JP2000030930A - 超電導コイル及びその製造方法 - Google Patents

超電導コイル及びその製造方法

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JP2000030930A
JP2000030930A JP10200582A JP20058298A JP2000030930A JP 2000030930 A JP2000030930 A JP 2000030930A JP 10200582 A JP10200582 A JP 10200582A JP 20058298 A JP20058298 A JP 20058298A JP 2000030930 A JP2000030930 A JP 2000030930A
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superconducting
wound
superconducting wire
superconducting coil
thermoplastic resin
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JP10200582A
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English (en)
Inventor
Masayuki Hoshino
昌幸 星野
Hisashi Hirai
久之 平井
Fumio Sawa
史雄 澤
Hideo Kozu
秀雄 神津
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造が容易かつ確実に短時間で行なえ、常電導
転移し難く信頼性の高い超電導コイル及びその製造方法
を提供すること。 【解決手段】熱可塑性樹脂3を塗布した超電導線1と、
前記超電導線1と接する面に熱可塑性樹脂3を塗布した
巻枠2と、から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超電導コイル及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レーストラック形状や鞍型形状等の円筒
形状以外の形状をなす超電導コイルは、巻線時に超電導
線に与えられたテンション(張力)によって超電導コイ
ルに通電したときの超電導線の動きを抑制することがで
きない。このため従来では、超電導線巻線後に超電導コ
イルを適正な形状に拘束しながら樹脂によって含浸固着
するか、超電導線に半硬化の樹脂を塗布しておき、超電
導コイルに圧力を加えながら加熱硬化させた後、カラー
等の金属により超電導コイルに圧力を加え拘束してい
た。
【0003】また、円筒形状以外の形状をなす超電導コ
イルでは、超電導線にテンションを加えることのみで
は、設計した位置に超電導線を保持できなかったり、逆
にテンションを加えることで設計した位置から超電導線
がずれてしまうことが多い。超電導線が設計した位置と
異なる位置のまま巻線を継続すると、超電導コイルを含
浸硬化または加熱硬化時に適正位置に拘束することがで
きなかったり、超電導線にたるみが発生して超電導コイ
ル通電時の常電導転移の原因になったりする。このため
超電導巻線時においても、超電導線を設計位置に保持す
るための治具が必要となる。
【0004】このような治具は、超電導線が巻線される
1ターン毎に取り外しと取付けを繰り返す必要があった
り、超電導線が設計位置からずれないようにするため広
範囲に取り外すことができず、わずかな距離づつしか巻
線を進められないなど、巻線に多くの時間を要する。さ
らに、超電導線にテンションを加えると、特に設計位置
からずれる形状のコイルにおいては、巻線に手間をかけ
たとしても超電導線の位置が設計位置からずれたり、た
るみが出たりしやすい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
円筒形状以外の形状をなす超電導コイルにおいては、巻
線に多大な時間がかかり、設計通りの形状に製作するこ
