JP2007176193A - 補助サッシュ組み付け構造 - Google Patents

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恭司 平田
Osamu Kobayashi
修 小林
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Abstract

【課題】補助サッシュとメインサッシュとの接続部における風切り音を防止すると共に補助サッシュの組み付け作業性を向上させることができる補助サッシュ組み付け構造を提供する。
【解決手段】車両のドアに設けられるメインサッシュ31と、該メインサッシュ31に接続される補助サッシュ32と、前記メインサッシュ31と補助サッシュ32との間に設けられる可撓性のシール部材66とを有し、前記補助サッシュ32は、上端部が前記メインサッシュ31に近接する前面部61と、該前面部61のメインサッシュ31側に折曲形成される内側面部59とを有し、前記シール部材66は、前記前面部61及び内側面部59に渡って設けられる。
【選択図】図3

Description

この発明は、車両のドアに設けられる補助サッシュの組み付け構造に関する。
従来、上記組み付け構造において、補助サッシュの先端部におけるメインサッシュとの接続部にシールを設けたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−203272号公報
ところで、補助サッシュとメインサッシュとの接続部は通常は複雑な形状を有しており、該接続部における車室内外の風漏れによる風切り音を防止するべく、補助サッシュの先端部に複数のシール部材を取り付けることがあるが、この場合、部品点数が増加して補助サッシュの組み付け作業性を低下させるという課題がある。
そこでこの発明は、補助サッシュとメインサッシュとの接続部における風切り音を防止すると共に補助サッシュの組み付け作業性を向上させることができる補助サッシュ組み付け構造を提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車両(例えば実施例の車両1)のドア(例えば実施例のフロントドア2)に設けられる補助サッシュ(例えば実施例の補助サッシュ32)の組み付け構造であって、前記ドアに設けられるメインサッシュ(例えば実施例のメインサッシュ31)と、該メインサッシュに接続される前記補助サッシュと、前記メインサッシュと補助サッシュとの間に設けられる可撓性のシール部材(例えば実施例のシール部材66)とを有し、前記補助サッシュは、端部が前記メインサッシュに近接する第一面部(例えば実施例の前面部61)と、該第一面部から折れ曲がって形成される第二面部(例えば実施例の内側面部59)とを有し、前記シール部材は、前記第一面部及び第二面部に渡って設けられることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記第一面部と第二面部との間に切り欠き部(例えば実施例の内切り欠き部63)が設けられることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記シール部材は、前記第一面部の先端部に沿って折り返して設けられることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記メインサッシュと補助サッシュとの間に固定されるドアミラーベース(例えば実施例のドアミラーベース9)を有し、前記シール部材は、前記メインサッシュ及びドアミラーベースと前記補助サッシュの端部との間に設けられることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、第一面部及び第二面部に渡って一体のシール部材を設けることで、補助サッシュとメインサッシュとの接続部における風漏れによる風切り音を防止すると共に、部品点数を削減して組み付け作業性を向上させることができる。また、第一面部と第二面部との間の折れ部でのシールも可能となり、前記風切り音をより確実に防止することができる。
請求項2に記載した発明によれば、第一面部と第二面部との間に切り欠き部を設けることによって、シール部材を取り付けた際の追従性を高めてシール性をさらに向上させることができる。
