JPH10212919A - エンジンのオイルフィルタ取付構造 - Google Patents

エンジンのオイルフィルタ取付構造

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JPH10212919A
JPH10212919A JP9032887A JP3288797A JPH10212919A JP H10212919 A JPH10212919 A JP H10212919A JP 9032887 A JP9032887 A JP 9032887A JP 3288797 A JP3288797 A JP 3288797A JP H10212919 A JPH10212919 A JP H10212919A
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JP
Japan
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cooler
oil
filter
stand
screw portion
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JP9032887A
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English (en)
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Ryuji Tanaka
竜司 田中
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/03Mounting or connecting of lubricant purifying means relative to the machine or engine; Details of lubricant purifying means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M1/00Pressure lubrication
    • F01M1/10Lubricating systems characterised by the provision therein of lubricant venting or purifying means, e.g. of filters
    • F01M2001/105Lubricating systems characterised by the provision therein of lubricant venting or purifying means, e.g. of filters characterised by the layout of the purification arrangements
    • F01M2001/1092Lubricating systems characterised by the provision therein of lubricant venting or purifying means, e.g. of filters characterised by the layout of the purification arrangements comprising valves bypassing the filter
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、フィルタスタンドの組付
時に組付の正誤を確認し得て、フィルタスタンドの誤組
付を防止し得て、たとえ誤組付した場合にもオイルの流
路を確保し得て、誤組付した場合のエンジンの焼付を防
止し得て、フィルタスタンドを共通化し得て、誤組付を
無くすことにある。 【構成】 このため、この発明は、エンジンのロアケー
スにメインギャラリに連通するスタンド孔を形成し、こ
のスタンド孔に一端側を螺着して取付けられるフィルタ
スタンドの他端側にオイルフィルタを螺着して取付ける
エンジンのオイルフィルタ取付構造において、ロアケー
スにはオイルクーラ無し仕様とオイルクーラ有り仕様と
に応じてスタンド孔に長さの異なるクーラ無し用雌ネジ
部とクーラ有り用雌ネジ部とのいずれかを形成して設
け、フィルタスタンドにはオイルクーラ無し仕様とオイ
ルクーラ有り仕様とに応じてクーラ無し用雌ネジ部より
も長い長さのクーラ無し用雄ネジ部とクーラ有り用雌ネ
ジ部より長い長さのクーラ無し用雄ネジ部とのいずれか
を形成して設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はエンジンのオイル
フィルタ取付構造に係り、特に、フィルタスタンドの組
付時に組付の正誤を確認し得て、フィルタスタンドの誤
組付を防止し得て、たとえ誤組付した場合にもオイルの
