JP2547686B2 - 映像信号処理回路 - Google Patents
映像信号処理回路Info
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- JP2547686B2 JP2547686B2 JP4051667A JP5166792A JP2547686B2 JP 2547686 B2 JP2547686 B2 JP 2547686B2 JP 4051667 A JP4051667 A JP 4051667A JP 5166792 A JP5166792 A JP 5166792A JP 2547686 B2 JP2547686 B2 JP 2547686B2
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- Japan
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- signal
- circuit
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/64—Circuits for processing colour signals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ用ICの
省スペース化に適した映像信号処理回路に関する。
省スペース化に適した映像信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電子ズーム機能を持つビデオカメラの構
成については、「ビデオカメラの高機能化と高画質化」
と題して1990年11月19〜20日に技研情報セン
ターの主催で開催された講演会の予稿集の第3講に「カ
メラ一体型VTRのディジタル処理技術」として開示さ
れており、電子ズームによって設定された撮像素子のズ
ーム指定エリア内のラインを水平方向にも垂直方向にも
補間により拡大する技術が開示されている。この電子ズ
ームは、信号処理の後段で手ブレ補正と共に実行されて
いる。
成については、「ビデオカメラの高機能化と高画質化」
と題して1990年11月19〜20日に技研情報セン
ターの主催で開催された講演会の予稿集の第3講に「カ
メラ一体型VTRのディジタル処理技術」として開示さ
れており、電子ズームによって設定された撮像素子のズ
ーム指定エリア内のラインを水平方向にも垂直方向にも
補間により拡大する技術が開示されている。この電子ズ
ームは、信号処理の後段で手ブレ補正と共に実行されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述する従来
例の様にICを1チップ化しない場合には、省スペース
が問題になることはないが、信号処理及び電子ズーム各
機能を1個のICに内蔵しようとする場合、スペースの
問題が生ずる。IC化に際して大きなスペースを確保す
る必要がある部分はラインメモリの部分であり、ライン
メモリの数が多くなればICのスペースは大きくならざ
るを得ない。前述する従来例の場合、色信号の同時化や
垂直アパーチャ信号形成等の信号処理に最低2個のライ
ンメモリが必要になり、更に電子ズーム部分に輝度用と
色差用の合計3個のラインメモリが必要となる。そこ
で、本発明では、この様な従来例に比してラインメモリ
の数を減らし、更に回路の重複も少なくした1チップI
Cに適した回路を提案せんとするものである。
例の様にICを1チップ化しない場合には、省スペース
が問題になることはないが、信号処理及び電子ズーム各
機能を1個のICに内蔵しようとする場合、スペースの
問題が生ずる。IC化に際して大きなスペースを確保す
る必要がある部分はラインメモリの部分であり、ライン
メモリの数が多くなればICのスペースは大きくならざ
るを得ない。前述する従来例の場合、色信号の同時化や
垂直アパーチャ信号形成等の信号処理に最低2個のライ
ンメモリが必要になり、更に電子ズーム部分に輝度用と
色差用の合計3個のラインメモリが必要となる。そこ
で、本発明では、この様な従来例に比してラインメモリ
の数を減らし、更に回路の重複も少なくした1チップI
Cに適した回路を提案せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮像出力のA
D変換出力を入力してディジタル的に信号処理を為し、
電子ズーム倍率に応じて補間された輝度信号と線順次色
信号を形成導出するビデオカメラ用のICに於て、電子
ズーム倍率によって設定される撮像エリアの1チャンネ
ルの撮像出力が入力される複数の従属接続されたライン
メモリと、前記撮像出力及び若しくは前記ラインメモリ
出力を入力とし、前記電子ズーム倍率に応じて垂直補間
処理が施された色情報配列を異にする2種類の線順次色
信号を発生する第1及び第2色信号補間回路と、前記撮
像出力及び若しくは前記ラインメモリ出力を入力とし、
前記電子ズーム倍率に応じて垂直補間処理が施された輝
度信号を発生する輝度信号補間回路とからなる垂直補間
回路を設けたことを特徴とする映像信号処理回路であ
る。
D変換出力を入力してディジタル的に信号処理を為し、
電子ズーム倍率に応じて補間された輝度信号と線順次色
信号を形成導出するビデオカメラ用のICに於て、電子
ズーム倍率によって設定される撮像エリアの1チャンネ
ルの撮像出力が入力される複数の従属接続されたライン
メモリと、前記撮像出力及び若しくは前記ラインメモリ
出力を入力とし、前記電子ズーム倍率に応じて垂直補間
処理が施された色情報配列を異にする2種類の線順次色
信号を発生する第1及び第2色信号補間回路と、前記撮
像出力及び若しくは前記ラインメモリ出力を入力とし、
前記電子ズーム倍率に応じて垂直補間処理が施された輝
度信号を発生する輝度信号補間回路とからなる垂直補間
回路を設けたことを特徴とする映像信号処理回路であ
る。
【0005】また、本発明は、撮像出力のAD変換出力
を入力してディジタル的に信号処理を為し、電子ズーム
倍率に応じて補間された輝度信号と線順次色信号を形成
導出するビデオカメラ用のICに於て、電子ズーム倍率
によって設定される撮像エリアの1チャンネルの撮像出
力が入力される複数の従属接続されたラインメモリと、
前記撮像出力及び若しくは前記ラインメモリ出力を入力
とし、前記電子ズーム倍率に応じて垂直補間処理が施さ
れた色情報配列を異にする2種類の線順次色信号を発生
する第1及び第2色信号補間回路と、前記撮像出力及び
若しくは前記ラインメモリ出力を入力とし、前記電子ズ
ーム倍率に応じて垂直補間処理が施された輝度信号を発
生する輝度信号補間回路と、前記電子ズーム倍率に応じ
て垂直補間処理が施された垂直アパーチャ信号を発生す
る垂直アパーチャ信号補間回路とからなる垂直補間回路
を設けたことを特徴とする映像信号処理回路である。
を入力してディジタル的に信号処理を為し、電子ズーム
倍率に応じて補間された輝度信号と線順次色信号を形成
導出するビデオカメラ用のICに於て、電子ズーム倍率
によって設定される撮像エリアの1チャンネルの撮像出
力が入力される複数の従属接続されたラインメモリと、
前記撮像出力及び若しくは前記ラインメモリ出力を入力
とし、前記電子ズーム倍率に応じて垂直補間処理が施さ
れた色情報配列を異にする2種類の線順次色信号を発生
する第1及び第2色信号補間回路と、前記撮像出力及び
若しくは前記ラインメモリ出力を入力とし、前記電子ズ
ーム倍率に応じて垂直補間処理が施された輝度信号を発
生する輝度信号補間回路と、前記電子ズーム倍率に応じ
て垂直補間処理が施された垂直アパーチャ信号を発生す
る垂直アパーチャ信号補間回路とからなる垂直補間回路
を設けたことを特徴とする映像信号処理回路である。
【0006】
【作用】よって、本発明によれば、複数のラインメモリ
に入力された撮像出力は、色信号補間回路、輝度信号補
間回路及び垂直アパーチャ補間回路に入力される。各補
間回路では電子ズーム倍率に応じて垂直補間処理が施さ
れて出力される。
に入力された撮像出力は、色信号補間回路、輝度信号補
間回路及び垂直アパーチャ補間回路に入力される。各補
間回路では電子ズーム倍率に応じて垂直補間処理が施さ
れて出力される。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示する一実施例に従い説明
する。まず、図1は本実施例の全体的な回路ブロック図
を示し、図2以下は図1の各ブロックの具体的な回路ブ
ロック図や説明図を示す。そこで、図1の信号の流れに
従い図2以下の各部の動作について説明する。
する。まず、図1は本実施例の全体的な回路ブロック図
を示し、図2以下は図1の各ブロックの具体的な回路ブ
ロック図や説明図を示す。そこで、図1の信号の流れに
従い図2以下の各部の動作について説明する。
【0008】本実施例のディジタルカメラICの前段に
は、カラーフィルタを設けたCCD固体撮像素子PU
と、AD変換回路ADが設けられている。尚、本実施例
において、高域輝度信号とは高域成分を含んだ広帯域の
輝度信号を意味し、低域輝度信号とは輝度信号の低域成
分を意味するものとする。
は、カラーフィルタを設けたCCD固体撮像素子PU
と、AD変換回路ADが設けられている。尚、本実施例
において、高域輝度信号とは高域成分を含んだ広帯域の
