JPH10217112A - Cmp装置 - Google Patents

Cmp装置

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JPH10217112A
JPH10217112A JP3842797A JP3842797A JPH10217112A JP H10217112 A JPH10217112 A JP H10217112A JP 3842797 A JP3842797 A JP 3842797A JP 3842797 A JP3842797 A JP 3842797A JP H10217112 A JPH10217112 A JP H10217112A
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JP
Japan
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wafer
pad
carrier
teflon
pressing
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JP3842797A
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English (en)
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Shigeto Izumi
重人 泉
Hatsuyuki Arai
初雪 新井
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SpeedFam Co Ltd
Original Assignee
SpeedFam Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/27Work carriers
    • B24B37/30Work carriers for single side lapping of plane surfaces
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/302Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
    • H01L21/304Mechanical treatment, e.g. grinding, polishing, cutting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
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  • Power Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の長寿命化と研磨精度の向上を図ること
ができると共に、ウエハの飛び出しと傷付きを防止する
ことができ、しかも、押圧用パッドを所望の弾性に調整
可能なCMP装置を提供する。 【解決手段】 キャリア1と、キャリア1の下面に開口
する空気通路40から空気を吸引するウエハ吸着機構4
と、軟質性パッド210を介して硬質性研磨パッド22
0が貼られた定盤300とを具備している。そして、ウ
エハ100を保持するキャリア1の下面に、厚さが5m
mという薄手の多孔質なテフロン7を貼り付けた。これ
により、テフロン7でウエハ100の裏面を水平に維持
すると共に、ウエハ100の表面に現れる反りや厚みの
偏りを軟質性パッド210と硬質性研磨パッド220と
で吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ウエハ表面の平
坦化を行うためのCMP(Chemical MechanicalPolishi
ng)装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスの高密度化,高集
積化に伴い、大容量のULSI(超LSI)の製造が盛
んになっている。このULSI製造工程においては、多
層膜の平坦化技術が必要であり、CMP装置は、そのた
めに用いられる。図11はCMP装置による平坦化動作
の一例を示す断面図である。図11の(a)に示すよう
