JP4720686B2 - 自動写真館 - Google Patents

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Description

本発明は、子供を中心とする被写体の画像(被写体画像)を自動的に撮影する自動写真館に関するものである。
最近の子供は6つの財布を持っていると言われる。近年一人っ子が増え、一人っ子同士が結婚して子供が生まれると、両親と祖父母の合計6人が、この一人の子供を金に糸目をつけずに可愛がるという現象を指す言葉である。
こうした社会状況を反映して、国内各地において子供の写真撮影を専業的に行う写真館が増加している。このような写真館においては、母親が小さな子供を連れて来店し、カメラマンに子供の写真を撮影してもらい、撮影した写真はその場で出来上がりを確認することができる。そして、「いい写真」(子供の可愛らしさが見て取れる写真、子供の生き生きした姿が写っている写真など)が撮れていると、祖父母にも送りたいため、同じ写真を何枚も焼き増し注文することになる。このため、写真館ではプリンセス風のドレスなどの着替えも用意して、普段とは違うイメージの写真が撮れるようにもしている。
こうした写真館では、利用者が満足する写真を撮影するために、プロのカメラマンが撮影を行っている。しかし、プロのカメラマンを雇うことによって写真館の運営費用は増大し、その結果、利用者の支払う対価も増大する。
また、プロのカメラマンにとっても小さな子供(概ね6歳以下程度の子供)の「いい写真」を撮影するのは容易ではない。というのは、小さな子供は、カメラマンが視線の向きやポーズを指示しても、指示の意味を理解することができないことがあるし、たとえ意味を理解しても従わず、自分の興味がある方向を向いたり、逆に表情が硬くなったり、静止を求められても走り回っていたりすることが常だからである。
むしろ、母親以外の見知らぬカメラマンが存在することにより、小さな子供がリラックスすることができず、なかなか「いい写真」を撮影することができないというのが現実である。
最近では、前述した運用費用の低減を図るため、および、カメラマン等の他人を排除してリラックスした雰囲気で撮影を行うようにするため、自動写真館システムが提案されている。
自動写真館システムとは、自動撮影スタジオ、写真編集用の設備および印刷装置を備えた写真館であり、利用者は自動撮影スタジオにおいて他人の目を気にすることなく、自分の子供の写真を撮影し、写真編集用の設備を使用して、撮影した写真に装飾用のフレームを付けたり、撮影日付を記入するなどの編集を行うことができる。そして、気に入った写真だけを、その場でさまざまな大きさに印刷し、自宅に持ち帰ることができる。
このような自動写真館システムにおいても、小さな子供を被写体として、記念として持ち帰るに足る写真を撮影するのは容易なことではない。子供は、その時々で注意を引くものに次々と目を向けるので、単にシャッタータイミングで静止させることすら難しく、いい顔、いいポーズを取らせるのは、さらに困難になる。
こうした問題を解決するために、既に本願出願人らにより、自動撮影スタジオのカメラ近傍にモニタを設置し、このモニタにお遊戯の映像を表示して子供の注意をひく、さらに映像内でインストラクタが子供にジャンプしたり寝転んだりするように呼びかけ、この呼びかけのタイミングで撮影するなどの手法が、特願2005−192183において提案されている。
しかしながら、このような手法を採ったとしても、小さな子供が、シャッタータイミングにおいて、撮影画角内に収まった状態で、ぶれなく(すなわちシャッタータイミングにおいて、ほぼ静止した状態を子供が保って)撮影できる確率は高くない。
このため、自動写真館の自動撮影スタジオにおいては、上記のような手法に加えて、一定時間(例えば5秒)毎に連続的に撮影を行い、自動撮影スタジオを1回使用するごとに50枚程度の写真(画像)を撮影するということが行われる。つまり、撮影回数を増やすことで結果的にいい写真の枚数を増加させるわけである。
前述したように、自動撮影スタジオを1回使用するごとに50枚程度の写真(画像)が撮影される。また、自動写真館を訪れた利用者は、自動撮影スタジオを1回使用するにとどまらず、1来館あたり何度も自動撮影スタジオを使用することが多い。
このため、利用者が撮影した写真を確認して、このうちから、編集・印刷して持ち帰るための気に入った写真を選択するためには多大な時間を要する。また、このような数百枚の写真を画面上に一度に表示して比較することはできないから(無理に表示しても画像が小さくなり、内容が確認できない)、例えば数枚ずつ順番に表示して、順次選択するという方法が考えられる。
従って、自動写真館においては、被写体である子供の顔等が撮影画角内に収まっていないような失敗撮影を防止し、これによって無駄な撮影枚数を減らすことで、写真選択を容易にする必要がある。このためには、撮影画角の異なる複数のカメラにより撮影するというのも一方法であるが、むやみにカメラの台数を増やすとそれだけコストも増加するし、何よりも、失敗写真の枚数も増えて、かえって利用者の写真選択に要する手間を増加させることになりかねない。よって、子供があちこちに走り回っているような場合においても、被写体である子供を1台のカメラによってほぼカバーして撮影できるようにすることが望ましい。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、自動写真館において、被写体である子供を広角で撮影し、広角で撮影した撮影画像から子供の写った部分を切り出して拡大することにより、失敗写真の数を可及的に低減するとともに、子供の生き生きとした姿をうまく撮影した写真が取得できるようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明による自動写真館は、被写体を広角で静止画撮影する撮影用カメラと、前記撮影用カメラで撮影した撮影画像から被写体のマスクパターンを生成するとともに、前記撮影画像から肌色部分を抽出して、前記マスクパターン中に肌色部分が存在する当該マスクパターンを人物パターンとして検出する人物検出手段と、前記撮影画像から、前記人物検出手段が人物パターンとして検出した前記マスクパターンに対応する部分を切り出して、切り出した部分画像を所定の画像サイズに拡大する自動トリミング手段とを備え、前記自動トリミング手段は、拡大した画像の前記肌色部分の重心が近い側の端部に設定する余白の幅を、該端部の反対側の端部に設定する余白の幅よりも大きくする。
本発明によれば、自動写真館において、被写体である子供を広角で撮影することにより、子供が動き回っていても子供を撮影画角内に概ねとらえることができ、広角で撮影した撮影画像の中から子供の写った部分を切り出して拡大することにより、子供の顔などが写っていないような失敗写真の数を可及的に低減することができ、かつ、子供の生き生きとした姿をうまく撮影した写真を取得することも可能となる。
