JPH10189308A - 厚膜サーミスタの抵抗値調整方法及び厚膜サーミスタ - Google Patents

厚膜サーミスタの抵抗値調整方法及び厚膜サーミスタ

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JPH10189308A
JPH10189308A JP8343638A JP34363896A JPH10189308A JP H10189308 A JPH10189308 A JP H10189308A JP 8343638 A JP8343638 A JP 8343638A JP 34363896 A JP34363896 A JP 34363896A JP H10189308 A JPH10189308 A JP H10189308A
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JP
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thick
film thermistor
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thermistor
area
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JP8343638A
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Masahisa Okada
匡央 岡田
Sunao Osato
直 大郷
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OIZUMI SEISAKUSHO KK
OOIZUMI SEISAKUSHO KK
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OIZUMI SEISAKUSHO KK
OOIZUMI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚膜サーミスタの抵抗値を目標値に調整す
る。 【解決手段】 演算処理と、切断処理とを行う。演算処
理は、厚膜サーミスタの被測定抵抗値を基準抵抗値と比
較し、被測定抵抗値の目標値からのずれの量から厚膜サ
ーミスタのトリム量を決定し、そのトリム量を厚膜サー
ミスタの面積に換算して切断処理に切断指令出力する。
切断処理は演算処理からの切断指令を受け、目標値から
のずれを補償する大きさの面積(s=x×y)を厚膜サ
ーミスタ(面積S=X×Y)からレーザトリミングす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厚膜状に形成され
たサーミスタの抵抗値調整方法及び厚膜サーミスタに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より厚膜サーミスタにおいては、そ
の一部をトリミングして抵抗値を調整する方法が知られ
ている。また、トリミングには主としてレーザ光が用い
られる。
【0003】ところで、サーミスタのトリミングにレー
ザ光を用いたときには、レーザ光の照射により温度が上
昇し、サーミスタの抵抗値が変動するために、トリミン
グと同時又はトリミングの直後にサーミスタの抵抗値を
測定してもその値はトリミング時の蓄熱によって低下し
た抵抗値であって、その抵抗値をもって調整後の抵抗値
とすることができない。
【0004】この問題を解決するため、各トリミングを
断続的に行うことによって、各トリミング間に冷却時間
を設け、冷却時に抵抗値を測定しながら、目標抵抗値に
近づくまでトリミングを何回も繰り返す方法がある。ま
た、トリミング処理を施す前にサーミスタ部分をカット
してトリミングすべき電極を露出させ、トリミングに際
してサーミスタに熱が蓄積されることによる影響を防止
する方法が特開平5−205905号公報に紹介されて
いる。もっとも、この方法では、サーミスタをカットす
る工程にレーザ光が用いられ、レーザ光の照射によって
蓄積される熱は、風力等を利用して強制的に冷却するこ
ととしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うに、トリミングを繰り返す方法や、トリミングのほか
にサーミスタ部分をカットする方法によるときには作業
性に劣る欠点があり、前者の方法の欠点を解消する方法
として普通の厚膜抵抗体を冷却時間にトリミングするこ
とによって作業時間の無駄を省く試みがある。しかし、
この方法によっても、時間が過度に掛かるだけでなく、
トリミングの正確性が得られない、として特開平5−1
35911号においては、サーミスタのレーザ光線によ
るトリミング量を設定する前提として、統計的手法によ
る回帰分析のためのデータの採取について、同一のサン
プルを用い、回帰分析については、サンプルの初期抵抗
値に対する抵抗変化率をトリミング量または率との相関
に置き換え、次にトリミング量または率をその対数値と
の相関において捉えた回帰式を求め、その回帰式に基づ
いて検出されたトリミング量または率により一度にトリ
