JP2007240887A - 自動写真撮影装置及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影時に仕上がり画像をイメージしながら任意のパターンで重ね撮影ができる自動写真撮影装置を提供する。
【解決手段】撮影した写真画像SP1を撮影用ディスプレイ11に表示し、その写真画像SP1内に所望の指定領域DRが入力されると、その指定領域DR内に現在カメラで撮影されているライブ映像LV2をリアルタイムに表示する。撮影ボタン20が押下されると、そのライブ映像LV2は所定のタイミングで固定され、写真画像として保存される。そのため、面白い合成写真画像を作成できる。
【選択図】図12

Description

本発明は、自動写真撮影装置及びその方法に関し、さらに詳しくは、重ね撮影が可能な自動写真撮影装置に関する。
ゲームセンタなどに設置され、女子中高生などの利用者が複数人で利用することが多い、自動写真撮影装置(いわゆるプリクラ(登録商標))が広く知られている。このような自動写真撮影装置は、利用者が所定の硬貨を投入することにより、プレイが開始され、利用者は、カメラからの映像を撮影用ディスプレイで確認しながら写真撮影を行い、編集用ディスプレイに表示される写真画像にタッチペンで画像入力(いわゆる落書き)を行う。そして、入力した落書き画像と写真画像とが合成され、利用者が選択した所定の分割レイアウトで1枚のシールシートに印刷され、利用者に提供される。
最近では、自動写真撮影装置の機能も多様になり、提供される写真の美しさだけでは満足できず、遊戯性のある装置、面白味のある写真が作成できる装置等が好まれる傾向にある。特に、遊戯性が高く、撮影プレイ時に楽しく撮影できることが好まれる傾向にある。
しかし、このような自動写真撮影装置の場合、高い顧客回転率を維持することが主たる課題であるため、上述のような多様化する機能であっても、その操作に時間がかかることは好ましくなく、如何に容易に付加価値の高い写真を作成できる装置であるかが重要となる。
この多様化する機能のひとつに、写真画像と他の写真画像とを合成する機能があり、後述の特許文献1〜17に記載されている。
特許文献1に記載の合成画像作成装置は、画像処理部内に設けられた合成指示情報記憶手段で、複数の画像を合成する際における各画像のはめ込み位置を示す合成指示情報を記憶している。撮像手段により、撮像領域に対して複数回の画像採取動作を行い、採取した複数の画像を、合成指示情報記憶手段で記憶している合成指示情報に基づいて、画像合成手段である画像処理部で合成する。
特許文献2に記載の映像プリント遊戯装置は、1つのフレームに対してカメラにより撮影する回数を選択し、複数回撮影された被写体像と、選択されたフレーム画像とを合成し、その合成画像をプリンタによりシールに印刷することにより、1つのフレームに対して、複数回に分けて撮影した画像を合成することができ、多人数が集合したプリントシールを容易かつ確実に得ることができる。
特許文献3に記載の写真シール作成装置は、2以上の撮像空間のそれぞれに撮像手段を備え、撮像手段のそれぞれで撮像した各撮像画像の合成処理を実行可能な制御手段を備える。
しかしながら、特許文献1〜3に記載の装置はいずれも、予め定められたパターンでしか撮影した写真画像を合成することができないという問題がある。
また、特許文献4〜8に記載の装置はいずれも、カメラで既に撮影した写真画像を加工してスタンプ画像として他の写真画像にはめ込み合成するものである。そのため、撮影時には仕上がり画像をイメージしにくく、結果として単に1枚の写真に複数の顔が存在する統一感のない合成画像ができてしまうという問題がある。
特許文献9に記載の写真プリント装置は、カメラユニットで撮影されている動画をタッチパネルにリアルタイム表示すると同時に、別のカメラユニットで撮影された加工済みの静止画像(スタンプ画像)をこの動画に合成し、タッチパネルに表示している。この装置によれば、仕上がり画像をイメージしながら写真撮影を行うことはできるが、作成したスタンプ画像を他の写真画像に合成しているに過ぎない。
特許文献10に記載の写真自動販売機は、利用者の顔が入る位置が指定されたデザイン画像を選択し、カメラによる被写体画像(動画像)とデザイン画像とをリアルタイムに合成表示し、選択したデザイン画像と合成された画像を見ながら顔スタンプ用の撮影を行うことにより、簡単に顔スタンプを作成することができる。この装置も特許文献10と同様に、作成したスタンプ画像を他の撮影画像に合成しているに過ぎない。
特許文献11に記載の撮影出力システムは、人物等の主被写体を撮影するための第1のカメラと、人形等の副被写体を撮影するための第2のカメラと、第1のカメラにより得られた画像と第2のカメラにより得られた画像とを合成する合成手段と、合成された画像を出力する出力手段とを備える。画像確認用モニタは、主被写体と副被写体の合成画像を連続的に表示する。画像確認用モニタには第1のカメラで撮影した画像については、主被写体のみが抜き出された状態が映し出されるものとなっている。ユーザはこの画像確認用モニタに表示される合成画像を見ながら、主被写体や副被写体のポーズやカメラのズーム状態を設定できるようになっている。このシステムは、2台のカメラで別々に撮影した2つのライブ映像を合成して同時にリアルタイムでモニタに表示するものであって、複数回に分けて撮影した画像を合成するものではない。また、2つの画像を単に合成しているに過ぎず、たとえば1つの画像中の所望の場所に所望の輪郭でもう1つの画像を合成することはできない。
特許文献12に記載の写真撮影プリント装置は、タッチパネルに表示されている2人の被写体の動画像の中から顔等を自動的に認識し、その顔等を相互に入れ替えて表示している(図9参照)。この装置によれば、顔等を相互に入れ替えた画像を撮影できるが、顔や目など、自動認識が可能な人体の特定部位しか置き換えることはできない。
特許文献16に記載の写真撮影装置は、カメラで撮影した撮影画像をリアルタイムに取得する画像取得手段と、撮影時の自由なタイミングで手書き入力を許容する手書き入力手段と、画像取得手段及び手書き入力手段の双方のデータを記憶する記憶手段と、カメラの撮影画像と手書き入力手段の手書き画像とを合成する合成手段とを備え、画像取得と手書き入力操作をリアルタイムで略同時に行えるようになっているが、重ね撮影はできない。
特許文献17に記載の写真プリント提供装置は、撮影プレイで、準備プレイで作成されたフレーム画像が読み出され、ライブモニタにはその作成されたフレーム画像と動画である撮像映像との合成画像が表示され、その映像を見ながら撮影プレイを行うようになっているが、重ね撮影はできない。
特開2000−22928号公報 実用新案登録第3057876号公報 特開2004−170829号公報 特開平10−308911号公報 WO98/52353号公報 実用新案登録第3064486号公報 特開2003−244581号公報 特開2004−32709号公報 特開2005−217978号公報 特開2005−79662号公報 特開2004−364100号公報 特開2005−277476号公報 特開2005−277772号公報 特開平11−234601号公報 特開平11−234602号公報 特開2002−94906号公報 特開2004−133854号公報
本発明の目的は、任意のパターンで重ね撮影ができる自動写真撮影装置及びその方法を提供することである。
本発明の別の目的は、撮影時に仕上がり画像をイメージしながら重ね撮影ができる自動写真撮影装置及びその方法を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明による自動写真撮影装置は、被写体を撮影するカメラと、表示画面が被写体に向けられる撮影用ディスプレイと、カメラにより撮影されているライブ映像を撮影用ディスプレイに表示する手段と、ライブ映像を所定のタイミングで固定して第1の写真画像として保存する手段と、保存された第1の写真画像を撮影用ディスプレイに表示する手段と、表示された第1の写真画像内に指定領域の入力を受け付ける手段と、カメラにより撮影されている被写体のライブ映像を指定領域内に表示する手段と、指定領域内に表示されているライブ映像を所定のタイミングで固定して第2の写真画像として保存する手段とを備える。
本発明によれば、1回目の撮影で得られた第1の写真画像の指定領域内にライブ映像が表示され、そのライブ映像が2回目の撮影で第2の写真画像として保存されるので、撮影時に仕上がり画像をイメージしながら任意パターンの重ね撮影を行うことができる。
好ましくは、自動写真撮影装置はさらに、撮影用ディスプレイに表示されている第1の写真画像の表示状態を変更する手段を備える。
この場合、表示されている写真画像を拡大又は縮小したり、上下左右に移動したり、上下又は左右反転したり、所定角度ずつ回転したり、明るさや色合いを変更したりするなど、表示状態の変更が可能なので、写真画像とライブ映像の位置関係や連続性を適宜調整することができる。
好ましくは、自動写真撮影装置はさらに、ライブ映像の中から被写体以外の領域を検出し、検出した領域に所定の背景画像を合成するクロマキ手段を備える。
この場合、第1及び第2の写真画像に同じ背景画像を合成すれば、違和感の少ない合成写真を作成することができる。
