JP2000207598A - 料金収受システム、料金収受端末、上位機器、料金収受方法、icカ―ド - Google Patents

料金収受システム、料金収受端末、上位機器、料金収受方法、icカ―ド

Info

Publication number
JP2000207598A
JP2000207598A JP1204599A JP1204599A JP2000207598A JP 2000207598 A JP2000207598 A JP 2000207598A JP 1204599 A JP1204599 A JP 1204599A JP 1204599 A JP1204599 A JP 1204599A JP 2000207598 A JP2000207598 A JP 2000207598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
data
toll collection
toll
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1204599A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiori Naito
千織 内藤
Fumihiko Yashima
史彦 八島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1204599A priority Critical patent/JP2000207598A/ja
Publication of JP2000207598A publication Critical patent/JP2000207598A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有料道路の料金所に、無線通信設備を持たな
い簡易ETCシステムを導入した場合に生じる不具合を
防止する。 【解決手段】この簡易ETCシステムは、ICカードリ
ーダ45にて読み取ったデータに勤務開始時刻情報を付
加して中継コンピュータ12に送信する料金収受端末1
3と、通行料金の切り替え時期毎に複数の通行料金表を
ハードディスク装置33に格納し、料金収受端末13か
ら受信されたICカード問い合わせデータ61を復号し
問い合わせの内容を解析するセキュリティ解析部36
と、データ解析結果、ICカード問い合わせデータ61
に含まれていた業務開始時刻情報に応じた時期の料金表
にて決済処理を行うCPU31とを有する中継コンピュ
ータ12とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば有料道路に
導入される料金収受システム、料金収受端末、上位機
器、料金収受方法、ICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば高速道路などの有料道路の料金所
において、車両に搭載した車載機と料金収受端末に接続
したアンテナとの間で無線通信を行い料金収受を行う、
いわゆる自動料金収受システム(以下ETCシステムと
称す)が現在実験段階にある。このETCシステムは、
予め車両の情報が登録された車載機を車両に搭載すると
共に、車載機に個人情報や決済方法などの記録されたI
Cカードを挿入し、料金所に設置された料金収受端末が
無線アンテナを通じ車両の車載機と無線通信を行い、車
載機及びICカードの情報を読み出して通行料金の決済
を行うシステムであり、料金所において車両のドライバ
ーが利用料金を支払う際に車両の一旦停止が不要になる
ため、渋滞緩和の一手段としての期待がかかるシステム
である。しかしながら、無線アンテナや車両の走行を自
動検知するためのセンサ類の設置が必要など、ETC自
動料金収受システム導入にはコストもかかる。
【0003】このため、交通量が少なく一旦停止不要の
恩恵をほとんど受けない料金所などではアンテナ等の無
線通信設備を設置せず、通行車両のドライバーから有人
系、例えば収受員がICカードを受け取り料金収受端末
に読み取らせるとか、通行車両のドライバーが直接、料
金収受端末にICカードをいれて通行料金の決済を行う
システム(以下簡易ETCシステムと称す)も併用する
ことが検討されている。 この簡易ETCシステムで
は、料金収受端末に接続したICカードリーダライタに
てICカードの情報の読み取り/書き込みを行うが、一
般的にはICカードは高度のセキュリティ機能をもって
おり、この解読にはセキュリティ解析部を搭載する必要
がある。
【0004】例えば、無線通信設備を設置した自動化車
線にて無線通信による料金収受処理を行う場合には、自
動化車線に進入した車両がそこを通過する数秒間の時間
内に、ICカードデータの読み出し、ネガティブリスト
の検索、料金計算、ICカードへのデータの書き込みな
どといった一連の処理を行う必要があるため、上記処理
行うためのセキュリティ解析部やネガティブリストなど
を、自動化車線内に設置した料金収受端末に搭載してお
く必要がある。
【0005】しかし、簡易ETCシステムにおいては無
線系での料金収受よりも時間的余裕があることと、およ
び記憶資源の節約をはかるため、ネガティブリストやセ
キュリティ解析部などを通信回線を介して接続された中
継コンピュータなどの上位機器に搭載することが考えら
れている。
【0006】この場合、中継コンピュータに接続してい
る各料金収受端末は、ICカードから読み出した暗号化
されたデータをそのまま中継コンピュータに送信し、中
継コンピュータはこれをセキュリティ解析部にて解読
し、ネガティブリストの検索及び料金計算を行い、これ
らの処理結果に基づきセキュリティ解析部にて暗号化し
たICカードの書き込みデータを作成し、これを料金収
受端末に送信する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな簡易ETCシステム、つまり料金収受システムで
は、以下のような問題点がある。まず、第1に、ICカ
ードで決済を行う通行者に対しては中継コンピュータで
の料金算出、その他の決済方法、例えば現金による決
済、プリペイドカードによる決済、回数券による決済な
どの通行者に対しては料金収受端末単独での料金算出と
なるため、料金改定時などの切り替えタイミングにタイ
ムラグが発生する。このタイムラグのために、中継コン
ピュータを介した通信処理では、各車線毎の収受員操作
によってまかなっていた残留車両の旧料金扱いなどの時
間差を埋める操作ができないなど、ICカード決済の通
行者とその他の決済方法の通行者との間で、料金決済を
行う上でのばらつきが生じててしまう。
【0008】第2に、料金収受端末と中継コンピュータ
間で通信中にオンライン異常、例えば通信回線に障害が
発生してしまい、互いの間で通信ができないオフライン
状態になった場合には、ICカードのデータが暗号化さ
れていて料金収受端末単独ではデータの内容を解読でき
ないことから料金計算が行えず、従ってICカードによ
る決済処理もできず、このためICカード決済の通行者
に対して適用する特別な特典処理、例えば走行距離に応
じた割引やポイントの付与などを行えないという問題が
あった。
【0009】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、上位機器と回線を介して接続された料
金収受端末にてICカードおよびその他の決済方法での
料金収受処理を行う上で、不具合の発生を防止すること
のできる料金収受システムを提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明の料金収受システムは、有
料道路の料金所に設けられ、車両に搭載された無線車載
機から取り外されたICカードあるいは現金あるいは現
金と等価の媒体にて、前記車両の車種に応じた通行料金
の収受処理を行う料金収受端末と、この料金収受端末と