また、部分画像の切り出し箇所や、肌色部分の重心位置に応じた、見映えのよい余白を拡大画像に付与することが可能となり、見映えのよい余白をもつ印刷出力(プリント写真)を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態(以下、本実施例と記す)に係る自動写真館の店内(館内)構造を示す配置図である。
自動写真館0101には、カウンタ0102、サテライト0106、スタジオ0107の各設備が配置されている。
各設備の詳細な構成・機能等については後述するが、カウンタ0102は、利用者が店内で使用するICカードの発行を行い、また会計を行うための設備である。スタジオ0107は、カメラ、照明、背景等を備えた自動写真撮影スタジオである。サテライト0106は、利用者が撮影前の時間を過ごしたり、撮影済みの画像を編集するための設備であり、コンピュータを設置したテーブルと、1つ以上の椅子からなる。
自動写真館0101の店内には、複数の利用者が同時に撮影や画像の編集を行うことを可能とするために、複数のスタジオ0107、および複数のサテライト0106を設置している。
なお、図1には示されていないが、カウンタ0102の近傍には、コンピュータシステムとそれに接続された各種構成要素からなるカウンタシステム0104、プリンタシステム0105、サーバシステム0103が設置されている。同様に、各サテライト0106にはサテライトシステム0110が、各スタジオ0107にはスタジオシステム0111が設置されている。
また、店内には以上の設備のほか、撮影時に使用する貸衣装を収納した衣装棚、衣装を着替えるための部屋、撮影に使用するぬいぐるみ等の小物を収納する棚、トイレ、下駄箱、退屈した子供を遊ばせるためのプレイエリア、機材等を保管するためのバックヤード等、自動写真館の運営に必要なさまざまな設備が存在する。
図2は、本実施例に係る自動写真館のシステム構成全体の概略図である。図2中の各システム内部の詳細な構成については後述するが、サーバシステム0103は、主として自動写真館システム全体で使用する各種のファイルを記録しており、他のシステムからの要求に従ってデータを提供する、いわゆるファイルサーバとして機能する。カウンタシステム0104は、ICカードの発行、印刷状況の確認、会計等の、自動写真館の運営に必要な業務を行う。一方、サテライトシステム0110、スタジオシステム0111は、主として利用者のためのシステムであり、それぞれ、画像(写真)の編集、画像の撮影に使用される。プリンタシステム0105は、プリンタによる画像の印刷を制御するためのシステムである。
各システムは、PC等のコンピュータと、ICカードR/W(リーダー/ライター)、タッチパネル式モニタなどの周辺機器を接続したものであり、通信回線0114によって、相互に通信可能に接続されている。従って、例えば、サーバシステム0103がサテライトシステム0110の稼動状況情報を受け取って、自動写真館システムの稼動状況を管理するためのファイルに記録しておき、これをカウンタシステム0104からの要求に従って送付し、カウンタシステム0104のタッチパネル式モニタに表示するといったことが可能である。
プリンタシステム0105、サテライトシステム0110、スタジオシステム0111は、利用者や画像印刷枚数の多寡に応じて同種のシステムを複数設置すればよい。なお、以降の説明では、サーバシステム0103、カウンタシステム0104、プリンタシステム0105、サテライトシステム0110、スタジオシステム0111の総称として単に「システム」と記載する。また、複数のシステムが全て同じ用途のシステム、例えばプリンタシステム0105である場合に、「同一種類のシステム」というように記載する。
図3は、本実施例に係る自動写真館(以下、「店」と略記する)における、利用者による自動写真館利用の流れを示すフローチャートである。
利用者は入店すると(S0301)、まずカウンタ0102で受付を行い(S0302)、ICカード(プレイヤーカード)を受取る。利用者としては親子連れ(特に母親とその子供からなる利用者グループ)が中心になると想定され、1利用者グループに対して1枚のICカードが渡される。ICカードには、利用者または利用者グループ(以下、利用者グループの場合であっても、複数人であることを特に明示する必要のない場合には単に「利用者」と記載する)を識別するための固有のコードが記録されている。
次に、利用者は、空いているサテライト0106に移動して腰を下ろし、撮影に使用したいスタジオ0107が空くのを待つ(S0303)。このとき、初めての来店で店の利用方法が良く分からないような場合には、サテライトシステム0110を使用して利用方法の説明を見ることもできる。
目当てのスタジオ0107を使用していた利用者が退出すると、スタジオ0107の入口付近に設置された、スタジオが使用中であることを示すランプが消灯する。利用者は、消灯によってスタジオ0107が使用可能になったことを確認し、スタジオ0107に移動し、スタジオシステム0111を使用して撮影を行う(S0304)。
撮影終了後、引き続き別のスタジオ0107で撮影したい場合には、そのスタジオ0107が使用可能であることを確認後に移動して、再び撮影を行い、目当てのスタジオが使用中の場合には、サテライト0106に引き返す(S0305でYESの場合)。また、一旦撮影済み写真を表示して確認したい場合にも、サテライト0106に引き返す(S0305でNOの場合)。このとき、必ずしも来店後に腰を下ろしたサテライト0106に戻る必要はなく、この時点で空いているサテライト0106に向かえばよい。
サテライト0106では、サテライトシステム0110を使用して、撮影した画像の確認、選択を行うことができる(S0306)。そして、気に入った画像を選択した場合であっても、さらに撮影したい場合(S0307でYESの場合)には、再びスタジオ0107で撮影を行うことができる。
追加撮影の必要がない場合(S0307でNOの場合)には、利用者はサテライトシステム0110を使用して選択済み画像の編集を行い、次に、最終的に印刷したい写真を選択して印刷指示する(S0308)。
そして、印刷指示が終了した後は、カウンタ0102に立ち寄って、ICカードを返却し、会計を済ませ、出力した写真を受取り(S0309)、退店する(S0310)。
以降は、まず、図1、図2に示した各設備および各システムの詳細な構成等を説明し、続いて、図3のフローチャート中の各処理(受付、撮影、編集等)について各システムの動作を説明する。
図4は、カウンタ0102の一部を斜め上方から見た図である。また、図5、図6、図7は、それぞれ、サーバシステム0103、カウンタシステム0104、プリンタシステム0105のブロック図である。
