JPH0848146A - 自動車のドアヒンジ部構造 - Google Patents

自動車のドアヒンジ部構造

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JPH0848146A
JPH0848146A JP20157894A JP20157894A JPH0848146A JP H0848146 A JPH0848146 A JP H0848146A JP 20157894 A JP20157894 A JP 20157894A JP 20157894 A JP20157894 A JP 20157894A JP H0848146 A JPH0848146 A JP H0848146A
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JP
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door
harness
duct
bellows
vehicle body
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JP20157894A
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Inventor
Toshihiro Inoue
敏博 井上
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体に対するドアの組付け作業および車体、
ドア間のハーネス結線作業が容易で、コストが低下し、
かつ外観が向上する自動車のドアヒンジ部構造を提供す
る。 【構成】 車体のフロントピラー4にドアヒンジ13を介
して装着されたドア3のヒンジ部に、車体側とドア側と
を連結しかつ車体側およびドア側における空調用ダクト
9,8の開口部を覆う蛇腹状ダクト5を設け、該ダクト
5内に、車体側のハーネス21とドア側のハーネス22とを
接続するハーネス10をドア3の開閉に追従できるよう余
裕長を持たせて配設する。蛇腹状ダクト5は車体のイン
ストルメントパネルのサイドカバー6とこれに対向する
ドア内面部分との間に設けられ、ハーネス10は伸縮自在
に螺旋状に巻いて余裕長を持たせてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車におけるドアヒ
ンジ部の構造に関し、特に、該ヒンジ部において車体側
とドア側との間に設けられるハーネスの配設構造に関す
る。
【0002】
【従来技術】自動車の車体には、電線やケーブルをユニ
ットとして配列してたばねたハーネスが配設されてお
り、またドアにもこのようなハーネスが配設されてい
る。これらのハーネスは、従来、車体側とドア側にそれ
ぞれ貫通孔を設け、これらの貫通孔を通してハーネスを
車体側からドア側へ導くことにより、一体に接続されて
配設されていた。
【0003】図1はこのような従来のハーネス接続部分
の一例を示す概略斜視図で、01は車体、02はドアであ
る。ドア02はヒンジ03を介して車体01のフロントピラー
04に蝶着されている。フロントピラー04の前方における
車体01の側面部およびドア02の前端面にそれぞれグロメ
ットを装着した貫通孔05,06が設けられており、これら
の貫通孔05,06に通されてハーネス07が車体01内からド
ア02内へ延びている。ハーネス07は貫通孔05,06間にお
いてその中間部をハーネスプロテクタ08によりフロント
ピラー04に固定されているが、ハーネスプロテクタ08と
貫通孔06との間は自由なハーネス渡り部07aとなってお
り、この部分によってドア02の開閉に追随できるように
なっている。
【0004】なお、実開昭56−356 号公報には、リアピ
ラーとバックドアとの間に、上記のような貫通孔を介す
る配線構造を設けたものが開示されている。
【0005】一方、実開昭58−99167 号公報には、ドア
ーインナーパネルに吸入口および吹出口を有するデフロ
スター用ダクトを設け、該吸入口がドア閉時に車体側の
ダクトと接続されるようにしたサイドデフロスターガイ
ドが開示されている。
【0006】
【解決しようとする課題】前記のように車体側とドア側
