JPH10181477A - 自動車のドアヒンジ部におけるワイヤハーネス配索構造 - Google Patents

自動車のドアヒンジ部におけるワイヤハーネス配索構造

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JPH10181477A
JPH10181477A JP8347067A JP34706796A JPH10181477A JP H10181477 A JPH10181477 A JP H10181477A JP 8347067 A JP8347067 A JP 8347067A JP 34706796 A JP34706796 A JP 34706796A JP H10181477 A JPH10181477 A JP H10181477A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒンジおよびウエザーストリップより室内側
にワイヤハーネスを配索する。 【解決手段】 略半円形状の収容ケース10を設け、該
収容ケースは、一対の半円形状の底板部10cと蓋板部
10bおよびこれら底板部と蓋板部との直線状上端縁を
連続する平面状の連結板部10dとからなる本体部10
aと、上記底板部と蓋板部との円弧形状の周面に後付け
する周面板部10eとからなり、本体部の周面開口より
ワイヤハーネスを一巻きした状態で挿入した後に周面板
部を取り付けてワイヤハーネスの両端を挿入口10fと
引出口10gより引き出し、該収容ケースをドア側に固
定すると共に、該収容ケースから引き出したワイヤハー
ネスを車体側へと配索してクランプで係止し、ドア開閉
作動に応じて収容ケースの内部に挿通したワイヤハーネ
スの巻径が変わってワイヤハーネスを伸縮させて追従で
きる構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアヒン
ジ部におけるワイヤハーネス配索構造に関し、特に、ヒ
ンジ部支点より室内側で、ウエザーストリップよりも内
側にワイヤハーネスを配索し、配索作業の容易化および
防水対策の簡略化を図ることができるようにするもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体側とドア側とを開閉自在に
連結するドアヒンジ部には、ドア側からドアハーネスを
車体側へと配索して、車体側でインストルメントパネル
ハーネス(以下、インパネハーネスと略称する)と接続
しているか、あるいは車体側からインパネハーネスをド
ア側へ配索して、ドア側でドアハーネスと接続してい
る。従来、このドアヒンジ部に配索されるワイヤハーネ
スは、ドアヒンジ部位置と略同一位置で、上下高さ方向
を変えた位置に配索して、ドア開閉に伴ってワイヤハー
ネスにねじれのみが発生し、ワイヤハーネスが伸縮しな
くてもよいようにし、ねじれはワイヤハーネスがねじれ
ることにより吸収している。
【0003】上記のように、ワイヤハーネスをヒンジ支
点位置に配索する場合、図13に示すように、車体側C
とドアDのヒンジHは、ドアパネル1の端面1aの略中
央に取り付けられるため、ドアハーネスD・W/Hは、
ドアパネル1の内部を通し、端面1aに設けた貫通穴1
bからドア外部に取り出す必要があり、ドアパネル1の
内部へのワイヤハーネスの配索および貫通穴1bを通す
作業に手数がかかる問題があった。
【0004】また、ドアDには防水を図るために、ウエ
ザーストリップ2が取り付けられている。ドアヒンジH
は、ウエザーストリップ2よりも室外側に取り付けられ
ているため、ワイヤハーネスW/Hもウエザーストリッ
プ2よりも室外側となる。よって、ワイヤハーネスW/
Hは、ウエザーストリップ2による防水が図られていな
いため、防水構造とする必要がある。よって、従来、ド
ア側および車体側の貫通位置に防水グロメットGを取り
付けるとともに、ワイヤハーネスW/Hにも防水対策を
施す必要があり、その分コスト高になるとともに手数が
かかる問題があった。
【0005】上記した問題は、ワイヤハーネスW/Hを
ウエザーストリップ2よりも室内側に配置すれば解決で
