JPH10172823A - フッ素樹脂絶縁コイルおよびその製造方法ならびにフッ素樹脂絶縁電線およびその製造方法 - Google Patents
フッ素樹脂絶縁コイルおよびその製造方法ならびにフッ素樹脂絶縁電線およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH10172823A JPH10172823A JP8330620A JP33062096A JPH10172823A JP H10172823 A JPH10172823 A JP H10172823A JP 8330620 A JP8330620 A JP 8330620A JP 33062096 A JP33062096 A JP 33062096A JP H10172823 A JPH10172823 A JP H10172823A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluororesin
- coil
- adhesive layer
- outer periphery
- polyester film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボビンを不要にできると共にコストを低減で
きるフッ素樹脂絶縁コイルを提供する。 【解決手段】 導線の外周にフッ素樹脂被覆を施しその
フッ素樹脂被覆の外周に重なり部を作りながら接着層付
きポリエステルフィルムテープをスパイラル状に巻き付
け次いで熱処理して前記接着層付きポリエステルフィル
ムテープの重なり部を付着させたフッ素樹脂絶縁電線を
巻線してコイル本体４とし、そのコイル本体４のコイル
形状を接着テープ５で保持し、フッ素樹脂絶縁コイル６
とする。 【効果】 高温・高湿度雰囲気中における絶縁性に優れ
たフッ素樹脂被覆を有するため、ソレノイドバルブの磁
界発生用コイルのような高温・高湿度雰囲気中で使用さ
れるコイルとして有用である。ボビンを用いず且つ高価
な自己融着層も形成せず、安価な接着層付きポリエステ
ルフィルムテープを用いるため、コストを低減できる。
また、ボビンを用いないから、コイルサイズを小さくで
きる。
きるフッ素樹脂絶縁コイルを提供する。 【解決手段】 導線の外周にフッ素樹脂被覆を施しその
フッ素樹脂被覆の外周に重なり部を作りながら接着層付
きポリエステルフィルムテープをスパイラル状に巻き付
け次いで熱処理して前記接着層付きポリエステルフィル
ムテープの重なり部を付着させたフッ素樹脂絶縁電線を
巻線してコイル本体４とし、そのコイル本体４のコイル
形状を接着テープ５で保持し、フッ素樹脂絶縁コイル６
とする。 【効果】 高温・高湿度雰囲気中における絶縁性に優れ
たフッ素樹脂被覆を有するため、ソレノイドバルブの磁
界発生用コイルのような高温・高湿度雰囲気中で使用さ
れるコイルとして有用である。ボビンを用いず且つ高価
な自己融着層も形成せず、安価な接着層付きポリエステ
ルフィルムテープを用いるため、コストを低減できる。
また、ボビンを用いないから、コイルサイズを小さくで
きる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、フッ素樹脂絶縁コ
イルおよびその製造方法ならびにフッ素樹脂絶縁電線お
よびその製造方法に関し、更に詳しくは、巻線がばらけ
ることがなく且つボビンを不要にできると共にコストを
低減できるフッ素樹脂絶縁コイルおよびその製造方法な
らびに前記フッ素樹脂絶縁コイルに使用するフッ素樹脂
絶縁電線およびその製造方法に関する。
イルおよびその製造方法ならびにフッ素樹脂絶縁電線お
よびその製造方法に関し、更に詳しくは、巻線がばらけ
ることがなく且つボビンを不要にできると共にコストを
低減できるフッ素樹脂絶縁コイルおよびその製造方法な
らびに前記フッ素樹脂絶縁コイルに使用するフッ素樹脂
絶縁電線およびその製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】フッ素樹脂絶縁コイルは、高温・高湿度
雰囲気中における絶縁性に優れたフッ素樹脂絶縁電線を
使用しているため、ソレノイドバルブの磁界発生用コイ
ルのような高温・高湿度雰囲気中で使用されるコイルと
して有用である。
雰囲気中における絶縁性に優れたフッ素樹脂絶縁電線を
使用しているため、ソレノイドバルブの磁界発生用コイ
ルのような高温・高湿度雰囲気中で使用されるコイルと
して有用である。
【０００３】従来のフッ素樹脂絶縁コイルは、導線の外
周にフッ素樹脂被覆を施したフッ素樹脂絶縁電線を巻線
したコイル本体と、そのコイル本体のコイル形状を保持
