線通信により記録す
る。
【0034】また、入口ゲート制御装置26は、前述し
たように車種情報が一致しなかった場合に、車載器6の
メモリに予め記録された車両の登録番号情報と、車種判
別装置24によりナンバープレートを撮像して得られた
該車両の登録番号情報とを比較するとともに、比較の結
果、これら登録番号情報が一致しなかったときに、正規
の通行料金を低減させるために不正が行われた可能性が
あると判断し、車載器6本体のバッファメモリ及びIC
カード16のフラッシュメモリに、不正が行われたこと
を示す不正走行車情報を無線通信により記録する。さら
にこの場合、入口ゲート制御装置26は、車載器6及び
ICカード16のID番号並びに車種判別装置24にて
判別された車種情報及び車両の登録番号情報を、入口及
び出口の全ゲート装置の上位装置であるホストコンピュ
ータ50へ伝送し、不正を管理するためのネガティブリ
ストへそれぞれのID番号を登録するとともに、車種情
報及び車両の登録番号情報を所定の記憶装置に記録す
る。
【0035】次に出口ゲート装置4について説明する。
出口ゲート装置4は、高速道路のインターチェンジにお
いて出口料金所ゲートの各車線単位に設けられている。
この出口ゲート装置4は、図4及び図5に示すように、
出口料金所ゲートの第3のアンテナ12の通信エリア5
4内へ進入してきた車両22を順次検知する第4の車両
検知器56と、第1の車両検知装置31により車両22
が検知されたとき、第3のアンテナ12を介して車両2
2に搭載された車載器6に車両情報の送信を要求し、直
進する車両22が第5の車両検知器58にて検知される
前に車両情報が受信できたか否かで車両22が通信可能
なETC車であるのか、又は通信不能な非ETC車であ
るのかを判定するとともに、ETC車、非ETC車にそ
れぞれ対応した料金収受方法で車両側から通行料金を徴
収するための出口ゲート制御装置60と、例えば赤信
号、青信号を点灯させること等で車両22へ停止又は発
進の指示を与える路側表示器62と、車両22の前部に
取付られているナンバープレートを含み車両前部を全体
的に撮影するためのITVカメラ64と、出口料金所ゲ
ートから一般道への車両22の直進を規制するための車
両直進阻止機66と、通行料金の精算を終え、入口料金
所ゲートからの発進する車両22を検知する第6の車両
検知器68とから構成されている。
【0036】出口ゲート制御装置4には、図4に示すよ
うに、非ETC車の運転者が所持している通行券(磁気
カード)を処理する通行券処理機70と、料金前納のプ
リペイドカードを処理するプリペイドカード処理機72
と、ETC車の車載器6に装着されたICカード16に
対し無線通信によらず、ICカード16本体から直接的
に情報の読出し或は書込みを行うICカードリーダライ
タ74と、車両の運転者に対し高速道路の通行料金、利
用日時等の記録された領収書を発行するための領収書発
行機76と、出口料金所ゲートを監視する係員に対し通
行料金の収受に関する情報を表示する係員表示器78
と、この係員表示器78により表示された表示内容等に
基づいて、係員が入力を行うための特別処理釦、車種確
定釦等が設けられた情報入力部80とが設けられてい
る。
【0037】ここで、出口ゲート制御装置60が有す
る、通行料金の支払いに関する不正を抑制するための主
な機能について説明する。
【0038】出口ゲート制御装置60は、車載器6本体
のバッファメモリ及びICカード16のフラッシュメモ
リに、不正が行われたことを示す不正走行車情報が記録
されているか否か、又はホストコンピュータ50と情報
のやり取りを行い、車載器6、ICカード16のID番
号がネガティブリストに登録されているかを否かを調査
し、不正走行車情報が記録されていたり、ID番号がネ
ガティブリストに登録されていたりした場合には、車載
器6のバッファメモリに記憶されている車種情報及び車
両の登録番号情報を、車種判別装置24にて判別された
車種情報及び車両の登録番号情報に強制的に書換える。
さらにこの際、出口ゲート制御装置60は、車両直進阻
止機66をクローズし、通信を行っている対象の車両が
出口料金所ゲートから一般道への直進することを規制す
るとともに、係員表示器78へ不正走行情報を表示し係
員に対しての警告を発生する。
【0039】また、出口ゲート制御装置60は、車載器
6本体のバッファメモリ及びICカード16のフラッシ