流路を確保し得て、誤組付した場合のエンジンの焼付を
防止し得て、フィルタスタンドを共通化し得て、誤組付
を無くし得るエンジンのオイルフィルタ取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エンジンは、機関各部を潤滑・冷却する
ためにオイルを循環させている。オイルは、オイルパン
内に貯留され、オイルポンプによりサブオイルギャラリ
に送られる。サブオイルギャラリのオイルは、オイルフ
ィルタにより異物を除去された後に、メインオイルギャ
ラリに送られて機関各部を潤滑・冷却する。
【0003】このようなエンジンのオイルフィルタ取付
構造としては、図7に示すものがある。図7において、
202は図示しないエンジンのオイルクーラ無し仕様の
ロアケースである。このロアケース202は、図示しな
いシリンダブロックのブロック側軸支部材と共働してク
ランク軸(図示せず)を軸支するケース側軸支部材20
4を設け、ケース側軸支部材204のクランク軸線Aと
交差する方向の各側端を夫々ケース側連結部材206に
より連結している。
【0004】ロアケース202には、クランク軸線Aと
交差する方向の一側のケース側連結部材206に、図示
しないオイルポンプからオイルを供給されるサブギャラ
リ208を設け、塵埃を除去されたオイルを機関各部を
供給するメインギャラリ210を設けている。
【0005】ロアケース202のケース側連結部材20
6には、メインギャラリ210に連通するスタンド孔2
12を形成して設けている。このスタンド孔212に
は、メインギャラリ210を越える長さのクーラ無し用
雌ネジ部214を形成して設けている。クーラ無し用雌
ネジ部214には、クーラ無し仕様のフィルタスタンド
216の長手方向一端のクーラ無し用雄ネジ部218が
螺着される。クーラ無し用雄ネジ部218は、メインギ
ャラリ210を塞がない長さに設定されている。
【0006】スタンド孔212に螺着されたフィルタス
タンド216は、クーラ無し用雌ネジ部218によりメ
インギャラリ210を塞ぐことなく、中間の非雄ネジ部
220を挟んで長手方向他側に設けたフィルタ用雄ネジ
部222にオイルフィルタ224が螺着して取付けられ
る。オイルフィルタ224は、サブギャラリ208にフ
ィルタ用導入孔226により連通されるとともに、フィ
ルタスタンド216のスタンド用オイル通路228によ
りスタンド孔212に連通され、オイルをメインギャラ
リ210に流通させる。
【0007】一方、図8に示す如く、オイルクーラ有り
仕様のロアケース302は、ケース側連結部材306に
メインギャラリ310に連通するスタンド孔312を形
成して設けている。このスタンド孔312には、メイン
ギャラリ310を越える長さのクーラ有り用雌ネジ部3
14を形成して設けている。クーラ有り用雌ネジ部31
4には、クーラ有り仕様のフィルタスタンド316の長
手方向一端のクーラ有り用雄ネジ部318が螺着され
る。クーラ有り用雄ネジ部318は、メインギャラリ3
10を塞ぐ長さに設定されている。
【0008】スタンド孔312に螺着されたクーラ有り
仕様のフィルタスタンド316は、クーラ有り用雌ネジ
部318によりメインギャラリ310を塞ぎ、中間の非
雄ネジ部320を挟んで長手方向他側に設けたフィルタ
用雄ネジ部322にオイルフィルタ324が螺着して取
付けられる。オイルフィルタ324は、サブギャラリ3
08にフィルタ用導入孔326により連通されるととも
に、フィルタスタンド316のスタンド用オイル通路3
28によりスタンド孔312に連通される。
【0009】また、オイルクーラ有り仕様のロアケース
302には、ケース側連結部材306にメインギャラリ
310に連通するクーラボルト孔330をスタンド孔3
12に対して傾斜して形成して設けている。クーラボル
ト孔330には、クーラ用雌ネジ部332を形成して設
けている。クーラ用雌ネジ部332には、クーラボルト
334のボルト雄ネジ部336が螺着され、オイルクー
ラ338が取付けられる。
【0010】クーラボルト334により取付けられたオ
イルクーラ338は、クーラ有り用雌ネジ部318によ
ってメインギャラリ310を塞がれたスタンド孔312
にクーラ用導入孔340により連通されるとともに、ク
ーラボルト334のボルト用オイル通路342によりメ
インギャラリ310に連通され、冷却水により冷却され
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記図7に
示すオイルフィルタ取付構造においては、オイルクーラ
無し仕様のロアケース202のスタンド孔212のクー
ラ無し用雌ネジ部214に、フィルタスタンド216の
クーラ無し用雄ネジ部218を螺着して、メインギャラ
リ20に連通させている。
【0012】このように、オイルクーラ無し仕様のフィ
ルタスタンド216は、クーラ無し用雄ネジ部218を