に、Si基板101の上面にSiO2の酸化膜102を
積層したウエハ100の表面を、CMP装置を用いて研
磨する場合には、図11の(b)に示すように、酸化膜
102の凹凸部分を取り去って、その表面が平坦になる
ように研磨する。しかし、実際のウエハ100は、図1
2に示すように、反りや厚みの偏りがあり、このような
ウエハ100をCMP装置で平坦化することはなかなか
困難であった。
【0003】そこで、従来のCMP装置では、図13に
示す方式で反りなどがあるウエハ100の平坦化を行っ
ていた。図13の(a)は、いわゆる裏面基準方式によ
る平坦化を示す断面図である。図13(a)において、
符号1がキャリアであり、このキャリア1は、ウエハ1
00を保持するための保持体2と、キャリア軸3とを具
備し、ウエハ100を定盤300上で研磨する。具体的
には、保持体2の内側に、空気通路40と連通する多数
の孔201を有した発泡ウレタン製の硬質性パッド20
0が貼り付けられている。また、定盤300上には、軟
質性パッド210(例えば、不織布パッドである「Su
ba400」)と、硬質性研磨パッド220(例えば、
発泡ウレタン製の研磨パッドである「IC1000」)
とが積層状態で貼り付けられている。これにより、保持
体2の空気通路40と硬質性パッド200の孔201と
を介して、ウエハ100を硬質性パッド200の下側に
吸着して、ウエハ100を定盤300の硬質性研磨パッ
ド220上まで運んだ後、吸着力を解放し、ウエハ10
0をキャリア1で回転する定盤300上に押圧しなが
ら、キャリア1を自転させることにより、ウエハ100
を研磨する。この際、ウエハ100の裏面100bは、
硬質性パッド200によって押圧されて平坦になり、反
りや厚みの偏りの影響は、ウエハ100の表面100a
側に出てくる。しかし、表面100a側には、軟質性パ
ッド210があるので、硬質性研磨パッド220が軟質
性パッド210と共に表面100aの湾曲形状に沿って
凹む。このため、表面100aが硬質性研磨パッド22
0によって一定厚さだけ研磨されることとなり、ウエハ
100の平坦化が達成される。
【0004】一方、図13の(b)は、いわゆる表面基
準方式による平坦化を示す断面図である。この方式で
は、保持体2の内側に、空気通路40と連通する多数の
孔231を有した軟質性パッド230(例えば、スエー
ドタイプである「R200」)が貼り付けられ、定盤3
00上には、硬質性研磨パッド220が貼り付けられて
いる。これにより、ウエハ100の表面100aが、硬
質性研磨パッド220により押されて、平坦になり、反
りや厚みの偏りの影響は裏面100b側に出てくる。し
かし、裏面100b側には、軟質性パッド230がある
ので、軟質性パッド230が裏面100bの湾曲形状に
沿って変形する。このため、平坦な表面100aが、硬
質性研磨パッド220によって一定厚さだけ研磨され、
平坦化される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のCMP装置では、次のような問題があった。まず、第
1の問題は、保持体2に貼り付けられる硬質性パッド2
00や軟質性パッド230の弾性回復率が悪い点であ
る。硬質性パッド200として一般に用いられている発
泡ウレタン製のパッドは、弾性回復率が80%程度であ
るので、短期間の使用で元に戻らなくなり、寿命が短
い。特に、軟質性パッド230として一般に用いられて
いる「R200」は、弾性回復率が製品によって70〜
98%内でばらついているので、弾性回復率が悪い製品
に当たった場合には、軟質性パッド230自体が短命で
あるだけでなく、研磨精度が短期間で劣化する。つま
り、軟質性パッド230がウエハ100の裏面100b
の湾曲形状に沿って弾性的に凹むことで、ウエハ100
の表面100aに均一な圧力が加わり、表面100aが
平坦に保持された状態で、均一に研磨されるが、軟質性
パッド230の弾性が劣化して、軟質性パッド230が
裏面100bの湾曲形状に対応した変形をしなくなる
と、軟質性パッド230からウエハ100に加わる圧力
に偏りが生じ、表面100aの研磨速度が部分的に異な
るからである。
【0006】第2の問題は、ウエハ100の表面100
aに多数のえくぼ状の凹みが発生する点である。すなわ
ち、図13の(a)及び(b)に示すように、硬質性パ
ッド200や軟質性パッド230には、空気通路40に
