JP2632738B2 - パッキングパッド、および半導体ウェーハの研磨方法 - Google Patents
パッキングパッド、および半導体ウェーハの研磨方法Info
- Publication number
- JP2632738B2 JP2632738B2 JP2114066A JP11406690A JP2632738B2 JP 2632738 B2 JP2632738 B2 JP 2632738B2 JP 2114066 A JP2114066 A JP 2114066A JP 11406690 A JP11406690 A JP 11406690A JP 2632738 B2 JP2632738 B2 JP 2632738B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wafer
- backing pad
- polishing
- semiconductor wafer
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/02—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
- H01L21/02002—Preparing wafers
- H01L21/02005—Preparing bulk and homogeneous wafers
- H01L21/02008—Multistep processes
- H01L21/0201—Specific process step
- H01L21/02024—Mirror polishing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B37/00—Lapping machines or devices; Accessories
- B24B37/27—Work carriers
- B24B37/30—Work carriers for single side lapping of plane surfaces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B41/00—Component parts such as frames, beds, carriages, headstocks
- B24B41/06—Work supports, e.g. adjustable steadies
- B24B41/068—Table-like supports for panels, sheets or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
Description
ウェーハを保持させる保持治具に使用するバッキングパ
ッドおよび、それを用いた半導体ウェーハの研磨方法に
関する。
てその表面を鏡面研磨する。この際のウェーハの研磨用
キャリアの保持方法としては、ウェーハの片面にワック
スを塗布し、キャリアに固定するワックス法と、真空吸
着によるワックスレス法と、多孔質の樹脂からなる非容
積圧縮性材料を用いてウェーハを水貼りするワックスレ
スとが利用されている。
そのままウェーハの平面度、平行度等に反映する。従っ
て、接着層厚さを均一にする必要があるが、この作業は
すこぶる困難で熟練を必要とする。他方、近時、集積回
路素子の高密度化にともない、ウェーハの精度もますま
す厳しくなっている。しかし、ワックスの塗布を人手で
やる以上、接着層厚さの均一性と再現性には自ずと限界
がある。しかもワックスを用いる接着は、後処理として
ワックス除去作業が不可決であり、自動化を妨げる一因
となっていた。
開昭61−14854号公報に記載の発泡ポリウレタンシート
の弾性部材上に、水などの表面張力を利用してウェーハ
を保持し、研磨する方法、および実開昭63−10057号公
報に記載の第6図に示すプレート16に接着されたワーク
固定用マット15上に1個以上のウェーハ位置決め用穴を
有するテンプレート13を積層したウェーハ研磨治具にて
研磨する方法が提案されている。
は、使用する発泡ポリウレタンシートはシート材または
その裁断片であるため、その全てが正確に一定の厚さで
はなく、またその表面が平滑でない。このため、この発
泡ポリウレタンシートを使用した場合、ウェーハを均一
な厚みに鏡面研磨することができない。また、発泡ポリ
ウレタンシートが親水性部材の場合、ウェーハを保持す
る際、表面に水の薄膜が生じるため、表面張力による接
着力が低下し、また発泡ポリウレタンシートの孔径が大
きい場合には、ウェーハの接着力が低下するため、研磨
時にウェーハの移動、回転、飛び出し等を生じ、また研
磨材がウェーハ裏面に侵入するという問題があった。
ーク固定用マット15の上にテンプレート13が接着固定さ
れ、この研磨治具にウェーハをセットして研磨すると第
7図に示すように、ウェーハ14の裏面に応力がかかり、
ウェーハ14の裏面に接するワーク固定用マット15が弾性
部材であるため凹みを生じる。一方、テンプレート13に
はそれほど応力がかからないため、テンプレート13に接
するワーク固定用マット15には、凹みはあまり生じな
い。ウェーハ14の外周部付近に接するワーク固定用マッ
ト15の凹みは、ウェーハ裏面中心部の応力と固定用マッ
ト15の弾性力により、ウェーハ裏面中心部の凹みよりも
少ない。このため、ウェーハ研磨面の外周部は中心部よ
りも浮き上がり、この状態で研磨すると、第8図(a)
で示されるウェーハ14の研磨代23が研磨パッド22により
研磨されるため、研磨終了後は第8図(b)に示すよう