とが難しく、超電導線にたるみが生じて常電導転移し易
いなどの問題がある。本発明の目的は、製造が容易かつ
確実に短時間で行なえ、常電導転移し難く信頼性の高い
超電導コイル及びその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の超電導コイル及びその製造方
法は以下の如く構成されている。 (1)本発明の超電導コイルは、熱可塑性樹脂を塗布し
た超電導線と、前記超電導線と接する面に熱可塑性樹脂
を塗布した巻枠と、から構成されている。
【0007】(2)本発明の超電導コイルは上記(1)
に記載の超電導コイルであり、かつ前記超電導線に熱可
塑性樹脂を塗布する代わりに、前記超電導線に熱可塑性
樹脂を塗布した樹脂フィルムを巻き付けることで構成さ
れる。
【0008】(3)本発明の超電導コイルは上記(2)
に記載の超電導コイルであり、かつ前記樹脂フィルム
は、ポリイミドフィルムである。 (4)本発明の超電導コイルは上記(2)または(3)
に記載の超電導コイルであり、かつ前記超電導線は、複
数の素線を撚り合わせて構成される。
【0009】(5)本発明の超電導コイルは上記(4)
に記載の超電導コイルであり、かつ前記の複数の素線か
ら成る前記超電導線に前記樹脂フィルムを巻き付ける代
わりに樹脂を静電塗装し、その静電塗装面に熱可塑性樹
脂を塗布した。
【0010】(6)本発明の超電導コイルは上記(1)
乃至(5)のいずれかに記載の超電導コイルであり、か
つ複数の超電導線のなす層間に熱可塑性樹脂を塗布した
樹脂フィルムを挟み込んで前記複数の超電導線が巻線さ
れる。
【0011】(7)本発明の超電導コイルは上記(1)
乃至(5)のいずれかに記載の超電導コイルであり、か
つ複数の超電導線のなす層間に熱可塑性樹脂を塗布した
繊維強化樹脂シートを挟み込んで前記複数の超電導線が
巻線される。
【0012】(8)本発明の超電導コイルは上記(1)
乃至(5)のいずれかに記載の超電導コイルであり、か
つ前記超電導線に、熱可塑性樹脂を塗布した樹脂フィル
ムまたは熱可塑性樹脂を塗布した繊維強化樹脂シートを
間隔を開けて巻き付けた。
【0013】(9)本発明の超電導コイルは上記(1)
乃至(5)のいずれかに記載の超電導コイルであり、か
つ複数の超電導線のなす層間及びターン間の少なくとも
一方に、繊維強化樹脂が間隔を開けて挟み込まれている
か間隔を開けて連結されたスペーサを巻き込んだ超電導
コイルであり、前記繊維強化樹脂と導体との接触面に熱
可塑性樹脂を塗布した。
【0014】(10)本発明の超電導コイルは上記
(1)乃至(6)のいずれかに記載の超電導コイルであ
り、かつ熱可塑性樹脂を塗布した伝熱金属を挟み込ん
だ。 (11)本発明の超電導コイルは上記(10)に記載の
超電導コイルであり、かつ前記伝熱金属は、絶縁用の樹
脂が塗布され、前記樹脂の表面に熱可塑性樹脂が塗布さ
れている。
【0015】(12)本発明の超電導コイルの製造方法
は、上記(1)乃至(11)のいずれかに記載の超電導
コイルを巻線する際に、超電導線がコイルに巻線される
部分を加熱しながら巻線する。
【0016】(13)本発明の超電導コイルの製造方法
は、上記(12)に記載の製造方法であり、かつ直後に
巻線される超電導線と直後に前記超電導線が巻線される
部分の両方を加熱しながら巻線する。
【0017】(14)本発明の超電導コイルの製造方法
は、上記(12)または(13)に記載の製造方法であ
り、かつ加熱する部分の超電導線を押圧して巻線する。 (15)本発明の超電導コイルの製造方法は、上記(1
2)乃至(14)のいずれかに記載の製造方法であり、
かつ前記超電導線が巻線された部分を冷却しながら巻線
する。
【0018】(16)本発明の超電導コイルの製造方法
は、上記(12)乃至(15)のいずれかに記載の製造
方法であり、かつ前記超電導線が巻線される部分を熱風
により加熱する。
【0019】(17)本発明の超電導コイルの製造方法
は、上記(12)乃至(15)のいずれかに記載の製造
方法であり、かつ前記超電導線が巻線される部分を抵抗
発熱体または抵抗発熱体から伝熱する伝熱部材に接触さ
