JPH1021387A - 画像処理装置および処理方法 - Google Patents

画像処理装置および処理方法

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JPH1021387A
JPH1021387A JP8191583A JP19158396A JPH1021387A JP H1021387 A JPH1021387 A JP H1021387A JP 8191583 A JP8191583 A JP 8191583A JP 19158396 A JP19158396 A JP 19158396A JP H1021387 A JPH1021387 A JP H1021387A
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慎一郎 宮崎
Akira Shirahama
旭 白浜
Takeshi Ono
武司 大野
Nobuo Ueki
伸夫 上木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高画質で任意の倍率での画像の拡大/縮小
を、より少ないフィールドメモリで以て実現する。 【解決手段】 縮小時には、ディレイ22により回路2
3に水平方向に隣り合った画素データが供給される。こ
れら画素データと回路50から供給された係数p及び1
−pとで水平方向での補間処理及びp=1の位置での間
引きが行われる。垂直方向でも同様にして補間処理及び
間引きが行われる。水平および垂直方向で補間及び間引
きされた画素データがメモリ27に書き込まれる。拡大
時には、メモリ27から読み出された画素データが2つ
のラインメモリ28,29で遅延させられ回路30で以
て隣り合う2画素が適切に選択され、回路31で垂直方
向の補間処理が行われる。メモリ27からの読み出しの
際には、倍率に応じて所定の画素データが2度読みされ
る。水平方向でも同様にして補間処理がなされ、拡大処
理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば放送局な
どにおける特殊効果装置,テレビジョンセット,あるい
はビデオテープレコーダに対して適用できる、画像を任
意の比率で拡大/縮小するための画像処理装置および処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像の、例えばCRTといったディスプ
レイ上への表示は、固定的な画素で以てなされる。この
ような画像を、画質の劣化を防ぎつつ任意の比率で拡大
/縮小する際の補間方法として、線形補間が知られてい
る。この線形補間とは、拡大/縮小した画像(以下、変
換画像と称する)における任意の点(画素)の、拡大/
縮小前の元の画像(以下、原画像と称する)上での位置
を求め、原画像における、求められた位置の近傍4点の
画素の濃淡値に基づき、変換画像における、上述の点の
濃淡値を求めるものである。
【0003】例えば、図8に示されるように、原画像1
00を任意の倍率k、例えば1.3倍に拡大し変換画像
101を形成する場合について説明する。先ず、変換画
像101上の点Aが原画像100において対応する点a
を求める。点aの座標は、点Aの座標値を倍率kで割る
ことで求めることができる。例えば、点Aの座標がA
(5,3)であるとすると、点aは、a(5/1.3,
3/1.3)=a(3.8462,2.3077)と求
められる。
【0004】この座標を求められた点aは、図9に示さ
れるように、a00(3,2),a10(4,2),a
01(3,3),a11(4,3)でそれぞれ表される、近
傍4点によって囲まれた範囲内に存在する。これら4点
の画素の濃淡値(画素データ)と、点aの位置の近傍4
点によって囲まれた範囲内における内分比p,qとの積
和値により、点aの濃淡値を求めることができる。この
点aの濃淡値は、次に示す数式(1)によって求められ
る。
【0005】
【数1】
【0006】この点aの濃淡値は、変換座標における点
Aの濃淡値と等しい。したがって、この数式(1)によ
る計算を変換画像上の全ての画素について行うことで画
素の補間がなされ、変換画像を得ることができる。内分
比p,qは、この補間の際の水平および垂直方向の補間
係数にそれぞれ相当する。なお、この処理において、変
換座標上の点から原画像上の点への写像によって計算を
行うのは、画素抜けを防ぐためである。
【0007】図10は、この処理を実現するための構成
の一例を示す。入力端110から原画像の画像データが
供給される。供給されたこの原画像データは、ローパス
フィルタ111,112において垂直方向および水平方
向に対してローパス処理を施され、フィールドメモリ1
13a,113b,113c,および113dに対して
書き込まれる。これらメモリ113a,113b,11
3c,および113dには、同一の原画像データがそれ
ぞれ書き込まれる。
【0008】上述の変換画像における任意の画素Aの、
原画像における点aの位置が所定の方法によって求めら
れる。この点aの位置に基づき、点a近傍の4点の画素
の座標a00,a10,a01,およびa11がそれぞれ求めら
れる。これら座標a00,a10,a01,およびa11に基づ
きこれら座標に対応する画素の濃淡値(画素データ)を
フィールドメモリ113a,113b,113c,およ
び113dからそれぞれ読み出すためのアドレスが生成
され、生成されたこれらアドレスがメモリ113a,1