きるが、その場合には、ドアヒンジHの支点位置とワイ
ヤハーネスW/Hとの配索位置がずれるため、ドアの開
閉に伴ってワイヤハーネスを伸縮させる必要が生じる。
即ち、ドアヒンジ部に配索するワイヤハーネスには伸縮
機能とねじれ吸収機能との両機能が要求されることにな
る。
【0006】上記ウエザーストリップ2よりも室内側に
ワイヤハーネスを配索した構造のものが、特開平8ー4
8146号において提案されている。即ち、図14およ
び図15に示すように、インストルメントパネルのサイ
ドカバー3とこれに対向するドア内面1cとの間に空調
用ダクトを覆う蛇腹状ダクト4を取り付け、このダクト
4の内部にワイヤハーネスW/Hを螺旋状に巻いて余裕
長さを持たせて配索している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造では蛇腹状ダクト4の内部に蛇腹状のワイヤハーネス
W・Hを配索しているため、下記に列挙する不具合が発
生する。 ワイヤハーネスW/Hが、蛇腹状ダクト内部の中心位
置を通る場合は、蛇腹状ダクト4および蛇腹状ワイヤハ
ーネスW・は共に正規状態で伸縮することができる。し
かしながら、ワイヤハーネスW・Hの一部Wがダクト4
の蛇腹部の凹部4aに入り込むと、ダクト4が収縮でき
なくなる。この状態でドアDが閉じられると、ドアパネ
ル1とサイドカバー3とに挟まれて、ダクト4およびワ
イヤハーネスW・Hに無理な力がかかることがある。
【0008】蛇腹状のワイヤハーネスW/Hが伸縮す
る際、常時一定の形状に復元するとは限らず、蛇腹状ダ
クト4の内径よりもワイヤハーネスの外径が大きくなっ
た場合、蛇腹状ダクトが破壊され、収縮できなくなる。
【0009】蛇腹状ダクト4が室内側に露出している
ため、外力により変形する可能性があり、その場合、内
部の蛇腹状ワイヤハーネスW・Hがダクト4の凹部4a
に入り込み、上記の問題が発生しやすい。
【0010】ドアを開閉する際に、ドアを開閉操作す
る力のほか、蛇腹状ダクト4を伸縮させる捜査力が必要
となり、乗員にとってドア開閉が重く感じられる不具合
が生じる。
【0011】本発明は上記した不具合を解消し、ドアヒ
ンジの支点位置より室内側で、かつウエザーストリップ
より内側位置で、ワイヤハーネスがねじれることなく伸
縮するように配索し、配索作業の容易化および防水対策
の簡略化を図ることを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1で、車体とドアの間に配索する
ワイヤハーネスを、車体とドアとを連結する自動車のド
アヒンジの取付位置およびウエザーストリップより室内
側に配索するものにおいて、略半円形状の収容ケースを
設け、該収容ケースは、一対の半円形状の底板部と蓋板
部およびこれら底板部と蓋板部との直線状上端縁を連続
する平面状の連結板部とからなる本体部と、上記底板部
と蓋板部との円弧形状の周面に後付けする周面板部とか
らなり、該周面板部と上記本体部との間にロック部を設
けており、上記本体部の底板部と蓋板部との間の空間に
周面側の開口よりワイヤハーネスを一巻きした状態で挿
入した後に上記周面板部を取り付けた状態で、該周面板
部と上記連結板部の両側にワイヤハーネスの挿入口と引
出口とが対向して設けられるようにして、上記一巻きし
たワイヤハーネスの両端を上記挿入口と引出口より引き
出しており、上記収容ケースをドア側あるいは車体側の
いずれか一方に固定すると共に、該収容ケースから引き
出したワイヤハーネスをドア側あるいは車体側のいずれ
か他方へと配索してクランプで係止し、ドア開閉作動に
応じて収容ケースの内部に挿通したワイヤハーネスの巻
径が変わってワイヤハーネスを伸縮させて追従できる構
成としていることを特徴とする自動車のドアヒンジ部に
おけるワイヤハーネス配索構造を提供している。
【0013】上記収容ケースの内部にはストッパ用の突
起を本体部の底板部から突設し、該突起に巻き付けるよ
うにして、周面側の開口よりワイヤハーネスを通すよう
にしている(請求項2)
【0014】あるいは、上記収容ケースの蓋板部に突起
挿入穴を設け、上記本体部に周面側の開口より一巻きし
