JPH10129538A - 荷室構造 - Google Patents

荷室構造

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JPH10129538A
JPH10129538A JP29987496A JP29987496A JPH10129538A JP H10129538 A JPH10129538 A JP H10129538A JP 29987496 A JP29987496 A JP 29987496A JP 29987496 A JP29987496 A JP 29987496A JP H10129538 A JPH10129538 A JP H10129538A
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wall
side wall
front wall
corner post
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Masashi Nogiwa
正志 野際
Mitsuo Aoki
光夫 青木
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Nissan Shatai Co Ltd
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Nissan Shatai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大掛かりな組立用治具等を用いることなく、
組み付けが容易な荷室構造を提供する。 【解決手段】 車両のベース部材に起立した状態を保持
可能に固定される前壁12と左右側壁13,14とを連
設するコーナーポスト51に、各壁12,13,14の
端縁が遊嵌状態に挿入可能な第1及び第2の挿入凹部5
8,61を形成する。第1及び第2の挿入凹部58,6
1に挿入された各壁12,13,14と、第1及び第2
の挿入凹部58,61との間隙には、楔部材74,74
が挿入され仮止めされた後、圧入され固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体後部に設けら
れた荷室の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バン型車両の後部には荷室が設け
られており、この荷室は、図22に示すように、シャー
シまたはフロアからなるベース部材に起立して設けられ
た側部を形成する側壁201、及び前部を形成する前壁
202と、天部を形成する図外のルーフとにより構成さ
れている(実開昭56−60690号公報参照)。
【0003】前記側壁201と前記前壁202との交差
部位には、各々の端縁に嵌合する嵌合凹部203,20
4を備えたコーナーポスト205が設けられており、こ
のコーナーポスト205によって、前記側壁201と前
記前壁202とが結合されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記コ
ーナーポスト205の嵌合凹部203,204は、嵌合
される側壁201あるいは前壁202のがたつきを防止
するため、その内径寸法が前記両壁201,202の厚
み寸法と一致するように設定されており、この嵌合凹部
203,204に両壁201,202の端縁を嵌合する
際には、側壁201または前壁202とコーナーポスト
205とを支持しながら正確な位置に位置決めを行うと
ともに、前記両壁201,202の厚み寸法に一致する
内径寸法を有した前記嵌合凹部203,204への嵌入
作業を行わなければならず、組み付けに苦労を要する。
このため、前記荷室の組み付け時には、各壁201,2
02とコーナーポスト205との総てを正確な位置に保
持するための大掛かりな組立用治具等の設備が不可欠と
なる。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、大掛かりな組立用治具等を用いる
ことなく、組み付けが容易な荷室構造を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にあっては、車両のベース部材に固定して設け
られた左側壁と右側壁と前壁及び扉等が設けられたピラ
ーと、前記左側壁、前記右側壁、前記前壁、前記ピラー
上端に架橋されたルーフとにより形成される荷室構造に
おいて、前記左側壁、前記右側壁、及び前記前壁が、そ
れぞれ前記ベース部材に、起立した状態を保持可能に固
定されるとともに、前記左側壁と前記前壁左端の間、前
記右側側壁と前記前壁右端の間にそれぞれ左コーナーポ
スト、右コーナーポストが設けられ、該両コーナーポス
トには、前記前壁端縁が遊嵌状態に挿入可能に形成され
