JPH08222428A - 永久電流スイッチ - Google Patents

永久電流スイッチ

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JPH08222428A
JPH08222428A JP7027783A JP2778395A JPH08222428A JP H08222428 A JPH08222428 A JP H08222428A JP 7027783 A JP7027783 A JP 7027783A JP 2778395 A JP2778395 A JP 2778395A JP H08222428 A JPH08222428 A JP H08222428A
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JP
Japan
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superconducting
wire
current switch
twisted
stranded wire
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JP7027783A
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English (en)
Inventor
Masami Urata
昌身 浦田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】超電導線1を非絶縁の状態でより合わせたより
線3の周囲を絶縁し、絶縁より線15とし、絶縁より線
15をコイル状に巻回して第1の超電導コイル9を構成
し、第1の超電導コイル9に並列に第2の超電導コイル
12を接続した。 【効果】本発明は、より線3を施すことにより、各超電
導線1に流れる電流値を均等にし、超電導線1に流れる
電流値の減衰がない。永久電流スイッチのクエンチ後に
超電導状態への回復が著しく早く、また超電導状態を保
持する安定性も良くなる。より線3の周囲に塗布される
絶縁が、密巻としての永久電流スイッチ10の製作を可
能とし、小型で常電導時に非抵抗の高い永久電流スイッ
チ10を実現している。さらに従来のスイッチの場合と
異なり、単一のスイッチで構成できるので製作コストが
削減でき、製作時間がn並列の場合は約1/nに削減す
る事もできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばMRI(Mag
netic Resonance Imaging a
pparatus)やMAGLEV(MAGnetic
ally LEVitated train:磁気浮上
式鉄道)実験車両や超電導電磁推進船などの超電導マグ
ネットに使用される永久電流スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の永久電流スイッチは、超電導状態
を保つために必要となる液体ヘリウムや液体水素や液体
窒素などの冷却剤の蒸発を極力防ぐために、常電導時の
抵抗を高くしたり、銅ニッケルマトリックス中にニオブ
チタン超電導線を絶縁して構成される超電導体を挿入し
た構成をしている。
【0003】そして、その永久電流スイッチ(PCS;
Persist CurrentSwitch)の応用
分野としては、例えばMRIやMAGLEV(磁気浮上
式鉄道)実験車両や超電導電磁推進船等の超電導マグネ
ットに使用される永久電流スイッチに使用されている。
【0004】そこで従来の永久電流スイッチについて、
図5の従来の永久電流スイッチを構成する絶縁より線の
断面図と図6の従来の永久電流スイッチの断面図(a)
および側面図(b)と図7の従来の永久電流スイッチを
用いた回路図を参照して説明する。
【0005】永久電流スイッチの構成は、図5に示すよ
うに、ニオブチタン等から構成される合金超電導線1
が、エポキシ樹脂等の電気的に絶縁特性を持つ絶縁物2
を用いて絶縁される。絶縁される複数の超電導線4をダ
イスを用いてより合わせ、より線3を作る。そしてより
線3を比抵抗が銅よりも100倍から5000倍程度高
い銅ニッケル合金または銅スズ合金または銅または銀ま