輝度信号を意味し、低域輝度信号とは輝度信号の低域成
分を意味するものとする。
【0009】(前処理) 固体撮像素子PUは、撮像面にモザイク状のカラーフィ
ルタを貼り付けている。図2は、固体撮像素子PUの補
色カラーフィルタ配列と撮像出力の関係を示す。この図
左側は縦横4画素に対する透過カラーフィルタ配列を示
し、1ライン目は(G+B)と(R+G)の繰り返しで
構成されており、2ライン目はGと(R+B)の繰り返
しで構成されており、3ライン目は1ライン目と同位相
となっており、4ライン目は2ライン目と逆位相となっ
ている。この補色カラーフィルタ配列は、垂直方向及び
水平方向に繰り返し形成される。そこで、奇数フィール
ドの撮像出力は図の中央に示す様に、1ライン目と2ラ
イン目の受光出力を加算した出力と、3ライン目と4ラ
イン目の受光出力を加算した出力とより成る。また、偶
数フィールドの撮像出力は図の右側に示す様に、2ライ
ン目と3ライン目の受光出力を加算した出力と、4ライ
ン目と5ライン目の受光出力を加算した出力とより成
る。従って、奇数フィールドも偶数フィールドも撮像位
置は異なるものの撮像出力は共通であり、2ライン周期
で同じ種類の出力を形成導出している。
ルタを貼り付けている。図2は、固体撮像素子PUの補
色カラーフィルタ配列と撮像出力の関係を示す。この図
左側は縦横4画素に対する透過カラーフィルタ配列を示
し、1ライン目は(G+B)と(R+G)の繰り返しで
構成されており、2ライン目はGと(R+B)の繰り返
しで構成されており、3ライン目は1ライン目と同位相
となっており、4ライン目は2ライン目と逆位相となっ
ている。この補色カラーフィルタ配列は、垂直方向及び
水平方向に繰り返し形成される。そこで、奇数フィール
ドの撮像出力は図の中央に示す様に、1ライン目と2ラ
イン目の受光出力を加算した出力と、3ライン目と4ラ
イン目の受光出力を加算した出力とより成る。また、偶
数フィールドの撮像出力は図の右側に示す様に、2ライ
ン目と3ライン目の受光出力を加算した出力と、4ライ
ン目と5ライン目の受光出力を加算した出力とより成
る。従って、奇数フィールドも偶数フィールドも撮像位
置は異なるものの撮像出力は共通であり、2ライン周期
で同じ種類の出力を形成導出している。
【0010】撮像出力はAD変換回路ADにて順次1画
素10ビットにディジタル化される。但し、撮像素子に
は水平方向の密度に違いがある。40万画素の撮像素子
は、そのクロック周波数が4fscに設定されており、2
7万画素の撮像素子は8/3fscに設定されている。そ
こで、AD変換以降の信号処理は、撮像素子の密度に応
じて信号処理クロック周波数を撮像クロック周波数に一
致させている。
素10ビットにディジタル化される。但し、撮像素子に
は水平方向の密度に違いがある。40万画素の撮像素子
は、そのクロック周波数が4fscに設定されており、2
7万画素の撮像素子は8/3fscに設定されている。そ
こで、AD変換以降の信号処理は、撮像素子の密度に応
じて信号処理クロック周波数を撮像クロック周波数に一
致させている。
【0011】AD変換出力は、一旦フィールドメモリに
入力される。このフィールドメモリは、電子ズーム操作
によって設定されたズーム指定エリアのAD変換出力の
みを処理タイミングに合わせて選択的に読み出してい
る。
入力される。このフィールドメモリは、電子ズーム操作
によって設定されたズーム指定エリアのAD変換出力の
みを処理タイミングに合わせて選択的に読み出してい
る。
【0012】(クランプ) 本実施例では、この読み出されたAD変換出力を入力し
て処理するディジタルカメラICを1チップで構成する
ことを特徴とする。まずAD変換出力はクランプ回路1
に入力される。このクランプ回路1は、詳細を図示して
いないが水平ブランキング期間に導出される遮光部分の
撮像出力を平均化した値を、一定数を加えた撮像出力よ
り減じてクランプを実行している。尚、一定数を加える
理由は、高域ノイズ成分を後段のローパスフィルタでカ
ットオフする前に高域ノイズ成分の負側がスライスされ
ることのない様に残すことが狙いである。
て処理するディジタルカメラICを1チップで構成する
ことを特徴とする。まずAD変換出力はクランプ回路1
に入力される。このクランプ回路1は、詳細を図示して
いないが水平ブランキング期間に導出される遮光部分の
撮像出力を平均化した値を、一定数を加えた撮像出力よ
り減じてクランプを実行している。尚、一定数を加える
理由は、高域ノイズ成分を後段のローパスフィルタでカ
ットオフする前に高域ノイズ成分の負側がスライスされ
ることのない様に残すことが狙いである。
【0013】(垂直補間) クランプ出力は、電子ズームの為の垂直補間回路2に入
力される。この電子ズームは、ズーム操作により特定さ
れる限られた撮像領域より得られる撮像情報を補間処理
により所定の映像情報に変換するものである。具体的
に、この垂直補間回路2は、設定したズーム状態に於け
るズーム指定エリア内で撮像ライン間を8等分した状態
で有効映像ラインの位置を近似的に特定し、比例配分に
より有効映像ラインを補間形成すると共に必要な信号処
理を実行している。そこで、前記垂直補間回路2は、図
3に示す様にクランプ出力を従属接続した3本のライン
遅延回路200〜202より、クランプ出力又は遅延出
力を適宜選択し、差分信号形成回路203、垂直アパー
チャ信号形成回路204、高域輝度信号形成回路20
5、第1、第2色信号補間回路206、207にそれぞ
れ入力している。
力される。この電子ズームは、ズーム操作により特定さ
れる限られた撮像領域より得られる撮像情報を補間処理
により所定の映像情報に変換するものである。具体的
に、この垂直補間回路2は、設定したズーム状態に於け
るズーム指定エリア内で撮像ライン間を8等分した状態
で有効映像ラインの位置を近似的に特定し、比例配分に
より有効映像ラインを補間形成すると共に必要な信号処
理を実行している。そこで、前記垂直補間回路2は、図
3に示す様にクランプ出力を従属接続した3本のライン
遅延回路200〜202より、クランプ出力又は遅延出
力を適宜選択し、差分信号形成回路203、垂直アパー
チャ信号形成回路204、高域輝度信号形成回路20
5、第1、第2色信号補間回路206、207にそれぞ
れ入力している。
【0014】図4は、差分信号形成回路203の回路ブ
ロック図を示しており、図中第1選択回路2030は、
クランプ出力D3と1H遅延出力D2と2H遅延出力D
1とを入力し、第2選択回路2031は、1H遅延出力
D2と2H遅延出力D1とを入力し、第3選択回路20
32は、2H遅延出力D1と3H遅延出力D0とを入力
し、選択制御回路2033はライン間の比例配分係数K
に応じた選択信号を各選択回路に供給している。この比
例配分係数Kは、1/8刻みで0から7/8の間で近似
化された値でありライン毎にその値は変化する。選択制
御出力はこの比例配分係数Kに従って選択制御信号を発
生している。そこで、第1選択回路2030はKが1/
2未満のときD2をKが1/2のときD1を、さらにK
が1/2以上のときD2を発生している。また、第2選
択回路2031はKが1/2未満のときD1をKが1/
2以上のときD2を発生している。更に、第3選択回路
2032はKが1/2未満のときD0をKが1/2以上
のときD1を発生している。各選択出力は、第1選択出
力と第2選択出力が第1減算回路2034に、また第2
選択出力と第3選択出力が第2減算回路2035に入力
される。その結果、Kの値に応じて図5に図示する様な
減算出力が導出される。各減算出力はそれぞれ第1・第
2絶対値化回路2036・2037に入力されて絶対値
化され、第3加算回路2038にて加算され差分信号と
して導出される。この差分信号は、垂直方向の変化量を
絶対値化した値である。
ロック図を示しており、図中第1選択回路2030は、
クランプ出力D3と1H遅延出力D2と2H遅延出力D
1とを入力し、第2選択回路2031は、1H遅延出力
D2と2H遅延出力D1とを入力し、第3選択回路20
32は、2H遅延出力D1と3H遅延出力D0とを入力
し、選択制御回路2033はライン間の比例配分係数K
に応じた選択信号を各選択回路に供給している。この比
例配分係数Kは、1/8刻みで0から7/8の間で近似
化された値でありライン毎にその値は変化する。選択制
御出力はこの比例配分係数Kに従って選択制御信号を発
生している。そこで、第1選択回路2030はKが1/
2未満のときD2をKが1/2のときD1を、さらにK
が1/2以上のときD2を発生している。また、第2選
択回路2031はKが1/2未満のときD1をKが1/
2以上のときD2を発生している。更に、第3選択回路
2032はKが1/2未満のときD0をKが1/2以上
のときD1を発生している。各選択出力は、第1選択出
力と第2選択出力が第1減算回路2034に、また第2
選択出力と第3選択出力が第2減算回路2035に入力
される。その結果、Kの値に応じて図5に図示する様な
減算出力が導出される。各減算出力はそれぞれ第1・第
2絶対値化回路2036・2037に入力されて絶対値
化され、第3加算回路2038にて加算され差分信号と
して導出される。この差分信号は、垂直方向の変化量を
絶対値化した値である。