好ましくは、自動写真撮影装置はさらに、保存された第1の写真画像を指定領域内に表示し、カメラにより撮影されている被写体のライブ映像を指定領域外に表示する手段を備える。
この場合、第1の写真画像とライブ映像の表示を入れ替えることができる。
好ましくは、自動写真撮影装置はさらに、保存された第1の写真画像を指定領域外に表示し、保存された第2の写真画像を指定領域内に表示する編集用ディスプレイと、編集用ディスプレイに表示された写真画像内に修正領域の入力を受け付ける手段と、受け付けた入力に基づき修正する手段とを備える。
この場合、撮影で得られた合成写真を編集で適宜修正することができる。
本発明による別の自動写真撮影装置は、被写体を撮影する第1のカメラと、表示画面が被写体に向けられるディスプレイと、表示画面内に指定領域の入力を受け付ける手段と、第1のカメラにより撮影されている被写体のライブ映像を指定領域内又は外に表示する表示制御手段と、ライブ映像を所定のタイミングで固定して写真画像として保存する手段とを備える。
本発明によれば、ライブ映像が指定領域内又は外に表示され、所定のタイミングで写真画像として保存されるので、撮影時に仕上がり画像をイメージしながら任意パターンの写真撮影を行うことができる。
好ましくは、自動写真撮影装置はさらに、被写体を撮影する第2のカメラを備える。表示制御手段は、第1のカメラにより撮影されている被写体のライブ映像を指定領域内に表示し、第2のカメラにより撮影されている被写体のライブ映像を指定領域外に表示する。
この場合、少なくとも2台のカメラで撮影されている少なくとも2つのライブ映像が任意の場所に同時に表示されるので、撮影時に仕上がり画像をイメージしながら任意パターンの重ね撮影を行うことができる。
本発明による自動写真撮影方法は、カメラにより被写体を撮影するステップと、カメラにより撮影されている被写体のライブ映像を表示するステップと、ライブ映像を所定のタイミングで固定して第1の写真画像として保存するステップと、保存された第1の写真画像を表示するステップと、表示された第1の写真画像内に指定領域の入力を受け付けるステップと、カメラにより撮影されている被写体のライブ映像を指定領域内に表示するステップと、指定領域内に表示されているライブ映像を所定のタイミングで固定して第2の写真画像として保存するステップとを備える。
本発明による自動写真撮影プログラムは、コンピュータに、カメラにより被写体を撮影するステップと、カメラにより撮影されている被写体のライブ映像を表示するステップと、ライブ映像を所定のタイミングで固定して第1の写真画像として保存するステップと、保存された第1の写真画像を表示するステップと、表示された第1の写真画像内に指定領域の入力を受け付けるステップと、カメラにより撮影されている被写体のライブ映像を指定領域内に表示するステップと、指定領域内に表示されているライブ映像を所定のタイミングで固定して第2の写真画像として保存するステップとを実行させる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
1.外観構成
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態による自動写真撮影装置1は、撮影を行う撮影空間2と、撮影により得られた写真画像の編集を行う2つの編集空間3とに分かれる。図1では一方の編集空間3のみが示されており、他方の編集空間はその裏側に位置している。撮影空間2には、撮影装置4及び背面装置5が互いに対向して設置され、編集空間3には、2つの画像編集装置8が背中合わせに設置され、さらに撮影装置4に隣接して設置される。撮影空間2及び編集空間3はサイドカーテン(図示せず)などにより外部と区分されている。
背面装置5の上方には、背景カーテンユニット6が装備される。背景カーテンユニット6には、複数の背景カーテン7がそれぞれ巻き取られて収納される。背景カーテン7は、撮影時には所望の1枚が降下され、被写体の背景を形成する。背景カーテン7にはクロマキ用に単色(たとえば緑色)を有するもののほか、様々な色や柄を有するものもある。背景カーテン7はモータ等で回転されて自動的に降下されるようにしてもよいが、利用者の手動操作で引き出されて降下されるようにしてもよい。
撮影装置4の正面にはコインを投入するためのコイン投入口31が設けられ、撮影装置4の側面には撮影空間2で撮影しかつ編集空間3で編集した画像をシール紙に印刷して排出するプリント排出口51が設けられる。
この自動写真撮影装置1を利用する場合、まず利用者はコイン投入口31にコインを投入する。コインを受け付けると、自動写真撮影装置1は利用可能な状態にあればその旨を案内する。利用者はその案内に従って撮影空間2に入り、撮影装置4に向かって撮影操作を行う。撮影終了後、利用者は編集空間3に移動し、今度は画像編集装置8に向かって画像編集操作、具体的には、フレーム、スタンプ、ペン書きの文字や図形などの編集画像を入力する。
図2を参照して、撮影装置4の正面中央にはカメラ10が設けられ、その下方には撮影用ディスプレイ11が設けられ、さらにそれらの周りには照明装置9が設けられる。
カメラ10は利用者を被写体として撮影するもので、一般にデジタルカメラが用いられる。カメラ10は複数台設けたり、移動や角度調節をできるようにしたりしてもよい。
撮影用ディスプレイ11は、自身が被写体となる利用者用の確認モニタで、表示画面が見やすいように利用者に向けられている。撮影用ディスプレイ11は、カメラ10で撮影されている映像を左右反転してライブ映像(動画)としてリアルタイムで表示する。したがって、利用者は鏡のように映る自分の姿を見ながら撮影を行うことができる。さらに、その表示画面上には透明なタッチパネル12(図3参照)が貼り付けられており、撮影用ディスプレイ11は、タッチパネル12に対する利用者の入力操作を受け付ける。撮影用ディスプレイ11の下方には、利用者による種々の操作をタッチパネル12上で入力するためのタッチペン13が設けられる。撮影用ディスプレイ11はライブ映像の他、確認用の撮影済み写真画像、各種案内画面、操作ボタンなども表示する。詳細は後述する。
照明装置9は、カメラ10の上下左右及び天井に設けられ、被写体を前方から照明する。照明装置9はその内部に、蛍光灯などの常灯照明と、ストロボなどの閃光照明(フラッシュ)とを有する。ストロボは、利用者から撮影の開始が指示され、カメラ10が撮影している映像を写真画像(静止画)として取り込む瞬間に発光し、被写体を強く照明する。照明装置は上記以外に、被写体の側方及び後方にも設けられ、被写体をあらゆる方向から照明する。
再び図1を参照して、画像編集装置8は、撮影装置4で得られた写真画像を編集処理するための装置である。画像編集装置8の正面中央には編集用ディスプレイ40が設けられる。
編集用ディスプレイ40は、カメラ10で撮影された写真画像の中から選択された1又は複数の写真画像を表示する。さらに、その表示画面上には透明なタッチパネル41(図3参照)が貼り付けられており、編集用ディスプレイ40は、タッチパネル41に対する利用者の編集操作を受け付ける。編集用ディスプレイ40の両側には、編集画像をタッチパネル41上で入力するためのタッチペン42が設けられる。画像編集装置8は、利用者の編集操作に応じて写真画像に対して画像編集処理を実行する。
編集終了後、自動写真撮影装置1は編集画像と写真画像の合成画像をシール紙に印刷してプリント排出口51から排出し、利用者に提供する。
2.機能構成
図3を参照して、自動写真撮影装置1は、撮影処理を実行する撮影用コンピュータ装置101aと、画像編集処理を実行する画像編集用コンピュータ装置101bと、動作中のコンピュータ装置101a,101bからの指示を受け付けて、接続されている各種装置を制御する制御基板102と、クロマキキャプチャボード17とを備える。撮影用コンピュータ装置101aと画像編集用コンピュータ装置101bとは互いに接続され、画像データなどの授受をピアツーピアで行う。これらは自動写真撮影装置1の制御手段として機能する。
コンピュータ装置101a,101bは、CPU(Central Processing Unit)103a,103bと、本装置に所定の処理を実行させるための制御プログラム、処理に必要なグラフィックデータ、音声データ、撮影された写真画像、入力された編集画像、予め用意された複数の背景画像などを記憶するハードディスク104a,104b、制御プログラムの一時的な作業領域となるメモリ105a,105bとを含む。
撮影用コンピュータ装置101aは、撮影空間2での撮影処理を実行する。具体的には、撮影用コンピュータ装置101aは制御プログラムを実行し、タッチパネル12に対するタッチペン13による入力操作に応じて制御信号を制御基板102に送信する。また、撮影用コンピュータ装置101aは、カメラ10、撮影用ディスプレイ11、制御基板102と接続され、それらを制御する。クロマキキャプチャボード17は、カメラ10で撮影されている映像を所定の時間間隔(たとえば30フレーム/秒)でデジタルデータ(静止画像)として取り込み、取り込んだ静止画像の中からクロマキ技術により被写体以外の領域を検出し、その検出した領域に選択された所望の背景画像を合成する。
