JPH10186473A - 自動撮影機 - Google Patents

自動撮影機

Info

Publication number
JPH10186473A
JPH10186473A JP8348422A JP34842296A JPH10186473A JP H10186473 A JPH10186473 A JP H10186473A JP 8348422 A JP8348422 A JP 8348422A JP 34842296 A JP34842296 A JP 34842296A JP H10186473 A JPH10186473 A JP H10186473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
frame image
frame
player
background
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8348422A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Ohira
輝雄 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAIHEI GIKEN KOGYO KK
Original Assignee
TAIHEI GIKEN KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAIHEI GIKEN KOGYO KK filed Critical TAIHEI GIKEN KOGYO KK
Priority to JP8348422A priority Critical patent/JPH10186473A/ja
Publication of JPH10186473A publication Critical patent/JPH10186473A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】奥行きがあって、面白味のある写真を撮影可能
な自動撮影機を提供すること。また、撮影された写真の
美観が損なわれない自動撮影機を提供すること。 【解決手段】プレーヤ画像PGの前方に重ね配置される
メインフレーム画像F1に加え、プレーヤ画像PGの後
方に背景フレーム画像F2も重ね配置するようにしたこ
とにより、奥行きがあって面白味のある写真を作ること
ができる。また、プレーヤ画像PGの後方に背景フレー
ム画像F2を配置可能としたことにより、撮影中のプレ
ーヤPの後方にプレーヤPとは無関係の人物がいたり、
選択したメインフレーム画像F1の映像の内容とは無関
係の風景があっても、それら無関係な画像は写真には出
てこないので写真の美観が損なわれない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アミューズメント
パークやデパートのゲームコーナ等に設置され、被写体
(人物)と予め設定されたフレームとを合成して撮影
し、その撮影したものをシールや名刺等としてプリント
アウトする自動撮影機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、アミューズメントパークやデパー
トのゲームコーナ等には自動撮影機が多く設置されてい
る。この自動撮影機は、被写体なるプレーヤを撮影する
ためのカメラ、複数のフレーム画像(例えば、このフレ
ーム画像としては、ハートマークや動物キャラクター等
がある)を予め記憶したメモリ、フレーム画像とカメラ
により撮影された映像を映し出すモニター画面、さらに
カメラにより撮影された映像とフレーム画像とを重ね合
わせた合成画像をシールや名刺としてプリントアウトす
るプリンタを備えている。
【0003】この自動撮影機を使用する際は、まず、プ
レーヤは予め設定されている複数のフレーム画像の中か
ら好みのフレーム画像を選択する。フレーム画像が選択
されると、その選択されたフレーム画像はモニター画面
に出力される。また、これと同時にモニター画面にはカ
メラにより撮影されたプレーヤの画像が映し出される。
プレーヤはモニター画面を見ながら移動して、フレーム
画像に対する自身の位置決めを行う。位置決めが完了し
たら、プレーヤは決定ボタンを押下する。決定ボタンが
押下されてから、所定時間が経過すると撮影が完了し、
プリンタからプレーヤの画像とフレーム画像とが重なっ
た合成写真がシールや名刺等となってプリントアウトさ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
施形態においては、次のような問題があった。 (1)前記フレーム画像はプレーヤの画像の前方又は後
方のいずれかにしか表示されず、出来上がった合成写真
に奥行きを持たせられないので、面白味がないという問
題があった。
【0005】(2)前記フレーム画像がプレーヤの前方
に表示される場合には、プリントアウトされた写真に、