【0015】また、垂直アパーチャ信号形成回路204
は、垂直方向の2次微分出力を垂直アパーチャ信号とし
て形成導出しており、4入力に対する演算係数を図6に
図示する様にKの値に応じて変更して加算処理をしてい
る。更に、高域輝度信号形成回路205も同様に、各4
入力に対して図7に図示する様にKに応じた係数をそれ
ぞれ剰算して高域輝度信号YHを加算導出している。そ
の結果得られる垂直アパーチャ信号と高域輝度信号はロ
ーパスフィルタ4を介して高域ノイズを除去されて導出
される。
は、垂直方向の2次微分出力を垂直アパーチャ信号とし
て形成導出しており、4入力に対する演算係数を図6に
図示する様にKの値に応じて変更して加算処理をしてい
る。更に、高域輝度信号形成回路205も同様に、各4
入力に対して図7に図示する様にKに応じた係数をそれ
ぞれ剰算して高域輝度信号YHを加算導出している。そ
の結果得られる垂直アパーチャ信号と高域輝度信号はロ
ーパスフィルタ4を介して高域ノイズを除去されて導出
される。
【0016】更に、第1色信号補間回路206は、クラ
ンプ出力D3と第2遅延出力D1を入力し、クランプ出
力D3にK/2を乗算し、第2遅延出力D1に(2−
K)/2を乗算して加算処理をしている。また、第2色
信号補間回路207は、第3遅延出力D0と第1遅延出
力D2を入力し、第3遅延出力D0に(1−K)/2を
乗算し、第1遅延出力D2に(1+K)/2を乗算して
加算処理をしている。即ち、両信号補間回路は、電子ズ
ーム倍率に応じた係数Kにより色情報を共通にするライ
ンの情報に基づき比例配分により色情報配列を異にする
2種類の線順次色信号を発生する。
ンプ出力D3と第2遅延出力D1を入力し、クランプ出
力D3にK/2を乗算し、第2遅延出力D1に(2−
K)/2を乗算して加算処理をしている。また、第2色
信号補間回路207は、第3遅延出力D0と第1遅延出
力D2を入力し、第3遅延出力D0に(1−K)/2を
乗算し、第1遅延出力D2に(1+K)/2を乗算して
加算処理をしている。即ち、両信号補間回路は、電子ズ
ーム倍率に応じた係数Kにより色情報を共通にするライ
ンの情報に基づき比例配分により色情報配列を異にする
2種類の線順次色信号を発生する。
【0017】(YC分離)2種類の線順次色信号は 、YC分離回路3に入力され
る。このYC分離回路3は、図8に図示する様に入力さ
れる線順次色信号に対して同一回路が2個設けられてお
りそれぞれが同一機能を果している。このYC分離回路
は前記補間回路出力からの線順次色信号を同時化して出
力する。まず、この共通回路の一方に付いて説明する。
入力される線順次色信号は、従属接続された7個のデー
タラッチ回路L1〜7に入力される。各ラッチ回路は、
画素に対応して点順次の遅延を行っている。この遅延出
力の内、第2・第4・第6遅延出力は第1加重平均回路
31に於て4:8:4の割合で加重平均処理される。更
に、第1・第3・第5・第7遅延出力は第2加重平均回
路32に於て1:7:7:1の割合で加重平均処理され
る。この第2加重平均処理は第4遅延出力にタイミング
を合わせた比例配分処理を実行するものであり水平方向
に同時化するものである。また、複数のラッチ出力を加
重平均することにより補間信号の高域ノイズ成分を除去
することが出来る。この様にして同時化された2種類の
データは、減算によって色差情報をまた加算によって輝
度情報を導出形成している。即ち加算回路33は、加算
によって低域輝度信号を形成し、符号制御回路34で極
性反転された加重平均出力は、減算回路35に於て線順
次の色差信号Cr とCb を形成している。上述する動作
と全く同じ動作が第2補間信号に付いても実行される。
従って、低域輝度信号に付いては、第1補間信号に基づ
いて形成される信号と第2補間信号に基づいて形成され
る信号の2種類が形成され、色信号に付いては一方の色
信号Cb がいずれか一方の減算出力として交互に導出さ
れる。また他方の色信号に付いても同様に交互に導出さ
れる。そこで、両加算出力は加算平均回路36に於て平
均化されて低域輝度信号として導出され、両減算出力は
Cb 選択回路37とCr 選択回路38に入力され、それ
ぞれCb 、Cr信号が同一選択出力側より導出される。
る。このYC分離回路3は、図8に図示する様に入力さ
れる線順次色信号に対して同一回路が2個設けられてお
りそれぞれが同一機能を果している。このYC分離回路
は前記補間回路出力からの線順次色信号を同時化して出
力する。まず、この共通回路の一方に付いて説明する。
入力される線順次色信号は、従属接続された7個のデー
タラッチ回路L1〜7に入力される。各ラッチ回路は、
画素に対応して点順次の遅延を行っている。この遅延出
力の内、第2・第4・第6遅延出力は第1加重平均回路
31に於て4:8:4の割合で加重平均処理される。更
に、第1・第3・第5・第7遅延出力は第2加重平均回
路32に於て1:7:7:1の割合で加重平均処理され
る。この第2加重平均処理は第4遅延出力にタイミング
を合わせた比例配分処理を実行するものであり水平方向
に同時化するものである。また、複数のラッチ出力を加
重平均することにより補間信号の高域ノイズ成分を除去
することが出来る。この様にして同時化された2種類の
データは、減算によって色差情報をまた加算によって輝
度情報を導出形成している。即ち加算回路33は、加算
によって低域輝度信号を形成し、符号制御回路34で極
性反転された加重平均出力は、減算回路35に於て線順
次の色差信号Cr とCb を形成している。上述する動作
と全く同じ動作が第2補間信号に付いても実行される。
従って、低域輝度信号に付いては、第1補間信号に基づ
いて形成される信号と第2補間信号に基づいて形成され
る信号の2種類が形成され、色信号に付いては一方の色
信号Cb がいずれか一方の減算出力として交互に導出さ
れる。また他方の色信号に付いても同様に交互に導出さ
れる。そこで、両加算出力は加算平均回路36に於て平
均化されて低域輝度信号として導出され、両減算出力は
Cb 選択回路37とCr 選択回路38に入力され、それ
ぞれCb 、Cr信号が同一選択出力側より導出される。
【0018】(水平補間) 差分信号、高域ノイズを除去した垂直アパーチャ信号、
高域ノイズを除去した高域輝度信号、低域輝度信号、C
b 信号及びCr 信号は、いずれも水平補間回路5に入力
される。この水平補間回路5は、電子ズームによって特
定される水平方向に限定された範囲のデータを補間処理
によって所定数のデータに変換する為に設けられてお
り、データの間隔を8等分して所望のデータ位置を近似
して特定し比例配分によりその位置のデータを補間する
ものである。従って、各入力信号はラッチ回路にて1ク
ロック分遅延され、遅延出力と非遅延の出力を補間回路
に入力して比例配分定数Kに従い補間処理が為される。
高域ノイズを除去した高域輝度信号、低域輝度信号、C
b 信号及びCr 信号は、いずれも水平補間回路5に入力
される。この水平補間回路5は、電子ズームによって特
定される水平方向に限定された範囲のデータを補間処理
によって所定数のデータに変換する為に設けられてお
り、データの間隔を8等分して所望のデータ位置を近似
して特定し比例配分によりその位置のデータを補間する
ものである。従って、各入力信号はラッチ回路にて1ク
ロック分遅延され、遅延出力と非遅延の出力を補間回路
に入力して比例配分定数Kに従い補間処理が為される。
【0019】本実施例では差分信号と垂直アパーチャ信
号を利用して垂直エッジクロマ抑圧信号を形成してい
る。このエッジクロマ抑圧信号は輝度変化の大きい部分
における色のにじみを防止するために、輝度変化の大き
い部分の色信号成分を抑圧するものである。エッジクロ
マ抑圧の為には輝度変化の大きい部分に発生するアパー
チャ信号を絶対値化して利用すれば済むはずであるが、
本実施例では撮像素子の撮像原理に起因する障害を克服
するために差分信号も併せて利用している。図10と図
11は、差分信号が必要となる理由を説明する為の説明
図であり、図10は奇数フィールド、図11は偶数フィ
ールドに於けるエッジクロマ抑圧原理を示す。まず両図
に於て、丸印は撮像素子の垂直方向の画素を摸式的に示
しており、黒丸は低輝度検出状態をまた白丸は高輝度検
出状態を示す。単板式の撮像素子は連続する2ライン分
の受光出力(画素出力)を加算導出しており、奇数フィ
ールドと偶数フィールドではその組み合わせを異にして
いる。従って奇数フィールドと偶数フィールドでは撮像
出力の輝度の変化部分に違いが生ずる。即ち、図11の
撮像出力は中間値が介在することになる。この現象は単
板式の撮像素子に不可避の現象である。問題は、この中
間値にある。即ち、垂直アパーチャ信号を絶対値化した
場合、奇数フィールドでは絶対値化出力がこの輝度変化
部分をカバーするが、偶数フィールドでは中間値部分の
絶対値化出力が欠落する。そこで、前のラインとの差の
絶対値と後のラインとの差の絶対値とを加算した差分信
号が必要となる。この差分信号と絶対値化した垂直アパ
ーチャ信号を加算平均すれば両方のフィールドで漏れな
く輝度変化部分をカバーすることが出来る。そこで、垂
直アパーチャ信号の補間出力は絶対値化回路50に於て
絶対値化され、差分信号の補間出力と共に平均化回路5
1に供給されてエッジクロマ抑圧信号として導出され
る。
