JP4266154B2 - 自動写真作成装置および自動写真作成方法 - Google Patents

自動写真作成装置および自動写真作成方法 Download PDF

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Description

本発明は、利用者をカメラで撮影し、その撮影画像に基づき生成される合成画像を写真として出力する自動写真作成装置に関する。
従来より、利用者をカメラで撮影し、その撮影画像を写真(写真シールや写真カードなど)として出力する遊戯用写真作成装置が知られている。このような遊戯用写真作成装置は、遊戯性または娯楽性が高いことから、撮影画像と合成すべき画像を、利用者の嗜好に応じて、予め用意された多種多様な背景画像および前景画像から選択したり、タッチペンやライトペン等のペン型入力手段を用いて利用者が自由に描いたりできるように構成されているものが多い。また、利用者とともに実際に撮影される利用者の背景を構成するように、利用者の背後に所定の色や柄を有する背景用カーテンなどが設けられていることが多い。さらに、利用者の各種感情を触発するような画像や音などを提示しつつ一連の写真撮影を自動的に行う遊戯用写真作成装置がある(特許文献1を参照)。この遊戯用写真作成装置では、利用者が種々の感情を抱いたときに現れる自然な表情や姿態の撮影が可能となるため、魅力的な写真を得ることができる。
特開2003−075905号公報
しかし、上記従来の遊戯用写真作成装置では、利用者を撮影する時点に向けた雰囲気作りや撮影タイミングを示すために画像や音を提示する。そのため、これらの画像や音は、利用者に現れる表情等に影響を与えるが、最終的に写真として出力される撮影画像(または合成画像)の構成に影響を与えるわけではない。すなわち、利用者に提示される画像等は、撮影画像の背景等とは関連性がないので、最終的に写真として出力される撮影画像(または合成画像)に当該画像自体が反映されるわけではなく、結果として得られる写真の構成に娯楽性または遊戯性が得られるわけではない。
また、撮影までの雰囲気作りのための画像や音を受け取る利用者は、種々の感情を伴った自由な想像を働かせるに過ぎない。そのため、上記従来の遊戯用写真作成装置では、利用者に仮想的な体験といえるような強い感動を与えることはできない。
そこで本発明の目的は、最終的に出力される写真に反映される画像を利用者に提示するとともに、当該画像により利用者に仮想的な体験といえるような強い感動を与えることができる自動写真作成装置および自動写真作成方法を提供することである。
第1の発明は、所定の撮影領域における被写体である利用者を含む像を取得する撮像手段と、前記撮像手段による撮影の際に閃光を放つことにより前記被写体を照明する照明手段と、前記撮像手段により得られる撮影画像を含む合成画像を写真として出力する出力手段とを備える自動写真作成装置であって、
前記撮像手段により取得された像を所定の再生される動画と合成することにより所定の合成動画を生成する画像処理手段と、
前記合成動画を前記利用者に表示する表示手段と
を備え、
前記撮像手段は、前記動画の再生に関連づけられて予め設定されたタイミングに合わせて撮影を行い、
前記画像処理手段は、前記タイミングに合わせた撮影により得られる撮影画像に対して、前記撮像手段による撮影の際に表示される合成動画に対応するよう前記再生される動画とは別に予め記憶されている静止画像を合成することにより、写真として出力されるべき前記合成画像を生成することを特徴とする。
第2の発明は、所定の撮影領域における被写体である利用者を含む像を取得する撮像手段と、前記撮像手段による撮影の際に閃光を放つことにより前記被写体を照明する照明手段と、前記撮像手段により得られる撮影画像を含む合成画像を写真として出力する出力手段とを備える自動写真作成装置であって、
前記撮像手段により取得された像と所定の動画とを合成することにより所定の合成動画を生成する画像処理手段と、
前記合成動画を前記利用者に表示する表示手段と
を備え、
前記画像処理手段は、前記撮像手段による撮影の際に表示される合成動画に相当する静止画である合成画像を生成するものであって、
前記撮像手段により取得された像の属性を変更する画像属性変更手段と、
前記画像属性変更手段により属性が変更された像と前記動画とを合成することにより前記合成動画を生成する合成手段と
を含むことを特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記撮影手段に対向して前記利用者の背後に配置されており、撮影対象となるべき被撮影面を有する背景提示手段をさらに備え、
前記画像処理手段は、前記撮像手段により取得された像に含まれる前記被撮影面の像が占める領域に前記動画を合成することにより、前記合成動画を生成することを特徴とする。
第4の発明は、第3の発明において、
前記背景提示手段は、
可撓性を有しており、前記被撮影面を有するスクリーンと、
前記スクリーンを展開または格納する駆動手段とを含み、
前記駆動手段は、前記撮像手段により前記利用者の像が取得されるときに前記スクリーンを展開することを特徴とする。
第5の発明は、第3または第4の発明において、
前記画像処理手段は、前記撮影画像に含まれる前記被撮影面の像が占める領域に、前記撮像手段による撮影の際に表示される合成動画を構成する前記動画に相当する静止画を合成することにより、前記合成画像を生成することを特徴とする。
第6の発明は、第1から第5までのいずれかの発明において、
前記背景提示手段は、前記被撮影面に所定の色が付されており、
前記画像処理手段は、前記被撮影面の像が占める前記所定色の領域にクロマキー合成処理を行うことにより、前記合成画像を生成することを特徴とする。
第7の発明は、第1または第2の発明において、
前記動画は、前景となるべき動画を含むことを特徴とする。
第8の発明は、第1から第7までのいずれかの発明において、
前記動画は、背景となるべき動画を含むことを特徴とする。
第9の発明は、第1から第8までのいずれかの発明において、
前記合成動画を前記利用者に表示される前記合成動画とともに音声を出力する手段をさらに備えることを特徴とする。
第10の発明は、第2の発明において、
前記属性は、前記像の位置、形状、色彩、および透明度のいずれか1つ以上であることを特徴とする。
第11の発明は、第2または第10の発明において、
前記画像属性変更手段は、前記撮像手段により取得された像の属性を時間の経過に応じて変更することを特徴とする。
第12の発明は、所定の撮影領域における被写体である利用者を含む像を取得する撮像ステップと、前記撮像ステップにおける撮影の際に閃光を放つことにより前記被写体を照明する照明ステップと、前記撮像ステップにおいて得られる撮影画像を含む合成画像を写真として印刷する印刷ステップとを含む自動写真作成方法であって、