通信回線を介して接続され、前記料金収受端末が通行料
金の収受処理を行う上で必要な基礎データを前記料金収
受端末に配信すると共に、前記料金収受端末から送られ
てきた料金計算用のデータと暗号化されたICカードデ
ータとを復号して通行料金の決済処理を行いその決済結
果と暗号化されたICカードデータとを前記料金収受端
末に返信する上位機器とを有する料金収受システムにお
いて、前記料金収受端末は、前記ICカードの情報を読
み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた前
記ICカードの暗号化された情報に、適用すべき料金デ
ータを示す情報あるいは業務開始時刻情報を付加して、
問い合わせ情報として前記上位機器に送信する手段と、
前記上位機器から受信された暗号化されたICカードデ
ータを前記ICカードに書き込む手段とを備え、前記上
位機器は、通行料金の切り替え時期毎に複数種類の料金
データを格納する格納手段と、前記料金収受端末から受
信された問い合わせ情報の中のICカード情報を復号し
問い合わせ情報の内容を解析する手段と、この解析結
果、前記問い合わせ情報にICカードによる決済要求情
報が含まれていた場合、前記問い合わせ情報に付加され
ていた前記料金データを示す情報あるいは業務開始時刻
情報に応じた時期の料金データを前記格納手段から読み
出して決済処理を行う手段と、決済処理の結果とICカ
ード書き込みデータとを前記料金収受端末へ返信する手
段とを具備したことを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明の料金収受端末は、有
料道路の料金所に設置された上位機器と通信回線を介し
て接続され、前記有料道路を通行する車両に対する利用
料金の決済処理を、前記上位機器との通信により行う料
金収受端末において、前記有料道路の利用料金を前記車
両に搭載されたICカードにて決済する場合、前記IC
カードの情報を読み取る読取手段と、前記読取手段によ
り読み取られた前記ICカードの暗号化された情報に、
適用すべき料金データを示す情報あるいは業務開始時刻
情報を付加した問い合わせ情報を前記上位機器に送信す
る手段と、前記上位機器から暗号化されたICカード書
き込みデータを受信する受信手段と、前記受信手段によ
り受信されたICカード書き込みデータを前記ICカー
ドに書き込む手段とを具備したことを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明の上位機器は、有料道
路の料金所の車線に設置された料金収受端末と通信回線
を介して接続され、前記有料道路を通行する車両に対す
る通行料金の決済処理を、前記料金収受端末との通信に
より行う上位機器において、通行料金の切り替え時期毎
に複数の料金データを格納する格納手段と、前記料金収
受端末から受信された問い合わせ情報の中のICカード
情報を復号し問い合わせ情報の内容を解析する手段と、
この解析結果、前記問い合わせ情報にICカードによる
決済要求情報が含まれていた場合、前記問い合わせ情報
に付加されていた前記料金データを示す情報あるいは業
務開始時刻情報に応じた時期の料金データを前記格納手
段から読み出して決済処理を行う手段と、決済処理の結
果を前記料金収受端末へ返信する手段とを具備したこと
を特徴としている。
【0013】請求項4記載の料金収受方法は、有料道路
の料金所に設置された上位機器と、この上位機器と通信
回線を介して接続された料金収受端末とが、互いに通信
を行って前記有料道路を通行する車両に対する通行料金
の収受処理を行う料金収受方法において、前記車両に搭
載されたICカードから読み取った暗号化された情報
に、適用すべき料金データを示す情報あるいは業務開始
時刻情報を付加して問い合わせ情報として前記料金収受
端末から前記上位機器に送信する工程と、前記料金収受
端末から前記上位機器に受信された問い合わせ情報の中
のICカード情報を復号し問い合わせ情報の内容を解析
する工程と、この解析結果、前記問い合わせ情報にIC
カードによる決済要求情報が含まれていた場合、前記問
い合わせ情報に付加されていた前記料金データを示す情
報あるいは業務開始時刻情報に応じた時期の料金データ
に基づき決済処理を行い前記上位機器から前記料金収受
端末へ返信する工程と、前記上位機器から前記料金収受
端末に受信された暗号化されたICカード書き込みデー
タを前記ICカードに書き込む工程とを有することを特
徴としている。
【0014】請求項5記載の料金収受システムは、上位
機器と通信回線を介して接続され、有料道路を通行する
車両に対して前記上位機器との通信を行った上でICカ
ードあるいは現金あるいは現金と等価の媒体での利用料
金の収受処理を行う料金収受端末を有する料金収受シス
テムにおいて、前記料金収受端末は、利用料金を前記I
Cカードあるいは現金あるいは現金と等価の媒体で決済
した結果が記憶される記憶手段と、前記上位機器との通
信が不能の際に前記車両側から前記ICカードによる決
済を希望された場合、前記現金あるいは現金と等価の媒
体での決済結果のデータに問い合わせ情報を付加して前
記ICカードおよび前記記憶手段のうち少なくとも前記
記憶手段に保存する手段と、前記上位機器と通信が可能
な状態になったとき、前記ICカードあるいは前記記憶
手段に保存されていた問い合わせ情報を付加した決済結
果データを前記上位機器に送信する手段とを備え、前記
上位機器は、前記問い合わせ情報を付加した決済結果デ
ータが前記通信回線を通じて受信された場合、前記問い
合わせ情報に基づいて、前記決済結果データを前記IC
カードによる決済処理と同等のものとして処理する手段
とを具備したことを特徴としている。
【0015】請求項6記載の料金収受端末は、上位機器
と通信回線を介して接続され、有料道路を通行する車両
に対して前記上位機器との通信を行いICカードあるい
は現金あるいは現金と等価の媒体での利用料金の収受処
理を行う料金収受端末において、利用料金を前記ICカ
ードあるいは現金あるいは現金と等価の媒体で決済した
結果が記憶される記憶手段と、前記上位機器との通信が
不能の際に前記車両側から前記ICカードによる決済を
希望された場合、前記現金あるいは現金と等価の媒体で
の決済結果のデータに問い合わせ情報を付加して前記I
Cカードおよび前記記憶手段のうち少なくもと前記記憶
手段に保存する手段と、前記上位機器と通信が可能とな
ったとき、前記ICカードあるいは前記記憶手段に保存
されていた問い合わせ情報を付加した決済結果データを
前記上位機器に送信する手段とを具備したことを特徴と
している。
【0016】請求項7記載の上位機器は、有料道路の料
金所の車線に設置された料金収受端末と通信回線を介し
て接続され、前記料金収受端末が前記有料道路を通行す
る車両に対して利用料金の収受処理を行う上で少なくと
もICカードによる決済処理は料金収受端末とのオンラ
イン通信で行う上位機器において、前記通信回線による
通信が不能の際に前記料金収受端末が行った現金あるい
は現金と等価の媒体による決済結果のデータを、通信が
可能となったときに受信する受信手段と、前記受信手段
により受信された決済結果のデータに付加されている問
い合わせ情報を解析する手段と、この解析結果、決済時
に車両側がICカードによる決済を希望していた場合、
前記決済結果データを前記ICカードによる決済処理と
同等のものとして処理する手段とを具備したことを特徴
としている。
【0017】請求項8記載の料金収受方法は、有料道路
の料金所の車線に設置された料金収受端末と上位機器と
が通信回線を介して接続され、前記料金収受端末が前記
有料道路を通行する車両に対して利用料金の収受処理を
行う上で少なくともICカードによる決済処理は前記上
位機器とのオンライン通信で行う料金収受方法におい
て、前記上位機器と前記料金収受端末との通信が不能の
際に前記料金収受端末において前記車両側から前記IC
