JPH10192929A - 圧延機の制御方法及び制御装置 - Google Patents

圧延機の制御方法及び制御装置

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JPH10192929A
JPH10192929A JP9005788A JP578897A JPH10192929A JP H10192929 A JPH10192929 A JP H10192929A JP 9005788 A JP9005788 A JP 9005788A JP 578897 A JP578897 A JP 578897A JP H10192929 A JPH10192929 A JP H10192929A
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sheet
deviation
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部 可 治 安
Tomoyuki Tezuka
塚 知 幸 手
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラウン比率遺伝係数や形状変化係数を使用
せずに済み、かつ、先行材の圧延結果を後行材の圧延制
御に利用することによって、後続の被圧延材の板クラウ
ンと板平坦度を高精度に目標値に仕上げることのできる
圧延機の制御方法及び制御装置を提供する。 【解決手段】 外部から与えられた圧延情報に基づい
て、被圧延材の圧延前に、圧延荷重、板幅及び板クラウ
ンの目標値、並びにアクチュエータの設定値を含む圧延
条件を設定計算し、被圧延材の圧延中に、圧延荷重、板
幅及び板クラウンを含む圧延状態を測定し、先行材に対
する圧延状態の各測定値と、これらの測定値に対応する
後行材に対する圧延条件の各設定計算値との偏差を計算
し、先行材の圧延後に後行材を圧延するに当たり、先行
材の板クラウンの目標値と後行材の板クラウンの目標値
との偏差が零であるとき、先行材に対する圧延状態の各
測定値と後行材に対する圧延条件の各設定計算値との偏
差に基づいて後行材に対するアクチュエータの設定値を
順次に修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンデムに配置さ
れた連続圧延機に好適な圧延機の制御に係り、特に、所
望の板クラウン及び板平坦度の板を得る圧延機の制御方
法及び制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術として、例えば、
(社)日本鉄鋼協会圧延理論部会誌第100回シンポジウ
ム「圧延技術・圧延理論の発展と将来への潮流」(平成
6年6月)第79頁乃至第90頁に「ホットストリップミル
における高精度圧延技術」(西山泰行、芝尾信二、島津
智他著)と題して、目標板クラウン及び目標板形状を達
成しようとする制御システムが記載されている。この制
御システムは、初期設定機能として、目標板クラウン及
び目標板形状を達成する各スタンドのロールクロス角及
びロールベンディング力の初期設定値を求める機能を有
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した制御システム
は、板幅方向の板厚精度の向上に当り、クラウン比率遺
伝係数や形状係数を用いているが、これらの係数を実際
に求めることは困難を伴うものであった。また、上述し
た制御システムは、圧延機により順に圧延される被圧延
材のうち、時間的に先に圧延される先行材の圧延結果
を、時間的に後に圧延される後行材の圧延に利用する点
についての記載がなく、先行材と後行材とで圧延条件が
異なる場合の記載がなかった。
【0004】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、クラウン比率遺伝係数や形状変化係数を使
用せずに済み、かつ、先行材の圧延結果を後行材の圧延
制御に有効に利用することによって、後続の被圧延材の
板クラウンと板平坦度を高精度に目標値に仕上げること
のできる圧延機の制御方法及び制御装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、タンデムに配置され、それぞれ板クラ
ウンを制御するためのアクチュエータを有する複数の圧
延機を制御するに当り、外部から与えられた圧延情報に
基づいて、被圧延材の圧延前に、圧延荷重、板幅及び板
クラウンの目標値、並びに最初に圧延される被圧延材に
対するアクチュエータの設定値を含む圧延条件を設定計
算し、被圧延材の圧延中に、圧延荷重、板幅及び板クラ
ウンを含む圧延状態を測定し、圧延機により順に圧延さ
れる被圧延材のうち、時間的に先に圧延される被圧延材
を先行材、時間的に後に圧延される被圧延材を後行材と
し、先行材に対する圧延状態の各測定値と、これらの測