た第1の挿入凹部と、該第1の挿入凹部と略90度異な
る向きに前記左側壁前端縁が遊嵌状態に挿入可能に形成
された第2の挿入凹部が設けられ、該第1及び第2の挿
入凹部にそれぞれ挿入された前記前壁、前記左側壁、前
記右側壁と前記第1及び第2の挿入凹部との間隙には、
圧入された楔部材が設けられ、前記左側壁、前記左コー
ナーポスト、前記前壁、前記右コーナーポスト、前記右
側壁が連設されている。
【0007】すなわち、組立時には、左側壁、前壁、及
び右側壁のいずれかの壁が、ベース部材に起立固定さ
れ、その起立された壁を基準として、コーナーポスト及
び他の壁が遊嵌されるとともに、楔部材によって仮止め
された後、固定される。
【0008】例えば、荷室を形成する際に、一方の側壁
の端縁をコーナーポストの第1の挿入凹部に遊嵌した状
態で挿入するとともに、前記側壁と第1の挿入凹部との
間隙に楔部材を軽く挿入して、一方の側壁とコーナーポ
ストとの仮止めを行う。そして、他方の側壁の端縁を、
他のコーナーポストの第1の挿入凹部に遊嵌した状態で
挿入するとともに、前記側壁と第1の挿入凹部との間隙
に楔部材を軽く挿入して、他方の側壁と前記他のコーナ
ーポストとの仮止めを行う。次に、一方の側壁と他方の
側壁とを対面させるとともに、一方の側壁に仮止めされ
たコーナーポストの第2の挿入凹部と、他方の側壁に仮
止めされたコーナーポストの第2の挿入凹部とに、ベー
ス部材に固定された前壁の端縁を遊嵌した状態で挿入す
るとともに、この前壁と第2の挿入凹部との間隙に楔部
材を軽く挿入して、前壁と両コーナーポストとの仮止め
を行う。すると、対面する一方の側壁及び他方の側壁
と、前記前壁とが仮止めされてなる荷室の周壁が形成さ
れる。そして、前記両側壁にルーフが架橋固定されると
ともに、各部に設けられた楔部材が圧入され、前記ルー
フと、前記前壁と、前記両側壁とからなる箱形状の荷室
が形成される。
【0009】また、前記左右側壁及び前記前壁は、前記
ベース部材に起立した状態を保持可能に固定されるの
で、組み立て時において、前記側壁の倒れを防止するた
めに、アングル部材等の簡単な治具を用いる丈で、各壁
の起立状態が維持される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に従って説明する。図1は、箱バンの後部に設けられた
荷室1を示す斜視図であり、該荷室1は、前記箱バンの
車両を構成するベース部材上に設けられている。
【0011】すなわち、このベース部材は、図2にも示
すように、車両前後方向に延在した対をなす車両フレー
ム5,5と、両車両フレーム5,5の後端部のみに重畳
して後方へ向け延出する一対のサブフレーム6,6と、
前記両車両フレーム5,5及び前記両サブフレーム6,
6に直交して架橋された断面コ字状あるいはL字状の複
数のボルスター7,・・・,8,8からなり、前記車両
フレーム5,5と、該車両フレーム5に設けられたボル
スター7,・・・との間には、図3及び図4にも示すよ
うに、該ボルスター7の高さ位置が、前記サブフレーム
6,6に設けられたボルスター8,8と一致するよう
に、前記サブフレーム6と同寸法の高さを有した中間ブ
ラケット9a、マウントゴム9b、及びマウントブラケ
ット9cからなるブラケット9が設けられている。
【0012】前記荷室1は、図1に示したように、前記
各ボルスター7,・・・,8,8上に設けられたフロア
11と該フロア11の前端部に立設した前壁12と、前
記フロア11の両側に立設した左右側壁13,14と、
前壁12と左右側壁13,14の上端部間に架橋された
ルーフ15とにより形成されている。また、荷室1の後
端部には、開口部16が設けられているとともに、該開
口部16を開閉する一対の観音扉17,17が設けられ
ている。
【0013】最前部に配置されたボルスター7には、図
5にも示すように、前記前壁12の下端部を構成する下
部連結部材21がリテーナを介してボルト&ナット22
により結合されている。この下部連結部材21はアルミ
製の押し出し成形材からなり、前記ブラケット9の側部
に面接するカバー部23が垂設されているとともに、起
立部24が立設されており、該起立部24の上端部に
は、上端嵌合部25が形成されている。この上端嵌合部
25には、フロントパネル26の下端部に形成された下
端嵌合部27が嵌合されている。
【0014】すなわち、前壁12は、複数枚のフロント
パネル26,・・・と前記下部連結部材21とを上下方
向に連結することにより構成されており、フロントパネ
ル26は車幅方向に延在する部材であって、アルミ製の
押し出し成形材からなる。このフロントパネル26は、
下端部に前記下端嵌合部27が形成され、上端部には起
立部24の上端部に形成されたものと同様の構成からな
る上端嵌合部25が形成されている。そして、最下部の
フロントパネル26は、下端嵌合部27を下部連結部材