カードによる決済を希望された場合、前記現金あるいは
現金と等価の媒体での決済結果のデータに問い合わせ情
報を付加して保存する工程と、前記上位機器と前記料金
収受端末との通信が可能となったとき、保存しておいた
前記問い合わせ情報を付加した決済結果データを前記料
金収受端末から前記上位機器に送信する工程と、前記料
金収受端末で受信された決済結果のデータに付加されて
いる問い合わせ情報を解析する工程と、この解析結果、
決済時に車両側からICカード決済を希望していた場
合、前記決済結果データを前記ICカードによる決済処
理と同等のものとして処理する工程とを有することを特
徴としている。
【0018】請求項9記載のICカードは、上位機器と
通信回線を介して接続された料金収受端末が有料道路を
通行する車両に対して利用料金の収受処理を行う際に、
前記上位機器と通信を行ってICカードによるオンライ
ン決済あるいは現金あるいは現金と等価の媒体で料金収
受を行う料金収受システムに用いられるICカードにお
いて、前記上位機器との通信が不能の際に、前記車両側
から前記ICカードによる決済を希望された場合、前記
料金収受端末にて利用料金を現金あるいは現金と等価の
媒体で決済した結果のデータに問い合わせ情報を付加し
て保存したことを特徴としている。
【0019】請求項1〜4記載の発明の場合、料金収受
端末では、車両に搭載されたICカードから読み取った
暗号化された情報に、起動時から使用している料金表を
示す情報あるいは業務開始時刻情報を付加して問い合わ
せ情報を作成し通信回線を通じて上位機器に送信し、上
位機器では、受信された問い合わせ情報を復号し問い合
わせ情報の内容を解析した結果、問い合わせ情報にIC
カードによる決済要求情報が含まれていた場合、問い合
わせ情報に付加されていた料金表を示す情報あるいは業
務開始時刻情報に応じた時期の料金表に基づき決済処理
を行い料金収受端末へ返信するので、料金改定時などの
料金データ切り替えタイミングのタイムラグが無くな
り、各車線毎の収受員の操作によりまかなっていた残留
車両の旧料金扱いなどが上位機器で可能となるので、I
Cカード決済の通行者とその他の決済方法の通行者での
料金を統一させることができる。
【0020】請求項5〜9記載の発明では、オンライン
接続された上位機器と料金収受端末との通信が不能にな
っているときに、料金収受端末において車両側からIC
カードによるオンライン決済を希望された場合、現金あ
るいは現金と等価の媒体での決済結果のデータに問い合
わせ情報を付加してICカードおよび記憶手段のうち少
なくとも記憶手段に保存しておき、上位機器と料金収受
端末との通信が可能となったときに、保存しておいた問
い合わせ情報を付加した決済結果データを料金収受端末
から上位機器に送信し、料金収受端末で決済結果のデー
タが受信された場合、受信された決済結果のデータに付
加されている問い合わせ情報を解析し、この解析結果、
決済時に車両側からICカードによる決済を希望してい
たことが判明した場合に、決済結果データをICカード
による決済処理と同等のものとして処理するので、オフ
ライン時にICカードを搭載している車両のドライバー
が、有料道路の利用料金を現金あるいは現金と等価の媒
体で決済した場合でも、ICカードで決済した場合と同
様にICカード決済に対する特典や走行距離の加算など
を反映させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る料金収
受システムの一つの実施の形態である簡易ETCシステ
ムのシステム構成を示す図である。
【0022】同図に示すように、この簡易ETCシステ
ムは、管理センタに設置されたホストコンピュータ11
と、各料金所毎に設置された中継コンピュータ12と、
料金所の各車線毎に設置された料金収受端末13とを専
用の通信回線14を介して接続して構成されている。ホ
ストコンピュータ11および中継コンピュータ12など
を上位機器と言う。
【0023】ホストコンピュータ11は通常中継コンピ
ュータとオンラインで接続されている。ホストコンピュ
ータ11には料金テーブルやICカードネガティブリス
ト、その他の設定データなどがテーブルデータとして登
録されている。
【0024】ホストコンピュータ11はこれらのテーブ
ルデータを中継コンピュータ12に配信する機能を有し
ている。またホストコンピュータ11は中継コンピュー
タ12からの処理データを集信し、各種集計データや監
査データや請求データの作成などを行う。
【0025】中継コンピュータ12は料金収受端末13
とオンライン接続されており、ホストコンピュータ11
から配信された各種テーブル類を内部に保存する一方、
自身の管理下の料金収受端末13に対しても必要に応じ
てこれらのテーブル類のデータを配信する。また中継コ
ンピュータ12は料金収受端末13からの処理データ
(決済結果のデータ等)を集信し、一時的に内部に蓄積
し、ホストコンピュータ11に送信する。
【0026】各料金収受端末13には車両検知装置、無
線アンチナ、路側表示器などが接続されている。各車線
を通過する車両を検知し、無線による料金収受処理によ
る料金収受が可能なETC用端末と、ETC車に対して
無線によらずETC処理を行う簡易ETC用端末とがあ
り、いずれの端末も中継コンピュータ12よりの各種テ
ーブルデータを受信して内部に保存し、これに基づき通
行車両に対する料金収受を行いその結果を中継コンピュ
ータ12に送信する。
【0027】ホストコンピュータ11により管理あるい
は計算された配信データはホストコンピュータ11から
中継コンピュータ12ヘ、及び中継コンピュータ12か
ら料金収受端末13へ配信される。また、料金収受端末
13により収集された集信データは、料金収受端末13
から中継コンピュータ12ヘ、及び中継コンピュータ1
2からホストコンピュータ11へ送信される。
【0028】図2は料金所の簡易ETC用車線における
機器の配置図である。同図に示すように、料金所の簡易
ETC用車線20は車両が通行する車線21aと、その
横に設けられた路側領域21bとからなる。
【0029】路側領域21bには、収受員が滞在するブ
ース22と、このブース22内に配置され、車線21a
に進入した車両24のドライバーから手渡されたICカ
ードを収受員がICカードリーダ/ライタ45(以下I
Cカードリーダ45と称す)に装着してICカードによ
る自動決済、あるいは現金、プリペイドカード、回数券
などの現金と等価の媒体を収受員が受け取り、キー操作
にて料金収受処理を行う料金収受端末13と、路側領域
21b内の車両進行方向前方に配置され、さまざまな案
内表示を行う路側表示器23とが設置されている。
【0030】路側表示器23は料金収受端末22で行っ
た料金収受処理の結果を、通行する車両24に対して表
示するものである。なお車両24は矢印の方向Aに進行
するものとする。料金収受端末13は後述する制御部・
インターフェイス部・操作表示部・ICカードリーダな
どから構成されており、係員の操作によって通行車両に
対する料金の収受の処理を行うものである。
【0031】図3は中継コンピュータのブロック図であ
る。中継コンピュータ12は全体の制御を行うCPU3
1、プログラムや各種データ(テーブルデータ等)を保
存するメモリ32、及びハードディスク装置33等の補
助記憶装置、ホストコンピュータ11との通信制御を行
うホストコンピュータI/F34、料金収受端末13と
の通信制御を行う料金収受端末I/F35、ICカード
データの暗号化・復号化を行うセキュリティ解析部3
6、各種操作や処理結果を表示するための操作表示部3
7から構成されている。
【0032】図4は簡易ETCシステム用の料金収受端
末13のブロック図である。この料金収受端末13は、
全体の制御を行うCPU41、プログラムやデータを保
存するメモリ42及びハードディスク装置等の補助記憶
装置43、中継コンピュータ12との通信制御を行う中