インギャラリ210を塞がない長さに設定し、オイルフ
ィルタ224を通過したオイルをメインギャラリ310
に流通させている。
【0013】一方、前記図8に示すオイルフィルタ取付
構造においては、オイルクーラ有り仕様のロアケース3
02のスタンド孔312のクーラ有り用雌ネジ部314
に、フィルタスタンド316のクーラ有り用雄ネジ部3
18を螺着して、メインギャラリ310を塞いでいる。
【0014】このように、オイルクーラ有り仕様のフィ
ルタスタンド316は、クーラ有り用雄ネジ部318を
メインギャラリ310を塞ぐ長さに設定し、オイルフィ
ルタ324を通過したオイルを直接メインギャラリ31
0に流通させることなく、オイルクーラ334を介して
メインギャラリ310に流通させている。
【0015】ところが、従来のオイルクーラ無し仕様の
ロアケース202のスタンド孔212には、メインギャ
ラリ210を越える長さのクーラ無し用雌ネジ部214
を形成して設けている。また、従来のオイルクーラ有り
仕様のロアケース302のスタンド孔312のクーラ有
り用雌ネジ部314にも、メインギャラリ310を越え
る長さのクーラ有り用雌ネジ部314を形成して設けて
いる。
【0016】このため、図9に示す如く、オイルクーラ
無し仕様のロアケース202のスタンド孔212のクー
ラ無し用雌ネジ部214には、オイルクーラ有り仕様の
フィルタスタンド316のクーラ有り用雄ネジ部318
が誤って螺着して誤組付されるおそれがある。
【0017】このように誤組付された場合には、クーラ
有り用雄ネジ部318によってメインギャラリ210が
塞がれてしまい、メインギャラリ210にオイルを流通
させることができず、エンジンの焼付を招く不都合があ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去すべく、エンジンのシリンダブロック
に取付けられてクランク軸を軸支するロアケースを設
け、このロアケースにメインギャラリに連通するスタン
ド孔を形成して設け、このスタンド孔に一端側を螺着し
て取付けられるフィルタスタンドを設け、このフィルタ
スタンドの他端側に螺着して取付けられるオイルフィル
タを設けたエンジンのオイルフィルタ取付構造におい
て、前記ロアケースにはオイルクーラ無し仕様とオイル
クーラ有り仕様とに応じて前記スタンド孔に長さの異な
るクーラ無し用雌ネジ部とクーラ有り用雌ネジ部とのい
ずれかを形成して設け、前記フィルタスタンドにはオイ
ルクーラ無し仕様とオイルクーラ有り仕様とに応じて前
記クーラ無し用雌ネジ部よりも長い長さのクーラ無し用
雄ネジ部と前記クーラ有り用雌ネジ部より長い長さのク
ーラ無し用雄ネジ部とのいずれかを形成して設けたこと
を特徴とする。
【0019】前記フィルタスタンドには、中間の非雄ネ
ジ部を挟んで軸方向一側に前記クーラ無し用雄ネジ部を
形成して設けるとともに軸方向他側に前記クーラ有り用
雄ネジ部を形成して設けたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明のエンジンのオイルフィ
ルタ取付構造は、ロアケースにはオイルクーラ無し仕様
とオイルクーラ有り仕様とに応じてスタンド孔に長さの
異なるクーラ無し用雌ネジ部とクーラ有り用雌ネジ部と
のいずれかを形成して設け、フィルタスタンドにはオイ
ルクーラ無し仕様とオイルクーラ有り仕様とに応じてク
ーラ無し用雌ネジ部よりも長い長さのクーラ無し用雄ネ
ジ部と前記クーラ有り用雌ネジ部より長い長さのクーラ
無し用雄ネジ部とのいずれかを形成して設けていること
により、オイルクーラ無し仕様のスタンド孔のクーラ無
し用雌ネジ部に誤ってフィルタスタンドのクーラ有り用
雄ネジ部を螺着した場合には、クーラ無し用雌ネジ部に
クーラ有り用雄ネジ部が完全に螺着されずに突出するこ
とになり、また、オイルクーラ有り仕様のスタンド孔の
クーラ有り用雌ネジ部に誤ってフィルタスタンドのクー
ラ無し用雄ネジ部を螺着した場合には、クーラ有り用雌
ネジ部にクーラ無し用雄ネジ部が完全に螺着されること
になり、誤組付を目視により発見することができる。
【0021】また、この発明のエンジンのオイルフィル
タ取付構造は、ロアケースにはオイルクーラ無し仕様と
オイルクーラ有り仕様とに応じてスタンド孔に長さの異
なるクーラ無し用雌ネジ部とクーラ有り用雌ネジ部との
いずれかを形成して設けることにより、例えば、オイル
クーラ無し仕様のスタンド孔にメインギャラリに達する
長さのクーラ無し用雌ネジ部を形成することにより、オ
イルクーラ無し仕様のスタンド孔のクーラ無し用雌ネジ
部に誤ってフィルタスタンドのクーラ有り用雄ネジ部を
螺着しても、クーラ有り用雄ネジ部によってメインギャ
ラリが塞がれることがなく、メインギャラリにオイルを
流通させることができる。
【0022】さらに、フィルタスタンドには、中間の非
雄ネジ部を挟んで軸方向一側にクーラ無し用雄ネジ部を
形成して設けるとともに軸方向他側にクーラ有り用雄ネ
