JPWO2011136066A1 - ストレッチ織物および伸縮性を有するズボン - Google Patents

ストレッチ織物および伸縮性を有するズボン Download PDF

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Abstract

【課題】 ズボンの製作において特別なアイロン操作や特別な裏地を使用せずに、ヒップアップして見えるズボン、およびズボンの製作に適したストレッチ織物を提供する。【解決手段】 緯糸方向の伸び抵抗力が強い領域Aと緯糸方向の伸び抵抗力が強い領域Aの伸び抵抗力よりも弱い領域Bとを含む緯二重織のストレッチ織物を表地に使用した、少なくともズボンの横方向に伸縮性を有するズボンであって、表地の後身頃3における大腿部の箇所の横方向の伸び抵抗力が表地の裾付近の箇所の横方向の伸び抵抗力よりも強いことを特徴とする伸縮性を有するズボンである。【選択図】 図5

Description

本発明はヒップアップして見えるズボン(パンツ、スラックス)および特にこのようなズボンなどの製作に適したストレッチ織物に関するものである。
通常のパターン(型紙)を使用した従来のズボンにおいては、図1(a)および(c)に示すように、前身頃側には足の付け根の部分に、後身頃側にはヒップの下方部分に布地の余り(弛み)があり、皺が生じる傾向がある。特に、ヒップの下方部分に皺が生じると、ヒップが下がっているように見える。
本願出願人は先に、特許第3851632号公報(特許文献1)において、特別なパターンを用いて裁断し、後身頃生地をアイロン操作で伸ばすことによりヒップの下方部分に皺が生じないようなズボンを提案しており、これらのズボンは市販され、好評である。
また、従来、ワンウェイストレッチまたはツーウェイストレッチと称するストレッチ織物(通常、表示組成としてポリウレタンを含み、ポリウレタンが2〜5%とタグなどに表示されている)を使用したズボンが市販されている。これらのズボンは細身であるが、生地が伸縮するので、立ったり座ったりしても楽である。しかし、これらのズボンは身体に均一にフィットするが、体形補正効果がないので、体形がそのまま外観に現れてしまう。特に、ヒップはその形が見えてしまい、ヒップが下がっているとそれが外観から分かってしまう。
このため、女性の場合は、ガードルを履いた状態でこのようなズボンを着用することが多い。しかし、締め付け力が強いガードルはヒップアップ効果も大きいが、窮屈である。一方、一般にソフトガードルと称するガードルでは、締め付け力が弱いので着用感はよいが、ヒップアップ効果が少ない。更に、ガードルをいちいち着用するのを煩わしく感じる人もいる。
このような点を考慮して、ズボンの裏地にパワーネット等を使用してガードル機能を持たせたものが提案されている。例えば、特許第3509309号公報(特許文献2)、特許第3605808号公報(特許文献3)、特許第4356643号公報(特許文献4)等に開示されている。
特開平11−189906号公報(特許文献5)には、スポーツや農作業などにおいて伸縮性能に優れた衣服を得ることが提案されている。この特許文献6によれば、生地の横幅をズボンの丈よりも大きな寸法とし、縦方向の伸縮度合いが異なる複数の部分を横方向に配列して、横方向に裁断することにより、ヒップ付近は伸縮度合いが大きく、裾回りは伸縮度合いが小さいズボンを製作することが開示されている。
特許第3851632号公報 特許第3509309号公報 特許第3605808号公報 特許第4356643号公報 特開平11−189906号公報
特許文献1に開示されている技術では、ズボンの製作において後身頃生地の特定箇所を伸ばすアイロン操作が必要である。
特許文献2〜4に開示されているようなズボンでは、パワーネット等を組合せた特別な裏地を使用することが必要であり、ズボンの製作に手間が掛かる。