図4に示すように、カウンタのテーブル内部には、カウンタシステム0104のPC本体0600、およびプリンタシステム0105のPC本体0700が納められている。カウンタテーブルの上には、従業員が受付などの処理を行うためのタッチ式モニタ0603、追加プリントなどの処理を行うためのタッチ式モニタ0703、写真を印刷・出力するプリンタ0710aが置かれている。また、図4には示していないが、カウンタシステム0104のICカードR/W0606a、0606b、プリンタシステム0105のICカードR/W0706も、カウンタテーブルの上部に置かれている。
カウンタ0102の内側には、サーバシステム0103のPC本体0500、モニタ0503、および、図4には示していないが、キーボード0504、ICカードR/W0506が設置されている。
なお、各システムのPC本体とその周辺機器、および各システムのPC本体同士は、有線または無線方式により互いに通信可能であれば良いのであって、設置場所は上述の場所に限るものではない。店内の美観等も考慮した上で、通常の運営に便利な位置に設置すればよい。
図5に示すように、サーバシステム0103は、PC本体0500、モニタ(サーバ用モニタ)0503、キーボード0504、ICカードR/W0506を含んで構成されている。
従業員は、キーボード0504を使用して操作を行い、ICカードR/W0506を使用して新たに採用した従業員用のICカード(以下「オペレータカード」と記述する)を作成したり、システム設定を初期作成あるいは変更したり、モニタ0503上に各システムの稼動状況を表示したりすることができる。
PC本体0500は、CPU0501、メモリ0502、画像出力部0505、通信インタフェース0507、磁気ディスク0508を有している。磁気ディスク0508には、店の運営等に必要な情報が記録される。
各情報は、通信インタフェース0507および通信回線0114を経由して、カウンタシステム0104等、他システムとの間で送受信される。
図6は、カウンタシステム0104のブロック図である。カウンタシステム0104は、PC本体0600、タッチ式モニタ(タッチ式のカウンタ用モニタ)0603、ICカードR/W0606a、0606bを含んで構成されている。PC本体0600は、CPU0601、メモリ0602、画像出力部0605、通信インタフェース0607、磁気ディスク0608を有している。
従業員(オペレータ)は、ICカードR/W0806aにオペレータカードを挿入することでカウンタシステム0104の操作が許容され、指をモニタ0603にタッチさせることで実際の操作を行う。例えば、来店した利用者の情報を入力して、ICカードR/W0806bに挿入されたICカードをプレイヤーカードとして作成したり、モニタ0603に各システムの利用状況を表示したりすることができる。
カウンタシステム0104で入力された利用者情報等は、通信インタフェース0607および通信回線0114を経由して、サーバシステム0103等、他システムとの間で送受信される。
図7は、プリンタシステム0105のブロック図である。プリンタシステム0105は、PC本体0700、タッチ式モニタ(タッチ式のプリンタ用モニタ)0703、ICカードR/W0706および1台以上のプリンタ0710a、0710b、0710cを含んで構成されている(以降、プリンタ0710a、0710b、0710cを総称して、プリンタ0710と記載する)。プリンタ0710が複数台接続されている理由は、複数のプリンタ0710を使用して並列的に印刷を行うことで、印刷待ち時間を短縮する目的のほか、市場において一般に流通しているプリンタはA3サイズ程度の大きさまでしか印刷できず、例えばA1版の印刷を行うためには専用の特殊なプリンタが必要であるという事情による。また、PC本体0700は、CPU0701、メモリ0702、画像出力部0705、通信インタフェース0707、磁気ディスク0708、プリンタ制御部0709を有している。
従業員(オペレータ)は、ICカードR/W0706にオペレータカードを挿入することでプリンタシステム0105の操作が許容され、指をモニタ0703にタッチさせることで実際の操作を行う。例えば、印刷時に不具合が発生した場合の再印刷(やり直し印刷)などの操作を行うことができる。
プリンタシステム0105の処理状況等は、通信インタフェース0707および通信回線0114を経由して、サーバシステム0103等、他システムとの間で送受信される。
図8は、サテライト0106を斜め上方から見た図である。また、図9は、サテライトシステム0110のブロック図である。
サテライト0106は、利用者がスタジオ0107の空きを待ったり、撮影済みの画像を編集したりするための設備である。本実施例においては、図8に示すように、円形のテーブルを仕切り板0804によって略4等分に仕切り、仕切られたそれぞれの場所に、1つまたは複数の椅子とサテライトシステム0110を備えている。
本実施例では、テーブル0801の支柱0803の内部に、サテライトシステム0110のPC本体0900が納められており、テーブル0801の上面0802には、タッチ式モニタ0903、タッチペン0904、ICカードR/W0906が取り付けられている。PC本体0900と、タッチ式モニタ0903、タッチペン0904、ICカードR/W0906とは、有線または無線により通信可能に接続されている。
図9に示すように、サテライトシステム0110は、PC本体0900、タッチ式モニタ(サテライト用モニタ)0903、タッチペン0904、ICカードR/W0906を含んで構成されている。PC本体0900は、CPU0901、メモリ0902、画像出力部0905、通信インタフェース0907、磁気ディスク0908を有している。
利用者は、タッチペン0904を使用して操作を行い、タッチ式モニタ0903にスタジオ0107での撮影方法等を表示したり、撮影した画像の編集や印刷指示などの操作を行ったりすることができる。なお、タッチペン0904を使わず、指を使って操作するようにすることもできる。このようにした場合には、タッチペンが不要になるので、システム構築に必要な費用を減少させることができ、また、タッチペンの故障や紛失も発生しないため、店としては大きなメリットがある。しかし、他人の手が触れたモニタ画面に触ることを嫌がる利用者もいるので、この点に注意が必要である。
メモリ0902には、画像編集に使用する線描パターンや太さ、画像合成用に予め用意された各種のスタンプ画像、印刷レイアウトの見本、各種の案内メッセージ(音声及び文情報)などが記憶されている。これらの情報は、サーバシステム0103の磁気ディスク0508内に記録しておき、サテライトシステム0110を起動するときや、磁気ディスク0508の記録内容を更新するときなどに、必要に応じてサテライトシステム0110に転送することができる。