画像編集用コンピュータ装置101bは、編集空間3での画像編集処理及び印刷処理を実行する。具体的には、画像編集用コンピュータ装置101bは制御プログラムを実行し、タッチパネル41に対するタッチペン42による入力操作に応じて制御信号を制御基板102に送信する。画像編集用コンピュータ装置101bは、プリンタ55、編集用ディスプレイ40、制御基板102に接続され、それらを制御する。
画像編集用コンピュータ装置101b内のハードディスク104bは、制御プログラムを記憶する。ハードディスク104bはまた、後述する画像編集処理に利用する背景画像、スタンプ画像等を記憶する。
プリンタ55は、写真画像に編集画像を合成した合成画像をシール紙等の印刷媒体に印刷する。この実施の形態のプリンタ55は画像をシール紙に印刷するが、印刷媒体はシール紙に限定されることなく、他の印刷媒体でもよい。プリンタ55はなくてもよく、たとえば合成画像を利用者の電子メールアドレス宛てに送信してもよい。
タッチパネル12は、撮影用ディスプレイ11の上に積層されている。タッチパネル12は、タッチペン13の接触を検知し、それに応じた指示信号を撮影用コンピュータ装置101aに送信する。撮影用ディスプレイ11は、撮影用コンピュータ装置101aから送信された画像、具体的には、カメラ10で撮像された写真画像、撮影のための案内、選択肢など表示する。
タッチパネル41は、編集用ディスプレイ40の上に積層されている。タッチパネル41は、タッチペン42の接触を検知し、それに応じた指示信号を画像編集用コンピュータ装置101bに送信する。編集用ディスプレイ40は、画像編集用コンピュータ装置101bから送信された編集画像を写真画像上に重ねて表示する。
制御基板102は、コンピュータ装置101a,101bの他に、ストロボ制御部110、ストロボ15、蛍光灯14、サービスパネル113、印刷中LED52、印刷エラーLED53、コイン制御部112、及び音声制御部111に接続される。
ストロボ制御部110はカメラ10に接続され、カメラ10のシャッタタイミングに応じて発光するようにストロボ15を制御する。音声制御部111は制御基板102を介して撮影用コンピュータ装置101a及び画像編集用コンピュータ装置101bに接続される。撮影用スピーカ16は、撮影空間2に配備され、撮影用コンピュータ装置101aから制御基板102を介して与えられる指示信号に基づいて、撮影プレイのための操作方法などの案内やBGMなどを出力する。編集用スピーカ46は、編集空間3に配備され、画像編集用コンピュータ装置101bから制御基板102を介して与えられる指示信号に基づいて、編集プレイのための操作方法などの案内やBGMなどを出力する。
3.動作
上述した自動写真撮影装置1の動作は概略次の通りである。
まず、撮影用コンピュータ装置101aは、撮影空間2においてカメラ10で被写体を撮影して写真画像を得る撮影処理を実行する。次に、画像編集用コンピュータ装置101bは、編集空間3において利用者の入力操作に応じて写真画像を編集する編集処理を実行する。最後に、画像編集用コンピュータ装置101bはプリンタ55を制御し、編集された写真画像をシール紙に印刷する印刷処理を実行する。以下、撮影処理、編集処理及び印刷処理の詳細を順に説明する。
3−1.撮影処理
まず、撮影空間2での自動写真撮影装置1の動作を説明する。撮影用コンピュータ装置101aのCPU103aは、ハードディスク104aに記憶されたコンピュータプログラムをメモリ105aに読出して実行することにより、この撮影処理を実現する。
図4を参照して、CPU103aは、自動写真撮影装置1の利用を促すタイトルデモ画面を撮影用ディスプレイ11に表示する(S1)。タイトルデモ画面の表示中にコイン制御部112が所定枚数のコインの投入を受け付けると(S2)、CPU103aは予め定められた撮影制限時間のカウントダウンを開始する(S3)。
CPU103aは、撮影方法の選択を促す画面を撮影用ディスプレイ11に表示し、利用者の選択操作に応じて撮影方法を通常撮影又は重ね撮影に設定する(S4)。
通常撮影に設定された場合、CPU103aは、利用者の選択操作に応じて所望の背景画像を選択し(S5)、カメラ10で撮影されているライブ映像を撮影用ディスプレイ11に表示し(S6)、そのライブ映像を所定のシャッタタイミングで固定して写真画像としてメモリ105aに保存し(S7)、その写真画像を利用者に確認してもらうために撮影用ディスプレイ11に表示する(S8)。
一方、重ね撮影に設定された場合、CPU103aは重ね撮影処理を実行する(S20)。重ね撮影処理の詳細は後述する。
利用者は、撮影用ディスプレイ11に表示される案内に従って複数回の撮影を行う。CPU103aは、撮影制限時間が経過したか否かを判定する(S9)。撮影制限時間が経過していない場合(S9でNO)、CPU103aはステップS4に戻って撮影を繰り返す。一方、撮影制限時間が経過した場合(S9でYES)、CPU103aは、編集空間3が空いているか否かを判定し(S10)、空いている場合(S10でYES)、、編集空間3へ移動するよう促す案内を撮影用ディスプレイ11に表示し(S11)、ステップS1に戻って再びタイトルデモ画面を表示する。なお、撮影で得られた写真画像のデータは1回又は複数回の撮影ごとに画像編集用コンピュータ装置101bに転送される。
ここでは撮影時間を制限しているが、撮影回数を制限するようにしてもよい。また、所定回数撮影した後にまだ所定の撮影制限時間が余っている場合や、編集空間3で前の利用者がまだ落書きをしている場合は、それらが終了するまで撮影プレイを行えるようにしてもよい。
[重ね撮影処理]
次に図5を参照し、重ね撮影処理の詳細を説明する。
CPU103aは、図6に示すように所望の背景画像の選択を促す画面を表示し、利用者の選択操作に応じて背景画像を選択する(S200)。続いて、CPU103aは、図7に示すように、カメラ10で現在撮影されているライブ映像LV1を撮影用ディスプレイ11にリアルタイムで表示する(S201)。本例ではライブ映像LV1中の被写体の手以外の領域がクロマキ技術により検出され、その検出された領域には選択された所望の背景画像BG1が合成されて表示されている。この処理の詳細は後述する。また、画面の向かって右側には、どのような写真が作成できるのかのイメージを表した見本が表示されている。また、画面の向かって左側には、撮影済みの写真画像のサムネイルが表示されている。また、画面の右下には、シャッタ動作を開始させるための撮影ボタン20が表示されている。
撮影ボタン20が押されると、CPU103aは、図8に示すようにシャッタ動作のカウントダウンを開始し、所定時間経過後に撮影用ディスプレイ11に表示されているライブ映像LV1を固定し、前景レイヤの写真画像としてメモリ105aに保存する(S202)。CPU103aは、図9に示すようにその写真画像SP1を利用者に確認してもらうために撮影用ディスプレイ11に表示する(S203)。
次に、CPU103aは、図10に示すように重ね画像に用いられる基本の写真画像SP1を表示する(S204)。本例では最後に撮影された手の写真画像SP1がそのまま表示されている。ただし、写真画像のサムネイルの中から所望の1つが選択されると、その選択された写真画像が手の写真画像SP1の代わりに大きく表示される。また、画面の向かって右側には、これから撮影する写真画像を合成したい領域の指定方法を示す見本が表示されている。また、画面の下側には、重ね撮影から通常撮影に戻るための通常撮影ボタン21が表示されている。
通常撮影ボタン21が押されると(S205でYES)、CPU103aは上記ステップS6と同様に、図11に示すように通常のライブ映像LV2を表示する(S206)。この画面の下側には、通常撮影から重ね撮影に戻るための重ね撮影ボタン22が表示されている。重ね撮影ボタン22が押されると(S207でYES)、ステップS204に戻る。重ね撮影ボタン22ではなく、撮影ボタン20が押されると(S208でYES)、CPU103aは上記ステップS7〜S8と同様に、そのライブ映像LV2を所定のシャッタタイミングで固定し、写真画像としてメモリ105aに保存し(S209)、その写真画像を確認のために表示する(S210)。
一方、通常撮影ボタン21が押されない場合(S205でNO)、CPU103aは領域指定処理を実行し(S220)、続いて表示制御処理を実行する(S221)。
領域指定処理(S220)においては、図12に示すように、撮影用ディスプレイ11に表示されている撮影済みの写真画像SP1内において、これから撮影しようとする写真画像を合成したい領域DRを利用者がタッチペン13で指定する。写真画像SP1上をタッチペン13でタッチすることにより領域の指定が開始され、利用者が所望の領域をなぞることにより指定した後、タッチペン13をタッチパネル12から離すと、指定領域が確定され、メモリ105aに保存される。ペンダウンからペンアップまでの1回分の指定領域が保存され、これが繰り返され、数回分の指定領域が保存される。これら数回分の指定領域が全指定領域DRとなる。戻るボタン(図示せず)が押されるごとに、メモリ105aに保持された指定領域を読み出すことにより、1回前の指定領域の入力を取り消すことができる。また、指定領域DRは任意の場所に任意の輪郭で描くことができ、通常は撮影済みの写真画像SP1内に設定するが、背景画像BG1又は両方にまたがるように設定してもよい。