するボビンとを具備して構成されている。ボビンを用い
ている理由は、フッ素樹脂被覆の接着性が非常に悪いた
め、ボビンなしではコイル形状を保持できないからであ
る。
周にフッ素樹脂被覆を施したフッ素樹脂絶縁電線を巻線
したコイル本体と、そのコイル本体のコイル形状を保持
するボビンとを具備して構成されている。ボビンを用い
ている理由は、フッ素樹脂被覆の接着性が非常に悪いた
め、ボビンなしではコイル形状を保持できないからであ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のフ
ッ素樹脂絶縁コイルは必ずボビンを必要としていたが、
このボビンのために、コストが上昇すると共にコイルサ
イズが大きくなる問題点があった。これに対して、フッ
素樹脂被覆の代りに接着性のよい絶縁被覆を施すことが
考えられるが、その場合、ボビンは不要になるが、高温
・高湿度雰囲気中における絶縁性に劣るものとなる問題
点がある。また、フッ素樹脂被覆の外周に自己融着層
（例えばポリアミド層）を形成することが考えられる
が、その場合、ボビンは不要になるが、コストを下げる
ことが出来ない問題点がある。そこで、本発明の第１の
目的は、巻線がばらけることがなく且つボビンを不要に
できると共にコストを低減可能でさらにフッ素樹脂の特
長を保持できるフッ素樹脂絶縁コイルおよびその製造方
法を提供することにある。また、本発明の第２の目的
は、上記フッ素樹脂絶縁コイルに使用するフッ素樹脂絶
縁電線およびその製造方法を提供することにある。
ッ素樹脂絶縁コイルは必ずボビンを必要としていたが、
このボビンのために、コストが上昇すると共にコイルサ
イズが大きくなる問題点があった。これに対して、フッ
素樹脂被覆の代りに接着性のよい絶縁被覆を施すことが
考えられるが、その場合、ボビンは不要になるが、高温
・高湿度雰囲気中における絶縁性に劣るものとなる問題
点がある。また、フッ素樹脂被覆の外周に自己融着層
（例えばポリアミド層）を形成することが考えられる
が、その場合、ボビンは不要になるが、コストを下げる
ことが出来ない問題点がある。そこで、本発明の第１の
目的は、巻線がばらけることがなく且つボビンを不要に
できると共にコストを低減可能でさらにフッ素樹脂の特
長を保持できるフッ素樹脂絶縁コイルおよびその製造方
法を提供することにある。また、本発明の第２の目的
は、上記フッ素樹脂絶縁コイルに使用するフッ素樹脂絶
縁電線およびその製造方法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】第１の観点では、本発明
は、導線又は撚り線の外周にフッ素樹脂被覆を施しその
フッ素樹脂被覆の外周に接着層付きポリエステルフィル
ムテープをスパイラル状に且つ接着層を内側にして巻き
付けたフッ素樹脂絶縁電線を巻線したコイル本体と、そ
のコイル本体のコイル形状を保持する接着テープまたは
接着剤とを具備し、ボビンを有さないことを特徴とする
フッ素樹脂絶縁コイルを提供する。上記フッ素樹脂絶縁
コイルは、フッ素樹脂被覆の外周に接着層付きポリエス
テルフィルムテープを巻き付けているため、接着テープ
または接着剤により接着可能となり、ボビンを用いない
でもコイル形状を保持できるようになる。さらに、接着
層付きポリエステルフィルムテープを巻き付けること
は、自己融着層を形成することよりもコストが安くて済
む。よって、巻線がばらけることがなく且つボビンを不
要にできると共にコストを低減可能でさらにフッ素樹脂
の特長を保持できる。
は、導線又は撚り線の外周にフッ素樹脂被覆を施しその
フッ素樹脂被覆の外周に接着層付きポリエステルフィル
ムテープをスパイラル状に且つ接着層を内側にして巻き
付けたフッ素樹脂絶縁電線を巻線したコイル本体と、そ
のコイル本体のコイル形状を保持する接着テープまたは
接着剤とを具備し、ボビンを有さないことを特徴とする
フッ素樹脂絶縁コイルを提供する。上記フッ素樹脂絶縁
コイルは、フッ素樹脂被覆の外周に接着層付きポリエス
テルフィルムテープを巻き付けているため、接着テープ
または接着剤により接着可能となり、ボビンを用いない
でもコイル形状を保持できるようになる。さらに、接着
層付きポリエステルフィルムテープを巻き付けること
は、自己融着層を形成することよりもコストが安くて済
む。よって、巻線がばらけることがなく且つボビンを不
要にできると共にコストを低減可能でさらにフッ素樹脂
の特長を保持できる。
【０００６】第２の観点では、本発明は、導線または撚
り線の外周にフッ素樹脂被覆を施しそのフッ素樹脂被覆
の外周に重なり部を作りながら接着層付きポリエステル
フィルムテープをスパイラル状に且つ接着層を内側また