にそれぞれ設けた貫通孔を通してハーネスを配線したド
アヒンジ部構造においては、ハーネスの通線作業をドア
取付け作業と同時に行わなければならないので、作業が
困難である。また、ハーネスの通線位置が車室外となる
ため、防水構造のハーネスとしなければならず、コスト
が高くなる。さらに、ハーネスの車体、ドア間の可動部
を、ドアヒンジ、ドアチェッカ等との干渉を避けながら
配線しなければならないので、配線位置選択の自由度が
失われ、ハーネスの回路数が増加すると配線スペースの
確保が困難になる。
【0007】また、前記実開昭58−99167 号公報のよう
に、ドアーインナーパネルに設けたデフロスター用ダク
トと車体側のダクトがドア閉時に接続されるようにした
ものにおいては、ドア開時に両ダクトの開口部が露出す
るので外観上好ましくない。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】本発明はこの
ような事情に鑑みてなされたものであり、本発明による
自動車のドアヒンジ部構造においては、車体に装着され
たドアのヒンジ部に、車体側とドア側とを連結しかつ車
体側およびドア側における空調用ダクトの開口部を覆う
蛇腹状のダクトを設けるとともに、該ダクト内に、車体
側のハーネスとドア側のハーネスとを接続するハーネス
をドアの開閉に追従できるよう余裕長を持たせて配設す
る。
【0009】本発明によれば、車体側とドア側の空調用
ダクトの開口部が蛇腹状のダクトにより覆われているの
で、ドア開時にこれらの開口部が露出せず、しかもこの
ダクト内に、車体側のハーネスとドア側のハーネスとを
接続するハーネスが配設され、該ハーネスの結線作業は
ドア取付け後に前記ダクトの取付けとともにできるの
で、ドアの組付作業が容易になる。
【0010】また、上記蛇腹状ダクト内にハーネスを配
設することにより、車体とドアとの間に、ドア開閉に応
じた充分な余裕長を有するハーネス部分を、ドアヒンジ
等の他の構造物との干渉が全く無い状態で自由に配設す
ることができるとともに、該ハーネス部分は外部に露出
しないので防水構造とする必要がなく、コストが低下す
る。
【0011】さらに、上記蛇腹状ダクトは、ダクト開口
部およびハーネスを覆うだけでなく、ドア開時のドアヒ
ンジ、ドアチェッカ等の構造部分をも乗降者の視線から
遮蔽するので外観が向上する。
【0012】車体側およびドア側にそれぞれグロメット
付貫通孔を加工する必要がないので、加工作業が改善さ
れる。
【0013】前記蛇腹状ダクトを、インストルメントパ
ネルの側面とこれに対応するドアライニング部分との間
に設けることにより、蛇腹状ダクトおよびハーネスの配
設がより容易になるとともに、インストルメントパネル
側面を通線スペースとして使えるので、ハーネス配置上
の自由度が増す。
【0014】蛇腹状ダクト内のハーネスは、これを螺旋
状もしくは渦巻状に巻いて伸縮自在とすることにより、
ドアの開閉に追従できる余裕長を容易に与えることがで
きる。
【0015】
【実施例】図2は本発明を自動車のフロントドアに適用
した場合のドアヒンジ部を示す概略外観図である。図の
右方は車室内の前部を示し、シート1の前方にインスト
ルメントパネル2が設けられている。ドア3は車体のフ
ロントピラー4に、図示されていないドアヒンジを介し
て、開閉自在に取付けられている。上記ドアヒンジの後
方において、インストルメントパネル2の側面とドア3
の内面の該側面に向い合う部分との間に蛇腹状ダクト5
が設けられており、ドア3の開閉に応じて伸縮する。
【0016】蛇腹状ダクト5の車体側の端部はインスト
ルメントパネル2の側面にクリップ止めされるインスト
ルメントパネルサイドカバー6(以下インパネサイドカ
バーと称する)に締着されており、ドア側の端部はファ
スナ7によってドア内面に係止されている(図3参
照)。
【0017】ファスナ7は、対向する面にそれぞれ多数
の係止用突起を有する1対のファスナ片を、前記面に直
角に互いに押し付けることにより、前記突起どうしが係
合するようにした従来周知の形式のものであり、本明細
書においては以下このような形式のファスナを面ファス
ナと称する。
【0018】蛇腹状ダクト5は比較的大きな横断面積を
有し、ドア3内に設けられた空調用ダクトすなわちサイ
ドデフロスタダクト8の開口部およびインストルメント
