JP2009140381A - 料金収受システム、料金収受方法 - Google Patents

料金収受システム、料金収受方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009140381A
JP2009140381A JP2007317972A JP2007317972A JP2009140381A JP 2009140381 A JP2009140381 A JP 2009140381A JP 2007317972 A JP2007317972 A JP 2007317972A JP 2007317972 A JP2007317972 A JP 2007317972A JP 2009140381 A JP2009140381 A JP 2009140381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
bar
lane
video data
imaging device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007317972A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Takeda
浩佐 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2007317972A priority Critical patent/JP2009140381A/ja
Publication of JP2009140381A publication Critical patent/JP2009140381A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】有料道路を不正に通行した車両に対して後から強制的に料金徴収するための証拠資料を、コストを抑えつつ残す。
【解決手段】この料金収受システムは、オートアイリス制御機能を備え、タイムスタンプ付きの動画データを撮影するカメラ25a,25bと、発進制御装置28のバー28aの異常開放を検出する異常開閉検知装置27と、カメラ25a,25bの視野内に車両が入ったときにアイリスを数秒間固定するアイリス制御部41と、撮影された約30秒程度の動画データをメモリ43にサイクリックに記憶し、異常開閉検知装置27によりバー28aの異常が検知されたときに、メモリ43の動画データに、認識した車両のナンバー情報、時刻、予め設定された車線識別情報を付与してシリコンディスク44に保存する画像処理部42とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば有料道路に導入される料金収受システム、料金収受方法に関する。
現在、有料道路の料金所等における料金収受システムとしては、無線式自動料金収受システム(ETCシステム:Electronic Toll Collection system)が普及している。
このETCシステムの場合、利用車両は専用の車載器を搭載し、道路料金所等の入(出)口等に設置されるETCアンテナと無線通信によって自動課金等の処理を行う。
ETC処理が正常終了すると、通行レーンを閉じている発進制御装置のバーが開き、利用車両は、通行レーンをノンストップで通過できる。
ETC処理された個々の車両の通行情報は、料金所のデータ処理装置等を通じて上位の中央処理装置にあげられ、最終的にクレジット処理等が行われ、通行料金が金融機関の口座から引き落とされて徴収される。
本システムの主な目的は、料金所の渋滞緩和および料金収受の自動省力化である。一部の料金所には、車両の通行状況を遠隔監視する目的で、通過車両を撮影するカメラ等が設置されている。
ところで、有料道路では、料金所を不正に突破して通行する車両が増加する傾向にある。これを通行ゲートとなる発進制御装置のバーを閉じて阻止しようとすると、相手が車両なだけに、衝突事故を起こす危険性もある。
このため、有料道路の料金所では、安全性の観点から、通行ゲートを不正突破しようとする車両に対しても、あえて阻止能力を抑えている。
すなわち、通行ゲートとなる発進制御装置のバーは、上下方向に開く構造になっており、閉じた状態で車両進行方向に押し広げる(突破)ことも可能であり、約90度開いた位置でバーがロックされる。また、瞬間的にある程度以上の力が加わると、バー自体が折れる構造のため、走行中の車両を停止させる能力はない。
このことを悪用し、車載器を搭載しないか、あるいは故意にETCカードを車載器に挿入しないで、課金されないまま料金所の閉じたバーを突破する不正車両が後を経たない。
このため、有料道路を運営する事業者としては、膨大な金額の被害が生じている。また、正規料金を支払って利用する大多数の利用者にとっては不公平感があるばかりか、最近では、このような不公正の放置が報道機関によって取り上げられ、社会問題となっている。
また、先行車両の不正突破によってバーが開いた状態で固定されてしまうと、後続車両がレーンに進入した際にETC処理異常が発生しても利用者がそのエラーに気付かず、正常処理されて通行が許可されたものと思ったまま有料道路に入ってしまい、出口の料金所でETC専用レーンへ入線した際に異常となり、流動阻害あるいは追突事故等の不安全状況を招く要因の1つとなっていた。
従来も、一部の出口料金所には、車両監視のためのカメラが設置され、連続動画の常時記録等が行われていたが、カメラの監視映像を常時記録する場合は、情報量が多いため、高解像度の画像を記録し残しておくことはコスト高になるという問題があり、後から車両を特定するまでの品質を持ち合わせてはいなかった。
そこで、近年では、不正車両が阻止用のバーを強行突破した瞬間の車両の画像を自動的に撮像し、それを証拠として残す技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−234875公報
このように強行突破した瞬間の車両の画像を残したとしても、不正車両かどうかの最終判断は人間系の後処理が必要となる上、単に一瞬の画像を記録しておくだけでは、証拠能力に欠け、後から強制的に料金徴収するための証拠資料としては不十分である。
通常、車線監視用のカメラは、コストメリットの点で、安価なNTSC方式のカメラが利用される。この種のカメラには、オートアイリス制御機能が備えられており、周囲の明るさに逐次応じて露出制御を行い、不正車両を確実に撮像するようになっている。
証拠能力のある画像は、例えばタイムスタンプ付きで、かつ不正車両のナンバープレートおよび車両の運転者を識別可能な画像であるが、従来のカメラの場合、タイムスタンプ付きの映像は得られるものの、車両が強行突破する瞬間にオートアイリス制御機能にて車両のボディーカラーに露出が合ってしまうと、車内で運転している運転者の顔が露出アンダーになり、または白色のナンバープレートなどが露出オーバー(白飛び)の状態になり、証拠能力に欠けるものとなってしまう。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、有料道路を不正に通行した車両に対して後から強制的に料金徴収するための証拠資料を、コストを抑えつつ残すことのできる料金収受システム、料金収受方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明の料金収受システムは、車両に対して処理を行うための車線に進入した車両のナンバープレートおよび前記車両の前窓を含む範囲を撮影するように視野を設定して配置され、前記視野内の受光量を随時最適に調整する自動露出制御機能を働かせてタイムスタンプ付きの映像を撮像する自動露出制御機能付き撮像装置と、前記撮像装置により撮影された映像データを、記憶容量の範囲で記憶可能な第1記憶装置と、電源供給なしに前記映像データを保存可能な第2記憶装置と、前記撮像装置により撮像された映像データを前記第1記憶装置にサイクリックに記憶する記憶制御手段と、前記撮像装置により撮影される視野内の映像の変化を検知する手段と、前記撮像装置により撮影された映像に一定値を越える急激な変化が検出されたときに、前記受光量を一定期間固定して前記撮像装置に撮像させる露出固定手段と、前記車線に進入した車両が未処理の車両の場合、前記車両の通路を開閉自在に設けられた車両阻止用のバーを閉じ、処理済みの車両の場合、前記バーを開けるバー開閉装置と、前記バー開閉装置の前記バーの異常を検出するセンサと、前記センサにより前記バーの異常が検出されたとき、前記第1記憶装置に記憶された映像データを前記第2記憶装置に保存する保存制御手段とを具備することを特徴とする。
