JP2001022984A - 料金収受システム及びicカード処理装置 - Google Patents

料金収受システム及びicカード処理装置

Info

Publication number
JP2001022984A
JP2001022984A JP19935699A JP19935699A JP2001022984A JP 2001022984 A JP2001022984 A JP 2001022984A JP 19935699 A JP19935699 A JP 19935699A JP 19935699 A JP19935699 A JP 19935699A JP 2001022984 A JP2001022984 A JP 2001022984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
card
vehicle
toll
entrance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19935699A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Yashima
史彦 八島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP19935699A priority Critical patent/JP2001022984A/ja
Publication of JP2001022984A publication Critical patent/JP2001022984A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有料道路において従来のシステムとETCシ
ステムとを混在させて料金収受システムを運用する上
で、出口付近の混在を緩和する。 【解決手段】このETCシステムは、個人情報や決済方
法などの記録されたICカードを予め車両情報が登録さ
れた車載器に挿入した車両と有料道路の出入口に設置さ
れた出入口車線機器との間で無線通信し、出入口車線機
器が車両側から取得した車載器及びICカードの情報を
基に通行料金の決済を行う料金収受システムであって、
有料道路の入口で発行された通行券から入口情報や車種
情報を読み取る通行券リーダ26と、入口情報や車種情
報を暗号化するセキュリティ解析部27と、暗号化され
た入口情報や車種情報をICカードに書き込むICカー
ドリーダライタ25とを有するICカード書き込み端末
10を有料道路のサービスエリアなどに設置したことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば有料道路に
導入される料金収受システム及びICカード処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在、例えば高速道路などの有料道路に
は料金収受システムが導入されている。 従来の料金収
受システムは、有料道路の入口で通行券を発行し、有料
道路を通行した車両が出口料金所に来たときに、そこに
設置された料金収受ブースの位置で一旦停止し、ドライ
バーが入口で受け取った通行券を料金収受ブース内の収
受員に渡すことで、収受員が、その通行券に記録された
情報を通行券処理装置に読み取らせ、表示部に金額を提
示し、その金額分の通行料金をドライバーから収受する
ようにしている。
【0003】ところで、近年では、ETCシステムと呼
ばれる自動料金収受システムの導入により上記料金収受
処理を自動化する試みが行われている。
【0004】このETCシステムは、個人情報や決済方
法などを記録したICカードを挿脱自在に装着した車載
器を搭載した車両が出口車線に進入してきたときに、出
口料金所に設置された料金収受端末が、無線アンテナを
介して車両の車載器及びICカードの情報を読み出して
通行料金の決済を行うので、料金所での車両の一旦停止
が不要になるため、料金所付近の渋滞緩和の一つの手段
として有力視されている。
【0005】しかし、このETCシステムを既存のシス
テムと一度に置き換えるわけには行かず、既存システム
と混在させて運用する形態が起こり得る。この場合、有
料道路の出入口にはETC対応の車両(ETC車)専用
の車線(レーン)が設置されることはいうまでもない。
【0006】この場合、ETCシステム用のICカード
を所持する人が運転する車両が非ETC車用の入口車線
に入り、従来通りに通行券を受け取るなどして入口を通
過する場合が考えられる。例えばICカードをバックの
中に入れたまま有料道路の入口に差しかかり、車載器へ
の装着が間に合わずに入口で通行券を受け取って通過す
るといった場合が想定される。
【0007】このような場合、有料道路の出口では、せ
っかくICカードを所持しているにもかかわらず、従来
通りに一旦停止する従来の出口車線に入り、現金、クレ
ジットカードやプリペイドカードなどで通行料金の支払
いをすることになり、これでは、出口付近の混在緩和に
影響が出る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、ETCシ
ステム用のICカードを所持する人が運転する車両が、
何らかの理由で非ETC車として入口を通過した場合、
出口では通行券によって現金やハイウェイカードやクレ
ジットカードで支払うか、またはその出口がICカード
リーダライタが設置されている出口であったならば通行
券とICカードを併用して支払いを行うことになるが、
これでは、出口料金所において一旦停止を余儀なくされ
るため、出口付近の混在緩和に影響が出るという問題が
ある。
【0009】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、有人のシステムとETCシステムとを
混在させてシステムを運用する上で、出口付近の混在を
緩和することができる料金収受システム及びICカード
処理装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明の料金収受システムは、個
人情報及び決済情報が記録されたICカードを挿脱自在
