JPH10136183A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH10136183A
JPH10136183A JP8302490A JP30249096A JPH10136183A JP H10136183 A JPH10136183 A JP H10136183A JP 8302490 A JP8302490 A JP 8302490A JP 30249096 A JP30249096 A JP 30249096A JP H10136183 A JPH10136183 A JP H10136183A
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JP
Japan
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attenuation
signal
circuit
line
level
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JP8302490A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信信号をモデム8の復調部に入力して受信
情報を復調するファクシミリ装置において、着信レベル
に応じて有効に減衰を制御する。 【解決手段】 受信信号を受信するラインから復調部の
間に減衰回路26を設け、この減衰回路26による減衰
の有無または減衰量を操作部や外部通信装置からのリモ
ートコントロールにより設定するようにした、ここで、
通常は減衰を入れないようにファクシミリ装置を設定し
ておき、着信レベルが大きくなった場合に、リモートメ
ンテナンスで減衰を入れ、または減衰量を大きくして、
復調に適正なレベルに減衰する。また、このような減衰
の有無や減衰量の制御を呼接続の前に検出する相手先の
端末情報に基づいて選択的に実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に受信感度が0
dBmより小さい変復調器を使用したファクシミリ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ装置の送信系に
おいて、変復調器に供給する電圧が小さい時には、送出
レベルは0dBmで送出することができない。
【0003】一方、受信系に関しては、従来市販されて
いるモデムは、0dBmから−43dBmまで受信でき
ていた。すなわち、受信感度の上限が0dBmより小さ
いモデムは一般に存在しなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近、
データモデムとの共通化により、0dBmより小さい信
号、例えば−9dBm以下の信号しか受信できないモデ
ムが提供されている。
【0005】このため、例えば、ファクシミリ装置の付
属の電話機からのDTMF信号によるファクシミリ装置
への指示、あるいは同一交換機内でのファクシミリ通
信、専用線を用いたファクシミリ通信等において、着信
レベルが−9dBm以上となり、通信不可となるケース
がある。
【0006】他方、常に受信信号を受信するラインから
復調部の間に減衰を入れると、着信レベルが低い場合に
不利になるという欠点があった。
【0007】本発明は、着信レベルに応じて有効に減衰
を制御できるファクシミリ装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
受信信号を復調部に入力して受信情報を復調するファク
シミリ装置において、受信信号を受信するラインから復
調部の間に減衰手段を設定する手段を有することを特徴
とする。また、本出願の第2の発明は、前記減衰手段の
設定が外部装置からの設定が可能であることを特徴とす
る。
【0009】これらにより、通常は、受信信号を受信す
るラインから復調部の間に減衰は入れないでファクシミ
リ装置を設定しておく。このため多くのケースでは、着
信レベルは、−9dBm以下なので問題は発生しない。
しかし、着信レベルが−9dBm以上となる問題が発生
した場合には、外部のファクシミリ装置等からリモート
メンテナンスを行い、受信するラインから復調部の間に
減衰を入れて、復調に適正なレベルに減衰する。
【0010】また、本出願の第3の発明は、呼接続の前
に相手先の端末情報を検出する手段と、相手先の端末情
報に対応して受信信号を受信するラインから復調部の間
にいれる減衰手段の有無を登録する登録手段とを有し、
前記呼接続の前に検出する相手先の端末情報に基づい
て、減衰手段の有無を決定し、受信動作を続行すること
を特徴とする。
【0011】これにより、着信レベルの低い宛先からの
受信は、受信信号をそのままモデムに送り、S/Nをか
せぎ、着信レベルの高い宛先からの受信は、受信信号を
例えば6dB減衰してモデムに送り、通信を可能にし
た。
【0012】また、本出願の第4の発明は、呼接続の前
