JP2003099825A - 料金収受システム、車載器及び料金収受方法 - Google Patents

料金収受システム、車載器及び料金収受方法

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JP2003099825A
JP2003099825A JP2001290059A JP2001290059A JP2003099825A JP 2003099825 A JP2003099825 A JP 2003099825A JP 2001290059 A JP2001290059 A JP 2001290059A JP 2001290059 A JP2001290059 A JP 2001290059A JP 2003099825 A JP2003099825 A JP 2003099825A
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vehicle
registration number
toll
travel route
check point
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JP2001290059A
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English (en)
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Kazutoshi Naito
一敏 内藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数に分岐した有料道路での車両の走行経路
をより正確に検出することで、走行経路に応じた通行料
金を車両側から徴収する場合の信頼性を高める。 【解決手段】 車線M側に設置された第1の車線制御装
置64mは、前方/後方ナンバープレート読取装置58
m、60mによりそれぞれ得られた各登録番号どうしの
照合の結果、登録番号が一致しなかった場合、該当する
車両通過情報を車線Mに隣接する車線N側に設置された
第2の車線制御装置64nへ送信する。第2の車線制御
装置64nは、一致しなかった登録番号を基に、前方/
後方ナンバープレート読取装置58n、60nによりそ
れぞれ得られた同様に一致していな登録番号を含む車両
通過情報を検索する。これにより、チェックポイントC
(又はD)の通過時に、車線Mから隣接する車線Nに例
えば車線変更を行った車両8を特定することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば有料道路等
において、車両側から通行料金を収受する際等に用いら
れる料金収受システム、車載器及び料金収受方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高速道路等の有料道路において、無線通
信を利用し通行料金の決済を自動的に行うノンストップ
自動料金収受システム(Electronic Toll Collection S
ystem:ETCシステム)の導入が始まっている。
【0003】このETCシステムは、ユーザ個人のI
D、車両の登録番号、車種、有料道路の料金所の情報等
をICカードに記憶させるとともに、このICカードを
装着した無線通信機能を有する車載器を車両に搭載し、
この車載器と、有料道路の出入口の料金所ゲートにそれ
ぞれ設置された入口/出口ゲート装置との間で無線交信
を行って通行料金を決済するものである。
【0004】すなわち、このETCシステムを料金後払
い式(クローズシステム)の有料道路に適用した場合を
例に採って説明すると、入口ゲート装置は、有料道路の
入口において無線通信により車載器に入口情報を書き込
み、一方、出口ゲート装置は、出口において入口情報、
車両情報等を無線通信により車載器から取得し通行料金
の算出、及び上位装置であるホストコンピュータ等へ口
座引落とし要求を行う。ここで、車載器に装着されるI
Cカードは、このカードの例えばID番号等をユーザの
銀行の預託金の口座番号等に予め関連付けておくこと等
で、クレジットカード又はプリペイドカードに類似した
かたちで利用される。
【0005】このように、通行料金の自動決済の可能な
ETCシステムは、キャッシュレス化による利便性の向
上並びに料金所付近の混雑緩和が図られること等を考慮
すると、今後、有料道路における料金収受システムとし
て主流になることが予想される。今日では、このような
多くの利点を備えたETCシステムの普及が要望されて
おり、ETCシステムの本格的な導入を推進するため
に、無線通信による自動決済の他にも付加価値の高い新
たなサービスの提供が期待されている。
【0006】例えば、均一料金を先払いするオープンシ
ステムを採る有料道路等において、この有料道路に所定
の目的地へ向かうための走行路が複数あって、車両が比
較的渋滞し易い走行路を選択して走行した場合等にイン
ターチェンジの出口において割引料金分を返金するとい
った新たなサービス提供への要請がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、このような減
額サービスの実用化を図る場合、例えば走行路毎に設け
られた所定のチェックポイントを通過する車両を検出
し、この車両の実際の走行経路を把握することが必要と
なる。
【0008】しかしながら、本線上で実際に車両を検出
する場合において、料金所付近を移動する車両の走行速
度に比べ、本線を走行する車両の走行速度が格段に速く
なることや、例えばチェックポイント付近で、隣接する
車線に車線変更を行う車両をも検出可能にすること等へ
の考慮が必要であり、車両を検出するための本線上の機
器類を如何なる構成にするかが課題となる。
【0009】そこで本発明は、このような課題を解決す
るためになされたもので、複数に分岐した有料道路での
車両の走行経路をより正確に検出することで、走行経路
に応じた通行料金を車両側から徴収する場合の信頼性を
高めることができる料金収受システム、車載器及び料金
収受方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る料金収受システムは、少なくとも車両
の登録番号が記憶された記憶部を備えているとともに通
信機能を有する車載器が搭載された前記車両が、複数の