は外側にして巻き付け次いで熱処理して前記接着層付き
ポリエステルフィルムテープの重なり部を接着させたフ
ッ素樹脂絶縁電線を巻線してコイル本体とし、そのコイ
ル本体のコイル形状を接着テープまたは接着剤で保持
し、ボビンを用いないことを特徴とするフッ素樹脂絶縁
コイルの製造方法を提供する。上記フッ素樹脂絶縁コイ
ルの製造方法では、重なり部を作りながら接着層付きポ
リエステルフィルムテープをフッ素樹脂被覆の外周に巻
き付け次いで熱処理により重なり部を接着させたフッ素
樹脂絶縁電線を用いて巻線するから、巻線中に接着層付
きポリエステルフィルムテープが解けることが防止さ
れ、巻線作業の作業性を向上でき、上記第１の観点によ
るフッ素樹脂絶縁コイルを好適に製造できる。
り線の外周にフッ素樹脂被覆を施しそのフッ素樹脂被覆
の外周に重なり部を作りながら接着層付きポリエステル
フィルムテープをスパイラル状に且つ接着層を内側また
は外側にして巻き付け次いで熱処理して前記接着層付き
ポリエステルフィルムテープの重なり部を接着させたフ
ッ素樹脂絶縁電線を巻線してコイル本体とし、そのコイ
ル本体のコイル形状を接着テープまたは接着剤で保持
し、ボビンを用いないことを特徴とするフッ素樹脂絶縁
コイルの製造方法を提供する。上記フッ素樹脂絶縁コイ
ルの製造方法では、重なり部を作りながら接着層付きポ
リエステルフィルムテープをフッ素樹脂被覆の外周に巻
き付け次いで熱処理により重なり部を接着させたフッ素
樹脂絶縁電線を用いて巻線するから、巻線中に接着層付
きポリエステルフィルムテープが解けることが防止さ
れ、巻線作業の作業性を向上でき、上記第１の観点によ
るフッ素樹脂絶縁コイルを好適に製造できる。
【０００７】第３の観点では、本発明は、導線または撚
り線の外周にフッ素樹脂被覆を施しそのフッ素樹脂被覆
の外周に接着層付きポリエステルフィルムテープをスパ
イラル状に且つ接着層を外側にして巻き付けたフッ素樹
脂絶縁電線を巻線したコイル本体からなり、前記接着層
の接着によりコイル本体のコイル形状が保持され、ボビ
ンを有さないことを特徴とするフッ素樹脂絶縁コイルを
提供する。上記フッ素樹脂絶縁コイルは、フッ素樹脂被
覆の外周に接着層付きポリエステルフィルムテープを巻
き付けると共に、接着層を外側に出しているため、その
接着層により接着可能となり、ボビンや接着テープや接
着剤を用いないでもコイル形状を保持できるようにな
る。さらに、接着層付きポリエステルフィルムテープを
巻き付けることは、自己融着層を形成することよりもコ
ストが安くて済む。巻線がばらけることがなく且つボビ
ンを不要にできると共にコストを低減可能でさらにフッ
素樹脂の特長を保持できる。
り線の外周にフッ素樹脂被覆を施しそのフッ素樹脂被覆
の外周に接着層付きポリエステルフィルムテープをスパ
イラル状に且つ接着層を外側にして巻き付けたフッ素樹
脂絶縁電線を巻線したコイル本体からなり、前記接着層
の接着によりコイル本体のコイル形状が保持され、ボビ
ンを有さないことを特徴とするフッ素樹脂絶縁コイルを
提供する。上記フッ素樹脂絶縁コイルは、フッ素樹脂被
覆の外周に接着層付きポリエステルフィルムテープを巻
き付けると共に、接着層を外側に出しているため、その
接着層により接着可能となり、ボビンや接着テープや接
着剤を用いないでもコイル形状を保持できるようにな
る。さらに、接着層付きポリエステルフィルムテープを
巻き付けることは、自己融着層を形成することよりもコ
ストが安くて済む。巻線がばらけることがなく且つボビ
ンを不要にできると共にコストを低減可能でさらにフッ
素樹脂の特長を保持できる。
【０００８】第４の観点では、本発明は、導線または撚
り線の外周にフッ素樹脂被覆を施しそのフッ素樹脂被覆
の外周に熱可塑性接着層付きポリエステルフィルムテー
プをスパイラル状に且つ熱可塑性接着層を外側にして巻
き付けたフッ素樹脂絶縁電線を巻線してコイル本体と
し、次いで熱処理して前記熱可塑性接着層を接着させて
コイル本体のコイル形状を保持し、ボビンを用いないこ
とを特徴とするフッ素樹脂絶縁コイルの製造方法を提供
する。上記フッ素樹脂絶縁コイルの製造方法では、熱可
塑性接着層を外側に出して接着層付きポリエステルフィ
ルムテープをフッ素樹脂被覆の外周に巻き付けたフッ素
樹脂絶縁電線を用いて巻線してコイル形状にし、次いで
熱処理により前記熱可塑性接着層を接着させているか
ら、コイル形状を保持するのにボビンや接着テープや接
着剤が不要になり、上記第３の観点によるフッ素樹脂絶
縁コイルを好適に製造できる。
り線の外周にフッ素樹脂被覆を施しそのフッ素樹脂被覆
の外周に熱可塑性接着層付きポリエステルフィルムテー
