JP2021134446A - 下半身用衣類 - Google Patents
下半身用衣類 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021134446A JP2021134446A JP2020031464A JP2020031464A JP2021134446A JP 2021134446 A JP2021134446 A JP 2021134446A JP 2020031464 A JP2020031464 A JP 2020031464A JP 2020031464 A JP2020031464 A JP 2020031464A JP 2021134446 A JP2021134446 A JP 2021134446A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- knitting
- tights
- covering
- zokki
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009940 knitting Methods 0.000 claims abstract description 133
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 15
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 6
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 abstract description 48
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 abstract description 48
- 238000013461 design Methods 0.000 abstract description 15
- 238000009954 braiding Methods 0.000 abstract 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 19
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 19
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 16
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 15
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 14
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000000047 product Substances 0.000 description 4
- RTZKZFJDLAIYFH-UHFFFAOYSA-N Diethyl ether Chemical compound CCOCC RTZKZFJDLAIYFH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000001568 sexual effect Effects 0.000 description 3
- 241000167857 Bourreria Species 0.000 description 2
- 210000000689 upper leg Anatomy 0.000 description 2
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 1
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 150000002148 esters Chemical class 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Socks And Pantyhose (AREA)
Abstract
Description
現在市販されているほとんどのタイツおよびストッキングは、ポリウレタン糸、または、ナイロン糸を含んで編まれている。使用している糸の種類により、「ゾッキ」および「交編」の2種類に大別される。
性および動的着用圧設計)、横縞になりにくい(ゾッキ調に見せる)という、ゾッキ編みの長所と交編編みの長所とを併せ持つタイツに代表される下半身用衣類を鋭意開発した。
すなわち、本発明に係る下半身用衣類は、第1の編糸および第2の編糸を含んで編成した下半身用衣類であって、前記第1の編糸は、ウレタン系弾性糸である第1の芯糸に非弾性糸である第1の捲糸を巻着させた第1のカバリング糸(SCY)を含み、前記第2の編糸は、ウレタン系弾性糸である第2の芯糸に非弾性糸である第2の捲糸を巻着させた第2のカバリング糸(DCY)を含み、前記第1のカバリング糸と前記第2のカバリング糸とで伸縮特性が異なることを特徴とする。
さらに好ましくは、前記第2の編糸(DCY)により形成される編み目が、前記第1の編糸(SCY+WN)により形成される編み目よりも小さいように構成することができる。
さらに好ましくは、前記下半身用衣類は、タイツ、ストッキングおよびパンティストッキングのいずれかであるように構成することができる。
[下半身用衣類]
