JP3980692B2 - クシ形フィルタおよび映像機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複合カラー映像信号から輝度信号と搬送色信号とを分離して出力するクシ形フィルタ、および、このクシ形フィルタを搭載する例えばカラーテレビジョン受像機やVTRなどの映像機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、テレビジョン受像機では、受信した複合カラー映像信号による出力画像を得るために、輝度信号と搬送色信号とを分離する必要がある。また、VTRでは、入力複合カラー映像信号を輝度信号と搬送色信号とに分離し、輝度信号はFM変調し、搬送色信号は、FM輝度信号の低域側に周波数変換して記録するようにする。
【0003】
上述のように複合カラー映像信号から輝度信号と搬送色信号とを分離する方法として、カラー映像信号の画面の垂直方向の相関性と、色副搬送波の位相が1水平期間ごとに反転していることを利用したクシ形フィルタが、最近はよく使用される。これは、バンドパスフィルタなどの帯域フィルタを用いて輝度信号と搬送色信号を分離すると、搬送色信号の帯域内に含まれる輝度信号の高域成分が搬送色信号に混入し、クロスカラーと呼ばれる画像の劣化が発生するのに対し、クシ形フィルタを用いた場合には、このクロスカラーの発生を避けることができる利点があるためである。
【0004】
図8は、このクシ形フィルタの基本的な回路構成を示すものである。
【0005】
すなわち、入力端子11から入力される輝度信号Yと搬送色信号Cとを含む複合カラー映像信号Saは、1水平期間の遅延回路12に供給されて、1水平期間遅延された後、第1の減算回路13に供給される。入力端子11からの複合カラー映像信号Saは、また、直接に第1の減算回路13に供給される。
【0006】
この減算回路13で減算演算が行われると、映像信号の垂直相関性から、輝度信号成分は隣合う水平区間の信号がほとんど同じであることから、当該輝度信号成分は打ち消される。一方、色副搬送波の位相は、1水平期間ごとに反転しているため、隣り合う水平区間の色副搬送波成分は減算回路13では同相となり、このため、減算回路13からは搬送色信号成分のみが得られる。そして、この減算回路13からの搬送色信号成分は、例えば3.58MHz±500kHz(NTSC信号の場合)を通過帯域とするバンドパスフィルタ14に供給され、このバンドパスフィルタ14から搬送色信号Cが取り出され、出力端子17Cに導出される。
【0007】
一方、入力端子11を通じて入力された複合カラー映像信号Saは、遅延回路15を通じて第2の減算回路16に供給される。遅延回路15は、バンドパスフィルタ14から出力される搬送色信号Cとのタイミング合わせのためのもので、第1の遅延回路12による1水平期間の遅延と、減算回路13およびバンドパスフィルタ14での遅延との和の遅延を行う。
【0008】
そして、第2の減算回路16には、バンドパスフィルタ14から得られる搬送色信号Cが供給されて、複合カラー映像信号から減算される。したがって、第2の減算回路16からは輝度信号Yが得られ、それが出力端子17Yに導出される。
以上のようにして、クシ形フィルタによれば、複合カラー映像信号から、クロスカラーの発生を回避して、輝度信号Yと搬送色信号Cとを分離することができる。
【0009】
しかしながら、例えば一様に平坦な画面内容である水平走査線から、搬送色信号の位相が反転したような信号内容の水平走査線に変わるような複合カラー映像信号が、上記のクシ形フィルタに入力されると、搬送色信号の位相が反転した走査線において、搬送色信号の垂直相関性がないため、複合カラー映像信号より搬送色信号を完全に分離して取り出すことはできない。このため、この走査線における出力端子17Yの輝度信号Yには、搬送色信号成分が残留し、いわゆるドット妨害が発生する。
【0010】
また、出力端子17Cに導出される搬送色信号Cでは、当該走査線での信号レベルが低下して、搬送色信号の垂直解像度が劣化してしまう問題もあった。
【0011】
