JP3250006B2 - オイルフィルタカートリッジを備えたエンジン - Google Patents

オイルフィルタカートリッジを備えたエンジン

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JP3250006B2 JP05565797A JP5565797A JP3250006B2 JP 3250006 B2 JP3250006 B2 JP 3250006B2 JP 05565797 A JP05565797 A JP 05565797A JP 5565797 A JP5565797 A JP 5565797A JP 3250006 B2 JP3250006 B2 JP 3250006B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオイルフィルタカー
トリッジを備えたエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オイルフィルタカートリッジを
使用してエンジンの潤滑オイルを清浄化する方法におい
て、オイルフィルタカートリッジを使用しない形態を基
本とするエンジンにおいては、必要に応じて別置フィル
タを設けチューブ配管によって接続する構成が採用され
ている。また、オイルフィルタカートリッジを使用する
形態を基本とするエンジンにおいては、潤滑油送油経路
の所定位置にオイルフィルタカートリッジの取付フラン
ジを確保する構成が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来技
術では、以下の課題がある。 (1)まず、オイルフィルタカートリッジを使用しない
形態を基本とするエンジンにおいて、別置フィルタを設
ける構成では、 (a)オイルフィルタの配置が特定できず、大きなフィル
タを用いると、エンジンオイルパン内の油面位置が不安
定になる問題がある。 (b)オイルフィルタの配置が特定できないために、チュ
ーブ配管が長くなり、配管の破損や配管内にエアーが入
ることによるエアーロックの発生の恐れがある。 (c)チューブ配管の材質、長さ等も適宜、選択されるこ
とが多く、トラブルの原因にもなりやすい。
【0004】(2)従来技術では、例えば、運転時間の
長い用途にはオイルフィルタカートリッジを使用する基
本形を使用し、また、運転時間の短い用途には低コスト
化、コンパクト化を重視してオイルフィルタカートリッ
ジを使用しない基本形が採用されることが多い。したが
って、オイルフィルタカートリッジを使用する形態を基
とするエンジンとオイルフィルタカートリッジを使用し
ない形態を基本とするエンジンとが明確に区別されてい
るために、それぞれの別種のエンジンを製造する必要が
あり、コストが高くなるという問題があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は、上記課題を解決できるエンジ
ンの燃料供給装置を提供することにある。具体的な目的
の一例を示すと、以下の通りである。 (a)エンジン本体部を大きく改造する必要がなく、オイ
ルフィルタカートリッジの有無を選択できるようにす
る。 (b)オイル配管で潤滑オイル通路を構成する場合にその
オイル配管の長さ、材質を一定条件に管理できるように
する。 (c)別置フィルタを設ける場合のようにフィルタの配置
が特定できず、オイルパン内の油面の増減の変動を抑制
する。 なお、上記に記載した以外の発明の課題及びその解決手
段は後述する発明の実施の形態において詳しく説明す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明を、例えば、
図1を参照して説明すれば、エンジンのオイルパン1,
2に通じる貫通孔41に、フィルタ装着具37を油戻し
孔50を備えた管状固定具20により着脱自在に取り付
け、フィルタ装着具37は、オイル通路29からのオイ
ル入口としてのオイル入口孔38と、オイルが入る油流
入室51と、管状固定具20が挿通される貫通孔41