先に撮影した写真画像SP1を表示し、ライブ映像を表示したい領域を指定するという操作は従来の装置にはなかったため、利用者にわかりにくい。そこで、図12に示すように、撮影した写真画像を表示し、指定領域の入力を受け付けるときに、指定領域の入力を促す画面を表示したり、画面に加え又は画面に代え、音声で案内したりするのが好ましい。これにより、利用者が操作に戸惑い、無駄な時間を消費してしまうことはない。
指定領域DRが入力されると、表示制御処理(S221)により、CPU103aはカメラ10で現在撮影されている最中のライブ映像LV2を指定領域DR内だけにリアルタイムに表示する。指定領域DR以外では、写真画像SP1及び背景画像BG1がそのまま継続して表示されている。表示制御処理(S221)の詳細は後述し、ここでは図13を参照し、領域指定処理(S220)の詳細を説明する。
図12に示すように、利用者がタッチペン13で所望の指定領域DRを描き、タッチパネル12がその指定領域DRの入力を受け付けると(S300でYES)、CPU103aはその指定領域DRを特定するための領域指定情報を設定する(S301)。
図12に示した画面には、写真画像調整ボタン23、ライブ映像調整ボタン24、タッチペンの太さボタン25、はじめからボタン26、切替ボタン27、見本切替ボタン28などが表示されている。
写真画像調整ボタン23が押され、タッチパネル12がその入力を受け付けると(S302でYES)、CPU103aは表示されている写真画像SP1の表示状態を変更する(S303)。具体的には、写真画像SP1を上下左右に移動したり、拡大又は縮小したり、左右又は上下反転したり、所定角度ずつ回転したり、あるいは元の写真画像SP1に戻したりする。
ライブ映像調整ボタン24が押され、タッチパネル12がその入力を受け付けると(S304でYES)、CPU103aは表示されているライブ映像LV2の表示状態を変更する(S305)。具体的には、ライブ映像LV2を上下左右に移動したり、カメラ10をズームアップ又はダウンしてライブ映像LV2を拡大又は縮小したり、ライブ映像LV2を左右又は上下反転したり、所定角度ずつ回転したり、あるいは元のライブ映像LV2に戻したりする。
このように、表示されている写真画像SP1やライブ映像LV2を上下左右に移動したり、拡大又は縮小したり、上下又は左右反転したり、所定角度ずつ回転したりするなど、表示状態を自在に変更できるので、写真画像SP1とライブ映像LV2の位置関係や連続性を適宜調整することができる。なお、ライブ映像を反転又は回転させると利用者は撮影時のポーズを取りにくくなるので、先に撮影した写真画像SP1だけを反転又は回転できるようにしてもよい。
いずれかの太さボタン25が押され、タッチパネル12がその入力を受け付けると(S306でYES)、CPU103aはタッチペン13で描かれる線の太さを切り替える(S307)。タッチペン13で指定領域DRを塗りつぶす際に、太いペン先を選べば広い領域を速やかに塗りつぶせ、細いペン先を選べば細かい領域を正確に塗りつぶせる。
はじめからボタン26が押され、タッチパネル12がその入力を受け付けると(S308でYES)、CPU103aはステップS301で設定された領域指定情報をクリアする(S309)。したがって、ライブ映像LV2の表示は消え、代わりに元の写真画像SP1が表示される。
切替ボタン27が押され、タッチパネル12がその入力を受け付けると(S310でYES)、CPU103aは写真画像とライブ映像の表示を入れ替える(S311)。具体的には、図12に示すように写真画像SP1の中の指定領域DRにライブ映像LV2が表示されている場合に、切替ボタン27が押されると、図14に示すようにライブ映像LV2の中の指定領域DRに写真画像SP1が表示される。逆に、図14に示すようにライブ映像LV2の中の指定領域DRに写真画像SP1が表示されている場合に、切替ボタン27が押されると、図12に示すように写真画像SP1の中の指定領域DRにライブ映像LV2が表示される。
見本切替ボタン28が押され、タッチパネル12がその入力を受け付けると(S312でYES)、CPU103aは見本の表示を切り替える(S313)。したがって、別の指定方法を示す見本が順に表示される。
再び図5を参照して、CPU103aは撮影ボタン20が押されない限り、上記ステップS220及びS221を繰り返す(S222)。図12に示した画面で撮影ボタン20が押されると、CPU103aは、図15に示すようにシャッタ動作のカウントダウンを開始し、所定時間経過後に表示されているライブ映像LV2を固定し、後景レイヤの写真画像SP2としてメモリ105aに保存する(S223)。ここで保存されるのは指定領域DR内のライブ映像LV2だけではなく、指定領域DRに関係なく、カメラで撮影されているライブ映像LV2全体である。CPU103aは、図16に示すようにその写真画像(静止画)SP2を確認用に表示する(S224)。本例では、手の写真画像SP1の中に顔の写真画像SP2が合成され、表示されている。
次に図17〜図20を参照し、表示制御処理(S221)の詳細を説明する。
図17に示すように、被写体Aの後方には青色の背景カーテン7が降ろされ、カメラ10により撮影されているライブ映像LV1はクロマキキャプチャボード17に入力される。クロマキキャプチャボード17は入力されたライブ映像LV1の中から被写体A以外の領域を検出し、その検出した領域にハードディスク104aから読み出した所望の背景画像BG1を合成する。CPU103aは、ライブ映像LV1と背景画像BG1のライブ合成画像LB1を撮影用ディスプレイ11に表示する。
CPU103aはシャッタ動作により、ライブ映像LV1を所定のタイミングで写真画像SP1として固定し、図18に示すように、写真画像SP1と背景画像BG1の写真合成画像SB1をメモリ105aに保存する。
図18に示すように、今度は別の被写体Bがカメラ10により撮影され、そのライブ映像LV2がクロマキキャプチャボード17に入力される。クロマキキャプチャボード17は入力されたライブ映像LV2の中から被写体B以外の領域を検出し、その検出した領域にハードディスク104aから読み出した所望の背景画像BG2を合成する。
CPU103aは、ハードディスク104aから読み出した写真画像SP1と背景画像BG1の写真合成画像SB1を前景レイヤに設定し、クロマキキャプチャボード17で作成されたライブ映像LV2と背景画像BG2のライブ合成画像LB2を後景レイヤに設定する。このとき指定領域DRはまだ入力されておらず、領域指定情報D0はまだ何も設定されていないので、撮影用ディスプレイ11には前景レイヤの写真合成画像SB1のみが表示され、後景レイヤのライブ合成画像LB2は表示されない。図13のステップS310〜S311で既に説明した通り、切替ボタン27が押されると、前景レイヤと後景レイヤが入れ替わり、撮影用ディスプレイ11には前景レイヤのライブ合成画像LB2のみが表示され、後景レイヤの写真合成画像SB1は表示されない。
図13のステップS300〜S301で既に説明した通り、図19に示すように、タッチペン13で指定領域DRが入力されると、CPU103aはこれに応じて領域指定情報D1を設定する。図20に示すように、前景レイヤの写真合成画像SB1が表示されている場合、CPU103aは指定領域DR内にライブ映像LV2(正確には後景レイヤのライブ合成画像LB2)を表示する。この状態でシャッタ動作によりライブ映像LV2が固定されると、被写体Aの身体に被写体Bの頭を付けたコラージュ写真ができる。一方、前景レイヤのライブ合成画像LB2が表示されている場合、CPU103aは指定領域DR内に写真画像SP1(正確には後景レイヤの写真合成画像SB1)を表示する。この状態でシャッタ動作によりライブ映像LV2が固定されると、被写体Bの身体に被写体Aの頭を付けたコラージュ写真ができる。
このようにクロマキ処理により所望の背景画像BG1,BG2を合成しているので、背景画像BG1,BG2を同じにすれば、違和感の少ないコラージュ写真が作成できる。
[合成方法]
要するに、図21に示すように、写真画像SPが前景にある場合、CPU103aは、指定領域DRのライブ映像LVと指定領域DR以外の写真画像SPとをビデオメモリ(図示せず)上で合成し、撮影用ディスプレイ11に表示する。写真画像SPが後景にある場合、CPU103aは、指定領域DRの写真画像SPと指定領域DR以外のライブ映像LVとをビデオメモリ上で合成し、撮影用ディスプレイ11に表示する。合成はビデオメモリ上で行われるものであるから、重なって表示されていない領域内のデータがメモリ105aから消去されるわけではない。
写真画像SPが前景にある場合の合成方法としては、図22に示すように、指定領域DR以外の写真画像SPをライブ映像LV全体に上書きしてもよいし、図23に示すように、指定領域DRのライブ映像LVと指定領域DR以外の写真画像SPとを加算してもよい。一方、写真画像SPが後景にある場合の合成方法としては、図24に示すように、指定領域DR以外のライブ映像LVを写真画像SP全体に上書きしてもよいし、図25に示すように、指定領域DRの写真画像SPと指定領域DR以外のライブ映像LVとを加算してもよい。
[合成例]
図26に示すように、1回目の撮影で被写体A及びBの写真画像SPを撮り、その写真画像SP内の被写体A及びBの頭部に指定領域DRを設定し、その指定領域DRに被写体A及びBが互いに反対の頭部を嵌め込んで2回目の撮影を行えば、被写体A及びBの頭部を入れ替えた合成写真画像CPを作成できる。