本発明の料金収受方法は、車両に対して処理を行うための車線に進入した車両が未処理の車両の場合に、前記車両の通路を開閉自在に設けられた車両阻止用のバーを閉じ、処理済みの車両の場合、前記バーを開けるステップと、前記車線に進入した車両のナンバープレートおよび前記車両の前窓を含む範囲を撮影するように視野を設定して配置された撮像装置が、前記撮像対象を適切な受光量で撮像するための露出制御を逐次行いながら、タイムスタンプ付きの映像を撮像し、映像データを記憶可能な第1記憶装置にサイクリックに記憶するステップと、前記撮像装置により撮影される視野内の映像の変化を検知するステップと、前記撮像装置により撮影された映像に一定値を越える急激な変化が検出されたときに受光量を一定期間固定して前記撮像装置に撮像させるステップと、前記発進制御装置の前記バーの異常を検出するステップと、前記バーの異常が検出されたとき、前記第1記憶装置に記憶された映像データを、電源供給なしに前記映像データを保存可能な第2記憶手段に保存するステップとを有することを特徴とする。
本発明では、車線に進入した車両のナンバープレートおよび車両の前窓を含む範囲を撮影するように視野を設定して配置された撮像装置が、撮像対象を適切な受光量で撮像するための露出制御を逐次行いながら、タイムスタンプ付きの映像を撮像し、映像データを第1記憶装置にサイクリックに記憶する中で、映像に一定値を越える急激な変化が検出されたときに受光量を一定期間固定して撮像装置に撮像させるので、通常の通路監視の際はハレーション(白とび)状態で映像を撮像しつつ、証拠用に車両を撮影するときは、環境に対して非常に暗い車内の映像を一定の明るさ(視認性)をもって撮像することができ、車内のドライバーの顔なども明瞭に認知できるようになる。
本発明によれば、有料道路を不正に通行した車両に対して後から強制的に料金徴収するための証拠資料を、コストを抑えつつ残すことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一つの実施形態に係る料金収受システムにおける料金所の制御系統図、図2は図1の料金収受システムにおいて出口車線に設置された機器の配置図である。
図1に示すように、この料金収受システムは、料金所毎に設けられた料金所データ処理装置11と、料金所の各車線毎に設けられた路側機器と、これらの料金所データ処理装置11と通信線12を介して接続され中央処理装置13とを有している。料金所データ処理装置11は、それぞれ料金所間通信回線14を介して接続されている。
料金所データ処理装置11は、CPU、メモリ、ハードディスクドライブ装置、ネットワークインターフェース等を備えるコンピュータである。ハードディスクドライブ装置には、ネガティブリストが記憶されている。ネガティブリストとは、不正行為を行った車両またはカードIDのリストである。このネガティブリストに登録されているものが、警察機関等に被害届けを提出する対象、または検挙対象候補等である。
中央処理装置13は、CPU、メモリ、ハードディスクドライブ装置、ネットワークインターフェース等を備えるコンピュータであり、各料金所データ処理装置11から受信される各車両の課金データを集計すると共に、ETC処理による料金収受の場合、課金データから生成した利用情報を、個々のカードIDにより指定されるETCカード発行元のクレジット会社等へ通知する。
この他、システム機器として、後方課金処理装置がある。後方課金処理装置は、有人ブースまたは有料道路のサービスエリア内に設置されている。後方課金処理装置は、車線制御装置20あるいは中央処理装置13と接続されて相互にデータ伝送を行う基本機能を有している。後方課金処理装置は、係員処理により、本人からの申し出情報(ナンバー情報、不正(未払い)発生日時、場所等)と上位装置からの不正(未払い)発生情報を照合し、現金またはカード処理を行って領収書を発行する。
この例の料金所の車線(料金収受処理のための車両の通路)は、車線を分離(区分)するための路側部(以下、「アイランド」と称す。)を介在させて複数設けられている。この例では、2つの入口車線と1つの出口車線(出口ETC車線)が示されている。
入口車線は、有料道路に入る車両に対して入口処理を行うための車線である。入口処理とは、通行券の発行処理または無線式自動料金収受システム(ETCシステム:Electronic Toll Collection system)による入口処理等である。
出口ETC車線は、有料道路を利用した車両に対して出口処理を行う車線である。出口処理とは、有料道路を利用した車両から利用料金を収受する処理であり、通行券による精算処理、またはETCによる課金処理等である。入口処理と出口処理とをあわせて、車線に進入した車両の通行処理という。
ETC処理のための設備は、車両を検知するセンサ類(第1センサとしての車両検知及び車種判別装置22a、第2センサとしての車両検知装置22b、第3センサとしての車両検知装置22c)、画像処理装置23、路側表示器24a,24b、撮像装置25a,25b、異常開閉検知装置27、発進制御装置28、路側無線装置29およびこれら機器を制御する車線制御装置20などであり、これらの機器を路側機器という。
センサ類(車両検知及び車種判別装置22a、車両検知装置22b、22c)は、車線を挟む両側のアイランドに柱状部材を対向設置し、これらの柱状部材に、複数の発光部と受光部からなる遮光センサを、異なる高さで設けたものであり、異なる高さの位置から車線を横切るように複数の赤外線を送受し、通行車両が赤外線を遮断することで車両の通過を検知する。つまり、これらセンサ類は、この車線に進入した車両の位置や進行方向を検知するものである。
車両検知及び車種判別装置22aは、車線へ進入した車両の車載器と路側無線装置29と無線通信が行われる無線通信エリアの進入位置(車両進行方向先端部分に配置されており、この車両検知及び車種判別装置22aによる車両検知により無線通信が開始される。車両検知及び車種判別装置22aは、車線に進入した車両を検知する。
車両検知及び車種判別装置22aは、他のセンサと異なり、車種判別を行うため、路面に敷設された踏み板状の車輪及び車軸を検知するセンサを有している。この他、車両検知及び車種判別装置22aは、車両の外形からの料金を区分するための車種検出、車両の分離検出等も行う。例えば車種としては、普通、大型などがある。
車両検知装置22bは、路側無線装置29が形成する無線通信エリアの退出位置(車両進行方向終端部分に配置されている。車両検知装置22bは、車両が無線通信エリアの終端に到達したことを検知する。
車両検知装置22cは、発進制御装置28の直後(車両進行方向前方)に配置されている。車両検知装置22cは、車両が発進制御装置28の位置を通過し車線から退出したことを検知する。つまり車両検知装置22cは、車両が車線から退出したことを検知する。この検知情報は、車線制御装置20による車線内の車両の台数管理に利用される。
路側表示器24aは、路側無線装置29の先の位置(車両進入方向前方位置)のアイランド上に配置されており、LEDパネル等による表示機能を有している。路側表示器24aは、車線制御装置20による総合判定結果、課金情報、GO/STOP等の案内を行う。
路側表示器24bは、出口ETC車線の退出口に車線をまたいで設けられたブリッジ型の支持脚に、車両のドライバーから見えるように通路に向けて取り付けられている。路側表示器24bは、車線内を通行する車両に対して、ETC処理状況および処理結果(不正記録した旨等)を電光表示してドライバーへ通知(報知)する。路側表示器24bは、例えば車線制御装置20から不正突破の情報を受信して、当該車両を特定する証拠画像データが記録された旨を警告表示する。
路側無線装置29は、外形がほぼ矩形の平面アンテナであり、上記支持脚のほぼ中央部にアンテナ面を路面に向けて取り付けられている。路側無線装置29は、ETC処理用のアンテナと無線制御部とを有している。路側無線装置29は、車両検知及び車種判別装置22aと車両検知装置22bの設置範囲をカバーするように無線通信エリアを形成する。路側無線装置29は、車両に搭載されている車載器と無線通信を行うことで、ETCにより無線収受処理を行う。
警告ANT30は、路側無線装置29とほぼ同様の無線通信機能を備える。警告ANT30は、外形がほぼ矩形の平面アンテナであり、路側表示器24bが取り付けられている支持脚のほぼ中央部にアンテナ面を路面に向けて取り付けられている。