この問題に対して、本出願人は、隣り合う3ライン間の垂直相関性を監視し、垂直相関性のあるライン間では、クシ形フィルタで分離した輝度信号および搬送色信号出力を用い、垂直相関性のないラインのときには、バンドパスフィルタで分離した輝度信号および搬送色信号出力を用いるようにした、いわば適応型のクシ形フィルタを提案している(例えば特開平3−70383号公報等参照)。
【0012】
これによれば、搬送色信号について垂直相関性がない走査線においては、バンドパスフィルタにより分離した輝度信号および搬送色信号を出力信号とすることにより、ドット妨害の発生を回避できる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述の適応型クシ形フィルタの場合、3水平走査線の間の映像信号の垂直相関性の監視を行う必要があるため、前記公報等に示されているように、複合カラー映像信号について1水平期間の遅延を行う遅延回路を2個用いて、現入力信号に対して1水平期間遅延した信号と、2水平期間遅延した信号とを生成し、現入力信号と1水平期間遅延した信号との間の垂直相関性、および、1水平期間遅延した信号と、2水平期間遅延した信号との間の垂直相関性をそれぞれ監視するようにしている。
【0014】
このように従来の適応型クシ形フィルタの構成においては、複合カラー映像信号を遅延する2個の1水平期間の遅延回路を必要とするために、比較的、回路規模が大きくなってしまうという問題があった。また、現入力信号と1水平期間遅延した信号との間の垂直相関性を監視する回路と、1水平期間遅延した信号と、2水平期間遅延した信号との間の垂直相関性を監視する回路とを、それぞれ別個に備える構成であるので、回路構成が複雑であった。
【0015】
この発明は、以上の点にかんがみ、従来に比べて回路規模が小さく、構成も簡単にすることができる適応型クシ形フィルタを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明によるクシ形フィルタは、
複合カラー映像信号を受けて、この複合カラー映像信号を所定のサンプリング周波数でサンプリングして複数ビットのデジタル映像信号に変換するA/D変換器と、
前記A/D変換器からの前記デジタル映像信号から搬送色信号の周波数成分を抽出して出力するバンドパスフィルタと、
前記バンドパスフィルタの出力信号を受けて、このバンドパスフィルタの出力信号を1水平期間遅延するものであって、前記所定のサンプリング周波数に同期して駆動されるシフトレジスタを備えた第1の遅延回路と、
前記バンドパスフィルタの出力信号と前記第1の遅延回路の出力信号との減算出力を得る第1の減算回路と、
前記バンドパスフィルタの出力信号と前記第1の遅延回路の出力信号との加算出力を得る加算回路と、
前記バンドパスフィルタの出力信号と前記第1の減算回路の出力信号とを切り換えて出力する切換回路と、
前記第1の減算回路の出力信号と、前記加算回路の出力信号とを受け、両出力信号の関係に基づいて、前記バンドパスフィルタの出力信号と前記第1の遅延回路の出力信号との相関の有無を示す2値信号を出力する相関検出回路であって、前記第1の減算回路の出力レベルが前記加算回路の出力レベルに対して所定の整数倍以上に大きければ、前記相関があることを示す前記2値信号の一方の値を出力し、前記第1の減算回路の出力レベルが前記加算回路の出力レベルに対して所定の整数倍未満であれば、前記相関がないことを示す前記2値信号の他方の値を出力する相関検出回路と、
前記相関検出からの前記2値信号を1水平期間遅延するものであって、前記所定のサンプリング周波数に同期して駆動されるシフトレジスタを備えた第2の遅延回路と、
前記相関検出回路からの前記2値信号と、前記第2の遅延回路からの1水平期間遅延された2値信号とを受け、両信号の演算結果から前記切換回路を切り換え制御する選択信号を出力する演算回路であって、前記相関検出回路からの前記2値信号が前記他方の値であり、前記第2の遅延回路からの出力が前記2値信号の一方の値であるときには前記バンドパスフィルタの出力を前記切換回路が選択し、その他のときには前記第1の減算回路の出力を前記切換回路が選択するよう制御する演算回路と、