と、フィルタカートリッジ39を取り付けるフィルタ装
着座54とを有し、フィルタ装着具37をオイルパン
1,2の貫通孔41に取り付けるとともにフィルタ装着
座54にフィルタカートリッジ39を取り付けた状態
で、管状固定具20の油戻し孔50のフィルタ側口はフ
ィルタカートリッジ39の浄油室62と連通しており、
オイル入口孔38、油流入室51からフィルタカートリ
ッジ39の未浄油室61に入ったオイルが、フィルタカ
ートリッジ39のフィルタ部材21、浄油室62を経て
管状固定具20の油戻し孔50からオイルパン1,2に
戻されるように構成し、前記オイルパン1,2に通じる
貫通孔41がプラグ用雌ネジ43が形成されたドレン穴
であり、管状固定具20の先端部にプラグ用雌ネジ43
と螺合するドレン側ボルト部45が形成され、オイル通
路29を外部配管36でフィルタ装着具37のオイル入
口孔38に接続し、フィルタカートリッジ39が不要の
時は、ドレン穴にドレンプラグ64をつけることができ
るように構成したことを特徴とする。
【0007】
【0008】
【発明の作用】第1の発明であれば、エンジンEのオイ
ルパン1,2に通じる貫通孔41に、油戻し孔50を備
えた管状固定具20によりフィルタ装着具37を着脱自
在に取り付ける構成であるので、フィルタカートリッジ
39が必要でないときは、フィルタ装着具37を外した
状態で使用することができる。また、フィルタ装着具3
7の取付手段としての固定具が油戻し孔50を備えてい
るので、コンパクトにオイル戻し通路を形成でき、簡単
な構成でフィルタカートリッジ取付構造を実現すること
ができる。
【0009】また、前記オイルパン1に通じる貫通孔4
1がプラグ用雌ネジ43が形成されたドレン穴であり、
管状固定具20の先端部にプラグ用雌ネジ43と螺合す
るドレン側ボルト部45が形成されているので、ドレン
側ボルト部45をドレン穴に螺合させることにより、フ
ィルタ装着具37の取付を行うことができる。また、フ
ィルタカートリッジ39が不要の時は、ドレン穴にドレ
ンプラグ64をつけることができる。したがって、エン
ジン本体の大きな改造をすることもなく、フィルタカー
トリッジの有無を選択することができる。さらに、オイ
ル通路29を外部配管36でフィルタ装着具37のオイ
ル入口孔38に接続したので、外部配管36の材質、長
さ等の条件が特定でき、配管による故障の発生を低減す
ることができる。
【0010】
【発明の効果】第1の発明であれば、下記(イ)
(ホ)の特有の効果を有する。 (イ)オイルフィルタカートリッジを使用するエンジ
ン、オイルフィルタカートリッジを使用しないエンジン
において、エンジン本体の大きな改造をすることなく、
オイルフィルタカートリッジの有無を選択でき、製造コ
ストを低減することができる。 (ロ)コンパクトにオイル戻し通路を形成でき、簡単な
構成でフィルタカートリッジ取付構造を実現することが
できる。
【0011】 (ハ)貫通孔をドレン穴で共用したので、オイルフィル
タカートリッジの位置をオイルパン内の油面よりも低位
置に設定できるので、カートリッジ内へ油が常に入った
状態になり、オイルパン内油面の増減の発生を抑制する
ことができる。 (ニ)フィルタカートリッジが必要の時は、フィルタ装
着具を取り付け、不要の時はドレン穴にドレンプラグを
つけることができ、従来のエンジンの構成をほとんど変
えずにカートリッジの有無を選択できる。(ホ) 外部配管の材質、長さ等の条件が特定できるので
配管によるトラブルによる故障の発生を低減することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面によって
詳細に説明する。図1(A)(B)はそれぞれ本発明の
一実施形態としてのオイルフィルタカートリッジ付きエ
ンジンの要部構成を示した概略縦断面図、図2はエンジ
ンの構成を示す図、図3(A)は図2のA−A線縦断面
図、図3(B)は図2のB−B線縦断面図である。図2
および図3(A)(B)に示すように、このオイルフィ
ルタカートリッジ付きエンジンEは、縦型エンジンEの