連通する直径1mm〜2mmの孔201,231が穿設
されている。キャリア1がウエハ100を定盤300上
に運ぶ際には、空気通路40及び孔201(231)か
ら空気を吸入して、ウエハ100を硬質性パッド200
(軟質性パッド230)に吸着するが、ウエハ100を
研磨する際には、吸着力を解放するので、ウエハ100
が部分的に孔201(231)内に吸引されることはな
い。しかし、研磨時には、ウエハ100に対して下方に
「500g/平方センチメートル」の大きな圧力が加わ
る。このため、図14に示すように、孔201(23
1)に位置するウエハ100の部分が孔201(23
1)内に押し入れられ、表面100aにえくぼ状の凹み
100cが発生することとなる。特に軟質系パッドは表
面が研磨材で
【0007】第3の問題は、ウエハ100が研磨中にキ
ャリア1から飛び出して破損するおそれがある点であ
る。すなわち、キャリア1はウエハ100を保持しなが
ら高速回転し、しかも、定盤300も回転しているの
で、ウエハ100が、何らかのはずみでキャリア1から
飛び出すことがある。これに対処するには、研磨中も、
空気をキャリア1の空気通路40及び孔201(23
1)から吸引することにより、ウエハ100を吸着する
ことが好ましい。しかし、このように、孔201(23
1)に吸引力を働かせると、えくぼ状の凹み100cが
さらに深くなり、表面100aの状態がさらに悪くなっ
てしまう。
【0008】第4の問題は、パッドに所望の弾性を得る
ことが困難な点である。例えば、図13の(a)におい
ては、発泡ウレタン製の硬質性パッド200と「Sub
a400」による軟質性パッド210と「IC100
0」による硬質性研磨パッド220とを各1枚用いた構
造となっているが、ウエハ100の種類によっては、こ
れらのパッドの厚さを変えて、その変形量を変えたい場
合がある。しかし、これらのパッドの厚さは、規格化さ
れているので、上記のように変形量を変える場合には、
例えば、2枚の硬質性パッド200を重ねて保持体2の
内側に貼り付け、1枚の硬質性研磨パッド220の下に
3枚の軟質性パッド210を重ねて定盤300に貼り付
けることとなる。このように、同一厚さのパッドを重ね
ると、厚さが離散的になるので、所望の厚さに設定する
ことが困難であり、微妙な変形量の調整が難しかった。
【0009】第5の問題は、裏面側のパッドの組成がス
ラリによって変成することである。すなわち、研磨材で
あるスラリには、アルカリ,酸などの化学物質が含まれ
ており、この化学物質によって、硬質性パッド200
(軟質性パッド230)の組成が変わり、変形したり、
その硬度や弾性が変化することがある。
【0010】この発明は上述した課題を解決するために
なされたもので、装置の長寿命化と研磨精度の向上を図
ることができると共に、ウエハの飛び出しと傷付きを防
止することができ、しかも、押圧用パッドを所望の弾性
に調整可能なCMP装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、ウエハ保持面に押圧用パッドが
貼り付けられたキャリアと、上記ウエハ保持面に開口す
る空気通路から空気を吸入可能なウエハ吸着機構と、軟
質性の弾性パッドを介して研磨用パッドが貼り付けられ
た定盤とを具備し、上記押圧用パッドを介して裏面から
上記ウエハを保持し、上記キャリアでウエハ表面を上記
定盤の研磨用パッドに押圧しながら上記定盤を回転させ
ることで、ウエハ表面を研磨するCMP装置において、
上記押圧用パッドを、薄手で微細な多孔質の弾性部材で
形成することにより、上記ウエハの押圧時に、ウエハ裏
面を平坦に維持するようにした構成としてある。かかる
構成により、押圧用パッドを介してキャリアでウエハを
保持し、このウエハをキャリアで研磨用パッドに押圧し
ながら、定盤を回転させると、薄手の押圧用パッドによ
り、ウエハ裏面が平坦に維持され、軟質性の弾性パッド
が変形して、ウエハ表面が研磨用パッドにより均一に押
圧される。また、ウエハ吸着機構で空気通路から空気を
吸入すると、多孔質の押圧用パッド内の空気が吸引さ
れ、ウエハが押圧用パッドに吸着される。
【0012】請求項2の発明は、請求項1に記載のCM
P装置において、上記薄手で微細な多孔質の弾性部材
は、厚さが5mm以下の三ふっ化塩化エチレン樹脂であ