にウェーハ研磨面20外周部の面だれ21を生じ、均一な厚
さに研磨することができなかった。
的は、ウェーハ保持力が大きく、平行度および平面性に
優れた研磨ウェーハが得られるバッキングパッドおよ
び、これを用いた半導体ウェーハの研磨方法を提供する
ことにある。
ェーハの鏡面研磨工程で半導体ウェーハを保持させる保
持治具に使用する、疎水性を発泡体より成るバッキング
パッドであって、直径10〜30μmの気泡を多数有する疎
水性の発泡体を作製した後、該発泡体の、ウェーハ保持
面となる側の表面をバフ研削機により研削後、該表面を
上側にしてキャリアプレートに固着させた状態で、前記
表面を精密平面研削盤にて加工することにより製造さ
れ、該バッキングパッドの直径は半導体ウェーハの直径
とほぼ等しく、300gf/cm2の荷重をかけた時の厚みT1と1
800gf/cm2の荷重をかけた時の厚みT2との差(T1−T2)
が1〜100μmであり、300gf/cm2の荷重を1分間かけた
時の中心、直交する2直径の外周端より5mmの点計5点
での厚み最大と最小の差TV5が1μm以下であり、かつ
そのウェーハ保持面に多数の孔が形成され、これらの孔
のポアー径が10〜30μmであることを特徴とするバッキ
ングパッドを提供するものである。
ェーハ位置決め用穴を有するテンプレートをキャリアプ
レート上に固着させ、前記ウェーハ位置決め用穴に請求
項1に記載のバッキングパッドの固着させてウェーハ保
持治具を構成し、該保持治具にてウェーハを保持し、研
磨することを特徴とする半導体ウェーハの研磨方法を提
供するものである。
バッキングパッド1は疎水性の発泡体であり、その表面
に多数の孔2を有する。半導体ウェーハは水の表面張力
を利用してバッキングパッド1に吸着させるため、バッ
キングパッドの表面に水の薄膜が生じ、接着力が低下
し、研磨時にウェーハ回転(カラ回り)するのを防止す
るため、本発明のバッキングパッドは疎水性であるこが
要求される。また、孔2のポアー径は10〜30μmとされ
る。ポアー径が、30μmを超える場合、ウェーハの接着
力が低下し、研磨中にウェーハの移動、回転等を生じ
て、良好に研磨することができない。また、ポアー径が
10μm未満の場合、ウェーハの接着力は大きくなるが、
バッキングパッドとウェーハの接着面の空気が抜けなく
なり、そのまま研磨すると平行度の良好な研磨ができな
い。
ため弾力性を有し、適度の軟らかさを有している。この
軟らかさとしては、本発明においては、300gf/cm2の荷
重をかけた時のバッキングパッドの厚みT1と1800gf/cm2
の荷重をかけた時のバッキングパッドの厚みT2の差(T1
−T2)が1〜100μmのものとして定義される。
−T2)の値が小さいほど硬いことを示している。
800gf/cm2との間における圧縮歪の差を表しており、大
まかな圧縮弾性率の逆数に相当する量を示している。30
0gf/cm2は研磨時にバッキングパッドにかかる最低限の
圧力に相当するから、上記定義の軟らかさは、研磨時の
圧縮応力下での圧縮弾性率の逆数に相当する量を示して
いるものといえる。
ドが硬すぎて、ウェーハの接着力が低下し、研磨中にウ
ェーハの移動、回転等を生じて良好な研磨を行うことが
困難になり、(T1−T2)が100μmを超えると、発泡体
が軟らかすぎるため、バッキングパッドの精密平面研削
加工等の加工精度が出しにくくなり、平面性の良好なバ
ッキングパッドが得られにくい。
を1分間かけた時の定圧厚み測定器の中心、直交する2
直径の外周端から5mmの点計5点での厚みの最大と最小
の差TV5が1μm以下であり、バッキングパッド全面が
均一な弾性を有し、平行度および平面度の良好な鏡面研
磨を可能とする。
はウェーハの外径と同程度とし、テンプレートのウェー
ハ位置決め用穴の径と該ウェーハの外径との差を1mm以
内とすることが好ましい。半導体ウェーハは、その研磨
工程において前記ウェーハ位置決め用穴の中で、バッキ
ングパッドの回転につれて自転しているのが通常であ
り、研磨治具の回転によって同時に自転・公転すること
もある。このため、前記ウェーハ位置決め用穴の径と該
ウェーハの外径との差が大きすぎると、前記穴内での研
磨中ウェーハの移動量が大きくなり、ウェーハの外周端
が、テンプレートの内周面に衝突して破損するトラブル
が発生しやすくなる。前記差を1mm以下とすることが好
ましいのは以上の理由による。
ーハを研磨する場合には、前記ウェーハ位置決め用穴の
内周縁部とバッキングパッドの外周縁部との間に0.5〜
1.5mmの間隙を設けることが好ましい。その理由は、ウ
ェーハ研磨工程ではバッキングパットが、研磨圧力によ
り多少押しつぶされて直径が大きくなる(「圧縮変形に
よる広がり」、後記説明を参照)ため、前記間隙が小さ
すぎる場合にはバッキングパッドの外周部がテンプレー
トの内周面に圧接して変形する結果、ウェーハの保持状
態が異常になったり、バッキングパッドの寿命が短くな
ったりする問題が発生するからである。また、前記間隙
が大きすぎる場合には、前記ウェーハ位置決め用穴の径
とウェーハ外径との差が大きすぎる結果となるからであ
る。
ポリエーテル系ウレタン等の疎水性の発泡体樹脂をフィ
ルム等に塗布した後、従来公知の方法(特開平1−2228
68号公報の従来技術の項及び特開昭49−30494号公報を
参照)に準拠して発泡させ、その後表面を研削する方向
がある。上記製造方法によれば容易に直径が10〜30μm
の範囲内におさまる、孔径の揃った気泡を形成すること
ができる。この場合発泡体をフィルム等から剥がして使
用するか、そのまま使用しても良い。また、この方法以
