JPH10158905A - パンティストッキング - Google Patents
パンティストッキングInfo
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- JPH10158905A JPH10158905A JP6547097A JP6547097A JPH10158905A JP H10158905 A JPH10158905 A JP H10158905A JP 6547097 A JP6547097 A JP 6547097A JP 6547097 A JP6547097 A JP 6547097A JP H10158905 A JPH10158905 A JP H10158905A
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- yarn
- polyurethane elastic
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- denier
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- Socks And Pantyhose (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オールサポートパンティストッキング
における編地の透明感に代表される外観品位や着用時の
締付け感に代表される着用感を改善し、伸縮性に優れ、
適度な着用感および外観品位を備え、耐久性に優れたパ
ンティストッキングを提供する。 【解決手段】 ポリエーテル系ポリウレタン弾性糸を
芯糸とし、ポリアミド系合成繊維マルチフィラメント糸
を巻糸とするダブルカバリング糸Ａと、ポリエステル系
ポリウレタン弾性糸を芯糸とし、ポリアミド系合成繊維
マルチフィラメント糸を巻糸とするシングルカバリング
糸Ｂとを用い、１コースずつ交互に編成される。
における編地の透明感に代表される外観品位や着用時の
締付け感に代表される着用感を改善し、伸縮性に優れ、
適度な着用感および外観品位を備え、耐久性に優れたパ
ンティストッキングを提供する。 【解決手段】 ポリエーテル系ポリウレタン弾性糸を
芯糸とし、ポリアミド系合成繊維マルチフィラメント糸
を巻糸とするダブルカバリング糸Ａと、ポリエステル系
ポリウレタン弾性糸を芯糸とし、ポリアミド系合成繊維
マルチフィラメント糸を巻糸とするシングルカバリング
糸Ｂとを用い、１コースずつ交互に編成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、少なくともレッ
グ部をポリウレタン弾性糸の芯糸とナイロンフィラメン
ト糸の巻糸とからなるダブルカバリング糸およびシング
ルカバリング糸等のサポート糸のみで編成した通称オー
ルサポートパンティストッキングに関するものである。
グ部をポリウレタン弾性糸の芯糸とナイロンフィラメン
ト糸の巻糸とからなるダブルカバリング糸およびシング
ルカバリング糸等のサポート糸のみで編成した通称オー
ルサポートパンティストッキングに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、パンティストッキングとして、ポ
リウレタン弾性糸を芯糸とし、ナイロンフィラメント糸
を巻糸とするシングルカバリング糸（ＳＣＹ）やダブル
カバリング糸（ＤＣＹ）等のサポート糸を用いて編成さ
れたサポートストッキングが隆盛を極めている。このサ
ポートストッキングは、上記のシングルカバリング糸ま
たはダブルカバリング糸とナイロンフィラメント糸とで
１コースずつ交互に編成した交編タイプ、および少なく
ともレッグ部が上記のシングルカバリング糸またはダブ
ルカバリング糸のみで編成されたオールサポートタイプ
に大別される。
リウレタン弾性糸を芯糸とし、ナイロンフィラメント糸
を巻糸とするシングルカバリング糸（ＳＣＹ）やダブル
カバリング糸（ＤＣＹ）等のサポート糸を用いて編成さ
れたサポートストッキングが隆盛を極めている。このサ
ポートストッキングは、上記のシングルカバリング糸ま
たはダブルカバリング糸とナイロンフィラメント糸とで
１コースずつ交互に編成した交編タイプ、および少なく
ともレッグ部が上記のシングルカバリング糸またはダブ
ルカバリング糸のみで編成されたオールサポートタイプ
に大別される。
【０００３】ダブルカバリング糸を用いた交編タイプ
は、サポート感、耐久性および外観品位に優れている点
で根強く支持されているが、伸縮性が他のタイプに比べ
てやや劣り、かつナイロンフィラメント糸を用いること