請求項3に記載した発明によれば、メインサッシュと第一面部の先端部との間を確実にシールすることができる。また、シール部材のずれを防止してその取り付け状態を安定させることができる。
請求項4に記載した発明によれば、三つの部材が互いに合流し接続される補助サッシュの端部において、各部材間にシール部材を介在させることで、当該部位における前記風切り音を防止することができる。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示す2ボックスタイプの車両1は、パネル部品と車体骨格部品とを一体に接合してなるモノコック構造の車体1aを有し、その車体側部開口がフロントドア2及びリアドア12により開閉される。フロントドア2及びリアドア12は、その下部を構成するドア本体3,13及び上部を構成する窓部4,14を一体的に設けてなる。各ドア2,12の窓部4,14は、それぞれウインドウガラス5,15及びサッシュ6,16を主としてなり、各サッシュ6,16及びドア本体3,13のウエスト部(上縁部)3a,13aで囲まれる領域が、それぞれウインドウガラス5,15の昇降により開閉される。
フロントドア2及びリアドア12は、それぞれの前端側(基端側)における概ね上下方向に沿うヒンジ軸を中心に開閉する。フロントドア2のドア本体3の後部上側及びリアドア12の窓部14の後端部には、車外側からこれらの開閉操作を行うためのドアアウタハンドル7,17がそれぞれ設けられる。フロントドア2における窓部4の前端部には、ドアミラー8を支持するドアミラーベース9が設けられる。なお、図中符号18は、車体後部開口を開閉するテールゲートを示す。
図2を併せて参照し、フロントドア2のドア本体3は、その車外側(左右外側)を構成する鋼板プレス成形品であるドアスキン(アウターパネル)21と、車内側(左右内側)を構成する同じく鋼板プレス成形品であるドアインナ(インナーパネル)22とを、これらの前後縁部及び下縁部でのヘミング加工を主に一体的に結合してなるモナカ構造を有する。ドア本体3の上縁部(ウエスト部3a)において、ドアスキン21及びドアインナ22は互いに離間しており、その隙間を通じてウインドウガラス5がドア本体3内の空間(ドア内空間)に出入可能とされる。なお、ウエスト部3aには、ウインドウガラス5との間のシール用のウエストモール(不図示)が装着される。
ドア本体3の前端部(基端部)は、車体側部開口の前端部に上下ドアヒンジ23,24を介して回動自在に支持される。一方、ドア本体3の後端部(遊端部)の内側には、車体側部開口の後端部にラッチ係合可能な電動ロックユニット25が取り付けられる。この電動ロックユニット25が車体1aにラッチ係合した状態(フロントドア2の全閉状態)において、ドア本体3の遊端部が車体側部開口の後端部に支持される。なお、ドアインナ22における中央領域には、前記電動ロックユニット25及び後述のウインドウレギュレータ34等をドア本体3内に挿入するための中央開口部27が形成されると共に、該中央開口部27の前端部下方には、不図示のドアスピーカ取り付け用の開口28が形成される。
サッシュ6は、窓部4の外形を形成するメインサッシュ31と、窓部4の前端部において上下に延在する補助サッシュ32とを有してなる。
メインサッシュ31は、所定の異型断面を有するパイプ状部材に屈曲加工等を施してなり、その前後下部がドア本体3の前後端部内に上方から差し込まれて溶接等により一体的に結合される。
補助サッシュ32は、その上端部がメインサッシュ31の前端部内側に入り込むように設けられる一方、下部はドア本体3の前端部内に上方から差し込まれてボルト締結等により一体的に結合される。
ここで、ドアミラーベース9は、比較的厚い鋼板からなるプレス成形品であり、メインサッシュ31の前端部及びドア本体3のウエスト部3aの前端部を二辺とした側面視略三角形状をなし、これらメインサッシュ31及びウエスト部3aに跨って溶接等により一体的に結合される。ドアミラーベース9の後辺部は、上部が後方に位置するように側面視で直線的に傾斜しており、該後辺部には、これに沿って側面視で傾斜する補助サッシュ32の上部がボルト締結等により一体的に結合される。
補助サッシュ32は、ウインドウガラス5の前辺部を不図示のランチャンネルの前辺部を介して昇降可能に支持する前ガイドレール38として機能する。また、メインサッシュ31の後辺部31aは、側面視で補助サッシュ32と同様に直線的に傾斜して設けられ、ウインドウガラス5の後辺部を前記ランチャンネルの後辺部を介して昇降可能に支持する後ガイドレール38として機能する。