とし予め車種情報を含む車両情報が登録された車載器を
搭載した車両と有料道路の出口に設置された出口車線機
器との間で無線通信することで、前記出口車線機器が車
両側から取得した車載器及びICカードの情報を基に通
行料金の決済処理を行う料金収受システムにおいて、前
記有料道路の入口で発行された通行券から入口情報及び
車種情報を読み取る通行券読取手段と、前記ICカード
から個人情報及び車両情報を読み取るICカード読取手
段と、前記通行券読取手段により読み取られた入口情報
及び車種情報と前記ICカード読取手段により読み取ら
れた個人情報及び車両情報とを基に各情報の整合性を確
認する確認手段と、前記確認手段により整合性が確認さ
れた場合、前記通行券読取手段により読み取られた入口
情報及び車種情報を前記ICカードに書き込む手段とを
具備したことを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明の料金収受システム
は、個人情報及び決済情報が記録されたICカードを挿
脱自在とし予め車種情報を含む車両情報が登録された車
載器を搭載した車両と有料道路の出口に設置された出口
車線機器との間で無線通信することで、前記出口車線機
器が車両側から取得した車載器及びICカードの情報を
基に通行料金の決済処理を行う料金収受システムにおい
て、前記有料道路の入口で発行された通行券から入口情
報及び車種情報を読み取る通行券読取手段と、前記IC
カードから個人情報及び車両情報を読み取るICカード
読取手段と、前記通行券読取手段により読み取られた入
口情報及び車種情報と前記ICカード読取手段により読
み取られた個人情報及び車両情報とを基に各情報の整合
性を確認する確認手段と、前記確認手段により整合性が
確認された場合、前記通行券読取手段により読み取られ
た入口情報及び車種情報を暗号化する暗号化手段と、前
記暗号化手段により暗号化された入口情報及び車種情報
を前記ICカードに書き込む手段とを具備したことを特
徴としている。
【0012】請求項3記載の発明の料金収受システム
は、個人情報及び決済情報が記録されたICカードを挿
脱自在とし予め車種情報を含む車両情報が登録された車
載器を搭載した車両と有料道路の出口に設置された出口
車線機器との間で無線通信することで、前記出口車線機
器が車両側から取得した車載器及びICカードの情報を
基に通行料金の決済処理を行う料金収受システムにおい
て、前記有料道路の入口で発行された通行券から入口情
報及び車種情報を読み取る通行券読取手段と、前記IC
カードから個人情報及び車両情報を読み取るICカード
読取手段と、前記通行券読取手段により読み取られた入
口情報及び車種情報と前記ICカード読取手段により読
み取られた個人情報及び車両情報とを基に各情報の整合
性を確認する確認手段と、前記確認手段により整合性が
確認された場合、前記通行券読取手段により読み取られ
た入口情報及び車種情報を前記ICカードに書き込むと
共に前記通行券読取手段により情報が読み取られた通行
券を回収する手段とを具備したことを特徴としている。
【0013】請求項4記載の発明の料金収受システム
は、個人情報及び決済情報が記録されたICカードを挿
脱自在とし予め車種情報を含む車両情報が登録された車
載器を搭載した車両と有料道路の出口に設置された出口
車線機器との間で無線通信することで、前記出口車線機
器が車両側から取得した車載器及びICカードの情報を
基に通行料金の決済処理を行う料金収受システムにおい
て、前記有料道路の入口で発行された通行券から入口情
報及び車種情報を読み取る通行券読取手段と、前記IC
カードから個人情報及び車両情報を読み取るICカード
読取手段と、前記ICカード読取手段により読み取られ
た個人情報及び車両情報が予め登録されているICカー
ド利用不能者リストに該当するか否かを検索するリスト
検索手段と、前記リスト検索手段の検索結果、前記個人
情報がICカード利用不能者リストに該当した場合、前
記ICカードに該当ありの旨を書き込む手段とを具備し
たことを特徴としている。
【0014】請求項5記載の発明のICカード処理装置
は、有料道路において通行料金を収受する料金収受シス
テムのホストコンピュータに接続されたICカード処理
装置において、前記有料道路の入口で発行された通行券
から入口情報及び車種情報を読み取る通行券読取手段
と、前記有料道路の通行料金を決済するために車両の所
持者個人に発行されたICカードから個人情報、決済情
報及び車種情報を含む車両情報を読み取るICカード読
取手段と、前記通行券読取手段により読み取られた入口
情報及び車種情報と前記ICカード読取手段により読み
取られた個人情報及び車両情報とを前記ホストコンピュ
ータへ送信し、整合性の確認を依頼し前記ホストコンピ
ュータから確認結果を受信する通信手段と、前記通信手
段により受信された確認結果として整合性が確認された
場合、前記通行券読取手段により読み取られた入口情報
及び車種情報を前記ICカードに書き込む手段とを具備
したことを特徴とている。
【0015】請求項6記載の発明のICカード処理装置
は、有料道路において料金を収受する料金収受システム
のホストコンピュータに接続されたICカード処理装置
において、前記有料道路の入口で発行された通行券から
入口情報及び車種情報を読み取る通行券読取手段と、前
記有料道路の通行料金を決済するために車両の所持者個
人に発行されたICカードから個人情報、決済情報及び
車両情報を読み取るICカード読取手段と、前記通行券
読取手段により読み取られた入口情報及び車種情報と前
記ICカード読取手段により読み取られた個人情報及び
車両情報とを前記ホストコンピュータへ送信し、整合性
の確認を依頼し前記ホストコンピュータから確認結果を
受信する通信手段と、前記通信手段により受信された確
認結果として整合性が確認された場合、前記通行券読取
手段により読み取られた入口情報及び車種情報を暗号化
する暗号化手段と、前記暗号化手段により暗号化された
入口情報及び車種情報を前記ICカードに書き込む手段
とを具備したことを特徴としている。
【0016】請求項7記載の発明のICカード処理装置
は、有料道路において料金を収受する料金収受システム