前記撮像ステップにおいて取得された像を所定の再生される動画と合成することにより所定の合成動画を生成する画像処理ステップと、
前記合成動画を前記利用者に表示する表示ステップと
を含み、
前記画像処理ステップでは、前記撮像ステップにおける撮影の際に表示される合成動画に相当する静止画である合成画像を生成し、
前記撮像ステップでは、前記動画の再生に関連づけられて予め設定されたタイミングに合わせて撮影を行い、
前記画像処理ステップでは、前記タイミングに合わせた撮影により得られる撮影画像に対して、前記撮像ステップにおける撮影の際に表示される合成動画に対応するよう前記再生される動画とは別に予め記憶されている静止画像を合成することにより、写真として出力されるべき前記合成画像を生成することを特徴とする。
13の発明は、所定の撮影領域における被写体である利用者を含む像を取得する撮像ステップと、前記撮像ステップにおける撮影の際に閃光を放つことにより前記被写体を照明する照明ステップと、前記撮像ステップにおいて得られる撮影画像を含む合成画像を写真として印刷する印刷ステップとを含む自動写真作成方法であって、
前記撮像ステップにおいて取得された像と所定の動画とを合成することにより所定の合成動画を生成する画像処理ステップと、
前記合成動画を前記利用者に表示する表示ステップと
を含み、
前記画像処理ステップは、前記撮像ステップにおける撮影の際に表示される合成動画に相当する静止画である合成画像を生成するものであって、
前記撮像ステップにおいて取得された像の属性を変更する画像属性変更ステップと、
前記画像属性変更ステップにより属性が変更された像と前記動画とを合成することにより前記合成動画を生成する合成ステップと
を含むことを特徴とする自動写真作成方法。
第14の発明は、第12または第13の発明に記載の自動写真作成方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
上記第1の発明によれば、撮像手段により取得された像と所定の動画とを合成することにより生成された合成動画を表示手段に表示し、撮影の際に表示される合成動画に相当する合成画像を含む写真が出力される。このことにより利用者は動画の中に入り込んだかのような仮想的な体験をすることができるため、利用者に強い感動を与えることができる。また、利用者に表示される合成画像が最終的に出力される写真に反映されることから、高い遊戯性または娯楽性を有する写真を提供することができる。また動画に関連して予め設定されたタイミングに合わせて撮影が行われるため、例えば動画により提供されるストーリーなどに沿った最適な撮影タイミングで撮影することができる。さらに、撮影タイミングが予め定められているため、撮影時点での静止画は予め用意しておく(例えば所定の記憶部に予め記憶させておく)ことが可能であり、処理を簡単にすることができる。さらにまた、合成動画から直接合成画像を生成する構成では、フラッシュにより利用者が美しく照明された瞬間の像が合成画像に含まれるように静止画を抜き出すことが難しく、また一般的にカメラはモニタ用撮影画像の解像度(精細度)よりも撮影時に得られる静止画である撮影画像の解像度の方が高いことが多いため、上記構成により美しい合成画像が得られる。
上記第2の発明によれば、画像属性変更手段により、撮像手段により取得された像の属性が変更され、当該変更された画像が表示されるため、利用者にとって意外性が高く、また自らの像(の画像属性)が変更されるため、利用者にとって高い遊戯性または娯楽性が得られる。
上記第3の発明によれば、利用者の背後に被撮影面を有する背景提示手段が備えられ、画像処理手段によってこの撮影面の像が占める領域に動画が合成される。このことにより、あたかも利用者の背後に動画があるかのような画像合成を公知の手法を用いて簡単に行うことができる。
上記第4の発明によれば、撮像手段により利用者の像が取得されるときにスクリーンが展開され、通常時にはスクリーンが格納される。このことにより、一般的には装飾効果を有しないスクリーンを通常時に格納しておくことができる。したがって、利用者に好ましい印象を与えることができる。また、撮像されるときにスクリーンが展開されることから、利用者によって意外性がある。そのため、高い遊技性または娯楽性が得られる。
上記第5の発明によれば、撮影画像に対して、撮影時に表示される合成動画を構成する動画に相当する静止画を合成することにより合成画像を生成するので、撮影時に表示される合成動画から静止画を生成するよりも、より美しい合成画像を簡単な構成で得ることができる。
上記第6の発明によれば、カラーの自然画に対して好適な公知の合成処理であるクロマキー合成処理が行われるため、効果的かつ容易に合成処理を行うことができる。
上記第7の発明によれば、動画に前景となるべき動画が含まれるため、利用者に動画の中に入り込んだかのような仮想的な体験を与えることができる。
上記第8の発明によれば、動画に背景となるべき動画が含まれるため、利用者に動画の中に入り込んだかのような仮想的な体験を与えることができる。
上記第9の発明によれば、合成動画とともに音声が出力されるため、利用者により深い印象を伴う仮想的な体験を与えることができる。
上記第10の発明によれば、画像属性変更手段により、像の位置、形状、色彩、および透明度のいずれか1つ以上が変更され、当該変更された画像が表示されるため、利用者にとって意外性が高く、高い遊戯性または娯楽性が得られる。
上記第11の発明によれば、画像の属性が時間の経過に応じて変更されることから、表示される画像が変化に富んだものとなる。そのため、さらに高い遊戯性または娯楽性が得られる。
以下、本発明の一実施形態につき添付図面を参照して説明する。
<1. 全体構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る自動写真作成装置である遊戯用写真作成装置を側面から見た図であり、図2は、この遊戯用写真作成装置の本体部4を正面から(被写体としての利用者Uから)見た図である。以下、図1および図2を参照して、本実施形態に係る遊戯用写真作成装置の全体構成について説明する。
この遊戯用写真作成装置は、利用者Uが入る撮影室2と、利用者Uの撮影画像を含む合成画像を生成して写真シール(または写真カード)として出力する本体部4とを備えており、撮影室2内には利用者Uの背景を提供する手段となる背景提示装置101が備えられている。
この背景提示装置101は、上下方向(鉛直方向)に上げ下ろしが可能であるスクリーンと、正面から(利用者Uから)見て左右方向(水平方向)に展開または折り畳みが可能であるカーテンと、上記スクリーンおよびカーテンを駆動するための電動モータによる駆動機構とを含む。
