JPH10194768A - 個別ガラス成形機械用押し出し機構 - Google Patents

個別ガラス成形機械用押し出し機構

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JPH10194768A
JPH10194768A JP9347668A JP34766897A JPH10194768A JP H10194768 A JPH10194768 A JP H10194768A JP 9347668 A JP9347668 A JP 9347668A JP 34766897 A JP34766897 A JP 34766897A JP H10194768 A JPH10194768 A JP H10194768A
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    • C03B9/30—Details of blowing glass; Use of materials for the moulds
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選択された数の容器を個別機械（Ｉ．Ｓ．機
械）の口板からコンベヤに移送する押し出し機構を提供
する。 【解決手段】 押し出し機構は、バックサポートと指部
分を有する指組立体を具備し、該バックサポートと指部
分により、それらの連結部分にコーナーを有するポケッ
トを区画する。指部分は、該指部分と鋭角をなすセンタ
ーラインを有し且つ選択された位置に位置決めされた空
気噴射手段を有し、前記ポケット内で口板上に置かれた
ビンは該ポケットのコーナーから離れた前記センターラ
イン側に位置決めされ、前記バックサポートは、前記空
気噴射によって引き寄せられたビンが指部分から空気噴
射方向にバウンドするのを実質的に阻止するように、前
記指部分に対して傾斜する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス容器を製造
する機械装置に係り、特にＩ．Ｓ．機械（個別機械）の
あるセクションで成形されて取り出し機械によって口板
上に置かれた、ガラス容器を、該ガラス容器を熱調整の
ために徐冷がまに配送する移動コンベヤに移すための押
し出し機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】バックサポートと、関連した９０°指部
材とによって容器受け入れポケットが画成される、米国
特許第５，５２７，３７２号に開示されたような押し出
し機の従来技術にあっては、前記容器受け入れポケット
内の所望の位置にビンが置かれて、該位置において前記
指部材上の加圧空気放出通路から空気がビンの軸線の内
側位置に向けて噴射され、その結果、ビンの内側から前
記ポケットに向けてビンの外側よりも多くの空気が流
れ、このため、ビンは前記ポケットのコーナーに押しや
られる。非常に小型のビンが製造された場合、該ビン
は、ビンを置く取り出し機構と前記ポケットとの間の干
渉を回避するために、前記ポケットのコーナーから離れ
て置かれることが多い。その結果、ビンの移動距離（ビ
ンの寸法に関連する）及びビンの初期速度が、ビンが前
記指部材から跳ね上がって、垂直方向に伸びるバックサ
ポートに対する噴射空気の方向で指部材から離れて、該
噴射空気のコントロールから外れるのに十分となってし
まう。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
はこの問題を解決することにある。
【０００４】本発明の他の目的及び効果は、本明細書の
以下の部分及び本発明にしたがって図示された本発明の
原理を具体化する好適な実施例の添付図面から明らかに
なるであろう。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、選択された数
の容器を個別機械（Ｉ．Ｓ．機械）の口板からコンベヤ
に移送する押し出し機構にして、該押し出し機構は指組
立体を備え、該指組立体は、バックサポート部分と、こ
のバックサポート部分に連結された指部分とを具備し、
前記バックサポート部分及び前記指部分は、その連結部
分にコーナーを有するポケットを区画し、前記指部分
は、該指部分と鋭角をなすセンターラインを有し且つ選
択された位置に位置決めされた、水平空気噴射を発する
手段を含み、前記ポケット内の前記口板上に置かれた容
器が前記ポケットのコーナーから離れた前記センターラ
イン側に位置して、前記空気噴射が、該容器を前記ポケ
ットの前記コーナーに向けて引っ張るようにされ、前記
バックサポートは、前記空気噴射によって前記ポケット
内に引き寄せられたビンが前記空気噴射の方向において
前記指部分からバウンドするのを阻止するように、前記
指部分に対して傾斜することを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】押し出し機構１０は、Ｉ．Ｓ．機
械のあるセクションで製造されたガラスビン１２（図
２）を口板１４から横方向に移動する移動コンベヤ１６
へ押し出すのに使用される。各ビン（容器）は指組立体
１８のポケット内に置かれる。該ポケットは、バックサ
ポート２２の前面２０と、（放射状に延び、指組立体の
移動方向と交差する方向に指向される）指２６Ａ、２６
Ｂの前進面２４とによって画成される。好適なビン係合
パッド２４が容器の破損を最小限に押さえるためにこれ
らの面に固定される。指組立体は好適なハウジング３２
内に支持されたシリンダ機構の前進ロッド３２に固定さ
れる。前記ハウジング３２は回転できるように支持さ
れ、指組立体はビンを一列に前記コンベヤ上に位置させ
ることができるように回転される。図示するように、
Ｉ．Ｓ．機械は一つのセクションで一度に２個のビンを
製造する二重コブ機械であるが、前記押し出し機構は異
なる数のコブを処理する機械で使用することも可能であ
る。
【０００７】図２を参照すると、各指２６Ａ、２６Ｂの