に相手先の端末情報を検出する手段と、相手先の端末情
報に対応して受信信号を受信するラインから復調部の間
にいれる減衰手段の減衰量を登録する登録手段とを有
し、前記呼接続の前に検出する相手先の端末情報に基づ
いて、減衰手段の減衰量を決定し、受信動作を続行する
ことを特徴とする。
【0013】これにより、着信レベルの低い宛先からの
受信は、受信信号をそのままモデムに送ってS/Nをか
せぎ、着信レベルの高い宛先からの受信は、その宛先に
対応して通信実行のための必要な減衰量の設定して通信
を行うことが可能になる。
【0014】また、本出願の第5の発明は、受信信号を
復調部に入力して受信情報を復調するファクシミリ装置
において、受信信号の有無を検出する検出手段と、受信
信号を受信するラインから復調部の間に減衰手段を設定
する手段とを有し、スタンバイ状態では減衰はなしと
し、通信開始後、信号有りの状態を検出した以降、所定
時間以内に有意信号が検出できない場合は、減衰有りと
して以後の通信を実行することを特徴とする。
【0015】これにより、着信レベルが例えば−9dB
mより低い受信は、受信信号をそのままモデムに送り、
S/Nをかせいだ通信を行い、着信レベルが例えば−9
dBm以上の受信は、所定時間の遅延はあるが、自動的
に受信信号に減衰を加え、モデムに送り、通信を可能と
する。
【0016】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例によるファクシミリ装置の構成を示すブロック図
である。
【0017】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路20からの信号レベル
(信号線20a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接
続されている。
【0018】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号を
NCU2経由で、電話回線2aに送出し、相手側からの
信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で、変復
調器8に送るものである。
【0019】変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34に基づいた変調、および復調を行なうものであり、
信号線20cにより、各伝送モードが指定される。この
変復調器8は、信号線20bに出力されている信号を入
力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに
出力されている受信信号を入力し、復調データを信号線
8bに出力する。
【0020】ANSam送出回路10は、ANSam信
号を送出する回路であり、信号線20dに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、信号線10aに
ANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル
「0」の信号が出力されている時には、信号線10aに
何も信号を出力しない。
【0021】加算回路12は、信号線8aの情報と信号
線10aの情報とを入力し、加算した結果を信号線12
aに出力するものである。読取回路14は、原稿の画像
を読取り、この読取り画像データを信号線14aに出力
するものである。記録回路16は、信号線20eに出力
されている情報を順次1ライン毎に記録するものであ
る。
【0022】メモリ回路18は、読取りデータの生情
報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受
信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために
使用する。
【0023】呼出信号検出回路22は、信号線2bに出
力されている情報を入力して呼出信号を検出する回路で
あり、呼出信号を検出していると、信号線22aに信号
レベル「1」の信号を出力し、呼出信号を検出していな
いと、信号線22aに信号レベル「0」の信号を出力す
る。
【0024】電話番号検出回路24は、呼出信号間の電
話番号情報を検出する回路であり、信号線2bに出力さ
れている情報を入力し、呼出信号間に出力される電話番
号情報を信号線24aに出力する。
【0025】減衰回路26は、信号線6aの信号を入力
し、信号線20fに出力されている減衰量を加えた信号
を信号線26aに出力する。ここで、信号線20fに出
力する減衰量は、例えば、0dBから10dBの1dB
毎を考え、0dBの時は、信号線6aと信号線26aは
スルー状態となる。
【0026】信号有無検出回路28は、信号線6aに出
力されている信号を入力し、−43dBm以上の信号で
あれば、信号有りと判断して信号線28aに信号レベル
「1」の信号を出力し、−43dBm未満の信号であれ