プをスパイラル状に且つ熱可塑性接着層を外側にして巻
き付けたフッ素樹脂絶縁電線を巻線してコイル本体と
し、次いで熱処理して前記熱可塑性接着層を接着させて
コイル本体のコイル形状を保持し、ボビンを用いないこ
とを特徴とするフッ素樹脂絶縁コイルの製造方法を提供
する。上記フッ素樹脂絶縁コイルの製造方法では、熱可
塑性接着層を外側に出して接着層付きポリエステルフィ
ルムテープをフッ素樹脂被覆の外周に巻き付けたフッ素
樹脂絶縁電線を用いて巻線してコイル形状にし、次いで
熱処理により前記熱可塑性接着層を接着させているか
ら、コイル形状を保持するのにボビンや接着テープや接
着剤が不要になり、上記第３の観点によるフッ素樹脂絶
縁コイルを好適に製造できる。
【０００９】第５の観点では、本発明は、導線または撚
り線の外周にフッ素樹脂被覆を施してなるフッ素樹脂絶
縁電線において、前記フッ素樹脂被覆の外周に接着層付
きポリエステルフィルムテープをスパイラル状に且つ接
着層を内側にして巻き付けたことを特徴とするフッ素樹
脂絶縁電線を提供する。上記フッ素樹脂絶縁電線は、最
外面がフッ素樹脂被覆でなく接着層付きポリエステルフ
ィルムテープであるから、接着性が改善されており、上
記第１の観点によるフッ素樹脂絶縁コイルに好適に使用
できる。
り線の外周にフッ素樹脂被覆を施してなるフッ素樹脂絶
縁電線において、前記フッ素樹脂被覆の外周に接着層付
きポリエステルフィルムテープをスパイラル状に且つ接
着層を内側にして巻き付けたことを特徴とするフッ素樹
脂絶縁電線を提供する。上記フッ素樹脂絶縁電線は、最
外面がフッ素樹脂被覆でなく接着層付きポリエステルフ
ィルムテープであるから、接着性が改善されており、上
記第１の観点によるフッ素樹脂絶縁コイルに好適に使用
できる。
【００１０】第６の観点では、本発明は、導線または撚
り線の外周にフッ素樹脂被覆を施し、そのフッ素樹脂被
覆の外周に重なり部を作りながら接着層付きポリエステ
ルフィルムテープをスパイラル状に且つ接着層を内側ま
たは外側にして巻き付け、次いで熱処理して前記接着層
付きポリエステルフィルムテープの重なり部を接着させ
ることを特徴とするフッ素樹脂絶縁電線の製造方法を提
供する。上記フッ素樹脂絶縁電線は、最外面がフッ素樹
脂被覆でなく接着層付きポリエステルフィルムテープで
あるから、接着性が改善されている。また、接着層付き
ポリエステルフィルムテープの重なり部を接着させてい
るから、接着層付きポリエステルフィルムテープが解け
ず、上記第１の観点によるフッ素樹脂絶縁コイルに好適
に使用できる。
り線の外周にフッ素樹脂被覆を施し、そのフッ素樹脂被
覆の外周に重なり部を作りながら接着層付きポリエステ
ルフィルムテープをスパイラル状に且つ接着層を内側ま
たは外側にして巻き付け、次いで熱処理して前記接着層
付きポリエステルフィルムテープの重なり部を接着させ
ることを特徴とするフッ素樹脂絶縁電線の製造方法を提
供する。上記フッ素樹脂絶縁電線は、最外面がフッ素樹
脂被覆でなく接着層付きポリエステルフィルムテープで
あるから、接着性が改善されている。また、接着層付き
ポリエステルフィルムテープの重なり部を接着させてい
るから、接着層付きポリエステルフィルムテープが解け
ず、上記第１の観点によるフッ素樹脂絶縁コイルに好適
に使用できる。
【００１１】第７の観点では、本発明は、導線または撚
り線の外周にフッ素樹脂被覆を施してなるフッ素樹脂絶
縁電線において、前記フッ素樹脂被覆の外周に熱可塑性
接着層付きポリエステルフィルムテープをスパイラル状
に且つ熱可塑性接着層を外側にして巻き付けたことを特
徴とするフッ素樹脂絶縁電線を提供する。上記フッ素樹
脂絶縁電線は、最外面がフッ素樹脂被覆でなく熱可塑性
接着層であるから、熱処理により接着でき、上記第３の
観点によるフッ素樹脂絶縁コイルに好適に使用できる。
り線の外周にフッ素樹脂被覆を施してなるフッ素樹脂絶
縁電線において、前記フッ素樹脂被覆の外周に熱可塑性
接着層付きポリエステルフィルムテープをスパイラル状
に且つ熱可塑性接着層を外側にして巻き付けたことを特
徴とするフッ素樹脂絶縁電線を提供する。上記フッ素樹
脂絶縁電線は、最外面がフッ素樹脂被覆でなく熱可塑性
接着層であるから、熱処理により接着でき、上記第３の
観点によるフッ素樹脂絶縁コイルに好適に使用できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施形態により本
発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明
が限定されるものではない。