た状態でワイヤハーネスを挿入して、該ワイヤハーネス
の一巻きされた内周部に位置するように上記突起挿入穴
へ突起材を挿入して、該突起材の先端に設けた大径部で
蓋板部に係止している(請求項3)。
【0015】上記収容ケースの本体部あるいは周面板部
の挿入口の外面にあたる位置にハーネス固定片を突設し
て、該ハーネス固定片と上記ワイヤハーネスとをテープ
巻き固定して、上記挿入口にワイヤハーネスを固定した
状態で挿入している(請求項4)。
【0016】上記したように、収容ケース内にワイヤハ
ーネスを周面の開口より通して突起に巻き付けた状態で
一巻して挿入口側に固定して、収容ケース内部でワイヤ
ハーネスに余長を持たせておく。このようにワイヤハー
ネスを取り付けた収容ケースをドア側に固定しておく
と、ドアの開放作動に応じて収容ケース内で巻かれたい
たワイヤハーネスが引き出されて伸長する。また、収容
ケースより引き出されたワイヤハーネスは自在にねじれ
ることができるため、ねじれながら伸びていく。よっ
て、ドアの開放作動に追従できる。一方、ドアの閉鎖作
動すると、ドアに押されてワイヤハーネスは、収容ケー
スの挿入口側で固定されているため、伸びた分だけ収容
ケース内部に戻され、元の大きな径で巻かれた状態で収
納される。
【0017】上記収容ケースの内部に挿通するワイヤハ
ーネスは、平滑で且つ原状の巻径への復元機能を有する
チューブに通し、ドア開放時に引き出された状態からド
ア閉鎖時に上記チューブの復元力により巻径の大きい原
状へと復帰して収容ケースに引き戻される構成としてい
ることが好ましい(請求項5)。
【0018】上記収容ケース内のワイヤハーネスはケー
ス内部でスムーズに作動させる必要があるため、平滑な
外面を有するチューブに通している。かつ、該チューブ
は、収容ケース内部に大きな巻径で収納されている元の
形状に自動的に復帰する自己復元力を有するチューブ、
例えば、所要肉厚のナイロンチューブに通している。即
ち、巻ぐせをつけておくと、引き伸ばされても、その引
伸が解かれると、元の巻いた状態にもどるチューブにワ
イヤハーネスを通している。かつ、この元の形状に戻る
速度はドアの閉鎖速度よりも早く設定しておくと好まし
い。このように、ワイヤハーネスの戻り速度を早くする
と、ドア閉鎖時にワイヤハーネスがドアと車体との間に
噛み込まれるのを防止できる。なお、上記チューブに通
す代わりに、ワイヤハーネスにスプリングを巻き付けた
り、ワイヤハーネスを巻き付ける突起にゼンマイバネ等
を取り付けておいてもよい。
【0019】上記のように、収容ケースの内部で、ワイ
ヤハーネスをストッパ用の突起に巻き付けておくと、ワ
イヤハーネスが収容ケースから引き出された時に、上記
突起に巻き付いた状態で引き出しが停止する。即ち、ド
アが最大角度で開かれ、ワイヤハーネスの伸びが最大と
なった状態でも、ワイヤハーネスは収容ケース内の突起
に巻き付いた状態として、直線状とならないようにし、
スムーズに収容ケースへ巻き戻されるようにしている。
【0020】さらに、上記ケース内部に仕切板を設け、
該仕切板により上記挿入口に連続する空間と上記引出口
に連続する部位とを区画し、上記挿入口から挿入した後
に一回転させて上記引出口から引き出すワイヤハーネス
が直接交差させないようにしていることが好ましい。該
構成とすると、ワイヤハーネスがクロスして直接絡み合
うことがない。
【0021】上記収容ケースのドア側への固定箇所は、
ドア内板内面あるいは室内側トリムに形成した凹部であ
り、車体側への固定箇所は、インストルメントパネルの
ドア側端面あるいはインストルメントパネル下部側面の
ピラーとしている。上記収容ケースのドア側への固定箇
所は、ドア内板内面あるいは室内側トリムに形成した凹
部であり、車体側への固定箇所は、インストルメントパ
ネルのドア側端面あるいはインストルメントパネル下部
側面のピラーとしている。なお、収容ケースの取付箇所
は上記箇所に限定されず、ドア側はドアの車体側端面に
取り付けてもよいし、車体側もドア側端面に取り付けて
もよい。
【0022】例えば、ドア内板内面に収容ケースを取り
付けると、ワイヤハーネスをドア内部に配索する必要が