る構成とした。かかる構成により、厚さ5mm以下の三
ふっ化塩化エチレン樹脂によって、ウエハ表面が平坦に
維持され、ウエハ吸着機構を駆動すると、ウエハがこの
三ふっ化塩化エチレン樹脂に吸着される。
【0013】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載のCMP装置において、上記ウエハ裏面に接触
する上記押圧用パッドの面を凸部がない平滑な面に形成
した構成としてある。かかる構成により、ウエハ裏面が
押圧用パッドの凸部がない平滑な面に接触するので、こ
れらの面接触によって、ウエハの裏面にえくぼが発生す
ることはない。
【0014】請求項4の発明は、ウエハ保持面に押圧用
パッドが貼り付けられたキャリアと、上記ウエハ保持面
に開口する空気通路から空気を吸入可能なウエハ吸着機
構と、研磨用パッドが貼り付けられた定盤とを具備し、
上記押圧用パッドを介して裏面から上記ウエハを保持
し、上記キャリアでウエハ表面を上記定盤の研磨用パッ
ドに押圧しながら上記定盤を回転させることで、ウエハ
表面を研磨するCMP装置において、上記押圧用パッド
を、厚手で微細な多孔質の弾性部材で形成することによ
り、上記ウエハの押圧時に、上記弾性部材がウエハ裏面
形状に沿って変形し、上記研磨用パッドがウエハ表面を
平坦に維持するようにした構成としてある。かかる構成
により、押圧用パッドを介してキャリアでウエハを保持
し、このウエハをキャリアで研磨用パッドに押圧しなが
ら、定盤を回転させると、研磨用パッドにより、ウエハ
表面が平坦に維持され、押圧用パッドが変形して、ウエ
ハ裏面が押圧用パッドにより均一に押圧される。また、
ウエハ吸着機構で空気通路から空気を吸入すると、多孔
質の押圧用パッド内の空気が吸引され、ウエハが押圧用
パッドに吸着される。
【0015】請求項5の発明は、請求項4に記載のCM
P装置において、上記厚手で微細な多孔質の弾性部材
は、厚さが8mm以上の三ふっ化塩化エチレン樹脂であ
る構成とした。かかる構成により、厚さ8mm以上の三
ふっ化塩化エチレン樹脂によって、ウエハ裏面が均一に
押圧され、ウエハ吸着機構を駆動すると、ウエハがこの
三ふっ化塩化エチレン樹脂に吸着される。
【0016】請求項6の発明は、請求項4または請求項
5に記載のCMP装置において、上記ウエハ裏面に接触
する上記押圧用パッドの面を凸部がない平滑な面に形成
した構成としてある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係るCMP装置の構成を示す概略図である。このCMP
装置は、キャリア1とウエハ吸着機構4と定盤300と
を具備している。
【0018】キャリア1は、ウエハ100を保持して自
転することができる部材であり、詳しくは、図2に示
す。図2に示すように、キャリア1は、ウエハ100を
保持するための保持体2と、保持体2を上部で支持する
キャリア軸3とで構成されている。保持体2は、プレッ
シャプレート20を下位に有し、このプレッシャプレー
ト20の外周面には、エクステンションリング21が下
方に突出した状態で嵌められている。これにより、ウエ
ハ100を保持するスペース2aがプレッシャプレート
20の下側に画成される。また、プレッシャプレート2
0の上には、ハウジング22が載置され、このハウジン
グ22とプレッシャプレート20とエクステンションリ
ング21とが一体にボルト締めされている。そして、キ
ャリア軸3がこのような保持体2の上面中央部に嵌め込
まれて、図1に示すモータ5によって回転されるように
なっている。具体的には、枠体51が、ベアリング50
を介してキャリア軸3の上部に取り付けられ、この枠体
51にモータ5が組み付けられている。モータ5は、回
転軸にギア52を有しており、このギア52がキャリア
軸3の上端部に取り付けられたギア53に噛み合ってい
る。これにより、モータ5の回転力が、ギア52,53
を介してキャリア1に伝達され、キャリア1がキャリア
軸3の中心軸の周りで自転するようになっている。そし
て、枠体51は、ガイド55を介してレール54に上下
動自在に取り付けられており、この枠体51にシリンダ
6が連結されている。すなわち、ピストンロッド60の
下端部が枠体51の上面に連結されており、シリンダ6
内の空気圧力を変化させて、このピストンロッド60を
上下させることで、枠体51がキャリア1と一体に上昇