図1に、本実施の形態に係るタイツ1の概略正面図を示す。このタイツ1は、腹部および臀部を被覆するパンティ部3と、脚を被覆するレッグ部2とを備えるものである。このタイツ1は、筒状に編成された1対の編地を用い、パンティ部3に相当する部分に切れ目を入れて裁断縁どうしをつき合わせて股部4を縫着して一体化することにより製造される。また、足部の爪先部は周知の手段により、袋状に縫着することにより製造される。
なお、本発明において、対象をタイツとしているが、部分的にその機能を備えたスパッツ等を含むこと、および、タイツよりも一般的に薄手のストッキングを含むこと、その他の下半身用衣類を含むことは、技術分野で上述した通りである。
本実施の形態に係るタイツ1を構成する編地は、図2(A)に示す第1のカバリング糸(ここではシングルカバリング糸(SCY:Single Covered Yarn))51(編み組織を示す図3におけるSCY)にウーリーナイロン双糸WN(編み組織を示す図3におけるWN)を添え糸編みにより形成された第1の編糸として用いて、かつ、図2(B)に示す第2のカバリング糸(ここではダブルカバリング糸(DCY:Double Covered Yarn))52(編み組織を示す図3におけるDCY)を第2の編糸として用いて、編み組織として図3に示すように平編ループで編成された編地8(伸縮性平編地(プレーン編地))で構成される。より具体的には、第1の編糸のカバリング糸として、ウレタン系弾性糸(たとえばポリウレタン弾性糸61)の芯糸に非弾性糸(たとえばナイロン糸71)の捲糸を巻着させた第1のカバリング糸51を用いて、第2の編糸のカバリング糸として、ウレタン系弾性糸(たとえばポリウレタン弾性糸62)の芯糸に非弾性糸(たとえばナイロン糸72Aおよびナイロン糸72B)の捲糸を二重に巻着させた第2のカバリング糸52を用いて、第1の編糸の添え糸としてウーリーナイロン双糸WNを用いた、という特徴を有する編地であれば特に制限されるものではなく、平編地、ゴム編地、パール編地等の編地を好適に用いることができ、その変化組織として、タック編、浮編、パイル編、レース編とすることもできる。ここで、ウーリーナイロン双糸WNは任意的構成に過ぎない。
さらに、図3に示すように、第2の編糸(第2のカバリング糸52(DCY))により形成される編み目が、第1の編糸(第1のカバリング糸51(SCY)+ウーリーナイロン双糸WN)により形成される編み目よりも小さい。
上述したように、着用時に見えやすい大きい編目(ループ)を形成する(より伸びやすい)第1のカバリング糸51は生地の「透け感」および/または「置寸」を調整する糸として作用して、着用時に見えにくい小さい編目(ループ)を形成する(より伸びにくい)第2のカバリング糸52は生地の「フィット感」および/または「パワー感」を調整する糸として作用する。そして、このような2種類のサポート糸(ウレタン系弾性糸を含む糸)を用いて、最適な伸縮性と外観とに調整することにより、「履きムラになりにくい美しい透け感」と「フィット感」とを両立することを実現している。
以下において、第1の編糸である第1のカバリング糸51および添え糸ならびに第2の編糸である第2のカバリング糸52について詳しく説明する。
まず、第1のカバリング糸51および第2のカバリング糸52を構成する、芯糸であるウレタン系弾性糸(ポリウレタン弾性糸61およびポリウレタン弾性糸62)および捲糸である非弾性糸(ナイロン糸71ならびにナイロン糸72Aおよびナイロン糸72B)について詳しく説明する。
なお、これらのナイロン糸71ならびにナイロン糸72Aおよびナイロン糸72Bのフィラメント数はモノフィラメントおよびマルチフィラメントのいずれでもよく、さらに、これらのナイロン糸71ならびにナイロン糸72Aおよびナイロン糸72Bの繊度は、特に限定されるものではなく、タイツ1が上述した作用効果を発現する繊度であれば構わない。
以下に、第1の編糸(第1のカバリング糸51、添え糸)および第2の編糸(第2のカバリング糸52)の具体例を示す。なお、以下は、タイツ1自体の繊度(商品における厚み表記)が40デニールである場合の一例に過ぎす、タイツ1自体の繊度は若年層に着用率が高い透け感のある40デニール〜80デニール程度であることが好ましい。
・第1の編糸
カバリング糸(SCY)
・芯糸:ポリウレタン弾性糸
20デシテックス
・捲糸:ナイロン糸(非弾性糸)
11デシテックス
添え糸
・ウーリーナイロン双糸WN
21デシテックス
・第2の編糸
カバリング糸(DCY)
・芯糸:ポリウレタン弾性糸
33デシテックス
・捲糸:ナイロン糸(非弾性糸)
11デシテックス
(1)履きムラになりにくく綺麗に透ける
上述したように(図4(A)および図4(B)に示すように)、このタイツ1は、置寸がゾッキ編みほどに小さくなく、交編編みほどに大きくならない。このため、最適な置寸を実現できて履きやすく、履いた直後から履きムラが生じにくい。
(2)高いフィット性で着用者の動きに高く追従
上述したように(図5に示すように)、タイツ1においては、少ない力で伸びてしっかり戻る伸縮回復率を実現する。図5に示していないが比較例1であるゾッキ編みのタイツは、伸びにくく(履きにくく履いた直後から履きムラが目立つ)バックパワーが(比較例2よりも)強く(回復性が高く)、図5に示すように比較例2である交編編みのタイツは、伸びやすいが(履きやすく履いた直後から履きムラが目立ちにくい)バックパワーが弱い(回復性が低い)。実施例であるタイツ1は、比較例1であるゾッキ編みのタイツのようにバックパワーが(比較例2よりも)強く(回復性が高く)、かつ、比較例2である交編編みのタイツのように伸びやすく(履きやすく)履いた直後から履きムラが目立ちにくい)。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 レッグ部
3 パンティ部
4 股部
51 第1のカバリング糸(SCY)
52 第2のカバリング糸(DCY)