せることで加熱する。
【0020】(18)本発明の超電導コイルの製造方法
は、上記(12)乃至(15)のいずれかに記載の製造
方法であり、かつ前記超電導線が巻線される部分を電磁
波照射により加熱する。
【0021】(19)本発明の超電導コイルの製造方法
は、上記(12)乃至(15)のいずれかに記載の製造
方法であり、かつ前記超電導線が巻線される部分を誘導
加熱により加熱する。
【0022】(20)本発明の超電導コイルの製造方法
は、上記(12)乃至(15)のいずれかに記載の製造
方法であり、かつ前記超電導線が巻線される部分の加熱
と巻線された部分の冷却とにおいて、熱電効果を併用し
た。
【0023】(21)本発明の超電導コイルの製造方法
は、上記(12)乃至(20)のいずれかに記載の製造
方法であり、かつ前記超電導線が巻線される部分の加熱
温度を、100℃から200℃の間の一定温度に制御す
る。
【0024】上記手段を講じた結果、それぞれ次のよう
な作用が生じる。 (1)本発明の超電導コイルによれば、熱可塑性樹脂を
塗布した超電導線と熱可塑性樹脂を塗布した巻枠により
超電導コイルを構成している。熱可塑性樹脂は、常温で
は固体で粘着力を持たないが、100℃〜200℃の高
温において融け粘性および粘着力を有する。このような
構成にすると、巻枠および超電導線は熱可塑性樹脂表面
によって接するため、接着の必要な部分を加熱すること
により熱可塑性樹脂が融着する。また、融着部は温度が
下がると固着するため強い接着力が得られる。
【0025】このような構成をなす超電導コイルでは、
超電導線を設計通りの位置に接着しながら巻線できるた
め、いかなる形状においても巻線できる。また、熱可塑
性樹脂は極低温での弾性力及び固着力が高いので超電導
線が強固に固定され、超電導線の動きによる発熱で常電
導転移することを抑制できる。
【0026】(2)本発明の超電導コイルによれば、熱
可塑性樹脂を塗布した樹脂フィルムを超電導線に通常2
分の1ラップさせて巻き付け、超電導線を絶縁すること
で、前記樹脂フィルムに塗布した前記熱可塑性樹脂によ
り超電導線と樹脂フィルム、ラップしている樹脂フィル
ム同士、隣接する超電導線の樹脂フィルム同士が固着
し、上記(1)と同様の効果が得られる。
【0027】(3)本発明の超電導コイルによれば、熱
可塑性樹脂を塗布したポリイミドフィルムを超電導線に
通常2分の1ラップさせて巻き付け、超電導線を絶縁す
ることで、前記ポリイミドフィルムに塗布した前記熱可
塑性樹脂により超電導線と樹脂フィルム、ラップしてい
るポリイミドフィルム同士、隣接する超電導線のポリイ
ミドフィルム同士が固着し、上記(1)と同様の効果が
得られる。
【0028】(4)本発明の超電導コイルによれば、超
電導線を複数の素線を撚り合わせて構成することで、前
記超電導線が有効な絶縁構成をなす。 (5)本発明の超電導コイルによれば、複数の素線から
構成される超電導線に絶縁被覆として絶縁樹脂を静電塗
布し、前記絶縁樹脂の表面に熱可塑性樹脂を塗布する。
このように、複数の素線から構成される超電導線に絶縁
樹脂を静電塗装を施すことにより、一本の素線に絶縁被
覆した場合と同様な取り扱いが可能になり、その表面に
塗布した熱可塑性樹脂により超電導線同士及び超電導線
と巻枠との間が強固に固着される。
【0029】(6)本発明の超電導コイルによれば、超
電導コイルの層間に高い電圧が発生するコイルにおい
て、層間の絶縁を強固にするために層間に樹脂フィルム
を挟み込んで、層間の樹脂フィルムに熱可塑性樹脂を塗
布することにより、層間の樹脂フィルムと超電導線の固
着を確実にする。
【0030】(7)本発明の超電導コイルによれば、層
間の絶縁を確実にするとともに丸断面の超電導線を整列
に巻線するコイルにおいて、層間を平坦にするために繊
維強化樹脂シートを層間に挟み込む際に、前記繊維強化
樹脂シートに熱可塑性樹脂を塗布することにより、前記
繊維強化樹脂シートと前記超電導線の固着を確実にす
る。
【0031】(8)本発明の超電導コイルによれば、熱
可塑性樹脂を塗布した樹脂フィルムまたは熱可塑性樹脂
を塗布した繊維強化樹脂シートを間隔を開けて巻き付け