13b,113c,および113dに対してそれぞれ供
給される(図示しない)。
【0009】フィールドメモリ113a,113b,1
13c,および113dから、座標a00,a10,a01
およびa11に対応する画素の濃淡値が同時に読み出され
る。読み出されたこれら濃淡値は、上述の数式(1)の
演算を実現すべく例えば複数の乗算器および加算器によ
って構成された垂直,水平補間回路114に対して供給
される。垂直,水平補間回路114において、供給され
た座標a00,a10,a01,およびa11に対応する画素の
濃淡値に基づき数式(1)の演算が行われることによっ
て補間がなされ、変換A画像上の画素Aの濃淡値が求め
られる。求められた濃淡値は、出力端115に導出され
る。
【0010】このような補間処理が変換画像上の全ての
画素に対してなされることによって、原画像を例えば
1.3倍に拡大した変換画像が得られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
方法においては、変換画像上の画素Aの濃淡値を求める
ためには、上述したように、原画像における4点の濃淡
値がリアルタイムで必要となる。さらに、この4点の座
標値は、変換画像の大きさ、すなわち、変換画像の原画
像に対する縮小/拡大率に応じて変化する。そのため、
同一の原画像データが書き込まれた、ランダムアクセス
が可能な4つのフィールドメモリ113a,113b,
113c,および113dが必要とされた。そのため、
装置コストが高くつくという問題点があった。
【0012】また、上述の数式(1)は、掛け算の項が
8個あるため、この数式(1)を実現するためには、掛
け算器が8個必要とされ、この点でも装置コストが高く
ついていた。
【0013】従来では、このコストの問題から、補間方
法として、最近傍法が用いられていた。これは、変換画
像における任意の画素Aの、原画像における点aの位置
に最も近傍の画素を画素Aとして用いるもので、補間の
精度が悪く、高画質を得ることができなかった。
【0014】また、上述したように、従来技術による構
成では、フィールドメモリの後段に、縮小/拡大用の線
形補間回路が必要となる問題点があった。
【0015】したがって、この発明の目的は、より少な
いフィールドメモリで以て、高画質で任意の倍率での画
像の拡大/縮小を行うことができる画像処理装置および
処理方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、画素データがフィールド単位で書
き込まれるフィールドメモリと、水平方向に補間処理を
行う水平補間手段と、垂直方向に補間処理を行う垂直補
間手段とを有し、水平方向の補間処理および垂直方向の
補間処理は順次行われることを特徴とする画像処理装置
である。
【0017】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、画素データがフィールド単位で書き込まれる
フィールドメモリと、水平方向に補間処理を行うステッ
プと、垂直方向に補間処理を行うステップとを有し、水
平方向の補間処理および垂直方向の補間処理は順次行わ
れることを特徴とする画像処理方法である。
【0018】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、画像データの書き込みまたは読み出しを行う
ためのフィールドメモリと、フィールドメモリの前段に
設けられた縮小用補間手段と、フィールドメモリの後段
に設けられた拡大用補間手段との少なくとも一方を備
え、縮小用補間手段は、互いに水平方向に隣り合った2
つの画素データによって水平方向に補間処理を行う第1
の水平補間手段と、互いに垂直方向に隣り合った2つの
画素データによって垂直方向に補間処理を行う第1の垂
直補間手段とが直列的に接続されてなり、拡大用補間手
段は、垂直方向の連続的な複数の画素データから適切に
選択された、互いに隣り合った2つの画素データによっ
て垂直方向に補間処理を行う第2の垂直補間手段と、水
平方向の連続的な複数の画素データから適切に選択され
た、互いに隣り合った2つの画素データによって水平方
向に補間処理を行う第2の水平補間手段とが直列的に接
続されてなることを特徴とする画像処理装置である。
【0019】上述したように、この発明は、縮小処理は
フィールドメモリの前段で行われ、拡大処理はフィール
ドメモリの後段で行われ、さらに、水平方向の補間処理
と垂直方向の補間処理とが直列的に行われるようにされ
ているため、画像の任意の倍率での拡大または縮小を少
ないフィールドメモリで行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の第1の形
態について説明する。この発明では、上述の数式(1)
を、水平方向の補間係数pおよび垂直方向の補間係数q
に関する式にそれぞれ変形する。そして、この変形結果
に基づき、水平および垂直方向に対する補間処理を個別
に直列的に行い、また、拡大および縮小の処理をそれぞ
れ別処理とすることで、画像の拡大/縮小を少ないフィ
ールドメモリで行うことを可能としている。
【0021】上述の数式(1)は、補間係数pおよびq
で括ることによって、それぞれ数式(2)および数式
(3)のように変形される。
【0022】
【数2】
【0023】
【数3】
【0024】これらの式から、水平方向および垂直方向
とので別々に補間処理を行っても、処理結果として同じ
濃淡値aが得られることがわかる。すなわち、例えば数
