JPS63107287A - カラ−映像信号処理回路 - Google Patents

カラ−映像信号処理回路

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JPS63107287A
JPS63107287A JP61252485A JP25248586A JPS63107287A JP S63107287 A JPS63107287 A JP S63107287A JP 61252485 A JP61252485 A JP 61252485A JP 25248586 A JP25248586 A JP 25248586A JP S63107287 A JPS63107287 A JP S63107287A
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processing circuit
color
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Shigeru Sawada
澤田 繁
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラー映像信号処理回路に係り、特に周波数
インターリービング方式のディジタル・カラー映像信号
よりディジタル輝度信号及びディジタル搬送色信号を夫
々分離すると共に、ディジタル搬送色信号を復調してデ
ィジタル色差信号を生成するカラー映像信号処理回路に
関する。
従来の技術 従来より、Y/C分離回路を用いて、カラー映像信号か
ら輝度信号及び搬送色信号を夫々分離していた。このY
/C分離回路としては、第5図に示す如く、従来より1
水平走査期間(I H)遅延線又は2日遅延線によるラ
イン相関型分離回路(所謂、くし形フィルタ)が用いら
れている。ここで、入力端子1に入来する、カラー映像
信号は、1H遅延線2にて1H分遅延される。減算器3
は現在のラインのカラー映像信号と114遅延線2を経
て出力される114前のラインのカラー映@信号との減
算を行なって、周知の如く、f+−+/2(但し、fl
、1は水平走査周波数)の奇数倍の周波数の(i号をP
波し、帯域フィルタ(BPF)4を介して出力端子5へ
搬送色信号を出力する。
一方、加算器6は、現在のラインのカラー映像信号と1
H前のラインのカラー映像信号とを加算して、周知の如
く、fH/2の偶数倍の周波数の輝度信号を取り出す。
加算器7は、加算器6の出力輝度信号と低域フィルタ8
を経た輝度信号とを加算して出力端子9へ出力づる。
しかるに、上記くし形フィルタにより構成されたY/C
分離回路では単にY/C分離を行なっているのみである
ため、輝度信号から搬送色信号へのクロスカラー妨害や
搬送色信号から輝度信号への上記ドツト妨害を回避する
ことができないという欠点があった。このうち、特にド
ツト妨害は、画質に与える彩管が顕著であり、画質劣化
の大きな要因となっている。
上記ドツト妨害の発生モードとしては、第1に搬送色信
号の色相が垂直方向に急激に変化した場合、第2に搬送
色信号の色相が水平方向に急激に変化した場合がある。
曲者の発生モードは、水平遅延線を用いたY/C分離回
路では必ず生じるもので、従来は、輝度信号出力側に例
えば3.58MH2の色副搬送波周波数成分をレベル減
衰させるためのトラップ回路を挿入することによって、
ドツト妨害を低減させていた。しかるに、この場合には
、特に周波数3.58MH2付近の水平解像度が劣化し
てしまうという欠点がある。
一方、後者の発生モードは、LPFBの7Jフットフ周
波数が高いために生ずるもので、カットオフ周波数を十
分低くすることによって改善されるが、画面上斜め方向
の解像度が劣化してしまう。
そこで、上記欠点を除去するために、本発明省は先に昭
和61年9月19日付の特許出願[カラー映像信号処理
回路」にて第6図に示す回路を提案した。
第6図において、入力端子11に入来する例えばNTS
C方式の周波数インターリービング方式のカラー映像信
号は、前記第5図に示す如き構成のY/C分離回路12
にて搬送色信号及び輝度信号に夫々分111される。こ
のY/C分離回路12の出力搬送色信号は、色信号処理
回路13に供給される。
色信号処理回路13には、例えば、搬送色信号−波相の
帯域フィルタ、色信号復調回路及びそれに必要なパース
トゲート回路、自動色飽和度制御回路(ACC回路)、
キラー回路、カラー信号復調用】1w1送波再生回路(
一般的には、フェーズ・ロックド・ループ(PLL)よ
り構成される)等が含まれている。この色信号処理回路
13は、入力搬送色信号を復調して得た色差信号(例え
ばR−Y、及びB−Y)を検出回路14及びマトリクス
回路15へ夫々出力する。
一方、前記Y/C分離回路12の出力輝度信号は、例え
ば水平又は垂直方向のピーキング補正回路、コントラス
トコントロール回路等を内蔵するi度信号処理回路16
を経て適応型処理回路17へ出力される。
検出回路14は、色差信号のライン相関性、すなわち、
各ライン間の色相の変化に応じた検出信号を適応型処理
回路17へ出力する。適応型処理回路17は、第7図に
示す如く、抵抗R+ 、R2、NPNトランジスタT1
及びコンデンサC及びコイルLよりなる共振周波数3.