ることで、冷却用の貫通孔を構成でき、超電導コイル全
体を固着することができる。
【0032】(9)本発明の超電導コイルによれば、繊
維強化樹脂と導体との接触面に熱可塑性樹脂を塗布す
る。熱可塑性樹脂は融着時の粘性が大きく、液だれして
冷却孔を塞ぐことが少なく、また固着部を目視しながら
巻線することが可能なため、冷却孔の状態を修正しなが
ら製作することが可能になる。さらに、超電導線の固着
と冷却の両立が容易になる。
【0033】(10)本発明の超電導コイルによれば、
超電導コイル内の熱伝導を良くするために伝熱金属をコ
イル内に巻き込み、超電導線及び前記伝熱金属に熱可塑
性樹脂を塗布することにより、前記超電導線及び前記伝
熱金属を固着する。このように超電導線と伝熱金属が強
く固着するため、超電導線と伝熱金属の伝熱が良くな
る。また、真空加圧含浸等のように樹脂の侵入を考慮し
て設計する必要がなくなるため、超電導線と伝熱金属の
密着度がさらに高められ、伝熱冷却効率が向上する。
【0034】(11)本発明の超電導コイルによれば、
超電導線と伝熱金属を強く圧迫したときに前記超電導線
と前記伝熱金属が電気的に接続することを避けることが
できる。
【0035】(12)本発明の超電導コイルの製造方法
によれば、巻線を進める部分を加熱することにより、巻
線部で熱可塑性樹脂が粘着性を獲得するので、容易に超
電導線を接着しながら巻線できる。このため、超電導線
にテンンションを加えたり、治具を用いて拘束する等の
手段を必要とせず、いかなる形状の超電導コイルでも巻
線することができる。
【0036】(13)本発明の超電導コイルの製造方法
によれば、直後に巻線される超電導線と直後に前記超電
導線が巻線される超電導コイルの部分の両方を加熱する
ことにより、両方に粘着性が生じるため接着がより良好
になる。
【0037】(14)本発明の超電導コイルの製造方法
によれば、加熱する部分において超電導線を超電導コイ
ルに押さえつけて巻線することにより、熱可塑性樹脂の
接着面積が多くなり固着力が増加する。
【0038】(15)本発明の超電導コイルの製造方法
によれば、超電導線が巻線された部分を冷却しながら巻
線することにより、熱可塑性樹脂が融けている部分を早
急に冷却することで熱可塑性樹脂を固化させ、巻線後の
部分に加わる外力で巻線された超電導線が動くことを防
ぐことができる。
【0039】(16)本発明の超電導コイルの製造方法
によれば、超電導線が巻線される部分を熱風により加熱
することにより、融着させたい領域を選択的に加熱する
ことができる。
【0040】(17)本発明の超電導コイルの製造方法
によれば、超電導線が巻線される部分を抵抗発熱体また
は抵抗発熱体から伝熱する伝熱部材に接触させて加熱す
ることにより、巻線している超電導線のみを効率良く加
熱することができる。
【0041】(18)本発明の超電導コイルの製造方法
によれば、超電導線が巻線される部分を赤外線などの電
磁波を照射することで加熱することにより、ローラーな
どでは接触し難い形状の部分でも局所的に効率良く加熱
することができる。
【0042】(19)本発明の超電導コイルの製造方法
によれば、超電導線が巻線される部分を誘導加熱により
加熱することで、接着したい部分を中心に隣接部分も適
度に加熱できるため、超電導線をなじませ、密着度を向
上させながら巻線することができる。
【0043】(20)本発明の超電導コイルの製造方法
によれば、巻線進行部の加熱と巻線された部分の冷却に
おいて、熱電効果を併用することにより、巻線に要する
電力を少なくすることができる。
【0044】(21)本発明の超電導コイルの製造方法
によれば、加熱温度を100℃から200℃の間の一定
温度に制御することで、超電導線の絶縁被覆の劣化を防
ぐとともに、熱可塑性樹脂の十分な融着と冷却固化を効
率的に行なうことができる。
【0045】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、本
発明の第1の実施の形態に係る超電導コイルの構成を示
す図である。図1に示すように、各超電導線1の周囲