前記切換回路の後段に設けられたD/A変換器と
を備え、前記D/A変換器から搬送色信号を得るようにしたことを特徴とする。
【0017】
上記の構成のこの発明によるクシ形フィルタにおいては、複合カラー映像信号からバンドパスフィルタにより搬送色信号の周波数帯域成分が抽出され、このバンドパスフィルタの出力信号が第1の遅延回路に供給されて、1水平期間遅延される。そして、この第1の遅延回路の入出力端の信号が第1の減算回路で減算されて、この第1の減算回路より搬送色信号が取り出される。
【0018】
そして、この第1の減算回路の出力信号が相関検出回路に供給されると共に、第1の遅延回路の入出力端の信号が加算回路に供給され、この加算回路の出力信号が相関検出回路に供給される。
【0019】
搬送色信号に垂直相関性があるときには、第1の減算回路の出力信号としては、当該搬送色信号が比較的大きなレベルで得られ、一方、加算回路の出力信号としては、2水平期間の搬送色信号が相殺された小レベルの出力が得られる。
【0020】
逆に、搬送色信号に垂直相関性がなく、例えば位相が逆相のときには、第1の減算回路の出力信号は小レベルとなり、一方、加算回路の出力信号は大きくなる。
【0021】
相関検出回路では、上記の第1の減算回路の出力と、加算回路の出力の上述の関係に基づいて2水平走査線間の搬送色信号の垂直相関性の有無が検出され、その検出出力の2値信号が出力される。
【0022】
この垂直相関性の有無の検出出力としての2値信号は、そのまま演算回路に供給されると共に、第2の遅延回路を通じて演算回路に供給される。演算回路は、この第2の遅延回路の入出力の2値信号から、3水平走査線間の垂直相関性の情報を得る。そして、この3水平走査線間の垂直相関性の有無の関係に基づいて、演算回路は、バンドパスフィルタの出力と、第1の減算回路の出力とを切り換えて出力する切換回路の切換制御を行う。
【0023】
上述のこの発明の場合には、搬送色信号帯域の信号の遅延用としては第1の遅延回路の1個を設けるだけでよい。そして、相関検出回路の出力を遅延する第2の遅延回路は、2値信号を遅延するだけでよいので簡単な構成のものを使用できる。また、相関検出回路は、第1の遅延回路の入出力の2水平走査線の信号分についての1つで済む。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、この発明によるクシ形フィルタを、カラーテレビジョン受像機に適用した場合の実施の形態について、図を参照して説明する。
【0025】
まず、この実施の形態のクシ形フィルタが適用されるカラーテレビジョン受像機の構成の概略を図3に示す。
【0026】
すなわち、テレビアンテナ21にて受信されたテレビジョン放送信号は、チューナ22に供給されて、ユーザの選局操作に応じたチャンネルの放送信号が映像中間周波信号に変換される。このチューナ22からの映像中間周波信号は、映像中間周波増幅器23を通じて映像検波器24に供給されて、複合カラー映像信号が復調される。
【0027】
この例では、この複合カラー映像信号は、A/D変換器25によりデジタル信号に変換された後、後述するこの実施の形態のクシ形フィルタが適用される適応型クシ形フィルタ100に供給されて、デジタル信号の状態の輝度信号DYと搬送色信号DCとに分離される。このクシ形フィルタ100のデジタル出力DYおよびDCは、それぞれD/A変換器26Yおよび26Cに供給されて、アナログ信号の輝度信号Yおよび搬送色信号Cとに戻される。
【0028】
そして、輝度信号Yは、そのままマトリクス回路28に供給される。また、搬送色信号Cはクロマデコーダ27に供給されて、色差信号R−YおよびB−Yがデコードされる。そして、これら色差信号R−Y,B−Yがマトリクス回路28に供給される。
【0029】
マトリクス回路28は、これに入力される輝度信号Yと、色差信号R−Y,B−Yから3原色信号R,G,Bを生成し、これらの信号R,G,Bをカラー陰極線管29に供給し、その画面に画像を再生するようにする。