このスクリーンは、典型的にはロールカーテンであり、後述するクロマキー合成処理に好適であるため広く用いられる緑色(または緑色系統の色)の一色が利用者Uに向かう面に付されている。カーテンは、美しい背景を構成するための装飾用部材であり、適宜の色や模様が付されている。駆動機構は、背景提示装置101の上部に設けられており、後述する制御装置からの制御信号に基づき、内蔵される電動モータを適宜回転させることにより、スクリーンを上方へ巻き取りまたは下方へ下ろすとともに、カーテンを左右に展開または折り畳む。この駆動機構により下方に下ろされたスクリーンまたは展開されたカーテンの利用者Uに向かう面は、撮影対象となる被撮影面を形成する。なお、装置の初期状態では、美的外観を有しないスクリーンは上方へ巻き取られており、美しい装飾効果を有するカーテンのみが展開されているものとする。
本体部4は、利用者Uを撮影する撮像手段としてのカメラ10と、当該カメラ10の上方の適宜の位置に配置され閃光を発する照明手段としてのフラッシュ11と、当該カメラ10の下方に配置されたCRT(Cathode Ray Tube)または液晶ディスプレイパネル等からなる表示装置であるプレビューモニタ22と、撮影画像を表示し、利用者Uによる自由な作図(落書き)を行うための画面や、操作画面などを提供する液晶ディスプレイおよび当該操作画面を覆う操作位置検出用の透明シートからなる液晶タッチパネル20と、液晶タッチパネル20に対する操作に使用されるタッチペン21と、これら下方の適宜の位置に配置され閃光を発する照明手段としてのフラッシュ12と、適宜の位置に複数個が配置される図示されない音声出力用スピーカとを備える。なお、図ではこのタッチペン21は1つ備えられるが、2つ以上備えられてもよい。また、液晶タッチパネル20は、上記透明シートを含まない静電誘導方式の操作位置検出機能を有する液晶タッチパネルなどであってもよい。
カメラ10は、典型的には、CCD(電荷結合素子)を利用してデジタル画像信号を生成するデジタルカメラであって、撮影室2内に存在する利用者Uおよびその背後に設けられた背景提示装置101の被撮影面を撮影し、その撮影画像を表す画像信号を出力する。
プレビューモニタ22は、上記画像信号の表す画像(または当該画像を含む後述の合成画像)をリアルタイムで表示するように構成されており、具体的にはカメラ10によって得られる撮影画像(または当該画像に所定の画像が合成された後述する合成処理により得られた画像)が表示される。
液晶タッチパネル20は、背景や前景とされるべき画像を指定するための操作手段や落書きを行うための操作手段など、利用者Uによる各種操作を受け付ける操作手段として機能する。
また本体部4は、コンピュータを中心に構成され各部の制御や後述する画像合成等の画像処理を行う主制御装置およびI/O制御装置や、カメラ10により得られる撮影画像を含む合成画像を写真シール(または写真カード)として出力するプリンタ等を内蔵している。さらに、本体部4は、前面下方にコイン投入口26を、側面に写真シールの取出口28を、それぞれ備えている。さらにまた、本体部4は、本遊戯用写真作成装置の動作中は常時点灯される照明装置13L,13Rをカメラ10の左右にそれぞれ備えている。
<2. 機能的構成>
図3は、本実施形態に係る遊戯用写真作成装置の要部を機能面から見た構成を示すブロック図である。この遊戯用写真作成装置は、機能的には、撮像部52と、確認表示部54と、メイン表示・操作部62と、背景駆動部64と、写真出力部66と、音声出力部68と、照明部70と、I/O制御部72と、主制御部80とから構成される。
この構成において、撮像部52は、CCD等の撮像素子を用いて構成されるカメラ10に相当し、リアルタイムに画像を取り込んで当該画像(この画像は「スルー画像」と呼ばれることがあるが、以下では「モニタ用撮影画像」というものとする)を表す画像信号を出力する。この画像信号は主制御部80に入力されて、その内部のメモリにモニタ用画像データとして一時的に記憶される。また、このモニタ用画像データは、即時に(または合成処理された後に)画像信号として主制御部80から確認表示部54に供給される。確認表示部54は、プレビューモニタ22に相当し、上記画像信号に基づきモニタ用撮影画像(または合成処理により得られた画像)をリアルタイムで表示する。
メイン表示・操作部62は、液晶タッチパネル20に相当し、背景や前景とされるべき画像を指定する利用者Uの操作、落書き処理に関連する利用者Uの操作や、シャッター操作、プリント出力のための操作等を受け付け、これらの操作を示す信号は、操作信号として主制御部80に入力される。利用者Uが撮影されるときには、主制御部80からの指示に基づき、数秒程度の予め決められた時間の経過後にカメラ10の撮影方向にフラッシュ11,12から閃光が放たれる。そのとき、利用者U(および背景提示装置101の被撮影面)の撮影画像を表す信号として撮像部52から出力される画像信号が主制御部80に入力され、主制御部80内のメモリまたは補助記憶装置としてのハードディス装置等に撮影画像データとして格納される。
写真出力部66は、本体部4に内蔵されるプリンタに相当し、主制御部80からの指示に基づき、上記撮影画像データの表す画像を含む合成画像を写真シール(または写真カード)として出力する。
音声出力部68は、本体部4に備えられるスピーカに相当し、補助記憶装置等に予め記憶される声や音楽などの音声データに基づき作成された主制御部80(のサウンド機能)からの音声信号に基づき、装置外部に音声を出力する。
背景駆動部64は、撮影室2内の背景提示装置101に含まれる駆動機構(の電動モータ)に相当し、主制御部80から与えられる制御信号に基づき、上記スクリーンおよびカーテンを駆動する。
照明部70は、本体部4における照明装置13L,13Rとフラッシュ11,12とに相当し、主制御部80からの指示に基づきI/O制御部72によって点灯/消灯および調光が制御される。
I/O制御部72は、本体部4に内蔵されるI/O制御装置に相当し、主制御部80からの指示に基づき、照明部70を制御すると共に、後述のコイン検出部(不図示)からの検出信号等の入力信号を主制御部80へ転送する。
主制御部80は、本体部4に内蔵され、CPU(Central Processing Unit )や、メモリ、フレームバッファ、タイマー、補助記憶装置などを含むコンピュータを中心に構成される主制御装置に相当し、内部メモリに格納された所定プログラムをCPUが実行することにより、上述のようにして入力される操作信号に基づき各部を制御するために、上述のように各部に指示を出す。また、後述するように、上記撮影画像データと背景や前景とされるべき画像のデータとを合成することにより、撮影画像に含まれる利用者Uの像に対して所定の背景画像が背景となり、所定の前景画像が前景となるように合成された画像である合成画像を生成する。生成された画像はフレームバッファに書き込まれることにより、メイン表示・操作部62に表示される。さらに、当該合成画像に対する落書き処理を行うための操作信号に基づき上記画像データの一部を書き換えることにより、当該合成画像に所定画像を描画した画像である合成画像を生成する。生成された合成画像はメイン表示・操作部62に表示される。上記のような画像合成が終了すると、その後、写真出力部66からは合成画像が写真シール等として出力される。出力された写真シール等は、本体部4の側面に設けられた取出口28から取り出される。