前面上の自由端は、加圧空気を容器のヒールの領域の下
方に、前記指に対してほぼ３０°の角度で水平に噴射す
る空気通路４０を画成する。図２から理解されるよう
に、ビン（配置されたビンは点線で示される）は、ポケ
ットのコーナーから離れている空気噴射センターライン
４２側である、ポケットのコーナーから離れた場所に配
置される。最初にポケットの頂部を見ると、バックサポ
ート２２（及び該バックサポート上に固定されたパッド
２８）はポケットのコーナーから外側に傾斜し、これに
よりポケットの壁は鋭角をなす。図示するように、バッ
クサポートはほぼ３０°傾斜して、空気噴射及びバック
サポートとはほぼ直角となる。空気の噴射は（噴射セン
ターライン４２）に向けられて、空気がビンの回りに反
時計方向よりも時計方向により多く流れて、空気の噴射
はビンを下方及び左方向に向けてポケットのコーナーに
引き寄せる。溝５２は各パッドの下に設けられ、ビンが
ポケットのコーナー内に位置している間、空気がビンの
回りに時計方向に流れ続けてビンをポケットのコーナー
内に保持する。ビンは、上方及び下方のポケットにおい
て実線で示すように、空気噴射の方向においてポケット
に係合すると、指からバウンドすることは出来ない。何
故なら、傾斜したバックサポートのパッド２８がこのよ
うな動きを阻止するからである。下方のポケットにおい
て示すように、ビンがポケットの空気噴射から上方に離
れて、ビンを所望の方法で移動させることができない場
合、他の指２６Ｂの背面上の追加の空気通路４１は、該
ビンを下方且つ内側にビンが指２６Ａの端部の空気噴射
によってコントロールされる所まで移動させるように、
追加の空気噴射（この空気噴射は下方の指を横断する方
向に延びるセンターライン４３を有する）を、水平に口
板の僅か上方にビンに向けて、ビンをポケットのコーナ
ー内に位置させる。追加の空気噴射の方向は最良の結果
をもたらすように調整可能である。
【０００８】いずれかのケースでは、ポケットのコーナ
ーの後ろに画成され、かつバックサポートと指との間の
割れ目５１を介してポケットと連通する、頂部で開口す
る垂直チャンバ５０は、噴射された空気を散らし、該空
気は底部の溝５２を介して他の場所に散布されない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の技術によって構成された押し出し機構
の一部の斜視図である。
【図２】本発明がどのように機能するかを概略的に図示
した図である。
【符号の説明】
１０ 押し出し機構 １２ ガラスビン １４ 口板 １６ コンベヤ １８ 指組立体 ２２ バックサポー
ト ２６Ａ 指 ２６Ｂ 指 ２８ パッド ３０ 前進ロッド ３２ ハウジング ４０ 空気通路 ４２ センターライン ４１ 空気通路 ４３ センターライン ５０ 垂直チャンバ ５１ 割れ目 ５２ 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲイリー・アール・ヴォイシン アメリカ合衆国コネチカット州06118，イ ースト・ハートフォード，エイヴォン・ド ライブ 29 (72)発明者 ヴォーガン・アボット アメリカ合衆国コネチカット州06027，イ ースト・ハートランド，ファイラー・ロー ド 21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 選択された数の容器を個別機械（Ｉ．
    Ｓ．機械）の口板からコンベヤに移送する押し出し機構
    にして、該押し出し機構は指組立体を備え、該指組立体
    は、 バックサポート部分と、 前記バックサポート部分に連結された指部分とを具備
    し、 前記バックサポート部分及び前記指部分は、その連結部
    分にコーナーを有するポケットを区画し、 前記指部分は、該指部分と鋭角をなすセンターラインを
    有し且つ選択された位置に位置決めされた、水平空気噴
    射を発する手段を含み、前記ポケット内の前記口板上に
    置かれた容器が前記ポケットのコーナーから離れた前記
    センターライン側に位置して、前記空気噴射が、該容器
    を前記ポケットの前記コーナーに向けて引っ張るように
    され、 前記バックサポートは、前記空気噴射によって前記ポケ
    ット内に引き寄せられたビンが前記空気噴射の方向にお
    いて前記指部分からバウンドするのを阻止するように、
    前記指部分に対して傾斜する、押し出し機構。
  2. 【請求項２】 請求項１記載の、選択された数の容器を
    個別機械（Ｉ．Ｓ．機械）の口板からコンベヤに移送す
    る押し出し機構にして、前記バックサポートは、前記空
    気噴射とほぼ直角であることを特徴とする、押し出し機
    構。
  3. 【請求項３】 請求項１記載の、選択された数の容器を
    個別機械（Ｉ．Ｓ．機械）の口板からコンベヤに移送す
    る押し出し機構にして、さらに前記指組立体を選択され
    た旋回位置の回りで移動させる手段を具備し、前記指部
    分は放射状に配向されることを特徴とする、押し出し機
    構。
  4. 【請求項４】 請求項１記載の、選択された数の容器を
    個別機械（Ｉ．Ｓ．機械）の口板からコンベヤに移送す
    る押し出し機構にして、さらに前記指部分を横断する方
    向に延びるセンターラインを有し、配置されたビンを前
    記ポケットのコーナーに向けて移動させるように、該ビ
    ンを指部分に向ける、第２の水平空気噴射を具備するこ
    とを特徴とする、押し出し機構。
  5. 【請求項５】 請求項４記載の、選択された数の容器を
    個別機械（Ｉ．Ｓ．機械）の口板からコンベヤに移送す
    る押し出し機構にして、前記第２の水平空気噴射のセン
    ターラインは前記指部分に対して直角に延びることを特
    徴とする、押し出し機構。
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