パネル2の側面に開口し前記サイドデフロスタダクト8
に空調装置からのエアを送る車体側ダクト9の開口部は
いずれもこの蛇腹状ダクト5内に臨んでいる。蛇腹状ダ
クト5内にはまた、車体側のハーネスとドア側のハーネ
スとを接続する渡り部ハーネス10が通されている。
【0019】なお、ドア3は、その本体部を構成するド
アパネル11と、その内側に添設されたドアライニング12
とから成っている。
【0020】以上、本発明によるドアヒンジ部の構成に
ついて概述したが、次にその詳部構造を図4以下の各実
施例により説明する。
【0021】図4は図2の要部を下方から見た平面図に
相当するが、特に蛇腹状ダクト5を縦断してその内部お
よび近傍の構造を明確にしてある。前述のようにフロン
トピラー4にドアヒンジ13を介してドア3が開閉自在に
装着されている。ドア3は図1と同様開位置に在る。
【0022】インパネサイドカバー6に円形の開口14が
設けられ、該開口14を取り囲むフランジ部6aに、蛇腹
状ダクト5の端部がリベット、ねじ等の固着用部片15に
より固着されている。一方、ドア3側においても、ドア
ライニング12に同様な円形の開口16が設けられ、該開口
16を取り囲むフランジ部12aに、蛇腹状ダクト5の他端
部が前記面ファスナ7により係止固定されている。
【0023】ドア3内の前記サイドデフロスタダクト8
はドアパネル11に固定され、かつ開口16を通り抜けて蛇
腹状ダクト5内に開口している。サイドデフロスタダク
ト8の開口端部にはシール片17が設けられている。車体
側ダクト9もインパネサイドカバー6の開口14を通って
蛇腹状ダクト5内に開口している。ドア3の閉時には、
サイドデフロスタダクト8は図に2点鎖線で示す位置を
占め、その開口端が車体側ダクト9の開口端に向かい合
い、かつ両開口端間はシール片17によって外部に対して
シールされる。この状態で、空調装置からのエアが車体
側ダクト9からサイドデフロスタダクト8に送り込ま
れ、吹出口18から吹き出してサイドウインドウの曇り止
め、除霜作用を行う。サイドデフロスタダクト8および
車体側ダクト9のそれぞれ開口16および開口14からの突
出長は、ドア閉時に折り畳まれた蛇腹状ダクト5がその
時のフランジ部12a,6a間に納まるように選定されて
いる。
【0024】前記渡り部ハーネス10は、本実施例におい
ては、図示のように螺旋状に巻かれて蛇腹状ダクト5内
に通されている。この渡り部ハーネス10の両端はそれぞ
れコネクタ19,20を介して車体側ハーネス21およびドア
側ハーネス22に接続されている。コネクタ19はインパネ
サイドカバー6に固定され、コネクタ20はドアパネル11
に固定されている。渡り部ハーネス10はこのように螺旋
状に巻かれているので、螺旋の各ループの径を変えるこ
とにより、両コネクタ19,20間の見掛けの長さを自由に
変えることができる。例えばドア3が図示の開状態から
閉じる時には、渡り部ハーネス10は各ループの径を若干
増大することにより長さ方向に収縮してドア3の動きに
無理なく追従することができる。
【0025】上述した諸部材をドア3と車体との間に組
付けるには、ドア3をドアヒンジ13を介してフロントピ
ラー4に装着した後、フランジ部6aに蛇腹状ダクト5
の端部を固着したインパネサイドカバー6をインストル
メントパネル2の側面に取付けるとともに、蛇腹状ダク
ト5内に挿入した渡り部ハーネス10をコネクタ19を介し
て車体側ハーネス21に接続し、蛇腹状ダクト5の他端か
ら延出している渡り部ハーネス10の他端をドア3側のコ
ネクタ20に接続した後、蛇腹状ダクト5を引き伸ばして
その他端をドアライニング12のフランジ部12aに係止す
ればよい。この係止は前記のような面ファスナ7によっ
て行われるので、蛇腹状ダクト5の該端部をフランジ部
12aに押し付けるだけでよく、ワンタッチで極めて容易
に行うことができる。
【0026】このように、渡り部ハーネス10の配設結線
に際して該ハーネスを従来のように車体側およびドア側
の貫通孔に通す必要がなく、従ってハーネスの結線作業
を上記のようにドア取付後に行うことができるので、ド
アの組付作業が極めて容易になる。
【0027】ドア3の開閉に応ずる渡り部ハーネス10の
変形は蛇腹状ダクト5の内部で行われるので、渡り部ハ