ジ部を形成することにより、フィルタスタンドをオイル
クーラ有り仕様とオイルクーラ無し仕様とに共用するこ
とができる。
【0023】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1〜図6は、この発明の実施例を示すもので
ある。図5において、2はエンジン、4はシリンダブロ
ック、6はシリンダヘッド、8はヘッドカバー、10は
オイルクーラ無し仕様のロアケース、12はオイルパン
である。エンジン2は、シリンダブロック4の上方にシ
リンダヘッド6を取付け、シリンダヘッドにヘッドカバ
ー8を取付けている。
【0024】シリンダブロック4下方には、ロアケース
10を取付けてクランク軸14を軸支して設け、ロアケ
ース10にオイルパン12を取付けて設けている。な
お、符号16はエアクリーナ、符号18はレゾネータ、
符号20は排気マニホルドである。
【0025】前記オイルクーラ無し仕様のロアケース1
0は、図1・図2に示す如く、シリンダブロック4のブ
ロック側軸支部材(図示せず)と共働してクランク軸1
4を軸支するケース側軸支部材22をクランク軸線Aと
交差する方向に平行に設けている。ケース側軸支部材2
2は、クランク軸線Aと交差する方向の各側端を夫々ケ
ース側連結部材24により連結して設けている。
【0026】前記シリンダブロック4の下端には、ロア
ケース用取付面26を設けている。ロアケース10の上
端には、ロアケース用取付面26に当接されるブロック
用取付面28を設け、このブロック用取付面28と反対
の下端にオイルパン12の取付けられるパン用取付面3
0を設けている。
【0027】前記ロアケース10のクランク軸線Aと交
差する方向の一側のケース側連結部材24には、図示し
ないオイルポンプからオイルを供給されるサブギャラリ
32を設け、塵埃を除去されたオイルを機関各部を供給
するメインギャラリ34を設けている。
【0028】ケース側連結部材24のパン用取付面30
側には、円環形状のフィルタ取付座36を設けている。
フィルタ取付座36内には、円筒形状のフィルタ用導入
部38を窪ませて設けている。フィルタ用導入部38の
導入部底面40の周縁には、前記サブギャラリ32に連
通されるフィルタ用導入孔42を設けている。
【0029】フィルタ用導入部38の導入部底面40の
中心には、前記メインギャラリ34に連通するスタンド
孔44を形成して設けている。スタンド孔44は、導入
部底面40側にクーラ無し用雌ネジ部46を形成して設
けている。クーラ無し用雌ネジ部46は、導入部底面4
0からメインギャラリ34に達する長さL1に設定され
ている。
【0030】スタンド孔44のクーラ無し用雌ネジ部4
6には、オイルクーラ無し仕様及びオイルクーラ有り仕
様共通のフィルタスタンド48が螺着して取付けられ
る。フィルタスタンド48は、スタンド用オイル通路5
0を長手方向に有する略円筒形状に形成され、中間の非
雄ネジ部52を挟んで長手方向一側にクーラ無し用雄ネ
ジ部54を形成して設けるとともに、他側にクーラ有り
用雄ネジ部56を形成して設けている。これらクーラ無
し用雄ネジ部54及びクーラ有り用雄ネジ部56は、同
径・同ピッチ且つ同ネジ方向の雄ネジに形成され、フィ
ルタ用雄ネジ部としても機能する。
【0031】フィルタスタンド48のクーラ無し用雄ネ
ジ部54は、図1に示す如く、クーラ無し用雌ネジ部4
6に螺着した際に、メインギャラリ34を塞ぐことな
く、導入部底面40と非雄ネジ部52との間にクリアラ
ンスC1ができるように、クーラ無し用雌ネジ部46の
長さL1よりも長い長さL2に形成されている。
【0032】このクーラ無し用雄ネジ部54の長さL2
は、後述のクーラ有り用雌ネジ部146に螺着した際
に、導入部底面140と非雄ネジ部52との間にクリア
ランスができないように、クーラ有り用雌ネジ部146
の長さL4よりも短く形成されている。
【0033】また、フィルタスタンド48のクーラ有り
用雄ネジ部56は、図2に示す如く、クーラ無し用雌ネ
ジ部46に螺着した際に、メインギャラリ34を塞ぐこ
となく、導入部底面40と非雄ネジ部52との間にクリ
アランスC2ができるように、クーラ無し用雌ネジ部4
6の長さL1よりも長い長さL3に形成されている。
【0034】このクーラ有り用雄ネジ部56の長さL3
は、後述のクーラ有り用雌ネジ部146に螺着した際
に、メインギャラリ134を塞いで、導入部底面140
と非雄ネジ部52との間にクリアランスC3ができるよ
うに、クーラ有り用雌ネジ部146の長さL4よりも長
く形成されている。
【0035】前記スタンド孔44のクーラ無し用雌ネジ
部46にクーラ無し用雄ネジ部54を螺着したフィルタ
スタンド48のクーラ有り用雄ネジ部56には、オイル
フィルタ58が螺着される。オイルフィルタ58は、前
記フィルタ取付座36に当接されるフィルタ取付面60
を設けたフィルタケース62と、フィルタケース62に