分岐路を有する有料道路を走行したときの走行経路を検
出する走行経路検出手段と、前記走行経路検出手段によ
り検出された前記走行経路に応じた通行料金を前記車両
に対して課金する課金手段とを備え、前記走行経路検出
手段が、前記分岐路の所定のチェックポイントを通過す
る車両のナンバープレートを撮像し、このナンバープレ
ートに記された登録番号を取得する手段と、前記チェッ
クポイントを通過する車両の車載器と交信し、前記車載
器の前記記憶部に記憶された該車両の登録番号を取得す
る手段と、前記各々取得された登録番号を照合し、この
照合結果に基づいて前記チェックポイントを通過した車
両を特定する手段とを具備することを特徴とする。
【0011】この発明に係る料金収受システムは、チェ
ックポイント通過時に車両のナンバープレートから得た
登録番号と、車両が搭載する車載器より取得した、車載
器の記憶部に予め記憶されていた該車両の登録番号とを
比較照合し、一致した場合に、当該登録番号を持つ車両
がこのチェックポイントを通過したと判定するものであ
る。したがって、この発明の料金収受システムによれ
ば、複数に分岐した有料道路を高速で走行する車両の走
行経路をより正確に検出することができ、走行経路に応
じた通行料金を車両側から徴収する場合の信頼性を高め
ることができる。
【0012】本発明に係る料金収受システムは、複数の
分岐路を有する有料道路での車両の走行経路を検出する
走行経路検出手段と、前記走行経路検出手段により検出
された前記走行経路に応じた通行料金を前記車両に対し
て課金する課金手段とを備え、前記走行経路検出手段
が、前記分岐路の所定のチェックポイントを通過する車
両を前方から撮像し、ナンバープレートに記された登録
番号を取得する手段と、前記チェックポイントを通過す
る車両を後方から撮像し、ナンバープレートに記された
登録番号を取得する手段と、前記各々取得された登録番
号を照合し、この照合結果に基づいて前記チェックポイ
ントを通過した車両を特定する手段とを具備することを
特徴とする。
【0013】この発明に係る料金収受システムは、チェ
ックポイント通過前の車両前方のナンバープレートから
得た登録番号と、チェックポイント通過後の車両後部の
ナンバープレートから得た登録番号とを比較照合し、一
致した場合に、当該登録番号を持つ車両がこのチェック
ポイントを通過したと判定するものである。したがっ
て、この発明の料金収受システムによれば、前記同様、
複数に分岐した有料道路を高速で走行する車両の走行経
路をより正確に検出することができ、走行経路に応じた
通行料金を車両側から徴収する場合の信頼性を高めるこ
とができる。
【0014】また、本発明に係る料金収受システムは、
有料道路の走行車線毎にそれぞれ設けられ、該有料道路
での走行車両を検出する複数の走行経路検出装置と、前
記複数の走行経路検装置により検出された前記走行経路
に応じた通行料金を前記車両に対して課金する課金手段
とを備え、個々の前記走行経路検出装置が、前記分岐路
上の所定のチェックポイントを通過する車両を前方から
撮像し、ナンバープレートに記された登録番号を取得す
る第1の登録番号取得手段と、前記チェックポイントを
通過する車両を後方から撮像し、ナンバープレートに記
された登録番号を取得する第2の登録番号取得手段と、
前記第1及び第2の登録番号取得手段にて各々取得され
た登録番号を照合する照合手段と、前記照合手段による
登録番号の照合の結果、登録番号の不一致が発生した場
合、当該車線の走行経路検出装置の前記第1又は第2の
登録番号取得手段にて取得された登録番号と、当該車線
に隣接する車線の走行経路検出装置の前記第1又は第2
の登録番号取得手段にて取得された登録番号とを照合
し、この照合結果に基づいて前記チェックポイントを通
過した車両を特定する手段とを具備することを特徴とす
る。
【0015】この発明に係る料金収受システムは、分岐
路上の所定の車線においてチェックポイント通過前の車
両前方のナンバープレートから得た登録番号と、チェッ
クポイント通過後の車両後部のナンバープレートから得
た登録番号とを比較照合し、不一致であった場合に、隣
接する車線において、同様に得られた車両前方/後部の
ナンバープレートの登録番号と、前記不一致が発生した
車線の車両前方/後部のナンバープレートの登録番号と
を比較照合し、一致した場合に、当該登録番号を有する
車両がこのチェックポイントを通過したと判定するもの
である。
【0016】したがって、この発明の料金収受システム
によれば、チェックポイントの通過時に、隣接する車線
に例えば車線変更を行った車両を特定することが可能と
なるので、有料道路での車両の走行経路をより正確に把
握することができ、走行経路に応じた通行料金を車両側
から確実に徴収することができる。また、この発明によ
れば、分岐路上のチェックポイントでの車線変更の禁止
を前提している有料道路において、これを違反した車両
の運転者に対し例えば警告を与えること等も可能であ
る。
【0017】さらに、本発明に係る料金収受システム
は、複数の分岐路を有する有料道路の各分岐路の車線毎
にそれぞれ設けられ、少なくとも車両の登録番号が記憶
された記憶部を備えているとともに通信機能を有する車
載器が搭載された前記車両が、該有料道路を走行したと
きの走行経路を検出する複数の走行経路検出装置と、前
記走行経路検出手段により検出された前記走行経路に応
じた通行料金を前記車両に対して課金する課金手段とを
備え、個々の前記走行経路検出装置が、前記分岐路の前
記車線上の所定のチェックポイントを通過する車両を前
方から撮像し、ナンバープレートに記された登録番号を
取得する第1の登録番号取得手段と、前記チェックポイ
ントを通過する車両を後方から撮像し、ナンバープレー
トに記された登録番号を取得する第2の登録番号取得手
段と、前記チェックポイントを通過する車両の車載器と
交信し、前記車載器の前記記憶部に記憶された該車両の
登録番号を取得する第3の登録番号取得手段と、前記第
1及び第3の登録番号取得手段にて各々取得された登録
番号を照合する第1の照合手段と、前記第1及び第2の
登録番号取得手段にて各々取得された登録番号を照合す
る第2の照合手段と、前記第1及び第2の照合手段によ
る登録番号の照合の結果、登録番号の不一致が発生した
場合、当該車線の走行経路検出装置の前記第1ないし第
3の登録番号取得手段にて取得された登録番号と、当該
車線に隣接する車線の走行経路検出装置の前記第1ない