なくなり、配索作業を簡単にできる。また、インストル
メントパネルに収容ケースを取り付けると、車体への取
付と比較して収容ケースの取付が容易となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1乃至図8は第1実施形態
を示し、ドアハーネスD・W/Hをドアパネル1の前側
端面1aより車体側へと延ばして、ドアDと車体Cとの
間のドアヒンジ部に配索している。上記ドアハーネスD
・W/Hのドアヒンジ部に配索される前側部は、ドアD
に固定した図2乃至図3に示す形状の収容ケース10を
通した後、車体C側へと引きだし、車体C側ではインス
トルメントパネル20のドア側側面に穿設した開口20
aを通して、図8に示すように、クランプ21でインス
トルメント20の内面に係止している。
【0024】上記収容ケース10は略半円形状で、言わ
ば、ハーネススプールとなるもので、本体部10aと、
該本体部10aにドアハーネスD・W/Hを通した後に
取り付ける周面板部10eとからなり、いずれも樹脂成
型品からなる。本体部10aは略半円形状の底板部10
cと蓋板部10bと、これら底板部10cと蓋板部10
bの直線部を連続させる平板形状の連結板部10dより
なる。底板部10cからは、蓋板部10bとの間に挟ま
れた空間にストッパ用の円柱形状の突起10kを突設し
ている。また、連結板部10dと接する底板部10cの
外周端の一側にハーネス固定片10hを外方へ突設して
いる。
【0025】上記周面板部10eは底板部10cと蓋板
部10bの開口された円弧形状の周面を閉鎖するよう
に、半円形状としており、その両側先端部と円弧の頂点
の幅方向の両側にロック爪10mを設け、本体部10a
の対向位置に形成したロック部10nの係止穴に挿入し
てロックするようにしている。
【0026】さらに、上記周面板部10eの両端に切欠
を形成し、本体部10aに固定した状態で、連結板部1
0dとの間にハーネスの挿入口10fと引出口10gを
構成するようにしている。かつ、これら挿入口10fと
引出口10fとは同一位置ではなく幅方向にずらせてい
る。
【0027】上記収容ケース10には、図4に示すチュ
ーブ11に通して、両端をテープ13で固定したドアハ
ーネスD・W/Hを通して収容している。該ドアハーネ
スD・W/Hの挿入方法は、図5(A)乃至(D)に示
すように、周面板部10cを取り付けていない状態で本
体部10aの周面開口よりドアハーネスD・W/Hを挿
入する。即ち、まず、(A)に示すように、ドアハーネ
スD・W/Hの一側S1を突起10kと連結板部10c
の間に通して挿入する。次いで、(B)に示すように、
他側S2を一巻した後に突起10kと連結板部10cの
間に通す。ついで,(C)に示すように、本体部より両
側に突出した部分を引っ張って、ドアハーネスD・W/
Hの巻径を小さくして、巻き部分を本体部10a内に挿
入する。その後(D)に示すように、周面板部10eを
本体部10aに取り付けたロックする。その後、挿入口
10fの入口部分で、ハーネス固定片10hにテープ1
2で固定している。
【0028】このようにして、ドアハーネスD・W/H
を、図6に示すように、収容ケース10内で突起10k
を囲むように一重に巻きした後、引出口10gより引き
出している。其の際、湾曲した側面10eの内面に沿う
ように大きい径で巻いて、この大径で巻く状態に巻きぐ
せをつけている。このように、ドアハーネスD・W/H
を収容ケース10に余長部を与えて通している。
【0029】上記チューブ11は所要に肉厚を有するナ
イロンチューブからなり、平滑な外周面を有するため、
収容ケース10内でスムーズに移動できるようにしてい
る。かつ、上記のように大径の巻きぐせをつけておく
と、図7に示すように、ドアハーネスD・W/Hが引き
出された状態で、引張力が解かれると、図6の元の形状
に復帰する自己復元性を持たせている。さらに、チュー
ブ11で外装しておくことにより、収容ケース10内で
摺動したドアハーネスD・W/Hの電線被覆が摩耗しな
いようにしている。
【0030】上記収容ケース10を取り付けるドアDの