ミングを完了することを特徴とするサーミスタのトリミ
ング方法を提案している。
【0006】この方法によれば、回帰式の精度が高けれ
ば高いほどアナログ的に正確に目標抵抗値に設定できる
という効果が強調されているが、この方法において、デ
ータ解析により得られる回帰式はY=トリミング量,X
=抵抗変化率の対数値として、例えばY=2.281X
−0.069のような一次方程式であり、トリミング量
は、線の長さで決定されるため、微調整の範囲で有効な
方法であろうと思われる。調整代が大きいときには、サ
ーミスタの表面を大きく傷付けることになる。
【0007】本発明の目的は、厚膜サーミスタから指定
された面積を除去して厚膜サーミスタの抵抗値を調整す
る方法及び厚膜サーミスタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による厚膜サーミスタの抵抗値調整方法にお
いては、演算処理と、切断処理とを有する厚膜サーミス
タの抵抗値調整方法であって、演算処理は、厚膜サーミ
スタの被測定抵抗値を基準抵抗値と比較し、被測定抵抗
値の目標値からのずれの割合いを算出して厚膜サーミス
タのトリム量を決定し、そのトリム量を厚膜サーミスタ
の面積に換算して切断処理に切断指令を出力する処理で
あり、切断処理は、演算処理から出力された指令に基づ
いて、目標値からのずれを補償する大きさの面積を厚膜
サーミスタから切断して分離する処理である。
【0009】また切断処理は、厚膜サーミスタに座標の
位置を指定し、厚膜サーミスタを縦,横又は縦横方向に
レーザカットして演算処理から指令された面積を切り離
す処理である。
【0010】また本発明による厚膜サーミスタにおいて
は、有効領域と無効領域とを有する厚膜サーミスタであ
って、有効領域は、厚膜サーミスタに予め定められた抵
抗値を与える領域であり、無効領域は、目標とする抵抗
値の調整代として電気的に有効領域から切り離された厚
膜サーミスタの部分である。
【0011】また厚膜サーミスタは、絶縁基板上に順に
積層された一次電極,サーミスタ及び二次電極の積層で
あり、積層は、少なくとも二次電極がレーザカットによ
って有効領域と無効領域とに隔離されているものであ
る。
【0012】また積層はガラスコートを有し、ガラスコ
ートは、二次電極を覆うものであり、有効領域と無効領
域とに隔離する溝は、ガラスコートを通して二次電極を
切り離しているものである。
【0013】また積層はさらにレジンコートを有し、レ
ジンコートは、ガラスコートを被覆するとともにレーザ
カット後の溝間を隔絶するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明による実施の形態を
図によって説明する。
【0015】図1は、チップ型の厚膜サーミスタの一例
を示す図である。厚膜サーミスタは、図に示すように絶
縁基板1と、一次電極2a,2bと、サーミスタ3と、
二次電極4との積層からなるものであり、積層には、オ
ーバーコートの一次コート,二次コートとしてガラスコ
ート5及びレジンコート6が順に施される。絶縁基板1
は、アルミナ基板であり、アルミナ96%の焼結体など
が用いられる。一次電極2a,2bは、一定の間隔7を
おいて絶縁基板1上に付された厚さ約10μmの下部電
極パターンであり、2aは、絶縁基板1の一方の端部よ
り他方の端部方向に向けて形成された相対的に長い電極
パターンであり、2bは、他方の端部から、前記パター
ン2aに向けて形成された相対的に短い電極パターンで
ある。
【0016】サーミスタ3の膜は、間隔7内から一次電
極のパターン2a上に渡って約20μmの厚みに形成さ
れ、さらに二次電極4は、間隔7内の隙間を埋めてサー
ミスタ3の一部と、一次電極のパターン2bの一部間に
跨って10μmの厚みに形成された上部電極パターンで
ある。ガラスコート5及びレジンコート6は、二次電極
4と、サーミスタ3の露出部分を含めて積層の表面を覆
うものである。一次電極の各パターン2a,2bは、端
面電極8を介して絶縁基板1の裏面の両端部に付された
裏面電極9に接続されている。
【0017】本発明においては、二次コートとしてレジ
ンコート6を付す前に、一次コートであるガラスコート
5を通し、溝10によって積層の一部を切離し、サーミ
スタの抵抗値を調整するものであり、厚膜サーミスタの
積層の切り離しは、レーザトリミングによって行われ
る。
【0018】レーザカットの寸法は、なるべく二次電極
パターン4のみをカットするのが望ましい。しかし、二
次電極パターン4の端縁のぎりぎりの個所からレーザ光
をスタートさせ、また、逆に二次電極パターン4の端縁
でレーザ光をストップしたときには、印刷精度やレーザ
ー加工用テーブルの精度上の誤差が原因となって、レー
ザカットミスを生ずる。したがって、二次電極パターン
4の外側のサーミスタ部分が若干カットされても格別の
問題はない。また、レーザーカット深さに関しては、二
次電極パターン4までをカットするのが理想であるが、
カット深さはサーミスタ又は一次電極パターン2aに達
しても構わない。
【0019】図2(a)において、レーザカットのカッ
トラインa,bは2軸方向から交叉させて二次電極4の