内蔵されたフィルタエレメント64と、フィルタ取付面
60から内方に位置させてフィルタエレメント64の中
心に設けたフィルタ側雌ネジ部66と、からなる。フィ
ルタ側雌ネジ部66は、クーラ無し用雄ネジ部54及び
クーラ有り用雄ネジ部56と同径・同ピッチ且つ同ネジ
方向の雌ネジに形成される。また、フィルタ側雌ネジ部
66は、クーラ有り用雄ネジ部56の長さL3よりも長
く形成されている。
【0036】クーラ有り用雄ネジ部54にフィルタ側雌
ネジ部66を螺着されたオイルフィルタ58は、フィル
タ取付座36にフィルタ取付面60を当接され、サブギ
ャラリ32にフィルタ用導入孔42により連通されると
ともに、フィルタスタンド48のスタンド用オイル通路
50によりスタンド孔44に連通され、塵埃を除去され
たオイルをメインギャラリ34に流通させる。
【0037】一方、図6に示すエンジン102は、図5
と同様に、シリンダブロック104の上方にシリンダヘ
ッド106を取付け、シリンダヘッド106にヘッドカ
バー108を取付け、シリンダブロック4下方にオイル
クーラ有り仕様のロアケース110を取付けてクランク
軸114を軸支して設け、ロアケース110にオイルパ
ン112を取付けて設けている。なお、符号116はエ
アクリーナ、符号118はレゾネータ、符号120は排
気マニホルド、符号121は過給機である。
【0038】前記オイルクーラ有り仕様のロアケース1
10は、図3・図4に示す如く、シリンダブロック10
4のブロック側軸支部材(図示せず)と共働してクラン
ク軸114を軸支するケース側軸支部材122をクラン
ク軸線Aと交差する方向に平行に設けている。ケース側
軸支部材122は、クランク軸線Aと交差する方向の各
側端を夫々ケース側連結部材124により連結して設け
ている。
【0039】前記シリンダブロック104の下端には、
ロアケース用取付面126を設けている。ロアケース1
10の上端には、ロアケース用取付面126に当接され
るブロック用取付面128を設け、このブロック用取付
面128と反対の下端にオイルパン112の取付けられ
るパン用取付面130を設けている。
【0040】前記ロアケース110のクランク軸線Aと
交差する方向の一側のケース側連結部材124には、図
示しないオイルポンプからオイルを供給されるサブギャ
ラリ132を設け、塵埃を除去されたオイルを機関各部
を供給するメインギャラリ134を設けている。
【0041】ケース側連結部材124のパン用取付面1
30側には、円環形状のフィルタ取付座136を設けて
いる。フィルタ取付座136内には、円筒形状のフィル
タ用導入部138を窪ませて設けている。フィルタ用導
入部138の導入部底面140の周縁には、前記サブギ
ャラリ132に連通されるフィルタ用導入孔142を設
けている。
【0042】フィルタ用導入部138の導入部底面14
0の中心には、前記メインギャラリ134に連通するス
タンド孔144を形成して設けている。スタンド孔14
4は、導入部底面140側にクーラ有り用雌ネジ部14
6を形成して設けている。クーラ有り用雌ネジ部146
は、導入部底面140からメインギャラリ134を越え
る長さL4に設定されている。
【0043】スタンド孔144のクーラ有り用雌ネジ部
146には、オイルクーラ無し仕様及びオイルクーラ有
り仕様共通のフィルタスタンド48が螺着して取付けら
れる。フィルタスタンド48は、スタンド用オイル通路
50を長手方向に有する略円筒形状に形成され、中間の
非雄ネジ部52を挟んで長手方向一側にクーラ無し用雄
ネジ部54を形成して設けるとともに、他側にクーラ有
り用雄ネジ部56を形成して設けている。これらクーラ
無し用雄ネジ部54及びクーラ有り用雄ネジ部56は、
同径・同ピッチ且つ同ネジ方向の雄ネジに形成され、フ
ィルタ用雄ネジ部としても機能する。
【0044】フィルタスタンド48のクーラ有り用雄ネ
ジ部56は、図3に示す如く、クーラ有り用雌ネジ部1
46に螺着した際に、メインギャラリ134を塞いで、
導入部底面140と非雄ネジ部152との間にクリアラ
ンスC3ができるように、クーラ有り用雌ネジ部146
の長さL4よりも長い長さL3に形成されている。
【0045】また、フィルタスタンド48のクーラ無し
用雄ネジ部54は、図4に示す如く、クーラ有り用雌ネ
ジ部146に螺着した際に、導入部底面140と非雄ネ
ジ部52との間にクリアランスができないように、クー
ラ有り用雌ネジ部146の長さL4よりも短い長さL2
に形成されている。
【0046】前記スタンド孔144のクーラ有り用雌ネ
ジ部146にクーラ有り用雄ネジ部56を螺着したフィ
ルタスタンド48のクーラ無し用雄ネジ部54には、オ
イルフィルタ158が螺着される。オイルフィルタ15
8は、前記フィルタ取付座136に当接されるフィルタ
取付面160を設けたフィルタケース162と、フィル
タケース162に内蔵されたフィルタエレメント164