58M1−1zのトラップ素子21より構成され、端子
22には上記検出信号が入力され、一方、入力端子23
には輝度信号が入力される。ここでは、上記検出回路1
4が色相がライン間で急変する等してライン相関性がな
いことを検出した場合においてのみトランジスタTがオ
ンされて輝度信号に対して3.58MH2のトラップが
オンされ、よって、輝度信号はその中に含まれる色a1
搬送波周波数成分がレベル減衰されて出力端子24へ出
力される。これにより、前記ドツト妨害の影響が軽減さ
れる。
次に、マクトリクス回路15は、入来する色差信号及び
輝度信号に基づき、3原色信@R,G。
Bを生成してCRT18へ出力する。
なお、上記本発明者の先の提案になる従来のカラー映像
信号処理回路は、アナログ信号処理及びディジタル信号
処理のいずれにも適用できる。ここで、第6図図示回路
をディジタル信号処理に適用する場合には、例えばY/
C分離回路12の前段にA/D変換器を設け、かつ、マ
トリクス回路15の侵段にD/A変換器を設けて、他の
各回路をディジタル化すればよい。
発明が解決しようとする問題点 しかるに、上記の従来のカラー映像信号処理回路をディ
ジタル信号処理に適用した場合には、次のような問題点
がある。すなわち、前記A/D変換器及びD/A変換器
の間にある6回路はA/D変換器を動作させるための、
例えばサンプリング周波数fs =4 fs c −4
x 3.58 MH2414,3MHz  (但し、f
’scは色副搬送波周波数)のサンプリングクロックに
よって動作することになる。
この場合、前記水平走査周波数f ilと色副搬送波周
波数’I’scとの間には、例えば(455/2 )x
f+=fscすなわち、4fsc=91Of+−+とい
う関係があるので、1水平走査期間(1H)毎に910
個づつのサンプリングデータが得られる。
従って、ディジタル化された輝度信@処理回路16の出
力ディジタル輝度信号は、その1日中に常に910個の
画素データが含まれる。一方、ディジタル化された色信
号処理回路13にて復調されたディジタル色差信号は、
搬送色信号の帯域幅が111信号の帯域幅の約1/4程
度であるので、ディジタル色差信号のデータの密度はデ
ィジタル輝度信号の1/4程度となっているのが8通で
ある。
ずなわち、ディジタル輝度信号のデータが周波数4fs
cのサンプリングクロックによって4回伝送される期間
内で、ディジタル色差信号のデータは1回だけ伝送され
ることになる。
一方、ディジタル色差信号の送出は、水平同期信号に同
期して行なわれるので、後に詳細に説明する如く、1H
中の成る特定位置におけるディジタル色差信号のデータ
に基づいて前記検出回路14により色相の変化の検出、
すなわちライン相関性の検出が行なわれる。この場合、
ディジタル輝度信号はナンブリング周期T(但し、■=
1/fs−1/ (4fsc ))毎にそのデータが変
化するが、前記の如くディジタル搬送色信号のデータG
はディジタル輝度信号の1/4となり、よって、ディジ
タル色差信号は周11114T毎にそのデータが変化す
る。
このディジタル色差信号に基づいて検出回路14により
検出信号が生成され、この検出信号に基づいて前記適応
型処理回路17のトラップのオン、オフが行なわれる。
従って、適応型処理回路17にトラップがオフされる場
合をモードへ、トラップがオンされる場合をモードBと
夫々称するものとすると、このモードA、Bの切換えは
周期4丁の整数倍の時間が経過する毎に行なわれること
になる。
これは換言すれば、モードA、Bの切換えが常に各水平
走査期間中の特定位置で行なわれることを意味し、これ
により、輝度信号中には存在しないモードAからB又は
