JP2002081273A - ガラリ - Google Patents

ガラリ

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JP2002081273A
JP2002081273A JP2000270491A JP2000270491A JP2002081273A JP 2002081273 A JP2002081273 A JP 2002081273A JP 2000270491 A JP2000270491 A JP 2000270491A JP 2000270491 A JP2000270491 A JP 2000270491A JP 2002081273 A JP2002081273 A JP 2002081273A
Authority
JP
Japan
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water
water catching
vertical
rainwater
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000270491A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Idehashi
利男 出端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYUSUN CORP
Original Assignee
KYUSUN CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 羽根板間の連続して曲がった通風路で風雨の
勢いを弱めて、羽根板の溝で捕水して漏水しないガラリ
の提供。 【解決手段】 間隔を置いて平行に複数配設されている
縦状の羽根板2を備え、隣り合う羽根板2間で連結して
曲がった通風路5が形成されている縦型ガラリ。縦状の
羽根板2には連続した捕水用の溝25を形成することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の外壁、内壁
に設けられる通気口などに取付けて使用するガラリに関
し、特に複数の縦状の羽根板を有する縦型ガラリに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の縦型のガラリにおける羽
根板は、図5に示すように建物の外部から内部方向の羽
根板2の幅方向略中央部に捕水部3を設けているものが
一般に知られている。
【0003】強い風と共に雨水が吹き込んだ場合、羽根
板2の壁に付着するか又は捕水部3で捕水されるが、強
風に再び飛ばされて室内に吹き出す場合がある。又、捕
水量を大きくするために捕水部3を広くすると通風路5
は屋外側開口部4が広く、捕水部3がある中間部で狭く
なるため屋外側開口部4から吹き込んだ風雨は、絞られ
て速度を速め屋内側開口部6から屋内へ吹き出す場合が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来タイプの縦型ガラ
リは、羽根板の捕水部により雨水を受け止めているが、
風雨が強い場合は雨水が屋内に吹き出すことがある。ま
た、受け止める雨水量を多くするために捕水部を広くす
ると、通風路は屋外側開口部が広く、捕水部がある中間
部で狭くなるので風雨の速度を速めて雨水を屋内側開口
部より吹き出す場合がある。
【0005】そこで、本発明は、羽根板間の連続して曲
がった通風路で風雨の勢いを弱めて、羽根板の溝で捕水
して漏水しないガラリを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の縦型ガラリは、
間隔を置いて平行に複数配設されている縦状の羽根板を
備え、隣り合う羽根板間で連結して曲がった通風路が形
成されていることを特徴とする。縦状の羽根板には連続
した捕水用の溝を形成することができる。
【0007】この構成により、雨水は壁面に当たるたび
に捕水溝に取り込まれて再び飛散することがなく、羽根
板の捕水溝に沿って下方に導かれ、屋外へ排水される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の縦断面図、図2は
本発明の横断面図、図3は羽根板の横断面図で、ガラリ
1は、上枠11、下枠12、縦枠13が矩形に組付けら
れて構成されている。上枠11、下枠12には羽根板2
を取付けるビス穴が設けられていて羽根板2にあるビス
ホール26にビス27でビス止めして固定している。
【0009】複数の羽根板2を間隔をとって縦方向に取
付けたとき、屋外側開口部4、通風路5、屋内側開口部
6で空気の通路を構成する。
【0010】羽根板2には屋外部捕水壁21、中間部捕
水壁22、23、屋内部捕水壁24に捕水用の溝を設け
ている。この縦型ガラリに対する雨水の状況を見ると、
風と共に運ばれる雨水は、整流羽根14によって流れを
一定方向へ調整されてから屋外側開口部4より入り、残
りは屋外部捕水壁21で捕水され捕水溝25に沿って下
方へ導かれる。通風路5に入った雨水は、中間部捕水壁
22、23、屋内部捕水壁24にぶつかるたびに捕水溝
25で捕水され下方に導かれて速やかに屋外へ排水され
る。
【0011】風雨は、一度整流羽根14を通過すること
で勢いが弱められるので羽根板2で捕水することのでき
る雨水の量を増加させることができる。
【0012】この実施例では屋外部捕水壁21、中間部
捕水壁22,23、屋内部捕水壁24の捕水溝25に雨
水が捕水され再び飛散することがなく捕水溝25に沿っ
て下方へ導びかれ速やかに屋外へ排水されるので屋内へ
雨水が侵入することがない。なお、羽根板のビスホール
を利用してオゾン発生器を取り付けて、外部より取り入
れる空気にオゾンを混入して室内の環境をよくすること
ができる。
【0013】図4は本発明で使用する羽根板の他の実施
例の横断面図で、図4(a)は、捕水溝25の幅を広く
することで捕水溝25の断面積を大きくして雨水の捕水
量を増加させた羽根板である。また、図4(b)は、屋
外部捕水壁21の捕水溝25を大きくして中間部捕水壁
22,23の捕水溝25を波状にして大粒の雨滴を捕捉
し、また、屋内部捕水壁24の小さい断面積の捕水溝2
5で細かい雨滴を捕捉する羽根板である。
【0014】
【発明の効果】本発明のガラリによれば、以下のような
効果が得られる。
【0015】(1)屋外より侵入した風雨は、連続して
曲がっている通風路により風雨の勢いを弱められるので
捕水量が増加する。
【0016】(2)捕水溝により雨水の接触面積が広く
なり、捕水量が増加する。
【0017】(3)捕水された雨水は、捕水溝の壁面等
と接触している面積が広いので再び飛散することがな
い。
【0018】(4)捕水溝は、縦方向に延びているので
捕水された雨水は、下方へ導びかれて速やかに屋外へ排
水される。
【0019】(5)風雨は捕水溝の突起にぶつかること
で勢いを弱められるので、雨水は、捕水溝で確実に捕捉
できる。
【0020】(6)屋外部捕水壁は、通風路に侵入する
雨水を制限する。制限された雨水は、屋外部捕水壁の捕
水溝で捕捉され、捕水溝に沿って下方向へ導かれるの
で、再び通風路へ侵入することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の縦断面図である。
【図2】 本発明の一実施例の横断面図である。
【図3】 本発明の一実施例に使用する羽根板の横断面
図である。
【図4】 本発明に使用する羽根板の他の実施例の横断
面図である。
【図5】 従来の縦型ガラリの横断面図である。
【符号の説明】
1:ガラリ、2:羽根板、3:捕水部、4:屋外側開口
部、5:通風路、6:屋内側開口部、11:上枠、1
2:下枠、13:縦枠、14:整流羽根、21:屋外部
捕水壁、22,23:中間部捕水壁、24:屋内部捕水
壁、25:捕水溝、26:ビスホール、27:ビス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔を置いて平行に複数配設されている
    縦状の羽根板を備え、隣り合う羽根板間で連結して曲が
    った通風路が形成されていることを特徴とするガラリ。
  2. 【請求項2】 縦状の羽根板には連続した捕水用の溝が
    形成されていることを特徴とする請求項1記載のガラ
    リ。
JP2000270491A 2000-09-06 2000-09-06 ガラリ Pending JP2002081273A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103452465A (zh) * 2013-09-03 2013-12-18 江苏神马铝业有限公司 可形成空气回流腔的百叶片

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103452465A (zh) * 2013-09-03 2013-12-18 江苏神马铝业有限公司 可形成空气回流腔的百叶片
CN103452465B (zh) * 2013-09-03 2015-05-13 江苏神马铝业有限公司 可形成空气回流腔的百叶片

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