JP3411977B2 - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JP3411977B2
JP3411977B2 JP04784691A JP4784691A JP3411977B2 JP 3411977 B2 JP3411977 B2 JP 3411977B2 JP 04784691 A JP04784691 A JP 04784691A JP 4784691 A JP4784691 A JP 4784691A JP 3411977 B2 JP3411977 B2 JP 3411977B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、高レベルのディジタル
画像信号をレベル圧縮するディジタルニー装置等の信号
処理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】図6は従来のこの種装置を用いたビデオ
カメラのブロック図であり、説明を簡単にするため白黒
カメラの例としている。図において、被写体からの光O
は、レンズ1を経て撮像素子2に至る。撮像素子2で
は、被写体からの光情報を電気信号に光電変換してアナ
ログ処理部3へ出力する。アナログ処理部3では、撮像
素子2からの信号に処理を施した後(ノイズ除去,レベ
ル変換等)、A/D(アナログ−ディジタル)変換器4
へ信号を送る。A/D変換器4でアナログ信号をディジ
タル信号に変換した後、ニー回路5へ出力する。ニー回
路5では、定格レベル以上の信号を圧縮して、等価的に
ダイナミックレンジが広がった様に見せかけた後ディジ
タル信号処理部6へ送る。ディジタル信号処理部6では
必要な処理(例えば、f特補正,γ補正(定格内)等)
を施した後出力する。 【0003】次に、ニー回路5の入出力特性の概略につ
いて図7に示す。図で横軸はニー回路の入力レベル、縦
軸はニー回路の出力レベルを表わす。ニー特性の折点
は、入力のa,出力のAに相当する点であり、図からも
判る様に、aよりも高いレベルでは出力でレベルが圧縮
されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例においては、次のような問題がある。 【0005】a.A/D変換出力は限られたビット数で
あるため、その中でニー特性を持たせるためには、定格
レベル内(aよりも低いレベル)で量子化レベルが粗く
なり、量子化誤差の影響が現われやすい。(即ち、定格
内でS/Nが劣化する) b.ニー領域(ニーポイントよりも高いレベル)での圧
縮率が高いため、出力でのニー領域へのビット割当てが
少なくなり、量子化誤差が目立つ。具体的には、画像に
偽輪郭が現われる。 【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、ニー変換に伴う量子化誤差により、画像上
に偽輪郭等が現われることの少い信号処理装置を提供す
ることを目的とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、信号処理装置を次の(1)のとおりに構成す
るものである。 【0008】(1)入力されるデジタル画像信号のうち
所定レベルを超える画像信号をレベル圧縮する入出力変
換特性に基づいて信号処理を実行する第1の処理回路
と、前記第1の処理回路から出力されたデジタル画像信
号を前記第1の処理回路の変換特性とは逆の変換特性に
よって信号処理を実行する第2の処理回路と、前記第1
の処理回路に入力される直前の信号から、前記第2の処
理回路から出力される信号を減算する減算手段と、前記
減算手段によって得られた信号を記憶するバッファメモ
リと、前記デジタル画像信号の空間的近傍に位置し、前
記第1の処理回路によって処理されていないデジタル画
像信号と、前記バッファメモリに記憶された信号に対応
する信号とを加算する加算手段と、前記第1の処理回路
から出力されたデジタル画像信号に対して所定の信号処
理を実行するデジタル信号処理回路とを備える信号処理
装置。 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 【作用】レベル圧縮手段に所定レベルを超える画像信号
が入力するとき、レベル圧縮に伴う量子化誤差が当該画
像信号の空間的位置の周辺に分配される。 【0013】 【実施例】以下本発明を実施例により詳しく説明する。 【0014】図2は本発明の第1実施例である“ビデオ
カメラ”のブロック図である。図において、図6の従来
例のブロックと同機能部分には同一符号を付し、ここで
の説明を省略する。 【0015】従来例と異なるのは、A/D変換器4と適
応形ニー回路7である。A/D変換器4´が従来と異な
る点は、分解能が適応形ニー回路7の出力の分解能より
も高く設定してある点である。又、適応形ニー回路7
は、定格レベル内の入力信号はそのまま出力しニー領域
内の信号は圧縮によって生じる量子化誤差を当該信号の
空間的位置の周辺に空間的に分配する様に動作する。 【0016】適応形ニー回路7について、図1のブロッ
ク図を用いて説明する。 【0017】A/D変換器4´からの信号は、加算器7
−1に入力される。加算器7−1は過去のエラー情報と
現時点の信号とを加算してKNEE回路7−2へ送る。
KNEE回路7−2では、ニー変換して出力する。一方
KNEE回路7−2の出力は、KNEE-1回路7−3に
入力され、逆ニー変換された後加算器7−4に“−”入
力として入力される。又、加算器7−4には、KNEE
回路7−2用の入力信号が入力されている。加算器7−