特許文献5に開示されているズボンは特別なパターンや特別な裏地を使用していない。しかし、特許文献5に開示されているズボンを実際に製造することは極めて困難である。すなわち、使用する生地が織物である場合、縦方向(経糸方向)の伸縮度合いが異なる部分A〜Eが横方向(緯糸方向)に配列されていることになるが、このような織物は製織する際には経糸に張力が掛かっているので、伸縮度合いが異なっていても織ることが可能であるかもしれない。しかし、生機(織り上げたままの織物)の状態から精練工程、染色工程などの工程を経るうちに、織物が歪んで、曲がりくねった状態になってしまう。これは、精練工程、染色工程などでは経糸に殆ど張力が掛からず、そのため経糸の伸縮度合いに応じて経糸方向に縮みが生じ、織物の幅方向において左右均等に縮まないので(特許文献5の図1における左半分の部分A〜Dは縮みが大きく、右半分の部分Eは縮みが小さい)、織物は平らにならず、うねった状態になってしまうからである。
本発明は、ズボンの製作において特別なアイロン操作や特別な裏地を使用せずに、ヒップアップして見えるズボンを提供することを目的とする。
また、本発明はこのようなズボンなどの製作に適したストレッチ織物であって、特許文献5に開示された織物のような問題がないストレッチ織物を提供することを目的とする。
本発明は、緯糸方向の伸び抵抗力が強い領域と緯糸方向の伸び抵抗力が前記強い領域の伸び抵抗力よりも弱い領域とを含む緯二重織物を表地に使用した、少なくともズボンの横方向に伸縮性を有するズボンであって、前記表地の後身頃における大腿部の箇所の横方向の伸び抵抗力が前記表地の裾付近の箇所の横方向の伸び抵抗力よりも強いことを特徴とする伸縮性を有するズボンにより前記目的を達成する。
本発明のズボンにおいて、後身頃における大腿部の箇所と同様に、前記表地の前身頃における大腿部の箇所または腹部の箇所の横方向の伸び抵抗力が前記裾付近の箇所の横方向の伸び抵抗力よりも強いことが好ましい。
更に、後身頃または前身頃における横方向の伸び抵抗力が強い箇所に隣接して、横方向の伸び抵抗力が前記強い箇所よりも弱く且つ前記裾付近の箇所の横方向の伸び抵抗力よりも強い中間の伸び抵抗力を有する箇所が存在することが好ましい。
本発明のズボンにおいて、後身頃における横方向の伸び抵抗力が強い箇所の上端部または中間の伸び抵抗力を有する箇所の上端部がズボンの小股十字点または股上に位置していることが好ましい。
本発明の伸縮性を有するズボンは、緯二重織物である表地の表面においてはズボンにおける横方向の伸び抵抗力の異なる箇所でも同じ糸使いであり、前記表地の裏面においてはズボンにおける横方向の伸び抵抗力の異なる箇所では異なった糸使いであって、緯糸における弾性糸またはポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸とその他の糸との割合が横方向の伸び抵抗力の異なる箇所では異なっていることが好ましい。
また、本発明は、緯糸が弾性糸またはポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸とその他の糸とから構成された少なくとも緯糸方向に伸縮性を有するストレッチ織物であり、該ストレッチ織物は緯二重織物であって、緯糸方向の伸び抵抗力が強い領域と緯糸方向の伸び抵抗力が前記強い領域の伸び抵抗力よりも弱い領域とが経糸方向に繰り返されていることを特徴とするストレッチ織物により前記目的を達成する。
本発明のストレッチ織物は、前記ストレッチ織物において、緯糸方向の伸び抵抗力が強い領域と緯糸方向の伸び抵抗力が前記強い領域の伸び抵抗力よりも弱い領域との間に、緯糸方向の伸び抵抗力が前記強い領域の伸び抵抗力と前記弱い領域の伸び抵抗力との間の強さの中間領域を設けたものであってもよい。
本発明のストレッチ織物においては、経糸方向の1リピート毎に目印が設けられていることが好ましい。目印と目印の間の1リピートにおいては、1つの前記強い領域とその両側に配置された2つの弱い領域を含むか、更に両領域の間に前記中間領域を含んでいる。
前記目印は織組織、糸の色および耳部の織組織のうちの何れかをを変えたものであることが好ましい。
本発明のストレッチ織物は、緯二重織物の表面における緯糸の糸使いは前記各領域に拘らず同じであり、裏面における緯糸の糸使いは前記各領域により異なっており、弾性糸またはポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸とその他の糸との割合を変えて前記各領域における伸び抵抗力を異ならせていることが好ましい。