外の方法で製造した発泡体を使用することも可能であ
る。
ハ保持面は完全な平面であることが要求されるため、本
発明では上記のような方法で得られた発泡体(バッキン
グパッド)のウェーハ保持面をさらに精密に平面研削加
工する。この際、第2図に示すように、バッキングパッ
ド1のウェーハ保持面を上にして、接着剤4にてキャリ
アプレート3に貼り付けた状態で平面研削加工を行う。
精密な平面研削加工としては、平均粒系が50〜100μm
のダイヤモンド等のバッキングパッド1よりも硬い砥粒
が焼結金属等で固結されて表面に取り込まれたカップホ
イールを有するより平面研削盤5にて前記発泡体のウェ
ーハ保持面を精密に平面研削加工する。
疎水性の発泡体を作製した後、これを精密平面研策削加
工することにより、300gf/cm2の荷重をかけた時の厚みT
1と1800gf/cm2の荷重をかけた時の厚みT2との差(T1−T
2)が1〜100μmであり、300gf/cm2の荷重を1分間か
けた時の中心、直交する2直径の外周端より5mmの点計
5点での厚み最大と最小の差TV5が1μm以下であり、
かつそのウェーハ保持面に多数の孔が形成され、これら
の孔のポアー径が10〜30μmであるバッキングパッドと
する。
ッド1は、キャリアプレート3に貼り付けた状態でウェ
ーハ保持治具を作製する。すなわち、第3図に示すよう
に1個以上のウェーハ位置決め用穴を有するテンプレー
ト6を接着剤7を介してキャリアプレート3に固着させ
る。半導体ウェーハ8はバッキングパッド1により保持
されるので、テンプレート6のウェーハ位置決め用穴に
はバッキングパッド1が入る。この時、バッキングパッ
ド1とテンプレート6の間にはウェーハ研磨時に押圧に
よりバッキングパッド1が横方向に伸びるため間隙が設
けられる。その間隙としては、前述のように0.5〜1.5mm
が好ましい。すなわち、バッキングパッドの圧縮変形に
よる広がりを考慮してバッキングパッドの硬さや研磨時
の加圧条件に応じてこの間隙を前記0.5〜1.5mmの範囲内
で適宜選択するのが好ましい。間隙が0.5mm未満の場
合、研磨時にバッキングパッド1がテンプレート6ち接
触するため、バッキングパッド1のウェーハ保持面の外
周部が盛り上がり、ウェーハを均一な厚みに研磨できな
い。また、間隙が1.5mmを超える場合、ウェーハの背面
がウェーハの挿入位置または研磨中の揺動により、バッ
キングパッドから外れるので好ましくない。
有することが必要である。
させる。この時バッキングパッド1のウェーハ保持面に
水を塗布し、表面の余分な水分を除いた後、バッキング
パッド1のウェーハ保持面とウェーハ8の界面に空気が
浸入しないように、ウェーハ8の中心部を押さえなが
ら、バッキングパッドに吸着させる。
ハを保持させて研磨することにより、平行度および平面
度の良好なウェーハを得ることができる。
なわち、ポリエーテル系ウレタンの発泡性樹脂組成物を
マイラーフィルム(東レ製)に塗布し、60℃に加温して
発泡させた。その後、表面をバフ研削機にて研削後、所
定の大きさにカットしてバッキングパッドを得た。得ら
れたバッキングパッドのウェーハ保持力を第4図に示す
装置にて測定し、バッキングパッドのポアー径とウェー
ハ保持力の関係を調査した。測定方法は、直径4インチ
のSUS円板の上にバッキングパッドを貼付けてクロスヘ
ッドに取り付ける。直径4インチの半導体ウェーハの中
心にケブラー糸引っかけ金具を接着した半導体ウェーハ
をそのまま(Dry状態で)バッキングパッドに強く押し
付け固定する。クロスヘッドを200mm/分の速度で下方に
動かし、ウェーハの剥離時の最大強度をレコーダーで記
録する。測定10回行った。その結果を第1表に示す。な
お、第1表において、バッキングパッドのポアー径は電
子顕微鏡により観察した値であり、表中のポアー径の数
値に範囲が設けてあるのは、この数値範囲の種々の値を
有する種々の大きさのポアーが1つのバッキングパッド
内に分布していることを示すものである。またxは上記
最大強度の平均値、sは最大強度の準備偏差を表す。
のウェーハ保持力が大きいことがわかる。
30μmのそれぞれのバッキングパッドを用いた第3図に
示すウェーハ保持治具にて半導体ウェーハを研磨したと
ころ、ポアー径が0〜1μmのバッキングパッドを用い
て研磨した半導体ウェーハは、LTVmax(ウェーハを15mm
×15mmのセルに分画した場合のセル内の厚みの最大と最
小の差、即ち、LTVのうちその最大値をLTVmaxという)
が1.0μmを超えたものがほとんどであった。これは、
半導体ウェーハとバッキングパッドのウェーハ保持面に
空気が入り込んだためである。一方、ポアー径が10〜30
μmのバッキングパッドを用いて研磨した半導体ウェー
ハは、平行度および平面度が良好に研磨できた。
ェーハ保持面を上にしてガラス製のキャリアプレートに
接着剤にて固着させ、精密平面研削盤(芝山機械(株)
製)にてウェーハ保持面を精密に平面研削加工すること
により、300gf/cm2を荷重を1分間かけた時の中心、直
交す2直径の外周端より5mmの点計5点でのバッキング
パッドの厚みの最大と最小の差が1μmになるようにし
た。この場合、ウェーハの被研削面に対するカップホイ
ール(平均粒径50〜100μmのダイヤモンド砥粒が焼結
金属で固結されて表面に取り込まれたもの)圧接圧力お
よび回転数を微調整しながら、試行錯誤により最適研削
条件を設定した。
らかさと、そのバッキングパッドを用いた第3図のウェ
ーハ保持治具にて研磨した半導体ウェーハの平面性の関
係を第5図に示す。第5図中黒丸は平面研削加工前、白
丸は平面研削加工後のデータを示す。