定値に対応する後行材に対する圧延条件の各設定計算値
との偏差を計算し、先行材の圧延後に後行材を圧延する
に当たり、先行材の板クラウンの目標値と後行材の板ク
ラウンの目標値との偏差が零であるとき、先行材に対す
る圧延状態の各測定値と後行材に対する圧延条件の各設
定計算値との偏差に基づいて後行材に対するアクチュエ
ータの設定値を順次に修正する、ように構成したもので
ある。
【0006】この場合、先行材の板クラウンの目標値と
後行材の板クラウンの目標値との偏差が零であることを
条件とする代わりに、後行材の板クラウンの目標値と先
行材の板クラウンの測定値との偏差が零であることを条
件としても良い。
【0007】上記目的を達成するための第2の発明は、
タンデムに配置され、それぞれ板クラウンを制御するた
めのアクチュエータを有する圧延機を制御するに当り、
外部から与えられた圧延情報に基づいて、被圧延材の圧
延前に、圧延荷重、板幅及び板クラウンの目標値、並び
に最初に圧延される被圧延材に対するアクチュエータの
設定値を含む圧延条件を設定計算し、被圧延材の圧延中
に、圧延荷重、板幅及び板クラウンを含む圧延状態を測
定し、圧延機により順に圧延される被圧延材のうち、時
間的に先に圧延される被圧延材を先行材、時間的に後に
圧延される被圧延材を後行材とし、先行材に対する圧延
状態の各測定値と、これらの測定値に対応する後行材に
対する圧延条件の各設定計算値との偏差を計算し、先行
材の圧延後に後行材を圧延するに当たり、最終圧延機の
出側における後行材の板クラウンの目標値と先行材の板
クラウンの目標値との偏差が零でないとき、この偏差に
予め設定した調整係数を乗じ、さらに、最終の圧延機の
出側の板厚に対する当該圧延機の出側の板厚の比で表さ
れる板厚比を乗じて当該圧延機の板クラウンの設定値の
修正量とし、この修正量と当該圧延機の前段圧延機の板
クラウンの設定値の修正量に当該圧延機の遺伝係数を乗
じた値とを加算して当該圧延機の板クラウンの修正量と
し、この板クラウンの修正量に基づいてアクチュエータ
の設定値を順次に修正する、ように構成したものであ
る。
【0008】この場合、最終圧延機の出側における後行
材の板クラウンの目標値と先行材の板クラウンの目標値
との偏差が零でないことを条件とする代わりに、後行材
の板クラウンの目標値と先行材の板クラウンの測定値と
の偏差が零でないことを条件としても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好適な実施形態に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態の
概略構成を適用対象の圧延機と併せて示したブロック図
である。同図において、圧延機1〜6が6スタンドの連
続圧延機を構成し、被圧延材(以下、材料と略称する)
10をA矢印方向に圧延する。これらの圧延機1〜6は
それぞれ板クラウン及び板平坦度を制御するためのアク
チュエータ11〜16を備えている。このアクチュエー
タとしては種々のものがあるが、これを備えた代表的圧
延機として次のa〜d項に示すものがある。 a.4段ミルで、上ワークロールと上バックアップロー
ルとを対にすると共に、下ワークロールと下バックアッ
プロールとを対にし、これらのロール対を圧延方向に相
互に交叉させる機能の他に、ワークロールをベンディン
グさせる機能やワークロールを軸方向にシフトさせる機
能等を備えた、いわゆる、ペアクロスミル。 b.4段ミルで、軸方向に直径を異ならしめたワークロ
ールを軸方向にシフトさせる機能の他に、ワークロール
をベンディングさせる機能等を有するCVC4段ミル。 c.6段ミルで、ワークロールのベンディング機能、中
間ロールのベンディング機能、ワークールを軸方向にシ
フトする機能、中間ロールを軸方向にシフトする機能等
を備える、いわゆる、6段ミル。 d.6段ミルで、ワークロールのベンディング機能、中
間ロールのベンディング機能、ワークールを軸方向にシ
フトする機能、軸方向に直径を異ならしめた中間ロール
を軸方向にシフトする機能等を備える、いわゆる、CV
C6段ミル。
【0010】図1に示すアクチュエータ11〜16は圧
延機が備えるこれらの機能を総称したもので、以下の説
明では、板クラウンの修正能力の大きいペアクロス角を
変更する手段と、ベンディング力を変更する手段とをそ
れぞれ制御対象としている。この場合、アクチュエータ
11〜16の制御系統には、オペレータが手動にて修正
する修正値M1 〜M6 をそれぞれ入力するための加算器
21〜26が設けられ、さらに、圧延中にアクチュエー
タ11〜15に対する板クラウンを修正するためのアク
チュエータ設定値の修正量を入力する加算器31〜35
と、圧延中にアクチュエータ16に対する板平坦度を修
正するためのアクチュエータ設定値の修正量を入力する
加算器36とが設けられている。
【0011】一方、最終スタンドの圧延機6の出側には
板平坦度計41が設けられ、検出された板平坦度が目標