に起因してギラツキ感が生じる点で不満があった。一
方、オールサポートタイプ、特にシングルカバリング糸
のみを用いたＳＣＹタイプは、伸縮性に優れ、適度な着
用感を備えている反面、シングルカバリング糸の撚トル
クによって編地に斜向が発生する。そして、この斜向を
防止するため、Ｓ撚糸とＺ撚糸とを１コース交互に編成
することが行われているが、この場合は斜向は防止でき
ても、編目のよろけが生じて製品の外観が低下し、かつ
置き寸法が小さいために着用時に破損し易く、芯糸切れ
が生じる等、耐久性の面で満足できなかった。
は、サポート感、耐久性および外観品位に優れている点
で根強く支持されているが、伸縮性が他のタイプに比べ
てやや劣り、かつナイロンフィラメント糸を用いること
に起因してギラツキ感が生じる点で不満があった。一
方、オールサポートタイプ、特にシングルカバリング糸
のみを用いたＳＣＹタイプは、伸縮性に優れ、適度な着
用感を備えている反面、シングルカバリング糸の撚トル
クによって編地に斜向が発生する。そして、この斜向を
防止するため、Ｓ撚糸とＺ撚糸とを１コース交互に編成
することが行われているが、この場合は斜向は防止でき
ても、編目のよろけが生じて製品の外観が低下し、かつ
置き寸法が小さいために着用時に破損し易く、芯糸切れ
が生じる等、耐久性の面で満足できなかった。
【０００４】一方、芯糸に巻糸を二重に巻付け、上撚と
下撚の撚方向を反対にしたダブルカバリング糸を少なく
ともレッグ部の全給糸に用いたＤＣＹタイプのオールサ
ポートパンティストッキングは、編地での斜向は発生し
ないが、ダブルカバリング糸のパワーが強くなって着用
時の締付け感が増大し、かつ透明感が低下するという問
題があった。
下撚の撚方向を反対にしたダブルカバリング糸を少なく
ともレッグ部の全給糸に用いたＤＣＹタイプのオールサ
ポートパンティストッキングは、編地での斜向は発生し
ないが、ダブルカバリング糸のパワーが強くなって着用
時の締付け感が増大し、かつ透明感が低下するという問
題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、少なくと
もレッグ部の全コースにシングルカバリング糸やダブル
カバリング糸等のサポート糸を給糸して編成されたオー
ルサポートパンティストッキングにおいて、編地の透明
感に代表される外観品位や着用時の締付け感に代表され
る着用感を改善し、伸縮性に優れ、締付けが適度で良好
な着用感および外観品位を備え、耐久性に優れたパンテ
ィストッキングを提供するものである。
もレッグ部の全コースにシングルカバリング糸やダブル
カバリング糸等のサポート糸を給糸して編成されたオー
ルサポートパンティストッキングにおいて、編地の透明
感に代表される外観品位や着用時の締付け感に代表され
る着用感を改善し、伸縮性に優れ、締付けが適度で良好
な着用感および外観品位を備え、耐久性に優れたパンテ
ィストッキングを提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明のパンティスト
ッキングは、ポリエーテル系ポリウレタン弾性糸を芯糸
とし、ポリアミド系合成繊維マルチフィラメント糸を巻
糸とするダブルカバリング糸Ａと、ポリエステル系ポリ
ウレタン弾性糸を芯糸とし、ポリアミド系合成繊維マル
チフィラメント糸を巻糸とするシングルカバリング糸Ｂ
とを用い、１コースずつ交互に編成したことを特徴とす
る。
ッキングは、ポリエーテル系ポリウレタン弾性糸を芯糸
とし、ポリアミド系合成繊維マルチフィラメント糸を巻
糸とするダブルカバリング糸Ａと、ポリエステル系ポリ
ウレタン弾性糸を芯糸とし、ポリアミド系合成繊維マル
チフィラメント糸を巻糸とするシングルカバリング糸Ｂ
とを用い、１コースずつ交互に編成したことを特徴とす
る。
【０００７】この発明のパンティストッキングは、好ま
しい実施の形態では、その少なくともレッグ部分がダブ
ルカバリング糸Ａの編成コース、Ｓ撚りシングルカバリ
ング糸Ｂの編成コース、ダブルカバリング糸Ａの編成コ
ースおよびＺ撚りシングルカバリング糸Ｂの編成コース
の４コースを一完全とする繰返しで編成される。
しい実施の形態では、その少なくともレッグ部分がダブ
ルカバリング糸Ａの編成コース、Ｓ撚りシングルカバリ
ング糸Ｂの編成コース、ダブルカバリング糸Ａの編成コ
ースおよびＺ撚りシングルカバリング糸Ｂの編成コース
の４コースを一完全とする繰返しで編成される。
【０００８】この発明のダブルカバリング糸Ａ（ＤＣ
Ｙ）の芯糸に使用するポリウレタン弾性糸は、ポリマー
中に「Ｒ−ＯＨ」と「Ｒ′−ＮＣＯ」が重付加反応した