号を利用して垂直エッジクロマ抑圧信号を形成してい
る。このエッジクロマ抑圧信号は輝度変化の大きい部分
における色のにじみを防止するために、輝度変化の大き
い部分の色信号成分を抑圧するものである。エッジクロ
マ抑圧の為には輝度変化の大きい部分に発生するアパー
チャ信号を絶対値化して利用すれば済むはずであるが、
本実施例では撮像素子の撮像原理に起因する障害を克服
するために差分信号も併せて利用している。図10と図
11は、差分信号が必要となる理由を説明する為の説明
図であり、図10は奇数フィールド、図11は偶数フィ
ールドに於けるエッジクロマ抑圧原理を示す。まず両図
に於て、丸印は撮像素子の垂直方向の画素を摸式的に示
しており、黒丸は低輝度検出状態をまた白丸は高輝度検
出状態を示す。単板式の撮像素子は連続する2ライン分
の受光出力(画素出力)を加算導出しており、奇数フィ
ールドと偶数フィールドではその組み合わせを異にして
いる。従って奇数フィールドと偶数フィールドでは撮像
出力の輝度の変化部分に違いが生ずる。即ち、図11の
撮像出力は中間値が介在することになる。この現象は単
板式の撮像素子に不可避の現象である。問題は、この中
間値にある。即ち、垂直アパーチャ信号を絶対値化した
場合、奇数フィールドでは絶対値化出力がこの輝度変化
部分をカバーするが、偶数フィールドでは中間値部分の
絶対値化出力が欠落する。そこで、前のラインとの差の
絶対値と後のラインとの差の絶対値とを加算した差分信
号が必要となる。この差分信号と絶対値化した垂直アパ
ーチャ信号を加算平均すれば両方のフィールドで漏れな
く輝度変化部分をカバーすることが出来る。そこで、垂
直アパーチャ信号の補間出力は絶対値化回路50に於て
絶対値化され、差分信号の補間出力と共に平均化回路5
1に供給されてエッジクロマ抑圧信号として導出され
る。
【0020】また、高域輝度信号の補間出力は、先に高
域ノイズ成分を除去されておりオフセット解除回路52
に於てクランプ回路1で為されたオフセットが解除さ
れ、その後クリップ回路53で負の信号がクリップされ
る。更に、低域輝度信号の補間出力はローパスフィルタ
54にて高域成分を除去されてオフセット解除回路55
にてオフセット解除され、その後クリップ回路56で負
の信号がクリップされる。更にCb 信号の補間出力とC
r 信号の補間出力は、加重平均処理による高域除去特性
を補完するローパスフィルタ57・58を介して導出さ
れる。
域ノイズ成分を除去されておりオフセット解除回路52
に於てクランプ回路1で為されたオフセットが解除さ
れ、その後クリップ回路53で負の信号がクリップされ
る。更に、低域輝度信号の補間出力はローパスフィルタ
54にて高域成分を除去されてオフセット解除回路55
にてオフセット解除され、その後クリップ回路56で負
の信号がクリップされる。更にCb 信号の補間出力とC
r 信号の補間出力は、加重平均処理による高域除去特性
を補完するローパスフィルタ57・58を介して導出さ
れる。
【0021】(アパーチャ付加) 補間済の垂直アパーチャ信号と、補間済の高域輝度信号
はアパーチャ付加回路6に供給される。高域輝度信号は
水平アパーチャ信号形成の為にまず低輝度抑圧回路60
に入力されノイズを含めて低輝度成分を除去される。低
輝度成分除去後にバンドパスフィルタ61にてアパーチ
ャ成分を分離する。更にバンドパス成分をスライス回路
62に入力し所定レベル以上のアパーチャ成分を水平ア
パーチャ信号として垂直アパーチャ信号と共に加算回路
63にて加算される。加算出力は、ニー処理回路64に
於て高レベル部分を抑圧され、アパーチャ信号として加
算回路65に於て高域輝度信号に加算される。加算出力
は、クリップ回路66に於て上限と下限をクリップさ
れ、輪郭強調済の輝度信号として導出される。
はアパーチャ付加回路6に供給される。高域輝度信号は
水平アパーチャ信号形成の為にまず低輝度抑圧回路60
に入力されノイズを含めて低輝度成分を除去される。低
輝度成分除去後にバンドパスフィルタ61にてアパーチ
ャ成分を分離する。更にバンドパス成分をスライス回路
62に入力し所定レベル以上のアパーチャ成分を水平ア
パーチャ信号として垂直アパーチャ信号と共に加算回路
63にて加算される。加算出力は、ニー処理回路64に
於て高レベル部分を抑圧され、アパーチャ信号として加
算回路65に於て高域輝度信号に加算される。加算出力
は、クリップ回路66に於て上限と下限をクリップさ
れ、輪郭強調済の輝度信号として導出される。
【0022】(RGB合成) また、補間済の低域輝度信号とCb Cr 信号は、RGB
合成回路7(3原色信号合成回路)に入力される。この
RGB合成回路7に於て、低域輝度信号とCbCr 信号
は、それぞれラッチ回路Lに入力されて、3クロックに
1回の割合で発生するラッチパルスにて同一タイミング
でデータラッチ処理が為される。その結果、各データは
1/3に間引かれて以降処理される。まず、各ラッチデ
ータは乗算回路71〜73にそれぞれ入力される。定数
発生回路74〜76は、各ラッチデータにホワイトバラ
ンス制御に基づいて設定された3種類の係数をそれぞれ
記憶しており、順次GRBの三原色に対応する係数を発
生し、乗算回路74〜76に供給している。従って、各
乗算回路71〜73は、ラッチの度にラッチデータにま
ずR信号形成に必要な係数を乗算し、次にG信号形成に
必要な係数を乗算し、更にB信号形成に必要な係数を乗
算する。各乗算出力は乗算の度に加算回路77に供給さ
れ、点順次でG、R、B、の各色信号が導出される。加
算出力は、クリップ回路78でクリップされ点順次色信
号として導出される。
合成回路7(3原色信号合成回路)に入力される。この
RGB合成回路7に於て、低域輝度信号とCbCr 信号
は、それぞれラッチ回路Lに入力されて、3クロックに
1回の割合で発生するラッチパルスにて同一タイミング
でデータラッチ処理が為される。その結果、各データは
1/3に間引かれて以降処理される。まず、各ラッチデ
ータは乗算回路71〜73にそれぞれ入力される。定数
発生回路74〜76は、各ラッチデータにホワイトバラ
ンス制御に基づいて設定された3種類の係数をそれぞれ
記憶しており、順次GRBの三原色に対応する係数を発
生し、乗算回路74〜76に供給している。従って、各
乗算回路71〜73は、ラッチの度にラッチデータにま
ずR信号形成に必要な係数を乗算し、次にG信号形成に
必要な係数を乗算し、更にB信号形成に必要な係数を乗
算する。各乗算出力は乗算の度に加算回路77に供給さ
れ、点順次でG、R、B、の各色信号が導出される。加
算出力は、クリップ回路78でクリップされ点順次色信
号として導出される。
【0023】(γ補正) 撮像出力は、光入力に対し、線形である。ブラウン管の
入力電圧対発光比の関係が非線形であるため、ビデオカ
メラではその補正を行う必要がある。そこで、輝度信号
及び三原色信号は、γ補正回路9に入力され前述する非
直線処理が為される。但し、このγ補正特性は低域を強
調し過ぎるため、輝度信号については小レベルノイズが
強調される。そこで、本実施例では輝度信号についての
みγ補正回路9の前段に低輝度抑圧回路8を設けて小レ
ベル信号と小レベルノイズを抑圧している。従って、γ
補正回路9からは、正規に近い輝度信号と色信号が導出
される。
入力電圧対発光比の関係が非線形であるため、ビデオカ
メラではその補正を行う必要がある。そこで、輝度信号
及び三原色信号は、γ補正回路9に入力され前述する非
直線処理が為される。但し、このγ補正特性は低域を強
調し過ぎるため、輝度信号については小レベルノイズが
強調される。そこで、本実施例では輝度信号についての
みγ補正回路9の前段に低輝度抑圧回路8を設けて小レ
ベル信号と小レベルノイズを抑圧している。従って、γ
補正回路9からは、正規に近い輝度信号と色信号が導出
される。
【0024】(エッジクロマ抑圧) γ補正された点順次色信号はエッジクロマ抑圧回路10
に供給される。このエッジクロマ抑圧回路10は、輝度
信号の変化量にほぼ比例する垂直方向のエッジクロマ抑
圧信号レベルに基づいて色ゲイン調整係数を設定する機
能を持っている。この色ゲイン調整係数は、輝度変化の
大きいところで小さく設定され、輝度変化の小さいとこ
ろで標準値に設定される。エッジクロマ抑圧回路10
は、色ゲイン調整係数と入力される三原色色信号を乗算
処理してエッジクロマ抑圧を実行しており、垂直方向の
輝度変化の大きい部分で色信号レベルを抑圧して、垂直
方向の色偽信号を抑圧している。
に供給される。このエッジクロマ抑圧回路10は、輝度
信号の変化量にほぼ比例する垂直方向のエッジクロマ抑
圧信号レベルに基づいて色ゲイン調整係数を設定する機
能を持っている。この色ゲイン調整係数は、輝度変化の
大きいところで小さく設定され、輝度変化の小さいとこ
ろで標準値に設定される。エッジクロマ抑圧回路10
は、色ゲイン調整係数と入力される三原色色信号を乗算
処理してエッジクロマ抑圧を実行しており、垂直方向の
輝度変化の大きい部分で色信号レベルを抑圧して、垂直
方向の色偽信号を抑圧している。
【0025】(高低輝度クロマ抑圧) 色信号は、高輝度部分で各受光出力レベルが飽和する
と、撮像出力に変化がなくなり減算により得られるCb
Cr 信号が減少し、結果的にG信号が相対的に強調され