ュメモリに、入口料金所ゲートにおいて車種情報が一致
しなかったことを示す車種エラービットが記録されてい
るか否かを調査し、車種エラービットが記録されていた
場合には、ITVカメラ64により車両22の前部に取
付られているナンバープレートを含み車両を前方から全
体的に撮影する。
【0040】次に車載器6について説明する。車載器
(OBU:On Board Unit)6は、図6に示すように、
ICカード16をカード収容部82内にローディングす
るとともに、カード収容部82内のICカード16をイ
ジェクトするオートローディング/イジェクト機構84
と、ICカード16とのインタフェース部86と、この
インタフェース部86を通じて読出した情報を処理する
とともに処理結果をメモリ88に記憶するICカード処
理部90と、メモリ88に記憶されている情報を車載器
アンテナ14から送信するとともに車載器アンテナ14
で受信した情報をメモリ88に記憶させるための制御部
92と、利用者に操作されるテンキー、指定キー、実行
キー、イジェクトボタン等を備えた操作部94と、操作
内容を案内する文字表示及びLEDランプ等を備えた表
示部96と、各部を統括して制御する制御部98とから
構成されている。メモリ90には、この車載器6が搭載
される車両16の車長・車高・軸数・重量・用途・特長
等の車両情報に加え、車載器6を特定するためのID番
号が予め記録されている。
【0041】ICカード16には、図7に示すように、
フラッシュメモリ100と、車載器6のインタフェース
部102との間でデータのやり取りを行うインタフェー
ス部102と、このインタフェース部102及びフラッ
シュメモリ100を制御するCPU104とが設けられ
ている。ICカード16のフラッシュメモリ100に
は、ユーザの預託金の口座番号、障害者割引適用の可否
等を示す特殊契約情報、及び契約の有効期限等の課金情
報が記憶されている。さらに、ICカード16のフラッ
シュメモリ100には、ICカード16を特定するため
のID番号が予め記憶されており、車両22が入口料金
所ゲートを通過する際に、通過日時、料金所ゲートを特
定するためのゲート番号、車両22の車種、及びカード
残額等の通行履歴情報がICカード16のこのID番号
に関連付けられて記憶される。また、このICカード1
6は、車載器6に挿入されると、車載器6との信号のや
り取りで車載器6の正当性を確認して初めて車載器6に
対し課金情報を送信する。
【0042】このように構成された料金収受システムに
おいて実際に車両22が入口料金所ゲート及び出口料金
所ゲートを通過する際の基本的な作用について説明す
る。
【0043】まず、車両22が入口ゲートを通過する際
の作用について説明する。車両22が入口料金所ゲート
の通信エリア20内に進入すると、車両22は車種判別
装置24により検知され車種を判別される。この判別さ
れた車両22の車種の通知を受けた入口ゲート制御装置
26は、第1のアンテナ8を制御し、車両22に対し交
信の問い合わせを開始する。車両22に車載器6が搭載
されている場合、正当な第1のアンテナ8からの問合わ
せであると車載器6が認識すると、ICカード16から
通知された課金情報と車載器6に記録されている車両情
報とを応答信号として返信する。この応答信号を受信し
た入口ゲート制御装置26は、車載器6からの応答が正
当であると認識すると課金情報の有効期限や残額が0で
ないこと等を確認する。
【0044】確認の結果、所定の条件を満たしていれ
ば、入口ゲート番号・通過年月日時分・ゲート車線番号
等の第1の入口情報を車載器6に送信する。車載器6で
は、第1の入口情報の受信が正常に行われたことを確認
して、入口ゲート制御装置26へ受信完了通知を送信す
る。入口ゲート制御装置26が、第1のアンテナ8を介
して車載器6からの受信完了通知を受信した場合には、
通行券発行機32からの通行券の発券は行われないもの
となる。なお、入口ゲート制御装置26は、車種判別装
置24で車両を検知したにも拘らず、第1のアンテナ8
で車載器6からの応答信号がない場合には、「通信不
良」であると判断する。
【0045】ETC車22が入口ゲート制御装置26の
横を通過し通信エリア36に入ると、第2の車両検知器
34から車両22の検知信号が入口ゲート制御装置26
に伝送されて、この検知信号を受信した入口ゲート制御
装置26は、第2のアンテナ10を制御して車載器6に
対する交信問合わせを実行する。