たはアルミニウム等の金属から構成されるマトリックス
5中に挿入する。マトリックス5中に複数の絶縁される
超電導線4を挿入してフィラメント6が構成される。
【0006】このフィラメント6を図6に示すようにボ
ビン7に無誘導に巻回して第1の超電導コイル9を形成
する。その後フィラメント6の巻き終わりを電極8に半
田または銀ペーストまたはインジウムなどで融着させ、
図7に示すように永久電流スイッチ10を作成する。
【0007】また第1の超電導コイル9に直列に1[μ
Ω]程度の抵抗13を接続するとともに、並列に絶縁さ
れる超電導線4を複数接続していき永久電流スイッチ1
0を構成している。 そして、永久電流スイッチ10に
並列に第2の超電導コイル12が接続され、スイッチ2
0および電源11がそれぞれ永久電流スイッチ10に直
列に接続されている。
【0008】従来例の動作については以下の通りである
(図7参照)。電源11より供給される電流をスイッチ
20を閉じて第2の超電導コイル12に印加する。そし
て、適当な時間をおいてスイッチ20を開く。すると第
2の超電導コイル12および永久電流スイッチ10とが
閉ループとなる。ここで第2の超電導コイル12および
永久電流スイッチ10はそれぞれ材質はともかく超電導
体で構成されているため電流の減衰がほとんどなく、半
永久的に電流を供給することが可能な永久電流スイッチ
10として動作する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような永久電流スイッチは、大電流を必要とする磁気浮
上式鉄道や超電導電磁推進船などに設けられる超電導マ
グネットに利用される場合、超電導マグネット内に設け
られる永久電流スイッチを複数接続することによって必
要な電流値を確保するが、この場合に各永久電流スイッ
チ内の絶縁されている超電導線に流れる電流値が、絶縁
によって超電導線のインダクタンスが大きくなり均等化
されず、そのため超電導マグネットを使用する上で必要
な電流値よりも低い電流値で超電導線がクエンチしてし
まう。
【0010】この問題を解決する方法として、第1の超
電導コイルに直列に抵抗を接続する方法がある。しか
し、第1の超電導コイルに接続された抵抗が、第2の超
電導コイルに流れている電流を減衰させるという悪状況
を生じさせる。
【0011】ここで超電導線に絶縁を施し、絶縁される
超電導線を複数本より合わせて、より線とする。絶縁を
施したより線中の超電導線の1本をクエンチさせたとき
の電流の時間的な変化を測定すると、超電導線の全長に
係るインダクタンスが絶縁されていることにより大きく
なり、また電極部の接続抵抗が小さくなるために、電流
の減衰に対する精度が厳しいシステムには対応できなく
なる。
【0012】さらに永久電流スイッチ内の超電導線の1
本がクエンチすると、クエンチした永久電流スイッチ内
の超電導線に流れる電流値がクエンチ前に流れていた電
流値に戻るまでの時間は、接続される抵抗の値が小さい
ために永久電流スイッチの時定数を大きくさせ、そのた
め回復時間は短くならない。
【0013】するとクエンチした永久電流スイッチ内の
超電導線に流れる電流値が、クエンチ前に流れていた電
流値になるまでの時間に、クエンチした永久電流スイッ
チ内の超電導線に流れていた電流が他の永久電流スイッ
チ内の超電導線に分配されて流れ始める。すると別の永
久電流スイッチ内の超電導線がクエンチを起こす確率が
高くなり、複数接続された永久電流スイッチの安定性が
さらに低下する問題も生じてくる。
【0014】また表面に凸凹のある1本1本の超電導線
をまんべんなく絶縁するのは容易ではなく、通常絶縁テ
ープのラップ巻きなどで絶縁すると超電導線の外径が膨
らむ上に、樹脂含浸を施すとクラックが発生しやすくな
り、クエンチの起こりやすい構造になってしまう。 ま
た各超電導線間の隙間間隔を所定の値に設定しにくくな
るため、第1の超電導コイルのインダクタンスが無視で
きない大きさになり、そのため時定数が大きくなってク
エンチに対する永久電流スイッチの安定性にも問題が生
じてくる。
【0015】そこで本発明は上記欠点を解決し、永久電
流スイッチの構成が簡素であり、かつ永久電流スイッチ
を構成する各超電導線に流れる電流が均一であり、かつ