て、本来白い部分が緑を帯びる所謂ハイライトグリーン
現象を来す。また、低輝度部分では本来の色成分も小さ
くノイズが目立つことになる。低輝度部分の輝度信号に
ついてはγ補正の前段で抑圧したが、色信号については
抑圧していない。そこで、本実施例では低輝度部分と高
輝度部分のクロマ抑圧を同時に実行する為、クロマエッ
ジ抑圧信号を更に高低輝度クロマ抑圧回路11に入力し
ている。この、高低輝度クロマ抑圧回路11は、アパー
チャ付加前の輝度信号を入力しておりその信号レベルに
対する乗算係数を図14に図示する様に設定し、高輝度
と低輝度部分の係数を小さく設定している。この様に設
定した乗算係数とクロマエッジ抑圧信号を乗算処理する
ことにより、高輝度部分と低輝度部分の色信号レベルを
抑圧している。
と、撮像出力に変化がなくなり減算により得られるCb
Cr 信号が減少し、結果的にG信号が相対的に強調され
て、本来白い部分が緑を帯びる所謂ハイライトグリーン
現象を来す。また、低輝度部分では本来の色成分も小さ
くノイズが目立つことになる。低輝度部分の輝度信号に
ついてはγ補正の前段で抑圧したが、色信号については
抑圧していない。そこで、本実施例では低輝度部分と高
輝度部分のクロマ抑圧を同時に実行する為、クロマエッ
ジ抑圧信号を更に高低輝度クロマ抑圧回路11に入力し
ている。この、高低輝度クロマ抑圧回路11は、アパー
チャ付加前の輝度信号を入力しておりその信号レベルに
対する乗算係数を図14に図示する様に設定し、高輝度
と低輝度部分の係数を小さく設定している。この様に設
定した乗算係数とクロマエッジ抑圧信号を乗算処理する
ことにより、高輝度部分と低輝度部分の色信号レベルを
抑圧している。
【0026】(映像選択) カメラより出力すべき映像は、撮像による映像信号のみ
ならず、必要に応じて調整カラー信号も出力しなければ
ならない。そこで、本実施例では、映像選択回路12を
設け、撮像によって得られるγ補正済みの輝度信号と高
低輝度クロマ抑圧済の点順次3原色信号を入力してその
まま導出するか、または内蔵するテストパターン信号を
導出するかの選択を行っている。
ならず、必要に応じて調整カラー信号も出力しなければ
ならない。そこで、本実施例では、映像選択回路12を
設け、撮像によって得られるγ補正済みの輝度信号と高
低輝度クロマ抑圧済の点順次3原色信号を入力してその
まま導出するか、または内蔵するテストパターン信号を
導出するかの選択を行っている。
【0027】(輝度信号処理) 映像選択回路より導出される輝度信号は、アナログ化さ
れる前にカラー信号とのタイミング合わせが必要であ
り、遅延回路13に入力されて遅延処理される。更に、
遅延出力の黒レベルは、映像信号に於て特定のレベルに
規定されねばならずセットアップ付加回路14に於て、
映像期間のみ一定レベルを加算される。セットアップ付
加出力には同期信号がない。そこで、セットアップ出力
を入力する同期付加回路15は、ブランキング期間にペ
デスタル部分を含む負極の同期信号を付加している。同
期信号を付加された輝度信号は、DA変換回路23に供
給され、アナログ化される。このアナログ化された輝度
信号がICの出力として導出される。
れる前にカラー信号とのタイミング合わせが必要であ
り、遅延回路13に入力されて遅延処理される。更に、
遅延出力の黒レベルは、映像信号に於て特定のレベルに
規定されねばならずセットアップ付加回路14に於て、
映像期間のみ一定レベルを加算される。セットアップ付
加出力には同期信号がない。そこで、セットアップ出力
を入力する同期付加回路15は、ブランキング期間にペ
デスタル部分を含む負極の同期信号を付加している。同
期信号を付加された輝度信号は、DA変換回路23に供
給され、アナログ化される。このアナログ化された輝度
信号がICの出力として導出される。
【0028】(RGB色差マトリクス) 選択回路を経た点順次3原色信号は色差信号に変換する
ためにRGB色差マトリクス回路16に入力される。こ
のマトリクス回路16は、標準状態で R−Y= 0.7(R−G)−0.1(B−G) B−Y=−0.3(R−G)+0.9(B−G) なる関係に色差信号を形成しており、変換に際しては、
まず(R−Y)と(B−Y)の演算処理を実行して、続
いて固有の係数を乗算している。この固有の係数は、色
信号レベル調整の為に相似的な変更が為される。この変
更をする場合、係数に1以上を許すと回路規模が大きく
なる。従って、(B−Y)形成時の係数0.9は大き過
ぎる。そこで、本実施例では回路に工夫をして(B−
Y)信号を作成する回路のみ(G−B)の係数を半分に
して乗算出力を2回加算している。
ためにRGB色差マトリクス回路16に入力される。こ
のマトリクス回路16は、標準状態で R−Y= 0.7(R−G)−0.1(B−G) B−Y=−0.3(R−G)+0.9(B−G) なる関係に色差信号を形成しており、変換に際しては、
まず(R−Y)と(B−Y)の演算処理を実行して、続
いて固有の係数を乗算している。この固有の係数は、色
信号レベル調整の為に相似的な変更が為される。この変
更をする場合、係数に1以上を許すと回路規模が大きく
なる。従って、(B−Y)形成時の係数0.9は大き過
ぎる。そこで、本実施例では回路に工夫をして(B−
Y)信号を作成する回路のみ(G−B)の係数を半分に
して乗算出力を2回加算している。
【0029】以下、図17に図示する本実施例の回路動
作について図15と図16の信号形成原理説明図と共に
説明をする。まず、第1ステップをGの入力状態、第2
ステップをRの入力状態、第3ステップをBの入力状
態、第4ステップを次のGの入力状態とする。そこで
(R−G)信号と(B−G)信号の形成の為、先行して
入力されるG成分が第1ラッチ回路160に、第1ステ
ップでラッチされる。減算回路161は、第2ステップ
で(R−G)第3ステップで(B−G)を演算導出す
る。(R−Y)信号の形成の為に第1乗算回路162
は、第2ステップで(R−G)信号に対して第1定数発
生回路163が発生するKrr=0.7を乗算する。ま
た、第3ステップで(B−G)に対して第1定数発生回
路163が発生するKbr=−0.1を乗算する。第2ラ
ッチ回路164は、第2ステップでKrr(R−G)をラ
ッチし、第2加算回路165は第3ステップで所望の
(R−Y)成分を形成し、その演算結果を第1出力ラッ
チ回路166にてラッチする。また、(B−Y)信号の
形成の為に第3ラッチ回路167は第3ステップで減算
出力をラッチする。第2乗算回路162は、第2ステッ
プで(R−G)信号に対して第2定数発生回路169が
発生するKrb=−0.3を乗算する。また、第3ステッ
プで(B−G)に対して第2定数発生回路169が発生
するKbb=−0.45を乗算し、同様にラッチした(B
−G)に対して第4ステップで第2定数発生回路169
が発生するKbb=−0.45を再度乗算する。第4ラッ
チ回路171は、第2/第3ステップで第3加算回路1
70の出力をラッチしており、前記第3加算回路170
は、乗算データとフィードバックされる第4ラッチデー
タを加算している。従って、第3加算回路は、第2ステ
ップでKrb(R−G)を出力し、第3ステップでKrb
(R−G)+Kbb(R−Y)を出力し、第4ステップで
Krb(R−G)+2Kbb(R−Y)を出力する。第2出
力ラッチ回路172は第4ステップで所望の出力をラッ
チする。よって、図示省略した第5ステップで両方の色
差信号が形成される。
作について図15と図16の信号形成原理説明図と共に
説明をする。まず、第1ステップをGの入力状態、第2
ステップをRの入力状態、第3ステップをBの入力状
態、第4ステップを次のGの入力状態とする。そこで
(R−G)信号と(B−G)信号の形成の為、先行して
入力されるG成分が第1ラッチ回路160に、第1ステ
ップでラッチされる。減算回路161は、第2ステップ
で(R−G)第3ステップで(B−G)を演算導出す
る。(R−Y)信号の形成の為に第1乗算回路162
は、第2ステップで(R−G)信号に対して第1定数発
生回路163が発生するKrr=0.7を乗算する。ま
た、第3ステップで(B−G)に対して第1定数発生回
路163が発生するKbr=−0.1を乗算する。第2ラ
ッチ回路164は、第2ステップでKrr(R−G)をラ
ッチし、第2加算回路165は第3ステップで所望の
(R−Y)成分を形成し、その演算結果を第1出力ラッ
チ回路166にてラッチする。また、(B−Y)信号の
形成の為に第3ラッチ回路167は第3ステップで減算
出力をラッチする。第2乗算回路162は、第2ステッ
プで(R−G)信号に対して第2定数発生回路169が
発生するKrb=−0.3を乗算する。また、第3ステッ
プで(B−G)に対して第2定数発生回路169が発生
するKbb=−0.45を乗算し、同様にラッチした(B
−G)に対して第4ステップで第2定数発生回路169
が発生するKbb=−0.45を再度乗算する。第4ラッ
チ回路171は、第2/第3ステップで第3加算回路1
70の出力をラッチしており、前記第3加算回路170
は、乗算データとフィードバックされる第4ラッチデー
タを加算している。従って、第3加算回路は、第2ステ
ップでKrb(R−G)を出力し、第3ステップでKrb
(R−G)+Kbb(R−Y)を出力し、第4ステップで