【0046】この交信問合わせに対して、車載器6は正
当な問合わせであると認識すると、ICカード16から
通知されたID番号と車載器6内に予め登録されていた
ID番号とを応答信号として返信する。この応答信号を
受信した入口ゲート制御装置26は、応答信号としての
ICカード16のID番号と車載器6のID番号とを比
較する。
【0047】入口ゲート制御装置26は、ID番号の一
致を確認すると、車種判別装置24によって判別された
車種情報と車載器6に予め記緑されていた車種情報との
比較結果を第2の入口情報として第2のアンテナ10を
介して車載器6に返信する。車載器6は第2のアンテナ
38からの第2の入口情報を受信すると、第2のアンテ
ナ38に受信完了を通知するとともに、受信した第1の
入口情報と第2の入口情報とを併せて入口料金所情報と
してICカード16に記録する。
【0048】次に、車両22が出口料金所ゲートを通過
する際の基本的な作用について説明する。出口料金所ゲ
ートにおいて通信エリア54内へ進入する車両22を第
4の車両検知器56が検知されると、この情報が出口ゲ
ート制御装置60に通知される。出口ゲート制御装置6
0は、第3のアンテナ12を制御して、車両22に対し
て問合わせを開始する。この問合わせの信号を車載器6
が受信すると、車載器6は問合わせ信号の正当性をチェ
ックする。そして、問合せ信号が正当であれば、車載器
6は自身に記録されている入口料金所情報、課金情報及
び車両情報等を第3のアンテナ12へ返信する。出口ゲ
ート制御装置60では、第3のアンテナ12で受信した
入口料金所情報を基に、通行料金の算出を行い、同時に
ID番号のネガティブリスト照合を行い、ID番号の正
当性を認識することにより、入口料金所情報、及び出口
ゲート番号・通過年月日時分・ゲート車線番号・通行料
金・通過区間等からなる出口料金所情報を利用履歴とし
て車載器6へ送信する。この利用履歴を車載器6が受信
すると、車載器6は、利用履歴が正常に受信完了したこ
とを確認し、出口ゲート制御装置60へ受信完了を通知
するとともに、ICカード16に利用履歴を記録する。
なお、非ETC車が出口料金所ゲートを通過する場合に
は、第4の車両検知器56に検知された後、さらに直進
して第2の車両検知器58にて検知されると、路側表示
機62が赤信号を点灯させ、車両22に対して停止の指
示を与える。この後、出口料金所ゲートの係員が、非E
TC車の運転者より通行券を受け取り、係員はこの通行
券に磁気記録されている情報を通行券処理機70を用い
て読出させる。この読出された情報に基づいて通行料金
が算出され、運転者より現金又はプリペイドカード等に
より支払いが行われる。
【0049】さらに、ここで、通行料金の支払いに関す
る不正を抑制するため入口料金所ゲート及び入口料金所
ゲートで行われる処理について詳述する。まず、不正を
抑制するために入口料金所ゲートで行われる処理につい
て、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
【0050】車両22が入口料金所ゲートの第1のアン
テナ8の通信エリア20内に進入すると、車種判別装置
24により車両22の実態的な情報、すなわち車両の車
高、車長、又はナンバープレートに示されている番号等
に基づいて、車種情報及び車両の登録番号情報が検出さ
れる(S1)。次に、第1のアンテナ8と車載器6との
間で無線通信が開始され、車載器6のメモリ88に記録
されている車種情報及び車両の登録番号情報が入口ゲー
ト制御装置26に送信される(S3)。車載器6からこ
れらの情報が送信されてくると、まず車両22の車載器
6に記録されていた車種情報と車種判別装置24により
車両22の実態的な情報から判別された車種情報とが一
致しているか否かが入口ゲート制御装置26によって判
定される(S5)。互いの車種情報が一致している場合
には、車載器6に装着されたICカード16に一致した
車種情報が記録される(S7)。
【0051】一方、互いの車種情報が一致しない場合に
は、入口ゲート制御装置26は、車種エラービットをセ
ットするとともに(S9)、さらに車両22の車載器6
に記録されていた車両の登録番号情報と、車両22前部
のナンバープレートを撮像して得た車両の登録番号情報
とが一致しているか否かを判定する(S11)。互いの
登録番号情報が一致している場合には、車載器6のメモ
リ88に記録されていた車種情報がICカード16のフ