のホストコンピュータに接続されたICカード処理装置
において、前記有料道路の入口で発行された通行券から
入口情報及び車種情報を読み取る通行券読取手段と、前
記有料道路の通行料金を決済するために車両の所持者個
人に発行されたICカードから個人情報、決済情報及び
車種情報を含む車両情報を読み取るICカード読取手段
と、前記通行券読取手段により読み取られた入口情報及
び車種情報と前記ICカード読取手段により読み取られ
た個人情報及び車両情報とを前記ホストコンピュータへ
送信し、整合性の確認を依頼し前記ホストコンピュータ
から確認結果を受信する通信手段と、前記通信手段によ
り受信された確認結果として整合性が確認された場合、
前記通行券読取手段により読み取られた入口情報及び車
種情報を前記ICカードに書き込むと共に前記通行券読
取手段により情報が読み取られた通行券を回収する手段
とを具備したことを特徴としている。
【0017】請求項8記載の発明のICカード処理装置
は、有料道路において料金を収受する料金収受システム
のホストコンピュータに接続されたICカード処理装置
において、前記有料道路の入口で発行された通行券から
入口情報及び車種情報を読み取る通行券読取手段と、前
記有料道路の通行料金を決済するために車両の所持者個
人に発行されたICカードから個人情報、決済情報及び
車種情報を含む車両情報を読み取るICカード読取手段
と、前記ICカード読取手段により読み取られた個人情
報を前記ホストコンピュータへ送信し、前記ホストコン
ピュータに予め登録されているICカード利用不能者リ
ストに該当するか否かの検索を依頼し前記ホストコンピ
ュータから検索結果を受信する通信手段と、前記通信手
段により受信された検索結果として前記個人情報がIC
カード利用不能者リストに該当した場合、前記ICカー
ドに該当ありの旨を書き込む手段とを具備したことを特
徴としている。
【0018】請求項1、5記載の発明では、有料道路の
入口で発行された通行券から入口情報及び車種情報を読
み取り、ICカードから個人情報及び車両情報を読み取
り、読み取った入口情報及び車種情報と個人情報及び車
両情報とを基に各情報の整合性を確認し、整合性が確認
された場合、通行券からの入口情報及び車種情報をIC
カードに書き込むので、この書き換え操作を有料道路の
途中、例えばサービスエリアやパーキングエリアなどで
行うことにより、有料道路の入口で通行券を受け取って
しまったETC車でも有料道路の出口ではETC車線用
車線からノンストップで通過することができる。
【0019】請求項2、6記載の発明では、有料道路の
入口で発行された通行券から入口情報及び車種情報を読
み取り、ICカードから個人情報及び車種情報を含む車
両情報を読み取り、読み取った入口情報及び車種情報と
個人情報及び車両情報とを基に各情報の整合性を確認
し、整合性が確認された場合、通行券からの入口情報及
び車種情報を暗号化した上でICカードに書き込むの
で、請求項1と同様の効果が得られ、さらに暗号化手段
を設けたことでデータの秘匿性が確保でき、データの不
正操作なども防止できる。
【0020】請求項3、7記載の発明では、有料道路の
入口で発行された通行券から入口情報及び車種情報を読
み取り、ICカードから個人情報及び車種情報を含む車
両情報を読み取り、読み取った入口情報及び車種情報と
個人情報及び車両情報とを基に各情報の整合性を確認
し、整合性が確認された場合、通行券からの入口情報及
び車種情報をICカードに書き込むと共に通行券を回収
するので、有料道路の出口でノンストップ通過したET
C車に通行券が残らなくなり、例えば通行券の悪用など
を防止できる。
【0021】請求項4、8記載の発明では、有料道路の
入口で発行された通行券から入口情報及び車種情報を読
み取り、ICカードから個人情報及び車種情報を含む車
両情報を読み取り、ICカードから読み取った個人情報
がICカード利用不能者リストに該当するか否かを検
索、あるいはホストコンピュータへ検索依頼し、この検
索結果、個人情報がICカード利用不能者リストに該当
した場合、ICカードに該当ありの旨を書き込むので、
ここでの処理では、通行券の入口情報及び車種情報はI
Cカードに移し変えが行われず、有料道路の出口では、
車線での処理となるが、ICカード利用不能者リストの
検索結果が書き込まれているため出口での検索処理が不
要になり、出口処理の迅速化を図ることができる。
【0022】この発明では、有料道路の入口で発行され
た通行券から読み取った入口情報や車種情報をICカー
ドに書き込む上で、車載器の車両情報とICカードの車
種情報の不一致を防止するために通行券から読み取った
車種情報と、事前に車載器にからICカードに書き込ん
でおいた車両情報とを比較して整合性を確認する。
【0023】そして、互いが一致したときのみ通行券か
ら読み取った入口情報と車種情報をICカードに書き込
む。
【0024】また、ホストコンピュータでICカード利
用不能者リストであるネガティブリスト検索を行うため
にICカードの個人情報(ID番号)をホストコンピュ
ータに送信し、ホストコンピュータからの検索結果を受
信して、ネガティブリストに該当した場合、その旨をI
Cカードに書き込む。
【0025】すなわち、この発明では、有料道路の入口
において、ETC車の運転者が通行券を受け取ってしま
った場合でも、有料道路の途中の区間、例えばサービス
エリアやパーキングエリアなどに設置したICカード処
理装置で通行券の情報をICカードに移し変えること
で、出口ではETC車専用の車線で出られるようになる
ので、有料道路において有人のシステムとETCシステ
ムとを混在させた料金収受システムを運用する上で、出
口付近の混在を緩和することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る一つの
実施の形態のETCシステムの構成を示す図、図2はこ
のETCシステムのICカード書き込み端末のブロック
図、図3はこのETCシステムにおいて使用されるIC
カード、通行券、車載器などに記録されている情報のデ
ータフォーマットを示す図である。
【0027】図1に示すように、このETCシステム
は、管理センタなどに設置されたホストコンピュータ1