し、また、キャリア1を加圧するようになっている。
【0019】以上のように、モータ5によって回転され
かつシリンダ6によって加圧されるキャリア1には、裏
面基準方式でウエハ100を研磨するためのテフロン7
(押圧用パッド)が貼り付けられている。図4は、テフ
ロン7の物性を示す表図である。図4に示すように、テ
フロン7は、三ふっ化塩化エチレン樹脂を材質とした多
孔質の弾性部材である。すなわち、直径3μmという微
細な気孔を1平方センチメートル当たり5100個有
し、弾性を示すヤング率は「50kg/平方ミリメート
ル」で、その弾性回復率は88%以上である。なお、硬
度ショアDは60°であり、セラミックやシリコンなど
の硬度に比べて非常に小さい。このような物性のテフロ
ン7は、厚さが5mmに設定され、図2に示すように、
プレッシャプレート20の下面であるウエハ保持面20
a全面にわたって貼り付けられている。具体的には、テ
フロン7の裏面がエキシポ系接着剤によってウエハ保持
面20aに接着され、プレッシャプレート20の外周面
とエクステンションリング21の内周面との間に、接着
剤が含浸されて、プレッシャプレート20とエクステン
ションリング21との間が気密に保たれている。但し、
テフロン7が多孔質であるので、テフロン7の表面(図
2の下側面)側から空気を吸入することができる。ま
た、このテフロン7の表面、即ちウエハ100と接触す
る面は凸部がない平滑な面に形成されている。具体的に
は、テフロン7が図5の(a)に示すように、テフロン
粒子7aを固めて形成し、粒子間の間隙を気孔として利
用するものである場合には、その製造時において、その
表面7cがテフロン粒子7aによって凹凸状態になって
いる。このため、この実施形態では、図5の(b)に示
すように、テフロン7の表面7cを研磨又はスライスす
る等して、平滑に形成してある。また、テフロン7が図
6の(a)に示すように、テフロン材料に気泡を混在さ
せて硬化し、気泡によって生じ且つ互いに連通した穴7
bを気孔として利用する場合にも、その面が凹凸状態に
なっているおそれがある。したがって、この場合にも図
6の(b)に示すように、テフロン7の表面7cを平滑
にしておく。
【0020】図1において、ウエハ吸着機構4は、テフ
ロン7の気孔を利用して、ウエハ100をテフロン7の
表面に吸着させる機構であり、保持体2内に形成された
空気通路40と、空気通路40に連通したチューブ41
と、これら空気通路40,41内の空気を吸引するポン
プ42とで構成されている。具体的には、図2に示すよ
うに、ウエハ保持面20aで開口する複数の小径な通路
40aがプレッシャプレート20内に穿設され、これら
通路40aと連通する大径の通路40bがハウジング2
2の中心部に穿設されて、空気通路40が形成されてい
る。そして、通路40bの上端部に中空の連結部材40
cが嵌められ、連結部材40cに、ポンプ42からのチ
ューブ41が取り付けられている。
【0021】一方、図1及び図2において、定盤300
は、回転してウエハ100を研磨するためのもので、そ
の上面には、発泡性パッド「Suba400」で形成し
た軟質性パッド210(弾性パッド)が貼り付けられ、
この軟質性パッド210の上面には、プラスチック製研
磨パッドである「IC1000」で形成した硬質性研磨
パッド220が貼り付けらている。
【0022】次に、この実施形態のCMP装置が示す動
作について説明する。ウエハ100の研磨作業前は、キ
ャリア1を図1に示すシリンダ6によって上方に持ち上
げておき、図示しない場所に搬送されている研磨前のウ
エハ100をキャリア1のスペース2aに嵌めて、ポン
プ42を駆動する。これにより、ウエハ100が当接さ
れたテフロン7の気孔内から、空気が抜かれ、キャリア
1の空気通路40とチューブ41とを介してポンプ42
側に導かれる。この結果、テフロン7の気孔内が真空状
態になり、ウエハ100がテフロン7に吸着される。
【0023】この状態で、キャリア1をシリンダ6によ
り下降させ、図示しないスラリを注入しながら、ウエハ
100を定盤300上に押圧すると共にキャリア1をモ
ータ5によって回転させる。すると、表面100aが定
盤300の硬質性研磨パッド220に押圧された状態
で、ウエハ100が回転するので、表面100aが硬質
性研磨パッド220によって研磨される。このとき、テ