ラッシュメモリ100に記録されるとともに(S1
1)、車種エラービットが車載器6のメモリ88に記録
される(S13)。 また、登録番号情報が一致しない
場合には、入口ゲート制御装置26は、車両22を、車
載器6の交換又は車載器6に記録された情報の書換え等
の不正行為が行われた不正走行車と判断し(S17)、
車載器6及びICカード16へ不正走行車情報を記録す
るとともに(S19)、車種エラービットを車載器6に
記録する(S21)。さらにこの際、入口ゲート制御装
置26は、車載器6及びICカード16のID番号並び
に車種判別装置24にて判別された車種情報及び車両の
登録番号情報を、ホストコンピュータ50へ伝送し、不
正を管理するためのネガティブリストへそれぞれのID
番号を登録するとともに、車種情報及び車両の登録番号
情報を所定の記憶装置に記録する(S23)。
【0052】次に、不正を抑制するために出口料金所ゲ
ートで行われる処理について、図9に示すフローチャー
トを用いて説明する。
【0053】車両22が出口料金所ゲートの第3のアン
テナ12の通信エリア54内に進入すると、第3のアン
テナ52と車載器6との間で無線通信が開始され、車載
器6のメモリ88に記録されている所定の情報が出口ゲ
ート制御装置60に送信される(S31)。車載器6か
ら前述した所定の情報が送信されてくると、出口ゲート
制御装置60は、不正走行車情報が送信されてきている
か否かを確認するとともに、ホストコンピュータ50と
情報のやり取りを行い、車載器6、ICカード16のI
D番号がネガティブリストに登録されているかを否かを
調査する(S33)。
【0054】不正走行車情報が送信されてきていたり、
ID番号がネガティブリストに登録されていたりしたと
きには、出口料金所ゲートがETC専用レーン、つまり
係員の居ない無線通信専用の料金収受が行われる出口料
金所ゲートである場合(S35)、出口ゲート制御装置
60は、車両直進阻止機66をクローズし、通信を行っ
ている対象の車両が出口料金所ゲートから一般道への直
進することを規制するとともに(S37)、車載器6の
メモリ88に記憶されている車種情報及び車両の登録番
号情報を、入口ゲート装置2の車種判別装置24にて判
別された車種情報及び車両の登録番号情報に強制的に書
換える(S43)。
【0055】また、出口料金所ゲートがETC専用レー
ンでない場合には、出口ゲート制御装置60は、係員表
示器78へ不正走行情報を表示し係員に対しての警告を
発生する(S39)。この後、係員が情報入力部80の
特別処理釦を押下すると(S41)、前述した処理(S
43)と同様に、車載器6に記録された情報が車種判別
装置24にて判別された車種情報及び登録番号情報に強
制的に書換えられる。一方、不正走行車情報が送信され
てくることがなく、またID番号がネガティブリストに
登録されていない場合には(S43のNO)、車種エラ
ービットが送信されてきたか否か、つまり車載器6に車
種エラービットが記録されているか否かが問われる(S
45)。車載器6に車種エラービットが記録されていな
い場合には、出口ゲート制御装置60は、車両22を不
正を行っていない車両であると判断し、ICカード16
に記録されている車種情報を確認しつつ(S47)、こ
のICカード16に記録されている車種情報等に基づい
て、無線通信による料金収受を行う(S49)。
【0056】また、車載器6に車種エラービットが記録
されている場合には(S43のYES)、ITVカメラ
64により車両22の前部に取付られているナンバープ
レートを含み車両22が前方から全体的に撮影されると
ともに(S51)、車載器6から読出された車種情報が
係員表示器78へ表示される(S53)。次いで、出口
料金所ゲートがETC専用レーンでない場合には(S5
5)、係員により目視で判断された車両22の車種と係
員表示器78へ表示されている車種とが一致しているか
否かが判定される(S57)。これらの車種が一致して
いる場合には、係員が情報入力部80の車種確定釦を押
下し(S59)、無線通信によらず、ICカード16本
体から直接的に情報の読出し或は書込みが行われ、通行
料金が収受される(S61)。
【0057】一方、前述した車種が一致しない場合に
(S57のNO)、係員が情報入力部80の特別処理釦
を押下すると(S63)、出口ゲート制御装置60によ
って、車両22は不正走行車であると判断され、車載器