ドア本体3の略中央部には、ウインドウガラス5を昇降させる前記ウインドウレギュレータ34が配置される。
ウインドウレギュレータ34は、ウインドウガラス5の下辺部に取り付けられるキャリアプレート35と、該キャリアプレート35をウインドウガラス5と共に昇降可能に支持する昇降ガイド機構36と、該昇降ガイド機構36に一体的に取り付けられるケーブル駆動ユニット40とを有してなる。
ここで、ウインドウガラス5における略水平な下辺部は、昇降上限位置(窓部4全閉位置)にある場合でもドア本体3内に臨んでおり、該下辺部の前後略中央部には、下方に突出するガラス下突部37が形成され、該ガラス下突部37にキャリアプレート35が取り付けられる。
昇降ガイド機構36は、側面視で補助サッシュ32及びメインサッシュ31後辺部31aと同様の傾斜をなして上下に延在するガイドレール38と、該ガイドレール38の例えば前側に取り付けられるサブフレーム39と、該サブフレーム39に取り付けられる前記ケーブル駆動ユニット40とを主としてなる。
ガイドレール38及びサブフレーム39は、その上下端部が中央開口部27の上下にそれぞれボルト締結等により結合されることで、ドア本体3に固定されている。
ケーブル駆動ユニット40は、電気モータ41を動力源として上下ケーブル42,43の一方を巻き取ると共に他方を巻き出すもので、両ケーブル42,43の端部は、ガイドレール38の上下端部に支持された不図示のプーリを介してキャリアプレート35に接続され、前記電気モータ41が駆動することで、キャリアプレート35がガイドレール38に沿って昇降し、もってウインドウガラス5がガイドレール38、補助サッシュ32、及びメインサッシュ31後辺部31aに沿って昇降する。
図3,4,5に示すように、メインサッシュ31は、複数の鋼板にロール成形等を施して一体かつ所定の断面形状に形成してなるもので、その断面形状は、車内側(以下、ドア内側ということがある)を構成する中空部45と、該中空部45から車外側(以下、ドア外側ということがある)に所定量離間して設けられる板状部46と、該板状部46と中空部45との間に渡る同じく板状の脚部47とを有してなる。
中空部45は、ドア側面(概ね車体側面に相当)と略平行をなして互いに対向する内側面部48及び外側面部49と、これら両側面部における窓内側(窓部4中央側)の縁部間に渡る内周面部50と、両側面部における窓外側(窓内側と逆側)の縁部間に渡る外周面部51とを有してなる。外周面部51は、その車内側ほど窓外側となるように傾斜して設けられる。
板状部46は、ドア側面と略平行をなすもので、中空部45に対して窓外側にオフセットして設けられる。
脚部47は、中空部45の外周面部51における車内側縁部からこれと連続するように傾斜して車内側へ延びるもので、該脚部47の車内側縁部が板状部46の窓内外方向での中間部に一体に接続される。以下、板状部46における脚部47よりも窓内側の部位を内側板状部46a、窓外側の部位を外側板状部46bということがある。
中空部45の外側面部49、脚部47、及び内側板状部46aは、窓内側に向けて開放する断面コ字状の内リテーナ部52を構成し、該内リテーナ部52に前記ランチャンネルが嵌合保持される。なお、ランチャンネルは、ウインドウガラス5の前辺部に沿う前チャンネル部、上辺部に沿う上チャンネル部、及び後辺部に沿う後チャンネル部を一体的に結合してなるもので、その前チャンネル部は補助サッシュ32に、上チャンネル部はメインサッシュ31の上辺部における補助サッシュ32よりも後方となる部位に、後チャンネル部はメインサッシュ31の後辺部31aに、それぞれ窓内側から嵌め込まれて保持される。
中空部45の外周面部51における車内側縁部近傍には、窓外側かつ車外側に向けて立ち上がる外係止爪53が設けられると共に、外側板状部46bの車内側には、車内側に突出する外突出部54が設けられ、これら外係止爪53及び外突出部54と脚部47とが、窓外側に向けて開放する断面C字状の外リテーナ部55を構成する。この外リテーナ部55には、メインサッシュ31と車体1aとの間をシールする不図示のウエザストリップが嵌合保持される。
