JPH10160218A - 換気フード - Google Patents

換気フード

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Publication number
JPH10160218A
JPH10160218A JP8327800A JP32780096A JPH10160218A JP H10160218 A JPH10160218 A JP H10160218A JP 8327800 A JP8327800 A JP 8327800A JP 32780096 A JP32780096 A JP 32780096A JP H10160218 A JPH10160218 A JP H10160218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
unit
net
ventilation
ventilation hood
Prior art date
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Pending
Application number
JP8327800A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuzo Nishimura
鐵三 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYOWA NASUTA KK
Kyowa Nasta Co Ltd
Original Assignee
KYOWA NASUTA KK
Kyowa Nasta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by KYOWA NASUTA KK, Kyowa Nasta Co Ltd filed Critical KYOWA NASUTA KK
Priority to JP8327800A priority Critical patent/JPH10160218A/ja
Publication of JPH10160218A publication Critical patent/JPH10160218A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、強風時でも雪片や雨水の飛沫等が
屋内に侵入することを大幅に少なくすることができる換
気フードを提供するものである。 【解決手段】 換気フード10は本体部12とフランジ
部14とから構成され、本体部12及びフランジ部14
には通気部16が連続形成されている。本体部12のフ
ランジ部14側の通気部16には通気部16を仕切るよ
うに第1防虫ネット18が上下方向に配設されている。
また、本体部12の屋内側に立設された突当面12Aに
は板状のリブ板20が突設されている。本体部12の天
板部12Bには開口部22が形成され、開口部22に対
応するように水平方向に第2防虫ネット24が配設され
ている。前記フランジ部14にはルーバー26が取り付
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に家屋の壁等に
取り付けられて雪片や雨水の飛沫等が屋内に侵入するの
を防止する換気フードに関する。
【0002】
【従来の技術】家屋の屋根裏に対応する壁等には換気を
図る目的から通気孔が貫通形成され、この通気孔には換
気装置である換気フードが取り付けられている。この換
気フードは雪片や雨水の飛沫等が屋内側に侵入するのを
防止するためにガラリ羽根形状を工夫したり、通気経路
を工夫したりしているが強風時には雪片や雨水の飛沫等
が屋内に侵入するという不具合がある。そこで、換気フ
ードのガラリ羽根の屋内側にネットを並設して雪片や雨
水の飛沫等が屋内に侵入するのを防止する換気フードが
提案されている。しかし、このタイプの換気フードはネ
ットをガラリ羽根の屋内側に単に1枚又は2枚並設した
だけの構造であるため、強風時においては雪片や雨水の
飛沫等がガラリ羽根及びネットを通過して屋内に侵入す
る不具合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記不具合
を解消すべく開発されたものであり、強風時でも雪片や
雨水の飛沫等が屋内に侵入することを大幅に少なくする
ことができる換気フードを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
壁に形成された通気孔に挿入される本体部と、この本体
部の屋外側に形成されて壁部に固定されるフランジ部
と、前記本体部及びフランジ部に連続形成された通気部
と、この通気部を仕切るように上下方向に向かって設け
られた第1ネットと、前記本体部の屋内側に形成された
突当面に屋外側方向に向かって突設されたリブ板と、前
記本体部の天板に切り欠き形成された開口部と、この開
口部に前記第1ネットと交差方向に配設された第2ネッ
トと、を有してなることを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】図1乃至図4には本発明に係る換
気フードの一実施例が示されている。なお、図1及び図
4の左側を屋外側、右側を屋内側とする。図1及び図3
に示すように、換気フード10は略筐状に形成された本
体部12とこの本体部12に連続形成されたフランジ部
14とから構成され、図1に示すように本体部12及び
フランジ部14には通気部16が連続形成されている。
前記本体部12は図示しない壁に穿設された図示しない
通気孔に挿入されるようになっている。図1に示すよう
に、前記本体部12のフランジ部14側の通気部16に
は通気部16を仕切るように第1ネットとしての第1防
虫ネット18が上下方向に向かって配設されている。ま
た、本体部12の屋内側に立設された突当面12Aには
屋外側方向に向かって板状のリブ板20が突設されてい
る。前記本体部12の天板部12Bには図3に示すよう
に開口部22が4個切り欠き形成されている。また、図
1及び図4に示すように本体部12には開口部22に対
応するように水平方向に第2ネットとしての第2防虫ネ
ット24が配設されている。前記本体部12及びフラン
ジ部14の底板25は屋内側から屋外側に向かって下方
に傾斜して形成されている。このため、底板25に落下
した雪片や雨水等は底板25を介して屋外に流れ落ちる
ようになっている。図1及び図2に示すように、前記フ
ランジ部14にはルーバー26が取り付けられている。
このルーバー26は係止部28で前記フランジ部14に
回動可能に取り付けられている。また、前記ルーバー2
6にはガラリ羽根30が4枚上下方向に間隔を配して形
成されている。前記フランジ部14の外周部には壁に当
接する枠状の壁当接部32が形成されている。この壁当
接部32には螺子挿入孔34が貫通形成され図示しない
螺子で換気フード10を壁に固定できるようになってい
る。
【0006】次に、雪が降っている場合における実施例
の作用について説明する。前記換気フード10を取り付
ける場合は、前記本体部12を壁に形成された通気孔に
挿入し、フランジ部14の壁当接部32を壁に当接させ
る。そして、螺子をフランジ部14の螺子挿入孔34に