撮影中のプレーヤの背景も一緒に映し出される。そのた
め、撮影中にプレーヤの後方にプレーヤとは無関係の人
物が通ったり、選択した前方のフレーム画像の内容とは
無関係の背景がある場合には、その人物や背景も一緒に
撮影されて、完成した写真の美観が損なわれるという問
題があった。
【0006】(3)前記自動撮影機により撮影される写
真のパターンは、メモリに記憶されているフレーム画像
数に対応して限定される。そのため、完成した写真が他
人と同じフレーム画像を使用して撮影されている場合が
多く、オリジナリティのない写真となって、プレーヤに
とっては面白味がないという問題があった。
【0007】本発明は、上記問題を解消するためになさ
れたものであって、第1の目的は、奥行きがあって、面
白味のある写真を撮影可能な自動撮影機を提供すること
にある。
【0008】第2の目的は、撮影された写真の美観が損
なわれない自動撮影機を提供することにある。第3の目
的は、オリジナリティのあふれた写真を撮影可能な自動
撮影機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、図1に示すように、被
写体1を撮影するためのカメラ2と、予め設定された複
数パターンのフレーム画像を記憶するメインフレーム画
像記憶手段3と、前記メインフレーム画像記憶手段3に
記憶されているフレーム画像とは異なるパターンのフレ
ーム画像を複数記憶する背景フレーム画像記憶手段4
と、前記メインフレーム画像記憶手段3に記憶されてい
るフレーム画像の中から任意の画像フレームを選択する
際にプレーヤにより操作されるメインフレーム画像選択
手段5と、前記背景フレーム記憶手段4に記憶されてい
るフレーム画像の中から任意の画像フレームを選択する
際にプレーヤにより操作される背景フレーム画像選択手
段6と、前記メインフレーム画像選択手段5により選択
されたフレーム画像を、前記カメラ2により撮影された
被写体1の画像の前方に配置するとともに、前記背景フ
レーム画像選択手段6により選択されたフレーム画像
を、前記カメラ2により撮影された被写体1の画像の後
方に配置し、それら各画像を合成写真として出力手段7
から出力する画像処理制御手段8とを備えたことをその
要旨とする。
【0010】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記メインフレーム画像記憶手段に
記憶されたフレーム画像の中にはフレームキャンセル画
面があり、メインフレーム画像選択手段によりフレーム
キャンセル画面が選択された際には、前記画像処理制御
手段は被写体の画像の前方にフレーム画像を配置しない
ことをその要旨とする。
【0011】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、前記背景フレーム画像
記憶手段に記憶されたフレーム画像の中にはフレームキ
ャンセル画面があり、背景フレーム画像選択手段により
フレームキャンセル画面が選択された際には、前記画像
処理制御手段は被写体の画像の後方にフレーム画像を配
置しないことをその要旨とする。
【0012】請求項4に記載の発明では、カメラにより
撮影された被写体画像と、前記被写体画像の前方に配置
されるように、予め設定されたメインフレーム画像と、
前記被写体画像の後方に配置されるように、予め設定さ
れた背景フレーム画像との複数画像を重ね合わせて合成
写真を撮影するようにしたことをその要旨とする。
【0013】(作用)請求項1に記載の発明において
は、まず、プレーヤはメインフレーム画像記憶手段3に
記憶された複数のフレーム画像の中からメインフレーム
画像選択手段5を操作して、好みのフレームを選択す
る。次にプレーヤは背景フレーム画像記憶手段4に記憶
されたフレームの中から背景フレーム画像選択手段6を
操作して、好みのフレーム画像を選択する。次にカメラ
2により被写体1を撮影する。カメラ2により被写体1
が撮影されると、画像処理制御手段8は、カメラ2によ
り撮影された被写体1の前方に、前記メインフレーム画
像選択手段5にて選択されたフレーム画像を配置する。
また、画像処理制御手段8は、被写体1の後方に背景フ
レーム画像選択手段6にて選択されたフレーム画像を配
置する。そして、画像処理制御手段8は撮影された被写
体1の画像と前後2種類のフレーム画像を合成した画像
を出力手段7から合成写真として出力する。
【0014】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の発明の作用に加え、プレーヤはメインフレー
ム画像記憶手段に記憶されたフレーム画像を使用したく
ない場合には、メインフレーム画像選択手段によりフレ
ームキャンセル画面を選択する。これにより、画像処理
制御手段は被写体の前方にフレーム画像を配置せずに合
成した写真を出力手段から出力する。
【0015】請求項3に記載の発明においては、請求項
1又は請求項2に記載の発明の作用に加え、プレーヤは
