JP2015133022A - 料金収受施設、料金収受システム、料金収受方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】料金収受施設100は、料金収受機1を用いて料金の収受を行う有料道路の料金収受施設であって、走行レーン102における料金収受機1の進行方向前方側に設けられて車両101に搭載された車載器と通信可能な無線通信装置210を備え、料金収受機1は、無線通信装置210と車載器との通信結果を受信する情報受信部と、通行する車両101が不正車両であることを示す不正車両検知信号を出力する不正車両検知手段と、当該不正車両検知信号を受け付けた際に走行レーン102を通過した車両101に関する情報を、無線通信装置210と車両101に搭載された車載器との通信結果に基づいて取得する不正車両情報処理部と、を有している。
【選択図】図1
Description
このような料金収受システムには、走行レーンにおける通行券自動発行機または料金自動収受機の手前側(車両の進行方向前方側)に、車種判別装置が備えられているものがある。料金収受システムは、この車種判別装置により走行車両の車種を判別し、当該車種に応じた料金の徴収を行うシステムを実現している(例えば、特許文献1参照)。
以下、第1の実施形態に係る料金収受施設の一例について、図面を参照しながら説明する。
図1は、第1の実施形態に係る料金収受施設の利用環境の一例を示す図である。
図1に示すように、料金収受施設100は、有料道路の出口料金所に設置されて、通行する車両101の運転手等の利用者から料金を収受する。この料金収受施設100は、比較的交通量の少ない有料道路の出口料金所に設けられる。
料金収受機1は、料金所用機械の一態様であって、有人ブース5内に設けられ、収受員の業務に使用される。有人ブース5に待機する収受員は、車両101の運転手等から入口料金所で取得された通行券、現金、クレジットカード等を受け付けて、料金収受機1を用いて精算処理を行う。この際、料金収受機1は、収受員の操作に基づいて、現金の受付、つり銭の排出等の支払い手続き、または、クレジットカードによる電子決済手続き等を行う。
なお、本実施形態においては、以下、主制御装置11が料金収受機1に内蔵される態様で説明するが、他の実施形態においては、この態様に限定されない。例えば、他の実施形態に係る料金収受設備100は、主制御装置11が、ネットワーク上に接続された料金収受機1以外の装置に内蔵されるものであってよい。
電子料金収受装置2は、アンテナ取付け柱21と、無線通信装置210と、車載器情報取得部211(図2に記載)と、を備えている。図1に示すように、無線通信装置210は、アンテナ取付け柱21に設置される。車載器情報取得部211(図2参照)は、無線通信装置210と車載器との通信結果を示す情報(通信情報D1)を取得し、主制御装置11に送信する。この車載器情報取得部211の機能については後述する。
無線通信装置210は、車両101が車載器を搭載する場合に、内蔵する通信アンテナを介して当該車載器と無線通信を確立する。車載器には、電子決済に用いる専用ICカード(例えばETCカード等)が挿入されており、無線通信装置210は、無線通信により当該専用ICカードに記録された電子決済用情報D30を取得する。電子決済用情報D30は、当該専用ICカードの発行元(クレジットカード会社等)により電子決済を行うために必要な情報(カード番号情報、個人情報等)である。また、電子決済用情報D30には、有料道路の入口料金所に設けられた電子料金収受装置2により一時的に記録される入口情報等も含まれる。
また、無線通信装置210は、車両101に搭載された車載器との無線通信に際し、車載器に予め登録された車両101についての情報である登録車種情報D31、登録車両番号情報D32を取得する。ここで、登録車種情報D31は、車両101の車種区分(軽自動車、普通車、大型車等)を示す情報であり、登録車両番号情報D32は、車両101の車両番号を示す情報である。
なお、本実施形態に係る無線通信装置210は、電波を常時放射している。これにより、車載器が無線通信装置210の通信可能領域に入ると、無線通信装置210は、直ちにその車載器と無線通信処理を開始する。
図2に示すように、料金収受機1(図1)に搭載された主制御装置11は、電子料金収受装置2、撮像装置4を介して取得される種々の情報を受信し、これらに基づいて、料金収受機1による料金の収受、専用ICカード(後述)を用いた電子決済処理等の各種処理を実施する。
車載器情報取得部211は、無線通信装置210による車載器との無線通信を介して、車載器の情報の読み取りを試みる。