重をかけた時の厚みT1と、1800gf/cm2の荷重をかけた時
の厚みT2との差(T1−T2)で表わし、ウェーハの平面性
は、静電容量式平坦度測定器(日本ADE株式会社製)で
測定し、ウェーハ内の前述のLTVmaxで表した。
いては、T1−T2がどのような値をとった場合でも、LTVm
avが1.0μmを超え、平行度および平面性が劣る半導体
ウェーハしか得られない。一方、平面研削加工後におい
ては、T1−T2が1〜100μmの場合、LTVmavが1.0以下
で、しかも平面研削加工前よりもLTVmaxの値が低いた
め、平面研削加工することによって、さらに平行度およ
び平面度の良好な半導体ウェーハを作製できることがわ
かった。
は、所定の発泡体の表面をバフ研削後、精密平面研削す
ることで製造されたものであり、このバッキングパッド
を用いる本発明の半導体ウェーハの研磨方法では、該ウ
ェーハを的確にバッキングパッドに接着固定することが
できて良好に研磨することが可能となり、高度の平行度
および平面度を有する研磨ウェーハを作製することがで
きる。
2図は本発明のバッキングパッドの精密平面研削加工の
状態を示す断面図、第3図は精密平面研削加工後のバッ
キングパッドを用いたウェーハ保持治具の断面図、第4
図は実施例1で得られたバッキングパッドのウェーハ保
持力を測定する装置の断面図、第5図は実施例1の精密
平面研削加工前後のバッキングパッドの軟らかさ(T1−
T2)とそのバッキングパッドを用いて研磨したウェーハ
の平面性LTVmaxの関係を示すグラフ、第6図は従来のウ
ェーハ保持治具の断面図、第7図は第6図のウェーハ保
持治具にて半導体ウェーハを保持し、研磨する状態を示
す断面図、第8図(a)は第7図の半導体ウェーハを示
す模式的断面図、第8図(b)は第7図の研磨後の半導
体ウェーハを示す模式的断面図である。 1……バッキングパッド、2……孔、3……キャリアプ
レート、4……接着剤、5……平面研削盤、6……テン
プレート、7……接着剤、8……半導体ウェーハ、9…
…ロードセル、10……ケブラー糸、11……SUS円板、12
……クロスヘッド、13……テンプレート、14……半導体
ウェーハ、15……ワーク固定用マット、16……プレー
ト、17,18……接着剤、19……定盤、20……研磨面、21
……面だれ、22……研磨パッド、23……研磨代
Claims (3)
- 【請求項1】半導体ウェーハの鏡面研磨工程で半導体ウ
ェーハを保持させる保持治具に使用する、疎水性の発泡
体より成るバッキングパッドであって、直径10〜30μm
の気泡を多数有する疎水性の発泡体を作製した後、該発
泡体の、ウェーハ保持面となる側の表面をバフ研削機に
より研削後、該表面を上側にしてキャリアプレートに固
着させた状態で、前記表面を精密平面研削盤にて加工す
ることにより製造され、該バッキングパッドの直径は半
導体ウエーハの直径とほぼ等しく、300gf/cm2の荷重を
かけた時の厚みとT1と1800gf/cm2の荷重をかけた時の厚
みT2との差T1−T2)が1〜100μmであり、300gf/cm2の
荷重を1分間かけた時の中心、直交する2直径の外周端
より5mmの点計5点での厚みの最大と最小の差TV5が1μ
m以下であり、かつそのウェーハ保持面に多数の孔が形
成され、これらの孔のポアー径が10〜30μmであること
を特徴とするバッキングパッド。 - 【請求項2】1個以上のウェーハ位置決め用穴を有する
テンプレートをキャリアプレート上に固着させ、前記ウ
ェーハ位置決め用穴に請求項1に記載のバッキングパッ
ド固着させてウェーハ保持治具を構成し、該保持治具に
てウェーハを保持し、研磨することを特徴とする半導体
ウェーハの研磨方法。 - 【請求項3】テンプレートのウェーハ位置決め用穴の内
周縁部とバッキングパットの外周縁部との間に0.5〜1.5
mmの間隙を設けたことを特徴とする請求項2に記載の半
導体ウェーハの研磨方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2114066A JP2632738B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | パッキングパッド、および半導体ウェーハの研磨方法 |
DE69116720T DE69116720T2 (de) | 1990-04-27 | 1991-04-18 | Traghalterung und Verfahren zur Herstellung der Traghalterung durch feine Oberflächenbearbeitung |
EP91303492A EP0454362B1 (en) | 1990-04-27 | 1991-04-18 | Backing pad and method of forming the backing pad by precision surface machining |
US07/688,108 US5101602A (en) | 1990-04-27 | 1991-04-19 | Foam backing for use with semiconductor wafers |
US07/841,473 US5157877A (en) | 1990-04-27 | 1992-02-26 | Method for preparing a semiconductor wafer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2114066A JP2632738B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | パッキングパッド、および半導体ウェーハの研磨方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0413568A JPH0413568A (ja) | 1992-01-17 |