警告ANT30は、発進制御装置28の車両進行方向前方のある範囲をカバーするように無線通信エリアを形成し、不正車両に搭載されている車載器と無線通信を行うことで、不正の証拠を記録した旨を示す情報を車載器へ送り、車載器からの音声発生またはディスプレイ表示などでドライバーへ通知(報知)する。
ブース処理機21は、アイランド(路側帯)に設けられた有人ブース内に設置されており、係員処理により車線制御装置20と接続されて相互にデータ伝送を行う機能を有している。
有人ブースは、収受員が待機(滞在)し、車線に進入した車両のドライバー等の利用者から手渡されたICカード、通行券等のカード媒体を処理するための場所である。ブース内にはブース処理機21の他、ETC処理を制御するための車線制御装置20及び画像処理装置23などの機器が設けられている。
ブース処理機21は、車両が出線するときにETCカードに出線情報および課金情報などを書き込むか、もしくは、通行券情報等に基づいて現金処理を行い、領収書を発行する。
ブース処理機21は、入口車線においては、入線時に通行券を発行するかもしくは、ETCカードに入線、課金情報等を書き込むか、もしくは、現金処理を行って領収書を発行する。
ここで、図2及び図3を参照し出口ETC車線の各機器構成とそれぞれの配置の一例について説明する。
図2,図3に示すように、出口ETC車線には、車両が乗り入れないように突設されたアイランドと、アイランドに挟まれた車両の通路とが設けられている。アイランドには、上記のように車線制御装置20、画像処理装置23、路側表示器24a、24b、撮像装置としてのカメラ25a,25b、異常開閉検知装置27、発進制御装置28等が設置されている。
路側無線装置29およびブース処理機21は、車線に進入した車両の通行処理を無線または係員操作で行う処理手段として機能する。
カメラ25a,25bは、例えばNTSC方式の動画データをタイムスタンプ付きで撮像するデジタルビデオカメラ、またはITVカメラ等の動画撮像装置である。カメラ25a,25bは、撮影した映像信号のゲインを自動制御する機能を有している。
カメラ25a,25bは、1秒間に数十フレーム、例えば30フレーム/秒などの連続した静止画像(JPEG画像)を撮像し、それぞれの画像にタイムスタンプを記録する。
また、カメラ25a,25bは、視野内の受光量を随時最適に調整する自動露出制御機能付きのものであり、この自動露出制御機能を働かせてタイムスタンプ付きの映像を撮像する。カメラ25aは、撮影方向を車線内の車両進行方向に向けてアイランドに設けられている。カメラ25aは、車両の後部を動画で撮像するためのものであり、主にナンバープレート付近を撮像する。
カメラ25bは、車両進行方向について発進制御装置28の先のアイランドに設置されている。カメラ25bは、発進制御装置28のバー28a付近及び車両のフロントガラス付近(運転席部分)を含む範囲を撮像するように撮影方向を向けて設置されている。カメラ25bは、主にバー28aを押しのけて強行突破する瞬間の車両の運転者の証拠映像を撮像するためのものである。
つまり、カメラ25a,25bは、車両に対して処理を行うための車線に進入した車両のナンバープレートおよび車両の前窓を含む範囲を撮影するように視野を設定して配置されている。
発進制御装置28は、車線の退出口(出口)付近に設置されている。発進制御装置28のバー28aは、車線を横切るように突出、または、またぎ通常動作では上下方向に開閉自在に設置されている。バー28aは、車両の通路を開閉自在に設けられた車両阻止用のものである。
発進制御装置28は、車線の出口付近に設置されている。発進制御装置28は、車線制御装置20により制御されて車両の進行(発進許可および通行阻止)を、バー28aを上げ下げすることにより制御する。発進制御装置28は、例えば車線に進入した車両が未処理の車両の場合、バー28aを閉じ、処理済みの車両の場合、バー28aを開ける。
なお、バー28aは、車両の衝突などの異常時には車両進行方向へも開放可能である。すなわち、発進制御装置28には、車線内を進行する車両がバー28aに衝突した場合の安全措置として、車両がバー28aに衝突した場合にその衝撃力を緩和する方向(車両進行方向:バーリリース方向)へバー28aが回わり、通路(車線)を開放するような衝突安全機構が設けられている。
異常開閉検知装置27は、発進制御装置28に設けられており、バー28aが通常の開閉方向(上下方向)とは異なるリリース方向(車両進行方向)に開放された場合に、バー28aの異常開放を検知して車線制御装置20及び画像処理装置23へ通知する。つまり、異常開閉検知装置27は、発進制御装置28のバー28aの異常を検出し異常開放通知信号を車線制御装置20へ出力するセンサである。ここで、異常とは、リリース方向へのバー28aの開放およびバー28aの折れ等の現象が含まれる。
異常開閉検知装置27からの異常開放通知信号により車線制御装置20は、発進制御装置28の位置の車両を突破車両X2と判定する。
発進制御装置28の動作モードとしては、自動開閉モードと固定モードがある。自動開閉モードは通常はバー28aを閉じており、収受処理済みの場合にバー28aを開放するモードである。
固定モードは、ブース処理機21の画面のボタンで指定された「開」固定あるいは「閉」固定の各状態に固定される。通常、ETCシステムが設置された車線では、収受員操作を省くため、発進制御装置28は自動開閉モードで動作されている。
画像処理装置23は、カメラ25a,25bにより撮像された映像信号(動画データ)を、常に30秒程度繰り返し(サイクリックに)記憶可能な小容量のメモリ43と、このメモリ43へのデータの記憶と読み出しの制御と、カメラ25a,25bに対して露出(受光量)の固定制御を行うアイリス制御部41と、動画データの処理を行う画像処理部42と、メモリ43よりも大容量のシリコンディスク44を有している。
シリコンディスク44は電源供給がなくてもデータが消えない記憶装置であり、この他、例えばハードディスク装置やフラッシュメモリなどであってもよい。メモリ43を第1記憶装置といい、シリコンディスク44を第2記憶装置(データ保存装置)という。
アイリス制御部41は、カメラ25a,25bの視野内に移動体(車両)が入ってきて、瞬時に一定以上の映像の変化が検知されたときに、カメラ25a,25bのオートアイリス制御機能を停止(無視)させて露出(受光量)を一定期間固定してカメラ25a,25bに撮像させる露出固定手段として機能する。ここで、一定期間とは、例えば数秒程度である。
画像処理部42は、カメラ25a,25bから入力された動画データをメモリ43の記憶容量の範囲内でサイクリックに記憶する記憶制御手段として機能する。
画像処理部42は、車線制御装置20からのトリガ信号Sの入力により、その時点を含むメモリの容量いっぱいまで動画データを記憶した後、動画データの処理を行って、シリコンディスク44へ証拠情報として格納する。
画像処理部42は、トリガ信号Sが入力されると、メモリ43に記憶された動画データを読み出し、その動画データからトリガ信号Sが入力された時刻前後の一定期間の静止画像を抽出してその画像から車両のナンバープレートのナンバー等を認識処理する認識手段として機能する。ここで、一定期間とは、メモリ43の容量いっぱいまで動画データが記憶される時間であり、例えば30秒程度である。
画像処理部42は、トリガ信号Sの入力により、その時点から残り15秒間の動画データをメモリ43の容量いっぱいまで記憶した後、メモリ43に保持された全データ(30秒程度の動画データ)を不正通行車両明細データ(下記説明)と対応付けてシリコンディスク44に保存する。シリコンディスク44は、動画データを多量に保存可能なデータ保存装置であり、映像データを電源供給なしに保存可能な第2記憶装置である。ハードディスク装置やフラッシュメモリなどでも代用可能である。
画像処理装置23は、カメラ25bからの映像を記憶および保持し、記憶した映像から車両のナンバープレートの画像部分を切り出し、ナンバー等を文字認識する機能と、これらのデータを証拠情報として保存する機能と、車線制御装置20との間でデータ送受信を行う機能を有している。
画像処理装置23は、車線制御装置20からの不正発生のトリガ信号Sを受信して、トリガ前後数秒から数十秒程度の撮像画像データを記憶・保存し、証拠情報の書き込みが正しく行われたか否かを示す情報Pを車線制御装置20へ返す、つまり送信する。