61 (第1のカバリング糸51を構成する)ポリウレタン弾性糸
62 (第2のカバリング糸52を構成する)ポリウレタン弾性糸
71 (第1のカバリング糸51を構成する)ナイロン糸
72A、72B (第2のカバリング糸52を構成する)ナイロン糸
8 平編ループ
Claims (3)
- 第1の編糸および第2の編糸を含んで編成した下半身用衣類であって、
前記第1の編糸は、ウレタン系弾性糸である第1の芯糸に非弾性糸である第1の捲糸を巻着させた第1のカバリング糸を含み、
前記第2の編糸は、ウレタン系弾性糸である第2の芯糸に非弾性糸である第2の捲糸を巻着させた第2のカバリング糸を含み、
前記第1のカバリング糸と前記第2のカバリング糸とで伸縮特性が異なることを特徴とする下半身用衣類。 - 前記第1の編糸は、前記第1のカバリング糸と非弾性糸のウーリー糸とが添え糸編みにより形成された糸であることを特徴とする、請求項1に記載の下半身用衣類。
- 前記第2の編糸により形成される編み目が、前記第1の編糸により形成される編み目よりも小さいことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の下半身用衣類。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020031464A JP2021134446A (ja) | 2020-02-27 | 2020-02-27 | 下半身用衣類 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020031464A JP2021134446A (ja) | 2020-02-27 | 2020-02-27 | 下半身用衣類 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021134446A true JP2021134446A (ja) | 2021-09-13 |
Family
ID=77660430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020031464A Pending JP2021134446A (ja) | 2020-02-27 | 2020-02-27 | 下半身用衣類 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021134446A (ja) |
-
2020
- 2020-02-27 JP JP2020031464A patent/JP2021134446A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7048013B2 (en) | Elastic material having variable modulus of elasticity | |
EP2971306B1 (en) | Circularly knitted garment | |
EP0919145A2 (en) | Girdle for tights | |
US5040245A (en) | Undergarment having stretch panels | |
JPWO2011136066A1 (ja) | ストレッチ織物および伸縮性を有するズボン | |
JP2017025466A (ja) | 衣服及びその生産方法 | |
JP6880377B2 (ja) | 下半身用衣類 | |
JP6699020B2 (ja) | 下半身用衣類 | |
JP2014091895A (ja) | 下半身用衣類 | |
JP2021134446A (ja) | 下半身用衣類 | |
JP6134158B2 (ja) | ヨコ編地、ヨコ編地の編成方法及び衣料 | |
JP2602118B2 (ja) | ストッキング | |
JP6701490B2 (ja) | 下半身用衣類の製造方法 | |
JP2004076209A (ja) | 衣料 | |
JP7124252B2 (ja) | 下半身用衣類 | |
JP6938283B2 (ja) | 夏の暑いシーズンに適したパンティストッキング | |
JP6538485B2 (ja) | パンティストッキング | |
JPH08269803A (ja) | ワンピースパンティストッキングおよびその製造方法 | |
WO2022224939A1 (ja) | ボトム衣料の製造方法 | |
JP4328695B2 (ja) | インナー・ウェア | |
JP2001123363A (ja) | 滑り止め機能を有する編レース又は編地 | |
JP2006520859A (ja) | ボクサーショーツ型下着製品及びその製造方法 | |
KR102372262B1 (ko) | 복부에 압박을 주지 않는 팬티스타킹 | |
KR20030059153A (ko) | 경편지를 사용한 신축성을 갖는 의류 | |
JP2024034128A (ja) | 下半身用衣類 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221205 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230830 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230905 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230929 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20240109 |