JP2632738B2 true JP2632738B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=14628180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2114066A Expired - Fee Related JP2632738B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | パッキングパッド、および半導体ウェーハの研磨方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5101602A (ja) |
EP (1) | EP0454362B1 (ja) |
JP (1) | JP2632738B2 (ja) |
DE (1) | DE69116720T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006167835A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Fujibo Holdings Inc | 軟質プラスチックシート及び軟質プラスチックシートの装着方法 |
KR20170045266A (ko) | 2014-08-22 | 2017-04-26 | 후지보홀딩스가부시끼가이샤 | 보유 지지구 및 그 제조 방법 |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5267418A (en) * | 1992-05-27 | 1993-12-07 | International Business Machines Corporation | Confined water fixture for holding wafers undergoing chemical-mechanical polishing |
JP3024373B2 (ja) * | 1992-07-07 | 2000-03-21 | 信越半導体株式会社 | シート状弾性発泡体及びウェーハ研磨加工用治具 |
WO1995006544A1 (en) * | 1993-09-01 | 1995-03-09 | Speedfam Corporation | Backing pad for machining operations |
US5733175A (en) | 1994-04-25 | 1998-03-31 | Leach; Michael A. | Polishing a workpiece using equal velocity at all points overlapping a polisher |
US5607341A (en) | 1994-08-08 | 1997-03-04 | Leach; Michael A. | Method and structure for polishing a wafer during manufacture of integrated circuits |
JPH09201765A (ja) * | 1996-01-25 | 1997-08-05 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | バッキングパッドおよび半導体ウエーハの研磨方法 |
JPH09270401A (ja) | 1996-01-31 | 1997-10-14 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | 半導体ウェーハの研磨方法 |
US5830806A (en) * | 1996-10-18 | 1998-11-03 | Micron Technology, Inc. | Wafer backing member for mechanical and chemical-mechanical planarization of substrates |
JPH10156710A (ja) * | 1996-11-27 | 1998-06-16 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | 薄板の研磨方法および研磨装置 |
JPH10217112A (ja) * | 1997-02-06 | 1998-08-18 | Speedfam Co Ltd | Cmp装置 |
US5964650A (en) * | 1997-03-10 | 1999-10-12 | Digital Innovations, L.L.C. | Method and apparatus for repairing optical discs |
US5842408A (en) * | 1997-04-17 | 1998-12-01 | Kabushiki Kaisha Doutor Coffee | Coffee brewing package unit |
WO1999007515A1 (en) * | 1997-08-06 | 1999-02-18 | Rodel Holdings, Inc. | Improved polishing pads and methods relating thereto |