Krb(R−G)+2Kbb(R−Y)を出力する。第2出
力ラッチ回路172は第4ステップで所望の出力をラッ
チする。よって、図示省略した第5ステップで両方の色
差信号が形成される。
【0030】(低彩度クロマ抑圧) カラー信号は好みに応じて低彩度部分を抑圧する必要が
生ずる。この低彩度は図18に示す様に、各色差信号を
直行ベクトルとしたときの合力の長さに等しいことが知
られている。そこで彩度は、各色差信号のレベルをそれ
ぞれ二乗して加算した上で全体を1/2乗すれば正確に
求められる。しかし、この演算は複雑となる為に回路規
模が大きくなる。そこで、選択された色差信号を入力す
る本実施例の低彩度抑圧回路17では、近似的に彩度を
求める為に、例えば図18の第1次象現を格子状に分割
し各格子の目に対応する彩度を予め記憶しておき絶対値
化した各色差信号を格子の目に近似して対応する彩度を
求める方法や、図18のエリアを適当に分割しエリア毎
に設定した簡単な1次元演算によって彩度を近似的に求
める方法を採用している。次に、求めた彩度に応じた抑
圧係数を特定し、その抑圧係数を各色差信号にそれぞれ
乗算し、低彩度部分に於ける彩度の抑圧を可能にしてい
る。
生ずる。この低彩度は図18に示す様に、各色差信号を
直行ベクトルとしたときの合力の長さに等しいことが知
られている。そこで彩度は、各色差信号のレベルをそれ
ぞれ二乗して加算した上で全体を1/2乗すれば正確に
求められる。しかし、この演算は複雑となる為に回路規
模が大きくなる。そこで、選択された色差信号を入力す
る本実施例の低彩度抑圧回路17では、近似的に彩度を
求める為に、例えば図18の第1次象現を格子状に分割
し各格子の目に対応する彩度を予め記憶しておき絶対値
化した各色差信号を格子の目に近似して対応する彩度を
求める方法や、図18のエリアを適当に分割しエリア毎
に設定した簡単な1次元演算によって彩度を近似的に求
める方法を採用している。次に、求めた彩度に応じた抑
圧係数を特定し、その抑圧係数を各色差信号にそれぞれ
乗算し、低彩度部分に於ける彩度の抑圧を可能にしてい
る。
【0031】但し、上述する低彩度抑圧は好みの問題が
あり、外部操作によってその機能を停止状態に設定し得
るものとする。(サンプリング変換) 低彩度抑圧処理された色差信号は、ローパスフィルタ1
8にて高域を制限されて導出されるが、この信号処理I
Cはカラー信号の変調に際して4倍のカラーサブキャリ
ア周波数4fscに相当するデータを必要とする。そこ
で、駆動クロックの周波数が、8/3fscの場合、色差
信号のデータ密度を全て4fscに合わせる為に、入力デ
ータを4fscでサンプリングしている。このサンプリン
グ変換で、8/3fscのデータが4fscに変換される
と、4/3fscのノイズ成分を生じる。そこで、本実施
例では、サンプリング変換後、4/3fsc成分をトラッ
プ処理している。 (バースト付加) 撮像出力には、カラーバースト信号に相当する基準信号
は存在しない。そこで、本実施例では、サンプリング出
力をバースト付加回路20に入力して、サンプリング変
換出力の水平帰線期間のバースト信号多重部分に、バー
スト信号の標準レベルに相当するバーストデータを多重
している。
あり、外部操作によってその機能を停止状態に設定し得
るものとする。(サンプリング変換) 低彩度抑圧処理された色差信号は、ローパスフィルタ1
8にて高域を制限されて導出されるが、この信号処理I
Cはカラー信号の変調に際して4倍のカラーサブキャリ
ア周波数4fscに相当するデータを必要とする。そこ
で、駆動クロックの周波数が、8/3fscの場合、色差
信号のデータ密度を全て4fscに合わせる為に、入力デ
ータを4fscでサンプリングしている。このサンプリン
グ変換で、8/3fscのデータが4fscに変換される
と、4/3fscのノイズ成分を生じる。そこで、本実施
例では、サンプリング変換後、4/3fsc成分をトラッ
プ処理している。 (バースト付加) 撮像出力には、カラーバースト信号に相当する基準信号
は存在しない。そこで、本実施例では、サンプリング出
力をバースト付加回路20に入力して、サンプリング変
換出力の水平帰線期間のバースト信号多重部分に、バー
スト信号の標準レベルに相当するバーストデータを多重
している。
【0032】(エンコード) 各色差信号は、直角位相変調して1チャンネル化する必
要がある。この直角位相変調を、ディジタル的に実行す
る場合、4fscのデータは非常に都合がよい。即ち、N
TSCの場合、色差信号を(B−Y)、(R−Y)、−
(B−Y)、−(R−Y)の順に選択すれば直角位相変
調データが形成される。この選択処理は、色差信号の交
互選択処理と符号反転処理により容易に実行される。
尚、PALカラー方式への変換も、符号反転順序と処理
速度を変更すれば容易に変換可能である。
要がある。この直角位相変調を、ディジタル的に実行す
る場合、4fscのデータは非常に都合がよい。即ち、N
TSCの場合、色差信号を(B−Y)、(R−Y)、−
(B−Y)、−(R−Y)の順に選択すれば直角位相変
調データが形成される。この選択処理は、色差信号の交
互選択処理と符号反転処理により容易に実行される。
尚、PALカラー方式への変換も、符号反転順序と処理
速度を変更すれば容易に変換可能である。
【0033】そこで、本実施例ではバーストデータの付
加された色差信号をエンコード回路21に入力してデー
タ選択と符号反転処理をしている。 (DA変換) 変調処理されたデータは、DA変換処理によりアナログ
化する必要がある。しかし、通常のDA変換回路は、正
の入力データのみをアナログ変換する能力しかない。そ
こで本実施例では、DA変換回路24の前段に定数加算
回路22を設けてデータの値を全て正にした状態でAD
変換を実行し、IC出力として変調カラー信号を発生し
ている。
加された色差信号をエンコード回路21に入力してデー
タ選択と符号反転処理をしている。 (DA変換) 変調処理されたデータは、DA変換処理によりアナログ
化する必要がある。しかし、通常のDA変換回路は、正
の入力データのみをアナログ変換する能力しかない。そ
こで本実施例では、DA変換回路24の前段に定数加算
回路22を設けてデータの値を全て正にした状態でAD
変換を実行し、IC出力として変調カラー信号を発生し
ている。
【0034】(ディジタル出力) 本実施例のICは、アナログ信号のみならずディジタル
の状態で輝度信号や色差信号を導出しており、輝度信号
はDA変換回路23の前段よりまた色差信号はサンプリ
ング変換の前段より導出される。
の状態で輝度信号や色差信号を導出しており、輝度信号
はDA変換回路23の前段よりまた色差信号はサンプリ
ング変換の前段より導出される。
【0035】上述する本実施例では、色情報の同時化処
理と垂直補間処理により垂直補間回路内に3個のライン
メモリを設けるだけで全ての補間処理が可能になる。 (第2の実施例) 更に、上述する実施例では、水平補間の後にRGB合成
回路を設けているが、設計の都合で図19に図示する様
にその関係を逆にして、RGB合成回路7の後段に水平
補間回路5を設けて水平補間出力を点順次化回路25に
供給しても良いことは云うまでもない。
理と垂直補間処理により垂直補間回路内に3個のライン
メモリを設けるだけで全ての補間処理が可能になる。 (第2の実施例) 更に、上述する実施例では、水平補間の後にRGB合成
回路を設けているが、設計の都合で図19に図示する様
にその関係を逆にして、RGB合成回路7の後段に水平
補間回路5を設けて水平補間出力を点順次化回路25に
供給しても良いことは云うまでもない。
【0036】(第3の実施例) 更に、図20は他の実施例における信号処理回路のブロ
ック図を示し、図1と同一部分には同一符号を付し、説
明を省略する。
ック図を示し、図1と同一部分には同一符号を付し、説
明を省略する。
【0037】26はクランプ回路1出力を図21の如く
逆ニー補正する逆ニー補正回路である。この回路はAD
変換前のアナログ輝度信号を、入力信号レベルに対する
出力信号レベルの関係が入力信号レベルの低い第1の範
囲では勾配が大きく、入力信号レベルがそれより高い第
2の範囲では勾配が小さくなるような入出力特性を有す
るニー補正回路で非線形処理した場合、デジタル処理前
に元の特性に戻す回路である。従って、前段でニー補正
処理が施されていない信号に対しては必要ないのでセレ
クタ27によりこの回路の経由を選択可能としている。
逆ニー補正する逆ニー補正回路である。この回路はAD
変換前のアナログ輝度信号を、入力信号レベルに対する
出力信号レベルの関係が入力信号レベルの低い第1の範
囲では勾配が大きく、入力信号レベルがそれより高い第
2の範囲では勾配が小さくなるような入出力特性を有す
るニー補正回路で非線形処理した場合、デジタル処理前
に元の特性に戻す回路である。従って、前段でニー補正
処理が施されていない信号に対しては必要ないのでセレ
クタ27によりこの回路の経由を選択可能としている。
【0038】40はアパーチャ付加回路6出力のペデス
タルレベルを設定するペデスタル設定回路、41は同じ
くRGB合成回路7出力のペデスタルレベルを設定する
ペデスタル設定回路である。
タルレベルを設定するペデスタル設定回路、41は同じ
くRGB合成回路7出力のペデスタルレベルを設定する
