JP2003058923A - 料金徴収装置および方法、警告装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

料金徴収装置および方法、警告装置および方法、並びにプログラム

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JP2003058923A JP2001243960A JP2001243960A JP2003058923A JP 2003058923 A JP2003058923 A JP 2003058923A JP 2001243960 A JP2001243960 A JP 2001243960A JP 2001243960 A JP2001243960 A JP 2001243960A JP 2003058923 A JP2003058923 A JP 2003058923A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 警告等をより確実に運転手に確認させるよう
にする。 【解決手段】 警告制御装置21は、徴収エリア1を走
行する車両の運転手が通行料金を支払う所定の操作を行
ったか否かを確認し、通行料金を支払わずに徴収エリア
1を通過したと判定した場合、その車両に対して、車両
のナンバープレート番号を含む支払い要求を警告表示部
107に表示させる。また、警告制御装置21は、徴収
エリア1を通行料金を支払わずに通過した車両が、徴収
エリア2においても、通行料金を支払わずに通過したか
否かを判定し、通過したと判定した場合、次に、その車
両の外観画像を含む支払い要求を警告表示部108に表
示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の運転手に対
する所定の要求を表示する場合において、その表示を複
数設けるようにした料金徴収装置および方法、警告装置
および方法、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノンストップ自動料金収受(ETC
(Electronic Toll Collection))システムが普及し始め
てきている。
【0003】ETCシステムは、例えば、高速道路などの
料金所において、車両を停止させることなく、車載機と
の無線通信により通行料金を徴収するものである。
【0004】ところで、ETCシステムは、車両を停止さ
せることなく、料金所などを通行させるものであるた
め、例えば、車載機に装着されているプリペイドカード
に残金がなく、料金を徴収できなかったときなどのため
の対策が必要となる。
【0005】そして、そのような対策として、例えば、
通行料金を徴収できなかった車両に対して、料金所から
所定の距離だけ先に設けられている警告表示板などに警
告メッセージを表示させるシステムが存在する。
【0006】これにより、通行料金を支払わずに通行し
た車両の運転手に対して、通行料金が支払われていない
ことを気付かせることができ、その後、例えば、有人の
料金ゲートなどにその車両を案内することができる。ま
た、単にメッセージだけを警告表示板に表示させるだけ
でなく、運転手に気付かせるための様々な情報を表示さ
せることが提案されている。
【0007】例えば、特開平6−28596号公報、お
よび特開平10−261192号公報には、速度を超過
している車両に対して、速度を超過していることを通知
するメッセージとともに、撮影した画像に基づいて取得
されたナンバープレート番号を警告表示板に表示させる
ことが開示されており、これを、上述したような警告シ
ステムに適用することも提案されている。
【0008】これにより、通行料金を徴収することがで
きなかった車両に対して、その旨を通知するメッセージ
と、ナンバープレート番号が表示されることとなり、運
転手の注意をより喚起することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような警告システムにおいては、表示される警告自体
は、ナンバープレート番号が表示されるなどして運転手
の注意をより喚起するものとなっているものの、その警
告表示板は、一般的に1カ所しか設けられていないた
め、運転手が警告を見逃してしまうという課題があっ
た。
【0010】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、警告等をより確実に運転手に確認させるよ
うにしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述したような課題を解
決するため、本発明の料金徴収装置は、車両に搭載され
る端末と無線を介して通信し、所定の道路の通行料金を
徴収する徴収手段と、車両の外観を撮像する撮像手段
と、徴収手段により通行料金が徴収されたか否かを判定
する第1の判定手段と、第1の判定手段により通行料金
が徴収されていないと判定された場合、通行料金を支払
うことを要求する支払い要求を車両に対して表示する第
1の表示手段と、第1の判定手段により前記通行料金が
徴収されていないと判定された場合、再度、徴収手段に
より通行料金が徴収されたか否かを判定する第2の判定
手段と、第2の判定手段により通行料金が徴収されてい
ないと判定された場合、撮像手段により撮像された車両
の外観の画像を含む支払い要求を車両に対して表示する
第2の表示手段とを備えることを特徴とする。
【0012】料金徴収装置は、例えば、高速道路などの
有料道路の入口付近や出口付近に設置され、そこを通行
する車両から料金を徴収する。なお、車両とは、乗用車
やバス、トラックなどの四輪車だけでなく、バイクなど
の二輪車も含まれる。
【0013】そして、料金徴収装置を構成する徴収手段
は、例えば、図2の料金徴収処理部45により構成さ
れ、撮像手段は、例えば、図2の画像処理部47により
構成される。撮像手段には、図2の車両外観撮影用カメ
ラ6が含まれるようにしてもよい。
【0014】また、第1の判定手段は、例えば、図3の
ステップS7の処理を実行する図2の制御部41により
構成され、第1の表示手段は、例えば、図2の表示制御
部48により構成される。第1の表示手段には、図2の
警告表示部7が含まれるようにしてもよい。
【0015】第2の判定手段は、例えば、図4のステッ
プS10の処理を実行する図2の制御部41により構成
され、第2の表示手段は、例えば、図2の表示制御部4
9により構成される。第2の表示手段には、図2の警告
表示部8が含まれるようにしてもよい。そして、この第
2の判定手段は、例えば、第1の表示手段による表示が
行われた後であって、かつ、徴収手段により通行料金が
徴収されていないことが第1の判定手段により判定さ
れ、その第1の判定から所定の時間が経過した後に、自
らの判定をおこなう。
【0016】徴収手段は、車両に搭載される車載機と無
線により通信し、通行料金を徴収する。この通行料金
は、入場口と出場口の場所に関わらず、固定のものであ
ってもよいし、入場口と出場口の場所によって料金が変
化する対距離制のものであってもよい。
【0017】第1の表示手段は、通行料金を支払うこと
を要求する支払い要求を、通行料金を支払わない車両に
対して表示する。第1の表示手段により表示される支払
い要求には、後述するように、例えば、支払いを督促す
る文字表示や、あるいは図1に示すように、対象車両の
ナンバープレート番号を含むメッセージが表示される。
【0018】そして、第2の表示手段は、第1の表示手
段により通行料金の支払いを要求したにも関わらず、そ
れを支払わない車両に対して、支払い要求を表示する。
第2の表示手段により表示される支払い要求には、例え
ば、図1に示すように、メッセージとともに、車両前面
からのナンバープレートやフロントガラス部などを含む
外観画像が表示される。このように車両の外観画像を表
示することにより、運転手に一層強い警告が与えられた
ことを意識させることができる。
【0019】また、第2の表示手段により表示されるメ
ッセージは、第1の表示手段により表示されるメッセー
ジよりも、より命令形の口調で支払いを要求するメッセ
ージとされる。これにより、偶然、通行料金を支払うこ
とを忘れていた善意の運転手に対して、命令口調の支払
い要求が表示されるといったことを抑制することができ
る。
【0020】また、第1、および第2の表示手段により
表示される支払い要求は、図1に示すように、道路の上
方に設置される警告表示板に表示されるだけでなく、車
載装置の所定の表示部に表示されるようにしてもよい。
この場合、ナンバープレート番号や車両の外観画像を含
む支払い要求が無線で車載装置に送信される。
【0021】また、表示だけでなく、支払い要求が表示
されることにあわせて、警告音などが出力されるように
してもよい。
【0022】本発明の料金徴収装置は、車両のナンバー
プレートに示される番号を抽出する抽出手段をさらに備
え、第1の表示手段は、抽出手段により抽出されたナン
バープレートに示される番号を支払い要求に含めて表示
するようにすることができる。
【0023】抽出手段は、例えば、図2のナンバープレ
ート番号抽出部46により構成される。また、ナンバー
プレート撮影用カメラ5が含められて抽出手段が構成さ
れるようにしてもよい。
【0024】抽出手段は、例えば、ナンバープレートを
撮影した画像に基づいて、その車両のナンバープレート
番号を抽出する。
【0025】車両を識別するための情報は、抽出手段に
より抽出されたナンバープレート番号に限定されるもの
ではなく、車載装置から無線により通知された車両のID
のようなものであってもよい。この場合、第1の表示手
段により表示される通行料金の支払い要求には、そのID
が表示されることとなる。
【0026】単に通行料金の支払いを要求するメッセー
ジを表示させた場合、その表示がどの車両に対するもの
であるのかを区別できないため、このようにナンバープ
レート番号を含めた支払い要求とすることにより、その
ようなことを抑制することができる。
【0027】本発明の料金徴収装置は、第2の判定手段
により通行料金が徴収されていないと判定された場合、
さらに、徴収手段により通行料金が徴収されたか否かを
判定する第3の判定手段と、第3の判定手段により通行
料金が徴収されていないと判定された場合、車両に関す
る情報を記憶する記憶手段とをさらに備えるようにする
ことができる。
【0028】第3の判定手段は、例えば、図4のステッ
プS13の処理を実行する図2の制御部41により構成
され、記憶手段は、例えば、図2の通過車両情報記憶部
50により構成される。そして、この第3の判定手段
は、例えば、第2の表示手段による表示が行われた後で
あって、かつ、徴収手段により通行料金が徴収されてい
ないことが第2の判定手段により判定され、その第2の
判定から所定の時間が経過した後に、自らの判定をおこ
なう。
【0029】記憶手段により記憶される車両に関する情
報とは、第2の表示手段により通行料金の支払い要求を
表示したにも関わらず、その料金を支払わない車両の情
報であり、例えば、ナンバープレート番号や車両の外観
画像、或いは、車載機から無線で通知された、運転手の
名前や住所などの様々な情報が、その車両が通過した時
刻と対応付けて記憶される。
【0030】本発明の料金徴収装置の料金徴収方法は、
車両に搭載される端末と無線を介して通信し、所定の道
路の通行料金を徴収する徴収ステップと、車両の外観を
撮像する撮像ステップと、徴収ステップの処理により通
行料金が徴収されたか否かを判定する第1の判定ステッ
プと、第1の判定ステップの処理により通行料金が徴収
されていないと判定された場合、通行料金を支払うこと
を要求する支払い要求を車両に対して表示する第1の表
示ステップと、第1の判定ステップの処理により通行料
金が徴収されていないと判定された場合、再度、徴収ス
テップの処理により通行料金が徴収されたか否かを判定
する第2の判定ステップと、第2の判定ステップの処理
により通行料金が徴収されていないと判定された場合、