US6485361B1 (en) * | 1997-12-18 | 2002-11-26 | Advanced Micro Devices, Inc. | Apparatus for holding and delayering a semiconductor die |
WO1999048645A1 (en) * | 1998-03-23 | 1999-09-30 | Speedfam-Ipec Corporation | Backing pad for workpiece carrier |
US6106662A (en) * | 1998-06-08 | 2000-08-22 | Speedfam-Ipec Corporation | Method and apparatus for endpoint detection for chemical mechanical polishing |
US6102779A (en) * | 1998-06-17 | 2000-08-15 | Speedfam-Ipec, Inc. | Method and apparatus for improved semiconductor wafer polishing |
US5993293A (en) * | 1998-06-17 | 1999-11-30 | Speedram Corporation | Method and apparatus for improved semiconductor wafer polishing |
DE10009656B4 (de) * | 2000-02-24 | 2005-12-08 | Siltronic Ag | Verfahren zur Herstellung einer Halbleiterscheibe |
JP2003103455A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-08 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | ワーク保持盤並びにワークの研磨装置及び研磨方法 |
US8268114B2 (en) | 2001-09-28 | 2012-09-18 | Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. | Workpiece holder for polishing, workpiece polishing apparatus and polishing method |
US7014543B1 (en) | 2003-12-09 | 2006-03-21 | Digital Innovations, Llc | Optical disc resurfacing and buffing apparatus |
WO2005079652A1 (en) * | 2004-02-13 | 2005-09-01 | Digital Innovations, Llc | Disc cleaner |
US7258599B2 (en) * | 2005-09-15 | 2007-08-21 | Fujitsu Limited | Polishing machine, workpiece supporting table pad, polishing method and manufacturing method of semiconductor device |
JP5418418B2 (ja) * | 2010-06-14 | 2014-02-19 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 化学的機械研磨方法 |
JP6508123B2 (ja) * | 2016-05-13 | 2019-05-08 | 信越半導体株式会社 | テンプレートアセンブリの選別方法及びワークの研磨方法並びにテンプレートアセンブリ |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3924362A (en) * | 1974-10-25 | 1975-12-09 | Formax Manufacturing Corp | Sanding pad assembly |
JPS61230866A (ja) * | 1985-04-04 | 1986-10-15 | Rodeele Nitta Kk | 研磨用の基板ホルダ−およびそれから基板を脱離させる方法 |
JPH0453896Y2 (ja) * | 1986-07-07 | 1992-12-17 | ||
US4893436A (en) * | 1986-12-24 | 1990-01-16 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Felted foam back up pad |