式(2)では、第nラインにおける隣り合った2点
00,a10および第n+1ラインにおける隣り合った2
点a01,a11にそれぞれ補間係数pに基づき補間処理を
行う。そして、これらの結果に対して補間係数qに基づ
き補間処理を行うことによって、変換画像における点A
を原画像に対応させた、原画像における点aの濃淡値a
が求められる。
【0025】このように、水平方向および垂直方向での
処理が分離可能とされ、且つ、処理の順番によらず結果
が等しくなることから、変換画像上の画素Aの濃淡値を
求めるために従来4点必要とされた濃淡値が、隣り合っ
た2点の濃淡値で済むようになる。したがって、2つの
フィールドメモリで補間処理を行うことができる。
【0026】図1は、上述のような方法で以て補間処理
を行う、この発明の実施の第1の形態における画像処理
装置の構成の一例を示す。縮小時の折り返し歪を防ぐた
めに、入力端1から供給された原画像データは、垂直方
向にローパス処理を行うローパスフィルタ2および水平
方向にローパス処理を行うローパスフィルタ3をそれぞ
れ介して、フィールドメモリ4a,4bに書き込まれ
る。これらメモリ4aおよび4bとには、同一の原画像
データがそれぞれ書き込まれる。
【0027】原画像に対する拡大/縮小の際の横方向の
倍率kx および縦方向の倍率ky とが所定の方法で以て
予め設定される。この設定は、例えばこの画像処理装置
がテレビジョンセットに対して組み込まれた場合には、
セットのパネル面や、赤外線変調によるリモートコント
ロールコマンダに設けられた、方向キーなどの入力装置
によるユーザからの指示によってなされる。
【0028】補間係数発生器50において、補間係数
p,q,およびこれらの1に対する補数1−p,1−q
がそれぞれ発生されると共に、フィールドメモリ4a,
4bからの画素データの読み出しの際の読み出しアドレ
スが発生される。図2は、この補間係数発生器50の構
成の一例を示す。割り算器51に対して、倍率kx およ
び倍率ky とがそれぞれ供給される。割り算器51にお
いて、倍率kx および倍率ky の逆数1/kx および1
/ky がそれぞれ算出される。算出された1/kx およ
び1/ky は、それぞれラッチ回路52および58のラ
ッチ入力端に供給される。なお、ここでは、煩雑さを避
けるため、拡大/縮小が原画像の縦横の比率を保ったま
まなされるとし、k=kx =ky とする。
【0029】水平方向の倍率の逆数1/kx は、ラッチ
回路52に供給される。このラッチ回路52は、供給さ
れた信号をラッチし、サンプリングクロックfs のタイ
ミングで、このラッチされた信号を出力する。ラッチ回
路52から出力された倍率の逆数1/kx は、加算器5
3の一方の入力端に供給される。加算器53の出力は、
ラッチ回路55およびアドレス発生回路56に供給され
ると共に、ラッチ回路54に供給される。このラッチ回
路54は、上述のラッチ回路52と同様に、クロックf
s のタイミングで以て、ラッチした信号を出力する。こ
のラッチ回路54の出力は、加算器53の他方の入力端
に供給される。すなわち、ラッチ回路52から加算器5
3に対して供給された倍率の逆数1/kx は、加算器5
3において、1fs 分遅れた加算器53の出力と加算さ
れることによって累積加算され、累積倍率Σ(1/
x )とされる。
【0030】累積倍率Σ(1/kx )は、アドレス発生
回路56およびラッチ回路55に供給される。アドレス
発生回路56では、供給された累積倍率Σ(1/kx
から整数部が抽出される。一方、ラッチ回路55では、
供給された累積倍率Σ(1/kx )から小数部が抽出さ
れ、補間係数pとされる。この補間係数pは、直接的に
補間係数発生器50から出力されると共に、供給された
値の1に対する補数を出力する反転回路20に供給さ
れ、係数pの1に対する補数1−pが出力される。
【0031】一方、割り算器51から出力された垂直方
向の倍率の逆数1/ky に対しても、垂直補間係数発生
回路において、上述の倍率の逆数1/kx と同様の処理
が行われる。すなわち、垂直方向の倍率の逆数1/ky
は、水平周波数クロックfhのタイミングで以てラッチ
した信号を出力する、ラッチ回路58に供給される。ラ
ッチ回路58からクロックfh に基づいたタイミングで
出力された倍率の逆数1/ky は、加算器59の一方の
入力端に供給される。加算器59の出力は、ラッチ回路
60およびアドレス発生回路56に供給されると共に、
クロックfh に基づくタイミングでラッチした信号を出
力するラッチ回路61に供給される。このラッチ回路6
1の出力は、加算器59の他方の入力端に供給される。
これにより、倍率の逆数1/ky が累積加算され、累積
倍率Σ(1/ky )とされる。
【0032】累積倍率Σ(1/ky )は、アドレス発生
回路56およびラッチ回路60に供給される。アドレス
発生回路56では、供給された累積倍率Σ(1/ky
から整数部が抽出される。一方、ラッチ回路60では、
供給された累積倍率Σ(1/ky )から小数部が抽出さ
れ、補間係数qとされ直接的に補間係数発生器50から
出力されると共に、供給された値の1に対する補数を出
力する反転回路62に供給される。反転回路21におい
て、補間係数qに基づき係数qの1に対する補数1−q
が出力される。
【0033】アドレス発生回路56において、変換画像
における画素の濃淡値を求めるための、原画像おける2
点の座標をフィールドメモリ4a,4bからそれぞれ読
み出すためのアドレスが、供給された累積倍率の逆数1