背景フレーム画像記憶手段に記憶されたフレーム画像を
使用したくない場合には、背景フレーム画像選択手段に
よりフレームキャンセル画面を選択する。これにより、
画像処理制御手段は被写体の後方にフレーム画像を配置
せずに写真を出力手段から出力する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に基づいて説明する。図2及び図3に示すよ
うに、自動撮影機の本体11の前方には、操作パネル1
2が配置されている。操作パネル12にはジョイスティ
ック13、決定ボタン14、キャンセルボタン15が設
けられている。本実施形態では、前記ジョイスティック
13及び決定ボタン14によりメインフレーム画像選択
手段及び背景フレーム画像選択手段をそれぞれ構成して
いる。また、前記操作パネル12の側方にはスピーカ1
6が配置されている。
【0017】前記本体11の上部前方にはハーフミラー
17が、その鏡面を斜め下方に向けて装着されている。
また、前記ハーフミラー17の下方における本体11内
にはモニターテレビ18が、その画面を上面に向けて配
設されている。従って、モニターテレビ18の映像はハ
ーフミラー17を介して本体11前方に映し出されるよ
うになっている。
【0018】また、前記ハーフミラー17の後方におけ
る本体11内にはCCDカメラ19が、そのレンズを本
体11前方に向けて配設されている。本体11の前方に
被写体としての人物が立った場合には、ハーフミラー1
7越しにその人物がCCDカメラ19により撮影される
ようになっている。前記本体11の前方にはパイプ23
を介してカーテン24が垂下されている。被写体として
のプレーヤPは自動撮影機により撮影を行う際には、本
体11とカーテン24との間に入り込んでハーフミラー
17に向かって撮影を行う。
【0019】前記本体11の前方下部にはプリント排出
ボックス20が配設されている。プリント排出ボックス
20の後方には出力手段としてのサーマル式のビデオプ
リンタ21が配置されている。本実施形態では、前記ビ
デオプリンタ21で印刷されるプリント用紙は、印刷シ
ートと同印刷シートに積層された剥離層とから構成さ
れ、印刷シートと剥離層とは、印刷シートに塗布された
接着剤により剥離可能に接着されている。すなわち、本
実施形態ではビデオプリンタ21で印刷される用紙がシ
ールとなっている。
【0020】次に、自動撮影機の電気的構成を図4のブ
ロック図に基づいて説明する。画像処理制御手段として
のコントローラCにはROM,RAM等からなるメイン
フレーム記憶手段及び背景フレーム記憶手段としてのメ
モリ22が接続されている。また、コントローラCには
操作パネル12に配置されたジョイスティック13、決
定ボタン14、キャンセルボタン15が接続されてい
る。また、コントローラCには、スピーカ16、モニタ
ーテレビ18、CCDカメラ19、ビデオプリンタ21
が接続されている。コントローラCは前記メモリ22に
記憶されているプログラムに基づいてスピーカ16、モ
ニターテレビ18、ビデオプリンタ21を駆動制御す
る。前記メモリ22にはメインフレーム画像F1及び背
景フレーム画像F2が記憶されている。両画像フレーム
F1,F2はそれぞれ複数の異なるパターンが用意され
ている。なお、前記メインフレーム画像F1及び背景フ
レーム画像F2については後述する。
【0021】前記モニターテレビ18には、撮影開始前
において選択可能な複数種のメインフレーム画像F1の
画像パターンf1が一覧表示されたメインフレーム画像
選択画面A(図5参照)、及び複数種の背景フレーム画
像F2の画像パターンf2が一覧表示された背景フレー
ム画像選択画面B(図6参照)が順番に表示される。プ
レーヤPは前記ジョイスティック13を操作して、好み
の画像パターンf1,f2上にカーソル(図示せず)を
移動させ、決定ボタン14を押下することにより、撮影
で使用されるフレーム画像F1,F2のパターンを選択
することができる。前記キャンセルボタン15は直前の
動作を取り消す際や、撮影をやり直す際にプレーヤによ
り押下される。また、CCDカメラ19により撮影され
たプレーヤPの映像は後述するプレーヤ画像PGとして
モニターテレビ18に表示される。
【0022】コントローラCは選択されたメインフレー
ム画像F1とプレーヤ画像PGと背景フレーム画像F2
とを重ねてビデオプリンタ21から合成写真として出力
する。ここで、前記メインフレーム画像F1、背景フレ
ーム画像F2、プレーヤ画像PGの位置関係ついて説明
する。図7に示すように、メインフレーム画像F1はプ
レーヤ画像PGの前方に配置される。また、背景フレー
ム画像F2はプレーヤ画像PGの後方に配置される。
(1.メインフレーム画像F1、2.プレーヤ画像P
G、3.背景フレーム画像F2の順番)。従って、メイ
ンフレーム画像F1と重なった部分のプレーヤ画像PG
及び背景フレーム画像F2は表示されない。また、プレ
ーヤ画像PGと重なった部分の背景フレーム画像F2は