発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明
が限定されるものではない。
【００１３】−第１の実施形態− 図１の（ａ）に示すように、線径０．１８ｍｍの錫めっ
き銅合金線を１９本撚り合わせて撚り合金線１を製造す
る。そして、チューブ押出被覆により、図１の（ｂ）に
示すように、撚り合金線１の外周にフッ化エチレンプロ
ピレン樹脂（ＦＥＰ）被覆２を厚さ０．１５ｍｍで設
け、外径１．２ｍｍのフッ素樹脂被覆撚り合金線２Ａを
製造した。次に、図２の（ａ）（ｂ）に示すように、フ
ッ素樹脂被覆撚り合金線２Ａの外周に重なり部３’を作
りながら厚さ１２μｍの接着層付きポリエステルフィル
ムテープ３をスパイラル状に且つ接着層を内側にして巻
き付け、フッ素樹脂絶縁電線３Ａを製造した。次いで、
図３に示すように、テープ巻き付け部１０を経たフッ素
樹脂絶縁電線３Ａを熱処理部２０中に入れ、連続走行さ
せながら２００℃，２０秒間の加熱により接着層付きポ
リエステルフィルムテープ３の重なり部３’を接着さ
せ、フッ素樹脂絶縁電線３Ｂを製造した。次に、図４に
示すように、フッ素樹脂絶縁電線３Ｂを巻線してコイル
本体４とし、そのコイル本体４にポリエステルフィルム
からなる接着テープ５を巻いてコイル形状を保持させ、
フッ素樹脂絶縁コイル６を得た。なお、接着テープ５を
用いる代りに、接着剤を塗布してもよい。
き銅合金線を１９本撚り合わせて撚り合金線１を製造す
る。そして、チューブ押出被覆により、図１の（ｂ）に
示すように、撚り合金線１の外周にフッ化エチレンプロ
ピレン樹脂（ＦＥＰ）被覆２を厚さ０．１５ｍｍで設
け、外径１．２ｍｍのフッ素樹脂被覆撚り合金線２Ａを
製造した。次に、図２の（ａ）（ｂ）に示すように、フ
ッ素樹脂被覆撚り合金線２Ａの外周に重なり部３’を作
りながら厚さ１２μｍの接着層付きポリエステルフィル
ムテープ３をスパイラル状に且つ接着層を内側にして巻
き付け、フッ素樹脂絶縁電線３Ａを製造した。次いで、
図３に示すように、テープ巻き付け部１０を経たフッ素
樹脂絶縁電線３Ａを熱処理部２０中に入れ、連続走行さ
せながら２００℃，２０秒間の加熱により接着層付きポ
リエステルフィルムテープ３の重なり部３’を接着さ
せ、フッ素樹脂絶縁電線３Ｂを製造した。次に、図４に
示すように、フッ素樹脂絶縁電線３Ｂを巻線してコイル
本体４とし、そのコイル本体４にポリエステルフィルム
からなる接着テープ５を巻いてコイル形状を保持させ、
フッ素樹脂絶縁コイル６を得た。なお、接着テープ５を
用いる代りに、接着剤を塗布してもよい。
【００１４】以上のフッ素樹脂絶縁コイル６は、高温・
高湿度雰囲気中における絶縁性に優れたフッ化エチレン
プロピレン樹脂被覆２を有するため、ソレノイドバルブ
の磁界発生用コイルのような高温・高湿度雰囲気中で使
用されるコイルとして有用である。そして、ボビンを用
いず且つ高価な自己融着層も形成せず、安価な接着層付
きポリエステルフィルムテープ３と接着テープ５を用い
るため、コストを低減することが出来る。また、ボビン
を用いないから、コイルサイズを小さくすることも可能
となる。
高湿度雰囲気中における絶縁性に優れたフッ化エチレン
プロピレン樹脂被覆２を有するため、ソレノイドバルブ
の磁界発生用コイルのような高温・高湿度雰囲気中で使
用されるコイルとして有用である。そして、ボビンを用
いず且つ高価な自己融着層も形成せず、安価な接着層付
きポリエステルフィルムテープ３と接着テープ５を用い
るため、コストを低減することが出来る。また、ボビン
を用いないから、コイルサイズを小さくすることも可能
となる。
【００１５】−第２の実施形態− 前記第１の実施形態と同様にしてフッ素樹脂被覆撚り合
金線２Ａを製造し、次に、図５の（ａ）（ｂ）に示すよ
うに、フッ素樹脂被覆撚り合金線２Ａの外周に厚さ１２
μｍの熱可塑性接着層付きポリエステルフィルムテープ
７をスパイラル状に且つ熱可塑性接着層を外側にして巻
き付け、フッ素樹脂絶縁電線９を製造した。なお、熱可
塑性接着層は、例えばポリビニルブチラールである。次
に、図６に示すように、フッ素樹脂絶縁電線９を巻線し
てコイル本体４１とし、そのコイル本体４１を電気炉に
入れ、１５０℃，２０秒間の加熱により熱可塑性接着層
を接着させてコイル本体４１のコイル形状を保持させる
ようにし、フッ素樹脂絶縁コイル４２を得た。
金線２Ａを製造し、次に、図５の（ａ）（ｂ）に示すよ
うに、フッ素樹脂被覆撚り合金線２Ａの外周に厚さ１２
μｍの熱可塑性接着層付きポリエステルフィルムテープ
７をスパイラル状に且つ熱可塑性接着層を外側にして巻
き付け、フッ素樹脂絶縁電線９を製造した。なお、熱可