「−ＮＨＣＯ−」のエーテル結合をもち、乾式紡糸方法
で得られたポリエーテル系ポリウレタン弾性糸である。
また、シングルカバリング糸Ｂ（ＳＣＹ）の芯糸に使用
するポリウレタン弾性糸は、ポリマー中に「Ｒ−ＯＨ」
と「Ｒ′−ＮＣＯ」が重付加反応した「−ＮＨＣＯ−」
のエステル結合をもち、溶融紡糸方法で得られたポリエ
ステル系ポリウレタン弾性糸である。これらのポリウレ
タン弾性糸の繊度は、それぞれ１０〜４０デニールが好
ましい。
Ｙ）の芯糸に使用するポリウレタン弾性糸は、ポリマー
中に「Ｒ−ＯＨ」と「Ｒ′−ＮＣＯ」が重付加反応した
「−ＮＨＣＯ−」のエーテル結合をもち、乾式紡糸方法
で得られたポリエーテル系ポリウレタン弾性糸である。
また、シングルカバリング糸Ｂ（ＳＣＹ）の芯糸に使用
するポリウレタン弾性糸は、ポリマー中に「Ｒ−ＯＨ」
と「Ｒ′−ＮＣＯ」が重付加反応した「−ＮＨＣＯ−」
のエステル結合をもち、溶融紡糸方法で得られたポリエ
ステル系ポリウレタン弾性糸である。これらのポリウレ
タン弾性糸の繊度は、それぞれ１０〜４０デニールが好
ましい。
【０００９】この発明では、ダブルカバリング糸Ａの芯
糸に乾熱セット性の低いポリエーテル系ポリウレタン弾
性糸を用い、シングルカバリング糸Ｂの芯糸に乾熱セッ
ト性の高いポリエーテル系ポリウレタン弾性糸を用いる
ので、パンティストッキング編成後の仕上げセット時に
おいて、シングルカバリング糸Ｂのセット効果が顕著に
現れる。したがって、編目のよろけがなく、透明感があ
って外観品位が高い、かつ適度な着用感のパンティスト
ッキングが得られる。
糸に乾熱セット性の低いポリエーテル系ポリウレタン弾
性糸を用い、シングルカバリング糸Ｂの芯糸に乾熱セッ
ト性の高いポリエーテル系ポリウレタン弾性糸を用いる
ので、パンティストッキング編成後の仕上げセット時に
おいて、シングルカバリング糸Ｂのセット効果が顕著に
現れる。したがって、編目のよろけがなく、透明感があ
って外観品位が高い、かつ適度な着用感のパンティスト
ッキングが得られる。
【００１０】上記ポリウレタン弾性糸の熱セット性を知
る尺度として、ポリウレタン弾性糸を１００％伸長した
状態で１４０℃で６０秒間乾熱セット（熱セット）した
後の永久変形率で定義されるＰＳＤ１４０℃を用いた場
合、上記ポリエーテル系ポリウレタン弾性糸のＰＳＤ１
４０℃は２０〜４５％が、またポリエステル系ポリウレ
タン弾性糸のＰＳＤ１４０℃は５５〜９５％がそれぞれ
好ましく、ポリウレタン弾性糸が上記の熱セット性（Ｐ
ＳＤ１４０℃）を備えるとき、シングルカバリング糸Ｂ
のセット効果が特に顕著に発現する。なお、上記のＰＳ
Ｄ１４０℃は、上記熱セット前のポリウレタン弾性糸に
５mg／ｄの荷重をかけて測定した長さをＬ0 、熱セット
後のポリウレタン弾性糸に５mg／ｄの荷重をかけて測定
した長さをＬ1 としたとき、（Ｌ1 −Ｌ0 ）×１００／
Ｌ0 で表される。
る尺度として、ポリウレタン弾性糸を１００％伸長した
状態で１４０℃で６０秒間乾熱セット（熱セット）した
後の永久変形率で定義されるＰＳＤ１４０℃を用いた場
合、上記ポリエーテル系ポリウレタン弾性糸のＰＳＤ１
４０℃は２０〜４５％が、またポリエステル系ポリウレ
タン弾性糸のＰＳＤ１４０℃は５５〜９５％がそれぞれ
好ましく、ポリウレタン弾性糸が上記の熱セット性（Ｐ
ＳＤ１４０℃）を備えるとき、シングルカバリング糸Ｂ
のセット効果が特に顕著に発現する。なお、上記のＰＳ
Ｄ１４０℃は、上記熱セット前のポリウレタン弾性糸に
５mg／ｄの荷重をかけて測定した長さをＬ0 、熱セット
後のポリウレタン弾性糸に５mg／ｄの荷重をかけて測定
した長さをＬ1 としたとき、（Ｌ1 −Ｌ0 ）×１００／
Ｌ0 で表される。
【００１１】ただし、ポリエーテル系ポリウレタン弾性
糸のＰＳＤ１４０℃が２０％未満では編地の締付け感が
強過ぎ、反対に４５％を超えると編地の締付け感が弱く
なる。また、ポリエステル系ポリウレタン弾性糸のＰＳ
Ｄ１４０℃が５５％未満では編目のよろけが生じて編地
の品位が不良になり、反対に９５％を超えるとシングル
カバリング糸Ｂでもたせている編地の伸縮性が不十分に
なる。
糸のＰＳＤ１４０℃が２０％未満では編地の締付け感が
強過ぎ、反対に４５％を超えると編地の締付け感が弱く
なる。また、ポリエステル系ポリウレタン弾性糸のＰＳ
Ｄ１４０℃が５５％未満では編目のよろけが生じて編地
の品位が不良になり、反対に９５％を超えるとシングル
カバリング糸Ｂでもたせている編地の伸縮性が不十分に
なる。
【００１２】また、上記のダブルカバリング糸およびシ
ングルカバリング糸の巻糸に用いるポリアミド系合成繊