表示されない。
【0023】前記プレーヤ画像PGはプレーヤPのみの
画像である。すなわち、CCDカメラ19により撮影さ
れるのはプレーヤP及びプレーヤPの後方にあるカーテ
ン24であるが、コントローラCはビデオプリンタ21
にて写真をプリントアウトする際、CCDカメラ19に
より撮影されたカーテン24をその色により判別し、カ
ーテン24の部分を背景フレームF2と入れ替える。各
フレーム画像F1,F2が使用されて撮影された場合に
は、メインフレーム画像F1と重なっている部分のプレ
ーヤ画像PG及び背景フレーム画像F2は、プリントア
ウトされた写真には写らない。
【0024】次に、前記コントローラCの処理動作を図
8のフローチャートに基づいて説明する。まず、ステッ
プ101において、コントローラCはメインフレーム画
像選択画面Aをモニターテレビ18に表示する。次のス
テップ102においては、プレーヤPがメインフレーム
画像選択画面A上の各画像パターンf1から所望のメイ
ンフレーム画像F1に対応する画像パターンf1を選択
したか否かを判別し、選択したと判別した場合には次の
ステップ103に移行する。図5に示すように、前記メ
インフレーム選択画面Aには「フレームなし」という画
像パターンf1’(フレームキャンセル画面に対応)も
あり、この「フレームなし」という画像パターンf1’
が選択された際には今回のルーチンでは、メインフレー
ム画像F1は使用されない。
【0025】ステップ103においては、背景フレーム
画像選択画面Bをモニターテレビ18に表示する。次の
ステップ104においては、プレーヤPが背景フレーム
画像選択画面B上の各画像パターンf2から所望の背景
フレーム画像F2に対応する画像パターンf2を選択し
たか否かを判別し、選択したと判別した場合には、次の
ステップ105に移行する。図6に示すように、前記背
景フレーム選択画面Bには「背景なし」という画像パタ
ーンf2’(フレームキャンセル画面に対応)もあり、
この「背景なし」という画像パターンf2’が選択され
た際には今回のルーチンでは、背景フレーム画像F2は
使用されない。
【0026】ステップ105においては、選択された画
像パターンf1に対応するメインフレーム画像F1をモ
ニターテレビ18に表示するとともに、CCDカメラ1
9により撮影された映像を重ね合わせて表示する。この
とき、メインフレーム画像F1はプレーヤの前方に表示
される。
【0027】続くステップ106において、決定ボタン
14が押下されると、ステップ107において、スピー
カ16からカウントダウン音声(「3・2・1」)が出
力される。ステップ108においては、カウントがゼロ
となった瞬間のプレーヤの映像を固定化し、プレーヤの
前方にメインフレーム画像F1を、また、プレーヤ画像
PGの後方に前記選択された背景フレーム画像F2を重
ね合わせてモニターテレビ18に表示する。
【0028】ステップ109においては、キャンセルボ
タン15が押下されたか否かを判別し、押下された場合
には前記ステップ101に戻って、以降の処理を繰り返
す。一方、キャンセルボタン15が押下されなかった場
合には、ステップ110に移行する。ステップ110に
おいては、ビデオプリンタ21によりモニターテレビ1
8の画面映像をプリントアウトし、その後の処理を一旦
終了する。
【0029】次に上記のように構成された自動撮影機の
作用について説明する。自動撮影機により撮影を行う際
には、まず、図3に示すように、本体11前方に立つ。
次にプレーヤPはハーフミラー17に映し出されたメイ
ンフレーム画像選択画面Aを見て、ジョイスティック1
3及び決定ボタン14を操作して好みの画像パターンf
1,f1’を選択する。ここで、例えば、プレーヤPは
図5の矢印αにて示すパターンの画像パターンf1を選
択したものとする。
【0030】画像パターンf1が選択されると、ハーフ
ミラー17には背景フレーム画像選択画面Bが映し出さ
れる。プレーヤPはハーフミラー17に映し出された背
景フレーム画像選択画面Bを見て、ジョイスティック1
3及び決定ボタン14を操作して好みの画像パターンf
2,f2’を選択する。ここで、例えば、プレーヤPは
図6の矢印βにて示す画像パターンf2の背景フレーム
画像F2を選択したものとする。
【0031】画像パターンf2が選択されると、ハーフ
ミラー17には先に選択されたメインフレーム画像F1
が映し出される。また、これと同時にハーフミラー17
にはCCDカメラ19により撮影されたプレーヤ画像P
Gも重ねられて映し出される。このとき、プレーヤ画像
PGはメインフレーム画像F1の後方に映し出される。
すなわち、メインフレーム画像F1と重なった部分のプ
レーヤ画像PGはハーフミラー17には映し出されな
い。
【0032】プレーヤPはハーフミラー17に映し出さ
れる自身の画像PGを見ながら、メインフレーム画像F
1に対する自身の配置が最適位置となるように移動す
る。そして、最適位置が決まったら、決定ボタン14を