本発明のズボンは、ズボンの横方向に伸縮性を有するズボンであるので、身体にフィットするサイズのものを着用しても窮屈感が生じない。しかも、身体にフィットするサイズのものを着用すると、後身頃における大腿部の箇所の横方向の伸び抵抗力(すなわち、伸びに対する抵抗力)が裾付近の箇所の横方向の伸び抵抗力に比較して強くしているので、弱い力では伸び難く、ズボンを着用した人の大腿部の後側を引き締める効果がある。そして、ガードルを着用する際と同様に、ズボンの横方向の伸び抵抗力が強い箇所よりも上にヒップを持ち上げるようにしてズボンを着用すれば、ヒップアップした状態になる。また、本発明のズボンにおいて、ヒップの下方部分に皺が殆ど生じないので、ヒップが下がっているように見えない。
このように本発明によれば、ズボンの製作において特別なアイロン操作や特別な裏地を使用せずに、ヒップアップして見えるズボンを得ることができる。
ズボンの前身頃における大腿部の箇所の横方向の伸び抵抗力が後身頃における大腿部の箇所と同様に強いものであると、大腿部の全周を引き締めることができ、特に内腿のたるみが外観からは見えなくなるという効果がある。
ズボンの前身頃における腹部の箇所の横方向の伸び抵抗力が後身頃における大腿部の箇所と同様に強いものであると、腹部を引き締めることができる。
また、横方向の伸び抵抗力が、強い箇所と弱い箇所とでの差が大きい場合は、両箇所を直接隣接させると、隣接箇所に膨らみや皺が生じることがあるので、このような場合は両箇所の間に中間の伸び抵抗力を有する箇所を存在させることにより、膨らみや皺をなくすることができる。差が小さい場合は、中間の伸び抵抗力を有する箇所がなくてもよい。
本発明のズボンにおいて、後身頃における横方向の伸び抵抗力が強い箇所の上端部または中間の伸び抵抗力を有する箇所の上端部がズボンの小股十字点または股上に位置していると、より一層ヒップアップ効果がある。
本発明の伸縮性を有するズボンによれば、緯二重織物である表地の表面においてはズボンにおける横方向の伸び抵抗力の異なる箇所でも同じ糸使いであり、前記表地の裏面においてはズボンにおける横方向の伸び抵抗力の異なる箇所では異なった糸使いであって、緯糸における弾性糸またはポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸とその他の糸との割合が横方向の伸び抵抗力の異なる箇所では異なっている。
このように、本発明によれば、伸び抵抗力に応じて弾性糸またはポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸とその他の糸との割合を変えている。弾性糸またはポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸とその他の糸とでは染色性が異なるので、緯糸にこれら染色性の異なった糸を使用すると、色によっては横縞となって現れることがあり、伸び抵抗力の異なる箇所は異なる色合いとなり、色によっては明白な柄となって現れることがある。しかし、本発明では、使用する生地を緯二重織物として、表面を構成する緯糸と裏面を構成する緯糸のそれぞれ糸使いを別個に変えられるようにしているので、伸び抵抗力に拘らず全体的に同じ糸使いをした緯二重織物の面をズボンの表側とし、伸び抵抗力に応じて異なった糸使いをした面をズボンの裏側にすれば、ズボンの外面は伸び抵抗力に拘らず全体的に同じ色合いとなり、その外観を普通のズボンと同様にすることができる。
本発明のストレッチ織物は、緯糸が弾性糸またはポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸とその他の糸とから構成された少なくとも緯糸方向に伸縮性を有するストレッチ織物であり、このストレッチ織物は緯二重織物であって、緯糸方向の伸び抵抗力が強い領域と緯糸方向の伸び抵抗力が前記強い領域の伸び抵抗力よりも弱い領域とが経糸方向に繰り返されていることを特徴とするものであり、このストレッチ織物により本発明の伸縮性を有するズボンを製作することができる。