/kx および1/ky の整数部の値に基づき発生され
る。すなわち、k=kx =ky であるこの例では、設定
された倍率kに基づき、変換画像における任意の画素A
を原画像に対応させた点aの位置が所定の方法によって
求められる。この点aの位置に基づき、点a近傍の、同
一のライン上の2点の画素の座標a00およびa10がそれ
ぞれ求められる。これら座標a00およびa10に基づきこ
れら座標に対応する画素の濃淡値(画素データ)をフィ
ールドメモリ4aおよび4bからそれぞれ読み出すため
のアドレスが生成される。発生されたこれらアドレス
は、メモリ4a,4bに対してそれぞれ供給される。
【0034】フィールドメモリ4aおよび4bから、座
標a00およびa10に対応する画素の濃淡値が同時に読み
出される。読み出されたこれら濃淡値は、スイッチ回路
5に供給される。スイッチ回路5は、原画像の拡大を行
うか縮小を行うかによって切り換えられる。例えば倍率
k=0.8で以て原画像の縮小を行う場合には、スイッ
チ回路5の選択により、メモリ4aおよび4b1から読
み出された濃淡値が画像縮小部6の水平補間回路7に供
給される。水平補間回路7では、1水平ライン毎に画素
単位で補間処理が行われる。補間処理が行われた濃淡値
は、垂直補間回路8に供給される。水平補間回路7で
は、各ラインのそれぞれ対応する画素において補間処理
が行われる。これら水平補間回路7および垂直補間回路
8における補間処理について説明する。
【0035】図3は、原画像上の隣り合った2点の濃淡
値から、補間係数pに基づいて、変換画像の点Aを原画
像における点aに対応させたときの、点aにおける濃淡
値aを求める様子を概略的に示す。水平補間回路7は、
例えば加算器,乗算器,1サンプリング分のディレイを
有する1サンプルディレイなどから成る。補間係数発生
器50から供給された係数pおよびpの1に対する補数
1−pとによって、フィールドメモリ4a,4bから供
給された2点の画素データに対して上述の数式(2)に
おける、pの項が含まれる括弧内の演算、例えば(1−
p)・a00+p・a10が画素毎に行われ、水平方向にお
ける線形補間がなされる。この場合、掛け算の項が2個
あるため、掛け算器が2個必要とされる。
【0036】図3に示されるように、この処理では、p
=1、すなわち1−p=0となる場合に画素a10の項が
0となり、実質的に画素の間引きが発生する。水平方向
の補間係数であるpおよび1−pは、画素毎に計算され
るが、この画素間引きが発生する位置ではこれら補間係
数の計算をする必要がない。画素間引きが発生するタイ
ミングは、縮小の際の倍率kが決まれば一意に決定され
る。そのため、この画素間引きが発生するタイミングで
は係数計算処理を行わない。これにより、演算処理の軽
減が図られる。水平補間回路7によるこの演算結果は、
垂直補間回路8に供給される。
【0037】垂直補間回路8は、例えば加算器,乗算
器,1水平ライン分のデータを書き込むことができるラ
インメモリから成る。回路8に供給された演算結果は、
順次このラインメモリに書き込まれる。補間係数発生器
50から、補間係数qおよび係数qの1に対する補数1
−qがこの垂直補間回路8に供給される。これらqおよ
び1−qとによって、水平補間回路7から供給された演
算結果と、上述のラインメモリから読み出された1水平
期間分のディレイを有する演算結果とに対して、上述の
数式(3)の演算が行われることによって、濃淡値aが
得られる。この際、上述の水平補間回路7の場合と同様
に、q=1のタイミングで以て間引きが行われる。
【0038】このようにして間引かれながら得られた濃
淡値aは、順次フィールドメモリ9に書き込まれる。そ
して、書き込まれた濃淡値aは、このフィールドメモリ
9から所定のタイミングで以て読み出され、上述のスイ
ッチ回路5に対応して端子を選択されるスイッチ回路1
0を介して出力端11に導出される。
【0039】一方、原画像の拡大の際の処理も、上述し
た縮小の際の処理と同様になされる。すなわち、入力端
子から供給された原画像データは、ローパスフィルタ
2,3を介してフィールドメモリ4aおよび4bに書き
込まれる。メモリ4aおよび4bから画像データが読み
出され、スイッチ回路5の選択に基づき画像拡大部12
に供給される。そして、この画像拡大部12で、水平補
間回路13および垂直補間回路14で、補間係数発生器
50から供給された係数p,1−p,q,および1−q
により上述の数式(3)に基づいた演算がなされ、線形
補間処理がなされる。この場合、数式(3)の、pの項
が含まれる括弧内は、水平補間回路13において既に計
算されているため、掛け算の項が2個だけの計算で済
む。
【0040】補間処理された画像データは、スイッチ回
路10の選択によって出力端11に導出される。なお、
この拡大の際には、画素の間引きが発生しないため、上
述の縮小の例と異なり、補間処理後のフィールドメモリ
の必要が無い。
【0041】次に、この発明の実施の第2の形態につい
て説明する。上述の実施の第1の形態では、補間処理の
ための2つのフィールドメモリおよび原画像縮小の際の
間引きのためのフィールドメモリとの3つのフィールド
メモリが必要とされた。第1の実施例における構成をさ
らに工夫することで、1つのフィールドメモリで画像の
拡大/縮小を実現することが出来る。図4は、この、1
つのフィールドメモリで以て画像の拡大/縮小を実現す
るための、この実施の第2の形態における画像処理装置
の構成の一例を示す。