クエンチに対して安定であるような永久電流スイッチを
提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の永久電流スイッ
チは、3本以上の超電導線が互いに非絶縁の状態により
合わされてなるより線の周囲を電気的に絶縁し、絶縁さ
れた前記より線をより合わせてなるフィラメントを巻回
して形成される第1の超電導コイルと、前記第1の超電
導コイルと並列に接続される第2の超電導コイルと、前
記第1の超電導コイルに直列に接続されるスイッチおよ
び電源とから構成されている。
【0017】
【作用】永久電流スイッチの構成を上述のようにすれ
ば、複数の超電導線を互いに非絶縁の状態でより合わせ
てなるより線に、その周囲およびより線の間の隙間部分
を電気的に絶縁し、絶縁されたより線とすることによっ
て、各超電導線に流れる電流値が均等になり、永久電流
スイッチのクエンチ後に永久電流スイッチの超電導状態
への回復時間が早くなり、また永久電流スイッチの超電
導状態を保持する安定性も良くなってくる。
【0018】またより線の周囲に施されている絶縁が、
密巻としての永久電流スイッチなどの製作を可能とし、
小型で常電導時に非抵抗の高い永久電流スイッチを提供
することができる。 さらに従来の並列に接続された永
久電流スイッチの場合と異なり、単一の永久電流スイッ
チで構成できるので製作コストが削減でき、製作時間が
n並列の場合は約1/nに削減することもできる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (実施例1)図1は本発明の第1実施例の永久電流スイ
ッチの回路図で、図2(a)は本発明の第1実施例の永
久電流スイッチを構成する絶縁より線の断面図(1次よ
り線が3本、2次より線が3本)で、図2(b)は本発
明の第1実施例の永久電流スイッチを構成する絶縁より
線の断面図(1次より線が7本、2次より線が7本)
で、図2(c)は本発明の第1実施例の永久電流スイッ
チを構成する絶縁より線の断面図(1次より線が19
本、2次より線が3本)である。
【0020】以下、本発明の永久電流スイッチの構成に
ついて述べる。図2(b)に示すように、絶縁を施して
いない、例えば0.5[mm]の外径を持ちニオブチタ
ン等の合金からなる超電導線1を仮に7本束ねてダイス
を用いて均一な断面となるようにより合わせ、1本の超
電導線(以下より線3と言う)とする。
【0021】ここでより線3の中央部分に当たる線を中
心素線16とする。なお、より線3が3本より線の場合
には中心素線16は存在しない。ここで必要な電流値を
確保するに当たり、3本以上の超電導線1をより合わせ
てより線3とする。しかし、超電導線1同士を密に接触
させクエンチに対する安定性を良くするために、3本ま
たは7本または19本より合わせて作られるより線3を
1次より線3とし、1次より線3が3本または7本また
は19本でより合わせて再びより線3を作る。このより
線3を2次より線3とする。以下同様にして必要な本数
までより線3をより合わせていく。ここで、n回より合
わされたより線3は、n次より線3となる。
【0022】ここでn次より線3の構成について、図2
(c)を参照して説明を追加していく。同図のようにn
次より線3の1次より線3は19本で、2次より線3は
1次より線3を3本より合わせた構成をしている。この
ようなより線3の構成について、1次より線3と2次よ
り線3および、それ以後のn次より線3でより合わされ
るより線3は、必要な電流を確保するに当たっては、特
に同一本数でなくともよい。
【0023】そしてn次より線3の周囲のみをエポキシ
粉末やワニスなどの電気的に絶縁性を持つ絶縁物2を塗
布し、n次より線3全体を絶縁し、電気的に絶縁される
絶縁より線15を構成する。絶縁より線15は、銅ニッ
ケル合金から構成されるマトリックス5中に挿入され、
フィラメント6を構成している。
【0024】したがって、n次より線3の周囲全体に絶
縁が施されているので、1本の絶縁導体として扱うこと
ができ、無誘導コイルとして密巻にし永久電流スイッチ
用の密線として使用できる。
【0025】またこの実施例では、絶縁膜の平均厚さは
約150[μm]程である。従って、本実施例の絶縁よ
り線15の断面の面積は、超電導線1それぞれを絶縁を
してより線を施した従来技術と比較して、ほとんど増加
しない構造になっている。
【0026】以下、図6を参照しながら永久電流スイッ
チの構成について説明する。上述の絶縁より線15を必
要な長さに無誘導にボビンに巻回し、第1の超電導コイ
ル9を作り、第1の超電導コイル9の絶縁より線15端
部の絶縁を剥離剤などの薬品で除去して、これを銅の電
極に半田付けなどの手法で固定した後、熱絶縁のために
FRP(Fiber Reinforced Plas
tics)などの熱伝導率の小さい材料で製作した容器
に収納して、容器全体をエポキシなどの樹脂等で含浸、
硬化し、絶縁より線15の中心素線16に超電導状態を
常電導状態へと転移させる手段としてヒーター等の加熱
装置を半田や銀ぺ−スト等を用いて接続し、図1に示さ
れているような永久電流スイッチ10を製作する。
【0027】そして、永久電流スイッチ10に並列に第
2の超電導コイル12を接続する。永久電流スイッチ1
0と直列にスイッチ20および電源11を接続して永久
電流スイッチの回路が構成されている。
【0028】また、必要に応じて本発明の永久電流スイ
ッチを複数接続することも可能である。ここで、並列に
接続される永久電流スイッチ10の個数が超電導線1の
本数を表しており、永久電流スイッチ10が直列に接続
される個数は、無誘導にボビンに巻回する絶縁より線群
15の長さを表している。
【0029】本実施例の動作については以下の通りであ
る。すなわち、電源11より供給される電流をスイッチ
20を閉じて第2の超電導コイル12に印加する。そし
て、適当な時間をおいてスイッチ20を開く。すると第
2の超電導コイル12と接続する複数の永久電流スイッ
チ10とが閉ループとなる。ここで第2の超電導コイル
12と永久電流スイッチ10はそれぞれ超電導体で構成
されているため電流の減衰がほとんどなく、半永久的に
電流を供給することが可能な永久電流スイッチ10とし
て動作する。
【0030】以上のように本実施例によれば、従来に比
べ製作コストが低く、また製作時間が減少し、超電導線
1に流れる電流の減衰がなく、各超電導線1に通電して
いる電流値が均一であり、超電導線1同士が密に接触し
ているためクエンチに対する危険性も低く安定している
永久電流スイッチ10が実現する。 (実施例2)図3は本発明の第2実施例の永久電流スイ
ッチを構成する絶縁より線の断面図で、図4は本発明の
第2実施例の永久電流スイッチを構成する絶縁導体の説
明図である。
【0031】図3に示すように、絶縁が施されていない
ニオブチタン等の合金からなる超電導線1を、超電導線
1の直径よりも大きなSUS等で形成されて表面が絶縁
されている中空円筒状の導体17の外周面に沿って複数
本配置する。そして導体17の軸方向に導体17の中心
線を軸として超電導線1を螺旋状により回していき、図
4に示すようなより線導体18を構成する。より線導体
18の周囲全体にエポキシ粉末やワニス等の電気的に絶
縁性を持つ絶縁物を塗布する。そして絶縁導体19が構
成される。
【0032】したがって、より線導体18の周囲全体に
絶縁が施されているので、1本の絶縁導体として扱うこ
とができ、無誘導コイルとして密巻にし永久電流スイッ
チ用の密線として使用できる。
【0033】上述の絶縁導体19を必要な長さに無誘導
にボビンに巻回し、絶縁導体19の端部の絶縁を剥離剤
などの薬品で除去して、これを銅の電極に半田付けなど
の手段で固定した後、熱絶縁のためにFRP(Fibe
r ReinforcedPlastics)等の熱伝
導率の小さい材料で製作した容器に収納して、全体をエ
ポキシなどの樹脂で含浸、硬化し、絶縁導体19を構成
する導体17に半田や銀ペースト等を使用して超電導状
態を常電導状態へと転移させる装置となるヒーター等の
加熱装置を接続して永久電流スイッチを製作する。
【0034】本実施例の効果について述べると、導体1
7が周囲に螺旋状に配置される超電導線1と絶縁され、
また超電導線1の直径も導体17に比べて太い構成であ
るため、超電導線1による近接効果等の自己磁界に対す
る超電導特性の低減防止に大きく貢献している。 また
本実施例によると、従来に比べ製作コストが低く、また
製作時間が減少し、超電導線1に流れている電流の減衰