し第3の登録番号取得手段にて取得された登録番号とを
照合し、この照合結果に基づいて前記チェックポイント
を通過した車両を特定する手段とを具備することを特徴
とする。
【0018】したがって、この発明の料金収受システム
によれば、チェックポイントの通過時に、隣接する車線
に例えば車線変更を行った車両をより確実に特定するこ
とが可能となるので、有料道路での車両の走行経路を正
確に把握することができ、走行経路に応じた通行料金を
車両側から徴収することができる。
【0019】さらに、本発明に係る料金収受システム
は、前記登録番号の照合の結果、前記チェックポイント
を通過したことを特定された車両に搭載されている車載
器に対し、このチェックポイントの通過を示す情報を送
信する手段をさらに具備することを特徴とする。
【0020】この発明の料金収受システムによれば、車
載器にて受信されたチェックポイントの通過を示す情報
を基に、例えば有料道路の出口において、高い信頼性で
通行料金の減額処理等を行うことができる。
【0021】さらに、本発明に係る車載器は、複数の分
岐路を有する有料道路での車両の走行経路を検出する手
段と、前記検出された前記走行経路に応じた通行料金を
前記車両に対して課金する手段とを備えた料金徴収装置
との間で、少なくとも車両の登録番号が記憶された記憶
部を備え料金収受に関する情報を送受信する、前記車両
に搭載された車載器であって、前記記憶部に記憶された
車両の登録番号を前記料金徴収装置へ送信する手段と、
前記料金徴収装置にて、前記分岐路の所定のチェックポ
イントを通過する車両を撮像して得られたナンバープレ
ート上の登録番号と、前記車載器の前記記憶部から取得
された登録番号との一致が確認された場合、前記チェッ
クポイントの通過を示す情報を前記料金徴収装置より受
信する手段とを具備することを特徴とする。
【0022】また、本発明に係る車載器は、複数の分岐
路を有する有料道路での車両の走行経路を検出する手段
と、前記検出された前記走行経路に応じた通行料金を前
記車両に対して課金する手段とを備えた料金徴収装置と
の間で、料金収受に関する情報を送受信する前記車両に
搭載された車載器であって、前記料金徴収装置にて、前
記分岐路の所定のチェックポイントを通過する車両を前
方及び後方から撮像することにより前後のナンバープレ
ートから各々取得された各登録番号の一致が確認された
場合、前記チェックポイントの通過を示す情報を前記料
金徴収装置より受信する手段を具備することを特徴とす
る。
【0023】また、本発明に係る料金収受方法は、少な
くとも車両の登録番号が記憶された記憶部を備えている
とともに通信機能を有する車載器が搭載された前記車両
が、複数の分岐路を有する有料道路を走行したときの走
行経路を検出する走行経路検出工程と、前記走行経路検
出手段により検出された前記走行経路に応じた通行料金
を前記車両に対して課金する工程とを有し、前記走行経
路検出工程が、前記分岐路の所定のチェックポイントを
通過する車両のナンバープレートを撮像し、このナンバ
ープレートに記された登録番号を取得する工程と、前記
チェックポイントを通過する車両の車載器と交信し、前
記車載器の前記記憶部に記憶された該車両の登録番号を
取得する工程と、前記各々取得された登録番号を照合
し、この照合結果に基づいて前記チェックポイントを通
過した車両を特定する工程とを有することを特徴とす
る。
【0024】さらに、本発明に係る料金収受方法は、複
数の分岐路を有する有料道路での車両の走行経路を検出
する走行経路検出工程と、前記走行経路検出工程で検出
された前記走行経路に応じた通行料金を前記車両に対し
て課金する工程とを有し、前記走行経路検出工程が、前
記分岐路の所定のチェックポイントを通過する車両を前
方から撮像し、ナンバープレートに記された登録番号を
取得する工程と、前記チェックポイントを通過する車両
を後方から撮像し、ナンバープレートに記された登録番
号を取得する工程と、前記各々取得された登録番号を照
合し、この照合結果に基づいて前記チェックポイントを
通過した車両を特定する工程とを有することを特徴とす
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は、本発明の実施形態に係る料
金収受システムとしてのETCシステムを概略的に示す
ブロック図である。
【0026】同図に示すように、このETCシステム2
は、料金先払い式のオープンシステムの有料道路で用い
られるものであって、有料道路の走行車線(本線)に沿
って複数設けられたインタチェンジ内の各料金所の出入
口に設置された入口ゲート装置4及び出口ゲート装置
6、複数の分岐路を有する有料道路での車両8の走行経
路を検出する走行経路検出装置10、及びこれら入口/
出口ゲート装置4、6、走行経路検出装置10を統括的
に制御するホストコンピュータ12からなる料金徴収装
置14と、ユーザ個人のID番号等が記憶されたICカ
ード16を備え、入口/出口ゲート装置4、6との間で
通行料金の決済に関する情報をやり取りする車両8に搭
載された車載器(OBU:On Board Unit)18とで実
現されている。
【0027】入口ゲート装置4、出口ゲート装置6及び
走行経路検出装置10には、それぞれ入口アンテナ2
0、出口アンテナ24及び本線アンテナ22がそれぞれ
設けられている。これらのアンテナ20、22、24と
車載器18が備える車載器アンテナ26との間で無線通
信が行われる。
【0028】走行経路検出装置10は、図2に示すよう
に、オープンシステムの有料道路を、車両8が、例えば
インタチェンジ(IC)Aからインタチェンジ(IC)
Bまで利用する場合において、車両8が、分岐路E、つ
まりチェックポイントCを通ってインタチェンジBに到
達したのか、若しくは分岐路F、つまりチェックポイン
トDを通ってインタチェンジBに到達したのかを検出す
るため、このチェックポイントC、Dにそれぞれ設けら
れている。
【0029】車載器18には、後述するカード収容部が
設けられており、前記ICカード16が装着される。車
載器18とICカード16との間での情報の受渡しは、
ICカード16の内部に実装されているEEPROMや
フラッシュメモリ等のメモリ素子を通じて車載器18本
体との間で情報をやり取りする。これに対し、入口ゲー
ト装置4、出口ゲート装置6及び走行経路検出装置10
と車載器18との間での情報の受渡しは、それぞれ内部