維マルチフィラメント糸は、ナイロン６、ナイロン６６
およびナイロン４６のいずれでもよい。
ングルカバリング糸の巻糸に用いるポリアミド系合成繊
維マルチフィラメント糸は、ナイロン６、ナイロン６６
およびナイロン４６のいずれでもよい。
【００１３】そして、上記ダブルカバリング糸Ａの芯糸
デニールをＤU 、シングルカバリング糸Ｂの芯糸デニー
ルをＳU としたとき、ＤU ／ＳU は０．５〜３．０が好
ましい。特に１．０〜２．５が好ましく、更に１．０〜
２．０が好ましい。また、上記ダブルカバリング糸Ａの
巻糸デニールをＤN 、シングルカバリング糸Ｂの巻糸デ
ニールをＳN としたとき、ＤN ／ＳN は０．３〜１．
０、特に０．５〜０．８が好ましい。ダブルカバリング
糸Ａおよびシングルカバリング糸Ｂの芯糸デニール比Ｄ
U ／ＳU および巻糸デニール比ＤN ／ＳN が上記の範囲
にあるとき、シングルカバリング糸Ｂのセット効果が顕
著に発現して編目のよろけが防止され、透明感に優れた
外観品位のパンティストッキングが得られる。
デニールをＤU 、シングルカバリング糸Ｂの芯糸デニー
ルをＳU としたとき、ＤU ／ＳU は０．５〜３．０が好
ましい。特に１．０〜２．５が好ましく、更に１．０〜
２．０が好ましい。また、上記ダブルカバリング糸Ａの
巻糸デニールをＤN 、シングルカバリング糸Ｂの巻糸デ
ニールをＳN としたとき、ＤN ／ＳN は０．３〜１．
０、特に０．５〜０．８が好ましい。ダブルカバリング
糸Ａおよびシングルカバリング糸Ｂの芯糸デニール比Ｄ
U ／ＳU および巻糸デニール比ＤN ／ＳN が上記の範囲
にあるとき、シングルカバリング糸Ｂのセット効果が顕
著に発現して編目のよろけが防止され、透明感に優れた
外観品位のパンティストッキングが得られる。
【００１４】なお、上記の芯糸デニール比ＤU ／ＳU が
０．５未満や３．０超の場合は、ダブルカバリング糸Ａ
とシングルカバリング糸Ｂのコースバランスが悪く、編
地がきたなくなる。また、上記ダブルカバリング糸Ａの
巻糸デニール比ＤN ／ＳN が０．３未満では編地の耐久
性が不十分となり、反対に１．０を超えるとコース段が
目立って編地品位が不良になる。
０．５未満や３．０超の場合は、ダブルカバリング糸Ａ
とシングルカバリング糸Ｂのコースバランスが悪く、編
地がきたなくなる。また、上記ダブルカバリング糸Ａの
巻糸デニール比ＤN ／ＳN が０．３未満では編地の耐久
性が不十分となり、反対に１．０を超えるとコース段が
目立って編地品位が不良になる。
【００１５】
実施例１ ダブルカバリング糸Ａ（ＤＣＹ）は、芯糸にＰＳＤ１４
０℃が３０％、繊度３０デニールの乾式紡糸された（乾
式型）ポリエーテル系ポリウレタン弾性糸を用い、巻糸
にナイロン６のマルチフィラメント糸（７デニール５フ
ィラメント）を用い、カバリングの際の芯糸ドラフトを
３．１に、下撚数を２０００回／ｍに、上撚数を１７０
０回／ｍにそれぞれ設定（ただし、下撚と上撚の撚方向
は反対に設定）して製造した。
０℃が３０％、繊度３０デニールの乾式紡糸された（乾
式型）ポリエーテル系ポリウレタン弾性糸を用い、巻糸
にナイロン６のマルチフィラメント糸（７デニール５フ
ィラメント）を用い、カバリングの際の芯糸ドラフトを
３．１に、下撚数を２０００回／ｍに、上撚数を１７０
０回／ｍにそれぞれ設定（ただし、下撚と上撚の撚方向
は反対に設定）して製造した。
【００１６】シングルカバリング糸Ｂ（ＳＣＹ）は、芯
糸にＰＳＤ１４０℃が８０％、繊度が２０デニールの溶
融紡糸された（溶融型）ポリエステル系ポリウレタン弾
性糸を用い、巻糸にナイロン６のマルチフィラメント糸
（１２デニール５フィラメント）を用い、カバリングの
際の芯糸ドラフトを３．３に、撚数を１６００回／ｍに
それぞれ設定し、Ｓ撚糸およびＺ撚糸を製造した。
糸にＰＳＤ１４０℃が８０％、繊度が２０デニールの溶
融紡糸された（溶融型）ポリエステル系ポリウレタン弾
性糸を用い、巻糸にナイロン６のマルチフィラメント糸
（１２デニール５フィラメント）を用い、カバリングの
際の芯糸ドラフトを３．３に、撚数を１６００回／ｍに
それぞれ設定し、Ｓ撚糸およびＺ撚糸を製造した。
【００１７】上記のカバリング糸を４口パンティストッ
キング編機（口径４インチ、編み針本数４００本）に供
給し、ＤＳＹ、Ｓ撚りＳＣＹ、ＤＣＹ、Ｚ撚りＳＣＹの
給糸順で編成し、裁断、縫製、染色加工後に１１５℃で
仕上げセットを行い、ＳＣＹの芯糸であるポリエステル
系ポリウレタン弾性糸２０デニールの永久変形率が５５
％のパンティストッキングを得た。
キング編機（口径４インチ、編み針本数４００本）に供
給し、ＤＳＹ、Ｓ撚りＳＣＹ、ＤＣＹ、Ｚ撚りＳＣＹの