ーネス10が変形時に他の構造物と干渉しないよう時に考
慮する必要はなく、従って渡り部ハーネス10の形状を自
由に選択してこれに充分な余裕長を持たせることができ
る。
【0028】また、渡り部ハーネス10は蛇腹状ダクト5
によって覆われて外部に露出しないので防水構造とする
必要がなく、コストが低下する。
【0029】また、ドア開時に渡り部ハーネス10および
サイドデフロスタダクト8、車体側ダクト9の開口部が
蛇腹状ダクト5に覆われて外部に露出しないことにより
外観が向上する。さらにこの蛇腹状ダクト5は、図1か
ら分るように、ドアヒンジ13およびその近傍の構造物を
も乗降者の視線から遮蔽するので一層の外観向上効果が
得られる。
【0030】蛇腹状ダクト5はインストルメントパネル
2の側面とドアライニング12のこれに対応する面部分と
の間に設けられているので、上記諸効果を得るのに充分
な横断面積を容易に確保することができ、かつインスト
ルメントパネル2の比較的広い側面をハーネスの通線ス
ペースとして使えるので、ハーネス配置の自由度が向上
する。
【0031】上記実施例においては、渡り部ハーネス10
を複数のループを有する螺旋状に巻くことによりこれに
余裕長を与えてあるが、渡り部ハーネス10の形状はこれ
に限らず、例えば図5ないし図11に示すような種々の形
状とすることができる。
【0032】図5における渡り部ハーネス10は、プリン
ト配線した可撓性の帯状片すなわちFPC(フレキシブ
ル プリント サーキット)から成り、車体側ハーネス
21およびドア側ハーネス22もこのようなFPCから成っ
ている。この渡り部ハーネス10は、ドア閉時には、図5
に2点鎖線で示しまた図6に斜視図で示してあるよう
に、コネクタ19,20間に渦巻き状に巻き込まれている。
すなわち、渡り部ハーネス10のコネクタ19側の半部とコ
ネクタ20側の半部がそれぞれ外側から内側へ向って巻き
込まれ、渦巻きの中心において両半部が接続しており、
かつこのような形状となるようにくせを付けられてい
る。
【0033】ドアが開かれると、上記渦巻き部分が巻き
戻されて、渡り部ハーネス10は図5に実線で示すように
伸び、ドアに追従する。ドアが閉じると渡り部ハーネス
10は再び渦巻き状に戻る。
【0034】なお、図5においては前述のサイドデフロ
スタダクト8,車体側ダクト9等の図示は省略してあ
る。これは図7,10についても同様である。
【0035】図7ないし図9においては、多数の電線23
(図9)をたばねた渡り部ハーネス10がハーネスガイド
24に支持案内されて蛇腹状ダクト5内に配設されてい
る。ハーネスガイド24は、蛇腹状ダクト5内を車体側か
らドア側へ延びる帯状の底板25に、その両側縁に沿わせ
てそれぞれ一連の台形状の側板26を多数立設して構成さ
れている。底板25には隣接する側板26間にそれぞれ屈曲
自在なヒンジ部27が設けられており、これによりハーネ
スガイド24は充分な可撓性を有しているので、図7に示
すように中央部にループ部28を形成して蛇腹状ダクト5
内に配設されている。
【0036】ハーネスガイド24の車体側の端部は、図8
に示すように、底板25の端部に一体に屈曲形成された固
定片29を、車体側に設けられた固定用ブラケット30にク
リップ31により固定することにより、車体に係止されて
おり、他方の端部は同様にしてドア側に係止されてい
る。そしてこのハーネスガイド24に渡り部ハーネス10が
沿わされ、ハーネスガイド24とともにループ部28の曲率
を変えることにより伸縮してドアの開閉に追従する。な
お、渡り部ハーネス10とハーネスガイド24とは、図9に
示すように、所要部において外側を一括して絶縁テープ
32により巻かれ、互いに分離しないようになされてい
る。
【0037】図10,11はさらに他の実施例を示す。本実
施例は前記ハーネスガイド24の代りにコルゲートチュー
ブ33を使用したものであり、渡り部ハーネス10はこのコ
ルゲートチューブ33に挿通されて蛇腹状ダクト5内に配
設されている。コルゲートチューブ33は前記ループ部28
と同様なループ部34を有し、両端はクリップ35a,35b
によりそれぞれ車体側およびドア側に固定されている。
コルゲートチューブ33およびこれに挿通された渡り部ハ
ーネス10は、前記実施例と同様に、ループ部34の曲率変