値に近付くように、板平坦度制御装置42がアクチュエ
ータ16に対する設定値の修正量を加算器36に加えて
いる。また、最終スタンドの圧延機6の出側には板クラ
ウン計51が設けられ、検出された板クラウンが目標値
に近付くように板クラウン制御装置52がアクチュエー
タ11〜15に対する設定値の修正量を加算器31〜3
5に加えている。
【0012】なお、図示を省略するが圧延機1〜6はロ
ール間隙を制御する圧下制御装置やロール周速を制御す
る主機速度制御装置を備え、さらに、圧延荷重を検出す
る荷重検出器、出側の板幅を検出する板幅計、板クラウ
ン計等を備えている。ここでは、図面の簡単化のために
これらの検出器を一纏めにして圧延状態測定手段61と
して表してある。そして、圧延状態測定手段61による
圧延状態情報が第1の設定計算器80及び第2の設定計
算器90に取込まれるようになっている。
【0013】圧延情報70は、図示省略の上位計算機で
設定される鋼種、圧延前の板厚、板幅、材料温度等の圧
延前情報と、圧延後の板厚、板幅、材料温度、板クラウ
ン、板平坦度等の目標値である圧延後情報とを総称した
もので、ときにより、圧延命令書とも呼ばれ、この圧延
情報70が第1の設定計算器80及び第2の設定計算器
90に加えられるようになっている。
【0014】図2は第2の設定計算器90の詳細な構成
を示すブロック図である。この第2の設定計算器90は
先行材の圧延後であって、かつ、後行材の圧延前にアク
チュエータ設定値の修正量100を演算するものであ
る。そのために、所定の時間間隔でロールクラウンを計
算すると共に、予測計算をするロールクラウン計算手段
91、先行材と後行材に対するロールクラウンの偏差を
求めるロールクラウン偏差計算手段92、荷重偏差計算
手段93、板幅偏差計算手段94、板クラウン目標値偏
差計算手段95を備え、さらに、板クラウン目標値偏差
計算手段95の出力が零か否かを判別する板クラウン目
標値偏差判定手段96と、ロールクラウン、荷重及び板
幅の各偏差に基づいてアクチュエータの修正量を求める
アクチュエータ設定値の第1の修正量計算手段97と、
板クラウン目標値の偏差に基づいてアクチュエータの修
正量を求めるアクチュエータ設定値の第2の修正量計算
手段98と、求められた修正量を加算して出力する加算
手段99とを備えている。
【0015】上記のように構成された本実施形態の動作
について、図3をも参照して以下に説明する。一般にタ
ンデム圧延機では、図3(a)に示すように、ロール替
から次のロール替までを1ロールサイクルと称してお
り、この間に材料1、材料2、・・・、材料Nという具
合に連続的に圧延する場合がある。このとき、材料1と
材料2とに注目すれば材料1が先行材となり、材料2が
後行材となる。同様に、材料N−1と材料Nとに注目す
れば材料N−1が先行材となり、材料Nが後行材とな
る。
【0016】また、1ロールサイクル中の圧延形態とし
ては、バッチ圧延と称し、図3(b)に示すように、途
中に圧延していない時間、すなわち、アイドル時間を設
けて圧延する場合もあり、本実施形態ではアイドル時間
の直前に圧延した材料を先行材とすれば、アイドル時間
の直後に圧延する材料を後行材と定義する。
【0017】さらに、1ロールサイクル中の圧延形態と
しては、図3(c)に示すように、エンドレス圧延と称
して先に圧延される材料の尾端と後に圧延される材料の
先端とを溶接等により接合してエンドレスに圧延する場
合もある。このとき、材料が互いに接合した状態で圧延
されたとしても、先に圧延される材料を先行材、後に圧
延される材料を後行材と定義する。
【0018】いま、後行材の圧延前に、鋼種、圧延機入
側の板厚、板幅、材料温度等の圧延前情報と、圧延機出
側の板厚、板幅、材料温度、板クラウン、板平坦度等の
目標値を含む圧延後情報とが圧延情報70として第1の
設定計算器80及び第2の設定計算器90に加えられ
る。このうち、第1の設定計算器80は圧延情報70に
基づき、後行材に対する圧延機1〜6の出側の板厚、板
幅、圧延荷重、圧延トルク、材料温度、先進率等を設定
計算し、さらに、その計算結果に基づいて圧延機1〜6
の各ロール間隙、ロール周速等を設定計算して第2の設
定計算器90に加えると共に、図示省略の各制御装置に
加える。この場合、圧延状態測定手段61の測定値を用
いて、フィードバック制御又はフィードフォワード制御
等を実行するが、この点に関しては、各種提案されて公
知であるのでその説明を省略する。また、板平坦度計4
1の検出値に基づいて板平坦度制御装置42が圧延機6
のアクチュエータの設定値に対する修正量を演算して加
算器36に加える点、板クラウン計51の検出値に基づ
いて板クラウン制御装置52が圧延機1〜5の各アクチ
ュエータの設定値に対する修正量を演算して加算器31
〜35に加える点も、各種提案されて公知であるのでそ
の説明を省略する。
【0019】ここでは、先行材の圧延状態に基づいて後