撮像ステップの処理により撮像された車両の外観の画像
を含む支払い要求を車両に対して表示する第2の表示ス
テップとを含むことを特徴とする。
【0031】本発明の料金徴収装置の料金徴収方法を構
成する徴収ステップは、例えば、図3のステップS6に
より構成され、撮像ステップは、例えば、図3のステッ
プS1により構成され、第1の判定ステップは、例え
ば、図3のステップS7により構成される。
【0032】また、第1の表示ステップは、例えば、図
3のステップS8により構成され、第2の判定ステップ
は、例えば、図4のステップS10により構成され、第
2の表示ステップは、例えば、図4のステップS11に
より構成される。
【0033】本発明の料金徴収装置および方法において
は、車両に搭載される端末と無線を介して通信され、所
定の道路の通行料金が徴収され、車両の外観が撮像さ
れ、通行料金が徴収されたか否かが判定される。また、
通行料金が徴収されていないと判定された場合、通行料
金を支払うことを要求する支払い要求が車両に対して表
示され、さらに、通行料金が徴収されていないと判定さ
れた場合、再度、通行料金が徴収されたか否かが判定さ
れ、通行料金が徴収されていないと判定された場合、撮
像された車両の外観の画像を含む支払い要求が車両に対
して表示される。
【0034】1回目の支払い要求の表示でも通行料金が
支払われない場合、車両の外観を含む支払い要求が2回
目の支払い要求において表示されるため、運転手は、自
分に対して支払い要求が表示されていることをより確実
に確認することができる。
【0035】なお、2回目の支払い要求に応じない車両
に対しては、3回目、4回目といったようにさらに支払
い要求が表示されるようにしてもよい。また、その場
合、運転手に対する警告が徐々に強まるようにしてもよ
い。
【0036】本発明の第1の警告装置は、車両の外観を
撮像する撮像手段と、徴収装置により通行料金が徴収さ
れたか否かを徴収装置からの出力に基づいて判定する第
1の判定手段と、第1の判定手段により通行料金が徴収
されていないと判定された場合、通行料金の支払い要求
を車両に対して表示する第1の表示手段と、第1の判定
手段により通行料金が徴収されていないと判定された場
合、再度、徴収装置により通行料金が徴収されたか否か
を徴収装置からの通知に基づいて判定する第2の判定手
段と、第2の判定手段により通行料金が徴収されていな
いと判定された場合、撮像手段により撮像された車両の
外観を含む支払い要求を車両に対して表示する第2の表
示手段とを備えることを特徴とする。
【0037】本発明の第1の警告装置は、基本的に、上
述した料金徴収装置の構成から、料金徴収手段の構成を
除いた構成とされる。
【0038】従って、第1の警告装置を構成する撮像手
段は、例えば、図2の画像処理部47により構成され
る。撮像手段には、図2の車両外観撮影用カメラ6が含
まれるようにしてもよい。
【0039】また、第1の判定手段は、例えば、ステッ
プS7の処理を実行する図2の制御部41により構成さ
れ、第1の表示手段は、例えば、図2の表示制御部48
により構成される。第1の表示手段には、図2の警告表
示部7が含まれるようにしてもよい。
【0040】第2の判定手段は、例えば、図4のステッ
プS10の処理を実行する図2の制御部41により構成
され、第2の表示手段は、例えば、図2の表示制御部4
9により構成される。第2の表示手段には、図2の警告
表示部8が含まれるようにしてもよい。
【0041】本発明の第1の警告装置の警告方法は、車
両の外観を撮像する撮像ステップと、徴収装置により通
行料金が徴収されたか否かを徴収装置からの出力に基づ
いて判定する第1の判定ステップと、第1の判定ステッ
プの処理により通行料金が徴収されていないと判定され
た場合、通行料金の支払い要求を車両に対して表示する
第1の表示ステップと、第1の判定ステップの処理によ
り通行料金が徴収されていないと判定された場合、再
度、徴収装置により通行料金が徴収されたか否かを徴収
装置からの通知に基づいて判定する第2の判定ステップ
と、第2の判定ステップの処理により通行料金が徴収さ
れていないと判定された場合、撮像ステップの処理によ
り撮像された車両の外観を含む支払い要求を車両に対し
て表示する第2の表示ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0042】本発明の第1の警告装置の警告方法を構成
する撮像ステップは、例えば、図3のステップS1によ
り構成され、第1の判定ステップは、例えば、図3のス
テップS7により構成される。
【0043】また、第1の表示ステップは、例えば、図
3のステップS8により構成され、第2の判定ステップ
は、例えば、図4のステップS10により構成され、第
2の表示ステップは、例えば、図4のステップS11に
より構成される。
【0044】本発明の第1の警告装置および方法におい
ては、車両の外観が撮像され、徴収装置により通行料金
が徴収されたか否かが徴収装置からの出力に基づいて判
定され、通行料金が徴収されていないと判定された場
合、通行料金の支払い要求が車両に対して表示される。
また、通行料金が徴収されていないと判定された場合、
再度、徴収装置により通行料金が徴収されたか否かが徴
収装置からの通知に基づいて判定され、通行料金が徴収
されていないと判定された場合、撮像された車両の外観
を含む支払い要求が車両に対して表示される。
【0045】1回目の支払い要求が表示されることによ
っても通行料金が支払われない場合、車両の外観を含む
支払い要求が2回目の支払い要求において表示されるた
め、運転手は、自分に対して支払い要求が表示されてい
ることをより確実に確認することができる。
【0046】本発明の第2の警告装置は、撮像された車
両の外観の画像を取得する取得手段と、徴収装置により
通行料金が徴収されたか否かを徴収装置からの出力に基
づいて判定する第1の判定手段と、第1の判定手段によ
り通行料金が徴収されていないと判定された場合におけ
る、通行料金の支払い要求の、車両に対する表示を制御
する第1の表示制御手段と、第1の判定手段により通行
料金が徴収されていないと判定された場合、再度、徴収
装置により通行料金が徴収されたか否かを徴収装置から
の通知に基づいて判定する第2の判定手段と、第2の判
定手段により通行料金が徴収されていないと判定された
場合における、取得手段により取得された車両の外観の
画像を含む支払い要求の、車両に対する表示を制御する
第2の表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0047】本発明の第2の警告装置の構成は、基本的
に、上述した第1の警告装置の構成から、外部とのイン
タフェースを除いた構成とされる。
【0048】従って、第2の警告装置を構成する取得手
段は、例えば、図2の画像処理部47により構成され、
第1の判定手段は、例えば、図3のステップS7の処理
を実行する図2の制御部41により構成され、第1の表
示制御手段は、例えば、図2の表示制御部48により構
成される。
【0049】また、第2の判定手段は、例えば、図4の
ステップS10の処理を実行する図2の制御部41によ
り構成され、第2の表示制御手段は、例えば、図2の表
示制御部49により構成される。
【0050】本発明の第2の警告装置の警告方法、およ
び警告装置(コンピュータ)に実行させるプログラム
は、撮像された車両の外観の画像を取得する取得ステッ
プと、徴収装置により通行料金が徴収されたか否かを徴
収装置からの出力に基づいて判定する第1の判定ステッ
プと、第1の判定ステップの処理により通行料金が徴収
されていないと判定された場合における、通行料金の支
払い要求の、車両に対する表示を制御する第1の表示制
御ステップと、第1の判定ステップの処理により通行料
金が徴収されていないと判定された場合、再度、徴収装
置により通行料金が徴収されたか否かを徴収装置からの
通知に基づいて判定する第2の判定ステップと、第2の
判定ステップの処理により通行料金が徴収されていない
と判定された場合における、取得ステップの処理により
取得された車両の外観の画像を含む支払い要求の、車両
に対する表示を制御する第2の表示制御ステップとを含
むことを特徴とする。
【0051】本発明の第2の警告装置の警告方法、およ
びプログラムを構成する取得ステップは、例えば、図3
のステップS1により構成され、第1の判定ステップ
は、例えば、図3のステップS7により構成される。
【0052】また、第1の表示制御ステップは、例え
ば、図3のステップS8により構成され、第2の判定ス
テップは、例えば、図4のステップS10により構成さ
れ、第2の表示制御ステップは、例えば、図4のステッ
プS11により構成される。
【0053】本発明の第3の警告装置は、車両の第1の
位置の第1の走行速度を計測する第1の計測手段と、第
1の計測手段により計測された第1の走行速度が第1の
閾値の速度を超えている場合、走行速度を抑制すること
を要求する抑制要求を車両に対して表示する第1の表示
手段と、車両の進行方向に対して、第1の位置より下流
側の第2の位置の、車両の第2の走行速度を計測する第
2の計測手段と、車両の外観を撮像する撮像手段と、第
2の計測手段により計測された第2の走行速度が第2の
閾値の速度を超えている場合、撮像手段により撮像され
た車両の外観の画像を含む抑制要求を車両に対して表示
する第2の表示手段とを備えることを特徴とする。
【0054】本発明の第3の警告装置は、道路の路肩な
どの所定の場所に設置される。また、例えば、速度超過
の車両が頻繁に出現するエリアが好ましい。
【0055】本発明の第3の警告装置を構成する第1の
計測手段は、例えば、図11の速度算出部143により
構成され、必要に応じて図11の速度検出センサ107
も含まれる。第1の表示手段は、例えば、図11の表示
制御部144により構成され、必要に応じて図11の警
告表示部108も含まれる。
【0056】また、第2の計測手段は、例えば、図11
の速度算出部147により構成され、必要に応じて図1
1の速度検出センサ111も含まれる。撮像手段は、例
えば、図11の画像処理部146により構成され、必要
に応じて車両外観撮影用カメラ110も含まれる。
【0057】第2の表示手段は、例えば、図11の表示
制御部148により構成され、必要に応じて図11の警
告表示部112も含まれる。図10においては、警告表
示部112に対象車両の外観画像と、ナンバープレート
番号が表示されているが、このように両方が表示される
ようにしてもよいし、いずれか一方が表示されるように
してもよい。
【0058】車両の第1の位置の第1の走行速度とは、
図10のガントリー102から所定の距離だけ道路10
1の上流側の位置における速度である。また、第2の位
置の第2の走行速度とは、図10のガントリー104か
ら所定の距離だけ道路101の上流側の位置における速
度である。
【0059】これらの第1の走行速度、および第2の走
行速度と比較される、第1の閾値の速度、および第2の
閾値の速度は、互いに同じ速度であってもよいし、異な
る速度であってもよい。
【0060】第2の表示手段により表示される抑制要求
は、走行速度を抑制することを速度超過の車両に対して
要求する表示であり、第1の表示手段により表示される
抑制要求に較べて、より命令口調のものが表示される。
【0061】第2の表示手段により表示される抑制要求
は、上述した料金徴収装置等の第1の表示手段と同様
に、所定のメッセージに加えて車両の外観画像が表示さ
れる。当然、第1の表示手段により表示される抑制要求
に、対象の車両のナンバープレート番号などが含まれる
ようにしてもよいし、第1、および第2の表示手段によ
り表示される抑制要求に加えて、警告音が出力されるよ
うにしてもよい。
【0062】本発明の第3の警告装置の警告方法は、車
両の第1の位置の第1の走行速度を計測する第1の計測
ステップと、第1の計測ステップの処理により計測され
た第1の走行速度が第1の閾値の速度を超えている場
合、走行速度を抑制することを要求する抑制要求を車両