化によりドアの開閉に追従する。
【0038】ただし本実施例においては、蛇腹状ダクト
5の中央部の蛇腹の山部5aに相当する位置にその両側
の斜面部5b,5b間に挟まれた状態で偏平な環状のホ
ルダ36が嵌挿されている。そしてこのホルダ36の内周面
に蛇腹の谷部5cより内側まで突出させて形成したかぎ
状の係止片37にコルゲートチューブ33のループ部34が引
掛けられて保持されている(図11参照)。従ってループ
部34は常に蛇腹状ダクト5の両端部間の中央位置に保持
され、この位置で他と干渉することなく安定した変形を
行うので、コルゲートチューブ33および渡り部ハーネス
10は極めて円滑にドアの開閉に追従する。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、車体に対するドアの組
付け作業および車体、ドア間のハーネス結線作業が極め
て容易になり、かつ該ハーネスを防水構造とする必要が
ないので、コストが低下する。
【0040】また、ドア側および車体側のダクト開口部
および上記ハーネスが蛇腹状ダクトにより覆われ、かつ
ドアヒンジ等の他の構造部分も該蛇腹状ダクトにより遮
蔽されるので外観が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の車体、ドア間ハーネス接続部分の一例を
示す概略斜視図である。
【図2】本発明を自動車のフロントドアに適用した場合
のドアヒンジ部を示す概略外観図である。
【図3】図1の要部分解斜視図である。
【図4】図2の要部を下方から見た平面図に相当し、特
に蛇腹状ダクトを縦断してその内部および近傍の構造を
明確にした図である。
【図5】他の実施例による渡り部ハーネスを示す図2と
略同様な平断面図である。
【図6】同実施例の渡り部のハーネスのドア閉時におけ
る状態を示す斜視図である。
【図7】さらに他の実施例による渡り部ハーネスを示す
図5と同様な平断面図である。
【図8】同実施例のハーネスガイドの車体側端部を示す
斜視図である。
【図9】同ハーネスガイドにハーネスを装着した状態を
示す横断面図である。
【図10】その他の実施例による渡り部ハーネスを示す
図5と同様な平断面図である。
【図11】図10の一部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…シート、2…インストルメントパネル、3…ドア、
4…フロントピラー、5…蛇腹状ダクト、6…インパネ
サイドカバー、7…面ファスナ、8…サイドデフロスタ
ダクト、9…車体側ダクト、10…渡り部ハーネス、11…
ドアパネル、12…ドアライニング、13…ドアヒンジ、14
…開口、15…固着用部片、16…開口、17…シール片、18
…吹出口、19,20…コネクタ、21…車体側ハーネス、22
…ドア側ハーネス、23…電線、24…ハーネスガイド、25
…底板、26…側板、27…ヒンジ部、28…ループ部、29…
固定片、30…固定用ブラケット、31…クリップ、32…絶
縁テープ、33…コルゲートチューブ、34…ループ部、35
…クリップ、36…ホルダ、37…係止片。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に装着されたドアのヒンジ部に、車
    体側とドア側とを連結しかつ車体側およびドア側におけ
    る空調用ダクトの開口部を覆う蛇腹状のダクトを設ける
    とともに、該ダクト内に、車体側のハーネスとドア側の
    ハーネスとを接続するハーネスをドアの開閉に追従でき
    るよう余裕長を持たせて配設したことを特徴とする自動
    車のドアヒンジ部構造。
  2. 【請求項2】 前記蛇腹状ダクトを、インストルメント
    パネルの側面とこれに対応するドア内面部分との間に設
    けた請求項1の自動車のドアヒンジ部構造。
  3. 【請求項3】 前記蛇腹状ダクト内のハーネスが伸縮自
    在に巻かれている請求項1の自動車のドアヒンジ部構
    造。
JP20157894A 1994-08-04 1994-08-04 自動車のドアヒンジ部構造 Pending JPH0848146A (ja)

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