【0042】この図4に示される画像処理装置を構成す
る回路のそれぞれには、例えば図示されないCPUにお
いて所定の方法で以て生成されたコントロール信号が供
給される。これらの回路は、このコントロール信号に基
づきそれぞれ制御される。また、補間係数発生器50に
おける補間係数p,qおよびこれら係数p,qの1に対
する補数1−p,1−qは、上述の実施の第1の形態の
例と同様にして発生される。
【0043】この画像処理装置において、原画像の縮小
時には、フィールドメモリ27およびメモリ27より前
の構成が用いられる。メモリ27以降の構成は、上述の
コントロール信号によって、例えば信号が素通りするよ
うに制御されることによってキャンセルされる。一方、
原画像の拡大時には、フィールドメモリ27およびメモ
リ27より後の構成が用いられ、メモリ27以前の構成
は、上述のコントロール信号によってキャンセルされ
る。
【0044】先ず、原画像の縮小について説明する。原
画像データが端子20からローパスフィルタ21に供給
される。ローパスフィルタ21でローパス処理された原
画像データは、直接的に水平補間回路23の一方の入力
端に供給されると共に、1サンプリングクロック分のデ
ィレイを有する1サンプルディレイ22を介して水平補
間回路23の他方の入力端に供給される。この1サンプ
ルディレイ22は、例えばDフリップフロップによって
構成することができる。こうして、水平補間回路23の
一方および他方の入力端には、水平方向に隣り合った画
素のデータが順次供給される。
【0045】補間係数発生器50から、補間係数pおよ
びpの1に対する補数1−pが水平補間回路23に対し
て供給される。水平補間回路23において、一方および
他方の入力端に供給された、画素a00,a10の濃淡値お
よび補間係数pならびに1−pとで以て、上述の数式
(2)における括弧内の演算、例えば(1−p)・a00
+p・a10がなされ、線形補間がなされる。なお、上述
の実施の第1の形態と同様に、p=1、すなわち1−p
=0となる場合に画素の間引きが発生する。このときに
は、例えば、補間係数発生器50において動作のスキッ
プを行い、補間係数の計算をしないようにすることがで
きる。
【0046】水平補間回路23での演算結果AH は、順
次ローパスフィルタ24に供給される。そして、この演
算結果AH は、ローパスフィルタ24でローパス処理を
施され、直接的に垂直補間回路26の一方の入力端に供
給されると共に、1ライン分のデータを記憶できるライ
ンメモリ25に書き込まれる。ラインメモリ25から、
順次データが読み出され、読み出されたデータAH ’が
垂直補間回路26の他方の入力端に供給される。すなわ
ち、垂直補間回路26の一方および他方の入力端には、
変換画像上での垂直方向に隣り合った画素に対応するデ
ータAH ,AH’が順次供給される。
【0047】補間係数発生器50から補間係数qおよび
qの1に対する補数1−qが垂直補間回路26に対して
供給される。垂直補間回路26において、一方および他
方の入力端に供給された画素データと、補間係数qおよ
び係数qの1に対する補数1−qとで以て、上述の数式
(3)における演算がなされる。一方および他方の入力
端に供給されたデータAH およびAH ’は、上述した水
平補間回路23において既に数式(2)の括弧内の演算
がなされた結果であるため、AH ×(1−q)+AH
×qを計算することで線形補間がなされ、変換画像上の
点Aの濃淡値Aを求めることができる。
【0048】なお、この垂直補間回路26においても、
水平補間回路23と同様にして、q=1、すなわち1−
q=0となる場合に画素の間引きが発生する。このとき
には、補間係数発生器50において補間係数の発生をし
ないようにすることができる。このようにして得られた
変換画像上の点Aの濃淡値は、フィールドメモリ27に
順次書き込まれる。上述したように、このメモリ27に
書き込まれる濃淡値は、水平補間回路23および垂直補
間回路26において、水平方向および垂直方向での間引
きがそれぞれなされている。
【0049】フィールドメモリ27に書き込まれた変換
画像上の濃淡値、すなわち画素データは、コントロール
信号によるアドレス制御に基づき読み出される。上述し
たように、画像の縮小の際には、フィールドメモリ27
以降の構成に対して処理をキャンセルするようにコント
ロール信号に基づいて制御される。したがって、メモリ
27から読み出された、補間され間引きされた画素デー
タは、出力端36に直接的に導出される。
【0050】次に、原画像の拡大について説明する。上
述したように、拡大の際には、フィールドメモリ27以
前の構成に対して処理をキャンセルするようにコントロ
ール信号に基づいて制御される。したがって、入力端2
0から供給された原画像データは、フィールドメモリ2
7に対して直接的に書き込まれる。
【0051】メモリ27に書き込まれた原画像データ
は、コントロール信号によるアドレス制御に基づき読み
出される。この読み出しの際に、拡大率k(この例で
は、k=kx =ky =1.3とする)に応じて2度読み
がなされる。これは、拡大処理において、垂直方向の補
間処理を行う際には隣り合った複数ラインのデータが常
に同時に必要とされるためである。図5は、この拡大の
際の処理を示す。この図において、縦軸は下方向に向け
て時間の経過を表す。k≦2の条件下での垂直方向の補
間は、隣り合った3ラインのデータが必要とされる。そ
のため、この例では、図4に示されるように、2つのラ
