JP2007221409A - 自動写真撮影装置、プログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 利用者の所望する合作画像を簡単に作製できるようにする。
【解決手段】 自動写真撮影装置100は、利用者により合作モードが選択された場合に、CPU100bの制御のもと、ハードディスク101f−1に格納されている撮影/編集処理プログラム100f−1に基づき、中央カメラ用液晶モニタ14に中央カメラ13の撮影に応じたライブ映像を表示処理するとともに、中央カメラ13の写真撮影で既に生成している静止画像をライブ映像の両サイドに表示処理する。また、2回の写真撮影で生成した2つの静止画像を隣接配置した合作画像を生成し、プリンタ12でシールシートに印刷して写真シールPを排出する。
【選択図】 図2
【解決手段】 自動写真撮影装置100は、利用者により合作モードが選択された場合に、CPU100bの制御のもと、ハードディスク101f−1に格納されている撮影/編集処理プログラム100f−1に基づき、中央カメラ用液晶モニタ14に中央カメラ13の撮影に応じたライブ映像を表示処理するとともに、中央カメラ13の写真撮影で既に生成している静止画像をライブ映像の両サイドに表示処理する。また、2回の写真撮影で生成した2つの静止画像を隣接配置した合作画像を生成し、プリンタ12でシールシートに印刷して写真シールPを排出する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ゲームセンターや遊園地のような娯楽施設などに設置され、1プレイで複数回数の写真撮影により取得した利用者の画像を印刷物などの形態(写真や画像データ等)で利用者に提供する自動写真撮影装置に関し、特に、複数の撮影画像を隣接配置或いは部分的に重ね合せた合作画像を印刷物などの形態で利用者に販売或いは提供することが可能な自動写真撮影装置に関する。
従来、ゲームセンターや遊園地のような娯楽施設などに設置され、写真撮影により取得した利用者の画像を印刷した写真シールを排出する自動写真撮影装置(例えば、「特許文献1」参照)が知られている。
そして、このような自動写真撮影装置においては、6回、8回等の複数回数の写真撮影により生成された複数の画像を所定の方法でレイアウト印刷した写真シールを排出するものが一般的に提供されている。
ところで、最近では、そのような自動写真撮影装置を利用する利用者においては、印刷排出された写真シールにレイアウトされている2つの写真を組み合わせて不思議な写真を手に入れたいという利用者が多数現れてきている。
例えば、左向きの自分が写るようにポーズをとって撮影された写真と、右向きの自分が写るようにポーズをとって撮影された写真とを並べて印刷することで、本人(自分)どうしがキスしているような不思議な組写真にすることができる。
また、例えば、寝そべって腹下部分のみが写るようにポーズをとって撮影された写真と、その写真に写る胴体の一部が重複する上半身のみが写るようにポーズをとって撮影された写真とを並べて印刷することで胴体が不自然に長く見える不思議な組写真にすることができる。
しかしながら、従来の自動写真撮影装置において前述のような不思議な構図の組写真を手に入れようとする利用者にあっては、組み合わせ候補となる一方の撮影済み写真の自分のポーズに対して、もう片方の組み合わせ候補となる写真の撮影時に、どのように自分のポーズを合わせて撮影したら良いのかわからず、おおよその見当を付けたポーズによって写真撮影するしか方法が無かった。
また、その結果、組み合わせようとする2枚の写真が上手く繋がらず、思った通りの構図の組写真にすることが難しかった。
すなわち、従来の自動写真撮影装置にあっては、(特に同サイズで)同一人物(本人)どうしが絡み合うような組写真や、利用者の体の一部が不自然に長くなるような組写真を手に入れたい利用者にとって、撮影時のポーズ決めを上手く行うことができず、繋ぎ目が不自然なものになってしまうという不都合があった。
特開2005−341558号公報
本発明は、上述の状況に鑑みてなされたものであり、下記のいずれか一以上の目的を達成するものである。
即ち本発明は、意図した構図通りの組写真(撮影された静止画像を並べて印刷したもの)を手に入れるために写真撮影の際にどのようなポーズをとればよいかが利用者に判り易くされた自動写真撮影装置を提供することをその目的とする。
本発明の他の目的は、意図した構図通りの合作写真(撮影された静止画像を並べて、或いは部分的に重ね合わせて1つの画像に合成したもの)を手に入れるために写真撮影の際にどのようなポーズをとればよいかが利用者に判り易くされた自動写真撮影装置を提供することをその目的とする。
本発明は、上記課題を解決したものであり、
写真撮影を行うことにより静止画像を生成する撮影手段と、前記撮影手段により生成された静止画像を記録する記録手段と、前記撮影手段により生成された静止画像を出力する出力手段とを備え、1プレイのうちに複数回数の写真撮影が実行される自動写真撮影装置であって、
前記撮影手段による写真撮影を受ける利用者から視認可能な位置に配置され、前記撮影手段により生成されるライブ映像を表示するライブ映像表示手段と、
前記複数回数の写真撮影のうちの少なくとも一の写真撮影を行うに際して、前記記録手段に記録される静止画像を前記ライブ映像の周囲に表示する静止画像表示手段とを更に備えることを特徴とする自動写真撮影装置(請求項1)、又は、
写真撮影を行うことにより静止画像を生成する撮影手段と、前記撮影手段により生成された静止画像を記録する記録手段と、前記撮影手段により生成された静止画像を出力する出力手段とを備え、1プレイのうちに複数回数の写真撮影が実行される自動写真撮影装置で解釈実行されるプログラムであって、
前記撮影手段による写真撮影を受ける利用者から視認可能な位置に配置され、前記撮影手段により生成されるライブ映像を表示するライブ映像表示手順と、
前記複数回数の写真撮影のうちの少なくとも一の写真撮影を行うに際して、前記記録手段に記録される静止画像を前記ライブ映像の周囲に表示する静止画像表示手順とを前記自動写真撮影装置に実行させるためのプログラム(請求項10)、又は、
上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(請求項11)である。
写真撮影を行うことにより静止画像を生成する撮影手段と、前記撮影手段により生成された静止画像を記録する記録手段と、前記撮影手段により生成された静止画像を出力する出力手段とを備え、1プレイのうちに複数回数の写真撮影が実行される自動写真撮影装置であって、
前記撮影手段による写真撮影を受ける利用者から視認可能な位置に配置され、前記撮影手段により生成されるライブ映像を表示するライブ映像表示手段と、
前記複数回数の写真撮影のうちの少なくとも一の写真撮影を行うに際して、前記記録手段に記録される静止画像を前記ライブ映像の周囲に表示する静止画像表示手段とを更に備えることを特徴とする自動写真撮影装置(請求項1)、又は、
写真撮影を行うことにより静止画像を生成する撮影手段と、前記撮影手段により生成された静止画像を記録する記録手段と、前記撮影手段により生成された静止画像を出力する出力手段とを備え、1プレイのうちに複数回数の写真撮影が実行される自動写真撮影装置で解釈実行されるプログラムであって、
前記撮影手段による写真撮影を受ける利用者から視認可能な位置に配置され、前記撮影手段により生成されるライブ映像を表示するライブ映像表示手順と、
前記複数回数の写真撮影のうちの少なくとも一の写真撮影を行うに際して、前記記録手段に記録される静止画像を前記ライブ映像の周囲に表示する静止画像表示手順とを前記自動写真撮影装置に実行させるためのプログラム(請求項10)、又は、