上記の構成要素の他、本体部4におけるコイン投入口26に投入されたコインを検出するためのコイン検出部(不図示)が更に本体部4に設けられており、主制御部80は、コイン検出部での検出結果に基づき、利用者Uに所定時間だけ撮影や撮影画像に対する描画等による合成画像の生成など、本遊戯用写真作成装置によるプレイを許容するように各部を制御する。このコイン検出部やその検出結果に基づく主制御部80による制御動作は、従来の遊戯用写真作成装置と同様であって周知であるので、その詳しい説明を省略する。
なお、主制御装置において実行される上記所定プログラムは、例えば、そのプログラムを記録した記録媒体であるCD−ROMによって提供される。すなわち、上記所定プログラムの記録媒体としてのCD−ROMが主制御装置内に補助記憶装置として内蔵されたCD−ROM駆動装置に装着され、そのCD−ROMから所定プログラムが読み出されて補助記憶装置としてのハードディスク装置にインストールされる。また、上記所定プログラムは、CD−ROM以外の記録媒体や通信回線を介して提供されてもよい。そして、本遊戯用写真作成装置の起動のための所定操作がなされると、ハードディスク装置にインストールされた所定プログラムは、主制御装置内のメモリに転送されてそこに一時的に格納され、主制御装置内のCPUによって実行される。これにより、主制御装置による上記各部の制御や画像処理が実現される。
<3. 動作>
上述のように本実施形態における主制御部80の動作は、その内部のCPUが上記所定プログラムを実行により実現される。図4は、このようにして実現される主制御部80の動作を示すフローチャートである。本実施形態では、コイン投入口26に所定のコインが投入されると、主制御部80(主制御装置)は、以下のように動作する。
まず、主制御部80は、装置の初期化処理や利用者Uによる撮影メニューの選択操作の受付などを含む初期処理を行う(ステップS10)。ここで、装置の初期化処理とは、各ハードウェアの初期化や、設定値として主制御部80に記憶されるデータの初期化処理などをいう。また主制御部80は、上記初期処理として予め用意された複数の撮影メニューのうちの1つを選択可能なようにメイン表示・操作部85に表示し、利用者Uによる上記撮影メニューの選択操作を受け付ける。撮影メニューには、カーテンを背景とする通常撮影モードと、クロマキー合成された各種背景を使用する複数の合成撮影モードとが用意されるが、ここでは合成撮影モードの1つが選択されるものとする。合成撮影モードが選択されると、主制御部80は背景駆動部64に所定の制御信号を出力し、この背景駆動部64により、背景提示装置101のカーテンが格納されるとともに、スクリーンが下方に下ろされることにより展開される。このように、撮影に必要なときにのみ美的外観を有しないスクリーンが展開され、通常時には美しい装飾効果を有するカーテンのみが展開されるため、利用者Uに美しく好ましい印象を与えることができる。さらに主制御部80は、上記初期処理として、予め決められた撮影のための時間(以下「撮影時間」という)が経過するとタイムアウトとなるようにタイマーを設定し、そのタイマーをスタートさせる。
次に、主制御部80は、補助記憶装置内に予め記憶されている複数の動画のうち上記選択操作により選択された合成撮影モードに対応する動画(以下「背景動画」という)を確認表示部54に再生表示することを開始する(ステップS20)。この背景動画は次の撮影処理中(一定の速度で)再生され続けることにより利用者Uの背景を構成するものであって、ここでは所定のストーリーに沿った内容で構成されている。なお、この背景動画を含む動画ファイルには声や音楽などの音声も含まれており、主制御部80のサウンド機能および音声出力部68(スピーカ)により映像とともに再生されるものとする。この音声により、利用者Uは映像の意味を与えられ、または娯楽性や感動を与えられる。
続いて、主制御部80は、利用者Uを撮影するための撮影処理を行う(ステップS30)。この撮影処理の詳しい処理(サブルーチン)について説明する。図5は、このサブルーチンの手順を示すフローチャートである。
まず主制御部80は、再生される背景動画に上記モニタ用撮影画像等を合成する動画合成処理を行う(ステップS31)。ここで、この動画合成処理の詳しい処理(サブルーチン)についてさらに説明する。図6は、このサブルーチンの手順を示すフローチャートである。
主制御部80は、補助記憶装置内に一時的に記憶されたモニタ用撮影画像から合成マスク(アルファチャネル)を作成する(ステップS311)。ここで合成マスク(アルファチャネル)とは、対象となる画像(ここではモニタ用撮影画像)のうちの所定の領域を透明とし、それ以外の領域を非透明とするためのデータであって、一般的には対象となる画像の画素毎に0(完全透明)から255(完全非透明)までの透過度を示す値αが設定される。なおここでのαは、0および255のみが使用されるものとする。また、上記対象となる画像および当該画像と合成される他の画像は同じ大きさとなるよう調整されているものとする。この合成処理は、対象となる画像の非透明領域(α=255)に相当する他の画像の領域は隠され(マスクされ)、その透明領域(α=0)に相当する他の画像の領域は見えるように合成する。そのため、あたかも対象となる画像の非透明領域の部分が切り取られ、切り取られた当該部分が上記他の画像に対して貼り付けられたような合成動画が得られる。したがって、合成マスクの非透明領域をモニタ用撮影画像に映る利用者U(の画像)の領域に合わせて設定すれば、利用者Uを示す画像が再生中の背景動画内に貼り付けられたような合成動画が得られる。
このような合成マスクを作成する手法は、様々な公知の手法のうちのいずれが用いられてもよいが、ここではモニタ用撮影画像に映る背景提示装置101のスクリーンの色が緑色であることを利用し、この緑色をクロマキーとする合成マスク、すなわちモニタ用撮影画像の緑色部分を透明領域とし、その他の色の部分を非透明領域とした合成マスクを作成し、公知のキーイング(合成)処理であるクロマキー合成処理により合成画像が作成されるものとする。
次に、主制御部80は、補助記憶装置内に記憶されたモニタ用撮影画像に対し合成マスクを設定し、上記背景動画と合成する(ステップS312)。具体的には、上記モニタ用撮影画像の(各画素の)透明度を規定するアルファチャネルとして上述のような合成マスクを設定し、この合成マスクが設定されたモニタ用撮影画像と再生される背景動画とを画像合成する。この画像合成は、上述したクロマキー合成処理であり、この合成処理により利用者Uを示す画像が背景動画内に貼り付けられたような合成動画が得られる。