フロン7を介してウエハ100に「500g/平方セン
チメートル」という大きな圧力が加わり、しかも、ウエ
ハ100がウエハ吸着機構4によってテフロン7側に吸
引されているので、図14に示したようなえくぼ状の凹
みがウエハ100の表面100aに生じるおそれがあ
る。しかし、テフロン7の気孔は直径3μmという微細
な孔であるので、上記の如き圧力や吸引力では、えくぼ
状の凹みを生じさせない。また、キャリア1が何らかの
はずみで傾いたとしても、ウエハ100がキャリア1に
吸着されているので、高速回転しているウエハ100が
キャリア1から飛び出すことはない。また、テフロン7
は、図5の(a)に示すように、テフロン粒子7aを固
めて形成したものである場合には、テフロン7と接触す
るウエハ100の面が、表面7cから突出するテフロン
粒子7aによって押圧され、微小なえくぼがウエハ10
0の接触面に無数に発生するおそれがある。しかし、図
5の(b)に示したように、テフロン7の表面7cは研
磨等され、平滑に形成されているので、上記のような微
小なえくぼがウエハ100の面に生じることはない。テ
フロン7が、図6の(a)に示したように、気泡を混在
させて形成したものである場合にも、図6の(b)に示
したように、平滑にしてあり、ウエハ100に微小なえ
くぼは発生しない。
【0024】そして、反りや厚みに偏りがあるウエハ1
00がキャリア1によって定盤300上に押圧される
と、テフロン7が弾性的に変形する。ところで、図7に
示すように、厚さlでヤング率Eの弾性部材は、圧力P
によって、Δlだけ変形し、「P/E=Δl/l」の関
係が成立する。したがって、ヤング率Eが「50kg/
平方ミリメートル」で厚さlが「5mm」のテフロン7
に「500g/平方センチメートル」の圧力Pが加わる
ことによって生じる変形量Δlは非常に小さい。このた
め、ウエハ100がテフロン7側に沈むということはな
く、裏面100bがプレッシャプレート20によって直
接押圧されるような状態となり、図3に示すように、裏
面100bが平坦状態になる。この結果、ウエハ100
の反りや厚みの偏りは表面100a側に現れ、表面10
0aが硬質性研磨パッド220を押圧する。このとき、
硬質性研磨パッド220の下に軟質性パッド210が設
けられているので、軟質性パッド210が変形して、硬
質性研磨パッド220が表面100aの湾曲形状に沿っ
て撓み、ウエハ100の反りや厚みの偏りが軟質性パッ
ド210と硬質性研磨パッド220とによって吸収され
る。この結果、ウエハ100が高精度の裏面基準方式で
研磨されることとなる。
【0025】また、ウエハ100の研磨時には、図8に
示すように、研磨材の凝集粒子100dがテフロン7と
裏面100bとの接触面間に侵入することがある。この
とき、テフロン7の硬度ショアDが「60°」であり、
セラミックやシリコンなどの硬度と比べて小さいので、
テフロン7が凹んで、凝集粒子100dがテフロン7内
に沈む。このため、テフロン7から加わる圧力は凝集粒
子100dに集中することなく、裏面100bに均一に
加わるので、凝集粒子100dによるウエハ100の傷
付きは発生しない。また、研磨時に、アルカリや酸の化
学物質を含んだスラリがテフロン7に付着するが、テフ
ロン7は、これらの化学物質に対して強く、これらの化
学物質により組成が変わって、変形したり、硬度や弾性
が変化することはない。
【0026】ウエハ100の研磨が終了すると、図1に
示すモータ5と定盤300の回転が停止し、研磨後のウ
エハ100を吸着したキャリア1がシリンダ6によって
持ち上げられた後、所定の収納場所に運ばれる。する
と、ウエハ吸着機構4の駆動が停止され、ウエハ100
がキャリア1から離れて当該収納場所に収納される。
【0027】このような研磨作業を多数のウエハ100
に対して繰り返すことで、テフロン7の弾性劣化が問題
となるが、テフロン7の弾性回復率は「88%以上」で
あり、従来の硬質性パッド200や軟質性パッド230
として用いられている発泡ウレタン製パッドやスエード
タイプの「R200」に比べて、弾性回復率が高い。こ
のため、従来品に比べて長時間の使用に耐えることがで
き、その分CMP装置の長寿命化が図られる。さらに、
テフロン7は樹脂であり、金属でないので、メタルコン
タミネーションが発生したり、錆びたりすることはな