一隅を分離している。残された部分が有効領域EZであ
り、分離された部分は無効領域VZである。
【0020】本発明の厚膜サーミスタは以下の手順で製
造される。すなわち、絶縁基板1上に一次電極2a,2
b及び裏面電極9及び端面電極8を塗布印刷し、850
℃で焼成する。次いで、サーミスタ3を印刷して850
℃で焼成し、二次電極パターン4を印刷して600〜6
50℃で焼成し、さらにガラスコート5を印刷して60
0℃で焼成した後にレーザーカットが施される。レジン
コート6は、レーザーカットされたガラスコート5の表
面に塗布して焼付け、最後に製品使用時の半田付性を補
償するためにNi或いははんだメッキを施す。もっと
も、絶縁基板上に一次電極,裏面電極,端面電極及びサ
ーミスタを順次印刷した後これらを同時に焼成し、次い
で上部電極及びガラスコートを施してこれらを同時に焼
成し、以下上記と同じ手順で製造することもできる。
【0021】ガラスコート後にレーザカットを施すの
は、次の2つの理由による。すなわち、第1の理由は、
レーザー照射による表面温度は、瞬間的とはいえ、15
00℃に達する。したがって、この高温を、直接サーミ
スタや熱伝導性の高い電極で直接受けるよりも一旦ガラ
スコートに受熱してできるだけサーミスタへの影響を阻
止することにある。また、第2の理由は、レーザーカッ
ト時にガラスコートがサーミスタ又は2次電極の表面に
施されていないと、カット時に電極やサーミスタの切断
粉が飛散し、これが製品の表面に付着して汚染し、ま
た、飛散粉が不測の不良発生原因となることを避けるた
めである。ガラスコートが施されていると、レーザーカ
ットの切り口はシャープであり、仕上りはきれいであ
る。
【0022】なお、二次コートは、ガラスコートであっ
てもよいが、一次コートにガラスコート、二次コートに
レジンコートを用いることにより、レーザーカット後の
溝間を隔絶し、さらに全表面を覆ってサーミスタを保護
し、その信頼性を高めることができる。さらに、レジン
コートによれば、万一溝内にレーザーカットによる電極
粉が残存してもその電極粉はレジンコートに埋め込まれ
て電気的な障害を防止でき、また、後処理として表面に
施されたはんだ又はメッキの金属と溝内に臨む電極との
短絡を防ぐことができる。勿論、オーバーコートとして
の一次コート,二次コートにはガラスコート,レジンコ
ートの組合せを任意に選定使用できる。
【0023】サーミスタの抵抗値は、厚みが一定の場合
には無効領域VZの面積に比例する。したがって、被測
定抵抗値と基準抵抗値との差に対応する面積が無効領域
VZとして切り離されれば、サーミスタの抵抗値を目標
値に調整できる。図2(a)は、有効領域の面積S=X
×Yの内から無効領域の面積s=x×yを切り離す例を
模式的に示すものである。表1に25℃(基準温度)に
おいて、被測定抵抗値と基準抵抗値との差から、無効領
域を決定する要領の一例を示す。
【0024】
【表1】
【0025】サーミスタの抵抗値は、無効領域VZとし
て切り離される面積sに比例するため、目標値までの抵
抗上昇率(トリム量)が分かれば、無効領域として切り
離すべき面積は必然的に決定される。したがって、厚膜
サーミスタと同一条件にマスターサンプルを併置して基
準抵抗値を設定し、演算処理として、厚膜サーミスタの
被測定抵抗値と、マスターサンプルの基準抵抗値とを比
較し、被測定抵抗値の目標値からのずれの割合を算出
し、厚膜サーミスタのトリム量を決定し、そのトリム量
を与える切断量を切断面積に換算して切断処理に指令を
出力すれば、切断処理においては、厚膜サーミスタから
無効領域に相当する面積がレーザトリミングされる。切
断処理は、厚膜サーミスタの積層に対し、電極印刷時に
基板の一点に位置決めを行い、カット量を設定できるよ
うにするために座標の位置(x,y)を指定し、厚膜サ
ーミスタの積層を縦,横方向(X,Y方向)にレーザカ
ットして演算処理から指定された面積を無効領域VZと
して切り離す処理である。これによって目標値からのず
れが補償されて厚膜サーミスタの抵抗値は、目標値に調
整される。以上の演算処理並びに切断処理は、コンピュ
ータ処理によって行われ、コンピュータに目標値を指定
しておけば、厚膜サーミスタの被測定抵抗値を自動的に
読み取って入力するのみで抵抗値を規定の値に調整でき
る。切り離すべき無効領域VZの設定は、以上の実施形
態に限られるものではない。
【0026】例えば、図2(b)に示すように厚膜サー
ミスタの積層の全幅Bを含んで直線状にs=x×Yの面
積を切り離すことができ、また、櫛歯電極の場合にも櫛
歯の幅Y1を横切って図2(c)に示すようにs=x1×
1,x2×Y1,x3×Y1の面積で切り離すことがで
き、櫛歯電極の場合には、レーザカットのカット量が小
さいのでレーザの熱による悪影響を軽減できる。さらに
サーミスタの領域から外れた櫛歯電極の部分をレーザカ
ットするときには、レーザによる熱影響を無視できる。
なお、抵抗値を微調整するときには、積層をCの長さで
直線状にレーザカットする手法を併用してもよい。
【0027】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。図1におい