行材の板クラウン及び板平坦度の精度を向上させるため
に設けた第2の設定計算器90の詳しい動作を説明す
る。先行材と後行材とでは圧延前情報及び圧延後情報が
異なるのが一般的である。また、圧延ロールは圧延によ
る熱膨張、冷却による収縮、圧延による摩耗等があるた
めロール形状は時々刻々変化する。かかる条件下でも板
クラウン及び板平坦度を目標値に一致させるために、先
行材の圧延中に、好ましくはその尾端部分における板
幅、圧延荷重、アクチュエータの状態量(ペアクロス
角、ロールベンディング力等)、板クラウン、板平坦度
を圧延状態測定手段61によって検出し第2の設定計算
器90に加える。
【0020】第2の設定計算器90を構成するロールク
ラウン計算手段91は、一定時間毎に、スタンド番号を
i(=1〜6)として、i番目の圧延機が先行材圧延中
のロールクラウンCRAi を計算すると共に、後行材を圧
延する場合のロールクラウンCRBi を予測計算する。そ
して、ロールクラウン偏差計算手段92は次式の計算を
実行してロールクラウン偏差ΔCRiを出力する。 ΔCRi=CRBi −CRAi …(1) また、荷重偏差計算手段93はi番目の圧延機が先行材
圧延中の圧延荷重の測定値PAiと、後行材を圧延する場
合の圧延荷重の目標値PBiとを入力し、次式により荷重
偏差ΔPi を計算する。 ΔPi =PBi−PAi …(2) さらに、板幅偏差計算手段94は先行材圧延中の最終ス
タンドの圧延機6の出側の板幅の測定値WA と、後行材
を圧延する場合の板幅の目標値WB とを入力し、次式に
より板幅偏差ΔWを計算する。 ΔW=WB −WA …(3) また、板クラウン目標値偏差計算手段95は最終の圧延
機6が先行材圧延中の最終スタンドの圧延機6の出側の
板クラウンの測定値CA REF と、後行材を圧延する場合
の板クラウンの目標値CB REF とを入力し、次式により
板クラウン目標値偏差ΔCREF を計算する。 ΔCREF =CB REF −CA REF …(4) 一方、先行材を圧延中の尾端部ではオペレータによる修
正も行われるが、圧延状態測定手段61による板クラウ
ンの測定値がその目標値CA REF に対して偏差ΔCA
有している場合もある。
【0021】このとき、板クラウン目標値偏差計算手段
95は次式の計算を行う。 ΔCREF =CB REF −(CA REF +ΔCA )…(5) このΔCREF は最終スタンドの圧延機6の出側の板クラ
ウン目標値偏差である。
【0022】一般に、先行材と後行材とでは(1)式の
ロールクラウン偏差ΔCRi、(2)式の荷重偏差Δ
i 、(3)式の板幅偏差ΔWが変化するが、板クラウ
ン目標値偏差判定手段96は板クラウン目標値偏差計算
手段95のΔCREF が零か否かを判定する。すなわち、
(4)式又は(5)式の板クラウン目標値偏差ΔCREF
が零か否かを判定する。この場合、(4)式の板クラウ
ン目標値偏差ΔCREF が零であることは、先行材の板ク
ラウンの目標値と後行材の板クラウンの目標値との偏差
が零であることを意味し、(5)式の板クラウン目標値
偏差ΔCREF が零であることは、後行材の板クラウンの
目標値と先行材の板クラウンの測定値との偏差が零であ
ることを意味している。
【0023】いま、(4)式又は(5)式の板クラウン
目標値偏差ΔCREF が零であれば、アクチュエータ設定
値の第1の修正量計算手段97のみがアクチュエータ設
定値の修正量を計算し、アクチュエータ設定値の第2の
修正量計算手段98は入力が零であるのでその計算を行
わずその出力も零である。そこで、板クラウン目標値偏
差ΔCREF が零であるものとして、第1のアクチュエー
タ設定値の修正量計算手段97の動作を、その原理と併
せて以下に説明する。
【0024】一般に、ロール対を圧延方向に互いに交叉
させるペアクロス角は、ロールベンダーのベンディング
力に比べて板クラウン修正能力は大きい。そこで先ずペ
アクロス角の修正量を求める場合について考える。
【0025】iスタンドの圧延機のペアクロス角の修正
量ΔXi と、上述した荷重偏差ΔPi 、板幅偏差ΔW、
ロールクラウン偏差ΔCRiとの間に下記の関係式が成立
する。
【0026】
【数1】 この(6)式を変形すると次式が得られる。
【0027】
【数2】 である。なお、
【0028】
【数3】 第1番目のものはXの板クラウンへの影響係数、第2番
目のものは圧延荷重の板クラウンへの影響係数、第3番
目のものは板幅の板クラウンへの影響係数、第4番目の
ものはロールクラウンの板クラウンへの影響係数であっ
て、これらは圧延機寸法、圧延される材料(圧延スケジ
ュール)が決まれば、計算又は実機試験にて求まる量で
あり、これらは別途に求めて第2の設定計算器90内の
図示省略の記憶装置に記憶させておく。
【0029】一方、ペアクロスミルを用いないか、ある
いは、これらのアクチュエータを有していないミルでは
ロールベンディング力Fの修正により後行材の板クラウ