【0030】
次に、この実施の形態のクシ形フィルタについて、図1および図2を参照して説明する。図1は、この実施の形態のクシ形フィルタの回路構成を示すものであり、図2は、このクシ形フィルタの回路動作を説明するためのタイムチャートである。
【0031】
前述したように、A/D変換器25において複合カラー映像信号はデジタル化されるが、この例の場合、複合カラー映像信号は、サンプリング周波数が例えば4fs(fsは色副搬送波周波数で、NTSC方式の場合には、約3.58MHz)で、8ビット/1サンプルのデジタル信号とされる。このデジタル複合カラー映像信号は、バンドパスフィルタ101に供給され、これにて搬送色信号の周波数帯域の成分が抽出される。
【0032】
バンドパスフィルタ101の出力は、第1の遅延回路102に供給されて、1水平期間遅延される。この遅延回路102は、この例では、デジタル映像信号は、1水平期間当たり約910サンプルとなり、デジタル映像信号は8ビット/サンプルであるので、周波数4fsのクロックで910段分順次に転送するシフトレジスタの8個分で構成することができる。
【0033】
そして、バンドパスフィルタ101の出力と、第1の遅延回路102の出力とは、それぞれ第1の減算回路103および加算回路104に供給される。バンドパスフィルタ101の出力は搬送色信号帯域成分であるので、第1の減算回路103の出力yのレベルと加算回路104の出力xのレベルとは、バンドパスフィルタ101の出力と第1の遅延回路102の出力との間の垂直相関性に応じたものになる。
【0034】
もちろん、バンドパスフィルタ101の出力と、第1の遅延回路102の出力との間に垂直相関性があるときには、第1の減算回路103の出力としては搬送色信号出力が良好に得られている。この第1の減算回路103の出力は、遅延回路106を通じて、出力する搬送色信号DCを取り出すための切換スイッチ回路107の入力端B側に供給される。遅延回路106は、切換スイッチ回路107の入力端A側に入力される信号とのタイミング合わせのためのもので、第1の減算回路103での遅延分と、後述するバンドパスフィルタ105での遅延分との和の遅延量を有する。
【0035】
そして、切換スイッチ回路107の入力端Aには、バンドパスフィルタ101の出力が、さらにバンドパスフィルタ105によって帯域制限された搬送色信号帯域の信号が供給される。バンドパスフィルタ105は、バンドパスフィルタ101の出力から、さらに輝度信号成分を除去するために帯域制限するもので、これは省略することもできる。
【0036】
切換スイッチ回路107は、以下のようにして垂直相関性の有無に基づいて生成される切換選択信号SELにより切り換えられる。
【0037】
すなわち、加算回路104の出力xおよび第1の減算回路103の出力yは、それぞれ絶対値化回路111および113に供給されて、それぞれの絶対値が求められる。絶対値化回路111および113の出力は、それぞれローパスフィルタ112および114に供給され、これらから、なだらかに変化する信号|x|および|y|がそれぞれ得られる。
【0038】
そして、これらローパスフィルタ112および114からの信号|x|および|y|は相関演算部115に供給される。この相関演算部115では、図4の表1に示す評価式による評価演算を実行し、その評価出力として2値信号、すなわち、1ビットの評価信号k0を出力する。
【0039】
この場合、バンドパスフィルタ101の出力と第1の遅延回路102の出力との間の垂直相関性が高ければ減算回路103の出力yの出力は、加算回路104の出力xに比較して大きくなる。逆に、バンドパスフィルタ101の出力と第1の遅延回路102の出力との間の垂直相関性が低ければ、加算回路104の出力xは、減算回路103の出力yに比較して大きくなる。図4の評価式における整数「N」の値は、垂直相関の有無を判別する基準を定めるためのもので、この例では、例えばN=4とされる。
【0040】