上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(請求項11)である。
本発明によれば、利用者の意図した合作画像を簡単に作製する為の撮影方法を提供することができる。
即ち、一の写真撮影において生成される一の静止画像(A)と他の静止画像(B)とを用いて組写真にし、或いはこれを合成して合作写真を作製する場合に、一の静止画像(A)での写りを確認できるライブ映像がライブ映像表示手段により表示されるとともに、そのライブ映像の周囲に他の静止画像(B)が静止画像表示手段により表示されるため、利用者は、組写真又は合作画像のイメージを視覚的に確認しながら一の静止画像(A)を生成するための写真撮影(一の写真撮影)を受けることができる。
ここで、本発明の静止画像表示手段が表示する静止画像には、1プレイ中の写真撮影で既に生成された静止画像を使用することも可能であるが、過去に行われたプレイでの写真撮影で生成された静止画像を使用することも可能であり、或いは自動写真撮影装置の提供者や設置者により準備された画像を静止画像として使用することも可能である。
本発明の静止画像表示手段は、少なくとも一の写真撮影を行うに際して静止画像を表示するものであるが、ここにおける「写真撮影を行うに際して表示する」とは、写真撮影の実行前に利用者が静止画像を確認できるタイミングにおいて表示することを意味しており、必ずしも写真撮影の実行時点において静止画像が表示されている必要はない。
本発明のライブ映像表示手段により表示されるライブ映像は、写真撮影を受ける利用者が自身のポーズなどの確認を行うための映像であり、撮影手段により撮影されるリアルタイムの映像である必要はあるが、必ずしも動画像であることは必要ではなく、コマ送り画像などであっても良い。
また、本発明の自動写真撮影装置は、前記静止画像表示手段が前記ライブ映像の左右両側にそれぞれ同一の静止画像を接して表示するように構成することも可能である(請求項2)。
かかる発明によれば、他の静止画像(B)が一の静止画像(A)の右側に配置した組写真(又は合作画像)にすることを意図して撮影された画像であった場合でも、一の静止画像(A)の左側に配置して組写真(又は合作画像)にすることを意図して撮影された画像であった場合であっても、利用者は、一の静止画像(A)のための写真撮影を受けるに際して、生成される合作画像のイメージを視覚的に確認しながらポーズ決めなどを行うことが可能になる。
請求項2の発明においては、前記静止画像表示手段は、前記ライブ映像の左側に前記同一の静止画像の右側の所定部分を表示し、前記ライブ画像の右側に前記同一の静止画像の左側の所定部分を表示することが好ましい(請求項3)。
即ち、他の静止画像(B)を一の静止画像(A)の右側に配置した組写真(又は合作画像)にする場合であれば、一の静止画像(A)の撮影に際して利用者は、ライブ映像と、その右側に配置された静止画像(B)の左側の所定部分のみを確認できれば組写真や合作画像のイメージを掴むことが可能であり、同様に、他の静止画像(B)を一の静止画像(A)の左側に配置して組写真(又は合作画像)にする場合であれば、一の静止画像(A)の撮影に際して利用者は、ライブ映像と、その左側に配置された静止画像(B)の右側の所定部分のみを確認できれば組写真や合作画像のイメージを掴むことが可能である。
従って、請求項3の発明によれば、組写真や合作画像のイメージを掴むために不要な部分の表示が省略されることになり、例えば、ライブ映像表示手段によるライブ映像及び静止画像表示手段による静止画像を表示する表示装置のサイズが予め定まっている場合などにおいて、ライブ映像及び静止画像をより大きいサイズで表示することが可能になる。
本発明においては、前記静止画像表示手段は、前記一の写真撮影を行うに際して、前記一の写真撮影の直前の写真撮影により生成された静止画像を表示するよう構成することが可能である(請求項4)。
かかる発明では、組写真や合作画像に使用する2つの静止画像(A、B)が連続した2回の写真撮影により生成されることになるため、他の静止画像(B)の写真撮影の際にどのような構図を意図していたかが一の静止画像(A)の撮影の際に判らなくなってしまうなどの不都合を防止できる。
また、本発明の自動写真撮影装置は、前記1プレイの写真撮影で生成された複数の静止画像を隣接配置或いは部分的に重ね合せた合作画像を生成する画像生成手段を更に備えることも可能である(請求項5)。
かかる発明によれば、複数の静止画像から単一の合作画像が生成されるため、利用者は、本人どうしが絡み合ったような不思議な合作画像や、体の一部が不自然に長いような不思議な合作画像を手に入れることができる。従って、並べて印刷することで組写真として楽しむことができる複数の静止画像が利用者に提供される場合と比較して、複数の静止画像が合成された合作画像が利用者に提供される場合には、上記のような不思議な構図の単一の画像を電子メールなどの形態で友人に送って驚かせるなど、より多様な楽しみを利用者に提供することが可能になる。
また、本発明の自動写真撮影装置は、前記合作画像を表示し、該合作画像に対する利用者の編集操作を受け付ける編集操作受付手段を更に備え、
前記画像生成手段は、
前記編集操作受付手段が受け付けた利用者の編集操作に基づき前記合作画像に編集を加えた合作編集画像を生成するよう構成することが可能である(請求項6)。
前記画像生成手段は、
前記編集操作受付手段が受け付けた利用者の編集操作に基づき前記合作画像に編集を加えた合作編集画像を生成するよう構成することが可能である(請求項6)。
かかる発明では、合作画像に利用者の好みに応じた編集を加えることにより、より面白みのある合作編集画像を利用者に提供することが可能になる。
本発明の自動写真撮影装置は、前記合作画像及び/又は前記合作編集画像を印刷した写真シールとして利用者に提供し(請求項7)、或いはこれを有線通信或いは無線通信により利用者に提供(請求項8)するなどが可能である。本発明は、利用者の写真撮影を行うことにより静止画像を生成する撮影手段と、前記撮影手段により生成された静止画像を記録する記録手段と、前記撮影手段により生成された静止画像を出力する出力手段とを備え、1プレイのうちに複数回数の写真撮影が実行される自動写真撮影装置であって、
前記撮影手段と前記利用者との間に配置され、反射光を前記利用者に返すとともに透過光を前記撮影手段に導くハーフミラーと、
前記複数回数の写真撮影のうちの少なくとも一の写真撮影を行うに際して、前記記録手段に記録される静止画像を前記ハーフミラーの周囲に表示する静止画像表示手段とを更に備えることを特徴とする自動写真撮影装置(請求項9)とすることも可能である。
前記撮影手段と前記利用者との間に配置され、反射光を前記利用者に返すとともに透過光を前記撮影手段に導くハーフミラーと、
前記複数回数の写真撮影のうちの少なくとも一の写真撮影を行うに際して、前記記録手段に記録される静止画像を前記ハーフミラーの周囲に表示する静止画像表示手段とを更に備えることを特徴とする自動写真撮影装置(請求項9)とすることも可能である。
かかる発明では、利用者は、一の静止画像(A)での写りをハーフミラーで確認できるとともに、ハーフミラーの周囲に表示される他の静止画像(B)を同時に確認できるため、請求項1の発明と同様に、組写真や合作画像のイメージを視覚的に確認しながら一の静止画像(A)を生成するための写真撮影(一の写真撮影)を受けることが可能になる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