ンと板平坦度の設定値を以下のようにして求める。
【0030】iスタンドの圧延機のロールベンダーの修
正量ΔFi と、上述した荷重偏差ΔPi 、板幅偏差Δ
W、ロールクラウン偏差ΔCRiとの間に下記の関係式が
成立する。
【0031】
【数4】 この(8)式を変形すると次式が得られる。
【0032】
【数5】 である。なお、
【0033】
【数6】 はロールベンディング力の板クラウンへの影響係数であ
って、圧延機寸法、圧延される材料(圧延スケジュー
ル)が決まれば、計算又は実機試験にて求まる量であ
り、これらは別途に求めて第2の設定計算器90内の図
示省略の記憶装置に記憶させておく。
【0034】以上のようにして求められたアクチュエー
タの設定値の修正量ΔXi 又はΔFi は、加算手段99
を介して、アクチュエータ設定値の修正量100として
出力される。
【0035】なお、ロール替の後で最初に圧延される材
料に対するアクチュエータの設定値は第1の設定計算器
80によって設定されるが、2番目以降に圧延される材
料に対しては、先行材の尾端部の測定値が設定値とな
る。
【0036】次に、(4)式又は(5)式の板クラウン
目標値偏差ΔCREF が零でないとき、板クラウン目標値
偏差判定手段96がそのことを示す信号をアクチュエー
タ設定値の第2の修正量計算手段98に加える。このア
クチュエータ設定値の第2の修正量計算手段98は以下
のようにして、板クラウン目標値偏差ΔCREF を零にす
るアクチュエータの設定値の修正量を計算する。
【0037】ここで、板クラウン目標値偏差ΔCREF
最終スタンドの圧延機6の出側の偏差であるので、これ
を零にするために各スタンドの圧延機1〜6の全てのア
クチュエータの設定値を修正することとする。このと
き、前段スタンドの板クラウンは後段スタンドに遺伝す
ることを考慮する必要がある。すなわち、板クラウン目
標値偏差ΔCREF と、iスタンドの圧延機のアクチュエ
ータの設定値の修正量ΔCCTL との間に次式の関係が成
立する。
【0038】
【数7】 ただし ΔCCTL :板クラウン修正量 ΔCREF :板クラウン目標値偏差 h :圧延機の出側板厚 h6 :最終スタンドの圧延機の出側板厚 η :遺伝係数 ΔCi SUM :遺伝を考慮した後の板クラウン α :調整係数(0<α≦1.0) 添字i:圧延機のスタンド番号 である。
【0039】板クラウンの目標値偏差ΔCREF を零にす
るために、(10),(11)式を用いて各スタンドの
圧延機1〜6のアクチュエータの設定値に対する修正量
ΔCi CTL を決めることは、比率クラウン修正量が一定
又はある割合になるため、板平坦度が悪化しない特徴を
有している。
【0040】このようにして各スタンドの圧延機1〜6
の板クラウン修正量ΔCi CTL が求まったとすれば、前
述したと同様にして、アクチュエータの修正量を求める
が、板クラウンの修正能力の大きいペアクロスミルのペ
アクロス角の修正量ΔXi CTL と板クラウン修正量ΔC
i CTL との間に次式の関係がある。
【0041】
【数8】 アクチュエータ設定値の第2の修正量計算手段98は、
板クラウンの目標値偏差ΔCREF が零でないとき、(1
0),(11)式を用いて板クラウン修正量ΔCi CTL
を求め、続いて、(14)式を用いてペアクロス角の修
正量ΔXi CTL を求める。
【0042】一方、ペアクロスミルを用いないか、ある
いは、これと同様な手段を備えていないミルではロール
ベンディング力の修正により後行材の板クラウンと板平
坦度の設定値を以下のようにして求める。この場合、ロ
ールベンディング力の修正量ΔFi CTL と板クラウン修
正量ΔCi CTL との間に次式の関係がある。
【0043】
【数9】 かくして、板クラウン目標値偏差ΔCREF が零でない場
合には、アクチュエータ設定値の第1の修正量計算手段
97で修正量を求めると共に、アクチュエータ設定値の
第2の修正量計算手段98によって修正量を求め、これ
らの修正量を加算手段99で加算してアクチュエータ設
定値の修正量100を得る。
【0044】つまり、ペアクロスミルにあっては、
(7)式で求めたペアクロス角の修正量ΔXi と(1
4)式で求めたペアクロス角の修正量ΔXi CTL との和
がアクチュエータ設定値の修正量100となる。
【0045】そして、ペアクロスミルを用いないか、あ
るいは、これと同様な手段を備えていないミルでは、
(9)式で求めたロールベンディング力の修正量ΔFi
と(16)式で求めたロールベンディング力の修正量Δ
i CTL との和がアクチュエータ設定値の修正量100
となる。
【0046】以上の説明によって明らかなように、板ク
ラウン目標値偏差ΔCREF が零である場合には、アクチ
ュエータ設定値の第1の修正量計算手段97によるアク
チュエータの修正量のみによる修正が行われ、板クラウ
ン目標値偏差ΔCREF が零でない場合には、アクチュエ