つまり、この例では、|y|/4≧|x|を満足する程度に、減算回路103の出力レベルが加算回路104の出力レベルに比較して大きければ、垂直相関性があると評価して、評価信号k0は「1」とする。また、|y|/4<|x|を満足する程度に、減算回路103の出力レベルが加算回路104の出力レベルに比較して小さければ、垂直相関性がないと評価して、評価信号k0は「0」とする。
【0041】
この相関検出部115の出力である評価信号k0は、そのまま演算部117に供給される。また、相関検出部115からの評価信号k0は、第2の遅延回路116を通じて1水平期間遅延した信号k1として演算部117に供給される。この例の場合、この第2の遅延回路116は、1ビットの評価信号k0を1水平期間だけ遅延するものでよく、周波数が4fsのクロックで駆動される910段のシフトレジスタの1個で構成可能である。
【0042】
この場合、評価信号k0は、現在入力中の走査線と1水平期間前の走査線との間での搬送色信号の垂直相関性の有無を示すものであり、信号k1は、1水平期間前の走査線と2水平期間前の走査線との間での搬送色信号の垂直相関性の有無を示すものである。すなわち、評価信号k0およびk1により、3水平走査線間の垂直相関性が分かる。
【0043】
演算部117は、これら評価信号k0およびk1を受けて、図5の表2の真理値表に示すような演算結果を得ることができる演算を実行し、その演算結果として、前述したスイッチ回路107の切換選択信号SELを生成する。図6の表3は、この切換選択信号SELと切換スイッチ回路107の切換状態との関係を示すものである。すなわち、信号SELが「1」のときには、切換スイッチ回路107は、バンドパスフィルタ105の出力を選択するように入力端A側に切り換えられ、信号SELが「0」のときには、切換スイッチ回路107は、第1の減算回路103の出力を選択するように入力端B側に切り換えられる。
【0044】
したがって、表2の真理値表に従うと、現在入力中の走査線と1水平期間前の走査線との間での搬送色信号の垂直相関性がなく、しかも、1水平期間前の走査線と2水平期間前の走査線との間での搬送色信号の垂直相関性がある場合には、切換スイッチ回路107はバンドパスフィルタ105の出力を選択し、その他のときには、第1の減算回路103の出力を選択する。
【0045】
この切換スイッチ回路107での適応的な切り換え動作について、図2を参照してさらに説明する。
【0046】
図2(A)は、バンドパスフィルタ101の出力aにおける各水平区間での搬送色信号の位相を示している。図2では5水平区間分について示しており、搬送色信号について垂直相関性が存在しているときには、1水平期間ごとに位相が反転するが、この図2の例では、左から2番目の水平区間と3番目の水平区間との間では、搬送色信号の位相が反転しており、垂直相関性がない状態となっている。
【0047】
このとき、第1の遅延回路102の出力bにおける各水平区間の状態は、図2(B)の状態になる。また、それよりも、さらに1水平期間(図では1Hと記載)遅延されている状態を図2(C)に示す。
【0048】
加算回路104では出力aと出力bとの加算を行うので、その出力xは、図2(D)に示すようになり、出力aが1水平期間前の信号と相関がないときに、大きなレベルの信号となる。また、第1の減算回路103では出力aと出力bとの減算を行うので、その出力yは、図2(E)に示すようになり、出力aが1水平期間前の信号と相関がないときに、小さなレベルの信号となる。
【0049】
したがって、相関検出部115で、前述した図4の評価式の演算を行った結果としての評価信号k0,k1は、図2(F)に示すようなものとなる。そして、演算部117での図5の真理値表に従う演算の結果の出力SELも、図2(F)に示すものとなる。
【0050】
この結果、出力aが1水平期間前の信号と相関がないときに、出力yを切換スイッチ回路107から選択すると、図2のように適切な搬送色信号が得られなくなるのに対して、この実施の形態によれば、バンドパスフィルタ105の出力を切換スイッチ回路107が選択するようになるので、図2(G)に示すように、常に適切な搬送色信号出力が得られるようになる。