なお、本発明の自動写真撮影装置は、ゲームセンターや遊園地のような娯楽施設などに設置され、1プレイで複数回数の写真撮影により取得した利用者の静止画像(写真画像)を印刷物などの形態(写真プリントや画像データ等)で利用者に販売或いは提供する自動写真撮影装置に適用されるものであるが、以下の実施形態では、撮影した静止画像をシール紙に印刷して写真シールとして利用者に販売する自動写真撮影装置に適用した場合について説明する。
図1は、本発明を適用した自動写真撮影装置100の外観構成を示す図であり、図1(a)が、装置の外観側面の構成を示す筐体側面図であり、図1(b)が、装置の外観上面の構成を示す筐体上面図であり、図1(c)が、装置の外観背面の構成を示す筐体背面図である。また、図2は、この自動写真撮影装置100の撮影ブース3内に形成される第1筐体1の外観正面の構成を示す図であり、図2(a)が、第1筐体正面図であり、図2(b)が、第1筐体斜視図である。
図1に示すように、本発明の自動写真撮影装置100は、主として第1筐体1、第2筐体2及び撮影ブース3から構成されている。
ここで、第1筐体1は、図2に示すように、第1筺体の正面壁110に、上カメラ11、上カメラ用液晶モニタ12、中央カメラ13、中央カメラ用液晶モニタ14、操作パネル15、ストロボ発光部16a〜16d、スピーカ17a,17b、コイン投入口18、荷物置き場19が備えられている。
上カメラ11は、利用者を上方から撮影し、利用者のライブ映像及び利用者の静止画像を取得する為のカメラであり、例えば、レンズと、絞りと、CCD或いはCMOSの撮像素子等を備えたデジタルカメラ或いはデジタルビデオカメラ等で実現される撮影手段である。
上カメラ用液晶モニタ12は、上カメラ11の撮影により生成される画像データに基づきライブ映像を表示したり、後述する合作モード時に1プレイの写真撮影で既に生成されている静止画像をライブ映像の両サイドに表示したり、利用者に対して操作案内を表示するためのモニタであり、例えば、液晶ディスプレイなどで実現される。
中央カメラ13は、利用者を正面から撮影し、利用者のライブ映像及び利用者の静止画像を取得する為のカメラであり、上カメラ11と同様に、例えば、レンズと、絞りと、CCD或いはCMOSの撮像素子等を備えたデジタルカメラ或いはデジタルビデオカメラ等で実現される撮影手段である。
中央カメラ用液晶モニタ14は、前述の上カメラ用液晶モニタ12と同様の機能を有し、中央カメラ13の撮影により生成される画像データに基づきライブ映像を表示したり、合作モード時に1プレイの写真撮影で既に生成されている静止画像をライブ映像の両サイドに表示するとともに、利用者に対して操作案内を表示するためのモニタであり、例えば、液晶ディスプレイなどで実現される。
操作パネル15は、利用者からの操作入力を受け付けるための各種操作ボタンを備えたパネルである。なお、この実施形態では、図2に示すような丸形状の「決定ボタン」と、三角形状の「選択ボタン」とを備えている。
ストロボ発光部16a〜16dは、乳半のボードを介して利用者に照明光を照射するための照明装置である。
スピーカ17a,17bは、音楽や効果音などを出力させるためのスピーカである。
コイン投入口18は、料金を受け入れるためのコイン投入口である。
荷物置き場19は、利用者の荷物などを置いたり、利用者が足などを乗せてポーズをとる為の台である。
なお、図2(b)に示すように、第1筺体1の正面壁110の上方部から天井壁160にかけて前述のストロボ発光部16a〜16dと同様の機能を有するストロボ発光部16e〜16gを備えている。
また、第1筐体1は、内部にプリンタ106(図3参照)を備えており、このプリンタ106で印刷した写真シールを外部に排出して利用者に提供する為の写真排出口4を第1筐体1の側面壁120aに備えている。また、第1筐体1の底面壁130には、自動写真撮影装置100を動作させるのに必要な電源(例えば、商用電源)を電源部107(図3参照)を介して装置内部に供給する為の差込プラグ付き電源コード5を備えている。
そして、第2筐体2は、図1に示すように、略2等辺三角柱の形状を有しており、第1筐体1の背面側に配置されている。
この第2筐体2の側面210a,210bには、利用者が、上カメラ11或いは中央カメラ13により撮影された静止画像に対する編集や静止画像の印刷レイアウトの指定の操作を行うための編集ブース21a,21bがそれぞれ形成されている。即ち、第2筐体2の一側面210aには、タッチパネル式モニタ211aと、2本のタッチペン212a、213aと、スピーカ214aとが備えられ、他方の側面210bにも同様の、タッチパネル式モニタ211bと、2本のタッチペン212b、213bと、スピーカ214bとが備えられ、2組の利用者が同時に編集などの操作を行い得るようになっている。
また、それらタッチパネル式モニタ211a,211bの画面を利用者がタッチした場合に表示される編集画面200(後述の図10参照)の構成は、本出願人が出願した特願2005−170152号に開示される編集画面の機能構成に、本発明に係る合作機能を新たに追加した構成となっている。すなわち、複数のカテゴリーアイコンからなるアイコン群に「合作」アイコンが新たに追加され、この追加に応じて「合作」アイコン用のリソースウィンドウの表示機能と、画像表示部における合作画像の表示機能が新たに追加された構成となっている。
なお、第1筐体1の上部から第2筐体2を取り囲むようにフレーム6が張り出しており、このフレーム6に覗き見防止用カーテンなどを吊り下げることで、編集ブース21a,21bの様子を外から見えない様に遮ることができる。
そして、撮影ブース3は、第1筐体1の正面壁110、装置筐体の背面壁140、装置筐体の側面壁150a,150b、天井壁160、床面Fで囲まれた空間である。
なお、この実施形態の撮影ブース3内には、利用者が撮影時に座ったり、寝そべったりする為のソファー又は寝台7が設置されている。
なお、この実施形態では、撮影ブース3に外部光が入射するのを制限したり、撮影ブース3の様子を外から見えない様に遮ったりするために、装置筐体の側面壁150aと第1筐体1の側面120aとの間隙から成る出入り口と装置筐体の側面壁150bと第1筐体1の側面120bとの間隙から成る出入り口とに、天井側から遮光性のカーテン8a、8bを吊り下げている。利用者はそれらカーテン8a,8bをめくって撮影ブース3への入退室を行う。
また、この実施形態では、装置筐体の上面部に、ロール状に巻かれたそれぞれ異なる色彩や模様などが施された複数種類のカーテンを収容するカーテンボックス9が備えられている。なお、このカーテンボックス9に収容されている各カーテンが、後述のカーテン制御装置102(図3)の制御に従って巻き戻されて上カメラ11及び中央カメラ13の撮影視野内に展開されたり、或いは、巻き取り収容されることにより、撮影の毎に背景として使用するカーテンを変更することができるようになっている。
図3は、自動写真撮影装置100のシステム構成を示すブロック図である。
図3において、第1筐体1内に備えられるコンピュータ部101は、バス101aにより相互に接続されるCPU101b、ROM101c、RAM101d、インターフェース(I/F)101eを備えている。インターフェース101eにはハードディスク101f、CDドライブ101gとともに、後述の各種外部機器が接続されている。
ハードディスク101fには、CPU101bにより解釈され、自動写真撮影装置100が各種処理動作を実行するための撮影/編集処理プログラム101f−1が格納されている。