挿入して換気フード10を壁に固定して取り付ける。前
記換気フード10を取り付けた後で、図4に示すように
屋外側から屋内側に向かって強風Aが吹いて雪が吹き付
けられると、雪はガラリ羽根30に当たり、フランジ部
14への侵入を阻止される。ガラリ羽根30に付着した
雪は強風Aが吹き止まると底板25に落下して流れ落ち
る。一方、ガラリ羽根30の間をガラリ羽根30に沿っ
て通過した雪は第1防虫ネット18で本体部12の侵入
を阻止される。前記第1防虫ネット18を通過した雪片
は前記リブ板20に当たり本体部12内の底板25に落
下する。また、強風Aが本体部12に入り込むとリブ板
20によって本体部12内に乱流Bが生じ、本体部12
内に侵入した雪片はこの乱流Bにより本体部12内の底
板25に落下したり、あるいは乱流B等の影響により本
体部12の内側面に付着する。また、ここで落下したり
本体部12の内側面に付着しなかった雪片は第2防虫ネ
ット24に当たり本体部12の底板25に落下したり、
あるいは第2防虫ネット24に付着して屋内側への侵入
を阻止される。しかも、第2防虫ネット24に付着した
雪片には新たな雪片が付着して大きな雪片の塊となり、
これにより第2防虫ネット24に付着した雪片は底板2
5に落下し、屋内側への侵入が阻止される。この結果、
換気機能を損なわずに雪片の侵入を従来の換気フードに
比べて大幅に少なくすることができる。
【0007】次に、雨が降っている場合における実施例
の作用について説明する。前記換気フード10を取り付
けた後で、図4に示すように屋外側から屋内側に向かっ
て強風Aが吹いて雨が吹き付けられると、雨はガラリ羽
根30に当たり、フランジ部14への侵入を阻止され
る。ガラリ羽根30に付着した雨は強風Aが吹き止まる
と底板25に落下して流れ落ちる。一方、ガラリ羽根3
0の間をガラリ羽根30に沿って通過した雨水の飛沫は
第1防虫ネット18で本体部12の侵入を阻止される。
前記第1防虫ネット18を通過した雨水の飛沫は前記リ
ブ板20に当たり本体部12内の底板25に落下する。
また、強風Aが本体部12に入り込むとリブ板20によ
って本体部12内に乱流Bが生じ、本体部12内に侵入
した雨水の飛沫はこの乱流Bにより本体部12内の底板
25に落下したり、あるいは乱流B等の影響により本体
部12の内側面に付着する。また、ここで落下したり本
体部12の内側面に付着しなかった雨水の飛沫は第2防
虫ネット24に当たり本体部12内の底板25に落下し
たり、あるいは第2防虫ネット24に付着して屋内側へ
の侵入を阻止される。しかも、第2防虫ネット24に付
着した雨水の飛沫が多くなると水滴となり、これにより
第2防虫ネット24に付着した雨水の飛沫は底板25に
落下し、屋内側への侵入が阻止される。この結果、換気
機能を損なわずに雨水の飛沫の侵入を従来の換気フード
に比べて大幅に少なくすることができる。
【0008】なお、本発明の換気フード10はガラリ羽
根30の屋内側に第1防虫ネット18を上下方向に向か
って設け、第2防虫ネット24を前記第1防虫ネット1
8と交差方向に設けて、リブ板20を設けた構造である
ので、構造が簡単であるため換気フード10の製品コス
トを抑えることができる。
【0009】また、実施例では第1防虫ネット18及び
第2防虫ネット24を設けたので虫が屋内に入ることを
防止できることは勿論である。なお、実施例では第1ネ
ットとして第1防虫ネット18を、第2ネットとして第
2防虫ネット24を設けたが、第1ネット及び第2ネッ
トは防虫ネットに限定されないことは勿論である。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る換気フ
ードは第1ネットを上下方向に設け、第2ネットを第1
ネットと交差方向に設けると共に本体部にリブ板を設け
たので、換気機能を損なわずに雪片や雨水の飛沫等の屋
内側への侵入を大幅に少なくすることができるという優
れた効果を有する。また、本発明に係る換気フードは第
1ネットを上下方向に設け、第2ネットを第1ネットと
交差方向に設けると共に本体部にリブ板を設けた構造で
あるので構造が簡単で製品コストを抑えることができる
という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る換気フードの断面図である。
【図2】本発明に係る換気フードの正面図である。
【図3】本発明に係る換気フードの平面図である。
【図4】本発明に係る換気フードの作用説明図である。
【符号の説明】
10・・・換気フード 12・・・本体部 12B・・天板部 14・・・フランジ部 16・・・通気部 18・・・第1防虫ネット 20・・・リブ板 22・・・開口部 24・・・第2防虫ネット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁に形成された通気孔に挿入される本体
    部と、この本体部の屋外側に形成されて壁部に固定され
    るフランジ部と、前記本体部及びフランジ部に連続形成
    された通気部と、この通気部を仕切るように上下方向に
    向かって設けられた第1ネットと、前記本体部の屋内側
    に形成された突当面に屋外側方向に向かって突設された
    リブ板と、前記本体部の天板に切り欠き形成された開口
    部と、この開口部に前記第1ネットと交差方向に配設さ
    れた第2ネットと、を有してなることを特徴とする換気
    フード。
JP8327800A 1996-11-22 1996-11-22 換気フード Pending JPH10160218A (ja)

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ID=18203146

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002221345A (ja) * 2001-01-25 2002-08-09 Daiwa House Ind Co Ltd 換気口構造
KR100636342B1 (ko) * 2005-02-16 2006-10-20 노영환 기류형성 루버가 구비된 배기장치
JP2009222269A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Panasonic Corp 外壁端末換気口
KR101020858B1 (ko) * 2010-02-17 2011-03-09 주식회사종합건축사사무소가람건축 자연 환기구용 외부 캡
JP2012037090A (ja) * 2010-08-04 2012-02-23 Iseki & Co Ltd 屋外用保冷庫
JP2013029293A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Sharp Corp 冷蔵庫

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Effective date: 20060307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060315

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060707