く、なお且つ傷も発生しない。この面からも装置の長寿
命化が図られる。
【0028】(第2の実施形態)図9は、本発明の第2
の実施形態に係るCMP装置の要部を示すキャリアの断
面図である。この実施形態のCMP装置は、表面基準方
式でウエハ100を研磨する構成になっている点が、上
記第1の実施形態に係るCMP装置と異なる。具体的に
は、図9に示すように、上記テフロン7と同一物性のテ
フロン7´がプレッシャプレート20のウエハ保持面2
0aに貼り付けられている。このテフロン7´は、厚さ
が8mmに設定されており、同一圧力に対して上記テフ
ロン7よりも大きな変形量を得る。また、定盤300の
上には、硬質性研磨パッド220が直接貼り付けられて
いる。かかる構成により、ウエハ100を第1の実施形
態の場合における圧力と同一の圧力で定盤300上に押
圧すると、硬質性研磨パッド220が定盤300上に直
接貼り付けられていることから、図10に示すように、
ウエハ100の表面100aが平坦になり、ウエハ10
0の反りや厚みの偏りが裏面100b側に現れる。この
裏面100b側にあるテフロン7´の厚さは、第1の実
施形態のテフロン7の厚さの1.6倍に設定されてい
る。したがって、テフロン7´の変化量Δlはテフロン
7の変化量での1.6倍となり、裏面100bがテフロ
ン7´内に沈み込み、裏面100bに現れた反りや厚さ
の偏りがこのテフロン7´に吸収されることとなる。こ
の結果、キャリア1の圧力がウエハ100の裏面100
bに均一に加わり、高精度のな表面基準方式によるウエ
ハ100の研磨が達成される。
【0029】ところで、上記のように大きな変化量を得
る弾性部材では、弾性が劣化すると、圧力が湾曲した裏
面100bに均一に加わらなくなる。すると、表面10
0aを均一な圧力で平坦に保持することができなくな
り、研磨精度の劣化を招くこととなる。しかし、テフロ
ン7´は上記のように弾性回復率が高く、その弾性が従
来品に比べて長期間維持される。このため、この実施形
態によれば、研磨精度を長期間維持可能なCMP装置を
提供することができる。その他の構成,作用効果は上記
第1の実施形態と同様であるので、その記載は省略す
る。
【0030】なお、この発明は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の要旨の範囲内において種々の
変形や変更が可能である。例えば、上記第1及び第2の
実施形態において、テフロン7,7´の厚さを5mm,
8mmに設定して、弾性変形量を所定値に設定したが、
ウエハ100の種類によって、テフロン7,7´の弾性
変形量を変化させたい場合には、これらの厚さを変える
ことで可能となる。すなわち、テフロンの厚さを変える
ことで、微妙な変形量調整を容易に行うことができる。
【0031】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、この発明に
よれば、押圧用パッドを微細で多孔質な部材で形成した
ので、ウエハの押圧時におけるえくぼ状の凹みの発生を
防止することができ、この結果、研磨精度の向上を図る
ことができる。さらに、この凹みを発生させることなく
ウエハを押圧用パッドに吸着させることができるので、
研磨時におけるウエハの飛び出しを防止することができ
る。また、押圧用パッドを弾性部材で形成したので、ウ
エハと押圧パッドとの間に研磨材の凝集粒子が侵入する
と、凝集粒子が押圧用パッド内に埋もれる。この結果、
押圧力が凝集粒子に集中することなく、ウエハに均一に
加わるので、凝集粒子侵入によるウエハの傷付きを防止
することができる。また、押圧用パッドの厚さを変える
だけで、押圧用パッドの変形量を調整することができる
ので、微妙な変形量調整を容易に行うことができる。
【0032】さらに、押圧用パッドである微細な多孔質
の弾性部材を三ふっ化塩化エチレン樹脂で形成すること
により、押圧用パッドの弾性回復率が良く、この結果、
押圧用パッドの長期間使用することができ、装置の長寿
命化を図ることができると共に、高い研磨精度を長期間
維持可能な装置を提供することがことができる。また、
三ふっ化塩化エチレン樹脂は、アルカリや酸などの化学
物質に強いので、研磨材などに含まれるこれらの化学物
質によって組成が変成することがなく、この面からも装