ペデスタル設定回路である。
【0039】42はデジタルγ補正処理後の輝度信号の
ハイライト部分の変化を抑えるような入出力特性を有す
るニー補正回路であり、図22に示すごとく、入力信号
レベルに対する出力信号レベルの関係が、入力信号レベ
ルの低い第1の範囲では勾配が大きく、入力信号レベル
がそれより高い第2の範囲では勾配が小さくなるよう設
定されている。
ハイライト部分の変化を抑えるような入出力特性を有す
るニー補正回路であり、図22に示すごとく、入力信号
レベルに対する出力信号レベルの関係が、入力信号レベ
ルの低い第1の範囲では勾配が大きく、入力信号レベル
がそれより高い第2の範囲では勾配が小さくなるよう設
定されている。
【0040】尚、この処理はγ補正前に行う事も考えら
れるが、以下の理由によりγ補正後の方が望ましい。即
ち、ニー補正の変化点が少ない場合、変化点前後で大き
く特性が変化するため変化点前後での変化が目立つこと
になるが、γ補正後の出力は入力レベルが大きい程ゲイ
ンが小さくなるため、γ補正後にこの処理を行う方が変
化点での変化が目立ちにくくなるからである。
れるが、以下の理由によりγ補正後の方が望ましい。即
ち、ニー補正の変化点が少ない場合、変化点前後で大き
く特性が変化するため変化点前後での変化が目立つこと
になるが、γ補正後の出力は入力レベルが大きい程ゲイ
ンが小さくなるため、γ補正後にこの処理を行う方が変
化点での変化が目立ちにくくなるからである。
【0041】また、このニー補正回路は後段の映像選択
回路12の前段に配置することにより、この映像選択回
路で選択された調整用信号に前記処理が施されないよう
にしている。
回路12の前段に配置することにより、この映像選択回
路で選択された調整用信号に前記処理が施されないよう
にしている。
【0042】43はネガポジ制御回路であり、ネガ表示
させたい場合、遅延回路13出力を反転するように制御
する。44はネガポジ制御回路43に接続されたウイン
ドウ回路であり、フェード機能実行時、画面上で画像を
表示させる部分(ウインドウ)以外の表示部分の輝度を
一定のグレーレベルにするための回路である。
させたい場合、遅延回路13出力を反転するように制御
する。44はネガポジ制御回路43に接続されたウイン
ドウ回路であり、フェード機能実行時、画面上で画像を
表示させる部分(ウインドウ)以外の表示部分の輝度を
一定のグレーレベルにするための回路である。
【0043】45はセットアップ回路14に接続された
ブランキング回路であり、映像信号のブランキング部分
を所定の黒レベルにするための回路である。46はブラ
ンキング回路45に接続されたキャラクタ挿入回路であ
り、映像信号に文字信号を重ねて表示するための回路で
ある。
ブランキング回路であり、映像信号のブランキング部分
を所定の黒レベルにするための回路である。46はブラ
ンキング回路45に接続されたキャラクタ挿入回路であ
り、映像信号に文字信号を重ねて表示するための回路で
ある。
【0044】47は同期付加回路15出力あるいは外部
からの輝度データを選択的に出力するセレクタである。
またこの同期付加回路出力は外部出力端子へも供給され
る。一方、48は色信号経路中のLPF18の後段に挿
入されたウインドウ及びブランキング回路であり、ウイ
ンドウ以外の表示部分及びブランキング部分の色信号を
削除する回路である。
からの輝度データを選択的に出力するセレクタである。
またこの同期付加回路出力は外部出力端子へも供給され
る。一方、48は色信号経路中のLPF18の後段に挿
入されたウインドウ及びブランキング回路であり、ウイ
ンドウ以外の表示部分及びブランキング部分の色信号を
削除する回路である。
【0045】48はこのウインドウ及びブランキング回
路48出力あるいは外部からの色差信号を選択的に出力
するセレクタである。また、このウインドウ及びブラン
キング回路出力は輝度信号同様、外部出力端子へも供給
される。
路48出力あるいは外部からの色差信号を選択的に出力
するセレクタである。また、このウインドウ及びブラン
キング回路出力は輝度信号同様、外部出力端子へも供給
される。
【0046】
【発明の効果】よって、本発明によれば、複数のライン
メモリの出力を使用して、電子ズーム倍率に応じて垂直
補間された色信号及び輝度信号を同時に得られるため、
ラインメモリの数が少なくて済み、ICの省スペース化
に寄与するところ大である。
メモリの出力を使用して、電子ズーム倍率に応じて垂直
補間された色信号及び輝度信号を同時に得られるため、
ラインメモリの数が少なくて済み、ICの省スペース化
に寄与するところ大である。
【図1】本発明の1実施例に係る信号処理回路ブロック
図である。
図である。
【図2】撮像素子のカラーフィルタ配列と撮像出力の関
係を示す説明図である。
係を示す説明図である。
【図3】垂直補間回路の具体的な回路ブロク図である。
【図4】差分信号形成回路の具体的回路ブロック図であ
る。
る。
【図5】差分信号の出力説明図である。
【図6】垂直アパーチャ形成回路の演算係数説明図であ
る。
る。
【図7】高輝度信号形成回路の演算係数説明図である。
【図8】YC分離回路の具体的な回路ブロック図であ
る。
る。
【図9】水平補間回路の具体的な回路ブロック図であ
る。
る。
【図10】奇数フィールドのエッジクロマ抑圧原理説明
用の信号波形説明図である。
用の信号波形説明図である。
【図11】偶数フィールドのエッジクロマ抑圧原理説明
用の信号波形説明図である。
用の信号波形説明図である。
【図12】アパーチャ付加回路の具体的な回路ブロック
図である。
図である。
【図13】RGB合成回路の具体的な回路ブロック図で
ある。
ある。
【図14】高・低輝度抑圧用の乗算係数特性説明図であ
る。
る。
【図15】B−Y信号変換原理説明図である。
【図16】R−Y信号変換原理説明図である。
【図17】RGB色差マトリクスの具体的回路ブロック
図である。
図である。
【図18】彩度算出原理説明図である。
【図19】第2の実施例の要部回路ブロック図である。
【図20】第3の実施例の要部回路ブロック図である。
【図21】逆ニー補正回路の入出力特性図である。
【図22】ニー補正回路の入出力特性図である。
2 垂直補間回路 3 YC分離回路 5 水平補間回路 7 RGB合成回路 9 γ補正回路 42 ニー補正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宅間 正男 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 川上 聖肇 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 山本 徹 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 朝枝 徹 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−242083(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】 撮像出力のAD変換出力を入力してディ
ジタル的に信号処理を為し、電子ズーム倍率に応じて補
間された輝度信号と線順次色信号を形成導出するビデオ
カメラ用のICに於て、 電子ズーム倍率によって設定される撮像エリアの1チャ
ンネルの撮像出力が入力される複数の従属接続されたラ
インメモリと、前記撮像出力及び若しくは前記ラインメ
モリ出力を入力とし、前記電子ズーム倍率に応じて垂直
補間処理が施された色情報配列を異にする2種類の線順
次色信号を発生する第1及び第2色信号補間回路と、前
記撮像出力及び若しくは前記ラインメモリ出力を入力と
し、前記電子ズーム倍率に応じて垂直補間処理が施され
た輝度信号を発生する輝度信号補間回路とからなる垂直
補間回路を設けたことを特徴とする映像信号処理回路。 - 【請求項2】 撮像出力のAD変換出力を入力してディ
ジタル的に信号処理を為し、電子ズーム倍率に応じて補
間された輝度信号と線順次色信号を形成導出するビデオ
カメラ用のICに於て、 電子ズーム倍率によって設定される撮像エリアの1チャ
ンネルの撮像出力が入力される複数の従属接続されたラ
インメモリと、前記撮像出力及び若しくは前記ラインメ
モリ出力を入力とし、前記電子ズーム倍率に応じて垂直
補間処理が施された色情報配列を異にする2種類の線順
次色信号を発生する第1及び第2色信号補間回路と、前
記撮像出力及び若しくは前記ラインメモリ出力を入力と
し、前記電子ズーム倍率に応じて垂直補間処理が施され
た輝度信号を発生する輝度信号補間回路と、前記電子ズ
ーム倍率に応じて垂直補間処理が施された垂直アパーチ
ャ信号を発生する垂直アパーチャ信号補間回路とからな
る垂直補間回路を設けたことを特徴とする映像信号処理
回路。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4051667A JP2547686B2 (ja) | 1991-06-21 | 1992-03-10 | 映像信号処理回路 |
| US07/903,075 US5325182A (en) | 1991-06-21 | 1992-06-22 | Video signal processing circuit incorporated in a integrated circuit |