に対して表示する第1の表示ステップと、車両の進行方
向に対して、第1の位置より下流側の第2の位置の、車
両の第2の走行速度を計測する第2の計測ステップと、
車両の外観を撮像する撮像ステップと、第2の計測ステ
ップの処理により計測された第2の走行速度が第2の閾
値の速度を超えている場合、撮像ステップの処理により
撮像された車両の外観の画像を含む抑制要求を車両に対
して表示する第2の表示ステップとを含むことを特徴と
する。
【0063】第1の計測ステップは、例えば、図12の
ステップS85により構成され、第1の表示ステップ
は、例えば、図12のステップS88により構成され
る。また、第2の計測ステップは、例えば、図13のス
テップS106により構成され、撮像ステップは、例え
ば、図13のステップS104により構成され、第2の
表示ステップは、例えば、図13のステップS109に
より構成される。
【0064】本発明の第3の警告装置および方法におい
ては、車両の第1の位置の第1の走行速度が計測され、
第1の走行速度が第1の閾値の速度を超えている場合、
走行速度を抑制することを要求する抑制要求が車両に対
して表示される。また、車両の進行方向に対して、第1
の位置より下流側の第2の位置の、車両の第2の走行速
度が計測され、車両の外観が撮像され、第2の走行速度
が第2の閾値の速度を超えている場合、撮像された車両
の外観の画像を含む抑制要求が車両に対して表示され
る。
【0065】これにより、速度超過をしている車両の運
転手に対して、そのことをより確実に確認させることが
できる。
【0066】当然、2回目の抑制要求に対して応じない
車両に対して、さらに多くの抑制要求を表示させるよう
にしてもよい。
【0067】本発明の第4の警告装置は、車両の第1の
位置の第1の走行速度を取得する第1の取得手段と、第
1の取得手段により取得された第1の走行速度が第1の
閾値の速度を超えている場合における、走行速度を抑制
することを要求する抑制要求の、車両に対する表示を制
御する第1の表示制御手段と、車両の進行方向に対し
て、第1の位置より下流側の第2の位置の、車両の第2
の走行速度を取得する第2の取得手段と、車両の外観の
画像を取得する第3の取得手段と、第2の取得手段によ
り取得された第2の走行速度が第2の閾値の速度を超え
ている場合における、第3の取得手段により取得された
車両の外観の画像を含む抑制要求の、車両に対する表示
を制御する第2の表示制御手段とを備えることを特徴と
する。
【0068】本発明の第4の警告装置の構成は、基本的
に、上述した第3の警告装置の構成から、外部とのイン
タフェースを除いた構成とされる。
【0069】従って、第1の取得手段は、例えば、図1
1の速度算出部143により構成され、第1の表示制御
手段は、例えば、図11の表示制御部144により構成
され、第2の取得手段は、例えば、図11の速度算出部
147により構成される。
【0070】また、第3の取得手段は、例えば、図11
の画像処理部146により構成され、第2の表示制御手
段は、例えば、図11の表示制御部148により構成さ
れる。
【0071】本発明の第4の警告装置の警告方法、およ
び警告装置(コンピュータ)に実行させるプログラム
は、車両の第1の位置の第1の走行速度を取得する第1
の取得ステップと、第1の取得ステップの処理により取
得された第1の走行速度が第1の閾値の速度を超えてい
る場合における、走行速度を抑制することを要求する抑
制要求の、車両に対する表示を制御する第1の表示制御
ステップと、車両の進行方向に対して、第1の位置より
下流側の第2の位置の、車両の第2の走行速度を取得す
る第2の取得ステップと、車両の外観の画像を取得する
第3の取得ステップと、第2の取得ステップの処理によ
り取得された第2の走行速度が第2の閾値の速度を超え
ている場合における、第3の取得ステップの処理により
取得された車両の外観の画像を含む抑制要求の、車両に
対する表示を制御する第2の表示制御ステップとを含む
ことを特徴とする。
【0072】第1の取得ステップは、例えば、図12の
ステップS85により構成され、第1の表示制御ステッ
プは、例えば、図12のステップS88により構成され
る。また、第2の取得ステップは、例えば、図13のス
テップS106により構成され、第3の取得ステップ
は、例えば、図13のステップS104により構成さ
れ、第2の表示制御ステップは、例えば、図13のステ
ップS109により構成される。
【0073】本発明の第5の警告装置は、車両の第1の
位置の第1の走行速度を計測する第1の計測手段と、車
両のナンバープレートに示される番号を抽出する抽出手
段と、第1の計測手段により計測された第1の走行速度
が第1の閾値の速度を超えている場合、走行速度を抑制
することを要求する抑制要求を車両に対して表示する第
1の表示手段と、車両の進行方向に対して、第1の位置
より下流側の第2の位置の、車両の第2の走行速度を計
測する第2の計測手段と、第2の計測手段により計測さ
れた第2の走行速度が第2の閾値の速度を超えている場
合、抽出手段により抽出されたナンバープレートに示さ
れる番号を含む抑制要求を車両に対して表示する第2の
表示手段とを備えることを特徴とする。
【0074】本発明の第5の警告装置を構成する第1の
計測手段は、例えば、図11の速度算出部143により
構成され、必要に応じて図11の速度検出センサ107
も含まれる。また、抽出手段は、例えば、図11のナン
バープレート番号抽出部145により構成され、必要に
応じて図11のナンバープレート撮影用カメラ109も
含まれる。
【0075】第1の表示手段は、例えば、図11の表示
制御部144により構成され、必要に応じて図11の警
告表示部108も含まれる。また、第2の計測手段は、
例えば、図11の速度算出部147により構成され、必
要に応じて図11の速度検出センサ111も含まれる。
【0076】第2の表示手段は、例えば、図11の表示
制御部148により構成され、必要に応じて図11の警
告表示部112も含まれる。図10においては、警告表
示部112に対象車両の外観画像と、ナンバープレート
番号が表示されているが、このように両方が表示される
ようにしてもよいし、いずれか一方が表示されるように
してもよい。
【0077】本発明の第5の警告装置は、基本的に、上
述した第2の警告装置と同様の構成を有しており、第2
の表示手段により表示される抑制要求に、車両のナンバ
ープレート番号が表示される点が相違している。
【0078】本発明の第5の警告装置の警告方法は、車
両の第1の位置の第1の走行速度を計測する第1の計測
ステップと、車両のナンバープレートに示される番号を
抽出する抽出ステップと、第1の計測ステップの処理に
より計測された第1の走行速度が第1の閾値の速度を超
えている場合、走行速度を抑制することを要求する抑制
要求を車両に対して表示する第1の表示ステップと、車
両の進行方向に対して、第1の位置より下流側の第2の
位置の、車両の第2の走行速度を計測する第2の計測ス
テップと、第2の計測ステップの処理により計測された
第2の走行速度が第2の閾値の速度を超えている場合、
抽出ステップの処理により抽出されたナンバープレート
に示される番号を含む抑制要求を車両に対して表示する
第2の表示ステップとを含むことを特徴とする。
【0079】第1の計測ステップは、例えば、図12の
ステップS85により構成され、抽出ステップは、例え
ば、図12のステップS87により構成され、第1の表
示ステップは、例えば、図12のステップS88により
構成される。また、第2の計測ステップは、例えば、図
13のステップS106により構成され、第2の表示ス
テップは、例えば、図13のステップS109により構
成される。
【0080】本発明の第5の警告装置および方法におい
ては、車両の第1の位置の第1の走行速度が計測され、
車両のナンバープレートに示される番号が抽出され、第
1の走行速度が第1の閾値の速度を超えている場合、走
行速度を抑制することを要求する抑制要求が車両に対し
て表示される。また、車両の進行方向に対して、第1の
位置より下流側の第2の位置の、車両の第2の走行速度
が計測され、第2の走行速度が第2の閾値の速度を超え
ている場合、抽出されたナンバープレートに示される番
号を含む抑制要求が車両に対して表示される。
【0081】これにより、速度超過をしている車両の運
転手に対して、そのことをより確実に確認させることが
できる。
【0082】本発明の第6の警告装置は、車両の第1の
位置の第1の走行速度を取得する第1の取得手段と、車
両のナンバープレートに示される番号を抽出する抽出手
段と、第1の取得手段により取得された第1の走行速度
が第1の閾値の速度を超えている場合における、走行速
度を抑制することを要求する抑制要求の、車両に対する
表示を制御する第1の表示制御手段と、車両の進行方向
に対して、第1の位置より下流側の第2の位置の、車両
の第2の走行速度を取得する第2の取得手段と、第2の
取得手段により取得された第2の走行速度が第2の閾値
の速度を超えている場合における、抽出手段により抽出
されたナンバープレートに示される番号を含む抑制要求
の、車両に対する表示を制御する第2の表示制御手段と
を備えることを特徴とする。
【0083】本発明の第6の警告装置の構成は、基本的
に、上述した第5の警告装置の構成から、外部とのイン
タフェースを除いた構成とされる。
【0084】従って、本発明の第6の警告装置を構成す
る第1の取得手段は、例えば、図11の速度算出部14
3により構成され、抽出手段は、例えば、図11のナン
バープレート番号抽出部145により構成され、第1の
表示制御手段は、例えば、図11の表示制御部144に
より構成される。
【0085】また、第2の取得手段は、例えば、図11
の速度算出部147により構成され、第2の表示制御手
段は、例えば、図11の表示制御部148により構成さ
れる。
【0086】本発明の第6の警告装置の警告方法、およ
び警告装置(コンピュータ)に実行させるプログラム
は、車両の第1の位置の第1の走行速度を取得する第1
の取得ステップと、車両のナンバープレートに示される
番号を抽出する抽出ステップと、第1の取得ステップの
処理により取得された第1の走行速度が第1の閾値の速
度を超えている場合における、走行速度を抑制すること
を要求する抑制要求の、車両に対する表示を制御する第
1の表示制御ステップと、車両の進行方向に対して、第
1の位置より下流側の第2の位置の、車両の第2の走行
速度を取得する第2の取得ステップと、第2の取得ステ
ップの処理により取得された第2の走行速度が第2の閾
値の速度を超えている場合における、抽出ステップの処
理により抽出されたナンバープレートに示される番号を
含む抑制要求の、車両に対する表示を制御する第2の表
示制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0087】第1の取得ステップは、例えば、図12の
ステップS85により構成され、抽出ステップは、例え
ば、図12のステップS87により構成され、第1の表
示制御ステップは、例えば、図12のステップS88に
より構成される。また、第2の取得ステップは、例え
ば、図13のステップS106により構成され、第2の
表示制御ステップは、例えば、図13のステップS10
9により構成される。
【0088】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した警告シ
ステムの構成例を示す図である。
【0089】図の例においては、車両31が道路1を走
行している状態とされており、白抜き矢印が、その進行
方向を示している。
【0090】そして、道路1は、例えば、高速道路など
の有料道路であり、図1に示す範囲は、その有料道路の
入口付近や出口付近などとされる。例えば、車載装置3
2には、プリペイドカードやクレジットカードなどが装
着されており、運転手は、図1に示すような料金所付近
に進入したとき、通行料金を支払うべく、支払う金額を
車載装置32に入力するなどの所定の操作を行う。