モードBから八への切換えの際に生じる輝度の変化が画
面上例えば垂直方向に規則的に現われ、よって、そのよ
うな輝度の変化は元の輝度信号中に存在しないにも拘ら
ず、絵の内容によっては画面上に例えばたて線状の妨害
が発生してしまうという問題点があった。
そこで、本発明は、各水平走査11間中のモード切換位
置にバラツキを持たせることにより、上記問題点を解決
したカラー映像信号処理回路を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 本発明になるカラー映像信号処理回路は、各ライン間の
色相の変化に相当するディジタル信号を生成する手段と
、そのディジタル信号の低域成分をP波するディジタル
低域フィルタと、ディジタル低域フィルタの出力ディジ
タル信号に基づいてディジタル検出信号を発生出力する
手段と、ディジタル検出信号に基づいてライン相関性に
適応したレベル減衰を選択的に行う手段とより構成され
る。
作用 くし形フィルタにより構成されたY/C分離回路により
周波数インターリービング方式のディジタル・カラー映
像信号から分離されたディジタル搬送色信号をさらに復
調して得たディジタル色差信号の現在のラインとそれ以
前のライン間におけるレベル差の絶対値に相当する上記
ディジタル信号がまず生成される。一方、ディジタル低
域フィルタはディジタル色差信号の最高周波数と略同一
のカットオフ周波数を有し、カットオフ周波数以下のデ
ィジタル信号成分をP波する。
次に、上記ディジタル低域フィルタの出力ディジタル信
号レベルの値と予め設定された基準値との比較結果に基
づいて現在のラインとそれ以前のラインとの間のライン
相関性の変化を示すディジタル検出信号が発生される。
しかる後、前記Y/C分離回路によりディジタル・カラ
ー映像信号から分離されたディジタル輝度信号に含まれ
る色副搬送波周波数成分に対してディジタル検出信号に
基づきライン相関性に適応したレベル減衰が選択的に行
なわれる。
実施例 第1図は、本発明になるカラー映像信号処理回路の一実
施例のブロック系統図を示す。同図中、第6図と同一構
成部分には夫々同一の符号を付し、その説明を適宜省略
する。但し、第1図中、第6図に対応する各回路は夫々
ディジタル化されているものとする。
第1図において、A/D変換器31は前記サンプリング
周波数fs (=4fsc )のザンブリングクロツタ
に基づいて入力端子11より入来するアナログ・カラー
映像信号をディジタル・カラー映像信号に変換してY/
C分離回路12へ出力する。
Y/C分離回路12及び色信号処理回路13は前記と同
様の動作をディジタル的に行なって得たディジタル色差
信号を前記マトリクス回路15及び検出回路32に夫々
供給し、一方、Y/C分離回路12及び輝度信号処理回
路16により得られるディジタル輝度信号は遅延回路3
3を介して前記適応型処理回路17に供給される。この
遅延回路33は、後述する検出回路32内の低域フィル
タ45に伴う時間遅れと同等の遅延時間を有し、ディジ
タル輝度信号及びディジタル検出信号間の時間合わせを
行なうためのものである。
検出回路32は、ディジタル色差信号のライン相関性、
すなわち、各ライン間の色相の変化に応じたディジタル
検出信号を適応型処理回路17へ出力する。適応型処理
回路17は、入力ディジタル検出信号に応じて、前記と
同様の最適なディジタル輝度信号処理を行なう。
ところで、例えば第n(但し、nは自然数)番目のライ
ンと第(n+1 )番目のラインで色相が大ぎく変化す
る場合や、第n番目のラインがある色相を持っており、
第(n+1)番目のラインが色副搬送波の存在しない所