ータ設定値の第1の修正量計算手段97で求めた修正量
と、アクチュエータ設定値の第2の修正量計算手段97
によって求めた修正量との和の修正量による修正が行わ
れる。
【0047】なお、上記の実施形態では、ペアクロスミ
ルであればクロス角を、ペアクロスミルを用いないか、
あるいは、これと同様な手段を備えていないミルではベ
ンデタィング力をそれぞれ修正する場合について説明し
たが、ペアクロスミルであっても、ワークロールを軸方
向にシフトする機能を備えておればそのシフト量を修正
しても良い。
【0048】また、CVC4段ミルがワークロールのシ
フト機能とベンデイング機能の両方を備えている場合に
は、ベンディング機能を用いずにワークロールのシフト
量を修正しても良い。
【0049】さらに、6段ミルあるいはCVC6段ミル
であっても、ベンディング機能を用いずにワークロール
又は中間ロールのシフト量を修正しても良い。
【0050】一方、上記の実施形態ではタンデムに配置
された6スタンドの連続圧延機を制御対象としたが、本
発明はこれに適用を限定されるものではなく、極端な場
合には単一のスタンドにも適用可能であり、さらに、複
数スタンドでなる殆ど全ての連続圧延機にも適用可能で
ある。
【0051】さらにまた、上記実施形態では最終スタン
ドの出側に板クラウン計を設置した場合に、上流の各ス
タンドのアクチュエータの設定値を修正したが、複数の
スタンドの中間に板クラウン計が設けられている場合に
は、少なくとも、板クラウン計よりも上流のスタンドに
対して上述した修正が可能であり、さらに、板クラウン
計の下流のスタンドであっても、板クラウン計の後段ス
タンドから最終スタンドまで同様な修正を実施すること
できる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように本発
明によれば、先行材に対する圧延状態の各測定値と、こ
れらの測定値に対応する後行材に対する圧延条件の各設
定計算値との偏差を計算し、先行材の圧延後に後行材を
圧延するに当たり、先行材の板クラウンの目標値と後行
材の板クラウンの目標値との偏差、あるいは、後行材の
板クラウンの目標値と先行材の板クラウンの測定値との
偏差が零であるとき、先行材に対する圧延状態の各測定
値と後行材に対する圧延条件の各設定計算値との偏差に
基づいて後行材に対するアクチュエータの設定値を順次
に修正するので、クラウン比率遺伝係数や形状変化係数
を使用せずに済み、かつ、先行材の圧延結果を後行材の
圧延制御に利用することによって、後続の被圧延材の板
クラウンと板平坦度を高精度に目標値に仕上げることが
できる。
【0053】また、もう一つの発明によれば、先行材に
対する圧延状態の各測定値と、これらの測定値に対応す
る後行材に対する圧延条件の各設定計算値との偏差を計
算し、先行材の圧延後に後行材を圧延するに当たり、最
終圧延機の出側における後行材の板クラウンの目標値と
先行材の板クラウンの目標値との偏差、あるいは、後行
材の板クラウンの目標値と先行材の板クラウンの測定値
との偏差がが零でないとき、この偏差に予め設定した調
整係数を乗じ、さらに、最終の圧延機の出側の板厚に対
する当該圧延機の出側の板厚の比で表される板厚比を乗
じて当該圧延機までの板クラウンの設定値の修正量と
し、この修正量から当該圧延機の前段圧延機までの板ク
ラウンの設定値の修正量に当該圧延機の遺伝係数を乗じ
た値を減算して当該圧延機の板クラウンの修正量とし、
この板クラウンの修正量に基づいてアクチュエータの設
定値を順次に修正するように構成したので、上述したと
同様に、クラウン比率遺伝係数や形状変化係数を使用せ
ずに済み、かつ、先行材の圧延結果を後行材の圧延制御
に有効に利用することによって、後続の被圧延材の板ク
ラウンと板平坦度を高精度に目標値に仕上げることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の概略構成を、適用対象圧
延機と併せて示したブロック図。
【図2】図1に示した実施形態の主要な要素の詳細な構
成を示すブロック図。
【図3】本発明を適用する圧延機の代表的な圧延形態を
説明するための説明図。
【符号の説明】
1〜6 圧延機 11〜16 アクチュエータ 21〜26,31〜36 加算器 41 板平坦度計 42 板平坦度制御装置 51 板クラウン計 52 板クラウン制御装置 61 圧延状態測定手段 80 第1の設定計算器 90 第2の設定計算器 91 ロールクラウン計算手段 92 ロールクラウン偏差計算手段 93 荷重偏差計算手段 94 板幅偏差計算手段 95 板クラウン目標値偏差計算手段 96 板クラウン目標値偏差判定手段 97 アクチュエータ設定値の第1の修正量計算手段 98 アクチュエータ設定値の第2の修正量計算手段 99 加算手段

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンデムに配置され、それぞれ板クラウン