置の長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るCMP装置の構
成を示す概略図である。
【図2】キャリアの構造を示す断面図である。
【図3】第1の実施形態のCMP装置の動作を示す概略
断面図である。
【図4】テフロンの物性を示す表図である。
【図5】テフロン粒子を固めて形成したテフロンの概略
断面図である。
【図6】気泡を混在させて形成したテフロンの概略断面
図である。
【図7】弾性部材の変化量の説明図である。
【図8】凝集粒子の侵入状態を示す断面図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係るCMP装置の要
部を示すキャリアの断面図である。
【図10】第2の実施形態のCMP装置の動作を示す概
略断面図である。
【図11】CMP装置による平坦化動作の一例を示す断
面図である。
【図12】ウエハの反りや厚みの偏り状態を示す概略側
面図である。
【図13】従来のCMP装置による平坦化の一例を示す
断面図である。
【図14】えくぼ状の凹みの発生状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・キャリア、 2・・・保持体、 3・・・キャ
リア軸、 4・・・ウエハ吸着機構、 7・・・テフロ
ン、 40・・・空気通路、 100・・・ウエハ、
210・・・軟質性パッド、 220・・・硬質性研磨
パッド、 300・・・定盤300。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハ保持面に押圧用パッドが貼り付け
    られたキャリアと、上記ウエハ保持面に開口する空気通
    路から空気を吸入可能なウエハ吸着機構と、軟質性の弾
    性パッドを介して研磨用パッドが貼り付けられた定盤と
    を具備し、上記押圧用パッドを介して裏面から上記ウエ
    ハを保持し、上記キャリアでウエハ表面を上記定盤の研
    磨用パッドに押圧しながら上記定盤を回転させること
    で、ウエハ表面を研磨するCMP装置において、 上記押圧用パッドを、薄手で微細な多孔質の弾性部材で
    形成することにより、上記ウエハの押圧時に、ウエハ裏
    面を平坦に維持するようにした、 ことを特徴とするCMP装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のCMP装置において、 上記薄手で微細な多孔質の弾性部材は、厚さが5mm以
    下の三ふっ化塩化エチレン樹脂である、 ことを特徴とするCMP装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のCMP
    装置において、 上記ウエハ裏面に接触する上記押圧用パッドの面を凸部
    がない平滑な面に形成した、 ことを特徴とするCMP装置。
  4. 【請求項4】 ウエハ保持面に押圧用パッドが貼り付け
    られたキャリアと、上記ウエハ保持面に開口する空気通
    路から空気を吸入可能なウエハ吸着機構と、研磨用パッ
    ドが貼り付けられた定盤とを具備し、上記押圧用パッド
    を介して裏面から上記ウエハを保持し、上記キャリアで
    ウエハ表面を上記定盤の研磨用パッドに押圧しながら上
    記定盤を回転させることで、ウエハ表面を研磨するCM
    P装置において、 上記押圧用パッドを、厚手で微細な多孔質の弾性部材で
    形成することにより、上記ウエハの押圧時に、上記弾性
    部材がウエハ裏面形状に沿って変形し、上記研磨用パッ
    ドがウエハ表面を平坦に維持するようにした、 ことを特徴とするCMP装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のCMP装置において、 上記厚手で微細な多孔質の弾性部材は、厚さが8mm以
    上の三ふっ化塩化エチレン樹脂である、 ことを特徴とするCMP装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載のCMP
    装置において、 上記ウエハ裏面に接触する上記押圧用パッドの面を凸部
    がない平滑な面に形成した、 ことを特徴とするCMP装置。
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