押下する。すると、スピーカ16からカウントダウン音
声が出力され、プレーヤPはこのカウントダウン音声に
基づいて自身のポーズを決める。カウントダウンが終了
すると、CCDカメラ19により撮影された映像が静止
画像となり、その静止画像にメインフレーム画像F1が
重ね合わされてハーフミラー17に映し出される。この
とき、ハーフミラー17にはCCDカメラ19により撮
影された静止画像の前方にメインフレーム画像F1が配
置された画像が映し出される。従って、背景フレーム画
像F2はメインフレーム画像F1及びプレーヤ画像PG
と重なった部分については表示されない。ここでハーフ
ミラー17に映し出された画像が気に入った場合には、
プレーヤPは決定ボタン14を押下する。決定ボタン1
4を押下することにより、ハーフミラー17に映し出さ
れている画像に背景フレーム画像F2が加わった合成写
真(図9参照)がシールSとなってビデオプリンタ21
からプリントアウトされる。プリントアウトされたシー
ルSはプリント排出ボックス20から本体11外に排出
される。
【0033】本実施の形態では、上記のように自動撮影
機を構成したことにより、次のような効果を得ることが
できる。 (1)本実施形態では、プレーヤ画像PGの前方に重ね
配置されるメインフレーム画像F1に加え、プレーヤ画
像PGの後方に背景フレーム画像F2も重ね配置するよ
うにしたことにより、奥行きがあって面白味のある写真
を作ることができる。
【0034】(2)プレーヤ画像PGの後方に背景フレ
ーム画像F2を配置可能としたことにより、撮影中のプ
レーヤPの後方にプレーヤPとは無関係の人物がいた
り、選択したメインフレーム画像F1の映像の内容とは
無関係の風景があっても、それら無関係な画像は写真に
は出てこないので写真の美観が損なわれない。
【0035】(3)プレーヤ画像PGの前方に配置され
るメインフレーム画像F1をメモリ22に複数パターン
記憶するとともに、プレーヤ画像PGの後方に配置され
る背景フレーム画像F2もメモリ22に複数パターン記
憶した。そして、プレーヤPは撮影を行う際、自分の好
みに応じて任意に各メインフレーム画像F1と各背景フ
レーム画像F2とを組み合わせることができる。すなわ
ち、従来ではプレーヤ画像PGの前方(又は後方)に配
置されるフレーム画像数に対応するパターンでしか写真
を撮影することができなかったが、本実施形態では、両
フレーム画像F1,F2の組み合わせパターン数に対応
するパターンの写真を撮影することができる。これによ
り、オリジナリティあふれる写真(シール)を作ること
ができ、面白さも倍増する。
【0036】(4)メインフレーム画像選択画面Aに
「フレームなし」という画像パターンf1’を設け、こ
の画像パターンf1’が選択された際には、写真にメイ
ンフレーム画像F1が写らないようにした。これによ
り、一層プレーヤPのニーズに合った写真を作ることが
できる。
【0037】(5)背景フレーム画像選択画面Bに「背
景なし」という画像パターンf2’を設け、この画像パ
ターンf2’が選択された際には、写真に背景フレーム
画像F2が写らないようにした。これにより、一層プレ
ーヤPのニーズに合った写真を作ることができる。
【0038】なお、上記実施形態を、次ように具体化し
てもよい。 (1)上記実施形態では、メインフレーム画像選択画面
Aに「フレームなし」という画像パターンf1’を設
け、背景フレーム画像選択画面Bに「背景なし」という
画像パターンf2’を設け、画像パターンf1’,f
2’が選択された際には、写真にフレーム画像F1,F
2が写らないようにした。これに対し、画像パターンf
1’,f2’を設けずに、いずれかのメインフレーム画
像F1、背景フレーム画像F2の使用を必須として具体
化してもよい。
【0039】(2)上記実施形態では、モニターテレビ
18には背景フレーム画像F2を表示させずに具体化し
たが、背景フレーム画像F2も他の画像とともに、表示
されるようにして具体化してもよい。
【0040】(3)上記実施形態では、プレーヤ画像P
Gの前後にそれぞれ1フレーム画像ずつ配置したが、プ
レーヤ画像PGの前後に2フレーム画像以上配置するよ
うに具体化してもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1に記載の発明においては、被写
体の前後にフレーム画像を配置した合成写真を撮影でき
ることから、写真に奥行きがでて写真の面白さを向上で
きる。
【0042】また、被写体の後方に撮影時の美観を損な
う背景があっても、プレーヤにより選択される背景フレ
ーム画像により隠すことができることから、出来上がっ
た写真の美観を損なうことがない。
【0043】さらに、各メインフレーム画像と各背景フ
レーム画像との組み合わせを変更することにより、オリ
ジナリティあふれた写真を作ることができる。請求項2
に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に