給糸順で編成し、裁断、縫製、染色加工後に１１５℃で
仕上げセットを行い、ＳＣＹの芯糸であるポリエステル
系ポリウレタン弾性糸２０デニールの永久変形率が５５
％のパンティストッキングを得た。
【００１８】比較例１ ダブルカバリング糸（ＤＣＹ）は、実施例１と同様に製
造した。一方、シングルカバリング糸Ｂ（ＳＣＹ）は、
芯糸にＰＳＤ１４０℃が３０％、繊度が２０デニールの
乾式型ポリエーテル系ポリウレタン弾性糸を用い、巻糸
にナイロン６のマルチフィラメント糸（１２デニール５
フィラメント）を用い、カバリングの際の芯糸ドラフト
を３．３に、撚数を１６００回／ｍにそれぞれ設定し、
Ｓ撚糸およびＺ撚糸を製造した。以下、実施例１と同様
に編成、裁断、縫製、染色加工、仕上げセットを行い、
ＳＣＹの芯糸である乾式型ポリエーテル系ポリウレタン
弾性糸２０デニールの永久変形率が１０％のパンティス
トッキングを得た。
造した。一方、シングルカバリング糸Ｂ（ＳＣＹ）は、
芯糸にＰＳＤ１４０℃が３０％、繊度が２０デニールの
乾式型ポリエーテル系ポリウレタン弾性糸を用い、巻糸
にナイロン６のマルチフィラメント糸（１２デニール５
フィラメント）を用い、カバリングの際の芯糸ドラフト
を３．３に、撚数を１６００回／ｍにそれぞれ設定し、
Ｓ撚糸およびＺ撚糸を製造した。以下、実施例１と同様
に編成、裁断、縫製、染色加工、仕上げセットを行い、
ＳＣＹの芯糸である乾式型ポリエーテル系ポリウレタン
弾性糸２０デニールの永久変形率が１０％のパンティス
トッキングを得た。
【００１９】比較例２ ダブルカバリング糸Ａ（ＤＣＹ）は、芯糸にＰＳＤ１４
０℃が８０％、繊度３０デニールの溶融型ポリエステル
系ポリウレタン弾性糸を用い、巻糸にナイロン６のマル
チフィラメント糸（７デニール５フィラメント）を用
い、カバリングの際の芯糸ドラフトを３．３に、下撚数
を２０００回／ｍに、上撚数を１７００回／ｍにそれぞ
れ設定（ただし、上撚と下撚の撚方向を反対に設定）し
て製造した。一方、シングルカバリング糸（ＳＣＹ）
は、実施例１と同様に製造した。以下、実施例１と同様
に編成、裁断、縫製、染色加工、仕上げセットを行い、
ＤＣＹの溶融型ポリエステル系ポリウレタン弾性糸３０
デニールおよびＳＣＹの溶融型ポリエステル系ポリウレ
タン弾性糸２０デニールの永久変形率が共に５５％のパ
ンティストッキングを得た。
０℃が８０％、繊度３０デニールの溶融型ポリエステル
系ポリウレタン弾性糸を用い、巻糸にナイロン６のマル
チフィラメント糸（７デニール５フィラメント）を用
い、カバリングの際の芯糸ドラフトを３．３に、下撚数
を２０００回／ｍに、上撚数を１７００回／ｍにそれぞ
れ設定（ただし、上撚と下撚の撚方向を反対に設定）し
て製造した。一方、シングルカバリング糸（ＳＣＹ）
は、実施例１と同様に製造した。以下、実施例１と同様
に編成、裁断、縫製、染色加工、仕上げセットを行い、
ＤＣＹの溶融型ポリエステル系ポリウレタン弾性糸３０
デニールおよびＳＣＹの溶融型ポリエステル系ポリウレ
タン弾性糸２０デニールの永久変形率が共に５５％のパ
ンティストッキングを得た。
【００２０】比較例３ ダブルカバリング糸Ａ（ＤＣＹ）は、芯糸にＰＳＤ１４
０℃が８０％、繊度３０デニールの溶融型ポリエステル
系ポリウレタン弾性糸を用い、巻糸にナイロン６のマル
チフィラメント糸（７デニール５フィラメント）を用
い、カバリングの際の芯糸ドラフトを３．３に、下撚数
を２０００回／ｍに、上撚数を１７００回／ｍにそれぞ
れ設定（上撚と下撚の撚方向は反対に設定）して製造し
た。
０℃が８０％、繊度３０デニールの溶融型ポリエステル
系ポリウレタン弾性糸を用い、巻糸にナイロン６のマル
チフィラメント糸（７デニール５フィラメント）を用
い、カバリングの際の芯糸ドラフトを３．３に、下撚数
を２０００回／ｍに、上撚数を１７００回／ｍにそれぞ
れ設定（上撚と下撚の撚方向は反対に設定）して製造し
た。
【００２１】一方、シングルカバリング糸Ｂ（ＳＣＹ）
は、芯糸にＰＳＤ１４０℃が３０％、繊度が２０デニー
ルの乾式型ポリエーテル系ポリウレタン弾性糸を用い、
巻糸にナイロン６のマルチフィラメント糸（１２デニー
ル５フィラメント）を用い、カバリングの際の芯糸ドラ
フトを３．３に、撚数を１６００回／ｍにそれぞれ設定
し、Ｓ撚糸およびＺ撚糸を製造した。
は、芯糸にＰＳＤ１４０℃が３０％、繊度が２０デニー
ルの乾式型ポリエーテル系ポリウレタン弾性糸を用い、
巻糸にナイロン６のマルチフィラメント糸（１２デニー
ル５フィラメント）を用い、カバリングの際の芯糸ドラ
フトを３．３に、撚数を１６００回／ｍにそれぞれ設定
