JPS63144755A - ボビンレスボイスコイル - Google Patents

ボビンレスボイスコイル

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JPS63144755A
JPS63144755A JP28889886A JP28889886A JPS63144755A JP S63144755 A JPS63144755 A JP S63144755A JP 28889886 A JP28889886 A JP 28889886A JP 28889886 A JP28889886 A JP 28889886A JP S63144755 A JPS63144755 A JP S63144755A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice coil
wire
bobbinless
resin
inorganic
Prior art date
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Pending
Application number
JP28889886A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Nogami
野上 文夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS63144755A publication Critical patent/JPS63144755A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ボビンレスボイスコイル、特に、磁気ディ
スク装置のアクチュエータを駆動するボイスコイルモー
タ用の、ボビンを使用しないで樹脂で固着したボビンレ
スボイスコイルに関するものである。
[従来の技術] 第2図は例えば特開昭58−50671号公報に示され
た従来のボビンレスボイスコイルの断面図であり、図に
おいて(1〉はボビンレスボイスコイル、(2)はこの
ボビンレスボイスコイル(1)のための複数本の線材、
(3)はこれら線材(2)を固着してボビンレスボイス
コイル(1)を構成するための固着樹脂である。
従来のボビンレスボイスコイル(1)は、上述したよう
に構成されるが、その際、線材(2)に固着樹脂(3)
を付着しながら巻線作業を行って作製されるか、或は線
材(2)を巻線した後に巻線した線材(2)に固着樹脂
(3)を含浸して作製される。
磁気ディスク装置には、磁気ヘッドを磁気ディスクの所
望の位置に駆動するアクチュエータの駆動源として、ボ
イスコイルモータが使用されている。このボイスコイル
モータは、空隙部に一様な磁束を発生する磁気回路とボ
イスコイルとによって構成されている。
磁気ディスク装置の小形化、軽量化に伴い、ボイスコイ
ルモータも小形化、軽量化が要求されている。また、サ
ーボシステムによる位置決め方式では、磁気ヘッド駆動
機構に共振点が生じ、この共振点を上げて機械振動を小
さくする必要がある。
従って、ボイスコイルモータとして、特にコイル自体の
剛性を高める必要がある。
[発明が解決しようとする問題点] 上述したようなボイスコイルでは、コイル自体の剛性が
低く、機械共振点が低くなるため、ボビンまたは補強枠
を設けているが、この方法ではボイスコイルを小形化、
軽量化できないという問題点があった。
この発明は、このような問題点を解決するためになされ
たもので、剛性が高く、機械的共振点も高いボビンレス
ボイスコイルを得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係るボビンレスボイスコイルは、線材間に無
機充填物を充填したものである。
[作 用] この発明においては、無機充填物が線材間の接触してい
ない間隙に充填され、線材と無機充填物とが接触する、
すなわち無機充填物を介しての線材と線材との接触面が
多くなるので、コイル自体の剛性が高くなり、機械共振
点も高くなる。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例を示す断面図であり、(I
A)はこの発明のボビンレスボイスコイル、(2)およ
び(3)は上述した従来のボビンレスボイスコイル(1
)におけるものと同一である。ただし、線材(2)は直
径0.39mmのPVF線を用いた。
(4)は線材(2)間に充填された無機充填物である。
この無機充填物(4)としては、例えば球状無機物また
は無機短繊維が使用できる。以下、まず無機充填物(4
)が球状無機物である場合について説明する。
球状無機物は、線材(2)の直径を1とした時、これに
対して直径が0.15以下で、かつ、直径0.05〜0
.15の範囲のものを50%以上含む。
同時に、球状無機物の充填量は、線材(2)に対して体
積比0.01〜0.03の範囲にある。球状無機物の直
径が0.15を越えると線材(2)間に良好に充填する
ことができず、直径0.05〜0.15の範囲の球状無
機物の割合が50%未満であると十分な剛性が得られな
い。また、球状無機物の充填量が0.01未満または0
,03を越えると十分な剛性が得られない。
上述のように構成されたボビンレスボイスコイル(IA
)において、無機充填物(4)である球状無機物として
ガラスピーズ[東芝バロテイー二社商品名rEGB73
1」]を用い、固着樹脂(3)としてエポキシ樹脂混合
物[シェル社商品名「エピコート828J /日立化成
商品名rHN−2200J =100/80(重量比)
]を用いた。
このようなエポキシ樹脂混合物100重量部に対してガ
ラスピーズ85重量部を混合したペーストを、線材(2