加え、被写体の前方に配置されるメインフレーム画像が
写るのをキャンセルできるようにしたことにより、より
プレーヤのニーズに合った写真を作ることができる。
【0044】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果に加え、被写体の後方
に配置される背景フレーム画像が写るのをキャンセルで
きるようにしたことにより、よりプレーヤのニーズに合
った写真を作ることができる。
【0045】請求項4に記載の発明によれば、被写体の
前後にフレーム画像を配置した合成写真を撮影できるこ
とから、写真に奥行きが出て写真の面白さを向上でき
る。また、被写体の後方に撮影時の美観を損なう背景が
あっても、プレーヤにより選択される背景フレーム画像
により隠すことができることから、出来上がった写真の
美観を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な概念構成を示す概念構成図。
【図2】本発明を具体化した一実施形態における自動撮
影機の斜視図。
【図3】自動撮影機の側断面図。
【図4】自動撮影機の電気的構成を示すブロック図。
【図5】メインフレーム画像選択画面の表示画面。
【図6】背景フレーム画像選択画面の表示画面。
【図7】各画像の位置関係を示す斜視図。
【図8】コントローラの処理内容を示すフローチャー
ト。メインフレーム画像とプレーヤ画像とが重なり合っ
た画像の表示画面。
【図9】プリントアウトされた写真の図。
【符号の説明】
11…本体、13…メインフレーム画像選択手段及び背
景フレーム画像選択手段を構成するジョイスティック、
14…メインフレーム画像選択手段及び背景フレーム画
像選択手段を構成する決定ボタン、19…カメラとして
のCCDカメラ、21…出力手段としてのビデオプリン
タ、22…メインフレーム画像記憶手段及び背景フレー
ム画像記憶手段としてのメモリ、C…画像処理制御手段
としてのコントローラ、PG…被写体画像としてのプレ
ーヤ画像、P…被写体としてのプレーヤ、F1…メイン
フレーム画像、F2…背景フレーム画像。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/76 H04N 5/76 E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影するためのカメラと、 予め設定された複数パターンのフレーム画像を記憶する
    メインフレーム画像記憶手段と、 前記メインフレーム画像記憶手段に記憶されているフレ
    ーム画像とは異なるパターンのフレーム画像を複数記憶
    する背景フレーム画像記憶手段と、 前記メインフレーム画像記憶手段に記憶されているフレ
    ーム画像の中から任意のフレーム画像を選択する際にプ
    レーヤにより操作されるメインフレーム画像選択手段
    と、 前記背景フレーム記憶手段に記憶されているフレーム画
    像の中から任意のフレーム画像を選択する際にプレーヤ
    により操作される背景フレーム画像選択手段と、 前記メインフレーム画像選択手段により選択されたフレ
    ーム画像を、前記カメラにより撮影された被写体の画像
    の前方に配置するとともに、前記背景フレーム画像選択
    手段により選択されたフレーム画像を、前記カメラによ
    り撮影された被写体の画像の後方に配置し、それら各画
    像を合成写真として出力手段から出力する画像処理制御
    手段とを備えたことを特徴とする自動撮影機。
  2. 【請求項2】 前記メインフレーム画像記憶手段に記憶
    されたフレーム画像の中にはフレームキャンセル画面が
    あり、メインフレーム画像選択手段によりフレームキャ
    ンセル画面が選択された際には、前記画像処理制御手段
    は被写体の画像の前方にフレーム画像を配置しない請求
    項1に記載の自動撮影機。
  3. 【請求項3】 前記背景フレーム画像記憶手段に記憶さ
    れたフレーム画像の中にはフレームキャンセル画面があ
    り、背景フレーム画像選択手段によりフレームキャンセ
    ル画面が選択された際には、前記画像処理制御手段は被
    写体の画像の後方にフレーム画像を配置しない請求項1
    又は請求項2に記載の自動撮影機。
  4. 【請求項4】 カメラにより撮影された被写体画像と、 前記被写体画像の前方に配置されるように、予め設定さ
    れたメインフレーム画像と、 前記被写体画像の後方に配置されるように、予め設定さ
    れた背景フレーム画像との複数画像を重ね合わせて合成
    写真を撮影するようにしたことを特徴とする自動撮影
    機。