画像処理装置23は、24時間/日、連続して一定期間(30秒)程度のデータをメモリ43にサイクリックに記録・保存し、異常時に保存された映像から車両のナンバーを文字認識してテキストデータとして、そのときの映像と共にシリコンディスク44内のデータベースに保存するとともに、取得要求コマンドが受信されることで、車線制御装置20または上位装置へ送信する。
車線制御装置20は、異常開閉検知装置27により不正車両が検知されたときの時刻(不正発生時刻)を自身のメモリに一時記憶するとともに、処理手段(路側無線装置29およびブース処理機21)による車両の処理が完了しないまま異常開閉検知装置27により不正車両が検知された場合、画像処理装置23へトリガ信号Sとその異常(不正)発生時刻を送信する。
画像処理装置23のアイリス制御部41は、異常開閉検知装置27により不正車両が検知されたときに車線制御装置20から受信された異常(不正)発生時刻をメモリ43に記憶する。画像処理部42は、トリガ信号Sが受信されると、それをトリガにしてメモリ43から動画データを読み出して証拠情報を生成する。
この際、画像処理部42は、メモリ43から読み出した動画データから、不正発生時刻前後の一定時間の映像データを抽出し、その映像データの中から画像を一枚ずつ読み出して画像の切り出し処理などを行って車両のナンバー情報を認識する認識手段として機能する。
画像処理部42は、認識された車両のナンバー情報、メモリ43の時刻、予め設定された車線番号(車線識別情報)を、映像データのインデックスとして付与した不正通行車両明細データをシリコンディスク44に保存する保存制御手段として機能する。
車線制御装置20は、装置の処理を制御するCPU、制御プログラムや各種データ類を記憶する記憶装置であるメモリ、ハードディスク装置(HDD)等の不揮発性の記憶装置、センサ類やアンテナ等との入出力を制御する入出力制御部、ICカードリーダやブース処理機21等の装置との通信を制御する通信制御部などから構成されている。
制御プログラムは、例えばブース処理機21の画面操作により支払いを実行する操作がなされ、料金計算処理が実行された結果の通知を受けて処理完了と判定し、発進制御装置28に対してバー28aを上げるよう制御する。
車線制御装置20と画像処理装置23は、車線内の所定位置に設置されたブース内に配置されている。車線制御装置20と画像処理装置23は通信線で接続されている。
車線制御装置20は、バー28aの異常が検出されたとき、車両に搭載された車載器との無線通信または車線の上方に設置された路側表示器24bまたは路側帯に設置された路側表示器24aにより、不正突破の証拠映像を記録した旨を不正車両の利用者へ報知する。
出口ETC車線には、従来型の通行券処理のための機器(ブース処理機21等)と、ETC処理のための機器(路側無線装置29、車両検知装置22a,22b,22c等)とが混在して配置されている。
すなわち、出口ETC車線には、現金や現金に相当する磁気記憶式のカード媒体(プリペイドカード、回数券、クレジットカードなど)を処理する手段としてのブース処理機21の他、ブース内表示器、車線監視制御盤、現金や現金に相当するICカード型の電子記憶式カード媒体(ETCカードおよび非接触ICカード)の処理を行うICカードリーダ等が備えられている。これらの機器は通信線を介してブース処理機21に接続されており、互いに連携して車両に対する通行料金の収受処理を行う。
ブース処理機21は、収受員によって操作される表示操作部を備えており、現金や現金に相当するカード媒体(プリペイドカード、回数券、クレジットカードなど)での従来型システムにおける通行料金の収受処理を行う。ブース処理機21は、通行券、プリペイドカード等から情報を読み取るカード媒体情報読取機能と、車両(の利用者)に対する通行料金を収受する料金収受機能とを備えている。
ブース内表示器は、収受員に対してETC処理状況および処理結果などを通知(報知)する。ETC処理状況および処理結果などは、ブース内表示器に表示する以外に音声で報知してもよい。
車線監視制御盤は、機器の故障等の不調をメッセージ画面上に表示してブース内の収受員に通知(報知)し、またシステムの運用形態の切り替えを行う。
ICカードリーダは、ETCカード、非接触ICカード等のカード媒体のリード・ライトを行うものであり、カードスロットに挿入されたカード媒体から情報を読み取り、カード処理後、必要な情報を書き込む。
例えばICカードリーダは、有料道路の出口から退出する車両に保持されていた料金収受用の複数のカード媒体(通行券、ETCカード、非接触ICカード等)から有料道路の入口でカード媒体に書き込まれた入口情報を読み取るカード媒体情報読取手段として機能する。
ICカードの種類としては、ETCシステム用のICカード(料金後納方式のETCカード)と、非接触料金収受システム用のICカード(プリペイド方式で料金チャージ可能な狭域無線通信可能な非接触ICカード)がある。
非接触ICカードは、有料道路の料金を支払うための金額データ(残額情報)とカードID(カード識別情報)を記憶した記憶手段としてのフラッシュメモリと、有料道路を利用したときのICカードリーダからの金額データ読み出し要求に従ってフラッシュメモリより金額データおよびカードIDを読み出して送信する一方、ICカードリーダより入口情報(車両情報を含む)、出口情報等の利用履歴情報、チャージする金額データ等を受信するアンテナと、このアンテナで受信された入口情報(車両情報を含む)、出口情報等の利用履歴情報をフラッシュメモリに記憶すると共に支払い結果のデータを集計および記憶するMPU(マイクロプロセッサユニット)とを備えている。
ETCカードを利用する車両には、車載器が搭載されている。車載器は、ICカードを収容するカード収容部と、ICカードとのインタフェース部と、このインタフェース部を通じて読出した情報を処理すると共に、処理結果をメモリに記憶するICカード処理部と、メモリに記憶されている情報を車載器アンテナから送信すると共に車載器アンテナで受信した情報をメモリに記憶させる無線制御部と、利用者に操作され、その操作内容を案内する表示操作部と、各部を統括して制御する制御部とから構成されている。
メモリには、この車載器が搭載される車両の車長・車高・軸数・重量・用途・特長等の車両情報に加え、車載器を他の車載器と識別するためのID番号(以下「車載器ID」と称す)が予め記憶されている。
表示操作部には、利用者に操作されるキー操作部等を備えた操作部と、操作内容を案内する文字表示およびLEDランプ等を備えた表示部と、ICカードを挿入および取り出すICカード挿入口とが備えられている。
表示部は無線処理情報等の各種情報を表示し利用者(運転者等)に通知するものである。
ETCカードには、情報を記憶・読み出し可能なフラッシュメモリ、車載器のインタフェース部との間でデータのやり取りを行うインタフェース部と、このインタフェース部およびフラッシュメモリを制御するCPUとが設けられている。
フラッシュメモリには、ユーザの銀行引き落とし口座に対応するカード識別情報(以下「カードID」と称す)、割引適用の可否等を示す特殊契約情報、および契約の有効期限などの課金情報が記憶されている。また、このフラッシュメモリには、車両が入口料金所の入口レーンを通過する際に、通過日時、料金所を特定するための料金所番号、車両の車種等の利用履歴情報が入口情報としてカードIDに関連付けられて記憶される。
ETCカードは、車載器に装着されると、車載器のICカード処理部を介した制御部との信号のやり取りで車載器の正当性を確認して初めて車載器側のメモリに自身のフラッシュメモリに記憶されている課金情報を送る。
ブース処理機21は、収受員によってまとめ払いを含む各種操作が行われる表示操作部、通行券を読み取る通行券読取部、車両に対する通行料金算出のための料金テーブル等が記憶されており料金計算のための作業領域となるメモリ、ICカードリーダとの通信インタフェース(通信I/F)、この装置を統括制御する制御部などを有している。この他、領収書発行部などが備えられている。料金テーブルには、自料金所から他の料金所間の料金情報が格納されている。メモリには、上記の他、操作の案内、指示操作を促すメッセージ等が多数登録されている。
制御部は、例えば通行券の情報を読み取った場合に通行券の情報に含まれる入口情報、通信I/Fを通じてICカードのカード情報に含まれる入口情報が得られた場合、支払いを行うか否かの指示操作を促し、収受員によって支払いを行う操作がなされた場合、料金計算を実行する一方、支払い処理を取り消す操作がなされた場合、ICカードと通行券等のカード媒体とで別個の料金収受処理を行う。支払いを行う操作とはブース処理機21の表示操作部に表示された釦を収受員が押す操作である。