図27に示すように、1回目の撮影で被写体A及びBの写真画像SPを撮り、その写真画像SP内の被写体A及びBの頭上半分に指定領域DRを設定し、その指定領域DRに被写体A及びBが互いに反対の頭上半分を嵌め込んで2回目の撮影を行えば、被写体A及びBの頭上半分を入れ替えた合成写真画像CPを作成できる。
図28に示すように、1回目の撮影で被写体A及びBの写真画像SPを撮り、その写真画像SP全体を上下反転し、その反転した写真画像SP内の左半分に指定領域DRを設定し、その指定領域DRに被写体Aが入って2回目の撮影を行えば、被写体Aの隣で被写体Bが上から逆さにぶら下がっている合成写真画像CPを作成できる。
図29に示すように、1回目の撮影でペンダントを付けた被写体の写真画像SPを撮り、その写真画像SP内のペンダント部分に指定領域DRを設定し、その指定領域DRに被写体の恋人が頭部を嵌め込んで2回目の撮影を行えば、恋人の顔写真入りのペンダントを付けた被写体の合成写真画像CPを作成できる。
図30に示すように、1回目の撮影でマスコット人形を付けた携帯電話の写真画像SPを撮り、その写真画像SP内の携帯電話のディスプレイ部分とマスコット人形の頭部とに指定領域DRを設定し、その指定領域DRに被写体が頭部を嵌め込んで2回目の撮影を行えば、被写体の顔がディスプレイに表示されている携帯電話に、被写体の顔をしたマスコット人形を付けた合成写真画像CPを作成できる。
このように、1回目の撮影で得られた写真画像SP1の指定領域DR内にライブ映像LV2が表示され、ライブ映像LV2が2回目の撮影で写真画像SP2として保存されるので、撮影時に仕上がり画像をイメージしながら、任意パターンの重ね撮影を行うことができる。
[撮影処理の変形例1]
上記実施の形態では、被写体の所望の部位に指定領域を設定し易いように、1回目の撮影で得られた写真画像を見ながらその上に指定領域を設定しているが、1回目の撮影をする前に2回目に撮影する予定の指定領域を先に設定しておくことも可能である。これを実現するためには、図5に示した重ね撮影処理において、領域設定処理S220をライブ映像の表示ステップS201とシャッタ動作のステップS202との間に行うように変形すればよい。この場合、図31に示すように、ライブ映像LVを表示している間に、指定領域DRの入力を受け付ける。次に、図32に示すように、被写体A及びBは自身の身体(本例では頭部)を指定領域DRに合わせて撮影ボタン20を押す。その結果、図33に示すように、指定領域DRが既に設定されている写真画像SPを得ることができる。これにより1回目の撮影が終了し、以降は上記と同様に2回目の撮影を行う。すなわち、図34に示すように、指定領域DR内にライブ映像を表示する。被写体A及びBは自身の身体を指定領域DRに合わせて(本例では被写体Aは被写体Bの頭部に設定された指定領域DRに頭部を合わせ、逆に被写体Bは被写体Aの頭部に設定された指定領域DRに頭部を合わせて)撮影ボタン20を押す。その結果、図35に示すように、被写体A及びBの頭部を入れ替えた合成写真画像CPを得ることができる。
[撮影処理の変形例2]
上記実施の形態は複数回の撮影で得られた写真画像を合成するものであるが、所望の指定領域内にライブ映像を表示して1回の撮影で写真画像を得るだけにすることも可能である。この場合、図36に示すようにライブ映像LVを表示している間に、図37に示すように指定領域DRの入力を受け付けると、その指定領域DR内だけにライブ映像LVを表示する。被写体はこの表示画面を見ながら自身の身体(本例では頭部)を指定領域DRに合わせ、撮影ボタン20を押す。その結果、図38に示すように、身体の一部だけの写真画像SPを得ることができる。このように、任意の場所に任意の輪郭で描いた指定領域DRとその中にライブ映像LVで表示される被写体との位置関係を確認しながら撮影を行うので、期待通りにトリミングした写真画像SPを容易に得ることができる。
本例ではクロマキ技術により指定領域DR外には背景画像BG1が合成され、指定領域DR内には別の背景画像BG2が合成されている。このように指定領域DRの内外で背景画像が異なるようにした方が利用者は指定領域DRを視覚的に認識し易くなるが、背景画像は同じにしてよい。また、背景画像は合成しなくても、期待通りにトリミングした写真画像を得ることは可能である。
3−2.編集処理
次に、編集空間3での自動写真撮影装置1の動作を説明する。画像編集用コンピュータ装置101bのCPU103bはハードディスク104bに記憶された制御プログラムをメモリ105bに読出して実行することにより、編集処理を実現する。
図39を参照して、CPU103bは、撮影プレイから始めるよう促す待機画面を編集用ディスプレイ40に表示する(S30)。図4に示した撮影処理が終了すると、撮影用コンピュータ装置101aから画像編集用コンピュータ装置101bに写真画像のデータが転送されて来るので、画像編集用コンピュータ装置101bはこれを受信し、編集対象画像を準備する(S31)。CPU103bは編集用ディスプレイ40に撮影された全ての写真画像を表示し、利用者に対して編集対象画像の選択を促す(S32)。編集対象画像が選択されると、CPU103bは編集対象画像である写真画像を表示し、タッチペン42による利用者の落書き入力に応じて写真画像を編集する(S33)。この編集処理S33の詳細は後述する。
編集処理S33が終了すると、CPU103bは編集された写真画像を複数枚並べて表示し、その中から印刷したい写真画像を選択するよう利用者に促す(S34)。利用者が写真画像を選択すると、CPU103bは予め定められた印刷レイアウトを複数種類表示し、その中から所望の印刷レイアウトを選択するよう利用者に促す(S35)。利用者が印刷レイアウトを選択すると、CPU103bは選択された印刷レイアウトで写真画像をシール紙にプリンタ55で印刷する(S36)。以上の結果、製造された写真シールはプリント排出口51から利用者に提供される。
[編集処理]
次に図40を参照し、編集処理の詳細を説明する。
CPU103bは図41に示すように編集用ディスプレイ40に編集画面(ペン、スタンプ、消しゴム等の落書きツール、撮影された写真画像のサムネイル画像など)を表示し(S400)、予め定められた編集制限時間のカウントダウンを開始する(S401)。利用者がタッチペン42でペン等のボタン32を押し、タッチパネル41がこの入力を受け付けると(S402)、CPU103bはその入力に応じて所定の設定を行う(S403)。
利用者がタッチペン42で前景ペンボタン33を押し、タッチパネル41がこの入力を受け付けると(S404)、CPU103bは前景ペン入力モードに設定する(S405)。一方、利用者がタッチペン42で後景ペンボタン34を押し、タッチパネル41がこの入力を受け付けると(S406)、CPU103bは後景ペン入力モードに設定する(S407)。
写真画像が表示されている画像入力領域35内において、利用者がタッチペン42で所望の修正領域を指定し、タッチパネル41がこの修正領域の入力を受け付けると(S408)、CPU103bはその写真画像が上記重ね撮影処理S20で得られた合成画像か否かを判別する(S409)。
重ね撮影処理で得られた合成画像の場合で(S409でYES)、かつ前景ペン入力モードのとき(S410でYES)、CPU103bは図42に示すように入力された修正領域内に重ね撮影時に後景となった写真画像SP2(背景画像BG2を含む)よりも優先して前景となった写真画像SP1を表示する(S411)。すなわち、図41に示すように、2回目に撮影され、後景レイヤに保存されている写真画像SP2と指定領域DRとの間に隙間が空いている場合、その隙間領域に背景画像BG2が合成されている。この隙間領域を利用者が前景ペン入力モードでタッチペン42を用いてなぞって修正領域を指定すると、1回目に撮影され、前景レイヤに保存されている写真画像SP1が現れて来る。一方、重ね撮影処理で得られた合成画像の場合で(S409でYES)、かつ後景ペン入力モードのとき(S412でYES)、CPU103bは図44に示すように入力された修正領域内に重ね撮影時に前景となった写真画像SP1(背景画像BG1を含む)よりも優先して後景となった写真画像SP2を表示する(S413)。すなわち、図43に示すように、写真画像SP2の一部が指定領域DRで欠けている場合、図その欠けた領域を利用者が後景ペン入力モードでタッチペン42を用いてなぞって修正領域を指定すると、図44に示すように、2回目に撮影され、後景レイヤに保存されている写真画像SP2が現れて来る。このように、重ね撮影処理で得られた合成画像が前景の写真画像SP1と後景の写真画像SP2との境界で不自然になっていても編集処理で修正することができる。
一方、通常の撮影処理で得られた写真画像の場合(S409でNO)、CPU103bは通常通り落書き画像を表示する(S414)。
そして、編集制限時間が経過すると(S415でYES)、CPU103bは修正された写真画像SP1,SP2や入力された落書き画像を保存する(S416)。
[第2の実施の形態]