本発明のストレッチ織物において、緯糸方向の伸び抵抗力が強い領域と緯糸方向の伸び抵抗力が前記強い領域の伸び抵抗力よりも弱い領域との間に、緯糸方向の伸び抵抗力が前記強い領域の伸び抵抗力と前記弱い領域のよりも弱い領域の伸び抵抗力との間の強さの中間領域を設けた場合、横方向の伸び抵抗力について、強い領域と弱い領域との伸び抵抗力の差を大きくすることができる。
本発明のストレッチ織物においては、経糸方向の1リピート毎に目印が設けられていることが好ましく、織物に目印を設けることにより、ズボンの各パーツの型入れを適切に行うことができる。
図1(a)は従来のズボンを着用した状態の正面図、図1(b)は本発明のズボンを着用した状態の正面図、図1(c)は従来のズボンを着用した状態の側面図、図1(d)は本発明のズボンを着用した状態の側面図である。 図2(a)は本発明のストレッチ織物の一実施例における表面を示す平面図、図2(b)はその裏面を示す平面図である。 本発明のストレッチ織物の一実施例における緯糸方向の伸び抵抗力を示すグラフである。 本発明のストレッチ織物に本発明のズボンの一実施例である婦人用長パンツのパーツを型入れした状態を示す平面図である。 図5(a)は図4に示したパーツを裁断して仕立てた本発明のズボンの正面図、図5(b)はその背面図である。なお、説明のために、横方向の伸び抵抗力が強い箇所および中間の伸び抵抗力を有する箇所を斜線を施して示したが、表側には斜線を施したような柄は出ない。 本発明のズボンの別の実施例であるクロップト・パンツのパーツを型入れした状態を示す平面図である。 本発明のズボンの更に別の実施例のクロップト・パンツのパーツを型入れした状態を示す平面図である。 図8(a)は図7に示したパーツを裁断して仕立てた本発明のズボンの正面図、図8(b)はその背面図である。なお、説明のために、横方向の伸び抵抗力が強い箇所および中間の伸び抵抗力を有する箇所を斜線を施して示したが、表側には斜線を施したような柄は出ない。
以下、図面に示した実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
本発明のズボンは、少なくともズボンの横方向に伸縮性を有するズボンであり、図2に示すような緯糸方向の伸び抵抗力が強い領域Aと緯糸方向の伸び抵抗力が強い領域Aの伸び抵抗力よりも弱い領域Bとを含む緯二重織物1を表地に使用して製作する。
本発明のズボンは表地の後身頃3(図5参照)における大腿部の箇所の横方向の伸び抵抗力が裾付近の箇所の横方向の伸び抵抗力よりも強くすることにより、ヒップアップして見えるようにしたものである。
本発明のズボンの製作に使用するストレッチ織物1は緯二重織物であり、緯糸が弾性糸またはポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸とその他の糸とから構成された少なくとも緯糸方向に伸縮性を有するストレッチ織物である。
図2において、本発明のストレッチ織物1は緯二重織物であれば、表面および裏面の織組織は特に限定されず、平織、朱子織、斜文織(綾織、ツイル)等の三原組織やその変化組織とすることができる。
また、本発明のストレッチ織物1は緯糸方向のみに伸縮性を有するワンウェイストレッチ織物でもよいし、経糸方向と緯糸方向の二方向に伸縮性を有するツーウェイストレッチ織物であってもよい。
本発明に使用する弾性糸は弾性繊維をそのまま糸としたベアヤーンでもよいが、延伸した弾性繊維を他の繊維で被覆した被覆糸(カバードヤーン、コアスパンヤーン、合撚糸、複合仮撚糸など)であることが好ましい。弾性繊維としては、ポリウレタン系弾性繊維、ポリエステル系弾性繊維などの弾性合成繊維糸が好ましい。天然ゴムや合成ゴム等のゴム繊維糸も使用可能である。弾性繊維を被覆する他の繊維は天然繊維でも合成繊維でもよく、カバードヤーンにおける被覆繊維は捲縮加工糸でも捲縮加工していないストレートな糸でもよい。