つまり、制御部は、表示操作部により支払い処理を実行するための操作が行われた場合、入口情報を持つ全てのカード媒体(通行券、非接触ICカード等)の分の通行料金を合算して、カード媒体(通行券、非接触ICカード等)の中の一つのICカードの残額情報から引き去る。
以下、この料金収受システムの動作を説明する。通常時の処理と料金未収受の車両(不正車両)が強行突破を試みた場合の処理をそれぞれ説明する。
なお、有料道路の料金課金方式としては、対距離制と均一制がある。対距離制の課金方式は、入口から出口までの区間または距離に応じて通行料金が変わる方式であり、入口と出口の双方での処理が必要になる。均一制の課金方式は、入口または出口で一定の通行料金を徴収する方式であり、入口または出口いずれか一方の処理でよい。対距離制および均一制とも車種毎に料金は異なる。車種とは有料道路を運営する事業者が取り決めた車種であり、例えば普通車、大型車、2輪車等である。
通常、対距離制の課金方式を採用している有料道路の場合、車両は、入口料金所で入口のチェックを受けてから有料道路内に入り、有料道路を通行した後、出口料金所で、入口料金所からこの出口料金所までの通行料金を支払って退出する。
(通常時の処理)
以下では、対距離制の課金方式を採用している有料道路において、ETC用の車載器を搭載した車両が、入口料金所の入口車線でETCの無線通信による入口処理を行って有料道路に入り、有料道路を通行した後、所望の料金所の出口ETC車線へ進入し出口処理を行い該車線から退出する際の動作について説明する。
車両が出口ETC車線へ進入すると、路側無線装置29の手前に設置された車両検知及び車種判別装置22aにより、車両の進入が検知され、さらに車種が判別され、車両の進入を検知した検知信号と車種情報とが当該車線の車線制御装置20へ送信される。
車線制御装置20は、車両検知及び車種判別装置22aから受信された検知信号によって、車両が路側無線装置29の無線通信可能エリアに入ったことを検知し、路側無線装置29を制御して電波を発信させる。
これにより、その車両が、車載器が搭載された車両(以下「ETC車」という)であれば、路側無線装置29と車載器との間で無線通信を行うことによって、車載器からETC処理のための情報が得られ、これを基に所定の出口処理を行う。
所定の処理とは、車載器から得られた車両情報、車載器IDおよびカードIDから車両、車載器及びETCカードの正当性を判定し、正当であるものと判定された場合は、車載器から得られた入口情報と予め記憶されている料金テーブルの料金表を基に出口処理(料金算出)を行い、出口情報(当該料金所の料金所番号、通過時刻、利用料金等)を、車載器を通じてETCカードへ書き込む等の処理である。
路側無線装置29は、車載器に対して出口処理結果の情報を正常記録したことを確認し、車線制御装置20へ通知する。
出口ETC車線に進入した車両が車載器を搭載していない車両(これを「非ETC車」と言う。)、または、なんらかの原因によりETC処理が行われなった場合、車線制御装置20は、車両検知装置22bにより車両の通過が検知された時点で、ブースで処理を行うよう路側表示器24a,24bにメッセージを表示するので、車両のドライバーは、車両をブースの位置で停止させて、収受員対応の処理により出口処理を済ませる。
ブースの位置に車両を停止させた車両のドライバーが通行券を収受員に手渡すと、収受員は、通行券をブース処理機21にかけることで、通行料金が算出されて、料金が表示される。
収受員は、その該当金額を車両のドライバーから収受した後、ブース処理機21に収受金額を入力することで、ブース処理機21から領収書が発行されると同時に、ブース処理機21で処理された処理結果の情報が送信され、車線制御装置20へ通知される。
車線制御装置20は、この通知を受けて処理終了と判定する。収受員は、ブース処理機21から発行された領収書を車両のドライバーへ渡すことで収受員としての処理が終了する。
また、利用者であるドライバーまたは同乗者がETCカードを所持していた場合は、ETCカードを収受員に手渡す。収受員は、受け取ったETCカードをブース内のICカードリーダにかけることで、ICカードリーダは、ETCカードから入口情報を読み出して通行料金を算出し、出口情報と共にETCカードへ書き込む。その後、収受員はETCカードを車側の利用者へ返却して出口処理が終了する。
車線制御装置20は、車両検知及び車種判別装置22aからの情報(進入検知信号及び車種情報)と、路側無線装置29から得られたETC処理結果と車載器からの車両情報とを照合し、ETC処理が正常に終了し、かつ互いの車種が一致した場合、当該車両の通過を許可するように発進制御装置28を制御する。
発進制御装置28は、車線制御装置20から制御を受け、バー28aを開放して、当該車両の通過を許可する。この間、常にカメラ25a,25bによる撮影が行われる。
そして、正常に課金処理を終了した車両が車両検知装置22cにより通過検知された場合、車線制御装置20は、トリガ信号Sは出さず、画像処理装置23のメモリ43上に記憶されている動画データがシリコンディスク44へ保存されることはない。
また、正常に課金処理を終了した車両については、画像処理装置23において、動画データを解析しナンバープレートの画像を抽出し、その画像からナンバーを認識(判読)する処理も行われない。
車両検知装置22cにより車両の通過が検知されない状態では、バー28aが「閉鎖」した状態で、所定の目標物が含まれる一定の動画データが撮り続けられ(定点監視)、バー28aへの衝突やバー28aが折れることがないまま、画像処理装置23は、バー28aが「閉鎖」した定位置にあることを監視し続ける。
そして、車両検知装置22cが当該車両の通過を検知して、その検知信号が車線制御装置20へ通知されることで、一台の車両の処理を終了する。
このようにして有料道路の出口の料金所での料金収受処理が終了すると、車線制御装置20から処理結果のデータ(入出情報)が料金所データ処理装置11へ上げられる。料金所データ処理装置11では、入出情報を一定期間蓄積した後、バッチ処理し、そのデータ(バッチデータ)を中央処理装置13へアップロードする。中央処理装置13では、アップロードされたバッチデータを集計すると共に、個々の課金内容をクレジット会社等の料金引き落とし機関へ通知する。
(料金未収受の車両が強行突破を試みた場合の処理)
車線制御装置20は、料金収受の状態と各路側機器から受信される信号の通知タイミングとによって「突破車両X2」か否かを判定する。
例えば車両検知装置22cにより車両が検知された時点(図4のS101のYes)、該当車両が料金収受処理を終了していなかった場合、つまり該当車が課金処理済みでなかった場合(S102のNo)、車線制御装置20は、突破車両検知を示すトリガ信号Sを画像処理装置23へ送信する(S103)。
画像処理装置23では、車線制御装置20からトリガ信号Sを画像処理部42が受信すると、画像処理部42は、メモリ43に記憶中の動画データをそのまま15秒間程度記録(録画)し続けた後、動画データが記憶容量いっぱいになった時点で、メモリ43に保持されている全動画データ、つまりトリガ信号Sが受信された瞬間以前に撮られていた15秒間とその後の15秒間の合計30秒の動画データを読み出して、読み出した動画データの中から不正突破の瞬間の画像を検出し、その画像からのナンバー認識処理を行った後、これらの情報を証拠情報としてシリコンディスク44へ保存する。
つまり、画像処理装置23は、内部のメモリ43に保持されていたトリガ信号受信前後、つまり不正突破検知前後の動画データをシリコンディスク44に保存する(S104)。
ここで、図5のフローチャートを参照して、突破車両X2の証拠情報を保存する動作を説明する。
この料金収受システムの場合、車線に設置されたカメラ25a,25bにより、車線内の映像がタイムスタンプ付きで常に撮像され、画像処理装置23へ転送され、画像処理装置23では、約30秒間程度の動画データがメモリ43にサイクリックに記憶し続けられている(図5のS201)。
そして、突破車両X2がバー28aに衝突して、異常開閉検知装置27によりバー28aの異常開放(バーリリース)が検知された場合(S201のYes)、異常開閉検知装置27からの異常開放信号が車線制御装置20に受信される。すると、車線制御装置20は、メモリに記憶されている通行処理結果のデータから該当車両が課金処理済みか否かを判定する(S202)。