のダイナミックRAM等のバッファメモリに記憶されて
いる情報を無線で通信する。
【0030】車載器18は、車両8内部の例えば助手席
側のインナーパネル上に設置され、図3に示すように、
カード収容部28と、ICカード16とのインタフェー
ス部30と、このインタフェース部30を通じて読出し
た情報を処理するとともに処理結果をメモリ32に記憶
するICカード処理部34と、メモリ32に記憶されて
いる情報を車載器アンテナ26から送信するとともに車
載器アンテナ26で受信した情報をメモリ32に記憶さ
せるための無線制御部36と、ユーザに操作されるテン
キー、指定キー、実行キー、イジェクトボタン等を備え
た操作部38と、入口ゲート装置4、出口ゲート装置6
及び走行経路検出装置10より受信した情報を可視的に
表示する表示部40と、同様に入口ゲート装置4、出口
ゲート装置6及び走行経路検出装置10より受信した情
報の音声案内を行う音声発生部42と、各部を統括して
制御する制御部44とから構成されている。メモリ32
には、この車載器18が搭載される車両8の車長・車高
・軸数・重量・用途・特長等の他、車両8の車両種別、
車載器毎に固有の車載器ID番号、並びに車両8の登録
番号等からなる車両情報が予め記憶されている。
【0031】ICカード16は、図4に示すように、フ
ラッシュメモリ46と、車載器18のインタフェース部
30との間でデータのやり取りを行うインタフェース部
48と、このインタフェース部48及びフラッシュメモ
リ46を制御するCPU50とを備えている。フラッシ
ュメモリ46には、ユーザの預託金の口座番号、障害者
割引適用の可否等を示す特殊契約情報、及び契約の有効
期限等の決済情報が記憶されている。さらに、フラッシ
ュメモリ46には、ICカード16を特定するためのカ
ードID番号が予め記憶されており、車両8が料金所の
入口ゲートを通過する際に、通過日時、料金所ゲートを
特定するための料金所番号、車両8の車種、及びカード
残額等の通行履歴情報がICカード16のこのカードI
D番号に関連付けられて記憶される。また、このICカ
ード16は、車載器18本体に挿入されると、車載器1
8との信号のやり取りで車載器本体の正当性を確認して
初めて車載器18に対し決済情報等を送信する。
【0032】ここで、本実施形態のオープンシステムの
有料道路では、図2に示したように、分岐路Fは、分岐
路Eに対して、渋滞が比較的発生し易く、しかも走行距
離も長い経路である。したがって、本実施形態のETC
システム2では、分岐路Fを通る車両に特典を与えるた
めに、当該分岐路Fを通過する車両に対し、入口通過の
際に一旦課金された均一料金の一部が返金されるよう
に、減額処理を実施するように構成されている。無論、
運転者は、分岐路Eと分岐路Fとの分岐点Gにおいて、
分岐路Fが目的のインタチェンジBへ向かう際の減額対
象の走行路であることを、例えば有料道路本線上に設け
られた電光掲示板等によって、確認することが可能とな
っている。
【0033】このようなETCシステム2では、車載器
18を搭載した車両8(以下、「ETC」車と称する)
と車載器18を搭載していない車両(以下、「非ETC
車」と称する)とが混在して、インターチェンジAの入
口ゲート、本線の分岐路E、分岐路F上のチェックポイ
ントC、D、並びにインターチェンジBの出口ゲートを
それぞれ通過することになるため、それぞれの車両に応
じた料金収受が行われる。
【0034】すなわち、入口ゲートでは、非ETC車に
対しては車種に応じた一定額の通行料金の徴収を人為的
に行い、ETC車に対しては、例えば車種判別装置によ
ってETC車の車種を判別しこの車種に応じた一定額の
通行料金を、入口ゲート装置4と車載器18との無線通
信によって車両側に対し課金する。すなわち、このIC
カード16のID番号を基に、ホストコンピュータ10
への口座引落とし要求等が行われる。ここで、ICカー
ド16は、ID番号が運転者の銀行の預託金の口座番号
等の顧客情報に関連付けられており、クレジットカード
又はプリペイドカードに類似したかたちで利用されるこ
とになる。なお、この自動決済に関する情報が、ETC
車の車載器18本体のメモリ32及びICカード16に
記憶される。
【0035】また、本線の分岐路上のチェックポイント
では、当該チェックポイントが減額対象の分岐路にある
チェックポイントDであって且つ車両がETC車である
場合には、車載器18と走行経路検出装置10との間で
無線交信により、ETC車がインターチェンジAより入
場した車両であることが確認されたときに、入口通過の
際に一旦課金された均一料金の一部が実質的に返金され
るように、例えばICカード16のID番号を基にユー
ザの銀行等の預託金の口座より通行料金を引き落とすた
めの請求明細処理(減額処理)が実施される。
【0036】さらに、出口ゲートでは、ETC車に対し
ては、通行料金の自動決済に関する情報が、ETC車の
車載器18へ出口ゲート装置6より送信される。なお、
チェックポイントDの通過情報を記憶したETC車の車
載器18と出口ゲート装置6との無線交信により上記減
額処理が出口ゲートにおいて実施される場合もある。
【0037】次に、本実施形態の走行経路検出装置10
を、図2の有料道路の分岐路を示す図、図5のブロック
図、図6の正面図及び図7の平面図を用いて詳述する。
これらの図に示すように、有料道路の各分岐路は車線が
2車線設けられている。走行経路検出装置10は、車線
M、N毎に設けられている。本実施形態では、車線Mに
設けられた走行経路検出装置を第1の走行経路検出装置
10mとし、車線Nに設けられた走行経路検出装置を第
2の走行経路検出装置10nとする。
【0038】第1及び第2の走行経路検出装置10m、
10nは、車線M、Nを走行する車両8の車載器18と
交信し、車載器18に予め記憶された車両8の登録番号
及び車載器18固有の車載器ID番号等を受信する本線
アンテナ53m、53nを備えた路側無線装置52m、
52nと、車両8の直進方向に対し本線アンテナ53
m、53nの通信可能領域57m、57nのうちの前縁
部に設けられた前段車両検知装置54m、54nと、車
両8の直進方向に対し本線アンテナ53m、53nの通
信可能領域57m、57nのうちの後縁部に設けられた
後段車両検知装置56m、56nと、前段車両検知装置
54m、54nに車両が検知されとき、つまり分岐路