塑性接着層は、例えばポリビニルブチラールである。次
に、図６に示すように、フッ素樹脂絶縁電線９を巻線し
てコイル本体４１とし、そのコイル本体４１を電気炉に
入れ、１５０℃，２０秒間の加熱により熱可塑性接着層
を接着させてコイル本体４１のコイル形状を保持させる
ようにし、フッ素樹脂絶縁コイル４２を得た。
【００１６】以上のフッ素樹脂絶縁コイル４２は、高温
・高湿度雰囲気中における絶縁性に優れたフッ化エチレ
ンプロピレン樹脂被覆を有するため、ソレノイドバルブ
の磁界発生用コイルのような高温・高湿度雰囲気中で使
用されるコイルとして有用である。そして、ボビンを用
いず且つ高価な自己融着層も形成せず、安価な熱可塑性
接着層付きポリエステルフィルムテープ７を用いるた
め、コストを低減することが出来る。また、ボビンを用
いないから、コイルサイズを小さくすることも可能とな
る。
・高湿度雰囲気中における絶縁性に優れたフッ化エチレ
ンプロピレン樹脂被覆を有するため、ソレノイドバルブ
の磁界発生用コイルのような高温・高湿度雰囲気中で使
用されるコイルとして有用である。そして、ボビンを用
いず且つ高価な自己融着層も形成せず、安価な熱可塑性
接着層付きポリエステルフィルムテープ７を用いるた
め、コストを低減することが出来る。また、ボビンを用
いないから、コイルサイズを小さくすることも可能とな
る。
【００１７】
【発明の効果】本発明のフッ素樹脂絶縁コイルによれ
ば、高温・高湿度雰囲気中における絶縁性に優れたフッ
素樹脂被覆を有するため、ソレノイドバルブの磁界発生
用コイルのような高温・高湿度雰囲気中で使用されるコ
イルとして有用である。そして、ボビンを用いず且つ高
価な自己融着層も形成せず、安価な接着層付きポリエス
テルフィルムテープを用いるため、コストを低減するこ
とが出来る。また、ボビンを用いないから、コイルサイ
ズを小さくすることも可能となる。
ば、高温・高湿度雰囲気中における絶縁性に優れたフッ
素樹脂被覆を有するため、ソレノイドバルブの磁界発生
用コイルのような高温・高湿度雰囲気中で使用されるコ
イルとして有用である。そして、ボビンを用いず且つ高
価な自己融着層も形成せず、安価な接着層付きポリエス
テルフィルムテープを用いるため、コストを低減するこ
とが出来る。また、ボビンを用いないから、コイルサイ
ズを小さくすることも可能となる。
【図１】フッ素樹脂被覆撚り合金線の説明図である。
【図２】接着層付きポリエステルフィルムテープを巻き
付けたフッ素樹脂絶縁電線の説明図である。
付けたフッ素樹脂絶縁電線の説明図である。
【図３】テープ巻き付け工程と熱処理工程の説明図であ
る。
る。
【図４】第１の実施形態にかかるフッ素樹脂絶縁コイル
の斜視図である。
の斜視図である。
【図５】熱可塑性接着層付きポリエステルフィルムテー
プを巻き付けたフッ素樹脂絶縁電線の説明図である。
プを巻き付けたフッ素樹脂絶縁電線の説明図である。
【図６】第２の実施形態にかかるフッ素樹脂絶縁コイル
の斜視図である。
の斜視図である。
１ 撚り合金線 ２ フッ化エチレンプロピレン樹脂被覆 ２Ａ フッ素樹脂被覆撚り合金線 ３Ａ フッ素樹脂絶縁電線 ３Ｂ フッ素樹脂絶縁電線 ３ 接着層付きポリエステルフィルムテープ ４ コイル本体 ５ 接着テープ ６ フッ素樹脂絶縁コイル ７ 熱可塑性接着層付きポリエステルフィルムテー
プ ９ フッ素樹脂絶縁電線 １０ テープ巻き付け部 ２０ 熱処理部 ４１ コイル本体 ４２ フッ素樹脂絶縁コイル
プ ９ フッ素樹脂絶縁電線 １０ テープ巻き付け部 ２０ 熱処理部 ４１ コイル本体 ４２ フッ素樹脂絶縁コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅野 茂雄 長野県上田市大字大屋300番地 東京特殊 電線株式会社上田工場内
Claims (7)
- 【請求項１】 導線または撚り線の外周にフッ素樹脂被
覆を施しそのフッ素樹脂被覆の外周に接着層付きポリエ
ステルフィルムテープをスパイラル状に且つ接着層を内
側にして巻き付けたフッ素樹脂絶縁電線を巻線したコイ
ル本体と、そのコイル本体のコイル形状を保持する接着
テープまたは接着剤とを具備し、ボビンを有さないこと
を特徴とするフッ素樹脂絶縁コイル。 - 【請求項２】 導線または撚り線の外周にフッ素樹脂被
覆を施しそのフッ素樹脂被覆の外周に重なり部を作りな
がら接着層付きポリエステルフィルムテープをスパイラ
ル状に且つ接着層を内側または外側にして巻き付け次い
で熱処理して前記接着層付きポリエステルフィルムテー
プの重なり部を接着させたフッ素樹脂絶縁電線を巻線し
てコイル本体とし、そのコイル本体のコイル形状を接着
テープまたは接着剤で保持し、ボビンを用いないことを