サテライトシステム0110の使用状況等は、通信インタフェース0907および通信回線0114を経由して、サーバシステム0103等、他システムとの間で送受信される。
次に、スタジオ0107の構成と機能について説明する。スタジオ0107は、親の指示により立ち位置を変えたり、ポーズを取ったりすることができる、ある程度の年齢以上の子供を対象としている。
図10は、スタジオ0107を斜め上方から見た図である。スタジオ0107は、外からの覗かれることがないように、壁1005a、1005b、1005cによって3方を囲まれており、スタジオへの出入りは出入口1006によって行う。出入口1006近辺の、壁1005cには、使用中ランプ1227が設置されており、撮影中はランプが点灯し、撮影が終了するとランプが消灯するようになっている。従って、利用者はスタジオが空いているかどうかを、使用中ランプ1227の点滅によって外部から知ることができる。
なお、図10においては、壁1005cを透かしたスタジオ内部の様子を描いているが、これは壁1005cが透明壁であることを示しているのではなく、描画上の必要によるものである。壁1005cは透明ガラス等であっても良いが、通常は不透明な壁材とすべきであろう。
スタジオ0107の内部には、一方の端部付近に、撮影用カメラ1221等を収納したカメラボックス1002と、被写体である利用者を照射する照明装置1222(正面ストロボ1001a、右ストロボ1001b、左ストロボ1001c、図10では示していない常時点灯する面光源1222a)が設置され、反対側の端部付近には、ホリゾントカーテン1004、背景機構1223が設置されている。カメラボックス1002とホリゾントカーテン1004の間の空間が撮影用空間となり、被写体である利用者(通常は子供)が撮影用空間内に入り、母親の指示に従うなどによってポーズをとり、撮影される。
撮影用空間の手前には操作卓1003が置かれており、操作卓1003には、利用者(通常は母親)が、後述する撮影モードを決めたり、被写体のポーズを確認したりするためのタッチパネル式操作用モニタ1203が取り付けられている。
また、操作卓1003には、ICカードR/W1206も取り付けられている。利用者がプレイヤーカードをICカードR/W1206に挿入することにより、スタジオ0107のスタジオシステム0111が使用可能になり、使用中ランプ1227が点灯する。
カメラボックス1002には、被写体を撮影(静止画撮影)するための撮影用カメラ1221と、被写体の映像をリアルタイムに撮影(動画撮影)するためのモニタ用カメラ1220が収納されている。
本実施形態では、撮影用カメラ1221は撮影用空間の全てをカバーして撮影可能な広角のカメラとなっており、ホリゾントカーテン1004の横幅全体を少なくともカバーして(撮影画角内に収めて)撮影可能となっている。モニタ用カメラ1220は、撮影用カメラ1221の近傍に設置され、本実施例では、撮影用カメラ1221によって撮影されるはずの画像とほぼ同一の画像を写すようになっているが、モニタ用カメラ1220は、撮影用カメラ1221ほども広角でなくても差し支えない。
モニタ用カメラ1220が映し出した映像(動画像)は、操作用モニタ1203に表示され、母親はこれを確認することで、子供が撮影画角内に納まっているかどうか確認し、また、子供に前後左右に移動したりポーズを取ったりするようにするように指示することができる。
また、モニタ用カメラ1220が映し出した映像は、カメラボックス1002に収納された確認用モニタ1205にも表示される。目的は被写体である子供に見せて、その興味を引くためである。
撮影の背景としては、背景機構1223に設定された複数のロールカーテンのうちから気に入ったものを選択して使用することもできるし、ロールカーテンを全て巻き上げた状態で、クロマキー合成しやすい色に着色されたホリゾントカーテン1004を使用することもできる。
図11は、スタジオシステム0111の簡略化したブロック構成図である。スタジオシステム0111は、スタジオPC1200と、モニタ用カメラ1220と、撮影用カメラ1221と、操作用モニタ1203と、確認用モニタ1205を含んで構成されている。
撮影用カメラ1221で撮影した画像は、撮影を行ったスタジオPC1200の磁気ディスク等に一時的に記録され、サーバシステム0103に転送される。以上のスタジオシステム0111の主要な機能は、スタジオPC1200が担っている。
図12は、スタジオシステム0111の主要な構成要素であるスタジオPC1200の構成およびそれに接続される各構成要素を示すブロック図である。スタジオシステム0111のスタジオPC1200には、前述したような各構成要素等が接続されている。スタジオPC1200は、メモリ1202に格納されたプログラムによってスタジオPC1200全体を制御するCPU1201と、各種の画像データ(例えば、後述する見本コンテンツ)などを格納する磁気ディスク1208と、モニタカメラ1220に撮影指示を与え、また撮影された画像(動画像)を入力するモニタ用カメラ制御部1231と、撮影用カメラ1221に撮影指示を与え、また撮影された画像(静止画像)を入力する撮影用カメラ制御部1232と、確認用モニタ1205に被写体の動画像等を表示させるための確認用モニタ画像出力部1235と、スピーカ1224に各種の案内メッセージの音声信号を出力する音声出力部1237と、各種の案内メッセージ(音声及び文字情報)などが記憶されているパターンメモリ1238と、各種操作時間等を計測するためのタイマ1225と、背景機構1223を制御する背景機構制御部1236と、使用中ランプ1227を制御する使用中ランプ制御部1244等を含んでいる。
スタジオシステム0111で撮影された画像情報等は、通信インタフェース1207および通信回線0114を経由して、サーバシステム0103等、他システムとの間で送受信される。
以上で、各システム構成要素についての説明を終わり、以降は、本発明と直接関係するスタジオシステムの動作を説明する。
図13は、スタジオシステム0111において行われる処理の概要を示すフローチャートである。
スタジオシステム0111のCPU1201は、起動されると、操作用モニタ1203にICカードの挿入を促す画面を表示し(S1301)、ICカードR/W1206にプレイヤーカードが挿入されるまで待つ(S1302)。
ICカードR/W1206にプレイヤーカードが挿入されると、ICカードに記録された当日の使用履歴等を参照し、撮影直後にスタジオで連続して撮影しようとしている場合等には、その旨をエラー表示した後、再度ICカードの挿入を促す画面を表示する(S1303)。
スタジオ使用可能であれば、CPU1201は、使用中ランプ1227を点灯させ、操作用モニタ1203に撮影コース選択画面を表示し、撮影コースの選択処理を行う(S1304)。