21の上端嵌合部25に嵌合して、該下部連結部材21
に結合され、その上部のフロントパネル26は、順次下
端嵌合部27を直下のフロントパネル26の上端嵌合部
25に嵌合させ、これにより複数枚のフロントパネル2
6,・・・が上下方向に連結されているのである。
【0015】また、最上部に位置するフロントパネル2
6の上部には、図6に示すように、上部連結部材31が
配設されている。この上部連結部材31も、アルミ製の
押し出し成形材であって断面略L字状であり、垂直方向
に延在する垂設部32と該垂設部32より水平方向に延
出した支持部33とが一体的に形成されている。垂設部
32の下端部には、前述と同様の下端嵌合部27が形成
されており、該下端嵌合部27は最上部に位置するフロ
ントパネル26の上端嵌合部25と嵌合している。した
がって、荷室1の前壁12は、前記下部連結部材21の
起立部24と複数枚のフロントパネル26,・・・、及
び上部連結部材31の垂設部32で構成されている。
【0016】一方、図7に示すように、ボルスター7の
側部にも、車体前後方向に延在する前記左右側壁13,
14の下端部を構成する(左側部13のみ図示)前述と
同様の下部連結部材21がリテーナを介してボルト&ナ
ット22により結合されている。この下部連結部材21
には、前記フロントパネル26と同様の断面構造からな
るサイドパネル41が、同様の嵌合構造にて上下方向に
複数枚連結されており、最上部に位置するサイドパネル
41には、図6に示した前壁12の上部連結部材31と
同一断面構造をした上部連結部材31が結合されてい
る。すなわち、荷室1の前壁12と左右側壁13,14
とは、同一断面構造であって、用いている各パネル2
6,41や下部及び上部連結部材21,31の長さ寸法
のみが異なる。したがって、荷室1の左右側壁13,1
4は、下部連結部材21の起立部24と複数枚のサイド
パネル41,・・・、及び上部連結部材31の垂設部3
2で構成されている。そして、前記ルーフ15の主要部
分を構成するルーフパネル42は、その前端部及び両側
端部において、各々上部連結部材31,・・・の支持部
33にボルト&リテーナ45(リテーナ45はナットで
も良い)により結合されている。
【0017】また、前壁12の両側端部と左右側壁1
3,14の前端部との間には、図8に示すように、コー
ナーポスト51が上下方向に配置されている(左側壁1
3側のコーナポスト51のみ図示)。このコーナーポス
ト51は、アルミ製の押し出し成形材であって、前壁1
2及び左側壁13の外周部に沿って屈曲した外壁面52
と、前壁12及び左側壁13の内周部に沿って屈曲した
内壁面53と、両壁面52,53の端部より内側の部位
にて、前記外壁面52と前記内壁面53とを結合する第
1及び第2の結合部54,55とにより断面略L字状に
形成されている。このコーナーポスト51の一端側に
は、第1の結合部54と、前記外壁面52の一方の端部
を形成する第1の外側片56と、内壁面53の一方の端
部を形成する第1の内側片57とによって前記フロント
パネル26が遊嵌した状態で挿入される第1の挿入凹部
58が上下方向に形成されており、他端側には、第2の
結合部55と、外壁面52の他方の端部を形成する第2
の外側片59と、内壁面53の他方の端部を形成する第
2の内側片60とによって前記サイドパネル41が遊嵌
した状態で挿入される第2の挿入凹部61が上下方向に
形成されている。
【0018】これらの挿入凹部58,61は、解放端側
の幅がやや広い先開き状であって、相対向する第1及び
第2の外側片56,59と、該第1及び第2の外側片5
6,59よりも幅広状の第1及び第2の内側片57,6
0とを有し、前記第1の挿入凹部58を形成する第1の
内側片57と、前記第2の挿入凹部61を形成する第2
の内側片60との間には、両内側片57,60を架橋す
る架橋部71が一体形成されている。また、第1及び第
2の外側片56,59の内面には、凹部72,72が形
成されており、該凹部72、72には、シール材73,
73が設けられている。そして、前記フロントパネル2
6とサイドパネル41とは、各々幅方向の端部を第1及
び第2の挿入凹部58,61内に遊挿した後、各パネル
26,41の内面と前記第1及び第2の内側片57,6
0との間隙に、前記コーナーポスト51と上下方向長さ
が同寸法の長さを有した板状の楔部材74,74を圧入
することにより、コーナーポスト51を介して結合され
ている。
【0019】他方、荷室1の後端下部には、図9に示す
ように、車幅方向に延在するリアエンド部材81が前記
サブフレーム6の後端部上に固定されている。このリア
エンド部材81は、骨格部82と該骨格部82の後面下
端に連設され後方へ水平状に突出する水平部83等が一
体的に形成されており、前記骨格部82には、荷室1の
フロア11を形成する木製のフロア板85が載置されて