し、Ｓ撚糸およびＺ撚糸を製造した。
【００２２】以下、実施例１と同様に編成、裁断、縫
製、染色加工、仕上げセットを行い、ＤＣＹの芯糸であ
る溶融型ポリエステル系ポリウレタン弾性糸３０デニー
ルの永久変形率が５５％、ＳＣＹの芯糸である乾式型ポ
リエーテル径ポリウレタン弾性糸２０デニールの永久変
形率が１０％のパンティストッキングを得た。
製、染色加工、仕上げセットを行い、ＤＣＹの芯糸であ
る溶融型ポリエステル系ポリウレタン弾性糸３０デニー
ルの永久変形率が５５％、ＳＣＹの芯糸である乾式型ポ
リエーテル径ポリウレタン弾性糸２０デニールの永久変
形率が１０％のパンティストッキングを得た。
【００２３】上記の実施例１、比較例１、２、３のパン
ティストッキングの外観品位および着用感の官能評価を
行った。その結果を芯糸種類および糸物性と共に表１に
示した。ただし、１０名のモニターで非常に良い、良
い、普通、不良、非常に悪いの５段階に評価し、それぞ
れの評価に５点、４点、３点、２点、１点を配点し、１
０名の平均値が４点以上を◎、３点以上４点未満を○、
２点以上３点未満を△、２点未満を×とした。また、ポ
リエーテル系およびポリエステル系のポリウレタン弾性
糸は、それぞれ単にエーテル系およびエステル系と略記
した。
ティストッキングの外観品位および着用感の官能評価を
行った。その結果を芯糸種類および糸物性と共に表１に
示した。ただし、１０名のモニターで非常に良い、良
い、普通、不良、非常に悪いの５段階に評価し、それぞ
れの評価に５点、４点、３点、２点、１点を配点し、１
０名の平均値が４点以上を◎、３点以上４点未満を○、
２点以上３点未満を△、２点未満を×とした。また、ポ
リエーテル系およびポリエステル系のポリウレタン弾性
糸は、それぞれ単にエーテル系およびエステル系と略記
した。
【００２４】 表 １ 実施例１ 比較例１ 比較例２ 比較例３ 第１給糸ＤＣＹの芯糸 エーテル系 エーテル系 エステル系 エステル系 第２給糸ＳＣＹ−Ｓの芯糸 エステル系 エーテル系 エステル系 エーテル系 第３給糸ＤＣＹの芯糸 エーテル系 エーテル系 エステル系 エステル系 第４給糸ＳＣＹ−Ｚの芯糸 エステル系 エーテル系 エステル系 エーテル系 ＤＣＹのＰＳＤ 140℃（％） ３０ ３０ ８０ ８０ ＳＣＹのＰＳＤ 140℃（％） ８０ ３０ ８０ ３０ ＤU ／ＳU １．５ １．５ １．５ １．５ ＤN ／ＳN ０．５８ ０．５８ ０．５８ ０．５８ 編地の透明感（外観） ○ × ◎ △ 編地の締付け感（着用感） ◎ △ × △
【００２５】上記の表１に示すとおり、実施例１は透明
感および締付け感の双方に優れていた。これに対し、比
較例１は、ＳＣＹの芯糸に熱セット性の低いポリエーテ
ル系ポリウレタン弾性糸を用いたので、透明感および締
付け感の双方が悪くなり、特に透明感が最低となった。
また、比較例２は、ＤＣＹおよびＳＣＹの双方の芯糸に
熱セット性の良いポリエステル系ポリウレタン弾性糸を
用いたので、透明感は良いが、締付け感が最低になっ
た。また、比較例３は、ＤＣＹの芯糸に熱セット性の良
いポリエステル系ポリウレタン弾性糸を、またＳＣＹの
芯糸に熱セット性の低いポリエーテル系ポリウレタン弾
性糸をそれぞれ用いたので、透明感および締付け感が共
に悪くなった。
感および締付け感の双方に優れていた。これに対し、比
較例１は、ＳＣＹの芯糸に熱セット性の低いポリエーテ
ル系ポリウレタン弾性糸を用いたので、透明感および締
付け感の双方が悪くなり、特に透明感が最低となった。
また、比較例２は、ＤＣＹおよびＳＣＹの双方の芯糸に
熱セット性の良いポリエステル系ポリウレタン弾性糸を
用いたので、透明感は良いが、締付け感が最低になっ
た。また、比較例３は、ＤＣＹの芯糸に熱セット性の良
いポリエステル系ポリウレタン弾性糸を、またＳＣＹの
芯糸に熱セット性の低いポリエーテル系ポリウレタン弾
性糸をそれぞれ用いたので、透明感および締付け感が共
に悪くなった。
【００２６】比較例４ 市販のＳＣＹタイプのオールサポートパンティストッキ
ングにおいて、シングルカバリング糸の芯糸にポリウレ
タン弾性糸（２０デニール）を、巻糸にナイロンマルチ
フィラメント糸（１０デニール５フィラメント）をそれ
ぞれ用い、針本数が４００本の編機で編成された比較例
４のパンティストッキングおよび上記実施例１のパンテ
ィストッキングについて、着用時の耐久性を比較した。
すなわち、実施例１および比較例４のパンティストッキ
ングを１００名のモニターが１日の着用時間を８時間以
上とし、１日ごとにはきかえ、最大１０日間の着用試験
を行った。その結果は、下記の表２に示すように実施例