    を制御するためのアクチュエータを有する複数の圧延機
    の制御方法において、 外部から与えられた圧延情報に基づいて、被圧延材の圧
    延前に、圧延荷重、板幅及び板クラウンの目標値、並び
    に最初に圧延される被圧延材に対する前記アクチュエー
    タの設定値を含む圧延条件を設定計算し、 被圧延材の圧延中に、圧延荷重、板幅及び板クラウンを
    含む圧延状態を測定し、 前記圧延機により順に圧延される被圧延材のうち、時間
    的に先に圧延される被圧延材を先行材、時間的に後に圧
    延される被圧延材を後行材とし、先行材に対する圧延状
    態の各測定値と、これらの測定値に対応する後行材に対
    する圧延条件の各設定計算値との偏差を計算し、 先行材の圧延後に後行材を圧延するに当たり、先行材の
    板クラウンの目標値と後行材の板クラウンの目標値との
    偏差が零であるとき、先行材に対する圧延状態の各測定
    値と後行材に対する圧延条件の各設定計算値との偏差に
    基づいて後行材に対する前記アクチュエータの設定値を
    順次に修正する、 ことを特徴とする圧延機の制御方法。
  2. 【請求項2】最終圧延機の出側における後行材の板クラ
    ウンの目標値と先行材の板クラウンの目標値との偏差が
    零であることを条件とする代わりに、後行材の板クラウ
    ンの目標値と先行材の板クラウンの測定値との偏差が零
    であることを条件とすることを特徴とする請求項1に記
    載の圧延機の制御方法。
  3. 【請求項3】先行材に対する圧延状態の各測定値と後行
    材に対する圧延条件の各設定計算値との偏差にそれぞれ
    板クラウンに対する影響係数を乗算し、乗算して得られ
    た値を加算し、加算して得られた値を板クラウンに対す
    る前記アクチュエータの影響係数で除算して前記アクチ
    ュエータの設定値の修正量とすることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の圧延機の制御方法。
  4. 【請求項4】タンデムに配置され、それぞれ板クラウン
    を制御するためのアクチュエータを有する圧延機の制御
    方法において、 外部から与えられた圧延情報に基づいて、被圧延材の圧
    延前に、圧延荷重、板幅及び板クラウンの目標値、並び
    に最初に圧延される被圧延材に対する前記アクチュエー
    タの設定値を含む圧延条件を設定計算し、 被圧延材の圧延中に、圧延荷重、板幅及び板クラウンを
    含む圧延状態を測定し、 前記圧延機により順に圧延される被圧延材のうち、時間
    的に先に圧延される被圧延材を先行材、時間的に後に圧
    延される被圧延材を後行材とし、先行材に対する圧延状
    態の各測定値と、これらの測定値に対応する後行材に対
    する圧延条件の各設定計算値との偏差を計算し、 先行材の圧延後に後行材を圧延するに当たり、最終圧延
    機の出側における後行材の板クラウンの目標値と先行材
    の板クラウンの目標値との偏差が零でないとき、この偏
    差に予め設定した調整係数を乗じ、さらに、最終の圧延
    機の出側の板厚に対する当該圧延機の出側の板厚の比で
    表される板厚比を乗じて当該圧延機までの板クラウンの
    設定値の修正量とし、この修正量から当該圧延機の前段
    圧延機までの板クラウンの設定値の修正量に当該圧延機
    の遺伝係数を乗じた値を減算して当該圧延機の板クラウ
    ンの修正量とし、この板クラウンの修正量に基づいて前
    記アクチュエータの設定値を順次に修正する、 ことを特徴とする圧延機の制御方法。
  5. 【請求項5】最終圧延機の出側における後行材の板クラ
    ウンの目標値と先行材の板クラウンの目標値との偏差が
    零でないことを条件とする代わりに、後行材の板クラウ
    ンの目標値と先行材の板クラウンの測定値との偏差が零
    でないことを条件とすることを特徴とする請求項4に記
    載の圧延機の制御方法。
  6. 【請求項6】前記アクチュエータは、上ワークロールと
    上バックアップロールを対とすると共に、下ワークロー
    ルと下バックアップロールを対とし、これらのロール対
    を圧延方向に互いに交叉させる手段でなり、その設定値
    及び修正量がロール対のクロス角であることを特徴とす
    る請求項1ないし5のいずれかに記載の圧延機の制御方
    法。
  7. 【請求項7】前記アクチュエータは、ワークロールをベ
    ンデイングさせる手段でなり、その設定値及び修正量が
    ベンディング力である請求項1ないし5のいずれかに記
    載の圧延機の制御方法。
  8. 【請求項8】タンデムに配置され、それぞれ板クラウン
    を制御するためのアクチュエータを有する複数の圧延機