また、図45に示すように撮影装置4内に小物撮影ボックス36を埋設してもよい。小物撮影ボックス36は撮影装置4の前面に開口部を有し、図46に示すように小物38を収納できるように空間が形成されている。小物撮影ボックス36の天板上にはカメラ37が設置され、小物撮影ボックス36内の小物38を撮影できるようになっている。本例では、小物38として利用者のノートが載置されている。
撮影用ディスプレイ11には、図47に示すように、カメラ37で撮影されている小物のライブ映像LV1が表示される。この表示画面の左側には、カメラ10用のライブ映像調整ボタン56と、カメラ37用のライブ映像調整ボタン57とが表示される。図48に示すように、利用者がタッチペン13を用いてライブ映像LV1内に指定領域DRを設定すると、その指定領域DR内にカメラ10で撮影されている利用者のライブ映像LV2が表示される。ここでは、小物のライブ映像LV1は前景レイヤで、利用者のライブ映像LV2は後景レイヤである。利用者が切替ボタン27を押すと、図49に示すように、小物のライブ映像LV1が後景レイヤとなり、利用者のライブ映像LV2が前景レイヤとなる。すなわち、ライブ映像LV2内に設定された指定領域DR内に、カメラ37で撮影されている小物のライブ映像LV1が表示される。
図47〜図49に示された表示画面において、利用者はライブ映像調整ボタン56,57を押すことにより、両ライブ映像LV1,LV2がバランスよくマッチするように調整することができる。
図48に示された表示画面において、利用者が撮影ボタン20を押すと、図50に示すようにカウントダウンが始まり、所定時間経過後に図51に示すようにライブ映像LV1,LV2が固定され、写真画像SP1,SP2として保存される。本例では、利用者のノートの中に自身の顔が入った合成写真画像CPが作成される。
この場合の表示制御処理を図52に示す。被写体の後方には青色の背景カーテン7が降ろされ、カメラ10により撮影されているライブ映像LV1はクロマキキャプチャボード17に入力される。クロマキキャプチャボード17は入力されたライブ映像LV1の中から被写体以外の領域を検出し、その検出した領域にハードディスク104aから読み出した所望の背景画像BG1を合成してCPU103aに入力する。一方、カメラ37により撮影されているライブ映像LV2はクロマキキャプチャボード17に入力される。クロマキキャプチャボード17は入力されたライブ映像LV1をそのままCPU103aに入力する。CPU103aは、領域指定情報D1を参照し、ライブ映像LV2を前景とする場合、ライブ映像LV2と指定領域DR内のライブ映像LV1(背景画像BG1を含む)とを合成して表示し、ライブ映像LV1を前景とする場合、ライブ映像LV1(背景画像BG1を含む)と指定領域DR内のライブ映像LV2とを合成して表示する。
この第2の実施の形態によれば、2台のカメラ10,37で撮影されている2つのライブ映像LV1,LV2が任意の場所に同時に表示されるので、撮影時に仕上がり画像をイメージしながら任意パターンの重ね撮影を行うことができる。
[第3の実施の形態]
上記実施の形態では、被写体となる利用者自身が撮影用ディスプレイ11上のタッチパネル12を操作し、指定領域DRなどを入力するようになっているが、図53及び図54に示すように撮影装置4の前面左側に指定領域DRを入力するための操作用ディスプレイ58を設置し、その上にタッチパネル59を貼り付けてもよい。この場合、被写体とならない補助者がタッチペン60を用いてタッチパネル59を操作し、指定領域DRなどを入力する。
[その他の実施の形態]
上記の実施の形態における、指定領域DRの入力を受け付けるタッチパネル12は、容量結合方式、抵抗膜方式等、どのような方式のものであってもよい。たとえば、指や汎用のペンなどの押圧により入力を検知する抵抗膜方式の場合は、手が軽く触れただけでも検知され、利用者が意図しない指定領域が入力されてしまうおそれがあるため、操作ボタンは操作時に手等が触れない位置に表示しておくのが好ましい。より具体的には、右利きの人を考慮すれば、図12に示すように操作ボタンは左側にある方がよい。左利きと右利きの両方の人を考慮すれば、指定領域を入力する部分よりも上側に操作ボタンがある方がよい。
また、専用のタブレットペンでしか入力を受け付けない容量結合方式の場合は、複数の入力を同時に受け付ける事が可能であるため、複数のタッチペンを設け、複数の利用者が同時に入力操作できるようにしてもよい。また、指などの押圧による誤検出がないことから、上述の利用者が意図しない指定領域の入力を防ぐことができる。
また、第3の実施の形態のように、指定領域DRを入力するための操作用ディスプレイ58を撮影用ディスプレイ11とは別に設ける場合、撮影用ディスプレイ11は、指や汎用のペンなどの押圧により入力を検知する抵抗膜方式で構成し、操作用ディスプレイ58は、専用のタブレットペンでしか入力を受け付けない容量結合方式で構成するのが好ましい。なお、操作用ディスプレイ58に代えて、撮影用ディスプレイ11の表示を見ながら、指定領域の入力を受け付ける、表示手段を備えないタブレットでもよい。すなわち、通常のプレイ進行に必要な選択・決定など、1回のタッチで可能な操作は、撮影用ディスプレイ11に必要な画面を表示し指などの入力で受け付け、領域の指定など1回のタッチでは難しい細かな入力が求められる場合は、操作用ディスプレイ58に必要な画面を表示し、もしくはタブレットに、専用のタブレットペンでの操作を受け付けるようにする。そして、操作用ディスプレイ58もしくはタブレットで受け付けた内容を撮影用ディスプレイ11の表示に反映させるようにする。このようにすれば、細かな操作は専用のタブレットペンで容易にでき、かつ通常のプレイ進行は指などの操作で容易にでき、撮影プレイの進行中、操作ごとに専用のタブレットペンを持つことを求められず、面倒臭さがなくなる。
また、上記実施の形態ではタッチペンや指などで所望の領域をなぞって指定しているが、領域の指定方法はこれに限定されない。たとえば、円、横長楕円、縦長楕円、正方形、縦長長方形、横長長方形などの枠を画面に表示する。利用者が所望の枠を選択した後、写真画像上の所望の位置をタッチすると、その選択された枠が相似形状に大きくなったり、小さくなったりする。枠が上限の大きさまで大きくなると、小さくなり始め、下限の大きさまで小さくなと、再び大きくなり始める。タッチパネルがタッチされている間、この枠のサイズ変化が繰り返される。またこのとき、そのタッチしているタッチペン等を移動させると、その移動に伴って枠も一緒に移動し、所望の位置を指定することができる。タッチパネルからタッチペン等を離すと、枠はそのときの大きさと位置で決定され、その枠が指定領域として設定される。このように、所望の枠を選択し、ドラッグ&ドロップという容易な操作で所望の領域を指定することができる。さらに、このように大まかに領域の形状や位置を指定した後に、指定領域の境界付近の領域をなぞって指定できるようにすれば、所望の領域をより精密に指定することができる。
また、上記実施の形態ではデフォルトで1回目に撮影した写真画像SP1を前景に設定し、カメラ10で撮影されているライブ映像LV2を後景に設定し、その後、指定領域DRの入力を受け付けているが、最初に写真画像SP1及びライブ映像LV2のどちらを前景に設定(残りを後景に設定)するかの選択を促す画面を表示し、その後、指定領域DRの入力を受け付けるようにしてもよい。
また、図12に示した画面上には多数の操作ボタンが表示されているので、操作し辛い可能性がある。そこで、指定領域DRの設定と無関係なボタン、本例では写真画像調整ボタン23、ライブ映像調整ボタン24、切替ボタン27は表示されないようにし、これらの操作を省略するか、もしくはこれらは別の画像調整画面上で表示し、操作されるようにしてもよい。
また、上記実施の形態ではタッチペン13で写真画像SP1の一部を塗りつぶして指定領域DRを入力しているが、画面に表示された所定のボタンを押すと、写真画像SP1からクロマキ処理などにより被写体以外の領域を検出し、検出した領域を指定領域に設定するようにしてもよい。ボタンを1回押すだけで指定領域を設定できるので、背景領域を指定したい場合には便利である。
また、指定領域DRの入力操作に要する時間は長くなる傾向にある。そのため、重ね撮影は撮影プレイ全体の撮影回数のうちたとえば1回にするなど、回数を制限しておくのが好ましい。これにより、プレイ時間の延長を防ぐことができる。
また、図4に示した撮影空間での処理では、撮影制限時間(たとえば180秒)がまだ経過していない場合(S9でNO)、利用者の選択により再び撮影方法を通常撮影又は重ね撮影に設定している(S4)。そのため、撮影制限時間がたとえば残り5秒の場合に重ね撮影を選択すると、プレイ時間が長くなり、本装置の回転率が悪くなる。そこで、撮影プレイ開始から所定時間(たとえば120秒)が経過している場合、又は残り時間を判定して撮影制限時間が所定時間(たとえば60秒)よりも短い場合、重ね撮影を選択できないように制御するのが好ましい。
また、被写体の全身が収まるように撮影空間2の後方に立って撮影した場合、写真画像中に占める被写体のサイズが小さくなる。このように撮影された写真画像を表示し、顔部分を指定領域に入力しようとすると、操作が細かく、入力し難い。そのため、指定領域の入力対象となる写真画像の撮影は撮影空間2の後方で行わないようにカメラ10の撮影範囲や画角等を設定したり、カメラ10に近づいて撮影するように表示や音声で案内したりするのが好ましい。このようにすることで、指定領域の細かい入力操作が必要とならず、重ね撮影の失敗を防ぐことができる。