図14に撮影コース選択画面の表示例を示す。撮影コース選択画面には、「ダンス撮影」、「ゲーム撮影」、「ポーズ撮影」、「フリー撮影」と表記された4つのボタンが表示される。CPU1201は、利用者がこの4つのボタンのうちのいずれかをタッチすると、操作用モニタ1203および確認用モニタ1205に、各撮影コースに対応した表示を行う(S1306)。そして、「ダンス撮影」、「ゲーム撮影」、「ポーズ撮影」については種類を選択して(S1307、S1309、S1311)、撮影処理を行い(S1308、S1310、S1312)、「フリー撮影」についてはそのまま撮影処理を行う(S1313)。
なお、各コースにおけるシステムの動作は基本的には同じであるので、まず、ダンス撮影が選択された場合について説明し、その後で、他のコースにおける相違点について説明する。
ダンス撮影が選択された場合、CPU1201は、モニタ1203にダンス選択画面を表示する(S1307)。またこのとき、確認用モニタ1205には、子供の興味を引くためのアニメーション画面などを表示する。
図15にダンス選択画面の表示例を示す。ダンス選択画面には、「ゆったりおゆうぎコース(2〜4才)」、「たのしいおゆうぎコース(4〜6才)」、「ばっちりダンスコース(6才〜)」と表記された3つのボタンが表示される。CPU1201は、利用者がこの3つのボタンのうちのいずれかをタッチすると、操作用モニタ1203に撮影用画面を表示し、撮影処理を行う(S1308)。撮影処理は、所定時間が経過すると終了する。
図16に撮影用画面の表示例を示す。撮影用画面には、インストラクタが見本のダンスを踊る様子を映した見本映像(見本コンテンツ)であるスタジオモニタ映像1601と、スタジオ内の子供の様子を映したスタジオ内映像1602の両方が映し出される。
また、確認用モニタ1205には、スタジオモニタ映像1601と同一の映像が表示される。
上記したスタジオ内映像1602に映し出される映像(上記したように、同じ映像が確認用モニタ1205にも表示される)は、モニタ用カメラ1220で撮影した映像(動画像)である。
選択した見本コンテンツ(見本映像であるスタジオモニタ映像1601)は、スタジオシステムス0111のスタジオPC1200の磁気ディスク1208に、予め記録されている。カメラ指定情報は見本コンテンツごとに異なり、例えば、映像データの開始から23秒後に、「さー、ジャンプしよー、イチ、ニ、サンッ」というように、インストラクタが呼びかけ、その後インストラクタがジャンプする映像が記録されている場合、この映像が再生される時間に合わせて撮影を行う。
以上説明したダンス撮影においては、撮影は自動的に行われる。すなわち、撮影処理が始まり、確認用モニタ1205にスタジオモニタ映像1601と同一の映像が表示されると、CPU1201は所定時間が経過するまで、つまり選択された見本コンテンツの映像が終了するまで、連続的に撮影を行う。標準的には3分〜5分程度、撮影が行われる。
より具体的には、CPU1201は、撮影処理が始まると一定時間後(例えば3秒後)に撮影を行い、撮影終了後、ストロボ(1001a、1001b、1001c)が充電されるまで待ち、充電されると再び撮影を行う。これを撮影処理終了まで繰り返す。
被写体が小さな子供であるため、近くにいる母親が立ち位置やポーズを指定しても、必ずしも指示通りにできるわけではなく、また、見本コンテンツの映像上でインストラクタがジャンプ等を指示しても、その通りに行動できるわけではない。このため、可能な限り撮影の頻度を上げて連続撮影することにより、その中にできばえの良い写真を撮る可能性を高めている。
次に、撮影コース選択画面で「ゲーム撮影」が選択された場合の処理について、ダンス撮影の場合との相違点を中心に説明する。相違点は下記の2点である。
1)「ゲーム撮影」においては、ダンス選択画面ではなく、ゲーム選択画面が表示される。利用者はダンス選択画面におけるのと同様、ゲーム選択画面に表示された子供の年齢に応じた複数のゲームの中から、被写体である子供に合ったゲームを選択することができる。
2)ゲームが選択されると、ダンス撮影と異なり、操作用モニタ1203の撮影用画面には、スタジオ内の子供の様子を映したスタジオ内映像1602のみが表示される。また、確認用モニタ1205には、インストラクタが写った映像ではなく、ゲーム映像上に、スタジオ内映像1602に写される被写体である子供の映像を合成した映像が表示される。ゲーム画像としては、図17に示すような、さまざまな色の風船が次々に上から落ちてくる映像や、画面の複数箇所にモグラが不定期にか顔を出しては引っ込めるといった映像が映し出され、「風船をたたいて!」といったナレーションが流れる。子供が手足を風船やモグラの映像と重ねると、風船が割れたり、モグラが目を回したりするので、子供は面白がってさまざまなアクションを行う。これによって、通常では撮影できない、子供の生き生きとした動きのあるポーズを撮影することができる。
次に、撮影コース選択画面で「ポーズ撮影」が選択された場合の処理について、ダンス撮影の場合との相違点を中心に説明する。相違点は下記の2点である。
1)「ポーズ撮影」においては、ダンス選択画面ではなく、ポーズ選択画面が表示される。利用者はダンス選択画面におけるのと同様、ポーズ選択画面に表示された子供の年齢に応じた複数のポーズの中から、被写体である子供に合ったポーズ見本コンテンツを選択することができる。
2)ポーズ撮影が選択されると、ダンス撮影と同様に、操作用モニタ1203の撮影用画面には、インストラクタが見本のポーズを取る様子を映した見本映像であるスタジオモニタ映像1601と、スタジオ内の子供の様子を映したスタジオ内映像1602の両方が表示される。確認用モニタ1205にも、操作用モニタ1203の撮影用画面と同様、インストラクタが見本のポーズを取る様子を映した見本映像であるスタジオモニタ映像1601と、スタジオ内の子供の様子を映したスタジオ内映像1602の両方が表示される。見本映像としては、インストラクタが立ったり、座ったり、寝転んだりする姿が表示され、音声メッセージ等も使用して、子供に同じポーズをとるように促す。
次に、撮影コース選択画面で「フリー撮影」が選択された場合の処理について、ダンス撮影の場合との相違点を中心に説明する。相違点は下記の3点である。
1)「フリー撮影」においては、ダンス選択画面等の選択画面は表示されずに、撮影処理が始まる。
2)撮影処理においては、操作用モニタ1203の撮影用画面には、モニタ用カメラ1220で撮影した映像が表示され、映像の下部に、「シャッター」、「3連写」と表記された2つのボタンが表示される。利用者が「シャッター」ボタンを押すと、撮影用カメラ1221により撮影を行う。「3連写」の場合は、撮影用カメラ1221により3枚連続の撮影を行う。いずれのボタンを押す場合も、利用者である母親は、操作用モニタ1203等の表示を見ながら、子供がいいポーズをするように誘導する。