と、フィルタ取付面160から内方に位置させてフィル
タエレメント164の中心に設けたフィルタ側雌ネジ部
166と、からなる。フィルタ側雌ネジ部166は、ク
ーラ無し用雄ネジ部54及びクーラ有り用雄ネジ部56
と同径・同ピッチ且つ同ネジ方向の雌ネジに形成され
る。また、フィルタ側雌ネジ部166は、クーラ有り用
雄ネジ部56の長さL3よりも長く形成されている。
【0047】クーラ無し用雄ネジ部154にフィルタ側
雌ネジ部166を螺着されたオイルフィルタ158は、
フィルタ取付座136にフィルタ取付面160を当接さ
れ、サブギャラリ132にフィルタ用導入孔142によ
り連通されるとともに、フィルタスタンド48のスタン
ド用オイル通路50によりスタンド孔144に連通さ
れ、塵埃を除去されたオイルをメインギャラリ134に
流通させる。
【0048】また、前記ロアケース110のケース側連
結部材124には、ブロック用取付面128のクランク
軸線A近接側からパン用取付面130のクランク軸線A
離間側の下方向に向って傾斜するケース側傾斜面168
を設けている。ケース側傾斜面168には、円環形状の
クーラ取付座170を設けている。クーラ取付座170
内には、円環溝形状のクーラ用導入部172を窪ませて
設け、クーラ用導入部172内に前記スタンド孔144
の内奥端に連通されるクーラ用導入孔174を形成して
設けている(図5参照。ただし、図5においては、クー
ラ用導入孔174を形成していない。)。
【0049】クーラ用導入部172の中心には、クーラ
用ボス部176を設け、このクーラ用ボス部176に前
記メインギャラリ134に連通するクーラボルト孔17
8を形成して設けている。クーラボルト孔178の軸線
は、図6に示す如く、スタンド孔144の軸線に対して
クランク軸線A方向にオフセットさせて、メインギャラ
リ134に連通している。このクーラボルト孔178に
は、クーラ用雌ネジ部180を形成して設けている。ク
ーラボルト孔178のクーラ用雌ネジ部180には、ク
ーラボルト182が螺着して取付けられる。クーラボル
ト182は、先端から後端近傍の外周に達するボルト用
オイル通路184を有するボルト形状に形成され、ボル
ト雄ネジ部186を形成して設けている。
【0050】クーラボルト182は、オイルクーラ18
8を取付ける。オイルクーラ188は、円環筒形状のオ
イル流通部190と、冷却水流通部192とからなる。
オイルクーラ188は、オイル流通部190及び冷却水
流通部192にクーラボルト182を嵌挿してクーラ用
雌ネジ部180にボルト雄ネジ部186を螺着されるこ
とにより取付けられる。
【0051】クーラボルト182により取付けられたオ
イルクーラ188は、オイル流通部190をクーラ取付
座170に当接され、オイル流通部190をスタンド孔
144にクーラ用導入孔174により連通されるととも
に、クーラボルト182のボルト用オイル通路184に
よりメインギャラリ134に連通され、オイル流通部1
90を流通するオイルと冷却水流通部192を流通する
冷却水との熱交換によりオイルを冷却される。
【0052】次に作用を説明する。
【0053】図1に示す如く、オイルクーラ無し仕様の
ロアケース10にオイルフィルタ58を取付ける場合に
は、スタンド孔44の長さL1のクーラ無し用雌ネジ部
46にフィルタスタンド48の長さL2のクーラ無し用
雄ネジ部54を螺着する。
【0054】このように、フィルタスタンド48を正組
付した場合には、導入部底面40とフィルタスタンド4
8の非雄ネジ部52との間にクリアランスC1を形成し
て螺着される。
【0055】これに対して、図2に示す如く、オイルク
ーラ無し仕様のロアケース10のスタンド孔44の長さ
L1のクーラ無し用雌ネジ部46に、フィルタスタンド
48の長さL3のクーラ有り用雄ネジ部56を螺着して
フィルタスタンド48を誤組付した場合には、導入部底
面40とフィルタスタンド48の非雄ネジ部52との間
にクリアランスC2を形成して螺着される。
【0056】これにより、オイルクーラ無し仕様のスタ
ンド孔44のクーラ無し用雌ネジ部46に誤ってフィル
タスタンド48のクーラ有り用雄ネジ部56を螺着した
場合には、クーラ無し用雄ネジ部54のクリアランスC
1より大きいクリアランスC2だけ突出することにな
り、誤組付を目視により容易に発見することができる。
【0057】このため、フィルタスタンド48を組付た
際には、クリアランスC1・C2によって、正組付であ
るか誤組付であるかを、作業者は容易に確認することが
できる。
【0058】また、オイルクーラ無し仕様のスタンド孔
44には、メインギャラリ34の途中に達する長さL1
のクーラ無し用雌ネジ部46を形成することにより、ス
タンド孔44のクーラ無し用雌ネジ部46に誤ってフィ
ルタスタンド46のクーラ有り用雄ネジ部56を螺着し
ても、クーラ有り用雄ネジ部56によってメインギャラ