継コンピュータI/F44、ICカードに対する読み取
り・書き込みを行うICカードリーダ45、路側表示器
23との通信を制御する路側表示器I/F46、係員が
操作するためのキーボードやタッチパネルなどの入力装
置47、処理結果や入力情報などを表不するための表示
部48などから構成されている。
【0033】図5はホストコンピュータ11のブロック
図である。ホストコンピュータ11は、全体の制御を行
うCPU51、プログラムや各種データ(テーブルデー
タ等)を保存するメモリ52及びハードディスク装置5
3等の補助記憶装置、中継コンピュータ12との通信制
御を行う中継コンピュータI/F54、問い合わせ端末
57との通信制御を行う問い合わせ端末I/F55、係
員が操作するための操作表示部56などから構成されて
いる。
【0034】図6はICカード問い合わせデータのデー
タフォーマットである。同図に示すように、ICカード
問い合わせデータ61は、データ種別、問い合わせ番
号、料金所番号、車線番号、処理日時、勤務番号、勤務
開始時刻、料金テーブル番号、オフラインフラグなどの
データを、ICカードから読み取ったデータとチェック
サムとを付加したものである。
【0035】図7は問い合わせ応答データのデータフォ
ーマットである。同図に示すように、問い合わせ応答デ
ータ62は、データ種別、問い合わせ番号、判定結果、
車種、入口番号、料金、ICカード書き込みデータ、チ
ェックサムなどからなる。
【0036】図8は処理データのデータフォーマットで
ある。同図に示すように、処理データ63は、データ種
別、問い合わせ番号、料金所番号、車線番号、処理日
時、勤務番号、車種、入口番号、料金、決済区分、処理
番号、カード番号などの個別データからなる。
【0037】図9はICカードデータのデータフォーマ
ットである。同図に示すように、ICカードデータ64
は、ID番号、車種、割引区分、入口番号、入口通過日
時などを少なくとも含むものである。入口番号、入口通
過日時などが入口における書き込みデータである。
【0038】図10はICカード書き込みデータ65の
データフォーマットである。同図に示すように、ICカ
ード書き込みデータ65は、ID番号、車種、割引区
分、入口番号、入口通過日時、問い合わせ番号、料金所
番号、車線番号、処理日時、勤務番号、車種、入口番
号、料金、決済区分、処理番号などを少なくとも含むも
のである。入口番号、入口通過日時などが入口における
書き込みデータであり、問い合わせ番号、料金所番号、
車線番号、処理日時、勤務番号、車種、入口番号、料
金、決済区分、処理番号などが出口における書き込み書
き込みデータである。
【0039】以下、図11〜図15を参照してこの簡易
ETCシステムの動作を説明する。まず、図11〜図1
4のフローチャートを参照してこの簡易ETCシステム
の第1の動作例を説明する。図11に示すように、料金
収受端末13は、係員の操作により料金収受業務を開始
する(step0)。以下stepをSと略記する。
【0040】料金所のエリア内に入ってきた車両24が
各ブース22の内に進入し(S1)、車両24のドライ
バーがICカードによる料金決済を求めた場合(S
2)、収受員は、ドライバーから手渡されたICカード
を、料金収受端末13に接続されたICカードリーダ4
5に装着しICカードのデータの読み取りを行わせる
(S3)。
【0041】このとき、料金収受端末13と中継コンピ
ュータ13との通信回線14がオンライン状態であった
場合には(S4のY)、料金収受端末13は、ICカー
ドリーダ45が読み取ったICカードデータに料金所番
号や処理時刻、問い合わせ番号などのデータを付加して
ICカード問い合わせデータ61(図6参照)を生成し
このICカード問い合わせデータ61を中継コンピュー
タ12へ送信する(S6)。
【0042】送信後、料金収受端末13は、中継コンピ
ュータ12からの問い合わせ応答データ62を待つ。
【0043】そして、中継コンピュータ12からの問い
合わせ応答データ62が受信されると(S6)、この問
い合わせ応答データ62の有効・無効を判定し、この判
定結果が[有効」であった場合(S7のY)、料金収受
端末13は、路側表示器23に対して、「料金」「車
種」などと共にETC処理である旨を表示させる(S
8)。
【0044】また、料金収受端末13は、ICカードリ
ーダ45を制御して、応答データ内のICカード書き込
みデータをICカードに書き込ませる(S9)。
【0045】その後、料金収受端末13は、処理結果と
決済区分とを請求のあるETC処理として、問い合わせ
番号を付加した処理データ63(決済結果のデータ)を
中継コンピュータ12に送信する(S10)。
【0046】一方、上記処理ステップS4において中継
コンピュータ12との回線が、例えば障害等の発生でオ
フラインであった場合(S4のN)、係員操作により料
金収受端末13には、車種や入口情報、各種割引情報が
入力されるので(S11)、料金収受端末13は、この
入力データに基づき料金計算を行い、料金収受処理を行
うと共に(S12)、オンラインのときと同様に、IC
カード問い合わせデータ61を作成しこのICカード問
い合わせデータ61の中に「オフラインフラグ」をセッ
トして内部メモリに蓄積し(S13)、処理結果をユニ
ークな処理番号、問い合わせ番号と共にセキュリティの
かからない処理データ63としてICカードに書き込む
と共に(S14)、内部メモリに蓄積する(S15)。
【0047】処理ステップS13とS15において料金
収受端末13の内部メモリに蓄積されたICカード問い
合わせデータ61と処理データ63は、中継コンピュー
タ12との回線がオフラインからオンラインになったと
き、つまり回線が復旧したときに(S16のY)、中継
コンピュータ12へ送信される(S17)。
【0048】上記処理ステップS7において中継コンピ
ュータ12からの問い合わせ応答データ62の判定結果
が「無効」であった場合(S7のN)、あるいは上記処
理ステップS2において通行車両24にICカードが保
持されていなかった場合は(S2のN)、係員操作によ
り車種や入口情報、各種割引情報等の入力が行われるの
で(S18)、料金収受端末13は、ICカード以外の
決済方法(たとえば現金やプリペイドカード等)による
料金収受処理を行う(S19)。
【0049】続いて、図12のフローチャートに従い中
継コンピュータの動作を説明する。中継コンピュータ1
2では、通信回線14に接続している料金収受端末13
からのICカード問い合わせデータ61を料金収受端末
I/F35が受信すると(S101)、セキュリティ解
析部36は、受信されたICカード問い合わせデータ6
1内のICカードデータを復号化し(S102)、IC
カードデータ64内のID番号がICカードネガティブ
リストに登録されていないかどうかのチェックを行う
(S103)。
【0050】チェックの結果が「有効」であった場合に
は、CPU31はICカードデータ64内の入口番号や
車種などの情報に基づき料金の算出を行い(S10
5)、ICカード書き込みデータ65を作成する(S1
06)。
【0051】ここで、CPU31は、受信したICカー
ド問い合わせデータ61内に「オフラインフラグ」がセ
ットされているかどうかをチェックし(S107)、
「オフラインフラグ」がセットされていない場合には
(S107のN)、ICカード書き込みデータに問い合
わせ番号、判定結果(有効)、料金、車種等を付加した
問い合わせ応答データ62を料金収受端末13へ送信す
る(S108)。
【0052】一方、上記処理ステップS107において
「オフラインフラグ」がセットされていた場合は(S1
07のY)、CPU31は、ICカード問い合わせデー
タを基に、「決済区分」を「請求のないETC処理」と
した処理データ63を作成しホストコンピュータ11に
送信する(S109)。
【0053】また、上記処理ステップS104において