いる。また、荷室1の後端両側部には、図10に示すよ
うに、上下方向に延在するピラー86が配置されている
(左側壁13側のみ図示)。該ピラー86には、大骨格
部87と小骨格部88とが形成されているとともに、大
骨格部87の側部であって小骨格部88の前方に挿入凹
部89が設けられている。さらに、ピラー86には、大
骨格部87の後面に断面略L字状の側部フランジ90が
突設されているとともに、小骨格部88の後面外側に全
長に上下方向亙って延在する車体側ヒンジブラケット9
1が突設されている。該ヒンジブラケット91には、ヒ
ンジ93の一端部を当接摺動して外れないように押さえ
ている湾曲凹部92が設けられており、回転可能にされ
ている。該ヒンジ93の他端部には、前記観音扉17の
端部において上下方向の全長に亙って固定された扉側ヒ
ンジブラケット95が前記車体側ヒンジブラケット91
とヒンジ93と同様に回転可能に設けられている。
【0020】前記ピラー86に設けられた挿入凹部89
は、解放端側の幅がやや広い先開き状であって、相対向
する外側片101と前記大骨格部87に形成されたテー
パー面102とを有しており、前記外側片101には、
シール材72が配設された凹部73が、前述したコーナ
ーポスト51と同様に形成されている。そして、前記サ
イドパネル41は、後端部を前記挿入凹部89内に遊挿
した後、サイドパネル41とテーパー面102との間
に、前述と同様の楔部材74を圧入することにより、ピ
ラー86に結合されている。前記側部フランジ90に
は、観音扉17の閉時に扉側ヒンジブラケット95に密
接する車体側ウェザーストリップ103が嵌着されてい
る。そして、観音扉17を閉止した状態においては、ピ
ラーに形成された車体側ヒンジブラケット91の内側
に、該車体側ヒンジブラケット91と側部フランジ90
との間、車体側ウェザーストリップ103と該車体側ウ
ェザーストリップ103が密接する扉側ヒンジブラケッ
ト95及びヒンジ93により、空間部105が形成され
る。この空間部105は、前述のように車体側ウェザー
ストリップ103が扉側ヒンジブラケット95に密接す
ることにより、荷室1の内部とは仕切られており、ま
た、下端部は開放されている。なお、ピラー86は大骨
格部87の下端部において前記リアエンド部材81の骨
格部82の両端部に結合されている。
【0021】また、荷室1の後端上部には、図11に示
すように、車幅方向に延在するルーフレール110が配
設されている。該ルーフレール110にも、大骨格部1
11と該大骨格部111の後面に連設された小骨格部1
12とが形成されているとともに、両骨格部111,1
12の上面に連なる平面部113が形成されている。大
骨格部111の前面には、棚部114が形成されてお
り、該棚部114には前記ルーフパネル42の後端部が
ボルト&リテーナ115によって固定されている。ルー
フパネル42の上面は、僅かな段差をもって前記平面部
113に連なっており、したがって、この荷室1のルー
フ15は、ルーフパネル42とルーフレール110の平
面部113とにより構成されている。そして、前記小骨
格部112の下面には、両端部において前記側部フラン
ジ90と接する上部フランジ117が突設されており、
この上部フランジ117には、開口部16において左右
側壁13,14側とルーフ15側とに亙って巡らされた
前記車体側ウェザーストリップ103が嵌着されてい
る。
【0022】さらに、ルーフレール110の前記平面部
113には、前記車体側ウェザーストリップ103の取
り付け位置である前記上部フランジ117や側部フラン
ジ90よりも車体外側つまり、上部フランジ117や側
部フランジ90よりも車体後方に、その全長に亙って車
幅方向に延在するドリップチャンネル118が形成され
ている。このドリップチャンネル118は、凹溝119
と、該凹溝119の後縁部に設けられてその上部に迫り
出した庇部120とで構成されており、両端部は、図1
2にも示すように、前記空間部105の上部に位置して
いる。この庇部120により、ドリップチャンネル11
8の凹溝119を深くあるいは幅広く構成しても、上方
あるいは斜上方から見たときのドリップチャンネル11
8を小さく見せることができるため、見栄えがよく大き
な凹溝119に形成することができる。なお、この図1
2においては、上部連結部材31の後端部、ピラー8
6、ヒンジ93の上端部、及びルーフレール110の側
端部を露出させた状態で示しているが、これら各端部の
集合部分には、図1に示したコーナカバー125が嵌着
され、このコーナカバー125によりドリップチャンネ
ル118の端部から流下した雨水が、前記空間部105
内に案内されるようになっている。
【0023】また、観音扉17の下端部と自由端部に
は、図9及び図13に示すように、支持枠126が嵌着