と、入口料金所などに設置された入口車線機器2と、出
口料金所などに設置された出口車線機器3と、サービス
エリアあるいはパーキングエリアなどに設置されたIC
カード処理装置としてのICカード書き込み端末10と
を通信回線4を介して接続して構成されている。ホスト
コンピュータ1は入口車線機器2、出口車線機器3及び
ICカード書き込み端末10とオンラインで接続されて
おり、出入口料金所、サービスエリア及びパーキングエ
リアの各機器からの情報を所得して各情報の整合性をチ
ェック(確認)する。例えば入口から入った車両と出口
から出た車両の種別ごと(ETC車と非ETC車など)
の台数の一致などをチェックする。
【0028】入口車線機器2としては、入口車線に設け
られた車両検知装置及び通行券自動発行装置あるいは収
受員が常駐するブースに設置された通行券発行装置など
がある。車両検知装置は入口車線に進入した車両を検知
し、検知された情報を通行券自動発行装置に送る。通行
券自動発行装置は車両検知装置からの情報を基に車種、
ナンバー、入口通過時刻などの情報を記録した通行券を
自動的に発行する。通行券発行装置は収受員のキー操作
により車種、ナンバー、入口通過時刻などの情報を記録
した通行券を発行する。
【0029】出口車線機器3としては、ETC車と無線
通信による料金収受処理を行うETC車専用車線に設置
されたETC車線機器と、収受員が常駐する有人車線機
器とがある。
【0030】ETC車線機器は、車線に進入する車両を
検知する車両検知装置、この車両検知装置によって検知
された車両と無線通信を行うアンテナ及び路側無線装
置、車線に進入した車両のナンバープレートを撮影する
カメラ、このカメラが捕えた映像から車両のナンバーを
読み取る画像処理装置、上記各機器を制御する車線制御
装置などからなり、個人情報や決済方法などの記録され
たICカードを予め車両情報が登録された車載器に挿入
したETC車と無線通信し、車両側から取得した車載器
及びICカードの情報を基に通行料金の決済を行う。
【0031】有人車線機器としては収受員が常駐するブ
ース内に設置された料金収受端末が主な装置であり、収
受員が受け取った通行券あるいはICカードを料金収受
端末に挿入することで、料金収受端末は料金計算処理を
行い、請求金額を表示し、料金精算後、レシートを発行
する。ICカードによる支払いの場合は、ICカードに
ネガティブリスト検索結果の該当有無の情報が書き込ま
れているか否かをチェックし、「該当あり」と書き込ま
れていた場合はICカード以外の方法、例えば現金やプ
リペイドカードなどで支払うよう表示する。また、IC
カードからネガティブリスト検索結果自体が得られなか
った場合は、ICカードから読み取ったID番号をホス
トコンピュータに送信しネガティブリストの検索依頼を
行う。
【0032】ネガティブリストとは、料金を支払うため
の口座に残高がなくICカードを利用できない人として
システム側が認定登録したICカード利用不能者のリス
トである。
【0033】ICカード書き込み端末10は、ホストコ
ンピュータ1に対してID番号及び入口情報データを送
信する。ホストコンピュータ1はICカード書き込み端
末10へネガティブリストの検索結果を送信する。
【0034】ホストコンピュータ1は、発行済のICカ
ードのネガティブリストや入口料金所及び出口料金所を
通過した車両の情報を記憶している。またホストコンピ
ュータ1は入口情報データ及びID番号13を受信し、
受信した入口情報データを該当車種の通行券による入口
情報へ書き換えを行い、出口通過時に入口と出口の利用
区分の整合性をとる。また、ICカード書き込み端末1
0から受信したID番号に基づいて自身に登録されてい
るネガティブリストの検索を行い、ネガティブリスト検
索結果14をICカード書き込み端末10に送信する。
【0035】図2に示すように、ICカード書き込み端
末10は、全体の制御を行うCPU21、CPU21が
プログラムやデータを処理するための作業領域あるいは
データを一時保存する領域として使用するメモリ22な
どの主記憶装置、DVD−RAMドライブ、ハードディ
スクドライブなどの補助記憶装置23、ホストコンピュ
ータ1との通信制御を行うホストコンピュータI/F2
4、ICカードに対するデータの読み取りや書き込みを
行うICカードリーダライタ25、通行券の入口情報を
読み取る通行券リーダ26、ICカードデータの暗号化
・復号化を行うセキュリティ解析部27、処理結果や読
み込み情報などを表示する表示部28などを有してい
る。
【0036】ICカードは、有料道路の通行料金を決済
するために、車載器を搭載した車両の所持者個人に発行
される。
【0037】このICカードには、図3(a)に示すよ
うに、ICカードデータ31として、ID番号、車種、
車両番号、割引区分、入口情報、入口通過日時、ネガテ
ィブリスト該当の有無などの情報が書き込まれている。
ID番号、車種、車両番号などは簡単には書き換えがで
きないようプロテクトされている。割引区分、入口情
報、入口通過日時、ネガティブリスト該当の有無などの
情報は有料道路の機器によって更新される。
【0038】入口で発行された通行券には、図3(b)
に示すように、通行券情報32として、車種、車両番
号、入口番号、入口通過日時などの情報が書き込まれて
いる。車載器には、図3(c)に示すように、予めID
番号、車種、車両番号などの車両情報が書き込まれてい
る。
【0039】次に、図4のフローチャートを参照してこ
のETCシステムの動作を説明する。 ETCシステム
用のICカードを所持する人が、例えばICカードをバ
ックの中に入れたままそのETC車が有料道路の入口に
差しかかり、車載器への装着が間に合わずに有料道路の
非ETC車用の入口車線に入り、従来通りに通行券を受
け取るなどして入口を通過してしまった場合、有料道路
を通行中、出口に至る前にサービスエリアあるいはパー
キングエリアに立ち寄り、ここに設置されているICカ
ード書き込み端末10に、入口で発行された通行券と自
分が所持するICカードを挿入し、データの移し変えを
行う。
【0040】この場合、ICカード書き込み端末10で
は、通行券が通行券リーダ26に挿入されると(ステッ