と、巻枠2における超電導線1と接する面あるいは絶縁
物に熱可塑性樹脂3を塗布することにより、超電導線1
と巻枠2、及び超電導線1同士を加熱により随時接着す
ることができる。
【0046】このため、超電導線1にテンションの加え
られないような任意の形状に巻線することが可能であ
り、かつ巻線された超電導コイルが常電導転移すること
も抑制される。この構成によれば、円筒形状以外の形状
を有する超電導コイルにおいて、図1に示すような丸線
の整列巻も可能である。
【0047】(第2の実施の形態)図2は、本発明の第
2の実施の形態に係る超電導コイルで用いられる超電導
線を示す図である。図2には図示しないが、巻枠は上記
第1の実施の形態に示した巻枠2と同様である。交流損
失を低減するなどの目的で複数の超電導素線1aを撚り
線にした構造をなす超電導線1において、超電導線1を
絶縁するポリイミドフィルム(樹脂フィルム)4の両面
に熱可塑性樹脂塗装3aを施すことにより、加熱により
二分の一ラップしたポリイミドフィルム4同士、ポリイ
ミドフィルム4と各超電導素線1a、超電導線1間のポ
リイミドフィルム4同士が接着し、結果的に隣接する超
電導線1間が接着する。超電導線1と巻枠2との間も同
様に接着するので、上記第1の実施の形態に示したモノ
リス超電導線と同じ効果が得られる。
【0048】(第3の実施の形態)図3は、本発明の第
3の実施の形態に係る超電導コイルで用いられる超電導
線を示す図である。図3に示す超電導線1は、上記第2
の実施の形態に示した超電導素線1aを撚り線にした上
にエポキシ静電塗装5を施すことにより、絶縁後は絶縁
被覆したモノリス超電導線に近い形状となる。このた
め、静電塗装5の上に熱可塑性樹脂3を塗布することに
より、上記第1の実施の形態と同様の効果を得ることが
できる。
【0049】(第4の実施の形態)図4は、本発明の第
4の実施の形態に係る超電導コイルの構成を示す図であ
る。図4に示すように、複数の超電導線1の層間に高い
電圧が発生するコイルにおいて、各層間に樹脂フィルム
6または繊維強化樹脂シート7を挿入する。この樹脂フ
ィルム6または繊維強化樹脂シート7に熱可塑性樹脂を
塗布し、さらに各超電導線1の周囲にも熱可塑性樹脂を
塗布することで、超電導線1と樹脂フィルム6または繊
維強化樹脂シート7とを固着することができる。このた
め、超電導線1の層間においても樹脂フィルム6または
繊維強化樹脂シート7を介して超電導線1同士が接着さ
れ、上記第1の実施の形態と同様な効果を得ることがで
きる。
【0050】(第5の実施の形態)図5は、本発明の第
5の実施の形態に係る超電導コイルで用いられる超電導
線を示す図である。図5に示すように、超電導線1の周
りに樹脂フィルムまたは繊維強化樹脂シート8を間隔を
開けて巻き付ける。このような超電導線を巻線すると、
図5に示すように超電導線間に冷却孔9が生じる。さら
に、樹脂フィルムまたは繊維強化樹脂シート8の両面に
熱可塑性樹脂塗装3aを施すことで、超電導線1と樹脂
フィルムまたは繊維強化樹脂シート8とが接着し、隣接
する超電導線1の樹脂フィルムまたは繊維強化樹脂シー
ト8同士が接着するため、結果的に隣接する超電導線1
が接着する。
【0051】このため、上記第1の実施の形態と同様の
効果を得ることができる。また、熱可塑性樹脂3の粘性
は高いため、加熱による接着で冷却孔9が埋まることは
ない。また、接着を行なっている部分は目視できるの
で、冷却孔9の状態を見ながら作業をすることもでき
る。したがって、冷却に関する信頼性も向上することが
できる。
【0052】(第6の実施の形態)図6は、本発明の第
6の実施の形態に係る超電導コイルの構成を示す図であ
る。図6に示すように、繊維強化樹脂7を樹脂フィルム
または繊維強化樹脂シート8の両面にエポキシにより間
隔を開けて挟み込むか間隔を開けて連結して接着したス
ペーサ20を、層間及びターン間の少なくとも一方に巻
き込むことにより、冷却孔9を設けている。そして、繊
維強化樹脂7における超電導線1と接する側に熱可塑性
樹脂塗装3aを施している。これにより、超電導線1に
塗布した熱可塑性樹脂と熱可塑性樹脂塗装3aとが接着