ドアパネル1には、図1に示すように、車体Cとのヒン
ジ結合部Hより、室内側にウエザーストリップ2が取り
付けられ、このウエザーストリップ2の取付位置より更
に室内側のドアパネル端面1aから内板1hにかけた角
部にハーネス挿通用切欠1gを形成すると共に、該切欠
1gと連通させて、ドア内板1hに収容ケース10を密
嵌する凹部1kを形成している。
【0031】図6に示すように収容ケース10に前部を
通したドアハーネスD・W/Hは、図1に示すようにド
アパネル1の内板1hの内面に沿って配索し、上記凹部
1kに収容ケース10を嵌め込み、この状態で、トリム
(図示せず)で内板1hをカバーして収納し、収容ケー
ス10をドア内部に固定している。
【0032】収容ケース10の引出口10gより引き出
したドアハーネスD・W/Hは車体Cへと伸ばして、前
述したように、インストルメント20の側面20aの開
口20bを通して、クランプ21でインストルメント1
0の内面に係止している。図6に示す取付状態は、ドア
Dが閉鎖状態の時であり、この時、ドア側に取り付けた
収容ケース10から車体側に係止される位置までのワイ
ヤハーネスの長さをL1として、収容ケース10内に巻
いた長さを余長分としている。
【0033】上記のように、ヒンジHの支点位置および
ウエザーストリップ2よりも室内側に形成した凹部1k
に収容ケース10を収容し、インストルメント20へと
配索しているため、ドアハーネスD・W/Hは、ドア開
放時にはドアの開閉角度に応じてねじれながら伸びる必
要がある。同様に、ドア閉鎖時には、ねじれが戻りなが
ら縮む必要がある。
【0034】図6および図8(A)に示すドア閉鎖状態
より、ドアDが開かれると、収容ケース10内のドアハ
ーネスD・W/Hは巻径を縮小しながら引出口10gよ
り引き出される。ドア全開状態で、図7および図8
(B)に示すように、収容ケース10からクランプ21
までドアハーネスの長さがL2となって伸びる。この長
さL2と元の長さL1の差(L2−L1)が収容ケース
10から引き出される。かつ、収容ケース10内では、
引き出しストッパ用の突起10kにドアハーネスD・W
/Hが巻き付いた状態となり、それ以上の引き出しを阻
止して、引き出されたドアハーネスがドアDと車体Cと
の間で弛まない。
【0035】上記のように、ドア開放時には、ドアハー
ネスD・W/Hが伸びてドアDの開放に追従できると共
に、収容ケース10から引き出されたドアハーネスD・
W/Hは、ドアハーネスD・W/H自体がねじれること
ができるため、ねじれながら伸びることができる。
【0036】ドア開放状態からドアDを閉鎖する時、ド
アハーネスD・W/Hに外装したチューブ11が元に形
状に復帰する自己復原性を有しているため、ドアDを閉
じ方向に動作すると、チューブ11の復帰力により、ド
アDの閉じ作動よりも早い速度で、収容ケース10内に
巻径を大としながら巻き戻され、図6の状態に戻る。こ
のように、ドアハーネスD・W/Hがスムーズに縮むた
め、ドア閉鎖動作に追従できると共に、ドアと車体との
間にハーネスの噛み込みが発生するのを防止できる。
【0037】図9および図10(A)乃至(D)は第2
実施形態を示し、収容ケース10内に設ける突起10k
を別部材の突起材10k’として後つけしている。よっ
て、本体部10aの蓋板部10bに突起取付穴10b−
1を形成し、該突起取付穴10b−1に突起材10k’
を挿入し、該突起材10k’の先端に設けた大径部10
k’−1を蓋板部10bに係止して固定するようにして
いる。
【0038】このように、突起材10k’を後付けする
と、図10(A)乃至(D)に示すように、ドアハーネ
スD・W/Hを一巻きした状態で本体部10aに周面開
口より挿入し、その後、一巻きしたドアハーネスの内周
側に位置させた状態で突起材10k’を取り付けること
ができ、ドアハーネスD・W/Hの取付が容易にでき
る。ドアハーネスD・W/Hを本体部10aに挿入した
後、第1実施形態と同様に、周面板部10eを取り付け
てロックしている。
【0039】図11および図12(A)(B)は第3実
施形態を示し、収容ケース10を車体側Cのインストル