ば、信号無しと判断して信号線28aに信号レベル
「0」の信号を出力する。
【0027】減衰量記憶回路30は、前記減衰回路26
に設定する減衰量を信号線30aを介して登録する。
【0028】登録回路32は、呼出信号間の電話番号に
基づき、宛先に対応して回路26への減衰を設定するか
否かを信号線32aを介して登録する回路である。
【0029】登録回路34は、呼出信号間の電話番号に
基づき、宛先に対応して回路26へ設定する減衰量を信
号線34aを介して登録する回路である。
【0030】制御回路20は、特に本発明の第1実施例
において、外部装置からのリモート設定等に基づいて、
減衰回路26を働かせるか否かを決定する制御を行うも
のである。
【0031】図2、図3は、この第1実施例における制
御回路20の制御を示すフローチャートである。
【0032】なお、この第1実施例においては、電話番
号検出回路24、信号有無検出回路28、登録回路32
および34は使用しない。
【0033】図1において、S0で動作を開始し、S2
では、信号線30aを介して減衰量記憶回路30に減衰
量として0dBを登録する。
【0034】また、S4では、信号線32aを介して登
録回路32の内容をクリアし、S6では、信号線34a
を介して登録回路34の内容をクリアする。
【0035】S8では、信号線20aに信号レベル
「0」の信号を出力してCMLをオフする。S10で
は、信号線20dに信号レベル「0」の信号を出力して
ANSam信号を送出しない状態とする。
【0036】S12では、図示しない操作部により、減
衰量記憶回路30への減衰量の登録が選択されたか否か
を判断し、選択されるとS14に進み、選択されていな
いとS16に進む。
【0037】S14では、信号線30aを介して指定さ
れた減衰量を減衰量記憶回路30に登録して、S16に
進む。
【0038】S16では、信号線22aの情報を入力し
て呼出信号を検出したか否かを判断し、呼出信号を検出
するとS20に進み、呼出信号を検出していないとS1
8に進む。S18では、その他の処理を行い、S8に進
む。
【0039】S20では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンする。S22で
は、信号線30aを介して減衰量記憶回路30に登録さ
れている減衰量を信号線20fに出力し、減衰回路26
の設定を行う。
【0040】そして、S24では、前手順を行い、S2
6では、前手順信号によってリモートメンテナンスの指
定があったか否かを判断し、リモートメンテナンスの指
定があるとS28に進み、リモートメンテナンスの指定
がないとS30に進む。
【0041】S28では、相手機から通知された減衰量
を信号線30aを介して減衰量記憶回路30に登録し、
さらに、この値を信号線20fに出力して、減衰回路2
6の設定を行う。この後、S8に進む。
【0042】また、S30では残りの前手順、S32で
は画信号の受信、S34では後手順を行い、S8に進
む。
【0043】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0044】この第2実施例は、前記第1実施例に対
し、さらに呼接続の前に検出した相手先の端末情報に基
づいて、減衰の有無を決定し、受信動作を行うものであ
る。ここでは減衰有りの場合、減衰回路26に6dBの
減衰を設定するものとする。なお、この第2実施例で
は、信号有無検出回路28および登録回路34は使用し
ない。
【0045】図4、図5は、この第2実施例の動作に関
し、上述した第1実施例の動作(図2、図3)と異なる
部分を示すフローチャートである。
【0046】図4において、まず、S40はS18を表
している。そして、S42では、図示しない操作部によ
り、登録回路32への登録が選択されたか否かを判断
し、選択されるとS44に進み、信号線32aを介して
指定された宛先に対応して減衰の有無を登録回路32へ
登録し、S46(S12)に進む。また、選択されてい
ないと、そのままS46(S12)に進む。
【0047】また、S48は、S16のYesを表して
いる。そして、S50では、信号線24aの情報を入力
し、呼出信号間の電話番号を検出したか否かを判断し、
検出するとS52に進み、検出していないとS54(S
20)に進む。
【0048】S52では、検出した呼出信号間の電話番
号の宛先が登録回路32に登録されているか否かを判断
し、登録されているとS56に進み、登録されていない
とS54(S20)に進む。
【0049】S56では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンする。次に、S5
8では、信号線32aを介して登録回路32に登録され
ている宛先に対応した減衰量の有無をチェックし、有で
あれば、6dB、なしであれば0dBを信号線20fに
出力し、減衰回路26の設定を行う。
【0050】次に、S60では、前手順を行い、S62
では、前手順信号によってリモートメンテナンスの指定