例えば、この撮影/編集処理プログラム101f−1は、上カメラ11や中央カメラ13、上カメラ用液晶モニタ12や中央カメラ用液晶モニタ14、カーテン制御装置102、照明制御装置103、音響制御装置104などを駆動して様々な撮影雰囲気の下で複数回数の写真撮影を実行する為の処理プログラムである。また、この撮影/編集処理プログラム101f−1は、上カメラ11や中央カメラ13からの画像データからJPEG等の静止画像に対して各種画像処理を実行する為の処理プログラムでもある。特に、本実施形態においては、この撮影/編集処理プログラム101f−1は、自動写真撮影装置100が後述の図4及び図5に示す処理を実行する為の処理プログラムでもある。
なお、この撮影/編集処理プログラム101f−1は、装置提供者側でCD−ROMなどに書き込まれたものをCDドライブ101gで読み出し、ハードディスク101fにインストールされる。この為、既存の自動写真撮影装置100にも適用可能である。その他、前述の図4及び図5に示す本実施形態に係る処理を実行する部分の処理プログラムだけをCD−ROMなどで提供して既存の自動写真撮影装置100に適用するようにしても良い。
また、ハードディスク101fには、上カメラ用液晶モニタ12や中央カメラ用液晶モニタ14やタッチパネル式モニタ211a、211bで再生する映像データや、スピーカー17a,17b,214a,214bで再生する音声データ及び音楽データが格納されているとともに、後述の落書き編集時に使用される各種の編集用画像や、レイアウトパターン等が格納されている。
ROM101cは、コンピュータ部101を制御するための基本的なプログラムを格納している。
RAM101dは、編集対象の画像や、利用者が入力した編集の内容などの作業データを一時的に記憶するものである。なお、本実施形態では、合作画像を一時記憶したり、合作画像に対する利用者の編集内容などの作業データを一時記憶する。
インターフェース101eには、更に、上カメラ11、上カメラ用液晶モニタ12、中央カメラ13、中央カメラ用液晶モニタ14、操作パネル15、カーテンボックス9のカーテンの展開、収納を制御するカーテン制御装置102、ストロボ発光部16a〜16gの発光を制御する照明制御装置103、スピーカ17a、17b、214a、214bに接続された音響制御装置104、コイン処理装置105、プリンタ106などの外部機器が接続されており、CPU101bとこれら各機器との間における信号の授受が可能とされている。
また、この自動写真撮影装置100には、前述の差込プラグ付き電源コード5を介して外部から商用電源を取り込んで所定の電圧に変換して各構成要素に供給する電源部107を備えている。
なお、この実施形態の自動写真撮影装置100では、編集ブース21aにおいて或る利用者が静止画像の編集を行い、他方の編集ブース21bにおいて他の利用者が静止画像の編集を行い、撮影ブース30において更に他の利用者が写真撮影を行うことが可能である。
また、この実施形態の自動写真撮影装置100は、撮影モードとして、「ノーマルモード」と「合作モード」とを備えている。なお、ここでいう「ノーマルモード」とは、写真撮影時に、1プレイ中で撮影した直前の撮影済みの静止画像をライブ映像の両サイドに表示せずに撮影を行う撮影モードのことである。他方、ここでいう「合作モード」とは、写真撮影時に、1プレイ中で撮影した直前の写真撮影において生成した静止画像をライブ映像の両サイドに隣接表示して撮影を行う撮影モードのことである。
また、この実施形態の自動写真撮影装置100は、1プレイで8回の写真撮影を行い、「合作モード」において、写真撮影2回で1セットの合作用の表示/撮影処理を行う(後述の図7及び図8参照)。
また、この実施形態の自動写真撮影装置100は、後述の撮影モードの選択とは別に、写真撮影を開始する前に、利用者によって「きれいに撮る」、「テーマで撮る」、「きれいとテーマで撮る」等の複数の撮影方法の中から所望の撮影方法を選択させるとともに、複数種類のカーテンの中から所望のカーテンを背景画として選択させるようにしている。
ここで、例えば、「きれいに撮る」と「きれいとテーマで撮る」の場合には、「超美白」、「美白」、「ノーマル」、「くっきり」、「超くっきり」、「小麦」等の複数の写り方の中から利用者が所望する写り方を選択できるようになっている。
そして、利用者により選択された写り方の種類に応じて自動写真撮影装置100が照明制御装置103の制御によりストロボ発光部16a〜16gの発光箇所や発光タイミングや発光強度を調節する。
次に、前述した構成の自動写真撮影装置100の処理動作について説明する。
最初に、図4に示すフローチャートに従って自動写真撮影装置100の合作モードにおける撮影処理動作について説明する。
以下の説明では、利用者が撮影モードとして合作モードを選択し、撮影用カメラとして中央カメラ13を選択した場合を例にして説明する。なお、中央カメラ選択時においては、上カメラ用液晶モニタ12には、例えば「中央カメラで撮影します。↓」の案内を表示する。
図4において、自動写真撮影装置100は、CPU101bの制御のもと、CPU101bがコイン処理装置105から所定のコイン検知信号を受信すると、例えば、「撮影を始めるよ。撮影の後は、外の編集ブースで落書きだよ」のようなプレイ説明を中央カメラ用液晶モニタ14に表示する(ステップS101)。なお、このとき、同様の内容の音声をスピーカ17a,17bから再生出力しても良い。
次いで、例えば、「撮影モードを選択して下さい。」のような案内と、「ノーマルモード」、「合作モード」などの撮影モードの選択肢を有する撮影モード選択画面141(図6参照)を中央カメラ用液晶モニタ14に表示させ(ステップS102)、利用者による撮影モードの選択を受け付ける。なお、このとき、同様の案内をスピーカ17a,17bを用いて音声で再生出力しても良い。
そして、この例では、利用者が合作モードを選択する例であるので、合作モードの選択指定を検知すると(ステップS102YES)、図7に示すような合作モードに係わる撮影画面を中央カメラ用液晶モニタ14に表示する処理と所定回数(例えば、8回)の写真撮影の処理とを並行して行う処理(ステップS103)へと遷移する。
処理ステップS103において、1セットにおける最初の1回目の写真撮影時に、例えば、図7(a)に示すような画面を表示する。すなわち、中央カメラ13で撮影したライブ映像(この例では、正面向きの女性の映像)を表示しているとともに、このライブ映像の両サイドに、例えば、「一枚目を撮影します。ポーズをとって下さい。」という案内を表示している。なお、同様の案内をスピーカ17a,17bを用いて音声で再生出力しても良い。
ここで、利用者が1回目の写真撮影でのポーズを決める。なお、この例では、女性が右向きのポーズをとろうかどうかを考え中の様子を示している。
そして、例えば、所定時間が経過すると、図7(b)に示すようなカウントダウンの演出(例えば、「3→2→1」という数字の切り替え表示)を中央カメラ用液晶モニタ14に表示する。なお、この例では、利用者が右向きにキスをするポーズをとっている様子を示している。
そして、カウントダウンが終了したタイミングで、1回目の写真撮影を実行する。なお、このとき、例えば、図7(c)に示すような写真撮影を実行したことを利用者に表現する演出「カシャ!」という文字を中央カメラ用液晶モニタ14に表示するとともに、スピーカ17a,17bを用いて撮影実行演出音としてシャッター音などを発声させる。なお、この例では、上方中央に表示されるライブ映像に代えて1回目の写真撮影で生成した静止画像を表示している様子を示している。
その後、図7(d)に示すような撮影確認画面を中央カメラ用液晶モニタ14に表示するとともに、スピーカ17a,17bを用いて特定の演出音(例えば、「ときめき音」など)を発声する。すなわち、この撮影確認画面は、たった今撮影した静止画像を大きく表示し、その回りに既に撮影済みの静止画像を一覧で表示する為の画面である。なお、ここでは、1回目の写真撮影時であるので、撮影済み静止画像は表示されない。また、この撮影確認画面においては、画像は上方から下方に落ちてくるように表示する。さらに、利用者に違和感を与えないようにする為、撮影済み静止画像の表示枠などは表示しない方が好ましい。