【0091】道路1には、車両31の現在の走行位置か
ら下流方向に、順に、ガントリー2、ガントリー3、お
よびガントリー4が、それぞれ所定の距離だけ離間して
道路1を横切る方向に設けられている。そして、ガント
リー2には、道路1を走行する車両のナンバープレート
を撮影するナンバープレート撮影用カメラ5と、車両の
外観の画像を撮影する車両外観撮影用カメラ6が設置さ
れている。ナンバープレート撮影用カメラ5と車両外観
撮影用カメラ6は、道路1を走行する車両を撮影できる
ように所定の角度だけ斜め下方を向いた状態でガントリ
ー2に設置されている。
【0092】ガントリー3には、警告表示部7が設置さ
れている。警告表示部7は、例えば、複数のLED(Light
Emitting Diode)や、LCD(Liquid Crystal Display)から
構成されており、それらが駆動されることにより車両の
運転手に対して様々なメッセージが提示される。図1に
示すように、例えば、警告表示部7には、後述する徴収
エリア1において通行料金を支払わない車両の運転手に
対して、その支払いを要求する「ナンバープレート12
−34の車両支払い操作を行ってください」などのメッ
セージが表示される。
【0093】ガントリー4に設置され、警告表示部7と
同様に各種の情報を車両の運転手に通知する警告表示部
8には、車両外観画像表示部8Aが設けられている。こ
の車両外観画像表示部8Aには、通行料金の支払いを警
告表示部7の表示により要求したにも関わらず、徴収エ
リア2において、それを支払わない車両に対して、車両
外観撮影用カメラ6により撮影された車両の外観画像が
表示される。
【0094】図1の例においては、警告表示部8には、
「支払い操作を実行せよ」のメッセージが表示され、車
両外観画像表示部8Aには、そのメッセージの対象の車
両の外観画像が表示されている。なお、図1において、
警告表示部7と警告表示部8に表示されているメッセー
ジ等は、車両31に対するものではない(以下、警告表
示部7と警告表示部8に表示される支払い要求の対象と
なる車両を対象車両と称する)。
【0095】道路1の進行方向に対して右側の路肩に
は、アンテナ9乃至アンテナ11がそれぞれ所定の距離
だけ離間して設けられており、このアンテナ9乃至アン
テナ11と車載装置32との間で、例えば、通行料金の
徴収に関する通信が無線により行われる。そして、図1
の例においては、アンテナ9における通信により通行料
金の徴収処理が行われるエリアが徴収エリア1とされ、
アンテナ10における通信により通行料金の徴収処理が
行われるエリアが徴収エリア2とされ、アンテナ11に
おける通信により通行料金の徴収処理が行われるエリア
が徴収エリア3とされている。
【0096】図1に示すナンバープレート撮影用カメラ
5乃至アンテナ11は、道路1の進行方向に対して左側
の路肩に設けられている警告制御装置(料金徴収装置)
21に接続されており、その動作が制御されるようにな
されている。
【0097】具体的には、警告制御装置21は、アンテ
ナ9からの出力に基づいて、徴収エリア1において通行
料金を支払わない車両が存在する(通行料金の支払い操
作を行わない運転手が存在する)と判定したとき、ナン
バープレート撮影用カメラ5により撮影された画像から
ナンバープレート番号を抽出し、その番号とともに通行
料金の支払いを要求するメッセージを警告表示部7に表
示させる。
【0098】警告制御装置21は、徴収エリア1で通行
料金を支払わなかった運転手が、警告表示部7に支払い
要求が表示されることに応じて、通行料金の支払い操作
を徴収エリア2において実行したか否かをアンテナ10
からの出力に基づいて判定する。そして、警告制御装置
21は、警告表示部7に支払い要求を表示したにも関わ
らず、通行料金を支払わない運転手に対しては、所定の
メッセージとともに、車両外観撮影用カメラ6により撮
影された、対象車両の外観画像を警告表示部8に表示さ
せる。さらに、警告表示部7で表示したナンバープレー
ト番号を警告表示部8に表示させるようにしても良い。
【0099】警告制御装置21は、徴収エリア2で通行
料金を支払わなかった運転手が、警告表示部8に2回目
の支払い要求が表示されることに応じて、通行料金の支
払い操作を徴収エリア3において実行したか否かをアン
テナ11からの出力に基づいて判定し、その運転手が通
行料金を支払わずに徴収エリア3を通過したと判定した
場合、通過した車両のナンバープレート番号などを記憶
する。
【0100】その後、料金を支払わずに徴収エリア3を
通過した車両のナンバープレート番号などの情報は、道
路1を管理する管理者などに所定のタイミングで提供さ
れる。
【0101】なお、図1に示すように、ガントリー2と
ガントリー3の近傍は上流側とされ、それより道路1の
下流にあるガントリー4の近傍は下流側とされている。
【0102】図2は、図1の警告制御装置21の構成例
を示すブロック図である。
【0103】制御部41は、CPU(Central Processing U
nit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Acce
ss Memory)から構成されており、ROMに格納されている
制御プログラムに従って、警告制御装置21の全体の動
作を制御する。制御部41の処理の詳細については、フ
ローチャートを参照して後述する。
【0104】送受信制御部42は、アンテナ9の動作を
制御し、徴収エリア1を走行している車両31の車載装
置32と各種の情報を送受信する。車載装置32から送
信され、アンテナ9において受信された情報は、送受信
制御部42を介して料金徴収処理部45に出力される。
【0105】送受信制御部43、および送受信制御部4
4は、送受信制御部42と同様に、それぞれ、アンテナ
10、およびアンテナ11を制御し、徴収エリア2およ
び徴収エリア3を走行する車両31の車載装置32と通
信を行う。
【0106】料金徴収処理部45は、車載装置32から
送信され、送受信制御部42乃至44のいずれかを介し
て供給されてきた情報に基づいて車両31の通行料金を
徴収する。また、料金徴収処理部45は、道路1の通行
料金が対距離制により算出されるものである場合、車載
装置32から送信されてきた情報(入場ゲートの識別情
報等に関する情報)に基づいて、車両31の通行料金を
算出し、送受信制御部42乃至44を制御して、算出し
た通行料金を車載装置32に送信するなどの処理を実行
する。
【0107】料金徴収処理部45により実行された徴収
処理の結果は、制御部41に通知される。
【0108】ナンバープレート番号抽出部46は、ナン
バープレート撮影用カメラ5により撮影された画像を取
り込み、例えば、それを2値化するなどしてガントリー
2の前方(ガントリー2より所定の距離だけ上流側の地
点)を走行する車両31のナンバープレートに示される
番号を抽出する。ナンバープレート番号抽出部46によ
り抽出されたナンバープレート番号は、制御部41に通
知される。
【0109】画像処理部47は、車両外観撮影用カメラ
6により撮影された画像を取り込み、それを解析し、撮
影した範囲に車両が存在するか否か(車両が徴収エリア
1に進入したか否か)を判定する。そして、画像処理部
47は、車両が徴収エリア1に進入したと判定した場
合、それを制御部41に通知する。
【0110】表示制御部48は、制御部41からの指示
に基づいて警告表示部7を制御し、徴収エリア1におい
て通行料金を支払わない運転手に対して、ナンバープレ
ート番号抽出部46により抽出されたナンバープレート
番号を含む所定のメッセージを支払い要求として警告表
示部7に表示させる。
【0111】表示制御部49は、制御部41からの指示
に基づいて警告表示部8を制御し、徴収エリア2におい
て通行料金を支払わない運転手に対して、その支払いを
要求するメッセージを警告表示部8に表示させる。ま
た、表示制御部49は、そのメッセージを警告表示部8
に表示させるとともに、画像処理部47により取り込ま
れた車両の外観画像を車両外観画像表示部8Aに表示さ
せる。
【0112】通過車両情報記憶部50は、警告表示部8
の表示により通行料金の支払いを要求したにも関わら
ず、通行料金を支払わずに徴収エリア3を通過した車両
の情報を記憶する。具体的には、通過車両情報記憶部5
0は、通過した車両のナンバープレート番号や、通過し
た時刻、或いは、その車両の外観画像などの情報を記憶
する。
【0113】次に、図3、および図4のフローチャート
を参照して、図1の警告システムを制御する警告制御装
置21の処理について説明する。
【0114】ステップS1において、画像処理部47
は、車両外観撮影用カメラ6により撮影された画像を取
得する。そして、画像処理部47は、ステップS2にお
いて、ステップS1で取得した画像を解析し、例えば、
連続する複数のフレームの画像を参照し、徴収エリア1
に進入する車両を検出する。例えば、図1に示すよう
に、車両31が徴収エリア1に進入している場合、連続
した複数の画像には、それぞれ所定の距離だけ移動して
いる車両31が撮影されている。
【0115】ステップS3において、画像処理部47
は、車両が存在するか否か、すなわち、徴収エリア1に
進入した車両が存在するか否かを、ステップS2の解析
結果に基づいて判定し、車両が存在しないと判定した場
合、処理を終了させる。
【0116】一方、画像処理部47は、ステップS3に
おいて、車両が存在すると判定した場合、それを制御部
41に通知する。制御部41は、車両が存在することが
画像処理部47から通知されてきたとき、検出された車
両のナンバープレート番号を抽出させるべく、ナンバー
プレート番号抽出部46を制御する。
【0117】ステップS4において、ナンバープレート
番号抽出部46は、制御部41からの指示に基づいて、
ナンバープレート撮影用カメラ5により撮影された画像
を取得し、ステップS5に進み、それを2値化するなど
して、検出された車両のナンバープレート番号を抽出す
る。ナンバープレート番号抽出部46により抽出された
ナンバープレート番号の情報は、制御部41に出力され
る。
【0118】ステップS6において、料金徴収処理部4
5は、送受信制御部42を制御し、車両31に搭載され
る車載装置32と通信して通行料金の徴収処理を実行す
る。
【0119】例えば、通行料金が固定なものである場
合、車両31の運転手は、図1の徴収エリア1に進入し
たとき、車載装置32にプリペイドカードを挿入するな
どの所定の支払い操作を行う。入力された金額を表わす
情報は、車載装置32のアンテナから送信され、アンテ
ナ9において受信され、送受信制御部42を介して料金
徴収処理部45に供給される。
【0120】また、通行料金が、走行距離によって変動
する対距離制である場合、アンテナ9からは、常時、車
両31(車載装置32)の検出信号が徴収エリア1に対
して輻射されており、それを受信した車載装置32から
は、例えば、車両31の入場ゲートを示す識別情報が送
信される。そして、アンテナ9、および送受信制御部4
2を介して、入場ゲートの識別情報を受信した料金徴収
処理部45は、車両31の通行料金を算出し、それを車
載装置32に送信(返信)する。車載装置32において
は、算出された料金が所定の表示部に表示されるため、
運転手は、その料金を確認することができる。
【0121】料金徴収処理部45は、ステップS7にお
いて、料金を徴収できたか否かを判定し、徴収できたと
判定した場合、それを制御部41に通知して、処理を終
了させる。
【0122】一方、通行料金を支払わずに、徴収エリア
1(アンテナ9の通信可能圏内)を車両が通過したと判
定した場合、または、金額情報が送信されてきたが、そ
の金額が通行料金に足りないと判定した場合、料金徴収
処理部45は、ステップS7において、料金を徴収でき
なかったと判定し、それを制御部41に通知する。
【0123】ステップS8において、制御部41は、表
示制御部48を制御し、対象車両がガントリー3に近づ
いたタイミングで、ナンバープレート番号抽出部46に