ここで、車両101が車載器を搭載する搭載車であった場合、車載器情報取得部211は、当該車載器から、専用ICカードに記録された電子決済用情報D30、及び、事前に車載器に登録された登録車種情報D31、登録車両番号情報D32を取得する。この場合、車載器情報取得部211は、車両101が搭載車であること及び専用ICカードが正常に読み取れることを示す情報、通信により読み取った上記各種情報をまとめて通信情報D1とし、当該通信情報D1を後述する主制御装置11の電子決済処理部112及び情報受信部115に送信する。
なお、無線通信装置210と車載器との無線通信は、SAM(Secure Application Module)に基づいて情報の暗号化(符号化)処理が施された上で行われる。そして、電子決済処理部112も、内部にSAMを有しており、暗号化されて受信した各種情報を復号化した上で上記の各種処理を行う。
画像表示部116は、情報受信部115を介して取得した通信情報D1の内容を収受員に通知する通知手段の一態様である。本実施形態において、画像表示部116は、一般的なディスプレイモニタであって、情報受信部115を介して通信情報D1を取得し、当該通信情報D1に示される内容を表示画面に表示する。また、画像表示部116は、情報受信部115を介して撮像データDSを取得するとともに当該撮像データDSに基づく画像を表示する。
押下ボタン117は、不正車両検知手段の一態様であって、有人ブース5(図1)に待機する収受員の操作を受け付ける操作受付部である。具体的には、押下ボタン117は、収受員が、通行する車両を不正車両と判断した際に押下される。収受員に押下された押下ボタン117は、その際に走行レーン102を通過する車両101が不正車両であることを示す不正車両検知信号Dfを出力する。なお、収受員は、画像表示部116に表示された情報に基づいて車両101が不正車両であるか否かを判断する。不正車両およびその判断については後述する。
なお、収受員の操作を受け付ける操作受付部としての態様は、上述の押下ボタン117に限定されることはなく、例えば、入力用キーボードの特定のキーであったり、タッチパネルディスプレイを構成するタッチセンサであったりしてもよい。
なお、不正車両情報処理部118が、無線通信装置210と車両101に搭載された車載器との通信結果に基づいて取得する情報には、通信情報D1が取得されなかったという結果に基づいて、「車両101が一般車であると判断される」という情報を含むものとする。具体的には、不正車両情報処理部118は、不正車両検知信号Dfを受け付けた際に、無線通信装置210を介して通信情報D1を取得していない場合は、不正車両情報処理部118は、当該不正車両が車載器を搭載しない「一般車」であるという情報を取得する。
なお、不正車両情報蓄積部119は、不正車両情報処理部118から入力される不正車両情報を蓄積する記憶領域である。
図2で示したように、本実施形態に係る料金収受機1は、確認用パネル16を備えている。確認用パネル16には、図3に示すように、画像表示部116と、押下ボタン117と、が設置されている。
画像表示部116は、撮像装置4から情報受信部115を介して受信した撮像データDSに基づき、車両101を表す車両画像116aを表示する。収受員は、車両画像116aを視認することにより、車両101の車種(外観)と、ナンバープレートに表記された車両番号と、を把握することができる。
なお、収受員は、画像表示部116に表示された画像のみならず、実際に走行した車両そのものも見て、不正車両か否かを判断してもよい。例えば、画像表示部116に表示された車両101の前面画像のみでは牽引の有無の判別は困難だが、通行する車両を直接目視することで、そのような判別も容易に行うことができる。
また、不正車両情報処理部118は、無線通信装置210と車載器との通信結果として、通信情報D1を受信していない場合は、不正車両に関する情報として、車載器が搭載されていない「一般車」であるという情報を取得する。そして、不正車両情報処理部118は、当該不正車両が「一般車」であることを示す情報を付加して、不正車両情報蓄積部119に記録する。
有料道路の運営者は、後日、不正車両情報蓄積部119に記録された情報を参照することで運転手等の身元を特定し、料金の徴収や常習的な不正の摘発等を行うことができる。
図4に示すように、まず、撮像装置4は、常時撮像を行いながら、その撮像データDSにおいて車両が撮像されているか否かを判定する(ステップS10)。
撮像装置4は、取得した撮像データDSに車両101が撮像されていると判定すると(ステップS10:YES)、取得した車両101の撮像データDSを主制御装置11の情報受信部115に送信する(ステップS11)。