インメモリ28および29が設けられる。
【0052】補間係数発生回路50において発生された
アドレスに基づき、原画像の画素データがフィールドメ
モリ27から順次読み出される。この読み出しに伴い、
補間係数発生器50から補間係数qおよび係数qの1に
対する補数1−qが後述する垂直補間回路31に供給さ
れる。また、補間係数発生器50から補間係数pおよび
係数pの1に対する補数1−pが後述する水平補間回路
35に供給される。
【0053】上述したように、フィールドメモリ27か
らの画素データの読み出しは、1/kの累積値であるn
/kの整数部の値に基づいて生成された読み出しアドレ
スに従いなされる。ライン単位の読み出しを考えた場
合、k=1.3であるこの例では、読み出しが開始され
る最初のラインを第0ラインとした場合、0/k=0,
1/k=0.77,2/k=1.54,3/k=2.3
1,4/k=3.08,5/k=3.85,6/k=
4.62,7/k=5.38,8/k=6.15,9/
k=6.92,10/k=7.69,・・・とされる計
算結果の整数部の値に基づき、図5のH0 に示されるよ
うに、第0ライン,第3ライン,第6ライン,・・・が
2度読みされる。この2度読みは、1ラインの中での画
素データの読み出しにおいても、同様に行われる。
【0054】このようにフィールドメモリ27から読み
出された画素データは、コントロール信号によって接続
を制御されるスイッチ回路30の一方の入力端に供給さ
れると共に(図5の画素データH0 )、ラインメモリ2
8において1ライン分遅延させられ(図5の画素データ
1 )、スイッチ回路30の他方の入力端に供給され
る。またそれと共に、ラインメモリ28から読み出され
た画素データは、ラインメモリ29においてさらに1ラ
イン分遅延させられ(図5の画素データH2 )垂直補間
回路31の他方の入力端に供給される。
【0055】図5に示されるように、コントロール信号
に基づくスイッチ回路30の制御により、ラインメモリ
29から読み出された画素データH2 に対して、画素デ
ータH0 およびH1 のうち垂直方向に隣り合う2つの画
素が選択され組み合わされる。この選択は、図5中に長
円形および丸で囲んであるように、2度読みが行われる
画素に対しては画素H0 が画素H2 と組み合わされ、2
度読みが行われた画素に対しては画素H1 が画素H2
組み合わされるようになされる。垂直補間回路31にお
いて、画素データH2 と、画素データH0 およびH1
うち選択された画素データとによって補間処理がなされ
る。この補間処理は、これら2つの画素データと補間係
数qおよび係数qの1に対する補数1−qによって、上
述の数式(3)を用いてなされる。
【0056】垂直補間回路31の出力V0 は、コントロ
ール信号によって接続を制御されるスイッチ回路34の
一方の入力端に供給されると共に、1サンプルディレイ
32において1画素分遅延させられスイッチ回路34の
他方の入力端に供給される。また、それと共に、1サン
プルディレイ32から読み出された画素データは、1サ
ンプルディレイ33においてさらに1画素分遅延させら
れ水平補間回路35の他方の入力端に供給される。
【0057】水平補間回路35での処理は、上述の垂直
補間回路31での処理と同様なものである。すなわち、
コントロール信号に基づくスイッチ回路34の制御によ
って、スイッチ回路34の一方の一方および他方の入力
端に供給されたデータV0 およびV1 のうち、1サンプ
ルディレイ33から供給されたデータV2 と隣り合った
データが選択される。このように選択されたデータV0
あるいはV1 とデータV2 とが水平補間回路35に供給
される。水平補間回路35において、これら2つのデー
タとコントロール信号に伴って供給された補間係数pお
よび係数pの1に対する補数1−pとを用いて、(1−
p)×V0 +p×V1 OR 2が計算される。これにより、
上述の数式(2)の計算が行われたこととなり、垂直方
向および水平方向での線形補間処理がなされ、変換画像
上の点Aの濃淡値Aが求められる。この濃淡値Aは、順
次出力端36に導出される。
【0058】この実施の第2の形態は、拡大率k≦2の
例であるが、この構成において、垂直補間回路31の前
に配置されるラインメモリおよび水平補間回路35の前
に配置される1サンプルディレイをそれぞれn個とする
ことによって、拡大率kをn倍までとすることができ
る。
【0059】次に、この発明の実施の第3の形態につい
て説明する。図6は、この実施の第3の形態における画
像処理装置の構成の一例を示す。これは、拡大率k≦2
で以て線形補間を行う場合の例であり、例えば上述の実
施の第2の形態のフィールドメモリ27を含めた拡大の
ための構成に対して適用できる。この構成では、ライン
メモリおよび1サンプルディレイがそれぞれ1個ずつ設
けられている。この装置を構成するそれぞれの回路は、
例えば図示されないCPUで生成され供給されるコント
ロール信号によって制御される。また、補間係数発生器
50における補間係数p,qおよびこれら係数p,qの
1に対する補数1−p,1−qは、上述の実施の第1お
よび第2の形態の例と同様にして発生される。
【0060】入力端40から原画像データが供給され、
フィールドメモリ41に対して書き込まれる。このフィ
ールドメモリ41からの画素データの読み出しは、コン
トロール信号として供給される信号read IPの制
御に基づき、ライン単位でなされる。図7Aは、この信