クランクケースの下部にオイルパン本体1を一体に設
け、オイルパン本体1の下側に増量オイルパン2を着脱
可能に付設してある。オイルパン本体1の正面壁1aと
増量オイルパンの正面壁2aとにわたり連通ケース3を
架設して、連通ケース3に形成した連通室4と吸油連通
路5とを介してオイルパン本体1と増量オイルパン2と
を連通する。
【0013】図2に示すように、オイルパン本体1の正
面壁1aには潤滑ポンプ6の中継吸油口7とその左右に
2つの戻し油口8・8が開口され、各戻し油口8・8
は、それぞれ図3(B)に示したシールリング9を有す
るスライド式接続具10を介して連通ケース3の連通室
4に連通される。また、増量オイルパン2の正面壁2a
には大きな連通口11が開口され、この連通口11は連
通ケース3の連通室4と連通している。上記連通ケース
3は、図2に示すように正面視において左右寄りがオイ
ルパン本体1に向けて山形に突き出し、中央部が増量オ
イルパン2の上部位置まで凹んだ形状に形成され、この
連通ケース3内の両脇の山形に盛り上がった部位に、そ
れぞれスライド式接続具10が進退可能に挿入される。
また、図3(A)に示すように連通ケース3の正面壁3
aの中央下部に着脱自在のオイルフィルタ12を装着し
たフィルタ挿入口13が開口されている。
【0014】また、連通ケース3の正面壁3aには吸油
連通路5が縦向きに貫設され、この吸油連通路5の下端
はフィルタ挿入口13に連通している。さらに潤滑ポン
プ6の中継吸油口7と連通ケース3の吸油連通路5とは
略L字状の定形接続管15で連通されている。そして定
形接続管15の両端部はそれぞれシールリング17を有
するスライドジョイント16・16により構成されてい
る。なお、図3(A)の想像線37,39については、
後述の第2実施形態で説明する。図2において、本体オ
イルパン1の横側にはオイルフィルタカートリッジ取付
装置としてのフィルタ装着具37が設けられ、そのフィ
ルタ装着具37によりオイルフィルタカートリッジ39
を着脱自在に取り替えることができるようになってい
る。
【0015】図1は上記オイルフィルタカートリッジ付
きエンジンのオイルフィルタカートリッジ取付装置を示
す概略構成縦断面図である。オイルの潤滑経路は、本体
オイルパン1内に浸漬されたオイルストレーナ31から
オイルポンプ32を介して燃料室冷却通路33と軸受部
潤滑部34に潤滑油を供給するにように構成してある。
燃料室冷却通路33を経た潤滑油はオイルクーラ35を
経た後、外部配管36内を流れ、フィルタ装着具37の
オイル入口孔38に流れ込むように構成してある。オイ
ルフィルタカートリッジ取付装置は、本体オイルパン1
の基台部40にフィルタ装着具37を介してオイルフィ
ルタカートリッジ39を取り付けるように構成してあ
る。
【0016】即ち、本体オイルパン1の下部横端部にフ
ィルタ装着具37を取り付ける基台部40を設け、その
基台部40に貫通孔41を設けている。この実施形態で
は、貫通孔41は本体オイルパン1のドレンプラグ穴4
2を利用しておりドレンプラグ穴42の内周面にはプラ
グ用雌ネジ43が形成されている。そのプラグ用雌ネジ
43にフィルタ装着具37を管継手ボルト44により取
り付けるようにしている。管継手ボルト44は上記管状
固定具20の一例として示しており、プラグ用雌ネジ4
3に噛合するドレン側ボルト部45と、六角ボルト部4
6と、フィルタカートリッジ39の底壁板47の取付孔
48に噛合するカートリッジ側ボルト部49とを有して
おり、ドレン側ボルト部45、六角ボルト部46、カー
トリッジ側ボルト部49を貫通する油戻し孔50を備え
た構造となっている。
【0017】基台部40にフィルタ装着具37を取り付
ける場合は、フィルタ装着具37に形成された管継手ボ
ルト挿通孔52を介してドレン側ボルト部45をドレン
プラグ用雌ネジ43に噛合させることにより行う。な
お、基台部40とフィルタ装着具37の取付面30との
間にはOリング53を介在させている。また、フィルタ
装着具37にフィルタカートリッジ39を取り付ける場
合は、管継手ボルト44のカートリッジ側ボルト部49