ドアミラーベース9におけるドア側面と略平行をなす板状のベース本体56は、メインサッシュ31における中空部45の外側面部49の窓内側に隣接して設けられる。また、ドアミラーベース9におけるメインサッシュ31に隣接する部位は、ベース本体56に対して車外側に変化することで断面L字状をなすベース外周部57が形成される。ベース外周部57は、メインサッシュ31における前記内リテーナ部52の開放部分を覆うように設けられている(図4参照)。
ドアミラーベース9の後辺部における車外側には、後方に向けて開放する断面コ字状をなす前記補助サッシュ32が取り付けられる。
補助サッシュ32は、鋼板にロール成形等を施して所定の断面形状に形成してなるもので、その断面形状は、ドア側面と略平行をなして互いに対向する内側面部(第二面部)59及び外側面部60と、これら両側面部における前縁部間に渡る前面部(第一面部)61とを有してなる。
補助サッシュ32の上部には、内側面部59から車内側に突出してドアミラーベース9後辺部に形成された切り欠き部を通過するスタッドボルト62が立設され、該スタッドボルト62の先端部にナットを螺着し締め込むことで、補助サッシュ32の上部がドアミラーベース9に締結固定される。
補助サッシュ32は、車内外方向でメインサッシュ31の内リテーナ部52と概ね同位置に配置される。ここで、前記ランチャンネルは、メインサッシュ31の内リテーナ部52及び補助サッシュ32の内側に概ね沿う断面コ字状をなし、その内側にウインドウガラス5の各辺部を受け入れると共に該辺部に向けて突出する弾性リップを有する。このようなランチャンネルにおいて、メインサッシュ31の内リテーナ部52に保持される部位と補助サッシュ32に保持される部位との間における車内外方向での変位が抑えられる。
補助サッシュ32は、その上端部がメインサッシュ31の内リテーナ部52内に入り込むように設けられる。
図6を併せて参照し、補助サッシュ32の内外側面部59,60の上端部は、メインサッシュ31の上辺部の傾斜に対応するべく前下がりに傾斜して設けられる。また、内側面部59の上端部は、外側面部60の上端部に対して、メインサッシュ31の中空部45を避けるべく比較的低く形成される。一方、前面部61の上端部は、内外側面部59,60の上端部に対して、メインサッシュ31の内リテーナ部52内に入り込んでその底部(脚部47)に後述のシール部材66を介して当接するべく比較的高く形成されると共に、脚部47の傾斜に対応するべく車外側ほど高くなるように傾斜して設けられる。さらに、前面部61の上端部と内外側面部59,60の上端部との間には、それぞれ所定の深さを有する内外切り欠き部63,64が形成される。
ここで、補助サッシュ32とメインサッシュ31及びドアミラーベース9との間には、例えばウレタンスポンジ等からなる可撓性を有するシール部材66が設けられる。
シール部材66は所定の長さ及び厚さを有する帯状をなし、補助サッシュ32の車内側すなわち内側面部59の外面に両面テープ等により接着され、補助サッシュ32とドアミラーベース9との間に挟み込まれてこれらの間をシールする。
このシール部材66が、補助サッシュ32の上端部近傍において、内側面部59外面側から前面部61外面側に回り込むように、かつ内切り欠き部63を斜めに横断するように捩れつつ補助サッシュ32に取り付けられる。
前面部61外面側に回り込んだシール部材66は、該前面部61の外面にも同様に接着されると共に、前面部61の上端部を上方から覆うようにその内面側に折り返し、該内面にも所定長さだけ接着された後に終端する。シール部材66は前面部61の上端部よりも幅広であり、前述の如く折り返すことで前面部61の上端部がシール部材66に包み込まれる。
この状態で、前面部61の上端部がメインサッシュ31の内リテーナ部52内に入り込み、ドアミラーベース9及びメインサッシュ31の中空部45にシール部材66を押し付けるように当接することで、補助サッシュ32の上端部とメインサッシュ31及びドアミラーベース9との間が継ぎ目無くシールされ、これらの結合部における車室内外間での空気漏れに基づく風切り音の発生が抑えられる。
以上説明したように、上記実施例における補助サッシュ組み付け構造は、車両1のフロントドアドア2に設けられるメインサッシュ31と、該メインサッシュ31に接続される補助サッシュ32と、前記メインサッシュ31と補助サッシュ32との間に設けられる可撓性のシール部材66とを有し、前記補助サッシュ32は、上端部が前記メインサッシュ31に近接する前面部61と、該前面部61のメインサッシュ31側に折曲形成される内側面部59とを有し、前記シール部材66は、前記前面部61及び内側面部59に渡って設けられるものである。