されており、該支持枠126には、閉時に前記リヤエン
ド部材81の後端面に密接し(図9)、あるいは相互に
密接する(図13)扉側ウェザーストリップ127が嵌
着されている。また、図11に示したように、観音扉1
7の上端部には、その閉時に前記車体側ウェザーストリ
ップ103が密接する密接枠128が嵌着されている。
これら枠126,128や、前記リヤエンド部材81、
ピラー86、ヒンジ93、ルーフレール110もアルミ
製の押し出し成形材からなる。
【0024】以上の構成にかかる本実施例において、箱
バン後部に荷室1を形成する際には、予め、前壁12を
構成する下部連結部材21上に複数のフロントパネル2
6,・・・を前記上端嵌合部25及び前記下端嵌合部2
7の結合により積み重ね、最上段に設けられたフロント
パネル26に上部連結部材31を取り付けて前壁12を
形成する。この前壁12に、コーナーポスト51,51
を取り付ける。このコーナーポスト51を取り付ける際
には、第1の外側片56の凹部にシール材73が予め挿
入されたコーナーポスト51の第1の挿入凹部58を遊
嵌した状態で挿入する。このとき、前壁12の厚み寸法
より前記コーナーポスト51の第1の挿入凹部58の内
径寸法のが大きいことから挿入作業が容易である。そし
て、第1の挿入凹部58における第1の内側片57と前
記前壁12との隙間に楔部材74を軽く挿入し前壁12
を、前記シール材73が設けたれた第1の外側片56側
に押圧して、前記前壁12にコーナーポスト51を仮止
めする。前記前壁12とコーナーポスト51はこの仮止
め状態で置いておく。次に、図14にも示すように、左
右側壁13,14を構成する下部連結部材21上に、複
数のサイドパネル41,・・・を、前記上端嵌合部25
及び前記下端嵌合部27の結合により積み重ね、最上段
に設けられたサイドパネル41に上部連結部材31を取
り付けて左右側壁13,14を形成する。そして、車両
のベース部材を形成するボルスター7に、左右側壁1
3,14の下端部を形成する下部連結部材21を、ボル
ト&ナット22により固定した後(左側壁13側のみ図
示)、左右側壁13,14の垂直保持、両側壁13,1
4間の寸法保持及び両側壁13,14における上端のふ
らつきを、図15に示すように、アングル部材131に
より防止、具体的には、両壁13,14上端の上部連結
部材31,31における支持部33に設けられたルーフ
取り付け用のボルト挿通孔132,132にアングル部
材131のピン部133,133を挿入して、左右側壁
13,14上端のふらつきを防止する。
【0025】この状態で、前記したように予め前壁12
を組み付けた左右のコーナーポスト51,51を左右側
壁13,14の前端に、図16に示すように、取り付け
る(左側壁13側のみ図示)。この前壁12を組付けた
左右のコーナーポスト51を取り付ける際には、第2の
外側片59の凹部72にシール材73が予め挿入された
コーナーポスト51,51の第2の挿入凹部61を、左
側壁13及び右側壁14をそれぞれ構成する前記下部連
結部材21、複数のサイドパネル41,・・・、及び上
部連結部材31に遊嵌した状態で挿入する。このとき、
前記左側壁13及び右側壁14の前端は、前記コーナー
ポスト51,51の第2の挿入凹部61,61に、遊嵌
した状態で挿入されるように構成されていることから、
第2の挿入凹部61,61の内径寸法と左側壁13及び
右側壁14の厚み寸法とが一致する場合と比較して、挿
入作業が容易となる。
【0026】そして、第2の挿入凹部61,61におけ
る第2の内側片60,60と前記左側壁13及び右側壁
14との隙間に楔部材74,74を軽く挿入し、左側壁
13及び右側壁14を前記シール材73,73が設けら
れた第2の外側片59,59側に押圧して、前記左側壁
13及び右側壁14と前記コーナーポスト51,15と
の仮止めを行う。このとき、前記左側壁13及び右側壁
14は、前記シール材73,73側に押圧されることか
ら、該シール材73,73による左側壁13外面・右側
壁14外面と前記コーナーポスト51,51の外側片5
9,59とのシール性が高められる。次に、前壁12の
下部連結部材21を、車両のベース部材を形成するボル
スター7にボルト&ナット22により固定する。このよ
うにして、前記前壁12と、前記左右側壁13,14と
がコーナーポスト51,51を介して仮止めされてなる
コ字状の荷室1を構成する周壁を形成する。
【0027】次に、図17に示すように、左右側壁1
3,14と前壁12との角部(左側壁13側のみ図
示)、詳しくは、左側壁13及び前壁12の上部連結部
材31,31における支持部33,33に設けられたル
ーフパネル42固定用のボルト挿通孔141,141
に、コ字状に屈曲されてなるコーナーアングル材142
を係止して、両壁12,13両壁12,14のぐらつき
を防止した後、左右側壁13,14の後部に、リヤエン
ド部材81、ルーフレール110等を取り付けるととも
に、左右側壁13,14の後端に、図10にも示したよ
うに、ヒンジ93、及び観音扉17が設けられたピラー
86,86を取り付ける(左側壁13側のみ図示)。す
なわち、前記前壁12が組み付けられたコーナーポスト
51を取り付けた場合と同様に、左右のピラー86,8
6に設けられた凹部72,72にシール材73,73を
配設した後、左右ピラー86,86の挿入凹部89,8
9を、左側壁13,右側壁114の後端に遊嵌した状態
で挿入するとともに、左側壁13・右側壁14とテーパ
ー面102,102との間に、楔部材74,74を軽く
挿入して、左側壁13・右側壁14とピラー86,86
とを仮止めする。
【0028】これにより、ベース部材を構成する前記各
ボルスター7,・・・,8,8上には、図18にも示す
ように、前壁12、左右側壁13,14、及び観音扉1
7,17を有したピラー86,86の各々が仮止めされ
てなる箱形状の荷室1を構成する周壁が形成される(要
部の断面のみ図示)。この荷室1の底部、すなわち、露
出した前記各ボルスター7,・・・,8,8上には、図
19に示すように、複数のフロア板85,・・・が車幅
方向に沿って敷き詰められるとともに、ビス151,・
・・によって、その縁部が固定され、フロア11が形成
される。そして、仮止め状態にある荷室1の周壁を形成
する各部材の結合状態を、内部より調整して形状を整え
た後、各壁12,13,14上端に、ルーフパネル42
を架橋固定して、箱状の周壁にルーフ15を形成する。
【0029】このとき、前記前壁12及び前記左右側壁
13,14は、仮止め状態に維持されているので、前記
ルーフ15と各壁12,13,14とに、位置ずれが生
じていた場合であっても、この位置ずれを容易に修正す
ることができる。このため、前壁と側壁とを結合するコ
ーナーポストの嵌合凹部の内径寸法が、嵌合される側壁
あるいは前壁の厚み寸法と一致するように設定され、組
み付け時に各部材の位置関係を正確な位置に保つ必要が
あった従来の場合ように、大掛かりな組立用治具等の設
備を予め用意する必要がない。したがって、荷室1の組
み付け作業が容易となるとともに、組み付けコストの低
減化を図ることができる。
【0030】また、前記前壁12及び前記左右側壁1
3,14は、前記ベース部材を形成する各ボルスター
7,・・・,8,8に起立した状態で固定されているた
め、組み立て時において、前記各壁12,13,14の
倒れを防止するための大掛かりな治具を用いることな
く、左右側壁13,14における上端のふらつきを防止
するアングル部材131及び左右側壁13,14と前壁
12とのぐらつきを防止するコーナーアングル材142
のみによって、各壁12,13,14の起立状態を確実
に維持することができるので、組み付け作業がさらに容
易となる。
【0031】そして、各挿入凹部58,61,89に軽
く挿入された楔部材74,・・・が強固に打ち込まれ、
各壁12,13,14が固定される。このとき、図8に
示したように、第1の挿入凹部58に挿入された前壁1
2を押圧する楔部材74の反力F1は、第1の挿入凹部
58を形成する第1の内側片57に突設された架橋部材
71を介して、第2の挿入凹部61を形成する第2の内
側片60へ向けて伝達される一方、第2の挿入凹部61
に挿入された左側壁13を押圧する楔部材74の反力F
2は、第2の挿入凹部61を形成する第2の内側片60
に突設された前記架橋部材71を介して、第1の挿入凹
部58を形成する第1の内側片57へ向けて伝達され
る。このため、前壁12を押圧する楔部材74の反力F
1と左側壁13を押圧する楔部材74の反力F2とを、
前記架橋部材71によって、互いに打ち消す方向に伝達
して、両反力F1,F2を互いに相殺することができる
ので、前記両楔部材74、74が圧入される両挿入凹部
58,61における両内側片57,60の変形を防止す
ることができる。また、図10に示したように、左右側
壁13(14)の後縁が固定される前記ピラー86の挿
入凹部89においては、楔部材74の反力F3は、大骨
格部87のテーパー面102に伝達されるように構成さ
れているが、前記大骨格部87は閉断面形状に形成され
ているため、このテーパー面102の内方への逃げ及び
変形を確実に防止することができる。したがって、これ
らの変形に伴い生じる各壁12,13の保持力の低下を
未然に防止することができる。
【0032】なお、車両走行中の荷室1の永年の振動等
により、楔部材74,・・・が抜けることを防止するた
め左右コーナーポスト51,51にそれぞれ形成された
第1の内側片57、第2の内側片60、左右のピラー8
6,86の荷室内側からドリル等により孔開けし、該両
内側片57,60、両ピラー86,86と楔部材74,
・・・とを図外のリベットビス等により固定する。ま