専用ICカードから電子決済情報D30を正しく読み取れた場合(ステップS12b:YES)、車載器情報取得部211は、車両101が搭載車であって専用ICカードを正しく読み取れる旨を示す情報を主制御装置11の情報受信部115に送信する。また、車載器情報取得部211は、無線通信により取得した電子決済用情報D30、登録車種情報D31、登録車両番号情報D32等を、電子決済処理部112及び情報受信部115に送信する(ステップS13a)。
電子決済処理部112は、上記各種情報を受信すると、当該各種情報に基づいて、収受すべき料金を算出し、電子決済処理を行う(ステップS14)。ここで、電子決済処理部112は、上述したように、上記各種情報に基づき、有料道路の入口、出口に応じた料金価格、車種区分に応じた料金価格等を特定して収受すべき料金を算出する。
また、車両101が一般車であった場合(ステップS12a:NO)、車載器情報取得部211は、主制御装置11に向けて何らの情報を送信しない。
収受員は、画像表示部116に表示された画像を確認して、車両101が搭載車か一般車か、車両101の車種区分、車両番号(ナンバープレート)等を確認する。ここで、車両101が一般車であった場合、若しくは、専用ICカードを読み取れなかった場合は、収受員は、車両101の運転手等に対し、料金を収受する手続きを行う。また、収受員は、車両101が一般車であった、または、専用ICカードを読み取れなかったにも関わらず、料金収受手続を行わないまま通過してしまった場合は、車両101を不正車両と判断し、押下ボタン117を押下する。
ここで、料金収受機1及び有人ブース5は既存の設備であるため、本実施形態に係る料金収受施設100によれば、電子料金収受装置2及び撮像装置4を新たに設置するのみで電子決済処理に対応可能となる。したがって、より安価に電子料金収受システムを導入することができる。
また、搭載する車載器が、電子料金収受装置2から利用明細情報を受信して、音声等により当該明細情報を通知する明細通知機能部を有していてもよい。
例えば、上述の料金収受施設100では、収受員自身が画像表示部116を視認することで車両101の実際の車両番号と、車載器に登録されている車両番号(登録車両番号情報D32)を照合し、不正車両か否かを判断することとしている。しかし、他の実施形態に係る料金収受施設100は、車両101が撮像される撮像データDSから車両101の車両番号情報を抽出し、登録車両番号情報D32と合致するか否かを自動で照合してもよい。具体的には、料金収受施設100の主制御装置11または撮像装置4が、撮像データDSに対しOCR(Optical Character Recognition)等の画像処理を行い、車両番号情報を抽出可能な車両番号抽出部を有する。そして、主制御装置11は、不正車両検知手段の一態様として、当該車両番号抽出部が抽出した車両番号情報と、車載器情報取得部211が取得した登録車両番号情報D32と、を照合し、両者が合致しない場合には通行する車両を不正車両とみなし、不正車両検知信号Dfを出力する照合部を有するようにしてもよい。
この場合、不正車両検知手段の一態様としての上記照合部は、さらに、車種判別装置が自動で判別した車種区分と、車載器に登録されている登録車種情報D31と、を照合し、両者が合致しない場合には不正車両検知信号Dfを出力するものとする。
このようにすることで、収受員が不正車両と判別するための機能構成を一層簡素なものとすることができる。
また、上記通知手段は、無線通信装置210と車載器との通信結果を所定の音声(チャイム等)で通知する態様のものであってもよい。
具体的には、当該他の実施形態に係る料金収受施設100の主制御装置11は、収受員から不正車両に関する情報の入力を受け付ける不正車両情報受付部を有する。そして、通行する車両を不正車両と判断した収受員は、当該不正車両に関する情報として、収受員が視認により捉えた情報(ナンバープレートの車両番号、車種、牽引の有無、その他の特徴)を、収受員自身が不正車両情報受付部を介して入力する。そして、不正車両情報処理部118が、上記不正車両情報受付部を介して入力された情報(不正車両に関する情報)を取得して記憶する。
このようにすることで、車両を撮像する撮像装置を設けなくとも、収受員による対応により不正車両に関する情報を記憶することができる。
上述の料金収受施設100では、一つの走行レーン(走行レーン102)につき、一つの電子料金収受装置2(無線通信装置210)を備える態様として説明したが、他の実施形態に係る料金収受施設100は、この態様に限定されない。例えば、図5に示すように、無線通信装置210の通信可能領域を広範化することで、並べて配置される2つの走行レーン102a、102bのいずれを走行する車両101の車載器とも無線通信可能としてもよい。このようにすることで、一つの無線通信装置210をもって2つの走行レーンを同時に電子料金収受に対応させることができ、一層安価に電子料金収受システムを導入することができる。なお、無線通信装置210は、3以上の走行レーンを走行する車両101の車載器と通信可能としてもよい。