6のメモリ88に記憶されている車種情報が、入口ゲー
ト装置2の車種判別装置24にて判別された車種情報に
強制的に書換えられる(S65)。さらにこの際、出口
ゲート制御装置60によって、車載器6及びICカード
16のID番号が、ホストコンピュータ50へ伝送さ
れ、不正を管理するためのネガティブリストへそれぞれ
のID番号が登録される(S67)。
【0058】このように、本実施形態の料金収受システ
ムによれば、車載器6の搭載車両が、料金所ゲートを通
過する際において、車載器6に記録されている車種情報
と、車両の車高、車幅、車長、又は車輪の軸数等といっ
た車両の実態的な情報から求めた車種情報とが一致せ
ず、車載器6に記録されている車両の登録番号情報と車
両に取付られたナンバープレートを撮像して得た車両の
登録番号情報とが一致しなかったときに、正規の通行料
金を低減させるために不正が行われた可能性があると判
断し、車載器6に記録されていた車種情報を、ナンバー
プレートから得た情報を含む車両の実態的な情報から求
めた車種情報に、強制的に書換えることが可能である。
【0059】また、本実施形態の料金収受システムによ
れば、前述したように車両の登録番号情報が一致しなか
った場合に、車両のゲート通過の阻止や、表示器に警告
メッセージを表示させることができ、さらには車載器6
又はICカード16を特定するID番号を各ゲート装置
2、4の上位装置であるホストコンピュータ50へ伝送
し、不正を管理するためのネガティブリスト等へ登録す
ることができる。
【0060】したがって、本実施形態の料金収受システ
ムによれば、正規の通行料金を低減するために、例えば
他の車両の車載器との交換又は車載器に記録された車種
情報の書換え等が行われる可能性が減り、有料道路の通
行料金の支払に関する不正を抑制することができる。
【0061】なお、本実施形態では、車載器6に記録さ
れた車種情報及び車両の登録番号と、車両の実態的な情
報から求めた車種情報及び車両の登録番号とがそれぞれ
不一致であった場合に、車載器6に記録された車種情報
等を車両の実態的な情報から求めた車種情報に書換える
ものであったが、車両の登録番号を比較するまでもな
く、単に車種情報が一致しなかった場合に直ちに入口料
金所ゲートに設けられた入口ゲート装置2により、車種
情報を更新するように構成してもよい。また、入口ゲー
ト装置2に、警告表示器及び車両直進阻止機を設け、入
口料金所ゲートで、前述したように車種情報が一致しな
かった場合、直ちに警告表示を行うとともに車両の直進
を規制するようにしてもよい。
【0062】さらに、本実施形態では、通行料金が後払
いとなる、いわゆるクローズシステムの高速道路に本発
明の料金収受システムを適用した場合について説明した
が、無論、首都高速等の通行料金が先払いとなる、オー
プンシステムの有料道路に本発明を応用できることは言
うまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車載装置の搭載車両が、有料道路の料金所ゲートを通過
する際等において、車載装置に記録されている車種情報
と、例えば車両の車高、車幅、車長、又は車輪の軸数等
といった車両の実態的な情報から求めた車種情報とが一
致しなかった場合には、正規の通行料金を低減させるた
めに不正が行われた可能性があると判断し、車載装置に
記録されていた車種情報を、車両の実態的な情報から求
めた車種情報に強制的に書換えることが可能である。
【0064】また、本発明によれば、前述したように車
種情報が一致しなかった場合に、車両のゲート通過の阻
止や、警告を発生させることができ、さらには車載装置
を特定する識別番号をゲート装置の上位装置へ伝送し、
不正を管理するためのブラックリスト等へ登録すること
ができる。
【0065】さらに、本発明によれば、前記車種情報が
一致しなかった場合には、車載装置に記録された車両の
登録番号情報と車両に取付られたナンバープレートを撮
像して画像処理し該車両の登録番号情報とを比較するこ
とができるとともに、比較の結果、これら登録番号情報
が一致しなかったときに、前述したように車載装置に記
録されていた車種情報を、車両の実態的な情報から求め
た車種情報に強制的に書換えることができ、しかも不正
が行われたことを示す情報をこの車載装置に書き加える
ことも可能である。
【0066】したがって、本発明によれば、正規の通行