JP8348422A 1996-12-26 1996-12-26 自動撮影機 Pending JPH10186473A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8348422A JPH10186473A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 自動撮影機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8348422A JPH10186473A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 自動撮影機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10186473A true JPH10186473A (ja) 1998-07-14

Family

ID=18396910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8348422A Pending JPH10186473A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 自動撮影機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10186473A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005196483A (ja) * 2004-01-07 2005-07-21 Noritsu Koki Co Ltd 画像処理装置
JP2016116057A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 株式会社メイクソフトウェア 写真撮影遊戯機及び制御プログラム
JP2020108863A (ja) * 2018-06-21 2020-07-16 株式会社バンダイナムコエンターテインメント ゲーム装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005196483A (ja) * 2004-01-07 2005-07-21 Noritsu Koki Co Ltd 画像処理装置
JP2016116057A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 株式会社メイクソフトウェア 写真撮影遊戯機及び制御プログラム
JP2020108863A (ja) * 2018-06-21 2020-07-16 株式会社バンダイナムコエンターテインメント ゲーム装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4648092B2 (ja) 写真シール払出装置及びその画像処理方法
JP6358458B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP4720686B2 (ja) 自動写真館
JP3499862B1 (ja) 写真プリント提供装置および方法ならびにプログラム
JPH10186473A (ja) 自動撮影機
JP2007221409A (ja) 自動写真撮影装置、プログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3564701B2 (ja) 画像印刷装置および方法
JP6712047B2 (ja) 写真作成ゲーム機および画像生成方法
JP4851985B2 (ja) 画像表示方法、画像表示装置、画像出力装置及びコンピュータプログラム
JP3034012U (ja) シール作成装置
JP4266154B2 (ja) 自動写真作成装置および自動写真作成方法
JPH10282571A (ja) 画像合成写真機
JP4454026B2 (ja) プログラム、情報記憶媒体、写真印刷装置及び写真印刷方法
JP2001100306A (ja) 写真自販機
JP2001042417A (ja) 写真自販機
JP2015161798A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2018201183A (ja) 写真作成ゲーム機、表示方法、およびプログラム
JP5970013B2 (ja) 写真シール作成装置および写真シール作成方法
JP3085950B1 (ja) 写真自販機
JP6829384B2 (ja) 写真作成ゲーム機および撮影方法
JP2004320077A (ja) 写真プリント提供装置および方法ならびにプリント用紙ユニット
JP3035618U (ja) 画像合成装置
JP3050552B1 (ja) 写真自販機および方法
JP2001100304A (ja) 写真自販機
JP2001296600A (ja) 写真自販機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041013

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051004