号read IPの例を、図7Bは、この信号read
IPの制御によって読み出されるラインの例をそれぞれ
示す。信号readIPが‘H’レベルの期間に、フィ
ールドメモリ41からラインを読み出す際の読み出しア
ドレスが増加され、‘L’レベルの期間では、読み出し
アドレスは増加されず前の値が保持される。
【0061】このようにしてフィールドメモリ41から
ライン単位で読み出された画素データは、図6中でαで
示される経路で以て垂直補間回路43の一方の入力端に
供給されると共に、ラインメモリ42に供給される。こ
のラインメモリ42に対するデータの書き込みは、コン
トロール信号として供給される信号WEに基づきなされ
る。図7Cは、この信号WEの例を、図7Dは、この信
号WEの制御によって書き込まれるラインの例をそれぞ
れ示す。信号WEが‘H’レベルの期間に、ラインメモ
リ42に対してデータが書き込まれる。信号WEが
‘L’レベルの期間は、このラインメモリ42に対する
データの書き込みがなされず、前に書き込まれたデータ
が保持される。このラインメモリ42から読み出された
データは、図6中のβの経路で以て垂直補間回路43の
他方の入力端に供給される。
【0062】図7Bおよび図7Dから判るように、αの
経路で読み出されるデータは、上述の実施の第2の形態
における画素データH0 および画素データH1 とを併せ
たものとなっている。また、βの経路で読み出されるデ
ータは、第2の形態における画素データH2 に等しい。
したがって、上述の第2の形態における垂直補間回路3
1と同様に、垂直補間回路43において、これらαおよ
びβの経路で読み出された画素データと、コントロール
信号に伴い供給される補間係数qおよび係数qの1に対
する補数1−qとを用いて、上述の数式(3)に基づき
垂直方向の線形補間処理がなされる。
【0063】垂直方向に線形補間されたデータは、上述
のread IPと同様の信号によって制御され出力さ
れる。この垂直補間回路43の出力は、水平補間回路4
5の一方の入力端に供給されると共に、1サンプルディ
レイ44に供給される。1サンプルディレイ44から読
み出されたデータは、水平補間回路45の他方の入力端
に供給される。この1サンプルディレイ44からのデー
タの読み出しも、上述の信号WEと同様の信号によって
制御される。水平補間回路45において、一方および他
方の入力端に供給されたデータと、コントロール信号に
伴い供給される補間係数pおよび係数pの1に対する補
数1−pとを用いて、上述の数式(3)に基づき水平方
向の線形補間処理がなされる。このようにして、垂直お
よび水平方向に線形補間処理された画像データが出力端
46に導出される。
【0064】この実施の第3の形態は、拡大率k≦2の
例であるが、この構成において、垂直補間回路43の前
に配置されるラインメモリおよび水平補間回路45の前
に配置される1サンプルディレイをそれぞれ(n−1)
個とすることによって、拡大率kをn倍までとすること
ができる。
【0065】なお、上述の実施の第1,第2,および第
3の形態において、水平および垂直方向の補間処理が線
形補間であるとしたが、これはこの例に限られず、非線
形処理で以てこれらの補間処理を行うようにしてもよ
い。
【0066】また、上述の実施の第1,第2,および第
3の形態の縮小および拡大のそれぞれにおける、水平補
間処理および垂直補間処理の順番は、上述の説明の例に
限定されない。例えば、上述のそれぞれの例において水
平補間処理および垂直補間処理の順番を逆にすることも
できる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、画像の拡大/縮小の際の線形補間の際に、従来4つ
必要とされたフィールドメモリが、実施の第1の形態に
おいては3つ、実施の第2および第3の形態においては
さらに少なく、1つで済んでいる。線形補間回路のコス
ト構成において最も支配的なフィールドメモリをこのよ
うに減らすことが可能となるため、コスト的に非常に有
利であるという効果がある。
【0068】また、この発明によれば、線形補間処理に
おいて水平処理と垂直処理とを別々に行うようにされて
いるため、従来8個必要であった掛け算器を4個で済ま
すことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第1の形態における画像処理
装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】補間係数発生器の構成の一例を示すブロック図
である。
【図3】変換画像の点Aを原画像における点aに対応さ
せたときの、点aにおける濃淡値aを求める様子を概略
的に示す略線図である。
【図4】実施の第2の形態における画像処理装置の構成
の一例を示すブロック図である。
【図5】拡大の際の処理を示す略線図である。
【図6】実施の第3の形態における画像処理装置の構成
の一例を示すブロック図である。
【図7】実施の第3の形態におけるメモリ制御の例を示
す略線図である。
【図8】原画像を任意の倍率kに拡大し変換画像を形成
することを説明するための図である。
【図9】変換後の画素を原画像に対応させることを説明
するための図である。
【図10】従来技術による画像処理装置の構成の一例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
4a,4b・・・フィールドメモリ、7・・・(縮小
用)水平補間回路、8・・・(縮小用)垂直補間回路、