さらに、主制御部80は、再生される背景動画に関連づけられて記憶される前景動画およびその合成マスクである前景マスク動画を補助記憶装置から読み出し、上記ステップS312において得られた合成動画に上記前景マスク動画を合成マスクとして設定し、この合成マスクが設定された合成画像と前景動画とを合成する(ステップS313)。ここで、この合成マスクは、前景動画の主要な要素となる画像領域(例えば絵が描かれている部分)が非透明領域とされ、それ以外の部分を透明領域とされているものとする。この合成処理により上記前景動画が上記合成画像に対して貼り付けられたような合成画像が得られる。以上のサブルーチン処理が終了すると、図5に示す処理に復帰する。
なお、上記動画合成処理では、モニタ用撮影画像を背景動画に合成した後(S312)、さらに前景画像を合成するが(S313)、これらの処理の順序が逆であってもよいし、同時であってもよい。また、制御装置に備えられる専用のハードウェア(ビデオ編集装置など)により上記処理が行われてもよい。
以上の動画合成処理および当該処理により得られる合成動画について、図7を参照して説明する。図7は、所定の時点での前景動画、モニタ用撮影画像、背景動画、およびこれらの合成動画の例を示す模式図である。図7(a)では前景動画例として犬が歩き回る動画の所定時点での静止画が示されており、図7(b)ではモニタ用撮影画像例として利用者Uが中央付近で起立している動画の所定時点での静止画が示されており、図7(c)では背景動画例として星のマークが移動しながら回転する動画の所定時点での静止画が示されており、図7(d)はこれらの合成動画例の所定時点での静止画が示されている。なお、ここでは上記所定時点は撮影時点であるものとする。図7(d)に示されるように、背景動画は利用者Uの後ろにあるように合成され、前景動画は利用者Uの前にあるように合成されるため、当該合成動画を見る利用者Uは、あたかも仮想的な空間内に立つような仮想的な体験を得ることができる。したがって、利用者Uに遊戯性が高い強い感動をあたえることができる。
次に、主制御部80は、上記動画合成処理により得られた合成動画、すなわちモニタ用撮影画像と背景動画と前景動画とが合成された合成動画(例えば図7(d)に示す画像)を、確認表示部54にリアルタイムで表示する(ステップS32)。
続いて、主制御部80は、撮影時間を示す上記タイマーを参照することにより、予め定められた撮影タイミングが到来したか否かを判定する(ステップS33)。撮影タイミングが到来した場合、処理は次のステップS34に進む。到来していない場合には、ステップS31の処理に戻り、撮影タイミングが到来するまで上記処理が繰り返される(S31→S32→S33→S31)。ここで、上記撮影タイミングは、背景動画(および前景動画)に関連づけられて予め記憶されている。例えば、図7(c)に示される星のマークが撮影に好適な位置にくる時点は、背景動画が一定速度で再生されるため上記タイマーにより測定される時間により容易に特定することができる。また、背景動画や前景動画のストーリーに合わせた最適な撮影タイミングを設定することもできる。例えば、1匹で散歩する犬を飼い主が呼び寄せるようなストーリーである場合、図7(d)に示されるように、前景動画である犬の絵が利用者Uの足元にきたときを撮影タイミングとして設定することが考えられる。なお、撮影タイミングは、1組の動画(同時に再生される背景動画および前景動画)に対して通常複数が設定される。
撮影タイミングが到来すると、主制御部80は、撮影開始を利用者Uにメイン表示・操作部62の画面や音声出力部68からの音声による案内などで知らせた後、撮像部(カメラ)52に撮影信号(シャッター信号)を送る。これにより、撮像部52のシャッター動作と同期して照明部(フラッシュ)70が閃光を放ち、主制御部80がキャプチャ処理を開始する。すなわち、主制御部80は、照明部(フラッシュ)70からの閃光で照らされた利用者Uの撮影画像を表す信号として撮像部52から出力される画像信号を受け取り、メモリまたは補助記憶装置内に撮影画像の画像ファイルとして格納する(ステップS34)。なお、所定の撮影時間の間、撮影タイミングが到来する毎に上記キャプチャ処理が実行されるため、複数枚の撮影画像が画像ファイルとして一時的に保存される。
また、主制御部80は、撮像部(カメラ)52に撮影信号(シャッター信号)を送るときに確認表示部54に表示されている背景動画、前景動画、および前景マスク動画からそれぞれ静止画を抜き出し(生成し)、抜き出された静止画をそれぞれ背景画像、前景画像、および前景マスク画像として、メモリまたは補助記憶装置に記憶する(ステップS35)。
続いて、主制御部80は、背景画像に上記撮影画像等を合成する静止画合成処理を行う(ステップS36)。ここで、この静止画合成処理の詳しい処理(サブルーチン)について説明する。図8は、このサブルーチンの手順を示すフローチャートである。この静止画合成処理は、図6に示す動画合成処理とほぼ同様の処理である。
すなわち、主制御部80は、メモリまたは補助記憶装置内に画像ファイルとして記憶された撮影画像から合成マスクを作成し(ステップS361)、作成された合成マスクを撮影画像に設定して上記背景動画と合成し(ステップS362)、得られた合成動画に対して前景マスク画像を合成マスクとして設定して前景動画を合成し、得られた合成画像を補助記憶装置に保存する(ステップS363)。以上のサブルーチン処理が終了すると、図5に示す処理に復帰し、この図5に示す処理が終了するため、さらに図4に示す処理に復帰する。
次に、主制御部80は、所定の撮影終了条件が満たされることにより撮影が終了したか否かを判定する(ステップS40)。この撮影終了条件としては、例えば、撮影時間を示すタイマがタイムアウトとなること、背景動画および前景動画の再生が終了したこと、または撮影時間の経過前であってもメイン表示・操作部62に対して撮影処理の終了を指示する操作が行われることなどが考えられる。撮影が終了した場合、処理は次のステップS50に進む。撮影が終了しない場合には、ステップS30の処理に戻り、撮影が終了するまで上記処理が繰り返される(S30→S40→S30)。
撮影が終了した場合、主制御部80は、落書きのための利用者Uによる操作を受け付け、当該操作に応じた画像処理を含む落書き処理が行われる(ステップS50)。この落書き処理には、予め定められた制限時間が設けられており、この制限時間内で上記合成画像に対する利用者Uの仮想的な落書きを受け付ける。具体的には、メイン表示・操作部62に表示された複数の合成画像に対して利用者Uの操作に基づき所定の位置に配されたスタンプ画像や所定の(仮想的な)落書きペンの軌跡画像などをさらに合成することにより、あたかも落書きされたような合成画像を生成する。この落書き処理は、制限時間が経過するか、または制限時間の経過前にメイン表示・操作部62に対する操作により落書きが中止(または印刷開始が指示)されるまで行われる。