謂無彩色である場合に輝度信号にドツト妨害が発生する
上記ドツト妨害は、前記の如く、輝度信号に3.58M
Hzの色副搬送波周波数成分をレベル低減するトラップ
を施すことによって軽減されるので、本実施例でも前期
と同様に、検出回路32が色相がライン間で急変する等
してライン相関性がないことを検出してディジタル検出
信号を発生した場合にのみ、適応型処理回路17におい
てディジタル輝度信号に3.58MH2のトラップがオ
ンされるようにしておく。
このようにすれば、色相がライン間でほとんど変化しな
い場合、又はその変化がゆるやかな場合には3.58M
H2のトラップがオンされることがないので、画面のほ
とんどの部分の水1v−解像度が劣化することが防止で
きる。
次に、検出回路32について説明する。検出回路32は
、第2図に示す如く、1日遅延II/+1゜減算器42
及び絶対値回路43よりなるライン相関検出回路44と
、低域フィルタ45.比較器46及び基準値発生回路4
7より構成される。
入力端子48に入来するディジタル色差信号は、減算器
42に直接供給されると共に、11−1遅延線41を介
して1ト分遅延されて減口器42に供給される。減口器
42は、現在のライン及び1ト1110のラインの色差
信号同士の減算を行なって、両信号のレベル差に対応す
る信号を絶対値回路43へ出力する。ここで、現在のラ
インと1ト(前のラインとの間で色相が変化しない場合
、すなわち、両ライン間にライン相関がある場合には、
減算器42の出力減算信号レベルは零であるが、一方、
上記両ライン間でライン相関がない場合には、その色相
の変化に対応したレベルの正又は負の伯になるディジタ
ル減算信号が得られる。
絶対値回路43は、減n器42の出力減算信号の絶対値
レベルに相当するレベルを有する絶対値信号を発生して
、低域フィルタ45へ出力する。
この絶対値は、ライン相関の弱さを表わすものである。
低域フィルタ(LPF)45は本発明の主要部を構成す
る装置であって、そのカットオフ周波数はディジタル色
差信号の最高周波数の約IMH2近傍に設定される。ま
た、LPF45はディジタル輝度信号のデータ周期を得
るためのクロック周1すI(すなわち、前記サンプリン
グ周1’JIT=1/fs=1/(4fsc))によっ
て単位近延素子が作られている所謂非巡回形ディジタル
フィルタにより構成されており、その伝達関数H(z)
は以下の式で表わされる。
+−+tz)= < −!二  1−.1−2う)・+
  2+ (−+ j−z 4十二しz4) 但し、z−’ =z−j(I)” 、T=1/fsであ
る。
この場合、前記の如< fs =4 fs c =14
.3MHzなので、LPF45の周波数特性を計算する
と、第3図に示す如ぎ特性となる。ここで、周波数fs
/ 16= 0.89 MHz 、 fs/8= 1.
78MHzなので、LPF45のカットオフ周波数は1
MH2近傍となる。
上記LPF45によりP波された前記絶対値信号の低域
成分を示すディジタル信号は、比較器46へ出力される
比較器46は、入来する絶対値信号の低域成分を示ずデ
ィジタル信号の値と基準値発生回路47より出力される
基準値とを比較する。ここで、基準値は、設81製作段
階で前記yR像度の劣化が実用上最小となるよう設定さ
れる。
ここで、比較346は、上記ディジタル信号の値が1g
Q値よりも大なる時には例えばハイレベルとなり、一方
、ディジタル信号の値が基準値よりも小なる時にはロー
レベルとなる2値のディジタル検出信号を発生して出力
端子49へ出力づる。
すなわち、ディジタル検出信号は、ライン相関が弱い場
合にはハイレベルとなり、ライン相関が強い場合にはロ
ーレベルとなる。