【0051】
なお、図5の真理値表に示すように、この例では、現在入力中の走査線と1水平期間前の走査線との間での搬送色信号の垂直相関性がないときであっても、1水平期間前の走査線と2水平期間前の走査線との間での搬送色信号の垂直相関性もないときには、バンドパスフィルタ105の出力を選択せずに、第1の減算回路103の出力を選択する。これは、斜め解像度を劣化させないようにするためである。
【0052】
すなわち、画面の図柄に斜め線が含まれている部分では、現在入力中の走査線と1水平期間前の走査線との間、および、1水平期間前の走査線と2水平期間前の走査線との間での搬送色信号の垂直相関性は、共にない状態になる。このときバンドパスフィルタ105の出力を搬送色信号出力として選択すると、輝度信号の3.58MHz近傍成分が当該搬送色信号出力に含まれ、クロスカラー(明暗の縞)を生じてしまう。これに対して第1の減算回路103の出力では輝度信号成分は除去されている。そこで、この例では、このように3水平走査線間で垂直相関がないと判断されるときには、クロスカラーを防止することができるように第1の減算回路103の出力を搬送色信号出力として選択するものである。
【0053】
こうして切換スイッチ回路107から得られるデジタル搬送色信号SCは、第2の減算回路109に供給される。また、A/D変換器25からのデジタル複合カラー映像信号が、第2の遅延回路108を通じて、この第2の減算回路109に供給される。第2の遅延回路108は、切換スイッチ回路107からの搬送色信号SCの出力タイミングとのタイミング合わせをするためのもので、バンドパスフィルタ101と、第1の減算回路103と、遅延回路106の分の遅延量を有する。
【0054】
第2の減算回路109では、デジタル複合カラー映像信号からデジタル搬送色信号SCが減算されて、これよりデジタル輝度信号SYが得られる。
【0055】
この第2の減算回路109からのデジタル輝度信号SYは、水平周波数特性補正回路120Yにより水平周波数特性が補正された後に、D/A変換器26Yに供給され、アナログ輝度信号Yに戻される。
【0056】
また、切換スイッチ回路107からのデジタル搬送色信号SCは、水平周波数特性補正回路120Cにより水平周波数特性が補正された後に、D/A変換器26Cに供給され、アナログ搬送色信号Cに戻される。
【0057】
以上説明したようにして、この実施の形態のクシ形フィルタによれば、3水平走査線間の垂直相関性に応じて適応的に搬送色信号出力を得ることができる。そして、この実施の形態のクシ形フィルタにおいては、1水平期間の遅延回路は、8ビットの搬送色信号帯域の信号の遅延回路102と、1ビットの評価信号k0の遅延回路116でよく、合計で9ビットの信号分の1水平期間の遅延回路を設けるだけでよくなる。このため、従来のように、8ビットの信号の遅延回路を2個設ける場合に比べて、回路規模を小さくすることができる。
【0058】
また、垂直相関性の有無を検出する回路部分は、遅延回路102の入出力についてのみ設けるだけでよく、従来のように、現在入力中の走査線と1水平期間前の走査線との間での搬送色信号の垂直相関性についての相関検出部と、1水平期間前の走査線と2水平期間前の走査線との間での搬送色信号の垂直相関性について相関検出部とを設ける場合に比べて、構成を簡単にできると共に、回路規模の縮小になる。
【0059】
以上は、この発明によるクシ形フィルタをテレビジョン受像機に適用した場合について説明したが、この発明は、その他の映像機器にも適用できる。図7は、この発明によるクシ形フィルタが適用されたVTRの構成を示すものである。
【0060】
すなわち、映像入力端子31を通じて入力された複合カラー映像信号は、A/D変換器32にてデジタル複合カラー映像信号に変換された後、前述した図1の構成のクシ形フィルタ100により構成される適応型クシ形フィルタ33に供給されて、前述のようにしてデジタル輝度信号DYおよびデジタル搬送色信号DCが分離され出力される。
【0061】