チェックの結果が「無効」であった場合で(S104の
N)、しかも受信したICカード問い合わせデータ61
内の「オフラインフラグ」がセットされていない場合に
は(S110のN)、判定結果を「無効」とした問い合
わせ応答データ62を料金収受端末13に送信する(S
111)。
【0054】なお上記処理ステップS108でICカー
ド問い合わせデータ61内の「オフラインフラグ」がセ
ットされていた場合にはCPU31は特に何もしない。
【0055】また、通信回線14に接続されている料金
収受端末13からの処理データ63が受信されると(S
112)、CPU31は受信されたデータをホストコン
ピュータへ送信する(S109)。
【0056】続いて、図13のフローチャートに従いホ
ストコンピュータの動作を説明する。 ホストコンピュ
ータ11のCPU51は、中継コンピュータ12からデ
ータが受信されるのを常に待機している。
【0057】そして、通信回線14からデータが受信さ
れると(S201)、CPU51は、受信されたデータ
の「データ種別」から、そのデータがどういったデータ
であるかを判定する(S202)。
【0058】例えば処理データ63であった場合(S2
02のY)、CPU51は、データ中の「決済区分」を
確認する(S203)。
【0059】この確認結果、「請求のあるETC処理」
の場合には(S203のY)、CPU51は、請求デー
タとして集計及び管理し(S204)、必要に応じて帳
票を出力する(S205)。
【0060】また「決済区分」を確認した結果、「請求
のないETC処理」の場合には(S203のN)、請求
不要のETCデータとして集計及び管理を行う(S20
6)。 一方、問い合わせ端末57から処理データ63
を受信すると(S207)、CPU51は、受信された
データの「データ種別」から、そのデータがどういった
データであるかを判定する(S208)。
【0061】例えば処理データ63であった場合(S2
08のY)、CPU51は、データ中の「問い合わせ番
号」をキーに「請求不要のETC処理」および「請求要
のETC処理」の中から該当するデータを検索する(S
209)。
【0062】そして、CPU51は、該当するデータの
有無を問い合わせ端末57へ返信する(S210)。
【0063】続いて、図14のフローチャートに従い問
い合わせ端末の動作を説明する。問い合わせ端末57
は、有料道路の例えばサービスエリアやパーキングエリ
ア等に設置されているものであり、ICカードリーダを
有している。
【0064】ある車両のドライバーが、入口料金所や出
口料金所でICカードによるオンライン決済を希望した
にもかかわらずシステム側がオフライン状態のため現金
決済を行った場合、ICカードに決済内容が記録されて
いるので、問い合わせ端末57にてICカードリーダに
ICカードを装着し、所定の操作を行うことで中継コン
ピュータ12に対してそのときの決済内容を問い合わ
せ、あるいは通知することができる。
【0065】この場合、問い合わせ端末57がICカー
ドリーダにてICカードの情報を読み取った後(S30
1)、利用者による操作で問い合わせが選択されると
(S302)、ICカード内の暗号化されていない処理
データまたは暗号化された処理データをホストコンピュ
ータ11に送信する(S303)。その後、ホストコン
ピュータ11からの応答を待ちの状態になる(S30
4)。
【0066】ホストコンピュータ11からの応答が受信
されると、問い合わせ端末57は、その応答の結果に応
じて自身の表示画面上に、「該当データあり」または
「該当データなし」等の表示を行う(S305)。
【0067】「該当データあり」の場合、オフライン時
に現金決済した決済内容とその決済内容に応じた特典の
加算内容が表示される。
【0068】このようにこの簡易ETCシステムの第1
の動作例によれば、料金収受端末13と中継コンピュー
タ12間がオフラインの場合、その場ではICカード以
外の決済方法にて料金収受を行い、ICカードデータは
そのまま保存し、回線が復旧してから保存していたIC
カードデータを中継コンピュータ12に送信し、中継コ
ンピュータ12でICカードデータの解析を行うこと
で、ICカード決済に対する特典や走行距離の加算など
をICカードで決済した場合と同様に反映させることが
できる。
【0069】料金収受端末13と中継コンピュータ12
との回線がオフラインの場合、料金収受端末13ではI
Cカード決済希望の通行者に対しては、ICカード以外
の決済を行うとともに、問い合わせ番号とセキュリティ
のかからない処理データをICカードに書き込み、読み
出したICカードデータは問い合わせ番号を付加した問
い合わせデータとして保存し、中継コンピュータ12と
の回線が復旧してから上記問い合わせデータと処理デー
タに基づいて中継コンピュータ12に送信し、中継コン
ピュータ12では後処理として問い合わせデータ61内
のICカードデータの解析を行うことで、ICカード決
済に対する特典や走行距離の加算などをICカード決済
時と同様に反映させることができる。
【0070】また、ICカードにも問い合わせ番号が記
録されているため、ホストコンピュータ11に接続した
問い合わせ端末57にICカードを挿入することで、利
用者自身が当該処理がICカード処理として処理された
か否かを照合することができる。
【0071】次に、図15のフローチャートを参照して
この簡易ETCシステムの第2の動作例である中継コン
ピュータ12の料金算出動作について説明する。中継コ
ンピュータ12では、通信回線14に接続されている料
金収受端末13からのICカード問い合わせデータ61
が受信されると(S401)、セキュリティ解析部36
において、受信されたICカード問い合わせデータ61
内のICカードデータを復号化し(S402)、CPU
31に渡す。
【0072】CPU31は、ICカードデータ部のチェ
ックサムを算出し(S403)、ICカード問い合わせ
データ61内のチェックサムと比較して(S404)、
データの整合性を確認する。
【0073】チェックサムの整合性を確認後(S404
のY)、CPU31は、ICカードデータ64内のID
番号がICカードネガティブリストに登録されていない
かどうかのチェックを行う(S405)。
【0074】このチェックの結果、ID番号がICカー
ドネガティブリストに登録されておらずICカードのデ
ータが「有効」であった場合には(S406のY)、C
PU31は、問い合わせデータ内の勤務開始時刻または
料金テーブル番号から使用する料金テーブルを決定し
(S407)、ICカードデータ64内の入り口情報や
車線情報に基づき料金算出を行い(S408)、ICカ
ード書き込みデータ65を作成する(S409)。
【0075】続いて、CPU31は、作成したICカー
ド書き込みデータ65からチェックサムを算出し(S4
10)、セキュリティ解析部36に渡す。
【0076】セキュリティ解析部36では、ICカード
書き込みデータ65を暗号化し(S411)、暗号化し
たICカード書き込みデータ65に問い合わせ番号、判
定結果(有効)、料金、車種、チェックサム等を付加し
て問い合わせ応答データとして料金収受端末13へ送信
する(S412)。
【0077】なお上記処理ステップS404においてチ
ェックサムが不一致の場合(S404のN)または処理
ステップS405においてチェック結果が「無効」であ
った場合は(S405のN)、判定結果を「無効」とし
た問い合わせ応答データ62を料金収受端末13へ送信
する(S413)。
【0078】また、接続している料金収受端末からの
[処理データ]を受信した場合(S414のY)、これ
をホストコンピュータ11に送信する(S415)。
【0079】このようにこの第2の動作例によれば、セ
キュリティ解析部36や、ネガティブリスト検索および
料金計算等の処理部分を中継コンピュータ12側に搭載
する簡易ETCシステムにおいて、料金収受端末13