従って、前記適応型処理回路17により、各ライン間で
色相が大ぎく変化するようなライン相関の弱い場合には
、ディジタル輝度信号に対して3、58 M l−I 
Zの色副搬送波周波数成分のトラップくレベル減衰)が
行なわれ、一方、色相が殆んど変化しないようなラーイ
ン相関の強い場合には、ディジタル輝度信号に対してト
ラップが行なわれない。
次に、第4図と共に検出回路32の動作について詳細に
訳明する。ここで、ディジタル11度信号は、前記サン
プリング周波数fsのサンプリングクロックに基づいて
A/D変換されたディジタル・カラー映像信号より得ら
れるため、第4図(Δ)の実12 a にの○印にて示
す如くザンブリング周期T(=1/fs)毎に伝送され
るディジタルデータより構成される。一方、ディジタル
色差信号は前述した理由によりそのデータ密度はディジ
タル譚度信号に対して1/4になっているため、このデ
ィジタル色差信号に基づいて生成される前記絶対値信号
は第4図(B)にbにて示す如く、周期4T毎に伝送さ
れるデータにより構成される。
この場合、第2図において従来回路の如く低域フィルタ
45を用いないで上記絶対値信F bに基づいて直接デ
ィジタル検出信号を生成し、これにより前記モードA、
Bの切換えを行なうと、第4図(B)に示す如く周期4
T(7)整数倍の時点になる水平期間中の特定位置にお
いてモードの切換えが行なわれてしまう。このため、前
記の如く例えば画面上にたて線状の妨害が発生してしま
う。
これを解決したのが本発明であって、低域フィルタ45
により絶対値信号すのIM)−17以上の周波数成分を
レベル減衰して第4図(C)に示す如きディジタル信号
Cを発生する。この場合、低域フィルタ45は前記の如
くクロック周期Tで動作する非巡回形ディジタルフィル
タで構成されるのでディジタル信号Cは周期T毎に順次
伝送されるデータより構成される。このディジタル信号
Cに基づいてディジタル検出信号を生成すると、第4図
(C)に示す如くディジタル信号CM基準値■rer以
上となる最初のデータ伝送時点でモード八から8に切換
わり、これと同様にディジタル信号Cが基準値V re
f以下となる最初のデータ伝送時点でモードBからΔに
VJ換わる。
この場合には、モードA、Bの切換えが従来の周期4丁
の整数倍の時点になる特定位置ではなく、周pH丁の整
数倍の任意の時点に行なわれる。このため、画面上のモ
ードA、Bの切換えに伴う輝度の変化がたて方向に整列
する可能性は小さく、よって、最も目立ちやりいたて線
状の妨害は現われにくく、モードの変化時に生ずる輝度
の変化は他の雑音と見分けがつかなくなり、見かけ上輝
度の変化は生じなくなる。
次に、上記の如きディジタル信号処理が行なわれたディ
ジタル輝度信号と前記ディジタル色差信号とは前記マト
リクス回路15にてディジタル3原色信号に変換され、
その後D/A変換器34にてD/A変換されて前記CR
T6に供給される。
なお、上記の説明は、ディジタル色差信号のデータの情
報間がディジタル輝度信号のデータ比べて1/4程度で
あり、この両データは各水平ライン毎に同期(ロック)
している場合についての説明であるが、その両データの
比は1/4に限定されずどのようなものであっても本発
明回路は十分に適応できる。
ところで、本実施例では、ディジタル輝度信号中の1H
当りの画素データ数は910個であり、ディジタル色差
信号中の1H当りのデータ数は910/4−227.5
個となり、ディジタル輝度信号の4個の画素データ当り
に対してディジタル色差信号の1データが伝送される。
この場合、ディジタル色差信号において例えば(n+1
)ライン目には227個のデータを伝送し、余りの0.