た、本実施の形態においては、前壁12及び左右側壁1
3,14を構成するフロントパネル26及びサイドパネ
ル41が、外壁面を形成する外板と、該外壁面より離間
して設けられた内壁面を一体に形成する内板とにより形
成されたものを例に挙げて説明したが、図20及び図2
1に示すように、外側面を形成する外板161に、内側
に突出するリブ162が起立したパネルであっても良
く、この場合においては、上下方向に長さ寸法を有した
板状の楔部材74の壁面による押圧力を、前記リブ16
2を介して、前記外板161、すなわち、各パネル2
6,41に伝達することができる。
【0033】さらに、前記の実施例では、荷室1を形成
するため、車両のベース部材を形成するボルスター7
に、左右側壁13,14を固定し、この左右側壁13,
14の前端に、予め前壁12に楔部材74,74で仮止
めしたコーナーポスト51,51を挿入するようにした
が、前記ボルスター7に固定するのは左右側壁13,1
4に限るものではなく、また、コーナーポスト51,5
1を楔部材74,74で仮止めしておくのも前壁12に
限るものではない。
【0034】例えば、前壁12の下部連結部材21をボ
ルスター7にボルト&ナット22により固定し前壁12
をボルスター7に固定しておき、予め、左右のコーナー
ポスト51,51をそれぞれ左側壁13、右側壁14の
前端に楔74,74で仮止めした状態で、前記ボルスタ
ー7に固定された前壁12の左右端にそれぞれ車両横方
向から左右側壁13,14に仮止めされた左右のコーナ
ーポスト51,51を挿入し、このコーナーポスト5
1,51を仮止めされた左右側壁13,14をコーナー
ポスト51,51を介して前壁12に組み付けるととも
に、左右側壁13,14の下部連結部材21をボルスタ
ー7,・・・にボルト&ナット22により固定し、左右
側壁13,14をボルスター7,・・・に固定すること
でも良い。
【0035】この場合、前壁12の上端の上部連結部材
31,31における支持部33に設けられたルーフ取り
付け用のボルト挿通孔132,132と後部のボルスタ
ー7との間に斜めに前壁12を支えるアングル部材を配
して、前壁12の垂直保持、右端と左端のねじれ、前壁
12上端のふらつきを防止する。
【0036】また、前壁12の左右端にそれぞれ左右の
コーナーポスト51,51を楔74,74で仮止めした
前壁12をボルスター7にボルト&ナット22により固
定しておき、この左右のコーナーポスト51,51に左
右側壁13,14をそれぞれ挿入した後、左右側壁1
3,14をボルスター7,・・・にボルト&ナット22
により固定することでも良い。
【0037】さらに、左コーナーポスト51を楔74で
仮止めした左側壁13上端とボルスター7,・・・にボ
ルト&ナット22により固定する。このあと、左側壁1
3上端とボルスター7との間に、斜めに左側壁13を支
えるアングル部材を配して、左側壁13の垂直保持、ね
じれ、左側壁13上端のふらつきを防止する。予め右コ
ーナーポスト51を楔74で仮止めした前壁12の左端
を前記左コーナーポスト51に挿入し、前壁12をボル
スター7にボルト&ナット22により固定するととも
に、前壁12と左コーナーポスト51を楔74で仮止め
する。このあと、前記同様前壁12の垂直保持、ねじれ
前壁12上端のふらつきを防止するため前壁12と後部
のボルスター7との間に斜めに前壁12を支えるアング
ル部材を配する。次に、右側壁14の前端を前壁に仮止
めされた右のコーナーポスト51に挿入し、右側壁14
をボルスター7,・・・にボルト&ナット22により固
定するとともに、右コーナーポスト51と右側壁14を
楔74で仮止めすることでも良い等、ボルスター7に固
定する壁は前壁12、左側壁13、右側壁14のいずれ
でも良いし、該壁と仮止めされるコーナーポスト51も
左右のいずれかでも良いもので、組み付けに際して大掛
かりな治具、工具等を必要としないため、組み付ける場
の広さや該設備等に応じて組み付け容易に選択すること
ができるものである。
【0038】
【発明の効果】この発明の効果は、第1に、左側壁、前
壁、及び右側壁を、左右コーナーポストに遊嵌した後
で、楔部材で固定するので、楔部材を入れる前はベース
部材に起立している壁のコーナーポストに、他の壁を挿
入することも簡単に行える。
【0039】第2に、いずれかの壁をベース部材に起立
固定させ、その起立させた壁を基準に、前述した要領
で、各壁同士を楔部材により仮止めしていく組付工法が
採れる構造なので、組付けの際の治具、工具が簡単であ
る。
【0040】つまり、コーナーポストの第1及び第2の
挿入凹部に、前壁及び両側壁の端縁を挿入するととも
に、それぞれの挿入凹部における間隙に楔部材を軽く挿
入することによって、前記前壁と、前記両側壁とを仮止
め状態に維持することができるので、前記両側壁にルー