4の出力はエラーバッファ7−5に入力されエラー信号
として蓄積される。エラーバッファ7−5の出力は、エ
ラーフィルタ7−6に送られ、適当な重み付けをした
後、加算器7−1へ入力される。 【0018】次に動作について説明する。KNEE回路
7−2のニー変換特性の概略図を図3に示す。固体撮像
素子2のl行m列に相当するKNEE回路7−2の入力
信号をf’1mとする。今、f’1mが図示のようにニー変
換後の1LSBの中間に相当するレベルであるとする。
この時のニー変換レベルをG1mとする。次に、このG1m
信号をKNEE-1回路7−3によって逆ニー変換すると
1mの信号レベルが得られる。この時、元の情報f’1m
とF1mとは必ずしも一致しない。これはニー特性によっ
て圧縮されているからである。 【0019】すなわちこのままではE1m=f’1m−F1m
の情報は出力G1mに反されない。 【0020】そこで、この情報をエラーバッファ7−5
に蓄え、エラーフィルタ7−6によって適当な重み付け
をした後、次の情報f1'm'(空間的に異なる(しかし、
1mの近くにある))信号に付加しFlmの情報を生か
すことによって、視覚的に量子化誤差を軽減するように
できる。 【0021】エラー情報をフィードバックする空間的な
位置の一例を図4に示す。図中、斜線で示した箇所がそ
れである。又、エラーフィルタの例としては、平均を取
る手法等が利用できる。 【0022】次に、KNEE回路7−2への入力信号が
定格レベルの場合は、定格レベル内では変換利得が1に
設定されているため、f’1m−F1m=0となり誤差情報
は伝達されない。従って、ほとんどが定格レベル内に存
在する画像情報では、KNEE回路7−2の出力はG1m
=f’1m=f1mとなり元の信号をそのまま伝達すること
になる。このようにして、定格レベル内では、元の信号
をそのまま伝達しニー領域でも圧縮によって消失する情
報を空間的に分配することによって伝達することができ
て、高輝度の信号が入力されても良好な画質を得ること
ができる。 【0023】第1実施例では図1に示すように、誤差信
号を得るのに逆ニー特性を利用したが、ニー回路の入力
信号を比較回路によってニー特性に合わせたしきい値と
比較して最大値を検出してもよい。この考えによる例を
本発明の第2実施例として説明する。本実施例の全体構
成は第1実施例と同様図2のように構成されている。し
かしニー回路は図5のとおりに構成されている。即ち比
較器7−7で、KNEE回路7−2の入力信号f’
1mと、ニー特性に合わせたしきい値である基準値1〜n
とを比較し、入力信号f’1mの値より小さい、最大の基
準値をF1mとして出力し、(f’1m−F1m)をエラーバ
ッファ7−5に蓄える。他の動作は図1のブロックと同
様である。 【0024】なお実施例では白黒カメラについて説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、カラー
カメラに適用しても同様の効果が得られることは明らか
である。 【0025】また、実施例ではニー回路の入力信号の分
解能をニー回路の出力の分解能よりも高く設定した場合
について説明したが、ニー回路の入出の分解能が同じ
ニー回路を用いた場合でも同様の効果が得られる。 【0026】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば
所定レベルを超える画像信号が入力する場合に限り、レ
ベル圧縮にともなう量子化誤差が当該画像信号の空間的
位置の周辺に分配されるので、ニー変換などの変換処理
などに伴なって生じる量子化誤差によって発生する、画
像上の偽輪郭の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 第1実施例要部のブロック図 【図2】 第1実施例のブロック図 【図3】 第1実施例要部の説明図 【図4】 量子化誤差分配の説明図 【図5】 第2実施例要部のブロック図 【図6】 従来例のブロック図 【図7】 ニー回路の入出力特性の概略図 【符号の説明】 7 適応形ニー回路 7−1,7−4 加算器 7−2 KNEE回路 7−3 逆KNEE回路 7−5 エラーバッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/202 H04N 5/243

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力されるデジタル画像信号のうち所定
    レベルを超える画像信号をレベル圧縮する入出力変換特
    性に基づいて信号処理を実行する第1の処理回路と、 前記第1の処理回路から出力されたデジタル画像信号を
    前記第1の処理回路の変換特性とは逆の変換特性によっ
    て信号処理を実行する第2の処理回路と、 前記第1の処理回路に入力される直前の信号から、前記
    第2の処理回路から出力される信号を減算する減算手段
    と、 前記減算手段によって得られた信号を記憶するバッファ
    メモリと、 前記デジタル画像信号の空間的近傍に位置し、前記第1
    の処理回路によって処理されていないデジタル画像信号
    と、前記バッファメモリに記憶された信号に対応する信
    号とを加算する加算手段と、 前記第1の処理回路から出力されたデジタル画像信号に
    対して所定の信号処理を実行するデジタル信号処理回路
    とを備えることを特徴とする信号処理装置。
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