次に、ステップS60における印刷処理では、主制御部80は、印刷指示を示す操作信号を受け取ると、これに基づき、その時点でメイン表示・操作部62に表示されている合成画像の出力を写真出力部(プリンタ)66に指示する。これにより、写真出力部66としてプリンタは、その合成画像を写真シールとして出力する。これにより、印刷処理が終了する。出力された写真シールは、本体部4の側面に設けられた取出口28から利用者Uによって取り出される。この印刷処理が終了すると、全ての処理は終了され、所定の金額に相当するコインが新たにコイン投入口26に投入されるまで待機状態となる。この待機状態において、所定の金額に相当するコインが新たに投入されると、上記と同様の処理(ステップS10〜S60)が実行され、その後、再びステップS10へ戻る。
<4. 効果>
上記のように本実施形態によれば、背景動画および前景動画を撮影画像に合成することにより得られる画像をプレビューモニタ22にリアルタイムで表示し、表示された当該合成画像を含む写真が出力される。このことにより利用者Uは、(音声を含む)背景動画や前景動画などにより提供されるストーリーの中に入り込んだかのような仮想的な体験を短い撮影時間内ですることができるため、短時間で利用者Uに強い感動を与えることができる。また、利用者Uに提示される合成画像が最終的に出力される写真に反映されることから、上記ストーリーの一時点を切り取ったかのような印象を利用者Uに与える写真を提供することができる。このため、高い遊戯性または娯楽性が得られる。
<5. 変形例>
上記一実施形態では、モニタ用撮影画像を背景動画に合成した後(S312)、さらに前景画像を合成するが(S313)、背景動画をモニタ用撮影画像に合成してもよいし、この合成画像を前景画像に合成してもよい。また、これらの合成処理を行うとき(または合成処理の前後において)、これらの背景動画、モニタ用撮影画像、または前景画像に対して、公知の画像属性変更処理(エフェクトとも呼ばれる)を行ってもよい。この画像属性は、画像の位置、形状、色彩、透明度など、公知のどのような属性であってもよく、行われる変更処理は、画像の移動、回転、変形などの他、エンボス処理、モザイク処理、ソラリゼーション処理など、公知のどのような変更処理であってもよい。ここで特に、モニタ用撮影画像に対する画像属性変更処理は、背景動画や前景画像とは異なり予め行っておくことができないことから、利用者Uにとって意外性が高く、また自らの像(の画像属性)が変更されるため、利用者Uにとって高い遊戯性または娯楽性が得られる。
この画像処理は、動画合成処理(S31)の中で行われるため、その詳しい処理(サブルーチン)について説明する。図9は、このサブルーチンの手順を示すフローチャートである。主制御部80は、補助記憶装置内に一時的に記憶されたモニタ用撮影画像に対して、所定の画像属性変更処理を行い、当該処理後の画像データをモニタ用撮影画像として補助記憶装置内に再度一時記憶する(ステップS310)。この画像属性変更処理は、ここでは画像の移動処理であるものとする。すなわち、通常、モニタ用撮影画像の全体は確認表示部54であるプレビューモニタ22の画面全体に表示されるが、上記画像移動処理により所定方向へ所定量だけずらされて表示されるよう、画像の位置座標が変更される。また、このずれを示す量が時間の経過とともに変化すれば、モニタ用撮影画像の表示位置が時間の経過とともに変化するため、さらに遊戯性または娯楽性が向上する。そこで、本ステップにおける上記処理は、処理が行われる度に値が加算される所定のカウンタを使用するカウント処理を含んでおり、当該カウンタ値に応じて上記ずれを示す量を変化させるなど、時間の経過により画像の属性の変化量が変化するように構成されるのが好適である。なお、本画像属性変更処理によりモニタ用撮影画像の位置座標が変更されることから、モニタ用撮影画像の一部分が表示されず、かつカメラ10により取得された像の存在しない部分が表示されることがあり得るが、ここでは、表示されない部分の画像データは削除され、かつ上記像の存在しない部分には無色(透明)のデータまたはクロマキー色のデータが補完されるものとする。
次に、主制御部80は、補助記憶装置内に一時的に記憶されたモニタ用撮影画像から合成マスクを作成する(ステップS311)。この処理は、図6のステップS311と同じ処理であるため説明を省略する。なお、上記ステップS310の画像属性変更処理によりクロマキー色のデータが補完された場合には、当該データを補完された領域は本ステップS311の処理により完全透明の合成マスクが設定される。続くステップS312,S313の処理は、図6のステップS312,S313の処理と同じ処理であるため説明を省略する。以上のような合成処理により、モニタ用撮影画像に含まれる利用者Uの像が時間の経過とともに移動するような合成画像が得られる。以上のサブルーチン処理が終了すると、図5に示す処理に復帰する。
以上の合成処理により得られる合成画像につき、さらに図を参照して説明する。図10は、画像移動処理が行われるときの合成画像の時間変化を示す模式図である。図では、利用者U(の像)の背後に星形の背景画像(背景動画)が、また利用者U(の像)の前には波形の前景画像(前景動画)がそれぞれ合成された合成画像が示されており、以下の図でも同様である。この図10では、左から右へ、時間の経過とともに利用者Uの像が移動する様子が示されている。なお、ここでは、図9に示すステップS310の処理において、モニタ用撮影画像の下方への位置のずれ量(変化量)が時間の経過とともに小さくなるように設定されるものとする。そのため、モニタ用撮影画像に含まれる利用者Uの像は、時間の経過とともに上方へせり上がるように表示されることになる。
さらに上記ステップS310の画像属性変更処理により、モニタ用撮影画像が変形され、回転され、または透明度や色が変化する例について、図を参照して説明する。図11は、モニタ用撮影画像が横方向に変形されるときの合成画像の時間変化を示す模式図である。図では、左から右へ、時間の経過とともに利用者Uの像が横方向に伸ばされるように拡大変形する様子が示されている。図12は、モニタ用撮影画像が回転させられるときの合成画像の時間変化を示す模式図である。図では、左から右へ、時間の経過とともに利用者Uの像が反時計回りに回転する様子が示されている。なお、以上のような画像の変形または回転のための座標変換処理は公知であるため説明を省略する。図13は、モニタ用撮影画像の透明度や色が変化させられるときの合成画像の時間変化を示す模式図である。図では、左から右へ、時間の経過とともに利用者Uの像が透明になり、さらに濃い色になる様子が示されている。なおその他、変更されるべき画像属性の種類が時間の経過とともに変化する構成なども考えられる。
