JPH10116723A - 超電導マグネット - Google Patents

超電導マグネット

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JPH10116723A
JPH10116723A JP26879996A JP26879996A JPH10116723A JP H10116723 A JPH10116723 A JP H10116723A JP 26879996 A JP26879996 A JP 26879996A JP 26879996 A JP26879996 A JP 26879996A JP H10116723 A JPH10116723 A JP H10116723A
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JP
Japan
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superconducting
wire
layer
outer periphery
magnet
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JP26879996A
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English (en)
Inventor
Katsumi Miyashita
克己 宮下
Shuji Sakai
修二 酒井
Eiji Suzuki
英治 鈴木
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クエンチ防止として超電導マグネット製作工
程において樹脂含浸工程を必要とせず、超電導巻線固定
が簡単、かつ、確実で、製作コストが安価な超電導マグ
ネットを提供するものである。 【解決手段】 最外層にエナメル絶縁層3を有した超電
導線材をコイル状に巻き回してなる超電導マグネットに
おいて、上記エナメル絶縁層3の外周に接着層4を形成
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超電導マグネット
に係り、特に、超電導線材をコイル状に巻き回してなる
超電導マグネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】超電導マグネットは、その運転時におい
て、磁界発生時に生じる電磁力により、超電導巻線が動
いて(以下、ワイヤームーブメントと呼ぶ)摩擦熱が発
生する。その摩擦熱が原因で超電導が部分的に破れて常
電導部(抵抗成分)が発生し、その常電導部が超電導巻
線の長さ方向に伝搬する。やがて、超電導マグネット全
体が常電導に転位する現象が発生することがあり、これ
を超電導マグネットの“クエンチ”と呼んでいる。
【0003】この“クエンチ”は、超電導マグネットに
とって最も避けなければならない(好ましくない)現象
であり、“クエンチ”の発生は超電導マグネットに蓄積
された磁気的なエネルギーが瞬時に熱に変換されて発生
するため、冷媒(液体ヘリウム)の多量の蒸発を伴う。
【0004】また、最悪の場合、超電導巻線のジュール
発熱による超電導巻線の焼損または超電導特性の劣化に
よって、超電導マグネットが使用不可能になるおそれが
ある。
【0005】“クエンチ”の発生原因は、そのほとんど
がワイヤームーブメントによるものであり、ワイヤーム
ーブメントを防ぐことが最良のクエンチ防止策となる。
ワイヤームーブメント防止策として、次のような方法が
挙げられる。
【0006】 超電導マグネットの巻線作業時におい
て、巻線張力を高くして強固に超電導線材を巻く。
【0007】 巻線後にエポキシ樹脂などを超電導マ
グネットに真空含浸させて、超電導巻線間の隙間を樹脂
で埋める。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エポキ
シ樹脂などを真空含浸させる方法は、必然的に、真空含
浸装置を必要とするほか、超電導マグネットの製作工程
が増えて製作コストの上昇を招く。さらに、樹脂含浸後
に、密巻きした超電導巻線間の隙間の全てに樹脂が含浸
されているかどうかを確認することは不可能であり、超
電導マグネット運転時において、時折、樹脂含浸不良に
よる非含浸部が原因で“クエンチ”が発生することがあ
るため、超電導巻線固定の信頼性という観点からも問題
があった。
【0009】そこで本発明は、上記課題を解決し、クエ
ンチ防止として超電導マグネット製作工程において樹脂
含浸工程を必要とせず、超電導巻線固定が簡単、かつ、
確実で、製作コストが安価な超電導マグネットを提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、最外層にエナメル絶縁層を有した
超電導線材をコイル状に巻き回してなる超電導マグネッ
トにおいて、上記エナメル絶縁層の外周に接着層を形成
したものである。
【0011】請求項2の発明は、上記超電導線材をコイ
ル状に巻き回すと共に、その超電導線材の最外層に形成
された上記接着層を融着・固着して、その超電導線材間
に融着・固着部を形成する請求項1記載の超電導マグネ
ットである。
【0012】請求項3の発明は、上記融着・固着が、加
熱またはアルコール融着によるものである請求項2記載
の超電導マグネットである。
【0013】以上の構成によれば、最外層にエナメル絶
縁層を有した超電導線材をコイル状に巻き回してなる超
電導マグネットにおいて、上記エナメル絶縁層の外周に
接着層を形成したため、クエンチ防止として超電導マグ
ネット製作工程において樹脂含浸工程を必要とせず、超
電導巻線固定が簡単、かつ、確実で、製作コストが安価
な超電導マグネットを得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0015】本発明の超電導マグネットを形成する超電
導線材の横断面図を図1に示す。
【0016】図1に示すように、超電導線材1は、所定
の径R1 の超電導素線2の外周に、順次、所定の厚さt
1 のエナメル絶縁層3および所定の厚さt2 の接着層
(自己融着層)4を形成したものである。
【0017】エナメル絶縁層3の原料としては特に限定
しないが、例えば、ホルマール系、ナイロンエナメル、
ポリウレタンエナメル(UEW)、ポリエステルエナメ
ル(PEW)、ポリエステルイミドエナメル(EI
W)、ポリアミドイミドエナメル(AIW)、ポリイミ
ドエナメル(IMW)などが挙げられる。
【0018】接着層4の原料としては特に限定しない
が、例えば、ポリビニルブチラール樹脂、共重合ナイロ
ンおよびフェノキシ樹脂などが挙げられる。接着層4
は、前述したいずれのエナメル絶縁層3の外周上に形成
することができる。
【0019】超電導素線2の種類としては、その外周上
にエナメル絶縁層3を形成することができるものであれ
ば特に限定するものではなく、例えば、Nb−Tiの外
周にCuを被覆したCu/Nb−Ti線材、Nb−Ti
の外周に、順次、Cu−Ni、Cuを被覆したCu/C
u−Ni/Nb−Ti線材などが挙げられる。
【0020】巻枠5の材質としては、特に限定するもの
ではなく、例えば、非磁性のステンレスなどが挙げられ
る。
【0021】次に本発明の作用を説明する。
【0022】本発明の超電導マグネットの部分破断図を
図2に示す。図2(a)は、超電導マグネットの部分破
断図を示し、図2(b)は、図2(a)における要部拡
大図を示している。
【0023】図2(a)、(b)に示すように、所定の
内径R2 、外径R3 、および高さHの巻枠(例えば、非
磁性のステンレス製)5に、超電導線材1を張力を掛け
ながら1層当たり所定の数のターンでn層巻き付ける。
超電導線材1を巻枠5に巻き付けた後、超電導線材1に
おける接着層4を融着・固着して巻線間に融着・固着部
(図示せず)を形成し、インダクタンスLの超電導マグ
ネット6を得る。
【0024】すなわち、超電導線材1の最外層に接着層
4を形成しているため、超電導マグネット6の製作工程
においてワイヤームーブメントを防止するための樹脂含
浸工程を必要としないにも関わらず、簡単、かつ、ほぼ
確実に各超電導線材1のワイヤームーブメントを防止す
ることが可能となる。これによって、“クエンチ”を防
止すると共に、安価な超電導マグネット6を作製するこ
とができる。
【0025】融着・固着の方法として、加熱(炉、通
電、熱風)またはアルコール融着によるものが挙げられ
る。
【0026】炉による加熱は、一般的な方法として知ら
れており、加熱温度は約120〜150℃、加熱時間は
30min程度が好ましい。
【0027】超電導マグネット6が大形で炉内に収容す
ることができない場合には、超電導線材1に直接通電し
てジュール発熱により融着させる通電加熱を用いたり、
外部から熱風を吹き付けて融着させる熱風加熱を用いる
ことが有効である。
【0028】通電加熱による方法は、超電導線材1のみ
を均一に加熱することが可能であり、熱風加熱による方
法は、巻線作業時において熱風を吹き付けながら超電導
線材1を巻き付ることができるため、細線の超電導線材
1にも適用することが可能である。
【0029】また、アルコール融着は、アルコールなど
の有機溶剤を用いて接着層4を膨潤させた後、その有機
溶剤を揮散させて、超電導線材1同士間の隙間を固着さ
せるものである。巻枠5および超電導線材1の加熱によ
る熱膨張が問題となる場合には、有機溶剤を用いたアル
コール融着による方法が有効となる。
【0030】次に、本発明の他の実施の形態を説明す
る。
【0031】他の実施の形態の超電導マグネットを形成
する超電導撚線の横断面図を図3に示す。図3(a)
は、超電導撚線の横断面図を示し、図3(b)は、図3
(a)における要部拡大図を示している。尚、図1と同
様の部材には同じ符号を付している。
【0032】図3(a)、(b)に示すように、超電導
撚線11は、素線部が、例えば、Cu−Niからなる素
線8の外周に、順次、エナメル絶縁層3および接着層4
を被覆してなる所定の径の線材7を中央に1本、その線
材7の外周に超電導線材1を所定本数(図中では6本)
配すると共に撚り合わせてなるものであり、線材7およ
び各超電導線材1における接着層4は、互いに融着し合
って融着部(融着・固着部)Aを形成している。
【0033】本実施の形態においては、超電導撚線11
の中央部と外周部で、用いる線材7または超電導線材1
が異なっているが、中央部と外周部に同一の超電導線材
1を用いた超電導撚線11であってもよいことは言うま
でもない。
【0034】
【実施例】
(実施例1)直径が0.2mmで、Cu/Nb−Tiか
らなる超電導素線の外周に、厚さ10μmのホルマール
絶縁(PVF)層(エナメル絶縁層)を被覆し、そのホ
ルマール絶縁層の外周に、厚さ5μmの接着層を被覆し
て超電導線材を作製する。また、直径が0.2mmで、
Cu−Niからなる素線の外周に、厚さ10μmのホル
マール絶縁(PVF)層(エナメル絶縁層)を被覆し、
そのホルマール絶縁層の外周に、厚さ5μmの接着層を
被覆して線材を作製する。
【0035】線材の外周に6本の超電導線材を配すると
共に撚り合わせて超電導撚線を形成し、この超電導撚線
を、内径R2 =70mm、外径R3 =98.7mm、高
さH=300mmである非磁性のステンレス製巻枠に張
力を掛けながら巻線し、超電導撚線を張力を掛けながら
1層当たり544ターンで30層巻き付け(総ターン数
16,350)、インダクタンスL=5.6(H)の超
電導マグネットを作製する。
【0036】この超電導マグネットごと電気炉内に入れ
て、大気中、150℃、30minの加熱処理を施し、
線材および各超電導線材間を融着する。
【0037】(比較例1)従来の超電導マグネットを形
成する超電導線材の横断面図を図6に示す。また、図6
における超電導線材を用いて作製した超電導撚線の横断
面図を図7に示す。図7(a)は、超電導撚線の横断面
図を示し、図7(b)は、図7(a)における要部拡大
図を示している。
【0038】図6に示すように、直径R4 が0.2mm
で、Cu/Nb−Tiからなる超電導素線22の外周
に、厚さt3 が10μmのホルマール絶縁(PVF)層
(エナメル絶縁層)23を被覆して超電導線材21を作
製する。また、直径が0.2mmで、Cu−Niからな
る素線22の外周に、厚さ10μmのホルマール絶縁
(PVF)層(エナメル絶縁層)23を被覆して線材2
7を作製する。
【0039】図7に示すように、例えば、Cu−Niか
らなる素線28の外周にホルマール絶縁(PVF)層2
3を被覆して所定の径の線材27を形成し、その線材2
7の外周に6本の超電導線材21を配すると共に撚り合
わせて超電導撚線31を形成し、実施例1と同様にして
超電導マグネットを作製する。この超電導マグネット
に、融点50℃のパラフィンCを真空含浸させ、線材お
よび各超電導線材間を固着する。
【0040】実施例1および比較例1の超電導マグネッ
トにおける磁界Bと臨界電流IC またはマグネット電流
との関係を図4に示す。図4の直線Dは、Cu/Nb−
Ti超電導短尺線材の臨界電流特性を示し、直線Hは、
Cu/Nb−Ti超電導線材を用いて作製した超電導マ
グネットの負荷特性を示している。
【0041】図4に示すように、Cu/Nb−Ti超電
導線材を用いて作製した超電導マグネットにおいて、通
電電流100(A)における中心の磁界Bは、7(T)
を発生する。
【0042】実施例1の超電導マグネットは、負荷率9
5%、マグネット電流102(A)において、最大発生
磁界7.1(T)を得た。7.1(T)における実施例
1の超電導マグネットのマグネット電流IJ1とCu/N
b−Ti超電導短尺線材の臨界電流IC との比(IJ1
C )は0.842(84.2%)であり、Cu/Nb
−Ti超電導短尺線材の性能とほぼ同等の特性が得られ
ている。
【0043】これに対して、比較例1の超電導マグネッ
トは、負荷率90%、マグネット電流96(A)におい
て、最大発生磁界6.7(T)を得た。6.7(T)に
おける比較例1の超電導マグネットのマグネット電流I
H1とCu/Nb−Ti超電導短尺線材の臨界電流IC
の比(IH1/IC )は0.69(69%)であり、Cu
/Nb−Ti超電導短尺線材の性能よりかなり劣った特
性しか得られていない。
【0044】すなわち、実施例1の超電導マグネット
は、線材および各超電導線材の最外層に自己融着層であ
る接着層を形成しているため、パラフィンを含浸させた
比較例1の超電導マグネットよりも高い磁界を発生する
ことができ、また、負荷率も向上させることができる。
【0045】(実施例2)直径が0.2mmで、Cu/
Cu−Ni/Nb−Tiからなる超電導素線および直径
が0.2mmで、Nb−Tiからなる素線を用いて、実
施例1と同様にして超電導撚線を作製する。
【0046】(比較例2)直径が0.2mmで、Cu/
Cu−Ni/Nb−Tiからなる超電導素線および直径
が0.2mmで、Nb−Tiからなる素線を用いて、比
較例1と同様にして超電導撚線を作製する。
【0047】超電導撚線を巻枠に無誘導に巻き付けた無