このようにして1セットの1回目の写真撮影が終了する。
次いで、自動写真撮影装置100は、1セットの2回目の写真撮影時の処理に遷移する。すなわち、ステップS104NOでステップS103の処理に移行する。
処理ステップS103において、1セットの2回目の写真撮影時に、例えば、図8(a)に示すような画面を表示する。すなわち、中央カメラ13で撮影したライブ映像(この例では、正面向きの女性の映像)を表示しているとともに、このライブ映像の両サイドに、前述の1回目の写真撮影により生成した1枚目の静止画像を隣接配置した状態で表示する。更に、それら両サイドに表示した1枚目の静止画像の前面上方に、例えば、「二枚目を撮影します。ポーズをとって下さい。」という案内を表示する。
これにより、合作画像の取得を希望する利用者が前回撮影した1枚目の静止画像を見て次に撮影する2枚目のポーズを簡単に合わせることができる。すなわち、この例では、利用者の女性が、両サイドに表示されている1枚目のキスのポーズと中央に表示される自己のライブ映像を参照しながら1枚目の右向きのキスのポーズに合わせた左向きのキスのポーズ(すなわち、合作ポーズ)を簡単に決定することができる。なお、この例では、1枚目のポーズに合わせて左を向こうと考えている様子を示している。
そして、所定時間が経過すると、図8(b)に示すようなカウントダウンの演出を中央カメラ用液晶モニタ14に表示する。なお、この例では、1枚目の右向きのキスのポーズに合うように利用者が左向きにキスをするポーズをとっている様子を示している。
そして、カウントダウンが終了したタイミングで、2回目の写真撮影を実行する。なお、このとき、図8(c)に示すような画面を中央カメラ用液晶モニタ14に表示する。また、上方中央に表示されるライブ映像に代えて2回目の写真撮影で生成した静止画像を表示している様子を示している。
その後、図8(d)に示すような撮影確認画面を中央カメラ用液晶モニタ14に表示する。なお、この場合、2回目の写真撮影時であるので、2回目に撮影した静止画像が大きく表示されるとともに、その回りに既に撮影済みの1枚目の静止画像が表示されている。
このようにして1セットの2回目の写真撮影が終了する。
これ以降、自動写真撮影装置100は、前述したような処理を残り3セット分実行する。すなわち、3(5,7)回目の撮影時には、1回目の撮影時と同様に、ライブ映像の両サイドが非表示状態になっており、4(6,8)回目の撮影時には、ライブ映像の両サイドに3(5,7)回目の撮影により生成した静止画像が表示される。
そして、全ての撮影が終了すると、自動写真撮影装置100は、利用者に撮影が終了したことを通知するための撮影終了画面142を中央カメラ用液晶モニタ14に表示する。
その後、自動写真撮影装置100は、利用者に対し編集ブース21a、21bに行って落書きなどの編集を行うことを促す為の落書き画像転送画面143を中央カメラ用液晶モニタ14に表示する。これにより、利用者は撮影ブース3を出て該当する編集ブースに行き所望の落書き編集を行う。なお、自動写真撮影装置100は、生成した静止画像をRAM101dに記憶している。
これにより、ここでの合作画像の撮影処理が終了する。
なお、自動写真撮影装置100は、前述の処理ステップS102の判定処理とステップS107の判定処理を合わせて、利用者による操作パネル15を用いた撮影モードの選択操作を監視し、「ノーマルモード」を指定する選択操作が有ると(ステップS107YES)、ノーマルモードによる撮影処理を実行する。なお、ノーマルモード時においては、ライブ映像の両サイドは非表示状態となっている。
また、ノーマルモードにおいては、例えば、上カメラ用液晶モニタ12或いは中央カメラ用液晶モニタ14に表示されるライブ映像の左下及び右下に、利用者によって選択された2つの背景カーテンのイメージをそれぞれ表示する。すなわち、2回で1セットの撮影処理を行うので、1回目の撮影時には、左下の背景カーテンのイメージ枠を強調表示する。
次に、図5に示すフローチャートに従って自動写真撮影装置100の合作画像の落書き及び印刷処理動作について説明する。なお、以下の説明では、利用者が左側の編集ブース21aで落書きなどの編集作業を行う場合を例にして説明する。
図5において、自動写真撮影装置100は、CPU101bの制御のもと、左側の編集ブース21aに備わるタッチパネル式モニタ211aから利用者による落書き画面のタッチ操作を検知すると、例えば、図10に示すような編集画面200をタッチパネル式モニタ211aに表示する(ステップS201)。これにより、所定の制限時間内で、RAM101dに記憶されている静止画像に対する利用者の編集操作を受け付ける。
例えば、この自動写真撮影装置100においては、撮影ブース3で次の利用者がコインを投入するまでは編集ブース21aの利用者が落書きなどの編集作業を無制限に行えるように設定し、他方、コインが投入されると、その時点から例えば制限時間「2分」を設定してカウントダウンする。
この場合、利用者が合作画像の取得を希望する例であるので、利用者が複数のカテゴリーアイコンからなるアイコン群の中の「合作」アイコン201をタッチペン212aにより選択指定する(図10の丸数字1)。すると、自動写真撮影装置100は、合作アイコン201の選択指定操作を検知して(ステップS202YES)、例えば、図11(a)に示すような合作画像選択画面202aを図10の編集画面200のリソースウィンドウ202に表示する。これにより、利用者は、合作したい静止画像を2つ選択指定することができる。
利用者は、図10に示す編集画面200において、1プレイで撮影した全ての静止画像をそれぞれ小さく表示したサムネイル群203の中から所望の静止画像をタッチペン212aで2つ選択指定する(図10の丸数字2及び丸数字3)。自動写真撮影装置100は、2つの静止画像が選択指定されると(ステップS204)、例えば、図11(b)に示すような確認画面202bを図10のリソースウィンドウ202に表示する。
ここで、利用者により図11(b)に示す確認画面202bの「OK」ボタン202b−1が押下されると(ステップS206YES)、自動写真撮影装置100は、利用者により選択指定された2つの静止画像を隣接配置させた状態で単一の合成画像のデータを生成する。この合成画像は、RAM101dに格納されるとともに、例えば、図12(a)に示すように、画像表示部204において表示される。そして、合作画像に対する利用者の落書きなどの編集作業を受け付け、編集加工処理を行う(ステップS207)。
なお、図12(b)に示す例では、利用者がカテゴリーアイコン群の中の「文字」アイコン205をタッチペン212aで選択押下し{図12(b)の丸数字5}、次いで、リソースウィンドウ202に表示された図示省略の複数種のペンの中から例えば「ベタ塗りペン」をタッチペン212aで選択押下し{図12(b)の丸数字6}、次いで、タッチペン212aを用いて画像表示部204に表示されている合作画像の上をなぞって例えば「本人どうしでキスしてる!」という文字を落書きする{図12(b)の丸数字7}様子を示している。
また、図12(b)に示す例では、利用者がカテゴリーアイコン群の中の「スタンプ」アイコン206をタッチペン212aで選択押下し{図12(b)の丸数字8}、次いで、リソースウィンドウ202に表示された複数種のスタンプの中から例えば「ノーマルタイプのハートマーク」をタッチペン212aで選択押下し、次いで、タッチペン212aを用いて画像表示部204に表示されている合作画像の上方中央付近をタッチする様子を示している。