より抽出されたナンバープレート番号を含む所定のメッ
セージを警告表示部7に表示させる。例えば、図1に示
すように、「ナンバープレート12−34の車両 支払
い操作を行ってください」などのメッセージ(支払い要
求)が警告表示部7に表示される。
【0124】そして、ステップS9において、料金徴収
処理部45は、送受信制御部43を制御し、徴収エリア
2を走行する車両との間で通行料金の徴収処理を実行
し、ステップS10において、料金を徴収できたか否か
を判定する。
【0125】例えば、警告表示部7に表示される支払い
要求を確認した運転手が、徴収エリア2において、上述
したような所定の支払い操作を行い、それにより通行料
金を徴収できたとステップS10で判定した場合、料金
徴収処理部45は、それを制御部41に通知し、処理を
終了させる。
【0126】一方、例えば、支払い要求を警告表示部7
に表示させたにも関わらず、運転手がそれに気付かず
に、通行料金を支払わずに徴収エリア2から車両が出た
場合、ステップS10において、料金徴収処理部45
は、料金を徴収できなかったと判定し、それを制御部4
1に通知する。
【0127】ステップS11において、制御部41は、
表示制御部49を制御し、対象車両がガントリー4に近
づいたタイミングで、通行料金の支払いを要求するメッ
セージを警告表示部8に表示させる。また、制御部41
は、画像処理部47から供給されてきた車両の外観画像
を表示制御部49に供給し、警告表示部8の車両外観画
像表示部8Aに表示させる。
【0128】車両の外観には、形、大きさ、色などさま
ざまな特徴がある。その車両の運転手が、その外観の特
徴をよく把握し普段見慣れている自分の運転する車両の
外観が表示されることにより、その車両の運転手が警告
表示部8の表示に注目する。よって、その車両の運転手
に対して、通行料金の支払い要求を明確に伝達すること
ができる。
【0129】例えば、警告表示部8には、図1に示すよ
うに、「支払い操作を実行せよ」などの、警告表示部7
に表示されるメッセージよりも強い口調(命令形)のメ
ッセージが表示される。
【0130】そして、ステップS12において、料金徴
収処理部45は、送受信制御部44を制御し、徴収エリ
ア3を走行する車両との間で通行料金の徴収処理を実行
する。
【0131】ステップS13において、料金徴収処理部
45は、料金を徴収できたか否かを判定し、徴収できた
と判定した場合、それを制御部41に通知し、処理を終
了させる。
【0132】一方、ステップS13において、料金徴収
処理部45は、料金を支払わずに、徴収エリア3を車両
が通過したと判定した場合、ステップS14に進み、ナ
ンバープレート番号抽出部46により抽出されたナンバ
ープレート番号や、画像処理部47により取得された車
両の外観画像などの情報を、その通過時刻などと対応付
けて通過車両情報記憶部50に記憶させる。
【0133】通過車両情報記憶部50に記憶された情報
は、例えば、道路1の通行料金を管理する管理センタな
どに所定のタイミングで送信される。そして、通行料金
を支払わずに料金所を通過した車両の運転手に対して
は、その管理センタにより、通行料金の請求が郵送など
で行われる。
【0134】以上のように、1回目の通行料金の支払い
要求に気付かない場合であっても、その要求が再び行わ
れるため、支払い要求が1回だけ行われる場合に較べ
て、通行料金を支払っていないことを、運転手により確
実に気付かせることができる。また、1回目の支払い要
求においては、ナンバープレート番号と所定のメッセー
ジが表示され、2回目の支払い要求においては、外観画
像と、1回目の要求のときよりも、より強い口調のメッ
セージが表示されるようにしたので、通行料金の支払い
を忘れていた運転手から納得の得られやすい警告をあた
えることができる。
【0135】以上においては、通行料金の支払い要求が
2回まで行われるとしたが、さらに複数の警告表示部等
を設けることにより、通行料金を支払わない運転手に、
より確実にそのことを気付かせることができる。この場
合、例えば、2回目の支払い要求を警告表示部8に表示
させたにも関わらず、通行料金を支払っていないことに
気付かない運転手に対しては、3回目の支払い要求とし
て、例えば、2回目の支払い要求(車両の外観画像とメ
ッセージ)に加えて、所定の位置に設けられているマイ
クロフォンから警告アナウンスなどが出力されるように
してもよい。
【0136】図5は、本発明を適用した警告システムの
他の構成例を示す図である。この警告システムは、図1
に示した警告システムと基本的に同様の構成を有してお
り、図1と同一の部分については同一の符号を付してあ
る。
【0137】この警告システムにおいては、図1に示し
た警告表示部7,8が設けられているガントリー3とガ
ントリー4の間に、さらにガントリー61が設けられて
おり、このガントリー61には、ナンバープレート撮影
用カメラ62と車両外観撮影用カメラ63が設置されて
いる。
【0138】警告制御装置21は、徴収エリア2を走行
する車両31の車載装置32に対して、通行料金を既に
支払っているか否かを問い合わせ、まだ通行料金を支払
っていない車両が通行料金を支払わずに徴収エリア2を
通過した場合、その車両に対して、支払い要求を警告表
示部8に表示させる。
【0139】これにより、支払い要求の対象の車両を、
より確実に特定することができ、通行料金を既に支払っ
ている車両に対して、支払い要求が表示されるといった
ことを抑制することができる。
【0140】また、警告制御装置21は、通行料金を支
払わずに徴収エリア1を通過した車両のナンバープレー
ト番号を所定の記憶部に保存しておき、それに基づい
て、警告表示部8に支払い要求を表示させるか否かを判
定するようにしてもよい。
【0141】この場合、警告制御装置21は、ナンバー
プレート撮影用カメラ62により撮影された画像から抽
出されたナンバープレート番号が、上述した記憶部に存
在するか否かを確認し、その記憶部にナンバープレート
番号が保存されている車両であって、かつ、通行料金を
支払わずに徴収エリア2を通過した車両に対して、支払
い要求を警告表示部8に表示させる。
【0142】このように、徴収エリア2を走行している
車両が既に通行料金を支払っているか否かを確認するこ
とにより、より確実に対象車両を特定して支払い要求を
提示することができる。
【0143】図6は、図5の警告制御装置21の構成例
を示すブロック図である。図6に示す警告制御装置21
の構成は、図2に示した警告制御装置21の構成と基本
的に同様の構成を有しており、図2において説明した部
分について、その説明は省略する。
【0144】ナンバープレート番号記憶部73は、制御
部41からの指示に基づいて、例えば、通行料金を支払
わずに徴収エリア1を通過した車両のナンバープレート
番号を記憶する。なお、ナンバープレート番号記憶部7
3に記憶されるナンバープレート番号は、ナンバープレ
ート番号抽出部46により抽出されたものである。
【0145】次に、図7、および図8のフローチャート
を参照して、図5の警告システムを制御する警告制御装
置21の処理について説明する。
【0146】始めに、図7のフローチャートを参照し
て、図5の警告システムの上流側における支払い要求を
制御する警告制御装置21の処理について説明する。
【0147】図7に示すステップS21乃至ステップS
28の処理は、図3のステップS1乃至ステップS8の
処理と基本的に同様の処理であり、ナンバープレート撮
影用カメラ5により撮影された画像に基づいて車両の存
在が検出される点と、通行料金を支払わずに、徴収エリ
ア1を車両が通過した場合、その車両のナンバープレー
ト番号がナンバープレート番号記憶部73に記憶される
点が異なっている。
【0148】すなわち、ナンバープレート番号抽出部4
6は、ナンバープレート撮影用カメラ5により撮影され
た画像を取得し、それをステップS22において解析す
る。そして、ステップS23において、ナンバープレー
ト番号抽出部46は、車両が存在するか否か(徴収エリ
ア1に車両が進入してきたか否か)を判定し、車両が存
在しないと判定した場合、処理を終了させる。
【0149】一方、ナンバープレート番号抽出部46
は、徴収エリア1に車両が進入してきたと判定した場
合、ステップS24において、ナンバープレート撮影用
カメラ5により撮影された画像に基づいて、ナンバープ
レート番号を抽出し、それを制御部41に出力する。
【0150】そして、ステップS25において、料金徴
収処理部45は、徴収エリア1を走行する車両との間で
料金徴収処理を実行し、ステップS26において、その
料金を徴収できたか否かを判定する。
【0151】ステップS26において、料金徴収処理部
45は、料金を徴収できたと判定した場合、処理を終了
させ、一方、料金を徴収できないと判定した場合、それ
を制御部41に通知する。そして、ステップS27にお
いて、通行料金を支払わずに徴収エリア1を通過した車
両のナンバープレート番号がナンバープレート番号記憶
部73に記憶される。
【0152】また、通行料金を支払わずに徴収エリア1
を通過した車両に対しては、ステップS28において、
上述したものと同様に、対象車両のナンバープレート番
号を含む、通行料金の支払いを要求するメッセージが警
告表示部7に表示される。
【0153】次に、図8のフローチャートを参照して、
車載装置32に通行料金を支払ったか否かを問い合わせ
ることにより、図5の警告システムの下流側における支
払い要求を制御する警告制御装置21の処理について説
明する。
【0154】ステップS41において、ナンバープレー
ト番号抽出部71は、ナンバープレート撮影用カメラ6
2により撮影された画像を取得し、ステップS42に進
み、それを解析する。そして、ステップS43におい
て、解析結果に基づいて、車両が徴収エリア2に存在す
るか否かを判定し、存在しないと判定した場合、処理を
終了させる。
【0155】一方、ナンバープレート番号抽出部71
は、車両が徴収エリア2に存在すると判定した場合、ス
テップS44に進み、撮影された画像に基づいてナンバ
ープレート番号を抽出し、それを制御部41に通知す
る。
【0156】ステップS45において、画像処理部72
は、車両外観撮影用カメラ63により撮影された画像
(車両の外観画像)を取得し、それを制御部41に出力
する。
【0157】料金徴収処理部45は、ステップS46に
おいて、送受信制御部43を制御し、徴収エリア2を走
行する車両との間で通行料金の徴収処理を行う。そし
て、料金徴収処理部45は、ステップS47で、その車
両から通行料金を既に徴収しているか否かを判定し、徴
収していると判定した場合、処理を終了させる。
【0158】例えば、徴収エリア1で通行料金を支払っ
た車載装置32の所定のメモリには、それを示すフラグ
が設定されており、料金徴収処理部45は、そのフラグ
に基づいて、通行料金を既に徴収しているか否かを判定
する。
【0159】一方、ステップS47において、料金徴収
処理部45は、徴収エリア2を走行している車両が通行
料金をまだ支払っていないと判定した場合、ステップS
48に進み、その車両から料金を徴収できたか否かを判
定する。
【0160】料金徴収処理部45は、ステップS48に
おいて、料金をできたと判定した場合、処理を終了さ
せ、一方、料金を徴収できなかったと判定した場合、そ
れを制御部41に通知する。
【0161】制御部41は、警告表示部7に支払い要求
を表示させたにも関わらず、料金を支払わない車両が存
在することが通知された場合、ステップS49におい
て、その車両の外観画像を表示制御部49に供給し、上
述したような外観画像を含む支払い要求を警告表示部8
に表示させる。
【0162】そして、料金徴収処理部45は、ステップ
S50において、送受信制御部44を制御し、徴収エリ
ア3を走行する車両との間で通行料金の徴収処理を実行
する。料金徴収処理部45は、ステップS51におい
て、その車両から通行料金を徴収できたと判定した場
合、処理を終了させ、一方、通行料金を徴収できなかっ