誘導巻線体の正面図を図5に示す。図5(a)は、正面
図を示し、図5(b)は、図5(a)における部分拡大
図を示している。尚、図3および図7と同様の部材には
同じ符号を付している。
【0048】図5に示すように、無誘導巻線体10,3
0は、実施例2の超電導撚線11または比較例2の超電
導撚線31を、円筒形状、かつ、GFRP製の巻枠15
に張力を掛けて無誘導に巻き付けてなるものである。巻
枠15の上部には、電流端子である銅ブスバー16,1
7が設けられる。この銅ブスバー16,17に、超電導
撚線11,31の両端を接続する。
【0049】実施例2の超電導撚線11を用いて作製し
た無誘導巻線体10においては、無誘導巻線体10ごと
電気炉内に入れて、大気中、130℃、30minの加
熱処理を施し、線材(図示せず)および各超電導線材
(図示せず)間を融着する。
【0050】比較例2の超電導撚線31を用いて作製し
た無誘導巻線体30においては、無誘導巻線体30に、
融点50℃のパラフィンを真空含浸させ、線材(図示せ
ず)および各超電導線材(図示せず)間を固着する。
【0051】その後、実施例2および比較例2の無誘導
巻線体10,30を液体ヘリウム中に浸漬し、超電導撚
線11,31がそれぞれ“クエンチ”するまで周波数5
0Hzの正弦波交流電流を通電した。
【0052】実施例2の超電導撚線11における交流ク
エンチ電流が650Armsであるのに対して、比較例
2の超電導撚線31における交流クエンチ電流は480
Armsであった。
【0053】すなわち、実施例2の超電導撚線11は最
外層に接着層を有し、超電導撚線11を形成する線材お
よび各超電導線材間が強固に融着しており、ワイヤーム
ーブメントが、ほとんど又は全く無いため、最外層に接
着層を形成していない比較例2の超電導撚線31と比較
して、クエンチ電流が約1.35倍に向上している。
【0054】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0055】(1) 超電導線材の最外層に接着層を形
成しているため、超電導マグネットの製作工程において
ワイヤームーブメントを防止するための樹脂含浸工程を
必要とせず、簡単、かつ、ほぼ確実に各超電導線材のワ
イヤームーブメントを防止することが可能となる。
【0056】(2) ワイヤームーブメントが、ほとん
ど又は全く無いため、“クエンチ”を防止することがで
きると共に、安価な超電導マグネットを作製することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超電導マグネットを形成する超電導線
材の横断面図である。
【図2】本発明の超電導マグネットの部分破断図であ
る。
【図3】他の実施の形態の超電導マグネットを形成する
超電導撚線の横断面図である。
【図4】実施例1および比較例1の超電導マグネットに
おける磁界Bと臨界電流IC またはマグネット電流との
関係を示す図である。
【図5】超電導撚線を巻枠に無誘導に巻き付けた無誘導
巻線体の正面図である。
【図6】従来の超電導マグネットを形成する超電導線材
の横断面図である。
【図7】図6における超電導線材を用いて作製した超電
導撚線の横断面図である。
【符号の説明】
1 超電導線材 3 エナメル絶縁層 4 接着層 6 超電導マグネット A 融着部(融着・固着部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最外層にエナメル絶縁層を有した超電導
    線材をコイル状に巻き回してなる超電導マグネットにお
    いて、上記エナメル絶縁層の外周に接着層を形成したこ
    とを特徴とする超電導マグネット。
  2. 【請求項2】 上記超電導線材をコイル状に巻き回すと
    共に、その超電導線材の最外層に形成された上記接着層
    を融着・固着して、その超電導線材間に融着・固着部を
    形成する請求項1記載の超電導マグネット。
  3. 【請求項3】 上記融着・固着が、加熱またはアルコー
    ル融着によるものである請求項2記載の超電導マグネッ
    ト。
JP26879996A 1996-10-09 1996-10-09 超電導マグネット Pending JPH10116723A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100489268B1 (ko) * 2003-05-27 2005-05-17 경상대학교산학협력단 22.9kV급 고온 초전도 케이블의 절연두께 설계방법
JP2014013877A (ja) * 2012-03-26 2014-01-23 Chubu Electric Power Co Inc 超電導パンケーキコイル及びその製造方法
WO2015194576A1 (ja) * 2014-06-18 2015-12-23 株式会社日立製作所 超電導線、超電導コイル及び磁気共鳴イメージング装置

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