て、試料RA1,RA2,…RAnのサーミスタを目標値10
KΩに調整した。調整要領を表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】トリミングでは、s=x×yの面積を無効
領域として切り離す。表2において、抵抗値の測定は、
基準抵抗値に対する偏差%で測定する。基準抵抗体は、
目標値に対し、誤差があるので、この分の補正が必要と
なる。
【0030】以上、RA1〜RAnを含む試料10,000
個の調整後の抵抗値を検査したところ、およそ8割のも
のが10KΩ±5%の範囲内に納まっていることが判っ
た。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によるときには、厚
膜サーミスタの単位面積当りの抵抗増大率、ひいては目
標値までの抵抗増大率を知ることにより、目標値と実測
値との差から無効領域として切り離すべき面積を算出
し、その面積分を厚膜サーミスタからレーザトリミング
することにより、厚膜サーミスタの抵抗値を目標値に調
整することができ。また、本発明によれば、切り離すべ
き面積を厚膜サーミスタの縦,横方向の座標上の位置を
特定してレーザカットにより容易に切り離すことがで
き、厚膜サーミスタの隅の一部を切り離すのみで抵抗値
を目標値に調整できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はチップ型の厚膜サーミスタの一例を示
す平面図、(b)は(a)のイ−イ線縦断面図である。
【図2】(a)〜(c)は、切り離しのパターンを示す
図である。
【符号の説明】
1 絶縁基板 2a,2b 一次電極 3 サーミスタ 4 二次電極 5 ガラスコート 6 レジンコート 7 間隔 8 端面電極 9 裏面電極 10 溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算処理と、切断処理とを有する厚膜サ
    ーミスタの抵抗値調整方法であって、 演算処理は、厚膜サーミスタの被測定抵抗値を基準抵抗
    値と比較し、被測定抵抗値の目標値からのずれの割合い
    を算出して厚膜サーミスタのトリム量を決定し、そのト
    リム量を厚膜サーミスタの面積に換算して切断処理に切
    断指令を出力する処理であり、 切断処理は、演算処理から出力された指令に基づいて、
    目標値からのずれを補償する大きさの面積を厚膜サーミ
    スタから切断して分離する処理であることを特徴とする
    厚膜サーミスタの抵抗値調整方法。
  2. 【請求項2】 切断処理は、厚膜サーミスタに座標の位
    置を指定し、厚膜サーミスタを縦,横又は縦横方向にレ
    ーザカットして演算処理から指令された面積を切り離す
    処理であることを特徴とする請求項1に記載の厚膜サー
    ミスタの抵抗値調整方法。
  3. 【請求項3】 有効領域と無効領域とを有する厚膜サー
    ミスタであって、 有効領域は、厚膜サーミスタに予め定められた抵抗値を
    与える領域であり、 無効領域は、目標とする抵抗値の調整代として電気的に
    有効領域から切り離された厚膜サーミスタの部分である
    ことを特徴とする厚膜サーミスタ。
  4. 【請求項4】 厚膜サーミスタは、絶縁基板上に順に積
    層された一次電極,サーミスタ及び二次電極の積層であ
    り、積層は、少なくとも二次電極がレーザカットによっ
    て有効領域と無効領域とに隔離されていることを特徴と
    する請求項3に記載の厚膜サーミスタ。
  5. 【請求項5】 積層はガラスコートを有し、 ガラスコートは、二次電極を覆うものであり、 有効領域と無効領域とに隔離する溝は、ガラスコートを
    通して二次電極を切り離しているものであることを特徴
    とする請求項3又は4に記載の厚膜サーミスタ。
  6. 【請求項6】 積層はさらにレジンコートを有し、 レジンコートは、ガラスコートを被覆するとともにレー
    ザカット後の溝間を隔絶するものであることを特徴とす
    る請求項5に記載の厚膜サーミスタ。
JP8343638A 1996-12-24 1996-12-24 厚膜サーミスタの抵抗値調整方法及び厚膜サーミスタ Pending JPH10189308A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016018984A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 晶越科技股▲ふん▼有限公司 サーミスタを有する水晶振動子基板の製造方法
CN106298129A (zh) * 2016-08-30 2017-01-04 广东爱晟电子科技有限公司 热敏电阻芯片高精度激光调阻方法及装置
JP2017092934A (ja) * 2015-11-09 2017-05-25 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. 水晶素子パッケージ及びその製造方法

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