リ34が塞がれることがなく、メインギャラリ34にオ
イルを流通させることができる。
【0059】このため、このオイルフィルタ取付構造
は、フィルタスタンド48の組付時に組付の正誤を確認
することができ、フィルタスタンド48の誤組付を防止
することがてき、たとえ誤組付した場合にもメインギャ
ラリ34へのオイルの流通を確保することができ、誤組
付した場合にもエンジン2の焼付を防止することができ
る。また、オイルフィルタ58は、フィルタ側雌ネジ部
66をフィルタ取付面60から内方に位置させるととも
にオイルクーラ有り用雄ネジ部56よりも長く形成した
ことにより、フィルタスタンド48を誤組付した場合に
も取付けることができる。
【0060】また、図3に示す如く、オイルクーラ有り
仕様のロアケース110にオイルフィルタ158を取付
ける場合には、スタンド孔144の長さL4のクーラ有
り用雌ネジ部146にフィルタスタンド48の長さL3
のクーラ有り用雄ネジ部56を螺着する。
【0061】このように、フィルタスタンド48を正組
付した場合には、導入部底面140とフィルタスタンド
40の非雄ネジ部52との間にクリアランスC3を形成
して螺着される。
【0062】これに対して、図4に示す如く、オイルク
ーラ有り仕様のロアケース110のスタンド孔144の
長さL4のクーラ有り用雌ネジ部146に、フィルタス
タンド48の長さL2のクーラ無し用雄ネジ部54を螺
着してフィルタスタンド48を誤組付した場合には、導
入部底面140とフィルタスタンド48の非雄ネジ部5
2との間にクリアランスが形成されることなく螺着され
る。
【0063】これにより、オイルクーラ有り仕様のスタ
ンド孔144のクーラ有り用雌ネジ部148に誤ってフ
ィルタスタンド48のクーラ無し用雄ネジ部54を螺着
した場合には、クーラ無し用雌ネジ部46にクーラ無し
用雄ネジ部54が完全に螺着されてクリアランスができ
ないことになり、誤組付を目視により容易に発見するこ
とができる。
【0064】このため、フィルタスタンド50を組付た
際には、クリアランスの有無によって、正組付であるか
誤組付であるかを、作業者は容易に確認することができ
る。
【0065】また、このオイルフィルタ取付構造は、フ
ィルタスタンド48の組付時に組付の正誤を確認するこ
とができ、フィルタスタンド48の誤組付を防止するこ
とができ、誤組付によるエンジン2の焼付を防止するこ
とができる。
【0066】さらに、このオイルフィルタ取付構造は、
フィルタスタンド48に中間の非雄ネジ部52を挟んで
軸方向一側にクーラ無し用雄ネジ部54を形成して設け
るとともに軸方向他側にクーラ有り用雄ネジ部56を形
成することにより、オイルクーラ有り仕様のフィルタス
タンド48をオイルクーラ無し仕様に共用することがで
きる。
【0067】このため、このオイルフィルタ取付構造
は、フィルタスタンド48をオイルクーラ有り仕様のロ
アケース10とオイルクーラ無し仕様のロアケース11
0とに共通化することができるとともにオイルフィルタ
も共通化することができ、オイルクーラ無し仕様のロア
ケース10においては誤組付を無くすことができる。
【0068】なお、図2に示す如く、フィルタスタンド
48は、ロアケース10の導入部底面40からフィルタ
取付座36までの高さをh0、フィルタ取付座36から
スタンド孔44のクーラ無し用雌ネジ部46にクーラ有
り用雄ネジ部56を螺着したフィルタスタンド48の非
雄ネジ部52までの高さをh1、フィルタ取付座36か
らフィルタ側雌ネジ部66の開口端までの高さ(逃げ)
をh2、フィルタ側雌ネジ部66の開口端から内奥端ま
での高さをh3とした場合に、非雄ネジ部52がh1・
h2・h3の範囲に存するように、クーラ無し用雌ネジ
部46の長さL1・非雄ネジ部52の長さL5・クーラ
無し用雄ネジ部54の長さL2・クーラ有り用雄ネジ部
56の長さL3を設定することにより、図1・図2にお
いてはフィルタスタンド48のクーラ無し用雄ネジ部5
4及びクーラ有り用雄ネジ部56のいずれをクーラ無し
用雌ネジ部46に螺着しても、メインギャラリ34を塞
ぐことなくオイルフィルタ58を取付けることができ、
したがって、誤組付そのものを無くすことができるとと
もに、フィルタスタンド48をオイルクーラ有り仕様の
ロアケース10とオイルクーラ無し仕様のロアケース1
10とに共通化することができる。
【0069】
【発明の効果】このように、この発明のエンジンのオイ
ルフィルタ取付構造は、オイルクーラ無し仕様のスタン
ド孔のクーラ無し用雌ネジ部に誤ってオイルクーラ有り
仕様のフィルタスタンドのクーラ有り用雄ネジ部を螺着
して組付た場合に、クーラ無し用雌ネジ部にクーラ有り
用雄ネジ部が完全に螺着されずに突出し、また、オイル
クーラ有り仕様のスタンド孔のクーラ有り用雌ネジ部に
誤ってオイルクーラ無し仕様のフィルタスタンドのクー
ラ無し用雄ネジ部を螺着して組付た場合に、クーラ有り