料金を低減するための例えば他の車両の車載装置との交
換、又は車載装置に記録された車種情報の書換え等が行
われる可能性が減り、有料道路の通行料金の支払に関す
る不正を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる料金収受システムを
概略的に示す図。
【図2】図1の料金収受システムを構成する入口ゲート
装置を示すブロック図。
【図3】図2の入口ゲート装置を概略的に示す平面図。
【図4】図1の料金収受システムを構成する出口ゲート
装置を示すブロック図。
【図5】図4の出口ゲート装置を概略的に示す平面図。
【図6】図1の料金収受システムを構成する車両に搭載
された車載器を示すブロック図。
【図7】図6の車載器に装着されるICカードを示すブ
ロック図。
【図8】図1の料金収受システムによる入口料金所での
処理を示すフローチャート。
【図9】図1の料金収受システムによる出口料金所での
処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
2……入口ゲート装置 4……出口ゲート装置 6……車載器 8、10、12……アンテナ 14……車載器アンテナ 16……ICカード 22……車両 24……車種判別装置 26……入口ゲート制御装置 42……車高、車長検知器 44……踏板 46……撮像機 48……画像処理装置 50……ホストコンピュータ 60……出口ゲート制御装置 64……ITVカメラ 66……車両直進阻止機 78……係員表示器 88……車載器のメモリ 100……ICカードのフラッシュメモリ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された車載装置との間で料金
    収受に関する無線通信を行うための料金収受システムで
    あって、 前記車両の前記車載装置から記録されている車種情報を
    取得する第1の車種情報取得手段と、 前記車両の実態的な情報から該車両の車種を判別し車種
    情報を取得する第2の車種情報取得手段と、 前記第1の車種情報取得手段にて取得された車種情報と
    前記第2の車種情報取得手段にて取得された車種情報と
    が異なる場合に、前記車載装置に記録された車種情報
    を、前記第2の車種情報取得手段にて取得された車種情
    報に更新するために前記車載装置に送信する送信手段と
    を具備することを特徴とする料金収受システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の料金収受システムにおい
    て、 前記第1の車種情報取得手段にて取得された車種情報と
    前記第2の車種情報取得手段にて取得された車種情報と
    が異なる場合に、前記車両の前記ゲート通過を阻止する
    手段をさらに具備することを特徴とする料金収受システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の料金収受システムにおい
    て、 前記第1の車種情報取得手段にて取得された車種情報と
    前記第2の車種情報取得手段にて取得された車種情報と
    が異なる場合に、前記車載装置を特定する識別番号を前
    記ゲート装置の上位装置へ伝送し、不正を管理するため
    のリストへ登録する手段をさらに具備することを特徴と
    する料金収受システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の料金収受システムにおい
    て、 前記第1の車種情報取得手段にて取得された車種情報と
    前記第2の車種情報取得手段にて取得された車種情報と
    が異なる場合に、警告を発生する警告発生手段をさらに
    具備することを特徴とする料金収受システム。
  5. 【請求項5】 車両に搭載され、道路に沿って設けられ
    たゲート装置との間で料金収受に関する無線通信を行う
    車載装置であって、 情報を記憶する記憶部と、 前記記憶部に記録された第1の車種情報を前記ゲート装
    置に送信する送信手段と、 前記送信手段から送信されてきた前記第1の車種情報と
    前記車両の実態的な情報から判別され得られた第2の車
    種情報とが異なる場合に、前記記憶部に記録された第1
    の車種情報を前記ゲート装置から送信されてくる該第2