JPH0288229A (ja) * | 1988-09-26 | 1990-03-28 | Rodeele Nitta Kk | 積層体、並びに該積層体を用いた被研磨部材の保持材及び研磨布 |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP2114066A patent/JP2632738B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-04-18 DE DE69116720T patent/DE69116720T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-04-18 EP EP91303492A patent/EP0454362B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-04-19 US US07/688,108 patent/US5101602A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006167835A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Fujibo Holdings Inc | 軟質プラスチックシート及び軟質プラスチックシートの装着方法 |
JP4611730B2 (ja) * | 2004-12-14 | 2011-01-12 | 富士紡ホールディングス株式会社 | 軟質プラスチックシート及び軟質プラスチックシートの装着方法 |
KR20170045266A (ko) | 2014-08-22 | 2017-04-26 | 후지보홀딩스가부시끼가이샤 | 보유 지지구 및 그 제조 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69116720T2 (de) | 1996-10-02 |
DE69116720D1 (de) | 1996-03-14 |
EP0454362A2 (en) | 1991-10-30 |
EP0454362A3 (en) | 1992-08-05 |
US5101602A (en) | 1992-04-07 |
EP0454362B1 (en) | 1996-01-31 |
JPH0413568A (ja) | 1992-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2632738B2 (ja) | パッキングパッド、および半導体ウェーハの研磨方法 | |
US5951374A (en) | Method of polishing semiconductor wafers | |
KR100909140B1 (ko) | 반도체웨이퍼의 제조방법 및 웨이퍼 | |
US5645474A (en) | Workpiece retaining device and method for producing the same | |
JPH09201765A (ja) | バッキングパッドおよび半導体ウエーハの研磨方法 | |
JPH0335063B2 (ja) | ||
US6050880A (en) | Surface grinding device and method of surface grinding a thin-plate workpiece | |
WO1995006544A1 (en) | Backing pad for machining operations | |
JPH0623664A (ja) | シート状弾性発泡体及びそれを用いたウェーハ研磨加工用治具 | |
JPH11277408A (ja) | 半導体ウエーハの鏡面研磨用研磨布、鏡面研磨方法ならびに鏡面研磨装置 | |
US5827395A (en) | Polishing pad used for polishing silicon wafers and polishing method using the same | |
TWI289889B (en) | Method of polishing wafer and polishing pad for polishing wafer | |
US5157877A (en) | Method for preparing a semiconductor wafer | |
JP3924641B2 (ja) | 半導体ウェーハの製造方法 | |
JP3623122B2 (ja) | 研磨用ワーク保持盤およびワークの研磨装置ならびにワークの研磨方法 | |
US6004860A (en) | SOI substrate and a method for fabricating the same | |
JP3839903B2 (ja) | 半導体ウエーハの研磨装置および研磨方法 | |
US20030032378A1 (en) | Polishing surface constituting member and polishing apparatus using the polishing surface constituting member | |
JP4793680B2 (ja) | 半導体ウェーハの研磨方法 | |
JPS6365473B2 (ja) | ||
JP5169321B2 (ja) | ワークの研磨方法 | |
JPH11170155A (ja) | 研磨装置 | |
KR20040030437A (ko) | 광섬유 커넥터 폴리싱 방법 및 장치 | |
JP3821944B2 (ja) | ウェーハの枚葉式研磨方法とその装置 | |
JP3611029B2 (ja) | 半導体基板の研磨用保持板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080425 Year of fee payment: 11 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080425 Year of fee payment: 11 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |