JPS6118731B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6118731B2
JPS6118731B2 JP7031078A JP7031078A JPS6118731B2 JP S6118731 B2 JPS6118731 B2 JP S6118731B2 JP 7031078 A JP7031078 A JP 7031078A JP 7031078 A JP7031078 A JP 7031078A JP S6118731 B2 JPS6118731 B2 JP S6118731B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
magnetic
voice coil
coil
galver
Prior art date
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Expired
Application number
JP7031078A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54161906A (en
Inventor
Toshitaka Sugimoto
Tooru Fujishima
Masaharu Kobayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7031078A priority Critical patent/JPS54161906A/ja
Publication of JPS54161906A publication Critical patent/JPS54161906A/ja
Publication of JPS6118731B2 publication Critical patent/JPS6118731B2/ja
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  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はビデオデイスク用光ピツクアツプに用
いられるガルバーミラー装置に関するものであ
る。
ビデオデイスク用光ピツクアツプでは、光軸を
曲げるとともにトラツキングおよびジツタサーボ
用として外部から可動なガルバーミラーが重要な
役目をもつている。この目的のため、従来は第1
図に示すようなガルバーミラー装置が用いられて
いる。しかし、この型式のガルバーミラー装置で
は、駆動部とミラー部とが分離しているため、(イ)
小型にでき難い、(ロ)光軸合わせ等の調整に多くの
手間を要する、という欠点があつた。この点を第
1図に従つて、さらに詳しく説明する。図におい
て、1はミラー、2は可動コイル3とミラー1と
を接続する吊り針金、4は磁気回路の継鉄となる
中心継鉄、5は磁石である。いま、可動コイル3
に外部から電流を流すと、可動コイル3は吊り針
金2を中心として回動し、この回動は吊り針金2
を通してミラー1を回転させる。この型式のガル
バーミラー装置では、一般につる巻きばねをもつ
ていて、これにより復原力が与えられるが、吊り
針金2のねじりに対する復原力を用いることもあ
る。前記のように、この型式では、小型にするこ
とは困難であり、また外形が複雑なため、光軸合
わせを行うとき多大の時間を要していた。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、小型でかつ電気的制御性がよく、取り付け
調整等が簡単なガルバーミラー装置を提供するに
ある。この目的を達成するため、本発明では、ガ
ルバーミラー装置において、駆動コイルを通常の
スピーカ用ボイスコイルと同様に円筒状に巻き、
これをミラーに直接取り付け、このコイルを一巡
ループを形成する磁気回路中の2つの磁気空隙内
に挿入し、かつ該磁気空隙内のコイルの周辺に磁
性流体を介在させることを特徴としている。そし
て、この駆動コイルに駆動電流が流れると、2つ
の磁気空隙内のコイルは互に上下方向でかつ逆方
向に働く力を受けるため、ミラーはそれ自身の直
径節を中心として回動するので、引例に挙げた従
来のガルバーミラーと同様な動作を行うものであ
る。しかも、本型式のガルバーミラー装置では、
ミラーを例えば直径10mmの大きさとすると、装置
全体が直径15mm、長さ10〜15mmの円柱状となるよ
うに小型化ができ、さらに、可動部は駆動コイル
とミラーのみであるから、軽量となり、感度を鋭
敏にすることができる。
以下、図面により本発明の一実施例を説明す
る。第2図は該実施例の断面図、第3図は該実施
例の振動系、駆動系の要部を示す図、第4図は本
発明のミラーが回転運動を行う原理の説明図であ
る。また、第5図は該実施例のミラー・サブアセ
ンブリの斜視図、第6図は同じく磁気回路部の斜
視図である。さて、第2図において、7はミラ
ー、8はミラー7を支持するねじりばね性をもつ
た支持棒で、ミラー7は支持棒8を中心として回
転する。9は保護膜で、ミラー7の運動に差し支
えないような柔らかい材料を用いて形成されてい
る。10は円形状のボビンに巻かれたボイスコイ
ルで、ボビンはミラー7接着されている。11は
磁性流体で、外側継鉄12と内側磁極13および
13′とにより形成される磁気空隙内に入れられ
ている。なお、ボイスコイル10も、磁性流体1
1とともに上記磁気空隙内に位置している。14
は永久磁石であり、15は永久磁石14を保持す
る非磁性金属またはプラスチツクで作られたスペ
ーサである。16は本体アセンブリを収納するケ
ース、17はケース16と一体となる外ケース蓋
である。18はボイスコイル10に外部から電気
信号を導入するためのリド線、19,19′はリ
ード線18の一端が接続されている端子である。
次に、上記実施例の動作を第3図ないし第6図
を用いて説明する。磁気回路部は、第6図にみら
れるように、永久磁石14、内部磁極13,1
3′外側継鉄12およびスペーサ15よりなつて
おり、口の字形の磁気回路を形成している。内側
磁極13および13′と外側継鉄12とで作られ
る磁気空隙は2つあり、磁束は、第4図に示すよ
うに、永久磁石14、内側磁極13′、磁気空隙
(左側)、外側継鉄12を通り、また磁気空隙(右
側)を通つて内側磁極13から永久磁石14の他
の極へと一巡的に回る。さて、ミラー7に取り付
けられたボイスコイル10は、前記口の字形の磁
気回路中の2つの磁気空隙に入る。いま、外部か
らボイスコイル10に電流を流すと、コイル電流
は左側の空隙内では紙面の向こうへの方向の電流
であり、右側の空隙内では、巻き方が共巻きであ