3)フリー撮影においては、上述したように撮影は自動的には行われず、単写または3連写ボタンを押すことで行われる。撮影処理は、開始から所定時間が経過したところで終了する。
次に、各撮影コースにおいて共通的に行われる、被写体である子供を広角で撮影し、被写体部分を切り抜いて拡大する手法について説明する。
CPU1201は、撮影が行われると、撮影用カメラ1221が撮影した撮影画像(静止画像)をメモリ1202に記録するとともに、当該撮影画像の背景から被写体のみを切り抜き、被写体部分のマスクパターン(以下、単に「マスクパターン」と記載する)を生成して、これをメモリ1202に記録する。なお、背景から被写体を切り抜く技術、つまりマスクパターンを生成する技術については、クロマキ合成等に関連する技術として広く知られているので、ここではその説明は割愛する。
図18は、本実施例におけるスタジオ撮影の様子を示す図であり、クロマキ合成可能な背景の前に、撮影用の小道具である台が置かれており、さらにその前に、着飾った子供が立っている。
図19は、図18を例として、前述したマスクパターンがどのように記録されているか等を、模式的に表した図である。すなわち、撮影用カメラ1221は常に、撮影対象となる部分全体(例えば、ホリゾントカーテン1004の横方向全体)をカバーする程度の広角で撮影するように設定されるため、被写体である子供は、1901および1903に示すように、撮影画像の一部に小さめに撮影される。
ところで、撮影用カメラ1221の撮影画角内に、被写体である子供だけが存在する場合、あるいは、子供に加えて台等の撮影用小道具が存在するが両者が重なっている場合(1901のような場合)には、1902に示すようにマスクパターンが1つの塊(すなわち、互いに隣接するピクセルの集合体)として生成されるが、子供と撮影用小道具が離れている場合(1903のような場合)には、1904に示すようにマスクパターンが複数の塊に分離して生成される。
広角撮影によって子供が小さめに撮影されるので、後述する自動トリミング処理によって子供の部分だけを切り出して拡大したいのであるが、1904のような状態では、塊のうちのどちらが子供なのか分からない。
そこで、CPU1201は、メモリ1202に記録されている、撮影用カメラ1221が撮影した撮影画像から肌色の部分を抽出し、マスクパターンの一塊の部分のうち、肌色部分と重なり合う塊が被写体である子供であると判定する。
具体的には、肌色のRGB値(またはCMYK(Cyan、Magenta、Yellow、blacK)値や、その他の色を特定できる値)の範囲を定めておき、撮影画像から、例えばこのRGB値範囲内のピクセルを抽出することによって、実現することができる。
図19の1905は、このようにして肌色部分を抽出した結果画像である。ここでの例では、子供の顔と手の部分だけが抽出されている。
次に、CPU1201は、肌色部分の抽出画像とマスクパターンとを照合して、マスクパターンのどの部分に肌色部分が存在するかを判定する。そして、マスクパターンから、肌色部分が存在する塊以外を除去する。図19の1906は、撮影画像1903について、このようにして生成された最終的なマスクパターンを示している。
なお、肌色部分が存在しない場合(図示していないが、例えば台だけが写っている状態)には、最終的なマスクパターンは空白画像となる。
ここで、撮影用小道具として、肌色に判定されるような色合いのものを使用しないことで、子供以外から肌色部分が抽出されることを防止することが出来る。また、仮に子供が着ている服が肌色であったとしても、被写体である子供部分の一部であることには相違ないので、特に問題はない。
従って、マスクパターンの複数の塊が肌色部分を有していることはないはずであるが、例えば、利用者が撮影用小道具を持ち込んで使用し、その小道具が肌色部分を有しており、かつ子供と離れた場所に置かれているような場合には、マスクパターンの複数の塊が肌色部分を有することがありうる。このような場合には、各塊中の肌色部分の面積(例えばピクセル数)を算出し、最大の塊を子供であると判定すればよい。
なお、図19には明示していないが、1901のようにマスクパターンが1つの塊になっている場合にも、上述した肌色部分の抽出等の処理が行われ、最終的に1902に示したようなマスクパターン(結果的に、最初に撮影画像から生成したマスクパターンと同一の画像)が得られる。
次に、図20を参考にして、自動トリミング処理について説明する。すなわち、広角で撮影するため、被写体である子供が撮影対象となる場所にとどまっている限り、2001に示すように被写体の全身を撮影することが出来るが、子供が小さめに撮影されるため、このままでは写真としての見映えが悪い。
そこで、CPU1201は、撮影画像から子供である被写体の部分だけを切り抜き、これを拡大する。例えば2001について説明すると、撮影画像2001から、前述した手法でマスクパターン2003を生成し、撮影画像2001のうち、マスクパターン2003で覆われる部分を抽出する。撮影画像2001では、2002の部分を抽出する。
次に、CPU1201は、抽出した画像部分の上下左右の端部を求め、抽出した画像部分を囲むように隣接した仮想的な矩形を生成する。撮影画像2001では、2002の部分を囲む点線がこれに該当する。そして、CPU1201は、この矩形に含まれる画像部分を、縦横比率を変えないようにして拡大する。2005は、撮影画像2001の矩形内部分が、このようにして拡大された結果を示している。
ここで、拡大処理は、予め縦方向および横方向の最大幅(例えばピクセル数)を決めておき、矩形内部分の縦横いずれかが最大値に達するまで行われる。被写体の画像が、縦横ぎりぎりまで拡大されると、かえって見映えが悪いため、最終結果画像2004の上下左右にある程度の余白が出来るようにするためである。
従って、上記の縦横方向の最大幅は、最終結果画像の縦横幅よりも多少小さめに設定しておけばよい。
なお、最終結果画像の上下左右の余白は、上下、左右でそれぞれ均等にしても良いし、例えば、上記矩形で囲まれた内側画像の重心を計算して、これに合わせて設定してもよい。
例えば、上記矩形部分の横幅(例えばピクセル数)をa、縦幅をb、上下左右の中心(左右両端、上下両端から等しい距離の点)をPとし、上記矩形で囲まれた内側画像の重心をGとする。GとPの横方向の距離をx(GがPに対して、画像に向かって右方向にある場合は+値、左方向にある場合は−値とする)、縦方向の距離をy(GがPに対して、画像に向かって上方向にある場合は+値、下方向にある場合は−値とする)とする。そして、左右の余白の合計幅をw、上下の余白の合計幅をhとする。