また、背景画像に撮影画像等を合成する静止画合成処理(S36)においても、上記動画合成処理と同様に、公知の画像属性変更処理を行ってもよい。もっとも、静止画合成処理では時間の経過に応じた変更処理がなされることはない。
上記一実施形態における動画は、背景動画および前景動画を含むが、必ずしも背景動画を含まなくてもよい。この場合には、クロマキー合成等の画像合成手法を使用する必要がなくなるため、これに関連する処理(例えばステップS311,312,361,362の処理)を省略することができるとともに、背景提示装置101を省略することができる。
上記一実施形態における動画は、典型的には、音声付きであって撮影処理中一定の速度で再生可能な動画ファイル(例えばavi形式やmpeg形式のデータファイルなど)に基づき生成されるが、音声は、映像とは異なるファイルから再生(または別の音響装置により生成)されてもよいし、省略されてもよい。また、利用者Uに像が動いている印象を与えることができる動画であれば、単位時間あたりの表示数(フレーム数)に制限はなく、またこの動画は、複数の静止画を連続的にまたは短い時間間隔を空けて表示するものであってもよい。
上記一実施形態におけるステップS35の処理では、撮影時に背景表示部64に表示されている背景動画、前景動画、および前景マスク動画からそれぞれ静止画を抜き出し、抜き出された静止画をそれぞれ背景画像、前景画像、および前景マスク画像として、メモリまたは補助記憶装置に記憶するが、撮影タイミングが予め定められているため、撮影時点でのこれらの静止画は予め用意しておく(すなわち予め記憶させておく)ことが可能である。この場合、ステップS35の処理は省略される。
上記一実施形態における(ステップS33の判定処理での)撮影タイミングは、背景動画(および前景動画)に関連づけられて予め記憶されているが、この撮影タイミングに代えてまたはこの撮影タイミングとともに、利用者Uによる所定の入力操作(例えばシャッターボタンの押下など)が行われた時点を撮影タイミングとしてもよい。なお、この場合には上記ステップS35の処理を省略できない。
上記一実施形態におけるステップS35,S36の処理では、撮影時に背景表示部64に表示されている背景動画、前景動画、および前景マスク動画から抜き出された静止画から合成画像を生成するが、上記ステップS35の処理に代えて、ステップS31の処理により生成された合成動画から静止画を抜き出すことにより上記合成画像を生成してもよい。この場合、ステップS36の静止画合成処理は省略される。もっとも、合成動画から直接合成画像を生成する上記変形例の構成では、フラッシュ11,12により利用者Uが美しく照明された瞬間の像が合成画像に含まれるように静止画を抜き出すことが難しく、また一般的にカメラ11はモニタ用撮影画像の解像度(精細度)よりも撮影時に得られる静止画である撮影画像の解像度の方が高いことが多いため、上記実施形態における構成の方がより美しい合成画像が得られる。
上記一実施形態における背景提示装置101の(スクリーンの)被撮影面は緑色であるが、クロマキー合成処理に使用可能であればどのような色であってもよく、例えばクロマキー合成処理に好適である青色(または青色系統の色)であってもよい。この場合、合成マスクのクロマキーは青色(または青色系統の色)となる。
上記一実施形態におけるステップS31,S36の処理では、色相および彩度に基づくキーイング(合成)処理であるクロマキー合成処理が用いられるが、明るさに基づくキーイング(合成)処理であるルミナンスキー合成処理や、画像の差分値に基づくキーイング(合成)処理であるディファレンスキー合成処理など、どのようなキーイング(合成)処理の手法が用いられてもよい。例えば、背景提示装置101の(スクリーンの)被撮影面に予め所定の模様(パターン)が付されることにより、撮影画像に映る当該模様を合成のためのキーとするキーイング(合成)処理が行われてもよい。なお、所定の模様を合成のためのキーとするキーイング(合成)処理は公知の画像合成処理の手法であるため、その詳しい説明は省略する。
上記一実施形態におけるステップS36の静止画合成処理は、ステップS35の記憶処理の直後に行われるが、ステップS50の落書き処理の際に行われてもよい。また、静止画合成処理による合成画像を生成した後も対応する静止画像(背景画像、前景画像、撮影画像)を補助記憶装置に保存しておき、その後利用者Uの操作に基づき、背景画像や前景画像を保存された別の画像に置き換えて設営画像に合成してもよい。すなわち、上記静止画合成処理の保存処理(ステップS363)により保存された合成画像を破棄し、上記静止画合成処理に用いられた背景画像または前景画像とは異なる背景画像または前景画像を保存されている撮影画像に再び合成することにより合成画像を生成可能なように構成されていてもよい。
本発明の一実施形態に係る遊戯用写真作成装置の側面図である。 一実施形態に係る遊戯用写真作成装置の本体部を示す正面図である。 一実施形態に係る遊戯用写真作成装置の要部を機能面から見た構成を示すブロック図である。 一実施形態に係る遊戯用写真作成装置における主制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 一実施形態における撮影処理の手順を示すフローチャートである。 一実施形態における動画合成処理の手順を示すフローチャートである。 一実施形態における所定の時点での前景動画、モニタ用撮影画像、背景動画、およびこれらの合成動画の例を示す模式図である。 一実施形態における静止画合成処理の手順を示すフローチャートである。 一実施形態の変形例における動画合成処理の手順を示すフローチャートである。 一実施形態の変形例において画像移動処理が行われるときの合成画像の時間変化を示す模式図である。 一実施形態の変形例においてモニタ用撮影画像が横方向に変形されるときの合成画像の時間変化を示す模式図である。 一実施形態の変形例においてモニタ用撮影画像が回転させられるときの合成画像の時間変化を示す模式図である。 一実施形態の変形例においてモニタ用撮影画像の透明度や色が変化させられるときの合成画像の時間変化を示す模式図である。
符号の説明
2 …撮影室
4 …本体部
10 …カメラ
11,12…フラッシュ
20 …液晶タッチパネル
21 …タッチペン
22 …プレビューモニタ
52 …撮像部(カメラ)
54 …確認表示部(プレビューモニタ)
62 …メイン表示・操作部(液晶タッチパネル)
64 …背景駆動部(駆動装置)
66 …写真出力部(プリンタ)
68 …音声出力部(スピーカ)
70 …照明部
72 …I/O制御部(I/O制御装置)
80 …主制御部(主制御装置)
101…背景提示装置
U …利用者

Claims (14)