特徴とするフッ素樹脂絶縁コイルの製造方法。 - 【請求項３】 導線または撚り線の外周にフッ素樹脂被
覆を施しそのフッ素樹脂被覆の外周に接着層付きポリエ
ステルフィルムテープをスパイラル状に且つ接着層を外
側にして巻き付けたフッ素樹脂絶縁電線を巻線したコイ
ル本体からなり、前記接着層の接着によりコイル本体の
コイル形状が保持され、ボビンを有さないことを特徴と
するフッ素樹脂絶縁コイル。 - 【請求項４】 導線または撚り線の外周にフッ素樹脂被
覆を施しそのフッ素樹脂被覆の外周に熱可塑性接着層付
きポリエステルフィルムテープをスパイラル状に且つ熱
可塑性接着層を外側にして巻き付けたフッ素樹脂絶縁電
線を巻線してコイル本体とし、次いで熱処理して前記熱
可塑性接着層を接着させてコイル本体のコイル形状を保
持し、ボビンを用いないことを特徴とするフッ素樹脂絶
縁コイルの製造方法。 - 【請求項５】 導線または撚り線の外周にフッ素樹脂被
覆を施してなるフッ素樹脂絶縁電線において、前記フッ
素樹脂被覆の外周に接着層付きポリエステルフィルムテ
ープをスパイラル状に且つ接着層を内側にして巻き付け
たことを特徴とするフッ素樹脂絶縁電線。 - 【請求項６】 導線または撚り線の外周にフッ素樹脂被
覆を施し、そのフッ素樹脂被覆の外周に重なり部を作り
ながら接着層付きポリエステルフィルムテープをスパイ
ラル状に且つ接着層を内側または外側にして巻き付け、
次いで熱処理して前記接着層付きポリエステルフィルム
テープの重なり部を接着させることを特徴とするフッ素
樹脂絶縁電線の製造方法。 - 【請求項７】 導線または撚り線の外周にフッ素樹脂被
覆を施してなるフッ素樹脂絶縁電線において、前記フッ
素樹脂被覆の外周に熱可塑性接着層付きポリエステルフ
ィルムテープをスパイラル状に且つ熱可塑性接着層を外
側にして巻き付けたことを特徴とするフッ素樹脂絶縁電
線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8330620A JPH10172823A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | フッ素樹脂絶縁コイルおよびその製造方法ならびにフッ素樹脂絶縁電線およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8330620A JPH10172823A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | フッ素樹脂絶縁コイルおよびその製造方法ならびにフッ素樹脂絶縁電線およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10172823A true JPH10172823A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18234703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8330620A Pending JPH10172823A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | フッ素樹脂絶縁コイルおよびその製造方法ならびにフッ素樹脂絶縁電線およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10172823A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7696848B2 (en) | 2005-01-17 | 2010-04-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Bobbinless coil and method of manufacturing the same |
| US10377254B2 (en) * | 2013-05-14 | 2019-08-13 | Ihi Corporation | Wireless power transmission device and vehicle |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60117524U (ja) * | 1984-01-17 | 1985-08-08 | 住友電気工業株式会社 | テ−プ巻電線 |
| JPS60118817U (ja) * | 1984-01-21 | 1985-08-10 | 住友電気工業株式会社 | 難燃性テ−プ巻電線 |