し、繊維強化樹脂7を介在して異なる層の超電導線1同
士が接着する。
【0053】したがって、上記第1の実施の形態と同様
に、超電導線にテンションを加えることのできない形状
においても巻線が可能となり、任意の形状で冷却孔9が
設けられた冷却安定性の高い超電導コイルを製作するこ
とができる。
【0054】(第7の実施の形態)図7は、本発明の第
7の実施の形態に係る超電導コイルの構成を示す図であ
る。図7に示すように、超電導コイルを伝熱冷却する場
合にコイル内の冷却性を良くするために、伝熱金属10
を超電導コイル内に巻き込む。このとき、伝熱金属10
には絶縁樹脂11により絶縁を施しておき、伝熱金属1
0と超電導線1との間で電気結合しないようにする。ま
た、絶縁樹脂11の上には熱可塑性樹脂3を塗布してあ
るので、超電導線1と伝熱金属10を加熱により容易に
接着することができる。
【0055】したがって、このような伝熱冷却に適する
構造の超電導コイルにおいても上記第1の実施の形態と
同様の効果を得ることができる。 (第8の実施の形態)図8は、本発明の第8の実施の形
態に係る熱可塑性樹脂塗装を施した超電導線における巻
線の一つの形態を示す図である。図8に示すように、超
電導線1は巻線ローラ12により巻線部位に置かれる。
この後、熱風発生装置13から発生される熱風13aに
より、巻線された超電導線1及びその周りに塗布された
熱可塑性樹脂塗装3aに粘着力が生じ、超電導線1は接
着される。それと共に、超電導線1は加熱部押さえロー
ラ14により押さえつけられる(押圧される)ことで、
熱可塑性樹脂塗装3aの接着面積が増加する。超電導線
1の接着された部分は、冷風発生装置15からの冷風1
5aにより速やかに冷却され、熱可塑性樹脂が固化し、
固定された超電導線1が外力により移動することがなく
なる。このような方法によれば、任意の形状に超電導線
1を強く接着して巻線することができる。
【0056】(第9の実施の形態)図9は、本発明の第
9の実施の形態に係る熱可塑性樹脂塗装を施した超電導
線における巻線の一つの形態を示す図である。図9に示
すように、赤外線発生装置17から発生する赤外線17
aにより、超電導線1が巻線される部分の熱可塑性樹脂
に粘着性を生じさせ、巻線する超電導線1は発熱ローラ
16によって加熱する。これにより、接着する超電導線
1と熱可塑性樹脂の双方に粘着性が生じるため、容易に
粘着することができる。発熱ローラ16は電流供給リー
ド16bから電流供給端子16aを経由した電流による
内部の抵抗発熱体で発熱する。
【0057】(第10の実施の形態)図10は、本発明
の第10の実施の形態に係る熱可塑性樹脂塗装を施した
超電導線における巻線の一つの形態を示す図である。図
10において図8と同一な部分には同一符号を付してあ
る。図10に示すように、赤外線発生装置17から発生
する赤外線17aにより巻線する超電導線1を局所的に
加熱する。これは、他の巻線部を固化したままで巻線を
行なう場合に適した方法である。
【0058】(第11の実施の形態)図11は、本発明
の第11の実施の形態に係る熱可塑性樹脂塗装を施した
超電導線における巻線の一つの形態を示す図である。図
11において図10と同一な部分には同一符号を付して
ある。図11に示すように、誘導加熱装置18により、
超電導線1が接着部を中心に比較的広範囲に加熱され
る。これは、超電導線1をなじませて、接着面積を多く
するのに適した方法である。
【0059】なお、上記各実施の形態において、超電導
線1における巻線される部分の加熱温度は、図示しない
制御部により100℃から200℃の間の一定温度に制
御される。また、本発明は上記各実施の形態のみに限定
されず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施でき
る。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、製造が容易かつ確実に
短時間で行なえ、常電導転移し難く信頼性の高い超電導
コイル及びその製造方法を提供できる。すなわち本発明
によれば、超電導線にテンションの加えられないような