プ1:以下S1と称す)、通行券リーダ26は通行券の
入口情報を含む通行券情報32を読み取る(S3)。ま
た、ICカードがICカードリーダライタ25に挿入さ
れると(S2)、ICカードリーダライタ25はICカ
ードのID番号を含むICカードデータを読み取る(S
4)。
【0041】なお、通行券とICカードはそれぞれ別の
リーダに挿入されるのでS1〜S4の処理の順は変わる
場合もある。
【0042】それぞれのリーダによって読み取られた通
行券情報32及びICカードデータ31はセキュリティ
解析部27に送られる。
【0043】セキュリティ解析部27では、ICカード
データ31を復号化した後(S5)、ID番号をホスト
コンピュータI/F24及び通信回線4を通じてホスト
コンピュータ1に送信し(S6)、受信待ち状態とな
る。
【0044】そして、ホストコンピュータ1からのネガ
ティブリスト検索結果を通信回線4を通じてホストコン
ピュータI/F24にて受信すると(S7)、CPU2
1はネガティブリスト検索結果から、ネガティブリスト
に該当したかどうかのチェックを行う(S8)。
【0045】このチェック結果、ネガティブリストに該
当無しであった場合は(S8のYes)、CPU21は
通行券情報32の車種及び車両番号とICカードデータ
の車種及び車両番号と比較する(S9)。
【0046】この比較結果、車種が一致した場合(S9
のYes)、CPU21はICカードデータに通行券情
報の内容を書き込み(S10)、入口情報をホストコン
ピュータに送信する(S11)。
【0047】また、CPU21はICカードデータをセ
キュリティ解析部27に暗号化させて(S12)、その
暗号化したICカードデータをICカードに書き込んだ
後(S13)、通行券リーダ26に挿入されている通行
券を自装置内に回収し(S14)、また、ICカードリ
ーダライタ25に挿入されているICカードを挿入口よ
りイジェクトしユーザに返却する(S15)。返却後、
通行券及びICカードの挿入待ちとなる。
【0048】一方、S8の判定処理において、ネガティ
ブリストに該当有りの場合は(S8のNo)、CPU2
1はICカードデータにネガティブリスト該当情報を書
き込み(S16)、S12の処理から処理を続ける。
【0049】また、S9の判定処理において、車種が不
一致だった場合には(S9のNo)、CPU21は通行
券の車種とICカードの車種が不一致であることを表示
部28に表示し(S17)、通行券及びICカードを返
却する(S18)。返却後、通行券及びICカードの挿
入待ちとなる。
【0050】このようにして、通行券のデータをICカ
ードに移し変えた後、サービスエリアあるいはパーキン
グエリアを後にしてETC車を走行させて出口料金所に
向かうことで、出口料金所ではETC車専用車線に進
み、一時停止することなく料金所を通過することができ
る。
【0051】このようにこの実施の形態のETCシステ
ムによれば、ETC車の運転者が有料道路の入口でIC
カードを使わずに通行券を受け取ってしまった場合に、
有料道路の途中区間、例えばサービスエリアやパーキン
グエリアにICカード書き込み端末10を設置したこと
で、ETC車をサービスエリアなどに停止させて、IC
カード書き込み端末10で通行券の入口情報や車種情報
をICカードに移し変えることにより、有料道路の出口
においてETC車専用車線でETC車としてノンストッ
プで通行可能になるので、有料道路において有人のシス
テムとETCシステムとが混在した中で、ETCシステ
ムの目的である渋滞緩和を実現できる。また、ICカー
ド書き込み端末10では、通行履歴をICカードに記録
すると共に、ホストコンピュータ1に送信しホストコン
ピュータ1にも記録するので、データの途中書換を行っ
た場合でも、利用者としてのICカード利用特典や走行
距離に応じた割引などが受けられるようになる。
【0052】また、ICカード書き込み端末10を使用
する前に、車載器に一度ICカードを装着し、車載器の
車種情報を含む車両情報をICカードに書き込み、IC
カード書き込み端末10において通行券から読み取った
車種情報とICカードから読み取った車種情報とを比較
して一致していることを確認した後、通行券の入口情報
をICカードへ書き込むことにより、車載器が持ってい
る車種情報とICカードに書き込んだ車種情報との不一
致を防ぐことができる。
【0053】また、ICカードのID番号をホストコン
ピュータ1に送信し、ホストコンピュータ1でネガティ
ブリスト検索を行い、検索した結果、ID番号がネガテ
ィブリストに該当した場合にICカードにネガティブリ
ストに該当している情報を書き込むことにより、出口車
線機器においてネガティブリスト検索を行う必要が無く
なり処理を高速化できる。
【0054】さらに、有料道路の入口を通行券で入った
車両が出口ではETC車として出ることになるので、出
口車線機器が集計用のデータを受信する際に集計データ
を記録してあるホストコンピュータ1上の対象車両の入
口情報が通行券によるものとなっており、入口と出口の
通行内容の不一致が発生するが、ICカード書き込み端
末10がICカードに入口情報を書き込み後、ホストコ
ンピュータ1にICカードの入口情報を送信し、ホスト
コンピュータ1が情報の書き換えを行うことで不一致を
回避できる。
【0055】なお、本発明は上記実施形態のみに限定さ
れるものではない。上記実施形態では有料道路のサービ
スエリアあるいはパーキングエリアにICカード書き込
み端末を設置したが、これ以外に、例えば有料道路の出
口料金所直前の広い補助スペースに書き換え専用のエリ
アや管理事務所内などに設置してもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1、5記載の
発明によれば、ICカードを所持する人が有料道路の入
口で通行券を受け取ってしまった場合、有料道路の出口
に到着する前に、通行券の入口情報及び車種情報をIC
カードに移し変えることで、有料道路の出口ではETC
車線用車線からノンストップで通過することができる。
請求項2、6記載の発明によれば、ICカードを所持す
る人が有料道路の入口で通行券を受け取ってしまった場