用雌ネジ部にクーラ無し用雄ネジ部が完全に螺着される
ことになり、フィルタスタンドの誤組付を目視により発
見することができる。
【0070】また、この発明のエンジンのオイルフィル
タ取付構造は、オイルクーラ無し仕様のスタンド孔のク
ーラ無し用雌ネジ部に誤ってオイルクーラ有り仕様のフ
ィルタスタンドのクーラ有り用雄ネジ部を螺着しても、
クーラ有り用雄ネジ部によってメインギャラリが塞がれ
ることがなく、メインギャラリにオイルを流通させるこ
とができる。
【0071】このため、このオイルフィルタ取付構造
は、フィルタスタンドの組付時に組付の正誤を確認し得
て、フィルタスタンドの誤組付を防止し得て、たとえ誤
組付した場合にもメインギャラリへのオイルの流通を確
保し得て、誤組付した場合のエンジンの焼付を防止する
ことができる。
【0072】また、この発明のオイルフィルタ取付構造
は、フィルタスタンドには中間の非雄ネジ部を挟んで軸
方向一側にクーラ無し用雄ネジ部を形成して設けるとと
もに軸方向他側にクーラ有り用雄ネジ部を形成すること
により、フィルタスタンドをオイルクーラ有り仕様とオ
イルクーラ無し仕様とに共用することができる。
【0073】このため、このオイルフィルタ取付構造
は、フィルタスタンドを共通化することができ、オイル
クーラ無し仕様のロアケースにおいては誤組付を無くす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるオイルフィルタ取付構造の実施
例を示すオイルクーラ無し仕様のロアケースの要部拡大
断面図である。
【図2】図1の作用を説明するロアケースの要部拡大断
面図である。
【図3】オイルクーラ有り仕様のロアケースの要部拡大
断面図である。
【図4】図3の作用を説明するロアケースの要部拡大断
面図である。
【図5】オイルクーラ無し仕様のロアケースを備えたエ
ンジンの正面図である。
【図6】オイルクーラ有り仕様のロアケースを備えたエ
ンジンの正面図である。
【図7】従来例を示すオイルクーラ無し仕様のロアケー
スの要部拡大断面図である。
【図8】オイルクーラ有り仕様のロアケースの要部拡大
断面図である。
【図9】図7の作用を説明するロアケースの要部拡大断
面図である。
【符号の説明】
2 エンジン 10 オイルクーラ無し仕様のロアケース 22 ケース側軸支部材 24 ケース側連結部材 32 サブギャラリ 34 メインギャラリ 38 フィルタ用導入部 42 フィルタ用導入孔 44 スタンド孔 46 クーラ無し用雌ネジ部 48 フィルタスタンド 54 クーラ無し用雄ネジ部 56 クーラ有り用雄ネジ部 58 オイルフィルタ 102 エンジン 110 オイルクーラ無し仕様のロアケース 122 ケース側軸支部材 124 ケース側連結部材 132 サブギャラリ 134 メインギャラリ 138 フィルタ用導入部 142 フィルタ用導入孔 144 スタンド孔 146 クーラ無し用雌ネジ部 148 フィルタスタンド 154 クーラ無し用雄ネジ部 156 クーラ有り用雄ネジ部 158 オイルフィルタ 172 クーラ用導入部 174 クーラ用導入孔 178 クーラボルト孔 180 クーラ用雌ネジ部 182 クーラボルト 184 ボルト用オイル通路 186 ボルト雄ネジ部 188 オイル流通部 190 冷却水流通部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのシリンダブロックに取付けら
    れてクランク軸を軸支するロアケースを設け、このロア
    ケースにメインギャラリに連通するスタンド孔を形成し
    て設け、このスタンド孔に一端側を螺着して取付けられ
    るフィルタスタンドを設け、このフィルタスタンドの他
    端側に螺着して取付けられるオイルフィルタを設けたエ
    ンジンのオイルフィルタ取付構造において、前記ロアケ
    ースにはオイルクーラ無し仕様とオイルクーラ有り仕様
    とに応じて前記スタンド孔に長さの異なるクーラ無し用
    雌ネジ部とクーラ有り用雌ネジ部とのいずれかを形成し
    て設け、前記フィルタスタンドにはオイルクーラ無し仕
    様とオイルクーラ有り仕様とに応じて前記クーラ無し用
    雌ネジ部よりも長い長さのクーラ無し用雄ネジ部と前記
    クーラ有り用雌ネジ部より長い長さのクーラ無し用雄ネ
    ジ部とのいずれかを形成して設けたことを特徴とするエ
    ンジンのオイルフィルタ取付構造。
  2. 【請求項2】 前記フィルタスタンドには、中間の非雄
    ネジ部を挟んで軸方向一側に前記クーラ無し用雄ネジ部
    を形成して設けるとともに軸方向他側に前記クーラ有り
    用雄ネジ部を形成して設けたことを特徴とする請求項1
    に記載のエンジンのオイルフィルタ取付構造。
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