が、料金表使用情報として勤務開始時刻または現在使用
中の料金テーブル番号をICカードから読み取ったデー
タに付加して中継コンピュータ12に送信し、中継コン
ピュータ12において料金収受端末13と同じ料金デー
タを使用して料金算出を行うことによって、料金改定時
などの料金データ切り替えタイミングのタイムラグが無
くなり、各車線毎の収受員の操作によりまかなっていた
残留車両の旧料金扱いなどが中継コンピュータ12で可
能となるので、ICカード決済の通行者とその他決済方
法の通行者での料金を統一させることができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、有
料道路を通行した車両に無線車載機が搭載されている場
合、無線通信で利用料金を自動的に収受することが可能
なシステムにおいて、ある料金所で料金収受端末が無線
設備を持たずに上位機器との通信により料金収受を行う
上で、料金収受端末では、無線車載機に搭載されたIC
カードから読み取った暗号化された情報に、起動時から
使用している料金表を示す情報あるいは業務開始時刻情
報を付加し暗号化して問い合わせ情報を作成し通信回線
を通じて上位機器に送信し、上位機器では、受信された
問い合わせ情報の中のICカードデータを復号し問い合
わせ情報の内容を解析した結果、問い合わせ情報にIC
カードによる決済要求情報が含まれていた場合、問い合
わせ情報に付加されていた料金表を示す情報あるいは業
務開始時刻情報に応じた時期の料金表に基づき決済処理
を行い料金収受端末へ返信するので、料金改定時などの
料金データ切り替えタイミングのタイムラグが無くな
り、各車線毎の収受員の操作によりまかなっていた残留
車両の旧料金扱いなどが上位機器で可能となり、ICカ
ード決済の通行者とその他の決済方法の通行者での料金
を統一させることができる。
【0081】また、本発明によれば、オンライン接続さ
れた上位機器と料金収受端末との通信が不能になってい
るときに、料金収受端末において車両側からICカード
による決済を希望された場合、現金あるいは現金と等価
の媒体での決済結果のデータに問い合わせ情報を付加し
てICカードおよび記憶手段のうち少なくとも記憶手段
に保存しておき、上位機器と料金収受端末との通信が可
能となったときに、保存しておいた問い合わせ情報を付
加した決済結果データを料金収受端末から上位機器に送
信し、料金収受端末で決済結果のデータが受信された場
合、受信された決済結果のデータに付加されている問い
合わせ情報を解析し、この解析結果、決済時に車両側か
らICカードによるオンライン決済を希望していたこと
が判明した場合に、決済結果データをICカードによる
決済処理と同等のものとして処理するので、オフライン
時にICカードを搭載している車両のドライバーが、有
料道路の利用料金を現金あるいは現金と等価の媒体で決
済した場合でも、ICカードで決済した場合と同様にI
Cカード決済に対する特典や走行距離の加算などを反映
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る1つの実施の形態の簡易ETCシ
ステムの構成を示す図。
【図2】この簡易ETCシステムにおいて、料金所の各
車線に配置された機器の構成を示す図。
【図3】この簡易ETCシステムの中継コンピュータの
構成を示すブロック図。
【図4】この簡易ETCシステムの料金収受端末の構成
を示すブロック図。
【図5】この簡易ETCシステムのホストコンピュータ
の構成を示すブロック図。
【図6】この簡易ETCシステムにおいて、ICカード
問い合わせデータのフォーマットを示す図。
【図7】この簡易ETCシステムにおいて、ICカード
問い合わせ応答データのフォーマットを示す図。
【図8】この簡易ETCシステムにおいて、処理データ
のフォーマットを示す図。
【図9】この簡易ETCシステムにおいて、ICカード
データのフォーマットを示す図。
【図10】この簡易ETCシステムにおいて、ICカー
ド書き込みデータのフォーマットを示す図。
【図11】この簡易ETCシステムにおいて、料金収受
端末の動作を示すフローチャート。
【図12】この簡易ETCシステムにおいて、中継コン
ピュータの動作を示すフローチャート。
【図13】この簡易ETCシステムにおいて、ホストコ
ンピュータの動作を示すフローチャート。
【図14】この簡易ETCシステムにおいて、問い合わ
せ端末の動作を示すフローチャート。
【図15】この簡易ETCシステムの第2の動作例を説
明するためのフローチャート。
【符号の説明】
11…ホストコンピュータ、12…中継コンピュータ、
13…料金収受端末、14…通信回線、20…簡易ET
C用車線、20a…路側領域、21a…車線、21b…
路側領域、22…ブース、23…路側表示器、24…通
行車両、31…CPU、32…メモリ、33…ハードデ
ィスク装置、34…ホストコンピュータI/F、35…
料金収受端末、36…セキュリティ解析部、37…操作
表示部、41…CPU、42…メモリ、43…ハードデ
ィスク装置、44…中継コンピュータI/F、45…I
Cカードリーダ、46…路側表示器I/F、47…入力
装置、48…表示部、51…CPU、52…メモリ、5
3…ハードディスク装置、54…中継コンピュータI/
F、56…操作表示部、57…問い合わせ端末。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料道路の料金所に設けられ、車両に搭
    載された無線車載機から取り外されたICカードあるい
    は現金あるいは現金と等価の媒体にて、前記車両の車種
    に応じた通行料金の収受処理を行う料金収受端末と、こ
    の料金収受端末と通信回線を介して接続され、前記料金
    収受端末が通行料金の収受処理を行う上で必要な基礎デ
    ータを前記料金収受端末に配信すると共に、前記料金収
    受端末から送られてきた料金計算用のデータと暗号化さ
    れたICカードデータとを復号して通行料金の決済処理
    を行いその決済結果と暗号化されたICカードデータと
    を前記料金収受端末に返信する上位機器とを有する料金
    収受システムにおいて、 前記料金収受端末は、 前記ICカードの情報を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取られた前記ICカードの暗号
    化された情報に、適用すべき料金データを示す情報ある
    いは業務開始時刻情報を付加して、問い合わせ情報とし
    て前記上位機器に送信する手段と、 前記上位機器から受信された暗号化されたICカードデ
    ータを前記ICカードに書き込む手段とを備え、 前記上位機器は、 通行料金の切り替え時期毎に複数種類の料金データを格
    納する格納手段と、 前記料金収受端末から受信された問い合わせ情報の中の
    ICカード情報を復号し問い合わせ情報の内容を解析す
    る手段と、 この解析結果、前記問い合わせ情報にICカードによる
    決済要求情報が含まれていた場合、前記問い合わせ情報
    に付加されていた前記料金データを示す情報あるいは業
    務開始時刻情報に応じた時期の料金データを前記格納手
    段から読み出して決済処理を行う手段と、 決済処理の結果とICカード書き込みデータとを前記料
    金収受端末へ返信する手段とを具備したことを特徴とす
    る料金収受システム。
  2. 【請求項2】 有料道路の料金所に設置された上位機器
    と通信回線を介して接続され、前記有料道路を通行する
    車両に対する利用料金の決済処理を、前記上位機器との
    通信により行う料金収受端末において、 前記有料道路の利用料金を前記車両に搭載されたICカ
    ードにて決済する場合、前記ICカードの情報を読み取
    る読取手段と、 前記読取手段により読み取られた前記ICカードの暗号