このとき、例えば、左側の余白値を、w/2−(w/2×((2×x)/a))で求めることができる。右側の余白値については、w−左側の余白値とすればよく、上下方向についても同様の計算式によって、余白値を求めることができる。
当然ながら、以上の計算式は例示に過ぎず、画像の中心が重心と異なる場合にどのようにして良く配置するかについては、利用者の反応等を見ながら、適時変更すればよい。
自動トリミング処理の基本的な手法、すなわち、2001のように、被写体全体が撮影画角内に収まっている場合の処理は、以上説明したとおりである。
しかしながら、子供は撮影対象となる場所の外に出てしまうこともあり、その場合、例えば、図21の2101に示すように、被写体の一部が切れた状態で撮影されることがありえる。このような場合も、基本的な方法で行っても良いが、そうすると、被写体の一部が切れた状態で拡大されるので、余白が上下左右に配置されると、見映えが悪いものとなる。
そこで、次のように自動トリミング処理を行う。図21の撮影画像2101について説明すると、まず、CPU1201は、撮影画像2101から、前述した手法でマスクパターン2104を生成し、撮影画像2101のうち、マスクパターン2104で覆われる部分を抽出する。撮影画像2101では、2102の部分を抽出する。
そして、CPU1201は、2102の部分を囲む矩形(撮影画像2101では、2102の部分を囲む点線がこれに相当する)を生成し、撮影画像2101のうち矩形で囲まれた部分を、縦横比率を変えないように、矩形内部分の縦横いずれかが、予め設定してある縦方向、横方向の最大幅に達するまで拡大する。ここまでの処理は、基本的な方法と同一である。
次に、CPU1201は、マスクパターン2104が撮影画像2101の左端と下端にかかっていることを検出し、マスクパターンがかかっている撮影画像の端部に相当する部位には、余白をおかないようにして拡大画像2106を配置する。このようにすることで、画像の端にかかっている部分については、最終結果画像2105に例示するようにそのままで拡大され、見映えの良い画像を得ることが出来る。
なお、この場合、横方向、縦方向の余白幅を基本的な手法の場合と同一とすると、端部にかかっていないほうの側、すなわち、2105では右端と上端が空きすぎる可能性がある。よって、横方向、縦方向それぞれについて、いずれかの端部にかかっている場合には、余白の幅を、図21で説明したw、hのほぼ半分にすればよい。これによって、例えば左右のいずれか端が切れているような場合は、横方向の余白幅をw/2として拡大することができる。なお、この場合には、拡大する時点で、余白を減らした分だけ、縦方向および横方向の最大幅を増加させて処理を行うべきである。
ところで、2101の例においては、拡大対象とする矩形内に、被写体である子供のほかに、ゴミ箱2103の一部が存在している。ここまでに説明した手法によって拡大処理を行うと、このゴミ箱2103の矩形内の部分だけが拡大されるので、2107のように、一部が欠けたような画像ができあがる。
これを防ぐためには、拡大対象の画像を、矩形内の画像に加え、矩形内の画像がその一部を構成している画像とすればよい。2101の例でも、マスクパターン生成処理において、既に説明したようにゴミ箱2103部分のマスクパターンも生成されているので、これを使用して行うことが出来る。
なお、このように拡大対象を広げて拡大する場合にも、撮影画像2101のうち矩形で囲まれた部分を、予め設定してある縦方向あるいは横方向の最大幅に達するまで拡大し、余白についても、真の被写体である子供の部分のみを考慮して設定すべきである。そして、結果的に拡大画像の一部が画面外に広がる場合には、余白部分の上に画面外に広がった画像を配置すればよい。このようにすることで、2007の部分が2108のように拡大される。
次に、自動トリミング処理における、余白設定のさらに別手法について、図22を例にして説明する。2201、2202、2203、2204は、被写体である子供がさまざまなポーズをとった場合における、マスクパターン部分の拡大図である。
CPU1201は、各マスクパターンの他に、前述した手法で肌色部分も抽出する。2201、2202、2203、2204においては、説明の都合上、肌色部分の抽出画像をマスクパターンの上にグレーで重ねて表記している。
次に、CPU1201は、肌色部分の重心を計算して、これを使用して余白を調整する。具体的な余白の設定手法は、前述した、拡大対象の矩形中心と、矩形内の画像の重心によって行う手法と同じなので説明を省略する。
このようにすることで、2201、2202のように左右のバランスが取れた画像については、画像の略中央に配置され、2203のように肌色部分の重心が左に偏った画像については、左の余白が大きく取られ、2104のように肌色部分の重心が右に偏った画像については、右の余白が大きく取られるので、全体のバランスが取れた最終結果画像を得ることが出来る。
以上で、自動トリミング処理における、拡大対象とする画像の求め方、拡大手法、余白設定手法等についての説明を終了する。自動トリミング処理で拡大された画像(最終結果画像)は、元の撮影画像の代わりに記録され、編集処理、印刷処理等の対象となる。
なお、広角で撮影して、その一部分の画像を拡大して違和感なく表示するためには、撮影画像が充分に高精細であることを要する。従って、撮影用カメラ1221としては、画素数等の条件が一定値以上のものを選択し、また、画像拡大時には適切な方法で補間を行わなければならない。
本発明の一実施形態に係る自動写真館の店内構造を示す配置図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のシステム構成図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館における、利用者による写真館利用の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のカウンタを斜め上方から見た説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のサーバシステムのブロック図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のカウンタシステムのブロック図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のプリンタシステムのブロック図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のサテライトを斜め上方から見た説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のサテライトシステムのブロック図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