また、指定領域に顔などを合わせて撮影することは難しいため、撮影に失敗することも考えられる。そのため、重ね撮影の2回目の撮影はやり直しできるようにしておくのが好ましい。
また、タッチパネル12を操作する位置と撮影時に利用者が立つ位置とが離れているため、利用者はタッチパネル12で領域を指定した後に撮影時の立ち位置まで移動しなければならない。そのため、上手く重ね撮影できなかったり、立ち位置を決めるのに時間がかかったりするなどの問題がある。この問題を解決するために、撮影時の立ち位置から利用者がシャッタ操作を指示できるように、たとえばリモコンなど、遠隔操作でシャッタ動作を開始できるようにするのが好ましい。
また、重ね撮影のタイミングは通常の撮影のタイミングよりも遅く設定するのが好ましい。たとえば通常の撮影では撮影ボタン20の押下からシャッタ動作までの経過時間が3秒に設定されている場合、重ね撮影では5秒など長めに設定されるのが好ましい。これにより、利用者が立ち位置まで移動する時間に余裕ができ、重ね撮影の失敗を防ぐことができる。
また、写真画像が表示された後に指定領域を入力するので、指定領域の入力場所に迷い、無駄な時間が経過してしまうおそれがある。この問題を解消するため、通常撮影における写真画像の確認画面の表示時間よりも重ね撮影における写真画像の確認画面の表示時間を長く設定しておくのが好ましい。
また、上記実施の形態では、指定領域の入力がペンダウンで開始され、ペンアップで終了する。このとき、タッチペン13でなぞっている最中に現在のライブ映像LV2が表示されると、指定領域がどこにあるのかわかりにくい。そこで、ペンダウン中はライブ映像LV2を表示せず、ペンアップ後に初めてライブ映像LV2を表示するように制御するのが好ましい。
また、タッチペン13ペンでなぞっている最中は、なぞった領域に、背景画像や単色画像など、表示されている写真画像SP1と明確に区別できる画像を表示するのが好ましい。
また、上記実施の形態では前景ペンボタン33及び後景ペンボタン34の2つを表示し、モードを前景ペン入力モードと後景ペン入力モードとに切り替えるようにしているが、以下のようにすれば、画面上には重ね修正ボタンを1つ表示するだけで、このボタンを押すことにより境界付近を修正できるようになる。タッチペンで画像入力領域の画像をタッチすると、上記の方法と同様に重ね撮影により得られた合成画像か否かを判定した後、そのペンダウンした位置に対応する画像が前景の写真画像SP1か後景の写真画像SP2かを判定し、前景の写真画像SP1の場合は、以降ペンアップされるまでになぞった修正領域に前景の写真画像SP1が復帰(後景の写真画像SP2よりも優先して表示)するようにし、一方、そのペンダウンした位置に対応する画像が後景の写真画像SP2の場合は、以降ペンアップされるまでになぞった修正領域に後景の写真画像SP2が復帰(前景の写真画像SP1よりも優先して表示)するようにする。また逆に、前景の写真画像SP1の場合は、以降ペンアップされるまでになぞった修正領域に後景の写真画像SP2が復帰(前景の写真画像SP1よりも優先して表示)するようにし、一方、そのペンダウンした位置に対応する画像が後景の写真画像SP2の場合は、以降ペンアップされるまでになぞった修正領域に前景の写真画像SP1が復帰(後景の写真画像SP2よりも優先して表示)するようにする。このように、どちらを復帰させるかをペンダウンした位置に対応する画像を検出して自動で切り換えるので、前述した前景ペンボタン33及び後景ペンボタン34という2つのボタンはなくてもよい。どちらの画像かの判定は領域指定情報を用いれば実現できる。
また、遊戯性の高い撮影方法は楽しい反面、飽きられやすい。そこで、重ね撮影の見本を表示しないようにしてもよい。このようにすれば、利用者は見本に拘束されることなく、自由な発想で重ね撮影を楽しむことができる。
また、多様な姿勢で撮影し、多様な合成写真を作成できるように、利用者の身体を支える用具、たとえば階段状の椅子や鉄棒などを撮影空間2内に設置してもよい。これらの用具はクロマキ合成の精度を高めるため、撮影空間2の背面とほぼ同色にしておくのが好ましい。
また、図12に示した画面において、写真画像SP1又はライブ映像LV1を拡大して合成した場合、拡大した方の画像の質が劣化してしまう。サイズの異なる複数の画像を合成する場合、小さい画像に応じて大きい画像の縮小率を設定するのが好ましい。たとえばカメラ10で得られる撮影画像のサイズが縦640ドット×横480ドットの場合、撮影時に撮影用ディスプレイ11に2倍に拡大して表示したとしても、保存される撮影画像のサイズはそのまま縦640ドット×横480ドットとする。そして合成時に、保存された縦640ドット×横480ドットの撮影画像から、その拡大した領域に対応する領域(たとえば画像中心を基準に縦320ドット又は横240ドットの領域)を切り出すとともに、拡大又は縮小していない縦640ドット×横480ドットの原撮影画像を縦横それぞれ50%縮小し、縦320ドット×横240ドットの画像とし、これら複数の画像を合成する。これにより、画像の拡大による劣化を防ぎ、美しい合成写真を作成できる。
また、複数の画像を合成する際には、その境界部分をスムースに結合する必要がある。たとえば手のひらに顔を収めたような合成写真を作成する場合、手のひらの肌の色と顔の肌の色が合わないにもかかわらず、そのまま合成すると違和感が生じる。また、指定領域内か否かを2値で表した場合、合成時にその境界部分にジャギが発生してしまう。そこで、両画像中の境界付近の画素を相互に参照して合成するのが好ましい。また、タッチペンでタッチした位置から離れるに従って画像の合成割合を変化させるなど、ぼかし(グラデーション)を設定するのが好ましい。具体的には、タッチペンでタッチした位置はライブ映像100%、写真画像0%で合成し、その位置からから離れるに連れて連続的又は段階的にライブ映像の合成割合を90%、80%、70%などと減らし、逆に写真画像の合成割合を10%、20%、30%などと増やしていく。これにより、境界部分を滑らかに合成でき、質の高い合成写真を作成できる。以上より明らかなように、指定領域の輪郭は明確な線書きでなくてもよい。
また、上記実施の形態では前景の写真画像は不透明であるが、透過性を持たせて後景のライブ画像が少し見えるようにしてもよい。この場合、利用者は撮影用ディスプレイ11上で自分の位置を確認できるので、自分の身体を指定領域DRに合わせやすい。
また、上記実施の形態では利用者の操作に応じて指定領域の入力を受け付けているが、顔、目、口、手など、身体の一部を検出し、その部分を指定領域として自動的に受け付けるようにしてもよい。また、シャッタ動作は上記のように撮影ボタンの押下から所定時間経過後にライブ映像を固定する半自動でも、所定時間ごとにライブ映像を固定する全自動でも、あるいはリモコンの撮影ボタンの押下で直ちにライブ映像を固定する手動でもよい。
また、上記実施の形態は本発明をいわゆるプリクラ(登録商標)に適用したものであるが、カメラ付き携帯電話機にも適用可能である。また、落書き等の編集はオプションであるから、なくてもよい。
また、重ね撮影をわかり易く説明するために、重ね撮影処理の開始前、たとえば図5に示したステップS200の前などに、1回目の撮影、領域の指定、2回目の撮影などの手順をアニメーションで表示するなど、全体の操作イメージを案内するのが好ましい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
本発明の第1の実施の形態による自動写真撮影装置の構成を示す側面図である。 図1に示した自動写真撮影装置を構成する撮影装置の正面図である。 図1に示した自動写真撮影装置の構成を示す機能ブロック図である。 図1に示した自動写真撮影装置の撮影処理を示すフロー図である。 図4中の重ね撮影処理の詳細を示すフロー図である。 図5に示した重ね撮影処理において背景画像の選択を促す表示画面を示す図である。 図5に示した重ね撮影処理において最初のライブ映像の表示画面を示す図である。 図5に示した重ね撮影処理において最初のカウントダウン中の表示画面を示す図である。 図5に示した重ね撮影処理において最初に撮影された写真画像の確認用の表示画面を示す図である。 図5に示した重ね撮影処理において重ね画像の選択及び指定領域の入力を促す表示画面を示す図である。 図10に示した表示画面において通常撮影ボタンが押されたときのライブ映像の表示画面を示す図である。 図5に示した重ね撮影処理において指定領域が入力されたときの写真画像及びライブ映像の表示画面を示す図である。 図5中の領域指定処理の詳細を示すフロー図である。 図12に示した表示画面において切替ボタンが押されたときの写真画像及びライブ映像の表示画面を示す図である。 図5に示した重ね撮影処理において2回目のカウントダウン中の表示画面を示す図である。 図5に示した重ね撮影処理で得られた合成写真画像の確認用の表示画面を示す図である。 図7に示した最初のライブ映像の表示制御処理を示す概念図である。 図9〜図11に示した指定領域入力前における写真画像又はライブ映像の表示制御処理を示す概念図である。 図13に示した領域指定処理を示す概念図である。 