この判定の結果、該当車両が課金処理済みではない場合(S202のNo)、車線制御装置20は、バーリリースが検知された不正発生時刻を自身のメモリに記憶すると共に画像処理装置23にトリガ信号Sを送信(出力)する(S203)。トリガ信号Sには不正発生時刻が含まれる。
画像処理装置23では、トリガ信号Sが入力されると、画像処理部42が、トリガ信号Sに含まれていた不正発生時刻をメモリ43に記憶すると共に、それ以降も動画データの記憶を継続し、その後、数秒から数十秒程度の動画データをメモリ43の容量がいっぱいになるまで記憶する。なお、トリガ信号Sを受信した時点で、少なくとも不正突破の瞬間の映像は撮られているので、それまでにメモリ43に保持されていた動画データを読み出して以下の処理を行ってもよい。
画像処理装置23は、メモリ43に記憶された動画データを読み出し、記憶しておいた不正発生時刻前後の一定時間(1秒程度)の静止画像を抽出し、その静止画像の中に含まれる車両のフロント部分またはリア部分のナンバープレートの部分画像を切り出してナンバー情報を認識する。この際、ナンバー認識技術を利用してナンバーを認識する。ナンバー認識技術とは、ナンバープレートが映った画像からナンバープレートの文字(いくつかの漢字、1つのひらがな、4つの数字)を認識する技術である。
画像処理装置23は、認識したナンバー情報と、記憶した時刻(発生日時分秒)と、予め設定されている車線識別情報(料金所番号、車線番号)とを、動画データのインデックス情報として付与する。
そして、画像処理装置23は、カメラ25bにより撮影された動画データに紐付けした明細データを生成し、それをシリコンディスク44に保存する(S204)。
画像処理装置23の内部に動画データおよび明細データを保存することを一次保管という。
明細データは、料金所番号、車線番号、発生日時分秒、ナンバーなどであり、この他、車両情報が含まれる場合もある。画像データとしては、動画データの他、動画データから抽出した不正発生の瞬間の静止画像(不正発生の瞬間の運転者の画像、不正発生の瞬間のナンバープレート画像、車両画像等)が含まれる。このようにして、動画データおよび明細データがシリコンディスク44に保存される。
そして、料金所データ処理装置11からデータ取得要求が受信された場合、または予め設定されたタイマーに従って自発的に(定期的に)、画像処理装置23は、シリコンディスク44に保存された動画データおよび明細データを、車線制御装置20を通じて料金所データ処理装置11へ送信する。
料金所データ処理装置11のCPUは、各車線の車線制御装置20から受信される明細データをデータベース化してネガティブリストを生成する。
ここで、図6を参照して証拠映像を撮影するときに車内の人の顔やナンバープレートの映像を鮮明に残すためのカメラ25a,25bのアイリス制御動作について説明する。カメラ25a,25bはともに同じ動きをするため、カメラ25bだけについて説明するが、カメラ25aについても同様である。
アイリス制御部41は、車線に設置されたカメラ25bにより撮影された車線内の映像を監視している。より詳細には、カメラレンズの視野内の受光量(明るさ)を監視している(図6のステップS301)。
ここで、車線内に車両が進入し、カメラ25bの視野内に車両が映し出されると、視野内の受光量が変化する(ステップS302のYes)。
すると、アイリス制御部41は、変化した光の絶対量が予めメモリ43に設定されている一定の値を超えたか否かを判定する(ステップS303)。
この判定の結果、光の絶対量が一定の値を超えている場合(ステップS303のYes)、アイリス制御部41は、カメラ25bのオートアイリス制御機能を停止させて、例えば数秒程度の一定時間が経過するのを待つ(ステップS304)。
ここで、オートアイリス制御機能を一定期間停止させることを、「アイリス制御ディレー」という。「アイリス制御ディレー」としての期間は、車両が例えば20km/h以下の速度で車線を走行する場合に、定点(一定距離、一定角度)から車両を撮影しているカメラ25bの視野内を通過するのに十分な時間が設定される。
そして、一定時間が経過した後(ステップS304のYes)、アイリス制御部41は、光の設定値からの隔たり量が一定量を越えているか否かを判定する(ステップS305)。
この判定の結果、光の設定値からの隔たり量が一定量を越えている場合(ステップS305のYes)、アイリス制御部41は、レンズへの受光量がカメラ25bのアイリス制御範囲か否かを判定する(ステップS306)。
この判定の結果、受光量がアイリス制御範囲である場合(ステップS306のYes)、アイリス制御部41は、受光量の変化に対して絞り(レンズ内の明るさ)を戻す方向にアイリスをプラス方向(+)またはマイナス方向(−)へ制御する(ステップS307)。
また上記判定の結果、受光量がアイリス制御範囲ではない場合(ステップS306のNo)、アイリス制御部41は、カメラ25bに対してゲイン制御処理を実行させる(ステップS308)。
このようにこの実施形態の料金収受システムによれば、オートアイリス機能(自動露出制御機能)を有するカメラ25a,25bで車線を常に監視し、車線内に進入した車両の証拠映像を撮影する際に、カメラ25a,25bが、通常、レンズからの受光量によって高速にアイリス制御するところを、視野に車両が入ってきたときだけ数秒程度の時定数(車両走行速度および1台あたりの撮像時間による)をもってオートアイリスを利かせる、換言すれば、数秒程度の間アイリスを固定することで、通常の通路監視の際はハレーション(白とび)状態で映像を撮像しつつ、証拠用に車両を撮影するときは、環境に対して非常に暗い車内の映像を一定の明るさ(視認性)をもって撮像することができ、車内のドライバーの顔なども明瞭に認知できるようになる。
また、昼夜の変化のように自然光の長い状態変化に対してはオートアイリス制御を行うので、昼夜設定を一々変更する必要はない。
さらに不正突破を検知した場合に、車載器を持つ車両に対しては音声案内を行い、車載器を持たない一般車両に対しては路側表示器24bにより不正の証拠映像を確保した旨を車両のドライバーに報知(警告)することにより、不正行為を抑止できる。
なお、本願発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形してもよい。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み変えることにより、種々の発明を構成できる。
例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一つの実施の形態の料金収受システム全体の構成を示す図である。 この実施形態の料金収受システムの出口ETC車線に設置された機器の構成図である。 図2の出口ETC車線の機器配置図である。 料金収受システムの料金未収受車検出時の動作を示すフローチャートである。 料金収受システムの不正突破時の動作を示すフローチャートである。 料金収受システムのアイリス制御動作を示すフローチャートである。
符号の説明
11…料金所データ処理装置、12…通信線、13…中央処理装置、14…料金所間通信回線、20…車線制御装置、21…ブース処理機、22a…車両検知及び車種判別装置、22b,22c…車両検知装置、23…画像処理装置、24a,24b…路側表示器、25a,25b…カメラ、27…異常開閉検知装置、28…発進制御装置、28a…バー、29…路側無線装置、41…アイリス制御部、42…画像処理部、43…メモリ、44…シリコンディスク、P…証拠情報の書き込みが正しく行われたか否かを示す情報、S…トリガ信号、X1…正常車両、X2…突破車両。

Claims (6)

  1. 車両に対して処理を行うための車線に進入した車両のナンバープレートおよび前記車両の前窓を含む範囲を撮影するように視野を設定して配置され、前記視野内の受光量を随時最適に調整する自動露出制御機能を働かせてタイムスタンプ付きの映像を撮像する自動露出制御機能付き撮像装置と、
    前記撮像装置により撮影された映像データを、記憶容量の範囲で記憶可能な第1記憶装置と、
    電源供給なしに前記映像データを保存可能な第2記憶装置と、
    前記撮像装置により撮像された映像データを前記第1記憶装置にサイクリックに記憶する記憶制御手段と、
    前記撮像装置により撮影される視野内の映像の変化を検知する手段と、
    前記撮像装置により撮影された映像に一定値を越える急激な変化が検出されたときに、前記受光量を一定期間固定して前記撮像装置に撮像させる露出固定手段と、
    前記車線に進入した車両が未処理の車両の場合、前記車両の通路を開閉自在に設けられた車両阻止用のバーを閉じ、処理済みの車両の場合、前記バーを開けるバー開閉装置と、