このように、本実施形態によると、2枚の静止画像を隣接配置した合作画像を一つの画像表示部204に表示させて利用者の落書きなどの編集操作を受け付けるように構成しているため、合作画像の繋ぎ目を跨った落書きやスタンプ付け等の編集作業を簡単に行うことができる。
なお、ステップS207において上記のような編集操作が受け付けられた場合には、その編集操作に対応する編集が上記合作画像に施された合作編集画像が生成され、RAM101に記録された合作画像のデータが合作編集画像のデータに書き替えられる。
そして、撮影ブース3で次の利用者が撮影を開始したことにより時間切れとなった場合、或いは、利用者自ら「おわり」ボタン207押下して落書き作業が終了した場合(ステップS208YES)、自動写真撮影装置100は、例えば、利用者に対して写真印刷中及び写真排出口を案内する演出を表示した印刷実行画面220(図13参照)を表示するとともに、プリンタ106を用いて合作画像をシール紙上に印刷して写真シールP(図14参照)として写真排出口4に出力する(ステップS209)。なお、本実施形態の写真シールは、写真ごとに切れ目が入っていないシール紙を利用している。
また、この例の写真シールPは、利用者が3つの合作画像を撮影して編集した場合であり、例えば、利用者どうしがキスしている合作編集画像と、利用者が利用者によって首を絞められている合作編集画像と、利用者の胴が不自然に長い合作編集画像と、合作でない2つの利用者の静止画像とが区画されてレイアウトされた様子を示している。
このように、本実施形態によると、利用者は、2枚の静止画像を隣接配置した合作画像を印刷した写真シールを簡単に手に入れることができる。具体的には、利用者は、本人どうしが絡み合ったような不思議な写真や、体の一部が不自然に長いような不思議な写真を手に入れることができる。
これにより、ここでの合作画像の落書き及び印刷処理が終了する。
なお、自動写真撮影装置100は、前述の処理ステップS202の判定処理とステップS210の判定処理を合わせて、利用者によるタッチペン212a及びタッチペン213aを用いたタッチ操作を監視し、「合作」アイコン201以外の他の機能を指定するタッチ操作が有ると(ステップS210YES)、そのタッチ操作に応じた機能の処理を実行する(ステップS211)。
また、利用者が、図11に示すリソースウィンドウ202に表示されている「画像登録」タブ202−2をタッチ選択することで、本実施形態の自動写真撮影装置100は、その合作画像を閲覧用のポーズ集としてハードディスク101fに登録する。また、自動写真撮影装置100は、利用者による落書きなどの編集作業の途中又は完了後に「画像登録」タブ202−2が操作されたときは、画像表示部204に表示されている編集が施された合作編集画像を登録する。なお、自動写真撮影装置100は、登録画像が予め設定されている上限数を超える場合には、古い画像から上書きする。
これにより、利用者は、合作画像を簡単にポーズ集に登録することができるばかりでなく、落書きなどの編集を施した合作編集画像の登録も行える。
また、利用者が、前述のタブ群の中の「画像閲覧」タブ202−3をタッチ選択することで、本実施形態の自動写真撮影装置100が閲覧用のポーズ集に登録済みの合作画像(又は合作編集画像)を画像表示部204に表示させて利用者に対し閲覧可能にしている。
これにより、利用者は、落書きなどの編集中ならいつでもポーズ集に登録した合作画像を閲覧することができる。
(変形例)
(変形例)
以上、例示的な実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態により限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載内において種々の変更、改変を行うことが可能である。
前述の実施形態では、1プレイで4セットの計8回の写真撮影を行い、また、合作画像に対する利用者の落書きなどの編集操作を受け付けて合作画像の編集処理を行い、合作画像を隣接配置させて印刷する形態の自動写真撮影装置を例として説明したが、これ以外にも、前述の実施形態で述べたような写真撮影時にライブ映像の周囲(両サイドを含む)に撮影済みの静止画像を表示する機能を有していることを前提にすれば、以下に示すような形態であっても良い。
例えば、1)合作画像を作製できる許容範囲として1プレイで最低でも2回の写真撮影が行える自動写真撮影装置であれば良く、1プレイで2回の写真撮影しか行わないような自動写真撮影装置であっても良い。また、2)合作画像に対する利用者の落書きなどの編集操作を受け付けない自動写真撮影装置であっても良い。また、3)合作画像を隣接配置させずに印刷する自動写真撮影装置であっても良い。また、4)ノーマルモードを備えず、常に合作モードの撮影処理を行う自動写真撮影装置であっても良い。また、5)上記1)〜4)のいずれかを組み合わせた自動写真撮影装置であっても良い。
また、前述の実施形態では、好ましい形態として、ライブ映像の両サイドに撮影済みの静止画像を表示する場合を示したが、本発明はこれに限定されず、左右のいずれか一方にのみ表示するようにしても良く、また、ライブ映像の周囲であれば左右以外でも良い。例えば、ライブ映像を上下に挟むように撮影済みの静止画像を表示させるようにしても良く、さらに、上下のいずれか一方のみに表示するようにしても良い。
また、前述の実施形態では、合作モードの写真撮影時に、予め設定されている順番(前述の例では、1セットの1回目)の撮影済みの静止画像をライブ映像の両サイドに自動的に表示する形態について示したが、これに限らず、例えば、利用者が写真撮影時に、ライブ映像の周囲に表示する撮影済みの静止画像を自由に選択できるようにしても良い。
また、前述の実施形態では、ライブ映像の両サイドに撮影済みの静止画像の全体が確認できるように表示する形態について示したが、これに限らず、例えば、両サイドの撮影済み画像が液晶モニタからはみ出すように表示しても良い。すなわち、撮影済み画像のライブ映像との繋ぎ目付近が確認できる部分のみを表示しても良い。
また、前述の実施形態では、編集画面200上で利用者が合作したい画像を2つ選ぶとそれら2つの静止画像が隣接配置された合作画像として画像表示部204に表示され、最終的にそれら2つの静止画像が隣接配置された合作画像として印刷出力される形態について示したが、これ以外にも、例えば、編集画面200上で利用者が合作したい静止画像を2つ選べ、更に、それら2つの静止画像の重ね合わせる範囲を利用者が選べるように設定しても良い。
これにより、例えば、2つの静止画像に表現されている利用者の手と手を繋ぎ合せようとする場合に、隣接配置だけでは繋ぎ面が不自然になってしまうものの、1/4や1/3というように2つの静止画像を上下左右に重ねたり、移動させたりすることで自然に手が繋がれているような合作画像を作製することができる。
また、前述の実施形態では、撮影した画像(静止画像や合作画像、合作編集画像)を写真シールなどの印刷物という形態で利用者に販売或いは提供する自動写真撮影装置100に本発明を適用した場合について説明したが、これ以外にも、画像をUSBケーブルなどの有線通信或いは赤外線通信などの無線通信により外部受信端末(例えば、利用者の携帯電話機や、装置設置箇所付近に設置されている通信端末等)に送信する通信装置を備えた自動写真撮影装置に適用しても良い。これにより、利用者は自己の携帯電話機に画像を取り込むことができ、例えば、携帯電話機の壁紙に設定したり、友人などの第3者の携帯電話機にデータ通信により自己の合作画像や合作編集画像を提供することができる。