E、F上のチェックポイントC、Dを車両が通過し始め
るときに、車両を前方から撮像して画像処理を行い、車
両前方のナンバープレートに記された登録番号を取得す
る前方ナンバープレート読取装置58m、58nと、後
段車両検知装置56m、56nにて車両が検知されたと
き、つまり分岐路E、F上のチェックポイントC、Dを
車両が通過し終えるときに、この車両を後方から撮像し
て画像処理を行い、車両後部のナンバープレートに記さ
れた登録番号を取得する後方ナンバープレート読取装置
60m、60nと、これら各装置より得られた情報を記
憶する記憶部62m、62nを有し上記各装置を統括的
に制御する第1及び第2の車線制御装置64m、64n
とから構成されている。
【0039】路側無線装置52m、52nは、前段車両
検知装置54m、54nに車両が検知されたとき、すな
わち、この分岐路E、F上のチェックポイントC、Dを
車両8が通過し始めるときに、車両8に搭載された車載
器18と交信を行う。
【0040】第1及び第2の車線制御装置64m、64
nの記憶部62m、62nには、車両管理情報記録エリ
ア66m、66nと、異常管理情報記録エリア68m、
68nと、通通過記録エリア70m、70nとが設けら
れている。
【0041】第1及び第2の車線制御装置64m、64
nは、前方ナンバープレート読取装置58m、58nに
よって取得された車両8前方のナンバープレートの登録
番号と、車載器18のメモリ32に予め記憶されてい
る、車載器18からアンテナ552m、52nを介して
受信した車両22の登録番号とが一致した場合、登録番
号と、処理日時、車載器18固有の車載器ID番号、チ
ェックポイントC、D固有のチェックポイント番号とを
関連付けて、チェックポイント進入時の車両通過情報と
し、これを車両管理情報記録エリア66m、66nに記
憶する。
【0042】また、第1及び第2の車線制御装置64
m、64nは、車両のチェックポイント進入時に得られ
るこの車両通過情報と、後方ナンバープレート読取装置
60m、60nによって取得される車両8後部のナンバ
ープレートの登録番号を含むチェックポイント退出時の
車両通過情報とを登録番号に基づいて比較照合する。登
録番号が一致した場合、当該登録番号を持つ車両がチェ
ックポイントC(又はD)を通過したと判定し、この照
合したデータを通過記録エリア70m、70nに記録す
るとともに、この旨をホストコンピュータ12へ通知す
る。
【0043】すなわち、第1及び第2の車線制御装置6
4m、64nは、前方ナンバープレート読取装置58
m、58nによって取得された車両8の前方のナンバー
プレートの登録番号と、後方ナンバープレート読取装置
60m、60nによって取得された車両8の後部のナン
バープレートの登録番号とを照合し、一致した場合に、
当該登録番号を持つ車両がチェックポイントC(又は
D)を通過したと判定し、一致した情報を、車両管理情
報記録エリア66m、66nから削除するとともに通過
記録エリア70m、70nに記録する。なお、非ETC
がチェックポイントを通過する場合には、路側無線装置
52m、52nと車両側との交信が行われないことにな
るが、上記登録番号の一致をもって、当該車両を、正常
にチェックポイントC(又はD)を通過した非ETC車
として判定する。
【0044】また、車線M側に設置された第1の車線制
御装置64mは、前方/後方ナンバープレート読取装置
58m、60mによりそれぞれ得られた各登録番号どう
しの照合の結果、登録番号が一致しなかった場合、この
データを車線Mに隣接する車線N側に設置された第2の
車線制御装置64nへ送信する。第2の車線制御装置6
4nは、一致しなかった登録番号を前方/後方ナンバー
プレート読取装置58n、60nによりそれぞれ得られ
た同様に一致していな登録番号と比較する。同様に、車
線N側に設置された第2の車線制御装置64nは、照合
の結果、登録番号が一致しないデータが検出された場
合、これを車線M側の第1の車線制御装置64mへ送信
する。このような照合の結果が登録番号が一致した場合
には、当該登録番号を持つ車両がチェックポイントC
(又はD)を通過したと判定し、一致した情報を、車両
管理情報記録エリア66m、66nから削除して通過記
録エリア70m、70nに記録するとともに、進路変更
異常として、異常管理エリア68m、68nに記録し、
またこれをホストコンピュータ12へ通知する。
【0045】これにより、図8に示すように、チェック
ポイントC(又はD)の通過時に、車線Mから隣接する
車線Nに例えば車線変更を行った車両8を特定すること
が可能となるので、有料道路での車両の走行経路(本実
施形態では経路E又は経路F)をより正確に把握するこ
とができ、走行経路に応じた通行料金を車両側から確実
に徴収することができる。また、本実施形態の有料道路
では、分岐路上のチェックポイントC(又はD)付近で
の車線変更の禁止を前提しており、これを違反して車線
変更を行った車両8の運転者に対し、例えば金融機関か
らの料金請求時に警告を与えることが可能である。さら
に、例えばチェックポイントC(又はD)付近に渋滞が
発生して車両の走行速度が極めて遅い場合等には、車線
変更後の車両の車載器に、チェックポイントの通過を示
す情報を、変更車線側の路側無線装置より送信し、IC
カード16のフラッシュメモリ46にこれを記憶させる
ようにしてもよい。
【0046】次に、このように構成された走行経路検出
装置10m、10nの第1及び第2の車線制御装置64
m、64nによって行われる具体的な処理を図9及び図
10に示すフローチャートを用いて説明する。なお、こ
の例では、第2の車線制御装置64nを基準とした場合
の処理で説明する。
【0047】第2の車線制御装置64nは、前段車両検
知装置54nを介して車両8の通過を検知すると、前方
ナンバープレート読取装置58nに対し撮影の指示を行
う。前方ナンバープレート読取装置58nは、車両前方
のナンバープレートを撮影して画像情報を生成し、この
画像情報からナンバープレートに記された登録番号を読
み取る。前方ナンバープレート読取装置58nは、読み
取ったこの登録番号を車両8前方のナンバープレート情
報として第2の車線制御装置64nへ通知する。
【0048】この際、第2の車線制御装置64nは、路
側無線装置52nに対して、通信開始の指示を行う。第
2の車線制御装置64nは、車両8の車載器18から送
信されてきた車載器18に予め登録されている当該車両