    化された情報に、適用すべき料金データを示す情報ある
    いは業務開始時刻情報を付加した問い合わせ情報を前記
    上位機器に送信する手段と、 前記上位機器から暗号化されたICカード書き込みデー
    タを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された暗号化されたICカード
    書き込みデータを前記ICカードに書き込む手段とを具
    備したことを特徴とする料金収受端末。
  3. 【請求項3】 有料道路の料金所の車線に設置された料
    金収受端末と通信回線を介して接続され、前記有料道路
    を通行する車両に対する通行料金の決済処理を、前記料
    金収受端末との通信により行う上位機器において、 通行料金の切り替え時期毎に複数の料金データを格納す
    る格納手段と、 前記料金収受端末から受信された問い合わせ情報の中の
    ICカード情報を復号し問い合わせ情報の内容を解析す
    る手段と、 この解析結果、前記問い合わせ情報にICカードによる
    決済要求情報が含まれていた場合、前記問い合わせ情報
    に付加されていた前記料金データを示す情報あるいは業
    務開始時刻情報に応じた時期の料金データを前記格納手
    段から読み出して決済処理を行う手段と、 決済処理の結果を前記料金収受端末へ返信する手段とを
    具備したことを特徴とする上位機器。
  4. 【請求項4】 有料道路の料金所に設置された上位機器
    と、この上位機器と通信回線を介して接続された料金収
    受端末とが、互いに通信を行って前記有料道路を通行す
    る車両に対する通行料金の収受処理を行う料金収受方法
    において、 前記車両に搭載されたICカードから読み取った暗号化
    された情報に、適用すべき料金データを示す情報あるい
    は業務開始時刻情報を付加して問い合わせ情報として前
    記料金収受端末から前記上位機器に送信する工程と、 前記料金収受端末から前記上位機器に受信された問い合
    わせ情報の中のICカード情報を復号し問い合わせ情報
    の内容を解析する工程と、 この解析結果、前記問い合わせ情報にICカードによる
    決済要求情報が含まれていた場合、前記問い合わせ情報
    に付加されていた前記料金データを示す情報あるいは業
    務開始時刻情報に応じた時期の料金データに基づき決済
    処理を行い前記上位機器から前記料金収受端末へ返信す
    る工程と、 前記上位機器から前記料金収受端末に受信された暗号化
    されたICカード書き込みデータを前記ICカードに書
    き込む工程とを有することを特徴とする料金収受方法。
  5. 【請求項5】 上位機器と通信回線を介して接続され、
    有料道路を通行する車両に対して前記上位機器との通信
    を行った上でICカードあるいは現金あるいは現金と等
    価の媒体での利用料金の収受処理を行う料金収受端末を
    有する料金収受システムにおいて、 前記料金収受端末は、 利用料金を前記ICカードあるいは現金あるいは現金と
    等価の媒体で決済した結果が記憶される記憶手段と、 前記上位機器との通信が不能の際に前記車両側から前記
    ICカードによる決済を希望された場合、前記現金ある
    いは現金と等価の媒体での決済結果のデータに問い合わ
    せ情報を付加して前記ICカードおよび前記記憶手段の
    うち少なくとも前記記憶手段に保存する手段と、 前記上位機器と通信が可能な状態になったとき、前記I
    Cカードあるいは前記記憶手段に保存されていた問い合
    わせ情報を付加した決済結果データを前記上位機器に送
    信する手段とを備え、 前記上位機器は、 前記問い合わせ情報を付加した決済結果データが前記通
    信回線を通じて受信された場合、前記問い合わせ情報に
    基づいて、前記決済結果データを前記ICカードによる
    決済処理と同等のものとして処理する手段とを具備した
    ことを特徴とする料金収受システム。
  6. 【請求項6】 上位機器と通信回線を介して接続され、
    有料道路を通行する車両に対して前記上位機器との通信
    を行いICカードあるいは現金あるいは現金と等価の媒
    体での利用料金の収受処理を行う料金収受端末におい
    て、 利用料金を前記ICカードあるいは現金あるいは現金と
    等価の媒体で決済した結果が記憶される記憶手段と、 前記上位機器との通信が不能の際に前記車両側から前記
    ICカードによる決済を希望された場合、前記現金ある
    いは現金と等価の媒体での決済結果のデータに問い合わ
    せ情報を付加して前記ICカードおよび前記記憶手段の
    うち少なくもと前記記憶手段に保存する手段と、 前記上位機器と通信が可能となったとき、前記ICカー
    ドあるいは前記記憶手段に保存されていた問い合わせ情
    報を付加した決済結果データを前記上位機器に送信する
    手段とを具備したことを特徴とする料金収受端末。
  7. 【請求項7】 有料道路の料金所の車線に設置された料
    金収受端末と通信回線を介して接続され、前記料金収受
    端末が前記有料道路を通行する車両に対して利用料金の
    収受処理を行う上で少なくともICカードによる決済処
    理は料金収受端末とのオンライン通信で行う上位機器に
    おいて、 前記通信回線による通信が不能の際に前記料金収受端末
    が行った現金あるいは現金と等価の媒体による決済結果
    のデータを、通信が可能となったときに受信する受信手
    段と、 前記受信手段により受信された決済結果のデータに付加
    されている問い合わせ情報を解析する手段と、 この解析結果、決済時に車両側がICカードによる決済
    を希望していた場合、前記決済結果データを前記ICカ
    ードによる決済処理と同等のものとして処理する手段と
    を具備したことを特徴とする上位機器。
  8. 【請求項8】 有料道路の料金所の車線に設置された料
    金収受端末と上位機器とが通信回線を介して接続され、
    前記料金収受端末が前記有料道路を通行する車両に対し
    て利用料金の収受処理を行う上で少なくともICカード
    による決済処理は前記上位機器とのオンライン通信で行
    う料金収受方法において、 前記上位機器と前記料金収受端末との通信が不能の際に
    前記料金収受端末において前記車両側から前記ICカー
    ドによる決済を希望された場合、前記現金あるいは現金
    と等価の媒体での決済結果のデータに問い合わせ情報を
    付加して保存する工程と、 前記上位機器と前記料金収受端末との通信が可能となっ
    たとき、保存しておいた前記問い合わせ情報を付加した
    決済結果データを前記料金収受端末から前記上位機器に
    送信する工程と、 前記料金収受端末で受信された決済結果のデータに付加
    されている問い合わせ情報を解析する工程と、 この解析結果、決済時に車両側からICカードによる決
    済を希望していた場合、前記決済結果データを前記IC
    カードによる決済処理と同等のものとして処理する工程
    とを有することを特徴とする料金収受方法。
  9. 【請求項9】 上位機器と通信回線を介して接続された
    料金収受端末が有料道路を通行する車両に対して利用料
    金の収受処理を行う際に、前記上位機器と通信を行って
    ICカードによるオンライン決済あるいは現金あるいは
    現金と等価の媒体で料金収受を行う料金収受システムに
    用いられるICカードにおいて、 前記上位機器との通信が不能の際に、前記車両側から前
    記ICカードによる決済を希望された場合、前記料金収
    受端末にて利用料金を現金あるいは現金と等価の媒体で