)に付着させながら巻線した。次いで、120℃で2時
間加熱し、巻線と平行な方向に17X30mm、垂直な
方向に14mm、コイル厚さ2mmの四角筒状のボビン
レスボイスコイル(IA)を作製した。
比敦例として、ガラスピーズを充填しない同形状のボビ
ンレスボイスコイルを作製した。
これらのボビンレスボイスコイルをアクチュエータのア
ームに取り付け、機械共振点を測定した。
得られた結果を第1表に示す。
第1表 球状無機物を充填したこの発明によるボビンレスボイス
コイルは、機械共振点が従来のものより高かった。
なお、上述では無機充填物(4)である球状無機物とし
てガラスピーズを使用したが、シリカ、アルミナ等の球
状の無機物も同様に使用できる。
次に、無機充填物(4)として無機短繊維を使用した場
合について説明する。
この無機短繊維は、線材(2)の直径を1とした時、こ
れに対して直径が0.15以下で、かつ、長さが1mm
〜3mmである。同時に、無機短繊維の充填量は線材(
2)に対して体積比0.02〜0.04の範囲にある。
無機短繊維の直径が0.15を越えると線材(2)間に
良好に充填することができない。また、無機短繊維の長
さが1mm未満であると十分に剛性を高めることができ
ず、3mmを越えるとからみが生じるので望ましくない
。更に、無機短繊維の充填量が0.02未満または0,
04を越えると十分な剛性が得られない。
上述のように構成されたボビンレスボイスコイル(IA
)において、無機充填物(4)である無機短繊維として
ガラス短繊維[日本板硝子社製商品名[マイクロガラス
チョップトストランドRESO3FRJ]を用い、固着
樹脂(3)としてエポキシ樹脂混合物[シェル社商品名
[エピコート828j/日立化成商品名rHN−220
0J−100/80(重量比)]を用いた。
このようなエポキシ樹脂混合物100重量部に対してガ
ラス短繊維95重量部を混合したペーストを、上述と同
様に線材(2)に付着させながら巻線した。次いで、1
20℃で2時間加熱し、巻線と平行な方向に17X30
mm、垂直な方向に1、4 m m、コイル厚さ2mm
の四角筒状のボビンレスボイスコイル(IA)を作製し
た。
比較例として、ガラス短繊維を充填しない同形状のボビ
ンレスボイスコイルを作製した。
これらのボビンレスボイスコイルをアクチュエータのア
ームに取り付け、機械共振点を測定した。
得られた結果を第2表に示す。
第2表 無機短繊維を充填したこの発明によるボビンレスボイス
コイル(IA)は、機械共振点が従来のものより高かっ
た。
なお、上述した実施例では、無機短繊維としてガラス短
繊維を使用したが、アルミナ繊維、カーボン繊維、炭化
ケイ素ウィスカー等の短繊維も同様に使用できる。
丈な、固着樹脂(3)としてエポキシ樹脂混合物を使用
したが、アクリル樹脂、またはウレタン樹脂等も同様に
使用できる。
[発明の効果] この発明は、以上説明したとおり、線材間に無機充填物
を充填したので、従来のコイル作製設備を大幅に変更す
ることなくボビンレスボイスコイルを製造でき、その剛
性および機械共振点が高いという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図は従
来のボビンレスボイスコイルを示す断面図である。 図において、(IA)はボビンレスボイスコイル、(2
)は線材、(3)は固着樹脂、(4)は無機充填物であ
る。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)線材と、この線材の直径1に対して直径が0.1
    5以下で前記線材間に充填された無機充填物と、前記線
    材間並びに前記線材および前記無機充填物間を固着する
    ための固着樹脂とを備えたことを特徴とするボビンレス
    ボイスコイル。
  2. (2)無機充填物は、ガラス、シリカおよびアルミナか
    らなる群から選ばれ、線材の直径1に対して直径0.0
    5〜0.15の範囲のものが50%以上、かつ充填量が
    前記線材1に対して体積比0.01〜0.03の範囲の
    球状無機物であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のボビンレスボイスコイル。
  3. (3)無機充填物は、ガラス繊維、アルミナ繊維、カー
    ボン繊維、炭化ケイ素ウィスカーからなる群から選ばれ
    、長さが1mm〜3mmであり、かつ充填量が線材1に
    対して体積比0.02〜0.04の範囲の無機短繊維で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のボビ
    ンレスボイスコイル。
  4. (4)固着樹脂はエポキシ樹脂、アクリル樹脂およびウ
    レタン樹脂からなる群から選ばれたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のボビンレスボイスコイル。
JP28889886A 1986-12-05 1986-12-05 ボビンレスボイスコイル Pending JPS63144755A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0225003A (ja) * 1988-07-14 1990-01-26 Asahi Chem Ind Co Ltd 平面コイル
JPH10172823A (ja) * 1996-12-11 1998-06-26 Totoku Electric Co Ltd フッ素樹脂絶縁コイルおよびその製造方法ならびにフッ素樹脂絶縁電線およびその製造方法

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