5個のデータ(すなわち、ディジタル輝度信号の2個の
画素データ分)を次のラインにもってゆき、次の(n+
2)ライン目には228個のデータを伝送するものとす
ると、ディジタル色差信号は(n+1)ライン目におい
て2個の画素データ分遅れ、次のくn+2)ライン目に
おいてディジタル輝度信号と一致するようになる。換言
すれば、上記の場合には2個の水平ラインとディジタル
色差信号のデータとがロックしていることになるが、本
発明はこれに限定されず、n個の水平ラインとディジタ
ル色差信号データとがロックしている場合にも前記同様
にたて線状の妨害の発生を防止できる。
なお、検出回路32の出力ディジタル検出信号は、本実
施例の如く2値的に変化するものに限定されるものでは
なく、例えば適応型処理回路17の処理モードの種類に
応じて何通りものディジタル検出信号を発生して最適な
輝度信号処理をするよう構成してもよい。また、遅延回
路33はY/C分離回路12及び輝度信号処理回路16
の間に挿入接続してもよい。
また、検出回路32はディジタル色差信号に基づいてラ
イン相関を検出しているが、ディジタル輝度信号に基づ
いてライン相関を検出することも考えられる。しかし、
ディジタル輝度信号はr4度信号処理回路16により水
平、垂直力内のピーキング補正、コン]・ラストコント
ロール等の処理がされており、しかもそれはユーザーの
意図に応じて行なわれるから、ディジタル輝度信号は不
安定である。よって、ライン相関性をディジタル輝度信
号に基づいて検出することは好ましくない。
さらに、本発明回路により処理される信号はNTSC方
式のカラー映像信号に限定されるものではなく、PAL
方式のカラー映像信号でもよい。
また、適応型処理回路17の構成は、トラップ回路をオ
ン、オフする構成に限定されず、ディジタル検出信号に
応じて輝度信号中の色副搬送波周波数成分をレベル減衰
するような構成であればよいことは勿論である。更に、
1H遅延線41の代りに2日遅延線を使用してもよい。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、各水平走査期間中のモー
ド切換位置にバラツキを持たせたので、モード切換位置
に対応して発生する画面上の輝度の変化位置にバラツキ
を持たせることができ、よって、モード切換位置が各水
平走査期間中の特定位置に固定されて輝度の変化が画面
上たて方向に整列することにより現われるたて線状の妨
害の発生を低域でき、見かけ上モード切換位置に伴う輝
度の変化を目立たなくさせることができるため、良好な
画面を得ることができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるカラー映像信号処理回路の一実施
例を示ずブロック系統図、第2図は本発明回路の要部の
一実施例を示すブロック系統図、第3図は第2図図示ブ
ロック系統中の低域フィルタの周波数特性図、第4図は
本発明回路の動作を説明するための図、第5図は従来の
Y/C分離回路の一例を示1ブロック系統図、第6図及
び第7図は夫々従来のカラー映像信号処理回路の一例を
示すブロック系統図及びその要部の一例を示す回路系統
図である。 11・・・カラー映像信号入力端子、12・・・Y/C
分離回路、13・・・色信号処理回路、15・・・マト
リクス回路、16・・・輝度信号処理回路、17・・・
適応型処理回路、18・・・CRT、31・・・A/D
変換器、32・・・検出回路、33・・・遅延回路、3
4・・・D/Δ変換器、41・・・1日遅延線、42・
・・減口器、43・・・絶対値回路、44・・・ライン
相関検出回路、45・・・低域フィルタ、46・・・比
較器、47・・・基準値発生回路、48・・・ディジタ
ル色差信号入力端子、49・・・ディジタル検出信号出
力端子。 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. くし形フィルタにより構成されたY/C分離回路により
    周波数インターリービング方式のディジタル・カラー映
    像信号からディジタル輝度信号及びディジタル搬送色信
    号を夫々分離すると共に、該ディジタル搬送色信号を復
    調してディジタル色差信号を生成するカラー映像信号処
    理回路において、現在のラインとそれ以前のラインの該
    ディジタル色差信号同士のレベル差の絶対値に相当する
    ディジタル信号を生成する手段と、該ディジタル色差信
    号の最高周波数と略同一のカットオフ周波数を有し、該
    カットオフ周波数以下の該ディジタル信号成分を濾波す
    るディジタル低域フィルタと、該ディジタル低域フィル
    タの出力ディジタル信号レベルの値と予め設定された基
    準値との比較結果に基づいて現在のラインとそれ以前の
    ラインとの間のライン相関性の変化を示すディジタル検
    出信号を発生出力する手段と、該ディジタル輝度信号に
    含まれる色副搬送波周波数成分に対して該ディジタル検
    出信号に基づきライン相関性に適応したレベル減衰を選
    択的に行なう手段とを具備したことを特徴とするカラー
    映像信号処理回路。
JP61252485A 1986-10-23 1986-10-23 カラ−映像信号処理回路 Granted JPS63107287A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04159894A (ja) * 1990-10-23 1992-06-03 Fujitsu General Ltd Y/c分離回路の妨害除去装置
US6601909B2 (en) 2000-03-13 2003-08-05 Kikuchi Co., Ltd. Tailored blank article and manufacturing method of the same

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US6601909B2 (en) 2000-03-13 2003-08-05 Kikuchi Co., Ltd. Tailored blank article and manufacturing method of the same
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