図12及び図13に示した指定領域入力後における写真画像及びライブ映像の表示制御処理を示す概念図である。 図20に示した写真画像及びライブ映像の合成処理を示す概念図である。 図21に示した合成処理の例としてライブ映像に指定領域以外の写真画像を上書きする場合を示す概念図である。 図21に示した合成処理の別の例として指定領域のライブ映像と指定領域以外の写真画像とを加算する場合を示す概念図である。 図21に示した合成処理のもう1つの例として写真画像に指定領域以外のライブ映像を上書きする場合を示す概念図である。 図21に示した合成処理のさらにもう1つの例として指定領域の写真画像と指定領域以外のライブ映像とを加算する場合を示す概念図である。 図5に示した重ね撮影処理で作成可能な合成写真の例を示す図である。 図5に示した重ね撮影処理で作成可能な合成写真の別の例を示す図である。 図5に示した重ね撮影処理で作成可能な合成写真のもう1つの例を示す図である。 図5に示した重ね撮影処理で作成可能な合成写真のさらにもう1つの例を示す図である。 図5に示した重ね撮影処理で作成可能な合成写真のさらにもう1つの例を示す図である。 図5に示した重ね撮影処理の変形例において重ね画像の選択及び指定領域の入力を促す表示画面を示す図である。 図31に示した表示画面において指定領域が入力されたときの写真画像及びライブ映像の表示画面を示す図である。 図32に示した状態で撮影された写真画像の確認用の表示画面を示す図である。 図33に示した写真画像の指定領域内にライブ映像を表示した画面を示す図である。 図34に示した状態で撮影して得られた合成写真画像の確認用の表示画面を示す図である。 図5に示した重ね撮影処理の別の変形例において指定領域の入力を促す表示画面を示す図である。 図36に示した表示画面において指定領域が入力されたときのライブ映像の表示画面を示す図である。 図37に示した状態で撮影して得られた写真画像の確認用の表示画面を示す図である。 図1に示した自動写真撮影装置の編集・印刷処理を示すフロー図である。 図39中の編集処理の詳細を示すフロー図である。 図40に示した編集処理において前景ペンで合成写真画像を修正するときの表示画面を示す図である。 図41に示した表示画面において修正された合成写真画像の表示画面を示す図である。 図40に示した編集処理において後景ペンで合成写真画像を修正するときの表示画面を示す図である。 図43に示した表示画面において修正された合成写真画像の表示画面を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による自動写真撮影装置を構成する撮影装置の正面図である。 図45に示した撮影装置に埋設された小物撮影ボックスを拡大して示す斜視図である。 図45及び図46に示した小物撮影ボックスで撮影されている小物のライブ映像の表示画面を示す図である。 図47に示した表示画面において指定領域が入力された後の合成ライブ映像の表示画面を示す図である。 図48に示した表示画面において切替ボタンが押された後の反転合成ライブ映像の表示画面を示す図である。 図48に示した表示画面において撮影ボタンが押された後のカウントダウン中の表示画面を示す図である。 図50に示した状態で撮影して得られた写真画像の確認用の表示画面を示す図である。 図48及び図49に示したライブ映像の表示制御処理を示す概念図である。 本発明の第3の実施の形態による自動写真撮影装置を構成する撮影装置の正面図である。 図53に示した撮影装置で撮影中の様子を示す上面図である。
符号の説明
1 自動写真撮影装置
4 撮影装置
7 背景カーテン
8 画像編集装置
10,37 カメラ
11,58 撮影用ディスプレイ
12,41,59 タッチパネル
13,42,60 タッチペン
17 クロマキキャプチャボード
20 撮影ボタン
21 通常撮影ボタン
22 重ね撮影ボタン
23 写真画像調整ボタン
24,56,57 ライブ映像調整ボタン
27 切替ボタン
33 前景ペンボタン
34 後景ペンボタン
40 編集用ディスプレイ
55 プリンタ
101a 撮影用コンピュータ装置
101b 画像編集用コンピュータ装置
104a,104b ハードディスク
105a,105b メモリ
BG1,BG2 背景画像
CP 合成写真画像
D0,D1 領域指定情報
DR 指定領域
LB1,LB2 ライブ合成画像
LV,LV1,LV2 ライブ映像
SB1 写真合成画像
SP,SP1,SP2 写真画像

Claims (10)

  1. 被写体を撮影するカメラと、
    表示画面が被写体に向けられる撮影用ディスプレイと、
    前記カメラにより撮影されているライブ映像を前記撮影用ディスプレイに表示する手段と、
    前記ライブ映像を所定のタイミングで固定して第1の写真画像として保存する手段と、
    前記保存された第1の写真画像を前記撮影用ディスプレイに表示する手段と、
    前記表示された第1の写真画像内に指定領域の入力を受け付ける手段と、
    前記カメラにより撮影されている被写体のライブ映像を前記指定領域内に表示する手段と、
    前記指定領域内に表示されているライブ映像を所定のタイミングで固定して第2の写真画像として保存する手段とを備えたことを特徴とする自動写真撮影装置。
  2. 請求項1に記載の自動写真撮影装置であってさらに、
    前記撮影用ディスプレイに表示されている第1の写真画像の表示状態を変更する手段を備えたことを特徴とする自動写真撮影装置。
  3. 請求項1又は2に記載の自動写真撮影装置であってさらに、
    前記ライブ映像の中から被写体以外の領域を検出し、検出した領域に所定の背景画像を合成するクロマキ手段を備えたことを特徴とする自動写真撮影装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動写真撮影装置であってさらに、
    前記保存された第1の写真画像を前記指定領域内に表示し、前記カメラにより撮影されている被写体のライブ映像を前記指定領域外に表示する手段を備えたことを特徴とする自動写真撮影装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動写真撮影装置であってさらに、
    前記保存された第1の写真画像を前記指定領域外に表示し、前記保存された第2の写真画像を前記指定領域内に表示する編集用ディスプレイと、
    前記編集用ディスプレイに表示された写真画像内に修正領域の入力を受け付ける手段と、
    前記受け付けた入力に基づき修正する手段とを備えたことを特徴とする自動写真撮影装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動写真撮影装置であってさらに、
    前記指定領域外の第1の写真画像及び前記指定領域内の第2の写真画像をシール紙に印刷するプリンタを備えたことを特徴とする自動写真撮影装置。
  7. 被写体を撮影する第1のカメラと、
    表示画面が被写体に向けられたディスプレイと、
    前記表示画面内に指定領域の入力を受け付ける手段と、
    前記第1のカメラにより撮影されている被写体のライブ映像を前記指定領域内又は外に表示する表示制御手段と、
    前記ライブ映像を所定のタイミングで固定して写真画像として保存する手段とを備えたことを特徴とする自動写真撮影装置。
  8. 請求項7に記載の自動写真撮影装置であってさらに、
    被写体を撮影する第2のカメラを備え、
    前記表示制御手段は、前記第1のカメラにより撮影されている被写体のライブ映像を前記指定領域内に表示し、前記第2のカメラにより撮影されている被写体のライブ映像を前記指定領域外に表示することを特徴とする自動写真撮影装置。
  9. カメラにより被写体を撮影するステップと、
    前記カメラにより撮影されている被写体のライブ映像を表示するステップと、
    前記ライブ映像を所定のタイミングで固定して第1の写真画像として保存するステップと、
    前記保存された第1の写真画像を表示するステップと、
    前記表示された第1の写真画像内に指定領域の入力を受け付けるステップと、
    前記指定領域内に前記カメラにより撮影されている被写体のライブ映像を表示するステップと、
    前記指定領域内に表示されているライブ映像を所定のタイミングで固定して第2の写真画像として保存するステップとを備えたことを特徴とする自動写真撮影方法。
  10. コンピュータに、
    カメラにより被写体を撮影するステップと、
    前記カメラにより撮影されている被写体のライブ映像を表示するステップと、
    前記ライブ映像を所定のタイミングで固定して第1の写真画像として保存するステップと、
    前記保存された第1の写真画像を表示するステップと、
    前記表示された第1の写真画像内に指定領域の入力を受け付けるステップと、
    前記指定領域内に前記カメラにより撮影されている被写体のライブ映像を表示するステップと、
    前記指定領域内に表示されているライブ映像を所定のタイミングで固定して第2の写真画像として保存するステップとを実行させることを特徴とする自動写真撮影プログラム。

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