をフィルタカートリッジ39の底壁板47の取付孔48
に螺合させ、オイルシール55を介在させてフィルタ装
着具37のフィルタ装着座54に底壁板47を密着させ
ることにより行う。
【0018】フィルタカートリッジ39は、底壁板47
にカップ体56を被せて、カップ体内56にフィルタエ
レメント57を収容することにより構成してある。フィ
ルタエレメント57は、底壁板47に多数のオイル通過
孔58を開けた円筒壁59を取り付け、その円筒壁59
にフィルタ部材21としての円筒形のペーパフィルタ6
0を固定して構成してある。フィルタカートリッジ39
において、カップ体56とペーパーフィルタ60の外側
空間が未浄油室61を構成し、円筒壁59内部の空間が
浄油室62となっている。未浄油室61は底壁板47の
オイル開口63を介してフィルタ装着具37の油流入室
51と連通してある。また、浄油室62は前記した管継
手ボルト44の油戻し孔50と連通してある。
【0019】また、フィルタ装着具37を管継手ボルト
44により基台部40に固定し、フィルタカートリッジ
39をフィルタ装着具37に取り付けた状態では、フィ
ルタ装着具37の油流入室51内に管継手ボルト44の
六角ボルト部46が収容された状態となり、フィルタ装
着具37のオイル入口孔38とフィルタカートリッジ3
9の未浄油室61とが油流入室51、オイル開口63を
介して連通状態になる。 図1(B)はフィルタカート
リッジを取り付けない場合の形態を示す図であり、フィ
ルタ装着具37を取り外した状態でドレンプラグ穴42
にドレンプラグ64を取り付けた状態を示す要部縦断面
図である。この使用状態では基台部40は単なるドレン
形成部として機能している。
【0020】上記構成のオイルフィルタカートリッジ取
付装置の動作を簡単に説明する。まず、オイルフィルタ
カートリッジ39を備えたエンジンの場合は、図1に示
す状態で、オイルポンプ32を動作させると、オイルク
ーラ35からの戻りオイルはオイル入口孔38から油流
入室51内に入り、オイル開口63を経て未浄油室61
に流入してペーパフィルタ60により浄化されたオイル
が浄化室62に流れ込む。浄化されたオイルは油戻し孔
50を経て本体オイルパン1内に戻される。このように
フィルタ装着具37を介してフィルタカートリッジ39
を取り付けるようにしたことにより、ドレンプラグ孔4
2として使用している本体オイルパン1の構造を変えず
に、オイルフィルタカートリッジ39を取り付けること
ができる。さらに、フィルタ装着具37の装着に油戻し
孔50を備えた管継手ボルト44を使用するようにして
いるので、基台部40へのフィルタ装着具37の固定、
フィルタ装着具37へのフィルタカートリッジ39の取
付が簡単に行える利点がある。さらに、オイルパンのド
レン用雌ネジ43を共用しているので、製造が安価にで
きる利点がある。
【0021】また、フィルタカートリッジ39を使用し
ないエンジンであっても、フィルタ装着具37を後から
取り付けることができる。また、フィルタ装着具37を
用意しておけば、フィルタカートリッジ39を取り付け
るエンジンと、フィルタカートリッジ39を使用しない
エンジンのオイルパンの構成を共通化でき、製造段階に
おけるコストを低減することができる。
【0022】
【参考例】以下、本発明には直接関係ないが、参考例と
してのオイルフィルタカートリッジ取付装置を説明す
る。図3(A)は本発明に係るオイルフィルタカートリ
ッジ取付装置の第2実施形態を示す概略構成図である。
この第2実施形態の特徴点は、上記第1の発明で説明し
た特徴構成を、増量オイルパン又は図2および図3
(A)で説明したエンジンオイルパンと増量オイルパン
とを連結する通路、例えば連通ケース3あるいは定形接
続管15などに設けたことを特徴としている。その設け
方は、各実施例が考えられるが、例えば、図3(A)の
想像線で示すように増量オイルパン2に通じる貫通孔4
1が形成された連通ケース3に臨んで、フィルタ装着具
37を取り付けた後に、オイルフィルタカートリッジ3