１が優れていた。
ングにおいて、シングルカバリング糸の芯糸にポリウレ
タン弾性糸（２０デニール）を、巻糸にナイロンマルチ
フィラメント糸（１０デニール５フィラメント）をそれ
ぞれ用い、針本数が４００本の編機で編成された比較例
４のパンティストッキングおよび上記実施例１のパンテ
ィストッキングについて、着用時の耐久性を比較した。
すなわち、実施例１および比較例４のパンティストッキ
ングを１００名のモニターが１日の着用時間を８時間以
上とし、１日ごとにはきかえ、最大１０日間の着用試験
を行った。その結果は、下記の表２に示すように実施例
１が優れていた。
【００２７】 表 ２ 実施例１ 比較例４ 着用３日以内で破損したもの（％） １６ ２６ １０日間着用できたもの （％） ５０ ３８ 平均耐用日数 （日） ７．６ ６．２
【００２８】比較例５ 従来のＤＣＹ交編タイプのパンティストッキング（比較
例５）と前記実施例１のパンティストッキングについ
て、光沢度を測定した。ただし、比較例５のパンティス
トッキングは、ダブルカバリング糸の芯糸に３０デニー
ルのポリウレタン弾性糸を、巻糸に７デニール５フィラ
メントのナイロンマルチフィラメント糸をそれぞれ用
い、このダブルカバリング糸を１５デニール５フィラメ
ントのナイロンマルチフィラメント糸と針本数４００本
の編機で１コース交互に編成した。そして、光沢度は、
編地をウエール方向に１５０％伸長し、三次元変角光度
計で測定した。結果は、表３に示すとおりであり、実施
例１は、光沢度が大幅に低下し、ギラツキが無く落ち着
いた高品位の外観となった。
例５）と前記実施例１のパンティストッキングについ
て、光沢度を測定した。ただし、比較例５のパンティス
トッキングは、ダブルカバリング糸の芯糸に３０デニー
ルのポリウレタン弾性糸を、巻糸に７デニール５フィラ
メントのナイロンマルチフィラメント糸をそれぞれ用
い、このダブルカバリング糸を１５デニール５フィラメ
ントのナイロンマルチフィラメント糸と針本数４００本
の編機で１コース交互に編成した。そして、光沢度は、
編地をウエール方向に１５０％伸長し、三次元変角光度
計で測定した。結果は、表３に示すとおりであり、実施
例１は、光沢度が大幅に低下し、ギラツキが無く落ち着
いた高品位の外観となった。
【００２９】 表 ３ 実施例１ 比較例５ 光沢度 ７．２ １７．５
【００３０】上記の表１〜３に示すように、実施例１の
パンティストッキングは、ダブルカバリング糸の芯糸に
乾熱セット性の低いＰＳＤ１４０℃が３０％の乾式型ポ
リエーテル系ポリウレタン弾性糸を使用し、シングルカ
バリング糸の芯糸に乾熱セット性の高いＰＳＤ１４０℃
が８０％の溶融型ポリエステル系ポリウレタン弾性糸を
使用したので、仕上げセットの際にシングルカバリング
糸のセット効果が顕著に現れ、編目のよろけが無く、良
好な透明感を有し、かつギラツキの無い優れた外観品位
を有し、またセット効果の高いシングルカバリング糸と
セット効果の低いダブルカバリング糸とを交編している
ため、適度な締付け感でソフトな着用感を備え、しかも
着用時の耐久性に優れている。
パンティストッキングは、ダブルカバリング糸の芯糸に
乾熱セット性の低いＰＳＤ１４０℃が３０％の乾式型ポ
リエーテル系ポリウレタン弾性糸を使用し、シングルカ
バリング糸の芯糸に乾熱セット性の高いＰＳＤ１４０℃
が８０％の溶融型ポリエステル系ポリウレタン弾性糸を
使用したので、仕上げセットの際にシングルカバリング
糸のセット効果が顕著に現れ、編目のよろけが無く、良
好な透明感を有し、かつギラツキの無い優れた外観品位
を有し、またセット効果の高いシングルカバリング糸と
セット効果の低いダブルカバリング糸とを交編している
ため、適度な締付け感でソフトな着用感を備え、しかも
着用時の耐久性に優れている。
【００３１】
【発明の効果】請求項１〜３に記載された発明のパンテ
ィストッキングは、斜向が無く、しかも編目のよろけが
無く、透明感があってギラツキがなく、外観品位が高
く、耐久性に優れ、かつ着用感が良好なオールサポート
ストッキングである。特に、請求項２に記載されたパン
ティストッキングは、着用感が強くもなく弱くもない適
度な締付けになる。また、請求項３に記載されたパンテ
ィストッキングは、透明感が一層向上する。
ィストッキングは、斜向が無く、しかも編目のよろけが
無く、透明感があってギラツキがなく、外観品位が高
く、耐久性に優れ、かつ着用感が良好なオールサポート
ストッキングである。特に、請求項２に記載されたパン
ティストッキングは、着用感が強くもなく弱くもない適
度な締付けになる。また、請求項３に記載されたパンテ