この構成によれば、前面部61及び内側面部59に渡って一体のシール部材66を設けることで、補助サッシュ32とメインサッシュ31との接続部における風漏れによる風切り音を防止すると共に、部品点数を削減して組み付け作業性を向上させることができる。また、前面部61と内側面部59との間の折れ部でのシールも可能となり、前記風切り音をより確実に防止することができる。
また、上記補助サッシュ32組み付け構造においては、前記前面部61と内側面部59との間に内切り欠き部63が設けられることで、前面部61と内側面部59とにシール部材66を取り付けた際の追従性を高めてシール性をさらに向上させることができる。
さらに、上記補助サッシュ32組み付け構造においては、前記シール部材66は、前記前面部61の先端部に沿って折り返して設けられることで、メインサッシュ31と前面部61の先端部との間を確実にシールすることができる。また、シール部材66のずれを防止してその取り付け状態を安定させることができる。
しかも、上記補助サッシュ32組み付け構造においては、前記メインサッシュ31と補助サッシュ32との間に固定されるドアミラーベース9を有し、前記シール部材66は、前記メインサッシュ31及びドアミラーベース9と前記補助サッシュ32の上端部との間に設けられることで、三つの部材が互いに合流し接続される補助サッシュ32の上端部において、各部材間にシール部材66が介在することとなり、当該部位における前記風切り音を防止することができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば、ドア本体3のドアスキン21やドアインナ22と一体形成されたサッシュを有するドアに適用してもよい。また、補助サッシュ32がドアミラーベース9の車内側に取り付けられる構成であったり、補助サッシュ32の外側面部60にも渡ってシール部材66が設けられる構成であってもよい。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、フロントドア2に限らずリアドア3にも適用できることはもちろん、該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例における車両の側面図である。 上記車両の右フロントドアを車内側(左側)から見た側面図である。 上記右フロントドアの窓部前端部を車外側(右側)から見た側面図である 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 上記右フロントドアの補助サッシュ上部の斜視図である。
符号の説明
1 車両
2 フロントドア(ドア)
9 ドアミラーベース
31 メインサッシュ
32 補助サッシュ
59 内側面部(第二面部)
61 前面部(第一面部)
63 内切り欠き部(切り欠き部)
66 シール部材

Claims (4)

  1. 車両のドアに設けられる補助サッシュの組み付け構造であって、
    前記ドアに設けられるメインサッシュと、該メインサッシュに接続される前記補助サッシュと、前記メインサッシュと補助サッシュとの間に設けられる可撓性のシール部材と、を有し、
    前記補助サッシュは、端部が前記メインサッシュに近接する第一面部と、該第一面部から折れ曲がって形成される第二面部と、を有し、
    前記シール部材は、前記第一面部及び第二面部に渡って設けられることを特徴とする補助サッシュ組み付け構造。
  2. 前記第一面部と第二面部との間に切り欠き部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の補助サッシュ組み付け構造。
  3. 前記シール部材は、前記第一面部の先端部に沿って折り返して設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の補助サッシュ組み付け構造。
  4. 前記メインサッシュと補助サッシュとの間に固定されるドアミラーベースを有し、前記シール部材は、前記メインサッシュ及びドアミラーベースと前記補助サッシュの端部との間に設けられることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の補助サッシュ組み付け構造。

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