のナンバープレート情報を本線アンテナ53nを介して
受信する。さらに、第2の車線制御装置64nは、図9
に示すように、受信したナンバープレート情報と、前方
ナンバープレート読取装置58nによって取得された車
両8前方のナンバープレート情報とを比較を照合する
(S1)。
【0049】第2の車線制御装置64nは、前方ナンバ
ープレート読取装置58nによって取得された車両8前
方のナンバープレート情報と、車載器18から得たナン
バープレート情報との一致を確認した場合(S1のYE
S)、この一致したナンバープレート情報と、処理日
時、車載器18固有の車載器ID番号、チェックポイン
トC、D固有のチェックポイント番号とを関連付けて、
チェックポイント進入時の車両通過情報とし、これを車
両管理情報記録エリア66nに記憶する(S2)。この
際、第2の車線制御装置64nは、同時にその車載器1
8に対しチェックポイントC(D)を通過したことを示
す経路情報を送信し、通信が成功した場合にはその際の
通信結果を記憶部62nに合わせて記憶しておく。
【0050】一方、第2の車線制御装置64nは、前方
ナンバープレート読取装置58nによって取得された車
両8前方のナンバープレート情報と、車載器18から得
たナンバープレート情報とが一致しなかったことを確認
した場合には(S1のNO)、チェックポイントC(又
はD)での車線変更が禁止されているにも拘らず車線変
更が行われてしまった可能性があるため、この一致しな
かったこれらのナンバープレート情報が異常管理情報と
して記憶される。
【0051】次に、第2の車線制御装置64nは、記憶
部62nの車両管理情報記録エリア66nに記憶された
車両通過情報と、車両のチェックポイント退出時の車両
通過情報とのそれぞれに同一の車両のナンバープレート
情報が存在するか否か(ぺアになっているか否か)を検
索する(S4)。各ナンバープレート情報を照合した結
果、一致したデータが存在した場合には(S2のYE
S)、一致したこの車両通過情報を、車両管理情報記録
エリア66n内から削除するとともに、通過記録エリア
70nにこれを格納する(S5)。
【0052】一方、照合の結果、ナンバープレート情報
がぺアになっていない場合には(S4のNO)、さらに
その情報内に車両のナンバープレート情報が含まれてい
るか否かを検出する(S6)。ナンバープレート情報が
含まれていない車両の通過情報がない場合には(S6の
NO)、照合を行った車両通過情報をそのまま、車線N
に隣接する車線M側に設置された第1の車線制御装置6
4mへ送信する(S7)。
【0053】この際、この情報を受信した第1の車線制
御装置64mは、記憶部62mの車両管理情報記録エリ
ア66mに記憶された車両通過情報の中に車両のナンバ
ープレート情報が一致する車両通過情報が存在するか否
かを検索する。ナンバープレート情報が一致するデータ
が検索された場合には、この車両通過情報を通過記録エ
リア70mに記録するとともに異常管理情報記録エリア
68mにも格納する。この場合、図8に示したように、
車両が分岐路上のチェックポイント通過時に、車線変更
を行った車両のデータであると想定され、これにより、
このナンバープレート情報を通じて該当する車両の運転
者に警告等を与えることが可能である。
【0054】各車線の車線制御装置の車両管理情報記録
エリアのナンバープレート情報の一致を以って、当該車
両がチェックポイントを通過したと特定し、第1の車線
制御装置64mは、通過記録エリア70m、この旨を記
録するとともに、異常管理エリア68mからこの情報を
削除する。同時に、隣接車線の第2の車線制御装置64
nに対しても当該車両の通過情報が処理されたことを送
信する。また、この場合、車載器18と車線制御装置と
の間での通信が正常に行われない可能性があるため、進
路変更異常として、この当該車両通過情報を異常管理情
報記録エリア68mにも記録する。
【0055】一方、第2の車線制御装置64n内での車
両通過情報の照合の際にナンバープレート情報が含まれ
ていない車両通過情報が存在する場合には(S6のYE
S)、照合を行った車両通過情報に疑義車両有りのフラ
グを立てて、第1の車線制御装置64mへ送信する(S
8)。
【0056】また、第1の車線制御装置64mは、図1
0に示すように、隣接する車線N側に設置された第2の
車線制御装置64nより、疑義車両有りのフラグ着きの
車両通過情報を受信した場合には、記憶部62mの車両
管理情報記録エリア66mに記憶された車両通過情報の
中に該当する車両通過情報が存在するか否かを検索する
(S14)。該当するデータが検索された場合には(S
14のYES)、この車両通過情報を異常管理情報記録
エリア68mに格納するとともに、該当フラグ付きで応
答信号を第2の車線制御装置64nへ返信する(S1
6)。
【0057】一方、該当するデータがなかった場合には
(S14のNO)、さらに車両管理情報記録エリア66
m内にも、ナンバープレート情報が不明の車両通過情報
があるか否かが検索され(S18)、ない場合には(S
18のNO)、該当する車両通過情報がなかったことを
示す情報を第2の車線制御装置64nへ返信する(S2
0)。また、車両管理情報記録エリア66m内にナンバ
ープレート情報があった場合には(S18のYES)、
この車両通過情報を、車両管理情報記録エリア66m内
から削除せずに、疑義車両有りのフラグを立てて、第2
の車線制御装置64nへ返信する(S22)。
【0058】このように、本実施形態のETCシステム
2によれば、有料道路の分岐路上のチェックポイント通
過前の車両前方のナンバープレートから得た登録番号
と、チェックポイント通過後の車両後部のナンバープレ
ートから得た登録番号とを照合し、チェックポイントを
通過した車両をより正確に特定できることに加え、チェ
ックポイント通過時に、車線変更を行った車両を特定す
ること等も可能なので、複数に分岐した有料道路での車
両の走行経路をより正確に把握することができ、走行経
路に応じた通行料金を車両側から徴収する場合の信頼性
を高めることができる。
【0059】また、本実施形態のETCシステム2によ
れば、例えば有料道路の利用者から、有料道路の迂回路
F(チェックポイントD)を通過したにも拘らず、割引
料金が適用されなかったという申告があった場合に、各
車線制御装置の異常管理情報記録エリア68m、68n
内等の情報検索を行い、利用者から申告されたナンバー