    の制御装置において、 外部から与えられた圧延情報に基づいて、被圧延材の圧
    延前に、圧延荷重、板幅及び板クラウンの目標値、並び
    に最初に圧延される被圧延材に対する前記アクチュエー
    タの設定値を含む圧延条件を設定計算する第1の設定計
    算手段と、 被圧延材の圧延中に、圧延荷重、板幅及び板クラウンを
    含む圧延状態を測定する圧延状態測定手段と、 前記圧延機により順に圧延される被圧延材のうち、時間
    的に先に圧延される被圧延材を先行材、時間的に後に圧
    延される被圧延材を後行材とし、先行材に対する圧延状
    態の各測定値と、これらの測定値に対応する後行材に対
    する圧延条件の各設定計算値との偏差を計算し、先行材
    の圧延後に後行材を圧延するに当たり、先行材の板クラ
    ウンの目標値と後行材の板クラウンの目標値との偏差が
    零であるとき、先行材に対する圧延状態の各測定値と後
    行材に対する圧延条件の各設定計算値との偏差に基づい
    て後行材に対する前記アクチュエータの設定値を順次に
    修正する第2の設定計算手段と、 を備えたことを特徴とする圧延機の制御装置。
  9. 【請求項9】最終圧延機の出側における後行材の板クラ
    ウンの目標値と先行材の板クラウンの目標値との偏差が
    零であることを条件とする代わりに、後行材の板クラウ
    ンの目標値と先行材の板クラウンの測定値との偏差が零
    であることを条件とすることを特徴とする請求項8に記
    載の圧延機の制御装置。
  10. 【請求項10】前記第2の設定計算手段は、計算された
    前記各偏差にそれぞれ板クラウンに対する影響係数を乗
    算し、この乗算によって得られた値を加算し、加算して
    得られた値を板クラウンに対する前記アクチュエータの
    影響係数で除算して前記アクチュエータの設定値の修正
    量を求める請求項8又は9に記載の圧延機の制御装置。
  11. 【請求項11】タンデムに配置され、それぞれ板クラウ
    ンを制御するためのアクチュエータを有する圧延機の制
    御装置において、 外部から与えられた圧延情報に基づいて、被圧延材の圧
    延前に、圧延荷重、板幅及び板クラウンの目標値及び並
    びに最初に圧延される被圧延材に対する前記アクチュエ
    ータの設定値を含む圧延条件を設定計算する第1の設定
    計算手段と、 被圧延材の圧延中に、圧延荷重、板幅及び板クラウンを
    含む圧延状態を測定する圧延状態測定手段と、 前記圧延機により順に圧延される被圧延材のうち、時間
    的に先に圧延される被圧延材を先行材、時間的に後に圧
    延される被圧延材を後行材とし、先行材に対する圧延状
    態の各測定値と、これらの測定値に対応する後行材に対
    する圧延条件の各設定計算値との偏差を計算し、先行材
    の圧延後に後行材を圧延するに当たり、最終圧延機の出
    側における後行材の板クラウンの目標値と先行材の板ク
    ラウンの目標値との偏差が零でないことを条件として、
    この偏差に予め設定した調整係数を乗じ、さらに、最終
    の圧延機の出側の板厚に対する当該圧延機の出側の板厚
    の比で表される板厚比を乗じて当該圧延機までの板クラ
    ウンの設定値の修正量とし、この修正量から当該圧延機
    の前段圧延機までの板クラウンの設定値の修正量に当該
    圧延機の遺伝係数を乗じた値を減算して当該圧延機の板
    クラウンの追加の修正量とし、この板クラウンの修正量
    に基づいて前記アクチュエータの設定値を順次に修正す
    る第2の設定計算手段と、 を備えたことを特徴とする圧延機の制御装置。
  12. 【請求項12】最終圧延機の出側における後行材の板ク
    ラウンの目標値と先行材の板クラウンの目標値との偏差
    が零でないことを条件とする代わりに、後行材の板クラ
    ウンの目標値と先行材の板クラウンの測定値との偏差が
    零でないことを条件とすることを特徴とする請求項11
    に記載の圧延機の制御装置。
  13. 【請求項13】前記アクチュエータは、上ワークロール
    と上バックアップロールを対とすると共に、下ワークロ
    ールと下バックアップロールを対とし、これらのロール
    対を圧延方向に互いに交叉させる手段でなり、その設定
    値及び修正量がロール対のクロス角であることを特徴と
    する請求項8ないし12のいずれかに記載の圧延機の制
    御装置。
  14. 【請求項14】前記アクチュエータは、ワークロールを
    ベンデイングさせる手段でなり、その設定値及び修正量
    がベンディング力である請求項8ないし12のいずれか
    に記載の圧延機の制御装置。
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