たと判定した場合、ステップS52に進み、制御部41
は、通行料金を支払わずに徴収エリア3を通過した車両
のナンバープレート番号等を、その通過時刻と対応付け
て通過車両情報記憶部50に記憶させる。
【0163】通過車両情報記憶部50に記憶された情報
は、上述したように、所定のタイミングで道路1を管理
する管理センタなどに提供される。
【0164】次に、図9のフローチャートを参照して、
図5の警告システムの下流側における支払い要求を制御
する警告制御装置21の他の処理について説明する。
【0165】この処理においては、ナンバープレート番
号記憶部73に記憶された情報に基づいて、図7のステ
ップS27において(上流側の処理において)、車両が
通行料金を既に支払っているか否かが判定され、必要に
応じて、支払い要求が警告表示部8に表示される。
【0166】ステップS61乃至ステップS65の処理
は、図8を参照して説明したステップS41乃至ステッ
プS45の処理と同様の処理である。すなわち、ナンバ
ープレート撮影用カメラ62により撮影された画像に基
づいて、ガントリー61の前方を車両が走行しているか
否かが判定され、走行していると判定された場合、撮影
された画像からナンバープレート番号が抽出される。
【0167】そして、ステップS66において、制御部
41は、ステップS64で抽出されたナンバープレート
番号がナンバープレート番号記憶部73に記憶されてい
るか否かを判定し、記憶されていないと判定した場合、
処理を終了させる。
【0168】上述したように、ナンバープレート番号記
憶部73に記憶されるナンバープレート番号は、徴収エ
リア1において、通行料金を支払わなかった車両に関す
るものであるため、ナンバープレート番号記憶部73に
記憶されていないナンバープレート番号を有する車両は
通行料金を既に支払った車両である。
【0169】一方、ステップS66において、制御部4
1は、ステップS64で抽出されたナンバープレート番
号がナンバープレート番号記憶部73に記憶されている
と判定した場合、ステップS67に進む。
【0170】ステップS67において、料金徴収処理部
45は、送受信制御部43を制御し、徴収エリア2を走
行する車両との間で通行料金の徴収処理を行い、通行料
金の徴収ができたか否かをステップS68において判定
する。
【0171】料金徴収処理部45は、ステップS68に
おいて、通行料金を徴収できたと判定した場合、処理を
終了させ、一方、徴収できなかったと判定した場合、そ
れを制御部41に通知する。
【0172】制御部41は、ステップS69において、
上述したものと同様に、対象車両の外観画像を含む支払
い要求を警告表示部8に表示させる。そして、料金徴収
処理部45は、ステップS70において、徴収エリア3
を走行する車両との間で通行料金の徴収処理を実行し、
通行料金を徴収できたか否かをステップS71において
判定する。
【0173】料金徴収処理部45は、ステップS71に
おいて、通行料金を徴収できたと判定した場合、処理を
終了させ、一方、通行料金を徴収できなかったと判定し
た場合、それを制御部41に通知する。制御部41は、
通行料金を徴収できなかったことが通知されてきたと
き、ステップS72において、通行料金を支払わずに徴
収エリア3を通過した車両のナンバープレート番号等を
通過車両情報記憶部50に記憶させる。
【0174】また、制御部41は、ステップS73にお
いて、通行料金を支払わずに徴収エリア1を通過した車
両のナンバープレート番号をナンバープレート番号記憶
部73から消去し、処理を終了させる。上述したよう
に、消去されたナンバープレート番号は、ステップS7
2において、通過車両情報記憶部50に記憶されてい
る。
【0175】以上のように、警告表示部8に近づいた車
両が、通行料金を既に支払っているか否かを判定するよ
うにしたので、より確実に対象車両を特定して支払い要
求を表示させることができる。
【0176】図10は、本発明を適用した他の警告シス
テムの構成例を示す図である。
【0177】図1、および図5に示した警告システム
は、道路1の通行料金を支払わない車両に対して、支払
い要求を段階的に表示させるものであったが、図10に
示す警告システムは、速度違反をしている車両に対し
て、その走行速度を落とすことを段階的に警告するもの
である。
【0178】図10に示す警告システムは、図1等に示
す警告システムと基本的に同様の構成を有しており、道
路101には、ガントリー102,103,104、お
よび105が設けられている。
【0179】そして、ガントリー102には、ガントリ
ー102の前方を走行する車両のナンバープレートを撮
影するナンバープレート撮影用カメラ106と、その車
両の走行速度を検出する速度検出センサ107が設置さ
れており、ガントリー103には、速度検出センサ10
7による検出に基づいて、所定の速度を超えて走行して
いると判定された車両に対する警告が表示される警告表
示部108が設置されている。
【0180】ガントリー104には、ガントリー104
の前方を走行する車両のナンバープレートを撮影するナ
ンバープレート撮影用カメラ109、その車両の外観を
撮影する車両外観撮影用カメラ110、および、その車
両の走行速度を検出する速度検出センサ111が設置さ
れており、ガントリー105には、速度検出センサ11
1による検出に基づいて、所定の速度を超えて走行して
いると判定された車両に対する警告が表示される警告表
示部112が設置されている。
【0181】これらのナンバープレート撮影用カメラ1
06乃至警告表示部112は、道路101の進行方向に
対して左側の路肩に設けられている警告制御装置121
により、その動作が制御されるようになされている。
【0182】なお、この例においては、白抜き矢印で示
す方向に、車両131が道路101を走行している状態
とされている。
【0183】図11は、図10の警告制御装置121の
構成例を示すブロック図である。
【0184】制御部141は、格納する制御プログラム
に従って、警告制御装置121の全体の動作を制御す
る。
【0185】ナンバープレート番号抽出部142は、上
述した図2のナンバープレート番号抽出部46等と同様
に、ナンバープレート撮影用カメラ106により撮影さ
れた画像から、走行する車両のナンバープレート番号を
抽出し、抽出したナンバープレート番号を制御部141
に通知する。
【0186】速度算出部143は、例えば、速度検出セ
ンサ107において出射され、車両などにより反射され
て戻ってきた、所定の波長を有する光に基づいて、その
車両の走行速度を算出する。車両などにより反射されて
戻ってきた光の波長は、ドップラー効果により、その車
両の走行速度に応じた変化が生じており、速度検出セン
サ143は、反射波と出射波の差分に基づいて車両の走
行速度を算出する。
【0187】表示制御部144は、制御部141からの
指示に基づいて、所定の警告メッセージ等を警告表示部
108に表示させる。例えば、表示制御部144は、ナ
ンバープレート番号抽出部142により抽出されたナン
バープレート番号を含む警告メッセージを警告表示部1
08に表示させる。
【0188】ナンバープレート番号抽出部145は、ナ
ンバープレート番号抽出部142と同様に、ナンバープ
レート撮影用カメラ109により撮影された画像からナ
ンバープレート番号を抽出し、速度算出部147は、速
度算出部143と同様に、車両の走行速度を算出し、表
示制御部148は、表示制御部144と同様に、所定の
警告メッセージを警告表示部112に表示させる。
【0189】警告表示部112には、例えば、図1に示
すように、車両外観画像表示部112Aが設けられてお
り、この車両外観画像表示部112Aには、画像処理部
146により取得された車両の外観画像が表示される。
また、警告表示部112には、車両の外観画像ととも
に、図1に示すような「ナンバープレート12−34の
車両速度落とせ」等の警告メッセージが表示される。
【0190】情報記憶部149には、例えば、警告表示
部108に警告を表示したにも関わらず、走行速度を所
定の速度以下に減速しない車両のナンバープレート番号
や外観画像等が、車両の通過時刻と対応付けて記憶され
る。
【0191】次に、図12、および図13のフローチャ
ートを参照して、図10の警告システムにおける警告の
表示を制御する警告制御装置121の処理について説明
する。
【0192】始めに、図12のフローチャートを参照し
て、図10の警告システムの上流側における警告を制御
する警告制御装置121の処理について説明する。
【0193】ステップS81において、ナンバープレー
ト番号抽出部142は、ナンバープレート撮影用カメラ
106により撮影された画像を取得し、ステップS82
において、それを解析する。そして、ナンバープレート
番号抽出部142は、ステップS83において、ステッ
プS82における解析結果から、車両が存在するか否か
(車両がガントリー102の前方を走行しているか否
か)を判定し、存在しないと判定した場合、処理を終了
させる。
【0194】一方、ナンバープレート番号抽出部142
は、ステップS83において、車両が存在すると判定し
た場合、ステップS84に進む。
【0195】速度算出部143は、ステップS84にお
いて、速度検出センサ107からの出力を取得し、ステ
ップS85において、取得した出力に基づいて、ガント
リー102の前方を走行している車両の走行速度を算出
する。上述したように、走行速度算出部143は、例え
ば、出射した光が車両により反射されて戻ってきたと
き、反射波と出射波の差分に基づいて車両の走行速度を
測定し、それを制御部141に出力する。
【0196】制御部141は、ステップS86におい
て、ステップS85で算出された速度が所定の閾値の速
度を超えているか否かを判定し、超えていないと判定し
た場合、処理を終了させる。一方、制御部141は、ス
テップS86において、算出された速度が所定の閾値の
速度を超えていると判定した場合、ステップS87に進
み、ナンバープレート番号抽出部142を制御し、ステ
ップS81で取得された画像からナンバープレート番号
を抽出させる。
【0197】ナンバープレート番号抽出部142により
抽出されたナンバープレート番号は、制御部141に供
給され、ステップS88において、制御部141は、表
示制御部144を制御し、供給されてきたナンバープレ
ート番号を含む警告メッセージを警告表示部108に表
示させる。警告表示部108には、例えば、図1に示す
ような「ナンバープレート12−34の車両 速度を落
としてください」などの警告が表示される。
【0198】次に、図13のフローチャートを参照し
て、図10の警告システムの下流側における警告を制御
する警告制御装置121の処理について説明する。この
処理は、例えば、図12のフローチャートを参照して説
明した処理により、車両が検出された後に実行される。
【0199】ステップS101乃至ステップS103の
処理は、図12を参照して説明したステップS81乃至
ステップS83の処理と同様の処理である。すなわち、
ナンバープレート番号抽出部145は、ナンバープレー
ト撮影用カメラ109により撮影された画像に基づい
て、ステップS103において、ガントリー104の前
方を車両が走行しているか否かを判定し、走行している
と判定した場合、ステップS104に進む。
【0200】ステップS104において、画像処理部1
46は、車両外観撮影用カメラ110により撮影された
画像を取得し、それを制御部141に出力する。
【0201】速度算出部147は、ステップS105に
おいて、車両検出センサ111からの出力を取得し、ス
テップS106において、取得した出力に基づいて、検
出された車両の走行速度を算出する。速度算出部147
により算出された速度に関する情報は、制御部141に
供給される。
【0202】制御部141は、ステップS107におい
て、供給されてきた速度に関する情報に基づいて、検出
された車両の走行速度が所定の閾値の速度を超えている
か否かを判定し、閾値の速度を超えていないと判定した