この適応型クシ形フィルタ33よりのデジタル輝度信号DYおよびデジタル搬送色信号DCは、それぞれD/A変換器34Yおよび34Cによりアナログ輝度信号およびアナログ搬送色信号Cに戻される。そして、これら輝度信号および搬送色信号は記録処理回路35に供給され、輝度信号はFM変調され、搬送色信号は、このFM変調された輝度信号の低域側に周波数多重される。そして、この周波数多重信号が回転ヘッド36に供給されて、磁気テープに記録される。
【0062】
なお、上述の実施の形態においては、クシ形フィルタは、デジタル回路であって、A/D変換器およびD/A変換器を外付けのものとしたが、A/D変換器およびD/A変換器をも備える構成とすることも勿論できる。
【0063】
また、クシ形フィルタは、デジタル回路の構成ではなく、アナログ回路の構成とすることもできることは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、3水平走査線間の垂直相関性に応じて適応的に搬送色信号出力を得るクシ形フィルタを、小さい回路規模で、かつ、構成な回路構成により実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるクシ形フィルタの一実施の形態の回路図である。
【図2】図1の実施の形態を説明するためのタイムチャートを示す図である。
【図3】この発明によるクシ形フィルタを用いるカラーテレビジョン受像機の一例の構成を示すブロック図である。
【図4】図1の実施の形態の説明に用いる図である。
【図5】図1の実施の形態の説明に用いる図である。
【図6】図1の実施の形態の説明に用いる図である。
【図7】この発明によるクシ形フィルタを用いるVTRの一例の構成を示すブロック図である。
【図8】クシ形フィルタの基本構成を説明する図である。
【符号の説明】
25…A/D変換器、26Y,26C…D/A変換器、101,105…搬送色信号帯域を抽出するバンドパスフィルタ、102…映像信号の1水平期間の遅延回路、103…第1の減算回路、104…加算回路、107…切換スイッチ回路、109…第2の減算回路、115…相関検出部、116…2値信号の1水平期間の遅延回路、117…演算部

Claims (3)

  1. 複合カラー映像信号を受けて、この複合カラー映像信号を所定のサンプリング周波数でサンプリングして複数ビットのデジタル映像信号に変換するA/D変換器と、
    前記A/D変換器からの前記デジタル映像信号から搬送色信号の周波数成分を抽出して出力するバンドパスフィルタと、
    前記バンドパスフィルタの出力信号を受けて、このバンドパスフィルタの出力信号を1水平期間遅延するものであって、前記所定のサンプリング周波数に同期して駆動されるシフトレジスタを備えた第1の遅延回路と、
    前記バンドパスフィルタの出力信号と前記第1の遅延回路の出力信号との減算出力を得る第1の減算回路と、
    前記バンドパスフィルタの出力信号と前記第1の遅延回路の出力信号との加算出力を得る加算回路と、
    前記バンドパスフィルタの出力信号と前記第1の減算回路の出力信号とを切り換えて出力する切換回路と、
    前記第1の減算回路の出力信号と、前記加算回路の出力信号とを受け、両出力信号の関係に基づいて、前記バンドパスフィルタの出力信号と前記第1の遅延回路の出力信号との相関の有無を示す2値信号を出力する相関検出回路であって、前記第1の減算回路の出力レベルが前記加算回路の出力レベルに対して所定の整数倍以上に大きければ、前記相関があることを示す前記2値信号の一方の値を出力し、前記第1の減算回路の出力レベルが前記加算回路の出力レベルに対して所定の整数倍未満であれば、前記相関がないことを示す前記2値信号の他方の値を出力する相関検出回路と、
    前記相関検出からの前記2値信号を1水平期間遅延するものであって、前記所定のサンプリング周波数に同期して駆動されるシフトレジスタを備えた第2の遅延回路と、