    前記バー開閉装置の前記バーの異常を検出するセンサと、
    前記センサにより前記バーの異常が検出されたとき、前記第1記憶装置に記憶された映像データを前記第2記憶装置に保存する制御手段と
    を具備することを特徴とする料金収受システム。
  2. 車両に対して処理を行うための車線に進入した車両のナンバープレートおよび前記車両の前窓を含む範囲を撮影するように視野を設定して配置され、前記視野内の受光量を随時最適に調整する自動露出制御機能を働かせてタイムスタンプ付きの映像を撮像する自動露出制御機能付き撮像装置と、
    前記撮像装置により撮影された映像データを、記憶容量の範囲内で記憶可能な第1記憶装置と、
    電源供給なしに前記映像データを保存可能な第2記憶装置と、
    前記撮像装置により撮影される視野内の映像の変化を検知する手段と、
    前記撮像装置により撮影された映像に一定値を越える急激な変化が検出されたときに、前記受光量を一定期間固定して前記撮像装置に撮像させる露出固定手段と、
    前記撮像装置により撮像された映像データを前記第1記憶装置の容量の範囲でサイクリックに記憶する記憶制御手段と、
    前記車線に進入した車両が未処理の車両の場合前記車両の通路を開閉自在に設けられた車両阻止用のバーを閉じ、処理済みの車両の場合、前記バーを開けるバー開閉装置と、
    前記バー開閉装置の前記バーの異常を検出するセンサと、
    前記撮像装置により撮像された映像データを前記第1記憶装置にサイクリックに記憶する記憶制御手段と、
    前記センサにより前記バーの異常が検出されたときの時刻を前記第1記憶装置に記憶すると共に、前記第1記憶装置から読み出した動画データから前記時刻前後の一定時間の映像データを抽出し、その映像データの中から前記車両のナンバー情報を認識する認識手段と、
    前記認識手段により認識された前記車両のナンバー情報、前記時刻、予め設定された車線識別情報を前記映像データのインデックスとして付与した不正通行車両明細データを前記第2記憶装置に保存する保存制御手段と
    を具備することを特徴とする料金収受システム。
  3. 前記センサにより前記バーの異常が検出されたとき、前記車両に搭載された車載器との無線通信または前記車線の上方または路側帯に設置された表示装置により、不正突破の証拠映像を記録した旨を前記車両の利用者へ報知する報知手段を具備することを特徴とする請求項1または2いずれか記載の料金収受方法。
  4. 車両に対して処理を行うための車線に進入した車両が未処理の車両の場合に、前記車両の通路を開閉自在に設けられた車両阻止用のバーを閉じ、処理済みの車両の場合、前記バーを開けるステップと、
    前記車線に進入した車両のナンバープレートおよび前記車両の前窓を含む範囲を撮影するように視野を設定して配置された撮像装置が、前記撮像対象を適切な受光量で撮像するための露出制御を逐次行いながら、タイムスタンプ付きの映像を撮像し、映像データを記憶可能な第1記憶装置にサイクリックに記憶するステップと、
    前記撮像装置により撮影される視野内の映像の変化を検知するステップと、
    前記撮像装置により撮影された映像に一定値を越える急激な変化が検出されたときに受光量を一定時間固定して前記撮像装置に撮像させるステップと、
    前記発進制御装置の前記バーの異常を検出するステップと、
    前記バーの異常が検出されたとき、前記第1記憶装置に記憶された映像データを、電源供給なしに前記映像データを保存可能な第2記憶手段に保存するステップと
    を有することを特徴とする料金収受方法。
  5. 車両に対して処理を行うための車線に進入した車両が未処理の車両の場合に、前記車両の通路を開閉自在に設けられた車両阻止用のバーを閉じ、処理済みの車両の場合、前記バーを開けるステップと、
    前記車線に進入した車両のナンバープレートおよび前記車両の前窓を含む範囲を撮影するように視野を設定して配置された撮像装置が、前記撮像対象を適切な受光量で撮像するための露出制御を逐次行いながら、タイムスタンプ付きの映像を撮像し、映像データを記憶可能な第1記憶装置にサイクリックに記憶するステップと、
    前記撮像装置により撮影される視野内の映像の変化を検知するステップと、
    前記撮像装置により撮影された映像に一定値を越える急激な変化が検出されたときに受光量を一定時間固定して前記撮像装置に撮像させるステップと、
    前記発進制御装置の前記バーの異常を検出するステップと、
    前記バーの異常が検出されたときの時刻を前記第1記憶装置に記憶すると共に、前記第1記憶装置から読み出した動画データから前記時刻前後の一定時間の映像データを抽出し、その映像データの中から前記車両のナンバー情報を認識するステップと、
    認識した前記車両のナンバー情報、前記時刻、予め設定された車線識別情報を前記映像データのインデックスとして付与した不正通行車両明細データを、電源供給なしに前記映像データを保存可能な第2記憶装置に保存するステップと
    を有することを特徴とする料金収受方法。
  6. 前記バーの異常が検出されたとき、前記車両に搭載された車載器との無線通信または前記車線の上方または路側帯に設置された表示装置が、不正突破の証拠映像を記録した旨を前記車両の利用者へ報知するステップを有することを特徴とする請求項4または5いずれか記載の料金収受方法。
JP2007317972A 2007-12-10 2007-12-10 料金収受システム、料金収受方法 Pending JP2009140381A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007317972A JP2009140381A (ja) 2007-12-10 2007-12-10 料金収受システム、料金収受方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007317972A JP2009140381A (ja) 2007-12-10 2007-12-10 料金収受システム、料金収受方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009140381A true JP2009140381A (ja) 2009-06-25

Family

ID=40870894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007317972A Pending JP2009140381A (ja) 2007-12-10 2007-12-10 料金収受システム、料金収受方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009140381A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015011718A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 車両制御システム、及び、車両制御システムを有する料金収受システム
JP2016095733A (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 三菱電機株式会社 車両監視システム及び車両監視方法
JP2017049846A (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 料金収受機、料金収受システム、料金収受方法及びプログラム
JP2017084412A (ja) * 2017-01-26 2017-05-18 東芝テック株式会社 顔認識ゲートシステム
CN111712818A (zh) * 2018-02-28 2020-09-25 国际商业机器公司 认证数字记录
CN113706878A (zh) * 2020-05-20 2021-11-26 宏碁智通股份有限公司 车牌拍摄系统与车牌拍摄方法
CN117116056A (zh) * 2023-10-25 2023-11-24 盛视科技股份有限公司 车辆驾驶行为分析方法
CN117275128A (zh) * 2023-11-22 2023-12-22 浙江宇视科技有限公司 车路协同的车辆智能管理方法、装置、电子设备及介质