メントパネル20のドア側面20aの内面側に固定して
いる。即ち、インストルメントパネル20の内部に収容
ケース10を固定して、該収容ケース10内にドア側よ
り配索したドアハーネスD・W/Hを通している。一
方、ドアD側では内板1hの内面に、ドアハーネスD・
W/Hをクランプ21’で固定している。なお、インパ
ネハーネスを収容ケース10に挿通し、該インパネハー
ネスをドア側へと配索して、ドア側にクランプで係止し
た後、ドアハーネスとコネクタ接続する構成としてもよ
い。
【0040】上記第3実施形態の作動は、第1実施形態
と同様で、図12(A)に示すドア閉鎖状態から、ドア
を開放すると、(B)に示すように、ドアハーネスがね
じれながれ伸びてドアの開放作動に追従する。一方、
(B)のドア開放状態からドアを閉じると、ドアハーネ
スに外装したチューブの自己復元性により(A)の状態
に復帰すると同時にドアの閉じ動作に押されて収容ケー
ス10の内に巻径を大として膨らませながら巻戻され、
ドアハーネスは縮む。
【0041】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
に係わる自動車のドアと車体との間に配索するワイヤハ
ーネスを、ヒンジ位置と同一位置ではなく室内側の内部
位置に配索しているため、ドア開閉時にワイヤハーネス
には伸縮機能とねじれ機能の両機能が要求されるが、ハ
ーネス伸縮機構を備えた収容ケースを設けているため、
ドア開閉時にワイヤハーネスを伸縮させることができ、
かつ、収容ケースより引き出されたワイヤハーネスがね
じれることができるため、ドアの開閉作動にスムーズに
追従させることができる。
【0042】また、上記収容ケースへのワイヤハーネス
の挿入は、収容ケースの周面を開口しているため、該開
口からワイヤハーネスを挿入して、一巻きした状態で容
易に通すことができる。しかも、収容ケースはワイヤハ
ーネスを巻いて状態で挿通するだけの小型形状であるた
め、スペースと取らずに取り付けることができ、かつ、
室内側にあまり露出させず、外観を損なわない。さら
に、収容ケースをドア側に設けた場合も、小型かつ軽量
であるため、ドアの開閉操作力が大きくなることはな
く、ドアの開閉が重くならない。
【0043】さらに、ワイヤハーネスをヒンジ位置より
も内部位置で、かつ、ウエザーストリップより内部位置
に配索しているため、ワイヤハーネスには防水対策を施
す必要はなく、従来用いられていたグロメット等を不要
とできる。
【0044】さらに、ワイヤハーネスをトアパネル内板
の内面側に配索できるため、従来必要とされたドアパネ
ル内部ヘワイヤハーネスを配索して、ドアパネル先端面
に設けた貫通穴よりワイヤハーネスを取り出す作業を無
くすことができ、ドアパネルへのワイヤハーネスの配索
作業を従来と比較して格段に容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の斜視図である。
【図2】 第1実施形態に用いる収容ケースを示し、
(A)は平面図、(B)正面図、(C)は側面図であ
る。
【図3】 (A)は収容ケースの分解斜視図、(B)は
収容ケースの斜視図である。
【図4】 上記収容ケースに挿入するワイヤハーネスに
チューブを取り付けた状態を示す斜視図である。
【図5】 (A)乃至(D)は収容ケースへのワイヤハ
ーネスの取付手順を示す概略図である。
【図6】 上記収容ケースにワイヤハーネスを挿入した
状態を示す斜視図である。
【図7】 ドア開放時におけるワイヤハーネスの引き出
し状態を示す斜視図である。
【図8】 (A)(B)はドア開閉作動時における収容
ケースとワイヤハーネスとの位置関係を示す概略平面図
である。
【図9】 第2実施形態の要部分解斜視図である。
【図10】 第2実施形態の収容ケースへのワイヤハー
ネスの取付手順を示す概略図である。
【図11】 第3実施形態の斜視図である。
【図12】 (A)(B)は第3実施形態のドア開閉作
動時における収容ケースとワイヤハーネスとの位置関係
を示す概略平面図である。
【図13】 従来例を示すドアヒンジ部の分解斜視図で
ある。
【図14】 他の従来例の斜視図である。