本発明に使用するポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸はポリトリメチレンテレフタレートからなる重合体とポリエチレンテレフタレートからなる重合体をサイドバイサイド型または偏心芯鞘型に貼り合わせた複合繊維からなる糸である。この糸は潜在捲縮発現性を有し、熱処理により捲縮が発現するか、或いは熱処理前より微細な捲縮が発現する能力を有するものであり、通常の仮撚加工糸とは区別されるものである。ポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸は優れたストレッチ性(伸長性)とストレッチバック性(伸長回復性)を有しており、特に、通常の仮撚加工糸に比較してストレッチバック性が大きなものである。
弾性糸やポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸以外の、緯糸に使用されるその他の糸としては、仮撚加工糸等の捲縮加工糸が好ましい。
本発明において、経糸は素材は特に限定されず、ワンウェイストレッチ織物とした場合は綿、毛、麻等の天然繊維からなる糸でも、捲縮加工糸でもよい。ツーウェイストレッチ織物の場合は、経糸にも弾性糸またはポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸を使用すればよい。
図2に示した本発明のストレッチ織物1の一実施例においては、図2(b)に示すように、緯糸方向の伸び抵抗力が強い領域Aと、緯糸方向の伸び抵抗力が強い領域Aの伸び抵抗力よりも弱い領域Bと、緯糸方向の伸び抵抗力が強い領域Aの伸び抵抗力と弱い領域Bのの伸び抵抗力との間の強さの中間領域Cがあり、強い領域Aの両側に中間領域Cが配置され、これらの領域A、B、Cが経糸方向に繰り返されている。
これらの領域A、B、Cの繰り返しである1リピート毎に目印2が設けられている。目印2はズボンの各パーツの型入れを適切に行い易くするためのものであり、織組織、糸の色または耳部の織組織を変えて、目印とすることができる。
なお、図2に示した実施例では3種類の領域A、B、Cがあったが、別の実施例としては、緯糸方向の伸び抵抗力が強領域と弱領域であまり差がない場合は中間領域を配置しなくてもよい。逆に、緯糸方向の伸び抵抗力が強領域と弱領域で差が大きな場合は、緯糸方向の伸び抵抗力が異なる複数の中間領域C、C′、C”(図示せず)を配置してもよい。
図2(a)に示すように、本発明の緯二重織物1の表面側では、緯糸の糸使いは各領域A、B、Cに拘らず同じである。これに対して、緯二重織物の裏面側では、緯糸の糸使いは各領域A、B、Cによって異なっており、各領域A、B、Cにおける緯糸方向の伸び抵抗力を異ならせている。
各領域A、B、Cにおける緯糸方向の伸び抵抗力を異ならせるには、次のような方法がある。
緯二重ストレッチ織物1の裏面側の緯糸として使用する糸を糸の素材および太さを含めて2種類とした場合(1つは弾性糸またはポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸、他はその他の糸)は、各領域A、B、Cにおける緯糸を弾性糸またはポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸とその他の糸との割合を変えて、各領域A、B、Cにおける緯糸方向の伸び抵抗力を異ならせる。
緯二重ストレッチ織物1の裏面側の緯糸として使用する糸を糸の素材および太さを含めて3種類以上とする。例えば、伸び抵抗力が強い領域Aと弱い領域Cでは芯糸の太さ(繊度)が異なる弾性糸を使用する。繊度が大きい方が伸びに対する抵抗力が大きい。併せて、その他の糸との割合を変えてもよい。
各領域A、B、Cにおける緯糸方向の伸び抵抗力は、JIS L 1096(1999)の8.14の伸縮織物の伸長率の測定方法に準拠して調べることができる。JISによる通常の伸長率は14.7N(1.5Kg)の荷重を加えた時の伸長率であり、この荷重時にどれだけ伸長するかを問題とするものである。しかし、本発明ではズボンを着用した際の伸びに対する抵抗力(すなわち、伸び難さ)を問題とするものである。腰回り(すなわち、腰囲、ヒップ)は人体の腰の最も太い位置での周囲寸法をであるが、立っている状態と座った状態とでの腰回りの差は、体形によって異なるが、せいぜい3〜10cmである。すなわち、身体にフィットしたズボンを着用している場合、ズボンの生地が横方向に伸ばされる長さは、ヒップラインの位置でせいぜい3〜10cmである。