    の車種情報に書換える手段とを具備することを特徴とす
    る車載装置。
  6. 【請求項6】 車両に搭載された車載装置との間で料金
    収受に関する無線通信を行うための料金収受システムで
    あって、 前記車両の前記車載装置から記録されている車種情報及
    び車両の登録番号情報を取得する第1の情報取得手段
    と、 前記車両の実態的な情報から該車両の車種を判別し車種
    情報を取得するとともに前記車両に取付られたナンバー
    プレートを撮像して検出した車両の登録番号情報を取得
    する第2の情報取得手段と、 前記第1、第2の情報取得手段により各々取得された車
    種情報が異なるものであった場合に、前記第1の情報取
    得手段により取得された登録番号情報と前記第2の情報
    取得手段により取得された登録番号情報とを比較する比
    較手段と、 前記比較手段による比較の結果、前記第1、第2の情報
    取得手段により各々取得された登録番号情報が異なるも
    のであった場合に、前記車載装置に記録された車種情報
    を、前記第2の情報取得手段により取得された車種情報
    に更新するために前記車載装置に送信する送信手段とを
    具備することを特徴とする料金収受システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の料金収受システムにおい
    て、 前記比較手段による比較の結果、前記第1、第2の情報
    取得手段により各々取得された登録番号情報が異なるも
    のであった場合に、不正が行われたことを示す情報を前
    記車載装置に記録する手段をさらに具備することを特徴
    とする料金収受システム。
  8. 【請求項8】 車両に搭載され、道路に沿って設けられ
    たゲート装置との間で料金収受に関する無線通信を行う
    車載装置であって、 情報を記憶する記憶部と、 前記記憶部に記録された第1の車種情報及び車両の登録
    番号を示す第1の登録番号情報を前記ゲート装置に送信
    する送信手段と、 前記第1の車種情報と前記車両の実態的な情報から判別
    され得られた第2の車種情報とが異なり、且つ前記第1
    の登録番号情報と前記車両に取付られたナンバープレー
    トを撮像して検出した第2の登録番号情報とが異なると
    きに、前記記憶部に記録されている前記第1の車種情報
    を前記第2の車種情報に書換える手段とを具備すること
    を特徴とする車載装置。
  9. 【請求項9】 車両に搭載された車載装置とゲートに設
    けられたゲート装置との間で料金収受に関する無線通信
    を行うための料金収受方法であって、 前記車両の前記車載装置に記録された車種情報を取得す
    る工程と、 前記車両の実態的な情報から該車両の車種を判別し車種
    情報を取得する工程と、 前記車載装置に記録されていた車種情報と前記車両の実
    態的な情報から得られた車種情報とが異なる場合に、前
    記車載装置に記録された車種情報を前記車両の実態的な
    情報から取得した車種情報に更新する工程とを有するこ
    とを特徴とする料金収受方法。
  10. 【請求項10】 車両に搭載された車載装置とゲートに
    設けられたゲート装置との間で料金収受に関する無線通
    信を行うための料金収受方法であって、 前記車両の前記車載装置に記録された車種情報及び車両
    の登録番号情報を取得する工程と、 前記車両の実態的な情報から該車両の車種を判別し車種
    情報を取得するとともに前記車両に取付られたナンバー
    プレートを撮像して画像処理し該車両の登録番号情報を
    取得する工程と、 前記車載装置に記録されていた車種情報と前記車両の実
    態的な情報から得られた車種情報とが異なるものであっ
    た場合に、前記車載装置に記録されていた登録番号情報
    と前記ナンバープレートを撮像し画像処理して得られた
    登録番号情報とを比較する工程と、 前記比較の結果、登録番号情報が異なるものであった場
    合に、前記車載装置に記録された車種情報を前記車両の
    実態的な情報から取得した車種情報に更新する工程とを
    有することを特徴とする料金収受方法。
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