のスタジオを斜め上方から見た説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館のスタジオシステムの簡略化したブロック構成図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館における、スタジオシステムの主要な構成要素であるスタジオPCの構成およびスタジオPCに接続される各構成要素を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館における、スタジオシステムでの処理の概要を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館における、スタジオでの撮影の様子を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館における、撮影画像と生成されたマスクパターンの例などを示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館における、撮影画像と生成されたマスクパターンと最終結果画像の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館における、撮影画像と生成されたマスクパターンと最終結果画像の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る自動写真館における、最終結果画像に設定する余白の例を示す説明図である。
符号の説明
0101 自動写真館
0102 カウンタ
0103 サーバシステム
0104 カウンタシステム
0105 プリンタシステム
0106 サテライト
0107 スタジオ
0110 サテライトシステム
0111 スタジオシステム
0114 通信回線
0500 (サーバシステムの)PC本体
0501 (サーバシステムの)CPU
0502 (サーバシステムの)メモリ
0503 (サーバシステムの)モニタ
0504 (サーバシステムの)キーボード
0505 (サーバシステムの)画像出力部
0506 (サーバシステムの)ICカードR/W
0507 (サーバシステムの)通信インタフェース
0508 (サーバシステムの)磁気ディスク
0600 (カウンタシステムの)PC本体
0601 (カウンタシステムの)CPU
0602 (カウンタシステムの)メモリ
0603 (カウンタシステムの)モニタ
0605 (カウンタシステムの)画像出力部
0606a (カウンタシステムの)ICカードR/W
0606b (カウンタシステムの)ICカードR/W
0607 (カウンタシステムの)通信インタフェース
0608 (カウンタシステムの)磁気ディスク
0700 (プリンタシステムの)PC本体
0701 (プリンタシステムの)CPU
0702 (プリンタシステムの)メモリ
0703 (プリンタシステムの)モニタ
0705 (プリンタシステムの)画像出力部
0706 (プリンタシステムの)ICカードR/W
0707 (プリンタシステムの)通信インタフェース
0708 (プリンタシステムの)磁気ディスク
0709 (プリンタシステムの)プリンタ制御部
0710a (プリンタシステムの)プリンタ
0710b (プリンタシステムの)プリンタ
0710c (プリンタシステムの)プリンタ
0801 サテライトテーブル
0802 サテライトテーブルの上面
0803 サテライトテーブルの支柱
0900 (サテライトシステムの)PC本体
0901 (サテライトシステムの)CPU
0902 (サテライトシステムの)メモリ
0903 (サテライトシステムの)モニタ
0904 (サテライトシステムの)タッチペン
0905 (サテライトシステムの)画像出力部
0906 (サテライトシステムの)ICカードR/W
0907 (サテライトシステムの)通信インタフェース
0908 (サテライトシステムの)磁気ディスク
1001a 正面ストロボ
1001b 右ストロボ
1001c 左ストロボ
1002 カメラボックス
1003 操作卓
1004 ホリゾントカーテン
1005a スタジオ後方の外壁
1005b スタジオ側面の内壁
1005c スタジオ前方の内壁
1006 出入口
1200 スタジオPC
1201 (スタジオPCの)CPU
1202 (スタジオPCの)メモリ
1203 (スタジオシステムの)操作用モニタ
1205 (スタジオシステムの)確認用モニタ
1206 (スタジオシステムの)ICカードR/W
1207 (スタジオPCの)通信インタフェース
1208 (スタジオPCの)磁気ディスク
1220 (スタジオシステムの)モニタ用カメラ
1221 (スタジオシステムの)撮影用カメラ
1222 (スタジオシステムの)照明装置
1223 (スタジオシステムの)背景機構
1224 (スタジオシステムの)スピーカ
1225 (スタジオPCの)タイマ
1227 (スタジオシステムの)使用中ランプ
1231 (スタジオPC)モニタ用カメラ制御部
1232 (スタジオPCの)撮影用カメラ制御部
1233 (スタジオPCの)照明制御部
1234 (スタジオPCの)操作用モニタ制御部
1235 (スタジオPCの)確認用モニタ画像出力部
1236 (スタジオPCの)背景機構制御部
1237 (スタジオPCの)音声出力部
1238 (スタジオPCの)パターンメモリ
1244 (スタジオPCの)使用中ランプ制御部

Claims (2)

  1. 被写体を広角で静止画撮影する撮影用カメラと、
    前記撮影用カメラで撮影した撮影画像から被写体のマスクパターンを生成するとともに、前記撮影画像から肌色部分を抽出して、前記マスクパターン中に肌色部分が存在する当該マスクパターンを人物パターンとして検出する人物検出手段と、
    前記撮影画像から、前記人物検出手段が人物パターンとして検出した前記マスクパターンに対応する部分を切り出して、切り出した部分画像を所定の画像サイズに拡大する自動トリミング手段とを備え、
    前記自動トリミング手段は、拡大した画像の前記肌色部分の重心が近い側の端部に設定する余白の幅を、該端部の反対側の端部に設定する余白の幅よりも大きくすることを特徴とする自動写真館。
  2. 請求項に記載の自動写真館において、
    前記自動トリミング手段は、前記撮影画像から切り出した前記部分画像の上下左右の端部のうちのいずれかが、前記撮影画像の上下左右の端部と一致している場合には、拡大した画像の端部のうちで前記した一致している端部側には余白を設けず、この余白を設けていない反対側の端部には余白を設定することを特徴とする自動写真館。
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