プレート情報(車両の登録番号)と、上記検索されたナ
ンバープレート情報とが一致した場合には、チェックポ
イントC(又はD)での車線変更が禁止されているにも
拘らず、進路変更を行ってしまった当該運転者に対し警
告を与えることも可能である。
【0060】以上、本発明を実施の形態により具体的に
説明したが、本発明は前記実施形態にのみ限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
である。例えば、本実施形態では、オープンシステムの
有料道路に本発明の料金収受システムを適用した場合に
ついて説明したが、無論、通行料金が後払いとなる、ク
ローズシステムの有料道路に本発明を適用してもよい。
また、分岐路が3車線以上の場合、中央の車線の車線制
御装置から、中央の車線の両側に隣接する2つの車線制
御装置へ、車両通過情報をそれぞれ送信できるように走
行経路検出装置を構成してもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
有料道路の分岐路上のチェックポイント通過前の車両前
方のナンバープレートから得た登録番号と、車両が搭載
する車載器より取得した、車載器の記憶部に予め記憶さ
れていた該車両の登録番号と、チェックポイント通過後
の車両後部のナンバープレートから得た登録番号とを照
合し、チェックポイントを通過した車両をより正確に特
定できることに加え、チェックポイント通過時に、車線
変更を行った車両を特定すること等も可能なので、複数
に分岐した有料道路での車両の走行経路をより正確に把
握することができ、走行経路に応じた通行料金を車両側
から徴収する場合等の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るETCシステムを示す
ブロック図である。
【図2】図1のETCシステムが用いられる有料道路の
分岐路を概略的に示す図である。
【図3】図1のETCシステムを構成する車載器を示す
ブロック図である。
【図4】図2の車載器に装着されるICカードの構成を
示すブロック図である。
【図5】図1のETCシステムを構成する走行経路検出
装置を示すブロック図である。
【図6】図5の走行経路検出装置の物理的な配置を示す
正面図である。
【図7】図5の走行経路検出装置の物理的な配置を示す
平面図である。
【図8】図5の走行経路検出装置の設置位置で車両が車
線変更した場合の状態を示す平面図である。
【図9】図5の走行経路検出装置による処理を示すフロ
ーチャートである。
【図10】図5の走行経路検出装置による異常処理の内
容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2…ETCシステム、4…入口ゲート装置、6…出口ゲ
ート装置、8…車両、10,10m,10n…走行経路
検出装置、12…ホストコンピュータ、14…料金徴収
装置、16…ICカード、18…車載器(OBU)、2
0…入口アンテナ、22,53m,53n…本線アンテ
ナ、24…出口アンテナ、26…車載器アンテナ、32
…車載器のメモリ、46…ICカードのフラッシュメモ
リ、52m、52n…路側無線装置、58m、58n…
前方ナンバープレート読取装置、60m、60n…後方
ナンバープレート読取装置、62m,62n…車線制御
装置の記憶部、64m…第1の車線制御装置、64n…
第2の車線制御装置、A,B…インタチェンジ(I
C)、C,D…チェックポイント(CP)、E,F…分
岐路、M,N…分岐路の車線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/017 G08G 1/017 1/04 1/04 C H04B 7/26 H04B 7/26 F

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも車両の登録番号が記憶された
    記憶部を備えているとともに通信機能を有する車載器が
    搭載された前記車両が、複数の分岐路を有する有料道路
    を走行したときの走行経路を検出する走行経路検出手段
    と、 前記走行経路検出手段により検出された前記走行経路に
    応じた通行料金を前記車両に対して課金する課金手段と
    を備え、 前記走行経路検出手段が、 前記分岐路の所定のチェックポイントを通過する車両の
    ナンバープレートを撮像し、このナンバープレートに記
    された登録番号を取得する手段と、 前記チェックポイントを通過する車両の車載器と交信
    し、前記車載器の前記記憶部に記憶された該車両の登録
    番号を取得する手段と、 前記各々取得された登録番号を照合し、この照合結果に
    基づいて前記チェックポイントを通過した車両を特定す
    る手段とを具備することを特徴とする料金収受システ
    ム。
  2. 【請求項2】 複数の分岐路を有する有料道路での車両
    の走行経路を検出する走行経路検出手段と、 前記走行経路検出手段により検出された前記走行経路に
    応じた通行料金を前記車両に対して課金する課金手段と
    を備え、 前記走行経路検出手段が、 前記分岐路の所定のチェックポイントを通過する車両を
    前方から撮像し、ナンバープレートに記された登録番号
    を取得する手段と、 前記チェックポイントを通過する車両を後方から撮像
    し、ナンバープレートに記された登録番号を取得する手
    段と、 前記各々取得された登録番号を照合し、この照合結果に
    基づいて前記チェックポイントを通過した車両を特定す
    る手段とを具備することを特徴とする料金収受システ
    ム。
  3. 【請求項3】 有料道路の走行車線毎にそれぞれ設けら
    れ、該有料道路での走行車両を検出する複数の走行経路
    検出装置と、 前記複数の走行経路検装置により検出された前記走行経
    路に応じた通行料金を前記車両に対して課金する課金手
    段とを備え、 個々の前記走行経路検出装置が、 前記分岐路上の所定のチェックポイントを通過する車両
    を前方から撮像し、ナンバープレートに記された登録番
    号を取得する第1の登録番号取得手段と、 前記チェックポイントを通過する車両を後方から撮像
    し、ナンバープレートに記された登録番号を取得する第
    2の登録番号取得手段と、 前記第1及び第2の登録番号取得手段にて各々取得され