形状のコイルでも超電導線の拘束治具を用いることなく
巻線ができる。このため、巻線時間を短縮することがで
きる。また、超電導線同士及び超電導線と巻枠との間で
十分に接着を行なうことができるため、常電導転移する
こともなく、信頼性の高い自由な形状の超電導コイルを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る超電導コイル
の構成を示す図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る超電導コイル
で用いられる超電導線を示す図。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る超電導コイル
で用いられる超電導線を示す図。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る超電導コイル
の構成を示す図。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る超電導コイル
で用いられる超電導線を示す図。
【図6】本発明の第6の実施の形態に係る超電導コイル
の構成を示す図。
【図7】本発明の第7の実施の形態に係る超電導コイル
の構成を示す図。
【図8】本発明の第8の実施の形態に係る熱可塑性樹脂
塗装を施した超電導線における巻線の一つの形態を示す
図。
【図9】本発明の第9の実施の形態に係る熱可塑性樹脂
塗装を施した超電導線における巻線の一つの形態を示す
図。
【図10】本発明の第10の実施の形態に係る熱可塑性
樹脂塗装を施した超電導線における巻線の一つの形態を
示す図。
【図11】本発明の第11の実施の形態に係る熱可塑性
樹脂塗装を施した超電導線における巻線の一つの形態を
示す図。
【符号の説明】
1…超電導線 1a…超電導素線 2…巻枠 3…熱可塑性樹脂 3a…熱可塑性樹脂塗装 4…ポリイミドフィルム 5…エポキシ静電塗装 6…樹脂フィルム 7…繊維強化樹脂シート 8…樹脂フィルムまたは繊維強化樹脂シート 9…冷却孔 10…伝熱金属 11…絶縁樹脂 12…巻線ローラ 13…熱風発生装置 13a…熱風 14…加熱部押さえローラ 15…冷風発生装置 15a…冷風 16…発熱ローラ 16a…電流供給端子 16b…電流供給リード 17…赤外線発生装置 17a…赤外線 18…誘導加熱装置 20…スペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤 史雄 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 神津 秀雄 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 5G321 AA99 BA03 CA16 CA48 CB07 DA99

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂を塗布した超電導線と、 前記超電導線と接する面に熱可塑性樹脂を塗布した巻枠
    と、から構成されることを特徴とする超電導コイル。
  2. 【請求項2】前記超電導線に熱可塑性樹脂を塗布する代
    わりに、前記超電導線に熱可塑性樹脂を塗布した樹脂フ
    ィルムを巻き付けることで構成されることを特徴とする
    請求項1に記載の超電導コイル。
  3. 【請求項3】前記樹脂フィルムは、ポリイミドフィルム
    であることを特徴とする請求項2に記載の超電導コイ
    ル。
  4. 【請求項4】前記超電導線は、複数の素線を撚り合わせ
    て構成されることを特徴とする請求項2または3に記載
    の超電導コイル。
  5. 【請求項5】前記の複数の素線から成る前記超電導線に
    前記樹脂フィルムを巻き付ける代わりに樹脂を静電塗装
    し、その静電塗装面に熱可塑性樹脂を塗布したことを特
    徴とする請求項4に記載の超電導コイル。
  6. 【請求項6】複数の超電導線のなす層間に熱可塑性樹脂
    を塗布した樹脂フィルムを挟み込んで前記複数の超電導