場合、処理を終了させる。
【0203】一方、制御部141は、ステップS107
において、車両の走行速度が所定の閾値を超えていると
判定した場合、ステップS108に進み、ナンバープレ
ート番号抽出部145を制御し、ステップS101で取
得した画像からナンバープレート番号を抽出させる。抽
出されたナンバープレート番号は、制御部141に出力
される。
【0204】そして、制御部141は、ステップS10
9において、ステップS104で取得された車両の外観
画像と、ステップS108で抽出された車両のナンバー
プレート番号を表示制御部148に出力し、それを警告
表示部112に表示させる。
【0205】例えば、制御部141は、ステップS10
8で抽出されたナンバープレート番号に基づいて、ステ
ップS107の処理により警告対象とされた車両が、上
流側においても(図12の処理においても)警告対象の
車両とされた車両であるか否か(一度警告が発せられた
車両であるか否か)を判定し、そのように2度目の警告
を行う車両に対しては、図10に示すように、車両の外
観画像と警告メッセージを警告表示部112に表示させ
る。
【0206】一方、制御部141は、ステップS107
の処理により警告対象とされた車両が、上流側において
(図12の処理において)警告が発せられていない車両
(ガントリー102とガントリー104の間で、走行速
度を閾値以上の速度に上げた車両)であると判定した場
合、その車両に対しては、図10の警告表示部108に
表示されているようなナンバープレート番号と警告メッ
セージを警告表示部112に表示させる。
【0207】そして、ステップS110において、制御
部141は、所定の閾値以上の速度を出しているとして
検出された車両に関する、例えば、ナンバープレート番
号や外観画像などの情報を、通過した時刻と対応付けて
情報記憶部149に記憶させる。
【0208】このように、速度違反に対する警告を複数
回に渡って表示するようにしてので、その警告対象の車
両の運転手が1回目の警告に気付かない場合であって
も、より確実に速度違反を犯していることを運転手に気
付かせることができる。
【0209】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、通行料
金の支払いを要求する表示や、走行速度の抑制を要求す
る表示を複数設けるようにしたので、より確実に、その
ことを運転手に気付かせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した警告システムの構成例を示す
図である。
【図2】図1の警告制御装置の構成例を示すブロック図
である。
【図3】図1の警告制御装置の処理を説明するフローチ
ャートである。
【図4】図1の警告制御装置の処理を説明する、図3に
続くフローチャートである。
【図5】本発明を適用した警告システムの他の構成例を
示す図である。
【図6】図5の警告制御装置の構成例を示すブロック図
である。
【図7】図5の警告制御装置の処理を説明するフローチ
ャートである。
【図8】図5の警告制御装置の他の処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図9】図5の警告制御装置のさらに他の処理を説明す
るフローチャートである。
【図10】本発明を適用した他の警告システムの構成例
を示す図である。
【図11】図10の警告制御装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図12】図10の警告制御装置の処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図13】図10の警告制御装置の他の処理を説明する
フローチャートである。
【符号の説明】
5 ナンバープレート撮影用カメラ 6 車両外観撮影用カメラ 7および8 警告表示部 9乃至11 アンテナ 21 警告制御装置 41 制御部 42乃至44 送受信制御部 45 料金徴収処理部 46 ナンバープレート番号抽出部 47 画像処理部 48および49 表示制御部 50 通過車両情報記憶部 62 ナンバープレート撮影用カメラ 63 車両外観撮影用カメラ 71 ナンバープレート番号抽出部 72 画像処理部 73 ナンバープレート番号記憶部 106および109 ナンバープレート撮影用カメラ 107および111 速度検出センサ 108および112 警告表示部 110 車両外観撮影用カメラ 121 警告制御装置 141 制御部 142および145 ナンバープレート番号抽出部 143および147 速度算出部 144および148 表示制御部 146 画像処理部 149 情報記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/09 G08G 1/09 F

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載される端末と無線を介して通
    信し、所定の道路の通行料金を徴収する徴収手段と、 前記車両の外観を撮像する撮像手段と、 前記徴収手段により前記通行料金が徴収されたか否かを
    判定する第1の判定手段と、 前記第1の判定手段により前記通行料金が徴収されてい
    ないと判定された場合、前記通行料金を支払うことを要
    求する支払い要求を前記車両に対して表示する第1の表
    示手段と、 前記第1の判定手段により前記通行料金が徴収されてい
    ないと判定された場合、再度、前記徴収手段により前記
    通行料金が徴収されたか否かを判定する第2の判定手段
    と、 前記第2の判定手段により前記通行料金が徴収されてい
    ないと判定された場合、前記撮像手段により撮像された
    前記車両の外観の画像を含む前記支払い要求を前記車両
    に対して表示する第2の表示手段とを備えることを特徴
    とする料金徴収装置。
  2. 【請求項2】 前記車両のナンバープレートに示される
    番号を抽出する抽出手段をさらに備え、 前記第1の表示手段は、前記抽出手段により抽出された
    前記ナンバープレートに示される前記番号を前記支払い
    要求に含めて表示することを特徴とする請求項1に記載
    の料金徴収装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の判定手段により前記通行料金
    が徴収されていないと判定された場合、さらに、前記徴
    収手段により前記通行料金が徴収されたか否かを判定す
    る第3の判定手段と、 前記第3の判定手段により前記通行料金が徴収されてい
    ないと判定された場合、前記車両に関する情報を記憶す
    る記憶手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1
    または2に記載の料金徴収装置。
  4. 【請求項4】 車両に搭載される端末と無線を介して通
    信し、所定の道路の通行料金を徴収する徴収ステップ
    と、 前記車両の外観を撮像する撮像ステップと、 前記徴収ステップの処理により前記通行料金が徴収され
    たか否かを判定する第1の判定ステップと、 前記第1の判定ステップの処理により前記通行料金が徴
    収されていないと判定された場合、前記通行料金を支払
    うことを要求する支払い要求を前記車両に対して表示す
    る第1の表示ステップと、 前記第1の判定ステップの処理により前記通行料金が徴
    収されていないと判定された場合、再度、前記徴収ステ
    ップの処理により前記通行料金が徴収されたか否かを判
    定する第2の判定ステップと、 前記第2の判定ステップの処理により前記通行料金が徴
    収されていないと判定された場合、前記撮像ステップの
    処理により撮像された前記車両の外観の画像を含む前記
    支払い要求を前記車両に対して表示する第2の表示ステ
    ップとを含むことを特徴とする料金徴収方法。
  5. 【請求項5】 車両に搭載される端末と無線を介して通
    信し、所定の道路の通行料金を徴収する徴収装置からの
    出力に基づいて、前記車両に対する表示を制御する警告
    装置において、 前記車両の外観を撮像する撮像手段と、 前記徴収装置により前記通行料金が徴収されたか否かを
    前記徴収装置からの出力に基づいて判定する第1の判定
    手段と、 前記第1の判定手段により前記通行料金が徴収されてい
    ないと判定された場合、前記通行料金の支払い要求を前
    記車両に対して表示する第1の表示手段と、 前記第1の判定手段により前記通行料金が徴収されてい
    ないと判定された場合、再度、前記徴収装置により前記
    通行料金が徴収されたか否かを前記徴収装置からの通知
    に基づいて判定する第2の判定手段と、 前記第2の判定手段により前記通行料金が徴収されてい
    ないと判定された場合、前記撮像手段により撮像された
    前記車両の外観を含む前記支払い要求を前記車両に対し
    て表示する第2の表示手段とを備えることを特徴とする
    警告装置。
  6. 【請求項6】 車両に搭載される端末と無線を介して通
    信し、所定の道路の通行料金を徴収する徴収装置からの
    出力に基づいて、前記車両に対する表示を制御する警告
    装置の警告方法において、 前記車両の外観を撮像する撮像ステップと、 前記徴収装置により前記通行料金が徴収されたか否かを
    前記徴収装置からの出力に基づいて判定する第1の判定
    ステップと、 前記第1の判定ステップの処理により前記通行料金が徴
    収されていないと判定された場合、前記通行料金の支払
    い要求を前記車両に対して表示する第1の表示ステップ
    と、 前記第1の判定ステップの処理により前記通行料金が徴
    収されていないと判定された場合、再度、前記徴収装置
    により前記通行料金が徴収されたか否かを前記徴収装置
    からの通知に基づいて判定する第2の判定ステップと、 前記第2の判定ステップの処理により前記通行料金が徴
    収されていないと判定された場合、前記撮像ステップの
    処理により撮像された前記車両の外観を含む前記支払い
    要求を前記車両に対して表示する第2の表示ステップと
    を含むことを特徴とする警告方法。
  7. 【請求項7】 車両に搭載される端末と無線を介して通
    信し、所定の道路の通行料金を徴収する徴収装置からの
    出力に基づいて、前記車両に対する表示を制御する警告
    装置において、 撮像された前記車両の外観の画像を取得する取得手段
    と、 前記徴収装置により前記通行料金が徴収されたか否かを
    前記徴収装置からの出力に基づいて判定する第1の判定
    手段と、 前記第1の判定手段により前記通行料金が徴収されてい
    ないと判定された場合における、前記通行料金の支払い
    要求の、前記車両に対する表示を制御する第1の表示制
    御手段と、 前記第1の判定手段により前記通行料金が徴収されてい
    ないと判定された場合、再度、前記徴収装置により前記
    通行料金が徴収されたか否かを前記徴収装置からの通知
    に基づいて判定する第2の判定手段と、 前記第2の判定手段により前記通行料金が徴収されてい
    ないと判定された場合における、前記取得手段により取
    得された前記車両の外観の画像を含む前記支払い要求
    の、前記車両に対する表示を制御する第2の表示制御手
    段とを備えることを特徴とする警告装置。
  8. 【請求項8】 車両に搭載される端末と無線を介して通
    信し、所定の道路の通行料金を徴収する徴収装置からの
    出力に基づいて、前記車両に対する表示を制御する警告
    装置の警告方法において、 撮像された前記車両の外観の画像を取得する取得ステッ
    プと、 前記徴収装置により前記通行料金が徴収されたか否かを