9を装着するように構成する方法が考えられる。このよ
うな実施形態の場合は、図3(A)に示すように連結ケ
ース3としてフィルタ装着具37を備えつけられるもの
を用意しておけば、オイルフィルタカートリッジを外部
に備えた増量オイルパンエンジンと、オイルフィルタカ
ートリッジが必要ない増量オイルパンエンジンとを簡単
に選択できる。
【0023】この発明は上記実施形態に限定されるもの
ではなく、この発明の要旨を変更しない範囲内において
種々の設計変更を施すことが可能である。以下、そのよ
うな実施形態を説明する。 (1)通常のエンジンオイルパン1に連設して増量オイ
ルパン2を設ける場合に、そのエンジンオイルパン1と
増量オイルパン2とを連結する連通通路の形態は各種考
えられる。したがって、本発明をそのような連通通路に
適用する場合は、フィルタ装着具の形状、構成をその連
通通路の構成に対応させて適宜設計できることは言うま
でもない。 (2)オイルフィルタカートリッジ39のみを交換する
のではなく、フィルタ装着具37とオイルフィルタカー
トリッジ39をユニット化しておき、そのユニット毎取
り替えるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)(B)はそれぞれ本発明の一実施形
態としてのオイルフィルタカートリッジ付きエンジンの
要部構成を示した概略縦断面図である。
【図2】図2はエンジンの構成を示す正面図。
【図3】図3(A)は図2のA−A線縦断面図、図3
(B)は図2のB−B線縦断面図であり、本発明の第2
実施形態を説明するための図でもある。
【符号の説明】
1…エンジンのオイルパン、20…管状固定具、21…
フィルタ部材、29…オイル通路、36…外部配管、3
7…フィルタ装着具、38…オイル入口孔、39…フィ
ルタカートリッジ、41…貫通孔、43…プラグ用雌ネ
ジ、45…ドレン側ボルト部、50…油戻し孔、51…
油流入室、52…挿通孔、54…フィルタ装着座、62
…浄油室、61…未浄油室。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのオイルパン(1,2)に通じる
    貫通孔(41)に、フィルタ装着具(37)を油戻し孔(5
    0)を備えた管状固定具(20)により着脱自在に取り付
    け、フィルタ装着具(37)は、オイル通路(29)からの
    オイル入口としてのオイル入口孔(38)と、オイルが入
    る油流入室(51)と、管状固定具(20)が挿通される
    通孔(41)と、フィルタカートリッジ(39)を取り付け
    るフィルタ装着座(54)とを有し、フィルタ装着具(3
    7)をオイルパン(1,2)の貫通孔(41)に取り付ける
    とともにフィルタ装着座(54)にフィルタカートリッジ
    (39)を取り付けた状態で、管状固定具(20)の油戻し
    孔(50)のフィルタ側口はフィルタカートリッジ(39)
    の浄油室(62)と連通しており、オイル入口孔(38)、
    油流入室(51)からフィルタカートリッジ(39)の未浄
    油室(61)に入ったオイルが、フィルタカートリッジ
    (39)のフィルタ部材(21)、浄油室(62)を経て管状
    固定具(20)の油戻し孔(50)からオイルパン(1,2)
    に戻されるように構成し、前記オイルパン(1,2)に通
    じる貫通孔(41)がプラグ用雌ネジ(43)が形成された
    ドレン穴であり、管状固定具(20)の先端部にプラグ用
    雌ネジ(43)と螺合するドレン側ボルト部(45)が形成
    され、オイル通路(29)を外部配管(36)でフィルタ装
    着具(37)のオイル入口孔(38)に接続し、フィルタカ
    ートリッジ(39)が不要の時は、ドレン穴にドレンプラ
    グ(64)をつけることができるように構成したことを特
    徴とする、オイルフィルタカートリッジを備えたエンジ
    ン。
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