【図15】 図14の従来例の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
C 車体 D ドア D・W/H ドアハーネス H ヒンジ位置 1 ドアパネル 1a 端面 1k 凹部 2 ウエザーストリップ 10 収容ケース 10a 本体部 10b 蓋板部 10c 底板部 10d 連結部 10f 挿入口 10g 引出口 10h ハーネス固定片 10k 突起 20 インストルメントパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02G 3/28 B60J 5/04 L Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体とドアの間に配索するワイヤハーネ
    スを、車体とドアとを連結する自動車のドアヒンジの取
    付位置およびウエザーストリップより室内側に配索する
    ものにおいて、 略半円形状の収容ケースを設け、該収容ケースは、一対
    の半円形状の底板部と蓋板部およびこれら底板部と蓋板
    部との直線状上端縁を連続する平面状の連結板部とから
    なる本体部と、上記底板部と蓋板部との円弧形状の周面
    に後付けする周面板部とからなり、該周面板部と上記本
    体部との間にロック部を設けており、 上記本体部の底板部と蓋板部との間の空間に周面側の開
    口よりワイヤハーネスを一巻きした状態で挿入した後に
    上記周面板部を取り付けた状態で、該周面板部と上記連
    結板部の両側にワイヤハーネスに対向して形成される挿
    入口と引出口とから上記ワイヤハーネスの両側を引き出
    しており、 上記収容ケースをドア側あるいは車体側のいずれか一方
    に固定すると共に、該収容ケースから引き出したワイヤ
    ハーネスをドア側あるいは車体側のいずれか他方へと配
    索してクランプで係止し、ドア開閉作動に応じて収容ケ
    ースの内部に挿通したワイヤハーネスの巻径が変わって
    ワイヤハーネスを伸縮させて追従できる構成としている
    ことを特徴とする自動車のドアヒンジ部におけるワイヤ
    ハーネス配索構造。
  2. 【請求項2】 上記収容ケースの内部にはストッパ用の
    突起を本体部の底板部から突設し、該突起に巻き付ける
    ようにして、周面側の開口よりワイヤハーネスを通すよ
    うにしている請求項1に記載の自動車のドアヒンジ部に
    おけるワイヤハーネス配索構造。
  3. 【請求項3】 上記収容ケースの蓋板部に突起挿入穴を
    設け、上記本体部に周面側の開口より一巻きした状態で
    ワイヤハーネスを挿入して、該ワイヤハーネスの一巻き
    された内周部に位置するように上記突起挿入穴へ突起材
    を挿入して、該突起材の先端に設けた大径部で蓋板部に
    係止している請求項1に記載の自動車のドアヒンジ部に
    おけるワイヤハーネス配索構造。
  4. 【請求項4】 上記収容ケースの本体部あるいは周面板
    部の挿入口の外面にあたる位置にハーネス固定片を突設
    して、該ハーネス固定片と上記ワイヤハーネスとをテー
    プ巻き固定して、上記挿入口にワイヤハーネスを固定し
    た状態で挿入している請求項1乃至請求項3のいずれか
    1項に記載の自動車のドアヒンジ部におけるワイヤハー
    ネス配索構造。
  5. 【請求項5】 上記収容ケースの内部に挿通するワイヤ
    ハーネスは、平滑で且つ原状の巻径への復元機能を有す
    るチューブに通し、ドア開放時に引き出された状態から
    ドア閉鎖時に上記チューブの復元力により巻径の大きい
    原状へと復帰して収容ケースに引き戻される構成として
    いる請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動
    車のドアヒンジ部におけるワイヤハーネス配索構造。
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