従って、本発明の緯糸方向の伸び抵抗力を調べるには、各領域A、B、Cから緯糸方向に長い所定の大きさの試験片(例えば、長さ30cm、幅3cm)をそれぞれ用意し、自記記録装置付定速伸長形引張試験機などを使用して、所定のつかみ間隔(例えば、20cm)で試験片を定速で引張り、伸びた長さが20mm〜50mmの間の或る箇所における力(荷重)を測定する。これにより、例えばつかみ間隔20cmで試験片を40mm伸長するのにどれだけの力が必要か、すなわち伸びに対する抵抗力がどれだけであるかが分かる。このようにして、各領域A、B、Cの試験片の測定値を比較すると、領域A>領域C>領域Bの順番になることが分かる。
図3は本発明のストレッチ織物の一実施例における各領域A、B、Cから試験片(長さ30cm、幅3cm)を用意して、つかみ間隔を20cmとし、30±2cm/minの速度で試験片を引張って、緯糸方向の伸び抵抗力を測定したグラフを示すものである。縦軸は引張力(図3では試験力として表示されている)をニュートン(N)で示し、横軸は伸びた長さ(図3ではストロークとして表示されている)をmmで示した。
この実施例のストレッチ織物においては、次のような糸使いをした。経糸は44dtexのポリウレタンの芯糸に167dtexのポリエステル仮撚加工糸を巻き付けたカバードヤーンである。二重織物の表側の緯糸は、領域A、B、Cに拘らず全て同じであり、すなわち経糸と同じく、44dtexのポリウレタンの芯糸に167dtexのポリエステル仮撚加工糸を巻き付けたカバードヤーンである。二重織物の裏側の緯糸は、167dtexのポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸と、その他の糸として84dtexのポリエステル仮撚加工糸との2種類を使用した。各領域A、B、Cにおけるフィッティと仮撚加工糸との割合は、緯糸方向の伸び抵抗力が強い領域Aでは20:1、緯糸方向の伸び抵抗力が弱い領域Bでは1:20、中間領域Cでは5:5とした。
図3において、符号aで示した線は伸び抵抗力の強い領域Aの伸びた長さと引張力の関係を示し、符号bで示した線は伸び抵抗力の弱い領域Bの伸びた長さと引張力の関係を示し、符号cで示した線は伸び抵抗力が両者の間の中間領域Cの伸びた長さと引張力の関係を示している。例えば、伸びた長さ(ストローク)が42mmの箇所では、強い領域Aと弱い領域Bとではこの実施例の場合は3N程度の伸び抵抗力の差があった。
図4は本発明のストレッチ織物に本発明のズボンの一実施例である婦人用長パンツのパーツを型入れした状態を示す平面図である。
この実施例のストレッチ織物は幅が118cm、1リピートの長さ(経糸方向の長さ)が121cmで、1リピート中に、67cmの弱い領域B、4cmの中間領域C、23cmの強い領域A、4cmの中間領域Cおよび23cmの弱い領域Bがあり、これが繰り返されている。なお、本発明においてはストレッチ織物の幅やこれら各領域A、B、Cの長さはこの実施例に説明したものに限定されない。
図4において、各領域A、B、Cの位置を示す為に図2(b)と同様に領域AおよびCに斜線を施して、型入れした状態を示しているが、実際に型入れする場合は織物の表面または裏面のいずれでもよい。
図4の実施例では、3リピートで股下88cmのズボンのパーツを2人分型入れをした状態を示しており、左右2組の後身頃3と左右2組の前身頃4とが配置され、後身頃3および前身頃4の隙間や余白の箇所にポケットやウエストベルトなどが配置されている。この実施例では図4に示すように、伸び抵抗力の強い領域Aは後身頃3および前身頃4において大腿部の箇所に位置するように型入れされている。後身頃3の強い領域Aの上端部は小股十字点(すなわち、後身頃3の尻ぐり線31と内股線32、前身頃4の股ぐり線41と内股線42が交差する点で、ズボンの股部で十字状に縫目が交差している箇所)に位置している。なお、強い領域Aの上端部は小股十字点から股上側または股下側にずれていてもよい。強い領域Aが股下側にずれた場合は中間領域Cの上端部が小股十字点または股上に位置していることが好ましい。