13・・・(拡大用)水平補間回路、14・・・(拡大
用)垂直補間回路、22・・・1サンプルディレイ、2
3・・・(縮小用)水平補間回路、25・・・ラインメ
モリ、26・・・(縮小用)垂直補間回路、27・・・
フィールドメモリ、28,29・・・ラインメモリ、3
0・・・スイッチ回路、31・・・(拡大用)垂直補間
回路、32,33・・・1サンプルディレイ、34・・
・スイッチ回路、35・・・(拡大用)水平補間回路、
41・・・フィールドメモリ、42・・・ラインメモ
リ、43・・・(拡大用)垂直補間回路、44・・・1
サンプルディレイ、45・・・(拡大用)水平補間回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上木 伸夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルデータで画素単位で与えられ
    る画像を任意の比率で以て拡大/縮小する変換を行う画
    像処理装置において、 画素データがフィールド単位で書き込まれるフィールド
    メモリと、 水平方向に補間処理を行う水平補間手段と、 垂直方向に補間処理を行う垂直補間手段とを有し、 上記水平方向の補間処理および上記垂直方向の補間処理
    は順次行われることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 ディジタルデータで画素単位で与えられ
    る画像を任意の比率で以て拡大/縮小する変換を行う画
    像処理装置において、 画素データがフィールド単位で書き込まれるフィールド
    メモリと、 水平方向に補間処理を行うステップと、 垂直方向に補間処理を行うステップとを有し、 上記水平方向の補間処理および上記垂直方向の補間処理
    は順次行われることを特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】 ディジタルデータで画素単位で与えられ
    る画像を、線形補間を用いて任意の比率で以て拡大/縮
    小する変換を行う画像処理装置において、 画像データの書き込みまたは読み出しを行うためのフィ
    ールドメモリと、 上記フィールドメモリの前段に設けられた縮小用補間手
    段と、上記フィールドメモリの後段に設けられた拡大用
    補間手段との少なくとも一方を備え、 上記縮小用補間手段は、 互いに水平方向に隣り合った2つの画素データによって
    水平方向に補間処理を行う第1の水平補間手段と、 互いに垂直方向に隣り合った2つの画素データによって
    垂直方向に補間処理を行う第1の垂直補間手段とが直列
    的に接続されてなり、 上記拡大用補間手段は、 垂直方向の連続的な複数の画素データから適切に選択さ
    れた、互いに隣り合った2つの画素データによって垂直
    方向に補間処理を行う第2の垂直補間手段と、 水平方向の連続的な複数の画素データから適切に選択さ
    れた、互いに隣り合った2つの画素データによって水平
    方向に補間処理を行う第2の水平補間手段とが直列的に
    接続されてなることを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
    に記載の画像処理装置または画像処理方法において、 上記水平方向および垂直方向の補間処理で用いられる補
    間係数は、それぞれ水平方向および垂直方向の拡大また
    は縮小の際の倍率の逆数を累積加算した結果の小数部の
    値に基づくことを特徴とする画像処理装置または画像処
    理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2または請求項3
    に記載の画像処理装置または画像処理方法において、 画像の縮小時には、上記小数部の値が0となる位置で画
    素の間引きが行われ、該画素が間引かれる位置で上記補
    間係数の算出を行わないことを特徴とする画像処理装置
    または画像処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2または請求項3
    に記載の画像処理装置または画像処理方法において、 画像の拡大時に、上記フィールドメモリから上記累積加
    算結果の整数部の値に基づき画素データの読み出しを行
    うことを特徴とする画像処理装置または画像処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2または請求項3
    に記載の画像処理装置において、 上記補間処理は、線形補間であることを特徴とする画像
    処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載の画像処理装置におい
    て、 上記拡大用補間手段では、上記フィールドメモリからの
    画素データの読み出しを上記整数部の値に基づき制御す
    る第1の信号と、上記連続的な複数の画素データを得る
    ために用いられる遅延手段に対する画素データの書き込
    みを上記整数部の値に基づき制御する第2の信号とによ
    って、上記水平方向並びに上記垂直方向のそれぞれにお
    いて、上記互いに隣り合う2つの画素データの上記選択
    をするようにしたことを特徴とする画像処理装置。
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