    た登録番号を照合する照合手段と、 前記照合手段による登録番号の照合の結果、登録番号の
    不一致が発生した場合、当該車線の走行経路検出装置の
    前記第1又は第2の登録番号取得手段にて取得された登
    録番号と、当該車線に隣接する車線の走行経路検出装置
    の前記第1又は第2の登録番号取得手段にて取得された
    登録番号とを照合し、この照合結果に基づいて前記チェ
    ックポイントを通過した車両を特定する手段とを具備す
    ることを特徴とする料金収受システム。
  4. 【請求項4】 複数の分岐路を有する有料道路の各分岐
    路の車線毎にそれぞれ設けられ、少なくとも車両の登録
    番号が記憶された記憶部を備えているとともに通信機能
    を有する車載器が搭載された前記車両が、該有料道路を
    走行したときの走行経路を検出する複数の走行経路検出
    装置と、 前記走行経路検出手段により検出された前記走行経路に
    応じた通行料金を前記車両に対して課金する課金手段と
    を備え、 個々の前記走行経路検出装置が、 前記分岐路の前記車線上の所定のチェックポイントを通
    過する車両を前方から撮像し、ナンバープレートに記さ
    れた登録番号を取得する第1の登録番号取得手段と、 前記チェックポイントを通過する車両を後方から撮像
    し、ナンバープレートに記された登録番号を取得する第
    2の登録番号取得手段と、 前記チェックポイントを通過する車両の車載器と交信
    し、前記車載器の前記記憶部に記憶された該車両の登録
    番号を取得する第3の登録番号取得手段と、 前記第1及び第3の登録番号取得手段にて各々取得され
    た登録番号を照合する第1の照合手段と、 前記第1及び第2の登録番号取得手段にて各々取得され
    た登録番号を照合する第2の照合手段と、 前記第1及び第2の照合手段による登録番号の照合の結
    果、登録番号の不一致が発生した場合、当該車線の走行
    経路検出装置の前記第1ないし第3の登録番号取得手段
    にて取得された登録番号と、当該車線に隣接する車線の
    走行経路検出装置の前記第1ないし第3の登録番号取得
    手段にて取得された登録番号とを照合し、この照合結果
    に基づいて前記チェックポイントを通過した車両を特定
    する手段とを具備することを特徴とする料金収受システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4いずれかに記載の料金
    収受システムにおいて、 前記登録番号の照合の結果、前記チェックポイントを通
    過したことを特定された車両に搭載されている車載器に
    対し、このチェックポイントの通過を示す情報を送信す
    る手段をさらに具備することを特徴とする料金収受シス
    テム。
  6. 【請求項6】 複数の分岐路を有する有料道路での車両
    の走行経路を検出する手段と、前記検出された前記走行
    経路に応じた通行料金を前記車両に対して課金する手段
    とを備えた料金徴収装置との間で、少なくとも車両の登
    録番号が記憶された記憶部を備え料金収受に関する情報
    を送受信する、前記車両に搭載された車載器であって、 前記記憶部に記憶された車両の登録番号を前記料金徴収
    装置へ送信する手段と、 前記料金徴収装置にて、前記分岐路の所定のチェックポ
    イントを通過する車両を撮像して得られたナンバープレ
    ート上の登録番号と、前記車載器の前記記憶部から取得
    された登録番号との一致が確認された場合、前記チェッ
    クポイントの通過を示す情報を前記料金徴収装置より受
    信する手段とを具備することを特徴とする車載器。
  7. 【請求項7】 複数の分岐路を有する有料道路での車両
    の走行経路を検出する手段と、前記検出された前記走行
    経路に応じた通行料金を前記車両に対して課金する手段
    とを備えた料金徴収装置との間で、料金収受に関する情
    報を送受信する前記車両に搭載された車載器であって、 前記料金徴収装置にて、前記分岐路の所定のチェックポ
    イントを通過する車両を前方及び後方から撮像すること
    により前後のナンバープレートから各々取得された各登
    録番号の一致が確認された場合、前記チェックポイント
    の通過を示す情報を前記料金徴収装置より受信する手段
    を具備することを特徴とする車載器。
  8. 【請求項8】 少なくとも車両の登録番号が記憶された
    記憶部を備えているとともに通信機能を有する車載器が
    搭載された前記車両が、複数の分岐路を有する有料道路
    を走行したときの走行経路を検出する走行経路検出工程
    と、 前記走行経路検出手段により検出された前記走行経路に
    応じた通行料金を前記車両に対して課金する工程とを有
    し、 前記走行経路検出工程が、 前記分岐路の所定のチェックポイントを通過する車両の
    ナンバープレートを撮像し、このナンバープレートに記
    された登録番号を取得する工程と、 前記チェックポイントを通過する車両の車載器と交信
    し、前記車載器の前記記憶部に記憶された該車両の登録
    番号を取得する工程と、 前記各々取得された登録番号を照合し、この照合結果に
    基づいて前記チェックポイントを通過した車両を特定す
    る工程とを有することを特徴とする料金収受方法。
  9. 【請求項9】 複数の分岐路を有する有料道路での車両
    の走行経路を検出する走行経路検出工程と、 前記走行経路検出工程で検出された前記走行経路に応じ
    た通行料金を前記車両に対して課金する工程とを有し、 前記走行経路検出工程が、 前記分岐路の所定のチェックポイントを通過する車両を
    前方から撮像し、ナンバープレートに記された登録番号
    を取得する工程と、 前記チェックポイントを通過する車両を後方から撮像
    し、ナンバープレートに記された登録番号を取得する工
    程と、 前記各々取得された登録番号を照合し、この照合結果に
    基づいて前記チェックポイントを通過した車両を特定す
    る工程とを有することを特徴とする料金収受方法。
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