| EP92110513A EP0521367B1 (en) | 1991-06-21 | 1992-06-22 | Video signal processing circuit |
| DE69226734T DE69226734T2 (de) | 1991-06-21 | 1992-06-22 | Videosignalverarbeitungsschaltung |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-150365 | 1991-06-21 | ||
| JP15036591 | 1991-06-21 | ||
| JP4051667A JP2547686B2 (ja) | 1991-06-21 | 1992-03-10 | 映像信号処理回路 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7029701A Division JPH07255000A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 映像信号処理回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05130632A JPH05130632A (ja) | 1993-05-25 |
| JP2547686B2 true JP2547686B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=26392220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4051667A Expired - Lifetime JP2547686B2 (ja) | 1991-06-21 | 1992-03-10 | 映像信号処理回路 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5325182A (ja) |
| EP (1) | EP0521367B1 (ja) |
| JP (1) | JP2547686B2 (ja) |
| DE (1) | DE69226734T2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| JP2931520B2 (ja) * | 1993-08-31 | 1999-08-09 | 三洋電機株式会社 | 単板式カラービデオカメラの色分離回路 |
| KR0139152B1 (ko) * | 1994-04-07 | 1998-05-15 | 김광호 | 2판넬 액정프로젝터의 신호처리장치 및 그 방법 |
| JP2816095B2 (ja) * | 1994-04-26 | 1998-10-27 | 三洋電機株式会社 | ビデオカメラの信号処理回路 |
| US5850207A (en) * | 1995-11-22 | 1998-12-15 | Cirrus Logic, Inc. | Method and apparatus for minimizing effects of slope overload condition when using differential pulse code modulation scheme |
| KR100192471B1 (ko) * | 1996-05-02 | 1999-06-15 | 구본준 | 색신호 처리회로 |
| JP3747523B2 (ja) * | 1996-07-02 | 2006-02-22 | ソニー株式会社 | 画像処理装置および処理方法 |
| JP3980692B2 (ja) | 1996-12-21 | 2007-09-26 | ソニー株式会社 | クシ形フィルタおよび映像機器 |
| JPH10336690A (ja) * | 1997-05-29 | 1998-12-18 | Brother Ind Ltd | 画像信号入力装置 |
| US6505348B1 (en) * | 1998-07-29 | 2003-01-07 | Starsight Telecast, Inc. | Multiple interactive electronic program guide system and methods |
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| US6628330B1 (en) | 1999-09-01 | 2003-09-30 | Neomagic Corp. | Color interpolator and horizontal/vertical edge enhancer using two line buffer and alternating even/odd filters for digital camera |
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| AU2544501A (en) * | 2000-01-14 | 2001-07-24 | Nds Limited | Advertisements in an end-user controlled playback environment |
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| JP3862506B2 (ja) * | 2001-02-06 | 2006-12-27 | キヤノン株式会社 | 信号処理装置およびその信号処理方法およびその動作処理プログラムおよびそのプログラムを記憶した記憶媒体 |
| JP2006332732A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Acutelogic Corp | 色むらノイズ抑制装置 |
| JP6136948B2 (ja) * | 2014-01-24 | 2017-05-31 | 株式会社Jvcケンウッド | 撮像装置、映像信号処理方法及び映像信号処理プログラム |
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|---|---|---|---|---|
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| GB2160051A (en) * | 1984-04-26 | 1985-12-11 | Philips Electronic Associated | Video signal processing arrangement |
| US4661987A (en) * | 1985-06-03 | 1987-04-28 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Video processor |
| JPH07105902B2 (ja) * | 1985-12-28 | 1995-11-13 | 株式会社日立製作所 | 映像信号処理回路 |
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| JP2521183Y2 (ja) * | 1987-09-29 | 1996-12-25 | ソニー株式会社 | ディジタル信号処理回路 |
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-
1992
- 1992-03-10 JP JP4051667A patent/JP2547686B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1992-06-22 US US07/903,075 patent/US5325182A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-06-22 EP EP92110513A patent/EP0521367B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-06-22 DE DE69226734T patent/DE69226734T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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| US5325182A (en) | 1994-06-28 |
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| JPH05130632A (ja) | 1993-05-25 |
| DE69226734D1 (de) | 1998-10-01 |
| EP0521367B1 (en) | 1998-08-26 |
| EP0521367A2 (en) | 1993-01-07 |
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