また、前述の実施形態では、撮影ブース3にソファーや寝台7を設ける場合の形態について示したが、これに限らず、自動写真撮影装置100が設置されるスペースが狭い場合には、ソファー7などを設置しない形態を採っても良い。
また、前述の実施形態では、各編集ブース21a,21bにおいて、利用者が立った姿勢で落書きなどの編集操作を行う場合の形態について示したが、これに限らず、自動写真撮影装置100が設置されるスペースに応じて、利用者が座った姿勢で落書きなどの編集操作を行うことができるように、腰掛け用のソファーやパイプ椅子などを設置するようにしても良い。こうすれば、撮影ブース3を利用する利用者が現れず、落書き無制限状態となっている利用者の負担を軽減することができる。
また、前述の実施形態では、好ましい例として料金先払い形式を採用しているが、これに限らず、利用者が写真撮影を行った上で、自分の気に入った静止画像のプリントアウトをしたい場合に料金を請求するような料金後払い形式を採用しても良い。なお、この場合には、前述の図4のフローにおいて、コイン検知をトリガにするのでは無く、例えば、操作パネル15の決定ボタンの押下操作で処理ステップS101の処理へと移行するように設定する。
また、図5のフローにおいて、処理ステップS208の後に、利用者によるコイン投入が行われたことを検知した場合に、処理ステップS209に移行して画像の印刷を行うように設定しても良い。なお、この場合、撮影ブース3のコイン投入口18に代えて、編集スペース21に画像を印刷するための料金を投入するためのコイン投入口を設置する。
また、前述の実施形態では、図4に示す処理ステップS103において、写真撮影を実行した際、中央カメラ用液晶モニタ14の中央に表示されているライブ映像に代えて写真撮影により生成した静止画像を表示する場合について示したが、これに限らず、そのままライブ映像を表示し続けても良い。
また、前述の実施形態では、自動写真撮影装置100の第1筐体1と第2筐体2とは物理的に分離した個別の筐体である場合の形態を示したが、これに限らず、第1筐体と第2筐体とに分けずに、単一の筐体で構成しても良い。
また、前述の実施形態では、合作画像を図12に示すように編集画面200の一方の画像表示部204に表示する形態について示したが、これに限らず、例えば、表示上では合作せずに、左右の画像表示部にそれぞれ合作する静止画像を1枚づつ分けて表示させ、左右で別々に編集作業を行わせるようにしても良い。
また、例えば、同一の合作画像を、編集画面200の左右両方の画像表示部にそれぞれ表示させ、左右の利用者によって同一の合作画像に対する落書きなどの編集を行わせるようにしても良い。すなわち、左右の画像表示部には、左右の利用者それぞれの落書き画像が反映された合作画像が表示されるようにする。これにより、2つの画面を用いて、一つの合作画像に二人の落書きを反映させることができる。すなわち、二人で落書きをして力を合わせて一つの合作画像を作製することができる。
また、前述の実施形態では、ライブ映像の両サイドに表示する撮影済み画像としては、当該写真撮影時の利用者の静止画像である場合について示したが、これに限定されず、例えば、予め用意されているサンプル画像の中から利用者が所望するサンプル画像をライブ映像の両サイドに表示するようにしても良い。例えば、肖像権を侵害しない範囲(本人の許可を得た場合)での著名人などのサンプル画像や、著作権を侵害しない範囲(本人の許可を得た場合)でのアニメキャラクターなどのサンプル画像を予め用意する。
なお、それらサンプル画像を表示する自動写真撮影装置として、利用者の背景と同じ背景となるように調整したサンプル画像を生成し、利用者が落書きやスタンプといった操作を行わずに自動的にサンプル画像と利用者の静止画像とを隣接配置した合作画像を生成して印刷する形態を採用すると、利用者の使い勝手を向上させることができる。すなわち、利用者がスタンプ等の余計な操作を行わなくとも、利用者の所望するサンプル画像と絡んだ自分の写真(例えば、好きなタレントさんと握手している自分とか、好きなアニメキャラクターとキスしている自分等の写真)を手に入れることができる。
なお、前述のサンプル画像と利用者の静止画像との合作画像を実際に印刷するに際しては、合作画像が印刷された写真シールを見た第3者が誤解を招くのを未然に防ぐ為に、例えば、「警告:この写真は、特別な自動写真撮影装置で撮影されたものです。」のような情報を合作画像に挿入する。
また、前述の実施形態では、ライブ映像と撮影済み静止画像の両方を表示する中央カメラ用液晶モニタや上カメラ用液晶モニタを備える形態について説明したが、これに限らず、例えば、ライブ映像を表示する専用のモニタと撮影済み画像を表示する専用のモニタとが別々に備わる形態であっても良い。
また、前述の実施形態では、利用者を撮影する撮影カメラとして、上カメラ11と中央カメラの2つを備える形態について示したが、本発明はこれに限定されず、1つのカメラのみを備える形態にしても良い。これにより、製品コストを低く抑えることができる。
また、前述の実施形態では、撮影カメラ(上カメラ11や中央カメラ13)の付近にライブ映像と撮影済み静止画像を表示するモニタ(上カメラ用液晶モニタ12や中央カメラ用液晶モニタ14)を設置する形態を示したが、これ以外にも、例えば、撮影カメラの画角内に位置する利用者から見える範囲で撮影カメラとは離れた箇所にモニタを設置するようにしても良い。
また、前述の実施形態に示した編集画面200において、予め設定している複数種類の合作画像専用の合作フレームの中から利用者が所望する合作フレームを選択させるようにしても良い。
また、前述の実施形態に係わる自動写真撮影装置100では、印刷出力する写真シールP(図14参照)として、画像ごとに切れ目が入っていない形態について示したが、これ以外にも、例えば、画像ごとに切れ目が入っているシール紙を用意し、その切れ目入りシール紙に各画像を印刷するようにしても良い。
なお、この切れ目入りシール紙を使用する場合、合作画像用の2枚の静止画像で一つの切れ目が入っているシール紙を用意し、合作画像を印刷するようにしても良いし、他方、1枚ごとに切れ目が入っているシール紙を用意し、合作画像でも半分づつに切れた写真シールとして印刷するよにしても良い。これにより、合作したけど2つの写真を個別に使いたい場合などには、ハサミやカッター等を用意しなくても簡単に切り離せる。
また、前述の実施形態の自動写真撮影装置100では、上カメラ11及び中央カメラ13により撮影した利用者のJPEG等の静止画像をコンピュータ部101で撮影/編集処理プログラム101f−1に基づき各種の画像処理を行う形態について示したが、これ以外にも、例えば、上カメラ11及び中央カメラ13がJPEG等の静止画像を生成する前段階の画像処理部を備えていなくても良く、この場合、コンピュータ部101の撮影/編集処理プログラム101f−1が各カメラから取得した撮影画像データからJPEG等の静止画像を生成する処理を自動写真撮影装置100に実行させるプログラムとなっている。
また、前述の実施形態の自動写真撮影装置100では、背景画としてカーテンを用意した形態について示したが、これに限らず、例えば、クロマキー処理により背景画を生成する形態にしても良く、また、カーテン処理とクロマキー処理とを組み合わせた形態にしても良い。
(第2の実施形態)
(第2の実施形態)
なお、前述の実施形態では、ライブ映像とそのライブ映像を挟むように両サイドに撮影済み静止画像を表示する形態を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ライブ映像を表示せずに、替わりに、反射光を利用者側に返すとともに透過光をカメラに導くハーフミラーを備え、そのハーフミラーの周辺に撮影済みの静止画像を表示する液晶モニタを備えるようにして対応しても良い。