合、有料道路の出口に到着する前に、通行券の入口情報
及び車種情報を暗号化した上でICカードに移し変える
ことで、有料道路の出口ではETC車線用車線からノン
ストップで通過することができる。また、情報を暗号化
することでデータの秘匿性が確保でき、データの不正操
作なども防止できる。
【0057】請求項3、7記載の発明によれば、ICカ
ードを所持する人が有料道路の入口で通行券を受け取っ
てしまった場合、有料道路の出口に到着する前に、通行
券の入口情報及び車種情報をICカードに移し変え、通
行券をシステム側で回収することで、有料道路の出口で
はETC車線用車線からノンストップで通過することが
できる。また、通行券をシステム側で回収するので、有
料道路の出口でノンストップ通過したETC車に通行券
が残らなくなり、例えば通行券の悪用などを防止でき
る。
【0058】請求項4、8記載の発明によれば、ICカ
ードを所持する人が有料道路の入口で通行券を受け取っ
てしまった場合、有料道路の出口に到着する前に、通行
券の入口情報及び車種情報をICカードに移し変える処
理が必要となるが、このときICカードの個人情報がI
Cカード利用不能者リストに該当するか否かを調べる。
個人情報がICカード利用不能者リストに該当している
場合は、ICカードに該当ありの旨を書き込み、通行券
の入口情報及び車種情報をICカードに移し変えないた
め、有料道路の出口では、有人車線での処理となる。こ
のとき、ICカードにはICカード利用不能者リストの
検索結果が書き込まれているため出口での検索処理が不
要になり、出口処理の迅速化を図ることができる。
【0059】また、通行券の入口情報及び車種情報をI
Cカードに移し変える際に、ICカード利用不能者リス
トに該当するものがないときにもその旨がICカードに
記録されているため出口での検索は不要となる。
【0060】この結果、有料道路において有人のシステ
ムとETCシステムとを混在させて料金収受システムを
運用する上で、出口付近の混在を緩和することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のETCシステムの構成を
示す図。
【図2】このETCシステムのICカード書き込み端末
のブロック図。
【図3】このETCシステムにおいて使用されるICカ
ード、通行券、車載器などに記録されている情報のデー
タフォーマットを示す図。
【図4】ICカード書き込み端末の動作を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ、2…入口車線機器、3…出口
車線機器、4…通信回線、10…ICカード書き込み端
末、13…ICカード入口情報データ、14…ネガティ
ブリスト検索結果、21…CPU、22…メモリ、23
…補助記憶装置、24…ホストコンピュータI/F、2
5…ICカードリーダライタ、26…通行券リーダ、2
7…セキュリティ解析部、28…表示部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人情報及び決済情報が記録されたIC
    カードを挿脱自在とし予め車種情報を含む車両情報が登
    録された車載器を搭載した車両と有料道路の出口に設置
    された出口車線機器との間で無線通信することで、前記
    出口車線機器が車両側から取得した車載器及びICカー
    ドの情報を基に通行料金の決済処理を行う料金収受シス
    テムにおいて、 前記有料道路の入口で発行された通行券から入口情報及
    び車種情報を読み取る通行券読取手段と、 前記ICカードから個人情報及び車両情報を読み取るI
    Cカード読取手段と、 前記通行券読取手段により読み取られた入口情報及び車
    種情報と前記ICカード読取手段により読み取られた個
    人情報及び車両情報とを基に各情報の整合性を確認する
    確認手段と、 前記確認手段により整合性が確認された場合、前記通行
    券読取手段により読み取られた入口情報及び車種情報を
    前記ICカードに書き込む手段とを具備したことを特徴
    とする料金収受システム。
  2. 【請求項2】 個人情報及び決済情報が記録されたIC
    カードを挿脱自在とし予め車種情報を含む車両情報が登
    録された車載器を搭載した車両と有料道路の出口に設置
    された出口車線機器との間で無線通信することで、前記
    出口車線機器が車両側から取得した車載器及びICカー
    ドの情報を基に通行料金の決済処理を行う料金収受シス
    テムにおいて、 前記有料道路の入口で発行された通行券から入口情報及
    び車種情報を読み取る通行券読取手段と、 前記ICカードから個人情報及び車両情報を読み取るI
    Cカード読取手段と、 前記通行券読取手段により読み取られた入口情報及び車
    種情報と前記ICカード読取手段により読み取られた個
    人情報及び車両情報とを基に各情報の整合性を確認する
    確認手段と、 前記確認手段により整合性が確認された場合、前記通行
    券読取手段により読み取られた入口情報及び車種情報を
    暗号化する暗号化手段と、 前記暗号化手段により暗号化された入口情報及び車種情
    報を前記ICカードに書き込む手段とを具備したことを
    特徴とする料金収受システム。
  3. 【請求項3】 個人情報及び決済情報が記録されたIC
    カードを挿脱自在とし予め車種情報を含む車両情報が登
    録された車載器を搭載した車両と有料道路の出口に設置
    された出口車線機器との間で無線通信することで、前記
    出口車線機器が車両側から取得した車載器及びICカー
    ドの情報を基に通行料金の決済処理を行う料金収受シス
    テムにおいて、 前記有料道路の入口で発行された通行券から入口情報及
    び車種情報を読み取る通行券読取手段と、 前記ICカードから個人情報及び車両情報を読み取るI
    Cカード読取手段と、 前記通行券読取手段により読み取られた入口情報及び車
    種情報と前記ICカード読取手段により読み取られた個
    人情報及び車両情報とを基に各情報の整合性を確認する