CN107886728B (zh) * 2017-11-27 2024-05-10 山西国强高科股份有限公司 载重汽车车型视频识别装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08228337A (ja) * 1995-02-21 1996-09-03 Hitachi Ltd 画像データ蓄積方式及び装置
JPH09181963A (ja) * 1995-12-27 1997-07-11 Nissin Electric Co Ltd 物体探索装置
JPH11296682A (ja) * 1998-04-10 1999-10-29 Japan Radio Co Ltd 車両ナンバー検出装置
JP2003058923A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Omron Corp 料金徴収装置および方法、警告装置および方法、並びにプログラム
JP2005234875A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Mitsubishi Electric Corp 不正車両検出装置
JP2007265322A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd ゲート不正通行記録システムおよびゲート不正通行情報集約システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08228337A (ja) * 1995-02-21 1996-09-03 Hitachi Ltd 画像データ蓄積方式及び装置
JPH09181963A (ja) * 1995-12-27 1997-07-11 Nissin Electric Co Ltd 物体探索装置
JPH11296682A (ja) * 1998-04-10 1999-10-29 Japan Radio Co Ltd 車両ナンバー検出装置
JP2003058923A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Omron Corp 料金徴収装置および方法、警告装置および方法、並びにプログラム
JP2005234875A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Mitsubishi Electric Corp 不正車両検出装置
JP2007265322A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd ゲート不正通行記録システムおよびゲート不正通行情報集約システム

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015011718A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 車両制御システム、及び、車両制御システムを有する料金収受システム
JP2016095733A (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 三菱電機株式会社 車両監視システム及び車両監視方法
JP2017049846A (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 料金収受機、料金収受システム、料金収受方法及びプログラム
JP2017084412A (ja) * 2017-01-26 2017-05-18 東芝テック株式会社 顔認識ゲートシステム
CN107886728B (zh) * 2017-11-27 2024-05-10 山西国强高科股份有限公司 载重汽车车型视频识别装置
US11776574B2 (en) 2018-02-28 2023-10-03 International Business Machines Corporation Authenticating digital recordings
JP2021515443A (ja) * 2018-02-28 2021-06-17 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation デジタル記録の認証
JP7426937B2 (ja) 2018-02-28 2024-02-02 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション デジタル記録の認証
CN111712818B (zh) * 2018-02-28 2024-03-26 国际商业机器公司 认证数字记录
CN111712818A (zh) * 2018-02-28 2020-09-25 国际商业机器公司 认证数字记录
CN113706878A (zh) * 2020-05-20 2021-11-26 宏碁智通股份有限公司 车牌拍摄系统与车牌拍摄方法
CN113706878B (zh) * 2020-05-20 2023-02-28 宏碁智通股份有限公司 车牌拍摄系统与车牌拍摄方法
CN117116056A (zh) * 2023-10-25 2023-11-24 盛视科技股份有限公司 车辆驾驶行为分析方法
CN117116056B (zh) * 2023-10-25 2024-02-02 盛视科技股份有限公司 车辆驾驶行为分析方法
CN117275128A (zh) * 2023-11-22 2023-12-22 浙江宇视科技有限公司 车路协同的车辆智能管理方法、装置、电子设备及介质
CN117275128B (zh) * 2023-11-22 2024-02-20 浙江宇视科技有限公司 车路协同的车辆智能管理方法、装置、电子设备及介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009140381A (ja) 料金収受システム、料金収受方法
CA2567045A1 (en) Licensed driver detection for high occupancy toll lane qualification
KR20090018158A (ko) 차종 판별 장치를 필요로 하지 않는 요금 자동 수수 시스템
JP5085148B2 (ja) 料金収受システム、料金収受方法
JP2019023832A (ja) 駐車場管理装置、駐車場管理方法、及びプログラム
JP6253198B2 (ja) 料金収受施設、料金収受システム、料金収受方法及びプログラム
JP5781587B2 (ja) 料金収受システム、料金収受方法及びプログラム
JP2007249582A (ja) 料金収受システムおよび車両後進警告方法
JP2009064461A (ja) 料金収受システム、カード処理方法
JP2014056412A (ja) 車両通行制御システム、車載器、通行料金処理装置
KR20080079989A (ko) 유료 도로의 요금 징수 시스템
JP5132118B2 (ja) 料金収受システム、料金収受方法
JP5320096B2 (ja) 不正通過車両管理システム及び不正通過車両管理方法
JP4066873B2 (ja) 自動料金収受システムの料金所端末装置、etc車載機、退場可否判定方法
JP2005216322A (ja) 車両案内システムおよび車載機
JP2001067501A (ja) 料金収受システム、出入口処理方法およびicカード処理装置
JP2009064052A (ja) 料金収受システムおよび料金収受方法
JP4047079B2 (ja) 料金収受システム、料金収受方法
JP6300011B2 (ja) 料金機械及びこれを備える料金所設備
JP5169016B2 (ja) 不正通過車抑止システム及び不正通過車抑止方法
KR200340889Y1 (ko) 주차 요금 징수 시스템
JP4237509B2 (ja) 料金収受システム、料金収受方法
JP3214324B2 (ja) 駐輪場出場管理システム
KR200239253Y1 (ko) 차량 번호판 화상을 저장하는 주차관리 시스템
JP2010183161A (ja) カメラシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100806

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120614

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130108