    決済した結果のデータに問い合わせ情報を付加して保存
    したことを特徴とするICカード。
JP1204599A 1999-01-20 1999-01-20 料金収受システム、料金収受端末、上位機器、料金収受方法、icカ―ド Pending JP2000207598A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1204599A JP2000207598A (ja) 1999-01-20 1999-01-20 料金収受システム、料金収受端末、上位機器、料金収受方法、icカ―ド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1204599A JP2000207598A (ja) 1999-01-20 1999-01-20 料金収受システム、料金収受端末、上位機器、料金収受方法、icカ―ド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000207598A true JP2000207598A (ja) 2000-07-28

Family

ID=11794641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1204599A Pending JP2000207598A (ja) 1999-01-20 1999-01-20 料金収受システム、料金収受端末、上位機器、料金収受方法、icカ―ド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000207598A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007233519A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Etc臨時出入口システム、etc臨時出入口処理方法、及びetc臨時出入口用車両
CN102592319A (zh) * 2012-01-20 2012-07-18 青岛大学 一种无人售票公交车 “动态分段计费”的实现方法
KR101542188B1 (ko) * 2008-12-04 2015-08-06 한국전자통신연구원 전자 톨 게이트 기능을 부가한 중계기 시스템 및 부가 서비스 제공 방법
WO2019087315A1 (ja) * 2017-10-31 2019-05-09 三菱重工機械システム株式会社 情報中継装置、情報中継方法、及びプログラム
KR20200060439A (ko) * 2017-10-31 2020-05-29 미츠비시 쥬고 기카이 시스템 가부시키가이샤 정보 중계 장치, 요금 수수기, 미디어, 차량 탑재 기기, 및 노측기
JP7466481B2 (ja) 2021-02-25 2024-04-12 三菱重工機械システム株式会社 課金処理装置、料金収受システム、課金処理方法およびプログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007233519A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Etc臨時出入口システム、etc臨時出入口処理方法、及びetc臨時出入口用車両
KR101542188B1 (ko) * 2008-12-04 2015-08-06 한국전자통신연구원 전자 톨 게이트 기능을 부가한 중계기 시스템 및 부가 서비스 제공 방법
CN102592319A (zh) * 2012-01-20 2012-07-18 青岛大学 一种无人售票公交车 “动态分段计费”的实现方法
CN102592319B (zh) * 2012-01-20 2014-07-09 青岛大学 一种无人售票公交车 “动态分段计费”的实现方法
WO2019087315A1 (ja) * 2017-10-31 2019-05-09 三菱重工機械システム株式会社 情報中継装置、情報中継方法、及びプログラム
KR20200060439A (ko) * 2017-10-31 2020-05-29 미츠비시 쥬고 기카이 시스템 가부시키가이샤 정보 중계 장치, 요금 수수기, 미디어, 차량 탑재 기기, 및 노측기
GB2581287A (en) * 2017-10-31 2020-08-12 Mitsubishi Heavy Ind Mach Systems Ltd Information relay device, information relay method, and program
JPWO2019087315A1 (ja) * 2017-10-31 2020-11-12 三菱重工機械システム株式会社 情報中継装置、情報中継方法、及びプログラム
KR102439371B1 (ko) * 2017-10-31 2022-09-01 미츠비시 쥬고 기카이 시스템 가부시키가이샤 정보 중계 장치, 요금 수수기, 미디어, 차량 탑재 기기, 및 노측기
JP7466481B2 (ja) 2021-02-25 2024-04-12 三菱重工機械システム株式会社 課金処理装置、料金収受システム、課金処理方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004524614A (ja) 道路通行料徴収システム
KR20040004113A (ko) 유료 도로 상의 카드 처리 시스템과 카드 처리 방법
JP2010204756A (ja) 課金システム、課金方法、外部装置及びプログラム
JP2000207598A (ja) 料金収受システム、料金収受端末、上位機器、料金収受方法、icカ―ド
JP2007058299A (ja) 料金収受システムおよび料金収受方法
JP3509664B2 (ja) 自動料金収受システム及びそのシステム用の車載器
JP2001052217A (ja) 料金収受システム、料金収受方法および車載器
JP2008181197A (ja) Etcアダプタカード、etc車載機、携帯端末および課金処理システム
JP2006079330A (ja) 車両用通信装置
JP2006053869A (ja) 通行料金支払方法及び通行料金支払プログラム
JP5684546B2 (ja) 電子料金収受方法およびetc無線制御装置
JP4630428B2 (ja) 料金収受システム、icカード、料金収受方法
JP5330145B2 (ja) Etc装置
JP2004110147A (ja) 自動料金支払いシステム
JP2004362153A (ja) 有料道路の通行用定期券及び有料道路の自動料金収受システム
JP4539414B2 (ja) 電子クーポン発行システム
JP4080848B2 (ja) 通行料金収受方法、通行料金収受システム、車線制御装置、車載器
JP3709337B2 (ja) 有料道路自動料金収受システム対応型のプリペイドカードシステム
JP3463665B2 (ja) 自動料金収受システム、課金情報通信装置、車載機、課金結果取得装置、センター
JP2001022984A (ja) 料金収受システム及びicカード処理装置
JP2008117143A (ja) 料金収受システム、情報記録媒体処理装置および車載器
JP4000875B2 (ja) 施設利用代金精算システム、施設利用情報生成装置、利用者端末装置、有料施設の自動料金収受システム、車載機
JP2002092669A (ja) 通行料金通知装置、車載用料金検知装置、通行料金通知システムおよび通行料金通知方法
JP3019100B1 (ja) タクシ―料金明細発行方法及びそのシステム
JP2001118096A (ja) 料金収受システムにおける車載器アプリケーションの更新方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090407