フを架橋して荷室を形成する際に、該ルーフと各壁とに
生じた位置ずれを、容易に修正することができる。この
ため、前壁と左右側壁とを結合するコーナーポストの嵌
合凹部の内径寸法が、嵌合される側壁あるいは前壁の厚
み寸法と一致するように設定され、組み付け時に各部材
の位置関係を正確な位置に保つ必要があった従来のよう
に、大掛かりな組立用治具等の設備を予め用意する必要
がない。したがって、組み付け作業が容易となるととも
に、組み付けコストの低減化を図ることができる。さら
に、前記各壁の端縁は、前記コーナーポストの挿入凹部
に、遊嵌した状態で挿入されるように構成されているこ
とから、挿入凹部の内径寸法と前記各壁の厚み寸法とが
一致する従来と比較して、挿入作業が容易となる。これ
により、コーナーポストにおける挿入凹部への各壁の取
り付け性が向上する。
【0041】組立時において、前記左右側壁、前記前壁
のいずれか一つの壁を選択的に、前記ベース部材に起立
した状態で固定し、前記側壁の倒れを防止するためのア
ングル部材等の簡単な治具を用いる丈で、ベース部材に
固定した壁の起立状態を維持することができるのとあい
まって、左右コーナーポストと各壁との嵌合関係が遊嵌
関係にあり、挿入後、楔部材仮止め、あるいは固定する
ので、組み付け作業が容易となるものである。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同実施の形態におけるベース部材をを示す斜視
図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図2のB−B線に沿う断面図である。
【図5】図2のSC−SC線に沿う断面図である。
【図6】図1のSA−SA線及びSB−SB線に沿う断
面図である。
【図7】図1のSE−SE線に沿う断面図である。
【図8】図1のSD−SD線に沿う断面図である。
【図9】図1のSH−SH線に沿う断面図である。
【図10】図1のSJ−SJ線に沿う断面図である。
【図11】図1のSF−SF線に沿う断面図である。
【図12】本実施の形態の要部斜視図である。
【図13】両観音扉を閉止した状態における図1のSG
−SG線に沿う断面図である。
【図14】同実施の形態における荷室の組立工程を示す
要部の断面図である。
【図15】図14に続く組立工程を示す要部の断面図で
ある。
【図16】図15に続く組立工程を示す要部の断面図で
ある。
【図17】図16に続く組立工程を示す要部の断面図で
ある。
【図18】図17に続く組立工程を示す要部の断面図で
ある。
【図19】図18に続く組立工程を示す要部の断面図で
ある。
【図20】本発明の他の実施の形態の要部断面を示す斜
視図である。
【図21】他の実施の形態の要部を示す断面図である。
【図22】従来例を示す要部の断面図である。
【符号の説明】
1 荷室 11 フロア 12 前壁 13 左側壁 14 右側壁 15 ルーフ 51 コーナーポスト 52 外壁面 53 内壁面 58 第1の挿入凹部 61 第2の挿入凹部 71 架橋部 73 シール材 74 楔部材 86 ピラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のベース部材に固定して設けられた
    左側壁と右側壁と前壁及び扉等が設けられたピラーと、
    前記左側壁、前記右側壁、前記前壁、前記ピラー上端に
    架橋されたルーフとにより形成される荷室構造におい
    て、 前記左側壁、前記右側壁、及び前記前壁が、それぞれ前
    記ベース部材に、起立した状態を保持可能に固定される
    とともに、前記左側壁と前記前壁左端の間、前記右側側
    壁と前記前壁右端の間にそれぞれ左コーナーポスト、右
    コーナーポストが設けられ、 該両コーナーポストには、前記前壁端縁が遊嵌状態に挿
    入可能に形成された第1の挿入凹部と、該第1の挿入凹
    部と略90度異なる向きに前記左側壁前端縁が遊嵌状態
    に挿入可能に形成された第2の挿入凹部が設けられ、該
    第1及び第2の挿入凹部にそれぞれ挿入された前記前
    壁、前記左側壁、前記右側壁と前記第1及び第2の挿入
    凹部との間隙には、圧入された楔部材が設けられ、前記
    左側壁、前記左コーナーポスト、前記前壁、前記右コー
    ナーポスト、前記右側壁が連設されていることを特徴と
    する荷室構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010173495A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Pabco Co Ltd 車両搭載用の接着構造荷箱及びその組み立て方法

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