| JPS63144755A (ja) * | 1986-12-05 | 1988-06-16 | Mitsubishi Electric Corp | ボビンレスボイスコイル |
| JPS63168923U (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-02 |
-
1996
- 1996-12-11 JP JP8330620A patent/JPH10172823A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60117524U (ja) * | 1984-01-17 | 1985-08-08 | 住友電気工業株式会社 | テ−プ巻電線 |
| JPS60118817U (ja) * | 1984-01-21 | 1985-08-10 | 住友電気工業株式会社 | 難燃性テ−プ巻電線 |
| JPS63144755A (ja) * | 1986-12-05 | 1988-06-16 | Mitsubishi Electric Corp | ボビンレスボイスコイル |
| JPS63168923U (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-02 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7696848B2 (en) | 2005-01-17 | 2010-04-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Bobbinless coil and method of manufacturing the same |
| US7834734B2 (en) | 2005-01-17 | 2010-11-16 | Honda Motor Co., Ltd. | Bobbinless coil and method of manufacturing the same |
| US10377254B2 (en) * | 2013-05-14 | 2019-08-13 | Ihi Corporation | Wireless power transmission device and vehicle |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003086026A (ja) | 高周波用積層平角エナメル電線およびその製造方法 | |
| JPH10172823A (ja) | フッ素樹脂絶縁コイルおよびその製造方法ならびにフッ素樹脂絶縁電線およびその製造方法 | |
| JPS63195912A (ja) | エナメル撚線 | |
| JP2002015852A (ja) | 電磁加熱用コイル | |
| CN110580975A (zh) | 一种耐水绕组线及其制造方法 | |
| JPH0430728Y2 (ja) | ||
| JPH08102424A (ja) | コイルの製造方法 | |
| JP4824905B2 (ja) | 最外層テープギャップ巻き電線 | |
| JP2000030852A (ja) | インダクションヒータコイル | |
| WO2022074900A1 (ja) | 融着性絶縁電線及び自己融着コイル | |
| JPH08107012A (ja) | 超電導コイル | |
| JPH05227689A (ja) | 電機巻線 | |
| JPH11111067A (ja) | 高周波用積層タイプ平角絶縁電線 | |
| JPH03248506A (ja) | 集合絶縁電線 | |
| JPH02181311A (ja) | 自己融着性リッツ線 | |
| JPH0688015U (ja) | 同軸ケーブル及び同軸入り複合ケーブル | |
| JP2522923Y2 (ja) | 偏向ヨーク用集合細線 | |
| JPH11232936A (ja) | 高耐圧高周波コイル用リッツ線およびその製造方法 | |
| JP2516109Y2 (ja) | 偏向ヨーク用集合細線 | |
| JPS6037769Y2 (ja) | リ−ド線 | |
| JPH02181309A (ja) | 自己融着性集合電線 | |
| JPH10116723A (ja) | 超電導マグネット | |
| JP2019169385A (ja) | 自己融着絶縁電線及びコイル | |
| JPH0741876U (ja) | 耐火ケーブル | |
| JPH0315112A (ja) | 偏向コイル用リッツ線 |