    前記相関検出回路からの前記2値信号と、前記第2の遅延回路からの1水平期間遅延された2値信号とを受け、両信号の演算結果から前記切換回路を切り換え制御する選択信号を出力する演算回路であって、前記相関検出回路からの前記2値信号が前記他方の値であり、前記第2の遅延回路からの出力が前記2値信号の一方の値であるときには前記バンドパスフィルタの出力を前記切換回路が選択し、その他のときには前記第1の減算回路の出力を前記切換回路が選択するよう制御する演算回路と、
    前記切換回路の後段に設けられたD/A変換器と
    を備え、前記D/A変換器から搬送色信号を得るようにしたことを特徴とするクシ形フィルタ。
  2. 前記A/D変換器からの前記デジタル映像信号が供給され、前記デジタル映像信号を遅延させる第3の遅延回路と、
    前記第3の遅延回路の出力信号から、前記切換回路の出力信号を減算する第2の減算回路と
    を設け、前記第2の減算回路から輝度信号を得る
    ことを特徴とする請求項1に記載のクシ形フィルタ。
  3. 輝度信号と搬送色信号とを含む複合カラー映像信号を受けて、前記輝度信号と前記搬送色信号とを分離して出力するクシ形フィルタと、
    このクシ形フィルタからの前記輝度信号と前記搬送色信号を処理する信号処理回路と
    を備える映像機器であって、
    前記クシ形フィルタは、
    前記複合カラー映像信号を受けて、この複合カラー映像信号を所定のサンプリング周波数でサンプリングして複数ビットのデジタル映像信号に変換するA/D変換器と、
    前記A/D変換器からの前記デジタル映像信号から搬送色信号の周波数成分を抽出して出力するバンドパスフィルタと、
    前記バンドパスフィルタの出力信号を受けて、このバンドパスフィルタの出力信号を1水平期間遅延するものであって、前記所定のサンプリング周波数に同期して駆動されるシフトレジスタを備えた第1の遅延回路と、
    前記バンドパスフィルタの出力信号と前記第1の遅延回路の出力信号との減算出力を得る第1の減算回路と、
    前記バンドパスフィルタの出力信号と前記第1の遅延回路の出力信号との加算出力を得る加算回路と、
    前記バンドパスフィルタの出力信号と前記第1の減算回路の出力信号とを切り換えて出力する切換回路と、
    前記第1の減算回路の出力信号と、前記加算回路の出力信号とを受け、両出力信号の関係に基づいて、前記バンドパスフィルタの出力信号と前記第1の遅延回路の出力信号との相関の有無を示す2値信号を出力する相関検出回路であって、前記第1の減算回路の出力レベルが前記加算回路の出力レベルに対して所定の整数倍以上に大きければ、前記相関があることを示す前記2値信号の一方の値を出力し、前記第1の減算回路の出力レベルが前記加算回路の出力レベルに対して所定の整数倍未満であれば、前記相関がないことを示す前記2値信号の他方の値を出力する相関検出回路と、
    前記相関検出からの前記2値信号を1水平期間遅延するものであって、前記所定のサンプリング周波数に同期して駆動されるシフトレジスタを備えた第2の遅延回路と、
    前記相関検出回路からの前記2値信号と、前記第2の遅延回路からの1水平期間遅延された2値信号とを受け、両信号の演算結果から前記切換回路を切り換え制御する選択信号を出力する演算回路であって、前記相関検出回路からの前記2値信号が前記他方の値であり、前記第2の遅延回路からの出力が前記2値信号の一方の値であるときには前記バンドパスフィルタの出力を前記切換回路が選択し、その他のときには前記第1の減算回路の出力を前記切換回路が選択するよう制御する演算回路と、
    前記A/D変換器からの前記デジタル映像信号が供給され、前記デジタル映像信号を遅延させる第3の遅延回路と、
    前記第3の遅延回路の出力信号から、前記切換回路の出力信号を減算する第2の減算回路と、
    前記切換回路の後段に設けられた第1のD/A変換器と、
    前記第2の減算回路の後段に設けられた第2のD/A変換器と、
    を備え、前記第1のD/A変換器から搬送色信号を得ると共に、前記第2のD/A変換器から輝度信号を得る
    ことを特徴とする映像機器
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