また、図5に示すように、並べて配置される走行レーン102a、102bの路側に電波を遮蔽する遮蔽板6が設けられていてもよい。遮蔽板6が、無線通信装置210が発する電波を遮蔽することにより無線通信可能な領域を限定し、意図しない車両101の車載器との無線通信が確立されないようにすることができる。
次に、第2の実施形態に係る料金収受システムの一例について、図面を参照しながら説明する。
図6は、第2の実施形態に係る料金収受システムの利用環境の一例を示す図である。
本実施形態に係る料金収受システム200は、料金収受施設100の他、複数の料金収受施設と、料金所事務所8に設けられた上位制御装置80と、で構成される。
図6に示すように、料金収受施設100Aは、第1の実施形態と同様に、有料道路の出口料金所に設置されて、通行する車両101の運転手等の利用者から料金を収受する。料金収受施設100Aは、比較的交通量の少ない有料道路の出口料金所に設けられる。
図7に示すように、第2の実施形態に係る主制御装置11aは、情報送信部120を備えている。情報送信部120は、有線又は無線通信を介して、料金収受施設100A(図6)における無線通信装置210と車両101に搭載された車載器との通信結果を示す情報を上位制御装置80に送信する。さらに、情報送信部120は、収受員が押下ボタン117を押下した際に関連付けられる不正車両情報(撮像データDS、通信情報D1、押下時刻等)を上位制御装置80に送信する。
電子決済処理部112aは、第1の実施形態に係る電子決済処理部112と実質的に同一の機能部である。ただし、電子決済処理部112aは、走行レーン102(図6)に対応する主制御装置11aの他、他の走行レーンまたは他の両機収受施設に設置された主制御装置から、電子決済用情報D30、登録車種情報D31、登録車両番号情報D32等を受信する。そして、電子決済処理部112aは、当該受信した電子決済用情報D30等に基づいて収受すべき料金を算出し、電子決済処理を行う。
なお、電子決済処理部112aも、内部にSAMを有しており、暗号化されて受信した各種情報を復号化した上で上記の各種処理を行う。
図8は、第3の実施形態に係る料金収受施設の利用環境の一例を示す図である。
また、図9は、第3の実施形態に係る料金収受施設の機能構成を示す図である。
上述の各実施形態に係る料金収受施設100(100A)では、元々有人ブース5のみが備えられていた料金収受施設に対し、電子料金収受装置2、撮像装置4等を新たに追加したものとして説明した。しかし、料金収受施設によっては、利用する車両台数の把握や収受員の不正防止等の目的で車両分離器が備えられているものがある。
図8は、車両分離器31が予め備えられている料金収受施設に対し、電子料金収受装置2、撮像装置4を新たに追加した例(料金収受施設100B)の利用環境を示している。
以上のように、料金収受施設に車両分離器31が備えられていた場合には、撮像装置4が車両101の撮像データを取得するための信号(トリガ)として利用してもよい。このようにすることで、料金収受施設100Bにおいては、撮像装置4に内蔵される画像処理機能(例えば、車両画像判別部)による車両検知処理が不要となり、撮像装置4の構成がより簡単になる。また、車両の進入を検知する専用の光電センサ(車両分離器31)を用いることにより車両検知精度が向上し、撮像装置4が車両の撮像データをより精度よく取得することができる。
また、料金収受施設100(100A、100B)が入口料金所に設置される場合、電子決済処理部112は、無線通信装置210による無線通信を介して、通行する車両101の車載器に挿入された専用ICカードに入口情報を記録する処理を行う。このようにすることで、出口料金所に設置された料金収受施設100は、ここで記録された入口情報を参照して走行距離(入口と出口の場所)に応じた料金を自動で課金することができる。
200・・・料金収受システム
1・・・料金収受機
101・・・車両
102・・・走行レーン
11、11a・・・主制御装置
112、112a・・・電子決済処理部
113・・・料金収受処理部
115・・・情報受信部
116・・・画像表示部
117・・・押下ボタン
118・・・不正車両情報処理部
119、119a・・・不正車両情報蓄積部
15・・・不正車両判別部
16・・・確認用パネル
120・・・情報送信部
2・・・電子料金収受装置
21・・・アンテナ取付け柱
210・・・無線通信装置
211・・・車載器情報取得部