    線が巻線されることを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れかに記載の超電導コイル。
  7. 【請求項7】複数の超電導線のなす層間に熱可塑性樹脂
    を塗布した繊維強化樹脂シートを挟み込んで前記複数の
    超電導線が巻線されることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれかに記載の超電導コイル。
  8. 【請求項8】前記超電導線に、熱可塑性樹脂を塗布した
    樹脂フィルムまたは熱可塑性樹脂を塗布した繊維強化樹
    脂シートを間隔を開けて巻き付けたことを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれかに記載の超電導コイル。
  9. 【請求項9】複数の超電導線のなす層間及びターン間の
    少なくとも一方に、繊維強化樹脂が間隔を開けて挟み込
    まれているか間隔を開けて連結されたスペーサを巻き込
    んだ超電導コイルであり、前記繊維強化樹脂と導体との
    接触面に熱可塑性樹脂を塗布したことを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれかに記載の超電導コイル。
  10. 【請求項10】熱可塑性樹脂を塗布した伝熱金属を挟み
    込んだことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記
    載の超電導コイル。
  11. 【請求項11】前記伝熱金属は、絶縁用の樹脂が塗布さ
    れ、前記樹脂の表面に熱可塑性樹脂が塗布されたことを
    特徴とする請求項10に記載の超電導コイル。
  12. 【請求項12】請求項1乃至11のいずれかに記載の超
    電導コイルを巻線する際に、超電導線がコイルに巻線さ
    れる部分を加熱しながら巻線することを特徴とする超電
    導コイルの製造方法。
  13. 【請求項13】直後に巻線される超電導線と直後に前記
    超電導線が巻線される部分の両方を加熱しながら巻線す
    ることを特徴とする請求項12に記載の超電導コイルの
    製造方法。
  14. 【請求項14】加熱する部分の超電導線を押圧して巻線
    することを特徴とする請求項12または13に記載の超
    電導コイルの製造方法。
  15. 【請求項15】前記超電導線が巻線された部分を冷却し
    ながら巻線することを特徴とする請求項12乃至14の
    いずれかに記載の超電導コイルの製造方法。
  16. 【請求項16】前記超電導線が巻線される部分を熱風に
    より加熱することを特徴とする請求項12乃至15のい
    ずれかに記載の超電導コイルの製造方法。
  17. 【請求項17】前記超電導線が巻線される部分を抵抗発
    熱体または抵抗発熱体から伝熱する伝熱部材に接触させ
    ることで加熱することを特徴とする請求項12乃至15
    のいずれかに記載の超電導コイルの製造方法。
  18. 【請求項18】前記超電導線が巻線される部分を電磁波
    照射により加熱することを特徴とする請求項12乃至1
    5のいずれかに記載の超電導コイルの製造方法。
  19. 【請求項19】前記超電導線が巻線される部分を誘導加
    熱により加熱することを特徴とする請求項12乃至15
    のいずれかに記載の超電導コイルの製造方法。
  20. 【請求項20】前記超電導線が巻線される部分の加熱と
    巻線された部分の冷却とにおいて、熱電効果を併用した
    ことを特徴とする請求項12から15のいずれかに記載
    の超電導コイルの製造方法。
  21. 【請求項21】前記超電導線が巻線される部分の加熱温
    度を、100℃から200℃の間の一定温度に制御する
    ことを特徴とする請求項12乃至20のいずれかに記載
    の超電導コイルの製造方法。
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