がなく、各超電導線1に流れている電流値が均一であ
り、超電導線1同士が密に接触しているためクエンチに
対する危険性も低く安定している永久電流スイッチ10
を実現している。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は超電導線
が隣り合う超電導線と互いに接触している部分を非絶縁
の状態ままより合わせてより線とし、超電導線が接触し
ている部分以外のより線の周囲を電気的に絶縁とした構
成である。そのため、絶縁されたより線の各超電導線に
流れる電流値を均等にし、かつ抵抗が超電導線に非接続
であるため超電導線に流れる電流値の減衰がなく、永久
電流スイッチのクエンチ後に永久電流スイッチの超電導
状態への回復時間が著しく早くなり、また永久電流スイ
ッチが超電導状態を保持する安定性も良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の永久電流スイッチの回
路図。
【図2】 本発明の第1実施例の永久電流スイッチを構
成する絶縁より線の断面図。
【図3】 本発明の第2実施例の永久電流スイッチを構
成する絶縁より線の断面図。
【図4】 本発明の第2実施例の永久電流スイッチを構
成する絶縁導体の説明図。
【図5】 従来の永久電流スイッチを構成する絶縁より
線の断面図。
【図6】 従来の永久電流スイッチの断面図と側面図。
【図7】 従来の永久電流スイッチの回路図。
【符号の説明】
1 超電導線 2 絶縁物 3 より線 5 マトリックス 6 フィラメント 8 電極 9 第1の超電導コイル 10 永久電流スイッチ 11 電源 12 第2の超電導コイル 15 絶縁より線 16 中心素線 17 導体 18 より線導体 19 絶縁導体 20 スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3本以上の超電導線が互いに非絶縁の状態
    により合わされてなるより線の周囲を電気的に絶縁し、
    絶縁された前記より線をより合わせてなるフィラメント
    を巻回して形成される第1の超電導コイルと、前記第1
    の超電導コイルと並列に接続される第2の超電導コイル
    と、前記第1の超電導コイルに直列に接続されるスイッ
    チおよび電源とから構成されることを特徴とする永久電
    流スイッチ。
  2. 【請求項2】互いに非絶縁の状態にある複数の超電導線
    を、前記超電導線とは太さが異なる導体の周囲に螺旋状
    に導体に巻回するとともに、前記導体の周囲および前記
    超電導線の間の隙間を電気的に絶縁してなる絶縁導体を
    巻回して形成される第1の超電導コイルと、前記第1の
    超電導コイルと並列に接続される第2の超電導コイル
    と、前記第1の超電導コイルに直列に接続されるスイッ
    チおよび電源とから構成されることを特徴とする永久電
    流スイッチ。
  3. 【請求項3】上記より線は、3本または7本または19
    本をより合わせたより線であることを特徴とする請求項
    1記載の永久電流スイッチ。
  4. 【請求項4】上記超電導線を3本または7本または19
    本でより合わされるより線を1次より線とし、前記1次
    より線同士を3本または7本または19本でより合わさ
    れるより線を2次より線としながら、n次より線を形成
    し、前記n次より線の周囲を電気的に絶縁してなる絶縁
    より線としたことを特徴とする請求項1記載の永久電流
    スイッチ。
  5. 【請求項5】上記より線を構成する任意の超電導線に超
    電導状態と常電導状態とを切り替えることが可能な手段
    を接続してなることを特徴とする請求項1記載の永久電
    流スイッチ。
  6. 【請求項6】上記導体に超電導状態と常電導状態とを切
    り替えることが可能な手段を接続してなることを特徴と
    する請求項2記載の永久電流スイッチ。
  7. 【請求項7】上記導体は、螺旋状に巻回される上記超電
    導線と電気的に絶縁されることを特徴とする請求項2記
    載の永久電流スイッチ。
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