    前記徴収装置からの出力に基づいて判定する第1の判定
    ステップと、 前記第1の判定ステップの処理により前記通行料金が徴
    収されていないと判定された場合における、前記通行料
    金の支払い要求の、前記車両に対する表示を制御する第
    1の表示制御ステップと、 前記第1の判定ステップの処理により前記通行料金が徴
    収されていないと判定された場合、再度、前記徴収装置
    により前記通行料金が徴収されたか否かを前記徴収装置
    からの通知に基づいて判定する第2の判定ステップと、 前記第2の判定ステップの処理により前記通行料金が徴
    収されていないと判定された場合における、前記取得ス
    テップの処理により取得された前記車両の外観の画像を
    含む前記支払い要求の、前記車両に対する表示を制御す
    る第2の表示制御ステップとを含むことを特徴とする警
    告方法。
  9. 【請求項9】 車両に搭載される端末と無線を介して通
    信し、所定の道路の通行料金を徴収する徴収装置からの
    出力に基づいて、前記車両に対する表示を制御するコン
    ピュータに、 撮像された前記車両の外観の画像を取得する取得ステッ
    プと、 前記徴収装置により前記通行料金が徴収されたか否かを
    前記徴収装置からの出力に基づいて判定する第1の判定
    ステップと、 前記第1の判定ステップの処理により前記通行料金が徴
    収されていないと判定された場合における、前記通行料
    金の支払い要求の、前記車両に対する表示を制御する第
    1の表示制御ステップと、 前記第1の判定ステップの処理により前記通行料金が徴
    収されていないと判定された場合、再度、前記徴収装置
    により前記通行料金が徴収されたか否かを前記徴収装置
    からの通知に基づいて判定する第2の判定ステップと、 前記第2の判定ステップの処理により前記通行料金が徴
    収されていないと判定された場合における、前記取得ス
    テップの処理により取得された前記車両の外観の画像を
    含む前記支払い要求の、前記車両に対する表示を制御す
    る第2の表示制御ステップとを実行させるプログラム。
  10. 【請求項10】 車両の第1の位置の第1の走行速度を
    計測する第1の計測手段と、 前記第1の計測手段により計測された前記第1の走行速
    度が第1の閾値の速度を超えている場合、走行速度を抑
    制することを要求する抑制要求を前記車両に対して表示
    する第1の表示手段と、 前記車両の進行方向に対して、前記第1の位置より下流
    側の第2の位置の、前記車両の第2の走行速度を計測す
    る第2の計測手段と、 前記車両の外観を撮像する撮像手段と、 前記第2の計測手段により計測された前記第2の走行速
    度が第2の閾値の速度を超えている場合、前記撮像手段
    により撮像された前記車両の外観の画像を含む前記抑制
    要求を前記車両に対して表示する第2の表示手段とを備
    えることを特徴とする警告装置。
  11. 【請求項11】 車両の第1の位置の第1の走行速度を
    計測する第1の計測ステップと、 前記第1の計測ステップの処理により計測された前記第
    1の走行速度が第1の閾値の速度を超えている場合、走
    行速度を抑制することを要求する抑制要求を前記車両に
    対して表示する第1の表示ステップと、 前記車両の進行方向に対して、前記第1の位置より下流
    側の第2の位置の、前記車両の第2の走行速度を計測す
    る第2の計測ステップと、 前記車両の外観を撮像する撮像ステップと、 前記第2の計測ステップの処理により計測された前記第
    2の走行速度が第2の閾値の速度を超えている場合、前
    記撮像ステップの処理により撮像された前記車両の外観
    の画像を含む前記抑制要求を前記車両に対して表示する
    第2の表示ステップとを含むことを特徴とする警告方
    法。
  12. 【請求項12】 車両の第1の位置の第1の走行速度を
    取得する第1の取得手段と、 前記第1の取得手段により取得された前記第1の走行速
    度が第1の閾値の速度を超えている場合における、走行
    速度を抑制することを要求する抑制要求の、前記車両に
    対する表示を制御する第1の表示制御手段と、 前記車両の進行方向に対して、前記第1の位置より下流
    側の第2の位置の、前記車両の第2の走行速度を取得す
    る第2の取得手段と、 前記車両の外観の画像を取得する第3の取得手段と、 前記第2の取得手段により取得された前記第2の走行速
    度が第2の閾値の速度を超えている場合における、前記
    第3の取得手段により取得された前記車両の外観の画像
    を含む前記抑制要求の、前記車両に対する表示を制御す
    る第2の表示制御手段とを備えることを特徴とする警告
    装置。
  13. 【請求項13】 車両の第1の位置の第1の走行速度を
    取得する第1の取得ステップと、 前記第1の取得ステップの処理により取得された前記第
    1の走行速度が第1の閾値の速度を超えている場合にお
    ける、走行速度を抑制することを要求する抑制要求の、
    前記車両に対する表示を制御する第1の表示制御ステッ
    プと、 前記車両の進行方向に対して、前記第1の位置より下流
    側の第2の位置の、前記車両の第2の走行速度を取得す
    る第2の取得ステップと、 前記車両の外観の画像を取得する第3の取得ステップ
    と、 前記第2の取得ステップの処理により取得された前記第
    2の走行速度が第2の閾値の速度を超えている場合にお
    ける、前記第3の取得ステップの処理により取得された
    前記車両の外観の画像を含む前記抑制要求の、前記車両
    に対する表示を制御する第2の表示制御ステップとを含
    むことを特徴とする警告方法。
  14. 【請求項14】 車両の第1の位置の第1の走行速度を
    取得する第1の取得ステップと、 前記第1の取得ステップの処理により取得された前記第
    1の走行速度が第1の閾値の速度を超えている場合にお
    ける、走行速度を抑制することを要求する抑制要求の、
    前記車両に対する表示を制御する第1の表示制御ステッ
    プと、 前記車両の進行方向に対して、前記第1の位置より下流
    側の第2の位置の、前記車両の第2の走行速度を取得す
    る第2の取得ステップと、 前記車両の外観の画像を取得する第3の取得ステップ
    と、 前記第2の取得ステップの処理により取得された前記第
    2の走行速度が第2の閾値の速度を超えている場合にお
    ける、前記第3の取得ステップの処理により取得された
    前記車両の外観の画像を含む前記抑制要求の、前記車両
    に対する表示を制御する第2の表示制御ステップとをコ
    ンピュータに実行させるプログラム。
  15. 【請求項15】 車両の第1の位置の第1の走行速度を
    計測する第1の計測手段と、 前記車両のナンバープレートに示される番号を抽出する
    抽出手段と、 前記第1の計測手段により計測された前記第1の走行速
    度が第1の閾値の速度を超えている場合、走行速度を抑
    制することを要求する抑制要求を前記車両に対して表示
    する第1の表示手段と、 前記車両の進行方向に対して、前記第1の位置より下流
    側の第2の位置の、前記車両の第2の走行速度を計測す
    る第2の計測手段と、 前記第2の計測手段により計測された前記第2の走行速
    度が第2の閾値の速度を超えている場合、前記抽出手段
    により抽出された前記ナンバープレートに示される前記
    番号を含む前記抑制要求を前記車両に対して表示する第
    2の表示手段とを備えることを特徴とする警告装置。
  16. 【請求項16】 車両の第1の位置の第1の走行速度を
    計測する第1の計測ステップと、 前記車両のナンバープレートに示される番号を抽出する
    抽出ステップと、 前記第1の計測ステップの処理により計測された前記第
    1の走行速度が第1の閾値の速度を超えている場合、走
    行速度を抑制することを要求する抑制要求を前記車両に
    対して表示する第1の表示ステップと、 前記車両の進行方向に対して、前記第1の位置より下流
    側の第2の位置の、前記車両の第2の走行速度を計測す
    る第2の計測ステップと、 前記第2の計測ステップの処理により計測された前記第
    2の走行速度が第2の閾値の速度を超えている場合、前
    記抽出ステップの処理により抽出された前記ナンバープ
    レートに示される前記番号を含む前記抑制要求を前記車
    両に対して表示する第2の表示ステップとを含むことを
    特徴とする警告方法。
  17. 【請求項17】 車両の第1の位置の第1の走行速度を
    取得する第1の取得手段と、 前記車両のナンバープレートに示される番号を抽出する
    抽出手段と、 前記第1の取得手段により取得された前記第1の走行速
    度が第1の閾値の速度を超えている場合における、走行
    速度を抑制することを要求する抑制要求の、前記車両に
    対する表示を制御する第1の表示制御手段と、 前記車両の進行方向に対して、前記第1の位置より下流
    側の第2の位置の、前記車両の第2の走行速度を取得す
    る第2の取得手段と、 前記第2の取得手段により取得された前記第2の走行速
    度が第2の閾値の速度を超えている場合における、前記
    抽出手段により抽出された前記ナンバープレートに示さ
    れる前記番号を含む前記抑制要求の、前記車両に対する
    表示を制御する第2の表示制御手段とを備えることを特
    徴とする警告装置。
  18. 【請求項18】 車両の第1の位置の第1の走行速度を
    取得する第1の取得ステップと、 前記車両のナンバープレートに示される番号を抽出する
    抽出ステップと、前記第1の取得ステップの処理により
    取得された前記第1の走行速度が第1の閾値の速度を超
    えている場合における、走行速度を抑制することを要求
    する抑制要求の、前記車両に対する表示を制御する第1
    の表示制御ステップと、 前記車両の進行方向に対して、前記第1の位置より下流
    側の第2の位置の、前記車両の第2の走行速度を取得す
    る第2の取得ステップと、 前記第2の取得ステップの処理により取得された前記第
    2の走行速度が第2の閾値の速度を超えている場合にお
    ける、前記抽出ステップの処理により抽出された前記ナ
    ンバープレートに示される前記番号を含む前記抑制要求
    の、前記車両に対する表示を制御する第2の表示制御ス
    テップとを含むことを特徴とする警告方法。
  19. 【請求項19】 車両の第1の位置の第1の走行速度を
    取得する第1の取得ステップと、 前記車両のナンバープレートに示される番号を抽出する
    抽出ステップと、 前記第1の取得ステップの処理により取得された前記第
    1の走行速度が第1の閾値の速度を超えている場合にお
    ける、走行速度を抑制することを要求する抑制要求の、
    前記車両に対する表示を制御する第1の表示制御ステッ
    プと、 前記車両の進行方向に対して、前記第1の位置より下流
    側の第2の位置の、前記車両の第2の走行速度を取得す
    る第2の取得ステップと、 前記第2の取得ステップの処理により取得された前記第
    2の走行速度が第2の閾値の速度を超えている場合にお
    ける、前記抽出ステップの処理により抽出された前記ナ
    ンバープレートに示される前記番号を含む前記抑制要求
    の、前記車両に対する表示を制御する第2の表示制御ス
    テップとをコンピュータに実行させるプログラム。
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