    確認手段と、 前記確認手段により整合性が確認された場合、前記通行
    券読取手段により読み取られた入口情報及び車種情報を
    前記ICカードに書き込むと共に前記通行券読取手段に
    より情報が読み取られた通行券を回収する手段とを具備
    したことを特徴とする料金収受システム。
  4. 【請求項4】 個人情報及び決済情報が記録されたIC
    カードを挿脱自在とし予め車種情報を含む車両情報が登
    録された車載器を搭載した車両と有料道路の出口に設置
    された出口車線機器との間で無線通信することで、前記
    出口車線機器が車両側から取得した車載器及びICカー
    ドの情報を基に通行料金の決済処理を行う料金収受シス
    テムにおいて、 前記有料道路の入口で発行された通行券から入口情報及
    び車種情報を読み取る通行券読取手段と、 前記ICカードから個人情報及び車両情報を読み取るI
    Cカード読取手段と、 前記ICカード読取手段により読み取られた個人情報及
    び車両情報が予め登録されているICカード利用不能者
    リストに該当するか否かを検索するリスト検索手段と、 前記リスト検索手段の検索結果、前記個人情報がICカ
    ード利用不能者リストに該当した場合、前記ICカード
    に該当ありの旨を書き込む手段とを具備したことを特徴
    とする料金収受システム。
  5. 【請求項5】 有料道路において通行料金を収受する料
    金収受システムのホストコンピュータに接続されたIC
    カード処理装置において、 前記有料道路の入口で発行された通行券から入口情報及
    び車種情報を読み取る通行券読取手段と、 前記有料道路の通行料金を決済するために車両の所持者
    個人に発行されたICカードから個人情報、決済情報及
    び車種情報を含む車両情報を読み取るICカード読取手
    段と、 前記通行券読取手段により読み取られた入口情報及び車
    種情報と前記ICカード読取手段により読み取られた個
    人情報及び車両情報とを前記ホストコンピュータへ送信
    し、整合性の確認を依頼し前記ホストコンピュータから
    確認結果を受信する通信手段と、 前記通信手段により受信された確認結果として整合性が
    確認された場合、前記通行券読取手段により読み取られ
    た入口情報及び車種情報を前記ICカードに書き込む手
    段とを具備したことを特徴とするICカード処理装置。
  6. 【請求項6】 有料道路において料金を収受する料金収
    受システムのホストコンピュータに接続されたICカー
    ド処理装置において、 前記有料道路の入口で発行された通行券から入口情報及
    び車種情報を読み取る通行券読取手段と、 前記有料道路の通行料金を決済するために車両の所持者
    個人に発行されたICカードから個人情報、決済情報及
    び車種情報を含む車両情報を読み取るICカード読取手
    段と、 前記通行券読取手段により読み取られた入口情報及び車
    種情報と前記ICカード読取手段により読み取られた個
    人情報及び車両情報とを前記ホストコンピュータへ送信
    し、整合性の確認を依頼し前記ホストコンピュータから
    確認結果を受信する通信手段と、 前記通信手段により受信された確認結果として整合性が
    確認された場合、前記通行券読取手段により読み取られ
    た入口情報及び車種情報を暗号化する暗号化手段と、 前記暗号化手段により暗号化された入口情報及び車種情
    報を前記ICカードに書き込む手段とを具備したことを
    特徴とするICカード処理装置。
  7. 【請求項7】 有料道路において料金を収受する料金収
    受システムのホストコンピュータに接続されたICカー
    ド処理装置において、 前記有料道路の入口で発行された通行券から入口情報及
    び車種情報を読み取る通行券読取手段と、 前記有料道路の通行料金を決済するために車両の所持者
    個人に発行されたICカードから個人情報、決済情報及
    び車種情報を含む車両情報を読み取るICカード読取手
    段と、 前記通行券読取手段により読み取られた入口情報及び車
    種情報と前記ICカード読取手段により読み取られた個
    人情報及び車両情報とを前記ホストコンピュータへ送信
    し、整合性の確認を依頼し前記ホストコンピュータから
    確認結果を受信する通信手段と、 前記通信手段により受信された確認結果として整合性が
    確認された場合、前記通行券読取手段により読み取られ
    た入口情報及び車種情報を前記ICカードに書き込むと
    共に前記通行券読取手段により情報が読み取られた通行
    券を回収する手段とを具備したことを特徴とするICカ
    ード処理装置。
  8. 【請求項8】 有料道路において料金を収受する料金収
    受システムのホストコンピュータに接続されたICカー
    ド処理装置において、 前記有料道路の入口で発行された通行券から入口情報及
    び車種情報を読み取る通行券読取手段と、 前記有料道路の通行料金を決済するために車両の所持者
    個人に発行されたICカードから個人情報、決済情報及
    び車種情報を含む車両情報を読み取るICカード読取手
    段と、 前記ICカード読取手段により読み取られた個人情報を
    前記ホストコンピュータへ送信し、前記ホストコンピュ
    ータに予め登録されているICカード利用不能者リスト
    に該当するか否かの検索を依頼し前記ホストコンピュー
    タから検索結果を受信する通信手段と、 前記通信手段により受信された検索結果として前記個人
    情報がICカード利用不能者リストに該当した場合、前
    記ICカードに該当ありの旨を書き込む手段とを具備し
    たことを特徴とするICカード処理装置。