図4に示したパターンではズボンの丈方向(長さ方向)は織物1の経糸方向であり、ズボンの横方向は織物1の緯糸方向である。図4に示したパターンで製作したズボンを図5に示し、それを着用した状態を図1(b)および(d)に示した。図5においては、説明のために、横方向の伸び抵抗力が強い箇所Aおよび中間の伸び抵抗力を有する箇所Cは斜線を施して示したが、表側には斜線を施したような柄は出ない。図5(a)および図5(b)に示すように、横方向の伸び抵抗力が強い箇所Aはズボンの前身頃4および後身頃3において大腿部の箇所に配置されているので、図1(b)および(d)に示すように、このズボンはヒップアップ効果と内腿を引き締める効果を奏する。
図6は前述したストレッチ織物と同じものを使用して、4リピートで股下56cmのクロップト・パンツ(裾が途中で切り落とされたような形になっているズボンのこと)のパーツを3人分型入れした状態を示している。左右3組の後身頃3と左右3組の前身頃4とが配置され、後身頃3および前身頃4の隙間や余白の箇所にポケットやウエストベルトなどが配置されている。この実施例のクロップト・パンツは、図4に示した実施例と同様に、伸び抵抗力の強い領域Aは後身頃3および前身頃4において大腿部の箇所に位置するように型入れされている。
図7は、図6と同様に前述したストレッチ織物と同じものを使用して、4リピートで股下56cmのクロップト・パンツのパーツを3人分型入した状態の別の実施例であり、左右3組の後身頃3と左右3組の前身頃4とが配置され、後身頃3および前身頃4の隙間や余白の箇所にポケットやウエストベルトが配置されている。この実施例では、伸び抵抗力の強い領域Aは後身頃3においては大腿部の箇所に位置するように型入れされ、前身頃4においては腹部の箇所に位置するように型入れされている。
図7に示したパターンで製作したクロップト・パンツを図8に示した(なお、図5と同様に説明のために、横方向の伸び抵抗力が強い箇所Aおよび中間の伸び抵抗力を有する箇所Cは斜線を施して示した)。図8に示すように、この実施例のズボンでは、ヒップアップ効果だけではなく、腹部に横方向の伸び抵抗力が強い箇所Aがあるので、ズボンを着用することにより、腹部を引き締める効果がある。
本発明のズボンにおいては、後身頃3および前身頃4における横方向の伸び抵抗力が強い箇所Aは図示した実施例に限定されない。例えば、後身頃3においては横方向の伸び抵抗力が強い箇所Aが小股十字点より少し下方の大腿部から股上の上方まで配置されていてもよく、また、前身頃4においては横方向の伸び抵抗力が強い箇所Aを膝の箇所に配置してもよい。強い箇所Aを膝の箇所に配置した場合は、ズボンを着用した状態で繰り返し膝の曲げ伸ばしが行われても、ズボンの膝の箇所が膨らんだ状態、いわゆる膝が出た状態、になり難い。
また、本発明においてはストレッチ織物の幅や1リピートの長さおよび各領域A、B、Cの長さは図4に関して説明した実施例に限定されず、ストレッチ織物の幅や1リピートの長さ等を変えたり、或いは製作するズボンの長さを変えたりすれば、それに従い型入れの状態を変る。
1 ストレッチ織物
2 目印
3 後身頃
4 前身頃
A 緯糸方向の伸び抵抗力が強い領域
B 緯糸方向の伸び抵抗力が弱い領域
C 緯糸方向の伸び抵抗力が中間である領域
a 伸び抵抗力の強い領域Aの伸びた長さと引張力の関係を示す線
b 伸び抵抗力の弱い領域Bの伸びた長さと引張力の関係を示す線
c 伸び抵抗力が両者の間の中間領域Cの伸びた長さと引張力の関係を示す線

Claims (12)

  1. 緯糸方向の伸び抵抗力が強い領域と緯糸方向の伸び抵抗力が前記強い領域の伸び抵抗力よりも弱い領域とを含む緯二重織物を表地に使用した、少なくともズボンの横方向に伸縮性を有するズボンであって、前記表地の後身頃における大腿部の箇所の横方向の伸び抵抗力が前記表地の裾付近の箇所の横方向の伸び抵抗力よりも強いことを特徴とする伸縮性を有するズボン。