があったか否かを判断し、リモートメンテナンスの指定
があるとS68に進み、リモートメンテナンスの指定が
ないとS64(S30)に進む。また、S66におい
て、S26でYes、すなわちリモートメンテナンスの
指定があった場合にも、S68に進む。
【0051】S68では、リモートメンテナンスの指定
内容を判断し、宛先に対応した減衰の有無の設定である
とS72に進み、ファクシミリ装置全体に対する減衰の
有無の設定であるとS70(S28)に進む。
【0052】S72は、相手機から通知された宛先に対
応した減衰の有無を登録回路32に登録し、さらに、有
りなら6dB、なしなら0dBを、信号線20fに出力
し、減衰回路26の設定を行う。そして、S74でS8
に進む。
【0053】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0054】この第3実施例は、前記第2実施例におい
て減衰の有無を登録する代わりに、減衰回路26の減衰
量を登録するようにしたものである。なお、本実施例に
おいて、信号有無検出回路28および登録回路32は使
用しない。
【0055】図6は、この第3実施例の動作に関し、上
述した第1、第2実施例の動作(図2〜図5)に対する
変更点の一覧を示す説明図である。
【0056】まず、S42を「図示しない操作部によ
り、登録回路34への登録が選択されたか否かを判断
し、選択されるとS44に進み、指定された宛先に対応
し、減衰量を回路34へ登録し、選択されていないとS
46に進む」とする。
【0057】また、、S52を「検出した呼出信号間の
電話番号の宛先は、登録回路34に登録されているか否
かを判断し、登録されているとS56に進み、登録され
ていないとS54に進む。」とする。
【0058】また、S58を「信号線34aを介して登
録回路34に登録されている宛先に対応した減衰量を入
力し、この値を信号線20fに出力し、減衰回路26の
設定をする。」とする。
【0059】また、S68を「リモートメンテナンスの
指定内容を判断し、宛先に対応した減衰量の設定である
とS72に進み、ファクシミリ装置全体に対する減衰の
有無の設定であるとS70に進む。」とする。
【0060】また、S72を「相手機から通知された宛
先に対応した減衰量を登録回路34に登録し、さらに、
この値を信号線20fに出力し、減衰回路26の設定を
行う」とする。
【0061】以上のようにして、減衰の有無でなく減衰
回路26の減衰量を制御して、適正な着信レベルを得る
ものである。
【0062】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。
【0063】この第4実施例では、スタンバイ状態で
は、減衰なしとし、通信開始後、信号有無検出回路28
により信号有り状態を検出して以降、所定時間(例えば
5秒間)以内にファクシミリの有意信号が検出できない
場合には、減衰有りとし、以後の通信を実行する。ここ
で、電話番号検出回路24、減衰量記憶回路30、登録
回路32および34は使用しない。
【0064】図7、図8は、この第4実施例の動作に関
し、上述した第1実施例の動作(図2、図3)と異なる
部分を示すフローチャートである。
【0065】図7において、まず、S80はS10を表
し、S82はS16を表している。すなわち、この第4
実施例では、減衰量記憶回路30への減衰量の登録は行
わない。
【0066】また、S84は、S20を表している。そ
して、S86では、信号線20fに信号0を出力し、減
衰回路26に0dBを設定する。また、S88では、T
1タイマに35秒をセットする。
【0067】そして、S90では、前手順を行い、S9
2では、信号線28aの情報を入力し、−43dBm以
上の信号があるか否かを判断し、−43dBm以上の信
号があるとS96に進み、−43dBm未満の信号であ
るとS94に進む。
【0068】S94では、T1タイマがタイムオーバー
したか否かを判断し、タイムオーバーするとS95(S
8)に進み、タイムオーバーしていないとS96に進
む。
【0069】S96では、タイマに5秒をセットする。
そして、S98では、前手順を行い、S100では、信
号線8bを入力し、手順信号を検出したか否かを判断
し、手順信号を検出するとS104に進み、手順信号を
検出していないとS102に進む。
【0070】S102では、タイマがタイムオーバーし
たか否かを判断し、タイムオーバーしているとS110
に進み、タイムオーバーしていないとS98に進む。
【0071】また、S104では、残りの前手順、S1
06では、画信号の受信、S108では、後手順を順次
行い、S109でS8に進む。
【0072】S109は、S8を表している。
【0073】また、S110では、T1タイマがタイム
オーバーしたか否かを判断し、タイムオーバーするとS
112(S8)に進み、タイムオーバーしていないとS
114に進む。
【0074】S114では、信号線20fに信号9を出
力し、減衰回路26に9dBを設定する。S116では
前手順、S118では画信号の受信、S120では後手
順を行い、S122でS8に進む。
【0075】
【発明の効果】本出願の第1、第2の発明によれば、通
常は、受信信号を受信するラインから復調部の間に減衰
は入れないでファクシミリ装置を設定しておくことによ
り、多くのケースでは着信レベルが−9dBm以下であ
るで問題は発生しない。しかし、着信レベルが−9dB
m以上となる問題が発生した場合には、外部のファクシ
ミリ装置等からリモートメンテナンスを行い、受信する
ラインから復調部の間に減衰を入れて、復調に適正なレ
ベルに減衰することができ、復調部への入力の適正化を
図ることができる。
【0076】また、本出願の第3の発明によれば、着信
レベルの低い宛先からの受信は、受信信号をそのままモ
デムに送り、S/Nをかせぎ、着信レベルの高い宛先か
らの受信は、受信信号を例えば6dB減衰してモデムに
送り、良好な通信が可能になる。
【0077】また、本出願の第4の発明によれば、着信
レベルの低い宛先からの受信は、受信信号をそのままモ
デムに送ってS/Nをかせぎ、着信レベルの高い宛先か
らの受信は、その宛先に対応して通信実行のための必要
な減衰量の設定して良好な通信を行うことが可能にな
る。
【0078】また、本出願の第5の発明によれば、着信
レベルが例えば−9dBmより低い受信は、受信信号を
そのままモデムに送り、S/Nをかせいだ通信を行い、
着信レベルが例えば−9dBm以上の受信は、所定時間
の遅延はあるが、自動的に受信信号に減衰を加えてモデ
ムに送ることにより、良好な通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明の第2実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】上記第2実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の第3実施例の動作を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の第4実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図8】上記第4実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8…変復調器、 10…ANSam送出回路、 12…加算回路、 14…読取回路、 16…記録回路、 18…メモリ回路、 20…制御回路、 22…呼出信号検出回路、 24…電話番号検出回路、 26…減衰回路、 28…信号有無検出回路、 30…減衰量記憶回路、 32、34…登録回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号を復調部に入力して受信情報を
    復調するファクシミリ装置において、 受信信号を受信するラインから復調部の間に減衰手段を
    設定する手段を有することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記減衰手段の設定は、外部装置からの設定が可能であ
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 呼接続の前に相手先の端末情報を検出す
    る手段と、相手先の端末情報に対応して受信信号を受信
    するラインから復調部の間にいれる減衰手段の有無を登
    録する登録手段とを有し、 前記呼接続の前に検出する相手先の端末情報に基づい
    て、減衰手段の有無を決定し、受信動作を続行すること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 呼接続の前に相手先の端末情報を検出す
    る手段と、相手先の端末情報に対応して受信信号を受信
    するラインから復調部の間にいれる減衰手段の減衰量を
    登録する登録手段とを有し、 前記呼接続の前に検出する相手先の端末情報に基づい
    て、減衰手段の減衰量を決定し、受信動作を続行するこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 受信信号を復調部に入力して受信情報を
    復調するファクシミリ装置において、 受信信号の有無を検出する検出手段と、受信信号を受信
    するラインから復調部の間に減衰手段を設定する手段と
    を有し、スタンバイ状態では減衰はなしとし、通信開始
    後、信号有りの状態を検出した以降、所定時間以内に有
    意信号が検出できない場合は、減衰有りとして以後の通
    信を実行することを特徴とするファクシミリ装置。
JP8302490A 1996-10-28 1996-10-28 ファクシミリ装置 Pending JPH10136183A (ja)

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