これにより、利用者は、反射光からハーフミラーに映った像を把握してリアルタイムで自分の表情や姿勢(ポーズ)をチェックすることができるので、その像をもとに両サイドに表示される既に撮影済みの静止画像と比較しながら合作画像の撮影ポーズをとることができる。
なお、好ましくは、ハーフミラーの両サイドにそれぞれ液晶モニタを設けるように構成する。
また、この場合、好ましくは、カメラからハーフミラーまでの距離と、ハーフミラーから利用者までの距離とが同じになるように、カメラとハーフミラーと利用者がポーズをとる椅子やソファーを配置する。
さらに、好ましくは、カメラのレンズ付近に、利用者の視線を誘導するための発光素子を備え、発光素子の発光をハーフミラー越しに利用者に照射するようにする。
100・・・自動写真撮影装置、1・・・第1筐体、2・・・第2筐体、3・・・撮影ブース、4・・・写真排出口、5・・・差込プラグ付き電源コード、6・・・フレーム、7・・・ソファー(寝台)、8a,8b・・・カーテン、9・・・カーテンボックス、110・・・正面壁、11・・・上カメラ、12・・・上カメラ用液晶モニタ、13・・・中央カメラ、14・・・中央カメラ用液晶モニタ、15・・・操作パネル、16a〜16g・・・ストロボ発光部、17a,17b・・・スピーカ、18・・・コイン投入口、19・・・荷物置き場、21a,21b・・・編集ブース、210a,210b・・・側面、211a,211b・・・タッチパネル式モニタ、212a,213a,212b,213b・・・タッチペン、214a,214b・・・スピーカ、120a,120b・・・第1筐体の側面壁、130・・・第1筐体の底面壁、140・・・装置の背面壁、150a,150b・・・装置の側面壁、160・・・装置の内部天井壁、F・・・床面、101・・・コンピュータ部、101a・・・バス、101b・・・CPU、101c・・・ROM、101d・・・RAM、101e・・・I/F、101f・・・ハードディスク、101f−1・・・撮影/編集処理プログラム、101g・・・CDドライブ、102・・・カーテン制御装置、103・・・照明制御装置、104・・・音響制御装置、105・・・コイン処理装置、106・・・プリンタ、107・・・電源部、141・・・撮影モード選択画面、142・・・撮影終了画面、143・・・落書き画像転送画面、200・・・編集画面、201・・・合作アイコン、202・・・リソースウィンドウ、203・・・サムネイル群、204・・・画像表示部、205・・・文字アイコン、206・・・スタンプアイコン、207・・・おわりボタン、220・・・印刷実行画面、P・・・写真シール
Claims (11)
- 写真撮影を行うことにより静止画像を生成する撮影手段と、前記撮影手段により生成された静止画像を記録する記録手段と、前記撮影手段により生成された静止画像を出力する出力手段とを備え、1プレイのうちに複数回数の写真撮影が実行される自動写真撮影装置であって、
前記撮影手段による写真撮影を受ける利用者から視認可能な位置に配置され、前記撮影手段により生成されるライブ映像を表示するライブ映像表示手段と、
前記複数回数の写真撮影のうちの少なくとも一の写真撮影を行うに際して、前記記録手段に記録される静止画像を前記ライブ映像の周囲に表示する静止画像表示手段とを更に備えることを特徴とする自動写真撮影装置。 - 前記静止画像表示手段は、前記ライブ映像の左右両側にそれぞれ同一の静止画像を接して表示することを特徴とする請求項1に記載の自動写真撮影装置。
- 前記静止画像表示手段は、前記ライブ映像の左側に前記同一の静止画像の右側の所定部分を表示し、前記ライブ画像の右側に前記同一の静止画像の左側の所定部分を表示することを特徴とする請求項2に記載の自動写真撮影装置。
- 前記静止画像表示手段は、前記一の写真撮影を行うに際して、前記一の写真撮影の直前の写真撮影により生成された静止画像を表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の自動写真撮影装置。
- 前記1プレイの写真撮影で生成された複数の静止画像を隣接配置或いは部分的に重ね合せた合作画像を生成する画像生成手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の自動写真撮影装置。
- 前記合作画像を表示し、該合作画像に対する利用者の編集操作を受け付ける編集操作受付手段を更に備え、
前記画像生成手段は、
前記編集操作受付手段が受け付けた利用者の編集操作に基づき前記合作画像に編集を加えた合作編集画像を生成することを特徴とする請求項5に記載の自動写真撮影装置。 - 前記出力手段が前記合作画像及び/又は前記編集画像を印刷した写真シールを排出するプリンタであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の自動写真撮影装置。
- 前記出力手段が前記合作画及び/又は前記編集画像を有線通信或いは無線通信により外部受信端末に送信する通信装置であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の自動写真撮影装置。
- 写真撮影を行うことにより静止画像を生成する撮影手段と、前記撮影手段により生成された静止画像を記録する記録手段と、前記撮影手段により生成された静止画像を出力する出力手段とを備え、1プレイのうちに複数回数の写真撮影が実行される自動写真撮影装置であって、
前記撮影手段による写真撮影を受ける利用者と前記撮影手段との間に配置され、反射光を前記利用者に返すとともに透過光を前記撮影手段に導くハーフミラーと、
前記複数回数の写真撮影のうちの少なくとも一の写真撮影を行うに際して、前記記録手段に記録される静止画像を前記ハーフミラーの周囲に表示する静止画像表示手段とを更に備えることを特徴とする自動写真撮影装置。 - 写真撮影を行うことにより静止画像を生成する撮影手段と、前記撮影手段により生成された静止画像を記録する記録手段と、前記撮影手段により生成された静止画像を出力する出力手段とを備え、1プレイのうちに複数回数の写真撮影が実行される自動写真撮影装置で解釈実行されるプログラムであって、
前記撮影手段による写真撮影を受ける利用者から視認可能な位置に配置され、前記撮影手段により生成されるライブ映像を表示するライブ映像表示手順と、
前記複数回数の写真撮影のうちの少なくとも一の写真撮影を行うに際して、前記記録手段に記録される静止画像を前記ライブ映像の周囲に表示する静止画像表示手順とを前記自動写真撮影装置に実行させるためのプログラム。 - 写真撮影を行うことにより静止画像を生成する撮影手段と、前記撮影手段により生成された静止画像を記録する記録手段と、前記撮影手段により生成された静止画像を出力する出力手段とを備え、1プレイのうちに複数回数の写真撮影が実行される自動写真撮影装置で解釈実行されるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記撮影手段による写真撮影を受ける利用者から視認可能な位置に配置され、前記撮影手段により生成されるライブ映像を表示するライブ映像表示手順と、
前記複数回数の写真撮影のうちの少なくとも一の写真撮影を行うに際して、前記記録手段に記録される静止画像を前記ライブ映像の周囲に表示する静止画像表示手順とを前記自動写真撮影装置に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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