  2. 前記後身頃における大腿部の箇所と同様に、前記表地の前身頃における大腿部の箇所の横方向の伸び抵抗力が前記裾付近の箇所の横方向の伸び抵抗力よりも強いことを特徴とする請求項1記載の伸縮性を有するズボン。
  3. 前記後身頃における大腿部の箇所と同様に、前記表地の前身頃における腹部の箇所の横方向の伸び抵抗力が前記裾付近の箇所の横方向の伸び抵抗力よりも強いことを特徴とする請求項1記載の伸縮性を有するズボン。
  4. 前記後身頃または前身頃における横方向の伸び抵抗力が強い箇所に隣接して、横方向の伸び抵抗力が前記強い箇所よりも弱く且つ前記裾付近の箇所の横方向の伸び抵抗力よりも強い中間の伸び抵抗力を有する箇所が存在することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の伸縮性を有するズボン。
  5. 前記後身頃における横方向の伸び抵抗力が強い箇所の上端部または中間の伸び抵抗力を有する箇所の上端部がズボンの小股十字点または股上に位置していることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の伸縮性を有するズボン。
  6. 前記緯二重織物である表地の表面においてはズボンにおける横方向の伸び抵抗力の異なる箇所でも同じ糸使いであり、前記表地の裏面においてはズボンにおける横方向の伸び抵抗力の異なる箇所では異なった糸使いであって、緯糸における弾性糸またはポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸とその他の糸との割合が横方向の伸び抵抗力の異なる箇所では異なっていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の伸縮性を有するズボン。
  7. 緯糸が弾性糸またはポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸とその他の糸とから構成された少なくとも緯糸方向に伸縮性を有するストレッチ織物であり、該ストレッチ織物は緯二重織物であって、緯糸方向の伸び抵抗力が強い領域と緯糸方向の伸び抵抗力が前記強い領域の伸び抵抗力よりも弱い領域とが経糸方向に繰り返されていることを特徴とするストレッチ織物。
  8. 緯糸が弾性糸またはポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸とその他の糸とから構成された少なくとも緯糸方向に伸縮性を有するストレッチ織物であり、該ストレッチ織物は緯二重織物であって、緯糸方向の伸び抵抗力が強い領域と、緯糸方向の伸び抵抗力が前記強い領域の伸び抵抗力よりも弱い領域と、緯糸方向の伸び抵抗力が前記強い領域の伸び抵抗力と前記弱い領域の伸び抵抗力との間の強さであり且つ前記強い領域と前記弱い領域との間に位置する中間領域とからなり、前記強い領域、前記中間領および前記弱い領域が経糸方向に繰り返されていることを特徴とするストレッチ織物。
  9. 経糸方向の1リピート毎に目印が設けられており、該目印と目印の間の1リピートにおいては1つの前記強い領域とその両側に配置された前記弱い領域が存在することを特徴とする請求項7記載のストレッチ織物。
  10. 経糸方向の1リピート毎に目印が設けられており、該目印と目印の間の1リピートにおいては1つの前記強い領域、その両側に配置された前記弱い領域および前記強い領域と前記弱い領域との間に配置された中間領域が存在することを特徴とする請求項8記載のストレッチ織物。
  11. 前記目印は織組織、糸の色および耳部の織組織のうちの何れかを変えたものであることを特徴とする請求項9または請求項10に記載のストレッチ織物。
  12. 前記緯二重織物において表面における緯糸の糸使いは前記各領域に拘らず同じであり、裏面における緯糸の糸使いは前記各領域により異なっており、弾性糸またはポリトリメチレンテレフタレートを含む複合糸とその他の糸との割合を変えて前記各領域における伸び抵抗力を異ならせていることを特徴とする請求項7〜11の何れかに1項に記載のストレッチ織物。
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