ィストッキングは、透明感が一層向上する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北畠 さつき 大阪府大阪市北区堂島浜二丁目２番８号 東洋紡績株式会社本社内 (72)発明者 熊木 昭 大阪府大阪市北区中崎西二丁目４番12号 グンゼ株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 ポリエーテル系ポリウレタン弾性糸を芯
糸とし、ポリアミド系合成繊維マルチフィラメント糸を
巻糸とするダブルカバリング糸Ａと、ポリエステル系ポ
リウレタン弾性糸を芯糸とし、ポリアミド系合成繊維マ
ルチフィラメント糸を巻糸とするシングルカバリング糸
Ｂとを用い、１コースずつ交互に編成したことを特徴と
するパンティストッキング。 - 【請求項２】 ポリウレタン弾性糸を１００％伸長し、
１４０℃で６０秒間乾熱セットした後の永久変形率（Ｐ
ＳＤ１４０℃）がポリエーテル系ポリウレタン弾性糸２
０〜４５％、ポリエステル系ポリウレタン弾性糸５５〜
９５％である請求項１記載のパンティストッキング。 - 【請求項３】 ダブルカバリング糸Ａの芯糸繊度（デニ
ール）ＤU およびシングルカバリング糸Ｂの芯糸繊度
（デニール）ＳU の比率ＤU ／ＳU が０．５〜３．０、
ダブルカバリング糸Ａの巻糸繊度（デニール）ＤN およ
びシングルカバリング糸Ｂの巻糸繊度（デニール）ＳN
の比率ＤN ／ＳN が０．３〜１．０である請求項１また
は２に記載のパンティストッキング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06547097A JP3165058B2 (ja) | 1996-03-06 | 1997-03-04 | パンティストッキング |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4877896 | 1996-03-06 | ||
| JP8-48778 | 1996-03-06 | ||
| JP06547097A JP3165058B2 (ja) | 1996-03-06 | 1997-03-04 | パンティストッキング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10158905A true JPH10158905A (ja) | 1998-06-16 |
| JP3165058B2 JP3165058B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=26389102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06547097A Expired - Lifetime JP3165058B2 (ja) | 1996-03-06 | 1997-03-04 | パンティストッキング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3165058B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011127231A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Asahi Kasei Fibers Corp | 筒状丸編地 |
| JP2021134446A (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-13 | グンゼ株式会社 | 下半身用衣類 |
-
1997
- 1997-03-04 JP JP06547097A patent/JP3165058B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011127231A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Asahi Kasei Fibers Corp | 筒状丸編地 |
| JP2021134446A (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-13 | グンゼ株式会社 | 下半身用衣類 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3165058B2 (ja) | 2001-05-14 |
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