JP19935699A 1999-07-13 1999-07-13 料金収受システム及びicカード処理装置 Pending JP2001022984A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19935699A JP2001022984A (ja) 1999-07-13 1999-07-13 料金収受システム及びicカード処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19935699A JP2001022984A (ja) 1999-07-13 1999-07-13 料金収受システム及びicカード処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001022984A true JP2001022984A (ja) 2001-01-26

Family

ID=16406409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19935699A Pending JP2001022984A (ja) 1999-07-13 1999-07-13 料金収受システム及びicカード処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001022984A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005174216A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Denso Corp 料金決済システム
CN110930526A (zh) * 2019-12-16 2020-03-27 交通运输部路网监测与应急处置中心 Etc车道中车辆交易后退出的处理方法及系统
CN110942526A (zh) * 2019-12-16 2020-03-31 交通运输部路网监测与应急处置中心 Etc车道中一辆车跟随合法车过车的处理方法及系统
CN111028371A (zh) * 2019-12-16 2020-04-17 交通运输部路网监测与应急处置中心 Etc车道中车辆交易并识别后退出的过车处理方法及系统

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005174216A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Denso Corp 料金決済システム
JP4596119B2 (ja) * 2003-12-15 2010-12-08 株式会社デンソー 料金決済システム
CN110930526A (zh) * 2019-12-16 2020-03-27 交通运输部路网监测与应急处置中心 Etc车道中车辆交易后退出的处理方法及系统
CN110942526A (zh) * 2019-12-16 2020-03-31 交通运输部路网监测与应急处置中心 Etc车道中一辆车跟随合法车过车的处理方法及系统
CN111028371A (zh) * 2019-12-16 2020-04-17 交通运输部路网监测与应急处置中心 Etc车道中车辆交易并识别后退出的过车处理方法及系统
CN110930526B (zh) * 2019-12-16 2021-06-29 交通运输部路网监测与应急处置中心 Etc车道中车辆交易后退出的处理方法及系统
CN110942526B (zh) * 2019-12-16 2022-02-01 交通运输部路网监测与应急处置中心 Etc车道中一辆车跟随合法车过车的处理方法及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020021228A1 (en) Gate apparatus, on-board unit, setup method of the on-board unit, toll collecting method and judging method of the entrance and exit
JP2001338318A (ja) 料金収受システム、車載器及び料金収受方法
JP2003099825A (ja) 料金収受システム、車載器及び料金収受方法
JP2000182109A (ja) 料金収受システム及び料金収受方法
JP2001022984A (ja) 料金収受システム及びicカード処理装置
JP4216570B2 (ja) 車載装置、コンピュータ、料金収受方法
JPH11328576A (ja) 料金収受システム、ゲート装置、及び料金収受方法
JP4066873B2 (ja) 自動料金収受システムの料金所端末装置、etc車載機、退場可否判定方法
JP2002140740A (ja) Etc利用の駐車場管理システム
JP2000207598A (ja) 料金収受システム、料金収受端末、上位機器、料金収受方法、icカ―ド
JP2000242886A (ja) 車載装置、料金収受システム、及び料金収受方法
JP3463665B2 (ja) 自動料金収受システム、課金情報通信装置、車載機、課金結果取得装置、センター
JP2002024880A (ja) 料金収受システム、icカード、料金収受方法
JPH11175786A (ja) 有料道路の料金収受システム
JPH08287308A (ja) 有料道路料金収受装置
JP4330688B2 (ja) 料金収受システム、料金収受方法
JPH05233907A (ja) 有料道路料金収受システム
JP2003091753A (ja) 駐車場事前精算システム
JP3341529B2 (ja) 自動料金収受装置用車載機器
JP4000875B2 (ja) 施設利用代金精算システム、施設利用情報生成装置、利用者端末装置、有料施設の自動料金収受システム、車載機
JP2000020775A (ja) 料金収受システム、車載装置、ゲート装置及び料金収受方法
JP2003099833A (ja) 料金収受システム、車載器及び料金収受方法
JP2003162744A (ja) 車両用カード処理装置
JP2002092669A (ja) 通行料金通知装置、車載用料金検知装置、通行料金通知システムおよび通行料金通知方法
JP2004038475A (ja) カード処理システム、カード処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091104