  1. 所定の撮影領域における被写体である利用者を含む像を取得する撮像手段と、前記撮像手段による撮影の際に閃光を放つことにより前記被写体を照明する照明手段と、前記撮像手段により得られる撮影画像を含む合成画像を写真として出力する出力手段とを備える自動写真作成装置であって、
    前記撮像手段により取得された像を所定の再生される動画と合成することにより所定の合成動画を生成する画像処理手段と、
    前記合成動画を前記利用者に表示する表示手段と
    を備え、
    前記撮像手段は、前記動画の再生に関連づけられて予め設定されたタイミングに合わせて撮影を行い、
    前記画像処理手段は、前記タイミングに合わせた撮影により得られる撮影画像に対して、前記撮像手段による撮影の際に表示される合成動画に対応するよう前記再生される動画とは別に予め記憶されている静止画像を合成することにより、写真として出力されるべき前記合成画像を生成することを特徴とする自動写真作成装置。
  2. 所定の撮影領域における被写体である利用者を含む像を取得する撮像手段と、前記撮像手段による撮影の際に閃光を放つことにより前記被写体を照明する照明手段と、前記撮像手段により得られる撮影画像を含む合成画像を写真として出力する出力手段とを備える自動写真作成装置であって、
    前記撮像手段により取得された像と所定の動画とを合成することにより所定の合成動画を生成する画像処理手段と、
    前記合成動画を前記利用者に表示する表示手段と
    を備え、
    前記画像処理手段は、前記撮像手段による撮影の際に表示される合成動画に相当する静止画である合成画像を生成するものであって、
    前記撮像手段により取得された像の属性を変更する画像属性変更手段と、
    前記画像属性変更手段により属性が変更された像と前記動画とを合成することにより前記合成動画を生成する合成手段と
    を含むことを特徴とする自動写真作成装置。
  3. 前記撮影手段に対向して前記利用者の背後に配置されており、撮影対象となるべき被撮影面を有する背景提示手段をさらに備え、
    前記画像処理手段は、前記撮像手段により取得された像に含まれる前記被撮影面の像が占める領域に前記動画を合成することにより、前記合成動画を生成することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の自動写真作成装置。
  4. 前記背景提示手段は、
    可撓性を有しており、前記被撮影面を有するスクリーンと、
    前記スクリーンを展開または格納する駆動手段とを含み、
    前記駆動手段は、前記撮像手段により前記利用者の像が取得されるときに前記スクリーンを展開することを特徴とする、請求項3に記載の自動写真作成装置。
  5. 前記画像処理手段は、前記撮影画像に含まれる前記被撮影面の像が占める領域に、前記撮像手段による撮影の際に表示される合成動画を構成する前記動画に相当する静止画を合成することにより、前記合成画像を生成することを特徴とする、請求項3または請求項4に記載の自動写真作成装置。
  6. 前記背景提示手段は、前記被撮影面に所定の色が付されており、
    前記画像処理手段は、前記被撮影面の像が占める前記所定色の領域にクロマキー合成処理を行うことにより、前記合成画像を生成することを特徴とする、請求項3から請求項5までのいずれかに記載の自動写真作成装置。
  7. 前記動画は、前景となるべき動画を含むことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の自動写真作成装置。
  8. 前記動画は、背景となるべき動画を含むことを特徴とする、請求項1から請求項7までのいずれかに記載の自動写真作成装置。
  9. 前記合成動画を前記利用者に表示される前記合成動画とともに音声を出力する手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1から請求項8までのいずれかに記載の自動写真作成装置。
  10. 前記属性は、前記像の位置、形状、色彩、および透明度のいずれか1つ以上であることを特徴とする、請求項2に記載の自動写真作成装置。
  11. 前記画像属性変更手段は、前記撮像手段により取得された像の属性を時間の経過に応じて変更することを特徴とする、請求項2または請求項10に記載の自動写真作成装置。
  12. 所定の撮影領域における被写体である利用者を含む像を取得する撮像ステップと、前記撮像ステップにおける撮影の際に閃光を放つことにより前記被写体を照明する照明ステップと、前記撮像ステップにおいて得られる撮影画像を含む合成画像を写真として印刷する印刷ステップとを含む自動写真作成方法であって、
    前記撮像ステップにおいて取得された像を所定の再生される動画と合成することにより所定の合成動画を生成する画像処理ステップと、
    前記合成動画を前記利用者に表示する表示ステップと
    を含み、
    前記画像処理ステップでは、前記撮像ステップにおける撮影の際に表示される合成動画に相当する静止画である合成画像を生成し、
    前記撮像ステップでは、前記動画の再生に関連づけられて予め設定されたタイミングに合わせて撮影を行い、
    前記画像処理ステップでは、前記タイミングに合わせた撮影により得られる撮影画像に対して、前記撮像ステップにおける撮影の際に表示される合成動画に対応するよう前記再生される動画とは別に予め記憶されている静止画像を合成することにより、写真として出力されるべき前記合成画像を生成することを特徴とする自動写真作成方法。
  13. 所定の撮影領域における被写体である利用者を含む像を取得する撮像ステップと、前記撮像ステップにおける撮影の際に閃光を放つことにより前記被写体を照明する照明ステップと、前記撮像ステップにおいて得られる撮影画像を含む合成画像を写真として印刷する印刷ステップとを含む自動写真作成方法であって、
    前記撮像ステップにおいて取得された像と所定の動画とを合成することにより所定の合成動画を生成する画像処理ステップと、
    前記合成動画を前記利用者に表示する表示ステップと
    を含み、
    前記画像処理ステップは、前記撮像ステップにおける撮影の際に表示される合成動画に相当する静止画である合成画像を生成するものであって、
    前記撮像ステップにおいて取得された像の属性を変更する画像属性変更ステップと、
    前記画像属性変更ステップにより属性が変更された像と前記動画とを合成することにより前記合成動画を生成する合成ステップと
    を含むことを特徴とする自動写真作成方法。
  14. 請求項12または請求項13に記載の自動写真作成方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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