31・・・車両分離器
4・・・撮像装置
5・・・有人ブース
6・・・遮蔽板
8・・・料金所事務所
80・・・上位制御装置
Claims (9)
- 料金所用機械を用いて通行する車両への通行券の発行または料金の収受を行う有料道路の料金収受施設であって、
走行レーンにおける前記料金所用機械の進行方向前方側に設けられて前記車両に搭載された車載器と通信可能な無線通信装置を備え、
前記料金所用機械は、
前記無線通信装置と前記車載器との通信結果を受信する情報受信部と、
前記通行する車両が不正車両であることを示す不正車両検知信号を出力する不正車両検知手段と、
前記不正車両検知信号を受け付けた際に前記走行レーンを通過した車両に関する情報を、前記無線通信装置と当該車両に搭載された車載器との通信結果に基づいて取得する不正車両情報処理部と、
を有することを特徴とする料金収受施設。 - 前記料金所用機械は、有人ブースに待機する収受員に使用されるために当該有人ブース内に設置され、
前記無線通信装置と前記車載器との通信結果を前記収受員に通知する通知手段をさらに備え、
前記不正車両検知手段は、前記収受員から操作を受け付けた際に前記不正車両検知信号を出力する操作受付部である
ことを特徴とする請求項1に記載の料金収受施設。 - 前記車両を撮像する撮像装置をさらに備え、
前記情報受信部は、さらに、前記撮像装置により取得された撮像データを受信し、
前記不正車両情報処理部は、
前記車両に関する情報と、当該車両が撮像された撮像データと、を取得して関連付けを行う
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の料金収受施設。 - 前記不正車両情報処理部は、前記車両に関する情報として、さらに前記不正車両検知信号を受け付けた時刻を取得する
ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の料金収受施設。 - 前記無線通信装置は、並べて配置される2以上の前記走行レーンを走行する各車両に搭載された車載器と通信可能とする
ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の料金収受施設。 - 請求項1から請求項5の何れか一項に記載の料金収受施設と、
前記料金収受施設の前記料金所用機械と通信可能な上位制御装置と、
を備える料金収受システムであって、
前記料金収受施設の前記料金所用機械は、当該料金収受施設の前記無線通信装置と前記車載器との通信結果を示す情報を前記上位制御装置に送信する情報送信部を備え、
前記上位制御装置は、前記情報送信部から受信した前記通信結果を示す情報に基づいて電子決済処理を行うととともに、当該電子決済処理の結果を示す情報を記録する電子決済処理部を備える
ことを特徴とする料金収受システム。 - 前記情報送信部は、
前記料金所用機械が不正車両を検知した場合に、当該不正車両に関する情報と、当該不正車両が撮像された撮像データと、が関連付けられた不正車両情報を前記上位制御装置に送信し、
前記上位制御装置は、
前記不正車両情報を記録する不正車両情報蓄積部を備える
ことを特徴とする請求項6に記載の料金収受システム。 - 料金所用機械を用いて通行する車両への通行券の発行または料金の収受を行うとともに、走行レーンにおける前記料金所用機械の進行方向前方側に設けられて前記車両に搭載された車載器と通信可能な無線通信装置を備える有料道路の料金収受施設における料金収受方法であって、
情報受信部が、前記無線通信装置と前記車載器との通信結果を受信し、
不正車両検知手段が、前記通行する車両が不正車両であることを示す不正車両検知信号を出力し、
不正車両情報処理部が、前記不正車両検知信号を受け付けた際に前記走行レーンを通過した車両に関する情報を、前記無線通信装置と当該車両に搭載された車載器との通信結果に基づいて取得する
を有することを特徴とする料金収受方法。 - 料金所用機械を用いて通行する車両への通行券の発行または料金の収受を行うとともに、走行レーンにおける前記料金所用機械の進行方向前方側に設けられて前記車両に搭載された車載器と通信可能な無線通信装置を備える有料道路の料金収受施設のコンピュータを、
前記無線通信装置と前記車載器との通信結果を受信する情報受信手段、
前記通行する車両が不正車両であることを示す不正車両検知信号を出力する不正車両検知手段、
前記不正車両検知信号を受け付けた際に前記走行レーンを通過した車両に関する情報を、前記無線通信装置と当該車両に搭載された車載器との通信結果に基づいて取得する不正車両情報処理手段、
として機能させるプログラム。
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