るので、紙面の裏から上面に出てくる方向の電流
であり、一方、磁束の向きは両者に共通であるか
ら、ミラー7を含む円板状の中心である支持棒8
を中心として偶力が発生し、ミラー7は支持棒8
を中心として回転振動する。このとき、ミラー7
を含む振動系の共振は、支持棒8のねじりこわさ
と、ミラー7、ボイスコイル10を含めた回転イ
ナーシアとによつて決定される。一般に定電流駆
動されたスピーカは、駆動源インピーダンスによ
る電磁制動を受けるが、本ガルバーミラーも同様
に制動を受けるので、共振点で振幅が大きくはな
らない。しかし、電源インピーダンスが少し高く
なると、制動が不足する場合が生じる。そこで、
本発明では磁気空隙内のボイスコイル10と外側
継鉄12および内側磁極13,13′との間隙内
に磁性流体11を挿入する。こうしておくと、上
記振動系は磁性流体11の粘性によるダンピング
作用を受け、スムーズな周波数特性となる。な
お、磁性流体11は、ボイスコイル10に過大電
流が流れて温度上昇する場合、温度上昇する度合
を小さくする効果もある。また、保護膜9は磁極
側に鉄粉等の異物が入ることを防ぐためのもの
で、ミラー7の周辺全部とケース16とに固定さ
れ、ミラー7の回転運動に差し支えないように柔
かくしておく。
以上述べた実施例では、内側磁極13,13′
間に永久磁石14を配置しているが、外側継鉄1
2の一を永久磁石に代え、内側磁極13,13′
等を一体としてもよく、要するに2つの磁気空隙
を含む口の字形の磁気ループが形成されればよ
い。
前述のように、本発明によれば、ガルバーミラ
ー装置において、ボイスコイルが円筒状で巻きや
すく、磁気回路も小型にできるので、回転可動コ
イルとミラーとが分離していた従来のものに比し
著しく小型にでき、例えばミラー直径を10mmとし
て全体を直径15〜16mm、高さ10〜15mmほどの大き
さで作ることが可能となる。また、外形が円柱状
にできるので、ピツクアツプ本体に取り付けると
き精度が向上し、また、ミラー面を除き全体をシ
ールしやすいので、外界の影響を受けにくく、さ
らに、磁性流体の粘度を適切にとることにより、
共振のでかたを制御できる等、大きな効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガルバーミラー装置の構造を示
す斜視図、第2図は本発明の一実施例のガルバー
ミラー装置の構造を示す断面図、第3図は該実施
例の振動系,駆動系の要部を示す断面図、第4図
は本発明によるミラーが回転運動を行う原理の説
明図、第5図は該実施例のミラー・サブアセンブ
リの斜視図、第6図は同じく磁気回路部の斜視図
である。 符号の説明、1……ミラー、2……吊り針金、
3……可動コイル、4……中心継鉄、5……磁
石、7……ミラー、8……支持棒、9……保護
膜、10……ボイスコイル、11……磁性流体、
12……外側継鉄、13,13′……内側磁極、
14……永久磁石、15……スペーサ、16……
ケース、17……外ケース蓋、18……リード
線、19,19′……端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ビデオデイスク用光ピツクアツプに用いられ
    るガルバーミラー装置において、円形のミラー
    と、該ミラーの一径方向を支持しかつねじりばね
    性をもつ支持棒と、該ミラーに取り付けられたボ
    イスコイルと、2つの磁気空隙を有しかつ一巡ル
    ープを形成する磁気回路とにより構成され、該磁
    気空隙内それぞれに前記ボイスコイルの一部が挿
    入されているとともに、磁気回路中の2つの磁気
    空隙内で、該磁気空隙内に挿入されたボイスコイ
    ルの周辺に、磁性流体を介在させたことを特徴と
    するガルバーミラー装置。
JP7031078A 1978-06-13 1978-06-13 Galvamirror device Granted JPS54161906A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7031078A JPS54161906A (en) 1978-06-13 1978-06-13 Galvamirror device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7031078A JPS54161906A (en) 1978-06-13 1978-06-13 Galvamirror device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54161906A JPS54161906A (en) 1979-12-22
JPS6118731B2 true JPS6118731B2 (ja) 1986-05-14

Family

ID=13427749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7031078A Granted JPS54161906A (en) 1978-06-13 1978-06-13 Galvamirror device

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JP (1) JPS54161906A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2493018A1 (fr) * 1980-07-22 1982-04-30 Thomson Csf Deflecteur optique a commande electrique
JPS5763323U (ja) * 1980-09-30 1982-04-15
JPS5982339U (ja) * 1982-11-22 1984-06-04 旭光学工業株式会社 可動鏡装置
JPS6370825A (ja) * 1986-09-12 1988-03-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 振動ミラ−装置
JPH05325228A (ja) * 1992-11-27 1993-12-10 Seiko Epson Corp 光学式記録再生装置

Also Published As

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JPS54161906A (en) 1979-12-22

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